Krixter/Repo / n0002jy /26.json
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{"novel_id": "n0002jy", "chapter": 26, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0002jy/26/", "title": "どうすっかねぇ…?", "content": "龍ケ崎カナエはいいトコのお嬢様だ。\nなんと、この歳で婚約者までいる。\n\n漫画では、万引きしたところを俺に動画を撮られ\nそれをバラまかれたくなかったらと\n強請られ、俺にセックスさせられる。\n\nさらに、その様子すら動画に撮られ\n俺との関係がやめられなくなり\n婚約者にも裏切られ、破滅に身を落とす。\n\n\nもちろん、そんな真似を俺はしねぇが。\nだが、万引きを見て見ぬふりは出来ねぇから声をかけた。\n\n\n\nカナエが後ろで俯きながら歩いている。\n俺とキョウコは、歩きながらこれからどうするかを話し合った。\n\n「で、シューヤ。ここからどうする?\nこのまま解散ってわけにはいかないよね?」\n\n「まぁ、そうだよなぁ…\nそもそも、万引きする理由ってのは\n金銭面の問題より、刺激を求めてって\nケースが大半だ。\n会長も、裕福な家庭だろうし\nおそらくそういう理由なんだろうよ。\nわりぃキョウコ、会長の話聞いて\nフォローしてもらっていいか?」\n\n「うん、わかった。だったら、人気の少ない、落ち着けるトコに行きたいね。\nかいちょー、ちょっと外まで歩いていーいー?」\n\n「あぁ…すべて、お前たちの言う通りにする…」\n\n自暴自棄になってんなぁ…\nどうにかしてやらねぇとな…\n\n\n\n俺たちはモールから出て、近くの公園へと来た。\n日は落ちたとはいえ、まだまだ暑さの残る。\nだが、人は居ないから、話をするのには丁度いい。\n\n\n「じゃあ、すまん。キョウコ、任せる」\n\n「はーい。おまかせー♪」\n\n「……柊は、何処かへ行くのか?」\n\n「まぁ、あんな現場見ておいて\nそのままバイバイってのはアレだからよ。\n話くらい聞かせてもらおうかと思うが\n男の俺より、キョウコの方が話しやすいだろ?\n俺は公園の入り口で誰かが来ないようにしておくぜ」\n\n「…いや、柊もいてくれていい。\nワタシを捕まえたのは、二人だからな。\n二人に、なんでも話そう…」\n\n俺達が脅して自白させようとしてるように\n見えるな…\nいやまぁあながち間違いでもないけどな。\n漫画の俺、見事に強請ってやがるし。\n\n「……ねぇ、かいちょー?\nシューヤが、万引きする人は\n刺激を求めてって言ってたけど\nかいちょーもそうなの…?」\n\n「刺激…あぁ、そうなのかもな…」\n\n\n「…何か、日常に不満でもあった?」\n\n\n「…不満、か。\n……ワタシな?割と家は裕福なんだ。\nそして、いい暮らしをさせてもらってる自覚はある。\nそんなワタシが不満とか、贅沢な話だな…」\n\n「裕福だろうと、いい暮らしをしてようと、不満ってのは生まれる。\n人間ってのはそんなもんだろ」\n\n\n「親に敷かれたレールが嫌だったとか…?」\n\n「…どう、だろうな?確かに、ワタシはゆくゆくは親の事業を継ぐ予定だし…\n結婚相手も、すでに決められてはいるが…\n納得はしているんだ。\n両親も尊敬出来る人たちだし、跡を継げるのは誇りに思う」\n\n「じゃあ、結婚相手…婚約者に不満があるとか?」\n\n\n「………いい人、だと思う。\nいつも笑顔だし、ワタシを立ててくれるし、誠実な人だよ」\n\n「その言い方だと、何かありそうだな?」\n\n\nまぁ、俺は漫画の知識で知ってたりするがな…\n\n\n「そう、だな。\n元々、ワタシたちは政略結婚でもあるんだ。しかも、ワタシの家の方が力が強い。\n婚約者の、阿笠セイジさんと言うんだが\nセイジさんの会社は、経営が悪化していてな…」\n\nカナエは目を伏せながら喋り続ける。\n\n「うちは、向こうの会社の業種のノウハウが欲しい。だが、別にセイジさんの会社じゃなくてもいい。\n逆に、向こうはワタシの家に縋るしかない。\nそんなパワーバランスのせいか、時々セイジさんがワタシに怯えてるように見えるんだ。\nワタシの反感を買わないように、感情を隠すように。そこに不満があったのだろうな」\n\nまぁ、そういう面もあるだろうな。\nだが、それだけじゃねぇのを俺は知っている。\n知ってるが、どう伝えたもんかねぇ…\n\n「さて、ワタシのつまらない不満の話は終わりだ。\n後は、煮るなり焼くなり好きにしてくれ。\nだが、許されるのなら、家族には手を出さないでほしい。\nそうしてくれるなら、ワタシはなんでもしよう」\n\n「う〜ん、私たちは、かいちょーを\nどうにかするつもりはないんだけどねぇ…\n信用できない?」\n\n「すまない、君も柊も、ある程度の為人は知っているから、そういう事はしないとは思う。\nだが、弱みを見せたら付け込まれる世界があることも教えられているからな。\n信用するというのは、難しいんだ\nワタシの犯罪行為を未然に防いでくれた君たちに、最低な事を言ってるのは理解しているがな…」\n\n「まぁこっちが一方的に弱みを握ってるって状況だしねぇ…\n……ん?一方的に…?\nあ。………にひっ♪」\n\nお?なんかキョウコが思いついたみてぇだな。\n…イタズラを思いついたようにも見えるが………\n\n「それじゃ、一個命令させてもらおーかなぁー♪\nね、かいちょー?かいちょーのスマホ、カメラ起動して貸して?」\n\n「あ、あぁ…その程度なら。\n………ほら、受け取ってくれ」\n\n\n「ありがとっ♪\nねーぇ、シューヤ♡\nパンツ脱いで、おしり見ーせてっ♡」", "preface": "本日、2話投稿してますー。\nご注意くださーい。\n26話目になりますー", "afterword": "明日葉ユウカちゃんのキャラ絵ラフ画\nXにて投稿してますー。\nhttps://x.com/UUJOHN185638/status/1881466595740201438\n\nそして、今回登場した\n龍ケ崎カナエちゃんのラフ画もXにて投稿しましたー!\n\nhttps://x.com/UUJOHN185638/status/1884973991590584549"}

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