| {"novel_id": "n0002la", "chapter": 30, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0002la/30/", "title": "26.『奉納の儀』♡", "content": " たくさんの拍手に迎えられて壇上に上がった俺とリスちゃんは、観衆にぺこりとお辞儀をする。おもてをあげると、ステージの前に数え切れないほどの村人がひしめきあい、俺とリスちゃんに熱視線を送っている。\n ふと見れば、最前列にはルーシー先生が陣取り、俺たちに意味ありげな目配せをしてくる。「頑張ってきなさい」と背中を押されたような気分だった。身が引き締まる思いだ。\n\n「カンちゃん」\n\n リスちゃんが俺の手を取り、俺達は見つめ合う。そして、群衆に見守られながら軽い口づけをする。ここはフリじゃねえのかと練習のときに思った。まあ、今まで散々エロいことしてきたもんな。キスぐらいじゃ動揺しないが。\n\n 俺がリスちゃんを壇上に押し倒すと同時に、楽器隊が演奏を始めた。\n\n ――ぽんぽんぽんぽんすっぽんぽん! ぽんぽんぽんぽんすっぽんぽん!\n\n 鼓の音に合わせて、俺はリズミカルに腰を打ち付ける。リスちゃんはカラダをくねらせ、おとがいを持ち上げて声にならない声を上げる。\n\n ――べんべんべんべんスケベンベン! べんべんべんべんスケベンベン!\n\n そこに三味線が加わり、より情熱的な交合を演出する。俺は体位を変え、バックからリスちゃんのお尻に下腹部を叩きつける。\n 歓声が上がった。俺達の演舞により会場のボルテージは最高潮だ。俺達はオーディエンスを煽るように、より大きくカラダを動かし、ダイナミックな性交を演じてみせる。リスちゃんの両足を抱え上げ、下からずんずんと突き上げると、観客はそれに合わせてパンパンと手拍子を打ち始めた。\n\n(ここまでは順調だが……?)\n\n 俺はちらりと最前列に陣取るルーシー先生を見る。彼女は手拍子を打ちながら、熱っぽく俺達を見つめている。どうやら大丈夫そうだ。しっかり盛り上がっている。\n\n だんだんテンションが上がってきた俺は、リスちゃんを壇上に組み伏せて猛然と腰を振った。熱を帯びた太鼓の音色がどんどんと腹を叩き、カラダの芯が震える。トランス状態と云えばいいのか、俺は本当にセックスしているような気分になってきた。気づけば俺はガチガチに勃起していて、けれども恥ずかしくはない。むしろ勃たねばリスちゃんに失礼というものだ。\n\n「……んんっ?」\n\n 俺はぎょっとした。ピストンが激しすぎてリスちゃんの袴がズレて……!?\n\n(まんこが見えとる!)\n\n リスちゃん、パンツ穿いてねえのかよ。俺もだけど! ていうか、なんだこのエロいスリット! チンポ挿れられそうじゃん。\n 俺が動揺していると、潤んだ目をしながらリスちゃんは俺の首に両手を回し、耳元で甘く囁いてくる。\n\n「カンちゃぁん……♡ おちんちん挿れてぇ♡」\n「――――」\n\n ――リスちゃん、完全に発情しちまってる。くいくいと腰をひねって、おまんこをチンポに擦り付けてくる。リスちゃんの愛液で汚れた着物がぬるぬるで糸引いてて……エロッ! これは後には退けねえぞ。\n 甘やかな誘惑に抗えなかった俺は、着流しの裾からこっそりとチンポを取り出し、リスちゃんのおまんこに押しあてる。そのまま体重をかけて挿入すると――\n\n「ああんっ♡♡♡」\n\n リスちゃんは甘ったるい嬌声をあげた。こんなのバレちまうだろってヒヤヒヤしたけど、演出だと思ったのか、オーディエンスはますます盛り上がった。\n\n「すごい臨場感だ!」\n「まるで本当に入ってるみたいね!」\n\n 本当に入ってるんだよ! ガチでやばい。俺、こんなところでリスちゃんにナマハメしちまってるんだが!? 頭がおかしくなりそうだ!\n\n「くそ、でも気持ちいい! めっちゃぬるぬるで吸い付いてくるっ」\n「カンちゃんっ♡ ああっ♡ お股が熱いよぉ♡」\n\n 我慢できずに、俺は本気ピストンを始めた。リスちゃんが快感に大きく身をよじり、喉を引きつらせながら喘ぐ。\n\n ――ぽんぽんぽんぽんすっぽんぽん! ぽんぽんぽんぽんすっぽんぽん!\n ――べんべんべんべんスケベンベン! べんべんべんべんスケベンベン!\n\n 楽器の音色が大きいから、俺達の結合音は聞こえないはず。けど、俺の耳にはしっかりとぐちょぐちょという粘ついた水音が聞こえていた。俺、こんなにたくさんの人に見られながらリスちゃんとセックスしてる!\n\n「カンちゃんっ♡ カンちゃ……っ♡♡ きもひぃ♡ おちんちんすきぃ♡♡」\n\n リスちゃんは俺の腰に足を回してホールドしてくる。誰に教えられたわけでもなくだいしゅきホールドしちゃうとか、これ本気で孕みにきてるだろ!\n\n「はぁはぁっ、リスちゃんっ! 孕め! 俺の子供を産めっ」\n\n 俺は大きく腰をグラインドさせ、彼女の未成熟の腟内を掘削する。チュウチュウと吸い付く膣肉が射精を煽ってくる。楽器の音がさらに大きく激しくなり、俺の腰の動きもますますヒートアップする。もう射精することしか考えられん!\n\n「リスちゃんっ、うぁあぁ……!」\n「カンちゃんっ♡♡ んんっ♡♡ とんじゃうっっ♡♡♡」\n\n ――びゅるるるっ! びゅぷっ! びゅっびゅっ!!\n ――ガクガクガクッ! びくんびくんっ!!\n\n 俺達は同時にオーガズムに達した。腰が抜けるほどのとてつもない快楽。脳が焼き切れるかと思った。リスちゃんもトロ顔で俺のザーメンを受け止め、全身を大きく震わせている。同時におまんこもキュウキュウ締まって、最後の一滴まで精液を吸い出された。\n\n「ブラボー」\n「ブラボー」\n\n オーディエンスは涙を流し、諸手を打ち鳴らしている。俺とリスちゃんを称える声はいつまでもやまない。\n 割れんばかりの拍手の中で、リスちゃんは俺に抱きついてくる。\n\n「カンちゃん、だいすき♡ 赤ちゃん産みたいよぉ♡」\n\n 俺はリスちゃんを抱き返す。\n\n「おう。元気な赤ちゃん産んでくれよな」\n\n そして俺達は、祭りの締めに熱烈なチューをしたのだった――。\n\n\n ――大山愛梨寿 攻略完了。\n\n …………。\n ……。\n\n ――祭りの後の淋しさは、都会も田舎も変わらない。熱狂の後の会場にぽつんとひとり立っていると、世界から取り残されたような気分になる。\n\n「なんだかんだで楽しかったな」\n\n とんでもないことをしてしまったのだが、終わってみれば良い想い出だ。一生物のオカズができたとプラスに考えることにしよう。\n セックス疲れで、壇上から降りるなり糸が切れたように眠りに落ちたリスちゃんを、その場に居合わせた那歩子たちに頼み、俺は社務所での打ち上げに顔を出した。お偉方にあいさつ回りをして一通り称賛を浴びて、再び会場に戻ってきたわけだが……まあ、当然誰も待ってはいなかった。\n\n「そういえば、先生はどこに行ったんだろうな」\n\n ステージの最前列に居たはずなのに、気づいたら姿を消していた。今日まで厳しくも温かく練習を見てくれていた彼女にもお礼を言いたかったのだが。\n\n「まあ、これからも会う機会はたくさんあるだろ」\n\n 小さな村の中だしな。学校に行けばいつでも会えるだろうさ。\n そろそろ帰るかと俺が歩き出すと、石段に一人の老婆が腰掛けているのが見えた。あれは……いつぞやの認知症のおばあちゃんじゃないか。\n\n「ばあちゃん、また徘徊? さすがに夜は危ないよ」\n\n 俺が声をかけると、ぼんやりと遠くを見ていた老婆の目に光が宿った。おばあさんは勢いよく振り返り、彼方を指さした。\n\n「あっちじゃあ! おまんこはあっちじゃあ!」\n\n そう言い残し、ばあちゃんは矍鑠とした足取りで石段を降りていった。俺は呆然と立ち尽くす。\n\n「あっちって……本殿の方か?」\n\n そんなところに行ってもなにもないとわかっているのに、俺はなにかに吸い寄せられるように本殿へと向かった。本来なら厳重に施錠されているはずだが――\n\n「扉が開いてる……?」\n\n 中に誰かいるのか? 好奇心に衝き動かされた俺は、おそるおそる本殿へと足を踏み入れる。\n 暗くてぎしぎしと床が鳴る本殿の中は、誰が灯したかわからないろうそくの光にうすく照らされている。その最奥に祭壇があり、御神体である夜叉熊様の遺骨が鎮座していた。\n 俺は首をひねる。\n\n「熊の骨? いや、これは……どう見ても、人間の頭蓋骨じゃないか」\n\n 俺が呆然と呟くと、突然背後から手が伸びて、俺の口に布のようなものを押し当ててきた。\n\n「むぐ」\n\n 俺はぎょっとして抵抗しようとするが、かくんと膝が折れる。もがこうとするが手に力が入らない。次第に視界がぼやけてきて――俺の記憶はぷつりと途絶えた。"} |
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