Krixter/Repo / n0007ht /140.json
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{"novel_id": "n0007ht", "chapter": 140, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0007ht/140/", "title": "輪の中心", "content": " 意を決したアスリが、左手を自由にして、無我夢中でティサの胸元の右腕に挑戦する。真ん中の1粒だけに限らず、その両側と外側の肉が真下に吸い込まれ落ちていくような体感が、アスリの骨盤から腰全体へと広がっていく。\n しかし、先ほど右胸に受けた視線を、今のアスリは陰部に感じない。アスリもラリーヤもユニスも、3人ともティサを見て、ティサは顔を下に向けて体を丸めようとしている。\n\n アスリの左手が、ティサの右腕を掴んだ。同時にティサの下方で、ラリーヤの右手が左腕を掴んでいる。\n うつむくティサが腕に込めたのは、引力だ。アスリも力で応じるか、それとも言葉か。\n\n 言葉を選択したアスリが、さらにティサに掛けるべき言葉自体の選定に入った、次の瞬間だった。勝機のないことを悟ったのであろうティサの腕が、降伏を選んだ。諦めのティサに、すぐにアスリもラリーヤも容赦なく攻め入り、ティサの2つの乳房が、まさに飛び出して、もっと下側では茶色の逆三角形も、アスリの視界に飛び込んでくる。\n まだ、これらに気を奪われるべきではない。アスリが優先すべきは、敗者の確保だ。じっくりと眺めたいティサの裸体も、見られるリスクとコンプレックスだらけの自らの肉体も、ひとまず置きやって、一生懸命ティサにだけ集中するアスリが、ユニスとつなぐ右手と同じく、左手の指とティサの右手の指を絡めてつなぎあわせていけば、右側から得るぬくもりをはるかに上回る熱さと湿っぽさが、アスリの左手の中に広がっていった。もちろん、アスリの左向かい側では、ラリーヤもティサとつながる。\n\n こうして裸体となった4人の輪が、洞窟の中に完成した。引き続きアスリの意識は、地面なのか、体毛なのか、乳房なのか、下ばかり見るティサへと向けられる。\n\n 張り出したティサの右の乳房全体が、アスリを見つめていた。もう1つ、同じ大きさのティサの左胸は、ラリーヤを見つめている。\n 決して、鋭利な訳ではない。しかし、ティサの乳房は全体が尖って、斜め前上方に突き出しているかのようである。まず、ラリーヤよりは一回りほど小ぶりの、それでも十分すぎるほどにしっかりとした2つの土台は、それぞれ離れ離れとまでは言えないものの、体の中央からやや外に向かうように形作られている。斜めの要素を構成する基礎は、これら土台の形状だ。\n 加えて、その上に配されている建屋は、アスリの目にしたことのない形状だ。無論、これよりもっとずっと下の中央部を剥き上げれば、中身に入るものは男女ともほぼ同じであることを見抜いているアスリにしてみれば、多少ティサの形状が違えども、ティサも、アスリも、ラリーヤも、男子であるユニスも、胸に各自2つずつ備えているものに変わりがないことなど、百も承知である。\n その上で、何が違うかと言えば、ぷつぷつと小さな粒が周囲に付随する、人差し指と親指で作った輪ほどの大きさの乳の円だ。これがティサの場合、そのものがぷっくりと、浮かび上がるように優しく突き出ている。しかも、それよりさらに突き出た乳首までも含めて、周囲の地肌とは全く異なって、薄い桃色によって着色されている。この乳輪と乳首が、上方に突き出るように見える要因だ。\n つまり、土台とその上の構造物が総合して、斜め前上方にティサの両胸を向かわせている。その結果として、今、アスリと目が合っているのである。\n\n いやらしい。ティサはたまに自慰をすると自供したとは言えども、ラリーヤやユニスのように、変態性はないはずだ。だが、ティサの乳房を前にして、アスリはそれら全体をいやらしくしか捉えていないし、自分と同じ女子の胸に直に欲情している。\n\n「わぁー!ティサのお胸、すごーい!」\n「最悪!!ホント、ホント、本当に最悪!!馬鹿にしてんでしょ!!」\n\n 声を弾ませて、目にしたものの感想を素直に述べるラリーヤも、わずかな時間でティサをの胸を見切ったのだろう。対して、怒気を含んだティサの声は、涙の気配まで含んでおり、ティサの本心は、まさに一糸まとわずに、この場に立ち尽くしているようである。\n\n「そんなことないし!すっごい綺麗じゃん!」\n「どうせ噓でしょ?ラリーヤとも、アスリとも全然違うし、私のおっぱい、ママとも全然違かった!私、変なんだよ!」\n「いや、マジで全然変じゃないって!すっごいかわいいいお胸だって!」\n「バカ!!」\n\n 明るいラリーヤの口調には、ティサを蔑む意図がないことは明らかだ。ただ、両胸を無防備にしたティサには、ラリーヤの言葉が全く届かない。\n この優しい色合いで浮かび上がるような乳輪と乳首は、ティサにとってはコンプレックスの象徴であるのだろうし、ティサを脱がせることを妨げてきた大きな要因であることは確実だ。自らの両胸を見下ろし、それ以上言葉を続けられなかったティサは、アスリの手を握る力を強めるだけであるが、アスリにしてみればラリーヤの乳房も、ティサの乳房も羨ましく、できることなら片方ずつ、2人の持ち物の一方と交換したい。\n\n 当然、ラリーヤが直接言葉で評価した乳房に限らず、ティサの下半身にもアスリの性は向けられているし、仮にティサの胸がアスリのように貧相であったとしても、アスリはティサの腰まわりだけで耽られる。これより下、少し肉づいたティサの腹部と、小さな縦線のようなへその下には、直前、瞬間的に俯瞰した通り、茶色い成長の証がしっかりと逆三角形状に広がっていて、女子としての構造を秘匿している。そうは言えども、濃い密度でびっしりと茂らせていた、アスリの記憶中のラダンと比べてみれば、ティサの広がりは茶色であることも手伝って、量のわりに少女に近い。こちらも同じく、いやらしい。\n\n 3人の視線がティサのみに集まる中、ここまでを通して眺めて、アスリはティサにも抱いてしまった興奮で、吐息が燃えそうになっている。このもっと下は、ぴったりときつく閉じられている、思わず触れたくなってしまうほど艶やかな両太ももだ。ティサは服を着ていても十分にユニスに望ましい女子であるが、裸になってこれほど強力なら、将来は十分にユニスに任せられるだろう。アスリが今日ティサに本当に続くのかはまだ定かではないが、とにかくこれからティサのこの体がユニスとつながるところをじっくり見つめながら、どうにか誰にも気づかれないように、アスリは自慰をしなければならない。\n\n「あっ……!!!」\n\n ところが、アスリがティサを見定めた直後、なぜか突然ユニスが大きく声を上げ、アスリの右手にも、強く引く力が加わった。左から右に向き直るアスリの目に入ってきたのは、苦しく、切なく、悲しみすら訴えてくるかのようなユニスの歪んだ眉と、3人の女子の裸体を映した美しい瞳だ。その半開きとなった口元は、すでに嚙み殺されている。\n\n 皮槍全体が、ユニスのへそ近くまで角度を上げる。アスリがつながる右手に、ユニスの強い力がこめられた。直後に、腰を引いたユニスの、付け根を一周、髪紐で結ばれた真上を目指す皮の先端からは、白濁の涙が一滴、洞窟の地面へとこぼれ落ちていった。\n\n「わっ!!!」\n「出たっ!!!」\n\n 恥ずかしいばかりであるはずのティサから、一転して歓喜とも驚きともつかない声が上がった。アスリも事実を述べ、目にしたばかりの素晴らしい裸を一時忘れて、ユニスに全ての意識を割り当てる。皮の守りは、ユニスの大胆な飛翔を許さない。それでも続く一滴は、つながるべき運命に従うように、どうにかティサの足元まで飛び向かう。\n\n「ウソでしょ!?ちょっと!?」\n「あっ!!あっ、あっ、あっ、あっ、あっ…!!!あっ……!」\n\n あのラリーヤまでもが、驚いている。その間も、沖へ沖へと流されていくユニスの前には、2滴目、3滴目、4滴目と、雫が次々に落ちて、男子の湖が形作られていく\n\n「うわー!ユニスー!」\n「まだ出てる!」\n「あーっ…!あーっ……!」\n「あーあ!ちょっと!全部出ちゃってんじゃーん!」\n\n ティサはなぜかユニスの名を呼び、アスリも事実の実況を継続する中、ユニスは聞いているだけでアスリの頭がおかしくなりそうな、色に染まった嗚咽を漏らした。一方で、ラリーヤの声の根底にあるのは、小さな怒りと大きな呆れだ。昨日、わざわざ髪紐でユニスを縛り上げ、ティサとの初めてを迎えるまで控えさせようとしたラリーヤの試みは、残念ながら徒労に終わってしまった。\n\n「んすぅー、はぁー……、はぁー……。」\n\n 深呼吸のあと、ユニスは軽い呼吸を繰り返しながら、数度の身震いをアスリにもつなぎあわせる手を経由して伝えたところで、ようやくユニスの皮の先端からの自由落下は止まった。実に、10滴だろうか。徐々に角度を落としていく皮槍とともに、ユニスも静かに頭を前に倒し、粗相の広がる自らの足元に視線を落としていった。\n\n「ホント信じられん!昨日、ティサとなかよしするまで、出しちゃダメって言ったじゃん?手つないで裸んぼ見ただけで出しちゃうんなんて、初めて見たわ。なんなん?このダメぴゅっぴゅちんちん。」\n\n 相変わらず続いているユニスの快楽の吐息に、ラリーヤの呆れた罵倒が重ねられる。勢いを失って、弱く、いじめられるユニスもアスリは好きだが、ベテランのラリーヤもまさか今日、洞窟で初めての経験を得たということは、今のユニスは常軌を逸しているということなのだろう。正常と異常の差異とは何か、今のラリーヤの言葉だけでは把握しきれないアスリが、素直に生じた疑問をラリーヤに問う。\n\n「ラリーヤも初めてなんて、ユニスのおちんちん、そんなダメなん?」\n「ダメだよ、ありえんしょ?だって今、全然ちんちん触ってなかっ………………。」\n\n 不自然に、ラリーヤが止まった。思わずアスリが正面のラリーヤに目を移せば、明らかな驚きがラリーヤの顔中に広がっていた。そして、その視線は、確実にアスリの下腹のさらに下に向けられている。\n\n「アスリ……?」\n「……えっ!?」\n\n アスリの名前を、ラリーヤが呼んだ。すぐさま、アスリの左側、ユニスの槍を凝視していたティサも、同じくアスリの一点に狙いを定めて、声に驚きを滲ませた。快楽とともにうろうろしている右側の視線も、一度ラリーヤとティサを見てから、視線が集まる先を見つめる。\n\n ついに、見つかってしまった。とうとうアスリも、うつむくしかない。"}

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