| {"novel_id": "n0012hf", "chapter": 19, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0012hf/19/", "title": "19話 佐伯さんとギャル達が眩しすぎて溶け-2", "content": "明日からどうしよう・・・。蘭子と佐伯さんが迎えに来るかな、来たらどうしよう。母さんになんて言えばいいか分からん。でも2人くらいならなんとかなるか、蘭子の友達だって紹介しよう。\nなんとかなる。\nそれより佐伯さん凄かった。癒しの女神様最高に可愛かったです。\n\n\n佐伯さんと校門で別れて俺は1人で駅まで帰っている途中だ。佐伯さんは俺に家まで送って行くって言ったけど丁寧にお断りした。やっぱり立場逆だから、それに夜じゃないしまだ時間は16時くらい。まだ外は明るい。\n蘭子と2人なら一緒に帰ったけど、佐伯さんと2人きりはね・・・。もう手もちんちんも白いのも出しちゃったけど、、、誰か他の生徒に見られると佐伯さんに迷惑がかかると思う。\n\n\n\nコンビニの前を通るとギャルが立ってた。風間ゆうこさんと泉沢奈緒さん。\n俺は2人に頭を下げると急いで目をそらし、早足になった。2人は蘭子にアレされて、俺とは野球チームプレイをしてしまった仲だけど。\n苦手だったというか、怖かった。\nそしてどこか2人を憧れの目で見ていた。\n\n今でも一歩引いてしまう。朝と寝る前のあいさつのLINEはちゃんと返せてない。\nとりあえず既読にするけどなんて返せばいいのか分からないんだ。\n最近この2人ともよく目が合ってしまう。俺は急いでそらしてしまうけど。\n\nこの2人、制服を下品じゃない程度に着崩していて、ある程度の身長の高さとスタイルの良さが相まって。なんて言えばいいかな・・。\nハクイって言えばいいのかな。今は死語らしい。でもその言葉がしっくりくるんだ。\n\nここは進学校だけど、とにかく2人とも洒落た感じだ。佐伯さんともよく一緒にいてお喋りしている。キラキライケメンとも、スポーツ青年達とも一緒に居て話をしている、あと蘭子の友達。\n泉沢さんはおっぱいが普通に大きい。風間さんはデカい。\n\n彼ら、彼女らの空間はかなりの危険地帯で俺と将棋部が近づくと溶ける。\n眩しすぎて。最低5mは常に離れないと危険。\n\nとにかく周りの世界がキラキラ輝いていて佐伯さんと同じベクトルで眩しい。話題も豊富。\nオシャレと流行の中にいる感じ。カッコいいんだ。そしてこの2人はギャルだけど黒くない。\nついでにギャルのくせして、テストの成績は俺と将棋部よりいい。\n\n\nこの言葉を知っているだろうか?士・農・工・商・えた、ひにん。当時のカーストを表す言葉、武士、農民、職人、商人。武士が頂点で農民、職人、商人が並列にならんでいる。今は教科書に載ってないらしい。差別用語の絡みで。\nところで えた、ひにん は?? 身分制から除外されていた。\n\nカーストにも入らない。そこに俺達が居る。\nクラスの中で風間さんと、泉沢さんが武士なら俺達は間違いなく、えた ひにん。\n俺が、俺がこの2人を苦手で怖いのは他にも理由がある。\n\n\nアレは高校入学してすぐ、俺と将棋部が教室の入り口の前でライトノベルの話で盛り上がっていたら、後ろから風間さんが\n\n「ごめ~ん、キモブタ2匹どいてくんない?」\n\n「邪魔だし」\n\n「ゆうこ!そんなハッキリ言うとかわいそうだよ~」\n\nキモブタ2匹!?最初、誰の事か分からなかった。\n俺達の事だと気がつかなかった。けど、2人がコッチを見てて目が怖いので理解した。\n\nゴキブリとカメムシを見る目ってこんな感じかな。\n\n「そんなにハッキリ言うと」って、泉沢さんトドメさしにきてんのかな?フォローになってない。してないのか、、、。\nキモブタ?キモ=気持ち悪い。ブタ=太っている。理解した。\n\nふと、後ろにいたはずの将棋部の方を見ると顔が赤くなっていて興奮していた。アレか?今罵られて、興奮してんのか!?確かにすごく気持ち悪い。ってか2匹って俺もか!?\n\n俺は少し太りぎみだがデブじゃない。ぽっちゃりさんだ。ふくよかなのは実は筋肉だぞ!おまけに結構見た目には気を付けていて清潔さを心がけている。服装も。\n蘭子のおかげだ。\n毅然と対応してやる。あと蘭子に言いつけてやる!でもつい、風間さんのおっぱいに目がいった。\n\n「早くどけよ、アタシの胸見んな、キモッ!」「クッサ!」\n\n「「すいません」」\n\n約0.5秒くらいで退きました。風間さんからお言葉いただきました。どけ、見るな、キモイ、クサイ。\n確かに俺の屁は臭いが、、。やっぱり女の人は目線で胸見られると分かるのか??\n\nまあとりあえず、自分で言っておくが俺はブサイクだ。2000のダメージ。\n\n泉沢さんはもうコッチを見ていなかった。風間さんは、もう一度コッチを睨むとそのまま行った。\nそりゃ通路塞いだのは悪かったけどさぁ~。キラキラ空間の方から俺達の悪口が聞こえてきて、またダメージを受けました。\n\n入学当初、最初のクラスの自己紹介の時に風間さんはイラストが趣味でアニメや漫画も好きだと言っていた。なぜか俺も嬉しかったのを覚えている。泉沢さんはラジコンが趣味じゃなかったかな?\n\n2人ともなんだか仲良くなれそうだと思ったのは幻想だった。たまに俺達の悪口が聞こえてきたから、、。そのたびに心がきしんだ。\nあとアニメ、マンガ好きとオタクは違うらしい。風間さんがいつか教室で言っているのが耳に残った。\n\n何が悪いのか分からない。ブサイクでぽっちゃりは罪か?精一杯生きてるんだぞ。\n俺も将棋部も確かに見た目は気持ち悪いが、中身は、、あれ??・・・・・・・・中身も駄目だな。\n中身もスカスカ、エロい事しか考えてません。\n蘭子がいないと俺ってただの・・・・。\n\n悲しい過去のトラウマで野球チームプレイをして以降はそれっきり風間さんと泉沢さんとは話しをしていない。勢いでやっちゃったけど、凄い興奮しましたけど。\n保健室で手当てしてもらった時は緊張した。でも話はしなかった。\n\nただ学校では佐伯さんと同じくらい俺への視線を感じる。申し訳ないけど怖い。\n\n\n前を向いて姿勢を正して少し足早になった俺は、急いで2人の前を通り過ぎた。\nそして後ろから両腕を掴まれた。"} |
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