Krixter/Repo / n0006mm /14.json
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{"novel_id": "n0006mm", "chapter": 14, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0006mm/14/", "title": "第二話(5)", "content": "そして、リビングに残されたのは僕と春香ちゃん。\n春香ちゃんの視線をなんとなく僕の膝に感じる。\n\n「…ほら、今なら座れるよ」\n\n膝をぽんぽんと叩いて春香ちゃんを誘う。\n\n「うん…]\n\n春香ちゃんが座ったのは膝じゃなくて、僕のぴったり横。\n\n「膝の上でもいいんだよ?」\n「えー、それはちょっと恥ずかしいかな」\n\n照れながらくすくす笑う。\n昼にもっとすごいことをしていた気がするんだけど、年頃の女の子はやはり難しい。\n\n「春香ちゃんはお姉ちゃんとして頑張ってきたんでしょ?これからは僕が一番上だから甘えていいんだよ」\n「うん、ありがとう…っていうか、もう甘えすぎてる気がする…」\n春香ちゃんが嬉しそうに微笑む。その笑顔は、何か心のつかえが取れたような解放感に満ちていた。\nしかし、次の瞬間、思い出したようにとんでもないことを言う\n\n「そうだ。お兄ちゃん…さっき、夏帆の胸見てたでしょ?」\n「え、いや……」\n\n慌てて否定する僕を見て、春香ちゃんはいたずらっぽく笑う。\n\n「だーめ、お兄ちゃんは私のおっぱいだけを見てて?」\n「いやぁ、それも問題あるでしょ…」\n\n確かに春香ちゃんの胸は魅力的だけど、そこをガン見してたら、夏帆ちゃんや秋花ちゃんもドン引きだろう。\n\n「みんな平等に愛してあげないと、兄として失格だよなぁ」\n「ねぇ、もし…例えば夏帆が…私がパパにしたみたいに、お兄ちゃんに迫ってきたらどうする?」\n\n…そんなことは考えてなかった。\n確かに夏帆ちゃんはスキンシップが激しいし、もしそんなことになったら、自分には断れるのだろうか?\n春香ちゃんに押し切られるように抱いてしまった僕が?\n\n「ごめん、変なこと聞いちゃった?」\n「いや、いいんだ…正直、自分でも自信がないし。ほら、僕ロリコンだしねぇ」\n「うん、私もどうすればいいかわからないな」\n\n春香ちゃんがため息をつく。\nこんな心配事をしてしまうのは、やはり根がお姉ちゃんなのだろう。\n\n「僕も大事な妹たちを泣かせたくないからね…軽はずみなことはしないように気をつけるよ」\n「ホントに~?」\n\n春香ちゃんがイタズラっぽく笑う。\n\n「ムラムラしたら…そうだな、あの子たちの下着を使うぐらいは目をつぶってあげるから」\n「使うってさぁ…」\n\n苦笑しながらさっき洗濯機の中で見た夏帆ちゃんや秋花ちゃんの下着を思い出してしまう。\n\n「でも、一番は私で解消してくれたら嬉しいな…」\n「春香ちゃん…」\n\n春香ちゃんが僕にもたれかかる。\n僕は無意識にその肩を抱き寄せる。\nそして、お互いの顔が近づいて…\n\n「ゆー兄!はる姉、アキがそっち行ったから捕まえて!」\n\n洗面所から夏帆ちゃんの声がして、我に帰る。\n\n「またあの子ったら…秋花!」\n\n春香ちゃんも慌ててソファから立ちあがる。\n身体にバスタオルを巻いた秋花ちゃんがリビングにとてとてと走りこんでくる。\n\n「また、夏帆から逃げてきたの?」\n「だってぇ、なっちゃんタオルでゴシゴシするの痛いんだもん…はるちゃんにしてもらう方がすき」\n「仕方ないわね……ほら、髪もまだびしょびしょじゃない」\n\n春香ちゃんが、秋花ちゃんの身体にまきついたバスタオルを外して髪を拭いていく。\nこれがこの姉妹の日常なんだろうけど…秋花ちゃんは僕の目の前で丸裸になってしまっている。\n\n「ぼ、僕はちょっと部屋に戻ってるよ」\n「そうね、その方がいいかもね、お兄ちゃん?」\n\nなんとなく察したのか、春香ちゃんの目線がちょっと痛い。\n慌てて僕は二階の自室へと避難した。\n\n「はぁ…」\n\nやはり、この家は僕には刺激が強い。\n隙あらばエッチなことに誘ってくる春香ちゃんはともかく、夏帆ちゃんも秋花ちゃんも、やたらと無防備だ。\nベッドに転がると、さっき目に焼きついてしまった秋花ちゃんの裸を思い出してしまう。\n\n当たり前だけどまだぺったんこな胸にぽっこりしたお腹、典型的な幼児体型と、足の間のシンプルな割れ目…\nまずい、あんな幼い秋花ちゃんの裸を思い出して、股間が固くなっているのはよくない。\n\n「むずかしいなぁ……」\n\nいろいろ考えているとモヤモヤしてくるので、パソコンに向かって、いろいろな手続きの確認を始める。\nしばらく集中していると、みんなが一人一人おやすみなさいの挨拶をしにきてくれた。\n\n「お兄ちゃん、今日は疲れたと思うから、ちゃんと早く寝てね…おやすみなさい」\n\n春香ちゃんも素直に部屋に戻っていって、気がつくと日付が変わりそうになっていた。\n\n「さて、僕も寝るかな…」\n\nトイレはどこだっけか、とまだ慣れない家の廊下を歩いていると、まだ明かりがついている部屋があった。\nあれは夏帆ちゃんの部屋だっけか。\n\n「おーい、夏帆ちゃん?まだ起きてるの?」\n\n半開きになったドアからこっそり覗くと、夏帆ちゃんが電気をつけたまま爆睡していた。\n\n「しょうがないなぁ…」\n\n寝相が悪いのか、タオルケットが完全にはだけてしまっている。\n手足は投げ出されているし、パジャマの裾がまくれて可愛いおへそが出てしまっている。\n\n「ほら、お腹冷えちゃうよ」\n\n呼吸とともに上下する、脂肪の少ないお腹にドキってしないではないけど、さすがにほほえましさの方が勝ってしまう。\nパジャマを直して、タオルケットをかけてあげてから、部屋の電気を消す。\n\n「お休み、夏帆ちゃん」\n「ん…ゆーにい…」\n\n寝言に思わず反応してしまうけど、起こさないように静かにドアを閉める。\nやっぱり、僕にとっては妹たちはかわいくて仕方ない。\nだからこそ、いろんな意味でがんばろう。\n\nこうして、僕の家族初日はようやく終わっていった。"}

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