| {"novel_id": "n0002la", "chapter": 6, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0002la/6/", "title": "6.『掟破りの秘め事』♡", "content": " こんなことを言うと甘えたがりだと誤解されそうだが、子供の頃の俺は、朝、母親に起こしてもらうのが好きだった。深いまどろみの海から優しく揺り起こされる感覚は至福の一言に尽きる。さすがに中学に上がる頃にはママアラームは卒業したけどな。まあ、スマホのアラームの機械的な音で目覚めるのはシンプルに不快だから、俺は朝起きるのがあまり好きじゃなくなった。\n\n「……起きて。朝だよ」\n\n ――ところが、最近の俺は人に起こしてもらうのが日常になっている。穏やかな声と波のような優しい揺れ。うっすら目を開くと、ベッドの傍らに制服エプロン姿のかぐやがいて、こちらを覗き込んでいた。\n\n「起きて。遅刻しちゃうよ?」\n「うーん。あと5分」\n「ベタなこと言わないの」\n\n かぐやはくすりと笑うと、ぽんぽんと俺の頭を撫でる。\n\n「ほら、起きないとちゅーしちゃうよ」\n「じゃあ起きない」\n「もう」\n\n かぐやは身をかがめると、俺のほっぺたにちゅっと軽くキスをする。\n\n「起きた?」\n「……ああ」\n\n 俺がのそりと身を起こすと、かぐやはころころと笑った。\n\n「閑馬くんって、結構甘えん坊だよね」\n「かぐやが甘やかすからだろ」\n「人のせいにしちゃだめだよ」\n\n 彼女は否定するが、かぐやは人を甘やかすのが上手いと思う。ここ最近の俺は、それを痛いほど実感していた。\n\n 初めて彼女と身体を重ねてから1週間。彼女はあの日以来、毎日俺を起こしにきてくれている。心境の変化というやつなのだろうか。かぐやは元から親切な子だったけど、それは寮長としての責任感に起因するもので、俺に対しては村の外からやってきたよそ者としてはっきり一線を引いていたことが今ではわかる。警戒していたともいう。\n セックスを経て、彼女は俺に心を許してくれたらしい。それでどうして、まるで幼馴染のように振る舞うようになったのか。彼女の心境の変化は、心の機微に疎い俺にはわからなかった。\n\n ただ、これだけは言える。幼馴染ぶってるかぐやカワイイ!ってこと!\n\n「かぐやがキスしてくれたおかげで、別のところも目覚めちまったぜ」\n「もう、下ネタはNGだよ」\n\n かぐやはすげなく言って、部屋を出ていこうとする。\n 彼女はドアノブをひねり、こちらに半身を向けて柔らかく笑った。\n\n「今日も頑張ろうね。閑馬くん♪」\n「ああ」\n\n 俺はむくりと上体を起こし、同じく上体を起こしたマイバナナをなだめるのだった。\n\n 階下に降り、居間に入ると、リスちゃんがもりもりと朝飯を食っていた。俺を認めると、にっと歯を見せて笑う。\n\n「カンちゃん、おはよー!」\n「おはよ。朝から元気だな」\n「いっぱいプールで泳いで、いっぱい食べていっぱい寝て。そしたらカンちゃんも元気になるよ!」\n\n これが若さか、と遠い目をする。子供の頃ってスタミナが有り余ってたよなぁ。\n\n「最近、自己ベスト更新しまくっててね。先生に成長期だね!っていっぱい褒められちゃった!」\n「へえ~」\n\n リスちゃんと他愛のない雑談をしながら、かぐやの作ったうまい朝飯をもりもり食う。ここが淫習に囚われた村だということを忘れそうになるくらい穏やかな朝だった。\n リスちゃんと寮を出てかぐやを待っていると、彼女は2人分の弁当袋を持って出てきた。\n\n「祐衣ちゃんと那歩子ちゃん、お弁当忘れちゃってる」\n「それじゃ、届けてやらなきゃな」\n「……閑馬くんが届けるの?」\n「だめか?」\n「うーん」\n\n かぐやは困ったように笑う。この村にきて一週間ですっかりかぐやとリスちゃんと打ち解けた俺だったが、相変わらずあのふたりからは距離を取られている。ふたりというか、主に祐衣にだけど。そろそろ距離を縮めたいと思っていたところだ。\n\n「待っていても仕方ない。多少強引でもこっちからアプローチしないとな」\n「まあ、閑馬くんがそう言うなら」\n\n かぐやは物言いたげな顔をしていたが、このままギクシャクしたまま時が過ぎても良いことはないとわかっているからか、俺の提案を受け入れてくれた。ふたり分の弁当袋をこちらに差し出す。\n\n「今回はわたしもついていくよ。万が一のためにね」\n「なんかあったらフォロー頼むわ」\n「あたしはルーシーせんせーとアニメ見る約束あるから先に行くね!」\n\n 校門でリスちゃんと別れ、俺とかぐやは2階の奥まりにある美術室へと向かった。\n 美術室と書かれたプレートが下がったドアをノックしようと身を乗り出すと、部屋の中から声が漏れ聞こえてきた。ふと見ればドアが半開きになっている。なんの気なしに隙間から中を覗くと――\n\n「んっ♡ 那歩子ぉ♡」\n「っ!?」\n\n 俺はぎくりと身を強張らせた。部屋の中で、ふたりの女の子が抱き合っている。言うまでもなくそれは祐衣と那歩子で、ふたりは身体を密着させながら至近距離で見つめ合っている。\n\n「ちゅっ♡ ちゅむ♡ ちゅっちゅっ♡」\n\n そして当たり前のようにキスし始めた。那歩子が祐衣の腰を抱き寄せ、深く唇を重ねると、祐衣はとろんとした目で口づけに応える。\n\n「ちゅるちゅる♡ んむ♡ きもひ……♡」\n\n おい、舌まで挿れてるぞ。ふたりの重なった口の間を、真っ赤でぬらぬらしたべろが別の生き物のように行き来している。ガチのベロチューだ。祐衣、めちゃくちゃ気持ちよさそうだな……。\n\n「んんっ♡ 那歩子、激しい……♡」\n「激しいのが好きでしょ?」\n「そう、だけど……」\n\n ふたりは互いの背中に腕を回して抱き合いながら、もぞもぞと下肢を絡ませる。那歩子が祐衣の股ぐらを太ももでぐいぐいと押すと、祐衣は「あっ♡」と甘ったるい声を出した。\n\n「那歩子……あそこが切ないよぉ♡」\n「祐衣ちゃん。かわいい」\n\n 那歩子は祐衣のカラダを長机に優しく押し倒し、スカートのホックを外す。すとんと床に落ちるスカート。淡いブルーの飾り気のないショーツがあらわになる。ここからでもわかるくらい濡れそぼり、股布に楕円形のシミができている。\n 那歩子は慣れた手つきでパンツの中に手を突っ込み、もぞもぞとまさぐった。\n\n「あっ♡♡ うゥンッ♡♡ きもち……いいよぉ♡♡」\n「すごい音してるね。聞こえるでしょ?」\n「やだっ♡ 恥ずかしい……っ♡♡」\n\n ぐちょぐちょと粘ついた水音がこちらまで聞こえてくる。パンツの中で蠢く手がとても淫らで興奮してくる。まるで見せつけるように、那歩子は祐衣のショーツを脱がせて足首に引っ掛けた。\n\n「んんっ♡ すーすーする……ぅ♡」\n\n Мの字を描くように開かれた祐衣の脚。二枚貝のような秘裂は真っ赤に充血し、白く濁った愛液がトロトロと湧き出している。那歩子はそこに顔をうずめ、ためらうことなく口づけをした。\n\n「じゅるっじゅるっ! ちゅうちゅう。ぢゅっぢゅっ」\n「はぁああぁっ♡♡ あぅううっ♡♡ いやぁ♡♡」\n\n 祐衣は激しく身じろぎする。こんな甘ったるい声、いつもの刺々しい祐衣の声と同じものだと信じがたい。\n\n「那歩子ぉ……アレやって……ぇ♡」\n\n 祐衣は切なげに那歩子を見つめ、はしたなくおねだりする。\n 那歩子は感情の読めない表情で祐衣を見つめ、再び秘部に顔をうずめた。\n\n「じゅぽじゅぽっ! ぢゅっぢゅっ! ぢゅーーっ!」\n「ああ゛ぁああぁっ!? それっ、すきっ! 頭ふわふわするぅ……っ!」\n\n 那歩子の激しいクンニで、祐衣は感じまくっている。フェラチオのときにも見せた、情熱的でありながら機械的な、弱い部分を的確に責める舌使いだ。祐衣はあっという間にイかされてしまう。\n\n「いくっ♡ いくいくいくっ♡♡ イッ……ひぅうっ!?♡♡♡」\n\n 祐衣がオーガズムに達しても、那歩子は責めをやめない。オマンコに舌をねじ込んで、ぢゅーぢゅーと下品な音を立てて愛液をすする。祐衣は激しく髪を振り乱しながら、あられもない声で喘ぎまくる。\n\n「やだっ!♡♡ もうイクのやだっ♡♡ うっ!?♡♡ またいくっ!!♡♡」\n\n すげえイキっぷりだ。声がどんどん甲高くなり、おびただしい量の愛液が糸を引きながら床にこぼれて水たまりを作る。\n いや、まんこから出る汁はそれだけじゃなくて――\n\n「ううううぅうううっ!?♡♡♡ んんんぅううっ!?♡♡♡」\n\n ――ぷしゃっぷしゃっ!!\n\n 祐衣のおまんこから勢いよく透明な汁が噴き出してくる。それは尿道口から出たもののようだ。潮吹きだ。祐衣は感じすぎて潮吹きしていた。\n\n「フーフー……♡ 那歩子……すき」\n\n 祐衣はだらしなくとろけきった顔で那歩子の名前を呼び、那歩子はそれに応えるように、愛液でベタベタな口で祐衣と口づけをした――。\n\n …………。\n ……。\n\n すべてを見届けてから、俺は呆然と呟いた。\n\n「まじかよ。あいつら、あんな関係だったのか」\n\n 同じく彼女らの痴態を見届けたかぐやが気まずそうに口を開く。\n\n「うちの村って女の子ばかりだから。女同士でえっちな遊びをするのは珍しくないんだよね。そこから本気で好きになっちゃうことも、まあ……たまにあるかな」\n「そうなのか」\n\n 天国みてえな村だな。\n\n「でも、今年は神宿の年だから」\n\n かぐやは深刻そうな顔でこう続ける。\n\n「あらにえがかもろし以外と性行為するのは掟に反するの」\n「……じゃあバレたら」\n「処罰は免れない……かな」\n「…………」\n\n かぐやは、祐衣たちの行為を咎めるべきか決めかねているようだ。責任感の強い彼女のことだ。掟破りの秘め事を見過ごすことはできないだろう。しかし、友達を売るような真似もしたくない。かぐやは揺れていた。\n だから、これは俺の役目だと思った。俺はドアを勢いよく開け放つ!\n\n「みーちゃった! みーちゃった!」\n「!?!?!?」\n\n 半裸の祐衣がぎょっとした顔で俺たちを凝視する。那歩子は振り返り、いつもの感情の読めない表情で俺とかぐやを順繰りに見る。\n 泡を食ったのはかぐやもだ。俺の制服のすそを引き、おろおろしている。\n\n「閑馬くんっ!? どうするの!?」\n\n 俺はにっと口の端をつりあげる。\n\n「掟破りは処罰の対象なんだろ? で、それはみんなイヤなわけだ」\n「はぁはぁ……!」\n\n 祐衣が青い顔で震えている。那歩子は……何考えてるのかわからん。\n 俺は拳を握りしめ、力強く言った。\n\n「ならプレイの一環ってことにすりゃいい」\n「ぷ、プレイ?」\n「ああ。女同士で乳繰り合ってるところに男が割り込んでチン堕ちさせるプレイ。それなら掟に反することもないだろ」\n「――――」\n\n かぐやは唖然としている。祐衣も信じられないものを見る目で俺を見ている。\n\n ――本来、百合の間に割り込む男は万死に値するが、それはそれ。いきり勃つチンポは止められねえぜ!\n\n 俺はアソコとともに仁王立ちし、高らかに宣言した。\n\n「そういうわけで、ふたりまとめて抱かせろ!」"} |
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