| {"novel_id": "n0011hp", "chapter": 8, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0011hp/8/", "title": "おまけ「サキュバス-Encyclopaedia」", "content": "サキュバス\n出典:帝国百科事典『エンサイクロペディア』\n\nサキュバス(淫魔)は魔法生物に分類される亜人の一種。人間の精液を主食とする女性型の亜人であり、魔力の濃い土地に生息する。悪魔の亜種とされることもある。\n帝国では性奴隷として、性風俗産業を支える重要な亜人奴隷である。別名として「スクブス」「インプ」「アルプ」「リリス」など様々な呼び方がある。\nアスモデウスについては別項で解説する。\n\n・特徴\n人間の女性と極めて似た容姿をしており、身長や体重なども平均的な成人女性に準ずる。乳房が人間に比べ非常に発達しており、体格には不釣り合いなほどの大きさになる個体もいる。ただし個体によっては平均的な人間女性ほどの大きさであったり、逆に乳房が全く無いものもいる。別名「インプ」はこのような乳房のないサキュバスに用いられることが多い。\n\n頭には羊、牛などに似た2本の角がついており、肩甲骨の上に30cmほどの大きさのコウモリのような翼が生えている。臀部にはトカゲのような尾が生えている。\n\n・生態\n自然界では魔力が濃い土地に生息しているが、野生の状態で発見されるのは極めて稀。生活を人間に依存しているため、基本的には人間の管理下で生息している。\n\nサキュバスは主に人間の男性の精液を主な食物とする。非常に嗅覚が発達しており、興奮状態の人間の男性を探し、性行為を通し精液を摂取する。口腔内や皮膚での精液吸収も可能。人間の女性に比べ魅力的とされる容姿をしており、興奮状態の男性の前では常に発情状態を維持するため、基本的に精液の摂取は合意の上でなされる。しかし成長したサキュバスは男性の感情を操るため、その限りではない。\n\nサキュバスは非常に人間と似た容姿をしているが、妊娠をすることはない。人間相手に発情状態になるのは効率よく精液を摂取するためだと考えられている。過去、サキュバスが魔法生物であると判明していない時、様々な生物をサキュバスと交配させる実験があったが全て失敗している。現在は魔法生物の原則に従い、サキュバスは繁殖しないものと考えられている。\n\nサキュバスは魔力溜まりで自然発生的に生まれると推測されている。人間の精液を主食とし簡単に発情状態に陥ることと、魅力的な容姿を持つことから人間の男性が発するわずかな魔力が集まった集合意識から生まれた魔法生物なのではないかという説が一般的。\nサキュバスは発生時から死ぬまで容姿が変わらず、寿命は100年〜200年ほどだが、300年ほど生きたという記録もある。\n\n・利用\n帝国では性奴隷とされ、性風俗店で馴染み深い。精液が主食であり、魔法生物のため精液があれば睡眠も必要がないのでサキュバスが国有の性奴隷としてされるようになってから、人間の性風俗店は現在では帝国内では存在しない。\n\n高い魔力を持っているが、帝国法によりサキュバスが魔法を使うことは禁止されている。サキュバスは男性の感情を操る固有の魔法を持つが、生涯にわたり発情させつづけることにより魔法を覚えさせないことが可能。基本的には非力だが、サキュバスによる殺傷事件や逃亡を防ぐために基本的には発情させ続けておくのが安全だが、発情状態をコントロールしなければ人格が破壊され廃人となってしまうため、薬などで意識レベルを常に低い状態に保つ工夫が必要。長く生きたサキュバスは固有魔法の発現の可能性があがり、逃亡の危険性が増すため廃人とすることが国からは推奨されている。しかし近年の森林開発の影響により、自然発生するサキュバスも減ってきており、自意識を持っているサキュバスが減ってきているので、サキュバスの廃人化は現在はあまり行われていない。\n\n奴隷数の減少\n奴隷数減少の原因は大規模な森林開発による魔力溜まりによるものである。魔法陣の研究が進み開墾技術が発達したため、現在では帝国内では野生のサキュバスは見られなくなっている。現在、新たなサキュバスはエルフの森で捕らえられるのみとなっている。しかししばしばエルフとサキュバスが間違えられエルフが性奴隷とされることもあるので、エルフ族からは抗議の声が上がっている。またエルフ族は奴隷を容認していないためサキュバスの捕獲そのものにも否定的であり、人間とエルフ族の間の軋轢となっている。\n\nサキュバス奴隷の利用\n捕らえられたサキュバスは国によって買い上げられる。全てのサキュバスは下腹部に奴隷紋をつけられる。生まれたばかりのサキュバスは貴族への報奨とされたり、王室付きのサキュバスとされることが多い。ある程度経ったサキュバスは国営の性風俗店に卸されることもあるが、貴族の元で一生を終えることも多い。サキュバス奴隷はどのようなプレイでも発情状態であれば喜んで行うため、他の亜人の性奴隷に比べ非常にプレイの内容が幅広い。\n\nただし魔法生物であり、本質的には危険な生物であるため、サキュバスの管理体制が確立していなかった時はサキュバスを筆頭とした奴隷の反乱なども起きていた。特に貴族に長い間保有されていたサキュバスは管理が甘く、性風俗店に卸される時などに魔法などを使って逃亡する事件は現在でも起こりうる。\n\n帝国にはサキュバス対策部署「土人形」がある。\n\nサキュバスの体液は媚薬とする方法が発見されてからは他の亜人奴隷にサキュバス性の媚薬を使うことで他の亜人奴隷や性奴隷をサキュバスの代替品とすることができないかと近年研究されている。廃人となったサキュバスや逃亡を試みたサキュバスを媚薬としているが、サキュバス自体が材料のため、大量生産はできていない。現在はこの媚薬の成分を解析し大量生産を行えるように研究されている。\n安価で丈夫な性奴隷の安定供給は帝国の治安維持のためにも急務である。\n\n帝国に栄光あれ。\n\n\n\n・参考文献\nボルイェ・ルンディーン『世界の亜人』\nアウフステュス・スヒッペル『エルフ族と人族』\nサキュバス大好き編集部『完全保存版 サキュバス入門!』\nエルメントルート・フュルスト監修『帝国の発展』\nラモナ・ガメス『サキュバス図鑑』", "preface": "帝国内の百科事典からサキュバスのページを写してきました。\n本編には特に関係ないおまけなので読む必要はありません。読みたい方だけどうぞ。"} |
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