Krixter/Repo / n0007ht /183.json
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{"novel_id": "n0007ht", "chapter": 183, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0007ht/183/", "title": "アスリとユニス", "content": "「すげぇ…………っ。」\n\n 突き刺さるような視線とともに、ユニスがたった一言つぶやいたのは、アスリが問いかけた成否についてでなく、感嘆であった。やや首を倒したまま、アスリが横目で捉えるユニスの表情は、夢のようだと述べていた先ほどと同じく、性に対して丸出しとなった好奇心によって、嬉々としている。\n\n「んふふふふ……、アスリ、くぱぁってしてるー。やっぱアスリ、結構やるじゃんね?」\n「うっ、うっさい……!!ってか何なん?さっきから、やるじゃんって!もうマジやばいんに、マジでめっちゃ恥ずい…………。」\n「そうだし、ラリーヤ!アスリ、超頑張ってんから、余計なこと言わんでよ。」\n「はいはい。」\n\n 夢の続きが現実で続いて固まってしまったユニスが、しばしの間を挟むと、そこにラリーヤからの横槍が早速入ってきた。あまりの羞恥に本当は身もだえしたいアスリは、横目すら閉じて、ラリーヤの顔を目に入れることもできずに語ったが、ティサだけは常にアスリの味方である。ありがたいことだ。\n このままアスリを堪能して動かないユニスを放置すれば、おそらくラリーヤのお節介が際限なく続き、気づけばティサとユニスの時のように、変態のラリーヤのペースで、最初から最後まで、ほぼ押し切られてしまうことだろう。自分で秘所を開ききって、恋する相手に見せる恥ずかしさは、非常に厳しいものであるが、アスリはためらわずに、ユニスをいざなわなければならない。再び横目を開いたアスリは、相変わらずじっくりとアスリを眺めているユニスの目元を見つめると、ユニスの注目を自らの瞳へと呼び寄せていく。\n\n「…………ユニス。」\n「………………アッ、アスリ?」\n「………………見すぎ。」\n「あっ、ごっ、ごめん…………!!っあ、痛っ!!」\n\n アスリが会話のきっかけとして放ったつもりの一言は、ユニスだけに限らず、友のティサにも響いてしまったようだ。謝罪とともに、ユニスの背中にはぴしゃりとティサの一撃が放たれた。慌てて例の伏し目を浮かべたユニスは、姿勢を正すように、背筋を改める。\n\n この間、ここから先を、アスリは独自に組み立てる。今の目的は、ティサから譲ってもらったユニスの途中から半分の初めてを、アスリがしっかりと受領することだ。そのためには、まずティサの辿った先の半分を、アスリが今両手で苦しい思いをしながら広げる泉の中に、投じなければならない。\n そしてそれは、骨盤全体を突き出し、両翼を大きく伸ばすアスリではなく、ユニスが行動しなければなしえないことだ。おのずと、アスリがユニスを向かわせる先も固まってくる。\n\n 理性と本能が一体となって、短い時間で到達した結論にしたがえば、次の一手が重要だ。横目をやめて首の向きを直し、頭をわずかに持ち上げたアスリが、ユニスにアプローチする。\n\n「…………ねぇ、ユニス。」\n「……なっ、なに?アスリ。」\n「こっち見て…………?」\n\n 伏し目から上目遣いへと変わったユニスが、アスリの性器から両目へと、少しずつ視線を上げていく。目と目が、合った。大好きで、大好きで大好きで大好きで、大好きな人の顔だ。\n アスリが言葉を選ぶ。泉に槍を入れてほしいのだから、アスリは入れてほしいと言えば良い。しかし、それではあまりにぶこつで、目と目を合わせて発せられるほど、今のアスリに度胸はない。\n\n「…………ユニス。」\n「……アスリ?」\n\n 名前の呼び合いで、直前の言葉は不適切だと、アスリは再度認識する。ユニスの肩越しに見えた壁の隅に、1つの文字がアスリに霞んだ。\n 来る。これだ。\n\n「………………ねぇ、…………来て?」\n「…………えっ?」\n\n 伝わらなかったか。アスリは勇気を振り絞って、さらにもう一歩踏み込んで表現する。\n\n「…………ユニスの、おちんちん…………、私の…………、私の、おまんこの……、中に、来て!」\n\n アスリの心が、鼓動の中に破裂する。恥ずかしい。\n\n「…………恥ずかしい。」\n\n 思いをそのまま口にしたアスリが、また首を左に倒して目を強くつぶる。顔中が、燃えるように熱い。アスリは今、燃えている。\n\n「アスリ。」\n\n ユニスの声に、力がこもった。炎のアスリが、また正面を向いて、ユニスを見る。声の通り、ユニスが凛々しさを取り戻しつつある。アスリの勇気が、ユニスに伝わったのだ。\n\n「…………アスリ、良い?」\n\n 当然だ。頭をもたげるアスリが、さらに腹に力を入れてうなずく。\n 草の山の上で、ユニスが膝歩きで一歩進み、アスリが持ち上げる尻と、ユニスの両太ももが触れ合った。主導権を、アスリからユニスが受け取った。槍のたった半分とは言え、ユニスはすでにティサと仲を深め合った経験があって、今日の洞窟に入ってから一皮剥けているのだ。狩りの時のように、アスリにとって、今のユニスは頼もしい。\n\n「…………ユニス、ちんちん。大人にしなきゃ?」\n\n いよいよ、その時を感じ取った右隣のラリーヤが、耳打ちするようにユニスに伝えるも、アスリにも丸聞こえだ。先ほどアスリが口内で大人の形に変えたはずでも、アスリが指を離して、形が戻ってしまっているのだろう。その意味で、ユニスは一皮も剥けてはいないが、アスリはその皮まで含めて、ユニスが好きだ。\n 一旦目線を槍先に落としたユニスは、股間の前で右指を使い、後退に後退を重ねていった。アスリの視界の隅にも、真っ赤な楕円球がちらりと揺れる。大人に姿を変えたユニスが、再びアスリに顔を向ける。\n\n「…………行くよ?」\n「……好き。…………ユニス、来て?」\n\n アスリが両太ももを、外に向けて精一杯倒す。摘まんだ蝶の両翼も、アスリが目一杯に広げていく。ユニスの喉が、一度小さく上下する。\n\n 目が、また逸れた。ユニスが槍を持たない方の手でアスリを指さし、どう見ても変態に見えない、美女に戻ったラリーヤがうなずいた。\n ユニスの目も戻る。泉の入り口について、ユニスとラリーヤが無言で打ち合わせをしたのだろう。\n ただし、今度のユニスは真下を見つめている。その両目はサバンナの獲物に弓を向ける時のようであり、泉の入り口に狙いを定めている。この目で見られた獲物の余命は、ごくわずかであることを、アスリはよく知っている。\n\n 恥ずかしい。耐えきれない蜜は、湯となって、とろりとアスリの泉から湧き、肛門まで続く不思議なところに流れゆく。\n\n 進んだ。しかし、ユニスの瞳が、アスリがこぼしてしまった湯によってゆらいだ。\n\n「んうぅぅうう…………っ!!!!!」\n「んぁあっ…………!!!!!」\n\n あのユニスが、獲物を外した。矢尻と化した槍の穂先が、泉の先から上滑りして、アスリの核へと突き刺さる。\n 今はアスリも、翼を斜め上へと広げている。翼が広がれば、アスリも持つ余った皮も上へと伸びて、中に隠れていた大粒が顔を出している。そこに、ユニスの楕円が接触したのだ。\n また、とろりと外に出た。アスリの水面に、うっすらと波紋が広がる。絶対に今、ラリーヤに小さな波が観測されているだろう。剥き出しとなった点と点の摩擦を、アスリはこのまま継続したい。\n\n しかし、それはこの場の本質ではない。悔しいアスリが、未知の自分に快楽を託す。\n\n「…………ユニスっ!!もっと下!!」\n「ごめん、でも今のもなんか……。」\n「…………今度しよ?」\n「……えっ?」\n「いいから!!!下!!!」\n\n 今度と次を決めた手前、アスリは絶対に、ラリーヤを見たくない。ティサも、見られない。\n 顔を、隠したい。だが、両手の指は翼を広げなければならない。顔を、横に背けるべきだ。\n しかし、それではユニスが見えない。悔しいが、恥ずかしいままの、そのままであって、何も変えられるところはない。\n\n「……今度は、行くよ?」\n\n また目と、目だ。本当に、ユニスは真剣なまなざしだ。\n\n「……んねぇ、来て、ユニス?」\n\n どうして甘い声になってしまうのか、アスリはわからない。やはり悔しい。それでもユニスは、アスリの許しを正しく理解する。\n\n 今一度、真下を向いたユニスが、触れた。泉の入り口に、ユニスがいる。\n\n 汗かくユニスが、瞼を閉じた。ユニスの左手が、アスリの腹の横の草に、強く押し付けられて置かれた。口づけの合図か。\n いや、これは口づけではない。槍と、泉をつなぐ前兆だ。口づけのように、アスリも目を閉じ、体中に力をこめる。\n\n ユニスの息が、アスリの小さな胸にかかる。好きだ。ユニスが、アスリを突く。\n\n「………………んっぐっ!!!!!」\n「アスリ!!!痛い!?」\n\n 粘膜が、粘膜と触れ合った。痛い。アスリが、顔を歪めてしまったのだろう。それを見たユニスも、アスリの痛みを感じ取ったのか、一度粘膜から楕円を撤収させ、アスリも目を開く。\n 形容しがたい、泉を中心とした痛みだ。あえて言うなら、まるでへそから、棒を差し込むかのような摩擦だろうか。\n\n「アスリ、力みすぎ!!ガチガチだと痛いよ?」\n\n ラリーヤが、言葉で介助に入った。ティサは、この痛みの上に、痛みを重ねたのだ。アスリもそうせざるをえないのか。\n\n「…………私も、ティサみたいに切らんと?」\n「それはもうホント、ティサみたいにギッチギチで入らん時だけど……、あ!アレ、まだ使ってないじゃん!」\n\n はっと閃めき、振り返って戻ったラリーヤがアスリに続けて与えたのは、汁気だ。同時にアスリが性器を通じて感じるのは、わずかな冷たさである。\n\n「あぁん……!」\n「んおっ……!」\n\n 薬液だ。とろみを帯びた薬液が、ラリーヤが縦に作る握りこぶしから漏れ出して、アスリとユニスの接点にかけられていく。当初はこの薬液を槍に付着することを嫌がっていたユニスも、ティサと用いて安全が確認できているのか、今度は声に性が滲み出ている。\n\n「よしよし、じゃあアスリ、息大きく吸ってー!!!ゆっくり吐いてー!お尻の穴の力、ゆったり抜いてくー!」\n\n 薬液まで授かっても、自身とユニスで完遂したいアスリは、このままラリーヤに合わせたくはない。息を吐いて脱力したアスリは、自ら吐息を切り上げて、ユニスに語りかける。\n\n「ふぅうううううう…………!ユニス!」\n「ん!?」\n「もっかい私、今のするから、息吐いて、私が力抜いたら……、来て!」\n\n ユニスが、うなずく。また瞼を閉じたアスリが、タイミングを計る。ユニスの顎から汗が、アスリの下腹へと落ちた。\n 今しかない。アスリが大きく息を吸い込む。そして、ゆっくりと吐き出しながら、肩から足の先に向けて、力を抜くイメージを広げる。\n\n「ふぅぅぅぅぅぅ…………っ!!!!!!!」\n「んっ!!!!!」\n\n 来た。約束通り、ユニスが、ぬらりと来た。\n\n「…………つっ!!」\n\n 痛い。泉の入り口が痛い。違和感も強い。思わずアスリが、頭をもたげて、翼の中、剥き出しの大粒の直下に目をやれば、もう一方、ユニスの真っ赤な粒は、アスリの中に身を隠していた。\n\n「入った……!!!」\n「はっ、入っちゃった……!!!!!」\n\n ユニスが、アスリに来た。成功だ。ついにアスリが、初めてユニスと仲を深めた。\n\n しかし、まだアスリの体内に取り込まれているのは、ユニスの先端のみのようだ。痛い。薬液のぬめりをもってしても、アスリは痛い。\n\n「………………アスリ、血ぃ出てる……。」\n\n やはりそうだ。ラリーヤの切開をアスリは受けなかったが、結局、ユニスが来たところで、あの狭い泉の入り口の壁は、崩れてしまうのだ。\n\n「……結構切れてる?いっ!!!」\n「ごめん!!!………………こんくらい。」\n\n 不用意に傷口をぬぐったユニスが、つい先ほどまで槍の余る皮を押さえていた指先を、アスリへと見せる。親指と人差し指、たしかにティサのものとは異なる鮮血をアスリが確認する。\n\n 小傷だ。これだけでユニスを脅かして、ティサの残してくれた半分の初めてを、いただかないわけにはいかない。\n ふいにアスリは上体を起こし、目と鼻の先にあるユニスの親指と人差し指をひと舐めして、また上体を草の上に戻した。自身の血液の味というよりも、ユニスの指の味の方が強い。\n\n 興奮する。鼻から呼気を吐き出して、全身にユニスの指先をまわしたアスリは、ユニスの不安を払しょくしていく。\n\n「…………大丈夫。平気。ねえ、ユニス…………、私にもユニスの初めて…………、ちょうだい?」"}

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