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{"novel_id": "n0002gf", "chapter": 4, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0002gf/4/", "title": "幕間 〜怪人達の蠢動〜 (出産エロ)", "content": "「クソッ、クソが! あと少しというところで!!」\n\n 足跡も荒くティガールが無機質な廊下を進む。\n ここはハリヤーの前線基地、ハリヤー達本来の世界とエミリア達の世界を隔てる次元の狭間。\n 奪い取ったクリスタルを保管する場所であり、ハリヤー達が次なる振興の準備を行う場所でありーー捕らわれた魔法少女達の絶望と悲鳴を啜る無間地獄だ。\n\n\n「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!! やめてやめてやめてえぇぇぇぇえ!!!」「産みたくない!! 産みだくないよお!! 」「いぎ、ぎぎぎが、ぐ、おえっ! がっ、あ! ああ! う、ぴ」\n\n ティガールが居住エリアを抜けて一つの扉を開けると同時、少女達の悲鳴が響き渡る。\n ここは『娯楽エリア』ーー娼館であり、牧場であり、便所であり、発電所であり、実験室であり、処刑場でもある。あらゆる悪徳を以て魔法少女を嬲るための淫獄。\n\n「くははっ、やはり憂さ晴らしはここに来るに限るな」\n\n ハリヤー、異世界への侵略に携わる者の多くは強い嗜虐性を持っている。\n したがって、こういった娯楽室は様々な趣向が凝らされ、前線基地最大の娯楽となっている。\n\n「おや、ティガール様。今日はどちらへ? 牧場は新しい魔法少女が入りましてね、なかなかイキがいいですよ」\n 一人の戦闘員が話しかける。基地内では発声機能などの制限もなく普通にしゃべることも可能なため、この戦闘員には『牧場エリア』の管理を任せていたのだ。\n\n これといった目的もなかったため、渡りに船と牧場エリアに踏み込めば、独特の匂いを鼻が捉える。\n どこか甘いミルクのような香り、生々しいオスとメスの交わる臭い、破裂する羊水の匂い、そして少女の涙の香しき匂いーーニヤリと、口元が吊り上がる。\n\n「こちらの手前の部屋ですね、今ちょうど初産ですよ」\n 管理役の案内に従い扉を開けばーー耳をつんざくような悲鳴が響き渡った。\n\n\n「うああああああ!! あ、やあっ!! いあああっ!!」\n 同時、破裂するような水音が響くーー破水の音だ。生々しい肉の匂いと共にびちゃびちゃと床を濡らす音、見物に来ていたらしい戦闘員の歓声が続く。\n\n「ははっ、やってるなあ。こいつはーーああ、C市にいたネズミの魔法少女か」\n\n 捕らえられた魔法少女は変身を維持していたーーいや、させられていた。\n ピンクと白のフリルで飾られたふんわりとしたドレス、ネズミの丸い耳が生えた頭部を愛らしく飾るティアラは、童話に出てくるようなネズミのお姫様といったところか。\n 可愛らしいおかっぱ頭の幼い少女は、魔法少女というよりも遊園地ではしゃぐ子供と言われた方が納得したかもしれない。\n\n もっとも、鎖でつながれた黒い首輪に破り捨てられたドロワーズ、大きく膨らんだ腹部と、小さな背丈には不釣り合いなほどに大きくなった乳房から滲む母乳。\n なにより、腰を突き出した四つん這いの姿勢で異形を産み落とそうとする今の姿は虜囚ーーいや、家畜と呼ばれる姿だった。\n\n「いや、やだ、たすけ、ママ、たすけ……!」\n\n ガチガチと歯を鳴らしながら顔を青ざめさせて、来るはずもない助けを求める。\n\n 年の頃は12、13といったところか。顔も身体もまだ幼い、子供を孕むには早すぎる少女。\n だが、既にその腹は大きく膨れ、元々膨らみなどロクに無かったであろう乳房さえも『垂れ下がる』という表現が相応しいほどに膨らみ、母体としての機能を示すように母乳を滲ませている。\n\n「ほお、成長促進ーーいや、出産器官の改造か?」\n「ええ、初潮は来ておりましたので乳房や骨盤、あとは排卵関係に少々手を加えた程度ですが。まだ若いですし、この調子でいけば固定化を行わずともあと15年は子供を産み続けることが可能でしょう。\n 今回は初産ということで負担の小さい戦闘員の子供を着床させて、三日ほどかけて母体内での成長を経ての出産ですね」\n おおかた、出産を前にした魔法少女を囃し立てている戦闘員の一団がこの哀れな少女を輪姦したメンバー、ということだろう。\n\n「ひいーーーーー!! ひ、ひぎ、いいいぃぃぃぃ!!!!」\n\n 少女が腹の底から襲いくる痛みに悲鳴をあげる。\n ティガールの耳は、少女の奥底からめりめりと軋むような音を悲鳴と共に聞き取る。\n 孕まされた子供が幼すぎる少女を母親にしようと内側から苛む音だ。\n\n「お、そろそろか!」「オレらの子供がんばって産んでくれー!」「ヨウコちゃんの可愛い赤ちゃんがもうすぐ産まれるよー!」「ママになれるよ! がんばってー!」\n\n「あ、ああ、あーー わ、わた、し、ちが、あああああ!!」\n\n みちみち、という音と共に産道が開きつつあるのが外から見てもわかる。\n 腹がわずかにその膨らみを下へと移し始め、いよいよその時が迫っていることを示す。\n\n\n「あーーなん、でーー? わた、し、わるく、ないーー」\n\n うわ言が、少女の心からの疑問が漏れる。\n 脳裏に浮かぶのは両親の教えーー『悪いことをするとバチがあたるよ』『でも、良いことをすればいつか必ず報われるんだ』『良い子の元には幸せがやってくるんだよ』\n ーー余りに拙く、幼く、無垢な教え。でも、まだ幼いヨウコには信じるに値する指針だった。\n\n --だから、魔法少女にもなった。困っている人を助けるのは『良いこと』だから。\n\n --だから、クリスタルが出れば真っ先に駆け付けた。自分以外に動ける人がいないのに、そこで行かないのは悪いことだと思ったから。\n\n その結果としてここにいる。\n 戦闘員に殴り倒されて、胃液と血反吐を吐き散らしながら処女を散らされて、泣き叫ぶ口を自分の吐しゃ物に叩きつけられた。\n 目覚めてからはこの部屋で山ほど注射をされて、機械で腹の中をぐちゃぐちゃにかき回されて、気持ち悪くなって吐いていたらまた戦闘員に輪姦された。\n 涙も悲鳴も出なくなったころには、乳房と腹が膨らんでいた。また犯された。\n そして今、望まぬ子供を産み落とそうとしている。\n\n 嫌だ、なんでこんな、おかしい、こんなことされる理由がない。\n 私は良い子にしてた、悪いことなんてしてないのに、なんでこんなにいじめられるの。\n いたいいたいいたい、おなかが痛い、お股がいたい、おっぱいが痛い、心がものすごくいたい。はずかしいことだってわかる、汚されているってわかる、わらわれているってわかる。どうしようもなく、こわされているってわかる。\n\n「いいこに、してたよ! わたし、いいこに、してたの、に!! いや!! いやぁぁ!!!」\n\n つらいしくるしい、あかちゃんを産むなんていやだ。キスさえしていないのに、わたしの女の子がこわされているんだってわかる。\n こんな目にあうなんておかしいよ、おかあさんも、おとうさんも、良い子にしていればってーー\n\n「それはね、ヨウコちゃんがこれから悪いことをしちゃうからだよ」\n\n ーーえ?\n\n「ヨウコちゃんが産む子供はね、オレたちハリヤーの仲間として、色んな世界を侵略するんだ。物を壊したり、人を殺したり、女の子を犯したりするんだ。\n ヨウコちゃんは、出産することで、すっごく悪いことをするんだよ」\n\n めちゃくちゃな理屈だった。凌辱者のその理屈はあらゆる意味で破綻していて、子供であっても一笑に付すような戯言に過ぎない。\n だが、今この瞬間、この少女には、それは呪詛として完成し得る。\n\n 私、今からわるいことをするの?\n\n「ヨウコちゃんが産むのはオレたちの仲間なんだからさぁ、悪いことをするっていうのはわかってるだろう?\n なのに産むなんて、ヨウコちゃんは悪い子だなぁ~~!!」\n\n そっか、わるい子を産むなんて、わるいことだよね、なのに、するなんて、私、わるい子……?\n\n「あ、ああ、あーーーーーぎいいいい!!!」\n\n 絶望に染まる。\n 呪詛を刻まれた心が黒く染まってなお、少女の身体に備わった雌の機能は正しく、無慈悲に作動する。\n 子を産み落とさんと産道は道を開き、蹂躙され尽くしたはずの陰唇は体内からの要請に応えるべく自らを限界以上に開き晒す。\n\n「おっ! 頭が見えてきたぞ!」「うっわ~、グロいなあ。何度見ても気持ちわりい~」「産ーめ! 産ーめ!」\n\n 胎児の頭が現れはじめる。人間とよく似た、けれど人間の物ではない黒い頭部。\n ハリヤーに孕まされた望まぬ赤子が、自分の肉体を我が物顔で使役して自らを産ませようとしている…… 少女にはそうとしか思えない。\n\n「や、いやあ…… やめてぇ!! 出てこないでぇ!! う、いいいいいいいぃぃぃ!!」\n\n 両の手のひらで自分の股間をーー胎児の頭を押さえつけて押し込む。\n 無駄な抵抗、子供の癇癪のようで滑稽で無様で無為で、それでも出産を押しとどめようという意志だけは痛いくらいに伝わってきてーー観客たちは、爆笑した。\n\n「ぎゃはははははははは!! マジかよ!」「ぶっはははは!! おいおい手で押し込むつもりだぜヨウコちゃん!!」「はーはははは! がんばれー! もしかしたら産まないで済むかもしれないぞー!! あーはははは!!」\n\n 嘲笑に晒されながらも少女は必死だった。本当に産みたくなかった。産まないためならなんだってするつもりだった。\n\n いやだいやだいやだいやだ、産みたくない、産んだらいけない、だってだめだ、わるいことだもん、いやなことだもん、うむなんていやだ、ぜったいにしたくない。\n\n 心が叫ぶ、口が苦悶を垂れ流す。だが既に出産をはじめた身体は少女の尊厳をねじ伏せて、その機能を行使する。\n\n「お、引っ込んだ頭がまた出てきたなー」「お、お、これ頭出るんじゃねえ?」「あー、頭の向きさっきと変わってら。これもう出るな」\n「ば、う、い、や、い、あ」\n\n もはやまともな言葉など発することはできない。幼い少女が背負うべきではない、過剰に過ぎる産みの苦しみ。\n 拒絶の言葉さえ形にならない。ぶちぶちと身体がちぎれていて、身体が裏返って内臓がみちみちと音を立てながら漏れ出ている。\n\n ーーどうして、どうしてわたしは産んでしまうんだろう。産みたくないのに、うみたくなんてないのに、こんなにつらい目になんてあいたくないのに。\n\n ーーああ、でも、わたしは、わるい子なんだ。産んじゃうから。わるいことを今まさにしているから。だからバチがあたっているんだ。うみたくないのにうまされちゃうんだ。わたしは、わるいこなんだーー\n\n 罰から罪への回帰、破綻した論理が少女を苛み続ける。終わることのない罰で罪が産まれる。\n\n 胎児の頭部が完全に露出する。続いて腕と肩、そしてへその緒が露出する。\n 少女の子供なのだと、間違いなく彼女の血と遺伝子を受け継ぎ、その胎で育ったヨウコの子供なのだと示すようにへその緒が垂れ下がる。\n\n「あ、ああ、ああああああ!!! あーー、\n あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!」\n\n 叫ぶ。もう手で押し込もうなんて思わなかった。全身がもう無駄だとわかっていた。今、子供を、産む。\n\n「よーし、手が出てきたな。つかめつかめ」「こっちからひっぱりゃいいんだよな」「勢いあまって壊すなよー」\n\n 観客たちが胎児の腕をつかむ。引きずり出すために、最後の絶望を叩きつけるために。\n\n「ヨウコちゃん、今から子供を引っ張り出すからねー」「初めての出産の瞬間だよー、覚えておこうねー」\n「さーん、にー、いーち」\n\n\n ふと、少女の頭に両親とアルバムを見た記憶が浮かぶ。\n 自分が産まれたばかりの時の写真。幸せそうな両親が、赤ん坊の自分を中心に笑っていて、あの時の自分/赤ん坊は、間違いなく祝福されていてーー\n\n\n「ゼロ!!」\n「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!」\n\n\n ====================\n\n\n 見世物としてはまあまあだったなーーティガールはそう独りごちた。\n 視線の先では、つぶれたカエルのような姿勢で動かなくなった少女でまだまだ遊ぼうとする戦闘員達が胎盤を指さしてああだこうだと言っているが、そろそろ次の見世物に行きたい気分だ。\n 次は、やはり『トロフィールーム』かーー\n\n「ああ、ティガール、ここにいましたか」\n「ん、ジェネラルか。何か用でもあったか?」\n 声のほうを向けば同僚の姿。ここにいるのは珍しくもないが、わざわざ探していたような口ぶりは少し気になる。\n\n「ええ、今度の大規模作戦の前にアラクネ・マスプロの使用感を聞いておきたいのですよ。\n なにせ前例がない作戦ですからね、不安要素は少しでも減らしておきたい」\n「ふん、なら少し腰を据えて話すとするかーーなんせ、あの作戦はもう二か月もかけてる。失敗すれば撤退するしかなくなっちまう」\n「その通り、ですが、成功すればーー」\n\n ニヤリと、二人そろって口元を歪める。\n そう、この作戦が成功を収めれば、全てが決まる。そしてその中には、二人が幾度となく苦渋を舐めさせられたあの可憐な二人の魔法少女もーー\n\n\n ・・・・最強の魔法少女『炎竜』リュウコ攻略作戦、発動まであと一週間・・・・"}

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