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Question
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JCRRAG_007701
地理
◆◆◆ロシアと周辺国の地誌-地形 ◆◆3つの地域区分 ロシアと周辺国が広がる地域は、次の3つに大きく区分されます。 ・ヨーロッパロシア ウラル山脈より西側 ・シベリア ウラル山脈より東側のうち、バイカル湖辺りまで かつては太平洋に接する地域も包括 ・極東ロシア バイカル湖辺りから太平洋に接する地域まで ◆◆ヨーロッパロシアの地形 ◆大地形 ヨーロッパロシアはウラル山脈より西側の地域です。 大部分を安定陸塊が占め、一部に古期造山帯と新期造山帯が分布します。 シベリアとの境界であるウラル山脈は、平均標高900m~1200mで古期造山帯に分類され、 黒海からカスピ海まで走るカフカス山脈は、新期造山帯に分類されます。 ウラル山脈は東経60度にほぼ一致 ◆河川 カスピ海に注ぐヴォルガ川はヨーロッパ最長です。 ◆◆シベリア・極東ロシアの地形 ◆シベリア シベリアは、ウラル山脈より東側のうち、バイカル湖辺りまでの地域を指します。 大部分が安定陸塊です。 ◆極東ロシア 極東ロシアは、バイカル湖辺りから太平洋に接する地域までを指します。 新期造山帯が広く分布します。 特に環太平洋造山帯に含まれるカムチャッカ半島には、火山が多く分布しています。 カムチャッカ半島の別名は「火山の博物館」 ◆湖 シベリアと極東ロシアの境に位置するバイカル湖は、世界で最も深い断層湖です。 ◆河川 シベリアや極東ロシアを流れるオビ川・エニセイ川・レナ川などは、冬季に河川が凍結し、 流量がほとんどありません。 5~6月頃に緯度が低い上流の氷が融け、流量が急激に増加します。 下流がまだ凍結しているところに上流の水が流れ込むため、川の水があふれて洪水が発生します(融雪洪水)。
カムチャッカ半島の別名は何ですか。
カムチャッカ半島の別名は「火山の博物館」です。
JCRRAG_007702
地理
◆◆◆ロシアと周辺国の地誌-気候 ◆◆ヨーロッパロシアの気候 ・大部分: 亜寒帯湿潤気候(Df) ・黒海北岸~カスピ海北岸: ステップ気候(BS) 黒海北岸から東にかけて、肥沃な黒色土チェルノーゼムが分布 黒海北岸付近は世界有数の小麦の栽培地域 ◆◆シベリア・極東ロシアの気候 ◆シベリアの気候 ・大部分: 亜寒帯湿潤気候(Df) ・北極海沿岸: ツンドラ気候(ET) ◆極東ロシアの気候 冬季にシベリア高気圧に覆われて低温・少雨 亜寒帯冬季少雨気候(Dw) ・寒極 寒極とは、北半球・南半球それぞれで最低気温が観測された地点のことです。 北半球の寒極は極東ロシアのオイミャコンで、1933年に-67.8℃が観測されました。 この地は、北極圏に近くて冬季の日照時間が短く、盆地で冷気がとどまるために気温が低くなります。 同地で1926年に観測された-71.2℃という記録は正確性に疑いあり -67.7℃という数値も散見するが、世界気象機関のデータに準拠 2020年、世界気象機関が北半球の観測史上最低気温をグリーンランドの-69.6℃と発表 ◆シベリア・極東ロシアの植生と土壌 ・亜寒帯(冷帯)の地域 針葉樹林の純林タイガが広範囲に分布します。 タイガの分布地域では、低温のため腐食の分解が進まず、下方に移動する水分によって塩類や鉄分が溶脱し、 灰白色の層が形成されます。 この土壌をポドゾルと呼び、酸性で農耕に適しません。 ・ツンドラ気候の地域 地面がほとんど一年中凍結して硬くなった、ツンドラと呼ばれる状態が見られます。 土地低温で蒸発量が少ないため、夏に生えるコケ類や地衣類の分解が進まず、多湿状態で泥炭化しています。 形成された土壌をツンドラ土と呼び、酸性で農耕に適しません。 ・永久凍土 ポドゾルやツンドラ土の下層には、2年以上凍結した土壌永久凍土が広がります。 永久凍土が不動の層であるとすれば、上層のポドゾルやツンドラ土は活動層と言えます。 近年、タイガの伐採が進行し、伐採跡地に直射日光が当たるようになりました。 結果、凍土の一部が融解し、タイガ地帯が湿地や沼地に変わってしまう問題が起きています。
ヨーロッパロシアの大部分は何気候ですか。
ヨーロッパロシアの大部分は亜寒帯湿潤気候(Df)です。
JCRRAG_007703
地理
◆◆◆ロシアと周辺国の地誌-気候 ◆◆ヨーロッパロシアの気候 ・大部分: 亜寒帯湿潤気候(Df) ・黒海北岸~カスピ海北岸: ステップ気候(BS) 黒海北岸から東にかけて、肥沃な黒色土チェルノーゼムが分布 黒海北岸付近は世界有数の小麦の栽培地域 ◆◆シベリア・極東ロシアの気候 ◆シベリアの気候 ・大部分: 亜寒帯湿潤気候(Df) ・北極海沿岸: ツンドラ気候(ET) ◆極東ロシアの気候 冬季にシベリア高気圧に覆われて低温・少雨 亜寒帯冬季少雨気候(Dw) ・寒極 寒極とは、北半球・南半球それぞれで最低気温が観測された地点のことです。 北半球の寒極は極東ロシアのオイミャコンで、1933年に-67.8℃が観測されました。 この地は、北極圏に近くて冬季の日照時間が短く、盆地で冷気がとどまるために気温が低くなります。 同地で1926年に観測された-71.2℃という記録は正確性に疑いあり -67.7℃という数値も散見するが、世界気象機関のデータに準拠 2020年、世界気象機関が北半球の観測史上最低気温をグリーンランドの-69.6℃と発表 ◆シベリア・極東ロシアの植生と土壌 ・亜寒帯(冷帯)の地域 針葉樹林の純林タイガが広範囲に分布します。 タイガの分布地域では、低温のため腐食の分解が進まず、下方に移動する水分によって塩類や鉄分が溶脱し、 灰白色の層が形成されます。 この土壌をポドゾルと呼び、酸性で農耕に適しません。 ・ツンドラ気候の地域 地面がほとんど一年中凍結して硬くなった、ツンドラと呼ばれる状態が見られます。 土地低温で蒸発量が少ないため、夏に生えるコケ類や地衣類の分解が進まず、多湿状態で泥炭化しています。 形成された土壌をツンドラ土と呼び、酸性で農耕に適しません。 ・永久凍土 ポドゾルやツンドラ土の下層には、2年以上凍結した土壌永久凍土が広がります。 永久凍土が不動の層であるとすれば、上層のポドゾルやツンドラ土は活動層と言えます。 近年、タイガの伐採が進行し、伐採跡地に直射日光が当たるようになりました。 結果、凍土の一部が融解し、タイガ地帯が湿地や沼地に変わってしまう問題が起きています。
ヨーロッパロシアの黒海北岸~カスピ海北岸は何気候ですか。
ヨーロッパロシアの黒海北岸~カスピ海北岸はステップ気候です。
JCRRAG_007704
地理
◆◆◆ロシアと周辺国の地誌-気候 ◆◆ヨーロッパロシアの気候 ・大部分: 亜寒帯湿潤気候(Df) ・黒海北岸~カスピ海北岸: ステップ気候(BS) 黒海北岸から東にかけて、肥沃な黒色土チェルノーゼムが分布 黒海北岸付近は世界有数の小麦の栽培地域 ◆◆シベリア・極東ロシアの気候 ◆シベリアの気候 ・大部分: 亜寒帯湿潤気候(Df) ・北極海沿岸: ツンドラ気候(ET) ◆極東ロシアの気候 冬季にシベリア高気圧に覆われて低温・少雨 亜寒帯冬季少雨気候(Dw) ・寒極 寒極とは、北半球・南半球それぞれで最低気温が観測された地点のことです。 北半球の寒極は極東ロシアのオイミャコンで、1933年に-67.8℃が観測されました。 この地は、北極圏に近くて冬季の日照時間が短く、盆地で冷気がとどまるために気温が低くなります。 同地で1926年に観測された-71.2℃という記録は正確性に疑いあり -67.7℃という数値も散見するが、世界気象機関のデータに準拠 2020年、世界気象機関が北半球の観測史上最低気温をグリーンランドの-69.6℃と発表 ◆シベリア・極東ロシアの植生と土壌 ・亜寒帯(冷帯)の地域 針葉樹林の純林タイガが広範囲に分布します。 タイガの分布地域では、低温のため腐食の分解が進まず、下方に移動する水分によって塩類や鉄分が溶脱し、 灰白色の層が形成されます。 この土壌をポドゾルと呼び、酸性で農耕に適しません。 ・ツンドラ気候の地域 地面がほとんど一年中凍結して硬くなった、ツンドラと呼ばれる状態が見られます。 土地低温で蒸発量が少ないため、夏に生えるコケ類や地衣類の分解が進まず、多湿状態で泥炭化しています。 形成された土壌をツンドラ土と呼び、酸性で農耕に適しません。 ・永久凍土 ポドゾルやツンドラ土の下層には、2年以上凍結した土壌永久凍土が広がります。 永久凍土が不動の層であるとすれば、上層のポドゾルやツンドラ土は活動層と言えます。 近年、タイガの伐採が進行し、伐採跡地に直射日光が当たるようになりました。 結果、凍土の一部が融解し、タイガ地帯が湿地や沼地に変わってしまう問題が起きています。
寒極とは何ですか。
寒極とは、北半球・南半球それぞれで最低気温が観測された地点のことです。
JCRRAG_007705
地理
◆◆◆ロシアと周辺国の地誌-気候 ◆◆ヨーロッパロシアの気候 ・大部分: 亜寒帯湿潤気候(Df) ・黒海北岸~カスピ海北岸: ステップ気候(BS) 黒海北岸から東にかけて、肥沃な黒色土チェルノーゼムが分布 黒海北岸付近は世界有数の小麦の栽培地域 ◆◆シベリア・極東ロシアの気候 ◆シベリアの気候 ・大部分: 亜寒帯湿潤気候(Df) ・北極海沿岸: ツンドラ気候(ET) ◆極東ロシアの気候 冬季にシベリア高気圧に覆われて低温・少雨 亜寒帯冬季少雨気候(Dw) ・寒極 寒極とは、北半球・南半球それぞれで最低気温が観測された地点のことです。 北半球の寒極は極東ロシアのオイミャコンで、1933年に-67.8℃が観測されました。 この地は、北極圏に近くて冬季の日照時間が短く、盆地で冷気がとどまるために気温が低くなります。 同地で1926年に観測された-71.2℃という記録は正確性に疑いあり -67.7℃という数値も散見するが、世界気象機関のデータに準拠 2020年、世界気象機関が北半球の観測史上最低気温をグリーンランドの-69.6℃と発表 ◆シベリア・極東ロシアの植生と土壌 ・亜寒帯(冷帯)の地域 針葉樹林の純林タイガが広範囲に分布します。 タイガの分布地域では、低温のため腐食の分解が進まず、下方に移動する水分によって塩類や鉄分が溶脱し、 灰白色の層が形成されます。 この土壌をポドゾルと呼び、酸性で農耕に適しません。 ・ツンドラ気候の地域 地面がほとんど一年中凍結して硬くなった、ツンドラと呼ばれる状態が見られます。 土地低温で蒸発量が少ないため、夏に生えるコケ類や地衣類の分解が進まず、多湿状態で泥炭化しています。 形成された土壌をツンドラ土と呼び、酸性で農耕に適しません。 ・永久凍土 ポドゾルやツンドラ土の下層には、2年以上凍結した土壌永久凍土が広がります。 永久凍土が不動の層であるとすれば、上層のポドゾルやツンドラ土は活動層と言えます。 近年、タイガの伐採が進行し、伐採跡地に直射日光が当たるようになりました。 結果、凍土の一部が融解し、タイガ地帯が湿地や沼地に変わってしまう問題が起きています。
亜寒帯(冷帯)の地域の土壌は何と呼ばれ、ツンドラ気候の地域の土壌は何と呼ばれますか。
亜寒帯(冷帯)の地域の土壌はポドゾルと呼ばれ、ツンドラ気候の地域の土壌はツンドラ土と呼ばれます。
JCRRAG_007706
地理
◆◆◆ロシアと周辺国の地誌-気候 ◆◆ヨーロッパロシアの気候 ・大部分: 亜寒帯湿潤気候(Df) ・黒海北岸~カスピ海北岸: ステップ気候(BS) 黒海北岸から東にかけて、肥沃な黒色土チェルノーゼムが分布 黒海北岸付近は世界有数の小麦の栽培地域 ◆◆シベリア・極東ロシアの気候 ◆シベリアの気候 ・大部分: 亜寒帯湿潤気候(Df) ・北極海沿岸: ツンドラ気候(ET) ◆極東ロシアの気候 冬季にシベリア高気圧に覆われて低温・少雨 亜寒帯冬季少雨気候(Dw) ・寒極 寒極とは、北半球・南半球それぞれで最低気温が観測された地点のことです。 北半球の寒極は極東ロシアのオイミャコンで、1933年に-67.8℃が観測されました。 この地は、北極圏に近くて冬季の日照時間が短く、盆地で冷気がとどまるために気温が低くなります。 同地で1926年に観測された-71.2℃という記録は正確性に疑いあり -67.7℃という数値も散見するが、世界気象機関のデータに準拠 2020年、世界気象機関が北半球の観測史上最低気温をグリーンランドの-69.6℃と発表 ◆シベリア・極東ロシアの植生と土壌 ・亜寒帯(冷帯)の地域 針葉樹林の純林タイガが広範囲に分布します。 タイガの分布地域では、低温のため腐食の分解が進まず、下方に移動する水分によって塩類や鉄分が溶脱し、 灰白色の層が形成されます。 この土壌をポドゾルと呼び、酸性で農耕に適しません。 ・ツンドラ気候の地域 地面がほとんど一年中凍結して硬くなった、ツンドラと呼ばれる状態が見られます。 土地低温で蒸発量が少ないため、夏に生えるコケ類や地衣類の分解が進まず、多湿状態で泥炭化しています。 形成された土壌をツンドラ土と呼び、酸性で農耕に適しません。 ・永久凍土 ポドゾルやツンドラ土の下層には、2年以上凍結した土壌永久凍土が広がります。 永久凍土が不動の層であるとすれば、上層のポドゾルやツンドラ土は活動層と言えます。 近年、タイガの伐採が進行し、伐採跡地に直射日光が当たるようになりました。 結果、凍土の一部が融解し、タイガ地帯が湿地や沼地に変わってしまう問題が起きています。
近年、タイガ地帯が何に変わってしまう問題が起きていますか。
近年、タイガ地帯が湿地や沼地に変わってしまう問題が起きています。
JCRRAG_007707
地理
京都府の地形地質と気候 京都府は日本列島のほぼ中央部に位置し、日本海側から内陸部にいたる南北に細長い形態をしており、その長さはおよそ150㎞に達する。 北部は日本海に面して、比較的狭い平野部をもって山地に至っており、海岸部は複雑なリアス式海岸が多く、日本海に突出した丹後半島がかかえこむ若狭湾には宮津や舞鶴などの小湾が発達している。日本海に流れ込む数本の河川は、それぞれその中流部に沖積盆地を形作り、また上流部では山地で急峻な渓谷を形成している。 中央部は丹波高原と呼ばれる山地で、日本列島の脊梁山脈の一部であり、京都府域を日本海側と太平洋側とに区分している。その中には亀岡、福知山などの小盆地が点在し、また桂川や由良川の源流となる河川の河岸段丘などが各地に発達している。この丹波高原は老年期の高原状山地であり、西側はなだらかに兵庫県の山地に続き、東側では安曇川の断層谷で終わる。この丹波高原では、1,000mを越える山地はなく、滋賀県との境に近い京都府中央部の東側に皆子山(972m)、峰床山(970m)、三国岳(959m)、鎌倉山(951m)などの京都府では最も高い山が集中している。また丹波高原の南側も京都北山連峰として愛宕山(924m)や竜ケ岳(921)、桟敷ケ岳(896m)などの山地が見られる。 京都府南部は、桂川、宇治川、木津川の三つの河川の扇状地がひろく広がり、山城盆地となって広い平野部が形作られており、これを取り囲む山地と丘陵地で構成されている。これらの三つの河川は、この山城盆地に達する前には、周辺の山地に深い渓谷を形成している。 気候的には、北部は日本海側気候に属し、また南部は太平洋側の気候区、特に瀬戸内気候区に属し、中央部はその中間的な気候を持ち、同時に山地帯の気候を併せ持つ。 北部の丹後地域と中丹地域では、対馬海流が近くを流れるために、その影響を受けて年間の気温の格差は少なく、特に冬はかなり温暖になる事が特徴であり、南部とくらべても1~2℃程度しか差がない。しかしこの暖かい対馬海流の影響で冬の積雪は多く、この地域を日本全体の中でも豪雪地帯となっている。 中部の南丹地域では、日本海型と太平洋型の中間的な気候であるが、高原上では内陸的な気候を持つために、夏の高温と冬の低温が特徴的である。 南部の京都市・乙訓地域と山城地域では、気候区としては太平洋側の瀬戸内気候区に属しているとされているが、併せて内陸的な気候の影響も強く、京都盆地の底冷えや酷暑はよく知られている。
京都府の長さはどれ位ですか。
京都府の長さは、150kmに達します。
JCRRAG_007708
地理
京都府の地形地質と気候 京都府は日本列島のほぼ中央部に位置し、日本海側から内陸部にいたる南北に細長い形態をしており、その長さはおよそ150㎞に達する。 北部は日本海に面して、比較的狭い平野部をもって山地に至っており、海岸部は複雑なリアス式海岸が多く、日本海に突出した丹後半島がかかえこむ若狭湾には宮津や舞鶴などの小湾が発達している。日本海に流れ込む数本の河川は、それぞれその中流部に沖積盆地を形作り、また上流部では山地で急峻な渓谷を形成している。 中央部は丹波高原と呼ばれる山地で、日本列島の脊梁山脈の一部であり、京都府域を日本海側と太平洋側とに区分している。その中には亀岡、福知山などの小盆地が点在し、また桂川や由良川の源流となる河川の河岸段丘などが各地に発達している。この丹波高原は老年期の高原状山地であり、西側はなだらかに兵庫県の山地に続き、東側では安曇川の断層谷で終わる。この丹波高原では、1,000mを越える山地はなく、滋賀県との境に近い京都府中央部の東側に皆子山(972m)、峰床山(970m)、三国岳(959m)、鎌倉山(951m)などの京都府では最も高い山が集中している。また丹波高原の南側も京都北山連峰として愛宕山(924m)や竜ケ岳(921)、桟敷ケ岳(896m)などの山地が見られる。 京都府南部は、桂川、宇治川、木津川の三つの河川の扇状地がひろく広がり、山城盆地となって広い平野部が形作られており、これを取り囲む山地と丘陵地で構成されている。これらの三つの河川は、この山城盆地に達する前には、周辺の山地に深い渓谷を形成している。 気候的には、北部は日本海側気候に属し、また南部は太平洋側の気候区、特に瀬戸内気候区に属し、中央部はその中間的な気候を持ち、同時に山地帯の気候を併せ持つ。 北部の丹後地域と中丹地域では、対馬海流が近くを流れるために、その影響を受けて年間の気温の格差は少なく、特に冬はかなり温暖になる事が特徴であり、南部とくらべても1~2℃程度しか差がない。しかしこの暖かい対馬海流の影響で冬の積雪は多く、この地域を日本全体の中でも豪雪地帯となっている。 中部の南丹地域では、日本海型と太平洋型の中間的な気候であるが、高原上では内陸的な気候を持つために、夏の高温と冬の低温が特徴的である。 南部の京都市・乙訓地域と山城地域では、気候区としては太平洋側の瀬戸内気候区に属しているとされているが、併せて内陸的な気候の影響も強く、京都盆地の底冷えや酷暑はよく知られている。
リアス式海岸が多く存在する地域は、京都府のどのあたりですか。
リアス式海岸が多く存在する地域は、北部です。
JCRRAG_007709
地理
京都府の地形地質と気候 京都府は日本列島のほぼ中央部に位置し、日本海側から内陸部にいたる南北に細長い形態をしており、その長さはおよそ150㎞に達する。 北部は日本海に面して、比較的狭い平野部をもって山地に至っており、海岸部は複雑なリアス式海岸が多く、日本海に突出した丹後半島がかかえこむ若狭湾には宮津や舞鶴などの小湾が発達している。日本海に流れ込む数本の河川は、それぞれその中流部に沖積盆地を形作り、また上流部では山地で急峻な渓谷を形成している。 中央部は丹波高原と呼ばれる山地で、日本列島の脊梁山脈の一部であり、京都府域を日本海側と太平洋側とに区分している。その中には亀岡、福知山などの小盆地が点在し、また桂川や由良川の源流となる河川の河岸段丘などが各地に発達している。この丹波高原は老年期の高原状山地であり、西側はなだらかに兵庫県の山地に続き、東側では安曇川の断層谷で終わる。この丹波高原では、1,000mを越える山地はなく、滋賀県との境に近い京都府中央部の東側に皆子山(972m)、峰床山(970m)、三国岳(959m)、鎌倉山(951m)などの京都府では最も高い山が集中している。また丹波高原の南側も京都北山連峰として愛宕山(924m)や竜ケ岳(921)、桟敷ケ岳(896m)などの山地が見られる。 京都府南部は、桂川、宇治川、木津川の三つの河川の扇状地がひろく広がり、山城盆地となって広い平野部が形作られており、これを取り囲む山地と丘陵地で構成されている。これらの三つの河川は、この山城盆地に達する前には、周辺の山地に深い渓谷を形成している。 気候的には、北部は日本海側気候に属し、また南部は太平洋側の気候区、特に瀬戸内気候区に属し、中央部はその中間的な気候を持ち、同時に山地帯の気候を併せ持つ。 北部の丹後地域と中丹地域では、対馬海流が近くを流れるために、その影響を受けて年間の気温の格差は少なく、特に冬はかなり温暖になる事が特徴であり、南部とくらべても1~2℃程度しか差がない。しかしこの暖かい対馬海流の影響で冬の積雪は多く、この地域を日本全体の中でも豪雪地帯となっている。 中部の南丹地域では、日本海型と太平洋型の中間的な気候であるが、高原上では内陸的な気候を持つために、夏の高温と冬の低温が特徴的である。 南部の京都市・乙訓地域と山城地域では、気候区としては太平洋側の瀬戸内気候区に属しているとされているが、併せて内陸的な気候の影響も強く、京都盆地の底冷えや酷暑はよく知られている。
丹波高原の南側には、どのような山地が見られますか。
丹波高原の南側には、愛宕山や竜ケ岳、桟敷ケ岳などが見られます。
JCRRAG_007710
地理
京都府の地形地質と気候 京都府は日本列島のほぼ中央部に位置し、日本海側から内陸部にいたる南北に細長い形態をしており、その長さはおよそ150㎞に達する。 北部は日本海に面して、比較的狭い平野部をもって山地に至っており、海岸部は複雑なリアス式海岸が多く、日本海に突出した丹後半島がかかえこむ若狭湾には宮津や舞鶴などの小湾が発達している。日本海に流れ込む数本の河川は、それぞれその中流部に沖積盆地を形作り、また上流部では山地で急峻な渓谷を形成している。 中央部は丹波高原と呼ばれる山地で、日本列島の脊梁山脈の一部であり、京都府域を日本海側と太平洋側とに区分している。その中には亀岡、福知山などの小盆地が点在し、また桂川や由良川の源流となる河川の河岸段丘などが各地に発達している。この丹波高原は老年期の高原状山地であり、西側はなだらかに兵庫県の山地に続き、東側では安曇川の断層谷で終わる。この丹波高原では、1,000mを越える山地はなく、滋賀県との境に近い京都府中央部の東側に皆子山(972m)、峰床山(970m)、三国岳(959m)、鎌倉山(951m)などの京都府では最も高い山が集中している。また丹波高原の南側も京都北山連峰として愛宕山(924m)や竜ケ岳(921)、桟敷ケ岳(896m)などの山地が見られる。 京都府南部は、桂川、宇治川、木津川の三つの河川の扇状地がひろく広がり、山城盆地となって広い平野部が形作られており、これを取り囲む山地と丘陵地で構成されている。これらの三つの河川は、この山城盆地に達する前には、周辺の山地に深い渓谷を形成している。 気候的には、北部は日本海側気候に属し、また南部は太平洋側の気候区、特に瀬戸内気候区に属し、中央部はその中間的な気候を持ち、同時に山地帯の気候を併せ持つ。 北部の丹後地域と中丹地域では、対馬海流が近くを流れるために、その影響を受けて年間の気温の格差は少なく、特に冬はかなり温暖になる事が特徴であり、南部とくらべても1~2℃程度しか差がない。しかしこの暖かい対馬海流の影響で冬の積雪は多く、この地域を日本全体の中でも豪雪地帯となっている。 中部の南丹地域では、日本海型と太平洋型の中間的な気候であるが、高原上では内陸的な気候を持つために、夏の高温と冬の低温が特徴的である。 南部の京都市・乙訓地域と山城地域では、気候区としては太平洋側の瀬戸内気候区に属しているとされているが、併せて内陸的な気候の影響も強く、京都盆地の底冷えや酷暑はよく知られている。
京都府でも豪雪地帯の地域はどこですか。
豪雪地帯の地域は、北部の丹後地域と中丹地域です。 暖かい対馬海流の影響で冬の積雪は多くなります。
JCRRAG_007711
地理
京都府の地形地質と気候 京都府は日本列島のほぼ中央部に位置し、日本海側から内陸部にいたる南北に細長い形態をしており、その長さはおよそ150㎞に達する。 北部は日本海に面して、比較的狭い平野部をもって山地に至っており、海岸部は複雑なリアス式海岸が多く、日本海に突出した丹後半島がかかえこむ若狭湾には宮津や舞鶴などの小湾が発達している。日本海に流れ込む数本の河川は、それぞれその中流部に沖積盆地を形作り、また上流部では山地で急峻な渓谷を形成している。 中央部は丹波高原と呼ばれる山地で、日本列島の脊梁山脈の一部であり、京都府域を日本海側と太平洋側とに区分している。その中には亀岡、福知山などの小盆地が点在し、また桂川や由良川の源流となる河川の河岸段丘などが各地に発達している。この丹波高原は老年期の高原状山地であり、西側はなだらかに兵庫県の山地に続き、東側では安曇川の断層谷で終わる。この丹波高原では、1,000mを越える山地はなく、滋賀県との境に近い京都府中央部の東側に皆子山(972m)、峰床山(970m)、三国岳(959m)、鎌倉山(951m)などの京都府では最も高い山が集中している。また丹波高原の南側も京都北山連峰として愛宕山(924m)や竜ケ岳(921)、桟敷ケ岳(896m)などの山地が見られる。 京都府南部は、桂川、宇治川、木津川の三つの河川の扇状地がひろく広がり、山城盆地となって広い平野部が形作られており、これを取り囲む山地と丘陵地で構成されている。これらの三つの河川は、この山城盆地に達する前には、周辺の山地に深い渓谷を形成している。 気候的には、北部は日本海側気候に属し、また南部は太平洋側の気候区、特に瀬戸内気候区に属し、中央部はその中間的な気候を持ち、同時に山地帯の気候を併せ持つ。 北部の丹後地域と中丹地域では、対馬海流が近くを流れるために、その影響を受けて年間の気温の格差は少なく、特に冬はかなり温暖になる事が特徴であり、南部とくらべても1~2℃程度しか差がない。しかしこの暖かい対馬海流の影響で冬の積雪は多く、この地域を日本全体の中でも豪雪地帯となっている。 中部の南丹地域では、日本海型と太平洋型の中間的な気候であるが、高原上では内陸的な気候を持つために、夏の高温と冬の低温が特徴的である。 南部の京都市・乙訓地域と山城地域では、気候区としては太平洋側の瀬戸内気候区に属しているとされているが、併せて内陸的な気候の影響も強く、京都盆地の底冷えや酷暑はよく知られている。
京都盆地の気候でよく知られていることは何ですか。
京都盆地の気候でよく知られていることは、底冷えと酷暑です。
JCRRAG_007712
地理
地震発生のしくみ 地震が起こるのはなぜ ‐プレートテクトニクス‐  地球内部の模式図 地震は地下で起きる岩盤の「ずれ」により発生する現象です。 では、なぜこのような現象が起きるのでしょうか。 硬い物に何らかの力がかかり、それに耐えられなくなると、ひびが入ります。 地下でも同じように、岩盤に力がかかっており、それに耐えられなくなったときに地震が起こる(岩盤がずれる)のです。 では、どうして地下に力がかかっているのでしょうか。これは、「プレートテクトニクス」という説で説明されます。 地球は、中心から、核(内核、外核)、マントル(下部マントル、上部マントル)、地殻という層構造になっていると考えられています。 このうち「地殻」と上部マントルの地殻に近いところは硬い板状の岩盤となっており、これを「プレート」と呼びます。地球の表面は十数枚のプレートに覆われています。 (右図:地球の内部構造) プレート運動の模式図 プレートは、地球内部で対流しているマントルの上に乗っています。そのため、プレートはごくわずかですが、少しずつ動いています。そして、プレートどうしがぶつかったり、すれ違ったり、片方のプレートがもう一方のプレートの下に沈み込んだりしています。この、プレートどうしがぶつかっている付近では強い力が働きます。この力により地震が発生するのです。 (右図:プレート運動の模式図) 地震が起こるのはなぜ 地震の起こる場所 日本周辺で地震の起こる場所 地震の起こる場所 -プレート境界とプレート内‐  世界の主なプレートと地震分布 世界中の地震の発生場所を見ると、地震が発生する場所と発生していない場所がはっきりと分かれます。 地震が沢山発生している場所が別々のプレートどうしが接しているところ(プレート境界)と考えられているところです。 (右図:世界の主なプレートと地震の分布) ただし、全ての地震がプレート境界で発生しているわけではありません。ハワイや中国内陸部で発生している地震のようにプレート内部で発生する地震もあります。 日本周辺で地震の起こる場所 日本周辺では、海のプレートである太平洋プレート、フィリピン海プレートが、陸のプレート(北米プレートやユーラシアプレート)の方へ1年あたり数cmの速度で動いており、 陸のプレートの下に沈み込んでいます。このため、日本周辺では、複数のプレートによって複雑な力がかかっており、世界でも有数の地震多発地帯となっています。 (下図:1960年から2011年にかけての日本付近で発生した地震の分布図と日本付近のプレートの模式図) 日本周辺では、海のプレートが沈み込むときに陸のプレートを地下へ引きずり込んでいきます。  陸のプレートが引きずりに耐えられなくなり、跳ね上げられるように起こるのがプレート境界の地震です。  プレート境界の地震の例としては、南海地震、東南海地震、「平成15年(2003年)十勝沖地震」、「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」があります。 プレートの内部に力が加わって発生する地震が、プレート内の地震です。プレート内の地震には、沈み込むプレート内の地震と陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)があります。 沈み込むプレート内の地震の例としては、昭和三陸地震、「平成5年(1993年)釧路沖地震」、「平成6年(1994年)北海道東方沖地震」があります。 また、陸域の浅い地震の例としては、「平成7年(1995年)兵庫県南部地震」、「平成16年(2004年)新潟県中越地震」、「平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震」、「平成28年(2016年)熊本地震」があります。 陸域の浅い地震は、プレート境界で発生する地震に比べると規模が小さい地震が多いですが、 人間の居住地域に近いところで発生するため、大きな被害を伴うことがあります。
地震とは、何がずれる事で発生しますか。
地震は、地下の岩盤の擦れにより発生します。
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地震発生のしくみ 地震が起こるのはなぜ ‐プレートテクトニクス‐  地球内部の模式図 地震は地下で起きる岩盤の「ずれ」により発生する現象です。 では、なぜこのような現象が起きるのでしょうか。 硬い物に何らかの力がかかり、それに耐えられなくなると、ひびが入ります。 地下でも同じように、岩盤に力がかかっており、それに耐えられなくなったときに地震が起こる(岩盤がずれる)のです。 では、どうして地下に力がかかっているのでしょうか。これは、「プレートテクトニクス」という説で説明されます。 地球は、中心から、核(内核、外核)、マントル(下部マントル、上部マントル)、地殻という層構造になっていると考えられています。 このうち「地殻」と上部マントルの地殻に近いところは硬い板状の岩盤となっており、これを「プレート」と呼びます。地球の表面は十数枚のプレートに覆われています。 (右図:地球の内部構造) プレート運動の模式図 プレートは、地球内部で対流しているマントルの上に乗っています。そのため、プレートはごくわずかですが、少しずつ動いています。そして、プレートどうしがぶつかったり、すれ違ったり、片方のプレートがもう一方のプレートの下に沈み込んだりしています。この、プレートどうしがぶつかっている付近では強い力が働きます。この力により地震が発生するのです。 (右図:プレート運動の模式図) 地震が起こるのはなぜ 地震の起こる場所 日本周辺で地震の起こる場所 地震の起こる場所 -プレート境界とプレート内‐  世界の主なプレートと地震分布 世界中の地震の発生場所を見ると、地震が発生する場所と発生していない場所がはっきりと分かれます。 地震が沢山発生している場所が別々のプレートどうしが接しているところ(プレート境界)と考えられているところです。 (右図:世界の主なプレートと地震の分布) ただし、全ての地震がプレート境界で発生しているわけではありません。ハワイや中国内陸部で発生している地震のようにプレート内部で発生する地震もあります。 日本周辺で地震の起こる場所 日本周辺では、海のプレートである太平洋プレート、フィリピン海プレートが、陸のプレート(北米プレートやユーラシアプレート)の方へ1年あたり数cmの速度で動いており、 陸のプレートの下に沈み込んでいます。このため、日本周辺では、複数のプレートによって複雑な力がかかっており、世界でも有数の地震多発地帯となっています。 (下図:1960年から2011年にかけての日本付近で発生した地震の分布図と日本付近のプレートの模式図) 日本周辺では、海のプレートが沈み込むときに陸のプレートを地下へ引きずり込んでいきます。  陸のプレートが引きずりに耐えられなくなり、跳ね上げられるように起こるのがプレート境界の地震です。  プレート境界の地震の例としては、南海地震、東南海地震、「平成15年(2003年)十勝沖地震」、「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」があります。 プレートの内部に力が加わって発生する地震が、プレート内の地震です。プレート内の地震には、沈み込むプレート内の地震と陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)があります。 沈み込むプレート内の地震の例としては、昭和三陸地震、「平成5年(1993年)釧路沖地震」、「平成6年(1994年)北海道東方沖地震」があります。 また、陸域の浅い地震の例としては、「平成7年(1995年)兵庫県南部地震」、「平成16年(2004年)新潟県中越地震」、「平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震」、「平成28年(2016年)熊本地震」があります。 陸域の浅い地震は、プレート境界で発生する地震に比べると規模が小さい地震が多いですが、 人間の居住地域に近いところで発生するため、大きな被害を伴うことがあります。
プレートとは何ですか。地球の表面は何枚のプレートに覆われていますか。
プレートとは、地殻と上部マントルの地殻に近いところの硬い板状の岩盤です。 地球の表面は、十数枚のプレートに覆われています。
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地震発生のしくみ 地震が起こるのはなぜ ‐プレートテクトニクス‐  地球内部の模式図 地震は地下で起きる岩盤の「ずれ」により発生する現象です。 では、なぜこのような現象が起きるのでしょうか。 硬い物に何らかの力がかかり、それに耐えられなくなると、ひびが入ります。 地下でも同じように、岩盤に力がかかっており、それに耐えられなくなったときに地震が起こる(岩盤がずれる)のです。 では、どうして地下に力がかかっているのでしょうか。これは、「プレートテクトニクス」という説で説明されます。 地球は、中心から、核(内核、外核)、マントル(下部マントル、上部マントル)、地殻という層構造になっていると考えられています。 このうち「地殻」と上部マントルの地殻に近いところは硬い板状の岩盤となっており、これを「プレート」と呼びます。地球の表面は十数枚のプレートに覆われています。 (右図:地球の内部構造) プレート運動の模式図 プレートは、地球内部で対流しているマントルの上に乗っています。そのため、プレートはごくわずかですが、少しずつ動いています。そして、プレートどうしがぶつかったり、すれ違ったり、片方のプレートがもう一方のプレートの下に沈み込んだりしています。この、プレートどうしがぶつかっている付近では強い力が働きます。この力により地震が発生するのです。 (右図:プレート運動の模式図) 地震が起こるのはなぜ 地震の起こる場所 日本周辺で地震の起こる場所 地震の起こる場所 -プレート境界とプレート内‐  世界の主なプレートと地震分布 世界中の地震の発生場所を見ると、地震が発生する場所と発生していない場所がはっきりと分かれます。 地震が沢山発生している場所が別々のプレートどうしが接しているところ(プレート境界)と考えられているところです。 (右図:世界の主なプレートと地震の分布) ただし、全ての地震がプレート境界で発生しているわけではありません。ハワイや中国内陸部で発生している地震のようにプレート内部で発生する地震もあります。 日本周辺で地震の起こる場所 日本周辺では、海のプレートである太平洋プレート、フィリピン海プレートが、陸のプレート(北米プレートやユーラシアプレート)の方へ1年あたり数cmの速度で動いており、 陸のプレートの下に沈み込んでいます。このため、日本周辺では、複数のプレートによって複雑な力がかかっており、世界でも有数の地震多発地帯となっています。 (下図:1960年から2011年にかけての日本付近で発生した地震の分布図と日本付近のプレートの模式図) 日本周辺では、海のプレートが沈み込むときに陸のプレートを地下へ引きずり込んでいきます。  陸のプレートが引きずりに耐えられなくなり、跳ね上げられるように起こるのがプレート境界の地震です。  プレート境界の地震の例としては、南海地震、東南海地震、「平成15年(2003年)十勝沖地震」、「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」があります。 プレートの内部に力が加わって発生する地震が、プレート内の地震です。プレート内の地震には、沈み込むプレート内の地震と陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)があります。 沈み込むプレート内の地震の例としては、昭和三陸地震、「平成5年(1993年)釧路沖地震」、「平成6年(1994年)北海道東方沖地震」があります。 また、陸域の浅い地震の例としては、「平成7年(1995年)兵庫県南部地震」、「平成16年(2004年)新潟県中越地震」、「平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震」、「平成28年(2016年)熊本地震」があります。 陸域の浅い地震は、プレート境界で発生する地震に比べると規模が小さい地震が多いですが、 人間の居住地域に近いところで発生するため、大きな被害を伴うことがあります。
地震が沢山発生している場所はどのような所と考えられていますか。
地震が沢山発生している場所は、別々のプレートどうしが接しているところです。この場所をプレート境界と言います。
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地震発生のしくみ 地震が起こるのはなぜ ‐プレートテクトニクス‐  地球内部の模式図 地震は地下で起きる岩盤の「ずれ」により発生する現象です。 では、なぜこのような現象が起きるのでしょうか。 硬い物に何らかの力がかかり、それに耐えられなくなると、ひびが入ります。 地下でも同じように、岩盤に力がかかっており、それに耐えられなくなったときに地震が起こる(岩盤がずれる)のです。 では、どうして地下に力がかかっているのでしょうか。これは、「プレートテクトニクス」という説で説明されます。 地球は、中心から、核(内核、外核)、マントル(下部マントル、上部マントル)、地殻という層構造になっていると考えられています。 このうち「地殻」と上部マントルの地殻に近いところは硬い板状の岩盤となっており、これを「プレート」と呼びます。地球の表面は十数枚のプレートに覆われています。 (右図:地球の内部構造) プレート運動の模式図 プレートは、地球内部で対流しているマントルの上に乗っています。そのため、プレートはごくわずかですが、少しずつ動いています。そして、プレートどうしがぶつかったり、すれ違ったり、片方のプレートがもう一方のプレートの下に沈み込んだりしています。この、プレートどうしがぶつかっている付近では強い力が働きます。この力により地震が発生するのです。 (右図:プレート運動の模式図) 地震が起こるのはなぜ 地震の起こる場所 日本周辺で地震の起こる場所 地震の起こる場所 -プレート境界とプレート内‐  世界の主なプレートと地震分布 世界中の地震の発生場所を見ると、地震が発生する場所と発生していない場所がはっきりと分かれます。 地震が沢山発生している場所が別々のプレートどうしが接しているところ(プレート境界)と考えられているところです。 (右図:世界の主なプレートと地震の分布) ただし、全ての地震がプレート境界で発生しているわけではありません。ハワイや中国内陸部で発生している地震のようにプレート内部で発生する地震もあります。 日本周辺で地震の起こる場所 日本周辺では、海のプレートである太平洋プレート、フィリピン海プレートが、陸のプレート(北米プレートやユーラシアプレート)の方へ1年あたり数cmの速度で動いており、 陸のプレートの下に沈み込んでいます。このため、日本周辺では、複数のプレートによって複雑な力がかかっており、世界でも有数の地震多発地帯となっています。 (下図:1960年から2011年にかけての日本付近で発生した地震の分布図と日本付近のプレートの模式図) 日本周辺では、海のプレートが沈み込むときに陸のプレートを地下へ引きずり込んでいきます。  陸のプレートが引きずりに耐えられなくなり、跳ね上げられるように起こるのがプレート境界の地震です。  プレート境界の地震の例としては、南海地震、東南海地震、「平成15年(2003年)十勝沖地震」、「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」があります。 プレートの内部に力が加わって発生する地震が、プレート内の地震です。プレート内の地震には、沈み込むプレート内の地震と陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)があります。 沈み込むプレート内の地震の例としては、昭和三陸地震、「平成5年(1993年)釧路沖地震」、「平成6年(1994年)北海道東方沖地震」があります。 また、陸域の浅い地震の例としては、「平成7年(1995年)兵庫県南部地震」、「平成16年(2004年)新潟県中越地震」、「平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震」、「平成28年(2016年)熊本地震」があります。 陸域の浅い地震は、プレート境界で発生する地震に比べると規模が小さい地震が多いですが、 人間の居住地域に近いところで発生するため、大きな被害を伴うことがあります。
日本周辺で発生するプレート境界の地震はどのように起こりますか。
地震は、海のプレートが沈み込むときに陸のプレートを地下へ引きずり込んでいき、陸のプレートがその引きずりに耐えられなくなったことで、跳ね上げられるようにして発生します。
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地震発生のしくみ 地震が起こるのはなぜ ‐プレートテクトニクス‐  地球内部の模式図 地震は地下で起きる岩盤の「ずれ」により発生する現象です。 では、なぜこのような現象が起きるのでしょうか。 硬い物に何らかの力がかかり、それに耐えられなくなると、ひびが入ります。 地下でも同じように、岩盤に力がかかっており、それに耐えられなくなったときに地震が起こる(岩盤がずれる)のです。 では、どうして地下に力がかかっているのでしょうか。これは、「プレートテクトニクス」という説で説明されます。 地球は、中心から、核(内核、外核)、マントル(下部マントル、上部マントル)、地殻という層構造になっていると考えられています。 このうち「地殻」と上部マントルの地殻に近いところは硬い板状の岩盤となっており、これを「プレート」と呼びます。地球の表面は十数枚のプレートに覆われています。 (右図:地球の内部構造) プレート運動の模式図 プレートは、地球内部で対流しているマントルの上に乗っています。そのため、プレートはごくわずかですが、少しずつ動いています。そして、プレートどうしがぶつかったり、すれ違ったり、片方のプレートがもう一方のプレートの下に沈み込んだりしています。この、プレートどうしがぶつかっている付近では強い力が働きます。この力により地震が発生するのです。 (右図:プレート運動の模式図) 地震が起こるのはなぜ 地震の起こる場所 日本周辺で地震の起こる場所 地震の起こる場所 -プレート境界とプレート内‐  世界の主なプレートと地震分布 世界中の地震の発生場所を見ると、地震が発生する場所と発生していない場所がはっきりと分かれます。 地震が沢山発生している場所が別々のプレートどうしが接しているところ(プレート境界)と考えられているところです。 (右図:世界の主なプレートと地震の分布) ただし、全ての地震がプレート境界で発生しているわけではありません。ハワイや中国内陸部で発生している地震のようにプレート内部で発生する地震もあります。 日本周辺で地震の起こる場所 日本周辺では、海のプレートである太平洋プレート、フィリピン海プレートが、陸のプレート(北米プレートやユーラシアプレート)の方へ1年あたり数cmの速度で動いており、 陸のプレートの下に沈み込んでいます。このため、日本周辺では、複数のプレートによって複雑な力がかかっており、世界でも有数の地震多発地帯となっています。 (下図:1960年から2011年にかけての日本付近で発生した地震の分布図と日本付近のプレートの模式図) 日本周辺では、海のプレートが沈み込むときに陸のプレートを地下へ引きずり込んでいきます。  陸のプレートが引きずりに耐えられなくなり、跳ね上げられるように起こるのがプレート境界の地震です。  プレート境界の地震の例としては、南海地震、東南海地震、「平成15年(2003年)十勝沖地震」、「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」があります。 プレートの内部に力が加わって発生する地震が、プレート内の地震です。プレート内の地震には、沈み込むプレート内の地震と陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)があります。 沈み込むプレート内の地震の例としては、昭和三陸地震、「平成5年(1993年)釧路沖地震」、「平成6年(1994年)北海道東方沖地震」があります。 また、陸域の浅い地震の例としては、「平成7年(1995年)兵庫県南部地震」、「平成16年(2004年)新潟県中越地震」、「平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震」、「平成28年(2016年)熊本地震」があります。 陸域の浅い地震は、プレート境界で発生する地震に比べると規模が小さい地震が多いですが、 人間の居住地域に近いところで発生するため、大きな被害を伴うことがあります。
平成28年に発生した熊本地震は、どのような地震でしたか。
熊本地震は、プレートの内部に力が加わって発生する地震で、陸のプレートの浅いところで発生した地震でした。
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地理
測量とは、地球上の2点間の位置関係を機器を用いて測定し、相対的な位置関係を決めることです。 地図を作成するためには、地図に記載する様々な対象物(建物や道路、海岸線など)の形や大きさ、位置関係(距離、方角、高さ等)などを正確に把握する必要があります。 そこで、距離や角度情報を組み合わせてニ点間の位置関係を決める測量が行われてきました。 既に位置がわかっている場所を基準点として測量を繰り返すことで互いの位置関係がわかる範囲が広がります。 このように多くの地点の測量を繰り返して得られた位置情報を元に地図を作成します。 最も基本的な測量方法の1つに三角測量があります。 三角測量とは、三角形の一辺の長さと二つの角の角度を測定し、三角形の数学的な定理から直接測定していない辺の長さを求める測量方法です。 上の図では、山の高さを三角測量により算出しています。 山の高さ(上図の線分 h)は直接測定することができません。 そこで、はじめに山が見える平地の2点を基準点とし、その2点間の距離を測定します(上図の距離 l)。 次に、2点からそれぞれ山の頂上へ結んだ線を引き、その直線と地平面の角度(上図の角度 α, β)をそれぞれ測定します。 上図の青点線の三角形について、一辺の長さ(l)と二つの角の角度(α, β)がわかるため、三角形の数学的な定理から山の高さ(h)を算出できます。 数学で学習する正弦(sin)、余弦(cos)、正接(tan)といった三角関数は、このような角度と辺の長さの関係を求めるために役立つ関数です。 このようにして、位置関係がわかる場所を基準点として、三角形を作りながら測量を繰り返すことで位置関係を特定していきます。 三角点とは、緯度や経度などの位置情報が厳密に測定された基準点です。 新たに測量を行う際には、三角点を基準として三角測量を行って位置を決定します。 三角点は山頂などの見晴らしの良い場所に設定され、位置がわかるように柱状の石(標石)が地面に埋めこまれています。 三角点には測定した順番に応じて一等三角点から四等三角点まで存在し、全国に10万箇所以上存在します。 水準点とは、標高が厳密に測定された高さの基準点です。 ある地点の「高さ」を測定する際には、水準点を基準して測量を行います。 三角点が経緯度の基準点であるのに対し、水準点は高さ方向(標高)の基準点となります。 地盤沈下などによって高さが変わらないように地盤が強固な場所に設置されることが多いです。 全国の主要な国道沿いに約2 km間隔で設置され、設置箇所がわかるように柱状の石(標石)が地面に埋めこまれています。 地球上の緯度や経度といった大きなスケールでの位置関係を特定するためには、天体観測により測定した太陽や星の位置情報を利用します。 たとえば、ある季節のある時刻に太陽や他の星の位置を観測することで、相対的な位置関係がわかります。 夏至の南中時のように天体の位置情報が正確にわかる場合、天体観測の結果から観測地点の緯度や経度を求めることができます。 天体観測による位置情報の決定は、海上を移動する際に現在位置を把握するために古くから利用されてきました。 古代ポリネシアの先住民は点在する島をカヌーで移動するために天体観測により位置を把握していました。 船舶や航空機においても、天体観測を行って現在位置を把握する天測航法が20世紀後半まで利用されていました。 しかし、1983年に天測航法で運航していた大韓航空機(ニューヨーク発ソウル行き)が誤ってソ連領内(樺太)に侵入して撃墜される事件が発生しました(大韓航空機撃墜事件)。 そこで、アメリカ政府は当時軍事目的で運用されていたGPSを民間開放することを決定しました。 現在ではGPSを利用して現在位置を特定できるため、天測航法は補助的な存在になっています。 ちなみに、軍隊では現在でも天測航法の実習が行われています。 GPSは電波を発するため自分の位置が敵に探知されるリスクがあるのに対し、天体観測は電波を発しないためです。
地図はどのように作成しますか。
地図は、距離や角度情報を組み合わせてニ点間の位置関係を決める測量を行い、繰り返して得られた位置情報を元に作成します。
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地理
測量とは、地球上の2点間の位置関係を機器を用いて測定し、相対的な位置関係を決めることです。 地図を作成するためには、地図に記載する様々な対象物(建物や道路、海岸線など)の形や大きさ、位置関係(距離、方角、高さ等)などを正確に把握する必要があります。 そこで、距離や角度情報を組み合わせてニ点間の位置関係を決める測量が行われてきました。 既に位置がわかっている場所を基準点として測量を繰り返すことで互いの位置関係がわかる範囲が広がります。 このように多くの地点の測量を繰り返して得られた位置情報を元に地図を作成します。 最も基本的な測量方法の1つに三角測量があります。 三角測量とは、三角形の一辺の長さと二つの角の角度を測定し、三角形の数学的な定理から直接測定していない辺の長さを求める測量方法です。 上の図では、山の高さを三角測量により算出しています。 山の高さ(上図の線分 h)は直接測定することができません。 そこで、はじめに山が見える平地の2点を基準点とし、その2点間の距離を測定します(上図の距離 l)。 次に、2点からそれぞれ山の頂上へ結んだ線を引き、その直線と地平面の角度(上図の角度 α, β)をそれぞれ測定します。 上図の青点線の三角形について、一辺の長さ(l)と二つの角の角度(α, β)がわかるため、三角形の数学的な定理から山の高さ(h)を算出できます。 数学で学習する正弦(sin)、余弦(cos)、正接(tan)といった三角関数は、このような角度と辺の長さの関係を求めるために役立つ関数です。 このようにして、位置関係がわかる場所を基準点として、三角形を作りながら測量を繰り返すことで位置関係を特定していきます。 三角点とは、緯度や経度などの位置情報が厳密に測定された基準点です。 新たに測量を行う際には、三角点を基準として三角測量を行って位置を決定します。 三角点は山頂などの見晴らしの良い場所に設定され、位置がわかるように柱状の石(標石)が地面に埋めこまれています。 三角点には測定した順番に応じて一等三角点から四等三角点まで存在し、全国に10万箇所以上存在します。 水準点とは、標高が厳密に測定された高さの基準点です。 ある地点の「高さ」を測定する際には、水準点を基準して測量を行います。 三角点が経緯度の基準点であるのに対し、水準点は高さ方向(標高)の基準点となります。 地盤沈下などによって高さが変わらないように地盤が強固な場所に設置されることが多いです。 全国の主要な国道沿いに約2 km間隔で設置され、設置箇所がわかるように柱状の石(標石)が地面に埋めこまれています。 地球上の緯度や経度といった大きなスケールでの位置関係を特定するためには、天体観測により測定した太陽や星の位置情報を利用します。 たとえば、ある季節のある時刻に太陽や他の星の位置を観測することで、相対的な位置関係がわかります。 夏至の南中時のように天体の位置情報が正確にわかる場合、天体観測の結果から観測地点の緯度や経度を求めることができます。 天体観測による位置情報の決定は、海上を移動する際に現在位置を把握するために古くから利用されてきました。 古代ポリネシアの先住民は点在する島をカヌーで移動するために天体観測により位置を把握していました。 船舶や航空機においても、天体観測を行って現在位置を把握する天測航法が20世紀後半まで利用されていました。 しかし、1983年に天測航法で運航していた大韓航空機(ニューヨーク発ソウル行き)が誤ってソ連領内(樺太)に侵入して撃墜される事件が発生しました(大韓航空機撃墜事件)。 そこで、アメリカ政府は当時軍事目的で運用されていたGPSを民間開放することを決定しました。 現在ではGPSを利用して現在位置を特定できるため、天測航法は補助的な存在になっています。 ちなみに、軍隊では現在でも天測航法の実習が行われています。 GPSは電波を発するため自分の位置が敵に探知されるリスクがあるのに対し、天体観測は電波を発しないためです。
三角形の数学的な定理から直接測定していない辺の長さを求める測量方法は何ですか。
測量方法は、三角測量です。
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地理
測量とは、地球上の2点間の位置関係を機器を用いて測定し、相対的な位置関係を決めることです。 地図を作成するためには、地図に記載する様々な対象物(建物や道路、海岸線など)の形や大きさ、位置関係(距離、方角、高さ等)などを正確に把握する必要があります。 そこで、距離や角度情報を組み合わせてニ点間の位置関係を決める測量が行われてきました。 既に位置がわかっている場所を基準点として測量を繰り返すことで互いの位置関係がわかる範囲が広がります。 このように多くの地点の測量を繰り返して得られた位置情報を元に地図を作成します。 最も基本的な測量方法の1つに三角測量があります。 三角測量とは、三角形の一辺の長さと二つの角の角度を測定し、三角形の数学的な定理から直接測定していない辺の長さを求める測量方法です。 上の図では、山の高さを三角測量により算出しています。 山の高さ(上図の線分 h)は直接測定することができません。 そこで、はじめに山が見える平地の2点を基準点とし、その2点間の距離を測定します(上図の距離 l)。 次に、2点からそれぞれ山の頂上へ結んだ線を引き、その直線と地平面の角度(上図の角度 α, β)をそれぞれ測定します。 上図の青点線の三角形について、一辺の長さ(l)と二つの角の角度(α, β)がわかるため、三角形の数学的な定理から山の高さ(h)を算出できます。 数学で学習する正弦(sin)、余弦(cos)、正接(tan)といった三角関数は、このような角度と辺の長さの関係を求めるために役立つ関数です。 このようにして、位置関係がわかる場所を基準点として、三角形を作りながら測量を繰り返すことで位置関係を特定していきます。 三角点とは、緯度や経度などの位置情報が厳密に測定された基準点です。 新たに測量を行う際には、三角点を基準として三角測量を行って位置を決定します。 三角点は山頂などの見晴らしの良い場所に設定され、位置がわかるように柱状の石(標石)が地面に埋めこまれています。 三角点には測定した順番に応じて一等三角点から四等三角点まで存在し、全国に10万箇所以上存在します。 水準点とは、標高が厳密に測定された高さの基準点です。 ある地点の「高さ」を測定する際には、水準点を基準して測量を行います。 三角点が経緯度の基準点であるのに対し、水準点は高さ方向(標高)の基準点となります。 地盤沈下などによって高さが変わらないように地盤が強固な場所に設置されることが多いです。 全国の主要な国道沿いに約2 km間隔で設置され、設置箇所がわかるように柱状の石(標石)が地面に埋めこまれています。 地球上の緯度や経度といった大きなスケールでの位置関係を特定するためには、天体観測により測定した太陽や星の位置情報を利用します。 たとえば、ある季節のある時刻に太陽や他の星の位置を観測することで、相対的な位置関係がわかります。 夏至の南中時のように天体の位置情報が正確にわかる場合、天体観測の結果から観測地点の緯度や経度を求めることができます。 天体観測による位置情報の決定は、海上を移動する際に現在位置を把握するために古くから利用されてきました。 古代ポリネシアの先住民は点在する島をカヌーで移動するために天体観測により位置を把握していました。 船舶や航空機においても、天体観測を行って現在位置を把握する天測航法が20世紀後半まで利用されていました。 しかし、1983年に天測航法で運航していた大韓航空機(ニューヨーク発ソウル行き)が誤ってソ連領内(樺太)に侵入して撃墜される事件が発生しました(大韓航空機撃墜事件)。 そこで、アメリカ政府は当時軍事目的で運用されていたGPSを民間開放することを決定しました。 現在ではGPSを利用して現在位置を特定できるため、天測航法は補助的な存在になっています。 ちなみに、軍隊では現在でも天測航法の実習が行われています。 GPSは電波を発するため自分の位置が敵に探知されるリスクがあるのに対し、天体観測は電波を発しないためです。
三角点と水準点の違いは何ですか。
三角点と水準点の違いは、基準点です。三角点は基準点が経緯度、水準点は基準点が高さ方向(標高)と違いがあります。
JCRRAG_007720
地理
測量とは、地球上の2点間の位置関係を機器を用いて測定し、相対的な位置関係を決めることです。 地図を作成するためには、地図に記載する様々な対象物(建物や道路、海岸線など)の形や大きさ、位置関係(距離、方角、高さ等)などを正確に把握する必要があります。 そこで、距離や角度情報を組み合わせてニ点間の位置関係を決める測量が行われてきました。 既に位置がわかっている場所を基準点として測量を繰り返すことで互いの位置関係がわかる範囲が広がります。 このように多くの地点の測量を繰り返して得られた位置情報を元に地図を作成します。 最も基本的な測量方法の1つに三角測量があります。 三角測量とは、三角形の一辺の長さと二つの角の角度を測定し、三角形の数学的な定理から直接測定していない辺の長さを求める測量方法です。 上の図では、山の高さを三角測量により算出しています。 山の高さ(上図の線分 h)は直接測定することができません。 そこで、はじめに山が見える平地の2点を基準点とし、その2点間の距離を測定します(上図の距離 l)。 次に、2点からそれぞれ山の頂上へ結んだ線を引き、その直線と地平面の角度(上図の角度 α, β)をそれぞれ測定します。 上図の青点線の三角形について、一辺の長さ(l)と二つの角の角度(α, β)がわかるため、三角形の数学的な定理から山の高さ(h)を算出できます。 数学で学習する正弦(sin)、余弦(cos)、正接(tan)といった三角関数は、このような角度と辺の長さの関係を求めるために役立つ関数です。 このようにして、位置関係がわかる場所を基準点として、三角形を作りながら測量を繰り返すことで位置関係を特定していきます。 三角点とは、緯度や経度などの位置情報が厳密に測定された基準点です。 新たに測量を行う際には、三角点を基準として三角測量を行って位置を決定します。 三角点は山頂などの見晴らしの良い場所に設定され、位置がわかるように柱状の石(標石)が地面に埋めこまれています。 三角点には測定した順番に応じて一等三角点から四等三角点まで存在し、全国に10万箇所以上存在します。 水準点とは、標高が厳密に測定された高さの基準点です。 ある地点の「高さ」を測定する際には、水準点を基準して測量を行います。 三角点が経緯度の基準点であるのに対し、水準点は高さ方向(標高)の基準点となります。 地盤沈下などによって高さが変わらないように地盤が強固な場所に設置されることが多いです。 全国の主要な国道沿いに約2 km間隔で設置され、設置箇所がわかるように柱状の石(標石)が地面に埋めこまれています。 地球上の緯度や経度といった大きなスケールでの位置関係を特定するためには、天体観測により測定した太陽や星の位置情報を利用します。 たとえば、ある季節のある時刻に太陽や他の星の位置を観測することで、相対的な位置関係がわかります。 夏至の南中時のように天体の位置情報が正確にわかる場合、天体観測の結果から観測地点の緯度や経度を求めることができます。 天体観測による位置情報の決定は、海上を移動する際に現在位置を把握するために古くから利用されてきました。 古代ポリネシアの先住民は点在する島をカヌーで移動するために天体観測により位置を把握していました。 船舶や航空機においても、天体観測を行って現在位置を把握する天測航法が20世紀後半まで利用されていました。 しかし、1983年に天測航法で運航していた大韓航空機(ニューヨーク発ソウル行き)が誤ってソ連領内(樺太)に侵入して撃墜される事件が発生しました(大韓航空機撃墜事件)。 そこで、アメリカ政府は当時軍事目的で運用されていたGPSを民間開放することを決定しました。 現在ではGPSを利用して現在位置を特定できるため、天測航法は補助的な存在になっています。 ちなみに、軍隊では現在でも天測航法の実習が行われています。 GPSは電波を発するため自分の位置が敵に探知されるリスクがあるのに対し、天体観測は電波を発しないためです。
水準点はどのような場所に設置され、それはなぜですか。
水準点は、地盤が強固な場所に設置されることが多いです。理由は、地盤沈下などによって高さが変わらないようにするためです。
JCRRAG_007721
地理
測量とは、地球上の2点間の位置関係を機器を用いて測定し、相対的な位置関係を決めることです。 地図を作成するためには、地図に記載する様々な対象物(建物や道路、海岸線など)の形や大きさ、位置関係(距離、方角、高さ等)などを正確に把握する必要があります。 そこで、距離や角度情報を組み合わせてニ点間の位置関係を決める測量が行われてきました。 既に位置がわかっている場所を基準点として測量を繰り返すことで互いの位置関係がわかる範囲が広がります。 このように多くの地点の測量を繰り返して得られた位置情報を元に地図を作成します。 最も基本的な測量方法の1つに三角測量があります。 三角測量とは、三角形の一辺の長さと二つの角の角度を測定し、三角形の数学的な定理から直接測定していない辺の長さを求める測量方法です。 上の図では、山の高さを三角測量により算出しています。 山の高さ(上図の線分 h)は直接測定することができません。 そこで、はじめに山が見える平地の2点を基準点とし、その2点間の距離を測定します(上図の距離 l)。 次に、2点からそれぞれ山の頂上へ結んだ線を引き、その直線と地平面の角度(上図の角度 α, β)をそれぞれ測定します。 上図の青点線の三角形について、一辺の長さ(l)と二つの角の角度(α, β)がわかるため、三角形の数学的な定理から山の高さ(h)を算出できます。 数学で学習する正弦(sin)、余弦(cos)、正接(tan)といった三角関数は、このような角度と辺の長さの関係を求めるために役立つ関数です。 このようにして、位置関係がわかる場所を基準点として、三角形を作りながら測量を繰り返すことで位置関係を特定していきます。 三角点とは、緯度や経度などの位置情報が厳密に測定された基準点です。 新たに測量を行う際には、三角点を基準として三角測量を行って位置を決定します。 三角点は山頂などの見晴らしの良い場所に設定され、位置がわかるように柱状の石(標石)が地面に埋めこまれています。 三角点には測定した順番に応じて一等三角点から四等三角点まで存在し、全国に10万箇所以上存在します。 水準点とは、標高が厳密に測定された高さの基準点です。 ある地点の「高さ」を測定する際には、水準点を基準して測量を行います。 三角点が経緯度の基準点であるのに対し、水準点は高さ方向(標高)の基準点となります。 地盤沈下などによって高さが変わらないように地盤が強固な場所に設置されることが多いです。 全国の主要な国道沿いに約2 km間隔で設置され、設置箇所がわかるように柱状の石(標石)が地面に埋めこまれています。 地球上の緯度や経度といった大きなスケールでの位置関係を特定するためには、天体観測により測定した太陽や星の位置情報を利用します。 たとえば、ある季節のある時刻に太陽や他の星の位置を観測することで、相対的な位置関係がわかります。 夏至の南中時のように天体の位置情報が正確にわかる場合、天体観測の結果から観測地点の緯度や経度を求めることができます。 天体観測による位置情報の決定は、海上を移動する際に現在位置を把握するために古くから利用されてきました。 古代ポリネシアの先住民は点在する島をカヌーで移動するために天体観測により位置を把握していました。 船舶や航空機においても、天体観測を行って現在位置を把握する天測航法が20世紀後半まで利用されていました。 しかし、1983年に天測航法で運航していた大韓航空機(ニューヨーク発ソウル行き)が誤ってソ連領内(樺太)に侵入して撃墜される事件が発生しました(大韓航空機撃墜事件)。 そこで、アメリカ政府は当時軍事目的で運用されていたGPSを民間開放することを決定しました。 現在ではGPSを利用して現在位置を特定できるため、天測航法は補助的な存在になっています。 ちなみに、軍隊では現在でも天測航法の実習が行われています。 GPSは電波を発するため自分の位置が敵に探知されるリスクがあるのに対し、天体観測は電波を発しないためです。
アメリカ政府が当時軍事目的で運用されていたGPSを民間開放することになったきっかけの事件は何ですか。
きっかけになった事件は、1983年に起きた大韓航空機撃墜事件です。
JCRRAG_007722
地理
照葉樹林は、常緑広葉樹を主体とする温帯の森林(温帯林)で、大陸東岸の(温帯の中では)低緯度地域で発達します。 照葉樹林の木々の葉はクチクラ層が発達して光沢があるため、「照葉」樹林とよばれます。 照葉樹林は温暖で降水量が多い場所に広がるため、樹木の枝葉が密に生い茂り、林床(地表)は薄暗いという特徴があります。 照葉樹林が広がる気候は、温暖で降水量が豊富なので農業に適しており、古くから人間によって開発されてきた地域です。 このため、天然林はあまり残っておらず、人間の手によって伐採されて環境が変わったり、資源として有用や樹木が植林されて人工林になっている場所も多いです。 日本では、西日本を中心に関東以西の暖温帯(温帯の中でも特に暖かい地域≒亜熱帯)で照葉樹林が分布する気候ですが、現在でも照葉樹林として残っている場所はわずかです。 照葉樹林の樹種としては、シイ(椎)やカシ(樫)などが多く、ほかにクスノキ(樟)やツバキ(椿)が見られます。 照葉樹林は、大陸東岸の(温帯の中では)低緯度地域に分布します。 気候帯としては温暖冬季少雨気候(Cw)~温暖湿潤気候(Cfa)にあたり、大陸東岸の熱帯雨林(熱帯多雨林)と温帯の落葉広葉樹林の間に存在します。 同じ低緯度地域でも、大陸西岸では夏に非常に乾燥する地中海性気候(Cs)に適応した硬葉樹林が広がるのに対し、大陸東岸では季節風(モンスーン)の影響で十分な降水があるため、樹木の枝葉が密に生い茂る照葉樹林が発達します。 具体的な地域としては、東アジアの関東以西(山間部は西日本中心)~台湾~中国の華中~雲南省(中国西南部)~東南アジア・ヒマラ山脈東部の山岳地帯に分布します。 照葉樹林は人為的な伐採が進み、都市や田畑として開発されてきたため、現在では森林として残っている場所は限られています。 かつて、照葉樹林が広がる西日本では、村で共同管理して薪(まき)や木炭を得るための里山林として照葉樹林が利用されてきました。 里山林では薪や炭を作るための薪炭材(しんたんざい)として照葉樹林を伐採するため、空いた場所にクヌギやコナラなどの落葉広葉樹が侵入して混交林となります。 さらに戦後の日本では、照葉樹林の分布域であっても既存の森林を伐採し、成長が早く木材として加工しやすいスギ(杉)やヒノキ(檜)などの針葉樹を大量に植林して林産資源として活用するようになりました。 かつては村の共同管理だった里山林も現在では個人が分割して所有する形態に変わり、さらには産業構造の変化や安価な輸入材の台頭による林業の衰退も相まって、次第に管理されない場所も増えてきました。 さらに、宅地や道路などの人為的な開発は進み、照葉樹林の分布は細切れになり失わていきました。 このため、現存する照葉樹林の少なさも相まって、照葉樹林は活用すべき林産資源というよりも保護して後世に残すべき貴重な自然だと見なされています。 九州地方では南部を中心に今でも照葉樹林が残っており、特に日本最大級の照葉樹林である綾の照葉樹林(宮崎県中部・綾町)では、照葉樹林の保護・復元活動が行われています。 なお、森林としての照葉樹林は失われていますが、照葉樹林を構成する樹木の多くは現存し、落葉広葉樹との混交林の中で生育しています。
照葉樹林が広がる気候は、どのような気候ですか。
照葉樹林が広がる気候は、温暖です。降水量も多いです。
JCRRAG_007723
地理
照葉樹林は、常緑広葉樹を主体とする温帯の森林(温帯林)で、大陸東岸の(温帯の中では)低緯度地域で発達します。 照葉樹林の木々の葉はクチクラ層が発達して光沢があるため、「照葉」樹林とよばれます。 照葉樹林は温暖で降水量が多い場所に広がるため、樹木の枝葉が密に生い茂り、林床(地表)は薄暗いという特徴があります。 照葉樹林が広がる気候は、温暖で降水量が豊富なので農業に適しており、古くから人間によって開発されてきた地域です。 このため、天然林はあまり残っておらず、人間の手によって伐採されて環境が変わったり、資源として有用や樹木が植林されて人工林になっている場所も多いです。 日本では、西日本を中心に関東以西の暖温帯(温帯の中でも特に暖かい地域≒亜熱帯)で照葉樹林が分布する気候ですが、現在でも照葉樹林として残っている場所はわずかです。 照葉樹林の樹種としては、シイ(椎)やカシ(樫)などが多く、ほかにクスノキ(樟)やツバキ(椿)が見られます。 照葉樹林は、大陸東岸の(温帯の中では)低緯度地域に分布します。 気候帯としては温暖冬季少雨気候(Cw)~温暖湿潤気候(Cfa)にあたり、大陸東岸の熱帯雨林(熱帯多雨林)と温帯の落葉広葉樹林の間に存在します。 同じ低緯度地域でも、大陸西岸では夏に非常に乾燥する地中海性気候(Cs)に適応した硬葉樹林が広がるのに対し、大陸東岸では季節風(モンスーン)の影響で十分な降水があるため、樹木の枝葉が密に生い茂る照葉樹林が発達します。 具体的な地域としては、東アジアの関東以西(山間部は西日本中心)~台湾~中国の華中~雲南省(中国西南部)~東南アジア・ヒマラ山脈東部の山岳地帯に分布します。 照葉樹林は人為的な伐採が進み、都市や田畑として開発されてきたため、現在では森林として残っている場所は限られています。 かつて、照葉樹林が広がる西日本では、村で共同管理して薪(まき)や木炭を得るための里山林として照葉樹林が利用されてきました。 里山林では薪や炭を作るための薪炭材(しんたんざい)として照葉樹林を伐採するため、空いた場所にクヌギやコナラなどの落葉広葉樹が侵入して混交林となります。 さらに戦後の日本では、照葉樹林の分布域であっても既存の森林を伐採し、成長が早く木材として加工しやすいスギ(杉)やヒノキ(檜)などの針葉樹を大量に植林して林産資源として活用するようになりました。 かつては村の共同管理だった里山林も現在では個人が分割して所有する形態に変わり、さらには産業構造の変化や安価な輸入材の台頭による林業の衰退も相まって、次第に管理されない場所も増えてきました。 さらに、宅地や道路などの人為的な開発は進み、照葉樹林の分布は細切れになり失わていきました。 このため、現存する照葉樹林の少なさも相まって、照葉樹林は活用すべき林産資源というよりも保護して後世に残すべき貴重な自然だと見なされています。 九州地方では南部を中心に今でも照葉樹林が残っており、特に日本最大級の照葉樹林である綾の照葉樹林(宮崎県中部・綾町)では、照葉樹林の保護・復元活動が行われています。 なお、森林としての照葉樹林は失われていますが、照葉樹林を構成する樹木の多くは現存し、落葉広葉樹との混交林の中で生育しています。
同じ低緯度地域でも、大陸西岸と大陸東岸では照葉樹林にどのような違いがありますか。
違いは、大陸西岸では夏に非常に乾燥する気候に適応した硬葉樹林が広がるのに対し、 大陸東岸では季節風の影響で十分な降水があるため、樹木の枝葉が密に生い茂る照葉樹林が発達します。
JCRRAG_007724
地理
照葉樹林は、常緑広葉樹を主体とする温帯の森林(温帯林)で、大陸東岸の(温帯の中では)低緯度地域で発達します。 照葉樹林の木々の葉はクチクラ層が発達して光沢があるため、「照葉」樹林とよばれます。 照葉樹林は温暖で降水量が多い場所に広がるため、樹木の枝葉が密に生い茂り、林床(地表)は薄暗いという特徴があります。 照葉樹林が広がる気候は、温暖で降水量が豊富なので農業に適しており、古くから人間によって開発されてきた地域です。 このため、天然林はあまり残っておらず、人間の手によって伐採されて環境が変わったり、資源として有用や樹木が植林されて人工林になっている場所も多いです。 日本では、西日本を中心に関東以西の暖温帯(温帯の中でも特に暖かい地域≒亜熱帯)で照葉樹林が分布する気候ですが、現在でも照葉樹林として残っている場所はわずかです。 照葉樹林の樹種としては、シイ(椎)やカシ(樫)などが多く、ほかにクスノキ(樟)やツバキ(椿)が見られます。 照葉樹林は、大陸東岸の(温帯の中では)低緯度地域に分布します。 気候帯としては温暖冬季少雨気候(Cw)~温暖湿潤気候(Cfa)にあたり、大陸東岸の熱帯雨林(熱帯多雨林)と温帯の落葉広葉樹林の間に存在します。 同じ低緯度地域でも、大陸西岸では夏に非常に乾燥する地中海性気候(Cs)に適応した硬葉樹林が広がるのに対し、大陸東岸では季節風(モンスーン)の影響で十分な降水があるため、樹木の枝葉が密に生い茂る照葉樹林が発達します。 具体的な地域としては、東アジアの関東以西(山間部は西日本中心)~台湾~中国の華中~雲南省(中国西南部)~東南アジア・ヒマラ山脈東部の山岳地帯に分布します。 照葉樹林は人為的な伐採が進み、都市や田畑として開発されてきたため、現在では森林として残っている場所は限られています。 かつて、照葉樹林が広がる西日本では、村で共同管理して薪(まき)や木炭を得るための里山林として照葉樹林が利用されてきました。 里山林では薪や炭を作るための薪炭材(しんたんざい)として照葉樹林を伐採するため、空いた場所にクヌギやコナラなどの落葉広葉樹が侵入して混交林となります。 さらに戦後の日本では、照葉樹林の分布域であっても既存の森林を伐採し、成長が早く木材として加工しやすいスギ(杉)やヒノキ(檜)などの針葉樹を大量に植林して林産資源として活用するようになりました。 かつては村の共同管理だった里山林も現在では個人が分割して所有する形態に変わり、さらには産業構造の変化や安価な輸入材の台頭による林業の衰退も相まって、次第に管理されない場所も増えてきました。 さらに、宅地や道路などの人為的な開発は進み、照葉樹林の分布は細切れになり失わていきました。 このため、現存する照葉樹林の少なさも相まって、照葉樹林は活用すべき林産資源というよりも保護して後世に残すべき貴重な自然だと見なされています。 九州地方では南部を中心に今でも照葉樹林が残っており、特に日本最大級の照葉樹林である綾の照葉樹林(宮崎県中部・綾町)では、照葉樹林の保護・復元活動が行われています。 なお、森林としての照葉樹林は失われていますが、照葉樹林を構成する樹木の多くは現存し、落葉広葉樹との混交林の中で生育しています。
照葉樹林が広がる西日本では昔、照葉樹林は何に利用されてきましたか。
照葉樹林は、薪や木炭を得るための里山林として利用されてきました。
JCRRAG_007725
地理
照葉樹林は、常緑広葉樹を主体とする温帯の森林(温帯林)で、大陸東岸の(温帯の中では)低緯度地域で発達します。 照葉樹林の木々の葉はクチクラ層が発達して光沢があるため、「照葉」樹林とよばれます。 照葉樹林は温暖で降水量が多い場所に広がるため、樹木の枝葉が密に生い茂り、林床(地表)は薄暗いという特徴があります。 照葉樹林が広がる気候は、温暖で降水量が豊富なので農業に適しており、古くから人間によって開発されてきた地域です。 このため、天然林はあまり残っておらず、人間の手によって伐採されて環境が変わったり、資源として有用や樹木が植林されて人工林になっている場所も多いです。 日本では、西日本を中心に関東以西の暖温帯(温帯の中でも特に暖かい地域≒亜熱帯)で照葉樹林が分布する気候ですが、現在でも照葉樹林として残っている場所はわずかです。 照葉樹林の樹種としては、シイ(椎)やカシ(樫)などが多く、ほかにクスノキ(樟)やツバキ(椿)が見られます。 照葉樹林は、大陸東岸の(温帯の中では)低緯度地域に分布します。 気候帯としては温暖冬季少雨気候(Cw)~温暖湿潤気候(Cfa)にあたり、大陸東岸の熱帯雨林(熱帯多雨林)と温帯の落葉広葉樹林の間に存在します。 同じ低緯度地域でも、大陸西岸では夏に非常に乾燥する地中海性気候(Cs)に適応した硬葉樹林が広がるのに対し、大陸東岸では季節風(モンスーン)の影響で十分な降水があるため、樹木の枝葉が密に生い茂る照葉樹林が発達します。 具体的な地域としては、東アジアの関東以西(山間部は西日本中心)~台湾~中国の華中~雲南省(中国西南部)~東南アジア・ヒマラ山脈東部の山岳地帯に分布します。 照葉樹林は人為的な伐採が進み、都市や田畑として開発されてきたため、現在では森林として残っている場所は限られています。 かつて、照葉樹林が広がる西日本では、村で共同管理して薪(まき)や木炭を得るための里山林として照葉樹林が利用されてきました。 里山林では薪や炭を作るための薪炭材(しんたんざい)として照葉樹林を伐採するため、空いた場所にクヌギやコナラなどの落葉広葉樹が侵入して混交林となります。 さらに戦後の日本では、照葉樹林の分布域であっても既存の森林を伐採し、成長が早く木材として加工しやすいスギ(杉)やヒノキ(檜)などの針葉樹を大量に植林して林産資源として活用するようになりました。 かつては村の共同管理だった里山林も現在では個人が分割して所有する形態に変わり、さらには産業構造の変化や安価な輸入材の台頭による林業の衰退も相まって、次第に管理されない場所も増えてきました。 さらに、宅地や道路などの人為的な開発は進み、照葉樹林の分布は細切れになり失わていきました。 このため、現存する照葉樹林の少なさも相まって、照葉樹林は活用すべき林産資源というよりも保護して後世に残すべき貴重な自然だと見なされています。 九州地方では南部を中心に今でも照葉樹林が残っており、特に日本最大級の照葉樹林である綾の照葉樹林(宮崎県中部・綾町)では、照葉樹林の保護・復元活動が行われています。 なお、森林としての照葉樹林は失われていますが、照葉樹林を構成する樹木の多くは現存し、落葉広葉樹との混交林の中で生育しています。
日本最大級の照葉樹林である綾の照葉樹林は、どこにありますか。
綾の照葉樹林は、九州地方の宮崎県中部綾町にあります。
JCRRAG_007726
地理
照葉樹林は、常緑広葉樹を主体とする温帯の森林(温帯林)で、大陸東岸の(温帯の中では)低緯度地域で発達します。 照葉樹林の木々の葉はクチクラ層が発達して光沢があるため、「照葉」樹林とよばれます。 照葉樹林は温暖で降水量が多い場所に広がるため、樹木の枝葉が密に生い茂り、林床(地表)は薄暗いという特徴があります。 照葉樹林が広がる気候は、温暖で降水量が豊富なので農業に適しており、古くから人間によって開発されてきた地域です。 このため、天然林はあまり残っておらず、人間の手によって伐採されて環境が変わったり、資源として有用や樹木が植林されて人工林になっている場所も多いです。 日本では、西日本を中心に関東以西の暖温帯(温帯の中でも特に暖かい地域≒亜熱帯)で照葉樹林が分布する気候ですが、現在でも照葉樹林として残っている場所はわずかです。 照葉樹林の樹種としては、シイ(椎)やカシ(樫)などが多く、ほかにクスノキ(樟)やツバキ(椿)が見られます。 照葉樹林は、大陸東岸の(温帯の中では)低緯度地域に分布します。 気候帯としては温暖冬季少雨気候(Cw)~温暖湿潤気候(Cfa)にあたり、大陸東岸の熱帯雨林(熱帯多雨林)と温帯の落葉広葉樹林の間に存在します。 同じ低緯度地域でも、大陸西岸では夏に非常に乾燥する地中海性気候(Cs)に適応した硬葉樹林が広がるのに対し、大陸東岸では季節風(モンスーン)の影響で十分な降水があるため、樹木の枝葉が密に生い茂る照葉樹林が発達します。 具体的な地域としては、東アジアの関東以西(山間部は西日本中心)~台湾~中国の華中~雲南省(中国西南部)~東南アジア・ヒマラ山脈東部の山岳地帯に分布します。 照葉樹林は人為的な伐採が進み、都市や田畑として開発されてきたため、現在では森林として残っている場所は限られています。 かつて、照葉樹林が広がる西日本では、村で共同管理して薪(まき)や木炭を得るための里山林として照葉樹林が利用されてきました。 里山林では薪や炭を作るための薪炭材(しんたんざい)として照葉樹林を伐採するため、空いた場所にクヌギやコナラなどの落葉広葉樹が侵入して混交林となります。 さらに戦後の日本では、照葉樹林の分布域であっても既存の森林を伐採し、成長が早く木材として加工しやすいスギ(杉)やヒノキ(檜)などの針葉樹を大量に植林して林産資源として活用するようになりました。 かつては村の共同管理だった里山林も現在では個人が分割して所有する形態に変わり、さらには産業構造の変化や安価な輸入材の台頭による林業の衰退も相まって、次第に管理されない場所も増えてきました。 さらに、宅地や道路などの人為的な開発は進み、照葉樹林の分布は細切れになり失わていきました。 このため、現存する照葉樹林の少なさも相まって、照葉樹林は活用すべき林産資源というよりも保護して後世に残すべき貴重な自然だと見なされています。 九州地方では南部を中心に今でも照葉樹林が残っており、特に日本最大級の照葉樹林である綾の照葉樹林(宮崎県中部・綾町)では、照葉樹林の保護・復元活動が行われています。 なお、森林としての照葉樹林は失われていますが、照葉樹林を構成する樹木の多くは現存し、落葉広葉樹との混交林の中で生育しています。
戦後の日本で照葉樹林の分布が次第に失われた理由は何ですか。
理由は、かつては村の共同管理だった里山林も現在では個人が分割して所有する形態に変わったこと、産業構造の変化や林業の衰退、宅地や道路などの開発が進んだことなどです。
JCRRAG_007727
地理
日本の人口は減少する見込みだが、世界全体の人口は今後50年間で21.7億人ほど増えて100億人余りとなる見通しだ。特にアフリカは2.2倍に増え、インド、東南アジア、中南米など発展途上にある国・地域の増加が目立つ。他方、中国は4.6億人も減って10億人の大台を下回るほか、欧州も1億人ほど減少、韓国や台湾も3割超の大幅減少となる見通し。 世界の人口ピラミッドを見ると、地球最後のフロンティアと言われるアフリカは「富士山型」、今も発展途上にあるインド、東南アジア、中南米は「つりがね型」、経済的に豊かな国の多い欧州や、東アジアの先進国・地域(日本、韓国、台湾)はいずれも「つぼ型」、そして、米中両国は「つりがね型」と「つぼ型」の中間に位置する年齢構成となっている。 このように豊かになった国・地域のほとんどは「つぼ型」の人口ピラミッドであるため、少子化・高齢化対策が主要課題となっている。一方、発展途上にある国・地域のほとんどは「富士山型」や「つりがね型」の人口ピラミッドであるため、経済発展によって高質な就業機会を増やし、社会インフラの拡充・質的改善を図っていくことが主要課題となっている。 日本としては、社会・経済の主要課題が共通する国・地域とは、少子化・高齢化対策に関する情報交換が双方に有益なヒントをもたらす。他方、経済発展や社会インフラの拡充・質的改善が主要課題の国・地域には、日本が経験した成功例・失敗例を伝えることが有益だろうし、人口増に伴う地球環境負荷拡大の問題に対しては、技術支援で貢献できるだろう。
世界の人口増加が目立つ国や地域はどこですか。
世界の人口増加が目立つ国や地域は、アフリカ、インド、東南アジア、中南米です。
JCRRAG_007728
地理
日本の人口は減少する見込みだが、世界全体の人口は今後50年間で21.7億人ほど増えて100億人余りとなる見通しだ。特にアフリカは2.2倍に増え、インド、東南アジア、中南米など発展途上にある国・地域の増加が目立つ。他方、中国は4.6億人も減って10億人の大台を下回るほか、欧州も1億人ほど減少、韓国や台湾も3割超の大幅減少となる見通し。 世界の人口ピラミッドを見ると、地球最後のフロンティアと言われるアフリカは「富士山型」、今も発展途上にあるインド、東南アジア、中南米は「つりがね型」、経済的に豊かな国の多い欧州や、東アジアの先進国・地域(日本、韓国、台湾)はいずれも「つぼ型」、そして、米中両国は「つりがね型」と「つぼ型」の中間に位置する年齢構成となっている。 このように豊かになった国・地域のほとんどは「つぼ型」の人口ピラミッドであるため、少子化・高齢化対策が主要課題となっている。一方、発展途上にある国・地域のほとんどは「富士山型」や「つりがね型」の人口ピラミッドであるため、経済発展によって高質な就業機会を増やし、社会インフラの拡充・質的改善を図っていくことが主要課題となっている。 日本としては、社会・経済の主要課題が共通する国・地域とは、少子化・高齢化対策に関する情報交換が双方に有益なヒントをもたらす。他方、経済発展や社会インフラの拡充・質的改善が主要課題の国・地域には、日本が経験した成功例・失敗例を伝えることが有益だろうし、人口増に伴う地球環境負荷拡大の問題に対しては、技術支援で貢献できるだろう。
台湾の人口ピラミッドの型は何で、どのような課題がありますか。
台湾の人口ピラミッドの型は、つぼ型です。つぼ型は豊かになった国・地域の型ですが、少子化・高齢化対策が課題としてあります。
JCRRAG_007729
地理
川の下流部は、傾斜がゆるやかなため侵食や運搬の作用よりも堆積の作用が強くはたらきます。 高低差が小さい平野が広がるため、川は蛇行して洪水のたびに周囲に土砂を堆積して地形を形成します。 ここでは、沖積平野の河口に近い部分にできる氾濫原と氾濫原に見られる地形(自然堤防、後背湿地、三日月湖)について解説します。 河口付近では、川は堆積の作用が強くなり、洪水のたびに周囲の土地を平らにならしながら土砂を堆積します。 このため、河口付近には川を中心とした比較的規模の大きい沖積平野ができます。 洪水のときに川の水があふれて浸水するため、土砂が堆積して平坦になっている地形を氾濫原(はんらんげん、氾濫平野)といいます。 氾濫原は沖積平野とほぼ同じ意味で使われます。 氾濫原に形成される地形として、自然堤防、後背湿地、三日月湖(河跡湖)があります。 これらに加えて、人の手が加わった地形である天井川についてもまとめます。 氾濫原を流れる川の両側に、川に沿うように数メートルの高さの堤防のような小高い地形が自然にできることがあります。 これを自然堤防といいます。 自然堤防は川からあふれた土砂が堆積してできた地形です。 川を流れる水が川の外にあふれると、一気に水深が浅くなるため、水の流速が急激に落ちてしまいます。 その際、運んできた土砂を川のすぐそばに積み上げてしまいます。 氾濫原全体が浸水するのは大規模な洪水のときです。 そして、大規模な洪水よりも小規模な洪水の方が圧倒的に多いです。 このため、小規模な洪水では川が運んできた土砂は遠くまで運べずに自然堤防にどんどん堆積されてしまうので、自然堤防の外側の後背湿地よりも堆積する土砂の量が多くなり、堤防のように高くなります。 このようにしてできた自然堤防は、周囲より数メートル高いために水はけがよく、古くから集落や畑として利用されてきました。 氾濫原において、自然堤防の外側に広がる低地を後背湿地といいます。 自然堤防は後背湿地よりも数メートル高いため、後背湿地が一度浸水すると水は自然堤防を越えて川に戻ることができません。 そのため、後背湿地は水はけが悪く、湿地・沼・三日月湖が点在します。 水はけが悪い後背湿地は、主に水田として利用されてきました。 参考 北海道やスコットランド(イギリス)などの寒冷地では、低温のため微生物による腐敗分解が十分に進まず、川からの定期的な土砂供給により堆積速度が速いため、やわらかく湿った土で肉眼で見えるような植物の残骸を含む泥炭が堆積します。 泥炭が堆積した場所を泥炭地といいます。 「低温」がポイントで、高温の後背湿地では堆積物の供給量も多いが分解速度も速いため、泥炭は形成されません。 石狩平野(北海道)は泥炭地が広がる平野で、明治時代以降に泥炭地を土地改良により水田として開発していきました。 スコットランド北部では、ウィスキーをつくるために原料の麦芽を乾燥させる際の燃料として泥炭を利用していました。 他の地域では木炭を利用していたのですが、森林資源が少ないスコットランドでは、豊富に存在する泥炭で代用していました。 そのため、スコッチウイスキーは、泥炭(ピート)に由来する独特の香りがすることで知られていて、燻製のようなにおいからスモーキーフレーバーといいます。 沖積平野は平坦なため、川は少しでも低い所を目指して氾濫原を蛇行しながら流れます。 しかし、ひとたび洪水がおきると、水の勢いでカーブを突き破って川の流れを短絡(ショートカット)し、新しくできたショートカットの方が本流になることがあります。 遠回りしていた元の河道は、もはや上流から水が流れてこなくなり、川の本流との境目には土砂が堆積して本流と切り離されてしまいます。 このようにして、川から切り離されて湖と化した旧河道を河跡湖といいます。 河跡湖の中で三日月状の形をしているものを三日月湖といいます。 河跡湖の多くは三日月状の形をしているため、三日月湖は河跡湖と同じものとして扱われることもあります。 三日月湖は、石狩川(北海道)やミシシッピ川(アメリカ)など大河川が流れる平野に多く形成されます。 防災のために川に人為的に堤防をつくると、川から周囲に土砂が流れなくなります。 行き場を失った土砂は堤防の内側に堆積するようになり、河床(川の底)が高くなります。 すると、今までの高さの堤防では氾濫を防げなくなり、さらに堤防を高くすると河床はさらに高くなるという悪循環が生まれます。 このようにして周囲の土地よりも河床が高くなった河川を天井川といいます。 天井川が氾濫をおこすと、水が川に戻りにくいので被害が大きくなります。 そのため、近年日本では河川の拡幅や付け替えなどの改修を進めています。 日本の天井川の約半数は関西地方に集中し、全体の3分の1は滋賀県に集中しています。
川の下流部は、どのように地形を形成しますか。
川の下流部は、蛇行して洪水のたびに周囲に土砂を堆積して地形を形成します。これは、高低差が小さい平野が広がるからです。
JCRRAG_007730
地理
川の下流部は、傾斜がゆるやかなため侵食や運搬の作用よりも堆積の作用が強くはたらきます。 高低差が小さい平野が広がるため、川は蛇行して洪水のたびに周囲に土砂を堆積して地形を形成します。 ここでは、沖積平野の河口に近い部分にできる氾濫原と氾濫原に見られる地形(自然堤防、後背湿地、三日月湖)について解説します。 河口付近では、川は堆積の作用が強くなり、洪水のたびに周囲の土地を平らにならしながら土砂を堆積します。 このため、河口付近には川を中心とした比較的規模の大きい沖積平野ができます。 洪水のときに川の水があふれて浸水するため、土砂が堆積して平坦になっている地形を氾濫原(はんらんげん、氾濫平野)といいます。 氾濫原は沖積平野とほぼ同じ意味で使われます。 氾濫原に形成される地形として、自然堤防、後背湿地、三日月湖(河跡湖)があります。 これらに加えて、人の手が加わった地形である天井川についてもまとめます。 氾濫原を流れる川の両側に、川に沿うように数メートルの高さの堤防のような小高い地形が自然にできることがあります。 これを自然堤防といいます。 自然堤防は川からあふれた土砂が堆積してできた地形です。 川を流れる水が川の外にあふれると、一気に水深が浅くなるため、水の流速が急激に落ちてしまいます。 その際、運んできた土砂を川のすぐそばに積み上げてしまいます。 氾濫原全体が浸水するのは大規模な洪水のときです。 そして、大規模な洪水よりも小規模な洪水の方が圧倒的に多いです。 このため、小規模な洪水では川が運んできた土砂は遠くまで運べずに自然堤防にどんどん堆積されてしまうので、自然堤防の外側の後背湿地よりも堆積する土砂の量が多くなり、堤防のように高くなります。 このようにしてできた自然堤防は、周囲より数メートル高いために水はけがよく、古くから集落や畑として利用されてきました。 氾濫原において、自然堤防の外側に広がる低地を後背湿地といいます。 自然堤防は後背湿地よりも数メートル高いため、後背湿地が一度浸水すると水は自然堤防を越えて川に戻ることができません。 そのため、後背湿地は水はけが悪く、湿地・沼・三日月湖が点在します。 水はけが悪い後背湿地は、主に水田として利用されてきました。 参考 北海道やスコットランド(イギリス)などの寒冷地では、低温のため微生物による腐敗分解が十分に進まず、川からの定期的な土砂供給により堆積速度が速いため、やわらかく湿った土で肉眼で見えるような植物の残骸を含む泥炭が堆積します。 泥炭が堆積した場所を泥炭地といいます。 「低温」がポイントで、高温の後背湿地では堆積物の供給量も多いが分解速度も速いため、泥炭は形成されません。 石狩平野(北海道)は泥炭地が広がる平野で、明治時代以降に泥炭地を土地改良により水田として開発していきました。 スコットランド北部では、ウィスキーをつくるために原料の麦芽を乾燥させる際の燃料として泥炭を利用していました。 他の地域では木炭を利用していたのですが、森林資源が少ないスコットランドでは、豊富に存在する泥炭で代用していました。 そのため、スコッチウイスキーは、泥炭(ピート)に由来する独特の香りがすることで知られていて、燻製のようなにおいからスモーキーフレーバーといいます。 沖積平野は平坦なため、川は少しでも低い所を目指して氾濫原を蛇行しながら流れます。 しかし、ひとたび洪水がおきると、水の勢いでカーブを突き破って川の流れを短絡(ショートカット)し、新しくできたショートカットの方が本流になることがあります。 遠回りしていた元の河道は、もはや上流から水が流れてこなくなり、川の本流との境目には土砂が堆積して本流と切り離されてしまいます。 このようにして、川から切り離されて湖と化した旧河道を河跡湖といいます。 河跡湖の中で三日月状の形をしているものを三日月湖といいます。 河跡湖の多くは三日月状の形をしているため、三日月湖は河跡湖と同じものとして扱われることもあります。 三日月湖は、石狩川(北海道)やミシシッピ川(アメリカ)など大河川が流れる平野に多く形成されます。 防災のために川に人為的に堤防をつくると、川から周囲に土砂が流れなくなります。 行き場を失った土砂は堤防の内側に堆積するようになり、河床(川の底)が高くなります。 すると、今までの高さの堤防では氾濫を防げなくなり、さらに堤防を高くすると河床はさらに高くなるという悪循環が生まれます。 このようにして周囲の土地よりも河床が高くなった河川を天井川といいます。 天井川が氾濫をおこすと、水が川に戻りにくいので被害が大きくなります。 そのため、近年日本では河川の拡幅や付け替えなどの改修を進めています。 日本の天井川の約半数は関西地方に集中し、全体の3分の1は滋賀県に集中しています。
氾濫原とは何ですか。
氾濫原とは、土砂が堆積して平坦になっている地形のことです。自然堤防、後背湿地、三日月湖(河跡湖)があります。
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地理
川の下流部は、傾斜がゆるやかなため侵食や運搬の作用よりも堆積の作用が強くはたらきます。 高低差が小さい平野が広がるため、川は蛇行して洪水のたびに周囲に土砂を堆積して地形を形成します。 ここでは、沖積平野の河口に近い部分にできる氾濫原と氾濫原に見られる地形(自然堤防、後背湿地、三日月湖)について解説します。 河口付近では、川は堆積の作用が強くなり、洪水のたびに周囲の土地を平らにならしながら土砂を堆積します。 このため、河口付近には川を中心とした比較的規模の大きい沖積平野ができます。 洪水のときに川の水があふれて浸水するため、土砂が堆積して平坦になっている地形を氾濫原(はんらんげん、氾濫平野)といいます。 氾濫原は沖積平野とほぼ同じ意味で使われます。 氾濫原に形成される地形として、自然堤防、後背湿地、三日月湖(河跡湖)があります。 これらに加えて、人の手が加わった地形である天井川についてもまとめます。 氾濫原を流れる川の両側に、川に沿うように数メートルの高さの堤防のような小高い地形が自然にできることがあります。 これを自然堤防といいます。 自然堤防は川からあふれた土砂が堆積してできた地形です。 川を流れる水が川の外にあふれると、一気に水深が浅くなるため、水の流速が急激に落ちてしまいます。 その際、運んできた土砂を川のすぐそばに積み上げてしまいます。 氾濫原全体が浸水するのは大規模な洪水のときです。 そして、大規模な洪水よりも小規模な洪水の方が圧倒的に多いです。 このため、小規模な洪水では川が運んできた土砂は遠くまで運べずに自然堤防にどんどん堆積されてしまうので、自然堤防の外側の後背湿地よりも堆積する土砂の量が多くなり、堤防のように高くなります。 このようにしてできた自然堤防は、周囲より数メートル高いために水はけがよく、古くから集落や畑として利用されてきました。 氾濫原において、自然堤防の外側に広がる低地を後背湿地といいます。 自然堤防は後背湿地よりも数メートル高いため、後背湿地が一度浸水すると水は自然堤防を越えて川に戻ることができません。 そのため、後背湿地は水はけが悪く、湿地・沼・三日月湖が点在します。 水はけが悪い後背湿地は、主に水田として利用されてきました。 参考 北海道やスコットランド(イギリス)などの寒冷地では、低温のため微生物による腐敗分解が十分に進まず、川からの定期的な土砂供給により堆積速度が速いため、やわらかく湿った土で肉眼で見えるような植物の残骸を含む泥炭が堆積します。 泥炭が堆積した場所を泥炭地といいます。 「低温」がポイントで、高温の後背湿地では堆積物の供給量も多いが分解速度も速いため、泥炭は形成されません。 石狩平野(北海道)は泥炭地が広がる平野で、明治時代以降に泥炭地を土地改良により水田として開発していきました。 スコットランド北部では、ウィスキーをつくるために原料の麦芽を乾燥させる際の燃料として泥炭を利用していました。 他の地域では木炭を利用していたのですが、森林資源が少ないスコットランドでは、豊富に存在する泥炭で代用していました。 そのため、スコッチウイスキーは、泥炭(ピート)に由来する独特の香りがすることで知られていて、燻製のようなにおいからスモーキーフレーバーといいます。 沖積平野は平坦なため、川は少しでも低い所を目指して氾濫原を蛇行しながら流れます。 しかし、ひとたび洪水がおきると、水の勢いでカーブを突き破って川の流れを短絡(ショートカット)し、新しくできたショートカットの方が本流になることがあります。 遠回りしていた元の河道は、もはや上流から水が流れてこなくなり、川の本流との境目には土砂が堆積して本流と切り離されてしまいます。 このようにして、川から切り離されて湖と化した旧河道を河跡湖といいます。 河跡湖の中で三日月状の形をしているものを三日月湖といいます。 河跡湖の多くは三日月状の形をしているため、三日月湖は河跡湖と同じものとして扱われることもあります。 三日月湖は、石狩川(北海道)やミシシッピ川(アメリカ)など大河川が流れる平野に多く形成されます。 防災のために川に人為的に堤防をつくると、川から周囲に土砂が流れなくなります。 行き場を失った土砂は堤防の内側に堆積するようになり、河床(川の底)が高くなります。 すると、今までの高さの堤防では氾濫を防げなくなり、さらに堤防を高くすると河床はさらに高くなるという悪循環が生まれます。 このようにして周囲の土地よりも河床が高くなった河川を天井川といいます。 天井川が氾濫をおこすと、水が川に戻りにくいので被害が大きくなります。 そのため、近年日本では河川の拡幅や付け替えなどの改修を進めています。 日本の天井川の約半数は関西地方に集中し、全体の3分の1は滋賀県に集中しています。
自然堤防は、何に利用されますか。
自然堤防は、集落や畑として利用されてきました。
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地理
川の下流部は、傾斜がゆるやかなため侵食や運搬の作用よりも堆積の作用が強くはたらきます。 高低差が小さい平野が広がるため、川は蛇行して洪水のたびに周囲に土砂を堆積して地形を形成します。 ここでは、沖積平野の河口に近い部分にできる氾濫原と氾濫原に見られる地形(自然堤防、後背湿地、三日月湖)について解説します。 河口付近では、川は堆積の作用が強くなり、洪水のたびに周囲の土地を平らにならしながら土砂を堆積します。 このため、河口付近には川を中心とした比較的規模の大きい沖積平野ができます。 洪水のときに川の水があふれて浸水するため、土砂が堆積して平坦になっている地形を氾濫原(はんらんげん、氾濫平野)といいます。 氾濫原は沖積平野とほぼ同じ意味で使われます。 氾濫原に形成される地形として、自然堤防、後背湿地、三日月湖(河跡湖)があります。 これらに加えて、人の手が加わった地形である天井川についてもまとめます。 氾濫原を流れる川の両側に、川に沿うように数メートルの高さの堤防のような小高い地形が自然にできることがあります。 これを自然堤防といいます。 自然堤防は川からあふれた土砂が堆積してできた地形です。 川を流れる水が川の外にあふれると、一気に水深が浅くなるため、水の流速が急激に落ちてしまいます。 その際、運んできた土砂を川のすぐそばに積み上げてしまいます。 氾濫原全体が浸水するのは大規模な洪水のときです。 そして、大規模な洪水よりも小規模な洪水の方が圧倒的に多いです。 このため、小規模な洪水では川が運んできた土砂は遠くまで運べずに自然堤防にどんどん堆積されてしまうので、自然堤防の外側の後背湿地よりも堆積する土砂の量が多くなり、堤防のように高くなります。 このようにしてできた自然堤防は、周囲より数メートル高いために水はけがよく、古くから集落や畑として利用されてきました。 氾濫原において、自然堤防の外側に広がる低地を後背湿地といいます。 自然堤防は後背湿地よりも数メートル高いため、後背湿地が一度浸水すると水は自然堤防を越えて川に戻ることができません。 そのため、後背湿地は水はけが悪く、湿地・沼・三日月湖が点在します。 水はけが悪い後背湿地は、主に水田として利用されてきました。 参考 北海道やスコットランド(イギリス)などの寒冷地では、低温のため微生物による腐敗分解が十分に進まず、川からの定期的な土砂供給により堆積速度が速いため、やわらかく湿った土で肉眼で見えるような植物の残骸を含む泥炭が堆積します。 泥炭が堆積した場所を泥炭地といいます。 「低温」がポイントで、高温の後背湿地では堆積物の供給量も多いが分解速度も速いため、泥炭は形成されません。 石狩平野(北海道)は泥炭地が広がる平野で、明治時代以降に泥炭地を土地改良により水田として開発していきました。 スコットランド北部では、ウィスキーをつくるために原料の麦芽を乾燥させる際の燃料として泥炭を利用していました。 他の地域では木炭を利用していたのですが、森林資源が少ないスコットランドでは、豊富に存在する泥炭で代用していました。 そのため、スコッチウイスキーは、泥炭(ピート)に由来する独特の香りがすることで知られていて、燻製のようなにおいからスモーキーフレーバーといいます。 沖積平野は平坦なため、川は少しでも低い所を目指して氾濫原を蛇行しながら流れます。 しかし、ひとたび洪水がおきると、水の勢いでカーブを突き破って川の流れを短絡(ショートカット)し、新しくできたショートカットの方が本流になることがあります。 遠回りしていた元の河道は、もはや上流から水が流れてこなくなり、川の本流との境目には土砂が堆積して本流と切り離されてしまいます。 このようにして、川から切り離されて湖と化した旧河道を河跡湖といいます。 河跡湖の中で三日月状の形をしているものを三日月湖といいます。 河跡湖の多くは三日月状の形をしているため、三日月湖は河跡湖と同じものとして扱われることもあります。 三日月湖は、石狩川(北海道)やミシシッピ川(アメリカ)など大河川が流れる平野に多く形成されます。 防災のために川に人為的に堤防をつくると、川から周囲に土砂が流れなくなります。 行き場を失った土砂は堤防の内側に堆積するようになり、河床(川の底)が高くなります。 すると、今までの高さの堤防では氾濫を防げなくなり、さらに堤防を高くすると河床はさらに高くなるという悪循環が生まれます。 このようにして周囲の土地よりも河床が高くなった河川を天井川といいます。 天井川が氾濫をおこすと、水が川に戻りにくいので被害が大きくなります。 そのため、近年日本では河川の拡幅や付け替えなどの改修を進めています。 日本の天井川の約半数は関西地方に集中し、全体の3分の1は滋賀県に集中しています。
北海道やスコットランド(イギリス)など寒冷地で堆積する泥炭が、高温の後背湿地では形成されない理由は何ですか。
高温の後背湿地では、泥炭が形成される条件が整わないからです。泥炭が形成されるためには「低温」がポイントで、低温のため微生物による腐敗分解が十分に進まないことで泥炭が堆積します。高温の地では分解速度が速いため、泥炭は形成されません。
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地理
川の下流部は、傾斜がゆるやかなため侵食や運搬の作用よりも堆積の作用が強くはたらきます。 高低差が小さい平野が広がるため、川は蛇行して洪水のたびに周囲に土砂を堆積して地形を形成します。 ここでは、沖積平野の河口に近い部分にできる氾濫原と氾濫原に見られる地形(自然堤防、後背湿地、三日月湖)について解説します。 河口付近では、川は堆積の作用が強くなり、洪水のたびに周囲の土地を平らにならしながら土砂を堆積します。 このため、河口付近には川を中心とした比較的規模の大きい沖積平野ができます。 洪水のときに川の水があふれて浸水するため、土砂が堆積して平坦になっている地形を氾濫原(はんらんげん、氾濫平野)といいます。 氾濫原は沖積平野とほぼ同じ意味で使われます。 氾濫原に形成される地形として、自然堤防、後背湿地、三日月湖(河跡湖)があります。 これらに加えて、人の手が加わった地形である天井川についてもまとめます。 氾濫原を流れる川の両側に、川に沿うように数メートルの高さの堤防のような小高い地形が自然にできることがあります。 これを自然堤防といいます。 自然堤防は川からあふれた土砂が堆積してできた地形です。 川を流れる水が川の外にあふれると、一気に水深が浅くなるため、水の流速が急激に落ちてしまいます。 その際、運んできた土砂を川のすぐそばに積み上げてしまいます。 氾濫原全体が浸水するのは大規模な洪水のときです。 そして、大規模な洪水よりも小規模な洪水の方が圧倒的に多いです。 このため、小規模な洪水では川が運んできた土砂は遠くまで運べずに自然堤防にどんどん堆積されてしまうので、自然堤防の外側の後背湿地よりも堆積する土砂の量が多くなり、堤防のように高くなります。 このようにしてできた自然堤防は、周囲より数メートル高いために水はけがよく、古くから集落や畑として利用されてきました。 氾濫原において、自然堤防の外側に広がる低地を後背湿地といいます。 自然堤防は後背湿地よりも数メートル高いため、後背湿地が一度浸水すると水は自然堤防を越えて川に戻ることができません。 そのため、後背湿地は水はけが悪く、湿地・沼・三日月湖が点在します。 水はけが悪い後背湿地は、主に水田として利用されてきました。 参考 北海道やスコットランド(イギリス)などの寒冷地では、低温のため微生物による腐敗分解が十分に進まず、川からの定期的な土砂供給により堆積速度が速いため、やわらかく湿った土で肉眼で見えるような植物の残骸を含む泥炭が堆積します。 泥炭が堆積した場所を泥炭地といいます。 「低温」がポイントで、高温の後背湿地では堆積物の供給量も多いが分解速度も速いため、泥炭は形成されません。 石狩平野(北海道)は泥炭地が広がる平野で、明治時代以降に泥炭地を土地改良により水田として開発していきました。 スコットランド北部では、ウィスキーをつくるために原料の麦芽を乾燥させる際の燃料として泥炭を利用していました。 他の地域では木炭を利用していたのですが、森林資源が少ないスコットランドでは、豊富に存在する泥炭で代用していました。 そのため、スコッチウイスキーは、泥炭(ピート)に由来する独特の香りがすることで知られていて、燻製のようなにおいからスモーキーフレーバーといいます。 沖積平野は平坦なため、川は少しでも低い所を目指して氾濫原を蛇行しながら流れます。 しかし、ひとたび洪水がおきると、水の勢いでカーブを突き破って川の流れを短絡(ショートカット)し、新しくできたショートカットの方が本流になることがあります。 遠回りしていた元の河道は、もはや上流から水が流れてこなくなり、川の本流との境目には土砂が堆積して本流と切り離されてしまいます。 このようにして、川から切り離されて湖と化した旧河道を河跡湖といいます。 河跡湖の中で三日月状の形をしているものを三日月湖といいます。 河跡湖の多くは三日月状の形をしているため、三日月湖は河跡湖と同じものとして扱われることもあります。 三日月湖は、石狩川(北海道)やミシシッピ川(アメリカ)など大河川が流れる平野に多く形成されます。 防災のために川に人為的に堤防をつくると、川から周囲に土砂が流れなくなります。 行き場を失った土砂は堤防の内側に堆積するようになり、河床(川の底)が高くなります。 すると、今までの高さの堤防では氾濫を防げなくなり、さらに堤防を高くすると河床はさらに高くなるという悪循環が生まれます。 このようにして周囲の土地よりも河床が高くなった河川を天井川といいます。 天井川が氾濫をおこすと、水が川に戻りにくいので被害が大きくなります。 そのため、近年日本では河川の拡幅や付け替えなどの改修を進めています。 日本の天井川の約半数は関西地方に集中し、全体の3分の1は滋賀県に集中しています。
土地よりも河床が高くなった河川を何と言いますか。
土地よりも河床が高くなった河川は、天井川と言います。
JCRRAG_007734
地理
火山は地球内部のマグマが地表に噴出し、山状に堆積した地形です。 地球内部では高温高圧下で岩石が溶けてマグマとなっていますが、マグマが地表に急上昇して噴出する場所(火口)が点在しています。 この項目では、火山の構造や火山活動、マグマの粘性と火山の形、活火山について解説します。 上図は火山の内部構造を示した模式図です。 地球表面を構成する地殻(リソスフェア)は硬い岩石の層ですが、その下には流動性が高いアセノスフェアとよばれる層があります(参考:地球の内部構造)。 アセノスフェアでは高温高圧環境下で岩石が融解してマグマになっています。 地球上のほとんどの場所では硬いリソスフェアが地表を覆っていますが、地球内部のマグマが局所的に地表に吹き出す場所(火口)があります。 このような場所では、たびたびマグマが地表に噴出する噴火が繰り返されます。 噴火の際には単にマグマが噴出するだけではなく、地震(火山性地震)が発生したり、噴出したマグマが地表に堆積したり、山の斜面を流れるなど様々な現象が発生します(火山活動)。 噴火そのものだけではなく、火口などから高温の火山ガスや温泉が噴出したり、地下のマグマの動きによって発生する火山性地震なども火山活動に含まれます。 このように、マグマが地表に噴出すること(噴火)やそれに伴う様々な現象を起こす動きを火山活動といいます。 火山の噴火により火口周辺にはマグマが堆積して山状に降り積もります。 このように火山活動によってできた地形を火山といいます。 火山の形はマグマの粘性(粘り強さ)によって変わります。 粘性が高い(=粘り気が強い)マグマが噴出する場所では、マグマが火口の直ぐ近くに堆積するため、溶岩円頂丘(溶岩ドーム)とよばれるドーム状の火山になります。 このような形の火山としては、有珠山(うすざん)の東隣にそびえる昭和新山(398m, 北海道・胆振地方)や雲仙普賢岳(うんぜんふげんだけ)の頂上付近にできた平成新山(1,482m, 長崎県東部・島原半島)などがあります。 粘性の低い(=粘り気が弱い)マグマが噴出する場所では、マグマが火口の遠くまで流れていくため、平べったい形の火山(楯状火山)になります。 楯状火山はハワイ諸島(米国)に多く、ハワイ島のマウナ・ロア(4,169m)やキラウエア(1,247m)などがあります。 溶岩円頂丘はマグマの粘性が高く火口付近に噴出物が堆積するため1回の噴火で地形ができ上がります。 同じ火山の噴火であっても、噴火のたびに火口の位置が変わります。 そのため、マグマの粘性が高い場合は噴火のたびに各火口付近に別々の溶岩円頂丘が形成されます。 一方、マグマの粘性が低いと、火口から離れた場所まで溶岩(マグマ)が流れていくため、噴火を繰り返すたびに広い範囲に厚い堆積物が層を作るように溜まっていきます。 マグマの粘性が非常に低い場合は平べったい楯状火山になりますが、中間的な粘性の場合はマグマが流れる範囲が狭くなり、富士山のような円錐形にマグマが堆積します(成層火山)。 以上のように、噴出するマグマの粘性の違いによって火山の形が大きく変わります。
火山が噴火の際には、どのような現象が発生しますか。
噴火の際には、マグマが噴出する、地震(火山性地震)、噴出したマグマが地表に堆積したり山の斜面を流れるなど様々な現象が発生します。
JCRRAG_007735
地理
火山は地球内部のマグマが地表に噴出し、山状に堆積した地形です。 地球内部では高温高圧下で岩石が溶けてマグマとなっていますが、マグマが地表に急上昇して噴出する場所(火口)が点在しています。 この項目では、火山の構造や火山活動、マグマの粘性と火山の形、活火山について解説します。 上図は火山の内部構造を示した模式図です。 地球表面を構成する地殻(リソスフェア)は硬い岩石の層ですが、その下には流動性が高いアセノスフェアとよばれる層があります(参考:地球の内部構造)。 アセノスフェアでは高温高圧環境下で岩石が融解してマグマになっています。 地球上のほとんどの場所では硬いリソスフェアが地表を覆っていますが、地球内部のマグマが局所的に地表に吹き出す場所(火口)があります。 このような場所では、たびたびマグマが地表に噴出する噴火が繰り返されます。 噴火の際には単にマグマが噴出するだけではなく、地震(火山性地震)が発生したり、噴出したマグマが地表に堆積したり、山の斜面を流れるなど様々な現象が発生します(火山活動)。 噴火そのものだけではなく、火口などから高温の火山ガスや温泉が噴出したり、地下のマグマの動きによって発生する火山性地震なども火山活動に含まれます。 このように、マグマが地表に噴出すること(噴火)やそれに伴う様々な現象を起こす動きを火山活動といいます。 火山の噴火により火口周辺にはマグマが堆積して山状に降り積もります。 このように火山活動によってできた地形を火山といいます。 火山の形はマグマの粘性(粘り強さ)によって変わります。 粘性が高い(=粘り気が強い)マグマが噴出する場所では、マグマが火口の直ぐ近くに堆積するため、溶岩円頂丘(溶岩ドーム)とよばれるドーム状の火山になります。 このような形の火山としては、有珠山(うすざん)の東隣にそびえる昭和新山(398m, 北海道・胆振地方)や雲仙普賢岳(うんぜんふげんだけ)の頂上付近にできた平成新山(1,482m, 長崎県東部・島原半島)などがあります。 粘性の低い(=粘り気が弱い)マグマが噴出する場所では、マグマが火口の遠くまで流れていくため、平べったい形の火山(楯状火山)になります。 楯状火山はハワイ諸島(米国)に多く、ハワイ島のマウナ・ロア(4,169m)やキラウエア(1,247m)などがあります。 溶岩円頂丘はマグマの粘性が高く火口付近に噴出物が堆積するため1回の噴火で地形ができ上がります。 同じ火山の噴火であっても、噴火のたびに火口の位置が変わります。 そのため、マグマの粘性が高い場合は噴火のたびに各火口付近に別々の溶岩円頂丘が形成されます。 一方、マグマの粘性が低いと、火口から離れた場所まで溶岩(マグマ)が流れていくため、噴火を繰り返すたびに広い範囲に厚い堆積物が層を作るように溜まっていきます。 マグマの粘性が非常に低い場合は平べったい楯状火山になりますが、中間的な粘性の場合はマグマが流れる範囲が狭くなり、富士山のような円錐形にマグマが堆積します(成層火山)。 以上のように、噴出するマグマの粘性の違いによって火山の形が大きく変わります。
粘性が高いマグマが噴出する場所ではドーム状の火山になりますが、これを何と呼びますか。
粘性が高いマグマが噴出する場所ではドーム状の火山は、溶岩円頂丘(溶岩ドーム)と呼びます。有珠山、昭和新山、雲仙普賢岳の頂上付近にできた平成新山はこれに該当します。
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地理
火山は地球内部のマグマが地表に噴出し、山状に堆積した地形です。 地球内部では高温高圧下で岩石が溶けてマグマとなっていますが、マグマが地表に急上昇して噴出する場所(火口)が点在しています。 この項目では、火山の構造や火山活動、マグマの粘性と火山の形、活火山について解説します。 上図は火山の内部構造を示した模式図です。 地球表面を構成する地殻(リソスフェア)は硬い岩石の層ですが、その下には流動性が高いアセノスフェアとよばれる層があります(参考:地球の内部構造)。 アセノスフェアでは高温高圧環境下で岩石が融解してマグマになっています。 地球上のほとんどの場所では硬いリソスフェアが地表を覆っていますが、地球内部のマグマが局所的に地表に吹き出す場所(火口)があります。 このような場所では、たびたびマグマが地表に噴出する噴火が繰り返されます。 噴火の際には単にマグマが噴出するだけではなく、地震(火山性地震)が発生したり、噴出したマグマが地表に堆積したり、山の斜面を流れるなど様々な現象が発生します(火山活動)。 噴火そのものだけではなく、火口などから高温の火山ガスや温泉が噴出したり、地下のマグマの動きによって発生する火山性地震なども火山活動に含まれます。 このように、マグマが地表に噴出すること(噴火)やそれに伴う様々な現象を起こす動きを火山活動といいます。 火山の噴火により火口周辺にはマグマが堆積して山状に降り積もります。 このように火山活動によってできた地形を火山といいます。 火山の形はマグマの粘性(粘り強さ)によって変わります。 粘性が高い(=粘り気が強い)マグマが噴出する場所では、マグマが火口の直ぐ近くに堆積するため、溶岩円頂丘(溶岩ドーム)とよばれるドーム状の火山になります。 このような形の火山としては、有珠山(うすざん)の東隣にそびえる昭和新山(398m, 北海道・胆振地方)や雲仙普賢岳(うんぜんふげんだけ)の頂上付近にできた平成新山(1,482m, 長崎県東部・島原半島)などがあります。 粘性の低い(=粘り気が弱い)マグマが噴出する場所では、マグマが火口の遠くまで流れていくため、平べったい形の火山(楯状火山)になります。 楯状火山はハワイ諸島(米国)に多く、ハワイ島のマウナ・ロア(4,169m)やキラウエア(1,247m)などがあります。 溶岩円頂丘はマグマの粘性が高く火口付近に噴出物が堆積するため1回の噴火で地形ができ上がります。 同じ火山の噴火であっても、噴火のたびに火口の位置が変わります。 そのため、マグマの粘性が高い場合は噴火のたびに各火口付近に別々の溶岩円頂丘が形成されます。 一方、マグマの粘性が低いと、火口から離れた場所まで溶岩(マグマ)が流れていくため、噴火を繰り返すたびに広い範囲に厚い堆積物が層を作るように溜まっていきます。 マグマの粘性が非常に低い場合は平べったい楯状火山になりますが、中間的な粘性の場合はマグマが流れる範囲が狭くなり、富士山のような円錐形にマグマが堆積します(成層火山)。 以上のように、噴出するマグマの粘性の違いによって火山の形が大きく変わります。
火山の形が大きく変わる要因は何ですか。
要因は、マグマの粘性の違いです。噴出するマグマの粘性の違いによって火山の形が大きく変わります。
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地理
正距方位図法は、地図上のどの地点においても中心点からの距離と方角が正確である地図投影法です。 地図上のどの地点においても中心点からの距離が正確であるため、正距図法に分類されます。 距離と方角が正確なのはあくまで中心点だけであり、中心点以外の地点間の距離や方位は不正確である点に注意して下さい。 正距方位図法では、特定の地点を地図の中心に置き、その地点からの距離と方角が正確になるように描きます。 そのため、正距方位図法では距離や方角を正確に知りたい地点ごとに別々に地図を作成する必要があります。 正距方位図法では、3次元の球体である地球を平面上に投影し、さらに方角が正確になるように引き伸ばすため、中心点から遠方になるほど大きく引き伸ばされて歪みが大きくなります。 そのため、正距方位図法で世界全体を描くと、中心点から見て地球の裏側に位置する場所が極端に引き伸ばされます。 たとえば、北極点を中心とした正距方位図法の世界地図(下の世界地図を参照)では、地球の裏側にあたる南極大陸は引き伸ばされて地球を囲うような形状になってしまっています。 このような特性があるため、通常は地球の半分(半球、中心点からの距離20,000km以内)以内の範囲を描きます。 正距方位図法は主に正確な距離や方位が必要な場合に使われます。 たとえば、航空機の飛行経路を決めるためには、出発地から見て目的地がどちらの方角にあたるかを正確に知る必要があります。 航空機は地球上の二地点間を最短距離で飛行するため、正距方位図法地図上に航路を描くと二地点間を結ぶ直線になります(大圏航路)。 このため、特定の都市からの航空路線を描く際に正距方位図法が使われることがあります。 他には、遠距離で二点間通信を行う際にアンテナを向ける方向を知るにも役立ちます。 正確な距離が必要な例としては、軍事用ミサイルの射程範囲を知るために正距方位図法の地図が使われます。 次の地図は、北朝鮮のミサイルの射程範囲を示しています。 ミサイルは最短距離(大圏航路)で飛行するため、北朝鮮を中心とした正距方位図法の地図を使っています。
正距方位図法の注意点は何ですか。
正距方位図法の注意点は、距離と方角が正確なのはあくまで中心点だけであり、中心点以外の地点間の距離や方位は不正確であるという点です。
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地理
正距方位図法は、地図上のどの地点においても中心点からの距離と方角が正確である地図投影法です。 地図上のどの地点においても中心点からの距離が正確であるため、正距図法に分類されます。 距離と方角が正確なのはあくまで中心点だけであり、中心点以外の地点間の距離や方位は不正確である点に注意して下さい。 正距方位図法では、特定の地点を地図の中心に置き、その地点からの距離と方角が正確になるように描きます。 そのため、正距方位図法では距離や方角を正確に知りたい地点ごとに別々に地図を作成する必要があります。 正距方位図法では、3次元の球体である地球を平面上に投影し、さらに方角が正確になるように引き伸ばすため、中心点から遠方になるほど大きく引き伸ばされて歪みが大きくなります。 そのため、正距方位図法で世界全体を描くと、中心点から見て地球の裏側に位置する場所が極端に引き伸ばされます。 たとえば、北極点を中心とした正距方位図法の世界地図(下の世界地図を参照)では、地球の裏側にあたる南極大陸は引き伸ばされて地球を囲うような形状になってしまっています。 このような特性があるため、通常は地球の半分(半球、中心点からの距離20,000km以内)以内の範囲を描きます。 正距方位図法は主に正確な距離や方位が必要な場合に使われます。 たとえば、航空機の飛行経路を決めるためには、出発地から見て目的地がどちらの方角にあたるかを正確に知る必要があります。 航空機は地球上の二地点間を最短距離で飛行するため、正距方位図法地図上に航路を描くと二地点間を結ぶ直線になります(大圏航路)。 このため、特定の都市からの航空路線を描く際に正距方位図法が使われることがあります。 他には、遠距離で二点間通信を行う際にアンテナを向ける方向を知るにも役立ちます。 正確な距離が必要な例としては、軍事用ミサイルの射程範囲を知るために正距方位図法の地図が使われます。 次の地図は、北朝鮮のミサイルの射程範囲を示しています。 ミサイルは最短距離(大圏航路)で飛行するため、北朝鮮を中心とした正距方位図法の地図を使っています。
正距方位図法の世界地図では通常は地球の半分以内の範囲を描きますが、それはなぜですか。
理由は、正距方位図法では、3次元の球体である地球を平面上に投影し、さらに方角が正確になるように引き伸ばすため、中心点から遠方になるほど大きく引き伸ばされて歪みが大きくなるからです。
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地理
正距方位図法は、地図上のどの地点においても中心点からの距離と方角が正確である地図投影法です。 地図上のどの地点においても中心点からの距離が正確であるため、正距図法に分類されます。 距離と方角が正確なのはあくまで中心点だけであり、中心点以外の地点間の距離や方位は不正確である点に注意して下さい。 正距方位図法では、特定の地点を地図の中心に置き、その地点からの距離と方角が正確になるように描きます。 そのため、正距方位図法では距離や方角を正確に知りたい地点ごとに別々に地図を作成する必要があります。 正距方位図法では、3次元の球体である地球を平面上に投影し、さらに方角が正確になるように引き伸ばすため、中心点から遠方になるほど大きく引き伸ばされて歪みが大きくなります。 そのため、正距方位図法で世界全体を描くと、中心点から見て地球の裏側に位置する場所が極端に引き伸ばされます。 たとえば、北極点を中心とした正距方位図法の世界地図(下の世界地図を参照)では、地球の裏側にあたる南極大陸は引き伸ばされて地球を囲うような形状になってしまっています。 このような特性があるため、通常は地球の半分(半球、中心点からの距離20,000km以内)以内の範囲を描きます。 正距方位図法は主に正確な距離や方位が必要な場合に使われます。 たとえば、航空機の飛行経路を決めるためには、出発地から見て目的地がどちらの方角にあたるかを正確に知る必要があります。 航空機は地球上の二地点間を最短距離で飛行するため、正距方位図法地図上に航路を描くと二地点間を結ぶ直線になります(大圏航路)。 このため、特定の都市からの航空路線を描く際に正距方位図法が使われることがあります。 他には、遠距離で二点間通信を行う際にアンテナを向ける方向を知るにも役立ちます。 正確な距離が必要な例としては、軍事用ミサイルの射程範囲を知るために正距方位図法の地図が使われます。 次の地図は、北朝鮮のミサイルの射程範囲を示しています。 ミサイルは最短距離(大圏航路)で飛行するため、北朝鮮を中心とした正距方位図法の地図を使っています。
正距方位図法はどのような場合に使われますか。
正距方位図法は、正確な距離や方位が必要な場合に使われます。
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地理
羊は牛と比べると乾燥に強く暑さに弱いため、温暖湿潤な地域で肉牛が飼育され、乾燥した地域で羊が飼育される傾向があります。 たとえば、オーストラリア内陸部では低温な南東部では肉牛と羊を一緒に飼育しているのに対し、高温な北東部では肉牛単独で飼育しています。 ニュージーランドでは、降水量が少ない南島の南東部で羊の飼育が盛んです(南アルプス山脈があるため偏西風の雨陰になるため)。 一方で酪農は降水量が多い北島では伝統的に盛んでしたが、近年では灌漑設備の導入により南島でも乳牛の飼育が増えています。 アルゼンチン中部のパンパでは、海に近く降水量が多い東部の湿潤パンパ(ブエノスアイレス州周辺)では肉牛の飼育が盛んであるのに対し、アンデス山脈に近い西部の乾燥パンパでは羊の飼育が盛んです。 乾燥冷涼なアルゼンチン南部のパタゴニアでも羊の飼育が盛んです。 羊とヤギはどちらも乾燥した地域に適応した家畜であり、ユーラシア大陸の遊牧民に飼育される家畜であるという共通点があります。 羊は新大陸(南北アメリカ大陸、オーストラリア)の乾燥した地域にて 企業的牧畜により大規模な飼育が行われています。 一方、ヤギは少ないエサで乳や肉が得られるためアジアやアフリカの小規模な農家にとって重要な家畜であり、アジアやアフリカの発展途上国の小規模農家に飼育されています。 また、ヤギは急傾斜地に適応した動物であり、エサとなる草を好き嫌いせずに食べるという特徴があります。 そのため、山岳地帯や離島でも飼育され、急傾斜地の除草などにも使われています。 水牛(スイギュウ)は牛(ウシ)と同じウシ科の動物です。 よく似た名前ですが別の生物です。 水牛は高温多湿の環境に適応しており、水辺の湿地帯に適応しています。 水牛はインド~東南アジアの熱帯・亜熱帯の地域で飼育されているのに対し、牛はそれ以外の乾燥帯~温帯~亜寒帯(冷帯)の地域で飼育されています。 牛(ウシ)とヤクは同じウシ科ウシ属の動物でよく似た名前ですが別の生物です。 牛は温帯を中心に乾燥帯から亜寒帯(冷帯)にかけて世界中で飼育されているのに対し、ヤクはヒマラヤ山脈周辺~中国西部の標高が高い地域で飼育されています。 牛は元々の生息地(ユーラシア大陸の乾燥帯~温帯~亜寒帯地域)以外の世界中で家畜として飼育されていますが、ヤクはヒマラヤ山脈周辺でのみ飼育されています。 同様に山岳地帯である南米のアンデス山脈では、アンデス山脈固有の家畜であるリャマやアルパカが飼育されており、ヤクは飼育されていません。 平地で飼育される牛は元の生息地から世界中に家畜として広がったのに対し、標高が高い山岳地帯ではそれぞれの地域固有の家畜が分布しており、今も地域固有の家畜が残っています。
羊と牛では、どちらが乾燥に強いですか。
乾燥に強いのは、羊です。アンデス山脈に近い西部の乾燥パンパや乾燥冷涼なアルゼンチン南部のパタゴニアでは、羊の飼育が盛んです。
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地理
羊は牛と比べると乾燥に強く暑さに弱いため、温暖湿潤な地域で肉牛が飼育され、乾燥した地域で羊が飼育される傾向があります。 たとえば、オーストラリア内陸部では低温な南東部では肉牛と羊を一緒に飼育しているのに対し、高温な北東部では肉牛単独で飼育しています。 ニュージーランドでは、降水量が少ない南島の南東部で羊の飼育が盛んです(南アルプス山脈があるため偏西風の雨陰になるため)。 一方で酪農は降水量が多い北島では伝統的に盛んでしたが、近年では灌漑設備の導入により南島でも乳牛の飼育が増えています。 アルゼンチン中部のパンパでは、海に近く降水量が多い東部の湿潤パンパ(ブエノスアイレス州周辺)では肉牛の飼育が盛んであるのに対し、アンデス山脈に近い西部の乾燥パンパでは羊の飼育が盛んです。 乾燥冷涼なアルゼンチン南部のパタゴニアでも羊の飼育が盛んです。 羊とヤギはどちらも乾燥した地域に適応した家畜であり、ユーラシア大陸の遊牧民に飼育される家畜であるという共通点があります。 羊は新大陸(南北アメリカ大陸、オーストラリア)の乾燥した地域にて 企業的牧畜により大規模な飼育が行われています。 一方、ヤギは少ないエサで乳や肉が得られるためアジアやアフリカの小規模な農家にとって重要な家畜であり、アジアやアフリカの発展途上国の小規模農家に飼育されています。 また、ヤギは急傾斜地に適応した動物であり、エサとなる草を好き嫌いせずに食べるという特徴があります。 そのため、山岳地帯や離島でも飼育され、急傾斜地の除草などにも使われています。 水牛(スイギュウ)は牛(ウシ)と同じウシ科の動物です。 よく似た名前ですが別の生物です。 水牛は高温多湿の環境に適応しており、水辺の湿地帯に適応しています。 水牛はインド~東南アジアの熱帯・亜熱帯の地域で飼育されているのに対し、牛はそれ以外の乾燥帯~温帯~亜寒帯(冷帯)の地域で飼育されています。 牛(ウシ)とヤクは同じウシ科ウシ属の動物でよく似た名前ですが別の生物です。 牛は温帯を中心に乾燥帯から亜寒帯(冷帯)にかけて世界中で飼育されているのに対し、ヤクはヒマラヤ山脈周辺~中国西部の標高が高い地域で飼育されています。 牛は元々の生息地(ユーラシア大陸の乾燥帯~温帯~亜寒帯地域)以外の世界中で家畜として飼育されていますが、ヤクはヒマラヤ山脈周辺でのみ飼育されています。 同様に山岳地帯である南米のアンデス山脈では、アンデス山脈固有の家畜であるリャマやアルパカが飼育されており、ヤクは飼育されていません。 平地で飼育される牛は元の生息地から世界中に家畜として広がったのに対し、標高が高い山岳地帯ではそれぞれの地域固有の家畜が分布しており、今も地域固有の家畜が残っています。
ヤギはなぜアジアやアフリカの発展途上国の小規模農家で飼育されていますか。
理由は、ヤギは少ないエサで乳や肉が得られるので、アジアやアフリカの小規模な農家にとって重要な家畜だからです。
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地理
羊は牛と比べると乾燥に強く暑さに弱いため、温暖湿潤な地域で肉牛が飼育され、乾燥した地域で羊が飼育される傾向があります。 たとえば、オーストラリア内陸部では低温な南東部では肉牛と羊を一緒に飼育しているのに対し、高温な北東部では肉牛単独で飼育しています。 ニュージーランドでは、降水量が少ない南島の南東部で羊の飼育が盛んです(南アルプス山脈があるため偏西風の雨陰になるため)。 一方で酪農は降水量が多い北島では伝統的に盛んでしたが、近年では灌漑設備の導入により南島でも乳牛の飼育が増えています。 アルゼンチン中部のパンパでは、海に近く降水量が多い東部の湿潤パンパ(ブエノスアイレス州周辺)では肉牛の飼育が盛んであるのに対し、アンデス山脈に近い西部の乾燥パンパでは羊の飼育が盛んです。 乾燥冷涼なアルゼンチン南部のパタゴニアでも羊の飼育が盛んです。 羊とヤギはどちらも乾燥した地域に適応した家畜であり、ユーラシア大陸の遊牧民に飼育される家畜であるという共通点があります。 羊は新大陸(南北アメリカ大陸、オーストラリア)の乾燥した地域にて 企業的牧畜により大規模な飼育が行われています。 一方、ヤギは少ないエサで乳や肉が得られるためアジアやアフリカの小規模な農家にとって重要な家畜であり、アジアやアフリカの発展途上国の小規模農家に飼育されています。 また、ヤギは急傾斜地に適応した動物であり、エサとなる草を好き嫌いせずに食べるという特徴があります。 そのため、山岳地帯や離島でも飼育され、急傾斜地の除草などにも使われています。 水牛(スイギュウ)は牛(ウシ)と同じウシ科の動物です。 よく似た名前ですが別の生物です。 水牛は高温多湿の環境に適応しており、水辺の湿地帯に適応しています。 水牛はインド~東南アジアの熱帯・亜熱帯の地域で飼育されているのに対し、牛はそれ以外の乾燥帯~温帯~亜寒帯(冷帯)の地域で飼育されています。 牛(ウシ)とヤクは同じウシ科ウシ属の動物でよく似た名前ですが別の生物です。 牛は温帯を中心に乾燥帯から亜寒帯(冷帯)にかけて世界中で飼育されているのに対し、ヤクはヒマラヤ山脈周辺~中国西部の標高が高い地域で飼育されています。 牛は元々の生息地(ユーラシア大陸の乾燥帯~温帯~亜寒帯地域)以外の世界中で家畜として飼育されていますが、ヤクはヒマラヤ山脈周辺でのみ飼育されています。 同様に山岳地帯である南米のアンデス山脈では、アンデス山脈固有の家畜であるリャマやアルパカが飼育されており、ヤクは飼育されていません。 平地で飼育される牛は元の生息地から世界中に家畜として広がったのに対し、標高が高い山岳地帯ではそれぞれの地域固有の家畜が分布しており、今も地域固有の家畜が残っています。
水牛と牛の飼育地域の違いは何ですか。
水牛と牛の飼育地域の違いは、水牛はインド~東南アジアの熱帯・亜熱帯の地域で飼育されており、牛はそれ以外の乾燥帯~温帯~亜寒帯(冷帯)の地域で飼育されているとい点です。
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地理
羊は牛と比べると乾燥に強く暑さに弱いため、温暖湿潤な地域で肉牛が飼育され、乾燥した地域で羊が飼育される傾向があります。 たとえば、オーストラリア内陸部では低温な南東部では肉牛と羊を一緒に飼育しているのに対し、高温な北東部では肉牛単独で飼育しています。 ニュージーランドでは、降水量が少ない南島の南東部で羊の飼育が盛んです(南アルプス山脈があるため偏西風の雨陰になるため)。 一方で酪農は降水量が多い北島では伝統的に盛んでしたが、近年では灌漑設備の導入により南島でも乳牛の飼育が増えています。 アルゼンチン中部のパンパでは、海に近く降水量が多い東部の湿潤パンパ(ブエノスアイレス州周辺)では肉牛の飼育が盛んであるのに対し、アンデス山脈に近い西部の乾燥パンパでは羊の飼育が盛んです。 乾燥冷涼なアルゼンチン南部のパタゴニアでも羊の飼育が盛んです。 羊とヤギはどちらも乾燥した地域に適応した家畜であり、ユーラシア大陸の遊牧民に飼育される家畜であるという共通点があります。 羊は新大陸(南北アメリカ大陸、オーストラリア)の乾燥した地域にて 企業的牧畜により大規模な飼育が行われています。 一方、ヤギは少ないエサで乳や肉が得られるためアジアやアフリカの小規模な農家にとって重要な家畜であり、アジアやアフリカの発展途上国の小規模農家に飼育されています。 また、ヤギは急傾斜地に適応した動物であり、エサとなる草を好き嫌いせずに食べるという特徴があります。 そのため、山岳地帯や離島でも飼育され、急傾斜地の除草などにも使われています。 水牛(スイギュウ)は牛(ウシ)と同じウシ科の動物です。 よく似た名前ですが別の生物です。 水牛は高温多湿の環境に適応しており、水辺の湿地帯に適応しています。 水牛はインド~東南アジアの熱帯・亜熱帯の地域で飼育されているのに対し、牛はそれ以外の乾燥帯~温帯~亜寒帯(冷帯)の地域で飼育されています。 牛(ウシ)とヤクは同じウシ科ウシ属の動物でよく似た名前ですが別の生物です。 牛は温帯を中心に乾燥帯から亜寒帯(冷帯)にかけて世界中で飼育されているのに対し、ヤクはヒマラヤ山脈周辺~中国西部の標高が高い地域で飼育されています。 牛は元々の生息地(ユーラシア大陸の乾燥帯~温帯~亜寒帯地域)以外の世界中で家畜として飼育されていますが、ヤクはヒマラヤ山脈周辺でのみ飼育されています。 同様に山岳地帯である南米のアンデス山脈では、アンデス山脈固有の家畜であるリャマやアルパカが飼育されており、ヤクは飼育されていません。 平地で飼育される牛は元の生息地から世界中に家畜として広がったのに対し、標高が高い山岳地帯ではそれぞれの地域固有の家畜が分布しており、今も地域固有の家畜が残っています。
牛とヤクは何科の動物ですか。
牛とヤクは、ウシ科ウシ属の動物です。
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地理
羊は牛と比べると乾燥に強く暑さに弱いため、温暖湿潤な地域で肉牛が飼育され、乾燥した地域で羊が飼育される傾向があります。 たとえば、オーストラリア内陸部では低温な南東部では肉牛と羊を一緒に飼育しているのに対し、高温な北東部では肉牛単独で飼育しています。 ニュージーランドでは、降水量が少ない南島の南東部で羊の飼育が盛んです(南アルプス山脈があるため偏西風の雨陰になるため)。 一方で酪農は降水量が多い北島では伝統的に盛んでしたが、近年では灌漑設備の導入により南島でも乳牛の飼育が増えています。 アルゼンチン中部のパンパでは、海に近く降水量が多い東部の湿潤パンパ(ブエノスアイレス州周辺)では肉牛の飼育が盛んであるのに対し、アンデス山脈に近い西部の乾燥パンパでは羊の飼育が盛んです。 乾燥冷涼なアルゼンチン南部のパタゴニアでも羊の飼育が盛んです。 羊とヤギはどちらも乾燥した地域に適応した家畜であり、ユーラシア大陸の遊牧民に飼育される家畜であるという共通点があります。 羊は新大陸(南北アメリカ大陸、オーストラリア)の乾燥した地域にて 企業的牧畜により大規模な飼育が行われています。 一方、ヤギは少ないエサで乳や肉が得られるためアジアやアフリカの小規模な農家にとって重要な家畜であり、アジアやアフリカの発展途上国の小規模農家に飼育されています。 また、ヤギは急傾斜地に適応した動物であり、エサとなる草を好き嫌いせずに食べるという特徴があります。 そのため、山岳地帯や離島でも飼育され、急傾斜地の除草などにも使われています。 水牛(スイギュウ)は牛(ウシ)と同じウシ科の動物です。 よく似た名前ですが別の生物です。 水牛は高温多湿の環境に適応しており、水辺の湿地帯に適応しています。 水牛はインド~東南アジアの熱帯・亜熱帯の地域で飼育されているのに対し、牛はそれ以外の乾燥帯~温帯~亜寒帯(冷帯)の地域で飼育されています。 牛(ウシ)とヤクは同じウシ科ウシ属の動物でよく似た名前ですが別の生物です。 牛は温帯を中心に乾燥帯から亜寒帯(冷帯)にかけて世界中で飼育されているのに対し、ヤクはヒマラヤ山脈周辺~中国西部の標高が高い地域で飼育されています。 牛は元々の生息地(ユーラシア大陸の乾燥帯~温帯~亜寒帯地域)以外の世界中で家畜として飼育されていますが、ヤクはヒマラヤ山脈周辺でのみ飼育されています。 同様に山岳地帯である南米のアンデス山脈では、アンデス山脈固有の家畜であるリャマやアルパカが飼育されており、ヤクは飼育されていません。 平地で飼育される牛は元の生息地から世界中に家畜として広がったのに対し、標高が高い山岳地帯ではそれぞれの地域固有の家畜が分布しており、今も地域固有の家畜が残っています。
山岳地帯である南米のアンデス山脈で飼われている家畜は何ですか。
南米のアンデス山脈で飼われている家畜は、リャマやアルパカです。
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地理
降水量が少ない乾燥帯で例外的に安定した水源が得られる場所をオアシスといいます。 乾燥帯では飲み水や農業用水として使える水の確保が重要であり、オアシスを起点として集落が形成された歴史があります。 オアシスの集落では砂漠の中で例外的に農業が営まれ、小麦などの穀物やナツメヤシ、ブドウなどの乾燥に強い果樹が栽培されてきました(オアシス農業)。 オアシスは水源の違いなどによっていくつかの種類に分類されます。 泉性(せんせい)オアシスとは、地表や地下の浅い所に存在する水を水源とするオアシスです。 井戸を掘って砂漠の地下にたまった地下水(自由地下水や被圧地下水)の帯水層の水を利用します。 自由地下水は自噴して地表に出てくることはありませんが、塩分濃度が低いので井戸を掘れば真水として利用できます。 被圧地下水は圧力がかかっているので崖などで上に乗っかっている不透水層に隙間があるとそこから自噴して地表に出てきます。 しかし、被圧地下水は地下で砂岩の隙間を移動する過程で塩類を溶かしこむため塩分濃度が高く、そのまま飲み水や農業用水として利用するのは難しい場合が多いです。 山麓オアシスとは、砂漠の周辺の高山の降水を利用したオアシスです。 砂漠の外縁部に標高が高い山脈が存在する場合、高山では地形性降雨による降水があります。 高山で降った水が麓の砂漠に流れていくと、谷口の扇状地で地下にもぐって伏流水となり、そのまま砂漠の地下に地下水として貯まります。 砂漠の外縁部(=山脈の麓)ではこのような地下水を利用したオアシスが発達しました。 タクラマカン砂漠が広がるタリム盆地(中国西部)は周囲を山脈に囲まれています(北:天山(テンシャン)山脈、南:崑崙(クンルン)山脈、南西:カラコルム山脈)。 そのため、タリム盆地の外縁部は山脈の麓を線で結んだようにオアシス都市が分布しています。 東西の交易路であるシルクロードを移動する商人のキャラバン(隊商)は、補給拠点であるこれらのオアシス都市を結ぶように東西を移動しました。 このようなタクラマカン砂漠外縁部を通って東西を結ぶ隊商路をオアシスの道とよびます。 山麓オアシスの例としては、タクラマカン砂漠西端部のカシュガルや東端部の敦煌(とんこう)、天山(テンシャン)山脈の山麓に位置するタラズ(カザフスタン南部)などがあります。 山麓オアシスでは高山の降水を水資源として利用できますが、直接水が手に入るのは谷口の扇状地周辺に限られます。 乾燥した地域では地上に用水路を作って水を流してもすぐに蒸発してしまうため、水源から地下水路を掘って水を手に入れます。 このような地下水路の長さは数kmからものによっては数十kmにもおよびます。 地下水路には各地で固有の名前がつけられ、イランではカナート、アフガニスタンではカレーズ、北アフリカではフォガラ、中国ではカンアルチン(坎児井)とよばれています。
オアシス農業で栽培されるものは何がありますか。
オアシス農業では、小麦などの穀物やナツメヤシ、ブドウなどの乾燥に強い果樹が栽培されます。
JCRRAG_007746
地理
降水量が少ない乾燥帯で例外的に安定した水源が得られる場所をオアシスといいます。 乾燥帯では飲み水や農業用水として使える水の確保が重要であり、オアシスを起点として集落が形成された歴史があります。 オアシスの集落では砂漠の中で例外的に農業が営まれ、小麦などの穀物やナツメヤシ、ブドウなどの乾燥に強い果樹が栽培されてきました(オアシス農業)。 オアシスは水源の違いなどによっていくつかの種類に分類されます。 泉性(せんせい)オアシスとは、地表や地下の浅い所に存在する水を水源とするオアシスです。 井戸を掘って砂漠の地下にたまった地下水(自由地下水や被圧地下水)の帯水層の水を利用します。 自由地下水は自噴して地表に出てくることはありませんが、塩分濃度が低いので井戸を掘れば真水として利用できます。 被圧地下水は圧力がかかっているので崖などで上に乗っかっている不透水層に隙間があるとそこから自噴して地表に出てきます。 しかし、被圧地下水は地下で砂岩の隙間を移動する過程で塩類を溶かしこむため塩分濃度が高く、そのまま飲み水や農業用水として利用するのは難しい場合が多いです。 山麓オアシスとは、砂漠の周辺の高山の降水を利用したオアシスです。 砂漠の外縁部に標高が高い山脈が存在する場合、高山では地形性降雨による降水があります。 高山で降った水が麓の砂漠に流れていくと、谷口の扇状地で地下にもぐって伏流水となり、そのまま砂漠の地下に地下水として貯まります。 砂漠の外縁部(=山脈の麓)ではこのような地下水を利用したオアシスが発達しました。 タクラマカン砂漠が広がるタリム盆地(中国西部)は周囲を山脈に囲まれています(北:天山(テンシャン)山脈、南:崑崙(クンルン)山脈、南西:カラコルム山脈)。 そのため、タリム盆地の外縁部は山脈の麓を線で結んだようにオアシス都市が分布しています。 東西の交易路であるシルクロードを移動する商人のキャラバン(隊商)は、補給拠点であるこれらのオアシス都市を結ぶように東西を移動しました。 このようなタクラマカン砂漠外縁部を通って東西を結ぶ隊商路をオアシスの道とよびます。 山麓オアシスの例としては、タクラマカン砂漠西端部のカシュガルや東端部の敦煌(とんこう)、天山(テンシャン)山脈の山麓に位置するタラズ(カザフスタン南部)などがあります。 山麓オアシスでは高山の降水を水資源として利用できますが、直接水が手に入るのは谷口の扇状地周辺に限られます。 乾燥した地域では地上に用水路を作って水を流してもすぐに蒸発してしまうため、水源から地下水路を掘って水を手に入れます。 このような地下水路の長さは数kmからものによっては数十kmにもおよびます。 地下水路には各地で固有の名前がつけられ、イランではカナート、アフガニスタンではカレーズ、北アフリカではフォガラ、中国ではカンアルチン(坎児井)とよばれています。
タクラマカン砂漠西端部のカシュガルは、何というオアシスですか。
タクラマカン砂漠西端部のカシュガルは、山麓オアシスです。これは砂漠の周辺の高山の降水を利用したオアシスです。
JCRRAG_007747
地理
年間通して決まった方向に吹く風を恒常風(こうじょうふう)といいます。 恒常風は大気の大循環によって引きおこされます。 恒常風は大気の循環によって地表を南北に吹く風ですが、真北から真南(やその逆)に吹くのではなく、東西に曲がりながら吹きます。 地表では高気圧から低気圧に向かって風が吹きます(上空では低気圧から高気圧に向かって風が吹きます)。 しかし、風は高気圧から低気圧に向かってまっすぐ吹くのではなく、地球の自転の影響をうけて曲がります。 南北に吹く風が曲がる方向は、地球の自転と南北の温度差によって決まります。 地球の自転が風の方向を曲げる力を転向力(コリオリの力)といいます。 具体的にはたらく力については、以下で説明します。 亜熱帯高圧帯から赤道に向けて吹く風を貿易風といいます。 貿易風はその名の通り、蒸気船登場前の風で動く帆船の時代にインド洋の交易に使われていました。 赤道付近の熱帯収束帯から亜熱帯高圧帯(中緯度高圧帯)にかけては南北の温度差が少ないため、貿易風は地球の自転の影響を大きくうけます。 南北の温度差が少ない理由は、北回帰線と南回帰線の間であり、季節によっては太陽が自分の真上に来る場所だからです。 地球は西から東に自転するため、地球上にいると見かけ上は太陽が東から西に動くように見えます。 地表の空気も単にその場に留まっているだけで、東から西に風が移動しているように見えます(=東から西に風が吹くように感じます)。 このため、亜熱帯高圧帯から赤道に吹く貿易風には西向きに力がはたらきます。 北半球では北東から南西に風が吹くため北東貿易風といい、南半球では南東から北西に向かって風が吹くため南東貿易風といいます。 貿易風は太平洋東部のように開けた海洋では一年中一定方向に吹きますが、陸地が近いインド洋北部や太平洋西部では季節風(モンスーン)によって乱されます。 インド洋では季節風の影響で(恒常風に分類されるが局所的に)季節変動があるため、船の往路と復路を別の季節にすることで帆船での航海に利用していました。 亜熱帯高圧帯(中緯度高圧帯)から亜寒帯低圧帯(高緯度低圧帯)にかけて吹く風を偏西風といいます。 偏西風はその名の通り、西から東に向けて吹く風です。 中緯度の亜熱帯高圧帯から高緯度の亜寒帯低圧帯にかけては、南北の温度差と地球の自転の両方の影響をうけます。 緯度30°から60°にかけての地表では、北向きに空気が移動しようとします。 暖かい空気をもち気圧の高い亜熱帯高圧帯から、冷たい空気をもった気圧の低い亜寒帯低圧帯に向かって流れるためです。 この際、北向きの風は東向きに曲がります。 東向きに曲がる理由は、緯度による地球の自転速度の違いにあります。 地球は西から東に自転し、赤道でも北極・南極でも一日で一周しますが、一周の距離は赤道では4万キロメートルに対し、北極や南極では0に近い距離になります。 その結果、赤道付近は地表の回転速度が速く、高緯度地域では地表の回転速度が遅くなります。 亜熱帯高圧帯から北向きに吹く偏西風は、地表の回転速度がより遅い高緯度地域に向けて吹くため、見かけ上地表より速い速度で西から東に移動(=回転)しているようにみえます。 このため、偏西風は北半球では南西から北東に向けて吹くようにみえ、南半球では北西から南東に向けて吹くようにみえます。 ここで、真南から真北に吹く風は、その緯度の地球の自転速度と同じ速度で東に動いていることに注意してください。 北半球では、真南から真北に吹く風は、実際には緯度が高くなるに従って地球の自転速度に合わせて徐々に風速が遅くなっています。 地球の自転速度よりも早いと東に流され、自転速度よりも遅いと西に流されます。 山脈に遮られる陸地よりも遮るものがない海洋のほうが偏西風は強くなります。 このため、偏西風の影響は大陸西岸(西ヨーロッパ、アメリカ西海岸など)で強くなります。 たとえば西ヨーロッパ(ユーラシア大陸西岸)は、偏西風と暖流の北大西洋海流の影響で高緯度にも関わらず温暖な気候です。 南半球では、風を遮る陸地がない南緯40以南に偏西風が吹くため非常に強い風になります。 この緯度帯には「吠える40度」など緯度ごとに俗称がつけられています。 蒸気船登場前の帆船時代には、南緯40°付近の偏西風を利用してヨーロッパと東南アジア・オセアニア間の交易に利用され、クリッパールートとよばれています。 偏西風は上空ほど風が強く上空11 km付近の対流圏界面で最大になり、ジェット気流とよばれます。 ジェット気流は強い東風のため、西から東に向かう航空機はジェット気流を利用して燃料と時間を節約することができます。 反対に東から西に向かう場合は、ジェット気流を回避するようなルートをとります。 ジェット気流は季節変動があるため、季節によって航空機の所要時間が変わることも多いです。 たとえば、2021年1月の日本航空の時刻表では、東京(成田)からホノルルはジェット気流が追い風になり6時間40分で到着するのに対し、ジェット気流に逆らうホノルルから東京へは9時間30分から10時間を要しています。 北極や南極の極高圧帯から亜寒帯低圧帯(高緯度低圧帯)に向けて吹く風を極偏東風といいます。 極偏東風は、地表の回転速度がより速い低緯度地域に向けて吹くため、見かけ上地表より遅い速度で西から東に移動(=回転)しているようにみえます。 このため、北半球では極偏東風は北東から南西に向けて吹くようにみえ、南半球では南東から北西に向けて吹くようにみえます。
コリオリの力とは、何ですか。
コリオリの力とは、地球の自転が風の方向を曲げる力のことです。
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地理
年間通して決まった方向に吹く風を恒常風(こうじょうふう)といいます。 恒常風は大気の大循環によって引きおこされます。 恒常風は大気の循環によって地表を南北に吹く風ですが、真北から真南(やその逆)に吹くのではなく、東西に曲がりながら吹きます。 地表では高気圧から低気圧に向かって風が吹きます(上空では低気圧から高気圧に向かって風が吹きます)。 しかし、風は高気圧から低気圧に向かってまっすぐ吹くのではなく、地球の自転の影響をうけて曲がります。 南北に吹く風が曲がる方向は、地球の自転と南北の温度差によって決まります。 地球の自転が風の方向を曲げる力を転向力(コリオリの力)といいます。 具体的にはたらく力については、以下で説明します。 亜熱帯高圧帯から赤道に向けて吹く風を貿易風といいます。 貿易風はその名の通り、蒸気船登場前の風で動く帆船の時代にインド洋の交易に使われていました。 赤道付近の熱帯収束帯から亜熱帯高圧帯(中緯度高圧帯)にかけては南北の温度差が少ないため、貿易風は地球の自転の影響を大きくうけます。 南北の温度差が少ない理由は、北回帰線と南回帰線の間であり、季節によっては太陽が自分の真上に来る場所だからです。 地球は西から東に自転するため、地球上にいると見かけ上は太陽が東から西に動くように見えます。 地表の空気も単にその場に留まっているだけで、東から西に風が移動しているように見えます(=東から西に風が吹くように感じます)。 このため、亜熱帯高圧帯から赤道に吹く貿易風には西向きに力がはたらきます。 北半球では北東から南西に風が吹くため北東貿易風といい、南半球では南東から北西に向かって風が吹くため南東貿易風といいます。 貿易風は太平洋東部のように開けた海洋では一年中一定方向に吹きますが、陸地が近いインド洋北部や太平洋西部では季節風(モンスーン)によって乱されます。 インド洋では季節風の影響で(恒常風に分類されるが局所的に)季節変動があるため、船の往路と復路を別の季節にすることで帆船での航海に利用していました。 亜熱帯高圧帯(中緯度高圧帯)から亜寒帯低圧帯(高緯度低圧帯)にかけて吹く風を偏西風といいます。 偏西風はその名の通り、西から東に向けて吹く風です。 中緯度の亜熱帯高圧帯から高緯度の亜寒帯低圧帯にかけては、南北の温度差と地球の自転の両方の影響をうけます。 緯度30°から60°にかけての地表では、北向きに空気が移動しようとします。 暖かい空気をもち気圧の高い亜熱帯高圧帯から、冷たい空気をもった気圧の低い亜寒帯低圧帯に向かって流れるためです。 この際、北向きの風は東向きに曲がります。 東向きに曲がる理由は、緯度による地球の自転速度の違いにあります。 地球は西から東に自転し、赤道でも北極・南極でも一日で一周しますが、一周の距離は赤道では4万キロメートルに対し、北極や南極では0に近い距離になります。 その結果、赤道付近は地表の回転速度が速く、高緯度地域では地表の回転速度が遅くなります。 亜熱帯高圧帯から北向きに吹く偏西風は、地表の回転速度がより遅い高緯度地域に向けて吹くため、見かけ上地表より速い速度で西から東に移動(=回転)しているようにみえます。 このため、偏西風は北半球では南西から北東に向けて吹くようにみえ、南半球では北西から南東に向けて吹くようにみえます。 ここで、真南から真北に吹く風は、その緯度の地球の自転速度と同じ速度で東に動いていることに注意してください。 北半球では、真南から真北に吹く風は、実際には緯度が高くなるに従って地球の自転速度に合わせて徐々に風速が遅くなっています。 地球の自転速度よりも早いと東に流され、自転速度よりも遅いと西に流されます。 山脈に遮られる陸地よりも遮るものがない海洋のほうが偏西風は強くなります。 このため、偏西風の影響は大陸西岸(西ヨーロッパ、アメリカ西海岸など)で強くなります。 たとえば西ヨーロッパ(ユーラシア大陸西岸)は、偏西風と暖流の北大西洋海流の影響で高緯度にも関わらず温暖な気候です。 南半球では、風を遮る陸地がない南緯40以南に偏西風が吹くため非常に強い風になります。 この緯度帯には「吠える40度」など緯度ごとに俗称がつけられています。 蒸気船登場前の帆船時代には、南緯40°付近の偏西風を利用してヨーロッパと東南アジア・オセアニア間の交易に利用され、クリッパールートとよばれています。 偏西風は上空ほど風が強く上空11 km付近の対流圏界面で最大になり、ジェット気流とよばれます。 ジェット気流は強い東風のため、西から東に向かう航空機はジェット気流を利用して燃料と時間を節約することができます。 反対に東から西に向かう場合は、ジェット気流を回避するようなルートをとります。 ジェット気流は季節変動があるため、季節によって航空機の所要時間が変わることも多いです。 たとえば、2021年1月の日本航空の時刻表では、東京(成田)からホノルルはジェット気流が追い風になり6時間40分で到着するのに対し、ジェット気流に逆らうホノルルから東京へは9時間30分から10時間を要しています。 北極や南極の極高圧帯から亜寒帯低圧帯(高緯度低圧帯)に向けて吹く風を極偏東風といいます。 極偏東風は、地表の回転速度がより速い低緯度地域に向けて吹くため、見かけ上地表より遅い速度で西から東に移動(=回転)しているようにみえます。 このため、北半球では極偏東風は北東から南西に向けて吹くようにみえ、南半球では南東から北西に向けて吹くようにみえます。
亜熱帯高圧帯から赤道に吹く貿易風は、どの方向に力がはたらき、その理由は何ですか。
亜熱帯高圧帯から赤道に吹く貿易風には西向きに力が働きます。理由は、地球は西から東に自転するからです。
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地理
年間通して決まった方向に吹く風を恒常風(こうじょうふう)といいます。 恒常風は大気の大循環によって引きおこされます。 恒常風は大気の循環によって地表を南北に吹く風ですが、真北から真南(やその逆)に吹くのではなく、東西に曲がりながら吹きます。 地表では高気圧から低気圧に向かって風が吹きます(上空では低気圧から高気圧に向かって風が吹きます)。 しかし、風は高気圧から低気圧に向かってまっすぐ吹くのではなく、地球の自転の影響をうけて曲がります。 南北に吹く風が曲がる方向は、地球の自転と南北の温度差によって決まります。 地球の自転が風の方向を曲げる力を転向力(コリオリの力)といいます。 具体的にはたらく力については、以下で説明します。 亜熱帯高圧帯から赤道に向けて吹く風を貿易風といいます。 貿易風はその名の通り、蒸気船登場前の風で動く帆船の時代にインド洋の交易に使われていました。 赤道付近の熱帯収束帯から亜熱帯高圧帯(中緯度高圧帯)にかけては南北の温度差が少ないため、貿易風は地球の自転の影響を大きくうけます。 南北の温度差が少ない理由は、北回帰線と南回帰線の間であり、季節によっては太陽が自分の真上に来る場所だからです。 地球は西から東に自転するため、地球上にいると見かけ上は太陽が東から西に動くように見えます。 地表の空気も単にその場に留まっているだけで、東から西に風が移動しているように見えます(=東から西に風が吹くように感じます)。 このため、亜熱帯高圧帯から赤道に吹く貿易風には西向きに力がはたらきます。 北半球では北東から南西に風が吹くため北東貿易風といい、南半球では南東から北西に向かって風が吹くため南東貿易風といいます。 貿易風は太平洋東部のように開けた海洋では一年中一定方向に吹きますが、陸地が近いインド洋北部や太平洋西部では季節風(モンスーン)によって乱されます。 インド洋では季節風の影響で(恒常風に分類されるが局所的に)季節変動があるため、船の往路と復路を別の季節にすることで帆船での航海に利用していました。 亜熱帯高圧帯(中緯度高圧帯)から亜寒帯低圧帯(高緯度低圧帯)にかけて吹く風を偏西風といいます。 偏西風はその名の通り、西から東に向けて吹く風です。 中緯度の亜熱帯高圧帯から高緯度の亜寒帯低圧帯にかけては、南北の温度差と地球の自転の両方の影響をうけます。 緯度30°から60°にかけての地表では、北向きに空気が移動しようとします。 暖かい空気をもち気圧の高い亜熱帯高圧帯から、冷たい空気をもった気圧の低い亜寒帯低圧帯に向かって流れるためです。 この際、北向きの風は東向きに曲がります。 東向きに曲がる理由は、緯度による地球の自転速度の違いにあります。 地球は西から東に自転し、赤道でも北極・南極でも一日で一周しますが、一周の距離は赤道では4万キロメートルに対し、北極や南極では0に近い距離になります。 その結果、赤道付近は地表の回転速度が速く、高緯度地域では地表の回転速度が遅くなります。 亜熱帯高圧帯から北向きに吹く偏西風は、地表の回転速度がより遅い高緯度地域に向けて吹くため、見かけ上地表より速い速度で西から東に移動(=回転)しているようにみえます。 このため、偏西風は北半球では南西から北東に向けて吹くようにみえ、南半球では北西から南東に向けて吹くようにみえます。 ここで、真南から真北に吹く風は、その緯度の地球の自転速度と同じ速度で東に動いていることに注意してください。 北半球では、真南から真北に吹く風は、実際には緯度が高くなるに従って地球の自転速度に合わせて徐々に風速が遅くなっています。 地球の自転速度よりも早いと東に流され、自転速度よりも遅いと西に流されます。 山脈に遮られる陸地よりも遮るものがない海洋のほうが偏西風は強くなります。 このため、偏西風の影響は大陸西岸(西ヨーロッパ、アメリカ西海岸など)で強くなります。 たとえば西ヨーロッパ(ユーラシア大陸西岸)は、偏西風と暖流の北大西洋海流の影響で高緯度にも関わらず温暖な気候です。 南半球では、風を遮る陸地がない南緯40以南に偏西風が吹くため非常に強い風になります。 この緯度帯には「吠える40度」など緯度ごとに俗称がつけられています。 蒸気船登場前の帆船時代には、南緯40°付近の偏西風を利用してヨーロッパと東南アジア・オセアニア間の交易に利用され、クリッパールートとよばれています。 偏西風は上空ほど風が強く上空11 km付近の対流圏界面で最大になり、ジェット気流とよばれます。 ジェット気流は強い東風のため、西から東に向かう航空機はジェット気流を利用して燃料と時間を節約することができます。 反対に東から西に向かう場合は、ジェット気流を回避するようなルートをとります。 ジェット気流は季節変動があるため、季節によって航空機の所要時間が変わることも多いです。 たとえば、2021年1月の日本航空の時刻表では、東京(成田)からホノルルはジェット気流が追い風になり6時間40分で到着するのに対し、ジェット気流に逆らうホノルルから東京へは9時間30分から10時間を要しています。 北極や南極の極高圧帯から亜寒帯低圧帯(高緯度低圧帯)に向けて吹く風を極偏東風といいます。 極偏東風は、地表の回転速度がより速い低緯度地域に向けて吹くため、見かけ上地表より遅い速度で西から東に移動(=回転)しているようにみえます。 このため、北半球では極偏東風は北東から南西に向けて吹くようにみえ、南半球では南東から北西に向けて吹くようにみえます。
偏西風の影響が強くなる地域はどこですか。
偏西風の影響が強くなる地域は、西ヨーロッパ(ユーラシア大陸西岸)やアメリカ西海岸、南半球では、風を遮る陸地がない南緯40以南です。
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年間通して決まった方向に吹く風を恒常風(こうじょうふう)といいます。 恒常風は大気の大循環によって引きおこされます。 恒常風は大気の循環によって地表を南北に吹く風ですが、真北から真南(やその逆)に吹くのではなく、東西に曲がりながら吹きます。 地表では高気圧から低気圧に向かって風が吹きます(上空では低気圧から高気圧に向かって風が吹きます)。 しかし、風は高気圧から低気圧に向かってまっすぐ吹くのではなく、地球の自転の影響をうけて曲がります。 南北に吹く風が曲がる方向は、地球の自転と南北の温度差によって決まります。 地球の自転が風の方向を曲げる力を転向力(コリオリの力)といいます。 具体的にはたらく力については、以下で説明します。 亜熱帯高圧帯から赤道に向けて吹く風を貿易風といいます。 貿易風はその名の通り、蒸気船登場前の風で動く帆船の時代にインド洋の交易に使われていました。 赤道付近の熱帯収束帯から亜熱帯高圧帯(中緯度高圧帯)にかけては南北の温度差が少ないため、貿易風は地球の自転の影響を大きくうけます。 南北の温度差が少ない理由は、北回帰線と南回帰線の間であり、季節によっては太陽が自分の真上に来る場所だからです。 地球は西から東に自転するため、地球上にいると見かけ上は太陽が東から西に動くように見えます。 地表の空気も単にその場に留まっているだけで、東から西に風が移動しているように見えます(=東から西に風が吹くように感じます)。 このため、亜熱帯高圧帯から赤道に吹く貿易風には西向きに力がはたらきます。 北半球では北東から南西に風が吹くため北東貿易風といい、南半球では南東から北西に向かって風が吹くため南東貿易風といいます。 貿易風は太平洋東部のように開けた海洋では一年中一定方向に吹きますが、陸地が近いインド洋北部や太平洋西部では季節風(モンスーン)によって乱されます。 インド洋では季節風の影響で(恒常風に分類されるが局所的に)季節変動があるため、船の往路と復路を別の季節にすることで帆船での航海に利用していました。 亜熱帯高圧帯(中緯度高圧帯)から亜寒帯低圧帯(高緯度低圧帯)にかけて吹く風を偏西風といいます。 偏西風はその名の通り、西から東に向けて吹く風です。 中緯度の亜熱帯高圧帯から高緯度の亜寒帯低圧帯にかけては、南北の温度差と地球の自転の両方の影響をうけます。 緯度30°から60°にかけての地表では、北向きに空気が移動しようとします。 暖かい空気をもち気圧の高い亜熱帯高圧帯から、冷たい空気をもった気圧の低い亜寒帯低圧帯に向かって流れるためです。 この際、北向きの風は東向きに曲がります。 東向きに曲がる理由は、緯度による地球の自転速度の違いにあります。 地球は西から東に自転し、赤道でも北極・南極でも一日で一周しますが、一周の距離は赤道では4万キロメートルに対し、北極や南極では0に近い距離になります。 その結果、赤道付近は地表の回転速度が速く、高緯度地域では地表の回転速度が遅くなります。 亜熱帯高圧帯から北向きに吹く偏西風は、地表の回転速度がより遅い高緯度地域に向けて吹くため、見かけ上地表より速い速度で西から東に移動(=回転)しているようにみえます。 このため、偏西風は北半球では南西から北東に向けて吹くようにみえ、南半球では北西から南東に向けて吹くようにみえます。 ここで、真南から真北に吹く風は、その緯度の地球の自転速度と同じ速度で東に動いていることに注意してください。 北半球では、真南から真北に吹く風は、実際には緯度が高くなるに従って地球の自転速度に合わせて徐々に風速が遅くなっています。 地球の自転速度よりも早いと東に流され、自転速度よりも遅いと西に流されます。 山脈に遮られる陸地よりも遮るものがない海洋のほうが偏西風は強くなります。 このため、偏西風の影響は大陸西岸(西ヨーロッパ、アメリカ西海岸など)で強くなります。 たとえば西ヨーロッパ(ユーラシア大陸西岸)は、偏西風と暖流の北大西洋海流の影響で高緯度にも関わらず温暖な気候です。 南半球では、風を遮る陸地がない南緯40以南に偏西風が吹くため非常に強い風になります。 この緯度帯には「吠える40度」など緯度ごとに俗称がつけられています。 蒸気船登場前の帆船時代には、南緯40°付近の偏西風を利用してヨーロッパと東南アジア・オセアニア間の交易に利用され、クリッパールートとよばれています。 偏西風は上空ほど風が強く上空11 km付近の対流圏界面で最大になり、ジェット気流とよばれます。 ジェット気流は強い東風のため、西から東に向かう航空機はジェット気流を利用して燃料と時間を節約することができます。 反対に東から西に向かう場合は、ジェット気流を回避するようなルートをとります。 ジェット気流は季節変動があるため、季節によって航空機の所要時間が変わることも多いです。 たとえば、2021年1月の日本航空の時刻表では、東京(成田)からホノルルはジェット気流が追い風になり6時間40分で到着するのに対し、ジェット気流に逆らうホノルルから東京へは9時間30分から10時間を要しています。 北極や南極の極高圧帯から亜寒帯低圧帯(高緯度低圧帯)に向けて吹く風を極偏東風といいます。 極偏東風は、地表の回転速度がより速い低緯度地域に向けて吹くため、見かけ上地表より遅い速度で西から東に移動(=回転)しているようにみえます。 このため、北半球では極偏東風は北東から南西に向けて吹くようにみえ、南半球では南東から北西に向けて吹くようにみえます。
航空機はジェット気流を利用して、何を節約することが出来ますか。
航空機は、ジェット気流を利用して燃料と時間を節約することが出来ます。
JCRRAG_007751
地理
年間通して決まった方向に吹く風を恒常風(こうじょうふう)といいます。 恒常風は大気の大循環によって引きおこされます。 恒常風は大気の循環によって地表を南北に吹く風ですが、真北から真南(やその逆)に吹くのではなく、東西に曲がりながら吹きます。 地表では高気圧から低気圧に向かって風が吹きます(上空では低気圧から高気圧に向かって風が吹きます)。 しかし、風は高気圧から低気圧に向かってまっすぐ吹くのではなく、地球の自転の影響をうけて曲がります。 南北に吹く風が曲がる方向は、地球の自転と南北の温度差によって決まります。 地球の自転が風の方向を曲げる力を転向力(コリオリの力)といいます。 具体的にはたらく力については、以下で説明します。 亜熱帯高圧帯から赤道に向けて吹く風を貿易風といいます。 貿易風はその名の通り、蒸気船登場前の風で動く帆船の時代にインド洋の交易に使われていました。 赤道付近の熱帯収束帯から亜熱帯高圧帯(中緯度高圧帯)にかけては南北の温度差が少ないため、貿易風は地球の自転の影響を大きくうけます。 南北の温度差が少ない理由は、北回帰線と南回帰線の間であり、季節によっては太陽が自分の真上に来る場所だからです。 地球は西から東に自転するため、地球上にいると見かけ上は太陽が東から西に動くように見えます。 地表の空気も単にその場に留まっているだけで、東から西に風が移動しているように見えます(=東から西に風が吹くように感じます)。 このため、亜熱帯高圧帯から赤道に吹く貿易風には西向きに力がはたらきます。 北半球では北東から南西に風が吹くため北東貿易風といい、南半球では南東から北西に向かって風が吹くため南東貿易風といいます。 貿易風は太平洋東部のように開けた海洋では一年中一定方向に吹きますが、陸地が近いインド洋北部や太平洋西部では季節風(モンスーン)によって乱されます。 インド洋では季節風の影響で(恒常風に分類されるが局所的に)季節変動があるため、船の往路と復路を別の季節にすることで帆船での航海に利用していました。 亜熱帯高圧帯(中緯度高圧帯)から亜寒帯低圧帯(高緯度低圧帯)にかけて吹く風を偏西風といいます。 偏西風はその名の通り、西から東に向けて吹く風です。 中緯度の亜熱帯高圧帯から高緯度の亜寒帯低圧帯にかけては、南北の温度差と地球の自転の両方の影響をうけます。 緯度30°から60°にかけての地表では、北向きに空気が移動しようとします。 暖かい空気をもち気圧の高い亜熱帯高圧帯から、冷たい空気をもった気圧の低い亜寒帯低圧帯に向かって流れるためです。 この際、北向きの風は東向きに曲がります。 東向きに曲がる理由は、緯度による地球の自転速度の違いにあります。 地球は西から東に自転し、赤道でも北極・南極でも一日で一周しますが、一周の距離は赤道では4万キロメートルに対し、北極や南極では0に近い距離になります。 その結果、赤道付近は地表の回転速度が速く、高緯度地域では地表の回転速度が遅くなります。 亜熱帯高圧帯から北向きに吹く偏西風は、地表の回転速度がより遅い高緯度地域に向けて吹くため、見かけ上地表より速い速度で西から東に移動(=回転)しているようにみえます。 このため、偏西風は北半球では南西から北東に向けて吹くようにみえ、南半球では北西から南東に向けて吹くようにみえます。 ここで、真南から真北に吹く風は、その緯度の地球の自転速度と同じ速度で東に動いていることに注意してください。 北半球では、真南から真北に吹く風は、実際には緯度が高くなるに従って地球の自転速度に合わせて徐々に風速が遅くなっています。 地球の自転速度よりも早いと東に流され、自転速度よりも遅いと西に流されます。 山脈に遮られる陸地よりも遮るものがない海洋のほうが偏西風は強くなります。 このため、偏西風の影響は大陸西岸(西ヨーロッパ、アメリカ西海岸など)で強くなります。 たとえば西ヨーロッパ(ユーラシア大陸西岸)は、偏西風と暖流の北大西洋海流の影響で高緯度にも関わらず温暖な気候です。 南半球では、風を遮る陸地がない南緯40以南に偏西風が吹くため非常に強い風になります。 この緯度帯には「吠える40度」など緯度ごとに俗称がつけられています。 蒸気船登場前の帆船時代には、南緯40°付近の偏西風を利用してヨーロッパと東南アジア・オセアニア間の交易に利用され、クリッパールートとよばれています。 偏西風は上空ほど風が強く上空11 km付近の対流圏界面で最大になり、ジェット気流とよばれます。 ジェット気流は強い東風のため、西から東に向かう航空機はジェット気流を利用して燃料と時間を節約することができます。 反対に東から西に向かう場合は、ジェット気流を回避するようなルートをとります。 ジェット気流は季節変動があるため、季節によって航空機の所要時間が変わることも多いです。 たとえば、2021年1月の日本航空の時刻表では、東京(成田)からホノルルはジェット気流が追い風になり6時間40分で到着するのに対し、ジェット気流に逆らうホノルルから東京へは9時間30分から10時間を要しています。 北極や南極の極高圧帯から亜寒帯低圧帯(高緯度低圧帯)に向けて吹く風を極偏東風といいます。 極偏東風は、地表の回転速度がより速い低緯度地域に向けて吹くため、見かけ上地表より遅い速度で西から東に移動(=回転)しているようにみえます。 このため、北半球では極偏東風は北東から南西に向けて吹くようにみえ、南半球では南東から北西に向けて吹くようにみえます。
極偏東風は、南半球ではどの方向に向けて吹くように見えますか。
南半球では南東から北西に向けて吹くようにみえます。
JCRRAG_007752
地理
降水とは、雨や雪、氷など物質としての水が地上に落下することを指します。 ここでは、降水が起きるまでの流れについて説明します。 地表や海水面にある水分は絶えず一定量蒸発し、空気中に水蒸気として含まれています。 空気中に含むことができる水蒸気の量を飽和水蒸気量といいます。 飽和水蒸気量は気温に比例するので、気温が高くなるほど飽和水蒸気量が多くなります。 空気中の水蒸気は気温の上昇によって暖められて膨張して軽くなり、大気中を上昇します。 上昇した空気は上空で冷却されて水蒸気が凝縮して雲ができます。 雲の中の水滴や氷の結晶が成長して重くなると、雨として地表に降りてきます。 降水に重要な上昇気流が発生するかは、気圧に影響されます。 気圧は降水に大きく関連します。 上の図はハドレー循環の模式図で、図中のHは高気圧、Lは低気圧を示します。 大気の圧力が低くなる低気圧では、周囲から風が吹き込んで上昇気流が発生して雨が降ります。 一方、高気圧では下降気流が発生するので上空の雲や湿った空気が地表に流れるので雨は降りません。 このように低気圧は降水を促します。 低気圧には、主に熱帯低気圧と温帯低気圧があります。 熱帯低気圧は熱帯から亜熱帯(熱帯隣接地域)の海洋上で発生するのに対し、温帯低気圧は温帯から寒帯で発生します。 単に低気圧といった場合は、温帯低気圧を指します。 熱帯低気圧は水蒸気が液体の水に変化して雨になるときの凝縮熱(発熱)がエネルギーになって発達します。 一方、温帯低気圧は暖かい空気と冷たい空気がぶつかることで発生します。 また、熱帯低気圧は前線がないのに対し、温帯低気圧は前線を伴います。 暖かい空気や冷たい空気のように性質が似通った広範囲に渡る空気の塊を気団といい、前線は地表で気団と気団がぶつかる場所を線で結んだものです。 温帯低気圧が伴う前線には、寒冷前線、温暖前線、停滞前線、閉塞前線があります。 上の図は低気圧と前線の位置を示した天気図です。 Lは低気圧の中心で、中心から東側に向けて紫色の閉塞前線がのび、途中で赤色の温暖前線と青色の寒冷前線に分かれています。 冷たい気団が暖かい気団に向かってぶつかったときの前線を寒冷前線といいます。 寒冷前線では、暖かい気団が上空にもちあげられるため積乱雲が発達し、狭い範囲で強い雨が短時間降ります。 寒冷前線が通過すると、風向きが変わり気温が急に低下して気圧は急に上昇します。 一方、暖かい気団が冷たい気団に向かってぶつかったときの前線を温暖前線といいます。 温暖前線では、暖かい気団が冷たい気団の上をゆっくり上がっていき、温暖前線の冷気側の広い範囲で弱い雨が長時間降ります。 寒冷前線とは異なり、温暖前線が通過しても、気温や風向きの変化が不明瞭な場合も多くなります。 勢力が同じくらいの冷たい気団と暖かい気団がぶつかって位置がほぼ動かない前線を停滞前線といいます。 停滞前線付近では、広範囲に渡って長雨がつづくことが多くなります。 日本でみられる停滞前線として、5月から7月にかけて現れる梅雨前線や8月から10月にかけて現れる秋雨前線があります。 寒冷前線が温暖前線に追いついたため、暖かい気団が2つの冷たい気団の上にもちあげられて、冷たい気団同士がぶつかっている前線を閉塞前線といいます。 閉塞前線付近では積乱雲が発生していることも多く、強い雨が降ることも多くなります。
気温が高くなるほど飽和水蒸気量が多くなるのはなぜですか。
理由は、飽和水蒸気量は気温に比例するからです。
JCRRAG_007753
地理
降水とは、雨や雪、氷など物質としての水が地上に落下することを指します。 ここでは、降水が起きるまでの流れについて説明します。 地表や海水面にある水分は絶えず一定量蒸発し、空気中に水蒸気として含まれています。 空気中に含むことができる水蒸気の量を飽和水蒸気量といいます。 飽和水蒸気量は気温に比例するので、気温が高くなるほど飽和水蒸気量が多くなります。 空気中の水蒸気は気温の上昇によって暖められて膨張して軽くなり、大気中を上昇します。 上昇した空気は上空で冷却されて水蒸気が凝縮して雲ができます。 雲の中の水滴や氷の結晶が成長して重くなると、雨として地表に降りてきます。 降水に重要な上昇気流が発生するかは、気圧に影響されます。 気圧は降水に大きく関連します。 上の図はハドレー循環の模式図で、図中のHは高気圧、Lは低気圧を示します。 大気の圧力が低くなる低気圧では、周囲から風が吹き込んで上昇気流が発生して雨が降ります。 一方、高気圧では下降気流が発生するので上空の雲や湿った空気が地表に流れるので雨は降りません。 このように低気圧は降水を促します。 低気圧には、主に熱帯低気圧と温帯低気圧があります。 熱帯低気圧は熱帯から亜熱帯(熱帯隣接地域)の海洋上で発生するのに対し、温帯低気圧は温帯から寒帯で発生します。 単に低気圧といった場合は、温帯低気圧を指します。 熱帯低気圧は水蒸気が液体の水に変化して雨になるときの凝縮熱(発熱)がエネルギーになって発達します。 一方、温帯低気圧は暖かい空気と冷たい空気がぶつかることで発生します。 また、熱帯低気圧は前線がないのに対し、温帯低気圧は前線を伴います。 暖かい空気や冷たい空気のように性質が似通った広範囲に渡る空気の塊を気団といい、前線は地表で気団と気団がぶつかる場所を線で結んだものです。 温帯低気圧が伴う前線には、寒冷前線、温暖前線、停滞前線、閉塞前線があります。 上の図は低気圧と前線の位置を示した天気図です。 Lは低気圧の中心で、中心から東側に向けて紫色の閉塞前線がのび、途中で赤色の温暖前線と青色の寒冷前線に分かれています。 冷たい気団が暖かい気団に向かってぶつかったときの前線を寒冷前線といいます。 寒冷前線では、暖かい気団が上空にもちあげられるため積乱雲が発達し、狭い範囲で強い雨が短時間降ります。 寒冷前線が通過すると、風向きが変わり気温が急に低下して気圧は急に上昇します。 一方、暖かい気団が冷たい気団に向かってぶつかったときの前線を温暖前線といいます。 温暖前線では、暖かい気団が冷たい気団の上をゆっくり上がっていき、温暖前線の冷気側の広い範囲で弱い雨が長時間降ります。 寒冷前線とは異なり、温暖前線が通過しても、気温や風向きの変化が不明瞭な場合も多くなります。 勢力が同じくらいの冷たい気団と暖かい気団がぶつかって位置がほぼ動かない前線を停滞前線といいます。 停滞前線付近では、広範囲に渡って長雨がつづくことが多くなります。 日本でみられる停滞前線として、5月から7月にかけて現れる梅雨前線や8月から10月にかけて現れる秋雨前線があります。 寒冷前線が温暖前線に追いついたため、暖かい気団が2つの冷たい気団の上にもちあげられて、冷たい気団同士がぶつかっている前線を閉塞前線といいます。 閉塞前線付近では積乱雲が発生していることも多く、強い雨が降ることも多くなります。
高気圧ではどのような気流が発生しますか。
高気圧では下降気流が発生します。それにより、上空の雲や湿った空気が地表に流れるので雨は降りません。
JCRRAG_007754
地理
降水とは、雨や雪、氷など物質としての水が地上に落下することを指します。 ここでは、降水が起きるまでの流れについて説明します。 地表や海水面にある水分は絶えず一定量蒸発し、空気中に水蒸気として含まれています。 空気中に含むことができる水蒸気の量を飽和水蒸気量といいます。 飽和水蒸気量は気温に比例するので、気温が高くなるほど飽和水蒸気量が多くなります。 空気中の水蒸気は気温の上昇によって暖められて膨張して軽くなり、大気中を上昇します。 上昇した空気は上空で冷却されて水蒸気が凝縮して雲ができます。 雲の中の水滴や氷の結晶が成長して重くなると、雨として地表に降りてきます。 降水に重要な上昇気流が発生するかは、気圧に影響されます。 気圧は降水に大きく関連します。 上の図はハドレー循環の模式図で、図中のHは高気圧、Lは低気圧を示します。 大気の圧力が低くなる低気圧では、周囲から風が吹き込んで上昇気流が発生して雨が降ります。 一方、高気圧では下降気流が発生するので上空の雲や湿った空気が地表に流れるので雨は降りません。 このように低気圧は降水を促します。 低気圧には、主に熱帯低気圧と温帯低気圧があります。 熱帯低気圧は熱帯から亜熱帯(熱帯隣接地域)の海洋上で発生するのに対し、温帯低気圧は温帯から寒帯で発生します。 単に低気圧といった場合は、温帯低気圧を指します。 熱帯低気圧は水蒸気が液体の水に変化して雨になるときの凝縮熱(発熱)がエネルギーになって発達します。 一方、温帯低気圧は暖かい空気と冷たい空気がぶつかることで発生します。 また、熱帯低気圧は前線がないのに対し、温帯低気圧は前線を伴います。 暖かい空気や冷たい空気のように性質が似通った広範囲に渡る空気の塊を気団といい、前線は地表で気団と気団がぶつかる場所を線で結んだものです。 温帯低気圧が伴う前線には、寒冷前線、温暖前線、停滞前線、閉塞前線があります。 上の図は低気圧と前線の位置を示した天気図です。 Lは低気圧の中心で、中心から東側に向けて紫色の閉塞前線がのび、途中で赤色の温暖前線と青色の寒冷前線に分かれています。 冷たい気団が暖かい気団に向かってぶつかったときの前線を寒冷前線といいます。 寒冷前線では、暖かい気団が上空にもちあげられるため積乱雲が発達し、狭い範囲で強い雨が短時間降ります。 寒冷前線が通過すると、風向きが変わり気温が急に低下して気圧は急に上昇します。 一方、暖かい気団が冷たい気団に向かってぶつかったときの前線を温暖前線といいます。 温暖前線では、暖かい気団が冷たい気団の上をゆっくり上がっていき、温暖前線の冷気側の広い範囲で弱い雨が長時間降ります。 寒冷前線とは異なり、温暖前線が通過しても、気温や風向きの変化が不明瞭な場合も多くなります。 勢力が同じくらいの冷たい気団と暖かい気団がぶつかって位置がほぼ動かない前線を停滞前線といいます。 停滞前線付近では、広範囲に渡って長雨がつづくことが多くなります。 日本でみられる停滞前線として、5月から7月にかけて現れる梅雨前線や8月から10月にかけて現れる秋雨前線があります。 寒冷前線が温暖前線に追いついたため、暖かい気団が2つの冷たい気団の上にもちあげられて、冷たい気団同士がぶつかっている前線を閉塞前線といいます。 閉塞前線付近では積乱雲が発生していることも多く、強い雨が降ることも多くなります。
温帯低気圧はどのようにして発生しますか。
温帯低気圧は、暖かい空気と冷たい空気がぶつかることで発生します。
JCRRAG_007755
地理
降水とは、雨や雪、氷など物質としての水が地上に落下することを指します。 ここでは、降水が起きるまでの流れについて説明します。 地表や海水面にある水分は絶えず一定量蒸発し、空気中に水蒸気として含まれています。 空気中に含むことができる水蒸気の量を飽和水蒸気量といいます。 飽和水蒸気量は気温に比例するので、気温が高くなるほど飽和水蒸気量が多くなります。 空気中の水蒸気は気温の上昇によって暖められて膨張して軽くなり、大気中を上昇します。 上昇した空気は上空で冷却されて水蒸気が凝縮して雲ができます。 雲の中の水滴や氷の結晶が成長して重くなると、雨として地表に降りてきます。 降水に重要な上昇気流が発生するかは、気圧に影響されます。 気圧は降水に大きく関連します。 上の図はハドレー循環の模式図で、図中のHは高気圧、Lは低気圧を示します。 大気の圧力が低くなる低気圧では、周囲から風が吹き込んで上昇気流が発生して雨が降ります。 一方、高気圧では下降気流が発生するので上空の雲や湿った空気が地表に流れるので雨は降りません。 このように低気圧は降水を促します。 低気圧には、主に熱帯低気圧と温帯低気圧があります。 熱帯低気圧は熱帯から亜熱帯(熱帯隣接地域)の海洋上で発生するのに対し、温帯低気圧は温帯から寒帯で発生します。 単に低気圧といった場合は、温帯低気圧を指します。 熱帯低気圧は水蒸気が液体の水に変化して雨になるときの凝縮熱(発熱)がエネルギーになって発達します。 一方、温帯低気圧は暖かい空気と冷たい空気がぶつかることで発生します。 また、熱帯低気圧は前線がないのに対し、温帯低気圧は前線を伴います。 暖かい空気や冷たい空気のように性質が似通った広範囲に渡る空気の塊を気団といい、前線は地表で気団と気団がぶつかる場所を線で結んだものです。 温帯低気圧が伴う前線には、寒冷前線、温暖前線、停滞前線、閉塞前線があります。 上の図は低気圧と前線の位置を示した天気図です。 Lは低気圧の中心で、中心から東側に向けて紫色の閉塞前線がのび、途中で赤色の温暖前線と青色の寒冷前線に分かれています。 冷たい気団が暖かい気団に向かってぶつかったときの前線を寒冷前線といいます。 寒冷前線では、暖かい気団が上空にもちあげられるため積乱雲が発達し、狭い範囲で強い雨が短時間降ります。 寒冷前線が通過すると、風向きが変わり気温が急に低下して気圧は急に上昇します。 一方、暖かい気団が冷たい気団に向かってぶつかったときの前線を温暖前線といいます。 温暖前線では、暖かい気団が冷たい気団の上をゆっくり上がっていき、温暖前線の冷気側の広い範囲で弱い雨が長時間降ります。 寒冷前線とは異なり、温暖前線が通過しても、気温や風向きの変化が不明瞭な場合も多くなります。 勢力が同じくらいの冷たい気団と暖かい気団がぶつかって位置がほぼ動かない前線を停滞前線といいます。 停滞前線付近では、広範囲に渡って長雨がつづくことが多くなります。 日本でみられる停滞前線として、5月から7月にかけて現れる梅雨前線や8月から10月にかけて現れる秋雨前線があります。 寒冷前線が温暖前線に追いついたため、暖かい気団が2つの冷たい気団の上にもちあげられて、冷たい気団同士がぶつかっている前線を閉塞前線といいます。 閉塞前線付近では積乱雲が発生していることも多く、強い雨が降ることも多くなります。
寒冷前線とは何ですか。
寒冷前線とは、冷たい気団が暖かい気団に向かってぶつかったときの前線です。寒冷前線では、積乱雲が発達し、狭い範囲で強い雨が短時間降ります。
JCRRAG_007756
地理
降水とは、雨や雪、氷など物質としての水が地上に落下することを指します。 ここでは、降水が起きるまでの流れについて説明します。 地表や海水面にある水分は絶えず一定量蒸発し、空気中に水蒸気として含まれています。 空気中に含むことができる水蒸気の量を飽和水蒸気量といいます。 飽和水蒸気量は気温に比例するので、気温が高くなるほど飽和水蒸気量が多くなります。 空気中の水蒸気は気温の上昇によって暖められて膨張して軽くなり、大気中を上昇します。 上昇した空気は上空で冷却されて水蒸気が凝縮して雲ができます。 雲の中の水滴や氷の結晶が成長して重くなると、雨として地表に降りてきます。 降水に重要な上昇気流が発生するかは、気圧に影響されます。 気圧は降水に大きく関連します。 上の図はハドレー循環の模式図で、図中のHは高気圧、Lは低気圧を示します。 大気の圧力が低くなる低気圧では、周囲から風が吹き込んで上昇気流が発生して雨が降ります。 一方、高気圧では下降気流が発生するので上空の雲や湿った空気が地表に流れるので雨は降りません。 このように低気圧は降水を促します。 低気圧には、主に熱帯低気圧と温帯低気圧があります。 熱帯低気圧は熱帯から亜熱帯(熱帯隣接地域)の海洋上で発生するのに対し、温帯低気圧は温帯から寒帯で発生します。 単に低気圧といった場合は、温帯低気圧を指します。 熱帯低気圧は水蒸気が液体の水に変化して雨になるときの凝縮熱(発熱)がエネルギーになって発達します。 一方、温帯低気圧は暖かい空気と冷たい空気がぶつかることで発生します。 また、熱帯低気圧は前線がないのに対し、温帯低気圧は前線を伴います。 暖かい空気や冷たい空気のように性質が似通った広範囲に渡る空気の塊を気団といい、前線は地表で気団と気団がぶつかる場所を線で結んだものです。 温帯低気圧が伴う前線には、寒冷前線、温暖前線、停滞前線、閉塞前線があります。 上の図は低気圧と前線の位置を示した天気図です。 Lは低気圧の中心で、中心から東側に向けて紫色の閉塞前線がのび、途中で赤色の温暖前線と青色の寒冷前線に分かれています。 冷たい気団が暖かい気団に向かってぶつかったときの前線を寒冷前線といいます。 寒冷前線では、暖かい気団が上空にもちあげられるため積乱雲が発達し、狭い範囲で強い雨が短時間降ります。 寒冷前線が通過すると、風向きが変わり気温が急に低下して気圧は急に上昇します。 一方、暖かい気団が冷たい気団に向かってぶつかったときの前線を温暖前線といいます。 温暖前線では、暖かい気団が冷たい気団の上をゆっくり上がっていき、温暖前線の冷気側の広い範囲で弱い雨が長時間降ります。 寒冷前線とは異なり、温暖前線が通過しても、気温や風向きの変化が不明瞭な場合も多くなります。 勢力が同じくらいの冷たい気団と暖かい気団がぶつかって位置がほぼ動かない前線を停滞前線といいます。 停滞前線付近では、広範囲に渡って長雨がつづくことが多くなります。 日本でみられる停滞前線として、5月から7月にかけて現れる梅雨前線や8月から10月にかけて現れる秋雨前線があります。 寒冷前線が温暖前線に追いついたため、暖かい気団が2つの冷たい気団の上にもちあげられて、冷たい気団同士がぶつかっている前線を閉塞前線といいます。 閉塞前線付近では積乱雲が発生していることも多く、強い雨が降ることも多くなります。
日本でみられる停滞前線として、8月から10月にかけて現れる前線は何と言いますか。
8月から10月にかけて現れる前線は、秋雨前線と言います。
JCRRAG_007757
地理
エラトステネスは、シエネと言う町では夏至の日の正午に深い井戸の底まで太陽光が差し込むことを知りました。また、シエネの北にあるアレキサンドリアでは同日同時刻に7.2°の影ができることを測定しました。ある商人にシエネとアレキサンドリアの距離を尋ねると、925㎞と教えてくれました。 エラトステネスの計算 世界1周の長さをXとすると、X:925㎞=360°:7.2° 従って、X=46250㎞ 今日地球1周は40000㎞と分かっています。エラトステネスの計算は、商人から聞いた情報が間違いであったために誤差が生じていますが、考え方は正しかったと言えます。A.D.150年頃、プトレマイオスは丸い世界の球面を平面に描き表した最初の世界地図を作成しました。経緯線が使用されています。古代ギリシャの科学的知識(プトレマイオスの地図など)は、イスラーム圏に受け継がれていました。この知識に、交易なので得た情報が加わり、イスラーム独自の地図が作製されました。その代表的な地図が、下のイドリーシーの世界地図です。492年、ドイツ人マルティン=ベハイムが現存する最古の地球儀を作製しました。なお、未発見のアメリカ大陸は存在しません。
エラトステネスは地球一周の長さを何kmと言いましたか。
エラトステネスは地球一周の長さを46250㎞と言いました。
JCRRAG_007758
地理
エラトステネスは、シエネと言う町では夏至の日の正午に深い井戸の底まで太陽光が差し込むことを知りました。また、シエネの北にあるアレキサンドリアでは同日同時刻に7.2°の影ができることを測定しました。ある商人にシエネとアレキサンドリアの距離を尋ねると、925㎞と教えてくれました。 エラトステネスの計算 世界1周の長さをXとすると、X:925㎞=360°:7.2° 従って、X=46250㎞ 今日地球1周は40000㎞と分かっています。エラトステネスの計算は、商人から聞いた情報が間違いであったために誤差が生じていますが、考え方は正しかったと言えます。A.D.150年頃、プトレマイオスは丸い世界の球面を平面に描き表した最初の世界地図を作成しました。経緯線が使用されています。古代ギリシャの科学的知識(プトレマイオスの地図など)は、イスラーム圏に受け継がれていました。この知識に、交易なので得た情報が加わり、イスラーム独自の地図が作製されました。その代表的な地図が、下のイドリーシーの世界地図です。492年、ドイツ人マルティン=ベハイムが現存する最古の地球儀を作製しました。なお、未発見のアメリカ大陸は存在しません。
丸い世界の9面を世界の球面を平面に描き表した最初の世界地図を作成したのは誰ですか。
丸い世界の球面を平面に描き表した最初の世界地図を作成したのはプトレマイオスです。
JCRRAG_007759
地理
地球と時差 時差 地球は1日に360°西から東へ自転しています。 そのため、地球上の地点によって、朝をむかえるところもあれば、夕方をむかえるところもあります。 360°自転に1日(24時間)かかるので、15°動くには1時間かかります。 これは、ちょうど日の出をむかえた地点Aより東に15°ずれた地点Bでは、すでに1時間早く日の出をむかえていたということです。 地点によって時刻が異なることから、イギリスのロンドンにある グリニッジ天文台 を通る経線(本初子午線)、これが通る地点の時刻(世界標準時)を基準に、東に15°ずれれば時刻を1時間進め、西に15°ずれれば1時間遅らせるようにしました。 グリニッジ天文台 例えば、①ロンドンが9時ならば東経15°の地点では10時、②西経15°が8時ならば東経15°は10時です。 ①は1時間差、②は2時間差と、2点間の時刻を比べて算出できます。少し語弊がありますが、この時刻の差を「時差」と言います。 標準時 日本は東西で経度30°の差があるので、同じ国内でも東と西では2時間の時差があることになります。 国内での時差をそのままに生活するのは、様々な場面で不都合が生じます。 そこで、日本では兵庫県明石市を通る東経135°を日本国内共通の時刻とするようにしました。他国でも同様です。 このように各国内で共通させる時刻を「標準時」と言います。 日付変更線 経度0°が4月1日0時ならば、東に180°ずれた地点では4月1日12時、西に180°ずれた地点では3月31日12時になります。 東と西で時差が1日になるこの境目を 日付変更線 と言い、この線を越えて東へ進む場合は日付を1日遅らせ、西へ進む場合は1日進めます。 この線は、ほぼ経度180°上を通りますが、国ごとの都合で折れ線になっています。 サマータイム 陽のある時間を有効活用するため、日照時間の長い夏季に国内の時刻を1時間進める制度を サマータイム と言います。 仕事を早くはじめて早く終わり、プライベートの時間を長く楽しみます。
地球は1日に何度西から東へ自転していますか。
地球は1日に360度西から東へ自転しています。
JCRRAG_007760
地理
地球と時差 時差 地球は1日に360°西から東へ自転しています。 そのため、地球上の地点によって、朝をむかえるところもあれば、夕方をむかえるところもあります。 360°自転に1日(24時間)かかるので、15°動くには1時間かかります。 これは、ちょうど日の出をむかえた地点Aより東に15°ずれた地点Bでは、すでに1時間早く日の出をむかえていたということです。 地点によって時刻が異なることから、イギリスのロンドンにある グリニッジ天文台 を通る経線(本初子午線)、これが通る地点の時刻(世界標準時)を基準に、東に15°ずれれば時刻を1時間進め、西に15°ずれれば1時間遅らせるようにしました。 グリニッジ天文台 例えば、①ロンドンが9時ならば東経15°の地点では10時、②西経15°が8時ならば東経15°は10時です。 ①は1時間差、②は2時間差と、2点間の時刻を比べて算出できます。少し語弊がありますが、この時刻の差を「時差」と言います。 標準時 日本は東西で経度30°の差があるので、同じ国内でも東と西では2時間の時差があることになります。 国内での時差をそのままに生活するのは、様々な場面で不都合が生じます。 そこで、日本では兵庫県明石市を通る東経135°を日本国内共通の時刻とするようにしました。他国でも同様です。 このように各国内で共通させる時刻を「標準時」と言います。 日付変更線 経度0°が4月1日0時ならば、東に180°ずれた地点では4月1日12時、西に180°ずれた地点では3月31日12時になります。 東と西で時差が1日になるこの境目を 日付変更線 と言い、この線を越えて東へ進む場合は日付を1日遅らせ、西へ進む場合は1日進めます。 この線は、ほぼ経度180°上を通りますが、国ごとの都合で折れ線になっています。 サマータイム 陽のある時間を有効活用するため、日照時間の長い夏季に国内の時刻を1時間進める制度を サマータイム と言います。 仕事を早くはじめて早く終わり、プライベートの時間を長く楽しみます。
各国内で共通させる時刻を何といいますか。
各国内で共通させる時刻を標準時といいます
JCRRAG_007761
地理
地球と時差 時差 地球は1日に360°西から東へ自転しています。 そのため、地球上の地点によって、朝をむかえるところもあれば、夕方をむかえるところもあります。 360°自転に1日(24時間)かかるので、15°動くには1時間かかります。 これは、ちょうど日の出をむかえた地点Aより東に15°ずれた地点Bでは、すでに1時間早く日の出をむかえていたということです。 地点によって時刻が異なることから、イギリスのロンドンにある グリニッジ天文台 を通る経線(本初子午線)、これが通る地点の時刻(世界標準時)を基準に、東に15°ずれれば時刻を1時間進め、西に15°ずれれば1時間遅らせるようにしました。 グリニッジ天文台 例えば、①ロンドンが9時ならば東経15°の地点では10時、②西経15°が8時ならば東経15°は10時です。 ①は1時間差、②は2時間差と、2点間の時刻を比べて算出できます。少し語弊がありますが、この時刻の差を「時差」と言います。 標準時 日本は東西で経度30°の差があるので、同じ国内でも東と西では2時間の時差があることになります。 国内での時差をそのままに生活するのは、様々な場面で不都合が生じます。 そこで、日本では兵庫県明石市を通る東経135°を日本国内共通の時刻とするようにしました。他国でも同様です。 このように各国内で共通させる時刻を「標準時」と言います。 日付変更線 経度0°が4月1日0時ならば、東に180°ずれた地点では4月1日12時、西に180°ずれた地点では3月31日12時になります。 東と西で時差が1日になるこの境目を 日付変更線 と言い、この線を越えて東へ進む場合は日付を1日遅らせ、西へ進む場合は1日進めます。 この線は、ほぼ経度180°上を通りますが、国ごとの都合で折れ線になっています。 サマータイム 陽のある時間を有効活用するため、日照時間の長い夏季に国内の時刻を1時間進める制度を サマータイム と言います。 仕事を早くはじめて早く終わり、プライベートの時間を長く楽しみます。
東と西で時差が1日になるこの境目を何といいますか。
東と西で時差が1日になるこの境目を日付変更線といいます
JCRRAG_007762
地理
地球と時差 時差 地球は1日に360°西から東へ自転しています。 そのため、地球上の地点によって、朝をむかえるところもあれば、夕方をむかえるところもあります。 360°自転に1日(24時間)かかるので、15°動くには1時間かかります。 これは、ちょうど日の出をむかえた地点Aより東に15°ずれた地点Bでは、すでに1時間早く日の出をむかえていたということです。 地点によって時刻が異なることから、イギリスのロンドンにある グリニッジ天文台 を通る経線(本初子午線)、これが通る地点の時刻(世界標準時)を基準に、東に15°ずれれば時刻を1時間進め、西に15°ずれれば1時間遅らせるようにしました。 グリニッジ天文台 例えば、①ロンドンが9時ならば東経15°の地点では10時、②西経15°が8時ならば東経15°は10時です。 ①は1時間差、②は2時間差と、2点間の時刻を比べて算出できます。少し語弊がありますが、この時刻の差を「時差」と言います。 標準時 日本は東西で経度30°の差があるので、同じ国内でも東と西では2時間の時差があることになります。 国内での時差をそのままに生活するのは、様々な場面で不都合が生じます。 そこで、日本では兵庫県明石市を通る東経135°を日本国内共通の時刻とするようにしました。他国でも同様です。 このように各国内で共通させる時刻を「標準時」と言います。 日付変更線 経度0°が4月1日0時ならば、東に180°ずれた地点では4月1日12時、西に180°ずれた地点では3月31日12時になります。 東と西で時差が1日になるこの境目を 日付変更線 と言い、この線を越えて東へ進む場合は日付を1日遅らせ、西へ進む場合は1日進めます。 この線は、ほぼ経度180°上を通りますが、国ごとの都合で折れ線になっています。 サマータイム 陽のある時間を有効活用するため、日照時間の長い夏季に国内の時刻を1時間進める制度を サマータイム と言います。 仕事を早くはじめて早く終わり、プライベートの時間を長く楽しみます。
日照時間の長い夏季に国内の時刻を1時間進める制度を何といいますか。
日照時間の長い夏季に国内の時刻を1時間進める制度をサマータイムと言います。
JCRRAG_007763
地理
地球と時差 時差 地球は1日に360°西から東へ自転しています。 そのため、地球上の地点によって、朝をむかえるところもあれば、夕方をむかえるところもあります。 360°自転に1日(24時間)かかるので、15°動くには1時間かかります。 これは、ちょうど日の出をむかえた地点Aより東に15°ずれた地点Bでは、すでに1時間早く日の出をむかえていたということです。 地点によって時刻が異なることから、イギリスのロンドンにある グリニッジ天文台 を通る経線(本初子午線)、これが通る地点の時刻(世界標準時)を基準に、東に15°ずれれば時刻を1時間進め、西に15°ずれれば1時間遅らせるようにしました。 グリニッジ天文台 例えば、①ロンドンが9時ならば東経15°の地点では10時、②西経15°が8時ならば東経15°は10時です。 ①は1時間差、②は2時間差と、2点間の時刻を比べて算出できます。少し語弊がありますが、この時刻の差を「時差」と言います。 標準時 日本は東西で経度30°の差があるので、同じ国内でも東と西では2時間の時差があることになります。 国内での時差をそのままに生活するのは、様々な場面で不都合が生じます。 そこで、日本では兵庫県明石市を通る東経135°を日本国内共通の時刻とするようにしました。他国でも同様です。 このように各国内で共通させる時刻を「標準時」と言います。 日付変更線 経度0°が4月1日0時ならば、東に180°ずれた地点では4月1日12時、西に180°ずれた地点では3月31日12時になります。 東と西で時差が1日になるこの境目を 日付変更線 と言い、この線を越えて東へ進む場合は日付を1日遅らせ、西へ進む場合は1日進めます。 この線は、ほぼ経度180°上を通りますが、国ごとの都合で折れ線になっています。 サマータイム 陽のある時間を有効活用するため、日照時間の長い夏季に国内の時刻を1時間進める制度を サマータイム と言います。 仕事を早くはじめて早く終わり、プライベートの時間を長く楽しみます。
地点によって時刻が異なることでどこを通る地点の時刻(世界標準時)を基準にしましたか。
地点によって時刻が異なることでグリニッジ天文台を通る地点の時刻(世界標準時)を基準にしました。
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地理
超大陸 約2億2500万年前、地球上の大陸は、1つの巨大な大陸であったと考えられています。 この巨大な大陸を パンゲア(超大陸) と呼びます。 パンゲア それ以前のすべての大陸が衝突して誕生しました。 パンゲアは、やがて北半球の ローラシア と南半球の ゴンドワナ の2つの大陸に分裂しました。 ローラシア は、現在の北アメリカやヨーロッパ、インド亜大陸を除くアジアで構成されました。 ゴンドワナ は、現在の南アメリカ・アフリカ・マダガスカル・オーストラリア・インド亜大陸・南極大陸で構成されました。 現在の大陸は、ローラシア・ゴンドワナがさらに分裂して形成されたと考えられています。 プレートテクトニクス 大陸移動説 「1つの巨大な大陸が分裂して現在の大陸になった」という学説は、ウェゲナー に提唱され、大陸移動説 と呼ばれています。 ウェゲナー本人は、なぜ大陸が移動するかを解明できませんでした。 現在、大陸移動説は プレートテクトニクス で理論づけられています。 すべての土地―パンゲア ドイツの気象学者 ウェゲナー は、大陸の形を見て、ジグソーパズルのように組み合うことに気づきました。 また、ウェゲナーは、メソサウルス の化石がアフリカ大陸と南アメリカ大陸で見つかることに着目し、両大陸が地続きであったと考えました。 そして、すべての大陸が1つの超大陸に接続されていたと結論付け、この超大陸をギリシャ語で「すべての土地」を意味する パンゲア と命名しました。 生前、ウェゲナーの考えは他の科学者から拒否されましたが、彼は丁寧な研究を続け、大陸移動説を追究しました。 プレート 地球の表層は、プレート と呼ばれる厚さ100㎞程度の十数枚の岩盤で覆われています。 地球を卵に見立てれば、ひび割れた殻がプレートに相当します。 海洋プレートと大陸プレート プレートのうち、大陸側にあって軽いものを 大陸プレート と呼び、海側にあって重いものを 海洋プレート と呼びます。 • 大陸プレート  安山岩や花崗岩で構成されるために軽い。 • 海洋プレート  玄武岩で構成されるために重い。 プレートテクトニクス プレートは、下部にある高温の岩石 マントル の対流で少しずつ移動します。 このようなプレートの動きや仕組みのことを、プレートテクトニクス と言います。 ウェゲナーが主張した 大陸の移動 は、プレートの動き によって生じていたのです。
約2億2500万年前、地球上の大陸は1つの巨大な大陸であったと考えられていた巨大な大陸を何といいますか。
約2億2500万年前、地球上の大陸は1つの巨大な大陸であったと考えられていた巨大な大陸をパンゲア(超大陸)といいます。
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地理
超大陸 約2億2500万年前、地球上の大陸は、1つの巨大な大陸であったと考えられています。 この巨大な大陸を パンゲア(超大陸) と呼びます。 パンゲア それ以前のすべての大陸が衝突して誕生しました。 パンゲアは、やがて北半球の ローラシア と南半球の ゴンドワナ の2つの大陸に分裂しました。 ローラシア は、現在の北アメリカやヨーロッパ、インド亜大陸を除くアジアで構成されました。 ゴンドワナ は、現在の南アメリカ・アフリカ・マダガスカル・オーストラリア・インド亜大陸・南極大陸で構成されました。 現在の大陸は、ローラシア・ゴンドワナがさらに分裂して形成されたと考えられています。 プレートテクトニクス 大陸移動説 「1つの巨大な大陸が分裂して現在の大陸になった」という学説は、ウェゲナー に提唱され、大陸移動説 と呼ばれています。 ウェゲナー本人は、なぜ大陸が移動するかを解明できませんでした。 現在、大陸移動説は プレートテクトニクス で理論づけられています。 すべての土地―パンゲア ドイツの気象学者 ウェゲナー は、大陸の形を見て、ジグソーパズルのように組み合うことに気づきました。 また、ウェゲナーは、メソサウルス の化石がアフリカ大陸と南アメリカ大陸で見つかることに着目し、両大陸が地続きであったと考えました。 そして、すべての大陸が1つの超大陸に接続されていたと結論付け、この超大陸をギリシャ語で「すべての土地」を意味する パンゲア と命名しました。 生前、ウェゲナーの考えは他の科学者から拒否されましたが、彼は丁寧な研究を続け、大陸移動説を追究しました。 プレート 地球の表層は、プレート と呼ばれる厚さ100㎞程度の十数枚の岩盤で覆われています。 地球を卵に見立てれば、ひび割れた殻がプレートに相当します。 海洋プレートと大陸プレート プレートのうち、大陸側にあって軽いものを 大陸プレート と呼び、海側にあって重いものを 海洋プレート と呼びます。 • 大陸プレート  安山岩や花崗岩で構成されるために軽い。 • 海洋プレート  玄武岩で構成されるために重い。 プレートテクトニクス プレートは、下部にある高温の岩石 マントル の対流で少しずつ移動します。 このようなプレートの動きや仕組みのことを、プレートテクトニクス と言います。 ウェゲナーが主張した 大陸の移動 は、プレートの動き によって生じていたのです。
「1つの巨大な大陸が分裂して現在の大陸になった」という大陸移動説の学説は、誰によって提唱されましたか。
「1つの巨大な大陸が分裂して現在の大陸になった」という学説は、ウェゲナーに提唱され、大陸移動説と呼ばれています。
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地理
超大陸 約2億2500万年前、地球上の大陸は、1つの巨大な大陸であったと考えられています。 この巨大な大陸を パンゲア(超大陸) と呼びます。 パンゲア それ以前のすべての大陸が衝突して誕生しました。 パンゲアは、やがて北半球の ローラシア と南半球の ゴンドワナ の2つの大陸に分裂しました。 ローラシア は、現在の北アメリカやヨーロッパ、インド亜大陸を除くアジアで構成されました。 ゴンドワナ は、現在の南アメリカ・アフリカ・マダガスカル・オーストラリア・インド亜大陸・南極大陸で構成されました。 現在の大陸は、ローラシア・ゴンドワナがさらに分裂して形成されたと考えられています。 プレートテクトニクス 大陸移動説 「1つの巨大な大陸が分裂して現在の大陸になった」という学説は、ウェゲナー に提唱され、大陸移動説 と呼ばれています。 ウェゲナー本人は、なぜ大陸が移動するかを解明できませんでした。 現在、大陸移動説は プレートテクトニクス で理論づけられています。 すべての土地―パンゲア ドイツの気象学者 ウェゲナー は、大陸の形を見て、ジグソーパズルのように組み合うことに気づきました。 また、ウェゲナーは、メソサウルス の化石がアフリカ大陸と南アメリカ大陸で見つかることに着目し、両大陸が地続きであったと考えました。 そして、すべての大陸が1つの超大陸に接続されていたと結論付け、この超大陸をギリシャ語で「すべての土地」を意味する パンゲア と命名しました。 生前、ウェゲナーの考えは他の科学者から拒否されましたが、彼は丁寧な研究を続け、大陸移動説を追究しました。 プレート 地球の表層は、プレート と呼ばれる厚さ100㎞程度の十数枚の岩盤で覆われています。 地球を卵に見立てれば、ひび割れた殻がプレートに相当します。 海洋プレートと大陸プレート プレートのうち、大陸側にあって軽いものを 大陸プレート と呼び、海側にあって重いものを 海洋プレート と呼びます。 • 大陸プレート  安山岩や花崗岩で構成されるために軽い。 • 海洋プレート  玄武岩で構成されるために重い。 プレートテクトニクス プレートは、下部にある高温の岩石 マントル の対流で少しずつ移動します。 このようなプレートの動きや仕組みのことを、プレートテクトニクス と言います。 ウェゲナーが主張した 大陸の移動 は、プレートの動き によって生じていたのです。
プレートのうち、大陸側にあって軽いものを何と呼びますか。
プレートのうち、大陸側にあって軽いものを大陸プレートと呼びます。
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地理
離水海岸 浅い海底が隆起または海面の低下した海岸を 離水海岸 と呼びます。 離水海岸のうち、平野の場所を 海岸平野、段丘の場所を 海岸段丘 と区別します。 • 海岸平野  代表的な海岸平野は、千葉県東岸の 九十九里浜 です。 • 海岸段丘  海岸段丘の台地面では水が得にくいため、畑や果樹園に利用されます。  代表的な海岸段丘は、高知県の 室戸岬(むろとみさき) です。  なお、海岸段丘は 洪積台地 の1つです。 沈水海岸 陸地の沈降や海面の上昇した海岸を 沈水海岸 と呼びます。 沈水海岸には、主に次の3つがあります。 リアス海岸 V字谷が沈水した、のこぎりの歯状の海岸。 • リアス海岸の形成  河川の侵食で形成された谷を V字谷、氷河による侵食で形成された谷を U字谷 と呼びます。  このうちで、V字谷が沈水したのこぎりの歯状の海岸を リアス海岸 と呼びます。  語源は、この海岸が見られるスペイン北西の海岸 「リアスバハス(リアスバイシャス)」 です。 • 日本のリアス海岸  リアス海岸は、日本国内でも見られ、三陸海岸(岩手・宮城)、志摩半島(三重)、若狭湾(京都・福井) が代表的です。 • リアス海岸の特性  リアス海岸は、波が遮られて入り江が穏やかになるため、良港 がよく立地します。  しかし、地震による 津波 がひとたび入り江に進入すると、両岸が狭いため、波は一層高くなります。  時には、10階建てのビル をも越える高さになります。 フィヨルド U字谷が沈水し、両側が絶壁の細長い入り江を形成した地形。 • フィヨルドの形成  河川の侵食で形成された谷を V字谷、氷河による侵食で形成された谷を U字谷 と呼びます。  このうちで、U字谷に海水が流入して形成された地形 を フィヨルド と呼びます。 • 世界のフィヨルド  代表的なフィヨルドは、以下の地域に見られます。  - ヨーロッパ :ノルウェー西岸  - 南アメリカ :チリ南部  - オセアニア :ニュージーランド南西部  上記以外の場所でも、基本的には かつて氷河があった高緯度地域 で見られます。 エスチュアリー(三角江) 河口の沈水によってできた、ラッパ状の入り江。 • エスチュアリーの形成  土砂の運搬量が少ない河川の河口は、下図のようになります。  このような河口が沈水すると、河口に 漏斗 や トランペット のような地形が形成されます。  この地形を エスチュアリー(三角江) と呼びます。 • 世界のエスチュアリー  エスチュアリーとして有名なのは、以下の河川です。  - ラプラタ川(アルゼンチン・ウルグアイ)  - セントローレンス川(カナダ東部・五大湖)  ラプラタ川は、大航海時代に マゼラン(生没:1480年頃~1521年)が 海峡と誤認 するほどの大きな河口を持っています。 • ヨーロッパのエスチュアリー  安定陸塊が多く占めるヨーロッパでは、急峻な山地が少ないため、土砂の供給量が少なく エスチュアリーが多く形成 されています。  代表的な河川:  - エルベ川(ドイツ)  - テムズ川(イギリス)  - ジロンド川(フランス)  - セーヌ川(フランス)  ただし、例外として ライン川 にはエスチュアリーが見られません。  これは、源流が アルプス山脈(新期造山帯) にあり、急峻な山地のため土砂供給量が多いためです。 エスチュアリーと産業 エスチュアリーは産業と強く関わります。 • エスチュアリーは 水深が深く、入り江に面して大平野が広がる ため、  ✅ 貿易港 が発達  ✅ 大都市 が形成  ✅ 工業地域 が発展 特に、世界の主要な貿易港や産業都市は、多くが エスチュアリー周辺に立地 しています。
浅い海底が隆起または海面の低下した海岸を離水海岸を何と呼びますか。
浅い海底が隆起または海面の低下した海岸を離水海岸と呼びます。
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地理
離水海岸 浅い海底が隆起または海面の低下した海岸を 離水海岸 と呼びます。 離水海岸のうち、平野の場所を 海岸平野、段丘の場所を 海岸段丘 と区別します。 • 海岸平野  代表的な海岸平野は、千葉県東岸の 九十九里浜 です。 • 海岸段丘  海岸段丘の台地面では水が得にくいため、畑や果樹園に利用されます。  代表的な海岸段丘は、高知県の 室戸岬(むろとみさき) です。  なお、海岸段丘は 洪積台地 の1つです。 沈水海岸 陸地の沈降や海面の上昇した海岸を 沈水海岸 と呼びます。 沈水海岸には、主に次の3つがあります。 リアス海岸 V字谷が沈水した、のこぎりの歯状の海岸。 • リアス海岸の形成  河川の侵食で形成された谷を V字谷、氷河による侵食で形成された谷を U字谷 と呼びます。  このうちで、V字谷が沈水したのこぎりの歯状の海岸を リアス海岸 と呼びます。  語源は、この海岸が見られるスペイン北西の海岸 「リアスバハス(リアスバイシャス)」 です。 • 日本のリアス海岸  リアス海岸は、日本国内でも見られ、三陸海岸(岩手・宮城)、志摩半島(三重)、若狭湾(京都・福井) が代表的です。 • リアス海岸の特性  リアス海岸は、波が遮られて入り江が穏やかになるため、良港 がよく立地します。  しかし、地震による 津波 がひとたび入り江に進入すると、両岸が狭いため、波は一層高くなります。  時には、10階建てのビル をも越える高さになります。 フィヨルド U字谷が沈水し、両側が絶壁の細長い入り江を形成した地形。 • フィヨルドの形成  河川の侵食で形成された谷を V字谷、氷河による侵食で形成された谷を U字谷 と呼びます。  このうちで、U字谷に海水が流入して形成された地形 を フィヨルド と呼びます。 • 世界のフィヨルド  代表的なフィヨルドは、以下の地域に見られます。  - ヨーロッパ :ノルウェー西岸  - 南アメリカ :チリ南部  - オセアニア :ニュージーランド南西部  上記以外の場所でも、基本的には かつて氷河があった高緯度地域 で見られます。 エスチュアリー(三角江) 河口の沈水によってできた、ラッパ状の入り江。 • エスチュアリーの形成  土砂の運搬量が少ない河川の河口は、下図のようになります。  このような河口が沈水すると、河口に 漏斗 や トランペット のような地形が形成されます。  この地形を エスチュアリー(三角江) と呼びます。 • 世界のエスチュアリー  エスチュアリーとして有名なのは、以下の河川です。  - ラプラタ川(アルゼンチン・ウルグアイ)  - セントローレンス川(カナダ東部・五大湖)  ラプラタ川は、大航海時代に マゼラン(生没:1480年頃~1521年)が 海峡と誤認 するほどの大きな河口を持っています。 • ヨーロッパのエスチュアリー  安定陸塊が多く占めるヨーロッパでは、急峻な山地が少ないため、土砂の供給量が少なく エスチュアリーが多く形成 されています。  代表的な河川:  - エルベ川(ドイツ)  - テムズ川(イギリス)  - ジロンド川(フランス)  - セーヌ川(フランス)  ただし、例外として ライン川 にはエスチュアリーが見られません。  これは、源流が アルプス山脈(新期造山帯) にあり、急峻な山地のため土砂供給量が多いためです。 エスチュアリーと産業 エスチュアリーは産業と強く関わります。 • エスチュアリーは 水深が深く、入り江に面して大平野が広がる ため、  ✅ 貿易港 が発達  ✅ 大都市 が形成  ✅ 工業地域 が発展 特に、世界の主要な貿易港や産業都市は、多くが エスチュアリー周辺に立地 しています。
海岸平野代表的な海岸平野はどこですか。
海岸平野代表的な海岸平野は千葉県東岸の九十九里浜です。
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地理
離水海岸 浅い海底が隆起または海面の低下した海岸を 離水海岸 と呼びます。 離水海岸のうち、平野の場所を 海岸平野、段丘の場所を 海岸段丘 と区別します。 • 海岸平野  代表的な海岸平野は、千葉県東岸の 九十九里浜 です。 • 海岸段丘  海岸段丘の台地面では水が得にくいため、畑や果樹園に利用されます。  代表的な海岸段丘は、高知県の 室戸岬(むろとみさき) です。  なお、海岸段丘は 洪積台地 の1つです。 沈水海岸 陸地の沈降や海面の上昇した海岸を 沈水海岸 と呼びます。 沈水海岸には、主に次の3つがあります。 リアス海岸 V字谷が沈水した、のこぎりの歯状の海岸。 • リアス海岸の形成  河川の侵食で形成された谷を V字谷、氷河による侵食で形成された谷を U字谷 と呼びます。  このうちで、V字谷が沈水したのこぎりの歯状の海岸を リアス海岸 と呼びます。  語源は、この海岸が見られるスペイン北西の海岸 「リアスバハス(リアスバイシャス)」 です。 • 日本のリアス海岸  リアス海岸は、日本国内でも見られ、三陸海岸(岩手・宮城)、志摩半島(三重)、若狭湾(京都・福井) が代表的です。 • リアス海岸の特性  リアス海岸は、波が遮られて入り江が穏やかになるため、良港 がよく立地します。  しかし、地震による 津波 がひとたび入り江に進入すると、両岸が狭いため、波は一層高くなります。  時には、10階建てのビル をも越える高さになります。 フィヨルド U字谷が沈水し、両側が絶壁の細長い入り江を形成した地形。 • フィヨルドの形成  河川の侵食で形成された谷を V字谷、氷河による侵食で形成された谷を U字谷 と呼びます。  このうちで、U字谷に海水が流入して形成された地形 を フィヨルド と呼びます。 • 世界のフィヨルド  代表的なフィヨルドは、以下の地域に見られます。  - ヨーロッパ :ノルウェー西岸  - 南アメリカ :チリ南部  - オセアニア :ニュージーランド南西部  上記以外の場所でも、基本的には かつて氷河があった高緯度地域 で見られます。 エスチュアリー(三角江) 河口の沈水によってできた、ラッパ状の入り江。 • エスチュアリーの形成  土砂の運搬量が少ない河川の河口は、下図のようになります。  このような河口が沈水すると、河口に 漏斗 や トランペット のような地形が形成されます。  この地形を エスチュアリー(三角江) と呼びます。 • 世界のエスチュアリー  エスチュアリーとして有名なのは、以下の河川です。  - ラプラタ川(アルゼンチン・ウルグアイ)  - セントローレンス川(カナダ東部・五大湖)  ラプラタ川は、大航海時代に マゼラン(生没:1480年頃~1521年)が 海峡と誤認 するほどの大きな河口を持っています。 • ヨーロッパのエスチュアリー  安定陸塊が多く占めるヨーロッパでは、急峻な山地が少ないため、土砂の供給量が少なく エスチュアリーが多く形成 されています。  代表的な河川:  - エルベ川(ドイツ)  - テムズ川(イギリス)  - ジロンド川(フランス)  - セーヌ川(フランス)  ただし、例外として ライン川 にはエスチュアリーが見られません。  これは、源流が アルプス山脈(新期造山帯) にあり、急峻な山地のため土砂供給量が多いためです。 エスチュアリーと産業 エスチュアリーは産業と強く関わります。 • エスチュアリーは 水深が深く、入り江に面して大平野が広がる ため、  ✅ 貿易港 が発達  ✅ 大都市 が形成  ✅ 工業地域 が発展 特に、世界の主要な貿易港や産業都市は、多くが エスチュアリー周辺に立地 しています。
V字谷が沈水したのこぎりの歯状の海岸を何と呼びますか。
V字谷が沈水したのこぎりの歯状の海岸をリアス海岸と呼びます。
JCRRAG_007770
地理
離水海岸 浅い海底が隆起または海面の低下した海岸を 離水海岸 と呼びます。 離水海岸のうち、平野の場所を 海岸平野、段丘の場所を 海岸段丘 と区別します。 • 海岸平野  代表的な海岸平野は、千葉県東岸の 九十九里浜 です。 • 海岸段丘  海岸段丘の台地面では水が得にくいため、畑や果樹園に利用されます。  代表的な海岸段丘は、高知県の 室戸岬(むろとみさき) です。  なお、海岸段丘は 洪積台地 の1つです。 沈水海岸 陸地の沈降や海面の上昇した海岸を 沈水海岸 と呼びます。 沈水海岸には、主に次の3つがあります。 リアス海岸 V字谷が沈水した、のこぎりの歯状の海岸。 • リアス海岸の形成  河川の侵食で形成された谷を V字谷、氷河による侵食で形成された谷を U字谷 と呼びます。  このうちで、V字谷が沈水したのこぎりの歯状の海岸を リアス海岸 と呼びます。  語源は、この海岸が見られるスペイン北西の海岸 「リアスバハス(リアスバイシャス)」 です。 • 日本のリアス海岸  リアス海岸は、日本国内でも見られ、三陸海岸(岩手・宮城)、志摩半島(三重)、若狭湾(京都・福井) が代表的です。 • リアス海岸の特性  リアス海岸は、波が遮られて入り江が穏やかになるため、良港 がよく立地します。  しかし、地震による 津波 がひとたび入り江に進入すると、両岸が狭いため、波は一層高くなります。  時には、10階建てのビル をも越える高さになります。 フィヨルド U字谷が沈水し、両側が絶壁の細長い入り江を形成した地形。 • フィヨルドの形成  河川の侵食で形成された谷を V字谷、氷河による侵食で形成された谷を U字谷 と呼びます。  このうちで、U字谷に海水が流入して形成された地形 を フィヨルド と呼びます。 • 世界のフィヨルド  代表的なフィヨルドは、以下の地域に見られます。  - ヨーロッパ :ノルウェー西岸  - 南アメリカ :チリ南部  - オセアニア :ニュージーランド南西部  上記以外の場所でも、基本的には かつて氷河があった高緯度地域 で見られます。 エスチュアリー(三角江) 河口の沈水によってできた、ラッパ状の入り江。 • エスチュアリーの形成  土砂の運搬量が少ない河川の河口は、下図のようになります。  このような河口が沈水すると、河口に 漏斗 や トランペット のような地形が形成されます。  この地形を エスチュアリー(三角江) と呼びます。 • 世界のエスチュアリー  エスチュアリーとして有名なのは、以下の河川です。  - ラプラタ川(アルゼンチン・ウルグアイ)  - セントローレンス川(カナダ東部・五大湖)  ラプラタ川は、大航海時代に マゼラン(生没:1480年頃~1521年)が 海峡と誤認 するほどの大きな河口を持っています。 • ヨーロッパのエスチュアリー  安定陸塊が多く占めるヨーロッパでは、急峻な山地が少ないため、土砂の供給量が少なく エスチュアリーが多く形成 されています。  代表的な河川:  - エルベ川(ドイツ)  - テムズ川(イギリス)  - ジロンド川(フランス)  - セーヌ川(フランス)  ただし、例外として ライン川 にはエスチュアリーが見られません。  これは、源流が アルプス山脈(新期造山帯) にあり、急峻な山地のため土砂供給量が多いためです。 エスチュアリーと産業 エスチュアリーは産業と強く関わります。 • エスチュアリーは 水深が深く、入り江に面して大平野が広がる ため、  ✅ 貿易港 が発達  ✅ 大都市 が形成  ✅ 工業地域 が発展 特に、世界の主要な貿易港や産業都市は、多くが エスチュアリー周辺に立地 しています。
河川の侵食で形成された谷を何と呼びますか。
河川の侵食で形成された谷をV字谷と呼びます。
JCRRAG_007771
地理
離水海岸 浅い海底が隆起または海面の低下した海岸を 離水海岸 と呼びます。 離水海岸のうち、平野の場所を 海岸平野、段丘の場所を 海岸段丘 と区別します。 • 海岸平野  代表的な海岸平野は、千葉県東岸の 九十九里浜 です。 • 海岸段丘  海岸段丘の台地面では水が得にくいため、畑や果樹園に利用されます。  代表的な海岸段丘は、高知県の 室戸岬(むろとみさき) です。  なお、海岸段丘は 洪積台地 の1つです。 沈水海岸 陸地の沈降や海面の上昇した海岸を 沈水海岸 と呼びます。 沈水海岸には、主に次の3つがあります。 リアス海岸 V字谷が沈水した、のこぎりの歯状の海岸。 • リアス海岸の形成  河川の侵食で形成された谷を V字谷、氷河による侵食で形成された谷を U字谷 と呼びます。  このうちで、V字谷が沈水したのこぎりの歯状の海岸を リアス海岸 と呼びます。  語源は、この海岸が見られるスペイン北西の海岸 「リアスバハス(リアスバイシャス)」 です。 • 日本のリアス海岸  リアス海岸は、日本国内でも見られ、三陸海岸(岩手・宮城)、志摩半島(三重)、若狭湾(京都・福井) が代表的です。 • リアス海岸の特性  リアス海岸は、波が遮られて入り江が穏やかになるため、良港 がよく立地します。  しかし、地震による 津波 がひとたび入り江に進入すると、両岸が狭いため、波は一層高くなります。  時には、10階建てのビル をも越える高さになります。 フィヨルド U字谷が沈水し、両側が絶壁の細長い入り江を形成した地形。 • フィヨルドの形成  河川の侵食で形成された谷を V字谷、氷河による侵食で形成された谷を U字谷 と呼びます。  このうちで、U字谷に海水が流入して形成された地形 を フィヨルド と呼びます。 • 世界のフィヨルド  代表的なフィヨルドは、以下の地域に見られます。  - ヨーロッパ :ノルウェー西岸  - 南アメリカ :チリ南部  - オセアニア :ニュージーランド南西部  上記以外の場所でも、基本的には かつて氷河があった高緯度地域 で見られます。 エスチュアリー(三角江) 河口の沈水によってできた、ラッパ状の入り江。 • エスチュアリーの形成  土砂の運搬量が少ない河川の河口は、下図のようになります。  このような河口が沈水すると、河口に 漏斗 や トランペット のような地形が形成されます。  この地形を エスチュアリー(三角江) と呼びます。 • 世界のエスチュアリー  エスチュアリーとして有名なのは、以下の河川です。  - ラプラタ川(アルゼンチン・ウルグアイ)  - セントローレンス川(カナダ東部・五大湖)  ラプラタ川は、大航海時代に マゼラン(生没:1480年頃~1521年)が 海峡と誤認 するほどの大きな河口を持っています。 • ヨーロッパのエスチュアリー  安定陸塊が多く占めるヨーロッパでは、急峻な山地が少ないため、土砂の供給量が少なく エスチュアリーが多く形成 されています。  代表的な河川:  - エルベ川(ドイツ)  - テムズ川(イギリス)  - ジロンド川(フランス)  - セーヌ川(フランス)  ただし、例外として ライン川 にはエスチュアリーが見られません。  これは、源流が アルプス山脈(新期造山帯) にあり、急峻な山地のため土砂供給量が多いためです。 エスチュアリーと産業 エスチュアリーは産業と強く関わります。 • エスチュアリーは 水深が深く、入り江に面して大平野が広がる ため、  ✅ 貿易港 が発達  ✅ 大都市 が形成  ✅ 工業地域 が発展 特に、世界の主要な貿易港や産業都市は、多くが エスチュアリー周辺に立地 しています。
河口が沈水すると、河口に漏斗やトランペットのような地形が形成され、この地形を何と呼びますか。
河口が沈水すると、河口に漏斗やトランペットのような地形が形成され、この地形をエスチュアリー(三角江)と呼びます。
JCRRAG_007772
地理
サンゴ礁の分布 サンゴ礁とは、サンゴなど炭酸カルシウムからなる生物の分泌物や遺骸が、海底から発達してできた石灰岩の地形です。 熱帯から亜熱帯の、水温が温暖(25~30℃)できれいな海の海岸には、サンゴ礁が多く分布します。 そのためサンゴ礁は寒流の流れる地域に分布しにくいです。 日本では北緯30度以南のトカラ列島が北限で、奄美・沖縄と小笠原の島々に限られています。 サンゴ礁の発達 サンゴ礁の形態は、島との関係で次の順に変化していきます。 裾礁きょしょう 島の海岸に接して発達したサンゴ礁 堡礁ほしょう 島の沈降あるいは海面の上昇で、防波堤のように島を囲んだサンゴ礁 環礁かんしょう 島の沈降あるいは海面の上昇で、サンゴ礁のみが環状に残っているもの サンゴ礁の分布 世界のサンゴ礁の分布を見ると、下図のA・Bの海域にはサンゴ礁の分布が見られません。 これはA・Bの海域にはそれぞれ暖流/寒流のペルー海流とベンゲラ海流が流れているからです。 サンゴ礁の分布 代表例 裾礁 日本では小笠原や沖縄で裾礁が見られます。 堡礁 オーストラリア大陸北東部には、大規模な堡礁グレートバリアリーフが広がります。 別名は大堡礁 環礁 モルディブやミクロネシアでは環礁が多く見られます。
サンゴ礁とは、サンゴなど炭酸カルシウムからなる生物の分泌物や遺骸が、海底から発達してできた何の地形ですか。
サンゴ礁とは、サンゴなど炭酸カルシウムからなる生物の分泌物や遺骸が、海底から発達してできた石灰岩の地形です。
JCRRAG_007773
地理
ドイツの気候学者ケッペンは、植生とそれに深く関わる気温・降水に注目し、気候の分類をおこないました。 ケッペンは、樹林の有無などの景観に基づき、赤道からドイツの気候学者ケッペンは、植生とそれに深く関わる気温・降水に注目し、気候の分類をおこないました。 ケッペンは、樹林の有無などの景観に基づき、赤道から極地(北極あるいは南極)にかけて気候が似た地域を大きく5つに分類できると考えました。 赤道に近い方から順に、「熱帯・乾燥帯・温帯・亜寒帯(冷帯)・寒帯と分類したのです。 これらは気候帯と呼ばれ、それぞれアルファベット1文字で「A・B・C・D・E」と表記されます。 これら5つの気候帯のうち、A・C・Dは樹木が生育できるため樹林気候と呼ばれ、B・Eは樹木が生育できないため無樹林気候と呼ばれます。 気候帯の細分 ケッペンの5つの気候帯は、気温・降水に基づき、さらに12の気候区に分類されます。 12の気候区は、気候帯の記号(A~E)に、fやaなどの小文字あるいはSやTなどの大文字を併せ、記号で表すことができます。 なお、これらfやSなど2文字目以降のアルファベットは、ある意味をもつドイツ語の頭文字です。 亜寒帯湿潤気候は、北アメリカ大陸、次いでユーラシア大陸に広く分布します。 つまり、北半球に広く分布すると言えます。 反対に、北半球で最も分布が狭いのは地中海性気候です。 ステップ気候・砂漠気候は、オーストラリア大陸、次いで アフリカ大陸 に広く分布します。 亜寒帯冬季少雨気候がユーラシア大陸にしかないこと、オーストラリア大陸・アフリカ大陸には亜寒帯湿潤気候・亜寒帯冬季少雨気候・ツンドラ気候・氷雪気候が存在しないことも覚えておきましょう。
植生とそれに深く関わる気温・降水に注目し、気候の分類をおこなったドイツの気候学者は誰ですか。
植生とそれに深く関わる気温・降水に注目し、気候の分類をおこなったドイツの気候学者はケッペンです。
JCRRAG_007774
地理
ドイツの気候学者ケッペンは、植生とそれに深く関わる気温・降水に注目し、気候の分類をおこないました。 ケッペンは、樹林の有無などの景観に基づき、赤道からドイツの気候学者ケッペンは、植生とそれに深く関わる気温・降水に注目し、気候の分類をおこないました。 ケッペンは、樹林の有無などの景観に基づき、赤道から極地(北極あるいは南極)にかけて気候が似た地域を大きく5つに分類できると考えました。 赤道に近い方から順に、「熱帯・乾燥帯・温帯・亜寒帯(冷帯)・寒帯と分類したのです。 これらは気候帯と呼ばれ、それぞれアルファベット1文字で「A・B・C・D・E」と表記されます。 これら5つの気候帯のうち、A・C・Dは樹木が生育できるため樹林気候と呼ばれ、B・Eは樹木が生育できないため無樹林気候と呼ばれます。 気候帯の細分 ケッペンの5つの気候帯は、気温・降水に基づき、さらに12の気候区に分類されます。 12の気候区は、気候帯の記号(A~E)に、fやaなどの小文字あるいはSやTなどの大文字を併せ、記号で表すことができます。 なお、これらfやSなど2文字目以降のアルファベットは、ある意味をもつドイツ語の頭文字です。 亜寒帯湿潤気候は、北アメリカ大陸、次いでユーラシア大陸に広く分布します。 つまり、北半球に広く分布すると言えます。 反対に、北半球で最も分布が狭いのは地中海性気候です。 ステップ気候・砂漠気候は、オーストラリア大陸、次いで アフリカ大陸 に広く分布します。 亜寒帯冬季少雨気候がユーラシア大陸にしかないこと、オーストラリア大陸・アフリカ大陸には亜寒帯湿潤気候・亜寒帯冬季少雨気候・ツンドラ気候・氷雪気候が存在しないことも覚えておきましょう。
ケッペンは、樹林の有無などの景観に基づき、赤道から極地(北極あるいは南極)にかけて気候が似た地域を大きく何個に分類できると考えましたか。
ケッペンは、樹林の有無などの景観に基づき、赤道から極地(北極あるいは南極)にかけて気候が似た地域を大きく5つに分類できると考えました。
JCRRAG_007775
地理
ドイツの気候学者ケッペンは、植生とそれに深く関わる気温・降水に注目し、気候の分類をおこないました。 ケッペンは、樹林の有無などの景観に基づき、赤道からドイツの気候学者ケッペンは、植生とそれに深く関わる気温・降水に注目し、気候の分類をおこないました。 ケッペンは、樹林の有無などの景観に基づき、赤道から極地(北極あるいは南極)にかけて気候が似た地域を大きく5つに分類できると考えました。 赤道に近い方から順に、「熱帯・乾燥帯・温帯・亜寒帯(冷帯)・寒帯と分類したのです。 これらは気候帯と呼ばれ、それぞれアルファベット1文字で「A・B・C・D・E」と表記されます。 これら5つの気候帯のうち、A・C・Dは樹木が生育できるため樹林気候と呼ばれ、B・Eは樹木が生育できないため無樹林気候と呼ばれます。 気候帯の細分 ケッペンの5つの気候帯は、気温・降水に基づき、さらに12の気候区に分類されます。 12の気候区は、気候帯の記号(A~E)に、fやaなどの小文字あるいはSやTなどの大文字を併せ、記号で表すことができます。 なお、これらfやSなど2文字目以降のアルファベットは、ある意味をもつドイツ語の頭文字です。 亜寒帯湿潤気候は、北アメリカ大陸、次いでユーラシア大陸に広く分布します。 つまり、北半球に広く分布すると言えます。 反対に、北半球で最も分布が狭いのは地中海性気候です。 ステップ気候・砂漠気候は、オーストラリア大陸、次いで アフリカ大陸 に広く分布します。 亜寒帯冬季少雨気候がユーラシア大陸にしかないこと、オーストラリア大陸・アフリカ大陸には亜寒帯湿潤気候・亜寒帯冬季少雨気候・ツンドラ気候・氷雪気候が存在しないことも覚えておきましょう。
5つの気候帯のうち、A・C・Dは樹木が生育できるため何気候と呼ばれていますか。
5つの気候帯のうち、A・C・Dは樹木が生育できるため樹林気候と呼ばれています。
JCRRAG_007776
地理
ドイツの気候学者ケッペンは、植生とそれに深く関わる気温・降水に注目し、気候の分類をおこないました。 ケッペンは、樹林の有無などの景観に基づき、赤道からドイツの気候学者ケッペンは、植生とそれに深く関わる気温・降水に注目し、気候の分類をおこないました。 ケッペンは、樹林の有無などの景観に基づき、赤道から極地(北極あるいは南極)にかけて気候が似た地域を大きく5つに分類できると考えました。 赤道に近い方から順に、「熱帯・乾燥帯・温帯・亜寒帯(冷帯)・寒帯と分類したのです。 これらは気候帯と呼ばれ、それぞれアルファベット1文字で「A・B・C・D・E」と表記されます。 これら5つの気候帯のうち、A・C・Dは樹木が生育できるため樹林気候と呼ばれ、B・Eは樹木が生育できないため無樹林気候と呼ばれます。 気候帯の細分 ケッペンの5つの気候帯は、気温・降水に基づき、さらに12の気候区に分類されます。 12の気候区は、気候帯の記号(A~E)に、fやaなどの小文字あるいはSやTなどの大文字を併せ、記号で表すことができます。 なお、これらfやSなど2文字目以降のアルファベットは、ある意味をもつドイツ語の頭文字です。 亜寒帯湿潤気候は、北アメリカ大陸、次いでユーラシア大陸に広く分布します。 つまり、北半球に広く分布すると言えます。 反対に、北半球で最も分布が狭いのは地中海性気候です。 ステップ気候・砂漠気候は、オーストラリア大陸、次いで アフリカ大陸 に広く分布します。 亜寒帯冬季少雨気候がユーラシア大陸にしかないこと、オーストラリア大陸・アフリカ大陸には亜寒帯湿潤気候・亜寒帯冬季少雨気候・ツンドラ気候・氷雪気候が存在しないことも覚えておきましょう。
ケッペンの5つの気候帯は、気温・降水に基づき、さらにいくつの気候区に分類されましたか。
ケッペンの5つの気候帯は、気温・降水に基づき、さらに12の気候区に分類されます。
JCRRAG_007777
地理
陸地に囲まれた水を陸水と言います。 地球上の水は、約97.5%が海水で、わずか約2.5%が陸水に過ぎません。 この陸水が、資源として価値が非常に高いのです。 さらに陸水のうちで利用の難しい氷河や地中深くの地下水を除くと、私たちが利用できる陸水は全体の0.01%だけです(河川、湖沼、地下水の一部)。 この限りある0.01%をどう利用するかが今後の課題です。 河川水は、農業用水・工業用水、そして水運に利用されます。 水運 水運は、緩勾配で1年の最大・最小流量の差が少ない河川で発達します。 また、1年を通して水の安定供給が水運には欠かせません。 これらの特徴は、安定陸塊を流れるヨーロッパの河川に当てはまります。 一方で、日本の河川は急勾配で1年の最大・最小流量の差が大きく、水運の発達があまり見られません。 夏の季節風で降雨は多いものの、河川の水はすぐに海へと流れてしまいます。 これは、日本が新期造山帯に位置し、河川が急勾配だからです。 湖沼の水は、農業用水・工業用水に利用されます。 代表的な湖 バイカル湖 バイカル湖は、シベリア南西部の断層湖で、世界一深いことで有名です。 タンガニーカ湖 アフリカ大陸東部のアフリカ大地溝帯に形成された湖です。 タンガニーカ湖に次いで世界二位の 水深です。 チチカカ湖 チチカカ湖は、南アメリカ大陸のアンデス山脈高地にある湖です。 汽船などが行き来できる湖のうちで、標高3810mという世界で最も高い場所にある湖です カスピ海 カスピ海は、西アジアにある世界最大の湖で、塩分濃度が高い塩湖です。 カスピ海・アラル海は陸地によって海と遮られるため地形的に「湖」だが、一説によれば、海のように広く、塩分濃度が高いため「海」と命名(資源をめぐる法的理由も存在) 地下には土・砂・岩石などの隙間を満たすように水が存在します。 灌漑 灌漑は、農作物の生育に必要な水を河川や地下などから供給しておこなうことです。 特に乾燥地域では地下水をくみ上げて灌漑に利用します。 アメリカ合衆国のグレートプレーンズでは、センターピボットと呼ばれる、くみ上げた地下水に肥料をまぜて自走しながら散水する装置が利用されています。
陸地に囲まれた水を何と言いますか。
陸地に囲まれた水を陸水と言います。
JCRRAG_007778
地理
陸地に囲まれた水を陸水と言います。 地球上の水は、約97.5%が海水で、わずか約2.5%が陸水に過ぎません。 この陸水が、資源として価値が非常に高いのです。 さらに陸水のうちで利用の難しい氷河や地中深くの地下水を除くと、私たちが利用できる陸水は全体の0.01%だけです(河川、湖沼、地下水の一部)。 この限りある0.01%をどう利用するかが今後の課題です。 河川水は、農業用水・工業用水、そして水運に利用されます。 水運 水運は、緩勾配で1年の最大・最小流量の差が少ない河川で発達します。 また、1年を通して水の安定供給が水運には欠かせません。 これらの特徴は、安定陸塊を流れるヨーロッパの河川に当てはまります。 一方で、日本の河川は急勾配で1年の最大・最小流量の差が大きく、水運の発達があまり見られません。 夏の季節風で降雨は多いものの、河川の水はすぐに海へと流れてしまいます。 これは、日本が新期造山帯に位置し、河川が急勾配だからです。 湖沼の水は、農業用水・工業用水に利用されます。 代表的な湖 バイカル湖 バイカル湖は、シベリア南西部の断層湖で、世界一深いことで有名です。 タンガニーカ湖 アフリカ大陸東部のアフリカ大地溝帯に形成された湖です。 タンガニーカ湖に次いで世界二位の 水深です。 チチカカ湖 チチカカ湖は、南アメリカ大陸のアンデス山脈高地にある湖です。 汽船などが行き来できる湖のうちで、標高3810mという世界で最も高い場所にある湖です カスピ海 カスピ海は、西アジアにある世界最大の湖で、塩分濃度が高い塩湖です。 カスピ海・アラル海は陸地によって海と遮られるため地形的に「湖」だが、一説によれば、海のように広く、塩分濃度が高いため「海」と命名(資源をめぐる法的理由も存在) 地下には土・砂・岩石などの隙間を満たすように水が存在します。 灌漑 灌漑は、農作物の生育に必要な水を河川や地下などから供給しておこなうことです。 特に乾燥地域では地下水をくみ上げて灌漑に利用します。 アメリカ合衆国のグレートプレーンズでは、センターピボットと呼ばれる、くみ上げた地下水に肥料をまぜて自走しながら散水する装置が利用されています。
地球上の水は、約何%が海水ですか。
地球上の水は、約97.5%が海水です。
JCRRAG_007779
地理
陸地に囲まれた水を陸水と言います。 地球上の水は、約97.5%が海水で、わずか約2.5%が陸水に過ぎません。 この陸水が、資源として価値が非常に高いのです。 さらに陸水のうちで利用の難しい氷河や地中深くの地下水を除くと、私たちが利用できる陸水は全体の0.01%だけです(河川、湖沼、地下水の一部)。 この限りある0.01%をどう利用するかが今後の課題です。 河川水は、農業用水・工業用水、そして水運に利用されます。 水運 水運は、緩勾配で1年の最大・最小流量の差が少ない河川で発達します。 また、1年を通して水の安定供給が水運には欠かせません。 これらの特徴は、安定陸塊を流れるヨーロッパの河川に当てはまります。 一方で、日本の河川は急勾配で1年の最大・最小流量の差が大きく、水運の発達があまり見られません。 夏の季節風で降雨は多いものの、河川の水はすぐに海へと流れてしまいます。 これは、日本が新期造山帯に位置し、河川が急勾配だからです。 湖沼の水は、農業用水・工業用水に利用されます。 代表的な湖 バイカル湖 バイカル湖は、シベリア南西部の断層湖で、世界一深いことで有名です。 タンガニーカ湖 アフリカ大陸東部のアフリカ大地溝帯に形成された湖です。 タンガニーカ湖に次いで世界二位の 水深です。 チチカカ湖 チチカカ湖は、南アメリカ大陸のアンデス山脈高地にある湖です。 汽船などが行き来できる湖のうちで、標高3810mという世界で最も高い場所にある湖です カスピ海 カスピ海は、西アジアにある世界最大の湖で、塩分濃度が高い塩湖です。 カスピ海・アラル海は陸地によって海と遮られるため地形的に「湖」だが、一説によれば、海のように広く、塩分濃度が高いため「海」と命名(資源をめぐる法的理由も存在) 地下には土・砂・岩石などの隙間を満たすように水が存在します。 灌漑 灌漑は、農作物の生育に必要な水を河川や地下などから供給しておこなうことです。 特に乾燥地域では地下水をくみ上げて灌漑に利用します。 アメリカ合衆国のグレートプレーンズでは、センターピボットと呼ばれる、くみ上げた地下水に肥料をまぜて自走しながら散水する装置が利用されています。
陸水は約何%ですか。
陸水は約2.5%です。
JCRRAG_007780
地理
陸地に囲まれた水を陸水と言います。 地球上の水は、約97.5%が海水で、わずか約2.5%が陸水に過ぎません。 この陸水が、資源として価値が非常に高いのです。 さらに陸水のうちで利用の難しい氷河や地中深くの地下水を除くと、私たちが利用できる陸水は全体の0.01%だけです(河川、湖沼、地下水の一部)。 この限りある0.01%をどう利用するかが今後の課題です。 河川水は、農業用水・工業用水、そして水運に利用されます。 水運 水運は、緩勾配で1年の最大・最小流量の差が少ない河川で発達します。 また、1年を通して水の安定供給が水運には欠かせません。 これらの特徴は、安定陸塊を流れるヨーロッパの河川に当てはまります。 一方で、日本の河川は急勾配で1年の最大・最小流量の差が大きく、水運の発達があまり見られません。 夏の季節風で降雨は多いものの、河川の水はすぐに海へと流れてしまいます。 これは、日本が新期造山帯に位置し、河川が急勾配だからです。 湖沼の水は、農業用水・工業用水に利用されます。 代表的な湖 バイカル湖 バイカル湖は、シベリア南西部の断層湖で、世界一深いことで有名です。 タンガニーカ湖 アフリカ大陸東部のアフリカ大地溝帯に形成された湖です。 タンガニーカ湖に次いで世界二位の 水深です。 チチカカ湖 チチカカ湖は、南アメリカ大陸のアンデス山脈高地にある湖です。 汽船などが行き来できる湖のうちで、標高3810mという世界で最も高い場所にある湖です カスピ海 カスピ海は、西アジアにある世界最大の湖で、塩分濃度が高い塩湖です。 カスピ海・アラル海は陸地によって海と遮られるため地形的に「湖」だが、一説によれば、海のように広く、塩分濃度が高いため「海」と命名(資源をめぐる法的理由も存在) 地下には土・砂・岩石などの隙間を満たすように水が存在します。 灌漑 灌漑は、農作物の生育に必要な水を河川や地下などから供給しておこなうことです。 特に乾燥地域では地下水をくみ上げて灌漑に利用します。 アメリカ合衆国のグレートプレーンズでは、センターピボットと呼ばれる、くみ上げた地下水に肥料をまぜて自走しながら散水する装置が利用されています。
アメリカ合衆国のグレートプレーンズで利用されている、くみ上げた地下水に肥料をまぜて自走しながら散水する装置を何と呼びますか。
アメリカ合衆国のグレートプレーンズで利用されている、くみ上げた地下水に肥料をまぜて自走しながら散水する装置をセンターピボットと呼びます。
JCRRAG_007781
地理
気候変動 長期にわたって雨が降らず、水不足になることを干ばつと言います。 水を貯えた湖も、干ばつが続くことによって縮小していきます。 アフリカのサハラ砂漠南部のチャド湖は、近年の気候変動による干ばつの影響で急速に縮小しています。 ただし、この縮小は流入する河川での灌漑農業や周辺での過放牧も要因である指摘摘されています。 海流 常にほぼ一定の方向に移動する海 水の流れを海流と言います。 海流は、風、海水の密度、傾斜を理由として生じます。 海流のうち、暖流は低緯度から高緯度へ、寒流は高緯度から低緯度へ流れます。 また、北半球では時計回りに、南半球では反時計回りに流れます。 暖流 暖流は、低緯度から高緯度へ流れる海流で、周りの海域よりも比較的水温が高くなります。暖流の上には暖かく湿った空気が流れるため、沿岸の気候は年中温暖で湿潤になります。ヨーロッパ西岸部~中部 ヨーロッパの西側は、暖流の北大西洋海流が流れ、その上を偏西風が吹きます。 この海流と風の影響を受ける地域では、高緯度でありながら冬場も温暖で、気温の年較差が小さくなります。 寒流 寒流は、高緯度から低緯度へ流れる海流で、周りの海域よりも比較的 水温が低くなります。寒流の上には冷たく湿った空気が流れます。そのため、沿岸の気候は冷涼な気候になります。特に寒流の影響が強い沿岸では、海岸付近の空気は冷たく、海岸から離れた山地で空気が暖かくなっています。雨を降らせる上昇気流が発生しにくく、海からの湿った風は霧となって通りすぎるだけです。その結果、海岸付近に砂漠が形成されます。
長期にわたって雨が降らず、水不足になることを何と言いますか。
長期にわたって雨が降らず、水不足になることは干ばつです。
JCRRAG_007782
地理
気候変動 長期にわたって雨が降らず、水不足になることを干ばつと言います。 水を貯えた湖も、干ばつが続くことによって縮小していきます。 アフリカのサハラ砂漠南部のチャド湖は、近年の気候変動による干ばつの影響で急速に縮小しています。 ただし、この縮小は流入する河川での灌漑農業や周辺での過放牧も要因である指摘摘されています。 海流 常にほぼ一定の方向に移動する海 水の流れを海流と言います。 海流は、風、海水の密度、傾斜を理由として生じます。 海流のうち、暖流は低緯度から高緯度へ、寒流は高緯度から低緯度へ流れます。 また、北半球では時計回りに、南半球では反時計回りに流れます。 暖流 暖流は、低緯度から高緯度へ流れる海流で、周りの海域よりも比較的水温が高くなります。暖流の上には暖かく湿った空気が流れるため、沿岸の気候は年中温暖で湿潤になります。ヨーロッパ西岸部~中部 ヨーロッパの西側は、暖流の北大西洋海流が流れ、その上を偏西風が吹きます。 この海流と風の影響を受ける地域では、高緯度でありながら冬場も温暖で、気温の年較差が小さくなります。 寒流 寒流は、高緯度から低緯度へ流れる海流で、周りの海域よりも比較的 水温が低くなります。寒流の上には冷たく湿った空気が流れます。そのため、沿岸の気候は冷涼な気候になります。特に寒流の影響が強い沿岸では、海岸付近の空気は冷たく、海岸から離れた山地で空気が暖かくなっています。雨を降らせる上昇気流が発生しにくく、海からの湿った風は霧となって通りすぎるだけです。その結果、海岸付近に砂漠が形成されます。
常にほぼ一定の方向に移動する海水の流れを何と言いますか。
常にほぼ一定の方向に移動する海 水の流れを海流と言います。
JCRRAG_007783
地理
気候変動 長期にわたって雨が降らず、水不足になることを干ばつと言います。 水を貯えた湖も、干ばつが続くことによって縮小していきます。 アフリカのサハラ砂漠南部のチャド湖は、近年の気候変動による干ばつの影響で急速に縮小しています。 ただし、この縮小は流入する河川での灌漑農業や周辺での過放牧も要因である指摘摘されています。 海流 常にほぼ一定の方向に移動する海 水の流れを海流と言います。 海流は、風、海水の密度、傾斜を理由として生じます。 海流のうち、暖流は低緯度から高緯度へ、寒流は高緯度から低緯度へ流れます。 また、北半球では時計回りに、南半球では反時計回りに流れます。 暖流 暖流は、低緯度から高緯度へ流れる海流で、周りの海域よりも比較的水温が高くなります。暖流の上には暖かく湿った空気が流れるため、沿岸の気候は年中温暖で湿潤になります。ヨーロッパ西岸部~中部 ヨーロッパの西側は、暖流の北大西洋海流が流れ、その上を偏西風が吹きます。 この海流と風の影響を受ける地域では、高緯度でありながら冬場も温暖で、気温の年較差が小さくなります。 寒流 寒流は、高緯度から低緯度へ流れる海流で、周りの海域よりも比較的 水温が低くなります。寒流の上には冷たく湿った空気が流れます。そのため、沿岸の気候は冷涼な気候になります。特に寒流の影響が強い沿岸では、海岸付近の空気は冷たく、海岸から離れた山地で空気が暖かくなっています。雨を降らせる上昇気流が発生しにくく、海からの湿った風は霧となって通りすぎるだけです。その結果、海岸付近に砂漠が形成されます。
低緯度から高緯度へ流れる海流を何と言いますか。
低緯度から高緯度へ流れる海流は暖流です。
JCRRAG_007784
地理
気候変動 長期にわたって雨が降らず、水不足になることを干ばつと言います。 水を貯えた湖も、干ばつが続くことによって縮小していきます。 アフリカのサハラ砂漠南部のチャド湖は、近年の気候変動による干ばつの影響で急速に縮小しています。 ただし、この縮小は流入する河川での灌漑農業や周辺での過放牧も要因である指摘摘されています。 海流 常にほぼ一定の方向に移動する海 水の流れを海流と言います。 海流は、風、海水の密度、傾斜を理由として生じます。 海流のうち、暖流は低緯度から高緯度へ、寒流は高緯度から低緯度へ流れます。 また、北半球では時計回りに、南半球では反時計回りに流れます。 暖流 暖流は、低緯度から高緯度へ流れる海流で、周りの海域よりも比較的水温が高くなります。暖流の上には暖かく湿った空気が流れるため、沿岸の気候は年中温暖で湿潤になります。ヨーロッパ西岸部~中部 ヨーロッパの西側は、暖流の北大西洋海流が流れ、その上を偏西風が吹きます。 この海流と風の影響を受ける地域では、高緯度でありながら冬場も温暖で、気温の年較差が小さくなります。 寒流 寒流は、高緯度から低緯度へ流れる海流で、周りの海域よりも比較的 水温が低くなります。寒流の上には冷たく湿った空気が流れます。そのため、沿岸の気候は冷涼な気候になります。特に寒流の影響が強い沿岸では、海岸付近の空気は冷たく、海岸から離れた山地で空気が暖かくなっています。雨を降らせる上昇気流が発生しにくく、海からの湿った風は霧となって通りすぎるだけです。その結果、海岸付近に砂漠が形成されます。
高緯度から低緯度へ流れる海流を何と言いますか。
高緯度から低緯度へ流れる海流は寒流です。
JCRRAG_007785
地理
気候変動 長期にわたって雨が降らず、水不足になることを干ばつと言います。 水を貯えた湖も、干ばつが続くことによって縮小していきます。 アフリカのサハラ砂漠南部のチャド湖は、近年の気候変動による干ばつの影響で急速に縮小しています。 ただし、この縮小は流入する河川での灌漑農業や周辺での過放牧も要因である指摘摘されています。 海流 常にほぼ一定の方向に移動する海 水の流れを海流と言います。 海流は、風、海水の密度、傾斜を理由として生じます。 海流のうち、暖流は低緯度から高緯度へ、寒流は高緯度から低緯度へ流れます。 また、北半球では時計回りに、南半球では反時計回りに流れます。 暖流 暖流は、低緯度から高緯度へ流れる海流で、周りの海域よりも比較的水温が高くなります。暖流の上には暖かく湿った空気が流れるため、沿岸の気候は年中温暖で湿潤になります。ヨーロッパ西岸部~中部 ヨーロッパの西側は、暖流の北大西洋海流が流れ、その上を偏西風が吹きます。 この海流と風の影響を受ける地域では、高緯度でありながら冬場も温暖で、気温の年較差が小さくなります。 寒流 寒流は、高緯度から低緯度へ流れる海流で、周りの海域よりも比較的 水温が低くなります。寒流の上には冷たく湿った空気が流れます。そのため、沿岸の気候は冷涼な気候になります。特に寒流の影響が強い沿岸では、海岸付近の空気は冷たく、海岸から離れた山地で空気が暖かくなっています。雨を降らせる上昇気流が発生しにくく、海からの湿った風は霧となって通りすぎるだけです。その結果、海岸付近に砂漠が形成されます。
寒流の結果、海岸付近に何が形成されますか。
寒流の結果、海岸付近に砂漠が形成されます。
JCRRAG_007786
地理
地図は大きく2種類に分けられます。 一般図 特定のテーマを持たず、地形や地名、河川や交通路、集落や行政界などの情報を描いた平均的な地図 主題図 利用目的に応じて、ある特定のテーマの下に重要要素を強調した地図 一般図のうち、現地での測量や空中写真測量などをもとに作製した地図を実測図と言います。実測図をもとに編集し、これを縮小または内容を簡略化して作製した地図を編集図と言います。統計を地図化した主題図を統計地図と言います。 地理で扱う統計数値は、大きく次の2つに分かれ、示すのに適した統計地図が異なります。 絶対的数値 人口や降水量などの数値 相対的数値 単位面積あたりの数値(人口密度)や人口1人あたりの数値(所得など)の数値 ドットマップ 点で一定の数量や分布を表現した地図です。 図形表現図 棒の長さ、円の面積などで数量を表す地図で、絶対的数値(人口・降水量など)を示すのに適切です。 等値線図 各地点の値をもとに、等しい一定の値の点を求め、それらを曲線で結んだ地図です。 流線図 統計事象の移動を図示したもので、矢印の向きで移動の方向を、太さで移動量を示した地図です。 階級区分図(コロプレスマップ) 密度や割合等の相対値(単位面積あたり、人口1人あたりなど)をいくつかの階級に区分し、パターンや色で区別した地図です。 相対的数値(人口密度や人口1人あたりの所得など)を示すのに適しますが、絶対的数値(人口や生産量)のように国や地域の面積の大小が統計数値の大小に影響するものでは、実際の分布とは異なる印象を与えるため、この統計地図は不適切です。 変形地図(カルトグラム) 表現する地域・国の形そのものを数量に応じて変形した地図です。
特定のテーマを持たず、地形や地名、河川や交通路、集落や行政界などの情報を描いた平均的な地図を何と呼びますか。
特定のテーマを持たず、地形や地名、河川や交通路、集落や行政界などの情報を描いた平均的な地図は一般図と呼ばれます。
JCRRAG_007787
地理
地殻内の圧力によって地層が波状に曲がることを褶曲しゅうきょくと呼びます。 褶曲した地層で形成された山脈を褶曲山脈と呼び、アルプス山脈やヒマラヤ山脈などの新期造山帯の山脈が該当します。 圧力が加わったことによる地盤の割れ目を断層と呼びます。 断層にさらに圧力がかかり、割れ目にずれが生じます。 このような断層の動きで、次の地形が形成されます。 断層山地 断層の動きで生じた山地 断層山地のうち、両側または周囲を断層崖にはさまれた山地を地塁(地塁山地)と呼称 断層山地のうち、片側のみが断層崖である山地を傾動山地と呼称 地溝(断層盆地) 両側を断層崖にはさまれた低地 地塁(地塁山地) 古期造山帯の テンシャン山脈は代表的な地塁山地です。 この山脈は古期造山帯の山脈ですが、断層に圧力が加わり、再度隆起して急峻です。 地溝(断層盆地) アフリカ大陸のアフリカ大地溝帯は代表的な断層盆地です。 火山の形成 火山は、地中のマグマが地表に噴出して形成されます。 マグマが地表へ噴出する理由は、狭まる境界や広がる境界で異なります。 マグマ マントルの一部が融解したもの 狭まる境界 海洋上の狭まる境界 海洋上の狭まる境界では、沈み込むプレートが海水を運び、マントルの融点が下がってマグマが形成されます。 マグマが形成される位置は、海溝が形成される位置よりも、さらにプレートが沈み込んだ先です。 そのため、マグマが噴出して火山が形成される位置は、海溝と重なります/重なりません。 海溝に沿って形成された火山のうち、最も海溝側に近いもの同士を結んだ線を火山前線(火山フロント)と呼びます。 大陸上の狭まる境界 大陸上の狭まる境界では、マグマが地表へ噴出しないため、分布しません。 広がる境界 海洋上の広がる境界 海洋上の広がる境界では、海底に山脈が形成されます。 これを海嶺と呼び、一部には火山(海底火山)が分布します。 大陸上の広がる境界 大陸上の広がる境界では、火山が形成されます。 ホットスポット 地球上には、プレートの境界以外にも、局所的に地下深くのマントルがマグマとなって上昇する場所が存在します。 このような場所をホットスポットと呼びます。 例えば、ハワイはホットスポットで形成された火山島です。 火山活動に伴う地形 火山活動に伴い、次の地形が形成されます。 カルデラ 火山の中心部に形成された大規模な凹地 九州中央部の阿蘇山が有名 カルデラに水が溜まったものがカルデラ湖 マール 火口だけで山体がない地形 溶岩台地 粘性の小さい溶岩が大量に流出し、埋積してできた平坦な台地 分布しません。
地殻内の圧力によって地層が波状に曲がることを何と呼びますか。
地殻内の圧力によって地層が波状に曲がることは褶曲(しゅうきょく)と呼ばれます。
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地理
地殻内の圧力によって地層が波状に曲がることを褶曲しゅうきょくと呼びます。 褶曲した地層で形成された山脈を褶曲山脈と呼び、アルプス山脈やヒマラヤ山脈などの新期造山帯の山脈が該当します。 圧力が加わったことによる地盤の割れ目を断層と呼びます。 断層にさらに圧力がかかり、割れ目にずれが生じます。 このような断層の動きで、次の地形が形成されます。 断層山地 断層の動きで生じた山地 断層山地のうち、両側または周囲を断層崖にはさまれた山地を地塁(地塁山地)と呼称 断層山地のうち、片側のみが断層崖である山地を傾動山地と呼称 地溝(断層盆地) 両側を断層崖にはさまれた低地 地塁(地塁山地) 古期造山帯の テンシャン山脈は代表的な地塁山地です。 この山脈は古期造山帯の山脈ですが、断層に圧力が加わり、再度隆起して急峻です。 地溝(断層盆地) アフリカ大陸のアフリカ大地溝帯は代表的な断層盆地です。 火山の形成 火山は、地中のマグマが地表に噴出して形成されます。 マグマが地表へ噴出する理由は、狭まる境界や広がる境界で異なります。 マグマ マントルの一部が融解したもの 狭まる境界 海洋上の狭まる境界 海洋上の狭まる境界では、沈み込むプレートが海水を運び、マントルの融点が下がってマグマが形成されます。 マグマが形成される位置は、海溝が形成される位置よりも、さらにプレートが沈み込んだ先です。 そのため、マグマが噴出して火山が形成される位置は、海溝と重なります/重なりません。 海溝に沿って形成された火山のうち、最も海溝側に近いもの同士を結んだ線を火山前線(火山フロント)と呼びます。 大陸上の狭まる境界 大陸上の狭まる境界では、マグマが地表へ噴出しないため、分布しません。 広がる境界 海洋上の広がる境界 海洋上の広がる境界では、海底に山脈が形成されます。 これを海嶺と呼び、一部には火山(海底火山)が分布します。 大陸上の広がる境界 大陸上の広がる境界では、火山が形成されます。 ホットスポット 地球上には、プレートの境界以外にも、局所的に地下深くのマントルがマグマとなって上昇する場所が存在します。 このような場所をホットスポットと呼びます。 例えば、ハワイはホットスポットで形成された火山島です。 火山活動に伴う地形 火山活動に伴い、次の地形が形成されます。 カルデラ 火山の中心部に形成された大規模な凹地 九州中央部の阿蘇山が有名 カルデラに水が溜まったものがカルデラ湖 マール 火口だけで山体がない地形 溶岩台地 粘性の小さい溶岩が大量に流出し、埋積してできた平坦な台地 分布しません。
古期造山帯の代表的な地塁山地は何ですか。
古期造山帯の代表的な地塁山地は テンシャン山脈です。
JCRRAG_007789
地理
地殻内の圧力によって地層が波状に曲がることを褶曲しゅうきょくと呼びます。 褶曲した地層で形成された山脈を褶曲山脈と呼び、アルプス山脈やヒマラヤ山脈などの新期造山帯の山脈が該当します。 圧力が加わったことによる地盤の割れ目を断層と呼びます。 断層にさらに圧力がかかり、割れ目にずれが生じます。 このような断層の動きで、次の地形が形成されます。 断層山地 断層の動きで生じた山地 断層山地のうち、両側または周囲を断層崖にはさまれた山地を地塁(地塁山地)と呼称 断層山地のうち、片側のみが断層崖である山地を傾動山地と呼称 地溝(断層盆地) 両側を断層崖にはさまれた低地 地塁(地塁山地) 古期造山帯の テンシャン山脈は代表的な地塁山地です。 この山脈は古期造山帯の山脈ですが、断層に圧力が加わり、再度隆起して急峻です。 地溝(断層盆地) アフリカ大陸のアフリカ大地溝帯は代表的な断層盆地です。 火山の形成 火山は、地中のマグマが地表に噴出して形成されます。 マグマが地表へ噴出する理由は、狭まる境界や広がる境界で異なります。 マグマ マントルの一部が融解したもの 狭まる境界 海洋上の狭まる境界 海洋上の狭まる境界では、沈み込むプレートが海水を運び、マントルの融点が下がってマグマが形成されます。 マグマが形成される位置は、海溝が形成される位置よりも、さらにプレートが沈み込んだ先です。 そのため、マグマが噴出して火山が形成される位置は、海溝と重なります/重なりません。 海溝に沿って形成された火山のうち、最も海溝側に近いもの同士を結んだ線を火山前線(火山フロント)と呼びます。 大陸上の狭まる境界 大陸上の狭まる境界では、マグマが地表へ噴出しないため、分布しません。 広がる境界 海洋上の広がる境界 海洋上の広がる境界では、海底に山脈が形成されます。 これを海嶺と呼び、一部には火山(海底火山)が分布します。 大陸上の広がる境界 大陸上の広がる境界では、火山が形成されます。 ホットスポット 地球上には、プレートの境界以外にも、局所的に地下深くのマントルがマグマとなって上昇する場所が存在します。 このような場所をホットスポットと呼びます。 例えば、ハワイはホットスポットで形成された火山島です。 火山活動に伴う地形 火山活動に伴い、次の地形が形成されます。 カルデラ 火山の中心部に形成された大規模な凹地 九州中央部の阿蘇山が有名 カルデラに水が溜まったものがカルデラ湖 マール 火口だけで山体がない地形 溶岩台地 粘性の小さい溶岩が大量に流出し、埋積してできた平坦な台地 分布しません。
地中のマグマが地表に噴出して形成されたものを何と呼びますか。
地中のマグマが地表に噴出して形成されたものは火山と呼ばれます。
JCRRAG_007790
地理
地殻内の圧力によって地層が波状に曲がることを褶曲しゅうきょくと呼びます。 褶曲した地層で形成された山脈を褶曲山脈と呼び、アルプス山脈やヒマラヤ山脈などの新期造山帯の山脈が該当します。 圧力が加わったことによる地盤の割れ目を断層と呼びます。 断層にさらに圧力がかかり、割れ目にずれが生じます。 このような断層の動きで、次の地形が形成されます。 断層山地 断層の動きで生じた山地 断層山地のうち、両側または周囲を断層崖にはさまれた山地を地塁(地塁山地)と呼称 断層山地のうち、片側のみが断層崖である山地を傾動山地と呼称 地溝(断層盆地) 両側を断層崖にはさまれた低地 地塁(地塁山地) 古期造山帯の テンシャン山脈は代表的な地塁山地です。 この山脈は古期造山帯の山脈ですが、断層に圧力が加わり、再度隆起して急峻です。 地溝(断層盆地) アフリカ大陸のアフリカ大地溝帯は代表的な断層盆地です。 火山の形成 火山は、地中のマグマが地表に噴出して形成されます。 マグマが地表へ噴出する理由は、狭まる境界や広がる境界で異なります。 マグマ マントルの一部が融解したもの 狭まる境界 海洋上の狭まる境界 海洋上の狭まる境界では、沈み込むプレートが海水を運び、マントルの融点が下がってマグマが形成されます。 マグマが形成される位置は、海溝が形成される位置よりも、さらにプレートが沈み込んだ先です。 そのため、マグマが噴出して火山が形成される位置は、海溝と重なります/重なりません。 海溝に沿って形成された火山のうち、最も海溝側に近いもの同士を結んだ線を火山前線(火山フロント)と呼びます。 大陸上の狭まる境界 大陸上の狭まる境界では、マグマが地表へ噴出しないため、分布しません。 広がる境界 海洋上の広がる境界 海洋上の広がる境界では、海底に山脈が形成されます。 これを海嶺と呼び、一部には火山(海底火山)が分布します。 大陸上の広がる境界 大陸上の広がる境界では、火山が形成されます。 ホットスポット 地球上には、プレートの境界以外にも、局所的に地下深くのマントルがマグマとなって上昇する場所が存在します。 このような場所をホットスポットと呼びます。 例えば、ハワイはホットスポットで形成された火山島です。 火山活動に伴う地形 火山活動に伴い、次の地形が形成されます。 カルデラ 火山の中心部に形成された大規模な凹地 九州中央部の阿蘇山が有名 カルデラに水が溜まったものがカルデラ湖 マール 火口だけで山体がない地形 溶岩台地 粘性の小さい溶岩が大量に流出し、埋積してできた平坦な台地 分布しません。
海洋上の広がる境界では海底に山脈が形成され、これを何と呼びますか。
海洋上の広がる境界では海底に山脈が形成され、これは海嶺と呼ばれます。
JCRRAG_007791
地理
地殻内の圧力によって地層が波状に曲がることを褶曲しゅうきょくと呼びます。 褶曲した地層で形成された山脈を褶曲山脈と呼び、アルプス山脈やヒマラヤ山脈などの新期造山帯の山脈が該当します。 圧力が加わったことによる地盤の割れ目を断層と呼びます。 断層にさらに圧力がかかり、割れ目にずれが生じます。 このような断層の動きで、次の地形が形成されます。 断層山地 断層の動きで生じた山地 断層山地のうち、両側または周囲を断層崖にはさまれた山地を地塁(地塁山地)と呼称 断層山地のうち、片側のみが断層崖である山地を傾動山地と呼称 地溝(断層盆地) 両側を断層崖にはさまれた低地 地塁(地塁山地) 古期造山帯の テンシャン山脈は代表的な地塁山地です。 この山脈は古期造山帯の山脈ですが、断層に圧力が加わり、再度隆起して急峻です。 地溝(断層盆地) アフリカ大陸のアフリカ大地溝帯は代表的な断層盆地です。 火山の形成 火山は、地中のマグマが地表に噴出して形成されます。 マグマが地表へ噴出する理由は、狭まる境界や広がる境界で異なります。 マグマ マントルの一部が融解したもの 狭まる境界 海洋上の狭まる境界 海洋上の狭まる境界では、沈み込むプレートが海水を運び、マントルの融点が下がってマグマが形成されます。 マグマが形成される位置は、海溝が形成される位置よりも、さらにプレートが沈み込んだ先です。 そのため、マグマが噴出して火山が形成される位置は、海溝と重なります/重なりません。 海溝に沿って形成された火山のうち、最も海溝側に近いもの同士を結んだ線を火山前線(火山フロント)と呼びます。 大陸上の狭まる境界 大陸上の狭まる境界では、マグマが地表へ噴出しないため、分布しません。 広がる境界 海洋上の広がる境界 海洋上の広がる境界では、海底に山脈が形成されます。 これを海嶺と呼び、一部には火山(海底火山)が分布します。 大陸上の広がる境界 大陸上の広がる境界では、火山が形成されます。 ホットスポット 地球上には、プレートの境界以外にも、局所的に地下深くのマントルがマグマとなって上昇する場所が存在します。 このような場所をホットスポットと呼びます。 例えば、ハワイはホットスポットで形成された火山島です。 火山活動に伴う地形 火山活動に伴い、次の地形が形成されます。 カルデラ 火山の中心部に形成された大規模な凹地 九州中央部の阿蘇山が有名 カルデラに水が溜まったものがカルデラ湖 マール 火口だけで山体がない地形 溶岩台地 粘性の小さい溶岩が大量に流出し、埋積してできた平坦な台地 分布しません。
地球上には、プレートの境界以外にも、局所的に地下深くのマントルがマグマとなって上昇する場所が存在し、このような場所を何と呼びますか。
地球上には、プレートの境界以外にも、局所的に地下深くのマントルがマグマとなって上昇する場所が存在し、このような場所をホットスポットと呼びます。
JCRRAG_007792
地理
地球上の陸地は、46億年前に地球が誕生して以来、プレートの動きなどによる大規模な変動を受けてきました。 これら陸地は、どの時期を最後に大規模な変動を受けていないかで、次の3つに区分されます。 安定陸塊 先カンブリア時代(地球誕生~約5億4100万年前)を最後に大規模な変動を受けていない陸地 古期造山帯 古生代(約5億4100万年前~2億5200万年前)を最後に大規模な変動を受けていない陸地 新期造山帯 中生代以降(2億5200万年前~)に変動を受けた陸地 長い年月、大規模な変動を受けていないため、侵食が非常に進んで平坦な土地が広がります。 資源の産地としては、鉄山が分布します。 侵食が進み、鉄鉱石の採掘が容易で採算性が高いため安定陸塊は地層の状態でさらに楯状地と卓状地に分類されます。 安定陸塊のうち、先カンブリア時代の地層が露出している地域を楯状地(≒準平原)と呼びます。 この呼称は、地形が横から見ると中央から海に向かって傾斜をとり、西洋の楯を伏せた形に見えるからです。高緯度のハドソン湾周辺やバルト海周辺は、氷河によって地表が削られたため、楯状地が目立ちます。 特に世界最大の規模をもち、カナダの総面積の約半分を占めるカナダ楯状地は、20億年以上の侵食をうけ、山地はほとんどありません。 巨大地震も少なく安定していますが、技術革新が起こるまで不毛な土地とされていました。楯状地のなかには、硬い地層で侵食から取り残された場所が見られ、残丘(モナドノック)と呼びます。 残丘の代表例は、オーストラリアのウルルが有名です。安定陸塊のうち、先カンブリア時代の地層の上に、別の地層が堆積する地域を卓状地(≒構造平原)と呼びます。 これは、陸地が古生代・中生代に海面下に沈降し、先カンブリア時代の地層の上に、ほぼ水平に土砂が堆積したからです。卓状地のなかには、硬い地層で侵食から取り残された場所が見られ、ほぼ垂直に残った地形をビュート、台地状の地形をメサと呼びます。 メサ:スペイン語でテーブルの意味 卓状地のなかで、軟層・硬層の地層が交互に緩傾斜をなしているとき、軟層部分が速く侵食されて、硬層部分が取り残されます。 このようにして形成される非対称の断面をもつ丘陵をケスタと呼びます。 ケスタ スペイン語で長い斜面の意味 代表的なケスタは、フランスのパリ盆地(シャンパーニュ地方)です。 崖部分の水はけ、日照に対しての適度な傾斜を利用して、ブドウを栽培しています。 安定陸塊に比べると短いですが、長い年月の侵食で起伏の緩やかな山地が広がります。 資源の産地としては、鉄山 炭田 油田が分布します。 テンシャン山脈は、インド亜大陸がユーラシア大陸に衝突したことで再隆起し、古期造山帯の他の山脈より起伏が大きい山脈です(平均標高3500~5000m)。大規模な変動をうけてから年月が短く、起伏の大きい(標高の高い)山地が広がります。 資源の産地としては、油田が分布します。 例:環太平洋造山帯、アルプス=ヒマラヤ造山帯 大規模な変動をうけた後、陸地は次の2つの力で様々な地形を形成します。 内的営力 地球内部にエネルギーをもつ火山活動など 外的営力 地球外部にエネルギーをもつ風化・侵食・運搬・堆積作用など これらの地形(火山など)は、形成されてからの年月が短い新期造山帯でよく見られます。
安定陸塊のうち、先カンブリア時代の地層が露出している地域を何と呼びますか。
安定陸塊のうち、先カンブリア時代の地層が露出している地域を楯状地(≒準平原)と呼びます。
JCRRAG_007793
地理
地球上の陸地は、46億年前に地球が誕生して以来、プレートの動きなどによる大規模な変動を受けてきました。 これら陸地は、どの時期を最後に大規模な変動を受けていないかで、次の3つに区分されます。 安定陸塊 先カンブリア時代(地球誕生~約5億4100万年前)を最後に大規模な変動を受けていない陸地 古期造山帯 古生代(約5億4100万年前~2億5200万年前)を最後に大規模な変動を受けていない陸地 新期造山帯 中生代以降(2億5200万年前~)に変動を受けた陸地 長い年月、大規模な変動を受けていないため、侵食が非常に進んで平坦な土地が広がります。 資源の産地としては、鉄山が分布します。 侵食が進み、鉄鉱石の採掘が容易で採算性が高いため安定陸塊は地層の状態でさらに楯状地と卓状地に分類されます。 安定陸塊のうち、先カンブリア時代の地層が露出している地域を楯状地(≒準平原)と呼びます。 この呼称は、地形が横から見ると中央から海に向かって傾斜をとり、西洋の楯を伏せた形に見えるからです。高緯度のハドソン湾周辺やバルト海周辺は、氷河によって地表が削られたため、楯状地が目立ちます。 特に世界最大の規模をもち、カナダの総面積の約半分を占めるカナダ楯状地は、20億年以上の侵食をうけ、山地はほとんどありません。 巨大地震も少なく安定していますが、技術革新が起こるまで不毛な土地とされていました。楯状地のなかには、硬い地層で侵食から取り残された場所が見られ、残丘(モナドノック)と呼びます。 残丘の代表例は、オーストラリアのウルルが有名です。安定陸塊のうち、先カンブリア時代の地層の上に、別の地層が堆積する地域を卓状地(≒構造平原)と呼びます。 これは、陸地が古生代・中生代に海面下に沈降し、先カンブリア時代の地層の上に、ほぼ水平に土砂が堆積したからです。卓状地のなかには、硬い地層で侵食から取り残された場所が見られ、ほぼ垂直に残った地形をビュート、台地状の地形をメサと呼びます。 メサ:スペイン語でテーブルの意味 卓状地のなかで、軟層・硬層の地層が交互に緩傾斜をなしているとき、軟層部分が速く侵食されて、硬層部分が取り残されます。 このようにして形成される非対称の断面をもつ丘陵をケスタと呼びます。 ケスタ スペイン語で長い斜面の意味 代表的なケスタは、フランスのパリ盆地(シャンパーニュ地方)です。 崖部分の水はけ、日照に対しての適度な傾斜を利用して、ブドウを栽培しています。 安定陸塊に比べると短いですが、長い年月の侵食で起伏の緩やかな山地が広がります。 資源の産地としては、鉄山 炭田 油田が分布します。 テンシャン山脈は、インド亜大陸がユーラシア大陸に衝突したことで再隆起し、古期造山帯の他の山脈より起伏が大きい山脈です(平均標高3500~5000m)。大規模な変動をうけてから年月が短く、起伏の大きい(標高の高い)山地が広がります。 資源の産地としては、油田が分布します。 例:環太平洋造山帯、アルプス=ヒマラヤ造山帯 大規模な変動をうけた後、陸地は次の2つの力で様々な地形を形成します。 内的営力 地球内部にエネルギーをもつ火山活動など 外的営力 地球外部にエネルギーをもつ風化・侵食・運搬・堆積作用など これらの地形(火山など)は、形成されてからの年月が短い新期造山帯でよく見られます。
楯状地のなかには、硬い地層で侵食から取り残された場所が見られ、それを何と呼びますか。
楯状地のなかには、硬い地層で侵食から取り残された場所が見られ、それを残丘(モナドノック)と呼びます。
JCRRAG_007794
地理
地球上の陸地は、46億年前に地球が誕生して以来、プレートの動きなどによる大規模な変動を受けてきました。 これら陸地は、どの時期を最後に大規模な変動を受けていないかで、次の3つに区分されます。 安定陸塊 先カンブリア時代(地球誕生~約5億4100万年前)を最後に大規模な変動を受けていない陸地 古期造山帯 古生代(約5億4100万年前~2億5200万年前)を最後に大規模な変動を受けていない陸地 新期造山帯 中生代以降(2億5200万年前~)に変動を受けた陸地 長い年月、大規模な変動を受けていないため、侵食が非常に進んで平坦な土地が広がります。 資源の産地としては、鉄山が分布します。 侵食が進み、鉄鉱石の採掘が容易で採算性が高いため安定陸塊は地層の状態でさらに楯状地と卓状地に分類されます。 安定陸塊のうち、先カンブリア時代の地層が露出している地域を楯状地(≒準平原)と呼びます。 この呼称は、地形が横から見ると中央から海に向かって傾斜をとり、西洋の楯を伏せた形に見えるからです。高緯度のハドソン湾周辺やバルト海周辺は、氷河によって地表が削られたため、楯状地が目立ちます。 特に世界最大の規模をもち、カナダの総面積の約半分を占めるカナダ楯状地は、20億年以上の侵食をうけ、山地はほとんどありません。 巨大地震も少なく安定していますが、技術革新が起こるまで不毛な土地とされていました。楯状地のなかには、硬い地層で侵食から取り残された場所が見られ、残丘(モナドノック)と呼びます。 残丘の代表例は、オーストラリアのウルルが有名です。安定陸塊のうち、先カンブリア時代の地層の上に、別の地層が堆積する地域を卓状地(≒構造平原)と呼びます。 これは、陸地が古生代・中生代に海面下に沈降し、先カンブリア時代の地層の上に、ほぼ水平に土砂が堆積したからです。卓状地のなかには、硬い地層で侵食から取り残された場所が見られ、ほぼ垂直に残った地形をビュート、台地状の地形をメサと呼びます。 メサ:スペイン語でテーブルの意味 卓状地のなかで、軟層・硬層の地層が交互に緩傾斜をなしているとき、軟層部分が速く侵食されて、硬層部分が取り残されます。 このようにして形成される非対称の断面をもつ丘陵をケスタと呼びます。 ケスタ スペイン語で長い斜面の意味 代表的なケスタは、フランスのパリ盆地(シャンパーニュ地方)です。 崖部分の水はけ、日照に対しての適度な傾斜を利用して、ブドウを栽培しています。 安定陸塊に比べると短いですが、長い年月の侵食で起伏の緩やかな山地が広がります。 資源の産地としては、鉄山 炭田 油田が分布します。 テンシャン山脈は、インド亜大陸がユーラシア大陸に衝突したことで再隆起し、古期造山帯の他の山脈より起伏が大きい山脈です(平均標高3500~5000m)。大規模な変動をうけてから年月が短く、起伏の大きい(標高の高い)山地が広がります。 資源の産地としては、油田が分布します。 例:環太平洋造山帯、アルプス=ヒマラヤ造山帯 大規模な変動をうけた後、陸地は次の2つの力で様々な地形を形成します。 内的営力 地球内部にエネルギーをもつ火山活動など 外的営力 地球外部にエネルギーをもつ風化・侵食・運搬・堆積作用など これらの地形(火山など)は、形成されてからの年月が短い新期造山帯でよく見られます。
残丘の有名な代表地は、どこですか。
残丘の有名な代表な代表地は、オーストラリアのウルルです。
JCRRAG_007795
地理
地球上の陸地は、46億年前に地球が誕生して以来、プレートの動きなどによる大規模な変動を受けてきました。 これら陸地は、どの時期を最後に大規模な変動を受けていないかで、次の3つに区分されます。 安定陸塊 先カンブリア時代(地球誕生~約5億4100万年前)を最後に大規模な変動を受けていない陸地 古期造山帯 古生代(約5億4100万年前~2億5200万年前)を最後に大規模な変動を受けていない陸地 新期造山帯 中生代以降(2億5200万年前~)に変動を受けた陸地 長い年月、大規模な変動を受けていないため、侵食が非常に進んで平坦な土地が広がります。 資源の産地としては、鉄山が分布します。 侵食が進み、鉄鉱石の採掘が容易で採算性が高いため安定陸塊は地層の状態でさらに楯状地と卓状地に分類されます。 安定陸塊のうち、先カンブリア時代の地層が露出している地域を楯状地(≒準平原)と呼びます。 この呼称は、地形が横から見ると中央から海に向かって傾斜をとり、西洋の楯を伏せた形に見えるからです。高緯度のハドソン湾周辺やバルト海周辺は、氷河によって地表が削られたため、楯状地が目立ちます。 特に世界最大の規模をもち、カナダの総面積の約半分を占めるカナダ楯状地は、20億年以上の侵食をうけ、山地はほとんどありません。 巨大地震も少なく安定していますが、技術革新が起こるまで不毛な土地とされていました。楯状地のなかには、硬い地層で侵食から取り残された場所が見られ、残丘(モナドノック)と呼びます。 残丘の代表例は、オーストラリアのウルルが有名です。安定陸塊のうち、先カンブリア時代の地層の上に、別の地層が堆積する地域を卓状地(≒構造平原)と呼びます。 これは、陸地が古生代・中生代に海面下に沈降し、先カンブリア時代の地層の上に、ほぼ水平に土砂が堆積したからです。卓状地のなかには、硬い地層で侵食から取り残された場所が見られ、ほぼ垂直に残った地形をビュート、台地状の地形をメサと呼びます。 メサ:スペイン語でテーブルの意味 卓状地のなかで、軟層・硬層の地層が交互に緩傾斜をなしているとき、軟層部分が速く侵食されて、硬層部分が取り残されます。 このようにして形成される非対称の断面をもつ丘陵をケスタと呼びます。 ケスタ スペイン語で長い斜面の意味 代表的なケスタは、フランスのパリ盆地(シャンパーニュ地方)です。 崖部分の水はけ、日照に対しての適度な傾斜を利用して、ブドウを栽培しています。 安定陸塊に比べると短いですが、長い年月の侵食で起伏の緩やかな山地が広がります。 資源の産地としては、鉄山 炭田 油田が分布します。 テンシャン山脈は、インド亜大陸がユーラシア大陸に衝突したことで再隆起し、古期造山帯の他の山脈より起伏が大きい山脈です(平均標高3500~5000m)。大規模な変動をうけてから年月が短く、起伏の大きい(標高の高い)山地が広がります。 資源の産地としては、油田が分布します。 例:環太平洋造山帯、アルプス=ヒマラヤ造山帯 大規模な変動をうけた後、陸地は次の2つの力で様々な地形を形成します。 内的営力 地球内部にエネルギーをもつ火山活動など 外的営力 地球外部にエネルギーをもつ風化・侵食・運搬・堆積作用など これらの地形(火山など)は、形成されてからの年月が短い新期造山帯でよく見られます。
卓状地のなかには、硬い地層で侵食から取り残された場所が見られ、ほぼ垂直に残った地形を何と呼びますか。
卓状地のなかには、硬い地層で侵食から取り残された場所が見られ、ほぼ垂直に残った地形をビュートと呼びます。
JCRRAG_007796
地理
地球上の陸地は、46億年前に地球が誕生して以来、プレートの動きなどによる大規模な変動を受けてきました。 これら陸地は、どの時期を最後に大規模な変動を受けていないかで、次の3つに区分されます。 安定陸塊 先カンブリア時代(地球誕生~約5億4100万年前)を最後に大規模な変動を受けていない陸地 古期造山帯 古生代(約5億4100万年前~2億5200万年前)を最後に大規模な変動を受けていない陸地 新期造山帯 中生代以降(2億5200万年前~)に変動を受けた陸地 長い年月、大規模な変動を受けていないため、侵食が非常に進んで平坦な土地が広がります。 資源の産地としては、鉄山が分布します。 侵食が進み、鉄鉱石の採掘が容易で採算性が高いため安定陸塊は地層の状態でさらに楯状地と卓状地に分類されます。 安定陸塊のうち、先カンブリア時代の地層が露出している地域を楯状地(≒準平原)と呼びます。 この呼称は、地形が横から見ると中央から海に向かって傾斜をとり、西洋の楯を伏せた形に見えるからです。高緯度のハドソン湾周辺やバルト海周辺は、氷河によって地表が削られたため、楯状地が目立ちます。 特に世界最大の規模をもち、カナダの総面積の約半分を占めるカナダ楯状地は、20億年以上の侵食をうけ、山地はほとんどありません。 巨大地震も少なく安定していますが、技術革新が起こるまで不毛な土地とされていました。楯状地のなかには、硬い地層で侵食から取り残された場所が見られ、残丘(モナドノック)と呼びます。 残丘の代表例は、オーストラリアのウルルが有名です。安定陸塊のうち、先カンブリア時代の地層の上に、別の地層が堆積する地域を卓状地(≒構造平原)と呼びます。 これは、陸地が古生代・中生代に海面下に沈降し、先カンブリア時代の地層の上に、ほぼ水平に土砂が堆積したからです。卓状地のなかには、硬い地層で侵食から取り残された場所が見られ、ほぼ垂直に残った地形をビュート、台地状の地形をメサと呼びます。 メサ:スペイン語でテーブルの意味 卓状地のなかで、軟層・硬層の地層が交互に緩傾斜をなしているとき、軟層部分が速く侵食されて、硬層部分が取り残されます。 このようにして形成される非対称の断面をもつ丘陵をケスタと呼びます。 ケスタ スペイン語で長い斜面の意味 代表的なケスタは、フランスのパリ盆地(シャンパーニュ地方)です。 崖部分の水はけ、日照に対しての適度な傾斜を利用して、ブドウを栽培しています。 安定陸塊に比べると短いですが、長い年月の侵食で起伏の緩やかな山地が広がります。 資源の産地としては、鉄山 炭田 油田が分布します。 テンシャン山脈は、インド亜大陸がユーラシア大陸に衝突したことで再隆起し、古期造山帯の他の山脈より起伏が大きい山脈です(平均標高3500~5000m)。大規模な変動をうけてから年月が短く、起伏の大きい(標高の高い)山地が広がります。 資源の産地としては、油田が分布します。 例:環太平洋造山帯、アルプス=ヒマラヤ造山帯 大規模な変動をうけた後、陸地は次の2つの力で様々な地形を形成します。 内的営力 地球内部にエネルギーをもつ火山活動など 外的営力 地球外部にエネルギーをもつ風化・侵食・運搬・堆積作用など これらの地形(火山など)は、形成されてからの年月が短い新期造山帯でよく見られます。
台地状の地形を何と呼びますか。
台地状の地形をメサと呼びます。
JCRRAG_007797
地理
氷河は、溶けずに残った積雪(万年雪)が自重で圧縮されてできた氷の塊で、岩盤を削りながらゆっくり動きます。1年に数メートル程度の速度で低位へ移動 氷河には、次の2種類があります。 大陸氷河 大陸の全体を広く覆って発達した氷河で、今日は高緯度の南極大陸、デンマーク領グリーンランドのみに分布 山岳氷河 緯度関係なく、標高の高い山に発達した氷河 今日、大陸氷河は南極大陸とグリーンランドの2カ所のみです。 約2万年前(最終氷期)には、全陸地の約3分の1、特に高緯度地域が大陸氷河に覆われていました。 なお、カスピ海周辺や冬季に降水量が少ないシベリアは、氷河に覆われていません。 氷河が移動・融解する時、氷の下や側面の岩盤を削り、また、削ったものを運搬します。 このような働きで形成された地形を、氷河地形と総称します。 氷河地形には、主に次の5つがあります。 ホルン(ホーン) 周囲を氷河によって削られた岩峰 カール 氷河の侵食によって形成された半円状のくぼ地 モレーン 氷河によって削られた砂礫が氷河の運搬作用によって周縁部に堆積したもの 氷河湖 氷河が削ったくぼ地やモレーンによって形成された湖 U字谷 氷河がつくった谷で、谷底は幅が広く平坦 氷河湖は、ヨーロッパや北アメリカ(代表例:五大湖)に多くみられます。 特にフィンランドには、大量の氷河湖が存在しています。 地形が沈水したものをフィヨルドと呼び、奥行きの深い細長い入り江になります。 スカンディナビア半島のソグネフィヨルドは長さ204KM フィヨルドは、かつて大陸氷河に覆われた高緯度の、特に西岸部に多くみられます。フィヨルドでは、山脈や氷河から安定した淡水の供給があるため、サーモンやマスの管理・養殖が盛んにおこなわれています。 乾燥気候には、植生がほぼない砂漠や、貴重な水に関連する地形が形成されます。 次のものが主な乾燥地形です。 砂漠 岩石砂漠・礫れき砂漠・砂砂漠に分類 砂漠の約9割は岩石砂漠 平坦のように見えるが、起伏も存在 外来河川 湿潤地域に源流があり、乾燥地域に流れ込んでいる河川 ナイル川(エジプト)、ティグリス川(イラク)、ユーフラテス川(イラク)など ワジ 降雨時のみ流水が見られる涸かれ川 オアシス 外来河川などにより、乾燥地域で局地的に水を得られる場所 塩湖 蒸発と濃縮により塩分濃度が高い湖沼 カスピ海・アラル海・死海・ウユニ塩湖など カスピ海は沿岸5か国の利害から、現在は「海」と定義(湖なら資源を共同管理、海なら分割) 外来河川などによって、乾燥地帯で局地的に水を得られる場所をオアシスと呼びます。 内陸河川 内陸の湖に注いだり、途中で水量が減少したりすることで、海まで達しない河川のこと 石灰岩は、サンゴ礁が堆積して岩石化したものです。石灰岩を含む地層が、二酸化炭素を含む雨水・地下水などに溶食されると、カルスト地形と総称される地形ができます。 この「カルスト」という名は、この地形が発達したスロベニアのカルスト地方に由来します。 石灰岩は水を加えると強固になる性質を持つため、漆喰しっくいやセメントに利用 カルスト地形には、主に次のものがあります。 鍾乳洞 地中の石灰岩が溶食されてできた地下の空洞 ドリーネ 溶食や鍾乳洞の落盤によってできたくぼ地で、特に最小規模のもの ウバーレ ドリーネが拡大・連続してできた長さ1㎞程度のくぼ地 ポリエ ドリーネやウバーレが拡大・連続してできた大規模なくぼ地 タワーカルスト 石灰岩の厚い層が高温多雨の気候のもとで溶食を受けてできた岩峰 カルスト地形の付近には、採取した石灰岩を利用して、セメントの製造工場がよく立地します。 鍾乳洞 日本では、山口県の秋芳洞あきよしどうが有名です。
溶けずに残った積雪(万年雪)が自重で圧縮されてできた氷の塊を何と呼びますか。
溶けずに残った積雪(万年雪)が自重で圧縮されてできた氷の塊は氷河と呼ばれます。
JCRRAG_007798
地理
氷河は、溶けずに残った積雪(万年雪)が自重で圧縮されてできた氷の塊で、岩盤を削りながらゆっくり動きます。1年に数メートル程度の速度で低位へ移動 氷河には、次の2種類があります。 大陸氷河 大陸の全体を広く覆って発達した氷河で、今日は高緯度の南極大陸、デンマーク領グリーンランドのみに分布 山岳氷河 緯度関係なく、標高の高い山に発達した氷河 今日、大陸氷河は南極大陸とグリーンランドの2カ所のみです。 約2万年前(最終氷期)には、全陸地の約3分の1、特に高緯度地域が大陸氷河に覆われていました。 なお、カスピ海周辺や冬季に降水量が少ないシベリアは、氷河に覆われていません。 氷河が移動・融解する時、氷の下や側面の岩盤を削り、また、削ったものを運搬します。 このような働きで形成された地形を、氷河地形と総称します。 氷河地形には、主に次の5つがあります。 ホルン(ホーン) 周囲を氷河によって削られた岩峰 カール 氷河の侵食によって形成された半円状のくぼ地 モレーン 氷河によって削られた砂礫が氷河の運搬作用によって周縁部に堆積したもの 氷河湖 氷河が削ったくぼ地やモレーンによって形成された湖 U字谷 氷河がつくった谷で、谷底は幅が広く平坦 氷河湖は、ヨーロッパや北アメリカ(代表例:五大湖)に多くみられます。 特にフィンランドには、大量の氷河湖が存在しています。 地形が沈水したものをフィヨルドと呼び、奥行きの深い細長い入り江になります。 スカンディナビア半島のソグネフィヨルドは長さ204KM フィヨルドは、かつて大陸氷河に覆われた高緯度の、特に西岸部に多くみられます。フィヨルドでは、山脈や氷河から安定した淡水の供給があるため、サーモンやマスの管理・養殖が盛んにおこなわれています。 乾燥気候には、植生がほぼない砂漠や、貴重な水に関連する地形が形成されます。 次のものが主な乾燥地形です。 砂漠 岩石砂漠・礫れき砂漠・砂砂漠に分類 砂漠の約9割は岩石砂漠 平坦のように見えるが、起伏も存在 外来河川 湿潤地域に源流があり、乾燥地域に流れ込んでいる河川 ナイル川(エジプト)、ティグリス川(イラク)、ユーフラテス川(イラク)など ワジ 降雨時のみ流水が見られる涸かれ川 オアシス 外来河川などにより、乾燥地域で局地的に水を得られる場所 塩湖 蒸発と濃縮により塩分濃度が高い湖沼 カスピ海・アラル海・死海・ウユニ塩湖など カスピ海は沿岸5か国の利害から、現在は「海」と定義(湖なら資源を共同管理、海なら分割) 外来河川などによって、乾燥地帯で局地的に水を得られる場所をオアシスと呼びます。 内陸河川 内陸の湖に注いだり、途中で水量が減少したりすることで、海まで達しない河川のこと 石灰岩は、サンゴ礁が堆積して岩石化したものです。石灰岩を含む地層が、二酸化炭素を含む雨水・地下水などに溶食されると、カルスト地形と総称される地形ができます。 この「カルスト」という名は、この地形が発達したスロベニアのカルスト地方に由来します。 石灰岩は水を加えると強固になる性質を持つため、漆喰しっくいやセメントに利用 カルスト地形には、主に次のものがあります。 鍾乳洞 地中の石灰岩が溶食されてできた地下の空洞 ドリーネ 溶食や鍾乳洞の落盤によってできたくぼ地で、特に最小規模のもの ウバーレ ドリーネが拡大・連続してできた長さ1㎞程度のくぼ地 ポリエ ドリーネやウバーレが拡大・連続してできた大規模なくぼ地 タワーカルスト 石灰岩の厚い層が高温多雨の気候のもとで溶食を受けてできた岩峰 カルスト地形の付近には、採取した石灰岩を利用して、セメントの製造工場がよく立地します。 鍾乳洞 日本では、山口県の秋芳洞あきよしどうが有名です。
大陸の全体を広く覆って発達した氷河で今日は高緯度の南極大陸、デンマーク領グリーンランドのみに分布している氷河を何と呼びますか。
大陸の全体を広く覆って発達した氷河で今日は高緯度の南極大陸、デンマーク領グリーンランドのみに分布している氷河を大陸氷河と呼びます。
JCRRAG_007799
地理
氷河は、溶けずに残った積雪(万年雪)が自重で圧縮されてできた氷の塊で、岩盤を削りながらゆっくり動きます。1年に数メートル程度の速度で低位へ移動 氷河には、次の2種類があります。 大陸氷河 大陸の全体を広く覆って発達した氷河で、今日は高緯度の南極大陸、デンマーク領グリーンランドのみに分布 山岳氷河 緯度関係なく、標高の高い山に発達した氷河 今日、大陸氷河は南極大陸とグリーンランドの2カ所のみです。 約2万年前(最終氷期)には、全陸地の約3分の1、特に高緯度地域が大陸氷河に覆われていました。 なお、カスピ海周辺や冬季に降水量が少ないシベリアは、氷河に覆われていません。 氷河が移動・融解する時、氷の下や側面の岩盤を削り、また、削ったものを運搬します。 このような働きで形成された地形を、氷河地形と総称します。 氷河地形には、主に次の5つがあります。 ホルン(ホーン) 周囲を氷河によって削られた岩峰 カール 氷河の侵食によって形成された半円状のくぼ地 モレーン 氷河によって削られた砂礫が氷河の運搬作用によって周縁部に堆積したもの 氷河湖 氷河が削ったくぼ地やモレーンによって形成された湖 U字谷 氷河がつくった谷で、谷底は幅が広く平坦 氷河湖は、ヨーロッパや北アメリカ(代表例:五大湖)に多くみられます。 特にフィンランドには、大量の氷河湖が存在しています。 地形が沈水したものをフィヨルドと呼び、奥行きの深い細長い入り江になります。 スカンディナビア半島のソグネフィヨルドは長さ204KM フィヨルドは、かつて大陸氷河に覆われた高緯度の、特に西岸部に多くみられます。フィヨルドでは、山脈や氷河から安定した淡水の供給があるため、サーモンやマスの管理・養殖が盛んにおこなわれています。 乾燥気候には、植生がほぼない砂漠や、貴重な水に関連する地形が形成されます。 次のものが主な乾燥地形です。 砂漠 岩石砂漠・礫れき砂漠・砂砂漠に分類 砂漠の約9割は岩石砂漠 平坦のように見えるが、起伏も存在 外来河川 湿潤地域に源流があり、乾燥地域に流れ込んでいる河川 ナイル川(エジプト)、ティグリス川(イラク)、ユーフラテス川(イラク)など ワジ 降雨時のみ流水が見られる涸かれ川 オアシス 外来河川などにより、乾燥地域で局地的に水を得られる場所 塩湖 蒸発と濃縮により塩分濃度が高い湖沼 カスピ海・アラル海・死海・ウユニ塩湖など カスピ海は沿岸5か国の利害から、現在は「海」と定義(湖なら資源を共同管理、海なら分割) 外来河川などによって、乾燥地帯で局地的に水を得られる場所をオアシスと呼びます。 内陸河川 内陸の湖に注いだり、途中で水量が減少したりすることで、海まで達しない河川のこと 石灰岩は、サンゴ礁が堆積して岩石化したものです。石灰岩を含む地層が、二酸化炭素を含む雨水・地下水などに溶食されると、カルスト地形と総称される地形ができます。 この「カルスト」という名は、この地形が発達したスロベニアのカルスト地方に由来します。 石灰岩は水を加えると強固になる性質を持つため、漆喰しっくいやセメントに利用 カルスト地形には、主に次のものがあります。 鍾乳洞 地中の石灰岩が溶食されてできた地下の空洞 ドリーネ 溶食や鍾乳洞の落盤によってできたくぼ地で、特に最小規模のもの ウバーレ ドリーネが拡大・連続してできた長さ1㎞程度のくぼ地 ポリエ ドリーネやウバーレが拡大・連続してできた大規模なくぼ地 タワーカルスト 石灰岩の厚い層が高温多雨の気候のもとで溶食を受けてできた岩峰 カルスト地形の付近には、採取した石灰岩を利用して、セメントの製造工場がよく立地します。 鍾乳洞 日本では、山口県の秋芳洞あきよしどうが有名です。
氷河湖は、ヨーロッパや北アメリカ(代表例:五大湖)に多くみられ、特に大量の氷河湖が存在しているのはどこですか。
氷河湖は、ヨーロッパや北アメリカ(代表例:五大湖)に多くみられ、特に大量の氷河湖が存在しているのはフィンランドです。
JCRRAG_007800
地理
氷河は、溶けずに残った積雪(万年雪)が自重で圧縮されてできた氷の塊で、岩盤を削りながらゆっくり動きます。1年に数メートル程度の速度で低位へ移動 氷河には、次の2種類があります。 大陸氷河 大陸の全体を広く覆って発達した氷河で、今日は高緯度の南極大陸、デンマーク領グリーンランドのみに分布 山岳氷河 緯度関係なく、標高の高い山に発達した氷河 今日、大陸氷河は南極大陸とグリーンランドの2カ所のみです。 約2万年前(最終氷期)には、全陸地の約3分の1、特に高緯度地域が大陸氷河に覆われていました。 なお、カスピ海周辺や冬季に降水量が少ないシベリアは、氷河に覆われていません。 氷河が移動・融解する時、氷の下や側面の岩盤を削り、また、削ったものを運搬します。 このような働きで形成された地形を、氷河地形と総称します。 氷河地形には、主に次の5つがあります。 ホルン(ホーン) 周囲を氷河によって削られた岩峰 カール 氷河の侵食によって形成された半円状のくぼ地 モレーン 氷河によって削られた砂礫が氷河の運搬作用によって周縁部に堆積したもの 氷河湖 氷河が削ったくぼ地やモレーンによって形成された湖 U字谷 氷河がつくった谷で、谷底は幅が広く平坦 氷河湖は、ヨーロッパや北アメリカ(代表例:五大湖)に多くみられます。 特にフィンランドには、大量の氷河湖が存在しています。 地形が沈水したものをフィヨルドと呼び、奥行きの深い細長い入り江になります。 スカンディナビア半島のソグネフィヨルドは長さ204KM フィヨルドは、かつて大陸氷河に覆われた高緯度の、特に西岸部に多くみられます。フィヨルドでは、山脈や氷河から安定した淡水の供給があるため、サーモンやマスの管理・養殖が盛んにおこなわれています。 乾燥気候には、植生がほぼない砂漠や、貴重な水に関連する地形が形成されます。 次のものが主な乾燥地形です。 砂漠 岩石砂漠・礫れき砂漠・砂砂漠に分類 砂漠の約9割は岩石砂漠 平坦のように見えるが、起伏も存在 外来河川 湿潤地域に源流があり、乾燥地域に流れ込んでいる河川 ナイル川(エジプト)、ティグリス川(イラク)、ユーフラテス川(イラク)など ワジ 降雨時のみ流水が見られる涸かれ川 オアシス 外来河川などにより、乾燥地域で局地的に水を得られる場所 塩湖 蒸発と濃縮により塩分濃度が高い湖沼 カスピ海・アラル海・死海・ウユニ塩湖など カスピ海は沿岸5か国の利害から、現在は「海」と定義(湖なら資源を共同管理、海なら分割) 外来河川などによって、乾燥地帯で局地的に水を得られる場所をオアシスと呼びます。 内陸河川 内陸の湖に注いだり、途中で水量が減少したりすることで、海まで達しない河川のこと 石灰岩は、サンゴ礁が堆積して岩石化したものです。石灰岩を含む地層が、二酸化炭素を含む雨水・地下水などに溶食されると、カルスト地形と総称される地形ができます。 この「カルスト」という名は、この地形が発達したスロベニアのカルスト地方に由来します。 石灰岩は水を加えると強固になる性質を持つため、漆喰しっくいやセメントに利用 カルスト地形には、主に次のものがあります。 鍾乳洞 地中の石灰岩が溶食されてできた地下の空洞 ドリーネ 溶食や鍾乳洞の落盤によってできたくぼ地で、特に最小規模のもの ウバーレ ドリーネが拡大・連続してできた長さ1㎞程度のくぼ地 ポリエ ドリーネやウバーレが拡大・連続してできた大規模なくぼ地 タワーカルスト 石灰岩の厚い層が高温多雨の気候のもとで溶食を受けてできた岩峰 カルスト地形の付近には、採取した石灰岩を利用して、セメントの製造工場がよく立地します。 鍾乳洞 日本では、山口県の秋芳洞あきよしどうが有名です。
外来河川などにより、乾燥地域で局地的に水を得られる場所を何と呼びますか。
外来河川などにより、乾燥地域で局地的に水を得られる場所はオアシスと呼ばれます。