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{"novel_id": "n0012ik", "chapter": 9, "url": "https://novel18.syosetu.com/n0012ik/9/", "title": "その9 悪魔との契約", "content": "「常務、次のスケジュールですが…あっ!」\n常務秘書の千本桜美冬は鬼道常務に仕事のスケジュールの説明をしてる最中に突如、叫んでお尻を押さえた。\n\n「どうしました?美冬くん」\nなんでもない顔で鬼道は美冬に訊く。\n\n「な、なんでもありません。申し訳ありませんでした」\n\n「いや、気にしなくていいよ。続けてくれたまえ」\n\n「は、はい。つ、次のスケジュールですが…\n\n\n\n\n------------------------------------\n\n\n\n\n\n大企業の常務は忙しい。\nとはいえ、全く休憩できる時間がないわけではない。\n常務の鬼道はその休憩時間にパソコンを開き、何かをしている。\n\nその画面には信じられないものが映っている。\nそれは女性と思われる人間の股間。\n\n画面はやや暗く、女性は椅子に座っているが脚を開いているのでパンツが丸見えだ。\nそして、よく見るとそのパンツは中央の辺りに小さなシミがあるように見える。\n\nククク\n鬼道は含み笑いをしながら、机の引き出しを開け、何か小さなものを取り出す。\nプラスチックでできた何かの部品のようなものでボタンがいくつかついている。\n\nその一つを鬼道は押した。\n\n途端にパソコン画面の中に映る女性の脚は震え始める。\nそして、パンツのシミが少し大きくなる。\n\nククククク…ハッハッハッハッハッハッ\n常務室に鬼道の高笑いが響いた。\n\n\n\n\n\n------------------------------------\n\n\n\n\n\nジュポォジュポォジュポォジュポォジュポォジュポォジュポォ\nスーツを着た美女、千本桜美冬は常務室のトイレでその部屋のボス、鬼道の肉棒を懸命にしゃぶっていた。\nきちんとしたスーツを着込んだまま、チンコをしゃぶる姿は違和感が大きい。\n\nうっ!\n鬼道が呻き声を上げ、身体を震わせると美冬がしばらくして、ゆっくりと鬼道から離れ、口を開けて鬼道に見せる。\nそれから、ゴクリと飲み込む。\n\n事が終わると美冬は早々に部屋を退出した。\n\n\n\n\n\n------------------------------------\n\n\n\n\n\nあの日、鬼道が美冬に提示したのは三つの条件だ。\n\n一つ。\n出勤している時は生理の時を除き、必ずローターを着用する。\n\n二つ\n会社では一日一回口でする。着衣のままでいい。\n\n三つ\n一ヶ月に一回だけ、鬼道とセックスする。\n\n\n\n正直、美冬はこんなものか、と思った。\nもちろん、最悪の提案だが、もっとエグいものを予想していた。\n\n例えば、ほぼ毎日のセックスとか。\n好きな時に呼びつけられるとか。\n\nしかし、この条件はそういうものと比べれば、ずっとソフト。\n確かに毎日の要求はあるが口でするだけ。\n\nセックスはたったの月に一回しかなく、後はローターの着用だけ。\nローターは煩わしいが慣れる気がする。\n\nそう考えれば、これならとも思える。\n\nしかも最後に「この条件は結婚退社するまで」という破格の条件まで。\n\nあと少しだけ、たったの三ヶ月ほど我慢するだけで逃れられることになる。\nそう思い、美冬は即答で提案を受けた。もし、ここでグズグズして、提案内容が厳しくなったらと考えたからだ。\n\n実際、美冬はなんとかなりそうな気がしていた。\nただ…\n\n\n\n\n\n------------------------------------\n\n\n\n\n\n美冬が鬼道の提案を受託した日。\n美冬は意識のある状態で初めて鬼道常務に抱かれた。\n\n\n\n「さあ、よく、その顔を見せてくれよ、美冬くん」\n鬼道はニタニタ笑いながら、美冬にそう言った。\n\n真冬は鬼道の言葉に戦慄し、身体中に鳥肌が立った。\n\n\n\n鬼道 正直、卑劣でいやらしい男。\nその業績から過去には鬼道に対し、尊敬の念を抱いていたこともあったが今は唾棄すべき、汚らしい存在でしかなかった。\n\n\n\nベッドのヘリに腰掛けている、その穢らわしい男、鬼道の前へ美冬はゆっくりと進んだ。\n\n「おおう、綺麗な顔だ。美冬くん。君はいつ見ても綺麗だな」\n\n美冬は鬼道の言葉に対し、何の言葉を発することもなく、じっと鬼道を見下ろしている。\n\n「ククク、そういう強気なところも含めて、実にワシの好みだな」\n「さあ、ワシの隣に座りなさい。それと...安心しなさい。この一回は今月分、今月はもう、ワシとしなくてもいい」\n\n鬼道のその言葉だけは美冬を少しホッとさせた。\nまだ、月の中旬、今月はもう心配しなくていいことになる。\n\n急かすように鬼道はベッド上の自分の隣のスペースを手でポンポンと叩く。\n\n美冬は請われるままにそこに座った。\n\nふぅ。\n鬼道は隣に座る美冬の方を向く。\nそして、右手を真冬の方に伸ばし、美冬の顎をクイと上げる。\n\n美冬の目は憎々しげに鬼道を睨みつけている。\n\nう…むぅっ\n鬼道は美冬に自分の唇を押しつけてきた。\nそして、薄く開いた唇の隙間から舌をねじ込んでくる。相変わらずの強引なやり口だ。\nしかし、いくら憎く思っていても今の美冬は鬼道を拒むことはできない。契約があるからだ。\n\n結局、鬼道に屈し、美冬は身体の力を抜く。\n鬼道は美冬の身体を包み込むように抱き、そのまま、ベッドに倒れ込む。\n\nんちゅちゅうぅっちゅっちゅっじゅっじゅるぅぅっじゅっじゅ\n鬼道が美冬の舌を吸う。\n\n唾液を啜る耳障りな音はいかに美冬の気持ちを逆なでしているとしても途切れることはない。\n美冬は耳を塞ぐこともできず、ストレスフルな環境に晒され続ける。\n\n鬼道は右手で真冬を抱え込んだまま、自分な左手が美冬の身体中をいやらしい手つきで撫で回す。\nそれを「変態エロジジイの権化だ」と真冬は思った。\n\n\n\n「ハァハァハァハァ、いい身体だ。素晴らしいよ、美冬くん\nこんな身体を好きなようにできるなんて、本当に幸せだ。ワシは」\n\n耳を塞ぎたくなるような言葉。\n鬼道の存在全てが美冬を蝕む致死性の病原菌のようだ。全身の鳥肌が収まらない。"}

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