Krixter/Repo / n0011hp /11.json
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{"novel_id": "n0011hp", "chapter": 11, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0011hp/11/", "title": "第十話 本能になんて絶対負けない♡", "content": "「はっ♡はっ♡はっ♡」\n きた! 待ってたのがきた!\n 触手に運ばれていた間、ずっと胸の奥でくすぶっていたものが今激しく燃えているのを感じる。\n\n「せ、精液を持ってまいりました」\n「うむ」\n 牢屋の檻の前に置かれた大きな壺にはなみなみと精液が入っていた。\n 男の匂いを煮詰めた芳醇な香りが俺の頭の中を満たしていく。\n\n あれをかけられたらまた前みたいに。\n 男たちに囲まれて身体中にかけられた時のことを思い出す。\n\n あの時は何もわからず快楽に溺れていた。\n しかし今はどこを触られたら気持ちいいのか知っている。\n 自分の手には収まらないほどの巨乳に触ると快感が頭の中をピリピリと走った。\n\n「んぅっ♡気持ちいぃ♡」\n 胸を触りながら股を床にずりずりとこすりつけると気持ち良すぎて思わず声が出てしまった。\n 俺の頭の中にはもう目の前の精液のことしかなかった。\n はやくかけてほしい。かけてもっと気持ちよくなりたい。\n\n「無様な姿だな。さっきの威勢の良さはどうした」\n どれだけ檻の間から舌を伸ばしても檻の前に置かれた壺には届かない。\n はやく、あの匂いに埋もれたい。\n\n「結局ただのサキュバスか……ふん、興味が失せた。調教部隊に任せる」\n 壺は放置され、代わりに精液の匂いが全身からする男たちが入ってくる。\n\n\n「おっとお嬢ちゃん。床オナは駄目だぜ」\n 手慣れた様子で牢屋の鍵が開けられると俺はひょいと持ち上げられ、座っている男の膝の上に乗せられる。\n 俺の股の間には巨大な肉棒が挟まっていた。\n 自分のお腹の上まで届きそうなほど凶悪なそれから目が離せなくなる。\n かつては自分にあったもの、だが今はどうでも良かった。\n ただ気持ちよくなりたかった。\n\n「ふーっ♡ふーっ♡」\n「おー、偉いなぁ。どこを奉仕すればいいのかわかってるのか」\n とろけそうなぐらい股が熱い。\n 俺はひとりでに腰を動かし始めていた。\n 股をこすりつければこすりつけるほど気持ちよくなっていき、ニチュニチュという水音が混ざってくる。\n\n「あっ……はぁ♡んんっ♡ひゃん!」\n 俺を膝の上に乗せていた男が俺の胸をわしづかみにした。\n 手で胸を揉まれながら指先で繊細に乳輪撫でられたかと思うとキュッと乳首をつねられる。\n 触手のあの単調な刺激とは全く違う。緩急がつけられた快楽の刺激。\n 頭の中のゾワゾワした感覚と胸と股の気持ちよさで気持ちが上り詰めていく。\n\n「んぅっ、イくっ♡」\n つま先からお尻にかけて電流が走る。\n 精液をかけられたときとは違う。暴力的ではない気持ちよさ。\n 心の中が暖かくなるようなそんな、疲労感と充足感が俺を支配した。\n\n「はぁ……はぁ……」\n 胸はずっといじられていて気持ちいいが腰を動かすのにはこれで満足した。\n スッキリして満足したはずなのに何故か、お腹の奥が熱い。\n 何かもどかしい。\n\n そう思っていたらまた脇の下を持ち上げられ、椅子に座らせられる。\n 俺は抵抗もせず、されっぱなしになっていた。\n 今度は俺に構う人がもう1人増えた。\n 変わらずおっぱいはいじられるが、おまんこもいじられはじめた。\n\n「んぁぁあ♡」\n 思わず腰が引けてしまうが、股の何かをつままれ細かく震えさせられると先程の快楽と似たものがまたこみ上げてくる。\n 身体全体にビリビリと快楽が回ってくる。\n\n「んっ♡ふっ♡あっ♡そこいい!イく♡イく♡」\n 示し合わせたように乳首と股を同時につままれ、また身体に快楽の電流が走る。\n「んあぁぁっ、イくぅ!!」\n 足が自然と上がって、拘束具にぶつかり音を立て、身体全体をのけぞらせて快楽に震える。\n ぐったり前に倒れようとしたのが肩を抑える拘束具で止められる。\n\n\n 少し疲れた。そう感じた。\n 一旦、身体を触られるのが終わり、俺は放心していた。\n\n 今まで……俺は一体……駄目だ。考えがまとまらない。\n 足らない。\n 頭の中にかすみがかかっているような。\n\n「精液なしで2回もイケるのは上出来だ。ほら、舐めていいぞ」\n 足りない頭で一生懸命現状把握をしようとしていると、唐突に目の前に巨大な肉棒が差し出された。\n「お、おちんぽぉ……♡」\n 目の前のものを口いっぱいに頬張りたい衝動に駆られるが、何故か動けないので届かない。\n 見ているだけでお腹の奥がキュンキュンとして止まらない。\n あれさえ飲めれば、もっと頭がスッキリする気がする。\n\n「そんな舌を出さなくてもっ」\n「おごぉ♡」\n 両方の角を持たれて口の中に乱暴に挿入される。\n 息ができなくて苦しくなり、思わず涙がこぼれる。\n それでも腔内を蹂躙されるだけで、喉奥を突かれるだけで頭の中のゾワゾワが止まらない。\n 角から伝わる衝撃と喉の奥を突かれる感覚で脳全体が犯されているような気さえする。\n\n 突かれるたびに身体全体が喜んでいるのがわかる。\n 無抵抗のまま、口を突かれていると急に肉棒が膨れ上がり、喉の奥にすごい勢いで射精された。\n 喉に精液が流れるたびに身体がビクビクと跳ね上がる。\n 先程までの快楽とは比べ物にならないほどの刺激。\n 脳が全身の細胞が歓喜に震えている。\n 身体全体の力が抜けて、代わりに脳内は快楽で満たされていく。\n 身体の中で吐精されることがたまらなく嬉しい。\n\n 俺はもしかしたらこのために生まれてきたのかもしれない、そう思えるほどの喜びと快楽。\n 最後の一滴まで搾り取るためか、抜かれたくないからか自然と口をすぼめる。\n 俺の必死の抵抗も虚しく喉の奥まで突いていたものがずるずると目の前まで出される。\n\n「あっ」\n 口の中から全てが抜き去られてしまい、少しの喪失感を感じながら最後に口の中に残った精液を舌の上で転がし味わってから大事に飲み干す。\n\n\n「あはぁー♡」\n まだ俺の視界内にあの精液が並々と入った壺はあるものの、さっきよりもあの匂いは気にならない。\n くれるというなら喜んでもらうが……。\n\n 頭の中のモヤも少しは晴れた。\n あの壺が出てきてから欲しくて欲しくてたまらなくて、それだけだった。\n 完璧に精液に頭をやられていた。今も欲しいのは変わらないがさっきみたいなそれだけしか考えられなくなるほどではない。\n 何故、俺はそんなに気にならなく……。\n\n\n ゾッとした。俺は今まで何をしていたんだ。\n 先程までの自分の痴態が脳裏をよぎる。\n 俺はおかしくなっていたんだ。\n そうに違いない。\n\n 椅子から立ち上がろうとしたが、身体全体が椅子に固定されていた。\n いつの間にか。\n 自分が今まで拘束されていることに全く気づいていなかったのだ。\n\n「はぁ……はぁ……」\n 怖い。自分が自分ではなくなる、あれが怖い。\n\n\n「どうした?」\n 俺の恐怖の表情に気づいたのか、覆面をした男がこちらを見てくる。\n こんな状況でも立派なおちんぽを見て下半身が疼いてしまう自分が恐ろしい。\n\n「絶食が足らなかったみたいだ。土人形の奴、輸送中の配分を間違えたんじゃないか?」\n 周りには男が4人。俺は拘束されている。\n「くっ、くぅ!」\n 覆面をしているからか、俺と目を合わせていないからか魅了の魔眼が効かない。\n このままだと、あれをかけられるかもしれない。\n 身体全体に精液をかけられた時、どうなるかは俺が1番知っている。\n\n 怖い。それを期待している自分がいるのが怖い。\n\n 俺は、俺は本当にここで終わりなのか。\n サキュバスになって、調教されて、何の疑問も抱かず男に奉仕するようになって、性奴隷になって、ここで終わりなのか。\n\n「やだ……やだ……」\n 何かなにかないのか。\n 俺の味方は、俺ができることは。\n\n「さ、さっきのおじいちゃんを呼んできて!」\n「冷血卿のことか? 無理無理」\n「おい、口を慎め。誰に献上されるかわからないのだぞ」\n 4人は俺の見えない位置で相談しはじめた。\n 俺にできるのはただ恐ろしさと興奮に震えることだけだった。\n\n\n\n「胸もクリトリスの感度も良いし、精液なしで絶頂できる。このまま絶食させて納品が良いんじゃないか?」\n\n「見ろ。ヴァルター卿がお越しになったということは訳ありなんだ。生まれたばかりだとは思わないほうがいい。ほら、見ろ。この態度を。むしろ再調教だと思ったほうが良いと俺は思う。何かあった時に責任を取らされるのは俺たちだ。しかし何故このサキュバスは性奴隷になることを怖がっている?」\n\n「ヴァルター卿が面倒なことを吹き込んだのだろう。……するとしたら精液漬け。これに生まれたばかりのサキュバスが耐えきれるか?」\n\n「壊れる可能性はある……がこのまま納品後に逃亡でもされたら……」\n\n「リスクを負ってでもするべきか……トーマス、お前は精液集め。クリス、お前は水を運んでこい。あぁ……久しぶりの初物のサキュバスだと思ったら、面倒なものを掴まされちまった」\n\n\n もがいても腕の枷も足の枷もはずれない。\n 俺は本当にここから逃げれないのか。\n\n「なあ、どうして性奴隷になるのが嫌なんだ? 毎日毎日乾く暇もなくセックスができて、精液も常に与えられるぞ。何をそんなに怖がってるんだ。……サキュバスにとって悪い環境ではないと思うが」\n 何故性奴隷になるのが嫌かって。俺は元々男で、男が性の対象ではないことは置いておいても、例え、どれだけ性に奔放な人でも望んで性奴隷になるやつなんているわけない。\n\n なんでそんな当たり前のことがわからないんだ。\n\n 怒りと恐怖と悲しみがごちゃまぜになった感情が心の中でうずまく。\n\n「もう気持ちいいのは嫌だ。自分が自分でなくなるのも嫌だ。もう一生自由じゃなくなるのも嫌だ。俺は……サキュバスだ。精液で頭がおかしくなるし……精液がないと生きていけない。それはもうわかってる。今更それを否定するつもりはない。だけど、それでも俺は精液を取る相手は自分で選びたいし、こうやって誰ともわからない人に売られるのは嫌だ。普通に生きて、他の人に認められて……生きたい」\n 覆面の下で男が困った顔をしているのがわかった。\n「残念だが……俺にそれを叶える力はない。俺にできるのは、お前にそれを忘れてしまうほどの快楽を与えることだけだ。許せ……」\n\n「あ……」\n 俺はもう何も言えなかった。\n もう俺はどうにもできない。\n 生まれ変わってからどうにかできたことなんてないけど、もう俺は終わってしまうのだろう。\n ここで俺は壊されて、終わる。\n\n「いやだ……」\n 声に涙が混じって震えていることで自分が泣いていることに気づいた。\n\n「いやだ……」\n 周りでは男たちが俺を壊す準備を着々と進めている。\n\n「いやだぁ……誰か……助けて……」", "preface": "R18描写があります。", "afterword": "ありがとうございました。\nおまけ部分に調教、完堕ち性奴隷ルートがあります。そちらもハッピーエンドです。"}

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