| {"novel_id": "n0001dl", "chapter": 12, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0001dl/12/", "title": "第9話 (非)日常2", "content": "「やっぱり何かあったんじゃないか?」\n\n俺は少し焦っていた。\nそれというのもカエデとゼンの2人とはぐれてしまい、未だに合流できていないからだ。\nカエデはもとよりゼンだって実力者だ。万が一はありえないかもしれないけど、はぐれること自体が早々あるもんじゃない。\n\n「どうだろう…でもウチらよりも強い2人だから、心配ないんじゃないかな……」\n\n「そうは言っても、こんな長いこと合流できないのはおかしくないか?」\n\nそうなのだ。カエデには言語理解の能力もあるわけだから、たとえはぐれてもすぐにこちらを見つけられると思うんだ。\nカエデのお母さんのユズハさんが昔、狩りのときに死にかけたこともある。\nもし万が一ということがあったらと思うとゾッとしない。\n\n「そ、それはそうだけど……で、でもほら、ゼンさんにもらった首飾り!あれでウチらが見つけづらくなってるんじゃないかな?」\n\nコサメは片目を瞑りながらそう言う。今コサメは2人の捜索のために式神を飛ばして、その視界と自分の視界を共有しているのだ。\n\n「なるほど……じゃあこれを外せばカエデは俺を見つけられるのかな」\n\n俺がゼンからもらった首飾りに手をかけたときだった。\n\n「あっ……」\n\nコサメが声をあげた。\n\n「どうした!?見つけたのか!?」\n\n「え、えと、うん、見つけたよ…2人とも一緒に、ウチらの方に向かってるみたい……」\n\nコサメの言葉はどこか歯切れが悪かったけれど、2人が見つかったことは確からしかった。\nホッと一息ついて、胸に安堵が広がるのを感じる。\nもしカエデに何かがあったらと思うと……\nそうしているうちに草木が掻き分けられる音が聞こえてきた。\nそちらを見ればカエデとゼンが姿を現わす。\n\n「カエデ!それにゼンも……どこ行ってたんだよ!心配したんだぞ!」\n\n俺がそう言うと、カエデは申し訳なさそうな、どこか歯切れの悪い顔をした。\n\n「ええと、いや、悪い……それはその……」\n\nそこでカエデは肩をビクリとさせると、恨めしげに隣にいたゼンを見上げた。\n何かあったのだろうか?そのあと再び俺の方に顔を戻すと、カエデはゼンの隣を離れて早歩きで俺の元に来た。\n\n「悪い…ちょいと催してな……すぐ戻れば問題ないと思ったらお前らのこと見失ってた……ごめん」\n\nカエデらしくないしおらしい態度にドギマギしてしまう。大きく開かれた胸元に見える谷間と双球にはしっとりと汗が滲んでいてどこか色っぽい。\n\n「…ゼンは私のこと探しに来てたらしくてな……すぐ合流したけど結局あいつもお前らとはぐれててな……ま勝手に行動した私の落ち度だ……」\n\nカエデは目を伏せ、足をもじもじとさせながら言った。\nカエデってこんなにいじらしい態度をとるやつだったっけ?\nもっとこう、割と俺は悪くないを地で行くタイプだと思ってたんだけど……\nカエデの今まで知らなかった一面に俺はよりドギマギを強くしてしまう。\nやっぱりユズハさんのことがあるから、こういうことには敏感なのかな……\n\n「い、いや、カエデが無事でよかったよ…うん、それで充分!」\n\n俺の言葉にカエデは俯き気味のまま上目遣いでこちらを見る。\n\n「ほんとに…?」\n\nカエデのそんないじらしい姿に俺は頰が熱くなるのを感じてしまう。\nか、かわいすぎる……\n\n「ほ、ほんとに!」\n\nカエデは俺の言葉に嬉しそうにはにかむ。\nそこにゼンがやってきた。\n\n「ったく…お熱いところを見せつけてくれるねぇ」\n\nゼンが言葉を発するとカエデはすぐに不機嫌そうな顔になった。やっぱりカエデはゼンのことが嫌いなんだなぁと苦笑してしまう。\n\n「うるせえ!ていうかお前もお前だ!お前がソーマとコサメに声をかけてたらこんなことにはだな…」\n\nカエデがぐちぐちとゼンに食ってかかり始めた。\nまあなんにせよ、カエデが無事で本当によかった……\n\n\n\n\n\n\n今俺は自分の家で、狩りで仕留めた獲物たちの血抜きや、今晩の飯の下ごしらえなんかをしていた。\nすでに日は沈みかけている。\n\n「〜〜♪」\n\n鼻歌を歌いながら肉を捌く。\n今日は色々あったがまあいい日だった。ソーマに心配してもらったり無事を喜んでもらえたり。\n元男としてそこで喜ぶのはどうなんだ?とか思わなくもないけど、まあいいだろう。\n嬉しいことは嬉しいのだ。\n\nヌッと俺の後ろに大きな影がやってきた。\n\n「飯はまだだぞー」\n\n俺がそう言ってもその影は何も言わず、そしてどくこともしなかった。\n後ろから大きな太い腕が伸びてきて、俺の大きく開いた襟元の中に腕を滑り込ませ、おっぱいをグニュリグニュリと揉みしだいてきた。\n\n「ん…ぁ、ちょ…手元が狂うだろぉ…やめろよぉ……ゼン」\n\n俺の言葉も聞かず、ゼンは無遠慮に俺のおっぱいを揉みしだく。\n大きなそれがグネグネと形を変える。どこかもどかしい快感が感じられ始めた。\n俺は目を閉じ、手を動かすのをやめ、ゼンの厚い胸板に体重を預ける。\n\n「ん…ん…ぁ、そこ……あっ…ね、さきっちょ…ギュって、ギュッてして…んぁっ、それ!ぁ、いい!それ、いいのっ……ん……ゼン…ゼン…もっと……ぁ…」\n\nゼンのその大きな掌の動きに身を委ねるように、快感に感じ入る。\nゼンはすでに裸らしく、その大きく反り返った怒張が俺のお尻側の裾をめくり上げ、お尻の割れ目にスリスリと擦りつけられている。\n俺も自分から腰を上下に揺らし、ゼンのおちんちんを尻コキする。\nしばらくそうして、互いの体を密着させながら互いの官能を高め合う。\nそしてどちらからともなく向かい合い、俺はゼンの首に両腕を回し、両足をゼンの腕に抱え込まれる。\n抱き上げられてすぐ、おまんこにゼンの大きなおちんちんあてがわれる。\nすでに俺のおまんこは餌を前にした犬のようにダラダラと愛液を垂れ流し、早く早くと膣口をパクパクさせていた。\nもはや料理も、ソーマのことも頭になく、あるのはゼンとのセックスのことだけだった。\nズプププププ、とおちんちんがおまんこの中に侵入してくる。\n\n「んはぁぁぁあっ」\n\n背中が仰け反り、思わずといった感じに熱い吐息が漏れる。\n自分の体重が乗っているからか、普段よりも深く、しっかりと貫かれている気がした。\n亀頭が子宮口を突破しようとグイグイ食い込んでいるようにすら感じる。\n\n「動くぞ……」\n\nゼンのその言葉とともに俺は上下に揺さぶられ、さらにゼンの腰が大きくグラインドする。\nパァン、パァンと肉体が打ち付け合う音に合わせて愛液が弾け、床に染みを作る。\nおまんこ、そしてその奥から全身に伝わる快感は俺に呼吸すら忘れさせるほど激しい。\n\n「んっ、あっ、あっ、あっ、あん!んん、は、は、は、ぁ、すごぃ、もっと、これ、あ、あ、あ、おまんこ、おかしく、おかしくなっちゃ、あ、あん、あん、あっあっあっ……ッ!」\n\n軽い絶頂が幾度も俺の体を突き抜ける。\nぐちゅ、ぐちゅ、とはしたない音が自分の股間から鳴り響く。\n亀頭が子宮口に食い込み、キュポン、と離れるたびに視界がパチパチと明滅する。\n\n「ふ、ふ、ふ……ひ、ひひ…………どうだ……イイか?イイんだろお?こんなにも締め付けて、ぐしょぐしょだもんなあ?」\n\nゴンゴンと突き上げられながらそんなことを言われてしまえば、俺は羞恥と快感に嬌声を上げるしかなくなる。\n身体に合わせてブルンブルンと揺れる自分のおっぱいにより官能を煽られる。\nゼンの太い首に回した両腕に力を入れて、身体をゼンの身体に密着させる。\nその筋骨隆々な身体に安心感と興奮を覚えながら、より感じるためにおまんこに意識を向ける。\n\n「んぉ、ぉ、ぉ、ん、ぁ、イイ、イイ、ズポ、ズポって、あ、あ、あ……」\n\nおまんこがおちんちんからザーメンを絞り出そうとうねうねと蠢く。\nこれにはゼンのおちんちんもたまったものではなかったらしく、ビクンビクンと大きく脈動する。\n\n「ぉおう……さすが、カエデのエロスケべまんこだ……へへ…たまんねえぜ…」\n\nより腰使いが激しくなるゼン。\n俺はゼンの身体に縋り付きながら、その首元にまた口づけをする。\n\nちゅっ、ちゅぱ、ちゅっちゅっ\n\n何度も何度も吸い上げて、おねだりするように、甘えるように舌を這わす。\n\n……ね、ね、ビューってして?おまんこに、ビューって……\n\n俺のそんな気持ちが伝わったのか、ゼンのおちんちんが俺の中でムクムクと大きくなる。\nそれまででもおまんこの中をいっぱいにしていたのに、よりミチミチッとおまんこが拡げられる。\n\n「あ!あ!あ!あ!すごっ、また、大きくっ、んひぃ!あ、あ、あ、コレェ、凄すぎっ、あ、ああっ!」\n\n前後不覚になりもはや快感が最高潮に達しようというそこで、ゼンは腰使いを弱める。\n\n「あぁっ、なんで、なんで、あとちょっとなのに、ね、ね、おねがい、うごいて、ね?ね?」\n\n俺が両足をゼンの腰にギュッと巻きつけ、腰を自分からグネリグネリと動かしておねだりしてもゼンは動きを激しくしてくれない。\nグニュ、グニュと子宮口が押しつぶされても、その快感が俺を深い絶頂に連れて行ってはくれない。\nそこでゼンが口を開いた。\n\n「ひひ、おい、イきてえのか?膣内に出して欲しいのかよ?」\n\n下卑た笑みを深くしながら俺に問いを投げかけてくる。\n俺はこの先にどんな問答があるか半ば予想がついたけれど、もはや止まらなかった。止まれなかった。\n\n「イきたいぃ……膣内ぁ……ゼンのドロドロザーメンでいっぱいにしてほしいぃ……」\n\n俺は腰をくねらせて、上目遣いに媚びるようにゼンを見上げながらはしたなくおねだりする。\nソーマにだって、こんなおねだりしたことなかった。そもそも、ソーマにはおねだりさせてたのだけど…\n\n「ひひひ…そうかそうか……イかせてほしいんなら、わかるな?……ソーマとのセックスと、俺とのセックス、どっちがイイか、答えてもらおうじゃねーか」\n\nドクンと胸が鼓動する。ゼンがますます笑みを深くする。\nおまんこがキュッキュッとおちんちんを締め付けたのがわかった。\nこれを言ってはいけない。言ったらひどい裏切りだ。\nそうわかっていても、いや、わかっているからこそ、俺の興奮は留まることを知らずに俺の身体を昂ぶらせる。\n愛液が今までにないほどバシャバシャと漏れ出る。\n俺はゼンを上目遣いで見上げたままだった。興奮で次第に呼吸が浅く、早くなる。\n口の端から唾液が溢れる。\nしばらくゼンと見つめ合うと、俺はゴクリと唾を飲み込んだ。\n口角が吊り上る。きっと今俺はひどくはしたない笑みを浮かべてる。\nでも仕方ないのだ……今から発してしまう言葉を言う自分に、俺は最高潮に興奮していた。\nわななく唇から、ゆっくりと、言葉が発される。\n\n「そ、ソーマよりぃ……ソーマよりゼンのセックスのほうがいい!全然気持ちいい!!ゼンのおちんちんのほうが何倍も気持ちいいのぉ!!ぶっとくてぇ!長くてっ、ガチガチのおちんちん!!すごいのっ、ソーマのよりずっとずっとすごいのぉっ!!だからっ、突いてっ、ガンガンしてっ、気持ち良くしてっ、ザーメンビュービューしてぇ!!!!」\n\nズパァン!!\n\n俺の言葉とともにゼンの腰が激しく打ち付けられる。\n\n「んぉぉ……ぉ……」\n\nあまりの背徳感に、あまりの衝撃に、あまりの快感に、俺は気を失いかけるほどの絶頂に押し上げられる。\n舌を突き出しながら上を向き、白目を剥きそうなほどに目を剥く。\n\nズパァン!ズパァン!ズパァン!\n\n何度も、何度も打ち付けられるゼンの腰。\nその度にブシャア!っと潮を吹く俺のおまんこ。\nどんどんと早くなる腰の打ち付けに、ゼンの限界が近いことを知る。\n\n「んぉ、お、お、お、んんっ、おほっ、ちょ、ま、おおん!?あっあっあっあっあっ、イグ、イ゛っちゃうっ、も、ダメ、イグイグイグ!イ゛ッッッグウウウゥゥゥッッ!!」\n\nドッビュルルルルルルルッッ!!\n\n激しい射精により胎の中をゼンに染められながら、俺は今まで経験したことのないほどの絶頂を迎える。\n子宮の中でザーメンが、精子が暴れまわり、俺を孕ませようと縦横無尽に駆け回る。\n今度こそ白目を剥き、歯を食いしばりながら身体の内で暴れまわる快感に感じ入る。\n\nプシャァァ………\n\nあまりの快感に俺はゼンに向かって放尿してしまう。\n自分の家の台所に自分の尿が滴るのをどこか他人事のように認識する。\n\nゆっくりと床に身体を下される。\n目の前には全く衰えを見せずに屹立したおちんちん。\n俺はためらいもなくそれにむしゃぶりつく。\nおまんこに自分の指を2本突っ込み、激しくいじりまわす。\n目線はゼンの顔へ。\nその目はまだまだこの情事が続くことを如実に物語るほど情欲に濡れている。\nそしてきっと俺も同じ目をしていた。\n\nジュルッ、チュパ、レロォ、ジュルルッ、チュ、チュ、ジュポッジュポッ……\n\nその日、俺とゼンの夜は非常に長かった。\n\n\n\n\n\n\n\nある日いつもの3人で狩りに出かけたときだ。\n\n「村の外に出たい、冒険者になりたいって、そう思うんだ」\n\n目の前でソーマが神妙な顔つきで言った。\n俺にとってこの言葉は別段驚きに値するものじゃなかった。\nこの前珍しく行商人がやってきて、そいつに外の話を聞かされてからソーマがよく物思いにふけっているのをよく見かけた。\nソーマの中の何がそんなに外への魅力を感じさせたのかわからないけど、まあ外に行くこと自体は悪いことじゃないと思う。\n\n「いいんじゃねーの?鬼人族の一生は長いわけだし」\n\n鬼人族で村の外に出るやつは確かに珍しいけれど、決してゼロではない。\n行商人のおっさんの話じゃあ、外に出た鬼人族は皆、かなり高名な冒険者になってるらしいし。\n\n「ほんとに!?えと、その、カエデはついてきてくれる…?」\n\n不安げにこちらを伺ってくるソーマ。\n可愛い…じゃなくて、全く、こいつはあのときの言葉を忘れちまったのか?\n\n「『ソーマが行くなら行くぞ』って、言ったろ。行くさ。お前が行くなら」\n\nその言葉に、ソーマはパァっと顔を明るくする。\nすぐにコサメの方を向くと、コサメにも一緒に行くかと尋ねた。\nコサメは精一杯背伸びするように身を乗り出して言った。\n\n「行く!行きたい!ウチだけ置いてけぼりなんてやだもん!!」\n\nコサメの腕をブンブンと振って主張する様があまりに可愛らしいのでにやけてしまう。\nいかんいかん、こやつのあざとさに騙されてはいかんぞ。\nソーマは相も変わらず嬉しそうにコサメの言葉にウンウンとうなづいている。\n正直、よくもまあこいつはコサメの可愛らしさにコロッといかないもんだなぁ、と思ってしまう。\nホモかな?なーんてね。\n\n「なら決まりだな!えーと、そうすると……」\n\n「まずは、村の中央の方に報告だな。役目を抜けるわけだし……思い立ってすぐに、ってわけにはいかないだろ」\n\n「そ、そっか、そうだよな…」\n\n一転、少し不安げな表情になるソーマ。\n俺が肩を叩きながら、自分も一緒に報告に行くことを伝えれば、コサメもまるで小学生が発言を求めるように片手を挙げながらウチもウチも!と主張する。\nすぐにその場はこれからの期待感でウキウキとした雰囲気に包まれる。\n\n\nそんな中、俺は考える。\n\nー……ああ………そろそろ……\n\n「…そろそろ……潮時だな……」\n\n「ん?カエデ、なんか言った?」\n\n「んーん、なんでもないよ」\n\nー…そう…なんでもないよ………ソーマ……", "preface": "お待たせしました。エタったと思った?\n\n夏休みは暇だろうからと書き始めたのに、夏休みの方が忙しくて書く時間が取れない。\nおかしいなぁ……", "afterword": "次で村編最後。\n村編の後は番外編とかを旅編の前に挟もうかなと思ってるよ。\n今んとこ考えてるのは\n\n・村編Ifルート\n・コサメちゃん!メインキャラですよ!\n\nの2本。\n\n\n今後の展開についての感想が多かったので改めて書きますが、自分の一番最初の活動報告にこの作品の展開に関するプレイ内容とか諸々について書いてます。現時点に至ればそれほどネタバレ要素も多くないと思うので、よかったら覗いてみてください。\n\n感想・批評お待ちしております。"} |
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