| game,voice_id,audio_path,text | |
| 5,mait0017,,「あ、申し遅れました。僕は音楽教師の高瀬舞斗といいます。どうぞよろしく、深見先生」 | |
| 5,mait0020,,「もよかちゃ~ん……はぁはぁはぁ……」 | |
| 5,mait0021,,「はぁ……つかれた……はぁはぁ」 | |
| 5,mait0022,,「はぁ……あっ、深見先生……おはようございますっ」 | |
| 5,mait0023,,「月丘さん……それに皇先生までお揃いで」 | |
| 5,mait0024,,「いや……うちのもよかちゃんがって、 | |
| 5,mait0025,,「も、申し訳ない!……おはよう、蓮華さん……ち、小さすぎたのかなぁ……居るとは気付きませんでした……」 | |
| 5,mait0026,,「す、すみません……悪気があった訳では……」 | |
| 5,mait0027,,「ああ、もよかちゃんは僕の従兄妹なんです」 | |
| 5,mait0028,,「こ、こうしちゃいられない!それでは皆さんお先に……」 | |
| 5,mait0029,,「もよかちゃ~~~ん……」 | |
| 5,mait0030,,「もよかちゃんが可愛いですってぇ!?僕の大切なもよかちゃんをっ、く、口説いてるんですかぁっ!?深見先生っ、ちょっと二人で膝を詰めてお話しましょうかぁっ!?」 | |
| 5,mait0031,,「……い、いや、失敬、つい取り乱してしまいました……」 | |
| 5,mait0032,,「もよかちゃん、せっかくお弁当作ってきたんだから、今日は食べてね?」 | |
| 5,mait0033,,「(にへらぁ……)」 | |
| 5,mait0034,,「あ、え、う……これは失礼……」 | |
| 5,mait0035,,「……」 | |
| 5,mait0036,,「い、いいんですかっ!」 | |
| 5,mait0037,,「それではお言葉に甘えまして」 | |
| 5,mait0038,,「それほどでもありません」 | |
| 5,mait0039,,「(ニカッ)」 | |
| 5,mait0040,,「も、もよかちゃんってばぁ、そんなぁ、照れるなぁ~~~ウヘヘヘヘヘ……」 | |
| 5,mait0041,,「うひぃいぃぃぃ~……」 | |
| 5,mait0042,,「あ、飽きないように、おかずの種類には気を使ってるし、味だって毎日変えてあるよ……もよかちゃんの大好きないなり寿司だって、今日はちゃんと入ってるから」 | |
| 5,mait0043,,「だ、駄目ですよ。それはもよかちゃんの為だけに昼食に摂るべき栄養素とカロリーを全て計算して作った、謂わばもよカスタム。食べるんだったら僕のにして下さい。大体同じものですから」 | |
| 5,mait0044,,「どう?ですか……」 | |
| 5,mait0045,,「よかったぁ」 | |
| 5,mait0046,,「皇先生……」 | |
| 5,mait0047,,「……よかったら、皇先生のお弁当も、明日から作ってきましょうか?」 | |
| 5,mait0048,,「あ、よろしければ深見先生にも明日から作ってきましょうか?ついでなんで……」 | |
| 5,mait0049,,「2つ作るも3つ作るも大して変わりませんから」 | |
| 5,mait0050,,「だだだだだだ、だ、駄目だなんて滅相もない!」 | |
| 5,mait0051,,「はうあっ!?僕のお弁当が大人気!?あぁ、意識が遠のいていく……だが、まだ僕は死ねない……もよかちゃんと蓮華さんの明日のお弁当を作るまでは……タナトスよ我にささやかな猶予を……」 | |
| 5,mait0052,,「……あ、あの……失礼ですが、皇先生ともあろうお方が、どうしてわざわざこんな地方の学園へいらっしゃったのですか?」 | |
| 5,mait0053,,「興味、ですか……それで、何か分ったことはあるんでしょうか?」 | |
| 5,mait0054,,「そう……ですよね、ハハハ……失敬、失敬、僕としたことが……」 | |
| 5,mait0055,,「え?い、いえ……僕は何も……」 | |
| 5,mait0056,,「……」 | |
| 5,mait0057,,「……昨日、校長が言っておられた通りで、最近は落ち着いていると思いますが……」 | |
| 5,mait0058,,「妖怪?……ですか」 | |
| 5,mait0059,,「……確かに、座敷童子は以前テレビ局もよく取材に来たりして、一時期盛り上がりましたね。でも、今はオワコンですよ……ハハハハ」 | |
| 5,mait0060,,「そうですね……像と関係あるかどうかは分かりませんが、ここは昔から他の町より野生の狐が多いところだってよく聞きますね」 | |
| 5,mait0061,,「もよかちゃん……?」 | |
| 5,mait0062,,「……」 | |
| 5,mait0063,,「……深見先生」 | |
| 5,mait0064,,「ちょ、ちょっとお聞きしたいのですが……」 | |
| 5,mait0065,,「あの、先程の話……もよかちゃんが巫女をやっていたとか……」 | |
| 5,mait0066,,「ど、どこにありました!?その神社っっ」 | |
| 5,mait0067,,「ありがとうございます!!」 | |
| 5,mait0072,,「……な……なじゅう、ごぉ、なな、じゅう、ごぉ……」 | |
| 5,mait0073,,「?……ハッ!!」 | |
| 5,mait0074,,「こ、これは失礼……皆さんお揃いで何事かな?」 | |
| 5,mait0075,,「もよかちゃん、ごめんよぉ」 | |
| 5,mait0076,,「僕はただ、もよかちゃんが心配なだけなんだ」 | |
| 5,mait0077,,「もう夕方だし、一緒に帰ろうかもよかちゃん。僕は職員室から荷物取ってくるからちょっと待ってて」 | |
| 5,mait0078,,「お気をつけて、深見先生、蓮華さん」 | |
| 5,mait0079,,「もよかちゃーーーんっ……!!」 | |
| 5,mait0080,,「ハァ、ハァ……ゼェ~~ッ、ゼェ~~ッ……も、もよかちゃ……ゲホゲホッ……!」 | |
| 5,mait0081,,「ウェッ……ゲホォッ……ハァハァ……!」 | |
| 5,mait0082,,「あ、あはは……おはようございます……フーッ、フーッ……すみません、お見苦しいところを……フーッ……ハァ……」 | |
| 5,mait0083,,「で、では、僕はもよかちゃんを追いかけないといけないので……し、失礼します……」 | |
| 5,mait0084,,「待ってよぉもよかちゃぁぁ~~んっ……!!!」 | |
| 5,mait0085,,「……」 | |
| 5,mait0086,,「あ、あぁ……みなさん……」 | |
| 5,mait0087,,「れ、蓮華さん……いやぁ、それほどでも」 | |
| 5,mait0088,,「少し時間が空くと、こうやって一人で弾いているんです……」 | |
| 5,mait0089,,「すみません、古いピアノなので、蓋の蝶番がイカれちゃってて……」 | |
| 5,mait0090,,「そんな……」 | |
| 5,mait0091,,「あ、いえ……」 | |
| 5,mait0092,,「あの……深見先生は、凄くもよかちゃんに気に入られていますよね……」 | |
| 5,mait0093,,「深見先生は、もよかちゃんのことをどう思いますか?」 | |
| 5,mait0094,,「も、も、もよかちゃんに欲情しているぅぅぅぅ~~っ!?」 | |
| 5,mait0095,,「……1ミリも、とは、そんなにもよかちゃんには魅力がないと仰るのですかぁ~……シク、シクシク……」 | |
| 5,mait0096,,「……いい子、ですよね……もよかちゃんは……」 | |
| 5,mait0097,,「僕は、彼女に嫌われているのでしょうか……」 | |
| 5,mait0098,,「……?」 | |
| 5,mait0099,,「!」 | |
| 5,mait0100,,「そ、そうかな……そうかもしれない、あ、ありがとう、蓮華さん……!」 | |
| 5,mait0101,,「あ、ありがとうございます……」 | |
| 5,mait0102,,「あ、奏ちゃん……」 | |
| 5,mait0103,,「あ、あの……申し訳ありません……今は、奏ちゃんと二人で話をしたいのですが……」 | |
| 5,mait0104,,「すみません……皆さん」 | |
| 5,mait0105,,「奏ちゃん、まだそれを……」 | |
| 5,mait0106,,「深見先生ーっ、もよかちゃんっ」 | |
| 5,mait0107,,「お待たせしました、お弁当、持ってきましたよ」 | |
| 5,mait0108,,「もよかちゃん。一緒にお弁当、食べようね」 | |
| 5,mait0109,,「……はい」 | |
| 5,mait0110,,「どうぞ、皆さんで召し上がってください。お口に合えばいいのですが……」 | |
| 5,mait0111,,「ええ、勿論。皆で一緒に食べられるように、今日はお重で持ってきましたから」 | |
| 5,mait0112,,「くふうっ……蓮華さんにお礼を言われたっ……それだけですべての努力が報われるっ……この高瀬舞斗、我がお弁当生涯に一片の悔いなしっ……!」 | |
| 5,mait0113,,「ああそうだ……もよかちゃん、悪いんだけど今日は纏めて作っちゃったから、もよカスタム弁当はないんだ……だから皆と一緒に食べてくれるかな?」 | |
| 5,mait0114,,「はぁ、良かった」 | |
| 5,mait0115,,「?」 | |
| 5,mait0116,,「もよかちゃん、ごめんね……冷蔵庫の油揚げ、切らしてたの忘れちゃってて……で、でもその代わり、びゃっこ氏おにぎりあるから……」 | |
| 5,mait0117,,「あ、有難き幸せぇ!!」 | |
| 5,mait0118,,「も、もよかちゃんっ……!?い、いけないよっ男女七歳にして席を同じゅうせずっ、ましてや、て、手を握るなんてっ……!」 | |
| 5,mait0119,,「かわいいなぁもよかちゃんは、男心を惑わせる妖精さんみたいだぁ……」 | |
| 5,mait0120,,「……深見先生は勝ち組だったのですね……いい友人になれるような気がしていたのですが」 | |
| 5,mait0121,,「か、かわいいっ、かわいいよっ、もよかちゃ~~んっ!!」 | |
| 5,mait0122,,「もよかちゃんはこう見えて霊感があるのですよ。おまじないや占いも当たると学園中で評判なんです。いや、こんなに可愛くて魅力的なのに霊感なんてニッチな特性まであるなんてもう天は二物も三物も」 | |
| 5,mait0123,,「ヒューヒュー、もよかちゃ~~んっ、かっこいいーーっ!!」 | |
| 5,mait0124,,「……」 | |
| 5,mait0125,,「もよかちゃんっ……どうして!?」 | |
| 5,mait0126,,「どうしたじゃないですよ、捜してたんですよ、もよかちゃんを!」 | |
| 5,mait0127,,「学園にも通学路にも見当たらないから、もよかちゃんのクラスメイトに片っ端から電話して……!」 | |
| 5,mait0128,,「この旅館へ向かう一本道付近で見かけたという情報があったから、もしかしたらと思って、こうして急いで駆けつけて来たんです!」 | |
| 5,mait0129,,「ねえ、もよかちゃん、旅館に行くなら行くって、どうして一言教えてくれなかったんだい?僕がどんなに……」 | |
| 5,mait0130,,「ど、どうしてって……?」 | |
| 5,mait0131,,「……!」 | |
| 5,mait0132,,「(ぶるぶるぶるっ……)」 | |
| 5,mait0133,,「……う」 | |
| 5,mait0134,,「うわぁぁぁぁぁ~~~~~っ……!!」 | |
| 5,mait0135,,「ど、ど、どうしてっ、分かってくれないの、もよかちゃんっ……僕はっ、僕はっ……君が、心配なんだよ……!」 | |
| 5,mait0136,,「こ、こんな、夜遅くに……君が、うちにも帰ってこないで、何をしているのかと思うと、僕はっ……僕はぁっ……」 | |
| 5,mait0137,,「もよかちゃんがっ……い、以前とは変わってしまって……色々、僕の知らないこともいっぱいあって……奏ちゃんや他の女の子が、君のこと……」 | |
| 5,mait0138,,「も、もよかちゃん……」 | |
| 5,mait0139,,「ほ、本当?本当に僕の気持ち、分かってくれたの、もよかちゃん……」 | |
| 5,mait0140,,「う、うん……」 | |
| 5,mait0141,,「あ、あの、お騒がせしました、それじゃ、失礼します……」 | |
| 5,mait0142,,「おはようございます、今日も良いお天気で」 | |
| 5,mait0143,,「僕からもお礼を言います。もよかちゃんがお世話になりました!」 | |
| 5,mait0144,,「本当に心配おかけしました。あれから、僕の想いの全てをもよかちゃんにぶつけたんです……そしたら、彼女は僕の愛の深さを、ようやく理解してくれました……」 | |
| 5,mait0145,,「もういいんだよ、もよかちゃん……分かってくれればそれで」 | |
| 5,mait0146,,「うひゃうわあああああああああ~~~っっ……〈ハ〉〈ハ〉も、もよかひゃん……」 | |
| 5,mait0147,,「塩対応ありがとうもよかちゃん……もはやご褒美」 | |
| 5,mait0148,,「(ふかみせんせいっ……)」 | |
| 5,mait0149,,「あ、あの、深見先生……お話したいことがあるのですが」 | |
| 5,mait0150,,「あ、ええと……ここではちょっと……」 | |
| 5,mait0151,,「放課後……音楽室で、いいですか?」 | |
| 5,mait0152,,「深見先生~」 | |
| 5,mait0153,,「あの、実は……」 | |
| 5,mait0154,,「昨夜は……その、もよかちゃんを捜して、帰宅が遅れてしまったので……食材を買うことができなくて……」 | |
| 5,mait0155,,「お弁当、作ってこられませんでしたっ……ゴメンナサイッ!」 | |
| 5,mait0156,,「お、お風呂ぉぉおおおおおぉぉぉっ~~!!ブフッ……」 | |
| 5,mait0157,,「ええと、僕が今日、お弁当を持って来れなかったから、お詫びを……」 | |
| 5,mait0158,,「うん……昨日、お弁当に使う食材が買えなくて……それで……」 | |
| 5,mait0159,,「そ、そんなことないよ!もよかちゃんは何も悪くないっ!」 | |
| 5,mait0160,,「何を言っているんだ~、もよかちゃんは最高の従兄妹だよ~!」 | |
| 5,mait0161,,「……」 | |
| 5,mait0162,,「……あ、あの蓮華さん、明日は必ず作ってきますから……」 | |
| 5,mait0163,,「(ガーン……)」 | |
| 5,mait0164,,「まぁ……僕のお弁当なんて、ね……」 | |
| 5,mait0165,,「ふ、深見先生~~~~、ありがとうございますっっ!!僕を必要としてくれるのは、あなただけですよぉぉぉっ……」 | |
| 5,mait0166,,「……」 | |
| 5,mait0167,,「あぁ……深見先生……来ていただいて、ありがとうございます」 | |
| 5,mait0168,,「ええ……」 | |
| 5,mait0169,,「……あの、深見先生は、怪談がお好きなんですよね?オカルト関係に詳しくていらっしゃるんですか……?」 | |
| 5,mait0170,,「そうですか……やっぱり詳しいんですよね、そういう、オカルト的なことに……」 | |
| 5,mait0171,,「これ……見てください……」 | |
| 5,mait0172,,「これは、ある生徒に借りたものなのですが……ちょっと、普通じゃない気がして……」 | |
| 5,mait0173,,「ご存知でしたか……流石です」 | |
| 5,mait0174,,「やはり頼りになりますね……」 | |
| 5,mait0175,,「僕……実は昨日の放課後、皆さんの跡をつけていたんです」 | |
| 5,mait0176,,「過保護だと思われるかもしれませんが……僕、もよかちゃんが心配で、彼女の跡をつけることがあるんです……よくないことだと分かってはいるのですが……」 | |
| 5,mait0177,,「いいえ……実は僕、奏ちゃん……桜庭さんに頼んで、ピアノを弾いてもらっていたんです」 | |
| 5,mait0178,,「はい……僕は怯える奏ちゃんに頼み込んで、フィンガーガードを付けて演奏してもらいました。左手を殆ど使わなくても弾ける曲をお願いして、僕自身はこっそりもよかちゃん達の跡をつけていました」 | |
| 5,mait0179,,「もよかちゃんは、僕が音楽室でピアノを弾いていない時は、彼女の尾行をしていると気づいている……だから、奏ちゃんに僕のダミーをお願いしたのです」 | |
| 5,mait0180,,「神社に行きたかったからです」 | |
| 5,mait0181,,「ええ、実は一昨日、深見先生にお話を伺った後、一人で神社を捜してみたのです。でも僕には見つけられなかった……」 | |
| 5,mait0182,,「皇先生も神社の事を気にされていましたし、先生達の跡をつけていれば、いつか神社に行くのではないかと期待していたのです。そして昨日、案の定あなた方は神社に向かった……」 | |
| 5,mait0183,,「僕も途中まで、あなた方のすぐ後ろを歩いていたのです。しかし、分岐道から森の中へ入って程なくして……」 | |
| 5,mait0184,,「あなた方は忽然と消えたのです……」 | |
| 5,mait0185,,「あの日……山道でにわかに霧が深くなり、僕は確かに戸惑いました……ですが見失うはずがないのです。あそこは一本道なのですから」 | |
| 5,mait0186,,「おかしいと思った僕は、その一本道から外れ、森の中に分け入って、くまなく捜しました。でも、神社なんてなかった……」 | |
| 5,mait0187,,「僕はある筋から……もよかちゃんが神社で巫女をしていると聞きました。深見先生も、巫女姿のもよかちゃんを見たと言う。でももよかちゃんは、僕には何も言ってくれない」 | |
| 5,mait0188,,「神社も見つけることが出来ない。僕は……僕はもよかちゃんが心配なんですっ……!」 | |
| 5,mait0189,,「何処にあるかも知れない神社で……もよかちゃんが一体何をやっているのか……心配で心配で……!」 | |
| 5,mait0190,,「昨夜もよかちゃんは僕に謝ってくれました……僕は嬉しかった……でも……!」 | |
| 5,mait0191,,「彼女を疑うようで、情けないんですが……あれがもよかちゃんの本心だとは、どうしても思えないんです……」 | |
| 5,mait0192,,「僕はもよかちゃんを、家族の一員だと思っています……でも、もよかちゃんは、そうは思っていないんじゃないかって……」 | |
| 5,mait0193,,「すみません、こんな、愚痴みたいなこと……」 | |
| 5,mait0194,,「ほ、本当ですか!?」 | |
| 5,mait0195,,「ありがとうございますっ、やっぱり深見先生に相談してよかった!」 | |
| 5,mait0196,,「僕、この本で深見先生のお名前を見つけた時から、きっとあなたなら相談に乗ってくれると思ってたんです」 | |
| 5,mait0197,,「深見先生の作品、読ませていただきました……これを読んで分かったんです。あなたは優しい人だって……」 | |
| 5,mait0198,,「良かったら、お持ちになります?」 | |
| 5,mait0199,,「それ……もよかちゃんが持っていたんですよ」 | |
| 5,mait0200,,「もよかちゃん……オカルト関係に傾倒していた時期があって……今はそうでもないんですが、一時期はそういう本ばかり読み漁っていたんです……」 | |
| 5,mait0201,,「そうですよね、ああ見えてもよかちゃんは読書家なんですが、読む本が変わっていて……オカルト関係とか、あとはパソコンの雑誌なんかも大量に買い込んできて、よく読んでいます」 | |
| 5,mait0202,,「僕も……自分なりに、オカルトについて調べたりはしたんですが……」 | |
| 5,mait0203,,「この本には、ポルターガイスト現象が起こる家には、必ずと言っていい程、子供や若い女性が関係していると書かれています……」 | |
| 5,mait0204,,「特に……昔の日本の……化物屋敷と呼ばれるような家では……若い娘……下女達が、超常現象を起こしたとされているのです」 | |
| 5,mait0205,,「ええ……若い女性は卑弥呼の時代から、あの世とこの世を繋ぐ、メッセンジャーの役割を果たしてきた……つまり、その役割を果たすが故に、妖怪化しやすいという特徴もある……」 | |
| 5,mait0206,,「ええ……女性が持っているスピリチュアルパワー……それが、場所霊を呼び出し、不気味な現象を起こしているのではないか、と考えたりもしました……」 | |
| 5,mait0207,,「……」 | |
| 5,mait0208,,「……今夜……神社に行けば、分かるかも知れません……」 | |
| 5,mait0210,,「……驚かせてしまいました?」 | |
| 5,mait0211,,「すみません……驚かすつもりはなかったんですが」 | |
| 5,mait0212,,「……ぷぷ」 | |
| 5,mait0213,,「だって、皆さんが僕に全く気付いてくれないから……」 | |
| 5,mait0214,,「え?……いや、皆さんが合流した辺りから、ピタリと後ろにはり付いていたのですが……気付きませんでした?」 | |
| 5,mait0215,,「それにしても、ありがとうございますっ、深見先生のおかげですっ……!」 | |
| 5,mait0216,,「深見先生が誘ってくれなかったら、ここには来られなかったと思います」 | |
| 5,mait0217,,「本当に……あったんですね……」 | |
| 5,mait0218,,「あんなに、捜しても捜しても見つからなかったのに……」 | |
| 5,mait0219,,「…………」 | |
| 5,mait0220,,「も、もよかちゃん、君は……」 | |
| 5,mait0221,,「巫女装束、可愛すぎるぅぅぅぅぅぅ~~~~~っっっ……!!やめて僕を萌え殺さないでぇぇぇ〈ハ〉〈ハ〉」 | |
| 5,mait0222,,「……リア充タヒね、リア充タヒね、リア充タヒね、リア充タヒね……」 | |
| 5,mait0223,,「では、始めましょうか」 | |
| 5,mait0224,,「でも、せっかく男性3人、女性3人と人数が揃っているのですから、せめて男女がペアになれるようにもう一回やっても……」 | |
| 5,mait0225,,「……行ってきます、もよかちゃん……」 | |
| 5,mait0226,,「……」 | |
| 5,mait0227,,「もよかちゃんのためだったら、どんなに怖くてもへっちゃらなんですが……いざ、その命題がなくなると、途端に臆病になってしまうんですよね……ハハハハ」 | |
| 5,mait0228,,「で、でもぉ……もしお化けなんか出てきたらどうするんですかぁ。あの神社、立派すぎて逆に怖いし……」 | |
| 5,mait0229,,「す、好きで握っていると思ったら、大間違いですからねっ!」 | |
| 5,mait0230,,「大丈夫だった、もよかちゃん?」 | |
| 5,mait0231,,「深見先生、おかえりなさい」 | |
| 5,mait0232,,「蓮華さんだったら、またどこからか、ひょいと現れますよ」 | |
| 5,mait0233,,「じゃあ、僕も付き合うよ、もよかちゃん」 | |
| 5,mait0234,,「あ、深見先生、また明日……」 | |
| 5,mait0235,,「もよかちゃん……片付けは終わった?」 | |
| 5,mait0236,,「それにしても……こんな場所が本当に学園の目と鼻の先にあったとは……未だに信じられないよ」 | |
| 5,mait0237,,「え?……し、知らないよ。今日深見先生に聞いて初めて知ったんだ」 | |
| 5,mait0238,,「……それじゃ、そろそろ帰ろうか」 | |
| 5,mait0239,,「……そうだね」 | |
| 5,mait0240,,「そうみたいだけど……それがどうかしたの?」 | |
| 5,mait0241,,「お兄ちゃんって……深見先生のこと……?」 | |
| 5,mait0242,,「……」 | |
| 5,mait0243,,「……何がそんなに可笑しいの、もよかちゃん」 | |
| 5,mait0244,,「願い?」 | |
| 5,mait0245,,「……もしかして」 | |
| 5,mait0246,,「……それを叶えるために、君は……」 | |
| 5,mait0247,,「もよかちゃん、君が何を考えているかは予想がつく……でも、やめたほうがいい。あまり自分を追い詰めちゃいけないよ」 | |
| 5,mait0248,,「僕は、君を守りたいだけなんだ……!」 | |
| 5,mait0249,,「……」 | |
| 5,mait0250,,「もよかちゃん、僕にとって君は……大事な妹みたいな存在なんだ……だから、そんなこと言ってないで、もう行くよっ」 | |
| 5,mait0251,,「!」 | |
| 5,mait0252,,「……ど、どうしたの!?急に……」 | |
| 5,mait0253,,「……」 | |
| 5,mait0254,,「……もよかちゃん……」 | |
| 5,mait0255,,「あぁ、皆さん……おはようございます……」 | |
| 5,mait0256,,「もよかちゃん!」 | |
| 5,mait0257,,「も、もよかちゃん、本当に大丈夫なのっ……!?」 | |
| 5,mait0258,,「(ぬっ)」 | |
| 5,mait0259,,「どうしたんですか、そんなに驚いて……」 | |
| 5,mait0260,,「すみません……」 | |
| 5,mait0261,,「ずっと、深見先生が一人になる機会を狙っていたのですが、中々タイミングが合わず……」 | |
| 5,mait0262,,「ひっ!れ、蓮華さん……いつからそこにぃぃ?」 | |
| 5,mait0263,,「……はぁ……」 | |
| 5,mait0264,,「はぁ……あの、蓮華さん、秘密厳守でお願いしますよ……」 | |
| 5,mait0265,,「実は、もよかちゃんの事なんですが」 | |
| 5,mait0266,,「もよかちゃんは大事な家族の一員です……少なくとも僕はそのつもりで彼女に接しています」 | |
| 5,mait0267,,「でも昨夜、神社で後片付けをしていた時、急に人が変わったみたいになって……ぼ、僕に『触るなっ!』って……あぁうぅぅぅっっ……」 | |
| 5,mait0268,,「すみません……その時のことを思い出してしまって、つい……」 | |
| 5,mait0269,,「それから、もよかちゃんがずっと変なんです……以前のようにウザがられているという感じではなく……完全な拒絶、みたいなものを感じるのです……」 | |
| 5,mait0270,,「それは絶対に違います!!」 | |
| 5,mait0271,,「……それなのに……深見先生にだけは、あんな、恋する乙女のような態度で……」 | |
| 5,mait0272,,「……何か、心当たりがあるのでは?」 | |
| 5,mait0273,,「兎に角、もよかちゃんが別人のように思えて……あの神社の影響ではないかと、気が気でならないのですっ!」 | |
| 5,mait0274,,「僕はおかしな事を言っているのかも知れない。でも、深見先生だったら、信じてくれそうな気がして……」 | |
| 5,mait0275,,「ありがとうございます!深見先生っ。やはり貴方とは良い友人になれそうだっ!」 | |
| 5,mait0276,,「僕も今日は被害者の生徒達に必死でお願いしてみます……彼女達からだったら、何か有益な情報を引き出せるかも知れない。だから、放課後音楽室にいらして下さい。お願いします!」 | |
| 5,mait0277,,「あ、急いでお弁当取ってこないと。今日も作ってきましたからね、お弁当〈ハ〉じゃ、また後で!」 | |
| 5,mait0279,,「何をやっているんだっ、一人に寄ってたかって……やめなさいっ!!」 | |
| 5,mait0280,,「全く、僕のもよかちゃんに何をするんだ……!」 | |
| 5,mait0281,,「もう心配ないよ、もよかちゃん。君は悪くないんだから……」 | |
| 5,mait0282,,「……でしょ?もよかちゃん……」 | |
| 5,mait0283,,「深見先生のせいって、どういうことですか……?」 | |
| 5,mait0284,,「……そ、そうだったんですか、講義で神社の事を……でも、悪気があったわけじゃないんですから、深見先生のせいではないですよ……」 | |
| 5,mait0285,,「それじゃあ、皆さん、お昼ごはんにしましょうかっ」 | |
| 5,mait0286,,「もよかちゃん、行こうよ」 | |
| 5,mait0287,,「あ……うん、ごめん……」 | |
| 5,mait0288,,「とんでもないです、僕が好きでやってることなので……食べて喜んでもらえるだけで、大満足です」 | |
| 5,mait0289,,「そんなぁ、蓮華さん~褒め過ぎですよ~」 | |
| 5,mait0290,,「もよかちゃん、来てごらん。今日はちゃんと君の大好きなお稲荷さん入れておいたよ」 | |
| 5,mait0291,,「い、いや……もよかちゃんが、喜んでくれるかな、と思って……」 | |
| 5,mait0292,,「だ、だって……君の笑顔は僕の幸せだから……家族ってそういうものでしょう」 | |
| 5,mait0293,,「でも……だって……僕達は……」 | |
| 5,mait0294,,「もよか……ちゃん……?」 | |
| 5,mait0295,,「もよかちゃん!」 | |
| 5,mait0296,,「あ、ああ、あ、あ…………」 | |
| 5,mait0297,,「も、もよかちゃん……」 | |
| 5,mait0298,,「も、もよかちゃん……」 | |
| 5,mait0299,,「……来てくれたんですね」 | |
| 5,mait0300,,「そうですか……」 | |
| 5,mait0301,,「……」 | |
| 5,mait0302,,「それじゃ、君たち、出てきていいよ」 | |
| 5,mait0303,,「こちらは、ご存知とは思いますが、桜庭奏ちゃん」 | |
| 5,mait0304,,「そしてこちらは、宇佐美沙織ちゃんです」 | |
| 5,mait0305,,「ご存知だったんですか?深見先生」 | |
| 5,mait0306,,「安心しなさい、もよかちゃんはもうここにはいないから」 | |
| 5,mait0307,,「そうですね、話はそこからですね……奏ちゃん、話してくれるかい」 | |
| 5,mait0308,,「深見先生、奏ちゃんが怯えるのも無理はありません……」 | |
| 5,mait0309,,「実は、市外の病院に入院している生徒も何人かいます……一時は集中治療室に入って、生死の境を彷徨った生徒もいるんです」 | |
| 5,mait0310,,「二人です。寮生活の生徒だったのですが、親御さんが、目の届く地元で治療を受けさせたいからと……」 | |
| 5,mait0311,,「彼女達は今も、病院で『青蜘蛛の呪い』に怯えています。入院していても尚、びゃっこ氏の呪縛から開放されることはないのです……」 | |
| 5,mait0312,,「沙織ちゃん、落ち着いて……」 | |
| 5,mait0313,,「奏ちゃん!!」 | |
| 5,mait0314,,「よ、良かった、奏ちゃん!」 | |
| 5,mait0315,,「大丈夫、奏ちゃん、すぐに病院に連れて行ってあげるから……!」 | |
| 5,mait0316,,「ご、ごめん……沙織ちゃん……僕はただ……」 | |
| 5,mait0317,,「あぁ……」 | |
| 5,mait0318,,「……お気遣いありがとうございます、深見先生……」 | |
| 5,mait0319,,「僕は、今から奏ちゃんを病院へ送り届けてきます」 | |
| 5,mait0320,,「……分かりました」 | |
| 5,mait0321,,「……深見先生……」 | |
| 5,mait0322,,「もよかちゃんはもしかしたら、人間自体を恨んでいるのかも知れません……彼女の家族は、放火がもとで焼け死んだのですから」 | |
| 5,mait0323,,「犯人はまだ捕まっていません……この先も捕まらないでしょう。警察も何もしてくれない。もよかちゃんは絶望し、そして怒りの矛先があらぬ方へ向いてしまったのかも知れない……」 | |
| 5,mait0324,,「では、僕達は失礼します……」 | |
| 5,mait0325,,「あ、深見先生ですか、すみません、高瀬です!!」 | |
| 5,mait0326,,「あのっ……もよかちゃん、知りませんか!?」 | |
| 5,mait0327,,「旅館にいるんですか!?」 | |
| 5,mait0328,,「どこに行くとか、言ってませんでしたか!?」 | |
| 5,mait0329,,「もよかちゃんが、まだうちに帰ってこないんです!!どこに行ったか、分からないんですっ……!!」 | |
| 5,mait0330,,「わ、分かってますっ、だからこうして……!ううううっ……!!」 | |
| 5,mait0331,,「だ、駄目ですっ……まだ大袈裟にはしたくないんです!」 | |
| 5,mait0332,,「お願いします、深見先生、一緒にもよかちゃんを、捜してもらえませんか……!?」 | |
| 5,mait0333,,「すみません、お呼び立てして……」 | |
| 5,mait0334,,「はい……」 | |
| 5,mait0335,,「僕は怖いんです……このままもよかちゃんが戻ってこないような気がして……」 | |
| 5,mait0336,,「いえ……本当にもよかちゃんは変わってしまった……もう取り返しがつかない、そんな気がするんです……」 | |
| 5,mait0337,,「以前のもよかちゃんは……とても暗い子でした」 | |
| 5,mait0338,,「いえ、元々のもよかちゃんは、とても明るい子でしたよ。家族に囲まれている時は……」 | |
| 5,mait0339,,「僕のうちにもよく遊びに来てくれて、僕のピアノが好きで、いつも聴いてくれてました」 | |
| 5,mait0340,,「けれど……たまたま僕のうちに遊びに来ている間に、彼女の家が火事になって……もよかちゃん以外、皆亡くなってしまった」 | |
| 5,mait0341,,「放火だったって、話しましたよね?犯人は捕まっていませんが、現場から逃げていく女子学生を見たっていう目撃情報はあったんです」 | |
| 5,mait0342,,「しかし、それだけでした……誰も助けてくれないし、同情もその場限り……」 | |
| 5,mait0343,,「もよかちゃんの家庭は、近所でも羨ましがられる程の仲良し家族だったんです。お父さんは一流企業にお勤めで、お母さんは専業主婦、お兄さんは県立大学へ進学、と何不自由ない暮らしをしていました」 | |
| 5,mait0344,,「新築の広い家を見て、妬んでいる人も多かったんでしょう……きっとあの家族は悪い事をして、あの家を建てたんだ……そんな声もありました」 | |
| 5,mait0345,,「本当です」 | |
| 5,mait0346,,「お父さんは会社でパワハラをしていた、お母さんは主婦売春をしていた、お兄さんは大学のサークルで女子学生をレイプした……そういう悪事を働いたから、恨みを買って放火されたんだ……」 | |
| 5,mait0347,,「町内では、そんな噂が飛び交っていました」 | |
| 5,mait0348,,「ええ、当然根も葉もない噂話です。しかし、SNSで拡散されると、見た人はそれが真実だと思い込みます」 | |
| 5,mait0349,,「もよかちゃんは……そういう汚い世間に、絶望したんだと思います」 | |
| 5,mait0350,,「僕は、家族を亡くしたもよかちゃんに、家に来るように説得しました……一緒に暮らそうって……でも、無駄でした」 | |
| 5,mait0351,,「もよかちゃんは自ら児童養護施設に入りました。僕は何度も面会に行って、その都度一緒に暮らそうと誘いましたが……彼女は返事もしないで、パソコンに向かってばかりいました……」 | |
| 5,mait0352,,「施設では友達は一人もいなかったようで、すっかり暗い子になっていました」 | |
| 5,mait0353,,「ところが半年くらい前、突然、僕のところに住まわせてもらえないかと、彼女の方から連絡があったのです」 | |
| 5,mait0354,,「僕も、僕の両親も、とても喜びました……ようやく、彼女が前を向いて歩き出そうとしているのだと」 | |
| 5,mait0355,,「もよかちゃんがうちに来たら、あれもしてあげよう、これもしてあげようと……色々考えました。結果、うざがられることになりましたけど、僕は嬉しかった」 | |
| 5,mait0356,,「うちに来た彼女は、昔のように明るかった……彼女の経緯を話すと学長も親身になってくれて、僕が講師を務める讃咲良学園への編入を特別に許可してくれました」 | |
| 5,mait0357,,「明るいもよかちゃんは、学園にすぐに溶け込み、誰とでも分け隔てなく接して、あっという間に人気者となりました」 | |
| 5,mait0358,,「奏ちゃんとも仲良くなってくれて……まるで元の、家族が生きていた頃のもよかちゃんに戻ったみたいで……僕は安心しました」 | |
| 5,mait0359,,「これからは全てが良くなる。もよかちゃんは立ち直って、幸せになれる……そう思っていた矢先でした……何かがおかしいと気づいたのは……」 | |
| 5,mait0360,,「もよかちゃんは、時々急にいなくなって、そんな時は幾ら携帯に電話しても、出てくれませんでした……後で行き先を聞いても、答えてはくれなかった」 | |
| 5,mait0361,,「深夜に出掛けたり、おかしな行動が目立つようになりました……女の子ですから、心配して注意しましたが、聞いてもらえませんでした……」 | |
| 5,mait0362,,「奏ちゃんから、びゃっこ氏の件を相談された時には、驚いて……悪いとは思いましたが、もよかちゃんが外出している時に、部屋を調べたんです……」 | |
| 5,mait0363,,「……すると、パソコン関連の本の中にオカルト関係の本や、呪術的な本が沢山あって……びっくりしました……不気味だったし、部屋に呪いを試したような跡も残っていて……」 | |
| 5,mait0364,,「僕はもよかちゃんが怖くなった……だから僕は、もよかちゃんの行動を監視するようになったのです」 | |
| 5,mait0365,,「もよかちゃんは人を傷つけ利用し、酷いと思う……でも、僕はもよかちゃんを放っておけない……」 | |
| 5,mait0366,,「彼女がどんな事をしていようが、僕が彼女を見捨てたら、一体他に誰が、もよかちゃんを救ってくれると言うんですか!」 | |
| 5,mait0367,,「すみません……深見先生もお手伝いしてくれているのに、自分のことばかり……」 | |
| 5,mait0368,,「はい、ありがとうございます……!」 | |
| 5,mait0369,,「……」 | |
| 5,mait0370,,「深見先生!?」 | |
| 5,mait0371,,「もよかちゃんとは会えましたか?僕は結局会えないままで……」 | |
| 5,mait0372,,「いえ、深見先生のせいじゃありませんよ……僕の方こそ、すみませんでした……皇先生から聞きました。今朝、深見先生は行方不明だったって……」 | |
| 5,mait0373,,「僕が昨夜あんな事をお願いしたから、深見先生にまでご迷惑を……本当に申し訳ありませんでした……!」 | |
| 5,mait0374,,「いえ、事がこんなに大きくなる前に、皆に相談しておくべきだったんです……僕のせいです……!」 | |
| 5,mait0375,,「ありがとうございます……すみません、深見先生には愚痴ばかり言ってしまって……もよかちゃんが無事だって、分かっただけでも良かったです」 | |
| 5,mait0376,,「一応もよかちゃんのことは、警察に届けました……今は、倒れてしまった生徒達が優先です」 | |
| 5,mait0377,,「そういえば、深見先生はどうして学園に?皇先生に体調がお悪いとお聞きしたのですが?」 | |
| 5,mait0378,,「皇先生ですか……僕も、倒れた生徒達の家を回って、今帰ってきたばかりなので、どこにいるのか……取り敢えず職員室に行ってみましょう」 | |
| 5,mait0379,,「呪いを、どうするって仰いました?」 | |
| 5,mait0380,,「わ、分かりました……今、病院に電話します」 | |
| 5,mait0381,,「皇先生は病院で待ってるそうです、すぐに行きましょう!」 | |
| 5,mait0382,,「まだ、皆昏睡状態ですか……?」 | |
| 5,mait0383,,「……」 | |
| 5,mait0384,,「ぼ、僕からも、お願いします、皇先生!」 | |
| 5,mait0385,,「それじゃあ、僕は寮の生徒と、町の外の病院に入院している生徒のところへ、車で届けに行ってきます」 | |
| 5,mait0386,,「……」 | |
| 5,mait0387,,「深見先生を、信じてます!」 | |
| 5,mait0388,,「深見先生……皆さん……!」 | |
| 5,mait0389,,「もよかちゃんもこうして反省していますし……僕ももよかちゃんと一緒に、これからも被害者の生徒さん達に許してもらえるように、誠心誠意尽くしていきたいと思っています……」 | |
| 5,mait0390,,「深見先生……」 | |
| 5,mait0391,,「蓮華ちゃんを捜したって、無駄ですよ」 | |
| 5,mait0392,,「だって、そのほうが楽じゃないですか。深見先生……」 | |
| 5,mait0393,,「蓮華ちゃんを捜して、どうなります?二人には、どんな未来が待っているんですか?蓮華ちゃんには戸籍はあるんですか?彼女と結婚できますか?」 | |
| 5,mait0394,,「彼女は確かに可愛い……僕もそう思いますよ。でもね、彼女一体何者です?」 | |
| 5,mait0395,,「そもそも彼女は人間なんですか?それとも、化け物なんですか?深見先生は、彼女の正体を、知っているんですか?」 | |
| 5,mait0396,,「ほら、蓮華ちゃんの事、何も知らないじゃないですか?」 | |
| 5,mait0397,,「所詮、蓮華ちゃんとあなたは、住む世界が違うんですよ」 | |
| 5,mait0398,,「このまま別れたほうが……諦めたほうが、傷つかないで済みます」 | |
| 5,mait0399,,「忘れたほうがいいんですよ。蓮華ちゃんの事は」 | |
| 5,mait0400,,「今ならまだ間に合います、深見先生……」 | |
| 5,mait0401,,「……」 | |
| 5,mait4003,,「(じと……)」 | |
| 5,mait0120,,「……深見先生は勝ち組だったのですね……いい友人になれるような気がしていたのですが」 | |
| 5,mait4004,,「今日帰られるんですね、淋しくなります……」 | |
| 5,mait4005,,「色々、ありがとうございました……深見先生や蓮華さんのおかげで、もよかちゃんも随分変わりました」 | |
| 5,mait4006,,「ええ……今日はちょっと、体調を崩して家で寝ていますが……以前よりもずっと素直になって……僕にも謝ってくれました」 | |
| 5,mait4007,,「お見送りに来られなくて、残念がっていましたが……また、ぜひ遊びに来てください」 | |
| 5,mait0325,,「あ、深見先生ですか、すみません、高瀬です!!」 | |
| 5,mait0326,,「あのっ……もよかちゃん、知りませんか!?」 | |
| 5,mait0329,,「もよかちゃんが、まだうちに帰ってこないんです!!どこに行ったか、分からないんですっ……!!」 | |
| 5,mait0332,,「お願いします、深見先生、一緒にもよかちゃんを、捜してもらえませんか……!?」 | |
| 5,mait0333,,「すみません、お呼び立てして……」 | |
| 5,mait4001,,「僕は、やはり、神社だと思います……!」 | |
| 5,mait0335,,「僕は怖いんです……このままもよかちゃんが戻ってこないような気がして……」 | |
| 5,mait4002,,「……本当にもよかちゃんは変わってしまった……もう取り返しがつかない、そんな気がするんです……」 | |
| 5,mait0402,,「も、もよかちゃんっ……!!」 | |
| 5,mait0403,,「うわぁぁぁっ……もよかちゃんっ、どうしてこんなことにっ……!?」 | |