| {"novel_id": "n0005fz", "chapter": 1, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0005fz/", "title": "ミルフィーネの事情", "content": " 夜、宿屋の特別室は防音が施されていて、ここで何をしても外に声なんかが漏れる心配はない。\n\n エルフで十四歳は確かにまだまだ子供だし、普通だったら子供を授かることもできないんだけど、吸精淫魔と契約を交わしているわたしには、もう子供を授かる力がある。\n\n 当然、それに至る行為だって十分に知っていた。\n\n「兄様、今日もあんなに優しくしてくださいました。わたしたちは一週間ほど前に出会ったばかりのただの他人で、本当の兄妹でもないのに」\n\n なぜ兄様はあんなにやさしいのか、わたしには理解ができません。\n\n 子供扱いされるのが少しだけ気になるけど、兄様にとってはわたしなんてまだまだ子供なんだろうな……。\n\n 兄様を想うと、また胸が熱くなって、湧き上がる欲情を我慢することができなくなっちゃう……。\n\n「んっ……、兄様……、にぃさまぁぁぁっっ♡ んっ、ああっ」\n\n 大きなフカフカのベッドに腰かけて、兄様を思い浮かべながらわたしの舌が右手の細い指先を舐めて、少しづつ唾液でコーティングしてゆく。\n\n わざと胸の感触が伝わるように抱き着いたとき、兄様のあれの大きさも大体把握している。\n\n そのたくましい兄様のあれを想像し、舌を這わせる事を思い描きながら自分の指をゆっくりと愛撫した。\n\n はじめは指に沿って舌を這わせていただけだったけど、指先に軽くキスをして唇で指先を何度も擦って少しだけ開けた唇から舌を伸ばす。\n\n 第一関節まで飲み込んで、それを吸いながら舌先で指先をチロチロとなめてみる。\n\n 兄様はよろこんでくれるかな? たくさん気持ちよくなって、グレイツールを食べた時のミルクのような、ねっとりとした熱い精液をたくさんわたしの口に注いでくれたりするのかな?\n\n「にいひゃまぁっ♡ だひへぇっ♡ 熱いミルクっ、ああっ♡」\n\n 今舐めているのはわたしの指だから、当然熱くてねっとりとしたミルクなんて出てくることはない。\n\n あのねっとりした感触は苦手だけど、兄様のだったらわたし、喜んで飲んじゃうのにっ……。\n\n◇◇◇\n\n 左手は吸精淫魔と契約した時に大きく変化し始めた乳房に埋まり、その状態で中からゆっくりと柔らかくて重いその乳房を揉みながらゆっくりと撫でまわしていた。\n\n 自分の身体なのに自分の身体でないような柔らかさと感触が左手全体を包み、甘い心地よい感覚がゆっくりと心を満たしてくれる。\n\n「兄様も……触ってくれれば…いいの…に……」\n\n 兄様の視線がたまに私の胸に向いていることには気が付いている。\n\n 兄様だけじゃなくて、ほとんどの男の人は私の胸を見ているけど、不思議と兄様の時だけは嫌な気はしなくて、兄様にはできたらこんな服の上からじゃなくて、直接見て、そしてこの胸に触れてほしい……。わたしのこの胸の高鳴りを、兄様のたくましい手のひらで感じてほしいの。\n\n「んっ、ああぁっ♡ 兄様っ、にいさまぁぁっ!!」\n\n 唾液で濡らした指先を股の間に滑り込ませて、せつなくなった蜜穴の周りをやさしくなでてみた。\n\n 気持ちよくなって座っていられなくなった私は、おもむろに後ろに倒れこんで別途に横になる。\n\n 当然、この間にもわたしのいやらしい動きをしている手が止まることはなかった。\n\n 兄様のたくましいあれにキスしたがっている気の早い秘穴は、わたしがひと撫でしただけで沢山の蜜を溢れさせている。\n\n 指先をほんの少しだけ温かい穴の奥に差し込むと、さらに指を奥へと飲み込もうと懸命に蠢いていた。\n\n「奥までっ、兄様の熱いのを奥まで入れてほしいのですっ!! っっ!! んっはぁぁぁぁんっ!!」\n\n 傷ついた処女膜はとりあえず癒しの魔法で元に戻して、これ以上蜜穴を弄るのはやめてぷっくらとした肉の丘に隠れた淫豆を皮の上から優しく撫でまわした。\n\n 皮の上から撫でてもおしっこを我慢しているようなぞくぞくした感じが身体を駆け抜け、身体が兄様を求めてせつなく悲鳴を上げる。\n\n もしここに兄様がいれば、兄様の体中にキスをして代わりに私の全てを奪ってもらえるのに……。\n\n「にいさまっ、ミルの……ミルフィーネのおまめさんをいじってぇっ、舐めて……、思いっきり吸い上げてほしぃのぉっ!!」\n\n 仕方がないので自分で皮をむき、隠されていた敏感な淫豆を指先でこね回す。\n\n 目の奥が激しく瞬いて、はげしい快楽の波が私の脳裏を真っ白に染め上げる。蜜穴からは熱い蜜が噴出し、シーツに大きな恥ずかしいシミを作り出す……。\n\n 心地よい脱力感に倦怠感、そして、ほんの少しのせつなさがわたしの身体を包み込んでいた。\n\n 夏だというのに熱い吐息が見えるほど、わたしの心と身体は兄様への愛で熱く燃え上がっている。今すぐにでも兄様の部屋に飛び込んで、わたしの全てを奪ってもらいたかった……。\n\n\n◇◇◇\n\n\n ベッドは雑巾で綺麗に拭いた後で予備のシーツに変えて、もう一度風呂に入った後で横になった。\n\n あ、また技量が上がったかもしれないのです……。\n\n『ホント、アンタと私、どっちが吸精淫魔なのかわからないわね』\n\n「あなたの力はわたしが兄様と気持ちよくなる為に、便利に使ってあげのです♪ 妖精力を使い切ったあなたは、もうわたしの一部なのですから」\n\n 数十年安全という話は嘘で、あの時、私の乗っ取りに失敗した吸精淫魔は、消えかける寸前にわたしが魂に取り込んだ。\n\n 吸精淫魔の使う精霊魔法や、催淫系の魔法の全てはわたしの手の内にある。\n\n 兄様に催淫系の魔法が効いていたら、わたしはもう、兄様を襲っていたかもしれないのです。\n\n『邪魔者のあのアーク教の巫女はどうするんだ? 愛淫隷属で性奴隷にしてしまったほうがよくないのかい? それとも、宝石の烙印でいきなり青い宝石に変えてしまうのも悪くないね』\n\n「そんな事をしたら兄様に嫌われてしまうのです。嫌われたら何の意味もないのです。シルキー姉様には正々堂々と勝つのです」\n\n『まあ、アンタに負ける要素はほとんどないからねぇ。問題があるとすれば年齢くらいさね』\n\n「年齢は関係ないのです。……魔王討伐が終わるまでに、必ず兄様はわたしのモノにしてあげるのです♡」\n\n 何年先かはわからないですけど、必ず兄様はわたしと幸せな家庭を築くのです♡", "preface": "この作品は見習女神に呼び出された俺が強引に異世界救済を頼まれた件についてのヒロインのひとり、ミルフィーネの話になります。\n楽しんでいただければ幸いです。", "afterword": "読んでいただきましてありがとうございます。", "single_page": true} |
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