| {"novel_id": "n0002jy", "chapter": 49, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0002jy/49/", "title": "色々決まりだしたな。", "content": "「海外?」\n\n数日が経ち、ルイの親父さんから連絡がきた。\n\n\n『そう、うちの会社で海外に赴任する人がいてね。\nちょっと強引に私をねじ込んでもらったんだ。\nそこに、コウタも連れて行く』\n\nなるほどな。\n物理的に海の向こうなら、こちらにちょっかいは出せないか。\n\n「…どれくらいの期間?」\n\n\n『どうだろう?向こうでの事業が軌道に乗るまではどちらにせよ\n帰れないだろうから、少なくても4、5年はかかるんじゃないかな?』\n\n「その間、おじさんも帰ってこないんですか?」\n\n\nキョウコも話に加わる。\nもし、親父さんが帰ってこないとなると\nルイの家も母と娘の2人で過ごすことになる。\n母子家庭のキョウコだからこそ、心配なんだろうな。\n\n\n『コウタ次第、かな?\nあいつを連れて帰る選択をするなら\nそこはしっかり考えなくてはいけないし\nもし、コウタを置いて帰るにしても\nあいつが自活出来るようになってないと\nいけないだろうし』\n\n「じゃあ、その間はルイちゃんとミヨさんは…」\n\n\n『私とルイは2人で生活することになるわ。\n…お父さんも、生活能力には不安があるけど……』\n\n『おいおい、私なら大丈夫さ。\nもちろん私も家事はするが、コウタにもさせるからね』\n\n「ルイは、それでいいのか?」\n\n仕方ないとはいえ、ルイに相談なく\n話が進んでいる。\n少し心配になって視線を向けると\n平気そうな顔をしていた。\n\n\n「うーん、お父さんがいないのは寂しいけど\nあの人が近くにいなくなる安心感の方が\n強い…かな?\nもちろん、大変だとは思うけど…」\n\n「ルイちゃん、ミヨさん。\n何かあったら、私も手伝うからね」\n\n『………いいのかい?\n私たちはあんなに君に迷惑をかけたというのに…』\n\n\n親父さんが少し驚いたように話しかけてくる。\nまぁ、キョウコならそう言うだろうな。\n\nそして、もちろん俺も手伝うつもりだ。\nルイのこと、放っておけねぇからな。\n\n「キョウ姉…いいの?」\n\n「もちろん、ルイちゃんもミヨさんも大好きだからね。\n【私がしたいと思ったからするんだよ?】」\n\nキョウコが何故かルイにウインクを\nしている。\n\nそれを見たルイも、何かに気付いたようだから\n俺の知らない何かしらの意味があるんだろうな。\n\n\n「もちろん、俺も手伝うぜ?\nこの家にもいつでも来てくれていいからな?」\n\n「シュウ兄……うん、ありがと!」\n\n「それで出発はいつなんです?」\n\n『今日コウタにもパスポートの申請をさせたから、それが届き次第。\n遅くても再来週には日本を離れる』\n\n再来週か…そんな急な転勤の交代を\nよくねじ込めたもんだ。\n\n\n「そっかぁ…ねぇお父さん。\n海外に行っちゃう前に、一度会えないかな?\nこのまま数年も会えないのは寂しい…」\n\n\n『それは…私も寂しいが、今のコウタから目を離すのは…』\n\n前回は、両親不在の時に学校まで来てやらかしてるからな。\n\nあ、それなら。\n\n俺はある提案をして、その話し合いはお開きとなった。\n\nビデオ通話を切ったあと\nルイが無言のまま俺に抱きついている。\n\n色々複雑な想いなのだろう。\n\n\nそして、何故かキョウコも俺の背中に\n抱きついている。\n\nユウカやカナエが俺とくっついていても\nいつも微笑ましそうに見ているキョウコだが\nルイとこうしてると\n急に対抗意識みたいのを感じるのは\nなんでなんだろうな?\n別に、お互い仲が悪いわけでもないし\nキョウコも過去を引きずってる様子もねぇしなぁ…?\n\n「………よし!元気出た!\nありがと、シュウ兄!」\n\n「おぅ、どういたしまして、だ。\nどうする?どっか出かけるか?」\n\nまだ日も高い。\n気晴らしに出かけるのもアリだろ。\n\n「あ、それならシューヤ。\nユウカさんの所に行かない?」\n\n「ユウカさんって、シュウ兄のもう一人のセフレさんの?」\n\n「そうそう。\nルイ、まだ会ったことないだろうし\n今後も長い付き合いになるだろうからね♡」\n\n「あー、そういやそうだな。\nどうだ、ルイ?ユウカの都合が合うなら\n行ってみないか?\nきっと、ルイとも仲良くなれると思うぜ?」\n\n「にひひっ♪ユウカさんとも、4Pとかしちゃう?」\n\n「よ、4P……♡ごくり…」\n\n善は急げ、ということで\nすぐに連絡してみたら全然空いてると\n返事が来た。\n\nと、いうことで俺たちは\nユウカの家に向かうことにした。\n\n…そういや、ドМのユウカと\nSっ気の見え隠れするルイとは\n意外に相性いいのかもな?\n\n\nユウカの家に着く前にそんなことを\n考えていたんだが………\n\n\n「あぁぁっ♡むりっ♡ムリムリっ♡♡♡\nもうイッてるぅ!♡イッてるからぁっ!!♡」\n\n「んふふ〜♡でも、気持ちいいでしょ?♡」\n\n「いいのぉ♡しゅごぃぃ♡\nイッッッ♡♡♡♡」\n\nルイがめっちゃイカされてた。\n\nあのユウカが、めっちゃいじめてた。\n\nえぇ…ルイ…弱くね…?\n\n\nそんなこんな、ユウカとも仲良くやれそうな\nルイの姿を見た数日後。\n\n\n「よっ」\n\n「な、なんでてめぇがここにいるんだよ!」\n\n俺は山田の家に、お邪魔していた。", "preface": "49話目になりました!", "afterword": "次回、シュウヤくんVSコウタ!\n別にバトルにはなりません!"} |
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