| {"novel_id": "n0011mo", "chapter": 3, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0011mo/3/", "title": "第三章 侯爵令嬢ノエル", "content": "婚約破棄から数日が経っても、学院内の空気は変わらなかった。\nむしろ、日を追うごとに、私への視線は冷ややかさを増しているように感じられる。\n「舞踏会で失禁した公爵令嬢」という噂は、新聞の見出し以上に生々しく語り継がれ、私の後ろ姿を見るたび、誰かがひそひそと笑っている気がした。\n胸を完全に晒され、乳首まで硬くしたまま漏らした、というおまけまで、悪意を持って付け加えられている。\nそんな中、誰よりも私のために怒りを露わにしていたのが、親友のノエルだった。\n侯爵家の令嬢である彼女は、幼い頃から私のそばにいてくれた、数少ない心を許せる友人だ。\n\n「アイリス様を侮辱したまま、済ませるわけにはいきません」\n\n昼休み、中庭の片隅で、ノエルは拳を握りしめながらそう言った。\nその瞳には、はっきりとした怒りが宿っている。\n私は止めようとした。\nこれ以上、誰かを巻き込みたくなかったからだ。\n\n「ノエル、もういいの。私は大丈夫だから」\n\nそう告げても、ノエルは首を横に振るばかりだった。\n\n「大丈夫なはずがありません。あの噂は、明らかにおかしいのです」\n\nその言葉に、私は何も返せなかった。\nノエルの気持ちが、痛いほど伝わってくる。\nけれど、あの舞踏会の夜、自分の身に何が起きたのかを思い出すたび、胸の奥が冷たく締めつけられる。\nもし、ノエルの身にも同じことが起きたら。\nそう考えると、恐ろしくてたまらなかった。\n放課後、私はノエルの後を追うように、中庭へと向かった。\nけれど、私が辿り着いたときには、すでに事態は動き出していた。\n噴水広場に、大勢の貴族の子弟達が集まっている。\nその中心に、ミレイユの姿があった。\nノエルは、彼女の前に堂々と立ちはだかっている。\n\n「謝罪してください」\n\nノエルの声は、周囲に響き渡るほど強く、はっきりとしていた。\n\n「あなたは嘘をついています。アイリス様を貶め、殿下を騙している。その証拠も、理由も、すべて明らかにしてください」\n\n集まった貴族達がざわめく。\nけれど、誰もノエルを止めようとはしなかった。\nむしろ、その言葉に頷く者も少なくない。\n私はその輪の外から、息を詰めてその光景を見守っていた。\n止めなければ。\nノエルを、あの瞳から遠ざけなければ。\n\n足を踏み出そうとした瞬間、あの夜の記憶が脳裏を焼き尽くした。\n赤い瞳。\n世界が歪む感覚。\n膝から崩れ落ち、熱いものが溢れ、ドレスがぐっしょりと染まり、床に水たまりが広がっていく――そして、胸部を無惨に裂かれ、Kカップの乳房を三千人に晒された、あの惨めな感覚。\n\n「やめて……ノエル、だめ……!」\n\n叫ぼうとした声は、喉の奥でかすれた。\n足が、石のようにすくんで動かない。\n恐怖が、下腹部を容赦なく締め上げる。\n\nびくり、と。\n\n温かいものが、わずかに下着の内側を伝った。\n\n「……っ」\n\n私は両手で自分のスカートを押さえ、必死に脚を閉じた。\nこれ以上は絶対に出してはいけない。\n水たまりなんて、絶対に作ってはいけない。\n昨夜の悪夢と、舞踏会の染みの記憶が重なり、羞恥と恐怖が同時に込み上げる。\n下腹に力を込め、括約筋を締め上げ、震える腿をすり合わせるようにして、わずかに零れた熱さを下着の中に封じ込める。\n布がじわりと湿り、肌に張り付く不快感が広がる。\nけれど、どうにか――どうにか、床までは落とさずに済んだ。\nスカートの表側には染みが浮かないよう、必死に姿勢を保ちながら、私はただ立ち尽くすことしかできなかった。\nミレイユは、動じる様子など微塵も見せなかった。\nただ、いつものように穏やかに笑うだけだった。\n\n「本当に?」\n\n短く、そう問い返す。\nそして、ゆっくりとノエルへ視線を向けた。\n私は、その瞬間の恐ろしさを、誰よりもよく知っていた。\n\n「やめて――」\n\n叫ぼうとした声は、喉の奥で止まってしまう。\nノエルとミレイユの視線が、しっかりと絡み合う。\n一秒。\n二秒。\n三秒。\nその間、誰も声を発することができなかった。\nノエルの顔から、みるみるうちに血の気が引いていく。\nその様子は、あの夜の私と、まったく同じだった。\n呼吸が浅くなり、肩が小刻みに震え始める。\n剣術を得意とするノエルの手は、いつも凛としているのに、今は小さく震えるばかりで、まったく力が入っていないように見えた。\nそして、次の瞬間。\n彼女の膝が、その場に崩れ落ちた。\n\n「あ……ぁ……」\n\n言葉にならない声が漏れる。\n腰が抜けてしまったのか、ノエルは立ち上がることすらできない。\n涙が、次から次へと頬を伝っていく。\nそのときだった。\nノエルの制服の胸元が、鈍い破裂音とともに無惨に裂けた。\nブラウスと、その下の補正下着が、まるで見えない刃物で切り開かれるように中央から左右へ大きく割れ、白い肌が露出する。\n支えを失った大きくてハリのあるIカップの乳房が、弾むように零れ出た。\n私の過剰なまでの大きさとは違う。\n引き締まった身体に見合う、張りと弾力に満ちた美しい双丘。\n陽光のような金髪に映える、健康的な白桃色の肌。\n適度に大きな乳輪は淡い桜色で、その中央の乳首は、突然の冷気と激しい羞恥に晒されて、くっきりと硬く尖っていた。\n呼吸のたびにぷるぷると揺れ、先端が小刻みに震えるさまが、集まった誰の目にもはっきりと刻まれる。\n\n「ひっ……や、やだっ……見ないで……!」\n\nノエルは震える腕で胸を隠そうとするが、腰が抜けたままではまともに動けない。\nむしろその動作で乳房が指の間から溢れ、乳首がくい、と押し潰されて、さらに淫らに変形してしまった。\n周囲が、どよめいた。\n\n「今度はリヒトハウゼン侯爵令嬢が……!」\n「服が、完全に裂けてる……Iカップってこんなに形が綺麗だったのか」\n「乳首までピンクで勃ってる……」\n「アイリス様のときと同じだ……魔眼か何かで……」\n「二人とも、衆人環視でおっぱい晒して……」\n\n男たちの露骨な視線が、ノエルの剥き出しの乳房に釘付けになる。\n女たちも扇子で口元を隠しながら、容赦なく凝視していた。\n\nそして――その周知の羞恥が、決定打になった。\n\nノエルのスカートの、膝をついた部分から、じわりと暗い染みが広がり始めた。\n\n最初は小さな点だったものが、みるみるうちに円を描くように濃くなり、布地が重く湿っていく。\n熱い液体が下着を瞬く間に浸し、高価な制服のスカートを内側からぐっしょりと染め、太ももを伝って床へと落ちていく。\nぽたぽた、という音が、静まり返った広場に残酷なほどはっきりと響いた。\n地面に、小さな水たまりができ、それがゆっくりと広がっていく。\nノエルの脚の間から、まだ熱いものが脈打つように零れ続け、染みはスカートの前と横に大きく広がり、光を受けて不自然に濃く、重く見えた。\n剥き出しのIカップを腕で押さえきれず、揺らしながら漏らしている姿は、あの夜の私を忠実に再現していた。\n\n「ご、ごめんなさい……」\n\n理由もなく、そう繰り返し謝る姿に、周囲の空気が凍りついた。\nなぜ謝っているのか、ノエル自身にもわかっていないのだと思う。\nそれでも、口から溢れる言葉は止まらない。\n涙と鼻水と、下半身から溢れる熱いものが、同時に彼女を惨めに汚していく。\n硬く尖った乳首から、羞恥の汗がたらりと谷間を伝う。\n\n「こっ……侯爵令嬢が……」\n「胸を晒したまま、漏らした……?」\n「びしょびしょに……床まで……」\n「アイリス様のときと、まったく同じ……」\n「乳首勃たせながらおしっこしてる……」\n\n周囲がざわめき、息を呑む音や、抑えた悲鳴のような声が飛び交う。\n先ほどまでノエルに賛同していた者達でさえ、顔を青ざめさせ、後ずさりしている。\n誰もが、あの舞踏会の夜の私の姿を思い浮かべているのがわかった。\n私は、その光景に立ち尽くすことしかできなかった。\nあの夜、私が味わった恐怖と、まったく同じものを、今、目の前でノエルが味わっている。\n助けなければと思うのに、身体が石のように動かなかった。\n自分の下着の中で、冷たくなりかけた湿り気が、私の惨めさをさらに深く抉る。\nミレイユは、そんなノエルへ、静かに手を差し伸べた。\n\n「立てますか?」\n\nその声音は、優しさに満ちていた。\nまるで、傷ついた友人を気遣うかのような、慈悲深い響きだった。\nけれど、私にはその笑顔が、これまで見たどんな表情よりも恐ろしく映った。\n善意を装ったその手を、ノエルは震えながら見つめる。\n赤い瞳が、ゆっくりと細められる。\n\nその瞬間、ノエルの体がびくりと跳ねた。\n\n「ひっ……いや……近づかないで……! ごめんなさい、ごめんなさいっ……!」\n\nさらに激しく震え、彼女は床にへたり込んだまま後ずさろうとした。\nその動きで、まだ残っていたものが再び勢いよく溢れ出す。\nすでにぐっしょりと濡れたスカートから、新たな熱い筋が床へと落ち、水たまりがさらに広がっていく。\n太ももを伝う感触に、ノエルは声を殺して咽び泣き、何度も「ごめんなさい」を繰り返しながら、片方の腕で何とか乳房を抑え、もう片方の手で自分の下腹を押さえつける。\nけれど力が入らず、熱いものが指の隙間から零れ、床を汚し続ける。\n抑えきれなかったIカップが、嗚咽のたびにぶるん、と揺れ、硬く尖った乳首が空気を切る。\n染みはスカート全体に広がり、布が肌にぴたりと張り付き、冷たく重くまとわりついているのが、遠くからでもはっきりとわかった。\n\n「やめて……お願い……もう出ないで……っ 胸も、こんな……恥ずかしい……」\n\nノエルの声は完全に泣き崩れ、周囲のざわめきはさらに大きくなる。\n誰も近づこうとせず、ただ恐怖と好奇心が入り混じった視線が、彼女のびしょびしょになった姿と、剥き出しの揺れ続ける乳房と、床の水たまりに釘付けになっていた。\n\nミレイユは、差し伸べた手をそのままにしたまま、穏やかに微笑んだ。\nその瞳が一瞬、血のように赤く揺らめいた気がした。\n\n「……大丈夫ですよ。無理なさらないで。素敵なおっぱいを、みんなに見せられて、気持ちよくなっちゃったんですね」\n\n優しさに満ちたその言葉が、ノエルをさらに追い詰める。\n彼女はミレイユの手を取ろうとするどころか、恐怖に駆られて体を丸め、また小さく熱いものを零してしまった。\n乳首が、羞恥でさらにピンと勃つのが、私にも見て取れた。\n\n私はようやく足を動かし、ノエルのもとへと駆け寄った。\n自分の下着の湿り気を無視して、彼女の身体を抱き起こす。\nその震えが、掌を通して伝わってくる。\nびしょびしょに濡れたスカートの重みと、冷たくなった染みの感触、そして腕の中で直接感じる、熱く硬くなった乳房の感触が、私の腕にまで染み込んでくるようだった。\n\n「ノエル、しっかりして! もう大丈夫、私がいるから。胸は……私が隠すから」\n\n呼びかけても、彼女の目は虚ろなままだった。\nその様子に、私の中で何かが確信に変わっていく。\nこれは、決して偶然などではない。\nノエルと私、二人が同じ症状に見舞われるなど、あり得るはずがなかった。\nその夜、ノエルは公爵家に泊まることになった。\n私の部屋で、彼女はずっと震えていた。\n風呂で体を洗い、替えたばかりの寝間着に着替えても、恐怖は消えなかったらしい。\n毛布にくるまり、私の手を強く握りしめながら、ぽつりぽつりと言葉をこぼす。\n\n「あの目が、忘れられません……赤くて……美しくて……なのに、死ぬほど恐ろしくて……体が動かなくなって……熱いものが……止まらなくて……みんなの前で……胸まで裂かれて……あんなに見られて……乳首まで……」\n\nその声は、かつての快活なノエルとは、まるで別人のようだった。\n私はただ、彼女の背中をさすり、握った手を離さずにいた。\n\n「私も、同じだった。舞踏会の夜も、昨日の夢でも……怖くて、どうしようもなくて……漏れてしまった。ノエルは、悪くない。絶対に、悪くないの」\n\n慰めの言葉すら、今の私には十分に見つからなかった。\nそれでも、彼女の震えが少しでも和らぐよう、私は彼女の手を両手で包み込み、額を寄せた。\nノエルは私の胸に顔を埋め、小さく咽び続ける。\nその体が、私の温もりを求めてすり寄ってくる。\n薄い寝間着越しに、彼女のまだ少し尖った乳首が、私の体に当たる感触がした。\n\n「アイリス様……離さないで……」\n\n「離さない。ずっと、ここにいるから」\n\n私は彼女を抱き寄せ、同じ毛布にくるまった。\n手をしっかりと握り合い、額を寄せ合い、互いの鼓動を感じながら。\nノエルの手が、私の手を強く握り返してくる。\nその力が、少しずつ穏やかになっていくのを感じながら、私は彼女の髪を優しく撫でた。\nけれど、ノエルの顔は、ますます私の胸元に深く埋まっていく。\n最初はただの甘えだったはずなのに。\n\n「……アイリス様の、ここ……大きい……温かい……」\n\n掠れた声とともに、彼女の吐息が私の谷間にかかる。\nKカップの柔らかい肉が、ノエルの顔を包み込む。\n私は一瞬、身体を硬くした。\nけれど、親友が今、必死に恐怖から逃れようとしているのがわかった。\n\n「……いいわ。もっと、こっちにいらっしゃい」\n\n私は自ら寝間着の胸元を少し緩めた。\n重い双丘が、布の隙間からほんのりと顔を出す。\nノエルはためらうように瞳を潤ませたあと、まるで子供が戻るように、顔を深く埋めてきた。\n\n「ん……はぁ……アイリス様の、おっぱい……柔らかい……匂いがする……安心する……」\n\n熱い頬と唇が、直接私の肌に触れる。\n谷間に鼻を押し当て、大きく息を吸い込み、時折、小動物のように舌先で肌を舐める。\n私の乳首が、その吐息と僅かな接触で、くすぐったように硬くなっていくのが自分でもわかった。\n\n「ノエル……そんなに、深く……っ」\n\n「だって……こっちのほうが、あの赤い目を忘れられる……アイリス様の、この大きくて柔らかいので、顔を埋めてるだけで……頭が真っ白に……」\n\nノエルの手が、遠慮がちに私の乳房の外側を撫でる。\nそして、徐々に大胆になり、両手で私のKカップを下から持ち上げ、顔を挟み込むようにして甘え始めた。\n柔らかい肉が彼女の顔を完全に覆い、時折、唇が私の乳首に触れて、ちゅっ、と小さな音を立てる。\n\n「ん……ちゅ、……んむ……おいしい……アイリス様の、先っぽ……硬くなってる……私のせい……?」\n「……っ、ノエルったら……そんなこと、言わなくても……」\n\n羞恥で耳まで熱くなる。\nけれど、拒む気にはなれなかった。\nノエルの舌が、慎重に、しかし貪欲に私の乳首を転がし、時折吸い付いてくる。\nIカップの彼女の乳房も、私の腕の中で擦れ合い、互いの先端が布越しに触れ合うたびに、甘い電流が走る。\n\n「私も……アイリス様に、触ってほしい……今日、みんなに見られたところ……アイリス様にだけ、優しくしてほしいの……」\n\nノエルが自ら寝間着をはだけ、まだ少し赤く残る羞恥の痕があるIカップを差し出す。\n私はためらいながらも、彼女の乳房を両手で包み込んだ。\n張りのある弾力。\n私のものより小さくても、十分に女性らしい重みと熱。\n指の腹で乳首を優しく摘まむと、ノエルがびくりと背を反らして、甘い吐息を漏らす。\n\n「はぁあっ……そこ、敏感に……なってるの。昼間、見られすぎて……アイリス様に触られると、変な感じが……下まで、熱く……」\n\n私たちは互いに胸を貪るように慰め合った。\nノエルは私のKカップに顔を埋め、乳首を交互に吸い、舐め、時には歯を立てないように甘噛みする。\n私は彼女のIカップを揉みしだき、先端を指で転がし、時折、自分も顔を埋めて吸い返す。\n唇と舌と、柔らかい乳房同士が押し合い、水音と吐息だけが夜の部屋に満ちる。\n下半身も自然と熱くなり、互いに腿を絡め合い、濡れた秘部を布越しに擦りつけ合うようになった。\n\n「アイリス様……好き……ずっと、好きでした……こんな形で甘えられるなんて……思ってなくて……」\n\n「私も……ノエルが、いなくならないで……今夜は、全部受け止めるわ……」\n\nどこまでが慰めか、どこからが欲情かわからなくなったまま、私たちは深く抱きしめ合い、胸と胸を重ね、唇を求め合った。\nノエルの指が私の秘所を迷いながら愛撫し、私も彼女の濡れたそこを優しく撫でる。\n軽い絶頂が、何度か波のように静かに私たちを揺らしたあと――\n疲れと安心感に沈むように、互いの胸に顔を埋めたまま、眠りに落ちた。\n\n窓の外には、静かに月が浮かんでいる。\nその光が、なぜか今夜はひどく冷たく感じられた。\nミレイユという少女の正体が、いったい何なのか。\nその答えに近づくどころか、恐怖だけが確実に、私たち二人の周りへと広がり始めていた。\nそれでも、今夜だけは――\n親友の身体を抱きしめ、同じベッドで胸を重ね合いながら、私は彼女を守ると心に決めた。\nたとえ、また恐怖が襲ってきても。\nたとえ、また体が言うことを聞かなくなっても。\n今度は、一人じゃないのだから。\n\n……その決意も、翌朝の光景の前では、無力だった。\n薄く目を開けたとき、まず感じたのは、下半身の異常なまでの湿り気と、重さだった。\n\n「……ん、……なに、これ……」\n\n寝間着の裾も、シーツも、太ももにまとわりつく布も、すべてが冷たくぐっしょりと濡れている。\n昨夜、ノエルと愛し合ったあとの甘い感触とは違う。\n明らかに大量の、熱かったはずの液体が、眠っている間に漏れ出し、ベッドを大きく汚していた。\n隣で、ノエルも同時に身じろぎした。\nそして、同じ感触に気づいたのか、顔を真っ赤にして固まっている。\n\n「ア、アイリス様……これ……私、また……夜中に……」\n\n彼女の股間も、私と同じか、それ以上にびしょびしょだった。\n薄い寝間着が肌に張り付き、Iカップの形すら浮き彫りにしている。\n私のほうも、Kカップの下まで尿の染みが広がり、昨夜彼女に吸われた乳首の周りまで、冷たい湿り気が届いていた。\n\n二人して、同じベッドで、大人になってからノエルにとっては初めての――おねしょを、してしまったのだ。\n\n「……私も、よ。ノエルだけじゃない。私だって……いっぱい、漏らしちゃってる」\n\n声が震える。\n昨夜の甘い時間のあとで、こんな惨めな朝を迎えるなんて。\nシーツには大きな円を描くように染みが広がり、甘い匂いとは違う、生々しい尿の匂いが部屋に充満していた。\n互いに胸を預け合ったまま漏らしたせいで、私の大きな乳房にも、ノエルの乳房にも、冷たい湿り気が張り付いている。\n\nノエルは羞恥で涙目になりながら、それでも私の胸に再び顔を埋めてきた。\n\n「ごめんなさい……アイリス様の、おっぱいに……おもらしまで、かけちゃって……でも、離れたくない……このまま、もう一度、顔を埋めていい……?」\n\n「……ええ。一緒に、着替えよう。でも、その前に……もう少しだけ、こうしてて」\n\n私は濡れたままの彼女を抱き返し、自身の重く湿ったKカップで、彼女の顔を優しく包み込んだ。\n昨夜の続きのように、ノエルは濡れた私の乳首に唇を当て、小さく吸い付きながら、震える息を吐きかける。\n朝日が差し込む部屋で、二人してびしょ濡れのおねしょシーツの上で、再び胸を重ね合う。\n羞恥と、甘い依存と、消えない恐怖が、複雑に絡み合っていた。\nミレイユの影は、まだ私たちのすぐ傍にいる。\nそれでも、少なくとも今この瞬間だけは――\n親友の唇と、自分の乳房の感触だけを、確かに感じながら、私は目を閉じた。"} |
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