question large_stringlengths 4 115 | answer large_stringlengths 4 310 |
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まだ半分も終わってないとか言わないでよ | 半分どころか三分の一も終わってない、床に座り込んでこのまま住もうか本気で考えてる |
昨日どんな夢見たの?なんか変な感じだったって言ってたよね | もうね、空飛ぶ猫がスーツ着て会議してんの |
夢の話、聞かせてよ。どんなやつだった? | 学校の廊下が無限に続いててさ、変だった |
それで、結局どうしたの?玄関先で気まずくなっちゃったんじゃない? | もうね、ドア開けた瞬間の向こうの顔が固まるのが見えたわけ。あーやっぱ今日じゃなかったんだってその場で気づいたけど時すでに遅し。持ってきたワイン差し出しながら『あれ、もしかして明日だった?』って聞くしかなくて、向こうも『あ、うん…』って言いながらもスマホで日程確認してるし。その数秒がめちゃくちゃ長く感じて、足元に穴開いて入りたい気分だったわ。結局そのまま上がらせてもらって適当に話してたけど、ずっと場違いな自分がいて、ソファの端っこで小さくなってたよ。 |
それってかなり恥ずかしいやつじゃん。次、どう動くつもりなの? | いやもう、しばらく顔合わせたくないよね。当日に改めて行くべきか迷ってるけど、なんか自分から連絡するのも気まずくて。向こうは『気にしないで』って言ってくれたけど、あの引きつった笑顔が脳裏に焼き付いててさ。多分次に会うまでにネタとして消化しきれる自信がない。特にあの人が笑い話にしてくれるかどうかもわかんないし、こっちからまた変に空気読めない行動取るのが怖いんだよね。 |
え、弁護士からメール?何の話か全然わかんないの? | わかんない、マジで心臓バクバクしてる |
差出人の名前とか見た?知ってる人の名前だった? | 知らない名前だよ、怖すぎて開けられない |
最近、電話の時間短くなったみたいだけど、何かあったの? | うん、母さんの調子がまた落ちてきててさ。前は30分くらい話せてたのに、今は5分が限界で。声もすごく小さくなってて、聞き返すと疲れさせちゃうからって自分から切っちゃうんだよね。最後の「また明日ね」がいつもみたいに明るくて、それが逆に胸に刺さる。披露宴のスピーチ練習してる時も、ふと電話のことを思い出して涙が出そうになるんだよな。 |
それ、結構きついんじゃない?最近どう過ごしてるの? | なんかね、夜になると余計に考えちゃって、スマホの通話履歴見ながら何度も同じ日付をタップしてる。あと3分しか話せなかった昨日の電話、最後に言った「大好きだよ」がちゃんと届いたかなって。結婚式の準備で忙しいはずなのに、頭の中は全部母さんのことでいっぱいで、花嫁としての自分がすごく薄っぺらく感じる時がある。 |
最近、なんか落ち着かない感じ?なんかあった? | バス停から家まで、同じ人が後ろついてくる気がしてさ。昨日も振り返ったらすぐに曲がって隠れたんだよね。 |
あれ?めっちゃキョロキョロしてたけど、何か怖いことでもあったの? | うん、多分ストーカーっぽい人がいて。毎日同じ時間にバス停で降りると、決まって同じ顔を見かけるんだ。 |
そういえば、前回のキャンプの時も、当日の朝にドタキャンしたよね。あの時も確か、急に仕事が入ったって言ってなかった? | ああ……まあ、今回は前の二回よりはマシな理由だったけどさ。それでも、こっちはもう食堂の予約もして、わざわざバスで一時間かけて来てるんだよ。考えてほしいんだよね、相手の時間もさ。 |
あのさ、前に一緒に行った花火大会、結局一人で行ったじゃん。あれも確か、前日にやっぱ無理ってライン来たよな。 | そうそう、あれもね……覚えてるよ。今回で三回目だし、さすがにこっちの予定も大事にしたいって思っちゃう。ネットで仲良くなったからこそ、直接会った時の約束はちゃんとしてほしいんだよね。 |
ねえ、今日の勤務、何時間になったの? | え、もうわかんないよ。今朝の6時からずっとで、気づいたら外暗くなっててさ、ヤバくない? |
それって3日連続で夜勤じゃなかったっけ? | そうそう、もう何曜日かも曖昧でさ。バスの中で寝落ちしそうになって、降りる駅飛ばすとこだったよ。 |
そういえば、先週も冷蔵庫のプリンなくなってたけど、あれも食べた? | ああ、あれね。食べたよ。だって俺が買ったものだし。でも今日のは特別だったんだよ。お前、覚えてる?あのプロジェクトの締切がやばくて、3日連続でまともに寝てなかった日。あの日、最後の力振り絞って作ったカレー、冷凍してたんだ。あれが楽しみで今日まで頑張ったのに。起きたら空っぽの容器が流しに置いてあってさ。何も言わずに全部食べて、しかも洗いもせずに置きっぱなし。もう、そういうとこだよ。 |
前に買い物リストに書いておいたチーズケーキも、結局食べられたよね? | そうそう、あれもそう。あの時は「ごめん、つい」って笑ってたけどさ。でも今回は違うんだよ。あのチーズケーキはまだ許せる範囲だった。でも今日のは、あの後輩がミスった書類を全部直して、さらに先方に謝罪の電話まで入れた日の夜に、自分へのご褒美として買ったローストビーフなんだ。それを何の断りもなく、しかも醤油とわさびまで勝手に使って食べてるんだよ。冷蔵庫開けたら、トレイだけ残ってて、なんかもう、ああそうかって感じ。 |
朝早くからホテルに一人って、どうしたの?なんかあった? | もうね、ルームメイトが来週引っ越すんだよ。知ってたけど、今日朝方ふと目が覚めて、彼の部屋のドアの向こうが静かすぎて、なんかこう、胸の真ん中がぎゅってなった。一緒にラーメン食べたあの夜のこと思い出して、そしたら涙が止まんなくてさ。こんな年になって友達一人でこんなになるなんて思わなかったよ。 |
引っ越しの話、あんたのルームメイトから直接聞いたんでしょ?どう思う? | うん、聞いたよ。その時は「お互い元気でやろうな」って笑ってたんだけど、今朝ホテルのベッドで一人で起きたら、急にじわじわ来ちゃって。あいつがいなくなった後のアパートの静けさを想像したら、もうなんか、心の真ん中にぽっかり穴が空いたみたいでさ。何もする気になれないんだよ。 |
まさか、結婚式の衣装が空港で迷子になってるって本当? | ああ、マジでありえないって。昨日の夜、到着ロビーでベルトコンベアが空っぽになるのを見て、頭真っ白になったよ。結婚式のドレスも、スーツも、あのバカ高い靴も全部入ってたのにさ。今、カスタマーサービスに電話しても『調査中です』の一点張りで、もう三日目だよ。新婚旅行の前にこんなストレス、いらないっての。 |
おいおい、まさか自分の結婚式で素っ裸になるわけ? | そんな気分だよ、ほんとに。タキシードがないから、もし見つからなかったら、ジーンズとTシャツで式に出るしかないのかって考えてる。マジで笑えない冗談だぜ。しかも保険の申請書類、あのクソみたいな書式で書かなきゃいけなくて、もう頭にきてる。結婚式って楽しいもんじゃないの?なんでこんなことになってんだ。 |
そういえば前にネットで話してた時、コンビニの店員に優しくされた話、してたよね? | ああ…まさにあれと同じ感じだった |
昔カフェでバイトしてた時、お釣りを間違えた話とか、そういうのってなんか覚えてる? | うん…あの時の店員さんの顔、今も思い出せるよ |
そういや去年もこんな感じで遅かった時あったよね、あの時はどうしてたっけ? | あの時はまだ連絡ついてさ、なんか友達ん家でゲームしてたって言ってたんだけどさ、今回はもう10回くらい電話してるのに出ないんだよ。ベランダ暗いしさ、ほんとやばいかも |
前に遅刻した時、鍵閉まってて入れなかったって話してなかった? | そうそう、あの時はまだ明るかったからまだマシだったけど、今日もう真っ暗でさ。スマホの明かりだけ頼りに道見てるけど、なんか変な音がするたびに心臓バクバクしてるよ |
この辺り、本当に不安だね。どうすればいいかな? | もう、充電が切れそうで頭が真っ白だよ |
もしもの時は、どこに逃げればいいと思う? | 知らない路地ばかりで、ただ震えてる |
何かあったの?顔色やばいよ | 別れた、って言うか一方的に終わらされた。理由すらもらえなくて、『ごめん』だけ。三日前までは普通にデートしてたのに。地下鉄のベンチでずっと考えてたんだけど、自分が何か悪かったのかなって。でも思い当たる節がなくて、むしろそれで頭おかしくなりそう。あいつは今頃何してるんだろうって、吐きそうなくらい胸が痛い。 |
前に東京に引っ越した時も最初はすごく大変だったって言ってたけど、今の方がもっとキツい? | もうね、あの時はまだ若かったからなんとかなったんだろうけど、今回はなんか違うんだよ。駅のアナウンスが全部知らない言語みたいに聞こえるし、スーパー行っても誰も目を合わせてくれないし。家帰っても静かすぎて逆に耳鳴りするし、外に出ると人の多さで頭がクラクラする。どっちもダメなんだよね、マジで。 |
そういえば前に一緒に餃子食べに行った時の話、あの店もう潰れちゃったんだってね。懐かしいな。 | えっ、あそこ潰れたの?まじか…あそこで初めてお酒飲んで酔っ払った思い出しかないのに。こっちに来てから誰とご飯食べたっけって数えたら、片手で足りるんだよね。コンビニのレジの人の方が顔覚えてるよ。なんかさ、街の音はデカいのに、自分だけぽっかり穴が空いてる感じ。声出して笑うのも久しぶりな気がする。 |
で、その後どうしたの?まさかスマホ完全に切れたわけじゃないよね? | もうバッテリー5パーセント切ってたんだよ。マップ開くたびに心臓バクバク。知らない路地で誰かに見られてる気がしてさ。 |
あの辺りって夜は結構やばいって聞くけど、大丈夫だった? | 街灯もまばらでさ、人影もまばら。足音聞こえるたびにビクビク。スマホの光だけが頼りで、なんとか早足で歩いたよ。 |
その店員さん、なんて書いてあったの? | えっとね、レシートの裏に『今日もいい日になりますように』って手書きで書いてあってさ、しかもコーヒー代も払ってくれてたんだよね。なんかもう、それだけで今日一日が違う感じがしてさ、知らない誰かがそうやって気にかけてくれるって、すごくない?なんかじわじわくるんだよなあ。 |
それ、どういう気分だった?まさかそんなことあるんだね | もうね、最初はびっくりしすぎて固まっちゃってさ、レシート見ながら10秒くらいその場に立ってたよ。でもその後で急に胸のあたりがじんわり温かくなって、なんだか泣きそうになったんだよね。たまたま通りかかった人が、なにも見返り求めずにこんなことしてくれるって、そういう優しさが本当に染みたっていうか。 |
それで、初めての給料、予想よりだいぶ良かったんだって? | うん、まさかここまでとは思わなくてさ。ボーナスみたいなのがついてたみたいで、計算間違えたかと思って3回見直しちゃったよ。 |
そのお金、何かもう使う予定とか決めてるの? | いや、まだぼんやりしてるだけ。でも、ずっと欲しかったやつをポチるか、もっと貯金に回すか、考え中。嬉しいけど悩むな。 |
ねえ、このままどこまでも走り続けたら、ガソリン切れる前に宇宙に着くと思う? | 着く前に餓死するわ |
もし今、この車が空飛べるようになったら、最初にどこ行く? | トイレのある場所一択だよ |
なんか、その人の後ろ姿見てたら急に黙っちゃったけど、大丈夫? | うん、大丈夫。ただ、レジで前に並んでた人がさ、祖母がつけてたのと全く同じ香水の匂いがして…一瞬で15年前に戻った気分になったよ。 |
その香水の匂い、そんなに強く記憶に残ってたんだね。他には何か思い出した? | ああ、もう全部だよ。台所で祖母が味見してる後ろ姿とか、包み紙を開けるときの音とか…なんかね、鼻ってすごいよ。一瞬でタイムスリップできちゃうんだから。 |
その資料、コーヒー何杯目で書いてるの? | もう5杯目かな。手が震えててまともにタイピングできない。でも止まったら寝ちゃいそうで怖いんだよね。 |
月曜朝のミーティング、何時からだっけ? | 9時から。まだ資料が白紙の部分あるし、頭も回らなくてヤバい。なんとか時間までに形にしないと。 |
それってどういう状況? | うちの猫が生きたヘビをリビングに運んできたんだけど |
え、何が起きたの? | リビングで蛇が這ってて思考停止した |
それで、相手にどう返信したの? | 既読スルー一択でしょ、今 |
まさかスクショまで送られてくるとは思わなかったでしょ | マジでスマホ投げそうになったわ |
あら、今日はなんだか顔色がいいわね。何かいいことあったの? | うん…今日ね、ジムでスクワットの自己記録更新できたんだよ。やっと目標にしてた重さに届いて、もう…なんか、手が震えてるんだよね。 |
店の入り口で携帯見ながらにこにこしてたけど、何か嬉しい知らせ? | そうなんだよ…あの、いつもやってる筋トレでね、ついに自分の限界突破したんだ。隣にいた若い兄ちゃんに拍手されてさ、なんか照れるけど、嬉しくてたまらない。 |
完成したんだって? どれだけかかったの? | 三年、まるまる。やっと終わったよ。 |
書き終えた瞬間、どんな気分? | 放心状態ってこれかって感じ。 |
それで、引っ越しの準備って全然終わってないって話だったけど、実際どうなの? | もう荷物が段ボールだらけで足の踏み場もなくてさ。あのバカが東京行っちゃったら、この部屋ががらんどうになるのかと思うと、なんか変な感じ。 |
そういえば、引っ越し先の家はもう決まったんだっけ? | いや、まだ決まってないんだって。来週行くのにさ。でもあいつに任せとけばなんとかなるって変に信じてる自分がいて、それがもうなんか切ないんだよな。 |
洗濯物の山、もう富士山級になってるって聞いたけど、まさかスキー場開くつもり? | もうね、子供たちが同時に熱出してから三日、ずっと寝てないんだよ。洗濯機が止まらないの、ほんとやばい。 |
孫たちが元気すぎて、むしろこっちが倒れそうなんじゃない? | 二人同時に嘔吐して、もうてんやわんや。夜中の海辺でひとり休んでるけど、もう体がいうこときかないよ。 |
あれ、声ががらがらだけど、大丈夫? | もう無理、リプライ100件放置してる |
なんか目が死んでるけど、どうしたの? | デッドラインが次々襲ってくる |
三徹目って、もうレッドブル常備してるんじゃないの? | もうね、コインランドリーの乾燥機の回ってる音が子守唄に聞こえてくるよ…。ネットで知り合ってやっと会えたのに、こんなボロボロの姿でごめんね。でも、どうしてもこの書類を明日までに仕上げないといけなくてさ。机の上にコーヒーの空き缶が積み上がって、自分でも笑っちゃうくらい。頭の中がぼんやりしてて、今、洗濯物を入れるべきか取り出すべきかも一瞬わからなくなったんだよ。 |
その疲れ顔、鏡見て自分でびっくりしたんじゃない? | ああ、もうマジで鏡なんて見たくないよ。目が血走ってて、頬がこけててさ、自分じゃないみたい。でも休む時間もなくて、このまま走り続けるしかないんだよね。コインランドリーの待合室で、誰もいないのをいいことに、つい愚痴をこぼしちゃった。まあ、これで洗濯も終わったし、またあのパソコンの前で朝まで格闘だよ。本当に、このループから抜け出せる日が来るのかな…。 |
なんで笑って帰ってきたの?まさか店員と喧嘩になったとかじゃないよね? | いやもうね、二回も違うの持ってきて笑ってるんだよ店員が。一回目は隣のテーブルのやつでしょ、それでもういいやって言ったら二回目もまた違うの持ってきてさ、しかも「あれ間違えちゃいました」って笑ってるの。こっちは腹立つの通り越して呆れて何も言えなくなったよ。なんかもうお前の人生大丈夫かってこっちが心配になるレベルでしょ。 |
それでどうしたの?食べたの?店出たの? | 食べたよ、だって注文し直すのも面倒だしさ。でもね、食べながらずっと考えてたんだよね、なんで笑い事なんだろうって。こっちは楽しみにしてたのに、向こうはただのミスで終わらせてる感じがして。なんかもう社会の仕組みに疲れたっていうか、小さなことが積もって爆発しそうだったんだよね。でも結局笑って返すしかなくてさ、自分でも何やってんだろって思ったよ。 |
それで、完成した原稿を最初に読んだ時の気分はどうだったの? | 手が震えてて、最初のページ開くのにすごい時間かかったよ。三年前に書き始めた文字がそこにあるんだなって、じわじわ来た |
書き終えた瞬間って、どんな感じがした? | ラストの一文を打ち終わったら、時計見たら深夜の三時でさ。静かな部屋で自分だけが知ってる達成感に包まれてた |
そういえば、前に引っ越すって言ってた時、君が『絶対に前日まで荷造りするタイプだよ』って笑ってたの覚えてるよ。その予想、当たってそう? | もう完全にその通りでさ、今まさにそのど真ん中。段ボールの山に囲まれて床に座り込んでるんだけど、もう何から手をつけていいかわかんなくて。あの時は笑い話だったけど、現実はこんなもんかって感じ。冷蔵庫の中身、半分腐ってるし、ゴミ袋が五つも並んでる。これ、本当に今夜中に終わるのかな。 |
前に一緒に住んでた時、君ってば、引っ越し前日になると必ずキッチンの引き出し開けては『これはどうしよう』って固まってたじゃん。あの癖、今回も出てる? | 出てる出てる、しかもレベルアップしてるよ。キッチンの引き出しだけじゃなくて、クローゼットの奥から出てきた十年前のバッグとか、誰にも読まれないレシピ本とか、もうね、手が止まってはぼんやり眺めるの繰り返し。疲れてるのに全然進まなくて、もう開き直って座り込んでスマホいじってる時間のが長いかもしれない。早く終わらせたいのに、体が動かないんだよ。 |
それ、間違って届いた荷物なの? | まさか自分の名前以外で届くとはね |
頼んでないのに届いたってどういうこと? | 運命ってやつ?皮肉効きすぎでしょ |
お、山登り中に子育ての愚痴?休暇中なのにその話題はないんじゃないの | 山の上でも洗濯物の山が頭から離れないって、どういう呪い?子供二人同時に風邪ひいて、こっちの体力の方が先に尽きそうだよ |
まさか山頂でまで家事の話するとは思わなかったよ。どんだけ溜まってんの | 洗濯物が自律的に増殖してるんだよね。片付けるそばから新しい山が誕生してるの、見てて笑うしかないわ |
まさかコーヒー一杯でそこまで感動するとは思わなかったよ。どんなやつだったんだ? | 店員さんがびっくりしてた顔が忘れられないんだよね。レシートの裏に「今日もいい日になりますように」って走り書きがあってさ、それだけで一日分の優しさもらった気分になったよ。 |
親切な人に当たったんだね。そのお返し、何かしたの? | 次に来た人の分まで払って、同じようにメモを置いてきたよ。繋がっていくといいなって、なんかほっこりした気分でさ。帰り道ずっとニヤニヤしてたわ。 |
あの派遣の人が新しい部署でやらかしたって聞いたけど、何があったの? | うん、実はね…彼が社長宛の書類に、自分の推しアイドルのサイン忍ばせて提出したらしくて、しかもそれが気付かれずに一週間放置されてたんだよ。 |
田中さんが午後からずっと隠れて電話してたけど、何か面白い話でもあった? | えっとね…あの嫌味な営業の山本が、来月の社内コンペで同じ企画を他部署が先に出したって聞いて、会議中に真っ青になってたんだって。ざまあみろって感じだよね。 |
何か考え事? | 人間ってさ、寝る前に考えすぎて眠れなくなる生き物だと思うんだよね。 |
それで、今朝はどう?ちょっと顔色がすぐれないけど。 | あー、単語が記号にしか見えなくなってきた |
勉強の調子、最近どう?なんか違う感じ? | 問題文、目で追ってるだけで頭に入ってこないんだよね |
え、まさかあの人が空港に来てたって?それでどうしたの? | うーん…ホントに、もう、びっくりしすぎて言葉が出なかったんだけどさ。改札出たら、見覚えのある後ろ姿が立っててさ…まさかって思って声かけたら振り返って、こっち見て笑ったんだよ。あの、なんかもう、子どもみたいにはしゃいでる顔でさ。その瞬間、なんかもう、すごく色んなことがどうでもよくなって。ただ、ずっと会いたかったんだなって思った。 |
まじで?それって感動する展開じゃん。その後はどうなったんだよ? | そうなんだよ、もう頭真っ白でさ。なんか…抱きついたっていうか、気づいたら肩に顔うずめてた。向こうもぎゅっとしてきて、なんかあったかい匂いがして…なんで急に?って聞いたら、何となく会いたくなったからって。たったそれだけなのに、もう、なんだろうな…言葉にできない気持ちでいっぱいになって。しばらくそのままで、周りの人とか全然見えてなかった。 |
どうしたの、なんか様子が変だけど | うちの猫が生きた蛇を運んできたんだけど |
朝早くから病院で何考えてたの?何か思いついた? | あ、カラスって人間の顔覚えるんだってさ |
待ってる間に何か面白いこと浮かんだ? | エスカレーターの手すり、めっちゃ遅いなって |
まじで?何があったわけ | 料理してるふりしてドアの陰に隠れた |
これ、どうしたらいいんだろうね? | え、ちょっと待って、これ俺の名前じゃないのに中身が欲しかったやつそのまま入ってるんだけど。マジで意味わかんない。 |
届いた荷物、中身見てどう思う? | は?違う人の名前なのに、これずっと探してた限定版じゃん。頭の中が追いつかないよ。 |
ちょっと、どうしたの?真っ青だよ | ああもう、頭の中がぐちゃぐちゃで全然まとまんないんだよ。祝辞って言ったって、新郎新婦の昔話を思い出そうとすると、逆に緊張が増して手足が冷たくなるんだ。台本通りに言える気がしなくて、朝っぱらから庭で深呼吸の練習してるところよ。恥ずかしいけど、逃げ出したいくらい。 |
そういえば、前にネットで話してたとき、車運転するのあんまり好きじゃないって言ってなかった? | ああ、もう…今日ほんとに危なかったんだよ。信号待ちで停まってたら後ろからベンツがすごい勢いで突っ込んできてさ、もう一瞬で頭に血が上ったよ。しかも前にスクールバスがいたんだよ。もしぶつかってたらと思うと、足が震えてその場で降りて怒鳴りたくなったけど、グッとこらえたよ。 |
前に話してたあの交差点、やっぱり危ないって思ってたんだ。その辺でなにかあった? | ああ、まさにその交差点だよ。青信号で発進しようとしたら横から無理やり割り込まれて、急ブレーキ踏んで停まったんだけど、もうあと数センチでバスに追突するところだった。ドライバーは窓開けて中指立てて逃げてったよ。こっちは冷や汗でシャツが濡れてるのにさ。 |
三年前から書いてたやつ、まさか今日完成させたとか? | ああ、そうなんだよ。最後のページを打ち終わった瞬間、手が震えてさ。もうダメだと思ってた時期もあったけど、今日こうして全部終わったんだって思うと、なんかね、ちょっと涙が出そうになったよ。よく続けられたもんだよなあ、自分。 |
ついにあの長い小説が終わったって、本当かい? | そうなんだ、終わったんだよ。もう何度やめたくなったかわかんないけど、今日パソコンを閉じた時、なんかすごく静かでさ。部屋の中が今までと違って見えたんだ。夕日が窓から入ってきて、机の上にキラキラ光ってて、それだけでじんときたよ。長かったけど、やってよかったな。 |
それで、その後どうしたん?みんなの前でやられたんやろ? | あのな、まじで腹立つの通り越して笑けてきてん。だって、俺が三週間かけて集めたデータ、夜中までかけてまとめた資料を、あいつが「自分がやった」みたいな顔して発表しよるんやで。部長が「よくやったな」って褒めたときの、あいつのドヤ顔ったらなかったわ。今思い出しても手が震えるわ、ほんまに。 |
お父さん、それで何も言わへんかったん? | 言いたかったけどな、あの場では言葉が出えへんかったわ。みんな拍手してるし、俺が「それ私の仕事です」なんて言うたら場が凍るやん。でも今ホテルのベッドで天井見ながら、あの瞬間にもっと啖呵切ったらよかったって後悔で眠られへん。明日の朝イチで人事に相談しようか本気で考えてるわ、このままやと胃に穴あくで。 |
そういえば去年、俺の誕生日に君がケーキ買いに行ったら売り切れてて、コンビニのカップケーキで済ませたことあったよね。 | まあ今度はそのカップケーキすらなかったってわけか |
前に君が実家に電話した時、お義母さんがこっちの話聞いてなくて、ずっとテレビに返事してたの思い出すな。 | 今日はテレビにも負けてたよ、完全スルー |
なんかさっきのカラオケ、どういうことだったの? | もう、恥ずかしさで死にそうだよ。 |
歌詞間違えてたみたいだけど、気づいてた? | まさか、ガチで間違えてたの? |
それで、結局どうなったの?玄関先で気まずかったんじゃない? | ああもう、開けた瞬間の奥さんの顔ったらなかったよ。『あら、今日だと思ってた?』って、もう地面に穴掘って入りたかったわ。 |
向こうはどんな顔してた?まさかそのまま帰らせたとか? | 笑顔で迎えてくれたけどさ、こっちはスーツケース持ったまま玄関で固まってたよ。『明日でしたっけ』って言い直したけど、後の祭りだよね。 |
え、マジで何があったの? | わかんない、急に弁護士からメール来てさ、タイトルが「緊急のご連絡」とかで。まだ中身見てないんだよね。怖くて開けられなくて、でもずっとスマホ見ちゃってる。なんか手が震えてるし、心臓バクバクしてる。ネットで知り合ったばっかの友達にこんな話するの変かなって思うけど、誰かに言わないと頭おかしくなりそうで。 |
初めての給料、そんなに目玉飛び出るような額だったの? | まあね、予想の二倍ってやつ。これでやっと君の奢りじゃなくて、俺の奢りでディナー行けるわ |
新しい職場の給料、そんなに良かったの?自慢したいだけちゃう? | 自慢?そんなんじゃないよ。ただ、計算間違いかなって三回も明細見直しただけ。明日から君の分のコーヒー代くらいは出せるかな |
え、何も言わずに?まじで? | うん、『ごめん』だけ。それで終わり。 |
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