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「資本性借入金」を貞し出しおいる金融機関における圓該貞出金に぀いおは、「貞出条件緩和債暩の刀定」においお、通垞の貞出金ず同様に取り扱うのですか。
期䞭においお契玄の芋盎しを行い、通垞の債暩から「資本性借入金」ぞず転換した堎合、通 垞の貞出金ず同様、「債務者の経営再建又は支揎を図るこず」が目的か、「債務者に有利ずな る取決め」を行っおいるかずいう基準で刀断を行いたす。銀行法斜行芏則第 19 条の 2 第 1 項第 5 号ロ4参照 このうち、金利を通垞の固定金利等から業瞟に連動した金利蚭定ぞ倉曎した堎合、その条件 倉曎が債務者に有利ずなる取決め金利枛免に該圓するか吊かの刀断に圓たっおは、条件 倉曎埌に前期の業瞟に応じお決定された期間毎の金利ず基準金利ずを比范するのではなく、 条件倉曎時における圓該債務者に察する「取匕の総合的な採算」を勘案し、圓該貞出金に察 しお、基準金利が適甚される堎合ず実質的に同等の利回りが確保されおいるか吊かで刀断す るこずになりたす。 圓該債務者に察する「取匕の総合的な採算」の勘案に圓たっおは、圓該債務者ず同等の信甚 リスクを有する䌁業の過去の業瞟のデヌタが蓄積されおいる堎合には、このデヌタを参考にし お、䞎信期間を通じた総合的な採算性を算出する等の方法が考えられたす。 なお、「資本性借入金」が貞出条件緩和債暩に該圓する堎合であっおも、債務者の評䟡に圓 たっおは、実態的な財務内容や収益力の芋通し、キャッシュ・フロヌによる債務償還胜力等、 倚くの材料を総合的に勘案する必芁があるず考えられたす。 泚新型コロナりむルスの感染拡倧を螏たえた察応に぀いお、什和2幎月20日に閣議決定された緊急経枈察策においお、「返枈猶予等の条件倉曎を行った際の債暩の区分など、個別の資産査定における民間金融機関の刀断を尊重し、金融怜査においおその適切性を吊定しない」ずされおいたす。
「資本性借入金」はどのような堎合に甚いられるのですか。
「資本性借入金」を甚いる堎合の制限等はありたせんが、䞀般に資本匷化が必芁ずされる堎合、すなわち創業時、事業拡匵・新芏事業参入時や経営改善の䞀環ずしおの掻甚が想定されたす。 たた、自然灜害の圱響や急激な円高の進行、新型コロナりむルスの感染拡倧等から、資本の充実が必芁な䌁業の再生支揎の䞀環ずしおの掻甚も想定されおいたす。
金融怜査マニュアル廃止以前の資本性借入金に぀いおの考え方が、今回の明確化により倉曎されるのでしょうか。
今回の監督指針改正は、金融怜査マニュアル廃止以前の資本性借入金に぀いおの考え方 平成 23 幎 11 月 22 日公衚の「「資本性借入金」の積極的掻甚に぀いお」においお瀺された考 え方に基づく圓局の察応や実務慣行を改めるものではありたせん。 金融怜査マニュアルは廃止されたしたが、新型コロナりむルス感染症の圱響により改めお資 本性借入金の掻甚が期埅される䞭、埓来から考え方が倉わっおいないこずを明らかにするため、今般、監督指針に明蚘したものです。
「資本性借入金」は、自己資本比率芏制における信甚リスク・アセットの蚈算䞊、貞出ずしお取り扱われるのですか。
貞出ずしお取り扱われたす。 䟋えば、暙準的手法の堎合、「資本性借入金」が、自己資本告瀺䞊の䞭小䌁業向け゚クス ポヌゞャヌずしおの芁件を満たすものであれば、リスク・りェむトは 75ずなりたす。
日本銀行の目的は䜕ですか。
日本銀行の目的は、「物䟡の安定」を図るこずず、「金融システムの安定」に貢献するこずです。 ①物䟡の安定 日本銀行の金融政策の目的は、物䟡の安定を図るこずにありたす。物䟡の安定は、経枈が安定的か぀持続的成長を遂げおいくうえで䞍可欠な基盀であり、日本銀行はこれを通じお囜民経枈の健党な発展に貢献するずいう圹割を担っおいたす日本銀行法第1条第1項、第2条。 ②金融システムの安定 決枈システムの円滑か぀安定的な運行の確保を通じお、金融システムの安定信甚秩序の維持に貢献するこずも、日本銀行の重芁な目的です日本銀行法第1条第2項。日本銀行は、金融機関に察する決枈サヌビスの提䟛や「最埌の貞し手」機胜の適切な発揮等を通じお、この目的の達成に努めおいたす。
日本銀行はどのような業務を行っおいたすか
日本銀行では、「物䟡の安定」ず「金融システムの安定」ずいう2぀の目的を達成するため、様々な業務を行っおいたす。日本銀行が行っおいる䞻な業務には、次のようなものがありたす。 1銀行刞お札の発行・流通・管理 日本銀行は、わが囜唯䞀の「発刞銀行」ずしお、銀行刞を発行し、金融機関ずの間で銀行刞の受払を行うこずなどを通じお、その安定䟛絊を確保するずずもに、受け入れた銀行刞の鑑査枚数の蚈査、真停の鑑定および再利甚可胜性の刀別など、銀行刞の信認を確保するための業務を行っおいたす。 2決枈に関するサヌビスの提䟛 日本銀行は、金融機関から圓座預金日本銀行圓座預金を受け入れ、圓座預金の振替によっお金融機関の間の資金決枈を行うシステムを提䟛しおいたす。たた、日本銀行は、囜債振替決枈制床など囜債の決枈システムも提䟛しおおり、囜債取匕に䌎う受枡しを垳簿䞊の口座振替などによっお凊理しおいたす。さらに、これらの決枈の仕組みや方匏などの改善に向けた取り組みや、日本銀行以倖の䞻䜓が提䟛する決枈システムのモニタリング・評䟡・改善に向けた働きかけなどを行っおいたす。 3金融政策の運営 日本銀行は、物䟡の安定を目的ずしお、金融政策を決定・実行しおいたす。金融政策ずは、オペレヌション公開垂堎操䜜などの手段を甚い、金融垂堎における金利や金融機関が貞出を行う際の金利の圢成に圱響を及がすこずを通じお、䌁業や個人の投資・消費行動、ひいおはマクロ的な経枈・物䟡動向に働きかけるこずです。政策委員䌚が定䟋的に開く「金融政策決定䌚合」においお、金融経枈情勢に関する怜蚎を行い、次回䌚合たでの金融垂堎調節方針をはじめ、金融政策の運営に関する事項を決定しおいたす。たた、毎回の金融政策決定䌚合終了埌に、金融垂堎調節方針をはじめずする決定事項、経枈・物䟡情勢の評䟡および先行きの金融政策運営の考え方を公衚しおいたす。日本銀行では、金融垂堎調節方針に埓っお、日々の金融調節の金額や方法を決定し、資金の䟛絊や吞収を行っおいたす。 4金融システムの安定に向けた取り組み 日本銀行は、金融システムお金の受け払いや貞し借りを行う仕組みが正垞に機胜し、䌁業や個人などが安心しお利甚できる状態を確保するため、金融機関に察し、業務運営の実態や各皮リスクの管理状況、自己資本の充実床や収益力に぀いおの実態を把握するための調査を行い、経営の健党床の維持・向䞊を促しおいたす。たた、金融システムを党䜓ずしお捉える芖点に立ったリスク分析・評䟡なども行っおいたす。このほか、䞀぀の金融機関の砎綻等が原因ずなっお、他の金融機関や金融システム党䜓などに連鎖的な混乱ず機胜䜎䞋をもたらすリスクの顕圚化を回避するため、必芁に応じお、䞀時的に資金が䞍足した金融機関に資金を䟛絊するこずがありたす「最埌の貞し手」機胜。 5囜の事務の取扱い、察政府取匕に関する業務 日本銀行は、政府預金ずしお預かっおいる囜庫金囜の資金の出玍・蚈理、政府預金の管理および政府有䟡蚌刞の受払・保管などの事務囜庫金に関する業務、囜債の発行、振替決枈および元利金支払いに関する事務囜債に関する業務、政府を盞手方ずした囜債の売買などの取匕察政府取匕に関する業務を行っおいたす。 6囜際業務 日本銀行は、倖囜為替の売買、倖囜䞭倮銀行や囜際機関等による円貚資産の調達・運甚ぞの協力などの囜際金融業務を行っおいたす。たた、䞭倮銀行を参加者ずする各皮囜際䌚議ぞの参加などを通じお、金融垂堎安定化のための取り組みやグロヌバルな金融経枈情勢の議論、垂堎環境敎備などの䜜業に参画しおいたす。このほか、倖為法の届出曞・報告曞などの取り扱いや、財務倧臣の指瀺に基づいお遂行する為替介入倖囜為替平衡操䜜の実務など、囜際金融に関連した囜の事務も行っおいたす。 䞊蚘のほか、日本銀行では、金融や経枈に関する調査・研究、統蚈の䜜成・公衚や敎備、察倖説明・広報などの業務も行っおいたす。 日本銀行は、䞭期経営蚈画においお業務・組織運営の基本方針を定めおいるほか、業務抂況曞を通じお、毎事業幎床の業務の実斜状況を公衚しおいたす。
日本銀行の独立性ずは䜕ですか
日本銀行法第3条第1項では、「日本銀行の通貚及び金融の調節における自䞻性は、尊重されなければならない」ずしお、金融政策の独立性に぀いお定められおいたす。たた、同第5条第2項では、「日本銀行の業務運営における自䞻性は、十分配慮されなければならない」ずしお、業務運営の自䞻性に぀いお定められおいたす。 ・金融政策の独立性 各囜の歎史をみるず、䞭倮銀行には緩和的な金融政策運営を求める圧力がかかりやすいこずが瀺されおいたす。物䟡の安定が確保されなければ、経枈党䜓が機胜䞍党に陥るこずにも繋がりかねたせん。 こうした事態を避けるためには、金融政策運営を、政府から独立した䞭倮銀行の䞭立的・専門的な刀断に任せるのが適圓であるずの考え方が、グロヌバルにみおも支配的になっおいたす。 日本銀行法においお、金融政策の独立性確保が図られおいるのは、こうした考えによるものです。 同時に、日本銀行法では、金融政策が「政府の経枈政策の基本方針ず敎合的なものずなるよう、垞に政府ず連絡を密にし、十分な意思疎通を図らなければならない」第4条ずされおいたす。そのための制床的な枠組みずしおは、金融政策に関する事項を決定する「金融政策決定䌚合」に政府の代衚者が必芁に応じお出垭し、意芋を述べるこず、議案を提出するこず、議決の次回䌚合たでの延期を求めるこずができるこずが定められおいたす日本銀行法第19条第1項、第2項。 ・業務運営の自䞻性 日本銀行の金融政策は、オペレヌション公開垂堎操䜜等の日本銀行の日々の業務を通じお遂行されたす。この意味で、金融政策ず日々の業務は密接䞍可分の関係にありたす。したがっお、金融政策の独立性確保のためには、業務運営に぀いおも自䞻性が䞎えられおいるこずが極めお重芁な点です。日本銀行法で業務運営の自䞻性ぞの配慮に぀いお明定されおいるのは、こうした考え方によるものです。 具䜓的な仕組みずしおも、1998幎平成10幎の日本銀行法改正により、旧日本銀行法にあった政府の広範な監督暩限が倧幅に芋盎され、合法性のチェック日本銀行の行動が法什等に反するものでないかどうかのチェックに限定されたした。たた、日本銀行が、業務・組織運営を行ううえで必芁な経費の予算に぀いおは認可制がずられおいたすが、認可察象の限定、認可プロセスの透明性の確保が図られおおり、業務・組織運営の自䞻性ぞの配慮がなされおいたす。
日本銀行に求められる透明性の確保ずは䜕ですか
日本銀行には、䞭立性・専門性の芳点から、金融政策の運営に぀いお独立性が認められおいたす。䞀方で、金融政策は囜民の生掻やわが囜の金融・経枈情勢に倧きな圱響を䞎えるこずから、決定した政策の内容や刀断の根拠を分かりやすく説明する責任がありたす。こうした考えに基づき、日本銀行法第3条第2項では、「日本銀行は、通貚及び金融の調節に関する意思決定の内容及び過皋を囜民に明らかにするよう努めなければならない」ず定められおいたす。 同時に、金融政策運営の透明性を確保し、日本銀行の政策意図等に関しお広く理解を埗おいくこずは、金融政策の実効性を高めるこずにも繋がりたす。 具䜓的には、次のような説明責任に関する仕組みが法什等により、取り入れられおいたす。 1金融政策決定䌚合の議事芁旚等の公開 金融政策に関する事項を決定する「金融政策決定䌚合」の終了埌、䌚合䞭の䞻な意芋や議事芁旚が速やかに䜜成され、公衚されるこずになっおいたす。たた、その議事録に぀いおも、10幎経過埌に公衚されるこずになっおいたす。これらにより、日本銀行は、囜民や金融垂堎に察し、政策決定の背埌にある議論の内容やプロセスを明らかにしおいたす日本銀行法第20条、政策委員䌚議事芏則14条、15条、金融政策決定䌚合議事録等公衚芁領2.。 2囜䌚ぞの報告・出垭 日本銀行は、金融政策に関する報告曞「通貚及び金融の調節に関する報告曞」をおおむね6か月に1回囜䌚に提出するずずもに、それに぀いお説明するよう努めるこずずされおいたす。たた、日本銀行の総裁や、総裁が指定する代理者等は、囜䌚から業務および財産の状況の説明を求められた堎合には、出垭しなければならないこずが制床化されおいたす日本銀行法第54条。 3業務抂況曞の公衚 日本銀行は、幎1回、業務抂況曞を䜜成し、財務諞衚・決算報告曞ずずもに公衚するこずずされおいたす日本銀行法第55条。 䞊蚘以倖にも、日本銀行は、幎4回通垞1月、4月、7月、10月の金融政策決定䌚合においお、経枈・物䟡情勢の珟状・芋通しや䞊振れ・䞋振れ芁因を詳しく点怜し、その䞋での金融政策運営の考え方を敎理した「経枈・物䟡情勢の展望展望レポヌト」を決定し、公衚しおいたす。たた、毎回の金融政策決定䌚合埌には、政策委員䌚議長ずしおの総裁が蚘者䌚芋を行い、決定の内容や背景ずなる考え方に぀いお説明したり、䌚合終了埌6営業日埌を目途ずしお䌚合における「䞻な意芋」を公衚しおいたす。このほか、総裁・副総裁を含む政策委員䌚の各メンバヌは、様々な機䌚を捉えお講挔を行い、金融政策運営に圓たっおの考え方等を説明しおいたす。
1997幎平成9幎の日本銀行法改正1998幎斜行のポむントは䜕ですか
珟圚の日本銀行法は、1942幎昭和17幎に戊時立法ずしお制定された旧日本銀行法が、その埌の経枈・金融の囜際化や垂堎化の進展などを螏たえ、抜本的な䞭倮銀行制床の改正に関する怜蚎を経お、「独立性」ず「透明性」の向䞊を理念に党面的に改正されたものです。冒頭の第1条ず第2条においお、「物䟡の安定」ず「金融システムの安定」ずいう2぀の目的が定められおいたす。たた、政策委員䌚に぀いお、最高意思決定機関ずしおの䜍眮付けが明確化され、メンバヌも旧法䞋の7人から9人に増員されおいたす。
日本銀行の組織はどうなっおいたすか 
日本銀行には、圹員ずしお、総裁、副総裁2人、審議委員6人、監事3人以内、理事6人以内、参䞎若干人が眮かれおいたす。このうち、総裁、副総裁および審議委員が、最高意思決定機関である政策委員䌚を構成したす。 このほか、本店に15の局宀研究所が、囜内に32の支店ず14の事務所が、海倖に7の事務所が眮かれおいたす。
政策委員䌚ずは䜕ですか
政策委員䌚は、日本銀行の最高意思決定機関です。日本銀行の重芁な意思決定は、政策委員䌚で議論したうえで、倚数決で決定されたす。
日本銀行の圹職員は公務員ですか
日本銀行は法埋日本銀行法に基づいお蚭立された法人認可法人であり、圹職員は公務員ではありたせん。 しかし、日本銀行の業務は公共性が非垞に高いこずから、日本銀行法では、圹職員の身分に぀いお、「法什により公務に埓事する職員ずみなす」日本銀行法第30条ず定められおいたす。 このため、䟋えば刑法䞊でも、日本銀行の圹職員は公務員が察象ずなる眪収賄眪などの適甚を受けたす。
日本銀行は株匏䌚瀟ですか 株䞻総䌚がありたすか
日本銀行は、特別の法埋日本銀行法により蚭立され、蚭立に関し行政庁の認可が必芁な「認可法人」ず䜍眮付けられおいたす。日本銀行は株匏䌚瀟ではなく、たた株䞻総䌚もありたせん。 なお、日本銀行では、出資蚌刞を発行しおいたす日本銀行法第9条。
日本銀行の出資蚌刞ずは䜕ですか
日本銀行の出資蚌刞ずは、日本銀行に察する出資の持ち分を衚す有䟡蚌刞のこずです。日本銀行では、日本銀行法第9条に基づき、出資蚌刞を発行しおいたす。
日本銀行は政府からどのような監督を受けおいたすか
日本銀行法では、財務倧臣の認可や承認を受けなければならない堎合や、財務倧臣に届出をしなければならない堎合などに぀いお定められおいたす。1998幎平成10幎の日本銀行法改正により、政府の監督暩限が倧幅に芋盎された結果、その内容は、日本銀行の独立性や透明性に配慮した必芁最小限のものになっおいたす。具䜓的には、日本銀行の監事による監査機胜の掻甚第57条、経費に関する予算の認可察象の限定第51条、認可を行わない堎合における財務倧臣による理由の公衚第7条等などが定められおいたす。
日本銀行の䞭期経営蚈画ずは䜕ですか
䞭期経営蚈画は、日本銀行の業務・組織運営の基本方針を定めたものです。 日本銀行では、2005幎床平成17幎床以降、䞭期的な経営蚈画を策定し、そのもずで業務・組織運営を行っおきおいたす。 䞭期経営蚈画20192023幎床では、日本銀行が䞭期的に達成すべき課題を明確に定め、それらの達成状況を適正に評䟡しおいく芳点から、察象期間を5幎間ずし、蚈画内容を基本的に固定する枠組みを採甚しおいたす。 その䞊で、環境倉化ぞの察応力を確保するため、本蚈画の開始から3幎床目を目途に䞭間レビュヌを行うほか、倧きな環境倉化が生じた堎合には、本蚈画の内容を柔軟に芋盎す方針です。
日本銀行の業務抂況曞ずは䜕ですか
業務抂況曞は、各事業幎床における日本銀行の業務の実斜状況を取りたずめ、財務諞衚、決算報告曞ずずもに公衚しおいるものです日本銀行法第55条。 なお、業務抂況曞は、独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法埋第22条第1項および日本銀行法第55条、日本銀行定欟第8条第2項の芏定により、本店および支店においお閲芧に䟛するこずずなっおおり、䞀般の方々にご芧頂けるようになっおいたす。
日本銀行はコンプラむアンスのためにどのようなこずをしおいたすか
日本銀行では、法什遵守および公正な職務遂行を培底するための機関ずしおコンプラむアンス䌚議を蚭眮しおいたす。この䌚議のメンバヌは、副総裁および理事の䞭から総裁が定めた者、怜査宀長、倖郚法埋専門家によっお構成されおいたす。 たた、日本銀行法の定めに基づき、「服務に関する準則」および「日本銀行員の心埗」ずいった圹職員の服務に関する内郚ルヌルを蚭け、公正な職務遂行に努めおいたす。
保有資産の合理化に関する考え方に぀いお教えおください。
日本銀行では、日本銀行法で求められおいる「適正か぀効率的な業務運営」の実珟を目指しお、保有資産の効率的な掻甚に取り組んできおいたす。 1999幎平成11幎には、その䞀環ずしお、保有資産の合理化に関する基本的な考え方を敎理、公衚したした。その埌は、この基本的な考え方に則っお、1保逊所および運動堎の廃止・売华、2支店長宅のマンション化ず保有舎宅の凊分、3行舎集玄化等の掚進による䞍動産の凊分などの取り組みを継続しおいたす。 日本銀行ずしおは、今埌も、業務運営䞊の必芁性ず保有資産の効率的掻甚の芳点を勘案し぀぀、匕き続き適切に察応しおいきたいず考えおいたす。
日本銀行の事業幎床はい぀ですか
日本銀行の事業幎床は、毎幎4月1日から翌幎3月31日たでです日本銀行法第50条。 日本銀行では、各事業幎床の䞊半期毎幎4月1日から9月30日たでおよび通期同4月1日から翌幎3月31日たでの財務諞衚を、それぞれ䞊半期末および幎床末から2か月以内に財務倧臣の承認を埗たうえで、公衚しおいたす日本銀行法第52条第1項。
日本銀行のバランスシヌトや損益蚈算曞を芋るには、どうすればよいですか
日本銀行の財務諞衚は、䌚蚈・決算のペヌゞhttps://www.boj.or.jp/about/account/index.htmからご芧いただけたす。各事業幎床の䞊半期の財務諞衚は、「第○○回事業幎床平成什和××幎床䞊半期財務諞衚等に぀いお」を、通期の財務諞衚は、「第○○回事業幎床平成什和××幎床決算等に぀いお」を、それぞれご芧ください。 このほか、毎旬末における日本銀行のバランスシヌトの状況に぀いお、資産、負債および玔資産のうち䞻な項目の残高を掲茉した営業毎旬報告も公衚しおいたす。 なお、日本銀行の本支店には、これらの資料を備え眮いおおり、どなたでもご芧いただけたす。
日本銀行ではどのような䌚蚈ルヌルに基づいお䌚蚈凊理を行っおいたすか
日本銀行では、䞭倮銀行ずしおの財務の健党性を螏たえながら、䞀般に公正劥圓ず認められる䌁業䌚蚈の基準を尊重しお、䌚蚈凊理を行っおいたす。 日本銀行における䌚蚈凊理は、日本銀行法、日本銀行法斜行什、日本銀行法斜行芏則および日本銀行定欟、の定めによるほか、別に定めのない限り、䌚蚈芏皋の定めに埓っお行われたす䌚蚈芏皋第2条。
䌚蚈芏皋ずは䜕ですか。
日本銀行では、1998幎平成10幎に、財務の透明性を高め、経理基準の明確化を図る芳点から、䌚蚈凊理の原則ず手続きを「䌚蚈芏皋」ずしお定め、公衚したした。 䌚蚈芏皋では、日本銀行における財務の健党性に関する考え方を包括的に瀺しおいたす。䟋えば、予算執行の基準、有䟡蚌刞の評䟡方法、匕圓金の蚈䞊基準、自己資本比率の目途などを定めおいたす。
銀行刞が日本銀行のバランスシヌトにおいお負債に蚈䞊されおいるのはなぜですか
日本銀行は銀行刞の発行を1885幎明治18幎に開始したした。圓初、日本銀行の発行する銀行刞は、銀ずの亀換が保蚌された兌換銀行刞でした。その埌、金本䜍制床の採甚を経お、金ずの亀換が保蚌されたした。こうした制床の䞋で、日本銀行は、銀行刞の保有者からの金や銀ぞの亀換䟝頌にい぀でも察応できるよう、銀行刞発行高に盞圓する金や銀を準備ずしお保有しおおくこずが矩務付けられおいたした。このような銀行刞は、いわば日本銀行が振り出す「債務蚌曞」のようなものだず蚀えたす。このため、日本銀行は、金や銀をバランスシヌトの資産に蚈䞊し、発行した銀行刞を負債ずしお蚈䞊したした。 その埌、金や銀の保有矩務は撀廃されたしたが、䞀方で、銀行刞の䟡倀の安定に぀いおは、「日本銀行の保有資産から盎接導かれるものではなく、むしろ日本銀行の金融政策の適切な遂行によっお確保されるべき」ずいう考え方がずられるようになっおきたした。こうした意味で、銀行刞は、日本銀行が信認を確保しなければならない「債務蚌曞」のようなものであるずいう性栌に倉わりはなく、珟圚も負債ずしお蚈䞊しおいたす。 なお、海倖の䞻な䞭倮銀行においおも、こうしたバランスシヌト䞊の取り扱いが䞀般的ずなっおいたす。
日本銀行の利益はどのように発生したすか 通貚発行益ずは䜕ですか
日本銀行の利益の倧郚分は、銀行刞日本銀行にずっおは無利子の負債の発行ず匕き換えに保有する有利子の資産囜債、貞出金等から発生する利息収入で、こうした利益は、通貚発行益ず呌ばれたす。
日本銀行の利益はどのように䜿われおいたすか 囜庫玍付金ずは䜕ですか
日本銀行が埗た最終的な利益、すなわち、所芁の経費や皎金を支払った埌の圓期剰䜙金は、準備金や出資者ぞの配圓に充圓されるものを陀き、囜民の財産ずしお、囜庫に玍付されたす日本銀行法第53条。これを囜庫玍付金ずいいたす。 海倖の䞻な䞭倮銀行でも、ほが同様の制床が蚭けられおいたす。これは、囜が䞭倮銀行に察しお、銀行刞を独占的に発行する暩利を䞎えおいるこずにより、通貚発行益が生じるからです。 わが囜の堎合、日本銀行は、各事業幎床終了埌2か月以内に囜庫玍付金を玍めるこずになっおいたす。この玍付金は、圓該事業幎床における囜の䞀般䌚蚈の歳入金ずなり、最終的には䞀般䌚蚈の歳出を通じお囜民に還元される仕組みずなっおいたす。
日本銀行の利益はどのように䜿われおいたすか 囜庫玍付金ずは䜕ですか
日本銀行が埗た最終的な利益、すなわち、所芁の経費や皎金を支払った埌の圓期剰䜙金は、準備金や出資者ぞの配圓に充圓されるものを陀き、囜民の財産ずしお、囜庫に玍付されたす日本銀行法第53条。これを囜庫玍付金ずいいたす。 海倖の䞻な䞭倮銀行でも、ほが同様の制床が蚭けられおいたす。これは、囜が䞭倮銀行に察しお、銀行刞を独占的に発行する暩利を䞎えおいるこずにより、通貚発行益が生じるからです。 わが囜の堎合、日本銀行は、各事業幎床終了埌2か月以内に囜庫玍付金を玍めるこずになっおいたす。この玍付金は、圓該事業幎床における囜の䞀般䌚蚈の歳入金ずなり、最終的には䞀般䌚蚈の歳出を通じお囜民に還元される仕組みずなっおいたす。
日本銀行は皎金を払っおいたすか
日本銀行も䞀般䌁業ず同様、法人皎、䜏民皎、事業皎等を玍付しおいたす。
電子マネヌずは䜕ですか
「電子マネヌ」ずは、䞀般に、利甚する前にチャヌゞを行うプリペむド方匏の電子的な決枈手段を指したす。利甚者は、電子的なデヌタのやり取りを通じお、珟金貚幣や玙幣ず同じように、モノを買ったりサヌビスを受けたりするこずができたす。代衚的な電子マネヌには、鉄道䌚瀟や小売流通䌁業が発行するものがありたす。
暗号資産仮想通貚ずは䜕ですか
「暗号資産仮想通貚」ずは、むンタヌネット䞊でやりずりできる財産的䟡倀であり、「資金決枈に関する法埋」においお、次の性質をも぀ものず定矩されおいたす。 1䞍特定の者に察しお、代金の支払い等に䜿甚でき、か぀、法定通貚日本円や米囜ドル等ず盞互に亀換できる 2電子的に蚘録され、移転できる 3法定通貚たたは法定通貚建おの資産プリペむドカヌド等ではない 代衚的な暗号資産には、ビットコむンやむヌサリアムなどがありたす。 暗号資産は、銀行等の第䞉者を介するこずなく、財産的䟡倀をやり取りするこずが可胜な仕組みずしお、高い泚目を集めたした。 䞀般に、暗号資産は、「亀換所」や「取匕所」ず呌ばれる事業者暗号資産亀換業者から入手・換金するこずができたす。暗号資産亀換業は、金融庁・財務局の登録を受けた事業者のみが行うこずができたす。 暗号資産は、囜家やその䞭倮銀行によっお発行された、法定通貚ではありたせん。たた、裏付け資産を持っおいないこずなどから、利甚者の需絊関係などのさたざたな芁因によっお、暗号資産の䟡栌が倧きく倉動する傟向にある点には泚意が必芁です。
䞭倮銀行デゞタル通貚ずは䜕ですか
䞀般に「䞭倮銀行デゞタル通貚CBDCCentral Bank Digital Currency」ずは、次の3぀を満たすものであるず蚀われおいたす。1デゞタル化されおいるこず、2円などの法定通貚建おであるこず、3䞭倮銀行の債務ずしお発行されるこず。 䞭倮銀行は、誰でも1幎365日、1日24時間䜿える支払決枈手段ずしお銀行刞を提䟛しおいたすが、これをデゞタル化しおはどうかずいう議論がありたす。 珟金を代替するようなデゞタル通貚を䞭倮銀行が発行するこずに぀いおは、具䜓的な怜蚎を行っおいる囜もありたすが、民間銀行の預金や資金仲介ぞの圱響など怜蚎すべき点も倚いこずなどから、倚くの䞻芁䞭倮銀行は慎重な姿勢を維持しおいたす。日本銀行も、珟時点においお、そうしたデゞタル通貚を発行する蚈画はありたせん。 䞀方で、䞭倮銀行の圓座預金ずいう既にデゞタル化されおいる䞭倮銀行の債務を、新しい情報技術を䜿っおより䟿利にできないかずいう議論もありたす。倚くの䞻芁䞭倮銀行では、新しい情報技術を深く理解する芳点から、調査研究や実蚌実隓などの取り組みを行っおいたす。日本銀行では、欧州䞭倮銀行ず共同で分散型台垳技術ず呌ばれる新しい情報技術に関する調査プロゞェクト・ステラを実斜しおおり、その結果を報告曞ずしお公衚しおいたす。
決枈ずは䜕ですか
私たちは、日々、様々な経枈取匕倚くの堎合、「お金」ず「もの」や「サヌビス」ずの亀換を玄束し合うこずを行っおいたす。取匕を行うず、お金を支払ったり品物等を匕き枡したりする矩務取匕の盞手偎からみればそれらを受け取る暩利が生じたす。これらの矩務を債務ず呌び、盞手方の暩利を債暩ず呌びたす。決枈ずは、䞀般的には、これら債暩・債務のうちお金に関するものに぀いお、実際にお金の受払をしお債暩・債務を解消するこずをいいたす。 䟋えば、自動車を売買する取匕を行うず、買い手は、自動車を受け取る代わりに、代金を支払う債務を負いたす。他方、売り手には、自動車を匕枡す代わりに、代金を受け取る債暩が発生したす。実際のお金の支払い・受取りによっお決枈を行うこずにより、これらの債暩・債務が解消されたす。 なお、囜債、瀟債、株匏等の蚌刞の売買取匕等に䌎っお行われる蚌刞の受枡しを「蚌刞決枈」ず呌ぶこずがありたす。
決枈の手段にはどのようなものがありたすか
決枈に䜿われる手段決枈手段は、お金です。お金ずは、「誰もがそれが手に入るなら亀換に応じおもよいず思うもの」であるず蚀えたす。銀行刞お札や貚幣硬貚がお金ずしお甚いられおいるほか、個人や䌁業が金融機関に保有しおいる芁求払預金圓座預金や普通預金や、金融機関が日本銀行に保有しおいる圓座預金日本銀行圓座預金も、広い意味でのお金ずしお䜿われおいたす。
珟金通貚ずは䜕ですか。
銀行刞ず貚幣を総称しお「珟金通貚」ずいいたす。珟金通貚は、䞭倮銀行や政府が発行しおいるため信甚床が高く、決枈手段ずしお広く利甚されおいたす。 珟金通貚は、次のような点に特城がありたす。 1法埋の定めにより、珟金通貚を支払った堎合には、盞手が受取りを拒絶できない性質匷制通甚力があるこず 2珟金通貚を取匕盞手に支払うこずによっお、取匕盞手ずの決枈を盎ちに終了させるこずができる性質支払完了性があるこず 3珟金通貚を甚いる決枈は、い぀、どこで、䜕の目的で䜿ったか分からないずいう匿名性があるこず
決枈手段ずしおの芁求払預金の特城を教えおください。
個人や䌁業が金融機関に保有しおいる芁求払預金圓座預金や普通預金も、決枈手段ずしお広く利甚されおいたす。䟋えば、絊料を口座振蟌で受け取ったり、毎月の電気料金の支払やクレゞットカヌドを䜿っお買い物をした代金の支払いを預金口座からの匕萜しで枈たせたりするずいったこずが、日垞生掻の䞭で頻繁に行われおいたす。 決枈手段ずしおの芁求払預金は、次のような点に特城がありたす。 1決枈システムや金融機関の決枈機胜を掻甚するこずで、珟金通貚にた぀わる搬送・保管のコストや玛倱・盗難のリスクを回避しながら、倚額の取匕や遠隔地ずの取匕も預金の入金・匕萜しによっお効率的に決枈できるこず 2わが囜の決枈システムの䞋では、珟金通貚ず同様に、取匕盞手ずの決枈を盎ちに終了させるこずができる性質支払完了性があるこず
決枈手段ずしおの日本銀行圓座預金の特城を教えおください。
日本銀行圓座預金は、日本銀行が提䟛する安党性の高い決枈手段ずしお、金融機関などの間の決枈、金融機関ず各皮の決枈システムの間の決枈や、日本銀行が金融機関ず行っおいる取匕の決枈などに甚いられおいたす。 決枈手段ずしおの日本銀行圓座預金は、次のような点に特城がありたす。 1金融機関における芁求払預金ず同様に、珟金通貚を利甚する堎合に生じるコストやリスクを回避しながら、振替や入金・匕萜しによっお、安党か぀効率的に決枈できるこず 2珟金通貚ず同様に、取匕盞手ずの決枈を盎ちに終了させるこずができる性質支払完了性があるこず 3䞭倮銀行が提䟛する決枈手段ずしお、金融機関の芁求払預金等ず比べおも、きわめお高い信甚力・流動性があるほか、䞭立性も有しおいるこず
決枈に䌎うリスクずは䜕ですか
決枈に䌎うリスクずしおは、倧きく分けお、「信甚リスク」ず「流動性リスク」の2皮類がありたす。 信甚リスクずは、取匕の盞手方が倒産するなどしお、自分が受け取れるず期埅しおいたお金取匕金額を珟圚および将来のいかなる時点においおも受け取れなくなる可胜性のこずです。 流動性リスクずは、将来時点ではお金を受け取れるかもしれないものの、自分が䜿いたいタむミングたでに盞手方からの支払いが行われず、その結果、自分の債務の支払いが困難になる可胜性です。流動性リスクが珟実のものずなった堎合には、代わりのお金の調達を迫られたすが、調達できなかったり、高い調達コストを䜙儀なくされたりするこずがありたす。
日本銀行は決枈に関しおどのような圹割を果たしおいたすか
金融機関の間で行われる決枈の円滑の確保を図るこずは、日本銀行の目的の䞀぀ずなっおいたす日本銀行法第1条。 このため、日本銀行は、資金の決枈に関し、決枈手段である銀行刞や日本銀行圓座預金を提䟛しおいるほか、蚌刞の決枈に぀いおは、囜債に関する囜債振替決枈制床等を運営しおいたす。これらのシステムを安党か぀効率的に運営するための日本銀行金融ネットワヌクシステム日銀ネットを提䟛しおいたす。 たた、日本銀行は、各皮民間金融垂堎むンフラの制床蚭蚈やリスク管理䜓制、運営状況等をモニタリングし、その安党性、効率性を評䟡するずずもに、必芁に応じお改善に向けた働きかけを行っおいたす。このような掻動のこずを、オヌバヌサむトずいいたす。 加えお、情報技術の進展が決枈サヌビスにもたらす新たな可胜性や課題に぀いお、囜内倖の議論に参画しおいるほか、調査・研究なども行っおいたす。 さらに、金融・資本垂堎基盀の敎備の面では、垂堎機胜の匷化や効率化を図るずずもに、金融業務や垂堎取匕のリスク管理の向䞊やむノベヌションを支揎するため、日本銀行は垂堎参加者ずの意芋亀換や垂堎慣行の策定・芋盎しの支揎などにも取り組んでいたす。
システミック・リスクずは䜕ですか
システミック・リスクずは、個別の金融機関の支払䞍胜等や、特定の垂堎たたは決枈システム等の機胜䞍党が、他の金融機関、他の垂堎、たたは金融システム党䜓に波及するリスクのこずをいいたす。 金融システムにおいおは、個々の金融機関等が、各皮取匕や決枈ネットワヌクにおける資金決枈を通じお盞互に網の目のように結ばれおいたす。このため、䞀箇所で起きた支払䞍胜等の圱響が、決枈システムや垂堎を通じお、たたたく間にドミノ倒しのように波及しおいく危険性がありたす。 システミック・リスクが珟実のものずなった堎合には、倚くの決枈が混乱に陥り、䌁業や個人の経枈掻動に悪圱響が及ぶこずになりたす。このため、日頃からシステミック・リスクを小さくしおおくこずが重芁です。
日本銀行圓座預金ずは䜕ですか
日本銀行圓座預金ずは、日本銀行が取匕先の金融機関等から受け入れおいる圓座預金のこずです。「日銀圓座預金」、「日銀圓預」などず呌ばれるこずもありたす。 日本銀行圓座預金は、䞻ずしお次の3぀の圹割を果たしおいたす。 1金融機関が他の金融機関や日本銀行、あるいは囜ず取匕を行う堎合の決枈手段 2金融機関が個人や䌁業に支払う珟金通貚の支払準備 3準備預金制床の察象ずなっおいる金融機関の準備預金
日本銀行には誰が預金口座を開蚭しおいたすか
日本銀行に預金口座を開蚭しおいる先は、䞻ずしお金融機関等です。このほか、囜、倖囜の䞭倮銀行や囜際機関などが預金口座を開蚭しおいたすが、個人や䞀般䌁業からの預金は受け入れおいたせん。 これは、日本銀行の預り金業務の䞻な目的が、わが囜の䞭倮銀行ずしお、銀行その他の金融機関の間で行われる決枈の円滑の確保を図るこずにあるからです。
日本銀行圓座預金ず準備預金の関係に぀いお教えおください。
準備預金制床の察象ずなる金融機関が、日本銀行ず圓座預金取匕を行っおいる堎合には、準備預金を預け入れるために特別な預金口座を開蚭する必芁はなく、日本銀行圓座預金の残高がそのたた準備預金ずしおカりントされる仕組みになっおいたす。たた、圓該金融機関が日本銀行ず圓座預金取匕を行っおいない堎合には、日本銀行に「準備預り金」の口座を開蚭しお預金するこずずなっおいたす。 なお、準備預金制床の察象ずならない先金融商品取匕業者や短資䌚瀟などの䞭にも、䞻ずしお資金決枈の目的で日本銀行圓座預金を保有しおいる先がありたす。
日銀ネットずは䜕ですか
日銀ネットは、正匏名称を「日本銀行金融ネットワヌクシステム」ずいい、日本銀行ずその取匕先金融機関ずの間の資金や囜債の決枈をオンラむン凊理により効率的か぀安党に行うこずを目的ずしお構築された、日本銀行が運営しおいるネットワヌクのこずです。 日銀ネットでは、日本銀行の電算センタヌず、日本銀行本支店および日銀ネットに参加する金融機関が通信回線により接続されおおり、日本銀行本支店や金融機関が入力したデヌタは電算センタヌでオンラむン凊理されおいたす。日銀ネットず金融機関ずの接続に関しおは、端末による接続のほか、参加金融機関のコンピュヌタずの盎接接続も可胜ずなっおいたす。 日銀ネットの機胜には、資金決枈システムである「日銀ネット圓預系」ず、囜債決枈システムである「日銀ネット囜債系」がありたす。このうち、日銀ネット圓預系では、金融機関などが日本銀行に開蚭しおいる日本銀行圓座預金の間の資金の振替によっお、短期金融垂堎での取匕、囜債取匕にかかる資金決枈や、党囜銀行内囜為替制床、手圢亀換制床、倖囜為替円決枈制床ずいった民間資金決枈システムなどにかかわる資金決枈が行われおいたす。たた、日銀ネット囜債系では、売買に䌎う囜債の決枈、囜債発行時の入札・発行・払蟌みなどが凊理されおいたす。 決枈むンフラのネットワヌク化や金融取匕のグロヌバル化、さらには金融サヌビスの内容や様々な取匕ニヌズの倉化など、日銀ネットを巡る環境は倧きく倉化しおいたす。こうした倉化に察し、埓来のシステム基盀を維持しお察応しおいくこずは、次第に技術面で困難ずなり、費甚も嵩むこずになるため、日本銀行では、1最新の情報凊理技術の採甚、2倉化に察する高い柔軟性、3アクセス利䟿性の向䞊を基本コンセプトずしお新しく日銀ネットを構築し、2014幎平成26幎1月、2015幎平成27幎10月ず二段階に分けお皌動したした。 たた、2016幎平成28幎2月にはその皌動時間を、これたでの19時から21時たでに拡倧したした。これにより、アゞアや欧州など海倖の垂堎ずの決枈時間垯のオヌバヌラップも䞀段ず確保され、囜境をたたいだ資金や囜債の迅速な決枈が行われやすくなりたした。 日本銀行では、日銀ネットが、金融サヌビスの高床化や顧客利䟿性の向䞊、さらには日本の金融垂堎の䞀局の発展に぀ながっおいくこずを期埅しおいたす。たた、そうした方向で日銀ネットが最倧限有効に掻甚されおいくよう、幅広い関係者の方々ず察話を重ねおいきたす。
日銀ネットの安党性を確保するためにどのような察策を講じおいたすか
日本銀行は、日本銀行金融ネットワヌクシステム日銀ネットを利甚した日本銀行圓座預金の受払や囜債の受枡しの安党性を確保するため、コンピュヌタ・ネットワヌクの障害察策ずしお、電算センタヌ内のホスト・コンピュヌタやネットワヌク関連機噚、日本銀行本支店間の回線、日本銀行本店および䞻芁支店の回線収容局など、重芁な機噚類を二重化するずずもに、電算センタヌのバックアップ機胜を倧阪に備えおいたす。電算センタヌでは、システムの運行状況を垞時監芖し、障害の早期発芋・察応に努めおいたす。 たた、セキュリティ察策ずしお、日本銀行ず参加先ずの間をこれら以倖の盞手ずの通信を認めない圢でのネットワヌクで接続し、さらに参加者毎に䜿甚可胜な端末や利甚者を限定するなど、厳栌なアクセス制埡を実斜しおいたす。加えお、送受信デヌタに぀いおは機密保持や改竄防止のための措眮を斜しおいたす。
日銀ネットの参加資栌に぀いお教えおください。
日本銀行金融ネットワヌクシステム日銀ネットに参加できるのは、日銀ネットの利甚察象ずなる業務、すなわち圓座勘定取匕、担保関係事務、盞察型電子貞付関係事務、囜債振替決枈関係事務、囜債登録関係事務、囜債資金同時受枡関係事務などにおいお、日本銀行の盞手先ずなる金融機関等です。
日銀ネットにおいお、民間資金決枈システムでの金融機関間の受払はどのように行われおいたすか
党囜銀行内囜為替制床、電子亀換所や倖囜為替円決枈制床にかかわる資金決枈は、以䞋のずおり、日本銀行圓座預金䞊で行われたす。 ・党囜銀行内囜為替制床 1ä»¶1億円以䞊の倧口取匕に぀いおは、支払指図毎に決枈に必芁な情報が党囜銀行デヌタ通信システム党銀システムのセンタヌから日本銀行金融ネットワヌクシステム日銀ネットに送信され、日本銀行圓座預金䞊で即時グロス決枈RTGSにより凊理されたす。 他方、1ä»¶1億円未満の小口取匕に぀いおは、センタヌにおいお個々の支払指図を集蚈したうえ、金融機関毎に受払差額を蚈算し、その結果を日本銀行にオンラむンで送信したす。この送信結果に基づき、圓日の16時15分に、各金融機関ず党銀ネットずの間で、日本銀行圓座預金の入金たたは匕萜しを行うこずにより最終的に決枈されたす。なお、2018幎10月より、金融機関間の1ä»¶1億円未満の圓日振蟌に぀いお、24時間365日、即時に盞手先の口座に送金するこずが可胜なシステム環境が敎えられおいたす。 ・電子亀換所 電子亀換所においお蚈算された受払差額の決枈は、圓日の15時に、各金融機関ず党囜銀行協䌚の間で日本銀行圓座預金の入金たたは匕萜しにより行なわれる仕組みずなっおいたす。 ・倖囜為替円決枈制床 倖囜為替円決枈制床の決枈方法は、2008幎10月より、即時グロス決枈RTGSに完党に移行しおいたす。
囜債振替決枈制床ずは䜕ですか
囜債振替決枈制床は、日本銀行が提䟛しおいる囜債の決枈サヌビスの䞀぀です。囜債暩者個人や䌁業などの暩利者、参加者銀行や蚌刞䌚瀟などの盎接・間接参加者、振替機関日本銀行によっお構成され、振替機関である日本銀行ず囜債暩者ずの間に銀行や蚌刞䌚瀟等の仲介機関参加者が介圚したす。こうした倚局構造のもずで、囜債暩暩利を垳簿䞊の振替によっお移転させるこずなどが可胜ずなっおいたす。取匕に䌎う囜債の受枡しに぀いおは、譲枡人売り手のみの請求により振替口座簿䞊の口座振替によっお行う仕組みが採甚されおいたす。口座振替は、日銀ネット囜債系により凊理されおいたす。 日本銀行は、瀟債、株匏等の振替に関する法埋に基づく指定および日本銀行法第39条第1項に基づく認可のもずで、囜債振替決枈制床の運営を行っおおり、自らは振替機関ずしおの事務を取り扱っおいたす。 なお、囜債の決枈制床ずしおは、囜債振替決枈制床のほかに囜債登録制床泚1がありたすが、珟圚は、99.9以䞊の囜債決枈が囜債振替決枈制床のもずで行われおいたす。 泚1囜債登録制床ずは、日本銀行が管理する垳簿ぞの蚘茉により囜債の登録を行い、囜債の保有者が倉わった堎合には、同垳簿䞊の名矩人倉曎により受枡しを完了する制床です。
囜債振替決枈制床の倉遷を教えおください。
囜債振替決枈制床は、もずもず1970幎代以降の囜債取匕の急増を背景に、日本銀行が1980幎昭和55幎に創蚭した制床です。圓初は、日本銀行ず参加先金融機関等ずの契玄に基づき、日本銀行に䞀括しお寄蚗されおいた囜債蚌刞刞面の存圚を前提ずしお振替決枈が行われおいたした。 しかし、2003幎平成15幎に、瀟債等の振替に関する法埋泚2が斜行されたこずに䌎い、囜債や瀟債などのペヌパヌレス化が実珟したこずから、旧来の囜債振替決枈制床は廃止されるこずになり、珟行の囜債振替決枈制床に移行したした。 泚22009幎平成21幎1月の改正により、「瀟債、株匏等の振替に関する法埋」に名称が改められたした。
RTGS即時グロス決枈ずは䜕ですか
RTGSずは、Real-Time Gross Settlement——日本語に蚳せば「即時グロス決枈」——の略で、時点ネット決枈ず䞊ぶ䞭倮銀行における金融機関間の口座振替の手法の䞀぀です。時点ネット決枈では、金融機関が䞭倮銀行に持ち蟌んだ振替指図が䞀定時点たで蓄えられ、その時点で各金融機関の受払差額が決枈される䞀方、RTGSでは、振替の指図が䞭倮銀行に持ち蟌たれ次第、䞀぀䞀぀盎ちに実行されたす。 RTGSのもずでは、時点ネット決枈ずは異なり、ある金融機関の䞍払いがどの金融機関ぞの支払いの倱敗であるかが必ず特定され、その他の金融機関の決枈を盎ちに停止させるこずがありたせん。このように、時点ネット決枈ず比范するず、システミック・リスクの倧幅な削枛が可胜である点で、RTGSは優れた仕組みであるず蚀えたす。 1980幎代以降、各囜の䞭倮銀行においお、決枈システムのRTGS化を進める動きがみられおおり、RTGSはいわば「囜際暙準」ずなっおいたす。この背景には、金融取匕の増倧に䌎い、決枈のボリュヌムおよび決枈にかかるリスクが増加しおいるほか、囜際的な決枈の増倧に䌎い、システミック・リスクが容易に囜境を越えお䌝播するようになったこずがありたす。
RTGSに぀いお、日本銀行の取り組みを教えおください。
日本銀行では、かねお時点ネット決枈ずずもにRTGSのサヌビスも提䟛しおおり、金融機関が自由に遞択できるよう手圓おしおいたしたが、珟実には「受払の差額のみ決枈すればよい」ずいう資金効率の良さから、時点ネット決枈ばかりが利甚され、RTGSはほずんど利甚されおいたせんでした。このため、日本銀行は、システミック・リスク削枛の芳点からRTGSに原則䞀本化するずの基本方針を固め、2001幎平成13幎初に、日本銀行圓座預金ず囜債の決枈方法を、時点ネット決枈からRTGSに移行したした。 さらに、日本銀行では、RTGSにおける資金効率を向䞊させるため、2008幎平成20幎10月より、日本銀行圓座預金に、決枈のために必芁な資金を節玄できる仕組み流動性節玄機胜を導入したした。 たた、民間決枈システムでは、党囜銀行内囜為替制床党銀システムが、2011幎平成23幎11月より、1ä»¶1億円以䞊の倧口取匕の決枈方法をRTGSに移行しおいたす。このほか、倖囜為替円決枈制床も、2008幎平成20幎10月より、決枈方法をRTGSに完党に移行しおいたす。
日本銀行圓座預金における流動性節玄機胜ずは䜕ですか
流動性節玄機胜ずは、日本銀行圓座預金の決枈においお、各金融機関が決枈のため準備しおおくべき資金や担保の量を節玄する機胜です。具䜓的には、埅ち行列機胜ず耇数指図同時決枈機胜の組み合わせによっお流動性を節玄したす。 埓来であれば、各金融機関は日本銀行ぞの支払指図を送信する際に、資金䞍足であるず拒絶・返戻されおしたうこずから、倚くの資金・担保を甚意しおおく必芁がありたした。これに察し、流動性節玄機胜の䞋では、資金䞍足であっおも支払指瀺を即座に拒絶・返戻せず、日銀ネット内に蚭ける金融機関ごずの埅ち行列に埅機させおおく埅ち行列機胜ずずもに、新芏に送信された支払指図や、埅ち行列機胜により埅機しおいる支払指図のなかから、二者間たたは倚者間で同時に決枈できる組合せを探し出し、その郜床、圓該組合せにかかる耇数の決枈を同時に行う耇数指図同時決枈機胜こずにより、流動性を節玄したす。 流動性節玄機胜の導入により、流動性の節玄のほか、いわゆる「すくみ」決枈資金の調達コストを抑制しようずしお、参加者間でお互いに盞手からの資金振替を埅぀結果、各参加者における未決枈残高が積み䞊がる状態が効果的に抑制されるこずで、決枈の迅速化が促されおいたす。
DVPずは䜕ですか
DVPずは、Delivery Versus Paymentの略で、蚌刞の匕枡しDeliveryず代金の支払いPaymentを盞互に条件を付け、䞀方が行われない限り他方も行われないようにするこずをいいたす。これは、蚌刞決枈においお、資金たたは蚌刞を枡したにもかかわらず、取匕盞手からその察䟡ずなる蚌刞たたは資金を受け取れないずいう「取りはぐれ」リスクを回避するための方法・仕組みです。 わが囜では、1994幎平成6幎4月に、日銀ネットの圓預系ず囜債系の凊理が連動され、囜債のDVPによる決枈が実珟したした。その埌、䞀般債瀟債、地方債、政府保蚌債等、CPコマヌシャル・ペヌパヌ、株匏、投資信蚗に぀いおも、日銀ネットを民間蚌刞決枈システムず連動させるこずにより、DVPでの決枈が可胜になりたした。 たた、2001幎平成13幎に囜債決枈のRTGS即時グロス決枈化が実珟した際、囜債のDVPによる決枈を円滑化するために、囜債DVP同時担保受払機胜が導入されたした。同機胜は、囜債の買い手である金融機関が、売り手から受け取る囜債を担保に、日本銀行から日䞭圓座貞越を受け、同時にその資金を圓該囜債の買入代金の支払いに充おるこずができる仕組みで、流動性の節玄に有効であるこずから、珟圚、広く甚いられおいたす。
日䞭圓座貞越ずは䜕ですか
日䞭圓座貞越は、予め金融機関等が差し入れた担保の範囲内で行う、圓日䞭の返枈を条件ずした無利息の圓座貞越です。 RTGS即時グロス決枈のもずでは、資金の受取りず支払いに぀いお、時点ネット決枈のように、䞀定の時点で受払差額の決枈を行うのではなく、取匕1件毎に決枈を行いたす。このため、資金の受払のタむミングにずれが生じ、日䞭により倚くの決枈甚の手元資金流動性が必芁ずなりたす。 日本銀行は、こうした䞀時的な資金負担を軜枛するため、2001幎平成13幎の日本銀行圓座預金決枈および囜債決枈のRTGS化に合わせお、圓座預金取匕先である金融機関等に察し、日䞭圓座貞越の提䟛を開始したした。
フェむル、フェむル慣行ずは䜕ですか
フェむルずは、取匕圓事者の信甚力ずは異なる理由により、圓初予定しおいた決枈日が経過したにもかかわらず、債刞等の蚌刞の受枡しが行われないこずをいいたす。債刞取匕では、平時でも需絊がひっ迫した堎合にはフェむルの発生がみられたす。仮に、フェむルを認めない堎合、ディヌラヌ蚌刞䌚瀟などは受枡予定の債刞を予め確保したり、受枡しの䞍確実な債刞に぀いお投資家ぞの䟡栌の提瀺を控えるずいった察応が必芁ずなる可胜性がありたす。フェむル回避のため、需絊がひっ迫しおいる債刞を高いコストで調達しお受枡ししようずするこずは、䟡栌圢成に圱響を及がすだけでなく、需絊を䞀段ずひっ迫させ、曎なるフェむルを誘発する原因ずもなり埗たす。 フェむル慣行ずは、決枈予定日たでに債刞の受枡しが行われおいなくおも、そのこずのみをもっお債務䞍履行ずはせず、これを容認する垂堎慣行です。フェむル慣行の定着は、垂堎流動性の維持・向䞊の芳点や、灜害・システム障害の発生などの緊急時ぞの備えずしお、極めお重芁です。 わが囜の囜債取匕に関するフェむル慣行に぀いおは、日本蚌刞業協䌚が取りたずめた「囜債の即時グロス決枈に関するガむドラむン」や「債刞のフェむル慣行の芋盎しに関するワヌキング・グルヌプ最終報告曞」で、基本的な考え方が述べられおいたすので、䜵せおご芧ください。
金融垂堎むンフラずは䜕ですか
金融垂堎むンフラずは、資金、蚌刞、デリバティブ等の金融取匕を枅算・決枈・蚘録する目的で䜿われる仕組みであり、運営者ず参加者から構成されたす。金融垂堎むンフラは、通垞、すべおの参加者に共通する芏則・手続、システム基盀、および金融垂堎むンフラずその参加者に生じ埗るリスクに察応するためのリスク管理制床を蚭けおいたす。 金融垂堎むンフラには、資金決枈システム、蚌刞決枈システム、枅算機関および取匕情報蓄積機関がありたす。 ・「資金決枈システム」ずは、資金の受払いを凊理する仕組みをいいたす。 ・「蚌刞決枈システム」ずは、蚌刞の保管・受枡しを凊理する仕組みをいいたす。 ・「枅算機関」ずは、蚌刞取匕やデリバティブ取匕等にかかる枅算・決枈を行う仕組みをいいたす。枅算機関は、参加者同士の取匕に぀いお、参加者間の債暩債務関係を枅算機関ず各参加者の間の債暩債務関係に眮き換えた䞊で枅算を行っおいたす。 ・「取匕情報蓄積機関」ずは、店頭デリバティブ取匕等においお、取匕情報の収集・保管・配信を行う仕組みをいいたす。 金融垂堎むンフラは、䞊述のずおり、倚数の参加者が関䞎するもずで、数倚くの金融取匕の枅算・決枈・蚘録を集䞭的に凊理するこずを通じ、圓該金融垂堎むンフラがサヌビスを提䟛する垂堎の機胜を匷化し、金融システムの安定を確保するうえで䞍可欠な圹割を果たしおいたす。
䞻な民間金融垂堎むンフラには、どのような先がありたすか
わが囜における䞻な民間金融垂堎むンフラないしその運営䞻䜓は、次のずおりです。 ・党囜銀行内囜為替制床 党囜銀行資金決枈ネットワヌクの運営する「党囜銀行内囜為替制床」は、個人や䌁業が金融機関に振り蟌みを䟝頌した堎合などに金融機関同士の決枈を行う仕組みです。同制床では、党囜銀行デヌタ通信システムを利甚しお、金融機関の為替取匕に関するデヌタ凊理が行われおいたす。 ・倖囜為替円決枈制床 党囜銀行協䌚の運営する「倖囜為替円決枈制床」は、海倖の個人や䌁業が日本囜内ぞ円資金の振り蟌みを䟝頌した堎合や、金融機関同士が倖囜為替の売買を行った堎合に、金融機関同士の円資金の決枈を行うための仕組みです。同制床では、日本銀行金融ネットワヌクシステム日銀ネットを利甚しお決枈等の事務凊理が行われおいたす。 ・蚌刞保管振替機構 蚌刞集䞭保管機関ずしお、株匏等、短期瀟債、䞀般債および投資信蚗などの保管・振替を行う蚌刞決枈システムを運営しおいたす。たた、機関投資家ず蚌刞取匕業者ずの間における囜債を含む各皮の蚌刞取匕に぀いお、玄定内容・決枈指図の電子的な照合を行うサヌビス決枈照合システムも提䟛しおいたす。 ・ほふりクリアリング 金融商品取匕枅算機関ずしお、取匕所倖で行われる金融機関間の株匏取匕等の振替に関する枅算業務を行っおいたす。なお、ほふりクリアリングは、蚌刞保管振替機構の100子䌚瀟です。 ・日本蚌刞クリアリング機構 金融商品取匕枅算機関ずしお、取匕所等における株匏等の珟物取匕および䞊堎デリバティブ取匕、囜債店頭取匕、店頭デリバティブ取匕金利スワップおよびクレゞット・デフォルト・スワップを察象ずした枅算業務を行っおいたす。 ・東京金融取匕所 金利先物等取匕、為替蚌拠金取匕および株䟡指数蚌拠金取匕の取匕垂堎を提䟛する金融商品取匕所であるずずもに、金融商品取匕枅算機関ずしお、これらの䞊堎デリバティブ取匕に関する枅算業務を行っおいたす。 ・DTCCデヌタ・レポゞトリヌ・ゞャパン 取匕情報蓄積機関ずしお、金融機関の間で行われた店頭デリバティブ取匕の情報を、金融庁に報告するこずを䞻たる業務ずしおいたす。
日本銀行による金融垂堎むンフラに察するオヌバヌサむトに぀いお教えおください。
日本銀行では、2013幎3月に公衚した「日本銀行による金融垂堎むンフラに察するオヌバヌサむトの基本方針 https://www.boj.or.jp/paym/outline/pay_os/data/rel130312a1.pdf」のもずで、䞻芁囜の䞭倮銀行ず同様に、金融垂堎むンフラに察するオヌバヌサむト掻動を行っおいたす。 䞭倮銀行によるオヌバヌサむトずは、䞭倮銀行が、各金融垂堎むンフラの制床蚭蚈やリスク管理䜓制、運営状況などをモニタリングし、その安党性ず効率性を評䟡するずずもに、必芁に応じお改善に向けた働きかけを行うこずをいいたす。 䞭倮銀行が、金融垂堎むンフラの関係者ずの間で共通の理解を圢成し、改善に向けた取り組みを協力しお行うこずで、個々の金融垂堎むンフラ、ひいおは䞀囜の決枈システム党䜓の安党性ず効率性を確保するこずを目的ずしおいたす。
FinTechフィンテックずは䜕ですか
FinTechフィンテックずは、金融Financeず技術Technologyを組み合わせた造語で、金融サヌビスず情報技術を結び぀けたさたざたな革新的な動きを指したす。身近な䟋では、スマヌトフォンなどを䜿った送金もその䞀぀です。 米囜では、FinTechずいう蚀葉は、2000幎代前半から䜿われおいたした。その埌、リヌマンショックや金融危機を経お、むンタヌネットやスマヌトフォン、AIArtificial Intelligence、人工知胜、ビッグデヌタなどを掻甚したサヌビスを提䟛する新しい金融ベンチャヌが次々ず登堎したした。 䟋えば、資金の貞し手ず借り手を盎接぀ないだり、Eコマヌスず結び぀いた決枈サヌビスを提䟛する䌁業があるほか、ベンチャヌ䌁業が決枈などの金融サヌビスに参入する動きも増えおいたす。 たた、これたで金融サヌビスが十分普及しおいなかった途䞊囜や新興囜でも、スマヌトフォンを利甚した金融サヌビスが急速に広がる動きが進んでいたす。さらに、分散型台垳技術泚1やブロックチェヌン泚2ずいった技術も登堎しおいたす。 泚1特定の垳簿管理䞻䜓を眮く代わりに、耇数の参加者が同じ垳簿を共有するかたちでの管理分散型管理を可胜ずする技術です。 泚2分散型台垳技術の䞀぀で、改ざんを困難ずする効果などを持っおおりビットコむンを支える技術です。
日本銀行のFinTechフィンテックに関する取り組みを教えおください。
日本銀行は、2016幎平成28幎にFinTechセンタヌを蚭立したした。FinTechフィンテックが金融サヌビスの向䞊や経枈の持続的成長に寄䞎するものずなるよう、日本銀行も䞭倮銀行ずしお最倧限努力しおいたす。 金融システムの安定や金融サヌビスぞの信頌がしっかりず確保されるよう、そしお、新しい情報技術が金融サヌビスの利䟿性・効率性の向䞊に資するものであるよう、次のような取り組みを行っおいたす。 1技術革新の䞋での金融サヌビスや金融構造の倉化を的確に把握する掻動 2経枈瀟䌚の基幹むンフラを提䟛する立堎からの新しい技術に関する調査研究 3囜内倖の議論ぞの積極的な参画を通じお、前向きな倉化を促す「觊媒」の機胜 FinTechセンタヌの具䜓的な掻動実瞟に぀いおは、「FinTechセンタヌ」のペヌゞをご芧ください。
金融政策ずは䜕ですか
日本銀行は、わが囜の䞭倮銀行ずしお、物䟡の安定を図るこずを通じお囜民経枈の健党な発展に資するため、通貚および金融の調節を行うこずずされおいたす日本銀行法第1条、第2条。調節にあたっおは、公開垂堎操䜜オペレヌションなどの手段を甚いお、長短金利の誘導や、資産の買入れ等を行っおいたす。 こうした䞭倮銀行が行う通貚および金融の調節を「金融政策」ずいいたす。
長短金利操䜜付き量的・質的金融緩和」ずはどのようなものですか
日本銀行は、2016幎平成28幎9月20、21日の政策委員䌚・金融政策決定䌚合においお、埓来の「量的・質的金融緩和」、「マむナス金利付き量的・質的金融緩和」を匷化する圢で、新たな金融緩和の枠組みである「長短金利操䜜付き量的・質的金融緩和」を導入したした。新しい政策枠組みは、䞻ずしお、2぀の芁玠から成り立っおいたす。第1に、金融垂堎調節によっお長短金利の操䜜を行う「むヌルドカヌブ・コントロヌル」、第2に、消費者物䟡䞊昇率の実瞟倀が安定的に2の「物䟡安定の目暙」を超えるたで、マネタリヌベヌスの拡倧方針を継続する「オヌバヌシュヌト型コミットメント」です。
金融政策は景気や物䟡にどのように圱響を及がすのですか
䞀般に、金融政策による、実質金利の䜎䞋・䞊昇が経枈掻動に䞎える圱響は、以䞋のように考えられおいたす。 金利が䞋がるず、金融機関は、䜎い金利で資金を調達できるので、䌁業や個人ぞの貞出においおも、金利を匕き䞋げるこずができるようになりたす。たた、金融垂堎は互いに連動しおいたすから、金融機関の貞出金利だけでなく、䌁業が瀟債発行などの圢で垂堎から盎接資金調達をする際の金利も䜎䞋したす。 そうするず、䌁業は、運転資金埓業員ぞの絊料の支払いや仕入れなどに必芁なお金や蚭備資金工堎や店舗建蚭など蚭備投資に必芁なお金を調達し易くなりたす。たた、個人も、䟋えば䜏宅の賌入のための資金を借り易くなりたす。 こうしお、経枈掻動がより掻発ずなり、それが景気を䞊向かせる方向に䜜甚したす。たた、これに䌎っお、物䟡に抌し䞊げ圧力が働きたす。 このように、景気を䞊向かせるために行われる金融政策は、金融緩和政策ず呌ばれたす。 䞀方、金利が䞊昇するず、金融機関は、以前より高い金利で資金調達しなければならず、䌁業や個人ぞの貞出においおも、金利を匕き䞊げるようになりたす。 そうするず、䌁業や個人は、資金を借りにくくなり、経枈掻動が抑制されお、景気の過熱が抑えられるこずになりたす。たた、これに䌎っお、物䟡に抌し䞋げ圧力が働くこずになりたす。 このように、景気の過熱を抑えるために行われる金融政策は、金融匕締め政策ず呌ばれたす。
日本銀行の「物䟡の安定」に぀いおの考え方および「物䟡安定の目暙」に぀いお教えおください。
金融政策の目的である「物䟡の安定」に぀いおは、以䞋のように考えおいたす。 1日本銀行は、物䟡の安定を図るこずを通じお囜民経枈の健党な発展に資するこずを理念ずしお、金融政策を運営しおいる。 2この理念に照らしお、「物䟡の安定」を定矩するず、「家蚈や䌁業等の様々な経枈䞻䜓が、財・サヌビス党般の物䟡氎準の倉動に煩わされるこずなく、消費や投資などの経枈掻動にかかる意思決定を行うこずができる状況」である。 3そうした円滑な意思決定を可胜ずし、経枈の持続的な成長ず敎合的な「物䟡の安定」は、持続可胜なものでなければならない。 4物䟡情勢を点怜する際、物䟡指数ずしおは、囜民の実感に即した、家蚈が消費する財・サヌビスを包括的にカバヌした指暙が基本ずなり、この点、速報性を備えおいる消費者物䟡指数総合は重芁である。 こうした認識を螏たえ、日本銀行は、2013幎平成25幎1月の金融政策決定䌚合で、消費者物䟡の前幎比䞊昇率2の「物䟡安定の目暙」を導入したした。
成長基盀匷化や貞出増加を支揎するための資金䟛絊ずは䜕ですか
日本銀行は、成長基盀匷化や貞出増加に向けた金融機関の取り組みを金融面から支揎するための資金䟛絊の枠組みを、時限措眮ずしお導入しおいたす。 ・成長基盀匷化を支揎するための資金䟛絊2010幎平成22幎6月導入 金融機関が成長基盀の匷化に向けた取り組みを進めるうえでの「呌び氎」ずしおの効果を発揮する狙いから、わが囜経枈の成長に資する融資・投資を行う金融機関に察し、日本銀行が䜎利か぀長期の資金を䟛絊する枠組みです。 珟圚、この資金䟛絊においおは、基本ずなる貞付枠のほか、米ドルを甚いた特別枠を蚭けおいたす。 ・貞出増加を支揎するための資金䟛絊2012幎平成24幎12月導入 金融機関の䞀段ず積極的な行動ず䌁業や家蚈の前向きな資金需芁の増加を促す芳点から、貞出残高を増やした金融機関に察し、垌望に応じおその増加額の2倍盞圓額たで、䜎利か぀長期で資金䟛絊する枠組みです。 この資金䟛絊に぀いおは、日本銀行の資金䟛絊総額には䞊限を蚭定しおいたせん。したがっお、その芏暡は、貞出増加に向けた金融機関の取り組みによっお決たるこずになりたす。
金融垂堎調節ずは䜕ですか
日本銀行・政策委員䌚は、「金融政策決定䌚合」においお金融経枈情勢に関する怜蚎を行い、金融政策の運営方針である次回䌚合たでの金融垂堎調節方針を決定しおいたす。 日本銀行は、こうした金融垂堎調節方針のもず、日々、金融垂堎においお資金の䟛絊や吞収を行っおいたす。金融垂堎調節の䞻たる手段は、金融機関を盞手に行う資金の貞付けや囜債等の売買です。これをオペレヌション公開垂堎操䜜ずいいたす。
オペレヌション公開垂堎操䜜にはどのような皮類がありたすか
オペレヌションは、日本銀行における金融垂堎調節の䞻な手段です。 オペレヌションには、倧きく分けお、日本銀行による資金の貞付けや囜債の買入れなど、金融垂堎に資金を䟛絊するオペレヌションず、日本銀行が振り出す手圢の売出しや日本銀行が保有しおいる囜債の買戻条件付売华など、金融垂堎から資金を吞収するオペレヌションがありたす。 䞻な資金䟛絊および資金吞収オペレヌション時限措眮ずしお実斜されおいるものなどを陀くの抂芁は、次のずおりです。 [資金䟛絊オペレヌション] ・共通担保資金䟛絊オペ 日本銀行が、「適栌担保取扱基本芁領」に基づき適栌ず認める金融資産囜債、地方債、政府保蚌債、財投機関等債、瀟債、CP等、手圢、蚌曞貞付債暩などを担保ずしお資金を䟛絊する。 ・囜債買入 日本銀行が、利付囜債を買い入れるこずによっお資金を䟛絊する。 ・囜庫短期蚌刞買入オペ 日本銀行が、囜庫短期蚌刞を買い入れるこずによっお資金を䟛絊する。 ・CP・瀟債買入 日本銀行が、CPや瀟債等を買い入れるこずによっお資金を䟛絊する。 ・ETF・J-REIT買入 日本銀行が、ETFやJ-REITを買い入れるこずによっお資金を䟛絊する。 ・囜債買珟先かいげんさきオペ 日本銀行が、利付囜債や囜庫短期蚌刞を、予め定めた期日に売り戻す条件を付しお買い入れるこずによっお資金を䟛絊する。 ・CP等買珟先オペ 日本銀行が、「適栌担保取扱基本芁領」に基づき適栌ず認めるCP等を、予め定めた期日に売り戻す条件を付しお買い入れるこずによっお資金を䟛絊する。 [資金吞収オペレヌション] ・手圢売出オペ 満期が3か月以内に到来する手圢であっお、日本銀行が振出人、受取人、支払人を兌ねるものを、日本銀行が売华するこずによっお資金を吞収する。 ・囜債売珟先うりげんさきオペ 日本銀行が、利付囜債や囜庫短期蚌刞を予め定めた期日に買い戻す条件を付しお売华するこずによっお資金を吞収する。 ・囜庫短期蚌刞売华オペ 日本銀行が保有する囜庫短期蚌刞を売华するこずによっお資金を吞収する。
囜債買入オペずは䜕ですか
囜債買入オペは、日本銀行が行うオペレヌション公開垂堎操䜜の䞀぀であり、長期囜債利付囜債を買い入れるこずによっお金融垂堎に資金を䟛絊するこずです。2016幎平成28幎9月に「長短金利操䜜付き量的・質的金融緩和」を導入しおからは、金融垂堎調節方針で瀺された 長期金利の 操䜜目暙を実珟するよう、囜債買入オペを運営しおいたす。長期囜債に぀いおは、䟡栌が䞊昇するず利回りは䜎䞋するずいう関係がありたすので、䟋えば囜債買入オペの金額を増額しお垂堎の需絊環境がタむト化すれば、通垞、囜債の䟡栌は䞊昇し、長期金利は䜎䞋するず考えられたす。 囜債買入オペの䞻な買入方匏には、「利回り入札方匏」ず「固定利回り方匏」の2皮類がありたす。利回り入札方匏では、より高い金利䜎い䟡栌で入札されたものから順に買い入れおいく競争入札を行いたす。䞀方、固定利回り方匏では、日本銀行が予め指定した金利で、金額無制限たたは予め定めた額たで買入れを行いたす。 このようにしお買い入れた長期囜債の残高の掚移に぀いおは、日本銀行が毎月公衚しおいる「マネタリヌベヌスず日本銀行の取匕https://www.boj.or.jp/statistics/boj/other/mbt/index.htm」をご芧ください。 なお、この長期囜債の買入れは、金融政策目的で行うものであり、財政ファむナンスではありたせん。政府は、2013幎平成25幎1月の「共同声明 https://www.boj.or.jp/mopo/mpmdeci/mpr_2013/k130122c.pdf」においお、「日本銀行ずの連携匷化にあたり、財政運営に察する信認を確保する芳点から、持続可胜な財政構造を確立するための取組を着実に掚進する」ずしおいたす。
か぀おは、「䞭倮銀行は、短期金利はコントロヌルできるが、長期金利はコントロヌルできない」ずいわれおいたしたが、金融政策によっお長期金利をコントロヌルするこずは可胜なのですか
金融政策は、䌝統的には、短期金利を操䜜し、それが長期金利にも波及するこずを通じお、実䜓経枈に圱響を及がしおきたした。 ずころが、リヌマン・ショック以降、たず米・英などの䞭倮銀行が長期金利に働きかける政策を実斜したした。短期の政策金利がれロに達し、いわゆる「れロ制玄」に盎面する䞭で、曎なる金融緩和効果を実珟するために、長期囜債等の買入れを通じお、長期金利を匕き䞋げる政策を始めたわけです。日本銀行も2010幎平成22幎10月に「包括的な金融緩和政策」を導入し、やや長めの金利に働きかけたした。たた、2013幎平成25幎4月に導入した「量的・質的金融緩和」では、むヌルドカヌブ党䜓の金利䜎䞋を促す芳点から、倧芏暡な囜債の買入れを開始したした。 さらに、2016幎平成28幎1月に日本銀行が導入した「マむナス金利付き量的・質的金融緩和」の経隓から、マむナス金利ず倧芏暡な囜債買入れの組み合わせが、長短金利党䜓に圱響を䞎えるうえで、有効であるこずがわかりたした。詳しくは、「『量的・質的金融緩和』導入以降の経枈・物䟡動向ず政策効果に぀いおの総括的な怜蚌https://www.boj.or.jp/mopo/mpmdeci/transparency/rel160930d.pdf」をご芧ください。 こうした経隓も螏たえ、2016幎平成28幎9月に日本銀行は、「長短金利操䜜むヌルドカヌブ・コントロヌル」を導入したした。具䜓的には、日本銀行圓座預金の「政策金利残高」に適甚する金利を短期の政策金利ずするずずもに、長期金利に぀いおは、10幎物囜債金利の操䜜目暙を瀺しお、これを実珟するように囜債の買入れオペを実斜しおいたす詳しくは、「金融緩和匷化のための新しい枠組み『長短金利操䜜付き量的・質的金融緩和』 https://www.boj.or.jp/mopo/mpmdeci/mpr_2016/k160921a.pdf」をご芧ください。
金融垂堎調節方針の倉遷を教えおください。
か぀お日本銀行は、準備預金制床における準備率や、公定歩合を倉曎するこずにより、金融の緩和や匕締めを実斜しおいたした。 その埌、1994幎平成6幎に金利自由化が完了し、1995幎平成7幎からは、短期垂堎金利を誘導するオペレヌション公開垂堎操䜜を通じお金融垂堎調節を行うようになりたした。特に、1998幎平成10幎以降の金融垂堎調節方針では、「無担保コヌルレヌトオヌバヌナむト物を、平均的にみお○○前埌で掚移するよう促す」などず、誘導目暙を具䜓的に定めるようになりたした。このうち、1999幎平成11幎から2000幎平成12幎にかけおは、いわゆる「れロ金利政策」が実斜され、金融垂堎調節方針は「無担保コヌルレヌトオヌバヌナむト物を、できるだけ䜎めに掚移するよう促す」などずされたした。 2001幎平成13幎には、「量的緩和政策」が開始され、金融垂堎調節の䞻たる操䜜目暙は、無担保コヌルレヌトから日本銀行圓座預金残高に倉曎されたした。この時期の金融垂堎調節方針は、「日本銀行圓座預金残高が○○兆円皋床ずなるよう金融垂堎調節を行う」などず定められたした。2006幎平成18幎に量的緩和政策が解陀されるず、金融垂堎調節の操䜜目暙は、再び無担保コヌルレヌトオヌバヌナむト物ずなりたした。 2010幎平成22幎に開始された「包括的な金融緩和政策」のもずでは、金融垂堎調節方針は「無担保コヌルレヌトオヌバヌナむト物を、00.1皋床で掚移するよう促す」ず定められたした。加えお、日本銀行は、こうした金利の操䜜目暙ずは別に、「資産買入等の基金」を通じお、資金の貞付固定金利方匏の共通担保資金䟛絊オペレヌションおよび資産の買入れ長期囜債、短期囜債、CP、瀟債、ETF、J−REITなどを行いたした。 2013幎平成25幎には、「量的・質的金融緩和」が開始され、金融垂堎調節の䞻たる操䜜目暙は、無担保コヌルレヌトからマネタリヌベヌスに倉曎されたした。金融垂堎調節方針は、「マネタリヌベヌスが、幎間玄○○兆円に盞圓するペヌスで増加するよう金融垂堎調節を行う」などず定められたした。たた、䜵せお、資産買入れの方針が定められ、䟋えば長期囜債の買入れに぀いおは、「保有残高が幎間玄○○兆円に盞圓するペヌスで増加するよう買入れを行う」などずされたほか、CP、瀟債、ETF、J−REITなどの買入れも継続されたした。 2016幎平成28幎1月に導入された「マむナス金利付き量的・質的金融緩和」のもずでは、こうした金融垂堎調節方針や資産買入れ方針が維持されたほか、補完圓座預金制床が改正され、政策金利ずしお、日本銀行圓座預金のうち「政策金利残高」に-0.1のマむナス金利を適甚するこずが決定されたした。 同幎9月の金融政策決定䌚合においお導入された「長短金利操䜜付き量的・質的金融緩和」のもずでは、金融垂堎調節方針は、長短金利の操䜜に぀いおの方針を瀺すこずずなりたした。具䜓的には、短期の政策金利に぀いおは、「日本銀行圓座預金のうち政策金利残高に-0.1のマむナス金利を適甚する」、長期金利の操䜜目暙に぀いおは、「10幎物囜債金利がれロ皋床で掚移するよう、長期囜債の買入れを行う。」などず定められおいたす。たた、長短金利操䜜の具䜓的な運甚に぀いおは、効果ず副䜜甚のバランスを勘案しお、随時芋盎されおいたす。なお、CP、瀟債、ETF、J−REITに぀いおは、匕き続き、資産買入れ方針が定められおいたす。
「マネタリヌベヌス」ずは䜕ですか
マネタリヌベヌスずは、「日本銀行が䞖の䞭に盎接的に䟛絊するお金」のこずです。具䜓的には、垂䞭に出回っおいるお金である流通珟金「日本銀行刞発行高」「貚幣流通高」ず日本銀行圓座預金日銀圓座預金の合蚈倀です。 マネタリヌベヌス「日本銀行刞発行高」「貚幣流通高」「日銀圓座預金」
準備預金制床ずは䜕ですか 超過準備ずは䜕ですか
準備預金制床ずは、察象ずなる金融機関に察しお、「受け入れおいる預金等の䞀定比率これを「準備率」ずいいたす以䞊の金額を日本銀行に預け入れるこず」を矩務付ける制床です。このようにしお日本銀行に圓座預金たたは準備預り金ずしお預け入れなければならない最䜎金額を、「法定準備預金額」たたは所芁準備額ずいいたす。本制床は、1957幎昭和32幎に斜行された「準備預金制床に関する法埋」により、金融政策の手段ずしお導入されたした。 準備預金制床の準備率に぀いおは、日本銀行の政策委員䌚が金融政策決定䌚合においお蚭定・倉曎・廃止したす。
金融政策手段ずしおの準備預金制床の䜍眮付けを教えおください。
か぀おは、準備率を䞊䞋させるこずにより、金融機関のコスト負担の増枛を通じおその貞出態床等に圱響を䞎えるこず、぀たり、準備率操䜜を通じお金融を緩和、たたは匕き締めるこずを目的ずしお運甚されおいたした。しかし、珟圚、わが囜をはじめ短期金融垂堎が発達した䞻芁囜では、そうした金融緩和・匕締めの手段ずしお準備預金制床は利甚されおおらず、わが囜の準備率も、1991幎平成3幎10月を最埌に倉曎されおいたせん。 1990幎代以降、無担保コヌルレヌトオヌバヌナむト物が金融垂堎調節の䞻たる操䜜目暙になる䞭、準備預金制床の圹割ずしおは、金融機関に察し、日本銀行に預け入れる圓座預金の残高に぀いお、日々「法定準備預金額所芁準備額」を維持するよう促すこずがより重芁ずなっおきたした。これにより、日本銀行圓座預金に察する需芁、すなわち、短期金融垂堎における資金の需芁を抂ね安定的か぀予枬可胜なものずし、そのうえで、オペレヌションによっお無担保コヌルレヌトオヌバヌナむト物を適切な氎準に誘導しおいたした。 もっずも、2000幎代の「量的緩和政策」20012006幎や、「量的・質的金融緩和」2013幎の時期のように、日本銀行の最沢な資金䟛絊により、倚くの金融機関が法定準備預金額を超える「超過準備」を有するこずが垞態化しおくるず、準備預金制床に、各金融機関の日銀圓座預金残高を安定化させる圹割を期埅するこずは難しくなりたす。こうした䞭、日本銀行は、補完圓座預金制床の枠組みのもずで、「超過準備」に䞀定の金利を付すこずにより、金融機関の裁定行動を通じお短期垂堎金利を䞀定の範囲内で掚移するよう促しおいたす。
準備預金制床の察象先を教えおください。
準備預金制床の察象ずなっおいる金融機関は、銀行、信甚金庫預金残高 1,600億円超の信甚金庫のみ、蟲林䞭倮金庫です。
補完圓座預金制床ずは䜕ですか 日本銀行圓座預金にマむナス金利を適甚するこずが金融垂堎に䞎える圱響を教えおください。
補完圓座預金制床は、日本銀行が受け入れる圓座預金等のうち、いわゆる「超過準備」に利息を付す制床です。2008幎平成20幎の制床導入以降、長らくプラスの金利が適甚されおいたした。その埌、2016幎平成28幎1月に「マむナス金利付き量的・質的金融緩和」が導入されたこずにより、「超過準備」郚分を含め、日本銀行圓座預金は3階局に分割され、それぞれの階局ごずにプラス金利、れロ金利、マむナス金利が適甚されるこずになりたした。 こうした3局構造は、短期金融垂堎においおマむナス金利による取匕を生み出す原動力ずなりたす。䟋えば、マむナス金利が適甚される「政策金利残高」を有する金融機関は、その適甚金利を䞊回っおいれば、たずえマむナスのレヌトであっおも、金融垂堎においお他の金融機関に資金を貞し出すむンセンティブを持぀こずになりたす。䜙剰資金をそのたた圓座預金ずしお保有するよりも収益が改善するからです。 もし、「政策金利残高」が党䜓ずしお増加すれば、その分、マむナス金利で運甚し埗る䜙剰資金が増加し、短期金融垂堎の金利に䜎䞋圧力がかかりたす。逆に、「政策金利残高」が党䜓ずしお枛少すれば、その分、金利に䞊昇圧力がかかりたす。
基準比率に぀いお教えおください。
囜債の買入れオペ等によっお日本銀行圓座預金の残高が党䜓ずしお増加した堎合、通垞、マむナス金利が適甚される「政策金利残高」も増加したすが、これを攟眮すれば、短期垂堎金利が倧幅に䜎䞋したり、金融機関の収益を過床に圧迫する惧れがありたす。 このため、日本銀行では、圓座預金残高のマクロ的な増枛に応じお、れロ金利が適甚される「マクロ加算残高」を増枛させ、結果的に、「政策金利残高」の芏暡が倧きく倉動しないようにしおいたすプラス金利が適甚される残高に぀いおは、ほが䞀定の倀に固定される仕組みずなっおいたす。 具䜓的には、日本銀行においお党おの金融機関に䞀埋に適甚される「基準比率」を決定したうえで、これを各先の2015幎の圓座預金残高平均残高に乗じ、その金額をそれぞれの「マクロ加算残高」に加えるこずずしおいたす。この「基準比率」に぀いおは、短期金融垂堎における取匕の動向を螏たえ、資金過䞍足の季節的な倉動も勘案しながら、原則ずしお1か月に1回、芋盎しを行うこずずしおいたす。
以前の「公定歩合」は、珟圚、どのように䜍眮づけられおいたすか
か぀お、日本銀行の䞻な金融調節手段は、オペレヌションではなく、「公定歩合」により金融機関に貞出を行うこずでした。たた、芏制金利時代には、預金金利等の各皮の金利が「公定歩合」に連動しおいたため、「公定歩合」が倉曎されるず、こうした金利も䞀斉に倉曎される仕組みになっおいたした。このため、「公定歩合」は金融政策の基本的なスタンスを瀺す代衚的な政策金利でした。 しかし、1994幎平成6幎に金利自由化が完了し、「公定歩合」ず預金金利ずの盎接的な連動性はなくなりたした。この連動関係に代わっお、珟圚、各皮の金利は金融垂堎における裁定行動によっお決たっおいたす。こうした状況のもず、か぀おの「公定歩合」は、珟圚、「基準貞付利率」ず呌ばれ、「補完貞付制床」の適甚金利ずしお、無担保コヌルレヌトオヌバヌナむト物の䞊限を画する圹割を担うようになりたした。 基準貞付利率の掚移等に぀いおは、「基準割匕率および基準貞付利率埓来『公定歩合』ずしお掲茉されおいたものの掚移」のペヌゞ(https://www.boj.or.jp/statistics/boj/other/discount/index.htm)をご芧ください。
補完貞付制床の察象先はどのように遞ばれたすか。
補完貞付制床は、日本銀行が予め定めた条件貞付期間を1営業日ずする等に基づき、貞付先からの利甚申蟌みを受けお、担保の範囲内で受動的に実行する貞付制床であり、2001幎平成13幎2月に導入されたした。本制床の察象先は、銀行、蚌刞䌚瀟ずいった金融機関のうち、貞付先ずなるこずを垌望する先で、信甚力が十分であるず日本銀行が認めた先です。 本制床に぀いおは、䜕らかの理由により、短期垂堎金利が本制床の適甚金利基準貞付利率を超えお䞊昇した堎合、察象先は、い぀でもこれを利甚できるこずが予め明確になっおいたす。このため、結果的に、基準貞付利率が短期垂堎金利の䞊限を画するものず期埅されたす。
無担保コヌルレヌトオヌバヌナむト物ずは䜕ですか 資金過䞍足ずは䜕ですか
無担保コヌルレヌトオヌバヌナむト物ずは、コヌル垂堎における無担保での資金貞借のうち、玄定日に資金の受払を行い、翌営業日を返枈期日ずするものにかかる金利のこずです。 1990幎代以降、この無担保コヌルレヌトオヌバヌナむト物が金融垂堎調節の䞻たる操䜜目暙ずなり、1998幎平成10幎からは、「無担保コヌルレヌトオヌバヌナむト物を、平均的にみお○○前埌で掚移するよう促す」などずする金融垂堎調節方針が定められるようになりたした。こうした方針のもずで、実際の垂堎調節を担圓する金融垂堎局では、オペレヌション公開垂堎操䜜を通じお、無担保コヌルレヌトオヌバヌナむト物を適切な氎準に誘導しおいたした。具䜓的には、金融垂堎における資金の総量、すなわち金融機関が保有する日銀圓座預金残高の総額を増枛させるこずで、資金の需芁ず䟛絊のバランスを倉化させ、金利を䞊䞋にコントロヌルしおいたした。 この金融垂堎における資金の総量は、金融機関同士で、日銀圓座預金に預け入れた資金のやりずりを行っおいる限り、倉わるこずはありたせん。しかし、銀行刞の発行・還収により日銀圓座預金ず銀行刞が盞互に圢を倉える堎合銀行刞芁因や、金融機関の日銀圓座預金ず政府の間で財政資金の受払が行われる堎合財政等芁因には、金融垂堎における資金の総量が増枛したす。特に、䞊蚘のように日々のオペレヌションを通じお金利をコントロヌルしおいた時期には、こうした資金の総量の増枛、぀たり資金の過䞍足を正確に予想するこずが、的確なオペレヌションを実斜するうえで必芁䞍可欠な䜜業でした。 オペレヌションによる金融垂堎調節以倖にも、無担保コヌルレヌトオヌバヌナむト物に圱響を及がし埗る仕組みがありたす。 䟋えば、補完貞付制床は、金融機関からの利甚申蟌みを受けお、日本銀行が受動的に実行する期間1日の貞付制床ですが、その際に適甚される貞付金利は、無担保コヌルレヌトオヌバヌナむト物の䞊限を画する圹割を担っおいたす。 たた、補完圓座預金制床のもずでは、いわゆる「超過準備」に利息が付されるこずになりたすが、この付利金利には無担保コヌルレヌトオヌバヌナむト物の䞋限を画する圹割を担うこずが期埅されたす。これは、この制床のもずでは、䜕らかの理由で無担保コヌルレヌトが付利金利を䞀時的に䞋回ったずしおも、各金融機関は少なくずもその金利で資金を運甚できるこずが事前に明らかになっおいるためです。 2008幎平成20幎の同制床導入以降、「超過準備」にはプラスの付利金利が付されおいたしたが、2016幎平成28幎1月の「マむナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入に䌎い、「超過準備」郚分を含め、圓座預金は3階局に分割され、それぞれプラス金利、れロ金利、マむナス金利が適甚されるこずになりたした。各金融機関は、自らの圓座預金に付される金利氎準を螏たえお資金の運甚、調達を行っおおり、それが無担保コヌルレヌトの氎準に圱響を䞎えおいたす。このように、耇数の付利金利のもずで、垂堎ではより耇雑な裁定取匕が行われるようになりたしたが、それでも、こうした金利が短期垂堎金利の䞀方的な䜎䞋を防ぐ圹割を果たしおいるずいう点は、これたでず倉わりありたせん。 なお、2000幎代以降の量に着目した金融垂堎調節方針のもずでは、日銀圓座預金残高やマネタリヌベヌスの芏暡を目暙に向けお調敎しおいくために、適切な額の資金䟛絊オペレヌションを行う必芁がありたした。たた、2016幎のマむナス金利導入埌は、政策金利残高等の芏暡を適切に調敎するこずが求められるようになりたした。いずれも、その前提ずしお、金融垂堎における資金の総量をきちんず把握するこずが必芁です。このように、時期によっお目的は異なりたすが、資金過䞍足を正確に予枬するこずは、日本銀行が金融垂堎調節を円滑に運営しおいくうえで、垞に重芁な䜜業であるず考えおいたす。
金融政策決定䌚合ずは䜕ですか い぀開催されるのですか
日本銀行の最高意思決定機関である政策委員䌚の䌚合のうち、金融政策の運営に関する事項を審議・決定する䌚合を、金融政策決定䌚合ずいいたす。幎8回、各䌚合ずも2日間開催されたす。
金融政策決定䌚合の議事芁旚や議事録は、い぀公衚されるのですか
日本銀行は、金融政策決定䌚合の議事芁旚を、次回の決定䌚合ただし、臚時の決定䌚合の議事芁旚に぀き次回の決定䌚合に提出するこずが困難である堎合には、次々回の決定䌚合で承認のうえ、その3営業日埌に公衚しおいたす。具䜓的な公衚日皋に぀いおは、「金融政策決定䌚合の運営」のペヌゞ(https://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/index.htm)をご芧ください。 金融政策決定䌚合の議事録は、各金融政策決定䌚合から10幎を経過した埌に、半幎分1月から6月分、7月から12月分ごずにずりたずめお、幎2回公衚しおいたす。個々の公衚予定日は、事前に公衚しおいたす金融政策決定䌚合議事録等公衚芁領2.。
政府から金融政策決定䌚合に出垭するこずはできたすか 政府の議決延期請求暩ずは䜕ですか
財務倧臣および経枈財政政策担圓倧臣経枈財政政策担圓倧臣が眮かれおいないずきは、内閣総理倧臣、たたはそれぞれの指名する職員は、金融政策決定䌚合に出垭するこずができたす。 政府からの出垭者は、議決暩を有したせんが、必芁に応じ、䌚合に出垭し、1意芋を述べるこず、2議案を提出するこず、3次回䌚合たで議決を延期するこずを求めるこず、ができたす日本銀行法第19条第1項、第2項。このうち、3は、「政府の議決延期請求暩」ず呌ばれたす。 政策委員䌚は、政府から議決延期の求めがあった堎合には、その求めに぀いお採吊を決定したす日本銀行法第19条第3項。
質問ブラックアりト・ルヌルずは䜕ですか
ブラックアりト・ルヌルずは、金融政策に関する察倖発蚀に぀いおの政策委員䌚内のルヌルです。 「各金融政策決定䌚合の2営業日前䌚合が2営業日以䞊にわたる堎合には䌚合開始日の2営業日前から䌚合終了圓日の総裁蚘者䌚芋終了時刻たでの期間は、囜䌚においお発蚀する堎合等を陀き、金融政策及び金融経枈情勢に関し、倖郚に察しお発蚀しない。」ずいうものです。
日本銀行の経枈・物䟡情勢に関する刀断や芋通しは、䜕を芋れば分かりたすか
日本銀行では、毎回の金融政策決定䌚合の埌に公衚しおいる公衚文においお、金融経枈情勢に関する基本的芋解を瀺しおいたす。 たた、幎4回通垞1月、4月、7月、10月、「経枈・物䟡情勢の展望展望レポヌト」を公衚し、その䞭で、経枈・物䟡情勢の珟状・芋通しや䞊振れ・䞋振れ芁因を詳しく点怜し、その䞋での金融政策運営の考え方を敎理しおいたす。たた、「展望レポヌト」では、政策委員による実質GDPおよび消費者物䟡指数陀く生鮮食品の倧勢芋通し、ならびに、各政策委員の実質GDPおよび消費者物䟡指数陀く生鮮食品の芋通しずリスクバランスの認識を瀺した「政策委員の経枈・物䟡芋通しずリスク評䟡」も公衚しおいたす。
日銀はどのように経枈・物䟡情勢の点怜をし、金融政策を運営しおいたすか。
日本銀行は、「物䟡安定の目暙」のもずで、次の2぀の「柱」により経枈・物䟡情勢を点怜したうえで、金融政策を運営したす。 第1の柱では、先行き2幎皋床の経枈・物䟡情勢に぀いお、最も蓋然性が高いず刀断される芋通しが、物䟡安定のもずでの持続的な成長の経路をたどっおいるかずいう芳点から点怜したす。 第2の柱では、より長期的な芖点を螏たえ぀぀、物䟡安定のもずでの持続的な経枈成長を実珟するずの芳点から、金融政策運営に圓たっお重芖すべき様々なリスクを点怜したす。ずくに、発生の確率は必ずしも倧きくないものの、発生した堎合には経枈・物䟡に倧きな圱響を䞎える可胜性があるリスク芁因ずしお、金融面の䞍均衡に぀いお点怜したす。 以䞊の2぀の「柱」に基づく点怜を螏たえたうえで、圓面の金融政策運営の考え方を敎理し、展望レポヌト経枈・物䟡情勢の展望等を通じお、定期的に公衚したす。
金融システムの安定信甚秩序の維持が日本銀行の目的の1぀に挙げられおいるのはなぜですか
「信甚秩序の維持に資するこず」日本銀行法第1条、すなわち、金融システムの安定に貢献するこずは、物䟡の安定を図るこずず䞊ぶ日本銀行の目的の1぀です。 これは、日本銀行が、1銀行の銀行ずしお金融機関の間の資金決枈サヌビスを提䟛し、わが囜の資金決枈の䞭栞に䜍眮しおいるこず、2わが囜においお匷制通甚力のある通貚の発行者ずしお、銀行刞や日本銀行圓座預金ずいう支払完了性ファむナリティのある決枈手段や、最埌の貞し手ずしお䞀時的な資金の貞付を行う等、金融システムの安定を図るために䞍可欠な機胜を有しおいるこずによるものです。 たた、日本銀行が、物䟡の安定を通じお、わが囜経枈の健党な発展に貢献しおいくうえで、経枈掻動の動脈ずもいうべき金融システムの安定は倧前提ずなっおいたす。
金融システムの安定を確保し、その匷化を図るために、日本銀行はどのような圹割を果たしおいたすか
日本銀行は、金融システムの安定信甚秩序の維持を図るため、日本銀行刞や日本銀行圓座預金ずいう安党で䟿利な決枈手段を提䟛しおいたす。たた、金融システムの安定には、金融仲介機胜や決枈機胜の担い手である金融機関が、これらの機胜の遂行に䌎うリスクを適切に管理し、安定的に経営を行うこずが重芁です。このため、日本銀行は、考査やオフサむト・モニタリングを通じお、個別金融機関の経営実態の把握に努め、必芁に応じ経営改善に向けた助蚀等を行っおいたす。このほか、各皮セミナヌの開催や論文の公衚などの諞掻動を通じお、リスク管理・経営管理手法の改善等に向けた金融機関の取り組みを埌抌ししおいたす。 金融システムの安定を図るためには、個別金融機関が抱えるリスクを把握し、経営の改善を促すずいったミクロ・プルヌデンスの芖点だけでなく、金融システムを党䜓ずしお捉えおリスクの所圚を分析・評䟡し、それに基づいお察応を図っおいくマクロ・プルヌデンスの芖点も重芁です。日本銀行は、こうした芖点も螏たえお金融システムの安定性を評䟡し、その結果を日本銀行の政策・業務に掻甚するずずもに、金融システムレポヌトを通じお察倖的に公衚しおいたす。 以䞊のようなミクロ、マクロ䞡面からのリスクの把握および分析・評䟡ず、それに基づく斜策の実斜にもかかわらず、システミック・リスクが珟実のものずなる可胜性が高たった堎合には、これを回避するため、日本銀行は、必芁に応じ最埌の貞し手機胜を発揮しお、䞀時的な資金䞍足に陥った金融機関に察し、必芁な資金を䟛絊するこずがありたす。 金融垂堎のグロヌバル化が進むなかにあっお、金融システムの安定確保を図るためには、囜際的な取り組みの必芁性が䞀段ず高たっおいたす。日本銀行は、海倖の䞭倮銀行や銀行監督圓局ずの間で、金融システムの課題に぀いお認識の共有や意芋亀換を図りながら連携・協力するずずもに、金融芏制の芋盎し等を巡る囜際的な議論にも参画しおいたす。
最埌の貞し手ずは䜕ですか
埌の貞し手ずしおの機胜ずは、䞀時的な資金䞍足に陥った金融機関に察しお、他に資金䟛絊を行う䞻䜓がいない堎合に、䞭倮銀行が文字どおり最埌の貞し手Lender of Last Resort。略しお「LLR」ず蚀われたすずしお䞀時的な資金の貞付け等を行うこずを蚀いたす。 日本銀行も、金融システムの安定を確保するため、システミック・リスクが珟実のものずなるこずを回避するうえで必芁な堎合には、最埌の貞し手ずしお、金融機関に察し預金等の払戻しや取匕の実行等のために必芁な資金を䟛絊したす。 日本銀行による最埌の貞し手ずしおの資金の䟛絊は、通垞は手圢や囜債等を担保ずしお行われたす日本銀行法第33条。ただし、コンピュヌタ・システムの故障など偶発的な原因で、金融機関が予芋できない䞀時的な支払資金の䞍足が生じた堎合同第37条や、金融システムの安定確保のために特に必芁ずしお内閣総理倧臣および財務倧臣から芁請があった堎合同第38条には、担保をずらないで貞付け等を行うこずがありたす。
考査ずは䜕ですか
考査は、オフサむト・モニタリングずずもに、日本銀行が、圓座預金取匕の盞手方である金融機関取匕先金融機関の業務および財産の状況を把握するために行う掻動の1぀です。具䜓的には、取匕先金融機関に実際に立ち入っお、経営実態の把握や各皮のリスク管理䜓制の点怜を、詳现か぀網矅的に行っおいたす。 たた、考査では、その結果を基に、必芁に応じ、圓該取匕先に察しおリスク管理䜓制の改善などを促しおいたす。 日本銀行法第44条では、日本銀行が金融システムの安定確保のための業務を適切に運営する芳点から、取匕先金融機関ず考査に関する契玄を締結するこずができる旚が定められおいたす。日本銀行は、この芏定に基づき、取匕先金融機関ずの間で契玄を締結し、考査を行っおいたす。
考査では、具䜓的にはどのようなこずを調査しおいるのですか
考査では、オフサむト・モニタリングず同様、金融機関が貞出や有䟡蚌刞投資等の業務を行うこずを通じお負っおいる信甚リスク泚1、垂堎リスク泚2、流動性リスク泚3、オペレヌショナル・リスク泚4などに着目し、その実態の把握に努めおいたす。䟋えば、以䞋のような点を調査しおいたす。 泚1䞎信先貞出先、保有有䟡蚌刞の発行䜓、債務保蚌先等の財務状況の悪化などにより、貞出や有䟡蚌刞等の資産䟡倀が枛少ないし消倱するリスク。兞型的には、貞出先の倒産により元利金の支払いが受けられなくなるリスク。 泚2金利や株䟡、為替レヌトの倉動等に䌎い、有䟡蚌刞、倖囜為替など保有しおいる資産・負債の経枈䟡倀が倉動し、損倱が発生するリスク。 泚3運甚ず調達の期間が䞀臎しおいないため、倚額の預金流出などが生じた堎合に、必芁な資金を運甚の芋盎しにより迅速に確保できないリスク。たた、通垞より高金利での資金調達を䜙儀なくされるリスク。 泚4事務ミス、法什・芏則違反、システム障害、自然灜害等により業務継続が困難ずなるこずにより損害が発生するリスクや、顧客や垂堎からの信任の䜎䞋ずいったリスク。
考査はどのような期間、人数で行っおいるのですか
日本銀行の考査は、金融機関毎に、1内圚するリスクが顕圚化した堎合の金融システムぞの圱響、2財務基盀の䜙裕床やリスクテむクの状況などを総合的に評䟡し、これを螏たえお、考査の頻床、考査日数、調査範囲、芁員数などにめり匵りを぀けお実斜しおいたす。 3週間前埌の立入期間で、金融機関の経営実態ずリスク管理䜓制を包括的に点怜・評䟡する「通垞考査」に加え、2週間前埌の立入期間で、オペレヌショナル・リスク泚など䞀郚のリスク管理を調査察象倖ずする「短期考査」がありたす。 泚事務ミス、法什・芏則違反、システム障害、自然灜害等により業務継続が困難ずなるこずにより損害が発生するリスクや、顧客や垂堎からの信任の䜎䞋ずいったリスク。
オフサむト・モニタリングずは䜕ですか
オフサむト・モニタリングは、考査ずずもに、日本銀行が、圓座預金取匕の盞手方である金融機関取匕先金融機関の業務および財産の状況を把握するために行う掻動の1぀です。具䜓的には、金融機関の圹職員ずの面談や電話でのヒアリング、金融機関から提出を受けた各皮経営資料の分析などを日垞的か぀継続的に行うこずを通じお、金融機関の資金繰り、圓面の業務運営、収益状況ずいった経営動向に぀いお、幅広くか぀タむムリヌに把握するようにしおいたす。取匕先ぞの立入調査を行わない点で、考査ずは異なりたす。 日本銀行では、こうしお埗られた情報に基づき、1個々の金融機関が抱えるリスクの動向等を螏たえお必芁な助蚀を行うずずもに、2個々の金融機関の行動貞出や有䟡蚌刞投資、資金調達、資本調達、オフバランス取匕に関する運営スタンス等が、党䜓ずしお、その時々の金融情勢や金融システムにどのような圱響を䞎えるかをマクロ・プルヌデンスの芖点に立っお分析・評䟡しおいたす。
考査ずオフサむト・モニタリングの違いに぀いお教えおください。
考査もオフサむト・モニタリングも、金融機関の業務運営や各皮リスクの管理状況、自己資本の充実床や収益力などを把握するための調査ですが、考査が実際に金融機関に立ち入っお行う調査であるのに察しお、オフサむト・モニタリングは、金融機関ぞの立入りはせず、金融機関から提出された各皮経営資料の分析や圹職員ぞのヒアリングなどを通じお行う調査です。 こうした実斜圢態の違いから、䞡者には異なる特性がありたす。すなわち、考査は、ある金融機関における個別の資産内容、リスク管理䜓制やその運営実態をより詳现か぀網矅的に粟査・怜蚌するのに適しおいたすが、人的資源面や金融機関偎の事務負担面等で倚くの金融機関を同時に調査するには制玄がありたす。䞀方、オフサむト・モニタリングは、金融機関が抱えるリスクの動向や日垞の業務運営、たたそれらが金融システムの安定に䞎える圱響など、その時々の金融情勢に぀いお広範か぀機動的に把握するのに適しおおり、倚くの金融機関に察しお同時に実斜できたす。 日本銀行では、考査ずオフサむト・モニタリングをその特性に応じお䜿い分け぀぀、双方の実効性を向䞊させる芳点から、䞡者を䞀䜓的に運営するよう工倫しおいたす。䟋えば、考査に際しおは、オフサむト・モニタリングを通じお日垞的か぀継続的に埗おいる金融機関に関する情報を、立入調査の着県点を予め明確にするための資料ずしお掻甚しおいたす。重芁な問題点の存圚が窺われる堎合には、その情報をもずに考査を機動的に、たた重点を絞っお実斜するこずもありたす。逆に、考査結果は、その埌のオフサむト・モニタリングにおいおも掻甚しおいたす。特に、考査においお、経営䜓力や収益力、リスク管理に関する重芁な問題点があるこずが刀明した堎合には、その埌の改善状況に関する定期的なフォロヌアップ報告を求め、オフサむト・モニタリングにおいお確認を行っおいくこずずなりたす。
考査の察象ずなるのはどのような先ですか 持株䌚瀟等も考査の察象になりたすか
珟圚、日本銀行では、日本銀行法第37条第1項および日本銀行法斜行什第10条に芏定されおいる「金融機関その他の金融業を営む者」のうち、日本銀行ず圓座預金取匕を行っおいる先ず考査契玄を締結しおいたす。 具䜓的には、「金融機関」では、銀行、倖囜銀行支店、信甚金庫信金䞭倮金庫を含む、商工組合䞭倮金庫、党囜信甚協同組合連合䌚、劎働金庫連合䌚、蟲林䞭倮金庫が察象ずなっおいたす。たた、「その他の金融業を営む者」では、蚌刞䌚瀟、蚌刞金融䌚瀟、短資䌚瀟が察象ずなっおいたす。 日本銀行は、考査を補完し考査先の経営実態をより的確に把握する芳点から、考査先が持株䌚瀟等の子䌚瀟である堎合には、圓該持株䌚瀟等ず予め調査に関する契玄を締結のうえ、考査を補完する範囲内で、立入調査を実斜したり、報告や資料の提出を求めたりしおいたす。 さらには、考査先の子䌚瀟等や業務委蚗先に察しおも、考査目的に照らしお必芁があるず刀断される堎合には、個別に同意を埗たうえで立入調査等を実斜しおいたす。
信組や劎金、蟲協も考査の察象ですか
信甚協同組合、劎働金庫、蟲業協同組合などは、日本銀行の圓座預金取匕先ではなく、考査契玄の締結先ずはなっおいたせん。
考査の実斜状況を教えおください。
日本銀行は、政策委員䌚が毎幎床決定する「考査の実斜方針等に぀いお」においお、前幎床の考査の実斜先数を公衚しおいたす。
考査結果は公衚しおいたすか
個別金融機関の考査結果に぀いおは、日本銀行は考査に関する契玄および日本銀行法第29条によっお守秘矩務を負っおいるため、公衚しおいたせん。 考査結果の党䜓的な状況に぀いおは、日本銀行は、政策委員䌚が毎幎床決定する「考査の実斜方針等に぀いお」においお、前幎床の考査を螏たえた金融機関の経営およびリスク管理䞊の䞻芁な課題等ずしお取りたずめお公衚しおいたす。 たた、日本銀行は、その時々のリスク管理䞊の課題等に぀いおも、「金融システムレポヌト別冊シリヌズ」などで必芁に応じ取りたずめお公衚しおいたす。
日本銀行の考査ず金融庁の怜査ずの違いは䜕ですか
日本銀行による考査は、考査契玄に基づくものであり、行政暩限の行䜿ずしお金融庁が実斜する怜査ずは異なりたす。 考査では、最埌の貞し手機胜等の適切な発揮に備えるため、業務および財産の状況を調査し、その結果に基づき助蚀等を行いたす。金融機関が正圓な理由なく、考査や情報提䟛を拒絶した堎合、日本銀行はその事実を公衚するこずがあるほか、圓該先ずの圓座預金取匕等を解玄するこずもあり埗たす。 これに察し、金融庁による怜査では、金融機関の業務の健党か぀適切な運営を確保するため、法什等遵守態勢、各皮リスク管理態勢等を怜蚌したり、問題点に察する認識を確認したりしたす。怜査は、立入怜査暩や資料提出請求暩を付䞎された行政暩限の行䜿ずしお実斜されたす。
日本銀行は、金融機関におけるサむバヌセキュリティの匷化に向けた取り組みにどのように関䞎しおいたすか
金融機関が、ITの進歩に察応し、付加䟡倀の高いサヌビスを創出しおいくうえでは、サむバヌセキュリティの確保が䞍可欠です。このため、日本銀行では、民間金融機関のサむバヌセキュリティの匷化を偎面からサポヌトしおいたす。 具䜓的には、考査や日垞的なモニタリングを通じお、継続的な助蚀・指導を行っおいたす。この間、金融機関ぞのサむバヌ攻撃の脅嚁や察策の実態を把握するためのアンケヌト調査等を実斜し、その結果を金融システムレポヌト別冊シリヌズで公衚しおいるほか、金融高床化セミナヌを通じお金融機関ぞ還元しおいたす。さらに、G7サむバヌ・゚キスパヌト・グルヌプCyber Expert Group等でのサむバヌセキュリティ匷化に向けた囜際的な怜蚎にも参画しおいたす。
マクロ・プルヌデンスずは䜕ですか
マクロ・プルヌデンスずは、金融システム党䜓のリスクの状況を分析・評䟡し、それに基づいお制床蚭蚈・政策察応を図るこずを通じお、金融システム党䜓の安定を確保するずの考え方で、考査やオフサむト・モニタリングずいった掻動に代衚されるミクロ・プルヌデンス個々の金融機関の健党性を確保するこずに察眮される抂念です。 マクロ・プルヌデンスでは、特に、金融システムを構成する金融機関や金融垂堎等ずそれらの盞互連関、実䜓経枈ず金融システムの連関がもたらす圱響が重芖されたす。
マクロ・プルヌデンスを重芖する動きの匷たりずその背景に぀いお説明しおください。
わが囜では、バブルの生成・厩壊を含む様々な金融危機を経お、マクロ・プルヌデンスを重芖する動きが匷たっおきおいたす。たた、2008幎平成20幎のリヌマン・ブラザヌズ蚌刞の砎綻をきっかけずする囜際金融危機以降は、囜際的にもマクロ・プルヌデンスの重芖が倧きな朮流ずなっおいたす。 こうした動きの背景には、次のような認識のもず、「個々の金融機関の健党性を確保するだけでは、金融システム党䜓ずしおの安定を必ずしも実珟できるわけではない」ずの芋方が匷たっおいるこずがありたす。 ・同䞀方向の金融機関行動がもたらすリスク 個々の金融機関単䜍でみた堎合には限定的ず考えられるリスクであっおも、倚くの金融機関が同䞀方向でのリスクテむクやその解消を行えば、想定以䞊の垂堎䟡栌の倉動や信甚の拡倧・収瞮が匕き起こされ、金融システム党䜓を䞍安定化させるリスクがありたす。