| {"novel_id": "n0005fu", "chapter": 1, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0005fu/", "title": "少女ヴァンパイアにご用心!? お菓子をくれなきゃ搾精しちゃうぞ♡【表紙絵有】", "content": " 太陽が暮れ始めたので、部屋の灯りを付けた。俺は休日をダラダラと、いつもどおりに過ごしていた。夕方の終わりを告げる防災行政無線メロディが、ボロアパートの中にまで届いてくる。俺は毎週のように、それを煩わしく思っていた。\n ――ピンポーン!\n インターホンが鳴った。一人暮らしの俺を訪ねてくるのは、どうせろくでもない奴に決まっている。宗教の勧誘か、もしくはナントカ協会の集金か? おそらくそんなところだろう。頼んでおいた郵便以外は、居留守を使うことにしている。俺は来客の知らせを無視して、読んでいた小説を広げ直した。\n ――ピンポーン、ピンポーン!\n しつこいな……大抵の業者は一度インターホンを鳴らし、返事が無ければ帰ることが多い。連続で鳴らすのは、近所迷惑だしマナー的にもよくないだろう。\n ――ピンポ、ピピピピ、ピンポーン!\n いや、うるせぇぞ!\n 普段は仏のような俺でも、流石にこの連打にはプチっときた。インターホンを鳴らしている犯人を確かめるため、本をベッドに放り出し、ドアホンのカメラに向かった。\n モニターボタンを押して、玄関前の様子を確認する。そこには、少し変な光景が映っていた。\n 玄関前には、黒い少女が一人、立っていた。カメラでは鮮明な画像は分からないが、日本では珍しい、金色の髪に、黒い服を来た女の子。\n 何故こんな少女が、俺の住処を訪ねて来たのか分からない。自然と興味が湧いてしまった俺は、通話ボタンを押し、何用ですかと彼女に尋ねてみた。\n 年下の少女とはいえ、不思議と丁寧語になってしまった。彼女の姿勢がしっかりしていたからかもしれない。\n\n「あっ! トリックオアトリート! お菓子をくれなきゃ、イタズラしちゃうぞ!」\n\n 少女は、返事があったことを嬉しく思っているのか、弾んだ声でそう言った。\n ああ、そうか。今日は十月三十一日、いわゆるハロウィンってやつか。ということは、この少女はイベントで俺の家を訪ねてきたわけか。\n いやいや、おかしいだろう……俺は彼女の顔も声も知らない。つまり、真っ赤な他人だ。普通は知人の家を訪ねて、お菓子をもらうものだろう? 知らない人の家には行っちゃいけないって、この子は教わらなかったのか? 常識知らずにも程がある。しかも一人で、だ。なおさら最悪である。もし、俺がサイコのロリコン野郎だったとしたらどうする? 家に連れ込まれて監禁されて……その後のことは想像するのも嫌だね。\n 俺は彼女に説教することにした。もうすぐ夜なのに、一人で知らない家を訪ねるのは止めろ、今すぐ帰れ、というために玄関へ向かう。安いサンダルを履き、ドアをゆっくりと開けた。\n ドアを半開きにして、彼女の様子を伺ってみた。いきなりドアが開いて驚いたのか、少し後ずさりしたようだ。そして開いた方に歩み寄り、俺と対面する。\n\n「こ、こんばんは!」\n\n はにかむように挨拶をする少女。少女の口からは尖った犬歯がちらりと覗いた。ハロウィンらしく彼女はコスプレしていた。これは……ヴァンパイアのコスプレだな。金髪のツインテールにルビーのように真っ赤な目、ウィッグにカラーコンタクトだろうか? それに、真っ黒いマントに、ふわっとしたゴシック風の衣装、ミディアムスカートからは艶のあるタイツが伸びていた。足元には、踵がちょっと高い、エナメルの靴を履いていた。少女なのに大人びた格好が妙に似合う、不思議な雰囲気を感じさせられる。歳は小学生高学年くらいだろうか、顔立ちは外国人みたいに白くて、美人という言葉がとてもよく似合う。\n\n しかし、ハロウィンだから許される格好だな……このボロアパートと彼女は、不釣り合い過ぎる。彼女の奇抜な格好と、不思議な美しさに一瞬見惚れてしまった俺は、本来の目的を思い出した。説教を始めようと口を開きかけるが……\n\n「ねえ! お菓子、ある?」\n\n 話し始めようとした瞬間に、会話を被せられてしまった。会話のペースを握られ、若干イラっとする。しかし、質問にはちゃんと答えるべきだ。そう思い、俺は返答する。そんなものはこの家にはない、と。冷蔵庫の中には何もない。わずかな仕送りだけで生活している貧乏学生には、備蓄品なんてものはないのだ。\n\n「ええーっ! なんでお菓子、用意してないのよっ⁉」\n\n 彼女は驚きを込め、少し口調を荒げながらそう言った。\n ……逆に問いたい。何故、俺がお菓子を用意しないといけないのか? ハロウィンというイベントなど無縁だと思っていたのだ。一人暮らしを始めてから、近所には知り合いは誰もいない。誰がこのような来訪者を予測できるというのだろう。\n\n「じゃあ……お菓子、買ってきてよ。ほら、ここで待ってるからさ!」\n\n 何を言い出すかと思えば、これである。お前は何様だ? お客様か? お客様は合っているかもしれないが……お客様は神様ではないぞ。\n 説教する気も失せた俺は、一言「帰れ」と彼女に伝えてドアを閉じようとする。我ながら無情である。\n\n「ちょっ、ちょっと! 待ちなさいよっ!」\n\n 脚をドアの隙間にねじ込んできやがった。訪問販売業者並のことをしやがる。お菓子に執着しすぎだろこの子。魔人ブ○かよ。不法侵入で訴えられても文句は言えないからな。\n\n「いだだだだっ! ドア、開けなさいよっ!」\n\n 俺は根が善人なのだ。人が苦しむのは見たくない。ドアを緩めて彼女の脚を開放してやった。これはただの事故。彼女が無理矢理、脚を入れたりしなければこのような事態にはなっていない。\n\n「つっ、イタいよぉ……ちょっと、あなた! 女の子がケガしてるんだから、なんとかしなさいよっ!」\n\n 理不尽極まりないな……自業自得だし、そんなに強くは閉めてないつもりだったが……当たりどころが悪かったのだろうか? 右足を抑える彼女を見やり、渋々了解の返事をして、一度部屋に戻り救急箱を取ってくる。\n\n もう一度ドアを開け、サンダルを履いて外へ出る。壁に寄りかかっていた彼女の脚を診ようと、前に屈み込んだ。\n\n「ここよ……ここが痛いの」\n\n 彼女は膝の辺りを指差して指摘するが、タイツを履いているせいでよくわからない。気の強そうな彼女のことだ。タイツを抜いでくれと言ったら、とんでもなく怒り出すかもしれない。\n 少し触ってもよいかと確認し、許可をもらってから触診することにした。彼女の指差す膝の周辺を擦ってみる。\n\n「あ……ん、つっ……」\n\n どこが痛いか探すのは難しそうだ。触られる度に妙な声を出すから、ケガをした場所を探せない。それにしてもこの状況は、人に見られたら勘違いされてしまいそうだ。頼んだぞ、隣人たちよ、どうか鉢合わせないでくれ……\n\n「も……もっと、上の方かも……」\n\n 彼女の声に従い、両手を上へとずらしていく。タイツのスベスベした感触が指先を伝ってくる。俺が指を滑らすと、少女の声のボリュームが大きくなっていった。\n\n「ん、ふぅ……あっ、あんっ! あはぁ……あっ、そこっ! そこかも……」\n\n 俺はマッサージするように、痛みがある箇所を擦ってやった。実際、痛みがある場所を擦るのは効果があるらしい。それにしても……この子は、変な声を発しすぎじゃないか?\n\n「んああぁっ、もっと、もっとぉ……擦ってぇ! 痛いの、痛いの、飛んでけってしてぇっ!」\n\n しょうがないな、と思いつつ彼女の太腿を擦り続けた。円を描くように右手を動かし、手の平の熱が少女に伝わっていく。タイツに包まれた太腿を軽く押すと、沈み込んでいくような柔らかさがあった。途中で気づいたが少女の体温はとても低いように感じた。基礎体温が低いのだろうか? まあ女性の体温は男性より低いことが多いらしいし、特には気にならないかな。\n\n「はぁ、はあぁ、もう……もう大丈夫。い、痛くなくなったから……」\n\n 俺はその言葉に安堵して、立ち上がろうとした。だが、少女は壁を手で押して身体を離し、今度は俺にその身体を預けてきた。\n 俺は後ろに転がらないように、彼女の倒れてくる方向とは逆方向に力を入れる。しかし、彼女はまるで全体重を俺に乗せて、押し潰すようにのしかかってきた。大の大人が小学生程度の女の子に、力負けするのは恥ずかしいことではあるが、何分体勢が悪い。\n ついには、彼女に押し倒されてしまった。俺は情けない悲鳴を上げて、地面にひれ伏した。\n\n「ふふっ、私、言ったよね? お菓子をくれなきゃイタズラするって……」\n\n 上半身を彼女の全身で覆われて、身動きが取れなかった。俺は必死に脚をバタつかせ暴れたが、小学生とは思えない力で抑え付けられて抜け出すことはできない。\n\n「バカだよね……簡単に騙されちゃって……男なんて女が弱いところを見せれば、簡単にカモになっちゃう♡」\n\n 彼女はニヤリと笑い、馬鹿にしたような表情を見せた。くそっ、大人を舐めやがって……俺は彼女を罵倒し、誰かに助けを求める声を上げた。\n\n「無駄だよ……人払いの結界を張ってあるの。あなた以外は、誰もここには来られない」\n\n どういうことだ? 疑問に思っている俺の思考を読み取り、彼女は言葉を続ける。\n\n「まだ、わからないんだ。本当に、おバカなのね……わたし、本物のヴァンパイアなの♡」\n\n いつの間にか口角を上げて妖艶に笑う少女の口には、鋭い牙が生えていた。\n そんな……俺は、騙されたのか。人の善意を踏みにじりやがって……この、人外め。\n\n「はぁい、それじゃあ、お菓子の代わりに……あなたの純血を、頂いちゃうねぇ♡」\n\n や、やめろ……\n\n「――カプッ!」\n\n い、痛い! 超痛い! 二本の牙が、俺の首元をえぐるように突き刺さった。\n\n「んちゅ、ちゅうぅ~~。れろっ……んちゅぅぅ~~っ!」\n\n 俺のっ! 俺の血が吸われている⁉ 二つに空いた大穴から、大量の血液が漏れているのがはっきりと分かる。心臓は早鐘を打ち、徐々に身体の力が抜けていく。スゥーっと身体が軽くなっていくような浮遊感と、地面が揺れるような酩酊感に襲われる。意識が朦朧として、手足がダラリと地面についた。\n\n「ちゅばっ……ふぅー、お腹いっぱいっ! あなたの血、かなり熟成してて美味しかったよ♡ やっぱり……若い男の血が、一番好きっ!」\n\n 体温が氷のように冷えていくのを感じた。失血死してしまうんじゃないかと思えるぐらい彼女に血を吸われ、意識が朦朧としてくる。\n\n「ちょっと、吸いすぎちゃったかな? でも大丈夫。あなたが純潔ならね。死ぬ代わりに、わたしの眷属になれるから……」\n\n 純潔って童貞のことだろう? どこまでが童貞なんだ。女の膣に陰茎を突っ込む、はギリギリセーフなのか? 素人童貞は、ギリギリアウトか? そのラインを見極めるのは、どんな判断で行っているのか? 自分が死ぬかもしれないのに、なんで俺はこんなことを考えているのだろう。\n 首元からはもう血は流れていない。吸われすぎて一滴も残りカスがないのか? 果たして彼女の唾液に、出血を抑える効果でもあるのか? それは定かではない。\n\n「プルプル震えっちゃってー♡ まるで子犬みたい……」\n\n ペチペチと頬を叩かれるが、もはや痛みすら感じなくなっていた。俺の意識は砂塵に呑み込まれるように沈んでいった。\n\n◇\n\n うっ……頭が、痛い……覚醒した俺は目を開き、いつもの自分の部屋にいることを認識する。いつの間にか日が暮れて、窓からは月明かりが差し込んでいる。Tシャツにジーンズといういつもの格好でベッドに横になっていた。\n 何か恐ろしい悪夢を見た気がする……そうだ。あの少女……ヴァンパイアと名乗ったあげく、俺の血を吸い尽くしたのだ。その後、俺は死んだはずだ。はっきりと、あの夢を思い出した。\n 夢とはいえ、なすがままにされてしまった屈辱。腹が立った俺は唇を噛み締める。しかし、その自傷行為は痛みを伴うことはなかった。\n ん? と疑問に思いながらも、違和感がある首元を触る。そう、夢の中で彼女に噛まれた例の場所だ。\n……うわあ、でかい穴が二つ空いちゃってるよ。牙の痕が風穴のように存在感を放っていて、あの出来事が現実だったと嫌でも教えられる。\n\n 俺は、小さな水が流れる音を耳にした。トイレか。偶然にも俺が目を覚ます時に用を足していたらしい。\n 死にそうな思いを味わったのだ。今度は逆に俺が、彼女に仕返ししてやってもいいかもしれない……それに、目の保養になるかもしれないな。\n 言っておくが俺は決してロリコンなどではない。ただ、お花を摘んでいるのを覗き見るのは、きっと気持ちのよい背徳感を得られる。そして彼女に恥辱も与えられる。一石二鳥の作戦とも言えよう。\n 普通の人は覗かない? そうかもしれないが、俺は今、普通の状態じゃないんだ。不可抗力と見逃してくれ。\n\n 俺は音を立てないように慎重に、かつ素早くトイレのドアの前に歩み寄った。このトイレの鍵は十円玉とか平べったいものを、差し込んで回せば開けることができる、昔ながらのデザインだ。台所に置きっぱなしだった財布から硬貨を取り出し、鍵を開けようとするが、どうやらその必要はなかったようだ。\n ご丁寧なことにトイレの扉には鍵がかかっていなかったのである。溝が縦になっているのがその証拠だ。ははーん、こいつ家の中では絶対にトイレに鍵を掛けないタイプだな。こういうところは俺と同類らしい。同じタイプは引かれ合う、ってか? おっと、それどころじゃなかったな。\n\n それでは、御開帳だ!\n\n ドアノブに手を掛け、一気に扉を開け放った。九十度開いて中を覗き込む。俺も小便をもよおして、鍵のかかっていないドアを偶々(たまたま)開けてしまった、というシチュエーションなら言い訳がつくだろう。そもそも鍵をかけないほうが悪いのだ。風圧で床に落ちていた包装紙のゴミがリビングの方へ飛んでいった。\n\n スカートのままトイレにちょこんと腰掛ける、ゴスロリの少女と目が合った。赤い目は見開かれパチパチと大きく瞬きし、信じられないと言わんばかりに、ポカンと口を開けていた。\n やがて、状況を理解した彼女は目も口も閉じて俯き、耳まで真っ赤に染め上げた。足首のところには、タイツと内側に履いていた女児らしくない、少し透けている赤いショーツがかかっている。\n 俺はチョロチョロと流れる音を、清流のように感じ、風流だなあと癒やされていた。\n スカートから伸びる雪のように白い足は傷一つなくてとても美しかった。そうして少女をじっくり舐め回すように観察していた。\n しばらくすると、俺に向かって小さな声が発せられる。\n\n「……てなさい」\n\n え? 声を聴き取れなかった俺は、思わず聞き返してしまう。\n\n「ベッドで、待ってなさい! って、言ったの!」\n\n ワナワナと震えながら彼女は叫んだ。なんだろう? 彼女の声は頭の中にとても響く。凄みというか、重みがある。その言葉が脳内で反響して逆らうことは許されない。俺は少女の命令に従うことにした。\n\n「――ちょっ、ちょっとぉ! ドア、閉めていきなさいよっ!」\n\n どうやらうっかりしていたらしい。扉を開けたら閉める、それは守らなければならないマナーだ。就職面接の時に、ドアを開けっ放しにするアホがいるか?\n 俺は彼女の指示通り、ドアを閉めてベッドの上で待つことにする。人を待つにはやはり、正座だろう。何事にも礼儀は大事だ。\n やがて、水を流す音がジャーと聞こえて少女がトイレから出てくる。手を洗うのか? それとも洗わないのか? どっちなんだい? お、洗ってらっしゃる……台所の流しで手を洗った後、近くに掛けてあるタオルで水を拭った。\n 彼女はベッドで待つ俺の目前へと歩いてくる。そして目を吊り上げ、正座でいる俺を睨みつけて言う。\n\n「ふんっ、どうしようもないおバカな眷属ね。ご主人様のトイレを覗くなんて……あなた、変態なんじゃないの?」\n\n うん、変態という名の紳士だよ。俺は別に否定しない。\n 寧ろ罵られることに興奮すら覚えた。\n\n「あら、これは……なに?」\n\n 少女はベッドの下からはみ出ている雑誌を手に取った。あ、その本は……まずいかも……俺の夜のおかずがパラパラと捲られていく。\n\n「うっわ……こういうの好きなんだ。訂正するわ……変態じゃなくてド変態だ」\n\n その雑誌の表紙には、鞭を持ったボンテージの女性が描かれている。蠱惑的な表情を浮かべる女王様だ。SMプレイのエッチな雑誌がベッドの下には大量に隠されている。隠していたわけではないが俺は超がつくほどのドマゾなのである。\n 隠していた秘密を勝手に読まれている状況に、股間の息子はすでに膨張を始めていた。\n\n「あっ! おちんちんもう硬くしてるぅ~。この、変態! 蔑まれて、もう感じちゃったんだぁ♡」\n\n うぅっ……その通りですっ! 正座したまま、ジーンズの股の部分に、大きなテントができていた。\n\n「……ふんっ。そこ、わたしが座るからベッドから降りて。服も脱ぎなさい」\n\n ん? 服も脱ぐの? 聞き間違い、じゃないよな?\n 催眠術にかかったように、俺はその指示に従ってしまう。俺が降りると、逆に彼女は俺のいた場所に腰掛けた。足を組んで座るその様は、子供の癖に不思議とセクシーさを醸し出していた。タイツから透ける滑らかな脚を見て俺は思わず息を呑んだ。\n 彼女に従うことしかできない俺は、操り人形のように服を脱いでいった。Tシャツを脱ぎ、ベルトを外してジーンズを脱いだ。続けてボクサーパンツを下ろす。\n パンツを下ろした瞬間、ビンとペニスが飛び出てくる。すでに剥き出しになっていた男の象徴が、硬くその存在を見せつけた。\n\n「――ッ! おバカな癖に、結構大きいんだ……」\n\n ペニスが大きいのに、頭のよさは関係ない気がするが……俺はそのことには触れなかった。それは、否定を口にする余裕など無かったからだ。\n 少女はいきり立つ俺のペニスを、まじまじと見つめていた。初めて動物園で知らない動物を観察するように、その瞳は爛々(らんらん)と輝いていた。そのままじっと見つめ続けられた。\n これは一種の放置プレイなのではないか? 俺は身体を見られているだけなのに、ますます興奮してしまった。ピクピクと小さく動くペニスの先端からは、すでに透明な我慢汁が漏れ始めてきた。\n\n「……見られているだけなのに、なんで興奮してるの? 触って欲しくてしょうがないのかな? でも……触ったら、すぐイッちゃいそうだよねぇ?」\n\n 少女はクスリと笑い、俺を侮辱する。ありがとうございます……! ドMにとって、それはご褒美なんだ。\n\n「あなたは眷属なんだから、多少の我慢も覚えないとね? わたしが許可を出すまで射精したらダメだから。いい? これは、ご主人様からの命令だよ?」\n\n その言葉を聞いた瞬間、陰茎の根本が反応を始める。まるで尿道を紐で縛られたような感覚が俺を襲った。どうやら俺の身体は、勝手に彼女の命令を受け入れてしまったらしい。\n\n「絨毯の上に座って脚を開きなさい。そのおっきいのが、よく見えるようにね……」\n\n お互いにゴクリと唾を飲み込む音がした。どうやら期待しているのは、俺だけではないようだ。\n\n「眷属はちゃんとケアするようにって、マ……お、お母様から教わっているわ。性欲処理だって……ご主人様の仕事なんだから」\n\n 今、ママって言いそうになってたな……それはそうと、どうやら眷属になった俺の性欲を鎮めてくれるらしい。お母様……あなたの娘は立派になられましたぞ……\n\n「ほらっ、こういうのが、好きなんでしょ?」\n\n 彼女はタイツで包まれた片脚を持ち上げ、足裏で俺の竿を裏側から踏みつけた。\n ――いだだだだっ! いくらなんでも力を入れ過ぎだ! 睾丸まで押し潰されてるぞ! 俺は悶絶の声を上げて、危機に瀕していることを必死にアピールした。\n\n「あれ? もしかして痛いの?」\n\n 俺は彼女の問いに、「うんうん」と首肯する。\n\n「そっか……悪かったわね。こういうの、初めてだから……加減が分からないのよ……」\n\n と顔を赤らめる少女。視線を逸らすその姿は、さっきまでの強気な態度とは一変して、とても可愛らしい。\n ううっ……これがギャップ萌えってやつか⁉\n\n「――なにニヤニヤしてるのよっ! この、変態っ!」\n\n 笑われた仕返しとばかりに、彼女は俺のペニスを踏みつけた。さっきのような悶絶するような痛みではないが、それでもちょっと力が強いような気がする。だが、ドMの俺にとっては、これぐらいがちょうどよい。\n 黒い薄膜に覆われた彼女の足が俺の一物を、ギュッギュッと踏みつける。すでに先走っていた液体が、足裏に染み込んでいき、足コキの滑らかさを上げていく。\n\n「こんなので喜ぶなんて……あなたぐらいよ! ドマゾの変態おちんちん……こんなに硬くしちゃって……今にも射精しそうじゃない!」\n\n 精巣が熱を持って暴発寸前だ。命令によって止められていなければ、とっくに射精しているだろう。でも彼女の許可が降りるまでは、決して射精することは許されないのだ。\n 強制的に射精管理されることが苦しくて感情が昂ぶってしまう。いつの間にか俺は、大きな嬌声を上げていた。\n\n「だらしないアヘ顔晒して、女の子みたいに喘いじゃってさあ……わたしの初めての眷族が、こんなだと恥ずかしいんだけど?」\n\n 少女も興が乗ってきたようで、棘のある物言いは、女王様っぽくなってきた。俺を虐めるのが愉しいようだ。\n 俺の股間を両足でサンドイッチにして、裏筋から膨れ出たカリの部分を擦り上げる。今までで一番の快感が電流のように俺の身体を走り抜け、身体を巡った。雄叫びを上げ、仰け反って腰を情けなく突き出し、ペニスを彼女の足裏に押し当ててしまう。\n\n「もう頭の中、出すことだけしか考えてないでしょ? ほら、ご主人様におねだりしなさい♡ ビュッビュッさせてください、イカせてくださいって♡」\n\n 俺は人間を辞めた。もはや彼女に飼われる家畜に過ぎない。自慰を覚えた猿のように、快楽を求め続けて、腰を振り続けた。\n 人以下の存在になった俺は、誇りなど投げ捨てて、無様に懇願の言葉を口にした。それを聞いて、彼女はとても満足そうな笑みを浮かべる。唇に人差し指を当てて、うっとり熱っぽい視線を送ってくる。大の大人を自分が完全に支配することができて嬉しいのだろうか?\n しかし、そろそろ俺のほうが限界だった。早く……早くイッてよしと、許可が欲しかった。\n\n「今からみっつ数えるから、ゼロになったら射精してね♡」\n\n カウントしてからの射精。それは悪魔的行為だ……俺に最後まで耐えろと、いっておられる。\n つまり数えている間、準備しろということか。 ゼロになった瞬間に、思いきり子種をぶち撒けろという意味なのだ。\n そんなのっ、反則だろうがっ……!\n\n「それじゃあ、秒読みスタート! さーん……」\n\n 両足を器用に使い、俺のペニスを優しく包み込む。膝が広がりスカートの内側が見えて、タイツ内のショーツが暗がりで妖しく映える。足が上下する度、カリ首に引っかかって痺れるような快感がピリピリと竿全体に伝導した。\n ああっっ! 気持ちよすぎて頭が蕩けてしまいそうだ。俺は肩で息をしながら、彼女のいいように弄ばれた。\n「一秒経過……我慢汁でわたしの足、もうグチョグチョだよぉ♡ はい、にーい……」\n 彼女の足裏は俺の息子を覆い尽くし、グニグニと全面で圧迫を始める。\n 密着した肉肌から体温が伝わっていき、お互いがそこにいるという安心感を与えてくれる。踏みつけられる度、俺のペニスは足の力に負けないように元気に反発した。鈴口はヒクつき、今か今かと、射精の機会を待ち望んでいるかのようだ。\n\n「身体すっごい……ビクビクしてるよぉ♡ あと、もう少し……眷属の根性わたしに見せてよ。はい、いーち……」\n\n 彼女の足は、俺のペニスを今までよりも、少しだけ強い力で踏みつける。ピアノのペダルを上下させるように、亀頭、カリ、陰茎体を足裏がなぞった。上から順番、往復して下から順番に、三つの違う性感帯を、快感が襲ってくる。精子が大量に生産され、睾丸はパツパツに張り裂けそうだ。\n 俺はだらしなく口をおっぴろげ、指で床のマットを掻きむしった。おねだりするように彼女の足に亀頭を押し当て、最後のカウントを、今か今かと待ち望んでいた。\n\n「はい、お待たせ♡ それじゃ、哀れに泣き叫びながら、イッちゃいなさい! この、へ・ン・タ・イ♡ ぜーろっ!」\n\n ――ビュルッビュルルッ! ドッビュゥッ~~~ッ! ビュクビュクッッ、ドプッッ!\n 少女がトドメと前傾姿勢で最後に踏みつけた瞬間、陰茎の中の閉じた管が強制的に開放される。片側では発射を待ち望んでいたザーメンがひしめき合っていたが、扉が開いた直後、一目散になだれ込んだ。ホースの口を摘んだときみたいに出口から勢いよく精液が射出される。\n 大量の白濁は噴水みたいに噴き出して、仰け反っていた俺の腹部を汚していく。絵の具をひっくり返したようなその惨状を見て、少女はゾクリと震えた。\n 部屋の中に雄臭が充満していく。ザーメンは黒一色だった彼女のタイツにも付着して、足は蜘蛛の糸を巻かれたような見た目になる。\n 俺の意識は朦朧としていた。そもそも発射時点で、昇天するかと思われた快感が、頭を突き抜けて何も考えられなくなってしまった。俺の身体はビクビクと、射精の余韻で脈打つだけの抜け殻となっていた。\n\n「あはぁ、こんなに出しちゃってぇ♡ 腰、砕けちゃった? そんなに気持ちよかったんだ……」\n\n 彼女は顔を上気させて、俺の顔を覗き込む。フーフーと鼻息を荒くして、気持ちも昂ぶっているらしい。もしかしたら彼女の中に眠る加虐心が目覚めてしまったのかもしれない。\n\n「びっちょびちょのお腹、わたしの足でお掃除してあげる。ほら、近くに寄って」\n\n 彼女の足が俺の腹を撫で、付着した精液を拭き取っていく。タイツはさらに汚れていき、繊維の中に子種が吸い取られていく。湿っていくタイツは、衣服から違う何かへと変貌してしまう。俺は優しく、くすぐられるような刺激を受けて、幸せな気分になっていた。やがて白濁液はタイツに全て吸い取られた。\n\n 彼女は汚れてしまったタイツを脱ぎ始めた。腰掛けたままスカートの裏側へ手を入れ、んしょんしょと、片側ずつお尻を持ち上げる。そして、指にかかる黒く透けたタイツが剥がれていき、陶磁器のような白い太腿が姿を見せた。膝下からは片脚ずつ足先を取り出していき、汚れのない綺麗な御御足が現れる。俺はそのあまりの美しさに思わずゴクリと唾を飲み込む。\n\n「見てよこのタイツ……あなたの子種が無残にも搾られて、いっぱい死んじゃったよ……ふふっ♡ それで……ご主人様の足コキはどうだったかしら?」\n\n 最高でした。今まで生きてきた中で一番の気持ちよさでした。\n 俺はそう彼女に伝えた。\n\n「あっ、そう……そんなに褒めたって……何も出ないんだからねっ!」\n\n これはツンデレというやつなのか? 明らかに嬉しそうな顔で、そう言われても説得力がないぞ。\n 彼女は顔を真っ赤に染め上げ、唇をフニャフニャと歪ませる。表情がコロコロと変わる彼女は実に魅力的だ。これからは話の受け答えも、よく考えたほうがよいかもしれない。\n そんな少女の様子を見て、俺はまた欲情してしまったのか、ムクムクと、再び股間を勃起させてしまった。\n\n「なに……? まだ出したりないの? ほんと、しょうがない眷属ね♡ ほら、こっちに来なさい」\n\n 彼女はベッドの空いている部分を、ポンポンと手で叩き俺に合図を送る。俺は勿論、ソレに逆らうことはできない。否、逆らいたいなどという気持ちなど、元から持っていなかったのかもしれない。ベッドに二人分の体重がかかってギシィと音が鳴った。\n\n「そのまま脚を開いてこっちに向けて、横になるのよ」\n\n 彼女の言われるまま、狭いベッドの空いたスペースで横になる。形的には開いた脚の間に少女が、ちょこんと鎮座している具合だ。それにしてもこの格好は……とても恥ずかしいのではないか? 俺だけ全裸で剥き出しの性器を、彼女の前に突き出しているのだから。\n 俺は無様な状況に置かれ、やはりマゾらしく興奮してしまった。血が滾り、ペニスはさらに膨張を続ける。\n\n「まーた、興奮してるんだ。ほんと、わっかりやすい……じゃあ、全部出し切って、しばらく勃たないようにしようね♡」\n\n そして、彼女は手に持っていたタイツを、俺の熱り立った一物に被せた。被せたというより、履かせたといったほうが正しいかもしれない。当然、本来脚が入るスペースなのでブカブカである。だが、先ほどまで彼女がそれを身に付けていたものだと知っているから、俺は嬉しくて、息子を素直に反応させてしまった。\n 奥の方までタイツを被せられると、精液でグチョリと濡れた部分が亀頭に触れる。そして、その布が敏感な肉肌と擦れて摩擦を発生させる。\n 思わずピクリと身体が震えてしまった。湿ったタイツは、乾いたままだと強すぎる摩擦を抑えてくれて、ちょうどよい感じで俺のペニスを包みこんでいる。それに男性器が見えなくなって、若干の安心感を与えてくれた。\n もっとも今の状況を第三者の目線から見れば、変態的プレイ以外の何物でもないはずだけど……\n\n「はい、準備完了♡ あなた変態だから、これから何されるか……もう想像できてるんじゃない?」\n\n そう言われて、想像せざるを得なくなる。そりゃあ、タイツコキってやつだろう? 靴下やパンツで似たようなことができるが、現実の世界ではフェティッシュな部類に入る。だが、もしその行為をされた場合どうなるかは容易に検討がつく。だってもう、触られてすらいないのに、こんなに気持ちが高揚しまっているのだから……\n\n「ふふっ、どうせあなたの弱々おちんちん、すぐイッちゃうと思うから、少しはわたしを楽しませてね。できるだけ我慢してから射精するのよ。それじゃ……始めるよ♡」\n\n 彼女の右手がタイツで包まれた物体を柔らかく握った。\n 俺はその刺激だけで、もうイキそうになってしまう。悶えるような声を、喉の奥から熱い息と一緒に吐き出した。さっき射精したせいで、亀頭が敏感になりすぎているのだ。薄いタイツ一枚だけでなく、何重にも衣を重ねて握り、フワフワの摩擦が複雑に入り乱れ、俺のペニスを擦り上げる。\n サディスティックに笑みを浮かべながら、彼女は呆れたように言う。\n\n「我慢してっていったのに……いくらなんでも早すぎじゃない? 少しは命令を守る努力をしたらどう?」\n\n そうだ……できるだけ耐えなければダメなのだ。腰を突き出してしまうと、快楽を一点で集中的に受けてしまうことになる。俺は彼女の責めから逃げるように、腰を引いて快感を少しでも和らげようと試みる。\n そして、彼女の手が上下するのを見てしまうと、嫌でも刺激を認識してしまう。なので、俺は目を閉じて別のことを考えるようにした。こういうときは素数を数えて、心を鎮めるのだ。\n\n「そうそう、それでいいの……でも、そんなことで我慢できるとでも思ってるのかな?」\n\n 目を閉じていた俺だが、彼女の猫なで声が耳に入ると、脳がさっき見た光景を思い起こしてしまう。甘く誘惑を囁く声が、俺の耳孔を侵蝕していく。目をつぶったのは逆効果かもしれない。\n\n「ふふっ、とっても気持ちよさそう……わたしも、あなた見てたら興奮してきちゃった♡」\n\n 彼女はスカートを捲くり上げ、空いている左手でショーツの上から膨らんだ突起を撫で始めた。すでに発情した液体が幾らか染み込んでおり、感情が昂ぶっていることを裏付ける。両手は呼応するように連動し、片方では俺のペニスを、もう片方では自らのクリトリスを慰める。\n\n「くっ、ふうぅ、ふあんっ! ああんっっ!」\n\n 女の子座りで喘ぎ出す少女の姿を、俺はとても愛おしく感じた。眷属に堕ちたせいなのだろうか? それとも本能がそう感じさせるのか? どちらかはわからないが、そんなことは些細なことだ。エッチな気分でオナニーを始めた女の子が目の前にいるのだ。おかずにならない訳がない。\n クチュクチュと卑猥な水音と、シュプシュプと濡れた衣擦れの摩擦音が、デュエットを奏でる。それに男と女の喘ぎ声が加わり、まるで淫猥なオーケストラが開催されているかのようだった。\n\n「んっ、はぁっっ! もう……イ、イキそうっ! あなたもっ、一緒にイッてっ!」\n\n 彼女はストロークの速度を上げた。乱暴とも言える強さで俺の股間を握りしめ、精液を無理矢理にでも奪おうとする。我慢しているせいで溢れ出てくる透明な潤滑油が、滑りをよくしていき、強烈な刺激が快楽へと変換されていく。\n 俺は腰を振り、彼女の動きに合わせ自らを虐め抜く。少女の吊り目だったその瞳は今では見る影もなく、垂れ下がった目尻がカーブを描いていた。口からは熱い吐息をハァハァと荒く漏らし、その姿に俺は、またしても情欲を抑えきれなくなる。そして、二人は同時にその時を迎えた。\n\n「あっ、ああ……ああんっっ! 来る、来ちゃうぅ! あぁぁっっ、イク……イクぅぅ!」\n\n――ビュルッ、ビュルビュルッッ! ドプッ、ドプッッ! ドクドクッッ、ドプゥ!\n タイツの繊維から食材を裏ごししたように、白濁液がどんどんと滲み出てくる。俺は射精の際、絶叫しながら身体をブリッジさせる。ペニスからは、黒布の中にドロリとした体液を、これでもかと注ぎ込んだ。\n 少女はというと絶頂の瞬間に、身体を弓なりに仰け反らせて痙攣させていた。女の子座りのまま、膝同士をくっつけて悶絶し、ギュッと目を瞑って余韻に浸っているようだ。蜜壺から愛液が溢れて、下着をびちょびちょに濡らしていた。\n\n「……あっはぁ、よかったぁ♡ わたしのタイツもうグショグショで履けないわよ……もう、ほんと、弱々おちんちんの童貞眷属ねぇ?」\n\n ニヤリと口元を吊り上げ、挑発するように笑みを浮かべる。彼女は俺の下半身を覆っているタイツを剥がした。白い粘液がネチャァと糸を引いから千切れ、ベッドに落ちそうになる。少女はベッドを汚さないようにそれを手の平に掬った。そして手の平の体液を自らの舌でペロリと舐め取った。\n\n「あら? 血には劣るけど、結構美味しいわね……」\n\n そんなバカな……ヴァンパイアって体液ならなんでもいいのかよ? もしかしてこの若いご主人様には、サキュバスの血が混じっているんじゃないか? と疲労で喋ることもできない俺は、脳内で思わずツッコミを入れる。\n 俺のペニスは度重なる射精ですでに萎え始めていた。先端から吐精の名残がトクっと雫を作っていき、飽和した液体はやがて肉棒を垂れ始めた。\n\n「まだ出てる……もったいないから、食べちゃお♡」\n\n そう言って少女は俺の下半身に顔を埋めた。\n\n「んちゅっ、れろぉっ、あむっ……」\n\n うぅ……積極的すぎる……!\n 少女の小さな唇が俺の肉棒に近づいていき、熱い口腔の粘膜壺が亀頭を呑み込んだ。口内の温かさがダイレクトに股間に伝わり、霧に包まれたように輪郭が溶けてしまった。\n\n「んぐぷぅぅっ……じゅるっ、ぐじゅるぅっ!」\n\n ――おいおい、そんなに吸わないでくれ……俺のペニスをストローか何かと勘違いしてるんじゃないのか? いくら吸っても、女の子が大好きなタピオカは出ないぞ……\n 彼女は口を窄めて尿管に残っている残滓を余すことなく吸い尽くそうとした。\n\n「んじゅれろぉっ、むじゅるっ、じゅるるぅん……んっ、れろぉっっ、えろぉぉんっ……」\n\n 舌が俺の肉棒に絡みついてきた。舌先でカリの出っ張りの裏に残っている精液を拭き取られ、一滴も見逃さないという姿勢が感じ取れた。そして、軟体動物が巻き付くように舌腹がペニスを包み込む。熱い舌粘膜の肉壷に組み伏せられ、思わず俺は歯を食いしばった。\n それにしてもこれは……お掃除フェラっていうレベルじゃないだろう。\n\n「じゅぼぼ、じゅるるるぅ……」\n\n 少女は顔を上下させツインテールの髪を揺らし始めた。\n ううっ……本気で搾りにきてるじゃないか。俺は少しでも快感を逃がそうとして、腰を捻ってしまう。\n 彼女は逃げようとする俺の身体に、半身を乗せて押さえつけた。俺は拘束されてしまい退路を絶たれてしまう。\n\n「……じゅぽぉおっ。こらっ、逃さないんだからぁ……」\n\n 萎え始めていた陰茎が、熱烈な奉仕のおかげで剛直を取り戻し始めた。彼女の容赦のないフェラチオが俺の肉棒をしゃぶり尽くす。\n\n「じゅるるるるうぅ……じゅぷぅ、じゅぷぷぅ……じゅっぽんっっ!」\n\n 口が窄まるほどの強さでバキュームされて、最後は亀頭に吸い付くようにキスをされてから開放された。俺はあまりの衝撃で、空撃ちするように仰け反ってしまう。そして、俺の腰には淫棒がまた直立してしまっていた。\n\n「……はい、お掃除は終了。また、おっきしちゃって♡ もう……これで終わりよ? 最後は、わたしの膣内で搾って上げる♡」\n\n 彼女は膝立ちになった後、スカートの中に手を入れてウエストの布をススッと下ろす。膝上当たりまで赤いレースのショーツが下りると、今度はお尻をついて脚を持ち上げる。片脚ずつ器用に穴から取り出し、絨毯の上にポイッと投げ捨てた。びっしょりと濡れた重みで、ショーツは落ちた場所で留まった。\n 少女は俺の上に腰を持ち上げ、ベッドの両側に膝をついて跨った。漆黒のスカートが俺の肉棒に掠った後、外側を覆ってサーカスのテントみたいに内部を隠してしまう。少女は熱っぽく息を吐きながら、じゅるりと舌なめずりした。そしてその目はまるで、獲物を捕らえたような肉食獣のようであった。\n 彼女は股を覆っているスカートを捲くり上げた。遮蔽物が取り除かれ、そこに見えたのは、無毛の美しい白丘が丸い棘の上で浮遊している光景だった。ぷっくりとした割れ目はとても美しく、俺の凶暴そうなモノとはまるで正反対の存在だ。\n そして彼女は腰をゆっくりと下ろしていく。割れ目と亀頭が口付けをするように触れ合った。\n\n「ほら……おちんちんに、おまんこがぶつかってるよ? 先っぽしか触れてないのに、ピクついて……情けなく反応しちゃってるよ♡」\n\n 少女はその姿勢を保ったまま、俺を責め立てる。言葉通りにピクピクとペニスが反応してしまう。彼女は右手を使い俺の肉棒を自分の割れ目に擦りつけた。亀頭がツルンと滑るだけで決して膣内には入る気配がない。挿入したいという欲求は、そうやって焦らされるうちに、ますます高まっていった。\n\n「ふふっ、おねだりしてみたらどうかな? 自分は煽られて、焦らされて気持ちよくなっちゃう変態眷属ですって……♡ ご主人様、どうかおちんちん、おまんこに入れさせてくださいって♡ これは眷属としての命令じゃないよ? あくまで、あなたの本当の気持ちを言えばいいの♡」\n\n それを口にしたら、おそらくもう後戻りできないと理解しているのに……心はもはや限界だった。表面張力で溢れそうだったコップの縁を彼女に後押しされ、ついに理性は溢れてしまった。\n\n 欲しい欲しい欲しい! 挿れたい挿れたい挿れたい! もう、我慢できないっ! 自分を抑えられないっ!\n\n 彼女に完全に支配されて、俺はついにおねだりの言葉を宣言してしまう。頭の中ではもう、見下ろしてくるご主人様のことしか考えられなくなっていた。\n\n「あははっ♡ よく言えたね、えらいえらいっ! 素直な眷属には、ご褒美として最高の快楽をあげちゃう♡」\n\n 彼女はスカートの端を口で抑え、両手を自由にした。左手を後ろに持っていき俺の太腿を押さえ、右手でペニスを握り、姿勢を安定させた。接合部がはっきりと見える状態で、腰を落としていく。俺のペニスからは透明な汁が溢れ、彼女の蜜壺からも、滑らかな愛液が流れていた。小さな割れ目が亀頭とぶつかり、少しずつ頭を侵入させていく。\n ヌプゥ……\n\n「んっ、ふうぅぅっ……」\n\n 肉棒が呑み込まれていくのがよく見える。まるで蛇に頭を呑まれているような光景に目を見張った。\n 彼女の入り口は明らかにまだ小さくて、内部はとても狭いのに俺を懸命に受け入れようとしていた。\n ――ズプッ……ズププゥッ……\n\n「んふぅっ! んんうぅっ!」\n\n やがて、亀頭が彼女の体内に完全に入り込んだ。やはり少女の膣はギチギチに俺を締め上げてくる。まだ入り口に入ったばかりだというのに、情けなくも発射しそうになってしまう。\n 彼女はフーフーと息を荒げて、少し苦しそうだった。そんな様子を見て、俺もふんばろうという気持ちになった。\n そして、大きく息を吸い込んでいきみながら、残りの部分を呑み込んでいった。\n\n「――ん、んンッ! ンンッッ~~! おっ、ふぅぅうンンッッ!」\n\n 少女は目を見開きながらも、異物を根本まで完全に咥えこんだ。\n やはり辛かったのだろう。入りきった直後に口元が緩み、押さえていたスカートの裾がフワリと落ちてしまった。だが、見えなくとも感覚だけで理解できる。衣服の内側でどのようになっているかがはっきりとだ。\n 彼女と結合した今は、主従関係だけでなく愛情のようなものさえ通い合っていた。\n\n「えへへ……入っちゃったね♡ 童貞……卒業……おめでとう♡ んふぅ……ちょっと、苦しいから、もう少し待ってね……」\n\n 少女はプルプルと震え、下腹部の苦しさに耐えているようだ。\n あれ? なんで俺、泣いてるんだろう……あぁ……わかった。俺は嬉しさのあまり、涙しているんだ。\n 彼女の母性のような愛情に包まれ、不覚にも感動してしまっている。こんな風に愛されることって本当に久しぶりだから……彼女は教えてくれた。俺のようなダメな男でも愛される権利があるのだと。\n そう、だから人間じゃなくなっても、この方の眷属ならそれはとっても幸せなことじゃないか。\n\n「なに、泣いてるのよっ? もしかして……痛かった?」\n\n 俺は腕で自分の目を隠しながら、首を振った。\n\n「じゃあ……逆に気持ちよすぎて泣いてるってわけ?」\n\n 俺は彼女の問いに、首を縦に振って肯定する。本当は気持ちいいからって理由だけではないけど、上手く言葉にすることができないのだ。\n 俺の答えを聞いた彼女は、赤面しながら、膣をキューッと締め付けた。\n\n「ふんっ、ほんっと……変態ドM眷属で呆れちゃう。もう、わたし以外でイケないように、調教しちゃうんだから♡ 覚悟しなさいっ!」\n\n 彼女はゆっくりと腰を持ち上げた。ゾリゾリという触感がカリの部分を襲い、俺は射精しそうになる。だが、まだダメだ。あまり早くイッてしまうとご主人様に幻滅されてしまうかもしれない……必死に射精欲を押し殺し、俺は耐えた。\n しばらくして今度は反対方向、つまり彼女の腰が降りてくる。やはりゆっくりとした動きだが、その快感は尋常ではない。亀頭を彼女の膣壁が容赦なく削る。\n\n「あっ、あふうぅぅ……」\n\n ひどく遅いピストン運動だが、お互いを確かめるにはそれで充分だった。奥まで入ってしまうと先端が、敏感なスポットにぶつかったらしく、彼女の身体がビクンと跳ねた。\n\n「――ああっ、ああぁぁっっ⁉ そ、そこっ……き、気持ちいいっっ!」\n\n ペニスだけを下腹部に力を込めて動かし、その場所を突いてあげる。すると彼女は足先をピンと張り詰めてビクリと反応を返した。\n\n「あっ、はぁんっっ、ふにゃああぁぁっっ! ら、らめぇっ、動かさないでえぇ……け、眷属の癖に……んんっ、ご、ご主人様を気持ちよくさせようなんていい度胸じゃない?」\n\n 怒っているようで実は嬉しそうなご主人様だ。\n\n「そっちがその気なら、お返ししてあげるっ♡ 覚悟しなさいよ?」\n\n 俺の肉棒が前後に揺すられる。さらには円を描くように臀部を動かされ、根本が押し潰された。彼女は腰を巧みに動かし、俺の上でグラインドさせた。ペニスが膣の中で捩れ、新しい感覚がやってくる。それに肉襞のコリコリとした刺激が合わさり、股間はもう爆発寸前だった。\n\n「んっ、ふうぅ……おちんちん、ぐっちゃぐちゃにしてあげるぅ♡」\n\n 彼女の膣内はトロトロの粘液で満たされ、だんだんと滑らかになってきた。ゆっくりと腰を浮かせてから、またゆっくりと尻臀を着地させる。彼女は慣れてきたように徐々に動きを早めていった。\n 俺の股間は摩擦で加熱されて、このまま溶けるのではないかと錯覚させられる。だが彼女の可愛らしいお腹が膨れているので、息子はそこに存在していることが分かる。彼女はパチュンパチュンと腰を打ち付け俺から精液を搾り取ろうとする。同時に自分の気持ちよくなるところに押し当て、感覚を限界まで高めていった。\n\n「あぁっ、あぁんっ! もう……イ、イッちゃうぅぅ……!」\n\n 彼女は喘ぎながら、両手を俺の方へ伸ばしてきた。俺も答えるようにその手を握り返す。お互いに手の平を重ね合い、まるで一心同体になったような気分になる。今では眷属になれたことを嬉しく思う。童貞でよかったのかもしれないな。今や俺の中では、彼女が世界の中心だ。\n 彼女は、最後に腰を深く突き出した。俺の肉棒が彼女の膣の最奥に突き刺さる。子宮の入り口をわずかにこじ開ける。そして、二人で示し合わせたように絶頂を迎えた。\n\n「――んあぁぁぁっ、イクゥッッ! イクウゥゥンッッ‼」\n\n ――ドビュルッッ、ビュクビュクッ、ビュルルッルゥゥッ‼\n 少女は身体を大きく仰け反らせて、愛液をプシャァと噴射する。身体は激しく、ガクガクと痙攣した。彼女は目を見開きながらも、うっとりと、愛を噛みしめるような表情を浮かべていた。\n 俺も腰を突き出して、彼女の子宮に子種を直接注ぎ込んでしまう。残っていた全ての精子が彼女の奥に吸い付くされて、中身はもうゼロになった。\n やがて、衝撃は収まった。二人の熱い呼吸音だけが部屋に響いていた。彼女も落ち着いてきて、催眠にでもかかったように淫猥に微笑んでいた。ペニスが引き抜かれると、割れ目から白濁した液体と彼女の愛液が混ざったものが、溢れ出してくる。\n\n「はぁはぁっ……す、凄かった……わたしの中に出せて、光栄に思いなさい♡ そして……これからあなたは、ずっとわたしと一緒にいるのよ♡」\n\n 俺は彼女の言う通りに誓いを立てた。この誓いは結婚なんかよりずっと固く結ばれ、決して解けはしないだろう。少女は満足そうに、眩しすぎる笑みを浮かべた。\n 主人と眷属は二人では狭く感じるベッドの上で、添い寝をして共に過ごした。\n これはとある夜の出来事の話である。空には橙色の三日月が、爛々と光り輝いていた。\n\n◇\n\n ――数日後。\n 俺は大学へ通っていた。いつもどおり真面目に授業を受け、いつもどおり帰宅する。平穏な日常だ。しかし、あの晩から変化したことが僅かながらあるのだ。\n 一つは食事だ。最近やたらとお腹が減るようになってしまった。よく食べるのはレバーや卵、ほうれん草とか鉄分や栄養価が高いもの。栄養は多いんだけど、前より食費が多くかかっている点がネックだ。そろそろバイトでも始めないといけないなと、俺は思っているところである。\n 二つ目は普通の人より、馬鹿力になったこと。でも、人間としてのリミッターが外れてるだけで、肉体本来の力は変わっていないそうだ。だから、これから筋トレをして身体を作っておかないと、いざというときに怪我をしてしまうらしい。\n そして、三つ目。これが一番大事なことだ。家に帰れば迎えてくれる人ができたということ。別に、結婚とかそういうわけではない。今まで彼女なんていたこともないからな……迎えてくれるのは恋人ではなく、崇拝すべきご主人様だ。完全に夜型のあの方は、夕方にならないと起きてくれないが、完全に俺のアパートに住み着いていてしまった。\n 血を吸うのは一週間に一度くらいでもいいみたいだけど、彼女は味を気に入ってしまったのか、ほぼ毎日のように俺の精液を要求(やっぱりサキュバスの血を引いてると思う)してくる。\n でも、俺も搾精されるのが嫌いなわけじゃない。寧ろ、ご主人様に搾り取られるのは気持ちいいし、彼女も喜んでくれている。一石二鳥の関係というやつだ。\n しばらくこの奇妙な関係は続くのだろう。俺もこの関係を長続きさせるため、懸命に努力するつもりだ。なぜなら……それが主人に仕える眷属という存在なのだから。", "preface": "", "single_page": true} |
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