| {"novel_id": "n0002jy", "chapter": 18, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0002jy/18/", "title": "侵された、聖域。", "content": "私は教室でコウタの事を待っていた。\n今日はコウタが日直で\n日誌を職員室を届けてから、一緒に帰ることになっていたから。\n\n\nけど、どれだけ待ってもコウタは来ない。\n疑問に思った私は、コウタを探しにいった。\n\n\n\n渡り廊下の曲がり角から、コウタと、数人の男子の声が聞こえてきた。\n\n2年になって、クラスメイトの顔ぶれも変わってから\nまた私をダシに使った\n彼女マウントがヒドくなっていたので\nいつものソレだと思っていた。\n\n\n「すげー、コウタくん。\nそんなに小鳥遊さんとラブラブなんだ?」\n\n「へへっ!まーな!\nいつも俺といると嬉しそうな顔してよ!\n多分、校内でも一番くらいのベストカップルじゃねぇかな!」\n\n\nどこが。\n私が、いつ、嬉しそうな顔したんだろう。\nいつもの愛想笑い?\n\n…そういえば、いつも愛想笑いをしてるから\nコウタの前ではそれがデフォルトの表情になってたかしら。\n\n\n「朝とかも、いつも甲斐甲斐しく俺を起こしてくれてよ。\n尽くす女ってあぁいうのを言うんだろうなぁ。\n愛されてるって実感するぜ」\n\n尽くしてるわけがない。\n尽くしたいはずもない。\n義務だ。義務でしかない。\n\n\n【コウタのこと、お願いね?】\n\n大丈夫。\n\n耐えられる。\n\nシューヤくんが、温もりをくれるから。\n\nシューヤくんが、支えてくれるから。\n\n私は。\n\n私は。\n\n受け入れる。\n\n\n\n「彼氏の前でこんなこと言うのは\nなんだけどさ。\n小鳥遊さん、ホントにスタイルいいよな。\nあれを好きに出来るって羨ましいよ」\n\n\n「だなー、前も聞いたけど、最近はどういうプレイしたんだよ?」\n\n\n「え?お、おう!\nお前らもしょうがねぇヤツだなぁ!\nいいぜ、教えてやるよ。\nキョウコの乱れ方、すげぇぜー?」\n\n\n\n………………は?\n\nこいつは。\n\n何を。\n\n言ってるんだろう。\n\n\n\n「えっとな、最近だと、キョウコが上に乗っててよ」\n\n\nそんな行為、こいつとしたことない。\n\n自分を大きく見せたいだけの、噓。\n\nなんて、なんて浅ましい噓なんだ。\n\n\n【コウタのこと、お願いね?】\n\n私は。\n\n私は。\n\n\n\n「俺が腰を振りながら、あの爆乳を揉みしだくと、ひぃひぃ喘いでよー!」\n\n【コウタのこと、お願いね?】\n\n私は。\n\n【コウタのこと、お願いね?】\n\n私は。\n\n私は\n\n\n\n「キョウコを満足させてやれるのは、俺だけだろうよ!」\n\n\n\n\n私、は\n\nそれだけは、絶対に!\n\n受け入れられない!!!!!!\n\n\nふざけるな!\nお前じゃない!\n私を満たしてくれるのは!\n私を支えてくれるのは!!\n私を!愛してくれるのは!!!\n\nお前なんかじゃ、ない!!!!!", "preface": "18話目です!\nついに、来ます。", "afterword": "キョウコちゃん、激昂。"} |
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