| {"novel_id": "n0010fm", "chapter": 37, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0010fm/37/", "title": "36話:百合子の独白 4", "content": "おじいさまが亡くなった\nそれは、すなわち本格的な跡目をめぐる抗争が始まることを示していた\n\n私の信ちゃんは、おじいさまのお気に入りの立場から脱落していたので抗争に本格的に巻き込まれる心配は無いはずだった\nそれでも、跳ね返りの半端物が箔付けのために信ちゃんに手を出す恐れはあった\n\nそこで、私は信ちゃんの身の安全を図ることにするとともに、この状況を利用することにした\n…ミキから信ちゃんを引き離すために\n\nミキにべた惚れの信ちゃんを見るのも、ミキを崇拝し性欲の対象としないために私で性欲を解消されるのも私にはうんざりで、もう我慢が出来なかったのだ\n\n私は、教頭の権限を使い、信ちゃんを海外へ短期留学させることにした\n日本から逃がすことで、跡目争いのとばっちりは避けられる\n加えて、信ちゃんが目の敵にしてミキから遠ざけようとしている雄馬という幼馴染にミキを奪うチャンスを与えるのだ\n私にとって、これは一石二鳥の素晴らしい計画だった\n\nまあ、雄馬という幼馴染は信ちゃんの話ではかなりのヘタレのようなので思惑通りに動いてくれる可能性は低いだろうが\n\n幸い、信ちゃんは抗争に巻き込まれる危険性を理解し、短期留学を受け入れてくれた\n自分の取り巻きが刺されたことは未だにトラウマとなったおり、抗争の一言で怯え、逃げ出す術に飛びついたのだ\nこうして、信ちゃんは抗争に巻き込まれることなく、海外へ旅立った\n\nそして、私は懸案のミキへの対処に取り組むことにした\n\n信ちゃんがいなくなったことでミキと幼馴染の接点は増えていった\n今までは、信ちゃんが邪魔をして二人が話すことを妨げていたがそれが無くなったせいだ\nだが、それで二人の間が近づくようなこともなく、むしろミキからの幼馴染への苛めが激化するだけのようだった\n\nなんで、そんなことを知っているかって\nミキが話してくれたからね\n信ちゃんの母親、自分の通う高校の教頭先生、ミキの部活の顧問でもあった\nそんな関係もあり、私たちは仲が良く(私の本心はそうではないが)\nなにかと雑談をする機会があったのだ\n\nミキは雑談の中で幼馴染の雄馬君の話もしてくれた\nミキの雄馬君への愛憎が混じった感情は、思春期の潔癖な少女特有の物だった\nかつては憎からず感じていた幼馴染の不甲斐なさに苛立ち、いじめに走る\nそして、ミキの苛めを甘んじて受け入れる雄馬君に更なる苛立ちを覚える\nそんな悪循環のループだった\n\nそれが、あるときから雰囲気がかわる\n雄馬君を悪しざまに語ることが無くなった\nミキの雄馬君への気持ちが大きく動いていくことが垣間見得たのだ\n\nそれを訝しむ私の前に急に雄馬君が現れた\n厳密にいうと、彼の不思議な力が私に襲い掛かったのだ\n\n最初は、あまりにふざけた話だった\nそれは、宛先不明の一通のメールから始まった\nそのメールには、『百合子、お前を俺の支配下に置く、そのためにまずはお前の排便を管理する。お前の肛門を預かることにした』とかかれていた\n\n余りのばかばかしさに、そのメールを読み捨てたところ、お尻に何かを注入される感触が走り、その後猛烈な便意に襲われた\n慌ててトイレに走ったが便意はあるのに出ないのだ\nもしやと思って確認すると私の肛門が無くなっていた\n\n私はパニックに陥った\nだって、肛門が無くなるなんてありえない\n加えて、強烈な便意は、激しい苦痛を私に与えた\n体中から脂汗が噴き出し、お腹は痛みで震えた\n\nそして、無いはずの肛門からは異物で塞がれ出口が無い感触だけが伝わってくる\n私は、トイレでうずくまり、痛みと吐き気で動くことさえできなくなった\nそこに、『冗談じゃないことは判っただろう。お前の排便は俺が管理する。今回はあいさつ代わりなのでこれで排便を許そう。すぐに準備しないと盛大におもらしすることになるぞ』と書かれたメールが届く\n\n直ぐに、肛門から異物が取り除かれた感覚が伝わり、私の肛門が決壊すると、普通にトイレに排便が始まった\n肛門が戻ってきたのだ\nとても人には聞かせられない激しい音と共に私の苦しみも消え去った\n\nそこに、またメールがくる\nそのメールには『トイレは終わったのか』のふざけた文句\n返信欄が、私の回答を求めている\n私が、『ふざけないでよ。あんた、私に何をしたの』と返すと\n『その元気なら、終わっているな。じゃあ、肛門は回収だ』と書かれたメール\n私が慌てて確認すると、また私の肛門は無くなっている\n\nそして、そのふざけたメールには回答欄もなく、私には怒りをぶつける手段も無く放置された\nそれからは、地獄だった\n\n私に選択肢はない\n出来ることは食事を控えることぐらい\nそれだって、ただの先延ばし策\n結局は食べずにはいられない\n\nそして、襲ってくる便意\nでも私からの連絡手段は無く、私は彼から排便の許しが来るのをただただ待つしかない\n排便にとらわれた奴隷にされたのだ\n私の体から無くなった肛門は、感覚だけが残り、そこからは異物で栓をされ全く排便ができない感覚だけが伝わってくる\n\n毎回、限界が近づくと、肛門から何かが注入される\nきっと、浣腸液だろう\nそれが注入されると、耐えがたい痛みがお腹を中心に始まり、やがて脂汗が噴き出し、きもちが悪くなる\n限界まで私をいたぶった後、やっと排便が許される\nその一瞬だけ、肛門が私に戻り、また消えてゆく\n\nそんな、絶望的な日々が続いた\nそして、メールから私に問いかけが来る\n『お前は、俺の奴隷になり、ご主人様の指示に従う覚悟ができたか?』と\n\n何度も、拒絶を返した\nそして、その度に苦しむ時間が伸ばされる\nそして、私は落ちた\n落ちるしかなかったのだ\n\n私の承諾を受け、メールからは奴隷に対する命令が次々と出されることになった\n最初の命令は、『痴毛を剃ってパイパンにすること。完了したら写真を撮って送れ』だった\n\n私には拒絶する権利などなく、人生で初めてパイパンになり、その写真を彼に送った\n私の写真を確認した彼からは裏垢のアドレスが送られてきた\n\nそして、そこには恐ろしいことが書いてあった\n『この裏垢は、お前の物だ。お前の痴態を投稿するために用意した。まずはパイパンの写真を掲載しろ』\nそんなことはできない、決してできないことだった\n\nでも、私には拒絶する権利などなく、私はその裏垢に自分の性器が写った写真を掲載したのだった\nそして、そんなにも恐ろしい行為も始まり過ぎず、私はその日から次々と届く命令をこなし、その命令で行った私の痴態をその裏垢に掲載続けることになったのだ\n\nそして、私がメールの指示に従い痴態を晒すことが当たり前になったころ、彼から次のステージに引き込まれたのだ\nそれは、彼が私の前に現れ、私を直接調教するステージだった"} |
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