| {"novel_id": "n0011hp", "chapter": 24, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0011hp/24/", "title": "おまけ「ルウィナルシスの悲劇−Encyclopedia」", "content": "ルウィナルシスの悲劇\n出典:帝国百科事典『エンサイクロペディア』\n\n「アスモデウス」はこの項目に転送されています。\n\nルウィナルシスの悲劇は、以下の意味で使用されている。\n 1.帝国黎明期に現帝国東南部に存在していた国「ルウィナルシス」で起きた魔王アスモデウスによる国家崩壊事件。本記事ではこの意味の「ルウィナルシスの悲劇」を説明する。\n 2.上記の事件を元に作られたマリルー・ヴェシエールにより作られた戯曲「ルウィナルシスの悲劇」。\n\nかつては「サキュバスの反乱」「元奴隷による国家滅亡事件」「アスモデウスの進撃」と呼ばれていたが、類似の事件と区別するために「ルウィナルシスの悲劇」と呼ばれている。\n\n・背景\nルウィナルシスでは現在の帝国と同様、オーク、ゴブリンなどの亜人やサキュバスなどの魔法生物を労働力としていった。しかし帝国とは違い、亜人には人権が与えられておらず奴隷としての亜人の扱いは酷いもので、多くの逃亡奴隷が帝国に流れ出していた。\n\nこのときのルウィナルシスは亜人勢力を集め、拡大を続ける帝国に危機感を覚えており、魔力を使った様々な非人道的な実験を繰り返していたとされ、後に「アスモデウス」と呼ばれるサキュバスはこの実験により生み出されたものであると推測されている。\n\nまた当時はサキュバスも亜人の一種と考えられていたため、サキュバスの管理態勢が未熟であったことも、国家滅亡に繋がったとされる。\n\n・反乱の経過\n反乱の発生\n当時のサキュバスは人間と同様の待遇で扱われていたため、サキュバス同士が自由に交流できる状態であった。実験により非常に強力な魔力と常に自我を失うことがなくなったアスモデウスは自らの魔力を仲間のサキュバスに分け与えることにより、非常に強力な魔法を行使するサキュバスの集団が生まれた。\n日常的にサキュバスを利用していたルウィナルシス国民は警戒することなく、サキュバスの支配下に陥ってしまったと思われる。アスモデウスは表にでず、サキュバス達を扇動し男達を籠絡していった。当時の資料からサキュバスに魅入られた人間はサキュバスの元へ向かわなくなったとされる。これはサキュバス達が効率よく多くの人間を魅了するために与えた指示だとされている。\n\n反乱の拡大\nどのようにサキュバスが国を掌握したのかということについては記録は残っていない。しかし大量に残っている男性の死体から多くの男性がサキュバスに精を搾り取られ、腹上死したものと推測されている。また当初は女性も同じように殺戮されたものとされていたが、女性の死体が見つからなかった点、アスモデウス配下のサキュバスの多さから、アスモデウスには女性をサキュバスに変える力があったのではないかとされている。\n国内の男性を全て殺害した後、アスモデウスは亜人奴隷を解放し、帝国へと攻め入った。\n捕らえられたルウィナルシスの亜人奴隷の証言により、ルウィナルシスがサキュバスにより滅亡したことが帝国側に知られた。帝国側は全てのサキュバスを管理していたため、全てのサキュバスの処刑を行い、大体的に対サキュバスのプロパガンダを行ったために内部工作を行われることがなく、被害は小規模で収まった。\nまた国境の村から国民を避難させることにより、サキュバス達は補給することができず苦しい戦いを強いられた。\n\n反乱の収束\n精液を得られなくなったサキュバス達はアスモデウスを見限り、帝国側への恭順の意を示すようになった。しかし帝国側はサキュバスそのものを危険視し、投降してくるサキュバスの受け入れを拒否。様々な形で抵抗の意思がないことを示しながら投降してくるサキュバスを切り捨てたことは帝国内でも批判が起き、一部の前線ではサキュバス達を受け入れてしまうなどのこともあったため、帝国は少数精鋭によるアスモデウスの討伐を指示。\n精液を使った罠により、多くのサキュバスを戦闘不能にした後、聖剣使いのカタリーナを筆頭にした女性部隊による勇猛果敢な戦いの末にアスモデウスは討ち取られた。\nアスモデウスの身体は通常のサキュバスと違い、羽が大きく発達していたとされる。\n\n・影響\n投降してきたサキュバス達は飢餓状態であり、魔力も微弱な状態であったため、多くは国の管理の元で再調教された。この時に国営のサキュバス娼館が開かれることになる。サキュバスに対する管理方法がこの時に確立された。\n飢餓状態のサキュバスに精液の皮膚で吸収させることにより、ほぼ魔力を回復させずにサキュバスの自我を破壊することが可能であることもこの時に発見される。捕らえられて飢餓状態にあっても反抗的なサキュバスは自我を破壊し、サキュバス娼館に入れられることになる。自我を破壊した状態で両手両足を拘束し、下半身以外を壁に埋める方法はサキュバスを最も安全に使用する方法として現在でも使用されている。\n帝国の対サキュバス部隊「土人形」はこの時に設立された。\n\n帝国に栄光あれ。\n\n\n\n・参考文献\nエルメントルート・フュルスト監修『帝国の発展』\nラモナ・ガメス『サキュバス図鑑』", "preface": "おまけです。読まなくても何の問題もないです。"} |
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