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誰かに何かを伝えるための文章は、書いた内容を相手が理解出来てこそ意味があります。読み手に「読みにくい」「意味がわからない」と思われないように、何を意識してわかりやすい文章を作るかが重要です。 長い文章を読むのは大変です。文は出来るだけ短く、主語と述語を近づけると分かりやすくなります。文の長さについては、厳密な決まりはありません。文章の内容次第です。多くの場合、文章は60文字以内に収めるとよいでしょう。 また、「が」で結ばれた長い文章は読みにくくなってしまいます。「が、」を見たら、間に句読点を入れたほうがいいかもしれません。これを専門用語では、冗長表現といいます。 冗長表現は、このほか「という」「こと」「することが出来る」とかがありま...
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E8%A1%A8%E7%8F%BE/%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%84%E6%96%87%E3%82%92%E6%9B%B8%E3%81%8F
言いたい内容を書きます。書かれたものを読めば、自分の言いたい内容が理解出来ます。これが、誰かと話すために書く時の基本です。ここでは、絵や写真を使って、相手に伝わるように書く練習をしてみましょう。 重要な部分を省かずに文章を書く場合、読み手の立場に立って、確実に伝えたい内容を書きましょう。 説明する順番を考えるのも大切です。説明する時は、以下のルールに気をつけましょう。 部分→全体(詳細)→抽象的→現実 形について話すのに、「円」や「四角」といった名前を使ったり、それらがどのように組み合わされているかを説明したりする必要はありません。また、比喩を使うのも良いでしょう。「ソフトクリームのような」「鉛筆のような」などがその例です。 この方...
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何を思い、何を感じ、何を好み、何を好まないのかを記入するのは感想です。賛成なのか反対なのか、問いかけに対してどのように答えるのかなど、理由がはっきりすれば意見となります。 小論文を書く時、自分の意見を上手く伝えなければなりません。 ★構成メモ
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『土佐日記』(とさにっき)とは、紀貫之(きの つらゆき)によって平安時代に書かれた日記。 この時代、平仮名(ひらがな)や万葉仮名などの仮名(かな)は女が使うものとされていたが、作者の紀貫之は男だが、女のふりをして『土佐日記』を書いた。 日記の内容は私的な感想などであり、べつに公的な報告・記録などでは無い。 『土佐日記』は日本初の仮名文日記である。 紀貫之は公務で、土佐(とさ、現在の高知県)に 地方官として、国司(こくし)として 赴任(ふにん)しており、土佐守(とさのかみ)としての仕事をしていた。その任が終わり、その帰り道での旅の、五十五日間の日記である。 この時代の公文書などは漢文で書かれており、男も漢文を使うものとされていた。そし...
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鎌倉時代の作品。成立年は、おそらく1212年~1221年ごろと思われている。作者は不明。 仏教の説話が多い。芸能や盗賊の説話もある。この作品での仏教のようすは、鎌倉時代の仏教が元になっている。 昔、比叡山に、一人の児がいた。僧たちが、ぼた餅(ぼたもち)を作っていたので、児はうれしいが、寝ずに待っているのを みっともないと思い、児は寝たふりをして待っていたところ、ぼた餅が出来上がった。 僧が児を起こそうと声をかけてくれたが、児は思ったのは、一回の呼びかけで起きるのも、あたかも寝たふりを児がしていたかのようで、みっともないだろうと思った。なので、児が思ったのは、もう一度だけ、僧が声をかけてくれたら起きようかと思っていたら、僧たちは児が完...
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伊勢物語とは、 歌物語(うたものがたり)。作者不詳。平安時代に成立だが、くわしい成立年は不詳。主人公は、在原業平(ありわらの なりひら)らしい人物であり、伊勢物語全体として業平の一代記のような構成になっている。業平は皇族出身なので、高貴な出自だが、いろんな女性に手をだしすぎて、評判が悪くなり、都にいづらくなり、地方にくだっていった。業平は、今で言うところの、いわゆるプレイボーイである。 伊勢物語の全体として、恋愛にちなんだ話が多い。 伊勢物語の段数は約百二十五段からなり、和歌を約二百首ふくむ。各章段が和歌を中心とした、独立した短い物語になっている。 『古今和歌集』の成立(905年)の以前に『伊勢物語』の原型は成立したが、『古今和歌集...
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小式部内侍(こしきぶのないし)は女性貴族で、歌人。 小式部内侍の母親は、和泉式部(いずみしきぶ)。和泉式部は、この時代のとても有名な歌人。 この作品で描かれる場面まで、小式部内侍は代作を疑われていた。母親の和泉式部に和歌を作ってもらっているのでは、と疑われていた。 その疑惑のことで、定頼中納言(さだよりのちゅうなごん)にからかわれたので、小式部内侍は即興で和歌を作った。 その和歌が、 である。 大江山とか「いくの」(生野)は、母親のいる丹後の国に関わる地名。 「大江山・・・」の和歌を詠んだ人物は小式部内侍(こしきぶのないし)である。本作品には歌人が多く出てくるので、読者は間違えないようにしよう。 さて、和歌を詠まれた相手は、べつの和...
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今は昔、阿蘇のなにがしといふ史(さくわん)ありけり。たけ短(ひき)なりけれども、魂はいみじき盗人にてぞありける。家は西の京にありければ、公事(くじ)ありて内(うち)に参りて、夜ふけて家に帰りけるに、東(ひむがし)の中の御門(mかど)より出でて車に乗りて、大宮下り(おほみやくだり)にやらせて行きけるに、着たる装束(さうぞく)を皆解きて、片端より皆たたみて、車の畳の下にうるはしく置きて、その上に畳を敷きて、史は冠(かむり)をし、襪(したうづ)をはきて、裸になりて車の内に居たり。 さて二條より西様(にしざま)にやらせて行くに、美福門(びふくもん)のほどを過ぐる間に、盗人、傍らよりはらはらと出で来ぬ。車の轅(ながえ)につきて、牛飼ひ童(わら...
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作者の兼好法師は、鎌倉時代の人物。 本名は、卜部兼良(うらべ かねよし)。 はじめは、卜部家が代々、朝廷に神職として仕えていたので、兼好法師も後二条天皇に仕えていたが、のちに兼好法師は出家した。 京都の「吉田」という場所に住んでいたので、吉田兼好(よしだけんこう)ともいう。 花や月は、花の咲いている頃や、夜空に曇りの無い月など、その時期が見所とされている。それ自体は、当然な感想であり、べつに悪くは無いけれど、いっぽうの咲いてない花や曇りや雨の夜空にも、また、見所がある。しかし、情趣を解しない人は、咲いている花だけしか楽しもうとしないようだ。 花は盛りに、月は隈(くま)なきをのみ見るものかは。雨に向かひて月を恋ひ、垂れ込めて春の行方知...
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E7%B7%8F%E5%90%88/%E5%BE%92%E7%84%B6%E8%8D%89
本記事では、高校教育の重要度の順に、「木曾の最後」を先に記述している。 原著での掲載順は 祇園精舎 → 富士川 → 木曾の最後 。 平家物語の作者は不明だが、琵琶法師などによって語りつがれた。 作中で出てくる平清盛(たいらのきよもり)も、源義経(みなもとのよしつね)も、実在した人物。作中で書かれる「壇ノ浦の戦い」(だんのうらのたたかい)などの合戦(かっせん)も、実際の歴史上の出来事。 作者は不明。 平家(へいけ)という武士(ぶし)の日本を支配(しはい)した一族が、源氏(げんじ)という新たに勢力の強まった新興の武士に、ほろぼされる歴史という実際の出来事をもとにした、物語。 平安時代から鎌倉時代に時代が変わるときの、源氏(げんじ)と平氏...
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山形領に立石寺といふ山寺あり。慈覚大師(じかくだいし)の開基(かいき)にして、ことに清閑(せいかん)の地なり。一見すべきよし、人々の勧むるによつて、尾花沢(をばなざわ)よりとつて返し、その間(あひ)七里ばかりなり。日いまだ暮れず。ふもとの坊に宿借りおきて、山上の堂に登る。岩に巌(いわほ)を重ねて山とし、松柏(しようはく)年旧り(ふり)、土石老いて苔(こけ)なめらかに、岩上の院々扉を閉ぢて、物の音聞こえず。岸を巡り岩をはひて、仏閣を拝し、佳景寂寞(じゃくまく)として心澄みゆくのみおぼゆ(覚ゆ)。 閑かさ(しづかささ)や岩にしみ入る蝉の声 山形領に立石寺という山寺がある。慈覚大師(じかくだいし)が開かれた寺であり、とりわけ清らかで静かな...
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E7%B7%8F%E5%90%88/%E5%A5%A5%E3%81%AE%E7%B4%B0%E9%81%93
中宮定子(ちゅうぐうていし)は、清少納言(せいしょうなごん)の知識を試そうとして、雪の日に、白居易(はくきょい)の詩を引用して、「香炉峰(かうろほう)の雪は、どうなってるか。」と問いかけた。清少納言は白居易の詩句のとおりに、簾(すだれ)を高く巻き上げて、中宮を満足させた。 中宮定子は、女性。藤原 定子(ふじわら の ていし)。清少納言は、中宮定子に仕えていた。 雪のいと高う降りたるを例ならず御格子(みかうし)まゐりて(参りて)、炭櫃(すびつ)に火おこして、物語などして集まりさぶらうに、「少納言よ、香炉峰(かうろほう)の雪いかならむ。」と仰せらるれば、御格子上げさせて、御簾(みす)を高く上げたれば、笑はせたまふ。人々も「さることは知り...
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今は昔、阿蘇のなにがしといふ史(さくわん)ありけり。たけ短(ひき)なりけれども、魂はいみじき盗人にてぞありける。家は西の京にありければ、公事(くじ)ありて内(うち)に参りて、夜ふけて家に帰りけるに、東(ひむがし)の中の御門(mかど)より出でて車に乗りて、大宮下り(おほみやくだり)にやらせて行きけるに、着たる装束(さうぞく)を皆解きて、片端より皆たたみて、車の畳の下にうるはしく置きて、その上に畳を敷きて、史は冠(かむり)をし、襪(したうづ)をはきて、裸になりて車の内に居たり。 さて二條より西様(にしざま)にやらせて行くに、美福門(びふくもん)のほどを過ぐる間に、盗人、傍らよりはらはらと出で来ぬ。車の轅(ながえ)につきて、牛飼ひ童(わら...
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作者の兼好法師は、鎌倉時代の人物。 本名は、卜部兼良(うらべ かねよし)。 はじめは、卜部家が代々、朝廷に神職として仕えていたので、兼好法師も後二条天皇に仕えていたが、のちに兼好法師は出家した。 京都の「吉田」という場所に住んでいたので、吉田兼好(よしだけんこう)ともいう。 花や月は、花の咲いている頃や、夜空に曇りの無い月など、その時期が見所とされている。それ自体は、当然な感想であり、べつに悪くは無いけれど、いっぽうの咲いてない花や曇りや雨の夜空にも、また、見所がある。しかし、情趣を解しない人は、咲いている花だけしか楽しもうとしないようだ。 花は盛りに、月は隈(くま)なきをのみ見るものかは。雨に向かひて月を恋ひ、垂れ込めて春の行方知...
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山形領に立石寺といふ山寺あり。慈覚大師(じかくだいし)の開基(かいき)にして、ことに清閑(せいかん)の地なり。一見すべきよし、人々の勧むるによつて、尾花沢(をばなざわ)よりとつて返し、その間(あひ)七里ばかりなり。日いまだ暮れず。ふもとの坊に宿借りおきて、山上の堂に登る。岩に巌(いわほ)を重ねて山とし、松柏(しようはく)年旧り(ふり)、土石老いて苔(こけ)なめらかに、岩上の院々扉を閉ぢて、物の音聞こえず。岸を巡り岩をはひて、仏閣を拝し、佳景寂寞(じゃくまく)として心澄みゆくのみおぼゆ(覚ゆ)。 閑かさ(しづかささ)や岩にしみ入る蝉の声 山形領に立石寺という山寺がある。慈覚大師(じかくだいし)が開かれた寺であり、とりわけ清らかで静かな...
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中宮定子(ちゅうぐうていし)は、清少納言(せいしょうなごん)の知識を試そうとして、雪の日に、白居易(はくきょい)の詩を引用して、「香炉峰(かうろほう)の雪は、どうなってるか。」と問いかけた。清少納言は白居易の詩句のとおりに、簾(すだれ)を高く巻き上げて、中宮を満足させた。 中宮定子は、女性。藤原 定子(ふじわら の ていし)。清少納言は、中宮定子に仕えていた。 雪のいと高う降りたるを例ならず御格子(みかうし)まゐりて(参りて)、炭櫃(すびつ)に火おこして、物語などして集まりさぶらうに、「少納言よ、香炉峰(かうろほう)の雪いかならむ。」と仰せらるれば、御格子上げさせて、御簾(みす)を高く上げたれば、笑はせたまふ。人々も「さることは知り...
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小式部内侍(こしきぶのないし)は女性貴族で、歌人。 小式部内侍の母親は、和泉式部(いずみしきぶ)。和泉式部は、この時代のとても有名な歌人。 この作品で描かれる場面まで、小式部内侍は代作を疑われていた。母親の和泉式部に和歌を作ってもらっているのでは、と疑われていた。 その疑惑のことで、定頼中納言(さだよりのちゅうなごん)にからかわれたので、小式部内侍は即興で和歌を作った。 その和歌が、 である。 大江山とか「いくの」(生野)は、母親のいる丹後の国に関わる地名。 「大江山・・・」の和歌を詠んだ人物は小式部内侍(こしきぶのないし)である。本作品には歌人が多く出てくるので、読者は間違えないようにしよう。 さて、和歌を詠まれた相手は、べつの和...
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本記事では、高校教育の重要度の順に、「木曾の最後」を先に記述している。 原著での掲載順は 祇園精舎 → 富士川 → 木曾の最後 。 平家物語の作者は不明だが、琵琶法師などによって語りつがれた。 作中で出てくる平清盛(たいらのきよもり)も、源義経(みなもとのよしつね)も、実在した人物。作中で書かれる「壇ノ浦の戦い」(だんのうらのたたかい)などの合戦(かっせん)も、実際の歴史上の出来事。 作者は不明。 平家(へいけ)という武士(ぶし)の日本を支配(しはい)した一族が、源氏(げんじ)という新たに勢力の強まった新興の武士に、ほろぼされる歴史という実際の出来事をもとにした、物語。 平安時代から鎌倉時代に時代が変わるときの、源氏(げんじ)と平氏...
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鎌倉時代の作品。成立年は、おそらく1212年~1221年ごろと思われている。作者は不明。 仏教の説話が多い。芸能や盗賊の説話もある。この作品での仏教のようすは、鎌倉時代の仏教が元になっている。 昔、比叡山に、一人の児がいた。僧たちが、ぼた餅(ぼたもち)を作っていたので、児はうれしいが、寝ずに待っているのを みっともないと思い、児は寝たふりをして待っていたところ、ぼた餅が出来上がった。 僧が児を起こそうと声をかけてくれたが、児は思ったのは、一回の呼びかけで起きるのも、あたかも寝たふりを児がしていたかのようで、みっともないだろうと思った。なので、児が思ったのは、もう一度だけ、僧が声をかけてくれたら起きようかと思っていたら、僧たちは児が完...
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ゆく河(かわ)の流れ(ながれ)は絶えず(たえず)して、しかも、もとの水(みず)に あらず。 よどみに 浮かぶ(うかぶ) うたかたは、かつ消え(きえ) かつ結びて(むすびて)、久しく(ひさしく)とどまりたる ためしなし。 世(よ)の中(なか)に ある 人(ひと)と すみかと、また かくのごとし。 流れゆく川の流れは絶えることなくて、それでいて、もとの水ではない。よどみに浮かぶ水の泡は、一方では消え、一方では出来て、長い間とどまっている例はない。世の中にある人と住みかとは、また、このようである。 世の中のものはすべて、いつかは死んで滅びる。一見すると、長年変わりのないように見える物でも、たとえば川の流れのように、古いものが消えては、新し...
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『源氏物語』 作者:紫式部 いづれの御時(おほんとき、オオントキ)にか、女御(にようご、ニョウゴ)、更衣(かうい、コウイ)あまた候ひ(さぶらひ、サブライ)給ひ(タマイ)けるなかに、いとやむごとなき際(きは、キワ)にはあらぬが、すぐれて時めき(ときめき)給ふ(タマウ)ありけり どの帝の御代(みよ)であっただろうか、女御(にょうご)や更衣(こうい)がたくさんお仕え申し上げていた中に、それほど高貴な身分ではないが、格別に帝のご寵愛(ちょうあい)を受けておられる方があった。 物語。作者は紫式部。平安時代の作品。五十四帖(じょう)からなる。 藤原為時(ためとき)の娘。生没年未詳。 ( 九七○年? ~ 一○一九年? ) 宮仕え先は中宮彰子(ちゅ...
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E7%B7%8F%E5%90%88/%E6%BA%90%E6%B0%8F%E7%89%A9%E8%AA%9E
孔子過泰山側。有婦人哭於墓者而哀。夫子式而聴之、使子路問之曰、子之哭也、壱似重有憂者。而曰、然。昔者吾舅死於虎、吾夫又死焉、今吾子又死焉。夫子曰、何為不去也。曰、無苛政。夫子曰、小子識之、苛政猛於虎也。 孔子泰山の側を過ぐ。婦人墓に哭する者有りて哀しげなり。夫子1式2して之を聴き、子路3をして之に問はしめて曰く、子の哭するや、壱に重ねて憂ひ有る者に似たり、と。而ち曰く、然り。昔者吾が舅虎に死し、吾が夫又焉に死し、今吾が子又焉に死せり、と。夫子曰く、何為れぞ去らざるやと。曰く、苛政4無ければなり、と。夫子曰く、小子5之を識せ、苛政は虎よりも猛なりと。 (原典:『礼記』) 孔子が泰山のそばを通った。墓のところで声を上げて泣く婦人がいて、...
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孔子過泰山側。有婦人哭於墓者而哀。夫子式而聴之、使子路問之曰、子之哭也、壱似重有憂者。而曰、然。昔者吾舅死於虎、吾夫又死焉、今吾子又死焉。夫子曰、何為不去也。曰、無苛政。夫子曰、小子識之、苛政猛於虎也。 孔子泰山の側を過ぐ。婦人墓に哭する者有りて哀しげなり。夫子1式2して之を聴き、子路3をして之に問はしめて曰く、子の哭するや、壱に重ねて憂ひ有る者に似たり、と。而ち曰く、然り。昔者吾が舅虎に死し、吾が夫又焉に死し、今吾が子又焉に死せり、と。夫子曰く、何為れぞ去らざるやと。曰く、苛政4無ければなり、と。夫子曰く、小子5之を識せ、苛政は虎よりも猛なりと。 (原典:『礼記』) 孔子が泰山のそばを通った。墓のところで声を上げて泣く婦人がいて、...
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孔子過泰山側。有婦人哭於墓者而哀。夫子式而聴之、使子路問之曰、子之哭也、壱似重有憂者。而曰、然。昔者吾舅死於虎、吾夫又死焉、今吾子又死焉。夫子曰、何為不去也。曰、無苛政。夫子曰、小子識之、苛政猛於虎也。 孔子泰山の側を過ぐ。婦人墓に哭する者有りて哀しげなり。夫子1式2して之を聴き、子路3をして之に問はしめて曰く、子の哭するや、壱に重ねて憂ひ有る者に似たり、と。而ち曰く、然り。昔者吾が舅虎に死し、吾が夫又焉に死し、今吾が子又焉に死せり、と。夫子曰く、何為れぞ去らざるやと。曰く、苛政4無ければなり、と。夫子曰く、小子5之を識せ、苛政は虎よりも猛なりと。 (原典:『礼記』) 孔子が泰山のそばを通った。墓のところで声を上げて泣く婦人がいて、...
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中学校国語 漢文 > 矛盾 ここでは故事成語「矛盾」のもとになった話を解説する。なお、原文の難解な漢字はひらがなに直している。 楚人1に盾と矛2とを鬻ぐ3者有り。これを誉めて曰く「わが盾の堅きこと、よくとほすもの莫きなり」と。また、その矛を誉めて曰く「わが矛の利なる4こと、物においてとほさざる無きなり」と。ある人曰く「子5の矛をもって、子の盾をとほさばいかん」と。その人こたふることあたはざるなり。 楚人有鬻楯與矛者。譽之曰、吾楯之堅、莫能陷也。又譽其矛曰、吾矛之利、於物無不陷也。或曰、以子之矛、陷子之楯何如。其人弗能應也。 (『韓非子』(かんぴし)より) 楚の国の人で盾と矛を売る者がいた。この人はこれを誉めて「私の盾は頑丈で、これを...
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孔子過泰山側。有婦人哭於墓者而哀。夫子式而聴之、使子路問之曰、子之哭也、壱似重有憂者。而曰、然。昔者吾舅死於虎、吾夫又死焉、今吾子又死焉。夫子曰、何為不去也。曰、無苛政。夫子曰、小子識之、苛政猛於虎也。 孔子泰山の側を過ぐ。婦人墓に哭する者有りて哀しげなり。夫子1式2して之を聴き、子路3をして之に問はしめて曰く、子の哭するや、壱に重ねて憂ひ有る者に似たり、と。而ち曰く、然り。昔者吾が舅虎に死し、吾が夫又焉に死し、今吾が子又焉に死せり、と。夫子曰く、何為れぞ去らざるやと。曰く、苛政4無ければなり、と。夫子曰く、小子5之を識せ、苛政は虎よりも猛なりと。 (『礼記』より) 孔子が泰山のそばを通った。墓のところで声を上げて泣く婦人がいて、(...
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ここでは故事成語「五十歩百歩」の基になった文を見ていきたい。 今から約2300年ほど前、中国の中心部の近くに魏(梁)という国があり、そこに恵王(けいおう)という王がいた。恵王は戦争好きで、国を強くするために先生として招いていた孟子に、こう相談した。「私は政治に心を尽くしています。ある地方で作物が取れないときは、そこの民衆を別の地方に移し、穀物を移します。となりの国の政治をよく観察してみても、私のように民衆のために心を砕いている者はいません。それなのに、となりの国の人口が減らず、私の国の人口が増えないのは、なぜですか」と。 この恵王の質問に、孟子はどう答えたのだろうか。 孟子対へていはく、「王戦ひを好む。請ふ戦ひをもってたとへん。填然...
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孔子過泰山側。有婦人哭於墓者而哀。夫子式而聴之、使子路問之曰、子之哭也、壱似重有憂者。而曰、然。昔者吾舅死於虎、吾夫又死焉、今吾子又死焉。夫子曰、何為不去也。曰、無苛政。夫子曰、小子識之、苛政猛於虎也。 孔子泰山の側を過ぐ。婦人墓に哭する者有りて哀しげなり。夫子1式2して之を聴き、子路3をして之に問はしめて曰く、子の哭するや、壱に重ねて憂ひ有る者に似たり、と。而ち曰く、然り。昔者吾が舅虎に死し、吾が夫又焉に死し、今吾が子又焉に死せり、と。夫子曰く、何為れぞ去らざるやと。曰く、苛政4無ければなり、と。夫子曰く、小子5之を識せ、苛政は虎よりも猛なりと。 (原典:『礼記』) 孔子が泰山のそばを通った。墓のところで声を上げて泣く婦人がいて、...
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管鮑(かんぽう)の交わり(まじわり) 登場人物の管仲(かんちゅう)は、この文中の昔話の当時は商人であり、当時は政治家ではない。 管仲(かんちゅう)は、のちに斉(せい)の国の宰相(さいしょう)になったが、当時は商人である。文中に戦という文字が何度かあるが、最初の「戦」は、商売のことであり、実際の戦争ではない。 鮑叔(ほうしゅく)は、管仲(かんちゅう)の友人であり、商売でも協力者。 春秋時代の話。 出典は『十八史略』。 管仲(かんちゅう)という人物がいた、字(あざな)は夷吾(いご)という。 以前、鮑叔(ほうしゅく)と一緒に商売をしていたことがある。 管仲(かんちゅう)は分け前を、自分に多く(= 管仲に多く)、取っていた。 (しかし、)鮑...
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先従隗始(先づ隗より始めよ)とは、故事成語の一つ。 元々は『戦国策』「燕策」の一つである。 本文は『十八史略(原作者曾先之』より。 燕(えん)の国の人々は太子の平を立てて王とした。これが昭王(しょうおう)である。戦死者を弔い(とむらい)、生存者を見舞い、へりくだった言葉遣いをし、多くの礼物を用意して、賢者を招聘(しょうへい)しようとした。昭王は郭隗にたずねて、「斉はわが国の混乱につけこんで、燕を攻め破った。私は燕が小国で、報復できないことをよく承知している。(そこで)ぜひとも賢者を味方に得て、その人物と共に政治を行い、先代の王の恥をすすぐことが、私の願いである。先生、それにふさわしい人物を推薦していただきたい。私自身その人物を師とし...
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故事成語ともなった「臥薪嘗胆」の、もともとの話である。 古代中国(紀元前500年ごろ)の春秋戦国時代の、呉(ご)の国と、越(えつ)の国との、戦いの話である。 春秋戦国時代そのものは、紀元前8世紀から紀元前5世紀ごろまで続いた。 (呉王の)闔廬(こうりょ)は、伍員(ごうん)を重用(ちょうよう)して、国の政治を相談していた。伍員(ごうん)の字(あざな)は子胥(ししょ)といい、楚(そ)の国の人の伍奢(ごしゃ)の子(こ)である。  伍奢(ごしゃ)が(楚の王に罪を責められ)殺されたので、(子の伍員(ごうん)は)呉に逃れた。 (伍員(ごうん)は)呉の軍隊を率いて、楚(そ)に攻め込み、(楚の首都である)郢(えい)を占領した。 (その後、)呉(ご)...
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戦国四君と呼ばれた孟嘗君(もうしょうくん)のエピソードである。 秦(しん)の昭王(しょうおう)が、他国である斉(せい)の国の孟嘗君(もうしょうくん)の優れた知見の評判を聞いたので、敵国に優秀な人物がいては秦が困るから、いっそ殺してしまおうと考えて、昭王は孟嘗君(もうしょうくん)をだまして秦に訪問させ、そして、孟嘗君が秦に到着するやいなや、秦の兵士らは孟嘗君を抑留(よくりゅう)し、孟嘗君(もうしょうくん)の命が狙われたのである。 (※ 「抑留」とは、相手を捕まえるなどして、その場所に置き留めること。) 最終的に、脱出するが、そのとき、孟嘗君の部下であり同行してた二人の人物が活躍した。物を盗むのがうまい人物と、鶏の鳴き真似がうまい人物...
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『鶏口牛後』は一般に「けいこう ぎゅうご」と読む。 春秋戦国時代の、「戦国の七雄」と言われる、七つの強い国ができた時代の話。 秦(しん)は、その中でも、とくに強い国の一つ。 (強国である)秦(しん)の国の人々が、周辺諸国を(軍事力で)脅して、(秦に)領土を割譲(かつじょう)せよ、と迫って(せまって)きた。 洛陽の人で、蘇秦(そしん)という人がいた。 蘇秦(そしん)はかつて政治家になるための就職活動で、秦の恵王に演説しにいったが、雇用(こよう)してもらえず、 そのため(他国に)行って、燕(えん)の国の文侯(ぶんこう)に自説を演説して、趙(ちょう)と同盟を結ばせようとした。 燕(えん)の文侯(ぶんこう)は(この同盟案に賛同し、そこで外交...
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涼州詞(りょうしゅうし) 主人公は兵士。西域の辺境の戦場で、警備に当たる兵士の心境を詠んだ歌。 ぶどうで作ったうまい酒を、夜中も光る杯(さかづき)に注ぐ(そそぐ)。 飲もうとすると、(誰かが)馬上で琵琶を弾いていて、酒興(しゅきょう)をそそる。 (たとえ私が)酔っぱらって、この砂漠(さばく)(=戦場)に倒れ伏しても、君(きみ、(二人称))よ、(私を)笑わないでくれ。 昔から、この辺境の地に遠征して、いったい何人が(生きて)帰ってこれただろうか。(私は生きては戻れないかもしれない。) 七言絶句 ぶどうの酒や、「夜光杯」は、西域の特産物。「沙場」も、砂漠が多いのは、西域の特徴。 この誌に異国情緒(いこくじょうちょ)を出すための、作者(王...
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早(つと)に白帝城(はくていじょう)を発す(はっす) 川下りの速さを歌っている歌である。 なので、後述する第二句の「千里(せんり)の江陵(こうりょう) 一日(いちじつ)にして還る(かえる)」が、特に重要。 七言絶句 文章から確実に分かる対比は、 などの対比だろう。 「間」(かん)、「還」(かん)、「山」(さん)で、韻を踏んでいる。
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高い建物から見渡した、雄大な眺めに対する感動。 その建物の名前が「鸛鵲楼」(かんじゃくろう)。 登鸛鵲楼 鸛鵲楼(かんじゃくろう)に登る(のぼる) 五言絶句 転句と結句 千里目 ⇔ 一層桜 「千」と「一」との対比。 「流」(りゅう)と「楼」(ろう) 「欲」で願望を表す。
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秋の物寂しい山を行く作者が道中で、つい見とれた楓林の美しさを詠んだ詩。 山行 山行 遠上寒山石径斜 遠く寒山に上れば石径斜めなり 白雲生処有人家 白雲生ずる処 人家有り 停車坐愛楓林晩 車を停めて坐ろに愛す楓林の晩(くれ) 霜葉紅於二月花 霜葉は二月の花よりも紅なり 晩唐の詩人、杜牧の七言絶句。 詩の前半では、秋の山の寂しさと特に見るべきものがない単調な風景を描写している。 詩の後半、転句で作者は夕日に映える紅葉した楓の林に気付き車を止め、しばらく眺めている。 結句では深紅に染まる楓の葉は、春に咲く桃の花などよりも美しいと詠じている。 遠景と近景との対比、モノトーンとカラフルさとの対比描写が見事な詩である。
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雪景色の、静かな風景を詩にしている。作者の孤独な気持ちを表している。(なお、作者は、この地に左遷(させん)されている。) 現代語では、「左遷」(させん)とは、組織づとめをしてるサラリーマンなどが、低い役職に落とされること。 江雪 (原典: 唐詩三百首) 江雪(こうせつ) 「蹤」(しょう)とは、「足あと」のこと 「千」「万」「孤」「独」というふうに、すべて数に関する字になっている。 五言絶句 倒置法(とうちほう)で訓読されている。 普通の語順では、「独り寒江の雪に釣る」になる。 「絶(ぜつ)」「滅(めつ)」「雪(せつ)」
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香炉峰下新卜山居草堂初成偶題東壁 香炉峰下新たに山居を卜(ぼく)し 草堂初めて成り偶(たまたま)東壁に題す 日高睡足猶慵起 日高く睡(ねむ)り足りて 猶お起くるに慵(ものう)し 小閣重衾不怕寒 小閣に衾(ふすま)を重ねて 寒きを怕(おそ)れず 遺愛寺鐘欹枕聴 遺愛寺の鐘は 枕を欹(そばだ)てて聴き 香炉峰雪撥簾看 香炉峰の雪は 簾(すだれ)を撥(かか)げて看る 匡廬便是逃名地 匡廬(きょうろ)は便ち是れ名を逃るるの地 司馬仍為送老官 司馬は仍お老(おい)を送るの官為(た)り 心泰身寧是帰処 心泰く身寧きは 是れ帰する処 故郷何独在長安 故郷 何ぞ独り長安に在るのみならんや 中唐期の詩人白居易の七言律詩。 朝廷への越権行為により左遷...
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(ざつせつ) 優れた才能があっても、それを見抜くことができなければ、いないのと同じ。 「ある国に、もし優秀な人物がいても、その国の君主が愚かなら、その優れた人物を見抜くことはできず、その人物は登用もされない。」 だいたい、このような感じの解釈が通説である。つまり、登用をする側を戒めている(いましめている)、たとえ話である。 世の中に馬を見分ける名人がいて、そこで初めて(名人が名馬を見つけて)、一日に千里を走る名馬がいるのだ。  千里を走れる名馬はいつの時代でもいるのだけれど、名人は、いつの時代にもいるとは限らないのである。  だから、たとえ名馬がいたとしても、(発見されないので、)ただ(馬の世話をするだけの)使用人の手によって粗末に...
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孔子と彼の高弟の言行を孔子の死後、弟子達が記録した書物のこと。『孟子』『大学』『中庸』と併せて儒教における最も重要な経典である「四書」の一つに数えられる。
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原文 宋人有耕田者。 田中有株。兔走触株、折頸而死 。 因釈其耒而守株、冀復得兔。 兔不可復得、而身為宋国笑。 書き下し文 宋人に田を耕す者有り。 田中に株有り。兔走りて株に触れ、頸を折りて死す。 因りて其の耒を釈てて株を守り、復た兔を得んことを冀ふ。 兔復た得べからずして、身は宋国の笑ひと為れり。 読み方 そうひとにたをたがやすものあり。 でんちゅうにかぶ(くいぜ)あり。うさぎはしりてかぶ(くいぜ)にふれ、くびをおりてしす。よりてそのほこをすててかぶ(くいぜ)をまもり、またうさぎをえんことをこいねがう。 うさぎまたうべからずして、みはそうこくのわらいとなれり。 意味 宋国に田を耕している人がいた。その田の中に株が有っ...
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孔子過泰山側。有婦人哭於墓者而哀。夫子式而聴之、使子路問之曰、子之哭也、壱似重有憂者。而曰、然。昔者吾舅死於虎、吾夫又死焉、今吾子又死焉。夫子曰、何為不去也。曰、無苛政。夫子曰、小子識之、苛政猛於虎也。 孔子泰山の側を過ぐ。婦人墓に哭する者有りて哀しげなり。夫子1式2して之を聴き、子路3をして之に問はしめて曰く、子の哭するや、壱に重ねて憂ひ有る者に似たり、と。而ち曰く、然り。昔者吾が舅虎に死し、吾が夫又焉に死し、今吾が子又焉に死せり、と。夫子曰く、何為れぞ去らざるやと。曰く、苛政4無ければなり、と。夫子曰く、小子5之を識せ、苛政は虎よりも猛なりと。 (原典:『礼記』) 孔子が泰山のそばを通った。墓のところで声を上げて泣く婦人がいて、...
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(とうかげんき、とうかげんのき) 昔々 桃のたくさん咲く林を抜け、異世界のような場所にある漁師が迷い込んだ。 そこに住む人々により歓迎を受け、何日か滞在して元の場所に帰ることにした。 漁師は戻るときに、道にいくつか目印をつけておいた。 その話を聞いた者が、その場所を探したが、見つからなかった。 題名で「記」を名乗り、事実という名目をとっているが、あくまで作り話である。 桃花源-現代の世界--无塵(无尘)(无)。 晉太元中、武陵人、捕魚為業。緣溪行、忘路之遠近。忽逢桃花林、夾岸数百步、中無雜樹、芳草鮮美、落英繽紛。漁人甚異之、復前行、欲窮其林。林尽水源、便得一山。 山有小口、髣髴若有光。便捨船、従口入。初極狹、纔通人。復行数十步、豁然...
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漁父の辞 (ぎょほのじ) 楚辞(そじ) 屈原既放、游於江潭、行吟沢畔。顔色憔悴、形容枯槁。漁父見而問之曰、「子非三閭大夫与。何故至於斯。」屈原曰、「挙世皆濁、我独清。衆人皆酔、我独醒。是以見放。」 漁父曰、「聖人不凝滞於物、而能与世推移。世人皆濁、何不淈其泥、而揚其波。衆人皆酔、何不餔其糟、而歠其釃。何故深思高挙、自令放為。」 屈原曰、「吾聞之、『新沐者必弾冠、新浴者必振衣。』安能以身之察察、受物之汶汶者乎。寧赴湘流、葬於江魚之腹中、安能以皓皓之白、而蒙世俗之塵埃乎。」 漁父莞爾而笑、鼓枻而去。乃歌曰、 遂去、不復与言。 屈原[※ 1]既に放たれて、江潭[※ 2]に游び、行く沢畔[※ 3]に吟ず。顔色憔悴し、形容枯槁せり。漁父[※ ...
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胡蝶の夢 (こちょう の ゆめ) 昔者荘周夢為胡蝶。栩栩然胡蝶也。 自喩適志与。不知周也。俄然覚、則蘧蘧然周也。 不知、周之夢為胡蝶与、胡蝶之夢為周与。 周与胡蝶、則必有分矣。此之謂物化。 昔者(むかし)荘周(そうしゅう)夢(ゆめ)に胡蝶(こちょう)と為る(なる)。栩栩然(くくぜん)として胡蝶(こちょう)なり。 自ら(みずから)喩しみて(たのしみて)志(こころざし)に適える(かなえる)かな。周(しゅう)たるを知らざるなり。 俄(にわか)にして覚むれば(さむれば)、則ち蘧々然(きょきょぜん)として周(しゅう)なり。 知らず、周の夢に胡蝶(こちょう)と為れる(なれる)か、胡蝶(こちょう)の夢に周と為れるか(なれるか)を。 周と胡蝶とは、...
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孟子曰ハク「人皆有リ二不ルレ忍ビレ人二之心一。先王有リテ二不ルレ忍ビレ人二之心一,斯二有リ二不ルレ忍ビレ人二之政一矣。 以ツテ二不ルレ忍ビレ人二之心ヲ一,行ハバ二不ルレ忍ビレ人二之政ヲ一,治ムルコト二天下ヲ一可シレ運ラス二之ヲ掌上ニ一。 所-以①レ謂フ二人皆不ルレ忍ビレ人二之心ヲ一者,今②人乍チ③ 見ルニニ孺子將ニ/ルニ④ 一レ入二ラムト於井ニ一,皆有リ二怵惕惻隱之心一。 非ズレ所-以二レ內ルルニ交ハリヲ於孺子之父母ニ一也, 非ズレ所-以二レ要ムルニ譽ヲ於鄉黨朋友ニ一也, 非ザル下惡ミテニ其聲ヲ一而然ルニ上也。 由リテレ是二觀レバレ之ヲ⑤,無キハ二惻隱之心一,非ザルレ人二也。無キハ二羞惡之心一,非ザルレ人二也。無キハ二辭讓之心一,非...
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絶句 絶句 江碧鳥逾白 江碧(みどり)にして 鳥逾(いよいよ)白く 山青花欲然 山青くして 花然(も)えんと欲す 今春看又過 今春看(みすみす) 又(また)過ぐ 何日是帰年 何(いづ)れの日か 是(こ)れ帰年ならん 盛唐期の詩人杜甫の五言絶句。 詩の前半では作者が滞在する地の春の美しい風景を詠い、後半では故郷に帰りたいけれども何年も帰れない作者の心境が詠じられている。
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静夜思 静かな夜に思う 牀前看月光 牀前(しょうぜん) 月光を看る 疑是地上霜 疑うらくは是れ地上の霜かと 挙頭望山月 頭を挙(あ)げて 山月を望み 低頭思故郷 頭を低(た)れて 故郷を思う 盛唐期の詩人李白の五言絶句。 詩の前半では作者の寝室の床を明るく照らす月光を詠う。 後半では月光に誘われるようにして窓から外を眺めた作者が、ふと故郷のことを思い出し、その郷愁にかられ頭を下げてうなだれる様子を詠じている。
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送元二使安西 元二の安西に使ひするを送る 渭城朝雨浥軽塵 渭城の朝雨 軽塵を浥し 客舎青青柳色新 客舎青青 柳色新たなり 勧君更尽一杯酒 君に勧む 更に尽くせ一杯の酒 西出陽関無故人 西のかた陽関を出づれば 故人無からん 盛唐期の詩人、王維の七言絶句。 詩の前半では、友人(元二)との別れの場面、すがすがしい朝の情景を描写している。 詩の後半、転句では手元の一杯の酒に目線が注がれる。「更に尽くせ」と酒を勧める行為に、作者の深い友情を感じることができる。 結句では視点をさらに西方に移し、遙か彼方の安西へ旅立つ友人との離別の悲しさを詠じている。
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春暁 孟浩然 春眠不覺曉 春眠暁を覚えず、 處處聞啼鳥 処処啼鳥を聞く、(「処処、鳥啼くを聞く」とも) 夜来風雨聲 夜来風雨の声、 花落知多少 花落つること知りぬ多少ぞ。(「花落つること知る多少」とも) 盛唐期の詩人孟浩然の五言絶句。
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春望 杜甫 国破山河在 国破れて山河在り 城春草木深 城春にして草木深し 感時花濺涙 時に感じては花にも涙を濺ぎ 恨別鳥驚心 別れを恨んでは鳥にも心を驚かす 烽火連三月 烽火 三月に連なり 家書抵萬金 家書 万金に抵る 白頭掻更短 白頭掻けば更に短く 渾欲不勝簪 渾て簪に勝えざらんと欲す 盛唐期の詩人杜甫の五言律詩。
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本節では、細胞に関する学説と細胞に関する基本構造について学びます。 ※細胞に関する学説の人物は正式名称で押さえておきましょう。 細胞は、1665年、イギリスのロバート・フックによって発見されました。 彼は、自作の顕微鏡を用いて、軽くて弾力のあるコルクの薄片を観察したところ、 多数の中空の構造があることを知りました。それを修道院の小部屋(cell、セル)にみたて、細胞(cell)と呼びました。 彼が観察したのは、死んだ植物細胞の細胞壁(さいぼうへき、cell wall)でしたが、 その後、1674年、オランダのアントニ・ファン・レーウェンフックにより初めて生きた細菌の細胞が観察されました。 19世紀に入ると、細胞と生命活動の関連性が気...
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本節では、単細胞生物と多細胞生物の用語の意味と代表的な動物名を押さえましょう。 アメーバ、ミドリムシ、ゾウリムシなど、個体が単一の細胞からできている生物は単細胞生物(unicellular organism)と呼ばれます。 例えばゾウリムシは、一つの細胞で、繊毛を使って泳いだり、細胞口を使って食べたり、食胞を使って消化したりしています。 単細胞生物に対して、形や働きの異なる多くの細胞からなる生物は多細胞生物(multicellular organism)と呼ばれます。多細胞生物において、藻類や腔腸動物は、種子植物や脊椎動物に比べると簡単な構造を持っています。 例えばヒドラは、8種類約10万個の細胞からなる多細胞生物で、刺細胞で攻撃し...
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高等学校生物 > 生物I > 細胞とエネルギー 呼吸や消化など、生体内で行われる化学反応をまとめて代謝(たいしゃ、metabolism)という。 細胞内でのエネルギーのやりとりには、仲立ちとしてATP( アデノシン三リン酸(あでのしん さんりんさん)、adenosine triphosphate)が用いられる。 ATPの構造は、ADP(アデノシン二リン酸)という物質にリン酸が結合した構造である。 ADPにリン酸を結合させる際、エネルギーが必要になる。結合によって合成されたATPは安定であり、エネルギーを蓄えることができる。そして異化によってATPのリン酸結合が切れてADPとリン酸に分解される際に、エネルギーを放出する。 呼吸など異...
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DNA(デオキシリボ核酸、英: deoxyribonucleic acid)の構造は、ヌクレオチド (nucleotide) と呼ばれる構成単位をもち、ヌクレオチドはリン酸と糖と塩基の化合物である。ヌクレオチドの糖はデオキシリボース(deoxyribose) である。DNAでは、ヌクレオチドがいくつも結合して、二重らせん構造をつくっている。 塩基には4種類あり、アデニン(adenin)、チミン(thymine)、シトシン(cytosine)、グアニン(guanine)という4種類の塩基である。ヌクレオチド一個に、4種の塩基のうち、どれか一個が、ふくまれる。 生殖細胞では、減数分裂で染色体が半分になることから、遺伝子の正体とは、どうや...
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細胞分裂には、通常の細胞分裂である体細胞分裂(たいさいぼう ぶんれつ)と、生殖細胞をつくる減数分裂(げんすう ぶんれつ)がある。まず、体細胞分裂について説明する。 DNA分子は、デオキシリボースとリン酸という2つの主要な構成要素からなります。リン酸はリン酸基(H2PO4^-)として存在し、これがDNA鎖のリン残基と結合している形で構成されます。リン酸基は弱酸性を示し、水溶液中でH^+イオンを放出することができます。そのため、DNA分子は酸性の性質を持っています。 pHは水溶液の酸性またはアルカリ性を示す指標です。pH 7を中性とし、それより低い値は酸性、それより高い値はアルカリ性を示します。DNAのリン酸基のために、DNA溶液のpH...
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DNAの情報をもとに最終的にタンパク質が合成される過程では、けっして直接的にDNAがタンパク質を作るのではない。 まず、DNAの情報をもとにRNA(ribonucleic acid, リボ核酸)という1本鎖の物質に写し取られる(この段階を「転写」(てんしゃ)という)。 また、けっして、いきなりタンパク質を合成するのではない。まずアミノ酸を合成する。アミノ酸を合成するために、アミノ酸配列をRNAに書き込んでいる(この段階を「翻訳」(ほんやく)という)。 DNAの塩基情報がRNAに写し取られ、そのRNAの情報をもとにタンパク質が合成される。RNAは1本鎖である。 RNAの基本構造は、 塩基+糖+リン酸 からなるヌクレオチドである。RNA...
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生物が、外部環境(external milieu)が変化しても、その内部環境(ないぶかんきょう、internal milieu)(別名:体内環境)を一定に保とうとする働きを恒常性(こうじょうせい、homeostasis)(ホメオスタシス)という。 ヒトの体温が平常では37℃付近なのもホメオスタシスの一例である。恒常性には、温度、浸透圧、養分、酸素などを一定に保とうとする働きがある。 多細胞の動物の内部環境では、細胞は血液や組織液などの体液(body fluid)で満たされている。 体液には、血管を流れる血液(blood)、細胞間を満たす組織液(interstitial fluid)、リンパ管を流れるリンパ液(lymph)がある。 ヒ...
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血液の成分には、液体成分である血しょう(けっしょう, plasma、血漿)と、有形成分である赤血球(erythrocyte)・白血球(leucocyte)・血小板(platelet)の血球(blood cell)がある。 血球には、酸素を運ぶ赤血球(erythrocyte)、体内に侵入した細菌・異物を排除する白血球(leucocyte)、血液を凝固させ止血する血小板(platelet)がある。有形成分が作られる場所については、ヒトの成人の場合、骨の内部にある骨髄(こつずい、bone marrow)で血液の有形成分が作られる。 血液が全身の細胞へ酸素や栄養分を送ることで、細胞は活動することができる。 血液の重さの約55%は血しょうの重...
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肝臓(かんぞう、liver)は腹部の右上に位置する最も大きな臓器であり、ヒトの成人では1kg以上の重さがあり、約1200g~2000gである。肝小葉(かんしょうよう)という基本単位が約50万個、集まって、肝臓が出来ている。心臓から出た血液の約4分の1は、肝臓に入る。 肝臓の働きは、栄養分の貯蔵や分解、有害な物質の解毒、不要な物質を胆汁(たんじゅう、bile)として捨てる、などを行っている。 肝臓には肝動脈と肝静脈のほかに、腸からの静脈の血管である肝門脈(かんもんみゃく)が肝臓を通っている。 腸で吸収されたグルコースやアミノ酸などの栄養が肝門脈の中を流れる血液に含まれている。 グルコースの一部は肝臓でグリコーゲンへと合成され貯蔵される...
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ホルモン分泌で中心的な役割をしている器官は、間脳にある視床下部(ししょうかぶ、hypothalamus)と、視床下部の下にある脳下垂体である。 脳下垂体には前葉と後葉がある。 間脳の視床下部には、ホルモンを分泌する神経細胞があり、これを神経分泌細胞(しんけい ぶんぴつ さいぼう、neurosecretory cell)という。また、このように神経がホルモンを分泌することを神経分泌(しんけい ぶんぴつ)という。この間脳の神経分泌細胞により、脳下垂体の血管中にホルモンが分泌される。この神経分泌のホルモンは、脳下垂体のホルモンを調節するための放出ホルモン(releasing hormone)または放出抑制ホルモン(inhibiting h...
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人体各部の組織液の一部は毛細血管に戻らず、毛細リンパ管に入り、リンパ管で合流して、リンパ液になる。リンパ管は流れ着く先は、最終的には、静脈に合流する。リンパ管には逆流を防ぐための弁が、ところどころにある。リンパ管のところどころに、球状にふくらんだリンパ節がある。 リンパ液にふくまれるリンパ球(lymphocyte)は白血球の一種であり、マクロファージとともにリンパ球は異物を攻撃して、細菌などを排除する。 リンパ球はリンパ節で増殖する。 外部環境から生体を守るために、異物の侵入を阻止したり、侵入した異物を白血球などが除去したりする仕組みを生体防御(せいたいぼうぎょ)と呼ぶ。 生体防御には、免疫、血液凝固、炎症などがある。 私たち生物の...
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また、脳または脊髄である中枢神経と、それ以外の一般の神経である末梢神経の違いも中学で習っている。 神経には、体内環境の維持に働いている末梢神経があり、自律神経系(じりつしんけいけい、autonomic nervous system)という。 自律神経系には、交感神経(こうかんしんけい、sympathetic nerve)と副交感神経(ふくこうかんしんけい、parasympathetic nerve)がある。交感神経と副交感神経は対抗的に働くことが多い。() 交感神経と副交感神経は、下記のように、働きが異なり、片方の神経が促進の働きならもう一方の神経は抑制のように、互いに反対の働きをしている。このようなことを、交感神経と副交感神経とは...
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適応では、生物のもつ形態や生理的機能などの性質が、その環境のもとで生活していく上で都合よく出来ており、結果的に生物の生存や繁殖に役立っています。 寒冷で雪の多い地域に生育する樹木には、温暖な地域に生育する近縁な種に比べて背丈が低く、柔軟な茎をもつものがあります。この形態は、樹木の上に雪が積もっても折れにくいという特徴があります。また、砂漠のように乾燥した地域に生育する植物には、根を非常に長く伸ばし、地中深くの水分を吸収しているものもあります。環境への適応を反映した形態を生活形といいます。 生活形には様々なものがあります。種子が発芽してから1年以内に結実して枯死する植物を一年生植物、地下部などに養分を貯蔵しながら1年をこえて生育する植...
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地球上には様々な植物が生育しています。ある場所に生育している植物の集まりを植生といいます。また、植生を外から見た時の様相を相観といい、植生の中で、個体数が多く、背丈が高くて葉や枝の広がりが大きい種を優占種といいます。一般に相観は優占種によって特徴づけられます。 森林は、草原や荒原に比べて植生が占める空間が大きく、構造も複雑です。 よく発達した森林の内部を観察すると、林冠と呼ばれる森林の最上部から、林床と呼ばれる地面に近い場所まで、様々な高さの樹木や草木による階層構造をみられます。森林の階層構造は、上層部から順に高木層、亜高木層、低木層、草本層、コケ植物などが生える地表層といった構造になっています。森林内の環境も多様です。森林の植生は...
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本節は、地学の視点から植生の分布に関する影響をみてみましょう。 ※バイオームの図は各生物基礎教科書や問題集ごとに違いますので、あまり深追いしすぎないようにしましょう。 日中の同じ時刻に気温を観測しても、赤道付近や北極・南極、低山・高山で大きな差があります。また、同じ地域で1年を通して気温や降水量を測定すると、周期的な変化(季節)が見られる地域もあります。このような地球の気候変動は、どのようにして起こったのでしょうか。 地球規模の気候は、主にその地域の年平均気温と年降水量によって表されます。気温は、主に日差しによって決まります。地球は球状をしているため、緯度が高くなるにつれて日差しは減少します。赤道から北極・南極に向かうにつれて、年間...
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本節では、国内外のバイオームとその分布について扱います。 またなお、グラフでの各植生の各領域の温度範囲や降水量範囲の広さや値は、教科書ごとに若干、異なります。なので、あまり細かな数値を覚えても無価値です。 日本では、その地域の気温によって、植生が決まります。 よって、その地域の気温の積算値をもとにした指数によって、植生が説明出来ます。 植物の生育がうまくできる下限の値を5℃と考え、よって月平均気温からマイナス5℃をした値を各月もとめ、さらにその各月の値を足し合わせた積算値を、暖かさの指数といいます。 WIが15〜45は、トドマツなどの針葉樹が分布し、亜寒帯に相当し、北海道の北東部などです。 45〜85は、ミズナラなどの夏緑樹林が分布...
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※ この解説は、 旧生物ⅠB、旧生物Ⅱ、中学校理科のWikibooks を敬体に直したものです。そのため、現在の高校や大学受験では、不適切な可能性があります。 生物の内容が全範囲 完成次第、適切な内容に書き換えようと思います。(作成者より) 本章では、生物基礎・生物両方とも共通する内容となります。 動物性プランクトンは、エサとして、植物性プランクトンを食べています。 具体的に言うと、ミジンコやゾウリムシなどの動物性プランクトンは、ケイソウやアオミドロなどの植物性プランクトンを食べます。 そして、動物性プランクトンも、メダカなどの小さな魚に食べられます。 メダカなどの小さな魚も、さらに大きな魚に、エサとして食べられます。 というふうに...
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地球は約46億年前に誕生しました。太陽系の誕生初期に生まれた多くの微惑星が衝突・合体して誕生しました。地球の表面は非常に熱いマグマで覆われていたため、生命環境は出来ておりません。その後、隕石の衝突が少なくなり、表面が冷えてくると、大気中に含まれていた水蒸気が雨となり、海が形成されました。この海こそが、生命が誕生した鍵を握っていたと考えられています。 生命は、海が形成され、地球の環境も安定した約40億年前頃に誕生したと考えられています。紫外線の雨が降った陸地ではなく、深海で生命が誕生したという有力な説があります。 当時の地球の様子は、現在の地球の様子とは大きく違っています。生命が誕生した経緯について述べましょう。 生命は生物からしか生...
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進化を証明する証拠は何でしょうか? 本節では、それを見ていきましょう。中学の地学分野、高校の地学教科書+αの内容が入っています。 基本的に年代が古いほど、地層の重なりは下になります。また、地層は、それが置かれた場所や当時の気候を物語っています。そこで見つかった化石から、生物がどのような姿をしていたか、当時の環境がどのような状況だったかがわかります。 ヨーロッパでは、化石は大昔に生きていた動物の遺骸ではなく、鉱物の中に作られた天然の物質だと考えられていました。日本では、象の臼歯や骨の化石を竜の歯や骨だと思い込んで、竜歯・竜骨と呼んでいました。化石が大昔に生きていた生物として知られるようになると、同じ種類の化石を持つ異なる地層は、同じ時...
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自然界では、周りの環境に合わせて変化する個体の方が、繁殖期まで生き延びて、自分と同じ形質を持つか、より多くの子孫を残す確率が高まります。「適応度が高い」とは、このような個体をいいます。適応度は、ある生物個体が産んだ子の中で、繁殖期までに生き残った子孫の数で表します。ある生物集団にある遺伝的変異の中から、その生物の生存と繁殖に役立つ個体が選ばれ、受け継がれます。これが自然選択という考え方です。
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眼の覚え方:眼はカメラに例えてみましょう。それぞれがカメラのどこになるかは本文を読めば分かると思います。 脊椎動物の視覚器(眼)は、視神経細胞(視細胞)という光を感じる細胞が1層に並んだ網膜を持っていて、物の形や色を見分けられます。哺乳類の網膜では、全ての視神経繊維が1か所に束状に集まっていて、網膜を内側から外側に向かって貫いて脳へと向かっている所があります。そこは視細胞が欠けているので、光刺激を受容出来ない部分(盲斑)となります。 視細胞は、形の違いからやや尖った錐体細胞と棒状の桿体細胞の2つに区別出来ます。ともに外節部と呼ばれる部分に光を吸収する色素(青錐体細胞、緑錐体細胞、赤錐体細胞)が多く含まれています。それぞれよく吸収する...
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受容器と効果器の間にあるのが神経系です。受容器で受け取った刺激は、そのまま筋肉のような効果器へ送られるわけではありません。様々な刺激からの情報をまとめて初めて、いつ、どこから、どのような刺激が来たのかがわかり、それにどう反応すればいいのかが分かります。複雑な体の構造を持つ動物では、各器官が連携して働く必要があり、神経系はそのための役割を果たしています。神経系が発達した動物には、神経細胞の集まり(神経節)と、さらに大きな神経細胞の集まり(脳)があります。脳と神経節は、中枢神経系といわれ、情報処理の中心的な役割を果たしています。 脊椎動物の神経系には、中枢神経系と末梢神経系があります。脳と脊髄をまとめて、中枢神経系といいます。これらは、...
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外界に作用する器官、細胞、細胞小器官を効果器といいます。動物は刺激に応じて様々な反応を示します。その時、効果器が働きます。刺激に対する通常の反応は運動ですが、筋肉、繊毛、鞭毛などはそのための効果器です。電気や光を出す特殊な効果器を持っている動物もいます。また、色素胞や分泌腺も効果器です。 筋肉は体の中で最も重い組織で、質量の約40%を占めています。 脊椎動物の筋肉には、横紋筋と平滑筋の2種類があります。横紋筋は顕微鏡で見た時に見えます。横紋筋は大きくなったり小さくなったりするのが早く、大きな力を出すのが特徴です。骨格筋も心臓の筋肉(心筋)も横紋筋です。骨格筋は骨に付いていて、体を動かしたり正しい位置に保ったりしています。平滑筋は、体...
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これから、2回に分けて動物の行動について解説していきます。 まずは、行動の全体像から説明して、それから習得的行動の中身を解説します。 その受容器によって、周囲の環境から多くの情報を取り込んでいます。受け取った情報は神経を通して送られ、中枢神経系で処理されます。そして、処理された情報は、効果器に送られます。このため、環境に応じて反応が起こります。 動物が生きていくために、あるいは赤ちゃんを産むために必要な動きを取る場合を行動と呼びます。行動には、生得的行動と学習行動の2種類があります。生得的行動は遺伝子によって決まり、学習行動は経験によってのみ育まれます。学習行動には、推理力や洞察力といったものも含まれ、これらは知能に基づきます。 動...
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動物の行動の2回目の講義は学習についてです。 学習とは、動物が生まれた時から受けている刺激に反応して、行動を変化させたり、新しい行動を行ったりする様子をいいます。一般に、神経系が発達している動物ほど、早く学習出来ます。 アメフラシは背中にある水管を鰓に沿わせて呼吸し、海水を出し入れしています。アメフラシの鰓に触れると、鰓引っ込め反射が起こります。この時、鰓と水管が収縮し、体内に引き戻されます。水管への接触刺激は鰓の引っ込め反射を起こすには弱く、何度も刺激を与えると鰓が引っ込められなくなります。このような単純な学習を慣れといいます。このままでは、接触刺激(脱慣れ)により鰓が再び出てきてしまいます。しかし、その刺激が長く繰り返されると、...
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花の各部分は、植物ごとに色や形、数が違っても、花のつくりは同じです。花は同心円状に配置されており、4つの領域に分かれています。外側から見て、これらの領域は領域1から領域4と呼ばれます。萼片は領域1、花弁は領域2、雄蕊は領域3、雌蕊は領域4で作られています。ヘチマの花のような雄花と雌花には、その雌蕊と雄蕊の痕跡が残っています。この組み合わせを模式図にしたのが花式図です。花器官とは、このような花の4つの部分を指します。 植物の種類ごとに一定の条件を満たすと、それまで葉を作っていた頂端分裂組織から、花器官が違って見えるようになります。葉から花までの違いを変えるには、器官を決定する複数の遺伝子のはたらきに由来します。シロイヌナズナやキンギョ...
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頂端分裂組織で分裂した細胞が分化を始めると、茎や根などになります。オーキシンとサイトカイニンは、植物細胞の分化に重要な役割を果たしています。 まず、それぞれのホルモンが組織培養でどのような働きをするのかを見てみましょう。植物の小片を切り取って、オーキシンやサイトカイニンを多く含む培地で培養すると、カルスと呼ばれる未分化な細胞の塊として成長する傾向があります。脱分化とは、分化した臓器や組織が、その組織を分化させた特徴を消失する過程をいいます。オーキシンやサイトカイニンの量によって、カルスは茎や根に分化します。一般に、オーキシンの量が少なく、サイトカイニンの量が多いと、茎や葉が分化します。根は、オーキシンの量が多く、サイトカイニンの量が...
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ある地域に住む同種の個体(indvidual)の群れを個体群(こたいぐん、population)といいます。ゾウの群れでもウマの群れでも、ハエの群れでも、同種の個体の群れでさえあれば、個体群といいます。 ショウジョウバエの雄と雌とのつがいを、エサの足りた飼育ビンなどの中で飼育すると、初めは個体数が急激に増加します。 もし、エサが限りなく豊富にあり、居住空間も広ければ、どんどん増えていくことになります。しかし、実際には、エサには限りがあります。 ある環境において、個体数の密度が高まると、食べ物の不足や、居住空間の減少、排出物の増加などによって、生活空間が悪化します。その結果、生まれてくる子が減ったり、あるいは生存競争が激しくなって死...
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※ この解説は、 旧生物ⅠB、旧生物Ⅱ、中学校理科のWikibooks を敬体に直したものです。そのため、現在の高校や大学受験では、不適切な可能性があります。 生物の内容が全範囲 完成次第、適切な内容に書き換えようと思います。(作成者より) 本章では、生物基礎・生物両方とも共通する内容となります。 動物性プランクトンは、エサとして、植物性プランクトンを食べています。 具体的に言うと、ミジンコやゾウリムシなどの動物性プランクトンは、ケイソウやアオミドロなどの植物性プランクトンを食べます。 そして、動物性プランクトンも、メダカなどの小さな魚に食べられます。 メダカなどの小さな魚も、さらに大きな魚に、エサとして食べられます。 というふうに...
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高等学校生物 > 生物I > 細胞 地球にいる生物の種類は、名前の付けられている種が175万種ほどである。 その全ての生物は細胞(さいぼう)から成り立っており、 細胞は生物の機能上・構造上の基本単位である。 例えばヒトの体は200種類以上60兆個の細胞からできているといわれている。 その細胞は消化管なら食べ物の消化吸収をする細胞があり、 骨なら骨を作り出す細胞がある。 このページでは、 細胞の基本的な機能と構造、 細胞が体細胞分裂(somatic mitosis)によって分化していくこと、 細胞が個体を作っていること、 などを扱う。 細胞の大きさはそのほとんどが肉眼では見えないほど小さい。 顕微鏡の発達によって観察できる分解能が高...
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高等学校生物 > 生物I > 細胞とエネルギー 代謝(たいしゃ、metabolism)とは、生物が生きていくために必要なエネルギーや栄養素を取り込んで利用する生命活動のことである。 代謝は、二つの主要な過程に分けられる。一つは、栄養素を取り込んでエネルギーを作り出す「異化」、もう一つは、生体内での物質の分解や再構築を伴う「同化」である。 異化によって取り込んだ栄養素は、細胞内で分解され、その過程で生じたエネルギーがATPというエネルギー通貨として蓄積される。 同化では、細胞内で必要なタンパク質や脂質、糖質などが合成される。 細胞内でのエネルギーのやりとりには、仲立ちとしてATP( アデノシン三リン酸、adenosine triph...
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%94%9F%E7%89%A9/%E7%94%9F%E7%89%A9I/%E7%B4%B0%E8%83%9E%E3%81%A8%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC
細胞分裂(cell division)には、体細胞分裂(たいさいぼう ぶんれつ)と減数分裂(げんすう ぶんれつ)がある。 ここでは体細胞分裂について扱う。 多細胞生物は多数の細胞でできている。 これらの細胞は元は1つの細胞であり、細胞が分裂することによって構造を維持している。 この分裂を体細胞分裂(somatic cell division)と呼ぶ。 分裂の前の細胞を母細胞(ぼさいぼう、ははさいぼう、mother cell)、分裂で生じた2個の細胞を娘細胞(むすめさいぼう、daughter cells)と呼ぶ。 体細胞分裂では核が2つに分裂する核分裂(かくぶんれつ、karyokinesis)が起こる。 体細胞分裂の核分裂は染色体の数...
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高等学校生物 > 生物I > 生殖と発生 生物は、生殖によって増え、発生の過程を経て個体(こたい、indvidual)となる。 生殖とは、生物の個体が新個体を作り出す働きであり、 発生とは、受精卵から成長した個体になるまでの過程である。 このページでは、 生殖の働きや仕組み、 発生の過程や仕組み、 などを扱う。 生殖(せいしょく、reproduction)とは、生物の個体が新個体を作り出す働きである。 生殖には、親に雄(おす)と雌(めす)がある有性生殖(ゆうせい せいしょく、sexual reproduction)と、親に雄と雌がない無性生殖(むせい せいしょく、asexual reproduction)がある。 有性生殖では、親...
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%94%9F%E7%89%A9/%E7%94%9F%E7%89%A9I/%E7%94%9F%E6%AE%96%E3%81%A8%E7%99%BA%E7%94%9F
高等学校生物 > 生物I > 生命の連続性に関する探求活動 仮に、ある条件Aが、ある現象の要因とした場合、条件A以外を同じにして条件Aだけを変更して実験をして、どういう結果になるかの確認を取る必要がある。 たとえば植物のある実験で、仮に光が、ある現象に必要な場合は、さらに、光以外の水分や温度などの他の条件をなるべく同じにして別の実験をすることで、比較のための実験を行う。 このような実験を対照実験(たいしょうじっけん)という。
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%94%9F%E7%89%A9_%E7%94%9F%E7%89%A9I%E2%80%90%E7%94%9F%E5%91%BD%E3%81%AE%E9%80%A3%E7%B6%9A%E6%80%A7%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%8E%A2%E6%B1%82%E6%B4%BB%E5%8B%95
ルーペ(独: lupe)とは、いわゆる「虫めがね」などのことである。ルーペでは、決して太陽を見てはいけない。(目を痛めるので。)  ルーペの倍率は5倍~10倍程である。 タンポポなどの道端の植物など、肉眼で確認できる程度のものは、このルーペで見るのが効率的である。ちなみに、タンポポで、花びらのように見える物は、じつは一枚一枚が花全体である。それぞれの「花びらのような物」に、おしべ や めしべ が個別についており、独立した花なのである。 ルーペの使い方 双眼実体顕微鏡は、観察する物をプレパラートにする必要が無い。倍率は20倍~40倍ほどである。 ピント(焦点)合わせなどの調整は、以下のように行う。 顕微鏡のレンズには、接眼レンズ(ey...
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高等学校生物 > 生物I > 遺伝 DNA(デオキシリボ核酸、英: deoxyribonucleic acid)の構造は、ヌクレオチド (nucleotide) と呼ばれる構成単位をもち、ヌクレオチドはリン酸と糖と塩基の化合物である。ヌクレオチドの糖はデオキシリボース(deoxyribose) である。DNAでは、ヌクレオチドがいくつも結合して、二重らせん構造をつくっている。 塩基には4種類あり、アデニン(adenine)、チミン(thymine)、シトシン(cytosine)、グアニン(guanine)という4種類の塩基である。ヌクレオチド一個に、4種の塩基のうち、どれか一個が、ふくまれる。 生殖細胞では、減数分裂で染色体が半分...
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細胞分裂には、通常の細胞分裂である体細胞分裂(たいさいぼう ぶんれつ)と、生殖細胞をつくる減数分裂(げんすう ぶんれつ)がある。まず、体細胞分裂について説明する。 DNA分子は、デオキシリボースとリン酸という2つの主要な構成要素からなります。リン酸はリン酸基(H2PO4^-)として存在し、これがDNA鎖のリン残基と結合している形で構成されます。リン酸基は弱酸性を示し、水溶液中でH^+イオンを放出することができます。そのため、DNA分子は酸性の性質を持っています。 pHは水溶液の酸性またはアルカリ性を示す指標です。pH 7を中性とし、それより低い値は酸性、それより高い値はアルカリ性を示します。DNAのリン酸基のために、DNA溶液のpH...
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DNAの情報をもとに最終的にタンパク質が合成される過程では、けっして直接的にDNAがタンパク質を作るのではない。 まず、DNAの情報をもとにRNA(ribonucleic acid, リボ核酸)という1本鎖の物質に写し取られる(この段階を「転写」(てんしゃ)という)。 また、けっして、いきなりタンパク質を合成するのではない。まずアミノ酸を合成する。アミノ酸を合成するために、アミノ酸配列をRNAに書き込んでいる(この段階を「翻訳」(ほんやく)という)。 DNAの塩基情報がRNAに写し取られ、そのRNAの情報をもとにタンパク質が合成される。RNAは1本鎖である。 RNAの基本構造は、 塩基+糖+リン酸 からなるヌクレオチドである。RNA...
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生物は外界の環境の変化によらず体内の環境を一定に保つ恒常性と呼ばれる働きを持っている。 また、動物は刺激に対して反応することができる。 このページでは、動物の恒常性、様々な刺激の受容と反応、神経系の構造と働き、動物の様々な行動、などを扱う。 生物が、外部環境(external milieu)が変化しても、その内部環境(ないぶかんきょう、internal milieu)(別名:体内環境)を一定に保とうとする働きを恒常性(こうじょうせい、homeostasis)(ホメオスタシス)という。 ヒトの体温が平常では37℃付近なのもホメオスタシスの一例である。恒常性には、温度、浸透圧、養分、酸素などを一定に保とうとする働きがある。 生物が体温を...
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高等学校生物 > 生物I > 環境と動物の反応 生物に作用して反応を起こさせる要因を刺激(stimulation)と呼ぶ。 眼や耳などの、刺激を受け取る器官を受容器(じゅようき、receptor)という。生物が刺激に対して活動を起こすことを反応(reaction)と呼ぶ。 反応は筋肉や腺などの効果器(こうかき、effector)で引き起こされる。効果器のことを作動体ともいう。そして受容器と効果器との間は神経系で結ばれている。 受容から反応まで、次のような順序である。 また、刺激を受けた感覚細胞が活動状態となることを興奮(こうふん)という。興奮の正体は、細胞膜の電気的な変化である。 受容器はそれぞれ受容する刺激が決まっており、受容で...
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高等学校生物 > 生物I > 環境と植物 中学や、高校生物Iの他の単元で説明した内容の復習である。 すでに読者が理解できていれば、節『植物の反応と調節』へと進んで、新たな内容を勉強すること。 植物は一か所に固定して暮らすため、 外部環境の変化に大きな影響を受ける。 植物は外部環境の変化に対して、 自身の成長などを調節することで対応する。 このページでは、 植物と水分・光の関係、 植物の発芽・成長・花芽形成の調節、 などを扱う。 環境のうち生物に影響を与えるものを環境要因と呼ぶ。 植物に対する環境要因は光・水・大気(酸素・二酸化炭素)、土壌などがある。 光は、植物が光合成を行うためのエネルギー源となっている。 水は、化学反応を行う場...
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