| {"novel_id": "n0001dl", "chapter": 6, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0001dl/6/", "title": "第4話 幼少期3-2", "content": "その日の夜、母さんは夕飯に間に合わないということで、俺はソーマの家でご馳走になった。\nただ今日の情事のせいか俺が泊まるのをソーマが嫌がり、俺も寝るならやっぱり自分の家の方がぐっすりいけるので素直に家に帰った。\nリカさんは相当に残念がっていたけど、旦那さんとお子さんとの時間を大切にしてください、と伝えたらなんか感極まって感涙しながら俺を見送ってくれた。\nホントにリカさんは面白い。\nそれで今は自室のベッドの上にいる。\nすでに真夜中で、いつもだったらもう寝ている時間だった。\nなのにまだ起きている理由は2つ。\n今生の父さんのことを考えていた。\n男に生まれていたらまず間違いなくそんな男になりたいと憧れていただろうとか、自分はそんな男と結婚したいだろうかとかグルグル考えていた。\n結局母さんに茶化されたことについて考えているあたり、母はよく子を知るんだなぁと感慨深い。\nもう1つの理由は、最近集会の度に母さんの帰りが遅いこと。\n大半が翌日の朝、俺が起きるくらいの時間に帰ってくる。\n集会所に併設されている宿泊所に寝泊まりしているといつも言っているのだけれど、この前の通信のときに感じた違和感が気になったのだ。\nただ、これは起きているからといって、確かめようがないのだけれど。\nその時だった。\n家の玄関の引き戸が開く音がした。鬼人族の家は戸に刻まれた術で、特に夜、その家に住まう者しか入れないようになっている。\nさらには結界が張ってあるので、家族以外が入って来る際は必ずと言っていいほど物理的な破壊が伴う。\n今、玄関は普通に開いた。\nつまり、母以外家族はいない俺の家に入れるのは必然的に母その人だ。\n\n「ーーー、ーーー」\n\n母の声だ。\n家で声を出すのは不自然ではない。\nそれが深夜の遅帰りでなければ。\n\n「ーーー」\n\n続いて聞こえたのは、知らない男の声だった。\n俺は自分の心拍数が上がるのを感じた。\n足音が俺の部屋に近づいてきた。\n俺は目を閉じた。優れた身体能力でもって自分が寝ているときの身体状態を再現する。\nなんとか心拍数も落ち着けた。\n戸が開けられる。\nいっそ過剰すぎるほど慎重に。\n\n「カエデ、起きてる?」\n\n俺は、自分でもわけがわからないまま、寝たふりを続けた。\n母はどこかホッとした気配を発して、また慎重に戸を閉めた。\n2人分の足音が居間へと向かう。\n\n『ッ、ー、』\n\n何か物音が聞こえた。\n\n「ー!ーー、ー!」\n\n母の、高い声。\n男の声は聞こえない。\n耳をそばだてるうち、神祖返りとして授かった優れた身体は、その微かな音を聞き取り始めた。\n\nー、ギ、ギ、ギ、ギ、ギ、ギ、ギ、ギ、ギ\nー、パンパンパンパンパンパンパンパンパン\n\nそれは、何かが軋む音。\nそれは、何かが打ち付けあっている音。\n\n「あっ、あっ、これっ、すごっ、あぁ!んぅ、ま、まって、もっと、ゆっくりぃ…!」\n\nそれは、母の喘ぎ声。\nそして、全く聞こえてなかった音も、耳は拾い上げた。\n\n「いいえ、ゆっくりだなんて、貴女のここは、もっと激しく、っと言いてます、よ」\n\n知らない男の声。\nそれは聞くものを安心させるようなバリトンボイスだった。\n軋む音と、打ち付け合う音がさらに激しくなる。\n\n「あぁっ、ダメ、ダメぇ…おかしくなっちゃうぅ、おかしくなっちゃうからぁ!」\n\n俺が聞いたことのない母の声だった。\n甲高くて、色っぽくて、そして、どこか媚びるような声。\n\n「なってください。さあ、ここがいいんでしょう?」\n\n「あん!あっあっあっ、そこ、ダメ、そこっ、よすぎちゃうからっ、ダメ、ダメ、ダメぇ…」\n\n俺は気付いたらベッドを降りていた。\nいつの間にか自室を出、廊下を進み、居間へ。\nできうる限り、気配を殺す。\n居間へ続く戸は締め切られておらず、ゆらゆらとした灯りが漏れていた。\nきっと、スタンド型の燭台を使っているのだろう。\n今までそれが使われているのを見たことはなかった。\n隙間から中を覗く。\nもう耳を澄まさなくても、音は明瞭に、鮮明に、生々しく聞こえた。\n\n「あ、あ、あ、あ、ん、、んぅ、ぅう、あんっ」\n\n母さんはテーブルに上半身を晒し、バックから男に突かれていた。\nテーブルで押しつぶされた胸が、艶かしい。\n\n男は、一言で言えば美しかった。\n\n身長は2mを超えるか超えないか。\n額から雄々しく伸びた二本角。\n長めの髪はオールバックにされていて、隙間から見えるその男の横顔は、堀が深く精悍なものだった。\nそして、まるで一流の彫刻家が彫った彫像のような、余すところなく鍛え抜かれた肉体。\n蝋燭の揺らめく灯りに照らされた肉体は、肉体美と言えるものの完成系のようだった。\n母さんを刺し貫く剛直はもはや肉柱というべきか。\n\n「ああ、まるで夢のようです。あのユズハ殿と、あのテツ殿の妻であるユズハ殿と、こうしてこの家で一つになることができているのですから」\n\n「あ、あぁ!や、やめ、あの人のことは話さないで!!」\n\n母さんはイヤイヤと駄々をこねるように首を振った。\nでも俺は気がついてしまった。\n母さんは自ら男の動きに合わせて腰を振っていたのだ。\n男はあえて、母さんの腰を掴まず、自身の腰を前後に動かすにとどめているようだった。\n母さんの腰の動きは、テーブルに突っ伏している関係上、前後というより上下の動きに近い。\n突かれる度に、いや、打ち付け合う度に震える肉付きのいい安産型のお尻。\n飛び散る愛液。\nうつむく母さんの表情は、判然としない。\n\n「あの人は、テツ殿は私の憧れであり、尊敬すべき方でした。彼の部下であったことは私の誇りです」\n\n「あ、あ、あ、おねがっ、やめっ、ああっ、イイ!んんっ」\n\n俺は自然と寝間着の裾をたくし上げ、自身の股間に手を這わせていた。\nすでにクリトリスはツンと硬くなり、膣口からは愛液が漏れていた。\n手のひら全体で、クリトリスと小陰唇全体を撫でるように愛撫する。\n膣からの甘い感覚を感じながら、母さんと男の情事を覗き見る。\n\n「ですが同時に私にとって彼は恨むべき人でもあった。なぜなら彼は、彼はっ」\n\n「ああんっ!!」\n\n男は一際強く母さんを突き上げた。\n俯いてた母さんが、その衝撃にか、それとも快感からか、顔を上げ首を仰け反らす。\n押し出されるように漏れた嬌声は、誰が聞いても官能の悦びを帯びていた。\n\n「ユズハ殿、あなたを奪っていった。私の方が彼よりもっと早くあなたを愛していたというのに!」\n\n「んんんっあっあっあっ、そ、そんな、あん!あん!!」\n\n男はそこで、母さんに覆いかぶさるように上半身を倒した。\n腕を母さんの胸元に滑り込ませる。\nすると、母さんもすぐさま肘を立てる。\n男の大きく力強い掌が、重力に従い胴からテーブルに垂れ下がり、しかし高さが足りずやんわりと潰れる母さんの胸を揉みしだく。\n一連のスムーズで息のあった動きに、2人が今まで何度もこうして肌を重ねてきたことが見て取れた。\n男の大きく、ゴツゴツとした手が、乳房の付け根をやんわりと掴み、そのまま先端へと手のひらが滑る。\n徐々に掴む力を強めているのか、次第に大きく母さんの大きな乳房が形を歪め、最後には先端がギュッと絞りあげられた。\n色素の薄い、淡い桜色の、そしてすでに主張激しく勃起していた乳首がぐにゃりと形を崩される。\n\n「んはぁ……」\n\nいっそ乱暴なその愛撫に、母さんは心底心地よさそうな吐息を漏らす。\n顔は正面を向き、横顔だが口がだらしなく半開きになっていることが見て取れた。\n\nあの母さんが、淫らで、だらしのない顔をしている。\n\nその事実が、俺をひどく興奮させた。\n俺も胸元をはだけさせ、自分で自分の胸を揉んだ。\nああ、あんな力強い掌で、あんな風にもまれたら、どんなに気持ちいいんだろうか。\nしかも、あんな、あんなにすごい逸物で自身のアソコをほじられながら…\n\n男は更に、母さんの顔に自分の顔を近づける。\nすると母さんは、何の躊躇もなく首をひねり自分から男と口づけを交わした。\n\n「ん……ちゅ、ぁ………レロ、んちゅ、ん」\n\n舌を絡ませる濃厚なキス。\n母さんは目を閉じ、幸せそうな顔で、必死に男の舌を貪っていた。\n長いことそうして口づけを交わしあっていたが、男が顔を話した。\n2人の唇の間を銀の糸が結び、切れた。\n\n「ん、ぁ、もっとぉ……」\n\n母さんは上目遣いで、媚びるように言った。男に奉仕するように腰をくねらせながら。\n今朝、今は亡き最愛の夫に惚れ込んだときの話をしたテーブルの上で、不貞が行われていた。\n父さんに助けてもらうために、生き残り続けるために、諦めないために強くなったと語った場所で、完全に雄に屈服していた。\n俺はその時、胎がカァッと熱くなるのを感じた。\nトクトクと愛液が漏れ出る。\n強い女が、雄に屈服し、媚びる。\nそれは俺が前世で幾度となくおかずにしてきた浅ましい雌だった。\nそう、幾度となく、おかずに、ああ、こうなってみたいと思いながら、おかずにした……\n\n指で自身に与える快感がもどかしい。\n全然足りないのだ。\nこれだけでは。\n快感の大きさも、そして何より雄という存在が。\n胸に締め付けられるような苦しさと興奮が襲う。\n男は今度は荒々しく母さんの口を奪うと、すぐに唇を離し、上半身を起こした。\nその瞬間、男はふと俺の方へ目を向けた。\n\n「ぁっ」\n\n今、確実に、目が合った。\nしかし男はすぐに母さんの方へ目線を戻した。\nどういうわけか俺は、よく見ていろ、と言われたような気がしたのだ。\n男は母さんのむっちりとした、それでいてすらりと長い足を片方持ち上げ、自分の肩にかけた。\nこれで男の剛直を咥え込んだ母の秘所が丸見えとなった。\n限界まで押し広げられたそこは、洪水のような愛液でビショビショだった。\n秘所、太もも、鼠蹊部に至るまで、その愛液でテラテラとしてる。\n\n「今度はもっと激しくしますよ」\n\n男はそう言うやいなや、まるで猛獣のように激しく腰を振り始めた。\n母さんのことを考えていないような、自分が気持ちよくなることだけを考えているような腰使いだ。\n\n「あん、あん、あん、これ!すごっ!!はげし、すぎぃぁああん!!んぉ、あん!あ、あ、あ、あ、イくっ、もうイっちゃう!!もうっ、イくイくイクぅ!!…ぁ?あっあっあっあっ、ま、まって、イったばっか、イったばっかなのっ、ダメ、ダメ、ああ!あ、あ、んぅイくっ、イく!んんんんん!!はぁ、んひぃ!やぁ!またっ、あっあっああああ!?」\n\nそれでも、母さんはイき地獄の中でもはや半狂乱になっていた。\n呼吸もままならない様子で、身体のいたるところから体液を流していた。\n快感を表す愛液が、激しさを表す汗が、歓喜を表す涙が居間に飛び散る。\nそれでも男は容赦なく母さんを突き上げる。\n\n「どう、ですか、ユズハ殿、いや、ユズハ!テツ殿と、私、どちらの方が、いいんだ!?」\n\n「えっ、え、あ、あ、あ、や、や、そんなの、こたえたくないぃ!!あ、や、ん、ダメなのぉっ」\n\nそれはほぼ答えを言っているようなものだった。\n母さんは駄々をこねるように首をイヤイヤと振る。\n心なしか、男にそう問いかけられた途端、母さんの腰がさらなる快感を訴えるようにブルブルと震えたように見えた。\nその間も強烈な突き上げは止まらない。\nそれどころかさらに激しくすらなっていく。\n\n「言え!言え!今更、何を、恥ずかしがって、いるのですか?そら、そら、言えば中に出してやるぞ!!」\n\n「ああ!ああ!んんっ、も、ダメ、ムリ、ムリ、こんなの知らない!こんなの知らなかった!今まで知らなかったの!!あなたに教えてもらうまで!!あ、あの人、あの人とじゃぁっ、こ、ぉ、ぁ、こんなにっ、ならないのっ、こんなにきもちよくないぃひぃっ、あ、あ、あ、あなたの方がすごいっ、きもちイイ!!きもちイイのおっ、だから出して!中に!!子種をちょうだいっ、あなたの、あなたのアツいの出してぇっ!!!」\n\nそれは、普段のおっとりしつつも、女傑と謳われる凛々しさをまとっていた母さんとは思えない、浅ましい雌の狂乱だった。\n今朝、今は亡き夫への愛を語ったばかりとは思えない、淫蕩な雌がそこにいた。\n腰を激しくくねらせ、上目遣いで男の顔を見上げ、口元はだらしなく緩み、媚びるような声音で、男の子種をねだっていた。\nまるで、いや、まるで、などではなく、まさしく、それが至上の悦びなのだと言うかのように。\n\n「よし、よし、イイ子ですね、そら、出しますよ、ぐ、ぅぅ」\n\n男が一際強くグンと突き入れる。\nパアンっと体同士がぶつかり合う大きな音が聞こえた。\nそして、そのまま抜かずに、ブルッと腰を震わせた。\n\n「あああああああああ!!??」\n\nその瞬間母さんの絶叫が響いた。\nおとがいをあげ、背を逸らし身体中を痙攣させ、プシャッと潮を吹いた。\n不規則に、母さんの腰がビクビクッと震える。\n男も、根元まで母さんの秘所に埋まった肉柱をさらに奥に突き込もうとするかのごとく、腰をぐいぐいと押し付ける。\n\n言葉通り、男の子種が、ザーメンが、母さんの胎内に注ぎ込まれているのだ。\n\n俺にはザーメンを注ぎ込まれる母さんの秘所がよく見えていた。\nもちろん、注ぎこむ剛直も。\nエロマンガのように、実際にビュルルル、なんて音は聞こえない。\n聞こえないはずなのに、母さんの腰とそこに埋まる剛直が脈動する様は、その音を幻聴させた。\n剛直は、ビクンッ、ビクンッと脈動し、最後の一滴まで母さんに注ぎ込もうとしている。\n気づけば、母さんは肩で息をしながら失神していた。\nはしたない笑みを浮かべた口から、だらしなく下がはみ出ていた。\n\n「ふぅ………」\n\n男はしばらく射精の余韻を楽しむとその肉柱を抜き出した。\n母さんはぐったりとテーブルの上に体を横たえた。\nどろり、と母さんの膣からは大量の濃厚なザーメンが漏れ出て、テーブルを汚した。\n毎日、そして今朝母さんが父さんに惚れ込んだ瞬間を話したときも、2人で食卓を囲んでいたテーブルが、男の固形物のように濃厚なザーメンで侵されていた。\n\n「ぅ、ぁ」\n\n思わず声が漏れた。\n未だその肉柱は硬さを失っていなかったのだ。\n母さんの愛液とその男自身のザーメンで燭台に灯った火の光をテラテラと反射し光沢を放っていた。\n\n「さて」\n\n男がこちらを向き、近寄ってくる。\nどういうわけか、俺は動くことができなかった。\n気づけば自慰の動きも止め、ただただ男が目の前にやってきて、戸を開くのを見つめていた。\n\n「悪い子ですね」\n\n男はそう言うと、へたり込む俺が見上げるような位置に自らの剛直を差し出した。\n\n「あ、あぁ……」\n\n俺はその剛直に見とれていた。\nいや、正確には、剛直に見とれ、その先に見える鍛え抜かれた肉体に見入り、さらにその先のこちらを見下ろす冷たい双眸に心奪われた。\n俺みたいに、元男ってだけで、本当は浅ましい雌とは違う。\n本当の、真の雄に心奪われた。\n男の、雄の匂いと、母さんの雌の匂いがツンと鼻をつく。\n自然と腰が浮き、顔をそのヌラヌラとしたモノに近づけてゆく。\n男としての俺がやめろと叫ぶ。\nだけどそれは不可能なことだった。\nだって、触れられるまでもなく、雌の本能が強い雄に屈服したがっていたから。\nいや、すでに屈服させられていたから。\n完全に屈服させられていた母を見て羨ましいと思ってしまったから。\n最愛の夫を忘れさせられるほど抱き潰されることに、興奮してしまったから。\n男として他の男とするのに嫌悪があるがゆえに、雌として雄に蹂躙され屈服し、快楽に沈むことの背徳感が、被虐が、最高の官能になるのだ。\nだって、俺は前世で何度も雄に屈服する雌を羨みながら、オナニーをする変態だったから。\n女の子になって、雄に屈服させられたいと望む変態だったから。\nだから、これは必然だったんだ。\n\nああ…早くむしゃぶりつきたい……でもダメ………俺/私を屈服させてくれたモノに、そんなはしたないことするなんて……そう、しっかり感謝の気持ちを伝えなきゃ………俺/私で興奮してもらわなきゃ……\n\n徐々にそれに顔が近づいてゆく。\n俺は目を閉じた。\nきっと俺の今の顔は、結婚式で近いのキスをする花嫁のような表情だろう。\n目を瞑っていても、神祖返りのもたらした嗅覚が、正確にどこに肉柱があるかを教えてくれる。\n\nもう少し、あと少し。もうちょっとで……\n\nちゅっ\n\nあ、あ、俺/私、キスしちゃった。\n雌臭くて雄臭い、おっきなおちんぽに。\n屈服しましたって、教えちゃった。\n気持ち悪いちんぽに、ファーストキスあげちゃった。\n\n唇がおちんぽの裏側、男が特に感じる場所の1つ、小帯、つまり裏筋に触れた。\nその瞬間におちんぽがピクンとお反応したのが嬉しくて、子宮がキュンとなる。\n\n「…ん……ちゅ………」\n\nどれくらいそうしていたか、数秒か、数分か、数十分か。\nとんでもなく長く感じたおちんぽ接吻の後、俺は今度は角度を変えてなんどもキスをする。\n母さんと男の体液が混ざり合ったそれを吸い上げながら。\n\nちゅ、ちゅ、ちゅ…\n\nするとゆっくりと男の手が頭の方に伸びてくる。ゆったりと男の大きくてゴツゴツとした掌が乗せられた。\nよしよし、とまるで労わるかのように頭を撫でられ俺は\n\n「ん、ぅ、んん」\n\n軽く絶頂を迎えた。\n子宮がキュンキュンと唸った。\nピュッピュッと愛液が膣から漏れる。\nおちんぽにキスしながら、徐々に上へと登って行く。\n\nちゅ、ちゅ、ちゅ\n\nそうして鈴口にたどり着いたときだった。\n男の手がグイッと力を入れて俺の頭を下に押し込んだ\nそして俺は口を開き………\n\n\n\n\n\n\n「……………夢?」\nふと目が覚めた。\n自室のベッドの上に俺は横たわっていた。\nベッド脇の窓から見える空は、未だ暗いものの白み始めていることがわかった。\n身体は快い疲労感に包まれていた。\n汗だくで、股間が湿っていた。\n\nーー、ー\n\n玄関から誰かが出て行く音が聞こえた。\n疲労感を無視して身体を起こし、窓から身を乗り出す。\n\n「あ」\n\n見えたのは遠ざかって行く大きな背中。\n見間違えようもなく、あの男の背中だった。\n\n「…夢、じゃない………」\n\n胎が熱を帯びて、キュンとなった。\nソレを注ぎ込まれた胃が、未だにソレの熱でグツグツと煮え立っているように感じた。\n\n俺は、同人誌や官能小説、AVやらでは得られない、屈服という真の被虐を、禁断の果実の味を知ってしまったのだ。\n今まで男に性的興奮を覚えながらもその興奮による行動に制限をかけていた男としての俺は、本当の雄という存在と雌の本能に屈服し、もはや自分が得る官能のためのスパイスでしか無くなっていた。\n「元男なのに雌になっちゃう」という官能のためのスパイスに。\n\n指でクリトリスを刺激すると鋭い快感が身体を突き抜けた。\nでも、なんだか物足りなかった。\n今、きっと自分が欲しているのは指ではない。\nなら、ああ、そうか………\n\n\n\nその日、俺とソーマは初体験を迎えた。\nああ、でも、ごめんね、ソーマ。\nそれでも私は物足りなかったんだ。", "preface": "前話の続き。\nほぼ全編エロ。やったぜ。\n主人公の心情の描写が難しくてこんな時間までウンウン唸ってた。\nこの作品の1つの山場です。楽しんでいただけたら幸いです。", "afterword": "結局TSでのいいところは、元男だから男とするなんて考えたくない→ちんぽにはかてなかったよ、の流れかなって。そんな話。割と堕ちた後はただのビッチものになりがち。この作品もそんな感はあるけど。それと急ぎすぎな感はあるよなぁと思いつつ投稿。\nあと、3-1と一緒に読んで!って言ったのは、色々3-1、3-2で対比っぽくなるように、拙いながらも書いてみたから。わかりづらかったらごめんなさい。\n\n\n\n\n※以下活動報告で触れた若干ネタバレありの内容についての話です。自分の拙作でも、ちょっとのネタバレもやだ!って人は読まなでください。\n\n完堕ちしない2つ目の理由は、強いて言うならここで完堕ちを経験してるからってのもあるよってこと。\n今後のNTRがカエデには遊び、プレイに感じられるようになったって感じ。"} |
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