| {"novel_id": "n0007ex", "chapter": 2, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0007ex/2/", "title": "2", "content": "彼女の事がとても好きだ。\n\n数日前にベンチに腰かける彼女を目にしたときの衝撃は凄絶なものだ。\n\n彼女の体から溢れるオーラによって、周囲の空間が歪んでいる光景。しかし、一度それに触れてしまえばどうって事はない。\n\n可愛らしい花の香に果物のフレッシュさを足したような彼女の匂い。禍々しさをまといながらも清水を浴びて穢れを落とす、彼女の裸体が脳裏に浮かんでくる。\n\nそこから離れたくないと体が――心が彼女を求めてやまない。\n\n苦い気持ちが口から広がって、毒が回るかのように全身に痺れが走り出す。\n\n俺は、彼女を傷つけてしまったのだろうか……\n\n昔からそうだった……俺は、なにかを好きになると前しか見る事が出来なくなって、突っ走ってしまうタイプだ。\n\n体育の授業なんかでもラフプレーを行う事があるし、勉強でも面白い範囲は真面目にやるがそれ以外はそっちのけ。\n\n友達付き合いなんかでも、ハマったものがあれば同じ趣味の仲間で固め、また別の物に興味があれば、今までの仲間とは遊ばなくなる。\n\n飽きっぽい? いや、ネットを通して複数の人と交流するこの時代に、適応して生き延びてるって言って欲しいね。\n\nいや、やっぱりそうかもしれない。飽き性だ。だけど、俺は次にこういう……\n\nしかし、彼女だけは違った。\n\nあの日、ベンチに座り本を読む彼女を目にしたとき、前世からずっと待っていたかのような……甘くて美味しい物を口にした時のような感覚が全身に走り抜けたんだ。\n\nこの子と出会うために生まれてきたんだろうなって……\n\n【克行】\n「それで、悪魔の住処でも探るつもりか?」\n\n【???】\n「勝手に前を歩いてるだけ……」\n\n考え事をしながら歩いているうちにも、彼女の匂いは後ろからついてきている。早足になれば早足で、立ち止まれば立ち止まって。俺が振り返って歩み寄れば彼女は後ろへ下がっていく。\n\n【克行】\n「レディーファーストだ。前をどうぞ?」\n\n【???】\n「ついてこられるのが嫌い……」\n\n【克行】\n「ついていくのが好きか?」\n\n【???】\n「嫌い……勝手に、前を歩いてるだけ……」\n\n【克行】\n「じゃあこうしよう、ついていかないと約束する! 命にかけてもだ!!」\n\n【???】\n「そんな安い命、誰もいらない……それに、地雷があると、怖いから前を行って……」\n\n本当は、俺の後ろを歩きたいんじゃないだろうか?\n\n仕方なしに家へ向けて歩き始める。\n\n【克行】\n「それで、俺は死んでもいいのか……」\n\n【???】\n「命までは、いらない……足一本だけで、助かると思う……」\n\n【克行】\n「なるほど……俺の面倒を見てくれると言うんだね、スウィーティ」\n\n【???】\n「足ぐらいなら再構築してあげる……自立して……」\n\nとか言いながら、自宅であるマンションに辿り着いてしまう。自宅までついてくるのが目的なら、これから先、彼女が俺の後ろを歩く事は出来ない。\n\n【克行】\n「……やっぱり、送っていこうか?」\n\n今日は旅行で両親がいないから……とでも言えばよかったか?\n\n【???】\n「いい……」\n\n振り返って彼女を一瞥すると、やはり本にばかり目を向けていて、問いかけてもこちらを直視しようとはしない。\n\nだけど、本当に大丈夫なんだろうか……彼女の家がこの付近ならまだいいが、遠くだったらその間に暗くなってしまう可能性もある。\n\n夏前だから暗くはならないだろうけど、どちらにせよ不安だ。\n\nしかし、彼女は俺の心配を他所に、黙々と本へ注視するばかり。\n\n【克行】\n「……それじゃあ……」\n\n【???】\n「うん……」\n\n彼女を振り返ると放ってはおけない気持ちになり、そこから動けなくなりそうだから、背を向けたまま段を上がり、扉の鍵を開けエントランスへと一思いに進む。\n\nが、後ろから足音が重なって聞こえ、なおかつ心安らぐ匂いまで漂ってくる。何故かこの匂いを嗅ぐと、幼かった頃を思いかえるような安堵感が溢れ、鬱屈した日々の記憶を忘れさせてくれる。\n\n【克行】\n「って……どこまでついてくるつもりなんだ?」\n\n【???】\n「前を歩いてるだけ……」\n\n【克行】\n「ひょっとして、このマンションなのか? スウィーティ」\n\n【???】\n「違う」\n\n彼女は何がしたいんだ? まったくもってわからない。\n\nエレベーターを上がり、ついには自室の扉の前にまで……\n\n【克行】\n「ならさ……上がっていくか? 今日は親がいないんだ」\n\n【???】\n「知ってる……いても、問題ない……」\n\n【克行】\n「知ってるだって? どうして!?」\n\n【???】\n「いいから……早く入って……」\n\n【克行】\n「早くは入れって、俺の家なんだけどな……」\n\n彼女がどういうつもりなのか全くわからないが、このまま返すのも悪いし……部屋にあがってもらうのは、またとないチャンスだ!!\n\n【???】\n「最低……」\n\n【克行】\n「えっ? なんて?」\n\n【???】\n「なんでもない……おじゃまします……」\n\n今朝がゴミの日だったから掃除しておいてよかった。自信満々で彼女を部屋に入れる事が出来るわけだ。\n\n【克行】\n「適当に座ってくれ」\n\n床にカバンを置いてブレザーを脱ぎ、ベッドの上に座った彼女。首元は汗粒によって艶を帯び、ブラウスはわずかに濡れてブラ線が透けて見える。そして、ソックスを直す姿とその細いつま先を見ているとドキドキが止まらない。\n\nできれば、紺色の布に鼻をあてて……\n\n【???】\n「どうかした……?」\n\n【克行】\n「いや、何でもない……」\n\n【???】\n「眠い……」\n\nベッドにうつ伏せにだらしなく倒れ込むと枕に顔をうずめ、ジト目で俺を睨んだ。\n\nもしかして……誘ってるのか!?\n\nだけど、今はまだダメだ。俺だって思春期ではあるが、付き合っていないという事実が存在している以上、理性のタガは外せない。\n\nプロセスは重要だ。それを無視して幸せな生活はありえない。\n\n付き合う前の初々しさなどが欠落したまま、なし崩し的に付き合ってしまえば、思い出が少ないまま結ばれる事になってしまう。\n\nポジティブな思い出の量はストロングでタフな絆に直結する……\n\n段階を踏むからこそ、互いに多くの思い出を持つことになり、深い絆につながる。時々振り返るからいいものだと親父と母さんは言っていたし……\n\n【???】\n「喉、乾いた……」\n\n【克行】\n「あ、あぁ……ジュースでも取ってくるよ」\n\nと言いつつ自室を後にし冷蔵庫を漁る。しかし、めぼしい物は見当たらない。そういえば母さんたちが旅行に出るから、冷凍食品くらいしかないんだった。\n\nコンビニまで買いに行ってくると告げる為に自室へ戻る。\n\n【克行】\n「飲み物がないから買ってくるよ」\n\n【???】\n「すぅ~……ハッ……う、うん……」\n\n枕に顔を埋めて深呼吸していた彼女は弩にでもはじかれたように飛び起きた。\n\n【克行】\n「……ついてくるか?」\n\n【???】\n「いかない……」\n\n【克行】\n「そ、そうか……じゃあ、ゲームでもして待っててくれ」\n\n【???】\n「ゲーム……嫌い」\n\n【克行】\n「じゃあ、本でも読んでてくれ。頼むからおとなしくしておいてくれよ」\n\n【???】\n「うん……わかった……」\n\n激しく心配だ。しかし、彼女がいる目の前で、机と壁との間に隠してある、男のための本を持ち出すわけにもいかないし……\n\nなに!? この俺が押されている……?\n\nいや、そんな事はどうだっていい。とにかく、迅速にコンビニまで行って帰ってこなければならない。なにをしでかすかわからない。\n\n【克行】\n「ようやく帰ってきた……」\n\nまさか、近所で一番すたれているあのコンビニが、しかもこの時間にここまでこんでいるとは思わなかった。\n\nどれくらいの時が過ぎただろうかはさておき、自室のドアノブに手をかける。\n\n【???】\n「……好き……好き……克行……」\n\n俺を呼ぶ声に反応して思わずドアを開けようとするが、わずかに聞こえてくる彼女の吐息はどことなく艶を帯びており、次に取るべき行動が躊躇われた。\n\n【???】\n「すぅ~……はぁはぁ……好き……もっと、もっと……んんっ……」\n\n扉の向こう側で起こっている事は想像に容易かった。息を呑み込みゆっくり、物音を立てないように隙間を作って覗き込む。\n\n【???】\n「はぁぁんっ……気持ち、いい……すぅ~……いい匂い……好き……」\n\n彼女はうつ伏せの状態で扉側にお尻を向けながら、布団を抱きかかえ枕を嗅ぎながら、自慰行為に耽っていた。\n\nハートをあしらったブレスレットが、部屋の光を反射させながら、白く細い指がじれったく陰唇をなぞったりつついたり。秘部がプルリプルリと震え、この口で感触を味わってみたい欲求に駆られる。\n\nぬるぬると愛液を帯びたピンクの陰唇は、息をするのも忘れてしまうほどきれいで、小さな花のごとく可愛らしい。\n\n【???】\n「はぁんっ……ど、どうして……どうして、私なの……んんっ……」\n\n桃色の吐息を帯びた嬌声を堪えようとしながらも、俺の匂いを嗅ぎながら行うオナニーは格別らしく、ついつい声が大きくなってしまうようだった。\n\nえっちだ……すごくえっちだ……\n\n【???】\n「うぅんんっ……そ、そんな……私、えっちじゃない……克行……嫌い」\n\n俺の心の声でも聞いているかのように、彼女は言葉を返してきた事に驚きを隠せず、思わず後ずさる。しかし、彼女は快感を前に、俺に秘部を向け、見られていることなど気が付いていない様子で、ひとりえっちを続ける。\n\n【???】\n「んくっ……はぁっ……克行……ちゅーして……ちゅー……\n好き、克行の匂い、大好き……んはぁ……」\n\nどうやら妄想の中で俺と会話しながら――俺に見られながら秘部を慰めているらしい。\n\nしかし、さっきのは本当に偶然なんだろうか……彼女の一人エッチをもう少し近くで鑑賞したいと思うと、自然と体が前へと出てしまう。\n\n【???】\n「あぁぁ……そ、そんなに……見ないで……恥ずかしい……んきゅぅ……」\n\n彼女の陰唇から溢れる粘液の匂いが部屋に充満し、隙間を通して俺の鼻腔をくすぐる。\n\nえっちな匂いがしてるな……見られながらオナニーするのが好きなんて……君はとってもえっちな女の子だ。\n\n【???】\n「んふぅ……違う……克行の匂いが、そうさせるだけ……\n克行の匂いで、体が熱くなって……だから、嫌い……克行の匂い、嫌い……」\n\nどういう仕組みかはわからないが、本当に俺の心の声を聞くことが出来るらしい。けれども、彼女はオナニーに没頭し、俺の心の声だとは気が付いていない。\n\n指を動かすたびに手首に下げられたブレスレットが揺れてリズムを奏で、股からこぼれる淫靡な音と甘い吐息が部屋中にこだまし、淫らなハーモニーがエロティックな自身の状態を彼女に自覚させ、快楽をよりいっそう強いものに変える。\n\nクリトリスをこね、膣内に指を入れ、刺激するたびに体が大きく反応を示し、大きなお尻にモチモチと揺れ、小さなお尻の穴がキュっと締まるその様は見ていてたまらない気持ちになる。\n\nここに、指をいれたらどうなるのかな?\n\n【???】\n「んはぁっ……お、お尻……だめ……お股が、もっと熱くなっちゃうから……\nんぎゅぅっ……あぁ、だめなのに……だめなのに、お尻の穴まで……あぁぁぁんっ」\n\n開いていたもう片方の手でお尻の穴をかき回し、よりいっそう息苦しそうにしながら身もだえする姿に、思わずペニスがいきり立ってしまう。\n\nすごい……すごくえっちだよ……君は俺の目の前で、二つの穴を同時に、しかも自分の指で慰めているんだ。もっとその可愛い声を聞かせてくれ。\n\nほら、その指を俺の舌だと思って。\n\n【???】\n「んきゅん……はぁはぁ……だ、だめぇ……お尻、舐めちゃだめ……\nあぁぁぁんっ……な、中に舌が……舌がぬるぬるって入ってきて……\nき、気持ちよく、なっちゃう……だめ……んはぁぁぁんっ」\n\nこっちはどうかな? ほら、ぷっくりと勃起した淫乱おまんこ乳首。\n\n【???】\n「ひぃゅぅんん……す、すごい……すごいの……\nクリちゃん、ちゅっちゅされて……ぺろぺろされるの、気持ちいい……はぁぁぁぁ!」\n\n体の反応が変わってきたね、全身がムズムズしてきて、頭の中がぼんやりしてきて、気持ちいい事しか考えられなくなってきた。そうだろ?\n\n【???】\n「はぁんくっ……はぁはぁ……頭の中、克行の匂いでいっぱいで……気持ちよくて……\nお股もお尻も、よだれでべとべとになって……あぁぁぁぁんっ」\n\n俺のよだれ? いいや、君のおまんこが咥えたがってるんだよ。\n\n【???】\n「……ほ、欲しい……克行の、欲しい……ひぅぅぅんっ」\n\nなにが欲しいんだ? はっきりと言わないとおまんこいじめちゃうよ?\n\n【???】\n「あぁぁぁぁぁんっ! クリちゃん、ぺろぺろ、ダメ……私、我慢できない……\nんくぅぅぅんっ!! このまま、されたら……イっちゃう……」\n\nそれなら早く、言わないとな。なにが欲しいのかをね?\n\n【???】\n「はぁぁぁぁぁんっ……い、言えない……そんな恥ずかしい事……\nひぅぅぅぅんっ……お、お尻、舐めないで……舌がにゅるにゅる入ってきて……\nえっちに、なっちゃうから……あぁぁぁぁぁぁっ!!」\n\nちゃんと言わないと、このままイかせちゃうぞ。もちもちって絡みつくおまんこ肉の感触が最高だからね。俺はこのまま触っていてもいいんだ。\n\n【???】\n「んんんんんんくぅっ……欲しい……おち〇ちん……欲しいです……\nひぅぅぅぅぅぅんっ……言っちゃった、欲しくて、欲しくて……言っちゃった」\n\n激しく感じている彼女にはもう余裕がないらしく、四肢の先に至るまで強く震え、意識を失いそうなほど朦朧とした声色で俺に応える。\n\nほら、おち〇ちんをどうするんだい?\n\n【???】\n「ひぁぁぁぁぁぁぁんっ! お、おち〇ちんを……私の……お股に……」\n\n絶頂が近いらしく、もう我慢できないとばかりに指を止めては、快楽を得たいがためにクリトリスを刺激し始める。その悲痛なまでの快楽に対する矛盾は見ていると、いじらしい気持ちにさえなる。\n\nしかし、同時に、彼女をいじめたいという気持ちにさえする。\n\n誰の?\n\n【???】\n「あぁぁぁぁぁぁぁんっ……克行の濃厚な匂いのするおち〇ちん……欲しい」\n\n箪笥から取り出したらしい俺のパンツを口元に当てながら激しく深呼吸を繰り返し、とろとろに濡れた秘部へあてがうと強くこすり始めた。\n\n【???】\n「いい……気持ちいい……おち〇ぽの濃い匂い……好き……大好き……\nはぁぁぁぁぁぁぁんっ……もっと、おま〇こ気持ちよくして……\nい、イく……克行のおパンツ、お股にこすりながら……イっちゃう……」\n\nパンツだけでいいのか?\n\n【???】\n「あぁぁぁぁぁぁんっ! いや、克行のおち〇ぽで……イきたいの……\nひぅぅぅぅぅぅぅんっあぁぁ……」\n\nゴミ箱から拾い上げたであろうティッシュのかたまりまで持ち出し、彼女はネバネバと絡みつく粘液をふき取るようにした。\n\n【???】\n「はぁぁぁぁぁぁぁっ……克行の精子つきティッシュ……まだヌルヌルしてて……\nおま〇こが……匂いついちゃう……んきゅぅぅぅぅぅぅぅっ!!\nい、いっちゃうぅ……頭が真っ白になって、ティッシュでイっちゃう!」\n\n自我を完全に失ったようにただただ貪るように快楽を求め、指で性器を慰め、お尻の穴をほじくり回し、俺の匂いにすがるように枕や布団、パンツやティッシュを嗅ぐ。\n\nじゃあ、どうするんだ?\n\n【???】\n「はぁぁぁぁぁぁぁんっ!! 克行のおち〇ちん……あぁぁぁぁぁぁぁんっ……\nひぅぅぅぅぅぅぅ……私の、おま〇こに……入れて、ください……」\n\nダーメ!\n\n【???】\n「い、いや! だめっ、イっちゃう!! イっちゃうぅ……\nあぁぁぁぁぁぁぁんっ、だめ、指、止まらない……おぱんつ嗅ぐの好き……\n精子ティッシュで、こするの……やめられない」\n\n昨日の夜の精液がまだその中で残っていたらしく、彼女が激しくこすった事でティッシュ破れて粘液がピンクの小陰唇を白く染める。\n\n【???】\n「精子、ぬめぬめ……れろっ……はぁぁぁぁぁぁぁ……\n克行の匂いが、口の中いっぱいに広がって……直接、欲しい……口の中に……\n濃厚な、ザーメン注いで欲しい……んきゅぅぅぅぅぅぅぅ!!」\n\n【???】\n「昨日の精子が、おま〇この中に入ってきて……きゅんきゅんって……\nお尻にも、欲しい……くぅんんんんんんんっ」\n\n指に掬い取った俺の精子をお尻の穴へとゆっくりゆっくり押し込んで、四つん這いのままのけぞり、やわらかそうな太ももが震える。\n\n【???】\n「はぁぁぁぁぁぁぁっ! いい、気持ちいい……\nお尻の穴も、おま〇こも、お口の中も精子まみれで……\n濃いザーメンの匂いが、私の全身にしみついて……ひゅぅんんんんんんん!!」\n\nマーキングされちゃって気持ちよくなるなんて、本当にえっちだね。\n\n【???】\n「ち、違う! 本当に、克行精子が、私に、こんな事、させるの……\nあぁぁぁぁぁぁぁんっ! だめ……だめぇ、イくっ!!\n克行ザーメンに全身染まって、イっちゃう!!」\n\n【???】\n「お願い! おち〇ぽ、ちょうだい……欲しいの……\n克行おち〇ちんでイかせてくださいぃ!! はぁぁぁぁぁぁぁんっ」\n\nうーん、どうしようかな……\n\nちょっとだけ期待したらしく、彼女の指の動きが止まる。しかし、すかさずに一言。\n\nやっぱり、嫌だ!\n\nもう彼女が快楽を得る為に残されているリソースは自分の指だけである。ただひたすらに俺のペニスではなく、自分の指で慰めるばかり。\n\nしかし、まだ淡い期待を抱いているらしく、指が止まっては諦めて快楽を貪る。この矛盾は女という生き物をよりいっそう魅力的にしてしまう。\n\nほら、わかっただろ? そろそろイってもいいんだよ?\n\n【???】\n「あぁはぁぁぁぁぁぁぁんっ! い、イかない……おち〇ぽ、くれるまで……\n絶対に、イかない……んひゅぅんんんんんんんっ!!」\n\nいいながら、指を止めようとはせず、さっきよりも激しくなるばかり。嗚咽にも似た苦しそうな喘ぎを上げながらも、絶頂を堪えている。\n\nいや、本当は諦めているのだ。だが、堪えれば堪えるほど、絶頂は激しいものになる、だから自分に暗示をかけようとそんな事を言うのだ。\n\nほら、イくんだ! 俺のモノじゃなくて、自分の指で情けなく!!\n\n【???】\n「いやぁん……い、イかないもん……はぁぁぁぁぁぁぁんっ……\nだ、だめ……イっちゃ、だめ……」\n\n俺のティッシュを見つけて妄想したんだろ?\n\nそうだ、俺みたいに一人で情けなく、イくんだ!!\n\n【???】\n「だめ……指が、止まらない……んくぅぅぅぅぅぅぅ……\nお股に入れた、精子が……中で気持ちいいして……\nあぁぁぁぁぁぁぁっ、気持ちいい! 気持ちいい!!」\n\nほら、イくんだ!\n\nピンクゴールドのハートがカチャリと、終わりを告げるかのように音を立て、彼女の指先が膣内の奥深くへ入り込み、全身が激しく硬直したその時――\n\n【???】\n「だ、だめぇ……い、イく! イク!! イクぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!」\n\n彼女の指先が膣内の奥深くに触れた瞬間、グっと力が入ると同時に、華奢で幼い体つきが力強く跳ねた。ぴったりと指で栓をしたはずの膣口からは熱い愛液が吹き出し、お尻の穴がヒクリヒクリと呼吸するかのごとく震えた。\n\n【???】\n「んんんんんんんんっ! だめ……イクの止まんない!!」\n\nもう膣内に留まった指をもう一度力を入れて動かすと、彼女の秘部から透明な粘液が激しく噴出しシーツと床が濡れ、濃い匂いが部屋に充満し、入り口にいる俺の元まで……俺を求めるかのように彼女の匂いが鼻先から、全身に絡みついてくる。\n\n鼓動が激しくなりすぎて、逆に心臓が止まりそうなほどの興奮を覚えながら、彼女のヒクヒクと痙攣する桃色の陰唇をじっくり観察する。\n\nやがて、壮絶な程の快感は終わりを告げ、彼女はぐったりとベッドに倒れ込んだ。\n\nしかし、俺へと向けられた陰唇はムニムニと動きながらまだよだれを垂らしている。\n\n【???】\n「はぁはぁ……あぁんっ……ど、どうして……」\n\n最高に可愛かったよ……やっぱり君は最高に可愛いよ。\n\n【???】\n「あぁ……い、いや……どうして……どうして……\nえっち……して、くれないの……」\n\nだって、俺達はまだ互いを知らないじゃないか?\n\nそれとも、知らない男のモノが好きか?\n\n【???】\n「私は……知ってる……克行って名前……それだけで……いい……」\n\n俺は知らない。スウィーティとしかね? 知らない女の子には手を出せない……\n\n【???】\n「嫌!」\n\nさすがにすねたと見えて枕を抱えて突っ伏した。\n\n子供が駄々をこねているみたいでいじらしい感覚があり、今すぐ抱きしめてキスをしたい気分に駆られる。\n\nしかし、どうするべきか……彼女の一人えっちを観察し終えた俺は、すでに扉から離れてリビングで考えを巡らせていた。\n\n部屋の中に充満する彼女の香りをこのまま外で嗅いでいるわけにはいかないし、だからと言って部屋に入っていったら濡れたベッドと床があるわけだし……\n\n一部始終を見ていただけに気まずい。もし見ていなかったなら、おもらしとかその程度で終わらせる事ができたかもしれないが……\n\nもう一度、忍び足で自室の扉に近づき様子を覗き見る。\n\n彼女は息を整えると立ち上がり、床の上の水たまりを観察した。\n\nこれは不味い……そう思っている表情だが、カバンからタオルを取り出した。しかし、徹頭徹尾、彼女の髪が揺れる一挙一動に至るまでを見逃さなかった。\n\nそう、タオルを取り出すと同時にカバンからこぼれた体操服。書かれていた文字をこの瞳が捉え、視覚情報が神経を伝わって脳に辿り着く。読み方を思考した後に、彼女の名前に関する情報がメモリーされる。\n\n初雪……なんだかひどく懐かしい気分がしてくる響きだがそれはさておき、可愛い名前だ。\n\nそれにしてもあの体操服もまたいい匂いがしそうで、今すぐにでも入って行って鼻を押し付けたい欲求が、心臓の鼓動を激しくする……\n\n俺がそんなことを考えている間にも、初雪は片付けを終えたらしく、次にベッドを確認すると布団を裏返した。なるほど、裏表同じ柄のシーツだからこれで証拠隠滅は完了というわけだ。\n\nチャックの位置が変わるから本当ならバレるはずだが、俺はいちいちそんなこと記憶していない。だから、証拠隠滅は成功。目撃者である俺は、それについていたずらに煽ることはあっても、初雪のためにも知らないフリをするしかない。つまり――\n\n初雪の勝利! 好きだ!!\n\n何事もなかったかのように腰を下ろした彼女は、部屋のあちらこちらを観察しはじめ、なんだかソワソワと落ち着かない様子だった。\n\n【克行】\n「ただいま……」\n\n彼女がビクリと驚いた表情で俺を睨んだ。\n\n【克行】\n「あっ、いや……すまない。自分の部屋だからつい。今度はノックするよ」\n\n【初雪】\n「しなくていい……」\n\n【克行】\n「着替えてる最中に突然入ってもいいのか? 俺は歓迎だが」\n\n【初雪】\n「その時は、出ていって……」\n\n【克行】\n「はいはい……ところで初雪?」\n\n【初雪】\n「……思い、出した?」\n\nなにを思い出すというんだろうか?\n\n【克行】\n「なにを?」\n\n【初雪】\n「嫌い」\n\n好きだ!!\n\n【初雪】\n「嫌い!!」\n\n【克行】\n「いや、でさ、なんか……変な匂いしないか?」\n\n【初雪】\n「私が、臭いっていう意味……?」\n\n【克行】\n「いや、なんか……甘酸っぱい感じの……なにかしたのか?」\n\nグサリと刺されたかのような表情になったが、落ち着きを取り戻した彼女はジトっとした目で俺を鋭く睨みつけた。\n\n【初雪】\n「男の部屋だから、臭い」\n\n【克行】\n「おとといから掃除して、消臭剤までまいたんだけどな……」\n\n【初雪】\n「やっぱり、私が臭い、という意味にしか、聞こえない……」\n\n【克行】\n「いや、初雪はいい匂いだ。好き」\n\n時を超えて再開したかのような、ノスタルジックな気分になれるこの匂いが大好きだ。\n\n【初雪】\n「気持ち悪い……鼻に栓でもして……」\n\n【克行】\n「でさ、初雪……聞いてくれ……って、露骨に耳をふさごうとするな」\n\n愛してるッ!!\n\n【初雪】\n「……嫌い……」\n\n【克行】\n「好きだ!!」"} |
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