Krixter/Repo / n0007ht /12.json
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{"novel_id": "n0007ht", "chapter": 12, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0007ht/12/", "title": "没収", "content": " 相変わらずラダンは母の足下のあたりに目をやっているようで、髪で隠れたその表情はうかがい知れなかったが、どう考えてもその心の基底にあるのは自慰の場を現行犯逮捕されたところに始まる、強い羞恥であるに違いなかった。すでに尻を見た時点で大分おかしな気持ちを増幅させていたアスリは、ラダンの裸体も加わったことで心の余裕をかなり消費していたが、さらに被虐対象のラダンの心中を思いやりつつ、辱めに加担しているのは傍観する自分に他ならないことまで考え、ゾクゾクとする感覚がどうにもならないほど強まってしまっていた。\n 母はラダンの体に目をやり性徴の経過を確認すると、再び頭をあげた。\n\n「ラダン、こっちを見て。」\n\n ゆっくりと上げられたラダンの顔は、目の周りが腫れぼったく、すでに枯渇したのか涙は流れていなかった。ラダンにとっては嘆きよりむしろ、こうして公然と全裸になっている羞恥が上回っているのか、茶色く日焼けした顔を紅潮させており、アスリの想起はあながち誤っていないことを裏付けていた。\n\n「ラダン、体は大人っぽくなってきたけど、ラダンはまだ半女でもなくて、子どもなの。この前やっちゃダメだって言ったこと、やったらどうなるか、今日はわかってもらうからね?良い?」\n\n 母は少し厳しいトーンで、怒り以外に意図の測りきれない訓示を行うと、アスリの方に顔を向け1つ依頼をかけた。\n\n「アスリ、水を汲んでもらえる?」\n\n アスリは全身に熱さを覚えつつも、井戸に紐のついた釜を落とすと、母の要求どおりすぐに1杯の水を汲み、母の足元に置いた。母はラダンから手を離し、その釜を持ち上げながらラダンに言った。\n\n「ちょっとそのまま。ごめんね。」\n「ひゃっ!」\n\n バシャリと、辺りに水しぶきが舞った。母はラダンの陰毛の近くを目がけて水をかけていた。驚いたラダンは脇をしめるように両腕を上げ、腰を引いて内股の体勢をとって一歩後退した。\n 母は濡れたラダンの手を再びとると、先ほどアスリが布を引いておいたすぐそばの作業台の前に連れていき、台の上の別な布の入った器を地面に移した。\n\n「この上に乗って、座って。アスリ、もう1杯水をお願い。」\n\n アスリが今一度水を汲み上げ、釜の水を台の横まで持っていく間、ラダンは履物を脱いで台に上っていった。\n\n「足こっちに向けて。手は両方後ろ。お尻はもっと前に出して。」\n\n 母はラダンに指示を出しながら、しゃがんで器の中のアスリも一度見ていた小さな器を取り出し、釜から水をすくってラダンの足元の台の上に置いた。ラダンが台の上で後ろに手をつけば、豊かな両胸の突起は、頭上のアカシアの葉の裏側を眺めているように上向きとなった。ラダンはここではうつむいたり顔を横にやったりもせず、服を脱がせた上に突然水をかけた上にこの台まで連れてきた、予測不能な母の次の行動をただただ伺っていて、それはアスリも同様であった。\n\n 2人は、母が続けて器から取り出した物を目にして、唖然とした。剃刀だった。\n\n アスリはやっとこれから母が何をしようとしているのか、理解し始めていた。母のさっきの子どもであること云々の発言はつまり、ラダンの成長の証を没収し、当時のアスリのものと同等にするという判決であったのだ。\n 母は剃刀の刃の部分を今の水を張った小さな器に浸すと、ぴったりと閉じられたラダンの両膝に手をかけた。\n\n「えっ、ママ…。何するの?」\n「何って、そんなところに毛なんか生やしてるから、調子に乗るんでしょ?」\n「えっ!やだ!やめて!」\n\n ラダンは足に力をこめたが、母はここでも言葉による力を行使した。\n\n「じゃあ髪の毛にする?どっちが良い?」\n\n ラダンは何も返せず、足の抵抗を取りやめる代わりに、赤らめた顔を右方向へと倒し背けた。母はラダンの足の力が抜けたのがわかると、ゆっくりとその膝を開き、まず両脚で歪んだ菱形を作ってから、揃えられている足首を掴んで外側へと追いやり、見ている側まで恥ずかしくなるほどにラダンを大きく開脚させた。\n 母の背後に立つアスリからも、その聖域が見えるかに思われたが、ラダンの陰毛は足の付け根の両側から肛門近くにかけてびっしりと生えており、まず印象としては毛そのものでしかなかった。だが、かけられた水は粒となって陰毛の上で光を弾いてキラキラと輝き、ラダンが大人に向かっていることを声高く伝えていて、これからそれが否定されると思うと、アスリはその前にラダンの女性らしさを優しく撫でてあげたいという願望とともに、自分の性器に向けて全身の血液が集まってくるのも感じていた。\n\n もちろん、母はアスリが姉に抱いてしまった許されざる興奮など微塵も気づいておらず、濡れた剃刀を手に取ると、いよいよラダンの成長の否定を開始した。母はまずへそに近い方の最も上のところから、剃刀を縦方向に上から下へと繰り返し滑らせていき、何回かの動きの後に水の入った器に剃刀をくぐらせて、また剃ってを続けていった。\n\n 程なくして、ラダンが立っていた時に正面から見えたであろう範囲まで、母の搾取が完了した。しかし大陰唇より下はこれからであり、まだまだ半分といったところであった。母はラダンの足の付け根をもう一度押しひらくと、今度はその両側を剃り進めつつ、一言つぶやいた。\n\n「…結構濃いね。」\n「やめてっ!」\n\n 自分でも内心気にかけていたのか、突如としてラダンは足を閉じようとした。\n\n「こらっ!動いたら危ないでしょ!いじってたとこも切っちゃうよ!」\n\n しかし、ラダンの惨めさと羞恥も、もはやとうに限界を超えてしまっており、母の喝を前にしても足は閉じかけたままで、ラダンの横に向けられた頬には枯れたはずの涙が再び流れ始めてしまっていた。それを見て母も、ラダンが自分の意思で足の位置を保つことができないことを把握したようで、大きく一息ついてから、アスリの方を振り返った。\n\n「お願い。危ないから膝のとこ押さえといてあげて。」\n\n 母のこの依頼を断る道理など見当たらなかったが、アスリにとってはギリギリのものになりかねなかった。と、言うのも、今はまだ母の背や手などもあって、アスリにはその中身はチラチラ見える程度であるが、足を押さえる係になれば、確実にいろいろとよく見えることが確かなのである。しかもここから、最も重要なところの覆いを外していくことになる。\n この時点ですでにアスリの渚は時化てしまっており、どこにも触れてすらいないのに、あの大波が押し寄せてくる前に吹く風が、徐々に強まりつつある状態であった。この状況で何らかの弾みであとひと押しされるか、場合によっては目の前のラダンがさらに扇情的な状況に置かれれば、アスリが到達してしまう恐れは大いにあった。\n\n アスリ自身、そのギリギリの感情と大波の予報の正体はこの時点でよく承知していたし、自分の性の対象が紛れもなく姉の裸体と、特に性器に向いてしまっていることを自覚していた。無論、アスリはラダンのことが大好きである。しかし、それは姉と妹の関係の中にある家族としての好きであって、現在に至るまで抱いたことのない、恋心や愛する心によってもたらされる興味とは異なっていた。\n また、子どもに引き戻されるラダンより、さらに子どもであるアスリの性は、アスリが知る由もない女性同士の恋愛や、近親での関係性といった複雑なものでもなく、もっと純粋な、つい先日知ったばかりの性器という不思議な甘美と、秘匿と暴露によって織りなされる羞恥、それを受ける側ともたらす側に対する共感が主であった。\n\n 簡潔に言えば、恥ずかしそうに晒される性器と、半ば強制的にそこまでせざるをえない状況に置かれてしまったというシチュエーションが、アスリにとっては大好物なのである。そしてこの性癖はその後2年経過しても全く抜け切らず、こうして思い出されるたびに徐々に強いフェチズムとなって発展しており、残念ながらアスリが生涯にわたって付き合わざるをえない慢性病となる可能性は高いのであった。\n\n 当時のアスリに戻って、この時たしかにアスリはギリギリであったが、結局正直なところは二つ返事であった。もちろん、アスリも台に乗ってラダンを後ろから抱えるように支えつつ、ラダンの頭の後ろに隠れるようにしてしれっと目を背けていれば、はっきりとラダンと直面しないこともできるにはできる。しかし、その選択肢は採らないことに決まっているのである。\n アスリはラダンの腰の右横に立つと、台の上に手を伸ばすような形で、ラダンの恥部がよく見えるように、再び両足を広げて押さえた。母も作業を再開し、ラダンの左右の大陰唇の外観をアスリと同じ、少女のものへと変えていった。"}

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