| {"novel_id": "n0002jy", "chapter": 27, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0002jy/27/", "title": "信用を勝ち取るってのは、難しいぜ", "content": "クククっそういうことか。\nキョウコのやりたい事わかったぜ。\n\n「…………なぁ、ワタシの気のせいか?\n柊に、お、おしり見せてって言ってないか?」\n\n動揺するカナエをよそに、俺は後ろを向いて\nズボンとパンツを下ろす。\n上半身を捻って、ちゃんと俺の顔も見えるようにする。\nノリノリでポージングまで取ってやるぜ。\n\n「ちょっ!ひ、柊!君は何をしてるんだ!?」\n\n「まぁまぁ、かいちょー♪今は黙って見てて♪\nじゃあ、撮るよー♡………うん、撮れたっ♪\n相変わらず素敵なおしり♡\nじゃあ、今度は私も撮って?♡」\n\n「おいおい、俺だけでいいんじゃねぇか?」\n\n「シューヤだけ、かいちょーのスマホに画像あるのヤダ!どうせならぁ♡私も♡」\n\n「くくっわかったよ。\nわるい、会長。スマホ借りるぜ?」\n\n「おい、君たちは一体何を……」\n\n混乱する会長を一旦無視して、俺はキョウコからスマホを受け取る。\nキョウコはスカートをめくり、ショーツをずり下げて魅力な尻をこちらに向ける。\nノリノリでピースをしながらのカメラ目線だ。\n\n俺は、キョウコの顔が写らないよう、シャッターを切る。\n\n「よし、撮れたぜ」\n\n「見せて見せてー♡\n……あー!私の顔写ってない!\nもう、これじゃ意味ないじゃん!」\n\n「そこは俺だけでも写ってたら目標達成だろ?\n会長、スマホありがとよ。返すぜ」\n\n\n「なぁ、君たちは一体人のスマホで何をしてるんだ?\nなんでもすると言った手前、別に何をされてもいいが\nまったくもって意味がわからないのだが…」\n\n\nスマホを受け取ったカナエは、俺たちの奇行の理由が未だにわからねぇみてぇだな。\n\n\n\n「にひひっ♪\nあーしまったー。\n公園でー、野外露出をしていたらー、かいちょーに撮られてしまったぞー?」\n\n「おう、しまったな。野外露出といえば、わいせつ物陳列罪に該当するよな。\nそんな犯罪の証拠を、会長に撮られちまったぜ」\n\n「やっちまったぜー。\nそんな証拠を保存されてたら、かいちょーの弱みをバラした途端、私たちの犯罪もバラされるー」\n\n\n「…………っ!!!」\n\nお、ようやく俺達の意図がわかったみてぇだな?\n\n\n「な、なんで…君たちには、こんなことするメリットなんて、無い…のに…」\n\n\n「私ね、かいちょーの事、素敵な女性だって思ってるんだ。\nいつも、学校の為にとか、学生の為にとか色々がんばってるの知ってる」\n\n「俺も、この身なりで何度か迷惑かけてるが\nそれでも仲良くしてくれる会長に感謝してるんだぜ?」\n\n\n「そんなかいちょーが、こんなことで引け目を感じるのは、納得いかないんだよねー♪」\n\n\nカナエの目が、涙で潤む。\n声も震えていた。\n\n\n「き、君たちは…バカ…だ…\nこんな…ワタシのために…」\n\n\n「…信用、してくれる?」\n\n\n「あぁ…あぁ。すまない…ありがとう…っ!」\n\n「よしっ♪イエーイっ!」\n\nキョウコとハイタッチを交わす。\n\n\n\nカナエの気持ちが落ち着くまで、俺達は静かに見守った。\n\n「すぅ…はぁ。すまない、もう大丈夫だ。\n君たちの優しさを裏切らぬよう、もうあんな事はしないと誓わせてくれ」\n\nカナエの信頼を勝ち得たようだし、今ならいけるか?\n\n「なぁ、会長。俺からも1つ聞いていいか?」\n\n「あぁもちろんだ。なんでも聞いてくれ」\n\n「さっき会長、婚約者が誠実な人だと言ったよな?\n下世話な話になるが、その婚約者、会長をエロい目で見ることはあるか?」\n\n「なっ…!い、いや。うん、なんでも聞いてくれと言ったのはワタシだな。\nエロい目、か。……………いや、彼がそういう目でワタシを見ていたことはないと、思う」\n\n「やっぱりな。なんとなくそんな気はしたが、ちょっとそこに違和感を感じるんだよな」\n\n「ん?ん?どーいうこと?」\n\n「ほら、会長ってすげぇ魅力的な、ぶっちゃけるなら、エロい身体してるだろ?」\n\n「〜〜〜〜っ!い、言い方!その言い方!」\n\n「あ、でも、わかる。かいちょー、スタイルいいもんね?」\n\n\n「だよな。いくら、反感を買わないようにっつっても、婚約者という立場で、婚約相手をそういう目で見ないってのも、なんかな」\n\n\n「た、たしかに、人より容姿が優れているとは自負している。男子生徒からそういう視線を感じることは多い。\n………いや、ちょっと待て。柊だって、そういう目でワタシを見たことないだろう?\n少なくとも、君からはそういう視線は感じたことはないぞ?」\n\n「俺の場合は、めちゃくちゃ理性を働かせてたんだよ。\n俺は、人より性欲が多いと自覚してるからな。\nこんなエロい身体、一度そういう目で見たら滾ってしかたねぇ」\n\n「〜〜〜〜っ!!だ、だから言い方!」\n\n「確かに、かいちょー、エッチな身体してるもんね。\n…ぐぬぬ、おっぱい、負けてる…\nうわぁーん!シューヤぁ!\n私、がんばるっ!\nがんばっておっぱい育てるねぇー♡」\n\nキョウコが抱きついてくる。\nホント、可愛いヤツだなぁ。\n頭撫でてやる。\n\n「おう、俺としては、今のキョウコでも最高にエロいと思うがよ。\n期待、してるぜ?」\n\n「えへへぇ♡シューヤだいすきー♡」\n\nカナエが、呆れた顔でこっち見てるわ。\nすまんな、俺の彼女が可愛くて。\n\n\n「君たちは、すぐイチャつくのだな…\n……で、なんの話だったんだ?」\n\n「あ、すまん。話を戻すぜ。\nその婚約者、会長をエロい目で見ないことに、会社うんぬん以外の理由があると思うんだわ」\n\n「そうか…確かに、別に両親には性交をするなとは言われていない。\nセイジさんにも、ワタシが大学を卒業するまでは、避妊さえしてくれれば\n何も言わないとも伝えてあるはずだ」\n\n「だけど、手を出す気配どころか、視線を感じることもない」\n\nこくん。カナエが頷く。\n\n「親も認めてるなら、尚更、理由がありそうなんだよな。\n…なぁ、一度、その婚約者と腹割って話してみたらどうだ?\n会長の不満の理由も、わかるかもしれねぇぜ?」\n\n\n「そう…だな。わかった、話をしてみよう\n…丁度迎えも来たようだ。\n…それじゃあ、今日はありがとう。\n君たちには、感謝してもしきれないな」\n\n\n「おう、またなんかあったら、俺でもキョウコでもいい。話してくれよ」\n\n\n「あ、なら連絡先交換しよ?」\n\n俺達は、連絡先を交換しあい\n今日はお開きとなった。\n\n\n\n「かいちょーの婚約者さん、なにかあるのかなぁ?」\n\n「まぁ、なんかはあるだろうな」\n\nあるんだよなぁ…\nその婚約者、カナエとは別に、恋人がいるんだよなぁ…\n漫画では、それを俺に教えられて、壊れていくんだよなぁ…\nさて、どうなることかねぇ……?\n\n「とりあえずシューヤ?」\n\n「おん?」\n\n「今日は、カップラーメンでも食べよ?」\n\n蕎麦、食い逃したわ…。\nモール戻るのも面倒だし。\n\n「そうするかぁー」", "preface": "27話目!", "afterword": "親から「性交していいよ!」って\n言われたくないですよね…。\nエ、エロ漫画の世界だから!\n(便利な言い訳)"} |
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