Krixter/Repo / n0008gd /14.json
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{"novel_id": "n0008gd", "chapter": 14, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0008gd/14/", "title": "2-8♡", "content": " 歯磨きを了承した後、直ぐに洗面器とコップに水が用意されてベッド脇のサイドチェストに置かれる。\n\n 続いてベッドの上に上がったレオナ姉様の膝と膝の谷間に頭を乗せ、仰向けに寝転がった。\n 以前はずっと歯磨きをして貰っていたのだが、ここ最近は自分で出来る事を増やそうと躍起になっていた為、断っていたのだ。\n 暫くぶりのレオナ姉様の膝の上は相変わらず柔らかくて安心する。\n\n「では、お願いします」\n「じゃぁ、あーんして」\n\n レオナ姉様の言葉に従って口を開けると薄ピンク色をした少し粘性のあるモノを塗られた歯ブラシが口内に侵入してきた。\n 奥歯から始まり、ゆっくり、丁寧に口内を擦られていく。\n ブラシは高級品というだけの事はあり、前世の歯ブラシにも引けを取らない処か体験した事のない程柔らかく丈夫な毛先だった。\n 口内洗浄剤という前世の歯磨き粉の様なモノは少し甘い感じだった。\n それと一緒にミントの様な少しピリピリした刺激もあり、汚れを浮かす成分が入っているそうなのでそれの所為だろうかと歯を磨かれながら考える。\n それにしても、相変わらず……他人に口内を磨いてもらうのは何故こうも擽ったいんだろうか……\n\n 歯自体は勿論擽ったくは無い。しかし、頬肉の裏、歯茎、上顎、そう言った場所に歯ブラシの毛先が当たる度にゾクゾクとした感覚に襲われて身を捩る。\n しかもこの歯ブラシ、グルリと周囲に毛先が付いている為に歯を磨いている時でも別の場所に毛先が当たるので、擽ったい所に毛先が当たってないほうが少ない。\n まるで口内全体を優しく撫で触られている様だ。\n 奥歯から始まった歯磨きは暫くして全ての歯を網羅して終わり、一度体を起こしてうがいをした。\n 何だか始まった時よりも体はポカポカと温かい。\n 始めは口内だけが温かくなり始めたのだが、今では体全体にその熱が回っているかの様に思えた。\n\n「今度は歯以外の場所」\n「は、はぃ……」\n\n レオナ姉様の歯磨きは丁寧で余念が無く、結構時間が掛かる。\n それが嫌という訳では無いがここまで丁寧にされると改めて自分の歯磨きに不安を覚えると言うモノだ。\n やはり一日置きでも歯磨きをして貰った方がいいんだろうか。\n またレオナ姉様の膝枕に戻り口を開けるとまた口内へと歯ブラシが侵入して来た。\n\n そして毛先が口内に振れた瞬間、今まで感じた事の無い感覚が僕を襲った。\n 思わず口を閉じそうになるが、何とか堪える。\n 思わず笑ってしまう擽ったいになんて納まる様な感覚ではない。\n ゾクゾクとした感覚は口内だけに留まらず体全体に痺れ渡る様に広がった。\n\n「~~~~っ!?」\n「擽ったい? ちょっと、ガマンしてね……」\n\n 口を開けている為に上手く声を出せず体が跳ねそうになるが、僕の体は思う様には動かない。\n 身を申し訳程度に捩りながら力の弱い手で出来る限りシーツをギュッと掴んで耐えるしかない。\n\n どれ程時間が経ったかは疾うに定かでは無いが、殆どの箇所を磨かれ終わった所でぼんやりとした頭で漸く終わりが近い事を悟った。\n 最初の内の狂おしい程の感覚は早々に鳴りを潜め、今では体全体の力を抜いてその感覚に身を委ねている様な状態だ。\n 時折今毛先で擦られている場所以外の箇所を毛先が撫でる様に刺激し、それが堪らなく心地良かった。\n\n「きもちいい?」\n「……っ♡」\n\n まるで口内を優しく愛撫されているかの様な錯覚に陥り、レオナ姉様の気持ちいいかという問いに素直に少し首を縦に振って肯定する。\n シーツを掴む手は最早力が抜け、自然体とでもいう様な状態ながらも毛先で口内を撫でられる度にビクッ♡と無意識に体が反応する。\n 現在は舌を磨かれているのだが、ここは念入りに舌の上を毛先が奥から手前へ撫でるのでその度に体が殊更ビクビク♡と反応を返してしまう。\n\n「舌は丁寧に磨かないと、ね」\n\n そんな声が聞こえるけど少し怠くなって来ていて、口を開けているのもそろそろ限界に近い。\n 僕のそんな状態を察してか、最後の舌磨きも終わりを告げる。\n しかし何だか体が妙にムズムズして落ち着かない気がする。\n 例えるなら不完全燃焼な感じというか……\n 口を開けているのが怠くなったのは確かだが、もう終わりなのかと云う残念な気持ちが沸々と沸いて来た。\n 体はまだ熱く火照っていて思考はあまり覚束ないが、体を起こされたことで少し頭が冴えて、体を動かした事で襲われた股の違和感に声が出てしまった。\n\n「んひゃっ!?」\n「うん? どうかした?」\n\n パンツの中がヌルヌルしているのをここで初めて自覚した。\n これが何か、知識はある。\n あるにはあるが、何故こんな状態に?\n 状態は理解したが理由が解らない。\n 歯磨きが気持ちよかったから?そんな仮定に行きつくが良く解らない……\n 不思議そうに首を傾げるレオナ姉様に慌てて首を振る事で何でもないと告げる事にする。\n\n「そう?」\n\n そして何事も無かった様にうがいをして水を吐き出した所でレオナ姉様が体の位置を変えて、今度は片方の膝に何方から何か言うでもなく自然に頭を乗せて仰向けになった。\n 以前の歯磨きの後でもこうだったので特に疑問にも思わなかった。\n パンツの中が気持ち悪いが、それを言う訳にも行かないのガマンするしかない……\n 少しソワソワと落ち着きなくしているとレオナ姉様の手が僕の頭に置かれ、優しく髪を撫で始めた。\n\n「んっ……レオナ姉様、ありがとうございました」\n「ん、よく頑張ったね。お口怠くない? 疲れてない?」\n「えぇっと……少し?怠いような気はしますけど……だいじょ―――」\n「それは大丈夫じゃない。クレアは我慢強いから無理して頑張り過ぎる」\n「ぁ、ぅ……そ、それは……」\n\n 大丈夫と言おうとして言葉を遮られた。\n 恐らく僕が頑張り過ぎると言うのは、まだ魔術を習い始めたばかりの頃に本当に無理をして倒れた事が尾を引いているのだと思うので、強くは出れない。\n これでもあれから無茶をしない様に気を付けてはいるのだが、まだ信用を得られていないと考えると情けない様な……\n とは言っても自分の責任でもあるから、あれから一段と姉二人の過保護っぷりに拍車が掛かったとしても今は甘んじて受け入れるしかない。\n 少しずつ少しずつ信用を取り戻していく様に頑張らなければ……\n\n「むぅ……その顔はもっと頑張らないと、とか思ってそう……」\n「ふぁっ!? そ、そんなこと無いですよ?」\n「まぁいい」\n\n ジト目で見られながら図星を指されてしまい心臓が跳ねた。\n やはり僕は顔に考えが出易いのかもしれない……\n\n「それはそれとして」\n「はい?」\n「怠いのを解す為にマッサージをしてあげる」\n「はぁ、えっと……口を、ですか?」\n「ん、考えがある。口を開けて……」\n「はい……ぁ……」\n\n 口や口内をマッサージってどうやるんだろう?という疑問はある。良く解らない。\n 何方かと言うと顎の方が怠い気がするけどまぁしてくれるという本人に考えがあるというなら任せるか。\n と、レオナ姉様の言葉通り口を素直に開ける。\n\n「んむぅっ!?」\n「んちゅっ……ちゅるっ……」\n\n 僕が少し開けた口に体を折り曲げて覆い被さって来たレオナ姉様にいきなりキスをされた。\n 更には口を開けていたが為に、差し込まれた舌の侵入を簡単に許してしまった。\n\n「ちゅるるるっ、れるっ、んんむ……」\n「んんんっ! ちゅぶっ、んぶっ、ぷぁっ! ちょちょ、ちょっとぉ!」\n「ちゅぱっ、こら、手が邪魔……」\n\n 慌てて両手を使ってレオナ姉様の顔を押し上げる様に力を込めると、少し顔を顰めつつ唇が離れた。\n\n「な、なんでキスなんてっ! マッサージするんじゃ無かったんですか!?」\n「ん? だから、口の中を私の舌でマッサージしてあげる。手どきなさい……」\n「えええ? いや、それは……ちょっ……! んむぅぅぅっ!」\n「んんんっ」\n\n 僕の抵抗虚しく、僕の弱々しい腕力はレオナ姉様の首の力に敗北を喫した。\n 直ぐにまた舌が差し込まれ、口内の至る所を舐められる。\n 先の歯磨きで熱を持った体は時間を置いて少しマシにはなっていたのだが、突然のキスでまだ燻っていた熱を忽ち再燃させた。\n\n「んぶっ♡ ちゅるるっ♡ はぁっ♡ んっ♡ ちゅぷっ♡」\n「はんっ♡ んむっ♡ ちゅるっ♡ ちゅぶぅ♡」\n\n 歯茎や頬肉の裏をレオナ姉様のヌルヌルした舌が動き回り、それに伴って襲い来る歯ブラシとは違う快感に力を失った僕の手は最早抵抗の意志すら見せずに降ろされていた。\n 歯磨きの弱火で煮詰められる様な感じに続く今回の口淫とも言うべきマッサージはいきなり強火に掛けられて無理矢理沸騰させられているかの様だ。\n 僕にはもう何故レオナ姉様とキスしてるのかという疑問さえ浮かばない程蕩け切っていた。\n マッサージ、気持ちいい……\n\n 驚く程簡単に沸点へと向かって突き進む快感に股の違和感が増して、無意識の内に太腿を擦り合わせて耐える。\n やがて何方からともなく舌が絡まり、最早キスなのかマッサージなのか良く解らなくなった。\n 幾度かの絡み合いの中、僕の舌がレオナ姉様の口内に入った時今までにない強さで思い切り吸い上げられた。\n これまで感じていた快感とは一線を画す刺激に耐え切れず、僕の沸点は易々と超えられてしまった。\n\n「んんんんぅぅぅっ!!♡」\n「じゅるじゅるるっ!♡ んっ♡ じゅずるるるるっ♡ じゅるるっ♡」\n\n 仰向けに寝転がった状態で無意識に体が痙攣し、体を反らせてその快感を逃がそうとするが足が動かない為にそれが出来ない。\n 暴れようとする頭はレオナ姉様に抑えられ、更に深い所へと導かれる様に舌は吸い続けられた。\n 逃がす事の出来ない狂おしい程の快感に染められ、まるでおしっこを漏らしたかの様にパンツが濡れていくのを感じつつどうする事も出来ない。\n\n「じゅるるっ♡ ちゅぶっ♡ んんむ♡ ぢゅるるっ♡ ぷはっ♡」\n「んんっ!♡ んんんっ! ♡んんんんっ!!♡ んぷぁっ♡ ぁひぅっ♡ んぁっ♡ はひゅっ♡ んへぇぁ……♡」\n\n 長い長いキスが終わって漸く狂いそうな快楽から解放されたが、息が上がったまま時折思い出したかの様に痙攣を繰り返す。\n 放されたお互いの唇に唾液の架け橋が掛かり、それが千切れる前にレオナ姉様の唇の隙間から赤い舌が覗いてペロリと舐め取る様に動いた。\n 口を閉める事もままならずに開きっぱなしの口から涎を垂らしているのを感じつつ、荒くなった息を整える事に努める。\n 未だ冷めやらぬ絶頂の余韻は逃がし切れなかった快楽の弊害か、時折僕を甘イキとも言うべき状態に時折堕とす。\n そんな状態の僕を何時もの優しい笑顔を浮かべたまま見つめながら、レオナ姉様が口を開いた。\n\n「気持ち良かった?♡」\n「はぁっ♡ んぅっ……♡ はぁーッ♡……っ♡」\n\n 辛うじて首を振って肯定する。\n 頭が可笑しくなる程に気持ちよかった……\n\n「明日はしてあげられないけど……明後日にはまた、頑張り屋さんのクレアのお口の中よしよしして、キレイキレイして、誉めてあげるから、ね?」\n「んっ♡ はひっ……♡」\n「ん、明日クレアが頑張った分だけ、明後日の私が誉めてあげる。クレアは唯お口を可愛く開けて、甘えてくれればいいの。わかった?♡」\n「んひゅっ♡ わかりまひた……♡」\n「ん、やっぱり可愛くていい子だね。クレアは……好きだよ、クレア、んちゅっ……♡」\n「んんむ♡ しゅき……くれあも、れおなねえさましゅきぃ……♡」\n\n 覚束ない思考ながらも頭の中に不思議とスルスルと入って来た言葉を反芻する。\n 明日頑張ればレオナ姉様が明後日に褒めてくれる。\n 僕は唯、レオナ姉様が褒めてくれたら甘えればいい。\n\n「ほら、クレア、あーん……♡」\n「ぁー……♡」\n「ん、ちゅぶっ♡ んれぇ♡ ちゅるるっ♡」\n「んむっ♡ ちゅぱっ♡ んんんっ♡」\n\n 暫くはまたレオナ姉様に甘えていたのは覚えているが、僕は何時の間にか眠ってしまったのか、途中で意識が途切れたのだった。", "afterword": "口内開発という事で書いてしまいましたが、あんまりエロくは無い気がするなぁと、書き終わって思いました!\nそれにしても怪しいですねぇ。歯磨き粉の成分は……。スライムの分泌液も……。\n読んでくださっている方に感謝を!ブックマーク、評価、感想、全て励みになっております!\n少しでも楽しんで頂ければ幸いでございます。\n少し間が空く時もあるかもしれませんが、その時はすいませんっorz\nマイペースに頑張りますっ。"}

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