Krixter/Repo / n0002gf /13.json
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{"novel_id": "n0002gf", "chapter": 13, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0002gf/13/", "title": "九話 ~魔法少女エミリアの凌辱~(リョナエロあり)", "content": " 地面に放り投げられた衝撃を受けて、身体が初めに行ったのは嘔吐だった。\n\n「げぼっ、ごぼえっ…… うえ、あ\"……」\n\n 死体のようにうつ伏せのまま、血液と胃液と大量の精液を吐き戻す。\n\n 何度も何度も、戦闘員達に口を犯されておぞましい精液を飲まされて腹の奥まで注ぎ込まれた。\n 汚濁は吐き出しても吐き出しても無くならなくて、内側からドロドロと喉も口も内臓にもへばりついて酷い悪臭を放ってアタシを苛んでいる。\n\n 歯をへし折られた跡は今も少し出血を続けている。\n 傷跡を擦られて痛がればそこに男性器を擦り付けられ、挙句に精液を塗り込まれて汚辱と痛みに気が狂いそうなのに、抵抗さえできなかった。\n\n 頭ごと抱え込まれて汚しい肉棒をしごくための玩具にされた。\n 口蓋を汚物で押し上げられて食道を犯され、嘔吐すら許されずに呼吸さえ生臭い精液に犯された。\n\n 言葉を発する口でもなく、物を食べる口でもなく、ただ犯されて汚されて白濁を注がれるだけの排泄口にされた。\n\n 女性器、膣はそれ以上に悲惨だ。\n\n ズタズタに引き裂かれてめくりあげられてそぎ落とされて、ヤスリでもかけられたようにグチャグチャにされて痛みを訴えている。\n\n 中に注ぎ込まれた大量の汚濁はその傷口に潜り込むようで、身体の中を何匹ものナメクジが這い回っているような汚辱と不快感に気が狂いそうだ。\n\n 破壊されたアタシの女性器は開いたまま閉じなくて、呼吸に合わせて大量の精液が吐き出される。\n\n\n ジェネラルに犯された後、戦闘員達から受けた輪姦は暴虐と呼ぶしかなかった。\n\n 乱暴に、あえて痛めつけるように何度も何度も犯されて汚された。\n\n そして、犯されながら顔面を蹴りつけられた。\n いや、違う、顔面を蹴り付けられたのではなくて、歯を蹴り折られたのだ。\n 穴を増やすために、顔面を蹴飛ばされて歯をへし折られたのだ。\n 腫れ上がった頰も、ロクに見えなくなった右目も、コイツらにとってはついでだ。\n\n それで蹴り付けられた、アタシの顔が、女の子の顔が土足で蹴りつけられて汚されて壊された。\n コイツらの獣欲に、アタシの大事な物がゴミみたいに踏みにじられた。\n\n 惨めだ、こうまでも惨めで悲しくて痛くて辛くて、死にたいとさえ思ったのは生まれて初めてだろう。\n\n\n\n「いやいや、これは酷い有様ですねえ。\n 一つを除いて好きにしていいとは言いましたが、ここまでやるとは彼らもハシャいでいるようですね」\n\n 言葉と同時、腹の下に足が入り込んで仰向けになるようひっくり返される。\n 視界に映るのは怨敵ーージェネラルの姿。\n\n 怨敵、そう思えることにほんの少し安心する。\n まだアタシは怒っている、コイツに対して怒りと敵意を保っている。\n\n そうだ、アタシは怒っている。\n この敵に対して怒りを抱いている。\n\n アタシを汚したコイツを。\n アタシだけじゃなく、いろんな人たちを汚して傷つけたハリヤー達に、怒っている。\n\n「ははは、これはこれは恐ろしい。\n そんな目つきで睨まれては私のような小心者はおびえてしまいますよ」\n\n 嘲られたって構うもんか、アタシはまだ折れてない。\n まだ、まだ変身だって解けてない。\n\n 脱出のチャンスだってなくなったわけじゃない。\n アタシがどれだけ嬲られていたのか、失神もしていたから正確な時間はわからないけれども他の魔法少女が助けにくることだって期待できる。\n\n だから、チャンスを繋ぎとめるために、この変身は意地でも解いたりしない。\n\n「いやいや、未だに牙を折られずにいるというのは敬服いたしますよ、ミス・エミリア。\n 全く驚嘆すべき精神力です」\n\n 喋りながら、ジェネラルはゆっくりと足を持ち上げて、そのまま、アタシの顔面を、踏みつけた。\n\n「あーーー ぶっ、ふ、むーーーー」\n\n 叫ぶ体力も、足を引きはがそうとする体力すら残っていない。\n ただ無様に、顔面を踏みにじられて、潰されたアリのように悶えるしかできない。\n\n「ふむ、その精神力の源はなんですかね?\n 怒り、復讐、信念、使命感ーーいずれにしても、貴女の中には強い意志がある」\n\n 口に土の味が広がる、歯をへし折られた傷跡からまた血が滲みだす。\n 目からこぼれる涙は、右目が痛みを訴えているだけじゃない。\n\n それでも、抵抗さえできない。\n ジェネラルは話しながら、アタシの顔面を踏みにじるついでとばかりに、アタシのコスチュームーーもうボロ布と化していたそれを引きちぎって、アタシを全裸にしていく。\n\n「私は、そういう女性が好きなんですよ。\n ええ、正に貴女のような女性が好きでしてね」\n\n 全ての服がはぎとられると、アタシの顔から足がどかされる。\n でもそれは当然終わりなんかじゃなくて、当たり前のようにアタシの髪ーーグチャグチャに汚された、金髪のツインテールを掴まれて身体を引き起こされる。\n\n 物のように引きずられて、そのまま吊るし上げられてしまう。\n\n「ぐーー あーーー い、ぁーーー く、そぉ……」\n\n 引き上げられる頭皮が裂けるような痛みを訴える、痛みに顔が歪む。\n\n でも、まだだ。\n まだ心を折るな。\n\n アタシの回復機能はなくなったわけじゃない。\n ジェネラルに操作されてはいるが、嬲りものにするためとはいえ何度か回復はされている。\n 変身さえ維持していれば、チャンスはあるかもしれない。\n\n「おっと、この状態はキツいですか?\n これは失礼。では、支えて差し上げましょう」\n\n\n ぺらぺらとのたまいながら、ぐいと髪を引かれて後ろから腕がまわされるーーアタシの、首に。\n\n「えーーー」\n\n ぐいと、あまりに無造作に、そのまま首を絞められる。\n\n「ぐ、え…… ぁ…… か」\n\n 死ぬーーー\n\n 幾度も感じた死の恐怖が、おそろしい程にわかりやすく迫ってくる。\n 顔面を蹴りあげられるのも、股間を砕かれるのも、ここまで死には近くなかった。\n\n 裸絞めという、どうしようもなく原始的な絞殺方法。\n アタシの矮躯で、魔力の補助もなしにジェネラルに抵抗なんてできるはずも無い。\n\n 息ができない、苦しい、喉が、首が潰れてへし折れてしまう。\n 苦しい、痛い、苦しい。\n\n もう動かないと思っていた両手が必死に腕を引きはがそうとするけれど、ジェネラルの腕はピクリとも動かない。\n 足が弱弱しく空をかく。\n\n 頭に血がのぼるようで、半分の視界がゆっくりと赤く染まっていく。\n\n 何も考えられない、恐怖と焦りだけが形にならない感情として湧き出てきてーー\n\n「おっと、いけないいけない」\n\n 気道が解放された。\n\n「つ、はーー、はっ、ゲッ!! お、あーーハッ、はぁっ……!! ぁ……!!」\n\n むせるように空気を貪る。\n 息ができる。\n\n 死の苦しみからほんの少し逃れた安堵に身体が満たされる。\n\n 少し腕を緩められただけ、体勢は依然として変わらず、後ろから首に腕をまわされてぶら下げられているようで、いつ殺されてもおかしくない。\n それでも、呼吸ができるという事実に安心してしまう。情けないほどに。\n\n「ははは、ついつい興奮してしまいましたよ。\n 今から、こちらの処女もいただくと思いますとね」\n\n\n ぐちゅりと、肉が触れる。\n アタシのお尻の穴、肛門にジェネラルの肉棒が押し当てられている。\n\n「ひーー」\n\n 汚い。\n\n アタシの頭に最初に浮かんだのはそんな言葉だった。\n\n 別にアタシだって、そういうことを何も知らない訳じゃない。\n 同級生でも耳年増な女の子もいるし、ネットとかでそういう知識に触れることもある。\n ちょっと過激な女性誌をカナデと二人でこっそり読んで顔を真っ赤にしたことだってある。\n\n でも、これは違う。\n\n こんな風に踏みにじられて、壊されて、汚される。\n その欲望と破壊の対象に、そんなところまで狙われた。\n\n 異常な欲望と加虐に晒されて、死を突きつけられて、身体を全部穢されていく。\n\n いやだ、嫌だ、イヤだ、いやだ\n\n でも抵抗も無駄だ、わかってる、覚えてしまった、負けてしまった\n\n ぐちぐち、ぶちぶち、びきびち\n\n「ーーーー!!! !! あ、が……!! -------!!!!」\n\n 入ってくる、引き裂いてくる、出すはずの場所に入って、小さすぎる穴が力づくで引き裂かれていく。\n\n 悲鳴を上げようとしてひらいた口からは音が出ない。\n 無言の絶叫が痛みと共にアタシの中だけで駆け巡る。\n\n また壊される、肛門を中心に身体がひっくり返るような、切れ味の鈍いハサミをゆっくりと押し付けられているような痛みが下半身を満たす。\n\n もうとっくに痛みなんて慣れたはずなのに、息さえロクにできなくなって、こんなところまで、壊れる、壊れてしまう。\n いやだ、いやだ、助けて、だれかーー\n\n\n\n「助ける、エミリア」\n\n 聞こえた声、ミオーーアタシの先輩魔法少女、不意打ちを得意とする狼の魔法少女・ミオの声。\n\n 同時、風を切る爪の音。\n 完璧な不意打ち、完全に誰も気づかなかった、その一撃。\n\n ガツン、と音がして。\n\n ミオの渾身の一撃が、ティガールに防がれていた。\n\n\n「いやあ、確かに不意打ちを喰らってはいくら強くなっていようともひとたまりもありませんね。\n ミス・エミリアを嬲っていれば、この通りロクに動くこともできません。\n ですのでーー」\n\n「俺はずっと警戒してたってわけだ。\n ったく、つまらねえ仕事だったぜ。\n まあ、その代わりコイツは独占させて貰うぜ?」\n\n「なめ、るなっ……!!」\n\n ミオがティガールの膝を蹴って距離を取ろうと飛びすさる。\n だがティガールは離れない、ピッタリとその動きについて行って右拳が唸りをあげて脇腹に突き刺さる。\n\n「ぐ、ぼーーー!」\n\n ミオは派手に吹き飛んでいく。\n アタシの目の前で、仲間が負けていく。\n\n「ふむ、流石にスキルが解禁されたティガールは強いですねえ。\n 完全隠密と索敵スキル、そしてもとより高かった身体能力が更に向上。\n 魔法少女・ミオはティガールと一対一で勝利できた数少ない一人でしたが……\n まあ、時間の問題ですね」\n\n まだ、ミオは戦っている。\n 立ち上がって、爪を振るって、回避と突貫と退避を織り交ぜたトリッキーな動きで立ち回っている。\n\n アタシとカナデよりも遥かに長く戦ってきた歴戦の魔法少女だ、不意打ちが通じなくとも、正面から怪人を打倒できる一人。\n\n なのに、全く通じていない。\n\n 上から振り下ろすような右爪、悠々と回避される。\n 返しの右突きと見せかけて身体を落としながら顎狙いの蹴り上げ、左肘で捌かれる。\n 振り払うようなティガールの裏拳を、身体ごと右側面に回転させて回避、そのまま左肘を裏モモへ突き刺しにいってーー跳ね上がった足刀が正確にミオの左脇に突き刺さり、また派手に吹き飛ばされた。\n\n 完全に地力で負けている。\n\n ミオは不意打ちができる以外、特殊能力はない。\n その代わりに高レベルな身体強化による格闘戦でほとんどの相手を正面から打倒できる、そういう魔法少女だ。\n\n それが、地力で負けているということはつまり。\n\n\n「と、それから、良いことを教えてあげましょうミス・エミリア。\n 貴女の相棒のミス・カナデは、もう負けてしまったそうですよ?\n ええーー他に、希望はございますか?」\n\n「ーーーー」\n\n 言葉が出ない、視界が白くなる、身体が動かない、ダメージでも痛みでもなく絶望で身体が埋まって動かなくなっていく。\n 心臓が握られてゆっくりと潰されているようで、もう、どうしようもなくなったという実感だけを味わわされている。\n\n「それでは、今から貴女の肛門を犯します。\n 是非とも、この絶望と共に忘れないように刻んでください」\n\n「が、あーー」\n\n ぶちぶち、ぐち、ぐち、びち\n\n また、押し進められる。\n\n 身体が貫かれていく、引き裂かれていく。\n アタシが壊される。\n でも、もう逃げることはできない、助けは来ない。\n アタシは間違いなく、いまここで壊される。\n\n「あーーヤダーー」\n\n 入るはずもないようなサイズ、腕ほどもあるモノを無理やり突き込まれたら死んでしまう、なのに逃げられない。\n 犯されて壊されて殺されるのにもうそれがどうしようもなく確定している。\n\n「やだ、たすけ」\n\n 誰も助けには来ない、どうしようもない。\n\n「一気にいきますのでーー好きなだけ、喚いてください」\n\n ぐちーーびりっ\n\n「あーー」\n\n あっさりと、アタシが破れる音がして、バチンという鈍い音と共に、ジェネラルの肉棒が腹の奥まで届いてーーアタシは絶叫した。\n\n「ぎゃあああああ\"あ\"あ“あ”あ“アアアァァアあ\"アアアァァア!!!!!?!!」\n\n 脊椎が割れたんだと思う、一瞬だけ意識が戻ってそう考えて、すぐに絶叫と炸裂する視界に飲み込まれる。\n\n 痛みとか衝撃とかじゃなくて、壊れた身体が断末魔をあげている。\n 肛門が引き裂かれたなんてぬるいものじゃなく、下半身が引き裂かれて脊椎まで槍が届いている。\n\n 痛みが生命の危険を告げる、殺されると叫んでいる。\n\n もう手遅れだ。\n 処女を奪われた時よりも致命的だ、完全に肉が裂けて内臓がズタズタにされている。\n きっともう二度とまともには戻らない、このまま死ぬ。\n\n 既に痛みすら麻痺し始めた。\n 叫び続けていた断末魔がゆっくりと途切れていく。\n\n でも、それで陵辱は終わらない。\n\n「さて、それでは動きますよ」\n\n びちびちびち、ぐちゅ\n\n「ア…… げが、か……」\n\n 引き抜かれていく。\n ゆっくりと、引きちぎられた血と肉を引きずり出すように、差し込まれた肉棒が引き抜かれてーー\n\n づちゅんっ!!\n\n「お”っ!!!!! あ、け………」\n\n 一息にまた突き込まれて、内臓を攪拌する。\n\n ぐちぐちぐち、ばちゅんっ\n びち、どぐっ\n ぶちぶちぶち、づぶん\n\n 何度も何度も、何度も何度も突き込まれる、すり潰される、攪拌される。\n\n「ぎゃ、ご、こ、あ“……!!」\n\n 奥まで突き込まれるたびに、汚らしい断末魔がアタシの喉からこぼれ落ちる。\n もう全身は抵抗を諦めていた、身体も、心も、もう壊されるだけで、逃れられない死を受け入れつつある。\n\n きっとジェネラルの肉棒は大腸の奥まで到達している。\n 内臓をかき回されている、焼けつくような熱が我が物顔でアタシの腹の中をズタズタに引き裂きながら暴れ回って、内側から潰れている。\n\n きっとアタシはもう、ここでジェネラルに肛門を犯されて内臓を肉棒でぐちゃぐちゃにされて死ぬんだろう。\n もう何も見えない右目からも涙がポロポロと溢れてくる。\n\n「ご安心ください、ミス・エミリア。\n 貴女であれば魔法少女の変身が解けない限りは死ぬことはありませんよ。\n 心をしっかりと保っていれば、ええ、無限に苦しめますとも」\n\n ならば、いっそ変身を解除してしまった方が楽なのではないだろうか―\n ひどく甘美な誘惑が頭に浮かんで、必死でそれを否定する。\n\n 諦めたら本当に終わる。\n 屈してしまう。\n\n 逆転の可能性があったとしても、それをつかめるかはアタシ次第だ。\n どれだけ少ない可能性であっても、存在しなかったとしても、アタシが最善を尽くしもしないで折れるなんて、あっていいはずがない。\n\n「ぐーー、ぎ、いい……!!」\n\n ずちゅり、ぐちゅり、ぶちりと鈍い音が鳴る。\n 腹が内側から押し上げられて破裂する痛み、身体の内側を焼けつくような熱が蹂躙して、物が入るなんてあり得ない場所をかき混ぜられて下腹部から胃まで押し上げられてこそげ落とされて削り潰されてミンチにされる豚のような唸り声だけがこぼれ始める。\n\n まだ折れない。\n こんな奴らに屈したりはしない。\n\n でもつらい、お腹の中が全部汚されている。\n 意識もしない内臓が抉られて潰されて嫌でも意識させられて犯されて、圧迫された身体が嘔吐するのも精液と血液だけだ。\n\n「がぼ、ぐっ、え…… ごあ……」\n\n まだ、まだーー\n\n「そうそう、貴女はまだ壊れたりはしませんよね。\n 流石はミス・エミリア。\n 貴女はこの街では最強の魔法少女ですからね。\n そう、その意思の強さも、スペックも、実に素晴らしい」\n\n 身体を串刺しにされたまま、口腔に指を突き込まれる。\n 蹴り折られた歯が生えていた歯茎、出血を続けるズタズタの口内をゴツゴツとした指がなぞり、えぐり、蹂躙して汚して忘れていた傷口に悲鳴をあげさせる。\n\n 口の中はとうに汚された。\n 戦闘員の肉棒を突き込まれて肉を犯されて汚濁を塗り込まれた。\n それでもまた弄り回されて抉られる不快感を許容するなんてできない、玩具にされる不快感と屈辱を擦り付けられる。\n\n「ふーー! うぐっ、あ……! ばっ、あ……!!!」\n\n「貴重な幻想種の魔法少女、自己回復能力も素晴らしいものがあります。\n この砕かれた歯も、完全とは言わずとも明日には大部分が治ることでしょう」\n\n こんな状況なのに、ジェネラルの言葉にアタシは少しだけ安心してしまう。\n\n アタシは自分の顔が好きだ。\n お父さん譲りのパッチリとした目も、お母さんに似たスラリと通った鼻梁も。\n 客観的事実としても整っているというだけでなく、両親から引き継いで、自分が毎日見て、自分を表すその顔というものが。\n そして、女の子としてアタシは自分の顔というものがすごく大事で、だからそれを足蹴にされたことが本当に辛かった。\n\n だから少しだけ安心してしまった。\n\n「ですがーー眼球というものは、非常にデリケートです」\n\n 指が、アタシの右眼に触れる。\n 暗闇しか映さなくなったその右眼に触れる。\n\n 何度も蹴られて腫れ上がって、痛みだけを感じるようになってしまった。\n 今も右眼を触れられても、鈍い痛みしか感じられない。\n\n まさか、いや、でも\n\n「ああ、今の貴女の眼はそこまで酷い損傷をしているわけではありません。\n ただ、眼球のようなデリケートな器官や、手足といった大きな部位に関しては、本格的に破損するとまあ、自己回復でも修復は絶望的なんですよ」\n\n ぐり、と指が触れる。微かに爪の硬さが眼球に向けられる。\n\n ジェネラルがアタシの眼球に指を突きつけている。\n 違う、コイツがやろうとしていることは、アタシがされようとしていることは。\n\n「あ、あ“……!!」\n\n いやいやイヤイヤイヤいやイヤいやイヤイヤイヤいやいややめてまってそんなありえないいやだそんなもうやめてだめだけどそんな\n\n「せっかくですから、次に射精するタイミングにしましょうか。\n ええ、この美しい紅の眼をーー潰せると思うと、ふふ、すぐにも出てしまいそうです」\n\n 最悪の予想が、当然のように宣告される。\n\n 同時、勢いよく身体が突き上げられる、アタシを串刺しにしている肉棒が、アタシを壊すためにまた動き始める。\n\n「ひーー が、げっ……! いあ、や、べ……」\n\n ぐちゅぐちゅと、ずちゅずちゅと抉られて、悲鳴さえもすり潰される。\n\n 嫌だ、怖い、怖い、怖い。\n でも抵抗ができない、肛門を引き裂かれて内臓を抉られて身体で肉棒を扱かされて壊されている。\n その果てに汚濁で塗りつぶされながら、眼を、アタシの眼を潰される。\n\n「やべ、げおっ、や、ぎゃっ……!! あ”、えがっ、あ“……」\n\n 逃げられない、止めることもできない、やめろ、出すな、犯すな\n\n「ああ、名残惜しいですね。\n 貴女のこの勝気で美しいルビーのような眼は、今から潰れるのですよ。\n 貴女の人生を構成していた物がまた一つ潰れますよ」\n\n ふざけるな、やめろ、わかってる、わかりたくない\n イヤだ、つらい、苦しい、死にたい、悲しい\n\n 肉棒が胃袋まで突き上げて、肛門なんてもうとっくに削り切られて下腹部の肉が攪拌される痛みだけをアタシに感じさせてくる。\n ずちゃりぶちりと何度も何度も、性急に、アタシを破壊するための突き上げが繰り返される。\n\n 右目に突き付けられた指がグリと押し付けられる。\n アタシという存在を明確に破壊するという悪意が叩きつけられる。\n 隠しようもない場所を壊して二度とどうしようもなくすると教えてくる。\n\n「や、あ”……」\n\n ぐり、と右眼に触れる指に力が込められ始める。\n 瞼を閉じることなどできはしない。\n 眼球に恐ろしいほどの硬さが、異物が触れてでも逃げることさえできなくて、激痛とそれ以上の恐怖が頭を支配している。\n\n「あ“ーーあ、あ”ぎゃ、が、い“ひ、きーー」\n\n 濁流のように涙が溢れる。\n もう何に泣いているのかもうわからない。\n\n 痛い、怖い、なくしたくない、怖い、死にたくない、痛い、見ていたい、こわい、傷つきたくない、いたい、こわい、いたい、こわい、たすけて\n\n\n ああ、だれか、たすけて\n\n アタシを、もう、こわさないで\n\n\n「んっ……!」\n\n\n 腹の中に、熱を感じた。\n そして、右眼が、潰された。\n\n「あ\"あ\"あ\"あ\"\"あ\"あ\"あい\"がぎゃあ\"あ\"あ\"あ\"あ\"あ\"アアアアァァァア\"ア\"ア\"ア\"ア\"ア\"ァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!?!!!?!!」\n\n 頭が潰れて壊れて痛くて、断末魔だけがアタシには聞こえている。\n\n「あ\"…… あ\"、か…… ……」\n\n 全身から力が抜けていく、激痛さえ感じなくなって、身体も動かなくなっていく。\n 永遠に失われた物が大きすぎて、アタシの心も身体も動かなくなっていく。\n\n(アタシ、これでも死なないのかな……)\n\n どちらを望んでいるのかももうわからなくて、身体はぼやけたように何も感じなくなった。\n\n 水音だけを耳が拾って、自分がお漏らしをしていることがわかる。\n でも、もう何も感じない。\n\n「ははっ、失禁ですか。\n ああ、眼を潰されて腹を犯されて小便を垂れ流す貴女はーー実に、可愛らしいですよ」\n\n もう、ジェネラルの言葉も聞こえなくて、半分の視界さえ暗転していって、アタシはまた意識を手放した。\n\n\n ========================\n\n\n「ああ、よく撮れていますね。\n いやいや、カメラさえなく録画ができるというのは実に便利です」\n\n ハリヤーの技術で撮影した一部始終を手元に映しながら、ジェネラルは満足げに頷く。\n そうしながらも、手はせわしなく動きだす。\n\n 出血を押さえるゼリー状止血材を傷口に塗りつけ、造血剤を注射しながら裂けた皮膚を縫合する。\n 無論、エミリアに対する応急処置だ。\n\n まだ死なせたりはしない。\n エミリアは幻想種という貴重で有用な資源であるだけでなく、何よりもジェネラル自身の『お気に入り』だ。\n 堪能して、使い尽くして、その果てにそうすると決めている。\n\n 最後に眼帯代わりの包帯を巻き付け、最低限の救命処置が終わった。\n 右眼は完全に潰れて膣も肛門もズタズタだが、死にはしない程度にまで回復させた。\n 魔法少女でなくとも死なない程度に、だ。\n\n つまり、準備ができた。\n\n「さて、見せていただきましょうかミス・エミリア。\n 貴女の素顔を」\n\n 死んだように、束の間の安寧に浸るエミリアの寝顔に、手をかざす。\n エミリアの魔力をどう操ればいいかは、既に散々試している。\n\n 変化はすぐに現れた。\n\n 金糸の髪が、ゆっくりと茶色に戻っていく。\n 放り投げられていた鎌も、引きちぎられたコスチュームも何もかも元に戻っていく。\n\n 認識阻害もなにもかもなくなり、魔法少女・エミリアの、エミリア・ピーターソンの全てが露わにされていく。\n\n\n「住所は8丁目、5番地、エミリア・ピーターソン。\n 私立陵北学園2年C組、出席番号8番、ふむ、ふむ、なるほど」\n\n 元に戻った衣服の中から身分を読み取れる物を漁り、素顔と合わせて検索、集積と手配をしていく。\n\n ハリヤーの電子技術は人間のそれを凌駕している。\n オフラインであろうとも電子機器であればクラッキングを行い、容易く情報を引き抜いていく。\n 仮想体でなく、実体として顕現してしまった以上その能力に制限はない。\n\n わずか数分だった。\n それで魔法少女・エミリアは、エミリア・ピーターソンという個人は知られてしまった。\n およそもっとも知られてはいけない相手に、知られてはいけないことも全て知られてしまった。\n\n 携帯端末をいじって準備を済ませる。\n メールを一括送信。あとは明日のお楽しみとしよう。\n\n「さて、準備はこんな物ですか\n それでは今日はここまでです、ミス・エミリア。\n また明日、貴女が壊れるその時に会いましょう」\n\n 湧き上がる愉悦をこらえるように口角を吊り上げながら、ジェネラルは告げる。\n 意識を失ったエミリアが答えることはなく、ただ潰れた眼窩から、涙のように一滴の血液が流れるだけだった。\n\n\n ・・・・エミリアが絶望するまで、あと47時間・・・・", "preface": "流れとしては、八話→一話最後の動画→九話 になります。"}

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