| {"novel_id": "n0009fk", "chapter": 15, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0009fk/15/", "title": "ベースキャンプ", "content": "「なんかいまだに現実味がないんですけど……本当に来ちゃったんですね」\n キリエは慌ただしく準備が整えられていく多くのテントを眺めながらぼーっとしながらポツリと呟く。\n 場所はデザン森林地帯の内部、急遽切り開かれた臨時のベースキャンプである。大暴走の発生が確定的になったため、国内のあちこちから戦力がかき集められており、討伐……それが無理にしても進路を危険でない方向に誘導するのがこのベースキャンプに結集した討伐隊の目的である。\n あの後、慌ただしく実戦用に準備を整えてデザンへと出立したナクルガ砦の一行であった。あの砦はほぼ駆動鎧のためだけに存在している施設であるため、砦の責任者であるバウゼンなどの最低限の留守要員以外は全員ここに出張ってきている。\n 当然、最重要装備である赤と白の駆動鎧も馬車に乗せられてここまでやってきていた。明らかにゴーレムとは異なる見慣れない巨人に、設営を行っているナクルガ砦とは関係ない一般兵たちがチラチラと興味の視線を送っていた。そして、作業員たちの中には本来なら研究職であるマインとタークの姿もあった。\n 当然、キリエも設営を手伝おうとしたのだがマインとタークを始め全てのメンバーからストップをかけられたため、こうしてぼーっと見つめている他ないのである。\n 曰く、「今回一番大変な役割を担うことになるのだから休んでいるのが仕事」とのことである。手持無沙汰ではあるが、そうまで強く言われたら無理に手を出すこともできなかった。\n キリエ自身は多少魔獣退治の経験はあるが、大暴走への対処などというのは初めての経験である。その意味で言えば、緊張するのが普通なのかもしれないが、思いのほかリラックスしていた。\n 実際問題、冷静に考えればどれだけ大きいとは言っても単なる魔獣に7mクラスの鋼鉄の巨人が負けるというイメージがどうしても出てこないキリエだった。今回は実戦用に相応の装備も用意しているのでなおさらである。\n「……リーシャさんはどうしているのでしょう」\n ふとそんなことが気にかかる。彼女はキリエのような士官学校出でもない完全なパイロットとしての教育しか受けていない人材である。当然実戦経験などないに違いない。今回は希少なパイロットであるため当然同行しているが、果たして緊張していないかどうか、不安になってきた。\n いつまでも作業を見つめていても仕方ないのでキリエは立ち上がると、リーシャに与えられたテントの方に向かった。\n\n ◆ ◆ ◆ ◆ ◆\n\n「リーシャさん? 今大丈夫ですか?」\n リーシャのテントの前に立ったキリエは中に向けて声をかける。通常女性であっても伍長程度ならまとめて大テントで休むのが普通だが、キリエとリーシャにはわざわざ専用のテントが割り当てられているのである。将官級の待遇だった。\n「リーシャさん?」\n 返事がなかったので、そのまま入口の布をまくって中へと入る。簡易ベッドのところに丸い布の塊があったので、そちらに足を向ける。\n「……どうしたんですか?」\n ブルブル震える布の塊に向けて優しく話しかけると、その中にいたリーシャはビクンと体を跳ねさせて飛び起きた。\n「あ、あのこれは……! ってキリエ少尉、ッスか……」\n「別にサボっていることを咎めに来たわけじゃありませんよ。そもそも私たちは休むのが仕事と言われてますし」\n 慌てて謝ろうとしたリーシャをキリエは優しく制する。なんとなく彼女がこうなっている理由もわかっていたので。\n「やはり初めての実戦は怖いですか」\n「…………」\n どうやら図星だったらしくリーシャが下を向く。\n「……キリエ少尉は怖くないッスか」\n「全く怖くないと言えば嘘になりますが、今回は新兵器まで与えられているわけですし、バックアップも万端です。むしろここで背を向けて逃げ出す方が怖いですね」\n「そう、ッスか……強いッスね……」\n「私が強いわけではないですよ。いきなり実戦となれば緊張するのは当たり前です。むしろ逃げ出さないだけ貴女は十分強いと思います」\n「ありがとう……ございます……」\n リーシャが安心したようにキリエに向けて体重を預けてくる。そんな姿を見て、キリエは小さな感動を覚えていた。\n(あぁ、私が……自分より小さい人に頼られている! まるで頼りになる先輩のようではないですか!)\n その小さい体格故に舐められっぱなしだったキリエは、そのコンプレックスをばねに文武両道で頑張って来た。しかし、いくら努力を重ねようと、褒められたり認められたりすることはあっても「尊敬される」「頼られる」という経験が彼女には希薄だった。キリエにとって「尊敬される」経験はある意味駆動鎧に乗る時同様の優越感をもたらすものだった。\n「キリエ少尉……いえ、キリエさん、一つお願いがあるッス」\n「はい、なんでしょう」\n だからこそ、リーシャの真剣な面持ちの頼みも鷹揚な笑みで受け入れる。それこそが彼女の理想とする先輩の姿だったから。\n「わ、私と……アナルセックスしてくださいッス!」\n「……は?」\n そしてその鷹揚な笑みはそのままの形でフリーズしてしまった。\n\n ◆ ◆ ◆ ◆ ◆\n\n「ん……ちゅ……んぁ……」\n「や……はぁ……うぅ……」\n テントの中に少女たちの押し殺した喘ぎ声が響く。69の姿勢になって、互いの縦割れアナルに指と舌を伸ばし合う背徳的な睦み事だった。\n 最初は「何をそんな馬鹿なことを」と拒絶しかけたキリエだったが、「明日は命を預け合う関係になるのだし、もっと互いのことをよく知っておくべきだ」などと言われては、その言に一定の理があるのを認めざるを得ず、緊張をほぐす意味もあって渋々服を脱ぐことになったのだった。\n ……単に互いのことを知るだけなら、別にわざわざアナルセックスをせずとも、膝を突き合わせておしゃべりするだけでも十分なのでは? ということにキリエが思い至ったのは69プレイを始めてからだった。\n(私もだいぶ毒されてしまったなぁ……)\n 内心愚痴りながらも、目の前の可愛らしいアナルを責める手を止めることはない。よくよく考えれば他人の肛門をこうして直接弄るのはキリエにとって初めての経験だった。\n しかし、既に幾度となくマインに絶頂を極めさせられてきたキリエには、他人の物と言えど女のアナルのどこを虐めれば気持ちいいのかなど手に取るようにわかる。既にリーシャの縦割れしたアナルは完全に解きほぐされ、しとどに腸液を分泌しはじめていた。\n「ん……」\n だが、それはリーシャの方も同じ事だった。その幼い見た目からは想像もつかない熟練した手つきでキリエの肛門を責めたてていく。\n「んああぁっ!」\n 短い悲鳴と共に、キリエの尿道から透明な潮がプシリと噴き出る。\n「へへっ……先に絶頂かせられたッス……」\n 顔をキリエの潮で汚しながら、リーシャが起き上がって言う。\n「次は……コイツでどうッスか?」\n リーシャが荷物の中から極太の双頭ディルドーを取り出した。キリエはそれを見てごくりと唾を呑んだ。\n「し、仕方ないですね……入れていい……ですよ」\n 内心期待しつつも、クールな先輩を演じながらキリエは仰向けになってリーシャに臀部を向ける。リーシャはそれを見て楽し気に笑うと、まずは自分のアナルに淫具を何の躊躇いもなく挿入する。\n「くああぁぁぁっ!」\n まるで肛門を破壊するかのような太さの異物だが、繰り返し訓練を受けてきたリーシャにはなんてことのないサイズである。そして、その反対側は彼女の肛門から突き出した疑似ペニスとして、所在なさげに揺れていた。\n もちろんその先端が狙いを定めるのは、キリエの縦割れアナルである。\n「あああああぁぁぁぁぁぁっ!」\n ヌルリ、とディルドーの先端がキリエのアナルに押し当てられるとそのまま挿入されていく。そしてそのままリーシャが腰を進めていくと、互いに仰向けの姿勢のまま、肛門で繋がり合う不思議な姿勢になった。\n 手で淫具を挿入されるのとはまた違う、性器同士で責め合うような感覚がキリエを襲う。\n「は、入りました……」\n 腸内の圧迫感を堪能しつつなんとかキリエが言う。\n「な、何落ち着いているんッスか……これは……こうして遊ぶものッスよ!」\n だが、そんなキリエの油断を見越したかのように、リーシャが自分の直腸に力を込める。\n「ああはあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」\n 途端、キリエの細い喉から断末魔の絶叫が上がる。リーシャの排泄運動に合わせて、キリエの直腸をディルドーの先端が遡って来たのだ。亀頭のように太く作られた先端部が腸壁をこそげ落すその感覚に、たまらずキリエは二度目の絶頂を迎える。\n「さぁ、今度はキリエさんの番、ッスよ……そっちに入れた分、返してくださいッス……」\n「ふ、ふふっ……自分で言ったんですから……覚悟してください、ねっ!」\n「いひゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!」\n 今度はキリエが全力で排泄すると、ディルドーはその蠕動運動に従いリーシャの直腸へと侵入していく。再び戻ってきた疑似ペニスの質量にリーシャの尿道から潮が吹き出た。\n「っ、はぁ、はぁ……あの、キリエさん……」\n 快楽を受けきったリーシャが息も絶え絶えに声を出す。\n「……多分同じこと考えていました。互いに同時に力を込めたらどうなるのか、ということでしょう?」\n「へ、へへっ……やっぱり裸の付き合いで心は通じ合うもの、っスね……」\n「…………」\n キリエは何も言わずにただニッコリと笑うと、再度排泄運動を開始する。それに合わせて今度はリーシャの方も力を込める。\n「んあっ!」\n「あがっ!」\n 互いに腸内の異物を排泄しあおうという動きが抵抗し合い、奇妙な拮抗関係を生み出す。先ほどは力を込めていなかったため容易に入って来たディルドーが、相互の蠕動運動に阻まれて不思議な挙動を取り始める。\n 腸内で暴れ始めるディルドーにたまらず力が緩めばそれは快楽となって腸奥へと侵入してくる。負けじと力を込めることで、今度は相手に快楽をもたらす。\n 一体となって快楽を貪る生物となった二人の拮抗関係が遂に崩れる。流石に基礎体力において勝っていたキリエが一瞬の油断を突き、リーシャの緩んだ結腸に向けてディルドーを排泄する。\n リーシャの直腸内の第二の肛門が強引に割り開かれ、性感帯として開発されたそこを異物が無理矢理遡って来る。\n「ひゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!」\n リーシャの幼い肢体がビクビクと痙攣し、全身で絶頂を迎えたことを訴える。\n「フフッ、今度は……私の勝ちですね」\n キリエが淫靡に笑うと、リーシャも笑い返す。\n「……明日は絶対に勝ちますよ。またこうして遊べるように」\n ふとキリエが真面目な顔をして囁いた言葉に、リーシャもまた大きく頷いたのだった。", "preface": "百合回", "afterword": "あと戦闘回+最終話で完結予定です。"} |
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