| {"novel_id": "n0009hs", "chapter": 4, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0009hs/4/", "title": "5-3", "content": "「とりあえず二人とも落ち着いて。まず律都君の持っているであろう疑問だけど荷物とかは一旦持ちに行く。その時私たちも一緒に行くよ。そして可奈芽の持っている疑問としては律都君を泊めることだろうけど問題はないでしょ?一応ゲストルームは数室あるはずだし。」\nそういい彼女は誰も断れない圧を持った笑みを浮かべた。\nそれを見て自分たちは断ることはできなかった。\n会議という名の避難をしているといつのまにか人が雪崩出す時間になったらしく人が増えていた。\nその為自分たちは教室へと向かった。\nそれからは何もなかった。\n担任は何事もなかったかのように対応した。\nそれこそ以前と同じようにだ。\n生活の中で必然的に一人になる時間もあったが近づいてくるどころかこっちを凝視することもなかった。\nここまで何もないのは怖いぐらいだ。\n終わると同時に彼女たちと合流に我が家へ向かった。\nその間小暮が現れることはなかった。\n数日分の着替えと必需品、数日先までの時間割の内容をトランクに詰め簡単なトラップを張り玄関を開けた。\nすると目の前には誰が見てもわかる高級車が止まっていた。\n「準備している最中に呼んでおいたの。乗って」\n嵯峨野さんに促され乗り込んだ。\nしっかり乗り込んだのを確認すると車は動きだした。\n何度も曲がると嵯峨野家の家に着いた。\nそれはあまりにも大きかった。\nしかしこれは現在可奈芽の家として使用されている別邸なのだ。\n嵯峨野さんの住む家はこの倍は軽くあるらしい。\n「とりあえず入って。部屋へ案内するわ。」\n可奈芽が入っていくので自分も着いていった。\n案内された部屋は大げさだが自分の部屋の数倍はあった。\n「とりあえずここは自由に使って。ご飯は後で案内するけどリビングで。それとお風呂だけど私がご飯前に入るからご飯の後はいつ入ってもいいわ。」\n場所は後でといい話が終わると可奈芽と嵯峨野さんは部屋から出て行った。\n色々ありすぎて自分は目の前のベッドに体を預ける。\n「はぁ、なんか凄い事になってしまったな…。あの事件はあれで終わったはずなのに…。予定通りであれば今学期だけは安寧だったのに…。」\nというかこの数週間で色々起こりすぎている。\n普通ならこの時期は大学受験に向けて勉強している頃だ。\n\n「ご飯まで寝てて」そういい布団をかけてきて可奈芽は部屋から出て行った。\n自分もお言葉に甘えて寝ることにした。"} |
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