| {"novel_id": "n0002fv", "chapter": 22, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0002fv/22/", "title": "22話 魔王と賢者", "content": "他の女性達は丁度買い出しに行って拠点を留守にしている。\nイーリスは勉強があるので買い出し等の雑務はあまりしなくても良いと気を使って貰っている。\n全員が別行動だと何かあった時のために対応ができないからとグレイスと二人きりでの留守番だ。\n\n──気を使って貰っているのでしっかり勉強しなくてはとも思うが、二人きりというのは色々とチャンスでもある。\n\n\n「最近はあまりがっつかなくなったよねグレイス。もしかして私の事飽きた?他にも沢山女いるもんね」\n「そういうワケじゃねぇって!単に邪魔したら悪いって……」\n「じゃあ沢山抱いてよ。可愛がってよ」\n\n\n──嫉妬。\nグレイスは性欲逞しく、連れだっている女性を平等に抱いてはいるが物足りないのだ。\n恐らくイーリスだけでなく、リリーナもネイナもクリスも。\n\n一人の男が複数の女を侍らすのに問題ない世界と言えど、やっぱりもっと愛してほしい。\n可能ならば一番可愛がってほしい。\n\n付き合い始めた頃は自分の感情も上手く理解できていないイーリスだったが、他の女とも仲良くしているグレイスを見ていると嫉妬している自分に気がつく。\nグレイスの性格なら捨てられたりはしないだろうけども、もっと必死にならなくては駄目なんだろうというのは実感していた。\n\n──大好きなグレイスに、もっと好きでいて貰うためには。\n\n\n\n「……どうなってもしらねぇぞ。元娼婦だからって自信あるかもしれないが、今日はもう勉強しようなんて考えられなくなるほど激しく抱いてやる」\n「……♡」\n\n\n起き上がったグレイスに超至近距離で、ギラギラとした獣のような目付きで見つめられる。\nグレイスは身体も性欲も逞しいくせに妙に優しすぎるきらいがあった。\n\nドMなクリスのほどではないがイーリスや他の女性達もグレイスの性欲のまま抱かれたいと内心思っていたりする。\n煽った甲斐もあってか今日はとてもグチャグチャにされそうだったが。\n\n\n「んっ……♡ちゅっ、んんっ、ん、うっ……♡」\n\n\nイーリスはグレイスに抱き寄せられキスをする。\nグレイスも我慢していたのが発散されからかキスも激しい物だった。\n\nひたすら舌を絡め、唾液を交換し合う。\n逃げるつもりもないが後ろ頭と腰に手を回され、一切の逃げも許さずひたすら貪られる。\n\n呼吸もしづらく苦しくもあったが好きな男に求められた幸福感で幸せ以上の事が考えられなかった。\nそれに──キスだけでグレイスも興奮しているのかズボンの上からでも分かるほどにイチモツ滾らせ、自分に欲情してくれているのが嬉しい。\n他の女性達を抱き、性の発散に困る事は早々ないはずなのに。\n\n\n「ね、フェラしてあげよっか。みんな素人だし上手ではないでしょ」\n「お、おぅ……」\n\n\nズボンに手をやり膨らみを手でなぞり、顔を寄せて誘惑するとグレイスは少し気恥ずかしくなったのか顔を赤らめる。可愛い。\n\n優しいグレイスは性欲旺盛なようで女性にフェラチオ等を無理に求めたりしない。\nドMなクリスに求められてイラマチオ『してあげる』等はあるが、結構正統派なセックスを好む。\nとはいえ嫌いというワケでもなく女性を気遣って無理させたくないと考えるのだ。\n\n\n女遊びが好きで知らない女には積極的だったりするのに、親しい相手にはとことん優しい辺りがなんともグレイスらしいと言えばらしい。\n本人に自覚はないだろうが……もしかして飽きてしまったんじゃないか等と考えさせられてまうため、女の方から動かないとダメかもと思い込ませ依存させる酷い男だ。\n\n\n「あ……♡」\n\n\n服が邪魔になってきたのでお互い生まれたままの姿になる。\n職業柄色んな男の相手をしてきたが、やはりグレイスのモノは人一倍大きい。\nソファーに腰を降ろしたグレイスの足元で。\n目の前で彼のモノを直視すると自分がオスに支配されているメスだと自覚されているようでゾクゾクする。\n\nクリスをドMだドMだと皆して言っているが、こうしてみるとグレイスにこのまま支配されつくしたいという気持ちが分からなくもないような気がしてきた。\n\n\nフェラチオをしようとしてイーリスは眼鏡をつけたままだった事に気がつく。\n軽い近視なだけなので、あまり必要にかられない事もありよく忘れる。\n邪魔という程でもないが汚れるよりは……と外そうと思った所で──。\n\n\n\n「あ……今日は眼鏡したままが良いな。──なんて」\n「うん、良いよ♡」\n\n\n\n自分でも驚くくらい媚びた声が出てしまったと思う。\nしっかりと言葉にされたワケじゃないが眼鏡も似合っていると言われたようで嬉しかった。\n前に髪の匂いを嗅がれた時もそうだが、自分に関する事を誉められたり好かれたりするのはやっぱり気分が良い。\n\nリリーナはグレイスに愛されたり可愛がられると凄いデレッデレになり、自分はここまでじゃないよなぁと思っていたが人の事は言えないかもしれない。\n\n\n「んっ……ちゅっ……ん、ふっ……♡」\n「お、おぉ……!流石、やっべ……♡」\n\n\n\nグレイスの大きく逞しく。血管も浮き出て男らしいぺニスに遠慮なく舌を這わせていく。\n彼の反応に合わせて玉袋を揉んだり、竿をシゴいたりもして。\nとにかく彼に気持ち良くなって貰えるよう動く。\n\n亀頭を咥えれば口の中が彼のモノで一杯になる。\n自然と自分の口から唾液も溢れて部屋に下品な音が響渡る。\n\n\n「ジュズッ、チュッ、ンチュッ、ジュジュッ♡」\n「当然っちゃ当然だがっ……!やっぱイーリスが一番上手いなっ……!」\n「……♡」\n\n\n回りが純愛っぽい感じでグレイスと結ばれていくのを見ていると自分はなんともふしだらだなぁと思わずにいられなかった。\n劣等感と言ってもいい。\n\n自分はグレイスと付き合い始めるまではお金さえもらえれば誰とでも寝たのだから。\nそれが手軽に一番稼げる方法だったから。\n\n\nそれを負い目に感じつつも──だからこそかもだが、そんな自分を恋人として扱ってくれるグレイスがとても愛おしい。\nそれに奉仕とかそういうのが好きそうなネイナも、あくまで彼女は一般的な性行為しかした事のない素人だろう。\n\n色々と思う事はあれど、彼を一番気持ち良くされられる。\nそういった自負が持てるのはいい気分だった。\n\n──さっきから他の女性達と比べてばかりだなと思ったがイーリスはフェラチオに集中した。\n\n\n「イーリス!!!」\n「きゃっ!?」\n\n\nこのままフェラで一発──と思っていたがイーリスだったが体を軽々と持ち上げられてソファーに押し倒された。\n彼は一度出したくらいじゃ全然萎えないので遠慮なくしようとしていたのだが、グレイスはフェラチオぐらいじゃ満足できないようだった。\n\n獣じみた目付きで。\nイーリスの秘部のその奥にある子宮にだけを狙いを定めたように──。\n付き合い初めてからは自然とゴムなどは使用していなかったが改めて。\n\n\n『孕まされる』\n\n\nそう思ったら子宮が。心臓が。心が。\nイーリスという女の体が全身でキュンッと身震いしたのを感じた。\n前偽らしい前偽もしていないのに一度潮でも吹いた後じゃないかってくらい膣から愛液が溢れ出る。\n\nグレイスは優しすぎるきらいがあるから性欲のままに──なんて思ったが、いざなってみると恐いくらいだった。\nけどもそれ以上に愛されたいと、全身が鳴いている。\n\n\n「さっきも言ったが……今日は元娼婦の自信をへし折ってやるくらい激しく抱いてやるからな」\n「う、うん……♡」\n\n\nそれだけ言葉を混ぜ合えると、その後はほとんど会話をしなかった。\n人一倍。いや2倍、3倍はあるんじゃないかと錯覚しそうな程の逞しいぺニスを突き込まれてイーリスの思考はセックスの事しか考えられなくなった。\n\nここまでくると他の女性達への対抗心だとか嫉妬なんかも遠くへ捨て去り、膣を押し広げられ子宮を押し上げられるような感覚の事しか考えられなくる。\n\n\n「あっ、やっ、はっ♡あっ、あっ、ああっ♡♡♡」\n「イーリス!イーリス!!!」\n\n\n部屋に響渡るのは喘ぎ声とお互いの名前を呼ぶ声。\n水音やパンパンパン!といった肌を打ち付けられる音ばかり。\n\n打ち付けられ、引き抜かれる度に逞しく滾ったぺニスに膣を抉られ快感が走る。\n締め付けているつもりなんて全くないのに、何度身体を重ねても彼の大きいぺニスの形を覚え込まされるような感覚に気が狂いそうだった。\n\n大きくて、硬くて、熱い。\n色んなプレイをしてグレイスを可愛がりたいのに、一度入れられてしまうと彼のぺニスについてしか考えられなくなる。\n\n少しでも余裕を持ちたいのに追い討ちと言わんばかりに右足を掴み持上げられ、一番奥へゴリゴリとぺニスを押し込まれてしまう。\n\n\n「おっ♡ほっ♡おっ、あっ、くうっ♡♡♡」\n\n\n下品なほどの喘ぎ声や顔を晒しながら鳴く事しかできない。\nいわゆるアへ顔とか呼ばれる、人によっては好みが別れそうなくらい激しい性交だったが──。\nグレイスはよりいっそうぺニスを滾らせた。\n\n目の前で長い黒髪の眼鏡美人が。\n自分のぺニス一つでヨガリ、喜んでいる。\nそれだけで興奮しぺニスに力が宿る。\n\n\n「うっ、く、うっ……!」\n「あっ♡あーっっっ♡あっ、あっ、あぁーっっっ♡♡♡」\n\n\n──ビュルルルッ!!!\n\n大量の精液が彼女の一番奥へと流し込まれる。\n足を捕まれ、一番奥へと挿入されたまま子宮を逃がさないと言わんばかりの射精。\n\n子宮が精液で溺れてしまうのではないかと思うほど熱く大量の放出。\nイーリスは一度や二度のオーガズムで収まらず、膣内を泳ぐ精液の感覚だけで身震いしてしまった。\n\nそんな彼女を見ているだけでグレイスのぺニスは早くも復活する。\n\n\n「あっ、あっ、ああっ、あっ、ああんっ♡」\n「く、う、……っ!」\n\n\n今度はバックで激しく突く。\nイーリスの長く綺麗な黒髪が乱れ、隙間から見える背中がとても扇情的だった。\n真っ白な肌。\n柔らかそうにプルプル震えるお尻。\n\nぺニスを強く優しく気持ち良く締め付ける刺激だけでなく、彼女を見ているだけでグレイスの滾りは止まらない。\n\nひたすら腰を振る事しか考えられなかった。\nイーリスも快感を貪るようにグレイスの動きに合わせて腰を動かす。\nずっと細かい事を気にしていたのが馬鹿みたいに、気持ち良くなる事しか考えられない二人。\n\nもっと激しく。もっと気持ち良く。\n乱暴になったがグレイスは彼女の細い腰を両手でしっかり掴み、更に激しく腰を振った。\n\n\n\n──ビューッッッ!ビュルルルッ!\n「あーっ♡♡♡あっ、あーっっっ♡♡♡」\n「あ、くっ……!」\n\n\n\nどれくらい腰を打ち付けあっていたのか分からない。\n時間に換算する余裕もなくひたすら腰を降り、気がつけばイーリスの体を押し潰さんと言わんばかりに寝バックの状態で射精していた。\n\n一度では射精しきれず何度も小刻みに、けれども大量の精液が放出される。\n精液が流し込まれる度にイーリスの身体も跳ね、喘ぐ。\n\n激しく絶頂に見回れたようで潮を吹き、ソファーを汚していっていた。\n\n\n汗にまみれ、口からだらしなく唾液も漏れ、膣からは精液と愛液が。\n正常であれば汚ならしいかもしれない光景も今の二人には官能が高まる一方だった。\n\n\n「んっ……♡ちゅっ……んんっ♡♡♡」\n\n\n自然と口付けを交わし絡み合う。\nその間にもグレイスのぺニスはイーリスの中で堅さを取り戻していく。\n\nイーリスとしてはちゃんとキスくらいしたかったが再びゴリゴリと膣内を抉られる快感に悶え、喘ぎそうになる。\n性欲旺盛な二人の性行為は、こんなものじゃまだ収まらない。\n\n\n「んっ、ふぅっ♡あっ、あっ、ああっ♡♡♡」\n\n\n気がつけば今度は騎乗位でイーリスが腰を降っていた。\n女性が自分の気持ち良い所で動く事もできる事もあり、とても気持ち良さそうに。\n\n手を繋ぎ、指を絡めて離れないようにして離れたくないと言わんばかりの可愛らしさと気持ち良くそうに乱れる姿が相まって──有り体にとてもエロい。\n\nグレイスは敢えて自分から突き上げたりなどはしなかった。\nイーリスなら何をしても喜んでくれそうだったが、今の状況を堪能したい。\n\nそれに激しい動きこそないが、グレイスとしては変幻自在に膣が絡んでくるかのような感覚に十分射精を促されていた。\n\n\n視界に写る光景も絶景だった。\n長髪の黒髪美人が快楽を求めるがままに貪り、腰を振っている。\n他と比べれば小振りかもしれないが柔らかそうな乳房が揺れる光景も最高だった。\n\n激しくしているうちに眼鏡は何処かに行ってしまったようだったけども。\n\n\n「あっ、あっ♡イクッ、あっ、あぁーっっっ♡♡♡」\n「うっ、くぅっ……!!!」\n\n──ビューッッッ!!!ビュルルルッ!!!\n\n\n三度目の射精はイーリスの騎乗位のまま抜き放った。\n四度目はソファーから離れ、イーリスを壁に押し付け立ちバックで。\n五度目はイーリスを机に寝かせて繋がりあって。\n\n\n途中まではそうやって覚えていたが、どんどん二人の記憶は薄れていった。\n飽きもせず盛りのついた獣のようにひたすら交尾に明け暮れる。\n\n\n最後はソファーに戻り対面座位──。\nお互いの肌と肌をしっかりと密着させ、腕を回し、キスをしながら……けども腰を動かすのは忘れない。\n\n\n「ちゅっ、んっ……♡グレイス♡グレイス、グレイス♡」\n「イーリ、ス……っ!」\n\n\nイーリスは足も回してしっかりとホールドし、抱き合った。\n彼女の膣内では何度射精したのか分からないほどの回数をこなしたのに、未だ熱さと固さを失わないグレイスのぺニスが力強さを主張している。\n\nけども体力的にも流石に限界のようで最後の射精が行われる。\n\n\n──ビュルッ!ビュルルルッ!!!\n\n「~~っ♡、~~♡♡♡」\n\n\n\n男のプライドか情けない射精だけはしなかった。\n最初と変わらず、激しく熱い射精。\nそれを受けるイーリスは喘ぎ声すら声にならず、気持ち良さそうに身を震わせ受け止める。\n\n体力もつき、自分の心臓の音がドクンドクンと煩い。\nけども自分の身体に新たな命が宿っていくかのような錯覚に、普通の絶頂とは違う幸福感だけでイき果てる。\n\n\nずっと収まっていたぺニスがずるりと抜け落ち、それと一緒に精液までもが溢れ出ていく感覚だけでもイーリスの身体は身震いした。\n\n\n「イーリス……」\n「あ……んっ……♡」\n\n\n最後の最後はは優しいキスで全てを溶かされた。\n本当にグレイスの事しか考えられない。\n彼の唇と舌の味を堪能し、彼の胸の中に墜ちていく……。\n\n体力の限界ではあるが、少し名残惜しくも感じてきて──。\n\n\n\n「休んだら──二回戦いけるか?」\n「あはっ♡」\n\n\n名残惜しいなんて感じる暇もなく。\n力強く勃起したぺニスを見せつけられる。\n体力も限界だと思っていたはずなのに、ソレを見ただけでまた子宮がキュンと鳴くような錯覚。\n元娼婦のプライドも後押しして彼との行為に勤しんだ。\n\n夜は長い。\nいや──本日はまだ、夕暮れ前。", "afterword": "生きてます。生きてますとも。\nようやっとプロローグに追い付いてきた感じですねっと。\n\nやっぱまとまった休日がないとしんどいっスわー。\nゲームとかもしたいしー。\n\n感想とか待ってまーす。"} |
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