| {"novel_id": "n0002fv", "chapter": 17, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0002fv/17/", "title": "17話 戦士と侍女", "content": "ネイナ・サハラは幼少の頃から気味悪がられてきた。\n世間的に言う糸目──実際に閉じているワケではないが、他人から見るとずっと閉じているように見える目が気味悪いと。\n昂っている時や、意識すれば多少は開いて見えるけども普段は基本的に閉じて見える。\n\n彼女の支える王女リリアンヌや先日恋人となったグレイスですら変!と言うほどだ。\n\n\n「ネイナって目が閉じててよく見えるわねー。変わってるー」\n「スゲーな、そんなんで見えるのか?」\n\n\n子供の頃にそんな心ない事も言われた。\nけれど、それだけだ。\n\n自分は王女の世話を。\n幼少の頃は城によく足を運んでいたグレイスの遊び相手になったのだが、彼等は自分を好いてくれた。\nリリアンヌは好きになったグレイスの事をよく相談してきたし、グレイスは訓練相手として敬ってくれもした。\n\n所謂チョロい、というヤツかもしれない。\n多くの人に気味悪がられるせいか、人に好かれるだけで嬉しくて尽くしたくなった。\n\n瞳の事は変だと言われたけども、それを他の人達のように気味悪がる事もなかったし──。\n下手に取り繕われるよりは良かった。\nそれに二人してたまに見える開いた瞳は綺麗だ、なんて言ってくれもして。\nとにかく嬉しかった。\n\n\nだから正直、リリアンヌがグレイスの恋人になり。\nついでだけども自分もグレイスの恋人になれたのは女として幸せすぎる流れだと思った。\n実際は勇者アルスの不穏な行動で大変な事になったけれども──関係性としてはこれ以上ない幸せな状態だ。\n\nとはいえ、自分は王女リリアンヌのオマケだ。\n好いてくれるグレイスと恋人関係になれるのは嬉しかったが、正直恋愛感情があるかと言えば分からなかった。\n\nそれこそ彼とイーリスという元娼婦のように。\n恋愛感情かは分からないけども好きではあるから恋人になってみるという感覚だった。\nまぁネイナからしてみればイーリスも大概にグレイスの事が大好きだったけれども。\n彼が甘えてくれると心底嬉しそうに頬を緩ませるし、先日一緒に抱かれた時は嫉妬しグレイスに注目されようと必死だったから。\n\n\nけれど今にして思うと──何処までイーリスと自分は似た所があるのだろうと不思議に思う。\n自覚がないだけで私もまた、グレイスの事がとても好きだったようだ。\n\n彼がリリアンヌの私室に乗り込んで助けに来てくれた時はとても嬉しかったし──。\nある程度時間稼いだ後は王族用の緊急避難口で、滑り台のようになった路面を移動する時は彼に抱きしめられて女の幸せのようなモノまで感じてしまった。\n逞しい男の人に抱かれるというのは、どうしてこうも胸の音が高まるのだろう。\n\n\n避難した先は王都の地下に張り巡らされた地下洞窟で、今は使われていない水路にもなっている。\nかなり急な滑り台になっていたため、落ちた先はその水路で勢いを殺す。\nそのためグレイスもネイナも水浸しになってしまった。\n\n避難経路という事もあり地下洞窟探索用の灯り等は用意されていたが、一先ず服を乾かす事にした。\n絶対ではないが獣や魔物もいないはずなので安全は確保できたと思う。\n\n火を起こして服を乾かしている間は二人とも一糸纏わぬ姿になった。\nこんな状態ではあるが彼の瞳には──女である私の裸を見て欲情したような眼差しが浮かび。\nそれを不快どころか何故か嬉しく思う自分を感じたので自ら誘ってしまった。\nむしろ彼は自重しようとしてはいたので、私の方が我慢できなかったようにも思う。\n\n\n「──グレイス君は、私には妙に慎重ですね?魅力がありませんか?」\n「逆、だよ……!ずっと綺麗な姉さんみたいに思ってたから手を出しにくいんだ……!」\n「あら、嬉しい」\n\n\n本当に、嬉しかった。\n私は彼の逞しい身体にすり寄り、左乳首を舐め回しながらもう片方の乳首を指で捏ね回す。\n女遊びを好む彼のようだが、こんな風に攻められる経験はあまりないようで可愛らしく身悶えていた。\nそんな反応するものだから余計に可愛がりたくなるのだけども。\n\nイーリスのグレイスを甘やかして可愛がりたくなる気持ちも良く分かる。\nけれど人とは似たように思えても若干の違いがあったりする。\nネイナの場合は好きな人に奉仕し、可愛がる事が好きだった。\n\n\n「オチンポは、撫でられるのとフェラされるのどっちが良いですか?」\n「っ……!今、は。撫でられたい、かな……」\n\n\n彼のリクエスト通り、ぺニスを握り優しく撫で上げた。\n少しずつ力を強め激しく擦りあげると可愛らしい声が漏れ、乳首も固さを増していく。\n\n手に伝わる固くて、熱くて、逞しい男のソレを感じつつ。\nカウパーが伝わってくるのを見ていると自分も昂ってくるのが分かった。\n奉仕したい、という気持ちはあるのだけども我慢できなくなってきて。\n彼の乳首から離れ、唇を貪った。\n\n\n「んっ…♡ふっ…、くっ♡ん、…ちゅっ…♡」\n\n\n好きな人とのキスというのは、どうしてこうも蕩けてしまうのか。\nただ唇を合わせ、舌を絡ませ、唾液が交わり合うだけ。\nそれだけで頭が真っ白になってしまいそうな幸福感と、手に伝わるぺニスの男らしさに自分の女の部分が昂ってくる。\n\n──ふと思うのが、アルスに召喚された魔性に取り憑かれた兵士と侍女達。\n彼等はこういった幸福感を味わっているのだろうか。\n彼等だけでなく──おかしな力を持ち人を弄んだアルスも。\n恋人との逢瀬による幸せを知っているのだろうか。\n\nまぁでも。\n今は他の人達の事はどうでもいいか。\n仕事仲間達の心配も確かにあるが、今はただ──グレイスに抱かれたいとしか考えられなくなってきた。\n\n媚薬だとか、魔性だとか。\nそんなモノを使わなくても人は人に堕ちる──。\n\n\n「ネイナ、壁に手をついて──」\n「は、い……♡」\n\n\n奉仕したいけども、彼に指示されると喜んで答えてしまった。\n年甲斐もなく媚びた声が出てしまって恥ずかしい。\nもっと恥ずかしいのは彼に膣を触られると既にグチョグチョに濡れてしまっており洞窟内に音が反響した事だけども。\n\n──愛撫らしい愛撫もまだされていないのに、どれだけ期待しているのか自分は。\n前偽もいらないと判断されてしまい、そのまま壁に手をついたまま背後に回られたグレイスに逞しいぺニスを挿入されて。\n立ちバックの状態で交わりあった。\n\n\n「あっ……♡は、あっ……♡おっ、きぃ……♡あ、はぁんっ♡♡♡」\n「すっげーグチョグチョだな……!」\n\n\nそんな事は言わないで良い、と思うが彼らしいと言えば彼らしい。\n人一倍逞しい彼のぺニスが膣内を掻き分けて奥にまで難なく押し入ってくる。\n\n突き上げられる度に全身に快楽が走り回り、愛液が垂れて水溜まりを作っていく。\n恐ろしいほどの快感に体が無意識に逃げようとするが、目の前にあるのは無機質な洞窟の壁だけ。\n\n激しくはあるが乱暴ではないため、壁に押し潰されるような事はないが──。\n快感に押し潰されて息ができないような、そんな錯覚すらある。\n\n\n「あっ、はっ、あぁっ♡♡♡好き、好きぃ♡♡♡あっ、やっ、あぁっっっ♡♡♡」\n\n\n好きという言葉は何だか気恥ずかしくて口にしづらい。\nけども快感に押し潰されて正直な気持ちが溢れ出すように出てしまう。\n\nパンパンパンパン!!!と激しく腰を打ち付けられて、彼の逞しいぺニスの形と快感しか考えられなくなる。\n足ががくついて立っていられなくなってくると後ろからそのまま抱き上げられて。\n力自慢の彼は難なくそのまま膣を、子宮を攻め続ける。\n\n彼に体を預け腕の中に収まっていると、彼に溺れてしまいそうな錯覚に陥る。\nもしかしたらとっくに溺れているのかもしれない──。\n\n彼の、グレイスの事しか考えられなくて。\nひたすら快感を味わって無様な程に絶頂する事しか出来なかった。\n\n\n「あーっっっ♡♡♡はっ、あーっっっ♡♡♡あっ、あーっっっ♡♡♡」\n「う、おっ……!!!」\n\n\n快楽に思考が溺れると、壊れた人形のように「あーっ♡」としか叫べばなかった。\nけれどもっとヤバかったのが、オーガズムに達し最高潮の絶頂を味わったと思った直後に彼の精が膣内で爆発した事だった。\n\n逞しい彼のぺニスが膣内でビクンビクンと跳ね、大量の精液を注ぎ込まれる。\n──熱い、熱い、熱い!!!\n\n精液にそこまでの熱はないはずなのに、自身のオーガズムと淡さってか激しく熱を感じる。\n彼の精液で膣が、子宮が、体が。\n溶けて蕩けさせられていく。\n\n\n「あっ……♡ふっ、うっ……♡♡♡あ、ひっ……♡」\n\n\nまともに言葉も発せなかった。\n全身がドロドロに溶けてしまいそうな快感におかしくなりそう、おかしくなっているのかもしれない。\n\n次第にぺニスが引き抜かれると圧迫感がなくなった喪失感と、膣から溢れてしまう精液に寂しさまで感じた。\n\nしかし、彼のぺニスはまだ上を向いており。\n火の光に照らされたぺニスは愛液と精液で淫靡にテカっていた。\n\n\n「あっ、はっ……♡んちゅっ、んんっ♡♡♡」\n\n\n自然と体が動き、彼の足元に跪くとぺニスに舌を這わせる。\n色んな体液が混ざり酷い匂いと味だが、昂っている今では香ばしいとか美味しいとしか思えなかった。\n\nそこに奉仕の気持ちとかはない。\nもう完全に消し飛んだ。\n\n──今はただ。\nもっとエッチな事がしたい、鳴かされたい、愛されたい。\nそんな事しか考えられない。\n精液と愛液でドロドロな、膣が疼いて仕方がない。\n\n\n「グレイス、君……♡」\n「ネイナ……!」\n\n\nグレイスも辛抱たまらんと言った感じに。\n獣のように瞳を滾らせながらネイナを求める。\n\n\n何枚も敷いたシートの上で今度は正常位で繋がる。\nネイナの瞳に映るのは、彼の逞しい肉体と顔のみ。\n一番基本的な体位のはずなのに、彼に埋もれ彼に溺れるような錯覚に胸が高鳴る。\n\n\n「あっ、はっ、あぁっ♡やっ、んんっ♡グレイス君、グレイス君♡♡♡」\n「んっ、ちゅっ、んんっ」\n\n\n射精し、されたばかりだというのに激しく求めあった。\nネイナはグレイスの首に腕を回し、キスを求め。\nグレイスも答え、舌を絡め、唾液を交換し。\n膣内では巨大なぺニスが抉り快楽を貪る。\n\n次第にネイナは足も絡め、ピッタリと体をくっ付け合う。\n離れられないため出し入れする幅も少なく、ずっと膣の奥でぺニスを咥えていて。\nお互い離さない、離れないと言わんばかりに激しく求め合う。\n\n\n「あっ♡やっ、あぁっ♡はっ、あぁぁぁっっっ♡♡♡」\n「う、くっ……!!!」\n\n\n再びの射精。\nビュルルル!!!と膣の奥で、子宮を逃がさないと言わんばかりに押し付けての射精。\n\nネイナは子宮が、体が、心が。\n彼の精液と身体に溺れそうに感じながらも快楽を貪り尽くす。\n\n\n「んっ♡ちゅっ、んんっ♡ちゅぅっ♡♡♡」\n\n\nどちらからともなく再び、何度も飽きる事なく激しくキスをする。\n飽きる処か快楽に、愛おしさに底がない。\nグレイスもネイナも繋がったままキスを貪り、ネイナの膣内でぺニスが再び力を取り戻す。\n\n\n「あっ♡はっ、あっ……♡♡♡」\n「ネイ、ナ……!」\n\n\n何度も、何度も。\n今が何回目かの射精やオーガズムかと数える事が出来なくなるほどに貪りあった。\n\nコンプレックスだったネイナの瞳も薄めだが開ききり、グレイスの顔をしっかりと映して。\n汗や、色んな体液で周囲を雄と雌の匂いで侵食しながら。\n──何度も、愛し合った。", "afterword": "今更なのですがストックとかはないので書いたら即投稿ってやってます。\n今のところ何だかんだと一定のペースですがいつ更新が滞るか分からないです。\n\nなので感想やら評価してくれるとモチベーション上げて頑張っちゃうよ!"} |
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