| {"novel_id": "n0002lz", "chapter": 36, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0002lz/36/", "title": "今日、僕は納得する答えを出した。(後編)", "content": "(前編からの続き)\n「メンヘラは落ち着いて見えていても、メンヘラなんだな」と悟った僕だが、まだまだこの手のエピソードはある。\n\nある日突然、数年間音信不通だった女友達から「死にたい」と一言だけ書かれたDMが送られてきたこともある。\n最後に会ったのは、彼女が彼氏と同棲している家に数人で泊まりに行った時で、普通にみんなで遊んだだけだった。\n二人きりで遊んだこともないような関係性だった。\nそれなのに、そのDMをきっかけに、1年近く体の関係が続いて、最終的に「二度と私の人生に関わらないで」と言われて捨てられた。\n\nなんなんだ、なんなんだ、なんなんだ。\n\nあとは、メンヘラの母親はメンヘラで、僕が書いた直筆の手紙を燃やされた話もあるが、話が長くなってきたので体験談はこの辺りにしておこう。\n\nとにかく、過去のこうした数々の理不尽な経験を経て、僕が痛いほど知っている「ある一つの真理」がある。\nそれは、メンヘラは「不満がない」だけではダメなんだということだ。\n常に「満足」していないとヘラるのだ。\n\n例えば、愛情の点数が80点以上で「満足」、60点未満で「不満」だとしよう。\nその間の60〜79点は「不満はないけど、満足はしていない」という状態だ。\n通常の人なら、普段80点の愛情をもらっていれば、たまに70点の日があっても「まあそういう日もあるか」と納得できる。\n\nしかし、メンヘラは違う。\n「なぜ80点じゃないのか」と深く絶望するのだ。\nだから、明確な不満がなくても、彼女らはヘラる。\n\n元彼女が言っていた「あなたに不満があったわけじゃない」という言葉。\nあれは文字通りの真実だったのだ。\n不満はないけど、満足もしていない。\nだから、その足りない点数を別の場所——裏アカという自己解放の場で埋めようとしていただけなのだ。\n\n本当に身も蓋もない終わり方だけど、この裏アカ男子日記第一部はこれで一旦締めたいと思う。\n\n『どうして彼女は裏アカ女子さんなんてやっていたのか』\nその呪縛から解き放たれた今、これからは「裏アカ女子さんの気持ちが知りたい」とか、「裏アカ女子さんと仲良くなりたい」とか、そういうのを抜きにして、もっと気軽なつもりで、好きなときに好きなようにリプをするだけの裏アカ男子として、のんびり暮らしていこうと思う。"} |
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