| {"novel_id": "n0002jy", "chapter": 12, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0002jy/12/", "title": "変われない、日常。", "content": "「なぁ。お前、最近昼になるとどこに行ってるんだよ?」\n\n「あら、コウタだってお友達とご飯食べることあるじゃない。\n私だって、お友達とご飯を食べたい時だってあるのよ?」\n\n今日はコウタとお弁当を食べている。\n最近では、コウタと食べるより\nシュウヤくんと食べてる日の方が多い。\n\n「そうだけどよ…弁当もなんか地味だしよ…」\n\n「あのねぇ…作ってあげてるとか\n上から目線で言うつもりはないけど\n作るのは大変なのよ?\n試しにコウタ、毎日作ってみる?」\n\n「わかったよ…食うよ…」\n\n\n\n最近、コウタに対してこういうやりとりが増えた。\nちなみに、コウタのお弁当は冷凍が増えたけど\nシュウヤくんには手作りが増えてたりする。\n\n\nけど。\n\n\n「おーい、キョウコ。帰るぞー」\n\n「あ、うん。今行くわ。」\n\n私はまだ、コウタと一緒に過ごしてる。\n\n\n【コウタのこと、お願いね?】\n\n\nわかってる。\nお世話に、なってるんだもの。\nちゃんとコウタのお世話もするわ。\n\n\n\nこの頃、コウタのスキンシップが増えてきた。\n電車の中では、危ないとか言いながら\n私の腰を抱きかかえてきたり\n登校中にいきなり手を取って\n遅れるぞって走りだしたり。\n\n\n私が多少よそよそしくなったから\n自分から離れていくかもって\n焦ってるのかしらね。\n\nあり得ない被害妄想だわ。\n少なくとも、今まで育ててもらった分\nお返ししない限り、離れたりする気はない。\n\nたまに勢い余ってか、わざとか\n…おそらくわざとなんでしょうけど\nお尻やおっぱいを軽く触られたりする。\n\nコウタに触られても、別に不快感はない。\nけど、高揚感とかも特にない。\n要は、何も感じないのだ。\n\n\n私は。\n\n只々。\n\n受け入れていた。\n\n\n\nそして。\nその日。\n\n\n「あのよ、その。俺達、ずっと一緒だったよな。\nそれでよ、あの。俺達、えっと…付き合わないか?」\n\n…これ多分、告白なのよね。\n\n\n別にコウタに恋愛感情はない。\n\nけど。\n\n【コウタのこと、お願いね?】\n\n\n私は。\n\n只々。\n\n受け入れた。", "preface": "12話目です。\n短めです。", "afterword": "今回も、次回も短めにしています。\n長文にすると、しんどいんですよ…。\n内容的に…。"} |
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