Krixter/Repo / n0006mm /42.json
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{"novel_id": "n0006mm", "chapter": 42, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0006mm/42/", "title": "夏休み編2 海水浴と春香のビキニ(1)", "content": "今年は夏が来るのが早かった。\n梅雨明けこそしていないが、晴れの日が多くて、すでに気温も30度を超えてしまった。\nテレビをつければ天気予報は「今日は夏本番のような暑さでしょう」と伝えている。\n\n「海!海!ゆー兄、海行こうよ!」\n\n朝食のトーストを頬張りながら、夏帆ちゃんが元気に叫ぶ。どうやら朝からテンションが高いらしい。\n\n「わーい、うみ!うみいきたい!」\n\n秋花ちゃんも賛同している。\n\n「そうね、せっかく水着も買ったし…いいんじゃない?」\n\nこの時点で3対1だ。僕が拒否票をいれたところで意味はない。\n\n「水着…あったかなぁ」\n\nそういやジムに通おうとして買った海パンがあった気がする。\n結局通わなかったけど、まぁ男の水着なんてなんでもいいだろう。\n\n「よし、じゃあ車出すけど…お勧めはあるの?」\n「隣の市の海水浴場の方が人気だけど…こっちの方が人がすくなくてゆっくりできるかも」\n「了解。じゃあ、9時にみんなリビングで集合ね」\n「はーい!」\n「うん!」\n「はぁい」\n\nいい返事だ。\nそういうわけで、急遽今日の予定は海水浴になったけど、こういうのも夏休みっぽくていいんじゃないかな。\n\nオヤジが遺した車に家族で乗り込む。\n助手席には春香ちゃん。後部座席には夏帆ちゃんとチャイルドシートに座った秋花ちゃん。\n以前は俺がいるドライビングシートにオヤジが座っていたんだろう。。\n\n「じゃあ、道案内よろしくね」\n「うん、任せて!」\n\n春香ちゃんがスマホで地図を見ながらニコッと笑う。\nワンピースに麦わら帽子の妹はまるでどこかのお嬢様みたいだ。\n\n「じゃあ、出発!」\n「ゆーちゃんうんてんがんばって!」\n\n一方で後部座席の妹たちは大変元気でよろしい。\n\n同じ市内でも僕らの家は山側なので、海水浴場は鉄道を挟んで反対側だ。\n夏帆ちゃんがスマホで音楽を流したりしながら、20分ほど走ると海が見えてきた。\n平日だしまだ夏が始まったばかりとあって人はまばらだ。\n\n「よかった、あんまり人、いないね」\n「本当だ、ほぼ貸切だよ!」\n\n停車して、夏帆ちゃんが飛び出す。\n駐車場から砂浜へと続くスロープを小走りに進む。\n僕たちは手近な場所にシートを敷いた。\n僕が小さな海の家でパラソルやら浮き輪やら借りているあいだに、妹たちは着替えタイムだ。\n\n「やっほー、ゆー兄、お待たせ!\n」\nパラソルを立てている間に夏帆ちゃんが手を振りながら走ってくる。\n\nミントグリーンのセパレートの水着は、夏帆ちゃんらしいスポーティさと可愛らしさが同居している。\n\n「ゆーちゃん…みずぎ、にあう?」\n\n一方、秋花ちゃんはピンクのギンガムチェックのワンピース。\n腰についたフリル飾りが愛らしい。\n\n「うん、ふたりとも可愛いよ」\n\n極端に露出の高いチョイスじゃなくて、ちょっと残念だけど安心でもある。\nそして、春香ちゃんの水着は…\n\n「あー、はる姉、なんでパーカー着てるの?\n」\n大きめのサイズのパーカーを着ているので、春香ちゃんの水着がまったく見えない。\n\n「だって…日焼けしたくないし」\n\n言い訳するように春香ちゃんが下を向く。\n\n「そんなこと言って~。ノリノリで選んだ水着が恥ずかしくなったんじゃない?」\n「……う」\n\nどうやら夏帆ちゃんの推測が当たりらしい。\n\n「春香ちゃん、見せてくれる?」\n「ダメ……」\n「えー?」\n「恥ずかしいからダメ」\n「見たいな~。夏帆ちゃんも見たいよね?」\n「もちろん!」\n「秋花ちゃんも見たいよね?」\n「はるちゃん、みたい!」\n\n完全に多数決で負けている。この家では多数決の持つ力は強い。\n春香ちゃんはおずおずとパーカーのファスナーに手をかける。\n\n「……しょうがないなぁ」\n\n春香ちゃんがパーカーを脱ぐ。\n\n「わぁ」\n\n真っ白な肌に映える、ピンク色のビキニ。\nそこまで攻めたデザインではないけど…春香ちゃんの12歳という年齢に不釣り合いな深い谷間がくっきりと露わになっている。。\n視線を下げると、くびれたウエストとふっくらと張り出したお尻。\n否応なく、春香ちゃんに触れた時の柔らかい感触を思い出してしまう。\n\n「お兄ちゃん、あんまり見ないで……」\n「あ、ごめん……つい」\n「つい、じゃないよぉ」\n\n普段の優等生キャラからは想像できないような格好だけど……むしろそれがギャップでさらにいい。\n僕の視線は自然と胸の谷間へと向いてしまう。\n\n「やっぱり、ゆー兄もロリコンなのにおっぱいに弱いんだね…」\n「むー、あきだって大人になったらおっきくなるもん…」\n「いや、大丈夫!小さいのも好きだから!」\n「お兄ちゃん…それ、人に聞かれなくてよかったね…?」\n\nいや、本当に。でも、妹たちがみんな愛しいのは間違いない。\nただ、僕の場合、それにちょっと邪な欲望が混ざってしまうだけで。\n\n「じゃあ、準備運動しよう!海!」\n\nさすが水泳少女だけあって、夏帆ちゃんのテンションが高い。\n\n「ちゃんと日焼け止め塗りなさいよ…ウォータープルーフのやつ持ってきたから…」\n「いや、あたしの場合、今さらじゃない…?」\n\n確かに夏帆ちゃんの肌は夏の始めだというのにすでに健康的な小麦色だ。\n\n「あ…でも、ゆー兄は水着の日焼け痕とかも好き?」\n「な、夏帆!?」\n「とにかく塗ろう?」\n「はーい」\n\n夏帆ちゃんも渋々承知した。\n夏帆ちゃんの肌に白いクリームを伸ばしていく。\n弾力があるけど、やっぱり脂肪分は少ない引き締まった肢体。\n\n「お兄ちゃんも塗ってあげるね」\n「え」\n「はい、腕出して」\n「あ、うん」\n「背中も」\n「はい……」\n\n僕がされるがままに、春香ちゃんの細い指が背中をなぞっていく。\n\n「お兄ちゃんの肌、気持ちいいね。男の子って感じ」\n「あ、ありがとう……」\n\n小さな手が僕の背中をくすぐったく撫で回す。\nああ、これ……変な気持ちになるな。\n\n「はるちゃん、あきもぬってあげるね!」\n「ありがとう。じゃあ、秋花ちゃんにも塗ろうね」\n\n小さな手にクリームを取って、秋花ちゃんの体に塗り広げていく。\n\n「ひゃあ、つめたい!」\n「ごめんごめん。すぐあったかくなるよ」\n「えへへ」\n\n僕の指が秋花ちゃんのくすぐったいところをくすぐるたびに、妹は楽しげに声をあげる。\nああ、これもやっぱり変な気持ちになるな。\n\n「ゆー兄、あたしのこともよろしく!」\n「はいはい」\n\n夏帆ちゃんは準備体操を始めていたけど、仕方なく日焼け止めを要求してきた。\nさっきの春香ちゃんの感触を思い出す。\n明らかに春香ちゃんより脂肪が少ない、引き締まった筋肉質な背中。\n皮膚の下でなめらかな筋肉の動きを感じる。\n\n「くすぐったいね」\n「そうだね」\n「ゆー兄の手、大きくて気持ちいいな」\n\n僕の妹たちは多分これが普通の兄妹のスキンシップだと思ってやっている。\nでも、僕はそうじゃない。\n\n「よし、海に入ろうか!みんなあんまり離れないでね」\n「はーい!」\n\n夏帆ちゃんがまっさきに海へと駆け出す。砂浜を裸足で駆ける足音が小気味いい。\n\n「あきもはいる!」\n\n秋花ちゃんが浮き輪を抱えて追いかける。小さな足がもつれそうになりながらも一生懸命走る姿が愛らしい。\n\n「お兄ちゃん、私達も行こう?」\n\n春香ちゃんが手を差し伸べてくる。白く細い指。\n\n「うん」\n\nその手を取って、砂浜を歩き出す。\n潮風が春香ちゃんの長い黒髪をふわりと揺らす。\n\n「あ、冷たい!」\n\n波打ち際で春香ちゃんが小さく悲鳴を上げる。\n\n「大丈夫?」\n「うん……でも、お兄ちゃんと一緒なら平気」\n\nそう言って、僕の腕にぎゅっとしがみついてくる。\nビキニ越しに感じる柔らかな胸の感触にドキリとする。\n\n「はる姉、ずるい!あたしもゆー兄と手つなぎたい!」\n「あきもー!」\n\n気がつけば、三人の妹に取り囲まれている。\n\n「ちょ、ちょっと、みんな……」\n「いいじゃん、誰も見てないし!」\n「そうですよ、お兄ちゃん」\n「ゆーちゃんだっこして!」\n\n結局、秋花ちゃんを肩車しながら、三人と手をつないで海に入ることになった。\n冷たい海水が足首を、膝を、太ももを濡らしていく。\n\n「きゃー!冷たい!」\n「でも気持ちいい!」\n「うん、気持ちいいね」\n\n秋花ちゃんが僕の頭の上で嬉しそうに足をバタバタさせる。\n\n「ゆーちゃん、おさかなみたいにいっぱいいるね!」\n「本当だ、小魚がいっぱいいる」\n\n夏帆ちゃんが水の中に手を入れて覗き込む。\n\n「うぇっぷ…プールのつもりで海なの忘れてた…しょっぱい…」\n\n顔をしかめる夏帆ちゃんを見てみんなで笑う。\n\n「楽しいね、お兄ちゃん」\n「ああ…楽しいなぁ」\n\nなんてことはない、なにもない海水浴場。\nでも家族四人ならこんなに楽しい。\n時間はあっという間に過ぎていった。\n気がつけば太陽は高く昇り、お腹も空いてくる時間になっている。\n\n「さて、みんな、そろそろお昼にしようか」\n「はーい!」\n「もうそんな時間かー、早いね」\n「ゆーちゃん、あき、おなかとってもすいた!」\n「よし、じゃあ昼食にしよう」\n\n僕たちは波打ち際から上がり、砂浜に敷いたレジャーシートへと戻ってきた。\nパラソルの影は思ったより小さくなっている。\n\n「タオルでよく拭いてね、風邪ひくから」\n「はーい」\n「あい!」\n\n春香ちゃんが持ってきてくれたクーラーボックスを開ける。\n中からは冷えたお茶と、朝、夏帆ちゃんが作ってくれたおにぎりが登場した。\nさらに僕が海の家で買ってきたかき氷も足して、わいわいとおにぎりが消えていった。"}

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