| {"novel_id": "n0006mm", "chapter": 17, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0006mm/17/", "title": "第三話(3)", "content": "その後はリビングで平和に夏帆ちゃんとゲームをしていると、あっという間に時間が過ぎてしまった。\n\n「おっと、そろそろ秋花ちゃんのお迎えの時間だ」\n「えー、もう?もっと遊びたかったなぁ…」\n\n夏帆ちゃんが唇を尖らせる。\n\n「これからずっと一緒なんだから。明日も明後日もね?」\n「うん…」\n「じゃあ、お留守番よろしくね」\n「あ、洗濯ものはたたんでおくから。ねぇ、はる姉のぱんつとかお部屋に置いとく?」\n「夏帆ちゃん!?」\n\n妹たちと過ごす日々は想像以上に濃密で刺激的だ。\nまだこの家にもこの街にも僕は慣れちゃなんかいない、でもこの妹たちと楽しくすごす日々に愛着を覚えているのは確かだ。\nだからこそ、僕はこれからもこの家族を守っていきたいと思い始めたのだった。\n\n秋花ちゃんを迎えに行くと、担任の先生らしき女性に出迎えられた。\n\n「あなたが風間さんの……?」\n「はじめまして。佑太と言います」\n「秋花ちゃんから聞いてますよ…っていうか秋花ちゃん、佑太さんの話ばっかりで」\n「ゆーちゃんがきたー!せんせいバイバーイ!!」\n\n秋花ちゃんは先生の挨拶を遮るように駆け寄ってきた。先生は困ったように笑う。\n\n「あらあら……じゃあお願いしますね」\n「はい。任されました」\n\n秋花ちゃんの小さな手を握りながら幼稚園を後にする。\n初夏の夕方の気温に、幼児の体温が汗ばむほど熱く感じるけど、それでもこの柔らかくて小さな手を離したくない。\nむしろずっと握っていたい気分だ。\n\n「ねぇねぇ、ゆーちゃん。公園よってこ?」\n「でも、夏帆ちゃんが待ってるよ?」\n「えー、ちょっとだけ!」\n\n秋花ちゃんの純真無垢な瞳に見つめられると断りにくい。\n仕方なく近くの公園へ行くことにした。\n\n「ねぇねぇ、あき、鉄棒で前まわりできるんだよ!」\n\n秋花ちゃんが得意げに鉄棒にとりつくと、勢いよく回って…途中で止まる。\n\n「ゆーちゃん…もちあげて」\n「仕方ないなぁ」\n\nスカートで鉄棒しているから、可愛いパンツが丸出しの秋花ちゃんのお尻を押して鉄棒を回らせてあげる。\n\n「あれ~?このあいだはできたのに…」\n\n悔しそうな秋花ちゃん。\n\n「ほら、もう一回やってみよ?勢いをつけて…それ!」\n\n僕の手で初速をつけてあげると、秋花ちゃんの体がくるんと一回転する。\n\n「できた、できたよ!」\n「すごいね、秋花ちゃん」\n「えへへ」\n\n秋花ちゃんが嬉しそうに笑う。その笑顔は天使のようで、見ているだけでこちらまで幸せな気分になる。\nそのまま、ブランコ、滑り台と遊んでると、秋花ちゃんがもじもじとしている。\n\n「ゆーちゃん…おしっこ…」\n「おうちまで我慢できない?」\n\nこくりと頷く。\nあたりを見回すと、大きくない公園だけどちゃんと公衆トイレがある。\n\n「じゃあ、こっちだね!」\n\n手を引いて秋花ちゃんをトイレにつれていく。\n\n「じゃあ、しておいで」\n「…」\n\n秋花ちゃんが手を放してくれない。\n\n「ゆーちゃん…お外のトイレ、こわいの…ついてきて?」\n「え?」\n「ひとりで入るのこわいんだもん……」\n\n保護者が幼稚園児と一緒にトイレに入るのは不自然じゃないだろう。周りからそう見えてくれることを祈りながら、多目的トイレの個室に入る。\n\n「ほら、僕はあっち向いてるから、しちゃいな、ね?」\n「うん…」\n\n秋花ちゃんが便座に座ったのか、便器がかるく軋む音がすると、続いて勢いのいい水音が耳に入ってくる。\n幼い女の子の排尿音。それが妙に生々しくて、股間に熱が集まってくる。\n\n「ゆーちゃん、みちゃダメだよ?」\n「も、もちろんだよ」\n\n6歳でも排泄を見られるのは羞恥があるのか、そう言われたら振り返るわけにもいかない。\n\n「ふぅ…」\n\n排泄の快感なのか、秋花ちゃんの吐息がなまめかしい。\n壁を向いたまま、水音が止むのを待つ。\n\n「ん……」\n\n秋花ちゃんが紙を巻く音がして、ちょいちょいと僕の袖を引っ張ってくる。\n\n「終わったのかな?」\n「…ねぇ、ここなおして…」\n\n小さな足で立ち上がってスカートを直そうとしているけれど、うまくいかないらしい。\n\n「しょうがないなぁ」\n\n僕は秋花ちゃんをおんぶして立たせてあげて、スカートを整えてあげる。\nここから今、おしっこを出していたんだよな…とか考える自分の邪念にちょっと自己嫌悪してしまう。\n\n「ゆーちゃん、ありがと!」\n「じゃあ、ちゃんと手も洗おうね」\n\n秋花ちゃんの体を抱き上げて、洗面台で手を表せる。\n僕の体ですっぽり覆うことのできそうなほど幼くて小さい妹。\nでも、秋花ちゃんのおしっこの音を聞きながら、僕はこんな子にも欲情できてしまうロリコンであることを実感してしまっていた。\n\nなかなか前途多難だ。\n\n「ただいまー!」\n\n秋花ちゃんが元気よく玄関の扉を開けると、キッチンからいい匂いが漂ってきた。\n\n「お帰り!遅かったじゃん」\n\nエプロン姿の夏帆ちゃんが出迎えてくれる。\n\n「うん!ゆーちゃんと公園であそんでたの!」\n「えー、ずるいぞ、アキ!」\n「まぁまぁ、今度は夏帆ちゃんも行こうね」\n「えー、もう公園で走りまわる子供じゃないよー」\n\nいやいや、なんなら三姉妹で一番走り回ってるのが似合いそうだけど。\nまぁ、そういう背伸びをしたいお年頃なのかもしれない。\n\n「じゃあ、アキはお着替えしておいで、洗濯ものは洗濯機にいれるんだよ?」\n「うん、あき、もうひとりでできるよ!」\n\n夏帆ちゃんがえらいえらいと秋花ちゃんの頭をなでている。\nこういうところはお姉ちゃんなんだなぁ。\nそんな和やかな空気の中、\n\n「ただいまー」\n\n丁度、学校帰りの春香ちゃんも帰宅したようだ。\n\n「おかえり春香ちゃん。部活とかはないの?」\n「一応、英語部だけど…あまり活動しない部活なの」\n「あー、とりあえず籍を置く用の部活だね、あるある」\n\nそんな中学生あるあるトークをしながら、夏帆ちゃんが入れてくれた麦茶が染みる。\n\nもう梅雨が終わって夏がどんどん近づいているのを感じる。\nこの姉妹達と過ごす初めての夏はどんな夏になるんだろう。\n窓の外で暮れていく陽を見ながら、僕は安らぎ感じていた。\n\n「ねぇ、お兄ちゃん…今夜、お兄ちゃんの部屋に行ってもいい?」\n\n前言撤回。春香ちゃんの耳打ちが安らぎだけではすまないことを予告していた。"} |
Xet Storage Details
- Size:
- 7.73 kB
- Xet hash:
- 81d74ebff6f41999c34c70978b4d1695a07a4b5a89e044b2973a43cc06bc9ed9
·
Xet efficiently stores files, intelligently splitting them into unique chunks and accelerating uploads and downloads. More info.