Datasets:
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V24N01-05 | 製品やサービスを提供する多くの企業は顧客の問い合わせに対応するために,コールセンターを運営している.コールセンターでは,オペレータが電話やメールによる顧客問い合わせに対応する際や,顧客自身が答えを探す際の支援のために,FrequentlyAskedQuestion(FAQ)の整備および,FAQ検索システムを導入していることが多い.FAQ検索の利用者は,自然文や単語の集合を検索クエリとして,検索を実施するのが一般的である.しかし,FAQは過去の問い合わせ履歴の中から,同様の質問をまとめ,それらを代表するような抽象的な表現で作成されることが多いため,類義語や同義語,表記の揺れといった問題により,正しく検索できない場合がある.たとえば,以... | |
V06N01-03 | \label{sec:introduction}電子化テキストの急増などに伴い,近年,テキストから要点を抜き出す重要文選択技術の必要性が高まってきている.このような要請に現状の技術レベルで応えるためには,表層的な情報を有効に利用することが必要である.これまでに提案されている表層情報に基づく手法では,文の重要度の評価が主に,1)文に占める重要語の割合,2)段落の冒頭,末尾などのテキスト中での文の出現位置,3)事実を述べた文,書き手の見解を述べた文などの文種,4)あらかじめ用意したテンプレートとの類似性などの評価基準のいずれか,またはこれらを組み合わせた基準に基づいて行なわれる\cite{Luhn58,Edmundson69,Kita8... | |
V21N03-03 | 日本において,大学入試問題は,学力(知力および知識力)を問う問題として定着している.この大学入試問題を計算機に解かせようという試みが,国立情報学研究所のグランドチャレンジ「ロボットは東大に入れるか」というプロジェクトとして2011年に開始された\cite{Arai2012}.このプロジェクトの中間目標は,2016年までに大学入試センター試験で,東京大学の二次試験に進めるような高得点を取ることである.我々は,このプロジェクトに参画し,2013年度より,大学入試センター試験の『国語』現代文の問題を解くシステムの開発に取り組んでいる.次章で述べるように,『国語』の現代文の設問の過半は,{\bf傍線部問題}とよばれる設問である.船口\cit... | |
V07N01-04 | 本稿では単語の羅列を意味でソートするといろいろなときに効率的でありかつ便利であるということについて記述する\footnote{筆者は過去に間接照応の際に必要となる名詞意味関係辞書の構築にこの意味ソートという考え方を利用すれば効率良く作成できるであろうことを述べている\cite{murata_indian_nlp}.}.本稿ではこの単語を意味でソートするという考え方を示すと同時に,この考え方と辞書,階層シソーラスとの関係,さらには多観点シソーラスについても論じる.そこでは単語を複数の属性で表現するという考え方も示し,今後の言語処理のためにその考え方に基づく辞書が必要であることについても述べている.また,単語を意味でソートすると便利にな... | |
V06N05-04 | 多言語話し言葉翻訳システムの処理には,文法から逸脱した表現などを含めた多様な表現を扱える頑健性,円滑なコミュニケーションのための実時間性,原言語と目的言語の様々なペアに適用できる汎用性,が必要である.多様な話し言葉表現をカバーするために詳細な構文意味規則を大量に記述する規則利用型(rule-based)処理は,多言語翻訳にとっては経済的な手法でない.一方,用例利用型(example-based)処理は,翻訳例の追加により翻訳性能を向上させていく汎用性の高い手法である.ただし,生データに近い状態の翻訳例をそのまま使うと,入力文に類似する翻訳例が存在しない場合が多くなる,翻訳例を組み合わせて翻訳結果を作り上げるには高度な処理が必要になる... | |
V22N05-01 | ProjectNextNLP\footnote{https://sites.google.com/site/projectnextnlp/}は自然言語処理(NLP)の様々なタスクの横断的な誤り分析により,今後のNLPで必要となる技術を明らかにしようとするプロジェクトである.プロジェクトでは誤り分析の対象のタスクが18個設定され,「語義曖昧性解消」はその中の1つである.プロジェクトではタスク毎にチームが形成され,チーム単位でタスクの誤り分析を行った.本論文では,我々のチーム(「語義曖昧性解消」のチーム)で行われた語義曖昧性解消の誤り分析について述べる.特に,誤り分析の初期の段階で必要となる誤り原因のタイプ分けに対して,我々がとったアプ... | |
V09N01-06 | 自然言語処理の最大の問題点は,言語表現の構造と意味の多様性にある.機械翻訳の品質に関する分析結果(麻野間ほか1999)によれば,従来の機械翻訳において,期待されるほどの翻訳品質が得られない最大の原因は,第1に,動詞や名詞に対する訳語選択が適切でないこと,第2に,文の構造が正しく解析できないことであると言われている.ところで,日本語表現で,訳語選択と文の構造解析を共に難しくしている問題の一つとして,「もの」,「こと」,「の」などの抽象名詞の意味と用法の問題がある.抽象名詞は,高度に抽象化された実体概念を表す言葉で,話者が,対象を具体的な名詞で表現できないような場合や明確にしたくないような場合にも使用される傾向を持ち,その意味と用法は多... | |
V26N01-08 | 近年,ニューラルネットワークに基づく機械翻訳(ニューラル機械翻訳;NMT)は,単純な構造で高い精度の翻訳を実現できることが知られており,注目を集めている.NMTの中でも,特に,エンコーダデコーダモデルと呼ばれる,エンコーダ用とデコーダ用の2種類のリカレントニューラルネットワーク(RNN)を用いる方式が盛んに研究されている\cite{sutskever2014sequence}.エンコーダデコーダモデルは,まず,エンコーダ用のRNNにより原言語の文を固定長のベクトルに変換し,その後,デコーダ用のRNNにより変換されたベクトルから目的言語の文を生成する.通常,RNNには,GatedRecurrentUnits(GRU)\cite{cho... | |
V25N04-04 | 作文中における誤りの存在や位置を示すことができる文法誤り検出は,第二言語学習者の自己学習と語学教師の自動採点支援において有用である.一般的に文法誤り検出は典型的な教師あり学習のアプローチによって解決可能な系列ラベリングのタスクとして定式化できる.例えば,BidirectionalLongShort-TermMemory(Bi-LSTM)を用いて英語の文法誤り検出の世界最高精度を達成している研究\cite{rei-yannakoudakis:2016:P16-1}がある.彼らの手法は,言語学習者コーパスがネイティブが書いた生コーパスと比較してスパースである問題に対処するために,事前に単語分散表現を大規模なネイティブコーパスで学習してい... | |
V16N05-02 | \label{sec:Intro}検索エンジン\textit{ALLTheWeb}\footnote{http://www.alltheweb.com/}において,英語の検索語の約1割が人名を含むという報告\footnote{http://tap.stanford.edu/PeopleSearch.pdf}があるように,人名は検索語として検索エンジンにしばしば入力される.しかし,その検索結果としては,その人名を有する同姓同名人物についてのWebページを含む長いリストが返されるのみである.例えば,ユーザが検索エンジンGoogle\footnote{http://www.google.com/}に``WilliamCohen''という人... | |
V09N05-06 | 「も,さえ,でも$\cdots$」などのとりたて詞による表現は日本語の機能語の中でも特有な一族である.言語学の角度から,この種類の品詞の意味,構文の特徴について,~\cite{teramura91,kinsui00,okutsu86,miyajima95}などの全般的な分析がある.また,日中両言語の対照の角度から,文献~\cite{wu87,ohkouchi77,yamanaka85}のような,個別のとりたて詞に関する分析もある.しかしながら,日中機械翻訳の角度からは,格助詞を対象とする研究はあるが~\cite{ren91a},とりたて詞に関する研究は,見当たらない.とりたて詞は,その意味上と構文上の多様さのために,更には中国語との... | |
V21N02-09 | label{intro}近年,言語研究において,言語現象を統計的に捉えるため,コーパスを用いた研究が盛んに行われている.コーパスを用いた研究は,語法,文法,文体に関する研究\cite{oishi2009,koiso2009},語彙に関する研究\cite{tanomura2010},時代ごとの言語変化を調査する通時的な研究\cite{kondo2012},外国語教育へ適用する研究\cite{nakajo2006}など多岐にわたる.コーパスを用いる研究では,新しい言語現象を調査するには新しいコーパスの構築が必要となる.大規模なコーパスを構築する場合,人手でのアノテーションには限界があるため,自動でアノテーションをする必要がある.既存の言... | |
V10N02-04 | \label{sec:hajime}実際に使用された文例を集めたコーパスは,コンピュータによって検索できる形で準備されることにより,自然言語の研究者にとって便利で重要な資料として利用価値が高まっている.コーパスの種類としては,文例のみを集めた生コーパス(新聞記事など多数がある),文例を単語分けして品詞情報などを付加したタグ付きコーパス(ここでは{\bf品詞タグ付きコーパス}と呼ぶ),さらに文の構文情報を付加した解析済みコーパス\cite{EDR2001}\cite{KyouDai1997}の三種類に分類される.付加情報を持つコーパスは,特にコンピュータによる自然語情報処理において重視されている.しかし,その作成には,対象言語の知識を... | |
V09N03-02 | 辞書ベースの自然言語処理ツールは高い精度が期待できる反面,辞書未登録語の問題があるため,統計情報を利用して辞書未登録語の抽出を行なう研究が盛んに行なわれている.辞書未登録語はドメイン固有の語句と考えることができ,対象ドメインの統計情報の利用が有効である.本稿ではドメイン固有の文字列の自動抽出で問題となるノイズを2方向のアプローチで解決する手法を提案する.本手法は辞書ベースのツールに付加的な情報を半自動的に与えて辞書未登録語の抽出を行なうことで処理精度の向上を図るものである.本稿では形態素解析ツールについて実験を行なったが,本手法は処理内容やツールに特化したものではなく,ツールの改変を伴うものではない. | |
V18N03-02 | \label{sec:intro}語義曖昧性解消は古典的な自然言語処理の課題の一つであり,先行研究の多くは教師あり学習により成果を挙げてきた\cite{Marquez04,Navigli09}.しかし,教師あり学習による語義曖昧性解消においてはデータスパースネスが大きな問題となる.多義語の語義がその共起語より定まるという仮定に基づけば,一つの多義語と共起し得る単語の種類が数万を超えることは珍しくなく,この数万種類のパターンに対応するために充分な語義ラベル付きデータを人手で確保し,教師あり手法を適用するのは現実的でない.一方で語義ラベルが付与されていない,いわゆるラベルなしのデータを大量に用意することは,ウェブの発展,学術研究用のコー... | |
V08N04-03 | 自然言語をコンピュータで処理するためには,言語学的情報に基づいて構文解析や表層的意味解析を行うだけではなく,われわれが言語理解に用いている一般的な知識,当該分野の背景的知識などの必要な知識(記憶)を整理し,自然言語処理技術として利用可能な形にモデル化することが重要になっている.一般性のある自然言語理解のために,現実世界で成り立つ知識を構造化した知識ベースが必要であり,そのためには人間がどのように言葉を理解しているかを調べる必要があると考えている.初期の知識に関する研究では,人間の記憶モデルの1つとして意味的に関係のある概念をリンクで結んだ意味ネットワーク・モデルが提案されている.CollinsとLoftusは,階層的ネットワークモデ... | |
V20N05-05 | 『現代日本語書き言葉均衡コーパス(BCCWJ)』(国立国語研究所2011)\nocite{NINJAL2011}の完成を受けて,国立国語研究所では日本語の歴史をたどることのできる「通時コーパス」の構築が進められている\footnote{NINJAL通時コーパスプロジェクトhttp://www.historicalcorpus.jp/}\cite{近藤2012}.コーパスの高度な活用のために,通時コーパスに収録されるテキストにもBCCWJと同等の形態論情報を付与することが期待される.しかし,従来は十分な精度で古文\footnote{本稿では,様々な時代・文体・ジャンルの歴史的な日本語資料を総称して「古文」と呼ぶ.}の形態素解析を行うこ... | |
V08N01-08 | 最近様々な音声翻訳が提案されている\cite{Bub:1997,Kurematsu:1996,Rayner:1997b,Rose:1998,Sumita:1999,Yang:1997,Vidal:1997}.これらの音声翻訳を使って対話を自然に進めるためには,原言語を解析して得られる言語情報の他に言語外情報も使う必要がある.例えば,対話者\footnote{本論文では,2者間で会話をすることを対話と呼び,その対話に参加する者を対話者と呼ぶ.すなわち,対話者は話し手と聞き手の両者のことを指す.}に関する情報(社会的役割や性別等)は,原言語を解析するだけでは取得困難な情報であるが,これらの情報を使うことによって,より自然な対話が可能とな... | |
V22N05-02 | 2000年以降の自然言語処理(NLP)の発展の一翼を担ったのはWorldWideWeb(以降,Webとする)である.Webを大規模テキストコーパスと見なし,そこから知識や統計量を抽出することで,形態素解析~\cite{Kaji:2009,sato2015mecabipadicneologd},構文解析~\cite{Kawahara:05},固有表現抽出~\cite{Kazama:07},述語項構造解析~\cite{Komachi:10,Sasano:10},機械翻訳~\cite{Munteanu:06}など,様々なタスクで精度の向上が報告されている.これらは,WebがNLPを高度化した事例と言える.同時に,誰もが発信できるメディアと... | |
V07N04-03 | 近年の電子化テキストの増大にともない,テキスト自動要約技術の重要性が高まっている.要約を利用することで,より少ない労力や時間で,テキストの内容を把握したり,そのテキストの全文を参照する必要があるかどうかを判定できるようになるため,テキスト処理にかかる人間の負担を軽減させることができる.要約は一般に,その利用目的に応じて,元テキストの代わりとなるような要約(informativeな要約)と,テキストの全文を参照するかどうかの判定等,全文を参照する前の段階で利用する要約(indicativeな要約)に分けられることが多い\cite{Oku:99:a}.このうち,indicativeな要約については,近年情報検索システムが広く普及したこと... | |
V13N03-03 | 自然言語は,多様性・曖昧性,規則性と例外性,広範性・大規模性,語彙・文法の経時変化などの性質を持っている.自然言語解析システムは,これらの性質をアプリケーションが要求するレベルで旨く扱う必要がある.なかでも多様性・曖昧性への対応,すなわち,形態素,構文,意味,文脈などの各種レベルにおける組合せ的な数の曖昧性の中からいかにして正しい解釈を認識するかがシステム構築上,最も重要な課題である.\begin{figure}[b]\begin{center}\epsfile{file=\myfigdir/COM自然言語解析システムのモデル.eps,scale=0.7}\end{center}\myfiglabelskip\caption{自然言... | |
V17N04-04 | \label{section:introduction}近年,FrameNet~\shortcite{Baker:98}やPropBank~\shortcite{Palmer:05}などの意味役割付与コーパスの登場と共に,意味役割付与に関する統計的なアプローチが数多く研究されてきた~\shortcite{marquez2008srl}.意味役割付与問題は,述語—項構造解析の一種であり,文中の述語と,それらの項となる句を特定し,それぞれの項のための適切な意味タグ(意味役割)を付与する問題である.述語と項の間の意味的関係を解析する技術は,質問応答,機械翻訳,情報抽出などの様々な自然言語処理の応用分野で重要な課題となっており,近年の意味役... | |
V15N02-01 | label{sec:hajime}自然言語処理においては,タグ付けや文書分類をはじめとするさまざまな分類タスクにおいて,分類器が出力するクラスに確信度すなわちクラス所属確率を付与することは有用である.例えば,自動分類システムがより大きなシステムの一部を構成し,自動分類結果が別のシステムに自動入力されるような場合に,クラス所属確率は重要な役割を果たす.この例として,ブログ記事に対してさまざまな観点から付けられたタグ(複数)をユーザに表示するシステムにおいて,タグを自動的に付与する際に,クラス所属確率が閾値より低いタグについては排除することが有効な場合がある~\cite{Ohkura06}.同様に,手書き文字認識システムによる分類結果が... | |
V24N01-01 | 日本は,2007年に高齢化率が21.5\%となり「超高齢社会」になった\cite{no1}.世界的に見ても,高齢者人口は今後も増加すると予想されており,認知症治療や独居高齢者の孤独死が大きな問題となっている.また,若い世代においても,学校でのいじめや会社でのストレスなどにより精神状態を崩すといった問題が起きている.このような問題を防ぐ手段として,カウンセリングや傾聴が有効であると言われている\cite{no2}.しかし,高齢者の介護職は人手不足であり,また,家庭内においても,身近に,かつ,気軽に傾聴してもらえる人がいるとは限らない.このような背景のもと,本論文では,音声対話ロボットのための傾聴対話システムを提案する.我々は,介護施設... | |
V26N01-02 | 学会での質疑応答や電子メールによる問い合わせなどの場面において,質問は広く用いられている.このような質問には,核となる質問文以外にも補足的な情報も含まれる.補足的な情報は質問の詳細な理解を助けるためには有益であるが,要旨を素早く把握したい状況においては必ずしも必要でない.そこで,本研究では要旨の把握が難しい複数文質問を入力とし,その内容を端的に表現する単一質問文を出力する“質問要約”課題を新たに提案する.コミュニティ質問応答サイトであるYahoo!Answers\footnote{https://answers.yahoo.com/}から抜粋した質問の例を表\ref{example_long_question}に示す.{この質問のフ... | |
V12N05-04 | \label{sec:intro}機械翻訳システムなどで利用される対訳辞書に登録すべき表現を対訳コーパスから自動的に獲得する方法の処理対象は,固有表現と非固有表現に分けて考えることができる.固有表現と非固有表現を比べた場合,固有表現は,既存の辞書に登録されていないものが比較的多く,辞書未登録表現が機械翻訳システムなどの品質低下の大きな原因の一つになっていることなどを考慮すると,優先的に獲得すべき対象である.このようなことから,我々は,英日機械翻訳システムの対訳辞書に登録すべき英語固有表現とそれに対応する日本語表現との対を対訳コーパスから獲得する方法の研究を行なっている.固有表現とその対訳を獲得することを目的とした研究は,単一言語内で... | |
V22N01-02 | 今日までに,人間による言語使用の仕組みを解明する試みが単語・文・発話・文書など様々な単位に注目して行われて来た.特に,これらの種類や相互関係(例えば単語であれば品詞や係り受け関係,文であれば文役割や修辞構造など)にどのようなものがあるか,どのように利用されているかを明らかにする研究が精力的になされて来た.計算機が普及した現代では,これらを数理モデル化して考えることで自動推定を実現する研究も広く行われており,言語学的な有用性にとどまらず様々な工学的応用を可能にしている.例えば,ある一文書内に登場する節という単位に注目すると,主な研究としてMann\&Thompsonによる修辞構造理論(RhetoricalStructureTheory... | |
V03N02-01 | \label{haji}終助詞は,日本語の会話文において頻繁に用いられるが,新聞のような書き言葉の文には殆んど用いられない要素である.日本語文を構造的に見ると,終助詞は文の終りに位置し,その前にある全ての部分を従要素として支配し,その有り方を規定している.そして,例えば「学生だ」「学生だよ」「学生だね」という三つの文が伝える情報が直観的に全く異なることから分かるように,文の持つ情報に与える終助詞の影響は大きい.そのため,会話文を扱う自然言語処理システムの構築には,終助詞の機能の研究は不可欠である.そこで,本稿では,終助詞の機能について考える.\subsection{終助詞の「よ」「ね」「な」の用法}まずは,終助詞「よ」「ね」「な」の... | |
V11N02-03 | 音声認識研究の対象は、読み上げ音声から講演や会議などの話し言葉に移行している。このような話し言葉は日本語では特に、文章に用いる書き言葉と大きく異なり可読性がよくない。そのため、書き起こしや音声認識結果を講演録や議事録などのアーカイブとして二次利用する際には、文章として適切な形態に整形する必要がある。実際に講演録や議事録の作成の際には、人手によりそのような整形が行われている。これまでに、放送ニュースなどを対象とした自動要約の研究が行われている\cite{98-NL-126-10,98-NL-126-9,SP96-28,99-SLP-29-18,SP2000-116}。これらは主に、頻出区間や重要語句の抽出といった処理、つまり発話された... | |
V02N04-02 | \label{intro}日本語マニュアル文では,次のような文をしばしば見かける.\enumsentence{\label{10}長期間留守をするときは,必ず電源を切っておきます.}この文では,主節の主語が省略されているが,その指示対象はこの機械の利用者であると読める.この読みにはアスペクト辞テオク(実際は「ておきます」)が関与している.なぜなら,主節のアスペクト辞をテオクからテイルに変えてみると,\enumsentence{\label{20}長期間留守をするときは,必ず電源を切っています.}マニュアルの文としては既に少し違和感があるが,少なくとも主節の省略された主語は利用者とは解釈しにくくなっているからである.もう少し別の例とし... | |
V06N06-03 | 複数の関連記事に対する要約手法について述べる.近年,新聞記事は機械可読の形でも提供され,容易に検索することができるようになった.その一方で,検索の対象が長期に及ぶ事件などの場合,検索結果が膨大となり,全ての記事に目を通すためには多大な時間を要する.そのため,これら複数の関連記事から要約を自動生成する手法は重要である.そこで,本研究では複数の関連記事を自動要約することを目的とする.自動要約・抄録に関する研究は古くから存在する\cite{Okumura98}が,それらの多くは単一の文書を対象としている.要約対象の文書が複数存在し,対象文書間で重複した記述がある場合,単一文書を対象とした要約を各々の文書に適用しただけでは重複した内容を持つ... | |
V10N05-01 | LR構文解析法は,構文解析アルゴリズムとして最も効率の良い手法の一つである.LR構文解析法の中でも,横型探索で非決定的解析を行うことにより文脈自由言語の扱いを可能にした方法は一般化LR法(GLR法)と呼ばれ,自然言語処理および,音声認識で利用されている.また,LR法の構文解析過程に確率を割り当てることで,確率言語モデルを得ることができる.確率一般化LR(PGLR)モデル\cite{inui1998},およびその一般化であるAPGLRモデル\cite{akiba2001}は,構文解析結果の構文木の曖昧性解消や,音声認識の確率言語モデル\cite{nagai1994,imai1999,akiba2001}として利用されている.LR構文解... | |
V23N01-02 | 場所や時間を気にすることなく買い物可能なオンラインショッピングサイトは重要なライフラインになりつつある.オンラインショッピングサイトでは商品に関する説明はテキスト形式で提供されるため,この商品説明文から商品の属性-属性値を抽出し構造化された商品データを作成する属性値抽出技術は実世界でのニーズが高い.ここで「商品説明文から商品の属性値を抽出する」とは,例えばワインに関係した以下の文が入力された時,(生産地,フランス),(ぶどう品種,シャルドネ),(タイプ,辛口)といった属性と属性値の組を抽出することを指す.\begin{itemize}\itemフランス産のシャルドネを配した辛口ワイン.\end{itemize}\noindentこの... | |
V06N05-02 | コンピュータの自然言語理解機能は柔軟性を高めて向上しているが,字義通りでない文に対する理解機能については,人間と比較してまだ十分に備わっていない.例えば,慣用的でない比喩表現に出会ったとき,人間はそこに用いられている概念から連想されるイメージによって意味をとらえることができる.そこでは,いくつかの共通の属性が組み合わされて比喩表現の意味が成り立っていると考えられる.したがって,属性が見立ての対象となる比喩の理解をコンピュータによって実現するためには,属性を表す多数の状態概念の中から,与えられた二つの名詞概念に共通の顕著な属性を自動的に発見する技術が重要な要素になると考えられる.本論文では,任意に与えられた二つの名詞概念で「TはVだ」... | |
V06N02-01 | 音声認識技術はその発達にともなって,その適用分野を広げ,日本語においても新聞など一般の文章を認識対象とした研究が行なわれるようになった\cite{MATSUOKA,NISIMURA4}.この要因として,音素環境依存型HMMによる音響モデルの高精度化に加え,多量の言語コーパスが入手可能になった結果,文の出現確率を単語{\itN}個組の生起確率から推定する{\itN}-gramモデルが実現できるようになったことが挙げられる.日本語をはじ\breakめとして単語の概念が明確ではない言語における音声認識を実現する場合,どのような単位を認識単位として採用するかが大きな問題の1つとなる.この問題はユーザーの発声単位に制約を課す離散発声の認識シス... | |
V10N04-09 | 日本語のテンス・アスペクトは,助動詞「タ/テイル/テアル/シツツアル/シテイク/…」などを付属させることによって表現される.中国語では「了/着/\kanji{001}(過)/在」などの助字がテンス・アスペクトの標識として用いられるが,テンス・アスペクトを明示的に表示しない場合も多い.言語学の側からの両言語のテンス・アスペクトに関する比較対照の先行研究においては,次のような文献がある.\begin{enumerater}\renewcommand{\labelenumi}{}\renewcommand{\theenumi}{}\item\cite{Ryu1987}は両言語の動詞を完成と未完成に分類しながら,「タ」と「了」の意味用法を対... | |
V15N01-03 | 日本語文のムードについて,いくつかの体系が提示されている(益岡,田窪1999;仁田1999;加藤,福地1989)\footnote{益岡ら(益岡,田窪1999)および加藤ら(加藤,福地1989)はムードという用語を用いているのに対して,仁田(仁田1999)はモダリティという用語を用いている.彼らによるムードあるいはモダリティの概念規定は表面的には異なるが,本質的には同様であると考えてよい.}.益岡ら(益岡,田窪1999)は,述語の活用形,助動詞,終助詞などの様々な文末の形式を対象にして,「確言」,「命令」,「禁止」,「許可」,「依頼」などからなるムード体系を提示している.仁田(仁田1999)は,述語を有するいわゆる述語文を中心に,日... |
This dataset was created from the Japanese NLP Journal LaTeX Corpus. The titles, abstracts and introductions of the academic papers were shuffled. The goal is to find the corresponding introduction with the given title. This is the V1 dataset (last updated 2020-06-15).
| Task category | t2t |
| Domains | Academic, Written |
| Reference | https://huggingface.co/datasets/sbintuitions/JMTEB |
Source datasets:
How to evaluate on this task
You can evaluate an embedding model on this dataset using the following code:
import mteb
task = mteb.get_task("NLPJournalTitleIntroRetrieval")
evaluator = mteb.MTEB([task])
model = mteb.get_model(YOUR_MODEL)
evaluator.run(model)
To learn more about how to run models on mteb task check out the GitHub repository.
Citation
If you use this dataset, please cite the dataset as well as mteb, as this dataset likely includes additional processing as a part of the MMTEB Contribution.
@misc{jmteb,
author = {Li, Shengzhe and Ohagi, Masaya and Ri, Ryokan},
howpublished = {\url{https://huggingface.co/datasets/sbintuitions/JMTEB}},
title = {{J}{M}{T}{E}{B}: {J}apanese {M}assive {T}ext {E}mbedding {B}enchmark},
year = {2024},
}
@article{enevoldsen2025mmtebmassivemultilingualtext,
title={MMTEB: Massive Multilingual Text Embedding Benchmark},
author={Kenneth Enevoldsen and Isaac Chung and Imene Kerboua and Márton Kardos and Ashwin Mathur and David Stap and Jay Gala and Wissam Siblini and Dominik Krzemiński and Genta Indra Winata and Saba Sturua and Saiteja Utpala and Mathieu Ciancone and Marion Schaeffer and Gabriel Sequeira and Diganta Misra and Shreeya Dhakal and Jonathan Rystrøm and Roman Solomatin and Ömer Çağatan and Akash Kundu and Martin Bernstorff and Shitao Xiao and Akshita Sukhlecha and Bhavish Pahwa and Rafał Poświata and Kranthi Kiran GV and Shawon Ashraf and Daniel Auras and Björn Plüster and Jan Philipp Harries and Loïc Magne and Isabelle Mohr and Mariya Hendriksen and Dawei Zhu and Hippolyte Gisserot-Boukhlef and Tom Aarsen and Jan Kostkan and Konrad Wojtasik and Taemin Lee and Marek Šuppa and Crystina Zhang and Roberta Rocca and Mohammed Hamdy and Andrianos Michail and John Yang and Manuel Faysse and Aleksei Vatolin and Nandan Thakur and Manan Dey and Dipam Vasani and Pranjal Chitale and Simone Tedeschi and Nguyen Tai and Artem Snegirev and Michael Günther and Mengzhou Xia and Weijia Shi and Xing Han Lù and Jordan Clive and Gayatri Krishnakumar and Anna Maksimova and Silvan Wehrli and Maria Tikhonova and Henil Panchal and Aleksandr Abramov and Malte Ostendorff and Zheng Liu and Simon Clematide and Lester James Miranda and Alena Fenogenova and Guangyu Song and Ruqiya Bin Safi and Wen-Ding Li and Alessia Borghini and Federico Cassano and Hongjin Su and Jimmy Lin and Howard Yen and Lasse Hansen and Sara Hooker and Chenghao Xiao and Vaibhav Adlakha and Orion Weller and Siva Reddy and Niklas Muennighoff},
publisher = {arXiv},
journal={arXiv preprint arXiv:2502.13595},
year={2025},
url={https://arxiv.org/abs/2502.13595},
doi = {10.48550/arXiv.2502.13595},
}
@article{muennighoff2022mteb,
author = {Muennighoff, Niklas and Tazi, Nouamane and Magne, Loïc and Reimers, Nils},
title = {MTEB: Massive Text Embedding Benchmark},
publisher = {arXiv},
journal={arXiv preprint arXiv:2210.07316},
year = {2022}
url = {https://arxiv.org/abs/2210.07316},
doi = {10.48550/ARXIV.2210.07316},
}
Dataset Statistics
Dataset Statistics
The following code contains the descriptive statistics from the task. These can also be obtained using:
import mteb
task = mteb.get_task("NLPJournalTitleIntroRetrieval")
desc_stats = task.metadata.descriptive_stats
{
"test": {
"num_samples": 908,
"number_of_characters": 1045780,
"num_documents": 504,
"min_document_length": 304,
"average_document_length": 2052.8611111111113,
"max_document_length": 9565,
"unique_documents": 504,
"num_queries": 404,
"min_query_length": 5,
"average_query_length": 27.56930693069307,
"max_query_length": 71,
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