| {"novel_id": "n0011hp", "chapter": 4, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0011hp/4/", "title": "第四話 目が覚めたなら檻の中♡", "content": " 夢の中で俺は歩いていた。誰もいない荒野を。\n そしたら目の前に冷蔵庫があって、その中にはアイスがあった。\n 舐めれば舐めるほど、そのアイスからは美味しい液体が滲み出てくる。\n 乾ききった身体にその苦くも芳醇な美味しさが染み渡り……俺は目を覚ました。\n\n「団長、目を覚ましたぜ!」\n「おい、一応離れとけ。死にたくなければな。この異常現象の中だ。何が起きているかわからん」\n\n\n 荒野から一転、俺は牢屋に入っており、屈強な男に囲まれていた。\n 自然界の最底辺から人間界の最底辺へ。\n\n もしかしたらこの世界では檻の中が1番安全なので客人を招く最上級の場所って可能性もあるが、周りの男共の人相の悪さからして、ここが俺の思っている牢屋であるという予想は当たっているだろう。\n 思い思いの格好に武装した男達は下卑た視線で俺のことをジロジロと見ている。\n\n おそらく見目麗しい巨乳美少女である俺を囲んで何をしてたのか……はわかる。\n 喉の渇きは癒やされ、足の疲れもマシになっている。\n ベッドにも寝かされていたし、倒れていた俺を介抱してくれたのは間違いないだろう。\n\n 第一、こんな馬鹿そうなやつらにこの脱ぎ方がよくわからん服を脱がせられるとも思わない。初日に散々苦労して脱ごうとしたのだが伸びるだけで、どうやっても脱げなかったのだ。\n\n\n「よし、落ち着いてるのは行幸だ。どうだ、言葉はわかるか?」\n 男の中のリーダー的存在のやつが話しかけてきた。\n ある程度顔は整っていて、筋肉もついているすかした野郎だ。\n 周りがハゲのゴツいやつだったり、でっぷりした豚面のおっさんだったり、髭面のチビだったりするから整った顔に見えるだけかもしれないが。\n\n 正直、リーダーのこいつがしっかりした鎧を身にまとっていなかったら周りの連中はただの山賊だ。\n いや、ただ山賊の頭がキッチリした鎧を着ているだけかもしれないが。\n\n\n「助けてくれてありがとうございました」\n 一応お礼はしておく。\n 俺がこれから何をされるにしても助けられたのは間違いないだろうから。\n ピンチを脱したわけではなさそうだが、取りあえず死ぬことはなさそうな気がする。\n 俺の予想通り、この人がしっかりした立場なら……だが。\n\n しかし牢屋もしっかりとした作りだし、外は見えないがどこかの街の施設のような気がする。\n 少なくとも山賊程度にこんな石で作られた立派な牢屋は作れない……と思う。\n\n 牢屋がある街の騎士団とか? それにしては全員が人相悪すぎるが。\n\n\n「いやいや、なんでもない。ここら一帯の生き物という生き物が死んだ事件を調査しててな。偵察鳥に偵察させてたらサキュバスの君が見つかったってわけだ。何かを疑ってるわけじゃないが…………話は聞いておかないとな。なんであそこで倒れていたんだ。しかも1人で、飼い主は誰だ?」\n えーと、ちょっと情報量が多いんだが。\n\n\n サキュバス? 俺はサキュバスなのか?\n「いやいや、サキュバスって。え? サキュバス?」\n「その角、乳の大きさ、尻尾。どっからどう見てもサキュバスだろう」\n リーダーがそういうと周りの男たちが笑い声を上げる。\n\n 頭を触ると柔らかい髪からは二本、ねじれた角が生えている。\n お尻を触るとそこからはムチのようなしなやかな尻尾が生えている。\n\n「あ……」\n 頭の中が急速にはっきりしてくる。\n 転生した時に俺が言ったセリフ『めっちゃモテたい』。\n それが頭の中で反響している。\n\n\n「そ、そういうことかぁああ……」\n 思わず頭を抱えてしまった。\n\n\n 要するにこういうことだ。モテモテでやりまくりたい。性の限りを尽くしたい!\n じゃあ、サキュバスになればモテモテでやりまくりが日常じゃん! ってことだ。\n\n 逆転の発想! すごい! じゃないんだよ……。\n 種族変えてまでやることじゃない、というか。\n そういう時は人じゃなくなるけど良い? って聞くでしょ。\n あと性別も変えていいか聞こうよ!\n\n なんですか?\n あの女神は「人を助けるヒーローになりたい!」って言った人を自我を持った自律式救急車に転生させるんですか?\n 違うでしょ!\n いや、あの女神にとっては違わないのかもしれないけど!\n\n\n じゃあ、もしかして魅了の魔眼とかも使えたりするのか?\n 完璧に俺のオーダーが通ってるって考えたら、魅了で人を操作できたりするのか。\n\n\n 目に力を入れて尋問してきたやつを見返してみる。\n そのまま見続けているとその男の手から剣がズルリと落ちた。\n 石で出来た床にぶつかり鈍い音をたてたが誰も反応しない。\n\n「あ、あの〜……」\n ベッドの上から立ち上がってリーダーの肩を叩くも何の反応もない。\n 全員が無表情となってぼんやりとこちらを見ていた。\n\n\n「これ魅了聞いちゃったやつですか……?」\n 薄暗いはずなのに何故か全員のズボンがはち切れそうになるほど股間を大きくしているのが見えた。\n これは間違いなく魅了状態にあると言って良いだろう。\n 男は魅了されてるのがわかりやすくていいね!\n\n 魅了状態だからどうしてって話ではあるが。\n どうせ魅了するなら可愛い女の子が良かった……。\n\n しかし俺に魅了されているからといって俺を襲ったりはしないらしい。\n 便利なことだ。急に全員に襲いかかられたと思うと……ゾットする。\n 細かい操作ができるように頼んでおいてよかった。\n\n さて、これからどうするか。\n そんなことを考えていると、ちょうどよく俺のお腹がなる。\n\n\n「あ〜、お腹すいたからご飯が欲しいかな?」\n「わかりました!」\n 俺のその言葉で全員がズボンをおろし、いきり立った陰茎を放り出した。\n 牢屋の中に凄まじいオスの匂いが充満する。\n\n「え、えぇー」\n 唐突な奇行に混乱する。\n ご飯を持ってきてくれるパターンじゃないのか。\n\n 匂いを嗅いでいると頭がクラクラしてくる。\n 自分の顎の下にツゥーとよだれがしたたり落ちたのに気づいて、手で拭う。\n 下腹部がきゅうと締め付けられるような感覚に落ち着かなくなり、自然と息が荒くなる。\n\n 俺は男だ。俺は男なのに、どうしてこんなもので興奮してるんだ……。\n\n\n 気づけば俺は座り込んでおり、目の前にはパンパンにはち切れそうなほどに勃起している団長の肉棒があった。\n 気持ち悪いだけのはずなのに、何故かそれから目が離せない。\n 俺のその様子を見たのか、他の男たちは雄々しく屹立したモノを出したまま俺に一歩近づいた。\n\n そして座り込んでいる俺を囲むようにしてその棒をしごきはじめる。\n 手の動きが速くなっていくにつれ、俺の心臓の早鐘のように高鳴っていく。\n\n「うっ」\n「イくぞ!」\n 男たちの肉棒から放たれた白濁とした液体が俺の真っ白な顔面と黒の衣装を染める。\n 口の上に流れてきたものが口に入ると全身に震えが走った。\n\n\n「くっさぁ♡」\n 嫌なもののはずなのに、顔から垂れてくるものを手で受け止めてペロペロと舐めてしまう。\n 舐めるたびに背筋がゾワゾワとし、酒を飲んだ時のような高揚感と酩酊感と快感が止まらない。\n 舐めるのがやめられない。俺のその様子を見てか、男たちはまた激しくしごきだした。\n\n 嫌なはずなのに、ただ気持ち悪いだけのはずなのに、心がこれを望んでいる。\n 息を吸うたびに頭の奥で気持ちよさが反響している。\n\n「もっと!もっと!」\n 無意識に出た俺のその言葉で更に俺の顔はドロドロの液体に包み込まれた。\n\n「あぐぅ♡」\n 感じたことのない快感に変な声が出て床の上に仰向けに倒れてしまう。\n 頭は熱が出ているように熱く、どこにも触られてもないのに息を吸うたびに腰がビクビクと痙攣してしまう。\n\n「こんにゃの知らな、あっ♡頭おかしくなりゅ♡」\n 快感を感じることで快感が増幅されて、頭の中で幸せを感じる物質がたくさん出ていることがわかる。\n 頭の奥でこのままこれを感じ続けると頭が壊れてしまうという警鐘が鳴っているのを感じる。\n でも気持ちいいのが止まらない。息を吸うたびに身体が自分の意思を無視したかのように動き、身体全体が飛び跳ねる。\n\n「あっ、気持ちいいの♡やらっ♡たしゅけて♡」\n このままだと自分が消えてなくなっちゃう。\n 気持ちいいことしか考えられない頭になっちゃう。\n\n\n\n「わかりました! 助けます!」\n 俺の身体に桶に入った水がかけられた。", "preface": "R18描写注意", "afterword": "ありがとうございました。"} |
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