| {"novel_id": "n0007ht", "chapter": 145, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0007ht/145/", "title": "日の出前", "content": "「ティサ、すごい。」\n\n 自らの感情を説明できなければ、正しい表現も見当たらないアスリは、ティサを褒め称えたくとも、短く簡素な言葉しか発せられない。それでも、皮の前にティサが照れ、アスリが脳裏でうろたえている真横からは、間髪入れずにラリーヤの誘導がかかる。\n\n「いいねー。いいねー。よしよし、ティサ、ちゅっちゅの次は、パクッてお口で全部食べちゃお?」\n「えー?全部ー?」\n「そうそう、パクッて!ほら?さっき、ユニス1回ぴゅっぴゅしちゃったじゃん?この前言ったみたく、あのお乳、ちんちんについたまんまだと、ティサのおまんこ入ったら、赤ちゃんできちゃうから。パクって食べて、ぜーんぶキレイにしないと?」\n「ウソー?お口でお掃除するってことー?」\n\n ためらいながらもユニスに口で攻めたティサに、アスリがこっそりと心を重ね合わせる間も、ラリーヤは怪しげな片手のジェスチャーに論理まで伴って、ティサをさらに前へ前へと推し進めていく。一方、恥ずかしがりのティサは、再び羞恥が全身の中心に据えられてしまったようであるものの、ユニスに一口、二口と接触したことで、少しは何かが吹っ切れたのか、先ほどまでなら絶対に言い訳を続けるであろう、ラリーヤの次なる課題に対して、語った内容の割には、否定の程度を弱めつつある口ぶりである。\n あれほど渋っていたティサも、性に対して柔軟さを見せようとしているのだから、ユニスの変態が、性器から口を通じて伝染してきているのだろう。ティサがこれほどということは、仮にも今、この口づけの役目をアスリが負っていれば、おそらくユニスのこの上向きの皮に唇で触れた段階で、勝手に本能で突き進み、ラリーヤと化してしまったに違いない。\n\n「ユニス……?」\n\n 左手で口元を隠し、右手では1本を手にしたままのティサが、上目遣いの幸せな笑みの送りながら、ユニスに呼びかけた。その先に、凛々しい思いやりのユニスはもうおらず、皮膚への口づけで壊れかけた代役のユニスがただ立ち尽くしていて、なんとも言い難い目線でティサを中心に、アスリたちを無言で見下ろしている。伏し目を下から見上げると、このように見えるのだ。\n ティサが左手もユニスの付け根に戻して、白い歯を見せた。つい先ほど、ユニスはティサとの口同士の口づけで発火し、自主的にティサを飲んだ。今度はティサが発火し、自立する。\n\n「っ!!!!!!!」\n\n 次の瞬間、ティサが一口で決めた。同時に、ユニスのだぶついた先端の皮膚が、洞窟から姿を消した。\n\n「わぁー!!!!!」\n「すごーい!!!!!」\n\n ラリーヤが歓声を上げ、アスリがまた短い言葉で感嘆する。あのティサが、よくできたものだ。今やユニスはティサに捕食され、表に出ているのは、根元を両手で押さえられた茎だけになった。\n\n「……っ、ん-っ!!んっふっふふっふ!!」\n\n ティサは、くわえながら笑っている。食べられてしまう前の時点で、ユニスはすでに半壊していたが、ティサの方は全壊して、何より最前面に立つのは、楽しさになってしまったようだ。ティサが笑えばラリーヤも笑うし、アスリも笑う。\n アスリが笑うのは、ティサをからかっているからではない。これは、やり遂げたティサへの称賛であって、おそらくラリーヤも同じだ。その思いがどこまでティサにも伝わっているのかは定かではないが、とにかくティサもユニスの皮先をまるごと口にふくんだまま、笑い続けている。\n\n 対するユニスは、微笑みの輪に加われない。今、女子3人は結束して強く、いくら上から見下す姿勢を取っていようとも、たった1人の男子は明確な弱者だ。まもなく、ユニスが得たのは、まさかの痛感であった。\n\n「あ痛たたたたっ!!!!!」\n\n 突如として、悲鳴に似た声を上げたユニスが真後ろに腰を引いたことで、唾液でぬらめく子どもの槍がティサの口からすっぽ抜け、ティサの両手からも逃げ出した。続いて、洞窟に戻った槍は、勢いそのままに、ユニスの下腹部に衝突するのにあわせて、水っぽい音を弾かせる。\n 真上を目指すユニスの1本の、まるで別な生き物のような動きを目にして、強者の女子たちが投げかけるのは、微笑みをはるかに超えた爆笑だ。今もコンプレックスにまみれた胸をさらけ出している羞恥はどこへやら、意図せず両手が自由になってしまったティサは、手をはたきながら笑って、たった今目にしたことを口にする。\n\n「んっふっひっひっ!何今の!?おなかでぺちーんって鳴った!!」\n「バカ!!ティサ!!噛むなよ!!!」\n「いや、んっひっ……!全然噛んでなんかなかったし!?」\n「いや歯が!!」\n「んっふっふっふ!ユニスがこどもちんちんだから、悪いんじゃん?ティサ、ユニスの皮かじって食べて、大人にしようとしたんしょ?」\n「えー、ここかじっちゃうのー?ほら、もっかい!おちんちんぺちーん!」\n\n ラリーヤの言葉に続いて、おもむろにユニスの皮槍に伸びたティサの指先が、柄の中ほどを押さえて放せば、また洞窟にしおらしい破裂音だ。対して、女子の爆笑は元気に連なる。\n 笑ってばかりで口も挟めないアスリは、ラリーヤの述べたことに触れられなかったが、今のラリーヤの指摘は正しい。次は、3日前に最初にユニスを丸裸にして剥き上げあげた時のように、ユニスが尻を引けないよう真後ろを壁にして、ティサにしっかり歯を立ててもらうべきだろう。\n\n だが、何も抵抗することのできず、ひたすら性器を異性に笑いものにされるユニスにも、男子たる誇りが残されていたようである。3人がひとしきり笑い声を上げ、それぞれ目に涙まで浮かべて腹をよじらせているうちに、ユニスの槍の向上心は、洞窟の天井から、ティサの顔面程度の高さにまで、高度を落ち着かせていってしまったのであった。\n この異常を真っ先に検知したのは、定めた目的を必ず遂行できるラリーヤだ。遠回りの小道に入ってしまったことを、すぐさま理解したラリーヤは、笑いながらも自然とユニスとティサを本道へと導いていく。\n\n「んっふっふ……っ!ねぇ、ティサ!次はユニスのこと、大人にしてから食べちゃおっか?中身んとこもまだ、さっきのお乳残ってるだろうし。」\n「えっ!?ホントにかじって千切んないと!?」\n「バカ!!!ヤメロ!!!」\n\n ユニスのプライドは損なわれたが、ティサは確実に耐性をつけたようだ。現に、まだ顔中に笑みを残しているティサは、ラリーヤの発言を受けてすぐ答えながら、一切の物怖じもせずにユニスの先端を指先でつまんで手前に大きく引き伸ばしている。\n\n「それでもいいけどティサ、ユニスがやーやーだってー。」\n「えー、じゃあしょうがないなー。とりあえず、今日もむきむきするー?」\n「っざけんな!!」\n「なにー?ティサがおちんちん大人にしてくれんのに、ユニスは子どものまんまがいいんー?」\n\n 面前で伸びる皮膚を前に、アスリもユニスを揶揄する流れに加担する。黙して自己に意識を向けることも良いが、自ら性にあふれる言葉を直接口にすることも重要である。\n\n「おいティサ!!もう痛いから!!引っ張んなってば!!」\n「ユニスがお尻後ろに下げてるからじゃん?ほら、ティサの前に持ってく!」\n\n この口調でユニスを思いのままに操れるのであるから、ラリーヤは将来、手際よく子どもをしつける良い母になるだろう。ここにティサも同調して、伸びきった皮膚をさらに手前に引いては、ユニスも腰全体を前に出す以外にない。\n ユニスに退路がなくなったところで、ティサが伸びた先端から指を放し、両手をまた柄へと伸ばしかければ、早くもユニスの槍は高さを取り戻しつつあった。繰り返すが、言葉を口にすることは重要であり、アスリも目にしたものをそのまま述べる。\n\n「またおっきくなってる!」\n「うっさい!!引っ張ったからだし!!」\n「えー、痛いって言ってたんに?痛くされると、嬉しくておっきくなるん?ヘンタイだー。」\n「こんな変態のおちんちん、本当に私に入れんのー?」\n「なにティサー?さっき、ユニスのなら汚くないって言ってたじゃーん。それとも私かアスリで、先に入れちゃうー?変態ちんちんだけど。」\n「バカ、いいからユニス、大人のおちんちんにするよ?」\n\n 今、ティサはユニスを受け入れることに疑念を呈したが、その真意はためらいではなく、あくまでユニスを追い詰めていながら、責めることに喜びを見出しているのだろう。その根拠は、やりとりが冗談めいているためだけに限らず、アスリもユニスに愛と優しさをかけながら、激しく辱めたくて、厳しくいじめたくて仕方ないからに他ならない。\n その上で、ラリーヤも軽く向き先をティサに変えたものの、ティサは意に介さずにユニスに注目を続けている。やはりティサは、強くなった。\n\n またしても、紐をほどく形を、ティサの両手の指先が取った。それら指先が、今度はユニスの付け根ではなく、皮で覆われ丸みを帯びた上方の、段差の箇所へと置かれた。日の出が近い。\n\n「いくよ……?おとなーーー。」"} |
Xet Storage Details
- Size:
- 11.1 kB
- Xet hash:
- 2571fb3d204b4fd0ec7407e93126c0a2d838532b256efd17cbd7be02a09e574e
·
Xet efficiently stores files, intelligently splitting them into unique chunks and accelerating uploads and downloads. More info.