| {"novel_id": "n0011hp", "chapter": 7, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0011hp/7/", "title": "第七話 触手プールで帝都にいこう♡", "content": "『じゃ、またね』\n 目の前で扉が閉じられ真っ暗な箱の中に閉じ込められる。\n\n「お゛♡」\n 俺の身体に下敷きにされていた触手が俺を飲み込むように全身を包み込んだ。\n 凄まじい快楽と共に、一瞬意識が飛ぶ。\n\n「ん、んんんんんんっ♡♡」\n 身体の全身に電流が走ったような快感が走り、頭の中が真っ白になり気持ちよさが弾けては消えていく。\n 身体の全てが気持ちいい。\n\n 触手が身体を撫でるたびに触れられたところがピリピリし、そのたびに背筋がゾワゾワする。\n「あっ♡はっ♡んっ♡」\n 身体全体を小刻みに圧迫しながら触手は俺の周りをヌルヌルと移動する。\n 言葉を発する余裕もない。暴力のような快感。\n 身体全体を撫でる、それだけなのに。頭がチカチカするほどの快感が走る。\n\n 身体の奥がどんどん熱くなって、それを解消したくて、もどかしくて身体をよじるが、箱の中にあるのは柔らかくとらえどころのない触手だけ。\n 最初は気持ちよかった触手も、今ではもどかしくただ一定の快楽を与え続けるだけ。\n\n はやく気持ちよくなりたいということしか考えられないが、触手はそれは叶えてくれない。\n ただただ身体を撫でるだけの触手に俺は喘ぎ声を出すことしかできなかった。\n\n\n「うぅんんんんっ♡」\n 身体全体にかかる浮遊感で軽くイッてしまった。\n 自分でも身体が敏感になっているのがわかる。\n\n「はぁ♡あっ♡」\n 箱が左右に揺れるたびに少し気持ちよくなってしまう。\n\n\n そうしてしばらく喘ぎながら揺られるうちに、匂いが薄れて頭が回ってきた。\n まだ気持ちいいが、精液塗れのあの時ほどじゃない。\n 胸や股など敏感なところを触手が触ってくると声は出てしまうが、ただ普通に気持ちいいだけだ。\n\n「俺をただの……んっ♡はぁ♡サキュバスだと思うなよぉ♡……」\n 慣れればただのマッサージだ。\n ムズムズはするが思考能力までは奪われていない。\n\n\n サキュバスは精液を吸収して生きている。だから精液に弱いのだろう。\n さっきまで俺の頭を犯していたのは精液だ。\n 恐らく触手の粘液に混ぜられていた。\n\n だが俺の精液吸収スピードが混ぜられていた精液を吸収しきった。\n 相手は油断しきっていてまだ逃げ出す手段はある。\n\n ガラリと俺の顔の部分の蓋だけが開く。\n 中からはわからなかったが、顔だけ見れるようになっているようだ。\n\n\n その扉が一体何のためかはもうわかってしまっている。\n 男の手には小瓶があり、そこからは非常に濃い匂いがしていた。\n\n「はぁ♡……はぁ♡……」\n 箱の中にはふにゃふにゃの触手しかないとわかっていても、自然と腰を振ってしまう。\n\n『バカみたいに舌を出して……そんなにこれが欲しいの?』\n 瓶を俺の前で振る男に、俺にはこくこくと頷くことしかできない。\n\n「お゛お゛っ♡」\n 鼻の上に真っ白な精液がついただけで体全体が跳ね上がる。\n\n「こんにゃの♡ずるいぃ♡あたゃまバカになっちゃうぅ♡」\n 胸はもうはち切れそうで、股もムズムズが止まらないのに狭い箱の中だから手は動かせない。\n 腰を一生懸命擦り付けようとしても触手に阻まれて箱の壁は遠すぎる。\n\n 頭がおかしくなる。気持ちよくなりたいのに、全部足りない。\n 精液も、刺激も、何もかも足りない。\n\n 身体の奥が熱くてその熱がずっと引かない。\n\n「あっ♡」\n 触手が股を触ってくれる時だけ、気持ちよくなれるがイケない。\n ぎゅうぎゅうと足に触手を挟もうとするが、触手はぬるっと逃げていく。\n\n\n「う゛ぅ゛っ゛」\n 拷問じみた快楽に思考能力を奪われ、意識を取り戻したと思うと精液をかけられ、また快楽に押し流される。\n そんな地獄のような旅路は唐突に終わりを迎えた。\n\n\n\n\n「はぁ……はぁ……おわり……?」\n いつの間にか俺が入れられていた箱は動かなくなっており、触手もいなくなっていた。\n 気を失っていたかもどうかもわからない。\n\n 触手が出ていった後か、蓋が少し開いている。\n\n\n\n「俺は正常だ。俺は正常だ。俺は正常だ」\n 火照った身体を意識しないように呟きながら蓋を押し開けると、そこはまたどこかで見たような柵の中、しかも前回と違って地下牢だった。\n 壁につけられた松明がパチパチとはぜている。\n\n\n「拷問器具……というより調教器具か……?」\n 牢屋からは様々な道具が見え、思わず身震いしてしまった。\n その身震いは期待ではなく、恐怖によるものだと俺は信じたかった。\n\n 俺はこれから、一体何をされるんだろう。", "afterword": "ありがとうございました。"} |
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