| {"novel_id": "n0008jp", "chapter": 15, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0008jp/15/", "title": "15.告白、全裸でお風呂でお触れ合い", "content": "「う……」と思わず唸った。\n\n 脱衣所のドアが開くとそこには裸の悠里が立っていたのだ。\n\n 悠里は後ろ手を組んで静かにこちらを見上げていて、だから彼女の肢体はどこも隠されてはいない。彼女の鎖骨の窪みも、丸い胸も、平らな腹も、そして秘部までもが一切遮られることなく僕の目に晒されている。\n\n 彼女は僕のことを無表情にじぃー……っと見上げていて、その顔から意思を読み取ることはできない。けれども頬にはスッと朱が差していたし、肩や足がかすかに震えているような感じがした。先ほど僕に裸を見られたときの悠里の反応も併せて考えるなら、彼女が無理をして肢体をさらけ出していることは明白だった。\n\n だから僕は退かない。\n\n 彼女が肢体を晒すのは彼女なりのアピールというか愛情表現のようなものなのだ。だからこの場で僕が退くわけにはいかない。\n\n むしろもう一歩踏み出して、僕は後ろ手に脱衣所のドアを閉める。これで僕の退路は断たれた。\n\n「……えっち。わたしの裸を覗きに来た」\n「そうだよ」\n\n いつものように煽ってくる悠里の方へ、僕はさらに一歩踏み出した。\n\n「──ッ」と悠里が息を飲んだ。\n\n そして彼女は動揺したように一歩退く。けれどそう広くはない脱衣所だ。すぐに壁に行き当たる。それでも僕はまだ彼女の方へ歩み寄る。\n\n「僕はきみのことが好きだから、異性として好きだから、きみのいろんな姿が見たいんだ」\n「な、なに……」\n\n そのまま僕も彼女の目の前に立つ。くらくらと揺れる彼女の瞳をまっすぐに見据える。逃がさない。悠里は目を逸らそうとするけれど、無駄だ。\n\n 僕は彼女の頬にそっと手を添えた。そしてシンプルにこう言った。\n\n「好きだよ、悠里」\n\n あ、う……と彼女は動揺した声を漏らした。右に左にへと視線が泳いでいるのが見て取れる。けれどこちらは動じない。ただ悠里の瞳を見続けて、彼女の反応をじっと待つ。\n\n もしかしたら怖いのかもしれない。彼女は裸で、壁際に追い詰められた状態で、そのうえ目の前には男がいる。退いてあげたほうがいい、怖がらせてはいけない、そんな思いがいくつも湧いてくる。いつもの僕ならこんなことは絶対にしないだろう。\n\n けれども僕は退かない。これが正解だと信じて悠里の反応を待ち続ける。\n\n すると、悠里の唇がふるふると震えだした。言葉を絞り出すかのように開いて、閉じて、それから彼女の手が僕の服の胸元を掴む。至近距離で目が合った。\n\n「わた、しも……わたしも、睦月のことが、好き……」\n\n その声は小さかった。けれども、聞こえた。\n\n その言葉がとても嬉しかった。\n\n そして言い終わるが否や悠里は僕に抱きついてきた。こちらの背中に腕を回してぎゅっと締めつけてくる。そして悠里は顔をこちらの胸元に埋めてくる。彼女の耳が真っ赤になっているのが髪のすき間から見えた。\n\n 胸が熱くなった。悠里の言葉と体で内外から胸が熱くなった。\n\n だから僕も悠里を抱きしめて、言う。\n\n「悠里、好き、好きだ」\n「わたしも、わたしも好き……大好き!」\n\n そうして僕たちは抱きしめあって、しばらくの間ずっと互いに『好き』『好き』と言い合っていた。\n\n それはただ気持ちを確かめるだけの言葉で、決して交際するとか今後の未来を誓うとかそういった類いのものではなかった。ただただ相手に自分の感情を伝えるだけの言葉だった。\n\n けれどそれが一番大事だったのだ。\n\n だってそれが僕たちにとってずっと足りなかったものだから。だから、一番大事なことが今、ようやく言えたのだった。\n\n\n◇◇◇\n\n\n で、カポーンと音が鳴った。\n\n 風呂場である。もうもうと湯気が立っていて、浴室の中はあたたかかった。\n\n「な、なんで僕たちはふたりでお風呂にいるんだろう」\n「んー……?」\n\n 僕が尋ねると悠里はクスッと笑って、そのまま僕の正面に抱きついてきた。だから彼女の胸が僕の胸板に接触をしてむにっ♡と形を変える。\n\n おそろしく柔らかで、あたたかい。\n\n 今は悠里だけでなく僕も裸になっていたから、生の肌と肌が触れあっているのだ。だから直接的に悠里の胸が押し当てられていて、その柔らかさ、そのあたたかさに圧倒されてしまいそうになる。\n\n「……やだ?」\n「い、いや、ぜんぜん嫌ではないけど、でも……」\n「わたしはこうしていたい」\n「うぐ……」\n\n じぃー……っとまっすぐな目でこちらを見上げられながらそう言われてしまっては返す言葉もない。\n\n 脱衣所で告白合戦と相成ったあと、悠里が小さなくしゃみをした。それで彼女が裸だということを思い出して僕は慌てて脱衣所を去ろうとした。けれどその袖を掴まれて『……いっしょに』とか言われてしまって、それでこうして悠里とシャワーを浴びている最中だ。\n\n 気持ちを伝えてすっきりしたのか、悠里は今までになく積極的に僕の肌に触れてくるようになっていた。今も僕の背中に手を回してするり、するりとこちらの輪郭を確かめるように撫でてきている。\n\n 彼女のあたたかな手のひらが背筋をなぞるたびに腰までもじんわりと熱くなって、しかし腰を退こうとしても正面にいる悠里がますます抱きついてくるものだから逃げられない。\n\n そうでなくとも悠里と裸で抱きしめあっているというだけで僕は勃起してしまうのだけれど……。\n\n「……おっきくなった」と、悠里がこちらを見上げながら目を細めた。\n\n そして天を衝かんばかりに上を向いている僕のモノを彼女の腹部にくに、くにっ♡と押し当ててくる。ちょうど悠里の腹筋に擦りつけているような感じだ。\n\n「しょ、しょうがないだろ、好きな人と裸でくっついていたら誰だってこうなるって」\n「……ん、いいよ」\n「いいって、なにが」\n「んー……?」\n\n 僕が尋ねると悠里はまた目を細め、こちらを見上げたままスッと目を閉じた。そして、すり……っ♡と彼女の腹部が僕のモノに擦れて、彼女が背伸びをしたのがわかった。彼女の腕が僕の首筋に絡みついてくる。\n\n「う……」と思わず呟く。\n\n 至近距離に悠里の顔が見えている。ふるふると震えるまぶたとやや突き出された彼女の唇から目が離せない。それらはまるで僕にキスを乞うているようで。\n\n いや、実際に悠里はキスを待っているのだろう。\n\n 今の僕たちはそういう関係で、唇を重ねることに対する合意のようなものが互いに交わされた状態なのだ。なぜなら明確に悠里は僕のことが好きで、僕は悠里のことが好きなのだから。\n\n だから僕は彼女の唇にそっと自分の唇を重ねた。\n\n「……ん、ぅ♡」\n\n 唇が接触した瞬間にかすかな悠里の声が聞こえた。柔らかい。もうすこし強く押し当てるとふに……とした触感がある。\n\n これが悠里の唇なのか、と思った。\n\n いや、キス自体は昨日だってした。そのときと今とでは心の余裕に違いがあって、今は悠里の唇の感触を味わうだけの余裕があった。だから僕はふに、ふにと悠里の唇を自分の唇で押してその柔らかさを堪能して、それからようやく唇を離した。\n\n「あ……」\n\n 僅かに残心するようにふたりの唇が引っ付いていて、それが剥がれたときに悠里が残念そうな声を出した。\n\n そして彼女の潤んだ瞳と、ほんの少しだけ開いた唇が見えた。その唇が動く。\n\n「……もっと」\n\n「──ッ」と息を飲んで、すぐさま僕は彼女の唇に自分の唇を重ねていた。\n\n そのまま舌を滑り込ませる。悠里の歯列、上顎、そして奥で待っていてくれた彼女の舌を見つけ出し、自分の舌を触れさせた。\n\n 向こうからも舌は伸びてきていて、ちょん、と先が触れた瞬間にぴりっ♡とした甘い電流が流れた。それを快感だと認識したときには既に舌は絡まり合っていて、唾液を好感するような深いキスになっていた。\n\n「ん、んちゅ……♡ ん、ん、んふ……ふ、ちゅ……っ♡」\n\n にち、にちゅ♡と唾液の音がする。それは僕たちの口腔内で鳴る音で、しかし脳髄の奥で鳴っているようでもあり、どちらにしても思考が蕩けてしまうくらいに淫蕩だ。\n\n 昨日より余裕があるなんて思えたのはほんの僅かな時間だけだった。そんな気持ちのゆとりは一瞬でキスにさらわれてしまって、僕たちは脇目も振らずに夢中で唇を重ねていた。\n\n 舌の腹と腹を触れあわせ、互いの表面を撫でるように擦りあわせ、次から次へと湧いてくる唾液を混ぜ合わせるかのように捏ねる。ひっきりなしに粘液の音がしていて、けれども悠里の腕が僕の首筋に回されているから離れられない。夢中になって口づけを交わす。\n\n「う、く……んっ♡♡ んふ、ふー……♡♡ すー……っ♡♡ ん、んちゅ……♡♡」\n\n 徐々に息が苦しくなってきて、鼻で息を抜けることを悠里が発見して、僕もそれに習う。すると若干余裕が出て、彼女の背中に僕も手を回す。\n\n 悠里の脊椎をひとつひとつ撫でるように下へとなぞっていき、たどり着いた尾骨をくすぐる。ぴくっ♡と彼女が震え、腹部が僕のモノに押し当てられる。ここが性感帯なのか。\n\n するり、するりと尾骨の周囲を撫で、そのまま両手を悠里の尻へと伸ばした。\n\n 彼女の尻の丸みを確かめるみたいに五指で外縁をなぞり、下から持ち上げるように掴む。そして力を加えると彼女の臀部にむにぃ……♡と指が沈み込み、彼女がまたぴくっ♡と反応する。その反応に気を良くしながら左右の尻たぶを開いたり閉じたりしていく。\n\n そのたびに悠里はキスをしながらぴくっ、ぴくっ♡と反応をして、やがて「むーっ」と僕の口の中で言って、そしてゆっくりと体を離した。\n\n「れぇー……♡」と舌と舌が離れていくときに銀色の唾液の糸が伸び、それは僕たちの間にぷつりと落ちた。\n\n は、は、は、と肩で息をしながら、悠里は眉間にシワを寄せた。ジッとこちらを見つめてくる。\n\n「……おしり、揉みすぎ」\n「あ、ごめん……」\n「そんなに好き?」\n「好き、だけど……」\n「ふぅん……?」\n\n そんな会話をしながら悠里は片手をそっと僕のモノに添えた。ガチガチに硬くなったソレの形を確かめるみたいに根元から先端までをするりと撫でる。\n\n それだけで僕のモノはビクッと震えた。\n\n ただ撫でられただけだというのに彼女の指がペニスに触れたという事実だけで果ててしまいそうになったのである。\n\n 意識していなかったけれど、きっと僕はものすごく興奮していたのだろう。なにしろ悠里と裸で抱き合ってキスまでしているのだ。そうなってしまったとしても仕方がない。\n\n「これ、きもちいい?」と悠里は首を傾ける。\n「う、うん、すっごく」\n「……ん」\n\n 見下ろすと、目を細めている悠里の顔と大きくて存在感のある胸のはるか下方で、彼女の手が僕のモノをすりすりと撫でているのが見える。\n\n その手つきは丁寧で、けれどもこちらに性感を与えるために扱いているという風ではない。むしろ僕の勃起度合いを確かめるような──あるいは僕のペニスの性感帯をひとつひとつ探っていくような動きだ。\n\n そして悠里は僕の目を見ながらこう尋ねた。\n\n「おしり、もう触らないの?」\n「え、まだ触っていてもいいの? お尻に?」\n「んー……どこでも、どうぞ?」\n「ど、どこでもって……」\n「……ん」\n\n ちょん、ちょん、と彼女はこちらに向かって胸を張るように背伸びをした。\n\n そのたびに彼女の胸の頂が僕の胸板につんつんと触れる。それは硬く尖っていて、けれども強く胸が押し当たればふに、ふに♡と柔らかく押し込まれていく。乳首は硬くても土台である乳房はとても柔らかいのだ。\n\n どうして悠里が胸を触れさせてくるのかと考えて、おおよそ察した。つまり僕に『どこでも』触れていい、と彼女は言いたいのだろう。\n\n「本当に……どこでもって、どこでも?」\n「んー……?」\n「胸も?」\n「……んっ」\n\n きゅっ♡と悠里が僕のモノを握った。そして根元あたりをシコシコと扱きながら先端に手のひらを当て、するり、するりとそこに円を描いてくる。\n\n「う……」と思わず唸る。先端からカウパー腺液が漏れ、それが悠里の手のひらによって亀頭に塗り広げられていく。触れるか触れないかくらいの圧力なのに気持ちいい。根元と先端を責められている。\n\n それから、悠里が僕に肯定的な反応を示したことが理解できた。つまり僕が彼女の体のどこにでも触れて構わない、ということだ。\n\n だから僕は彼女の胸へ、その大きな丸みを下から持ち上げるようにして手を伸ばした。\n\n──ずしっ♡ と五指が重みを感じ、同時に途方もない柔らかさが襲ってくる。\n\n「……ん♡」と悠里が喉を鳴らした。\n\n それは柔らかく、大きく、重かった。人の体にこんなにも柔らかな部位があるのかと驚いてしまうほどの柔らかさと存在感と質量だ。これが悠里の胸か、と思う。\n\n 思ったときには僕の指は彼女の乳房を揉んでいて、むに、むにゃっ♡と指がその感触を楽しんでいた。外側から内側に向けて弧を描き、その中心たる乳首を底掌で押さえてするり、するりと撫でる。\n\n「んんー……っ♡ おっぱい、すき……?」\n「──ッ、す、好きだよ。好きに決まってる」\n「えっち……それにさっきより硬くなった……♡」\n「そ、それはそうだろ、だって──うっ」\n\n 僕が言い終わる前に悠里はペニスをぎゅっ♡と握ってくる。胸にばかり集中させてあげない、と言わんばかりの扱いだ。\n\n それを僕の目をジッと見ながらやってくるあたり、こちらの反応を探っているのかもしれない。あるいは『いつでも射精させられるんだよ?』という態度だろうか。そう思えばこちらを煽っているように見えなくもない。\n\n「やったな……ッ」\n「んー……? べつに……?」\n「だったら僕も」\n「──っ、あ♡」\n\n 悠里の胸から片手を離して彼女の秘部に触れると、その瞬間に悠里は「あっ♡」と甘い声を出した。\n\n そして同時にとろりとした粘液が指に絡みついてくる。明らかにシャワーの湯ではない。愛液だった。\n\n 彼女の秘部から溢れた愛液はおおいに流れ出て彼女の内ももを伝っていっている。きっとここまでの触れあいとキスとで濡れてしまったのだ。その事実に脳髄が蕩け落ちるほど興奮してしまう。だって悠里が僕との接触で興奮している明らかな証左なのだ。\n\n だから僕は向かい合って立ったままの彼女の秘部を指先ぬぱ、ぬぱぁ♡と広げてみる。するとあたり前のようにその秘密の唇が開いて、奥からさらなる蜜が垂れてくる。\n\n「ん、んー……っ♡♡」\n\n 悠里は一瞬だけ真面目な顔──というか本気の顔になって、それからまたこちらを見上げた。\n\n「……えっち」\n「そうだよ。だめかい?」\n「開き直ってる……どーぞ」\n「ありがと」\n\n そう言いながら僕は開いた悠里の秘部に指を添え、蜜をまとわせた中指で小陰唇の内側を、人さし指と薬指でその外側にある大陰唇のあたりを、すりすり、すりすり……♡と撫でていく。\n\n「ん……ん、ん、ん……っ♡♡」\n\n ぬち、にち♡とかすかな音が鳴って、悠里の腰がへこり、へこりと揺れる。まるで僕の指に秘部を擦りつけているかのようだ。\n\n 彼女はかすかに俯いていて、秘部を撫でられる感覚に神経を集中しているかのようだ。いや、しかし同時に彼女の目線は僕のモノへと注がれていて、彼女は僕のペニスを扱く手を止めてはいないのだけれど。\n\n つまり僕たちは互いに互いの性器を愛撫しあっているという状況である。\n\n「ん、んあ……っ♡♡ あ、あう……そこ……っ♡♡」\n「ここかい?」\n「んー……そこ、すき……♡♡」\n「オーケー、まかせてよ」\n\n 膣口に中指を当ててつぷつぷと弄びながら、同時に手のひらの上の方が彼女のクリトリスのあたりに触れたときに、悠里は口を開けて「あう……っ♡♡」と声を漏らした。やはりここがいいのだろう。\n\n だから僕はそこを意識してすりすりと撫でていく。彼女の陰核をかすめるようにして。\n\n そうすると膣口からはますます蜜が湧いてきて、中指がぬぷ……っ♡と彼女の中に埋まってしまう。\n\n「んああっ♡♡ あ、うううっ♡♡」\n「指、入っちゃったよ」\n「ばか……意識して入れたくせに……♡♡」\n「それはそうだけどさ」\n「うく、あ……そ、そこ……っ♡♡」\n「ここ?」\n「ひゃ、あううっ♡♡」\n\n 秘部の内側で指を動かして彼女のお腹側にある一点を指の腹で押したとき、悠里の体はびくっ♡と震えた。同時に彼女の高く甘い声が聞こえて、じわ……♡と愛液が漏れ出て指に絡んでくる。\n\n どうやらそこが膣内における悠里の性感帯であるらしい、という理解をして僕はそこを重点的に押してみる。くにくに、くにくにと指の腹で、一定の強さで。\n\n「うあ、あ……あ♡♡ あ、あ、あ♡♡」\n\n 悠里の反応は素直だった。性感によって湧き出る声をおさえることができないのか、彼女はやや上を向いたまま「あ、あ、あ♡♡」と声を出し始めたのだ。\n\n 同時にかく、かくっとした彼女の腰の揺れが大きくなる。性感が昂ぶってきているのだろう。その反応をもっと見たくて僕はますます指を動かす。悠里が良さそうにする点を刺激し続ける。\n\n「あ、あ、あっ♡♡ まって、くる……くるから……っ♡♡」\n「くるって、何が?」\n「うあ……いじわる……っ♡♡ 分かってるくせに……♡♡」\n「あっ、待って悠里、そんなに力込めて握ったら」\n「んー……っ♡♡ またおっきくなった……♡♡」\n\n 膣内に指を入れられながらも悠里は僕のモノを両手で責め続けている。だからこちらとしても余裕はない。昂ぶってしまう。だって悠里の甘い声と反応を見続けているのだ。興奮しないはずがないのだ。\n\n だから僕たちは互いに互いの性器を刺激しあって、高まっていく。\n\n 次第に言葉の数は減っていき、見つめ合って、真剣な顔になって。「あ、あ、あ♡♡」という悠里の甘い声とにちゃ、にちゅ♡という粘液の音だけが浴室に響いていて。\n\n「あ、あ、あ♡♡ あ、いく、いくから……っ♡♡」\n\n そして彼女の秘部がぎゅううううっ♡と収縮をした、瞬間──\n\n「ああ~~~~~~ッッッ♡♡♡」\n\n 悠里は達した。\n\n ぎゅっと背筋を丸め、こちらの肩口に顔を寄せながら、絶頂に至ったのである。彼女の秘部は強い収縮をした後にひゅく、ひゅく、ひゅくっ♡とリズミカルな痙攣を始める。いや膣部だけではない。立ったままで全身を痙攣させている。\n\n こぽ……♡と悠里の秘部からは泡だって白濁した本気の愛液があふれ出た。止めどなく湧いて、こちらの指のすき間から床へと落ちていく。\n\n そんな彼女の手は、僕のモノをぎゅっと握りしめている。それは達したとき特有の無遠慮な握力で、しかもこちらの肩口に顔を寄せた際に彼女の腹部が僕のモノの先端に接触した。\n\n「──あ、くッ」\n\n いまだひゅくっひゅくっ♡と痙攣し続けている悠里の腹筋に僕の亀頭が押しつけられ、その衝撃でこりゅっ♡となって、それで僕も達した。\n\n びゅるるるるるるっと悠里の腹部めがけて射精をしたのである。\n\n「あついのが、あついのが出てる……っ♡♡♡」\n\n 精液をぶっかけられている悠里がそう叫んで、ぎゅ、ぎゅ、ぎゅっ♡と僕のモノを握ってくる。\n\n それは精液を搾るような動きで、だから僕は素直に彼女の腹部へと精液を吐き出し続けることになる。何度も、何度も、何度も。腰から下すべてを持っていかれるような勢いで。\n\n そうしてふたりして長いこと達していた。\n\n ここが風呂場でよかったな、と思う。\n\n お互いに僕たちはさまざまな粘液を床に溢す形になってしまったのだから……。\n\n\n◇◇◇\n\n\n「いっぱい、でた。べとべと……♡」\n\n お互いの絶頂が去ったあと、悠里はゆっくりと浴槽の縁に腰掛けてそう言った。\n\n 彼女の腹部には大量の白濁した精液が付着している。先ほど僕が吐精したものだ。それは彼女のヘソから下腹部に掛けてべっとりと付いていて、それが彼女の恥丘方面へ向けて垂れ落ちていっていた。\n\n 悠里はそれを人さし指で掬って口に運び、眉をしかめて「うへ……」と舌を出した。小さくて赤い舌だ。精液が苦かったらしい。それはそうだろう。別に美味しいものではない。\n\n けれどもそうして腹に白濁液を付着させたまま人さし指を咥えている彼女の頬は上気していて、その姿はなんだか淫蕩だった。\n\n「んー……?」\n\n そんな悠里の姿を眺めていると、彼女はこちらを見上げながら首を傾げた。\n\n「ああ、いや、なんでもないよ」\n「なんでもない……? ほんとに?」\n「え、なんで?」\n\n「……それ」と悠里は僕の股間の方を指さした。\n\n 僕のペニスは先ほど射精したばかりだというのに未だに硬さを保っていた。というか今の悠里の姿を見ていたら萎えるどころではなかったのだ。\n\n だって好きな人が裸で目の前にいて、その子が僕の精液を滴らせながら小さく舌を出しているのだ。興奮しない方が間違っているだろう。\n\n「……まだ、したい?」\n「え、なにが」\n「セックス」\n「う……」と唸る。\n\n そこまで明け透けに言われると困惑するものだ。何しろ僕は昨日までは童貞だったし、というか悠里だって昨日までは処女だったわけで……。\n\n けれども悠里はそんなことお構いなしのマイペースさで自分のヘソのあたりに付着した精液を指でにちにちと弄び、それを自分の口に近づける。舌先でつんつんとソレをつつき、それからまた「うへ……」と息を漏らしながらこちらを上目遣いに見つめてくる。\n\n「わたしは……まだしたい、よ。そちらは……?」\n\n うぐ、とまた僕は唸った。あまりにも悠里が魅力的に見えたからだ。\n\n というかこの状況で唸らない男はいないだろうと思う。なにしろあの口下手な悠里が直接的に僕のことを誘ってきているのだ。\n\n「ま、まだしたい……というかまだまだできる、けど……」\n「……ん、じゃあ、お部屋いこ」\n「お部屋って」\n「ベッドでしたい、もん」\n\n そう言われてしまっては返す言葉もない。\n\n そういう訳で僕と悠里はもう一度シャワーで体を流し、それから服も着ないままで僕の部屋へと戻っていった。\n\n もちろん、セックスをするために……。"} |
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