| {"novel_id": "n0002lz", "chapter": 28, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0002lz/28/", "title": "今日、僕はリプのしやすさについて考えた。", "content": "裏アカ男子をやっていて一番良いところは気軽にリプができることだ。\n裏アカ女子が自己の解放をしているのと同じで、裏アカ男子もリプで自己の解放ができるのだ。\n\n自己の解放と言っても、「おはよー」くらいの挨拶に対しては奇をてらうことなく、皆と同じように「おはようございます」くらいにとどめる程度の分別はある。\n\n僕が言いたいのは「本アカであれば『僕がこのリプをすることに、一体何の意味があるのだろうか? そこに生産性はあるのだろうか』と考えるようなシーンでも、裏アカであればとりあえず書き込むことができる」ということだ。\n\nウケ狙いだったり、写真にうつる肢体を褒める言葉だったり……。\n\nなぜ気軽にリプができるのかを考えたら、「リプ返がないのが普通だから」だろうと思う。\n\nこの界隈では基本的に裏アカ女子一人の投稿に対し、裏アカ男子が多数書き込むという構図だ。\n一対多のコミュニケーションである。\nその中で自分は「多」の中の一人、いわゆるモブになりきることができる。\nモブがどんな変わったことを言ったとしても、誰も気にしない。\nモブの一言に一々リプ返があるとは思わない。\nだから、「リプ返がないのが普通」を受け入れることができるのだ。\n\n一方、本アカであれば、リプ返を期待してしまう。\n期待するというか、礼儀的にリプ返はするものなので、当然あると考える。\nそうなると、あまり返事がしにくいようなことは書きにくいのだ。\n\nしかし、裏アカ女子は違う。\n基本的にリプ返はなく、見ましたのいいねくらいだけなのだ。\n\nだから、返事がしにくいんじゃないだろうか、とか、こんなことを言われても困るだろうな、とかいうようなことでも、気軽に書けてしまう。\n\nそれを書かれた裏アカ女子がどう思っているかはわからないが、それはそれとして、だ。\n\nもちろん、なるべく失礼に当たらないような文言になるよう気をつけているが、それでも本アカでリプするときのことを考えたら、基準はゆるい。\n\nそのせいで、全部にリプ返してくれる裏アカ女子さんにリプしにくくなるという逆転現象がおきている。\nきっと、みんながリプしやすいようにと思って、リプ返してくれてるんだろうけども……。\n\nちなみに、僕の適当なリプの例として、一つ挙げさせてもらう。\n\n裏アカ女子さんが陰茎に関して「思いっきり握ってやりたいと思ったことはある。それで握力測らせてもらおうかな」と、ボケていたので、ボケを重ねて以下のようなリプをした。\n\n自分で10kg、20kg、30kgの強さで握って確かめておきます\n『この強さなら、20kgと30kgの間で30kg寄りだから28kg』と言えるくらいになったら連絡しますので思いっきり握ってください\n測定します\n\n以上。\n適当が過ぎるな。\n\nリプ返を期待したら、とても書けないリプだ。\nもちろん、リプ返はなかったが、見ましたのいいねはつけてくれていた。"} |
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