Krixter/Repo / n0001dl /13.json
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{"novel_id": "n0001dl", "chapter": 13, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0001dl/13/", "title": "第10話 旅立ち", "content": "ズニュ、ズニュ、とゼンのおちんちんが俺の鷲掴みにされたおっぱいの間に挿入を繰り返していた。\nさながらおっぱいまんこと言うべきか、正面からゼンの立派なおちんちんが俺のでかパイの間に挿入されてその姿を隠し、ゼンの腰が引かれればその姿を現わす。\nその逞しいものを俺が感嘆のため息をつきながら見つめていた時だった。\n\n「明日、ソーマの野郎たちと、村の外に出るっつーのはほんとか」\n\n「んぇ?……ああ、うん、そうだよ」\n\n俺はゼンのおちんちんの動きに浸っていて反応が遅れてしまった。\nすでにソーマとコサメの2人と村の外に出ると決めてから1週間ほど。\nそのための手続きというか、調整のようなものは意外なほど早く終わった。\nなんでも、うちの村はそもそも村の外に行ってはいけない、とかの方針はなく、行きたいなら行けばいい、というスタンスだったらしく。\n神祖返りの俺が出るのは少し渋られたけど、まあいつか戻ってくるだろうから、と話したらオッケーが出た。\nそんなこんなで明朝出発という日の晩、もはや見慣れた光景となった俺の家でのゼンとの夕食の後、今はまた情事に耽ろうというタイミングだった。\n\n「どうしてもか……そうだな、俺が奴らの首飾りを爆破するって言ってもか?」\n\nどこか必死なゼンの様子に苦笑が漏れる。\n\n「そんなことしたら、俺がお前をぶった斬るよ」\n\nゼンが腰の動きを止める。いつもの下卑た笑みはその顔にない。\n俺は動きを止めたゼンに代わって、自分でおっぱいを掴んでゼンのおちんちんをパイズリでしごく。\n先走りでぬらぬらなそれに唾液を垂らし、さらに滑りを良くする。\n\n「く、……くそ、なんでだ……俺たちはこんなにも……」\n\nこんなにも、なんだろうか?\n俺は普段とは違うゼンの様子がどこか可愛らしく思えてしまう。\n\nいや、こんな大男に可愛いって……\n\nぼんやりとそう思いながらも、その引き止めようと必死な、どこか不安げなゼンを可愛さ余って少し愛おしく思ってしまう。\n俺は立ち上がってゼンの胸を押し、ベッドの方へ誘導する。\nゼンの家のベッドとは違い、俺とゼンが並んで寝るには少し狭いそれ。\nかつてはソーマと愛し合ったそれに、自らゼンを誘導し寝そべらせる。\n横になったゼンの腰を跨ぎ、腹に付かんとするほど反り返ったおちんちんを掴み、ベッドと垂直にもたげさせる。\n\n「ん……今日は私から入れるね?」\n\nおちんちんを自分の割れ目にあてがう。\n自分から入れるには大きすぎるそれの存在感はそれだけでも圧倒的だった。\n胎を貫かれる期待感で愛液がダラダラと漏れ出ておちんちんを濡らす。\n\nグプ……\n\n亀頭の先が膣口に沈む。\nそのままゆっくりと腰を下ろしていく。\nグポリ、と膣口がカリ首を飲み込んだ。\n\n「ぁ…おっき……」\n\nそこで一旦腰を止める。\n入り口の締め付けに反応したおちんちんがビクンビクンと脈打つ。\n\nグプ、グプ、グプ…\n\nそのまま奥まで入れずに亀頭のみをおまんこに出し入れする。\n\n「ぅ……お……か、カエデ……」\n\n珍しく余裕のないゼンの声に思わず笑みを深めてしまう。\nゼンの腕をとりおっぱいに導く。ゼンはもどかしい快感に耐えるように俺のおっぱいをぎゅっと握り込んだ。\n\n「ん、ぁ……ふふ…」\n\n膣口付近が訴える快感と、おっぱいからもたらされる快感に陶酔する。\nゼンを見下ろす俺の顔はかなりいやらしいものだろう。\n次第に俺のおまんこの奥がキュンキュンと発情してくる。\nより愛液を分泌し、膣壁がおちんちんを飲み込もうとぐねぐね蠢く。\n\n「た、頼む…奥まで……」\n\nゼンがおっぱいを揉みしだきながら懇願した。\n\nいかんなぁ……すごくかわいいぞ……なのにたくましいとか……\n\nぎゅっとおまんこが収縮する。\n胎の奥から沸き起こる衝動に俺は身を任せて、身体を一気にストン、と落とした。\n\n「んぃぃ……かはっ……」\n\n巨大なおちんちんにおまんこいっぱいに貫かれ、子宮をグニュウっと押し上げられた瞬間に俺は顔を上げて絶頂を迎える。\nあまりの衝撃と快感に一瞬呼吸を忘れてしまうほどだった。さらにそのおちんちんの熱さがその存在感を強調する。\n俺はゼンの腹に手をつくと、腰を前後に小刻みに振り始める。\n子宮口がクニクニと亀頭に刺激され、腰を中心に甘い快感が広がる。\nそれに反応して膣が収縮してグニグニとおちんちんを刺激した。\n\n「ぅ、ぉお……」\n\nゼンが快感に呻き声を上げる。\n俺も快感に思わず顎を引いて腰を振るのに夢中となってしまう。\n\nグニグニ、クチュクチュ\n\nおまんことそこに埋まるおちんちんにだけ集中する。\n気持ち良さに口角が吊りあがりよだれが垂れる。\n\n「ん、ふぅ……ん、ん、ぁ、ぃぃ……」\n\nおもむろにゼンが俺の腰をむんずと掴む。\n俺はひゅっと息を飲む。それが紛れもなく、ゼンの下からの突き上げの前触れに他ならなかったからだ。\n期待感が胸を焦がす。\nズン!とゼンの大きなおちんちんが俺の子宮を突き上げた。\n\n「んぁああん!」\n\n腹に立てていた腕が離れ背中がのけぞる。\n続けざまにゴンゴンと突き上げられ、おちんちんが子宮口を押し拡げる。\n\n「ああ!あ、あ、あ、イイっ、あん、あっ、あっ、あっ」\n\n突き上げられるたびにクポ、クポと子宮口が亀頭を咥え込むのがわかってしまう。\nおまんこがジュブジュブと愛液を吹き出しながらそのおちんちんを受け入れる。\n俺は脱力していた足を立て、ガニ股になって腰をゼンの動きに合わせて上下に振り始める。\nいっそ滑稽なほどおっぱいがブルンブルンと揺れた。\n\n「ぉ、お、お、お、ん、んぉ、おっ、ああっ」\n\nズルッとおちんちんが抜かれ、そしてまた突き入れられる。\n俺のおまんこが抜かれる時は決しておちんちんを離すまいとギュッとしがみつき、突き入れられる時はもっともっと奥にとグネグネ蠕動しておちんちんに絡みつく。\n\nパン、パン、パン、パン、パン、\n\n互いに言葉もなくひたすら交接による快感を貪る。\n激しい腰使いにより汗と愛液が弾ける。\nおまんこから脳天に快感が迸り、その快感を得ることしか考えない。\n子宮とおまんこのヒダヒダから得る快感がどんどんと強く、そして激しくなる。\nグツグツと絶頂が迫る。\n\n「ん、ん、ん、ぁあ、ああ、く、るぅ、きちゃうっ、すごいのくるっ……あ、あ、あ、ああああっ」\n\n強烈な快感が弾け、腰がビクビクビクンッと痙攣した。\nおまんこが見境なくぎゅうぅっとおちんちんを抱きしめて離さない。\n腰がビクン、ビクンと痙攣して止まらない。\n立てていた足を崩し上半身を前に倒す。\nゼンの身体に肘をつき、腕の間と、俺の胸板とゼンの胸板に挟まれたおっぱいがむにゅんと形を変えその大きさを強調する。\n俺はゼンと目を合わせ、にへらと笑う。\n\n「え、えへへ……イっちゃった……」\n\nゼンのおちんちんがビクンと脈打つと、ゼンがガシリと俺のお尻を掴む。\nそして一気に腰を突き上げ、同時に俺の腰を自分の腰に打ち付けた。\n\n「んぉおお!?」\n\nその衝撃に視界が明滅し、おまんこがビシャッと潮を吹いた。\n何度も何度も腰と腰が打ち付け合わされる。\n身体がバラバラになってしまうような衝撃と快楽が体を突き抜ける。\n\n「くそ、くそ、ちくしょうっ、俺が、俺の方がっ、あんな軟弱野郎よりっ、くそっ、くそぉっ」\n\n「お、お、お、おんっ、んぃい!あ゛、あ゛、あ゛、んんんっ、ああぁ、おっ、おっ、んひっ」\n\n俺はあまりの快感にゼンが何を言ってるのかも判別できなかった。\n何とか呼吸するのが精一杯で、あとはひたすら暴力的な快感に振り回されるだけだった。\n絶頂を迎えてすぐ次の絶頂に襲われる。まさに快楽地獄の只中にいた。\n\n「おら!おら!アホ面さらしやがって!このっ、くそっ、ぐ、射精すぞ!射精すぞっ!」\n\nゼンの腰の動きが加速する。\n俺はただゼンの腰に揺さぶられるまま、ゼンの厚い胸板にすがりつくことしかできない。\nゼンが俺の腰を強く自分の腰に押し付ける。\nズポン、と亀頭が子宮口を突き抜け子宮に侵入する。\n\n「んぁあああああああッッ」\n\nわけのわからない衝撃が俺の胎を襲う。だけど快感に狂わされた俺の身体はそれも快楽として受け取ってしまう。\n\nビュルルルルルッ、ビュルルル、ビュッ、ビュー!\n\n子宮の中に直接ぶちまけられるザーメン。\nその激しさが俺をさらに狂わせる。その熱さがさらに俺を昂ぶらせる。\n\n「まだだっ、まだ!こんなもんで終われるかっ」\n\nゼンは間髪入れずに俺の身体を抱えて、互いの身体の位置を入れ替える。\n下になった俺は意識が混濁した中無意識に腕をゼンの太い首に回し、胸板に舌を這わした。\n何個目になるかわからないキスマークを意識せずに刻もうとする。\n両脚を腰に強く巻きつけ、腰の密着を決して放そうとはしない。\n\nグチュン!\n\nそのままゼンが腰を勢い良く押し込む。\n声にならない嬌声が喉から漏れる。\n\nグポ、ヌプン、グポ、ヌプン、\n\n子宮口をカリの大きく張った亀頭が繰り返し通り抜ける。\n痛みなのか快感なのかも判別がつかないほど混濁した意識が、ゾワゾワと背筋を駆け上る何かを捉える。\n俺はそれに反射的に腰に回す脚の力を強くする。\n\n「このっ、このっ、俺のものにしてやるっ、この身体をっ、俺だけのっ、あんな野郎には渡さねえ、渡してたまるかっ、このっ、このお、俺の形にっ、ぐっ、おら、おらっ」\n\n「んん!んぉおっ、ん、ん、ん、ぁあ、は、は、あ!ん、んっ、ぉ、お、おっ」\n\nゼンの身体に吸い付いている俺はくぐもった獣のような嬌声しか出せない。\n膣は痙攣し腰もガクガクと震えるのみ。\nゼンに押しつぶされるように責められる。\n\nそして、心なしか、亀頭の出入りする位置が低く感じた。\n\n「ひ、ひひひ、おい、わかってるか、カエデ、おい、聞いてんのか、子宮、下がってきてるぜ、そんなに、俺の子種が、欲しいか、おい、へへ、このまま、全部俺のもんにしてやる、逃がさねえぞ、逃がさねえ、おら、おら、気持ちいいか、ええ?そら、また射精してやる、下がった子宮で受け止めろっ」\n\n「んんんんん!?あー、あー、んひぃっ、あ、お、お、お!?」\n\n再び子宮に直接注がれるザーメン。もう俺は何が何だかわからず、ただ快感に喘ぐだけだった。\n\n「勝手に休むんじゃねえぞ、まだ、まだ、出したりねえんだ、お前の中を俺のでいっぱいにしてやる、覚悟しやがれ、一生忘れられなく、してやる、お前が誰のもんか、身体に教えてやるっ」\n\n\n「そら、また子宮内に直接注いでやる、しっかり飲み干せ!」\n\n\n「ふっ、ふっ、ふっ、へへ、ぐちゃぐちゃにしてやるからな、嬉しいだろ?俺の専用にしてやるんだからな、そうら、またイけ、イけ!」\n\n\n「なんだ?へばってんのか?休ませねえぞ、ひひ、嬉しそうにしやがって、いい子だ、へへ、射精すぞ!」\n\n\n「おらっ、おらっ、なに?限界?そんなこたねえだろ、てめえの穴はもっともっとっておねだりしてるぜ、よし、イけっ!」\n\n\n「ふー、ふー、いいぞ、最高だ、よし、もう一回言ってみろ、お前は誰のもんだ?……よしよし、いい子だ。ご褒美にイかせてやる……ひひ、嬉しょんしやがって、そんなに嬉しいか、よし、ほれ、イけ、イけ!!」\n\n\n\n\n\n\n\n「射精すぞ」\n\nその言葉とともに、また俺のお腹の中が熱くなった。\nゼンと恋人繋ぎで繋がっている両の手をぎゅっと強く握る。\n俺の子宮はザーメンを美味しそうにごくごく飲み干す。だけどもう俺のおまんこはゼンのザーメンでいっぱいだったからブクブクと結合部からザーメンが漏れ出てしまった。\nすでに朝日が頭を出し始めている。一睡もせず、一晩中俺はゼンに抱き潰されてしまっていたらしい。\n\n「ふぅぅぅ………さすがにもう射精ねえ………」\n\nゼンがどかりと俺の隣に横になる。\n狭いベッドだから俺とゼンは自然と密着するように隣り合わせで寝そべっている。\n互いに向き合うように寝そべる。\nすっぽりと俺はゼンの懐の中に納まり、ゼンの腕が背中に回される。\n\nプシャァァ\n\nそれだけで俺は潮を吹き膣口をひくつかせた。\n\n「カエデ……」\n\nゼンに呼ばれて俺は上を向いた。\n\n「お前は誰のもんだ」\n\n俺はその問いに、この夜何度も言ったその言葉で返した。\n\n「かえではぜんのものです」\n\nビュッビュッとおまんこから愛液が吹き出した。\n\n\n\n\n\n\n\n\n今日は待ちに待った村の外に旅に出る日だ。\n一週間ってのは早いようでとても長く感じた。\nそれだけ待ち遠しかったんだろうけども、その一週間よりも、俺はたった今経験した時間の方が長く感じた。\nそれというのも………\n\n「まあ、そう都合よく寝坊癖は治らないよなぁ……」\n\n俺の言葉にコサメも苦笑する。\n本当だったらそこそこ朝の早い時間に出立予定だったのだけれど、まあ案の定というか予定調和というかカエデは寝坊したらしい。\nすでに俺やコサメ、カエデの家族の人たちのお見送りは済んでいる。\nお見送りが済んでいるのにまだ出発できていないってなかなか笑える状況だよなぁ。\nもう村の入り口には俺とコサメしか残っていない。\nいつもは先に行ってしまうけど、今日はさすがにそういうわけにもいかないのだ。\n\nと、そんなところに、最近何度か行動を共にしたゼンがやってきた。\n昔は本当に嫌な奴だったけど、今はそんなでもないと思う。\nしっかりと昔やったことを謝って、できる限り償おうとするなんて、心が弱い奴にはできないんじゃないかな。\nそういうのは俺も見習わなきゃなって思うんだ。\n\n「よお、よかったぜ、まだ行ってなくてよ」\n\nゼンはニッと笑いながらそう言った。\n\n「ああ、まだカエデが来てなくてさ。多分、いつもの寝坊だと思う。全く、困っちゃうよ」\n\n俺のそんな言葉にゼンはくくっと喉の奥で笑い、どこか得意げな顔になった。\n今の話にそんな顔にさせる要素ないと思うんだけど……\n\n「そうか…そいつは大変だな……まあ俺から遅れる言葉はそんなにないが、達者でな」\n\n「ああ、ゼンの方こそ、身体には気をつけろよ?」\n\n俺の言葉にゼンは大きく笑うと、身体の丈夫さだけが取り柄だと言葉を返した。\nその時だった。\n\n「ご、ごめん、遅れた……」\n\nフッとカエデが現れた。ゼンの大きな身体の向こうにいてよく見えないけれど。\nカエデは日に日に神祖返りの力を伸ばして行って、今では紫電を使わなくても瞬間移動のように高速移動ができる。\nきっとそれで現れたのだろう。\n\n「あ、カエデ、遅い…」\n\n俺がゼンの身体の影から顔を出してカエデに声をかけようとした時だった。\n\n「そ、ソーマ兄!!」\n\n俺の後ろにいたコサメが急に大声で俺に声をかけてきた。思わずコサメの方を向く俺。\n\n「ど、どうした?」\n\n俺の言葉にコサメは目線を彷徨わせて、しどろもどろに切り出した。\n\n「え、えっと、急に持ち物がちゃんと全部あるか心配になっちゃった!そ、その、だから一緒に確認してくれる?」\n\n「え、でも…今カエデが来たし……」\n\n「お願い!今がいいの!!ね?」\n\nコサメは少し瞳を潤ませて、首をかしげてお願いしてきた。\nうう、こうなるとどうも断りにくいんだよなぁ……\n\n「よぉ……」\n\nカエデの方も、ゼンと話し始めたみたいだし、まあいいか。\n\n「まったく、わかったよ。ほら、見せて」\n\n「わーい!ありがとっ、ソーマ兄!」\n\n俺はカエデとゼンに背を向けてコサメの荷物を確認し始める。\nついでに自分のも確認しとくかぁ、家でも散々確認したけど、念には念をってね。\n\n「えーと、まずは……」\n\n\n「うん、大丈夫だろ。確認おしまいっ」\n\n「よかったぁ、ありがと!」\n\n俺とコサメの荷物の確認を済ませると、ちょうどカエデとゼンも話し終えたらしく、カエデが俺たちの方にやってきた。\n\n「ほんとにごめん……こんな大事な日に……」\n\n急いで来たからか、少しカエデは息が荒くて体もほんのり朱が差していた。\n\n「もう、ほんとだよ!……でもまあ半分予想してたからなー。今回限り、許してやろう!」\n\n俺の言葉にカエデは申し訳なさそうな顔を明るくして、いつもの少し勝気な顔で言った。\n\n「なんだよ、それ!偉そうにしやがってさ………でも、ありがとう、じゃあ、行こうぜ」\n\n「遅れた分の距離取り返さなきゃだもんねっ!」\n\n「コサメさん実は私が遅れたの根に持ってる?」\n\n「まあまあ、さあ、行こう!」\n\nカエデとコサメとともに、村の外に歩き始める。\n\n「お前ら、2度目になるが、達者でな」\n\nゼンの言葉に俺とコサメは振り返って応えたけど、カエデは相変わらずゼンのことが嫌いなのか、片手を挙げるだけだった。\n\n「相変わらず、カエデはゼンのことが嫌いなんだね」\n\n俺がそう言うとカエデは\n\n「んー?まあ、そうかもなー」\n\nどこか上の空で生返事するだけだった。\n\n\n\n\n\n\n俺が結局ゼンから解放されたのは思いっきり朝になって、お昼も近づいてからだった。\n前日に用意しておいたとはいえ、やっぱり少し不安なので荷物の確認をして急いで家を出た。\n正直、昨晩の情事の跡が色濃く残るベッドそのままに行くのは嫌で仕方ないんだけど…背に腹は代えられない。\nとりあえず、とある事情で最高速を出せないので、出せる限りのスピードで村の入り口を目指す。\nまだまだ身体の火照りが冷めないので、身体に当たる風が心地よかった。\n\n「ご、ごめん、遅れた……」\n\n俺がそこに着けば、すでにゼンがいた。\nソーマには悪いのだけど、ソーマの声は何も耳に入らなかった。\nゼンがあの下卑た笑みを浮かべて俺を見ていた。\nその視線だけで身体が再び火照る。\n\n「よぉ……」\n\n俺はたったそれだけの言葉に肩を震わせた。\n俺の手は自然と自分のミニスカ着物の裾に伸びる。\n片手でそれをゆっくりめくった。\nそしてもう片方の手でおまんこをクパァと割り開く。\nニチャアっと割れ目が開いたかと思うと、そこからドロドロとザーメンが漏れ、ボトボトッと地に落ちた。\nそう、俺が全速力で来れなかった理由は、昨晩詰め込んでもらったゼンのザーメンをこぼさないためだった。\nこの格好は、俺とゼンが初めてセックスした時に、命令されて取ったポーズだった。\n\n「ん……」\n\n俺は上目遣いでゼンを見上げ、口角を薄く上げ舌をチロチロと出してゼンを挑発した。\nさらに腰を少し左右にゆらゆらと振る。ゼンはさらに笑みを深めて俺を上から下まで睨め回す。\n俺は手を裾とおまんこから話すと数歩歩いてゼンの目の前に行く。\n\n見つめ合う俺とゼン。\n互いに熱に浮かされたような瞳を浮かべていただろう。\n俺はゼンの首に腕を回す。\nそこでゼンが口を開いた。\n\n「お前は誰のもんだ」\n\n俺は背伸びをし、ぐっと腕に力を入れてゼンの顔を近づける。\n唇が触れるか触れないかのところで一度止まる。\n\n「ゼンのものっ」\n\n目を閉じてぐっと顔を押し出し、ついに俺とゼンの唇が重なる。\nちゅっとまずは触れるのみ。そのままお互いの唇を感じるまましばらく。\nそして俺が自分から舌でツンツンとゼンの唇をつつく。\nそこからは2人共、貪るように互いの唇に、舌に吸い付くだけだった。\n\nちゅ、じゅる、ちゅぱ、れろ、ちゅっちゅ、んちゅ、ちゅぱっ\n\nソーマがゼンのすぐ後ろにいる状況で、俺はゼンと深い深い接吻をしていた。\nゼンから送られる唾液を飲み干し、そのざらついた舌をフェラチオするように吸い上げ舐め上げる。\nゼンの指が俺のおまんこをズプズプとする。\n俺はキスによって口から広がる快感と、いじられるおまんこからの快感で軽く絶頂する。\n\nあ、キス、気持ちぃ、これ、幸せ、あ、あ、もっと、早くしてればよかったっ\n\n腰をくねらせ、奉仕するようにゼンの舌を貪る。\n\n「ん、ぐちゅ、んぱっ……はぁ、はぁ、はぁ………」\n\n唇同士を離せば間を銀の糸が両者を繋いで切れる。\n両手を使って俺は再び裾をたくし上げる。\nそして俺は媚びるようにゼンを見上げながら、小さな声で言った。\n\n「ゼンのおちんちん専用おまんこにしてくれてありがとうございましたっ…是非また使ってください」\n\nゼンと俺は再びキスをした。\n\n\n\n\n\n\n\n「あ、そういえば、さ………」\n\n俺は村を出発してからしばらくしてから切り出した。\n\n「ん?どうした?」\n\nソーマが不思議そうにこちらを見る。\nその首元にはあの首飾り。\n俺は父さんの形見の刀の柄に手をかける。\n\n一閃\n\n「うおわっ!?」\n\n首飾りを両断した。うまくいったようでソーマの肌には傷一つ付いてない。\nコサメはもともと術に精通してるから、あれにどんな術がかかってるかもうわかっていたらしく、この旅立ちの時にはすでに着けていなかった。\n\n「な、なにするのさ!危ないだろ!ていうか首飾りがっ!」\n\n慌てふためき怒り出すソーマ。正直ちょっと可愛い。\n\n「そんなもんに頼るなよ。自力でなんでもやってみろっての。その方が私は好きだぜ」\n\n「そ、そうか…?そういうことなら、うん、俺、頑張るよ」\n\nちょろい。ちょろすぎますなぁ………。まあそれだけ信頼してくれてんのかな。\n\nああ、ゼンよ、お前のことは忘れないよ。なかなか楽しめたし、事実セックスは経験したことないほど気持ちよかったし。\n何より、寝取られる女を追体験できたのは本当に興奮した。\n昨晩のセックスもかなりNTR的にも、純粋に身体の快感としてもすごくよかった。正直ほんとに惚れちゃいそう。\nでも、残念だけど、そうはいかないんだよな。あの時の興奮に比べれば、結局プレイの域を出ないし、何より、やっぱり俺、お人好しで色々と鈍感なソーマが好きだ。\nこれは多分、快感とかそういうの関係無いとこにある感情なんだよね。\nもっと単純に言えば、恋人とのセックスより同人誌読むほうが興奮するけど、その同人誌の中のキャラクターには懸想しないって感じかな。\n\nそれにしても、わからないものだったかな、わざと俺が言いなりだったことが。\nそれだけ俺に夢中だったなら、それはそれで女冥利に尽きるのだけど……\n結局、今みたいに俺が問答無用で首飾りを斬って捨てるか、単純にソーマにそれが危険だって言えば、ソーマは信じてくれただろうっていうのに。\n\nなんにせよ、さようなら、次に会うのがいつになるかわからないけれど、それまで達者でね。\n\n\nさあ、今後の旅ではどんなことが待っているんだろうか。\nきっと、とても楽しいに違い無い。", "preface": "ついに村編完結。\n終わりまで書いたらスッゲー長くなった。\n今話の終わりは賛否両論ありそうでガクブルしてます。", "afterword": "カエデは悪女(確信)\nゼンの純情な心をもてあそんだ。本人としては一ヶ月以上かけてNTRものの同人誌読み切った気分。\nまじ悪女。\n多分この話の最後の方はNTR好きな人にとっては少し嫌な終わりかたかも。\n\n\n第2話でキーパーソンが出たって前書きに書いたけど、実はそれはコサメちゃんです。コサメちゃんいなかったらカエデの不貞はかなりバレやすい。隠姦のためだけに登場させられたキャラクター。\n実際この話のキスのためだけに2話から登場させられてます。\n今後のためにも番外編でしっかり掘り下げられるといいな。\n\n感想・批評お待ちしております。"}

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