| {"novel_id": "n0007ht", "chapter": 188, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0007ht/188/", "title": "3回目の初めて", "content": " アスリは目を疑った。これが、ラリーヤにとってたった一粒の核だ。ラリーヤのこの部位は、これで正常だと言うのだろうか。\n 瞬く間にアスリの脳裏を、さまざまな思考がよぎっていく。まずそもそも、これは傷跡なのか。もしも生まれた時から周囲より白っぽくなって、奥深くに潜んでいるのであれば、そういう形もありえるのかもしれない。だが、アスリが数少ない経験で得た真理に基づけば、この一核は大小の差異こそあれ、男女の垣根を超えて、罰を受けるラダンも、剥き出しになったダカクも、昨日ラリーヤに刺しこんだイケメンも、すぐそこのユニスも、ティサも、何より自分自身も有しているものなのである。それが生まれつき形すらないほどに隠れてしまっていて、目にすることができないということなど、ありえるはずがない。\n 一方、アスリの当初の見立て通り傷跡であるとするなら、最初はアスリやティサ、ラダンと同じくそこには一粒があり、後天的に失われてしまったということにつながる。では、そのようになりうる状況として、何が考えられるか。\n\n すぐに思い浮かぶのは、陰部に激しい怪我を負ってしまった場合だ。これほど性に旺盛なラリーヤであれば、もしかすると幼いころに快楽を得ようとして、とんでもない何かをしでかしてしまったであるとか、獣に襲われて嚙まれてしまっただとか、この1点を痛打して潰れてしまったとか、なかなか傷を負いにくい個所とは言え、過去に残念な事故があったということもありえる。\n または、病だ。ティサ曰く、槍を腫らしたユニスは以前、ティサの母によって強引に余りある皮膚を剥き上げられ、その皮の中に薬草を詰められ治療されたそうであるが、ラリーヤも同じように病にかかり、どうにも治らず、最終的に切除されてしまったのであろうか。\n\n ゾクゾクする考えだ。思わずアスリは、ラリーヤに触れていない手を、自身の大きな粒の上の皮膚へと這わせ、小さな快楽を得た。いずれにしても、後からなくなってしまったパターンでは、この快楽が激痛へと転化してラリーヤを襲ったのだ。恐怖と正対して、どういうわけかアスリにもたらされるのは、何とも言い難い興奮であり、激しい自慰への欲求だ。\n\n「すごっ……!!私んともアスリんとも、全然違う!!」\n\n 頭を回してのぼせているアスリの右隣では、無邪気な声が上がる。たしかに3人は、同じ女子でありながら、あまりに大きく違う。ラリーヤの皆無を正とすれば、ティサはかろうじて女子で、アスリはユニスと同じ男子だ。\n ティサの様子を見るに、ティサが至った考えは、先天性による極小説だ。たしかに普通に考えれば、後からあの1点がなくなってしまうことなど、ありもしないだろう。すでにラリーヤの内臓のような庭は広がり切っていて、この周囲と異なった白っぽい一部には何も見当たらないが、究極の変態であれば、核は相反するように見えないほど、小さくなってしまうのだろうか。\n\n アスリとティサによる、核なき世界の観察は、ティサが言葉を発した直後に、ラリーヤが大きな尻を横倒しにしながら、身を起こして振り返ったことで終わってしまった。同時にティサによる、ラリーヤの腕の拘束も解かれた。その股間には、腰紐にしばりつけた髪紐と同じ柄の仲を深める印が、ちょうど1本線を隠すように入り込み、2人の眺めた光景を阻みつつ、ラリーヤの垂らしている汁を吸収して濡れ始めている。\n 全てを目にした直後に、こうして隠れてしまうと、どうにもいやらしい。アスリはまた、自慰がしたい。\n\n「んんんっんー!!!ん-んーっ!!!」\n\n 眉をしかめ、両手で口元を覆うラリーヤが、口中にユニスの狂気の名残を含んだまま、飲まないうちに喋ろうとした。だが、それではやはりアスリにもティサにも伝わらず、両目を閉じてごくりと飲み干すと、続けた。\n\n「くっさぁ……。2人ともこんなん飲んだん?」\n「はぁっ、はぁっ、はぁっ……!なんだよ!!なめたん、ラリーヤじゃん!!」\n「いや、ティサに口に突っ込めって言われて、私の口にちんちん入れてきたん、ユニスじゃん?」\n「それは……、いやでも!!あんなんされたら、がっ……、我慢できんし!!しかも臭いんなら、飲まないで吐けば良かったじゃん!?」\n「いやぁ?くっさくて、おいしかったよ?」\n\n ユニスは匂いの指摘をもとに、果敢に食ってかかっていったが、これ以上はラリーヤをたしなめられなかった。もっとも、ラリーヤの口中に出し切って、草の山に転がり、依然として両足を大きく開いて、小さく弱くなった槍を丸出しでさらけ出しているユニスの口調には、満足感がある。\n 最後が美味で締まったのも、ユニスにとって良かったのだろう。今のやりとりを弾みにして、そのままラリーヤは、改めてアスリとティサに矛先を向けなおしていく。\n\n「っていうか、アスリもティサも、後ろからくちゅくちゅしようとしたっしょ?今、私の番なんに!!」\n「違うし!!ラリーヤ、私らに恥ずかしいこといっぱいしたし、ってか、私なんて切られてんから、ちょっとお返ししただけだし!!」\n「はぁ!?でもアスリんは、切ってないし!!じゃあ、アスリは!?」\n「私は…………。」\n\n 急にラリーヤから、アスリへと手番が回ってきた。一瞬、言いよどみつつも身構えたアスリは、流れに乗りかけた。しかし、アスリが優先させたのは、直前まで思いを巡らせていた疑問への解だ。\n\n「…………ねぇ、ラリーヤ。その…………、おまん……、この…………、おっ、お豆?んとこ、あと、ビラビラん、ないん?今、見たらなくて…………、なんで?」\n「んふふふふふ…………。」\n\n 乱れた髪をゆっくり手櫛し、大きな乳房を張って髪紐を縛りなおしながら、ラリーヤがアスリを見つめた。もったいぶるように髪を整えたラリーヤが、怪しい笑みを浮かべ、返す。\n\n「だからさ、私、カインタだと、大人の女なんだって。」\n\n アスリは勘づいた。大人と子どもの対比、それはユニスに対してのものだけでなく、すでに大人になったと自称するラリーヤにとっても、カインタでは適用されうるのかもしれない。\n\n おかしい。すぐにアスリは、比の重さがあまりに異なりすぎることにも思考が及ぶ。\n 仮にユニスがカインタで成人するのであれば、必要になるのは余った皮の切除だ。これだけであれば、核が失われることはなく、ユニスは昨日のイケメンのように、常時剥き出しとなるのだろう。思えば、なぜイケメンは、槍の柄で追い込まれたダカクのように、剥き出しであったのか。あの場に来る前に誰かに槍の柄で押し込まれたのか、それともロマドウでも、大人になるための儀式があるのであろうか。\n\n とにかく、イケメンの先端は別にしても、ラリーヤはどうか。ラリーヤの論に従えば、剥き出しの一点がそこにあって良いのだ。\n ところがどうだろう。先ほど目にしたラリーヤの庭には、二羽や二堤どころか、核すら含めて一切なかったのだ。それが、大人ということに、どう通ずるのか。\n\n 面食らったアスリを、ラリーヤは待たない。次なるラリーヤの性は、アスリの思考を置き去りにして、すぐに美しい本筋に沿って繰り出されていく。\n\n「まぁ、何でも良いじゃん?そんなんよりさ!みんなでユニスのちんちん食べようよ?」\n「…………は?」\n\n 今度はアスリだけでなく、ティサにも疑問が浮かんだようだ。無論、アスリも同じく、皆で捕食する意味が把握できない。\n いや、意味は理解できるが、どう行おうというのかが理解できない。そしておそらく、ティサはそのひとつ前の段階で、理解できていない。\n もちろん、導き手はラリーヤだ。ラリーヤは改めてユニスの両足の間に、足を折り曲げるよう腰を移すと、ユニスの両足の外側の草の山左右を、柔らかく二度たたいた。\n\n「ほら、2人とも後ろで立ってないでさ、こっちおーいで?」\n\n アスリはティサと顔を見合わせると、ティサは唇をとがらせ、アスリにラリーヤの意味不明さを伝える。それでも、今はラリーヤを拒否するタイミングではないだろう。アスリはティサの口の形だけ真似すると静かにうなずき、口をとがらせた2人は、ラリーヤの指示した草の上に腰を下ろしていった。\n\n「よーし!!じゃあ、2人とも、ユニスのちんちん、いっぱいぺろぺろしていいよ!!」\n「んえっ!?」\n「えっ!?」\n「おっ!?」\n\n さすが変態だ。一時、アスリが持ちかけたペースが、すべてラリーヤのものへと戻っている。驚く3人に、ラリーヤはさも当然かというようにつなげる。\n\n「ほら、今ユニスのちんちん、2人がちょっかいしたから、しなしなになっちゃったじゃん?これじゃ入らんから、私がおっきくしてもいいんけど、私にくちゅくちゅしようとするんから、2人もえっちなことしたいんしょ?」\n「はっ!?」\n「違っ!!」\n\n この変態は、何を言い出すのだろう。アスリの反射とティサの否定を、ラリーヤはすぐさますくいあげて、勝手に前へと進めていく。\n\n「2人とも両側からぺろぺろって!2人でちゅっちゅする間に、ユニスのちんちん!さっきアスリとティサでもちゅっちゅしてたっしょ?」\n「あれは……!」\n\n ティサは一声発して、アスリに一度目をやってから、ユニスの縮んだ皮槍に視線を移して、はにかんだ。すでに同性の垣根を越えて口づけしたアスリは、今のティサの短い仕草から、強く性を与えられる。変態の言うとおりに反抗したいアスリに代わって、アスリの本能がティサを励ますように続ける。\n\n「…………ティサ、……できそ?」\n「……ユッ、ユニスは?…………良い?」\n「…………いっ、良いよ。」\n\n ユニスも、ティサのようにはにかんで、了承した。ティサからアスリに、目が返ってくる。それに応じるアスリが、すぐに身を倒して皮槍の前に唇を運ぶと、ティサも同じように頭と口元を寄せていった。\n ティサの息を、アスリも感じる。おそらくティサも、アスリの息を感じているだろう。2つの息を受けた中央のユニスが、びくりと皮槍をひくつかせた。ユニスの1本は、たったそれだけで早くも硬さが、取り戻されつつある。\n それを見たティサが、笑みを浮かべた。実にかわいらしい目元だ。アスリも精一杯、微笑む。始まりの合図だ。\n\n ユニスから見て、ティサは左側で、アスリは右側で、それぞれが自立しながら連なる動きを開始した。2人の息との間に、ユニスの強烈な狂気と、ラリーヤのものであろう大人の女らしさの香りが入り交じる。\n\n「…………んふふふふふふ。」\n\n 恥ずかしいアスリは、まぶたを落とす。時折、唇と唇、舌と舌が、槍を通じて触れ合う。\n\n「んぐ…………。」\n\n くぐもったユニスの声も、アスリの耳に入る。槍が、熱くなって、石のように固くなっていく。\n\n 目を閉じているアスリの右隣から、息がもう1つ近づいた。直後、もう1つの舌と唇が、ユニスの真裏に加わった。\n 新しい舌は、ユニスの裏を点で押して移動すると、最後の1点から数回上下し、その間にティサとアスリの接点にも触れて、去っていく。それが、何度も何度も繰り返される。不思議で、難しい踊りだ。これがラリーヤだ。\n アスリは自慰がしたい。女子3人で口づけし、男子の1点を舐めあげている事実に、本能が脳から体に溶け出してしまいそうだ。\n ユニスの槍ににじむ唾液は、アスリの発狂だ。受けるユニスも、またびくりと大きく動く。\n\n「そこまで!!!!!」\n\n 突如の号令とともに、アスリの喉元にラリーヤの左腕が差し込まれ、極上の場所からアスリは引き離された。向かい側では、ティサも同様にユニスへの奉仕を中止させられている。\n アスリも文句をつけたいし、おそらくティサもそうで、ティサの方が先に口が出るだろう。ただ、ここで真っ先に語ったのは、ラリーヤであった。\n\n「わぁっ!!びくんびくんしてて、我慢してる!!今から私となかよしするんから、我慢だよ、ユニス?」\n「くっ…………!!!」\n\n 語る言葉が今のものでなければ、表情はまぎれもない完璧な美しい女であるが、つまるところは変態だ。アスリもそうは思えども、目の前では随分と自信を取り戻した槍が、まだ子どものままでありながらも、固く大きくなって、すっかりと機嫌がよくなっている。あと少し3人で責めていれば、また一からやり直しであっただろうし、当事者のユニスどころか、舌を使う側のティサすら異議を申し立てられない。\n\n 再びラリーヤは、場を掌握する。\n\n「ダメだよぉ?ユニス、ぴゅっぴゅしやすいん、さっき見ててわかったんから!」\n「はっ!?」\n\n ティサが即応する。しかし次は、ラリーヤだ。\n\n「はい、ふたりとも、ユニスの横にごろーん!?」\n\n 今度はアスリまで、ラリーヤに鎖骨を押される。向かい側では、ティサも倒れる。草の山の上に転がった3人が、変態の悪と化したラリーヤを見上げる。\n\n「…………んふふふふ。じゃあ今から、ユニスの3回目の初めて、私がもらっちゃうね?……ティサもアスリも、今度ちょっかいしたら、もっとすごいことするよ?」"} |
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