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糖尿病患者が発熱や下痢、嘔吐などの症状を呈したことによって、
血糖コントロールが著しく困難に陥った状態をシックデイ(sick day)という。
対応を誤ると、急速に病状が悪化したり、昏睡を起こして死亡する場合もある。
シックデイは、感染症・消化器疾患・外傷・ストレスなどが併存することで起こる。
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text: >
炎症性サイトカインやインスリン拮抗ホルモンの増加によって、
インスリンの作用は著しく低下している。
高度の脱水や電解質の喪失を伴うことが多い。
食欲不振のため食事摂取量が低下しても血糖値は高めであることが多いが、
低血糖にも注意が必要である。
食事・内服薬・インスリン量についても、特別な配慮が必要となる。
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できるだけ主治医に連絡して助言を受けるようにする。
脱水を避けるため、水分補給が必要である。
水分摂取の目標として、少なくとも1日 1000〜1500 mL の水やお茶を摂取するようにする。
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食事は糖質の補給を最優先とし、お粥、果物、うどんなどの消化しやすいもの、
あるいはジュースやスープを摂取し、絶食にならないようにする。
ストレスにより血糖が上昇するため、インスリン治療中の患者では
通常よりも多くのインスリンが必要となることがある。
食事が摂れていなくても、自己判断でインスリンを中断してはならない。
血糖自己測定を行い、できるだけこまめに3〜4時間ごとに血糖値の変動を確認し、
必要に応じて速効型または超速効型インスリンを追加する。
可能であれば、自宅で尿ケトン体を測定する。
必要に応じて医療機関を受診する。
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安静と保温に努め、早めに主治医または医療機関に連絡する。
水やお茶などで水分摂取を心がけ、脱水を防ぐ。
食欲がなくても、お粥・果物・うどん・ジュースなどで炭水化物を補給する。
インスリン治療中の患者は、自己判断でインスリンを中止しない。
食事が摂れていなくても、中止してはならない。
血糖自己測定を行いながら、インスリン量を調整する。
経口血糖降下薬や GLP-1 受容体作動薬は、種類や食事摂取量に応じて減量または中止する。
入院治療が必要な場合は、休日でも事前に電話連絡をして受診する。
医療機関では、原因疾患の治療と輸液による水分補正を行う。
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次のような場合には医療機関の受診が必要である。
嘔吐や下痢が激しく、1日以上続き、食事摂取が不可能な状態。
高血糖(350 mg/dL以上)と尿中ケトン体陽性が1日以上続くとき。
38℃以上の高熱が2日以上続き、改善傾向がみられないとき。
腹痛が強いとき。
胸痛や呼吸困難、意識障害がみられるとき。
脱水症状が激しい、あるいは著しい体重減少がみられるとき。
インスリン注射量や経口血糖降下薬の服用量が、自分で判断できないとき。
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旅行に際しては、メディカルチェックを忘れずに行い、スケジュールはゆとりのある日程を選ぶ。
シックデイルールを覚えておき、糖尿病連携手帳を忘れない。
事前に日程や情報を入手しておき、食事やインスリンなどの対策を考えておくことが必要である。
運動量が減って低血糖になることもあり、補食、ブドウ糖などの準備も必要になる。
薬物療法については、内服薬、注射薬を旅行日数より多めに持っていく。
グルカゴン点鼻薬の処方をされている場合には携帯し、同行する家族等にも使用法を確認しておく。
注射薬、グルカゴン点鼻薬は、旅行中、常温保存し、車のトランクやダッシュボード、夏季の車内への放置は厳禁とし、
車を離れるときは貴重品とともに携帯する。直射日光には当てない。
使用した注射針、ランセット穿刺針は、絶対に旅行先では捨てない。
耐貫通性容器に入れて持ち帰る。
靴擦れ防止のためにも到着後使用する履きなれた靴を持参する。
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text: >
海外旅行では、日本糖尿病協会が発行している「英語で書いた糖尿病カード」を携帯する。
インスリンなどの注射薬の機内持ち込みに際して、医師の証明書を事前にもらっておくのが望ましい。
インスリンポンプ、トランスミッタは手荷物X線検査やボディスキャナー検査に通すことはできるが、
検査時インスリンポンプ、トランスミッタを外し、係員に示す必要がある。
インスリンなどの注射薬や内服薬は2つに分けて別に保管するのが望ましい。
凍結の危険性やロストバゲッジの可能性があるため、預け荷物だけに入れることは避ける。
治療薬や血糖自己測定器は手荷物として機内に持ち込めるようにする。
主要な航空会社は、インスリンポンプなどの医療機器を機内に持ち込む際の注意事項をホームページに公開している。
航空機の機内食は、予約をすれば糖尿病食に変更してくれる航空会社もある。
もしなくても、普通の機内食を上手に選んでバランスよく食べるのもよい。
食べなれた米飯類、海苔、梅干などを携帯するのもよい。
時差の問題では、現地時間とフライト時間と機内食の時間を日程表に記入し、
それをもとにインスリン注射の仕方や経口血糖降下薬の飲み方をあらかじめ医師に相談しておく。
時差が大きい場合は、基礎インスリンの効果が途切れないように、
食事にあわせて適宜、超速効型か速効型インスリンで調節する。
長時間の航空機やバス利用によって、肺塞栓症を起こす深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)に注意する。
水分補給、下肢の運動、ストッキング着用などで予防を図る。
海外旅行では、糖尿病治療中でも保険期間が31日以内なら加入できる海外旅行保険もある。
各社に問い合わせる必要がある。
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text: '**1. 食事療法**'
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text: '* 食事療法は、インスリン依存状態、インスリン非依存状態にかかわらず糖尿病治療の基本であり、その詳細を指導することは管理栄養士本来の役割である。管理栄養士以外の職種にある者も食事療法の知識を身につける必要はあるが、栄養に関する具体的指導は管理栄養士に依頼する。'
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text: '**[1] 食事療法の目的**'
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text: |-
* 糖尿病患者が、健康な人同様の日常生活を営むのに必要な栄養素を摂取する。
* 糖尿病の代謝異常を是正し、合併症の発症と進展を抑制する。
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text: '**[2] 食事療法の要点**'
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text: '**a. 適正なエネルギー量**'
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text: '* 過不足なくエネルギーを摂取することで、全身における良好な代謝状態を維持することができる。摂取すべきエネルギー量は、目標体重を保ちながら日常生活を送るために必要とされる量(注1)を目安とする。'
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text: '**b. 栄養素のバランス**'
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text: |-
* エネルギー産生栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)の比率を適正に保ち、動物性脂肪や食塩の過剰摂取に注意することで、合併症の発症と進展を抑制することができる。
* ビタミンやミネラルは代謝を円滑にし、食物繊維は食後血糖の上昇を抑制する作用がある。いずれの栄養素も過不足のないようにする。
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text: '**c. 規則正しい食習慣**'
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* 規則正しい食習慣は、著しい高血糖や低血糖を是正する。
* 1日の指示エネルギー量を3食(朝・昼・夕)に分割し、食事時間も一定の間隔にすることで食後血糖値の変動を抑制することができる。
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text: '**B 食事療法の実際**'
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text: '**a. 目標体重と総エネルギー摂取量の目安(注1)**'
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text: '* 目標とする体重や摂取すべきエネルギー量は、年齢や病態、身体活動量などによって異なることを考慮し、個別化を図る。まず、治療開始時に総エネルギー摂取量の目安を定め、病態、年齢や体組成、患者のアドヒアランスや代謝状態の変化を踏まえ、適宜変更する。'
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text: '**b. 総エネルギー摂取量の目安**'
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text: |-
* 総エネルギー摂取量(kcal/日) = 目標体重(kg)(1) × エネルギー係数(kcal/kg)(2)
※原則として年齢を考慮に入れた目標体重を用いる。
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text: '**(1) 目標体重(kg)の目安**'
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text: |-
* 総死亡が最も低いBMIは年齢によって異なり、一定の幅があることを考慮し、以下の式から算出する。
* 65歳未満:[身長(m)]² × 22
* 前期高齢者(65歳から74歳):[身長(m)]² × 22〜25
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text: |-
*(注釈)*
注1) 日本糖尿病学会 編・著:糖尿病診療ガイドライン2024. 南江堂, 東京, p.39-41, 2024.
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後期高齢者(75歳以上):[身長(m)]² × 22〜25
〔※ 75歳以上の後期高齢者では現体重に基づき、フレイル、(基本的)ADL低下、合併症、体組成、身長の短縮、摂取状況や代謝状態の評価を踏まえ、適宜判断する〕
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**(2) 身体活動レベルと病態によるエネルギー係数(kcal/kg)**
① 軽い労作(大部分が座の静的活動):25〜30
② 普通の労作(座位中心だが通勤、家事、軽い運動を含む):30〜35
③ 重い労作(力仕事、活発な運動習慣がある):35〜
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text: |-
* 高齢者のフレイル予防では、身体活動レベルより大きい係数を設定できる。
* また、肥満で減量をはかる場合には、身体活動レベルより小さい係数を設定できる。
* いずれにおいても目標体重と現体重との間に大きな乖離がある場合は、上記①〜③を参考に柔軟に係数を設定する。
(具体的な総エネルギー摂取量の目安については付録:307頁を参照)
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text: '**c. 栄養素の配分**'
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text: '**(1) エネルギー産生栄養素バランス(注2)の比率**'
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* 一般的には、指示エネルギー量の40〜60%を炭水化物から摂取し、タンパク質は20%未満、残りは脂質で摂取するのがバランスのよい比率とされている(注3)(高齢者についてはVIII章-6-A:177頁参照)。
* 身体活動量、合併症の状態、嗜好性などの条件に応じて、適宜、柔軟に対応する。
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text: '**(2) タンパク質摂取量**'
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text: |-
* 『日本人の食事摂取基準(2020年版)』に準拠する(注4)。
① タンパク質摂取比率(総エネルギー摂取量に占めるべき割合)は18〜49歳では13〜20%、50〜64歳では14〜20%、65歳以上では15〜20%とする。
② 高齢者においてはフレイルの発症も考慮し、少なくとも1.0g/kg体重/日以上とすることに留意して指導する必要がある。腎機能低下例では摂取過剰にならないように注意する。
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text: '**(3) 脂質摂取量と脂肪酸**'
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text: |-
* 『日本人の食事摂取基準(2020年版)』に準拠する(注4)。
① 脂質摂取比率(総エネルギー摂取量に占めるべき割合)は20〜30%エネルギーとし、飽和脂肪酸は7%エネルギー以下とする。
② 糖尿病が動脈硬化性疾患の最大のリスクであることから、脂質の比率が25%エネルギーを上回る場合は、飽和脂肪酸を減らし、多価不飽和脂肪酸を増やすなど脂肪酸組成に留意する(注1)。
③ コレステロールに目標量は設定されていないが、許容される摂取量に上限が存在しないということではない。脂質異常症(高コレステロール血症)の場合は、重症化予防の観点から、200mg/日未満に留めることが望ましい(注4)。
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text: '**(4) ビタミン・ミネラル**'
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text: '* 原則として『日本人の食事摂取基準(2020年版)』を基準とする(注4)。'
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text: '**(5) 食物繊維**'
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text: |-
* 原則として『日本人の食事摂取基準(2020年版)』を基準とする(注4)。
* 合併症予防のためには食物繊維を多く摂取するように努める(1日20g以上)。食物繊維は食後の血糖値上昇を抑制し、血清コレステロールの増加を防ぎ、便通を改善する作用がある(注3)。
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text: '**(6) 食塩相当量**'
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order_in_section: 23
text: |-
* 『日本人の食事摂取基準(2020年版)』を基準とする(注4)。
* 18歳以上の目標量:男性7.5g/日未満、女性6.5g/日未満。
* 心血管疾患の抑制、高血圧合併例、ならびに顕性腎症期以降(注3)の食塩摂取量は6.0g/日未満とする。
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text: '**(7) 合併症がある場合**'
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text: '* 糖尿病性腎症・脂質異常症・高血圧などの合併症がある場合はそれぞれのガイドラインに準拠する(IX章-2-D:209頁、IX章-3-E:217頁参照)。'
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text: |-
*(注釈)*
注2) エネルギー産生栄養素バランス:三大栄養素がエネルギーを産生する栄養素であることから、従来の「三大栄養素バランス」から「エネルギー産生栄養素バランス」に呼称が変更された。
注3) 日本糖尿病学会 編・著:糖尿病治療ガイド 2022-2023. 文光堂, 東京, p.49-52, 2022.
注4) 「日本人の食事摂取基準(2020年版)」(2020年度から2024年度まで使用)(厚生労働省策定)を参照する。ただし、健康人を対象として作成されたものであるので、対象患者ごとに個別に対応する(付録:295頁参照)。
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text: '**a. 糖尿病食事療法のための食品交換表を用いた栄養指導**'
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text: '**(1) 食品交換表(表1)**'
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order_in_section: 3
text: |-
* 「食品交換表」は、糖尿病患者が食事療法の基本を理解し実行するために利用できる手引書である。
* 「単位」:食品交換表では、エネルギー計算が簡便となるよう80kcalを1単位と定め、1単位(80kcal)に相当する食品の重量を掲載している。
* 「表」:食品交換表では、栄養素のバランスを図るために、類似の栄養素で構成されている食品を4群6表に分類し、調味料を加えて掲載している。
* 各表の栄養素の平均的含有量から1日の栄養素量の概算が可能である。
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text: |-
**(2) 食品交換表の使い方**
① 指示された1日のエネルギー量(総エネルギー摂取量の目安:V章1-B-[1]:60頁参照)を1単位である80kcalで除し、総単位数を算出する。例えば指示されたエネルギー量が1,600kcalの場合は、1日20単位(1,600kcal÷80kcal)となる。
② 主治医は、炭水化物の割合を患者の合併症、肥満度などにより60%、55%、50%から選択する。
③ 同一表内の食品を同一単位で交換し、栄養素のバランスを保ちながら食事内容を多彩にしていく。
source_page: 62
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text: '**(3) 食品交換表を利用した献立作成**'
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text: |-
* 実際に献立を作成するにあたっては、3食ともに、主食+主菜+副菜を揃えた組み合わせとするが、「食品交換表」による配分を活用すれば、適切な摂取量と栄養素バランスのとれた食品構成が容易に達成できる。まず、1日の指示単位より配分された表1(主食)・表3(主菜)・表6(副菜)のそれぞれの単位数を、朝・昼・夕の3食になるべく均等に分割する。次に、1食に指示されている各表の単位数に相当する食品を、患者の好みに合わせて食品交換表から選択する。表2の果物や表4の牛乳などは食事に入れるか間食として摂取する(表2)。
* 表1(主食)
主食は、なるべく食物繊維を多く含むものを選ぶようにする。玄米ごはんや麦ごはん、ライ麦パンなどには食物繊維が多く含まれている。
* 表3(主菜)
食品の選択は嗜好に偏らないように心がけ、脂質...(次ページへ続く)
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text: |-
**表1 食品分類表**
*1単位(80kcal)あたりの栄養素の平均含有量*
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text: |-
| 食品の分類 | 食品の種類 | 炭水化物(g) | タンパク質(g) | 脂質(g) |
| :--- | :--- | :--- | :--- | :--- |
| **炭水化物を多く含む食品(I群)** | | | | |
| **表1** | ●穀物 ●いも ●炭水化物の多い野菜と種実 ●豆(大豆を除く) | 18 | 2 | 0 |
| **表2** | ●くだもの | 19 | 1 | 0 |
| **タンパク質を多く含む食品(II群)** | | | | |
| **表3** | ●魚介 ●大豆とその製品 ●卵、チーズ ●肉 | 1 | 8 | 5 |
| **表4** | ●牛乳と乳製品(チーズを除く) | 7 | 4 | 4 |
| **脂質を多く含む食品(III群)** | | | | |
| **表5** | ●油脂 ●脂質の多い種実 ●多脂性食品 | 0 | 0 | 9 |
| **ビタミン、ミネラルを多く含む食品(IV群)** | | | | |
| **表6** | ●野菜(炭水化物の多い一部の野菜を除く) ●海藻 ●きのこ ●こんにゃく | 14 | 4 | 1 |
| **調味料** | ●みそ、みりん、砂糖など | 12 | 3 | 2 |
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text: (日本糖尿病学会 編・著:糖尿病食事療法のための食品交換表 第7版. 日本糖尿病協会・文光堂, 東京, p.13, 2013, 引用)
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text: '**表2 1日の指示単位20単位(1,600キロカロリー/炭水化物55%)の単位配分の一例**'
source_page: 63
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text: '**(上段:1日にどの表から何単位とるか、各表の1日の指示単位を示します)**'
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order_in_section: 12
text: |-
| 食品交換表 | 表1 | 表2 | 表3 | 表4 | 表5 | 表6 | 調味料 |
| :--- | :--- | :--- | :--- | :--- | :--- | :--- | :--- |
| **食品の種類** | 穀物、いも、豆など | くだもの | 魚介、大豆、卵、チーズ、肉 | 牛乳など | 油脂、多脂性食品など | 野菜、海藻、きのこ、こんにゃく | みそ、みりん、砂糖など |
| **1日の指示単位** | 9 | 1 | 5 | 1.5 | 1.5 | 1.2 | 0.8 |
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text: '**(下段:朝食、昼食、夕食、間食ごとに、それぞれどの表から何単位とるかを示します)**'
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text: |-
* **朝食の単位**:表1(3), 表3(1), 表6(0.4)
* **昼食の単位**:表1(3), 表3(2), 表5(1.5), 表6(0.4), 調味料(0.8)
* **夕食の単位**:表1(3), 表3(2), 表6(0.4)
* **間食の単位**:表2(1), 表4(1.5)
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text: (日本糖尿病学会 編・著:糖尿病食事療法のための食品交換表 第7版. 日本糖尿病協会・文光堂, 東京, p.18, 2013, 引用)
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text: (前ページからの続き:脂質)...(特に飽和脂肪酸)や食塩の多いものは摂り過ぎに注意する。
source_page: 63
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text: |-
* 表6(副菜)
野菜は1日350g以上、そのうち1/3以上は緑黄色野菜で摂るようにし、さらにエネルギー量の少ない海藻、きのこ、こんにゃく類を加えるようにする。
source_page: 63
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text: '**b. カーボカウントによる栄養指導(注5)・(注7)**'
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text: '**(1) カーボカウントとは**'
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text: |-
* 「カーボカウント」とは、従来のエネルギーコントロールとバランスのよい栄養素の補給を目的とした食事療法とは異なり、血糖コントロールに視点をおいた食事療法である。
* 炭水化物(糖質)・タンパク質・脂質はエネルギーのもととなる栄養素であり、これらは消化・吸収されたのちに代謝の過程で血糖に影響を及ぼすが、特に食直後の血糖値は食事に含まれる糖質量によって強く影響を受け、糖質量が多いほど血糖値が上昇する。
* 糖尿病患者では、糖質の摂取量が少なくても、健康な人と比べて血糖上昇が大きく、高血糖の状態が長時間続く傾向にある。
* したがって、食直後の高血糖を防ぐためには、摂取する食品のエネルギー量だけでなく、糖質量にも着目することが大切となる。
* すでに欧米では一般的に利用されている食事療法であるが、日本でも、超速効型インスリンやインスリンポンプ療法の普及によって、その活用が浸透してきている。
* 「カーボカウント」には、基礎編(基礎カーボカウント)とそれに基づく応用編(応用カーボカウント)の2段階がある。
source_page: 63
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order_in_section: 21
text: |-
*(注釈)*
注5) 日本糖尿病学会 編・著:医療者のためのカーボカウント指導テキスト「糖尿病食事療法のための食品交換表」準拠. 文光堂, 東京, 2017.
注6) 大阪市立大学大学院医学研究科発達小児医学教室・大阪市立大学医学部附属病院栄養部 編:糖尿病のあなたへ かんたんカーボカウント〜豊かな食生活のために〜 改訂版. 医薬ジャーナル社, 大阪, 2009.
注7) 村田敬:CDEJのための情報アップデート「カーボカウント」について. CDEJ News Letter 29: 10, 2011.
source_page: 63
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text: '**(2) カーボカウントの実際**'
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order_in_section: 23
text: |-
* カーボカウントを実施するにあたって、まずは食品に含まれる糖質量を把握する必要がある。
* 糖質量は、「食品交換表(第7版の巻末の参考資料に掲載)」や「日本食品標準成分表」、市販の加工食品や調理済み食品に掲載されている「栄養成分表示」などによって把握できる。厳密には、炭水化物=糖質+食物繊維であるが、加工食品などの栄養成分表示で、炭水化物量のみが記載されている場合は、炭水化物量≒糖質量とみなしてもよい(食物繊維は血糖を上昇させるものではないため)。
source_page: 64
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text: '**「基礎カーボカウント」とは**'
source_page: 64
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order_in_section: 25
text: |-
* 「基礎カーボカウント」とは、毎食の糖質量をできるだけ一定にすることで、血糖値の乱高下を防ぎ、食後血糖値を安定させる方法で、すべての糖尿病患者が対象となり得る。
* 1日分のエネルギー量と糖質量は、なるべく3食均等に配分することが推奨されている。
source_page: 64
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text: '**「応用カーボカウント」とは**'
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order_in_section: 27
text: |-
* 主に強化インスリン療法やインスリンポンプ療法中の糖尿病患者が対象となる。
* 応用カーボカウントとは、基礎カーボカウントのように糖質量を毎回一定にするのではなく、摂取する糖質の量と食前に測定した血糖の値から、その都度インスリンの投与量を決定し、食後血糖を安定させる方法である。
* 医師は、「糖質用インスリン」と「補正用インスリン」の2つに分けてインスリン量を決定していく。
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text: '**(3) カーボカウントの留意点**'
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order_in_section: 29
text: |-
* このように「カーボカウント」は、摂取する糖質の量にあわせて血糖をコントロールしていく方法である。
* したがって、炭水化物(糖質(注8))のみを制限して血糖のコントロールを図る「糖質制限食」とは異なる。極端な糖質制限は、長期的な食事療法としての遵守性や安全性を担保するエビデンスが不足しているため推奨できない。
* 基礎カーボカウント・応用カーボカウントのいずれも、炭水化物(糖質(注8))だけに着目するのではなく、タンパク質や脂質・その他の栄養素のバランスや摂取量にも配慮して行うべきものである。
* また、肥満を伴う患者の場合は、エネルギー調整を行ったうえで実施されなければならない。
* 具体的なカーボカウントの事例については付録:295頁を参照。
source_page: 64
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section_id: 5.1.4
order_in_section: 1
text: |-
* 実際に食品を計量することで、具体的な食事量を把握することができる。
* 調理前と調理後では食品の重量が変化することを説明する。
* 廃棄量がある食品の計量の方法を指導する(皮のある芋・果物、尾頭付きの魚など)。
* 目安量だけでは時間とともに誤差が生じてきやすいため、ときどき計量して確認する。
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text: '**(1) 盛り付けの工夫**'
source_page: 64
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order_in_section: 2
text: |-
* 肉や魚料理の付け合せに海藻類や野菜料理を添えたり、骨や殻つきの食材を使用することでボリュームが増し、満足感を得ることができる。また、早食いの防止にもなる。
* 食べ過ぎを防ぐために、大皿盛りよりも個別の盛り付けとする。
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text: '**(2) 食べ方の工夫**'
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order_in_section: 4
text: |-
* 野菜など食物繊維に富んだ食物を主食より先に食べ、よく噛んで咀嚼することにより、食後の高血糖の是正が期待できる。
* しっかりとした咀嚼は早食いの是正のみならず、食本来のもつ歯ごたえや味覚の回復、オーラルフレイル予防、そして満腹感覚の改善による食事量の減少、さらに内臓脂肪特異的な脂肪分解まで期待できる(注9)。
source_page: 64
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order_in_section: 5
text: |-
*(注釈)*
注8) 炭水化物=糖質+食物繊維
注9) 日本肥満学会 編:肥満症診療ガイドライン 2022. ライフサイエンス出版, 東京, p.68, 2022.
「よく噛むこと」には歯周病の有無が影響する。歯周病により歯の喪失、動揺があると、かたい食品を避けてやわらかい食品をよく噛まずに摂取するといった食行動の変化が生じ、食事療法の妨げとなるため、介入が必要である。
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order_in_section: 6
text: '**表3 食事摂取状況に関する調査法のまとめ**'
source_page: 65
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order_in_section: 7
text: |-
| | 概要 | 長所 | 短所 | 習慣的な摂取量を評価できるか | 利用にあたって特に留意すべき点 |
| :--- | :--- | :--- | :--- | :--- | :--- |
| **食事記録法** | ・摂取した食物を調査対象者が自分で調査票に記入する。<br>・重量を測定する場合(秤量法)と、目安量を記入する場合がある(目安量法)。<br>・食品成分表を用いて栄養素摂取量を計算する。 | ・対象者の記憶に依存しない。<br>・ていねいに実施できれば精度が高い。 | ・対象者の負担が大きい。<br>・対象者のやる気や能力に結果が依存しやすい。<br>・調査期間中の食事が、通常と異なる可能性がある。<br>・データ整理に手間がかかり、技術を要する。<br>・食品成分表の精度に依存する。 | ・多くの栄養素で長期間の調査を行わないと不可能。 | ・データ整理能力に結果が依存する。<br>・習慣的な摂取量を把握するには適さない。<br>・対象者の負担が大きい。 |
| **24時間食事思い出し法** | ・前日の食事、または調査時点からさかのぼって24時間分の食物摂取を、調査員が対象者に問診する。<br>・フードモデルや写真を使って、目安量をたずねる。<br>・食品成分表を用いて、栄養素摂取量を計算する。 | ・対象者の負担は、比較的小さい。<br>・比較的高い参加率を得られる。 | ・熟練した調査員が必要。<br>・対象者の記憶に依存する。<br>・データ整理に時間がかかり、技術を要する。<br>・食品成分表の精度に依存する。 | ・多くの栄養素で複数回の調査を行わないと不可能。 | ・聞き取り者に特別の訓練を要する。<br>・データ整理能力に結果が依存する。<br>・習慣的な摂取量を把握するには適さない。 |
| **陰膳法** | ・摂取した食物の実物と同じものを、同量集める。<br>・食物試料を化学分析して、栄養素摂取量を計算する。 | ・対象者の記憶に依存しない。<br>・食品成分表の精度に依存しない。 | ・対象者の負担が大きい。<br>・調査期間中の食事が通常と異なる可能性がある。<br>・実際に摂取した食品のサンプルを、全部集められない可能性がある。<br>・試料の分析に、手間と費用がかかる。 | ・習慣的な摂取量を把握する能力は乏しい。 | |
| **食物摂取頻度法** | ・数十〜百数十項目の食品の摂取頻度を、質問票を用いて尋ねる。<br>・その回答をもとに、食品成分表を用いて栄養素摂取量を計算する。 | ・対象者1人あたりのコストが安い。<br>・データ処理に要する時間と労力が少ない。<br>・標準化に長けている。 | ・対象者の漠然とした記憶に依存する。<br>・得られる結果は質問項目や選択肢に依存する。<br>・食品成分表の精度に依存する。<br>・質問票の精度を評価するための、妥当性研究を行う必要がある。 | ・可能。 | ・妥当性を検証した論文が必須。<br>・また、その結果に応じた利用に留めるべき。<br>・ごく簡易な食物摂取頻度調査票でも妥当性を検証した論文はほぼ必須。 |
| **食事歴法** | ・上記(食物摂取頻度法)に加え、食行動、調理や調味などに関する質問も行い、栄養素摂取量を計算に用いる。 | | | | |
| **生体指標** | ・血液、尿、毛髪、皮下脂肪などの生体試料を採取して、化学分析する。 | ・対象者の記憶に依存しない。<br>・食品成分表の精度に依存しない。 | ・試料の分析に、手間と費用がかかる。<br>・試料採取時の条件(空腹か否かなど)の影響を受ける場合がある。<br>・摂取量以外の要因(代謝・吸収、喫煙・飲酒など)の影響を受ける場合がある。 | ・栄養素によって異なる。 | ・利用可能な栄養素の種類が限られている。 |
source_page: 65
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page_id: sec_5_1
section_id: 5.1.5
order_in_section: 8
text: (厚生労働省:日本人の食事摂取基準(2020年版)「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書. p.25, 2020, 引用)
source_page: 65
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section_id: 9.1.1
order_in_section: 1
text: |-
追加でご提示いただいた2枚の画像(194ページ、195ページ)について、ページ順(194→195)に整理して文字起こしを行います。
これらは糖尿病の急性合併症、特に「低血糖」に関する解説ページです。
source_page: 194
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order_in_section: 2
text: '**1. 急性合併症**'
source_page: 194
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text: '**A 低血糖**'
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order_in_section: 1
text: |-
* 糖尿病の薬物療法中に最も高頻度にいられる急性合併症は低血糖である。
* 一般に血糖値が70mg/dL未満になると、生体は初期反応として交感神経系、特にカテコラミン、グルカゴン、成長ホルモン、コルチゾールなどの分泌増加を介して血糖値を上昇させようとし、交感神経症状が出現する(表1)。
* 普段の血糖値がかなり高い人では、急激な血糖値の低下に伴い70mg/dLより高い値でも低血糖症状を示すことがある。
* 一般に血糖値が50mg/dL以下の中等度の低血糖になると、中枢神経のブドウ糖不足の症状が出現する。
* 普段低血糖気味の人や自律神経障害を合併している人では、血糖値が50mg/dLより低くても交感神経系の症状を欠き、突然重篤な中枢神経症状が発現することがある。これが無自覚性低血糖である。
* 一般に血糖値が30mg/dL以下になると、痙攣発作、低血糖昏睡に至り、治療が遅れると死に至ることがある。
* 摂取エネルギーに比較し消費エネルギーとインスリンの作用が過剰になれば、低血糖になる。
* 糖尿病患者にみられる低血糖の原因・誘因はさまざまである(表2)。
* 患者側の要因としては食事(特に糖質)量の不足、食...(次ページへ続く)
source_page: 194
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text: '**表1 低血糖の症状**'
source_page: 194
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order_in_section: 3
text: |-
| 分類 | 症状 |
| :--- | :--- |
| **交感神経系の症状** | 冷汗、不安感、手指振戦、顔面蒼白、動悸など |
| **中枢神経系の症状** | 頭痛、眼のかすみ、動作緩慢、集中力の低下などを訴える。次いで意識障害、異常行動、痙攣がみられ、さらに昏睡に至る。 |
source_page: 194
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order_in_section: 4
text: '**表2 低血糖を起こしやすい状態**'
source_page: 194
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section_id: 9.1.1.1
order_in_section: 5
text: |-
| 分類 | 具体的な状態 |
| :--- | :--- |
| **1. 食事の不足** | 食事の時間が普段より遅れたとき<br>食事を摂らなかったとき<br>食事(糖質)の量が普段より少ないとき<br>食欲低下や下痢のあるとき |
| **2. アルコールの多飲** | |
| **3. 運動の過剰** | 過激な運動をした後<br>空腹時に運動したとき<br>特別な運動後の夜間(遅発性低血糖) |
| **4. インスリンの過量投与** | 不適切に量を変更したとき<br>入浴などでインスリンの吸収が促進されたとき<br>自己注射手技を誤ったとき(注射時間が早すぎた、量が多すぎた、インスリンの種類を間違えた、血管内注射になった、インスリン注入ポンプの設定・操作ミスなど)<br>腎障害の悪化によるインスリン分解の低下 |
| **5. SU薬・グリニド薬の過量投与** | SU薬・グリニド薬を飲んで食事をとらないとき・あるいは食事を忘れているとき<br>飲み間違えて量が多すぎたとき |
| **6. インスリン抵抗性の改善** | 肥満の改善<br>ストレス・感染症の改善<br>ブドウ糖毒性の解除<br>ステロイド薬の減量<br>インスリン拮抗ホルモン分泌不全<br>インスリン抗体の減少などがあるとき |
| **7. その他** | 上記の組み合わせ(インスリンの効果が強くでる時間帯に激しい運動をしたときなど)<br>他の薬剤との併用 |
source_page: 194
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- passage_id: guide_9_1_1_9_1_1_1_p06
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order_in_section: 6
text: (前ページからの続き)...事時間の遅れ、アルコールの多飲、運動の過剰、インスリン注射の過量投与が多い。
source_page: 195
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section_id: 9.1.1.1
order_in_section: 7
text: |-
* インスリン以外には、スルホニル尿素(SU)薬、速効型インスリン分泌促進(グリニド)薬も低血糖を起こす。
* ビグアナイド薬、チアゾリジン薬、α-グルコシダーゼ阻害(α-GI)薬、DPP-4阻害薬、SGLT2阻害薬、GLP-1受容体作動薬は、単独では低血糖を来す可能性は低いが、他剤との併用時には起こりうる。
* 腎不全の進行によるインスリン必要量の減少、自律神経障害による交感神経反応の低下または欠如など、合併症の進行に関連した低血糖に注意する。
* 肥満の改善、ストレス・感染症の改善、ステロイド投与量の減量、ブドウ糖毒性の解除などもインスリン必要量を減らし、低血糖の原因になる。
* その他、インスリン分泌やインスリン作用を増強する薬剤も低血糖の原因になりうる(表3)。
source_page: 195
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order_in_section: 8
text: '**表3 血糖低下作用を増強しうる薬剤**'
source_page: 195
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- passage_id: guide_9_1_1_9_1_1_1_p09
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section_id: 9.1.1.1
order_in_section: 9
text: |-
1. β遮断薬(プロプラノロール等)
2. エタノール
3. ニューモシスチス肺炎治療薬(ペンタミジン、ST合剤)
4. 抗不整脈薬(ジソピラミド、シベンゾリン等)
5. サリチル酸系薬(アスピリン)
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section_id: 9.1.1.2
order_in_section: 1
text: |-
* 表1に低血糖時の症状を示す。低血糖昏睡の発症は急激であり、早期発見・早期治療が必要である。
* 初期症状としては、冷汗、不安感、手指振戦、顔面蒼白、動悸などの交感神経症状がみられる。
* やがて中枢神経のブドウ糖欠乏による症状として、頭痛、眼のかすみ、空腹感、集中力低下、異常行動、ねむけ、痙攣発作、意識障害(昏睡)に陥る。症状の発現には個人差が大きい。
* 身体所見としては、頻脈、皮膚湿潤、四肢冷感、さまざまな程度の意識障害などがみられる。
* 低血糖昏睡では血糖値は著しく低く(通常30mg/dL以下)、血糖値を測定すれば診断は容易である。中枢神経の画像所見や血漿浸透圧や血液ガス所見は正常範囲である。
* 低血糖を疑わせる何らかの症状があれば、ただちに血糖自己測定(SMBG)を行い確認する。血糖値が測定できなくても、ブドウ糖または砂糖を服用後、すぐに症状が軽快すれば低血糖である。
source_page: 195
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- passage_id: guide_9_1_1_9_1_1_3_p01
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order_in_section: 1
text: '**a. 低血糖の予防と治療**'
source_page: 195
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- passage_id: guide_9_1_1_9_1_1_3_p02
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section_id: 9.1.1.3
order_in_section: 2
text: |-
* 低血糖の早期発見・早期治療の重要性を強調し、以下のような指導をする。
* 規則正しい生活に努め、そのときの血糖値に応じてむやみに自己判断でインスリン量を調節しない。
* 外出時にはブドウ糖(α-GI薬を服用中の患者)または砂糖、IDカードなどを携帯する。
* 低血糖が疑われるときには可能な限りSMBGを行い、血糖値と症状との関係を自ら確認し、すみやかに対応する。
* 低血糖が確認できれば、ただちにブドウ糖10g(砂糖であれば20g)(α-GI薬の場合はブドウ糖)、またはそれに相当する糖質を含むもの(ジュースなど)を摂る。15分以内に症状の回復がなければ、同じ対応を繰り返す。
* 症状がおさまっても再び血糖値が低下する可能性があるので、食事前であれば食事を、次の食事時間まで1時間以上あれば炭水化物などを1〜2単位摂取させる。米飯、パン、クラッカー、牛乳などがよい。
* SU薬やアルコールが関与した低血糖は遷延・再発することが多いので注意が必要である。
* 無自覚性低血糖では、血糖の目標値をいったん高めに保ち、頻回に血糖測定をして低血糖を防ぐ。
* 低血糖から回復した後は、その誘因・原因、早期症状、対応の適否など、再発防止策について考える。
source_page: 195
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- passage_id: guide_9_1_1_9_1_1_3_p03
guideline_id: test_manual_v1
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order_in_section: 3
text: '**b. 重症低血糖の治療**'
source_page: 195
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- passage_id: guide_9_1_1_9_1_1_3_p04
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page_id: sec_9_1
section_id: 9.1.1.3
order_in_section: 4
text: '* 意識障害や昏睡などの重篤な低血糖で糖質の経口摂取が困難な場合は、至急医療機関を受診する必要...'
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