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114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
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志位和夫
しいかずお
日本共産党
None
None
240
○志位委員 この問題の性格は三権分立にかかわる問題だから、もしもこれは違うというのならば、マスコミに対してこれは事実と違うと是正の措置を求めるべきですよ。参院議長に対しても求めるべきですよ。これをやったのか、やっていないのかと聞いているんです。事実を答えてください。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/240
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114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
青木幹雄
あおきみきお
自由民主党・自由国民会議
内閣官房長官・沖縄開発庁長官
None
241
○青木国務大臣 もし、私が言っていることが疑問だとされるならば、斎藤議長に直接お確かめになる方が一番いいと思います。斎藤議長が言ったとおりが新聞で報道されたかどうか、そういうことも含めて、お確かめ願いたいと思います。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/241
114705261X00520000214_242
114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
志位和夫
しいかずお
日本共産党
None
None
242
○志位委員 私たちは確かめた上で斎藤議長の発言を紹介いたしました。斎藤議長の発言は新聞でも報道されましたし、私たちも直接伺いました。ですから、これは明瞭な問題なんです。  ですから、この問題について私が聞いているのは、これだけの重大な問題なのだから、もしもこれが事実だとしたら大変なことになるわけですよ、三権分立のじゅうりんなんですから。あなた自身も大変なことになるわけですよ。だったら、その是正の措置を求めるのが当たり前でしょうということを言っているんです。やったのかやらないのかと聞いているんです。イエスかノーか、答えてください。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/242
114705261X00520000214_243
114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
青木幹雄
あおきみきお
自由民主党・自由国民会議
内閣官房長官・沖縄開発庁長官
None
243
○青木国務大臣 私は、予算委員会という公の場で、そういう発言はいたしておりませんと責任を持って申し上げているところでございます。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/243
114705261X00520000214_244
114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
志位和夫
しいかずお
日本共産党
None
None
244
○志位委員 要するに、是正の措置を求めるつもりはないということですか。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/244
114705261X00520000214_245
114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
青木幹雄
あおきみきお
自由民主党・自由国民会議
内閣官房長官・沖縄開発庁長官
None
245
○青木国務大臣 言った覚えのない者が、是正の措置を求める気持ちはありません。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/245
114705261X00520000214_246
114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
志位和夫
しいかずお
日本共産党
None
None
246
○志位委員 覚えのない者だからこそ、あなたが覚えがないと言うからこそ、是正を求めなきゃならないのじゃないですか。是正の措置をとるのか、とらないのか。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/246
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114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
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島村宜伸
しまむらよしのぶ
自由民主党
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247
○島村委員長 志位君、質問あるならば、ちゃんと言葉で言ってください。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/247
114705261X00520000214_248
114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
志位和夫
しいかずお
日本共産党
None
None
248
○志位委員 私は簡単なことを言っているんです。私は官房長官に、そういう圧力をかけてきたのですかということを聞いたのですね。官房長官は圧力をかけていないとおっしゃった、圧力をかけていないと。しかし、この問題というのは三権分立にかかわる重大問題だから、もしあなたの言うのが本当だったら、是正の措置が必要でしょうということを私は聞いているわけです、マスコミでみんな報道しているわけですから。マスコミに是正を求めることは必要でしょう。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/248
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114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
青木幹雄
あおきみきお
自由民主党・自由国民会議
内閣官房長官・沖縄開発庁長官
None
249
○青木国務大臣 圧力をかけていない者が、今議員がおっしゃるようなことをすべきじゃないと私も考えております。  圧力をかけた覚えは一切ありません。覚えがない者が、議員がおっしゃるような是正の措置をする余地もありません。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/249
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114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
志位和夫
しいかずお
日本共産党
None
None
250
○志位委員 官房長官、論理が逆なんですよ。覚えがないんでしょう、あなたは。覚えがないのに、新聞は、あなたが覚えがないことを……
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/250
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114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
島村宜伸
しまむらよしのぶ
自由民主党
None
None
251
○島村委員長 御静粛に願います。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/251
114705261X00520000214_252
114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
志位和夫
しいかずお
日本共産党
None
None
252
○志位委員 静かにしてください。静かにさせてください。  覚えがないとあなたはおっしゃっている。しかし、新聞にはみんな圧力をかけたと書いてある。だから、もしその覚えがないというのだったら、ちゃんとこれは、三権分立にかかわる大問題だから、是正してくださいと言うのが当たり前じゃないですか、その措置をとらないのですかと聞いているのですよ。何でこんな簡単な理屈に答えられないのですか。——では、もう一度質問をいたします。  この問題について、官房長官は、衆参の議長に圧力をかけた覚えはないということをおっしゃいました。しかし、報道の方は、その圧力の事実を生々しく伝えております。そして、この問題は、三権分立にかかわる重大な問題です。したがって...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/252
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2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
青木幹雄
あおきみきお
自由民主党・自由国民会議
内閣官房長官・沖縄開発庁長官
None
253
○青木国務大臣 マスコミに対して是正の措置をとれということでございますが、私は、毎日の記事は見ませんでした。読売の記事は見ました。見ましたので、その次の朝で、こういう間違った記事を書いてもらっては迷惑ですということは読売には申し上げました。毎日の記事は見ていなかったので、そういうことは申し上げませんでした。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/253
114705261X00520000214_254
114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
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志位和夫
しいかずお
日本共産党
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254
○志位委員 毎日新聞にはどうするのですか。読売新聞に迷惑だと言われて、読売新聞は撤回しましたか。記事を撤回しましたか。毎日新聞は撤回しましたか。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/254
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114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
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青木幹雄
あおきみきお
自由民主党・自由国民会議
内閣官房長官・沖縄開発庁長官
None
255
○青木国務大臣 皆さんは単独審議だと言われ、また我々三党は審議拒否だと言う、そういう非常に難しい雰囲気の中で新聞、テレビがいろいろな報道をされることは、私は、時には間違いもあろう、そういうふうに日ごろ解釈をいたしておりまして、余り難しく考えてはおりませんでした。三権分立というものは非常に重いものであるということは、私も議員の一人として十分承知をいたしておるつもりであります。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/255
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114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
志位和夫
しいかずお
日本共産党
None
None
256
○志位委員 全体のきょうのやりとりを通じて、どっちかの事実ですよ。報道が真実であるか、報道どおり圧力をかけたのが真実であるか。私はそうだと思います、この全体の経過を見れば。  もう一つは、あなたが三権分立という重大性を理解していないかということですよ。理解していないからきちんと是正の措置もとっていない、これだけ報道されているのにまともな是正の措置をとろうともしない、こういう問題だということを最後に私は申し上げておきたい。  私は、今度の事態は、本当に議会のルールを壊した大きな汚点を与党は残したと思いますよ。このことに対する厳しい反省を求めて、次の議題に移ります。  次に、財政再建の問題です。  来年度予算が執行されますと、二...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/256
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2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
小渕恵三
おぶちけいぞう
自由民主党
内閣総理大臣
None
257
○小渕内閣総理大臣 せっかく国会で成立をさせていただきました財政改革法案をも凍結せざるを得ない状況でございますので、まずは景気を回復して安定的な経済回復ができるよう全力を挙げていくことが現下の重要な諸点と考えております。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/257
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114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
志位和夫
しいかずお
日本共産党
None
None
258
○志位委員 それでは次に伺います。  経済が回復軌道に乗った場合、財政状況が好転する見通しがあるんでしょうか。総理の諮問機関である経済戦略会議では、「二〇〇一年度には二%の潜在成長力軌道に復帰する。」ということを述べておられますが、それでは、仮に二%程度の経済成長の回復に復帰したとすれば、税金の入りがふえて財政再建の展望が開かれる、財政赤字の解消の道が開かれる、こういう状況になるんでしょうか。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/258
114705261X00520000214_259
114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
宮澤喜一
みやざわきいち
自由民主党
大蔵大臣
None
259
○宮澤国務大臣 そんなに簡単なことではないと思いますね、この財政再建は。ただ、先ほども申し上げましたように、経済がちゃんとした軌道に乗らなければやりようがありません。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/259
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114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
志位和夫
しいかずお
日本共産党
None
None
260
○志位委員 だから私、乗った場合にどのぐらいの税金が入ってくるんですかと聞いているんです。二%の場合、どのぐらいの税金。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/260
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114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
宮澤喜一
みやざわきいち
自由民主党
大蔵大臣
None
261
○宮澤国務大臣 普通に考えましたら、経済成長率が形式、ノミナルで二%ならその一・一倍……(志位委員「弾性値で」と呼ぶ)弾性値は一・一と考えるのが常識でございますね。非常にいいことがあるかもしれませんけれども、余りそういうことは予定しない方がいいと思います。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/261
114705261X00520000214_262
114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
志位和夫
しいかずお
日本共産党
None
None
262
○志位委員 要するに、税収弾性値が一・一ということになりますと、二%掛ける一・一で大体二・二%。そうしますと、税収が五十兆ぐらいですから一兆円余りということですか。それでよろしいですか。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/262
114705261X00520000214_263
114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
宮澤喜一
みやざわきいち
自由民主党
大蔵大臣
None
263
○宮澤国務大臣 そう考えるのがまあ安全だと思います。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/263
114705261X00520000214_264
114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
志位和夫
しいかずお
日本共産党
None
None
264
○志位委員 これが現状なんですよ。つまり、政府の言うような二%回復軌道に乗ったとしても、国の税収の伸びは一兆円余り。ところが、今の国の歳出入のギャップ、国債の発行というのは三十二・六兆円でしょう。ですから、そのわずか三十分の一しか税収は出てこないのですよ。これは、今の財政赤字というのはそういう性格を持っている。  経済企画庁が、平成十一年経済の回顧と課題という、ミニ経済白書というのを出しました。私、興味深く読みました。これを見ても、一九九一年度から九六年度の財政赤字の拡大、GDP比で七・六%拡大しているのですが、そのうち景気によるものは一割、〇・七%。残りの九割の、六・九%は構造的要因、構造的な財政のゆがみが要因になって起こってい...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/264
114705261X00520000214_265
114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
宮澤喜一
みやざわきいち
自由民主党
大蔵大臣
None
265
○宮澤国務大臣 けさほども菅委員に申し上げましたとおり、現在でもいろいろなことをして、なるべく景気回復に向かわせよう、あるいは財政を悪くしないようにということはやっております。  やっておりますが、まさに志位委員のおっしゃるように、これだけ財政が悪いわけでございますから、これを立て直すとすれば大変な長い時間がかかるのみならず、実は、財政ばかりではなくて税制も、中央、地方の関係も、それから恐らく二十一世紀における日本、その経済社会のあり方までしませんと本当の解決はできないのだろうと私は思っております。  しかも、しかしそれなら、どうせそうなら、何かできるだけ早くやったらいいかと申しましても、数字のない計画は恐らく国民に信用していた...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/265
114705261X00520000214_266
114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
志位和夫
しいかずお
日本共産党
None
None
266
○志位委員 確かに、今の財政赤字の解決策というのは一定の段階を追って、一定の長期の展望で取り組まなければならないと思います。これは歳入の面での改革も必要でしょう、歳出の面での改革、両面必要です。私ども近く提案を出すつもりでおりますが、両面の改革が必要です。  しかし、私は、景気の回復にとっても、国民にとって財政のあすが見えないということが非常に大きなマイナス要因になっていると思うんですよ。  これで思い出すのは、一九九五年の十二月に財政制度審議会が出した財政の基本問題に関する報告です。このときに、もう時限爆弾が爆発寸前だというところまで財政はひどくなった、この事態を大変問題にした報告でした。ここで、財政赤字がどういう影響を経済に...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/266
114705261X00520000214_267
114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
宮澤喜一
みやざわきいち
自由民主党
大蔵大臣
None
267
○宮澤国務大臣 公共事業にいろいろ不能率なところがあるということは、私は事実だと思っていますし、政府もいろいろ改めているのですが、だからといって、日本のインフラストラクチャーはもうこれでいいんだということには、私は絶対ならないと思いますね、今の我が国の現状を見ていますと。そこは一緒になさらないでいただきたいとぜひお願いしたいのです。  それからもう一つ、公共事業をやっていて、だんだんこれが、GDP効果がどうも減り始めているということも、私はどうも事実のようにここのところ見ています。一つは、やはり地方にそれだけの財力がなくなっているものですから、単独事業というものがどうしても思うように動いていないということ、これが一つ大きいだろうと...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/267
114705261X00520000214_268
114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
志位和夫
しいかずお
日本共産党
None
None
268
○志位委員 インフラの整備といいますけれども、私たちは、下水道とか公園とかそういう生活のためのインフラの整備が必要だと思っています。ただ、この間の公共事業のあり方というのは、余りに巨大開発、目的が定かでない、採算が定かでない、そういう巨大開発にお金をつぎ込んで、その結果、経済効果も上がらない、このことの繰り返しなんですよ。  私、ちょっともう一つ違う角度から、これは総理に伺いたいんですけれども、私は公共事業というものが、あなたはつなぎ役だと言ったけれども、いずれはバトンタッチしなければならないという認識では一致しているでしょう。民需の回復にバトンタッチする上では、この公共事業が雇用をふやすことが不可欠だと思います、これは。  雇...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/268
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2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
小渕恵三
おぶちけいぞう
自由民主党
内閣総理大臣
None
269
○小渕内閣総理大臣 建設業の就業者の数だけでも日本は六百六十二万人、全就業者数の一〇・二%、うち従業員千人以上の建設業者には五十万人。ちなみに農業の就業者は三百八万人でございまして、これを見ましても、公共事業を担当しておる建設業における就業者がこれを支えておるという面もあるわけでございまして、そういった意味を考えれば、雇用の面におきましても大きな効果があったということは言えるのだろうと私は思います。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/269
114705261X00520000214_270
114705261X00520000214
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2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
None
志位和夫
しいかずお
日本共産党
None
None
270
○志位委員 雇用の面に効果があったというのですけれども、私、ちょっと、一つこういう表をつくってまいりました。これは、建設省が毎年、公共工事着工統計年度報というのを出しています。それをそのままグラフにしたものです。これを見ていただければわかりますように、この調査は、全国の建設業者のうち、年間三千万円以上の工事を請け負っている建設業者を対象にサンプリング調査をした統計資料です。しかし、建設省に問い合わせますと、全体の傾向を反映したものだというお答えでした。それをそのままグラフにすると、こういう数字になります。  これは、赤い棒が公共工事費、青い棒がその公共工事に働く人の数です。一番左は八五年度の数字です。真ん中が九〇年度、一番右が九八...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/270
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114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
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堺屋太一
さかいやたいち
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経済企画庁長官
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271
○堺屋国務大臣 公共事業と申しましても、やはり生産性の向上が進んでおりますし、いろいろ工夫を凝らして人員は減らしていると思います。けれども、もしここで公共事業を減らしたら、この間、年末に少し前倒しをしたものですから、施行が落ちたらすぐ建設に従事する人の数が減りました。ここで公共事業を減らしたら、雇用の落ちることは間違いないと思います。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/271
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114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
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志位和夫
しいかずお
日本共産党
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272
○志位委員 生産性の向上と言われた場合、これは、巨大型のところは本当に生産性は向上しているんですよ。例えば東京湾横断道をかける、深いトンネルを掘ったり大きな橋をかける、これはもうほとんど人は使っていません。こういうところは生産性が向上しているんです。ゼネコン型の、巨大型のものにはまさに雇用効果はないんですよ。ここを改めるべきではないか。  そして、経済企画庁長官が、確かにこの数字はそのとおりだけれども、これをもっと減らしたら就業者がもっと減っちゃうんだという話ですけれども、公共事業というのはただでやっているんじゃありませんよ。みんな借金になっているわけじゃありませんか。ですから、私は、こういう今の財政運営のあり方というのは根本から...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/272
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147
衆議院
予算委員会
第5号
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小渕恵三
おぶちけいぞう
自由民主党
内閣総理大臣
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273
○小渕内閣総理大臣 第十堰の事業は、一徳島市のみならず、吉野川流域全体の方々にとって重要な施策であると考えております。事業を進めるに当たりましては、地域全体とよく話し合うことが重要であり、その具体的な進め方については、治水を担当する建設大臣が責任を持って対処いたしますが、なぜかと問われれば、この第十堰の重要性について十分な理解を求められなかったということであり、必ず、この二市六町にわたる住民の皆さんの御意見もお聞きをするということであれば、またおのずと、その一つの考え方というものも、またそれをいかに反映すべきかという問題になろうかと考えております。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/273
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2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
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中山正暉
なかやままさあき
自由民主党
建設大臣・国土庁長官
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274
○中山国務大臣 お答えを申し上げたいと思います。  これは、高知の本山町から端を発しまして、瓶ケ森水源、そこから百九十三キロありまして、河口は千メートル、それから可動堰からちょっと北の方へ行きますと、これは百五十メートルに大変狭まっておりまして、そして先ほど先生も選挙制度の問題でお触れになりました、いわゆる日本国憲法の前文には、日本国国民は正当に選挙をされた国会を通じて行動をするということでございましたので、これは私は国土庁長官も兼ねてございます。ですから、自然災害に備える。これは治水保険も何もありません。ですから、災害が起こったときにどうするのかというと、その責任を持つのが私でございます。  これは、今まだ調査費しかついており...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/274
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2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
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志位和夫
しいかずお
日本共産党
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275
○志位委員 徳島市は、一地域と申しますが、吉野川流域全体の人口の圧倒的部分を占めています。そして、その周辺の自治体の世論調査を見ましても、例えば、藍住町では可動堰反対が六六%、堰直下の国府町佐野塚では可動堰反対がほぼ一〇〇%、上板町では住民投票をすべきが六九%、石井町では住民投票をすべきが五五%、やはり流域全体の声なんですよ。これだけの声をなぜ無視するのかということが問題になるわけです。  総理は理解が得られなかったと言われました。なぜ理解が得られなかったかといいますと、可動堰先にありき、何が何でも可動堰建設という態度を変えない、この態度こそが私は住民の審判を受けたんだと思います。  私、この問題を幾つかの角度から聞いてみたいと...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/275
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2,000
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147
衆議院
予算委員会
第5号
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中山正暉
なかやままさあき
自由民主党
建設大臣・国土庁長官
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276
○中山国務大臣 お答え申し上げますが、これは先般も、住民の代表の方々、市民の代表の方々、いわゆるこの運動をされた方々にお目にかかりまして、また予算委員会でも済んだら現場へ入りたいというお話をしてございますが、当然のことながら、第十堰については、関係住民の意見を聞くために、平成七年から約三年間をかけまして審議委員会、それから平成十一年からこれまで十九回実施してきました対話集会、また平成八年の公開での模型実験等を従来から実施いたしております。しかしながら、洪水時に堰上げを生じてしまう固定堰である現第十堰を可動堰に改築し、洪水位を下げることが最も重要だということが十分理解されなかったことが、今回の住民投票につながったものと思っております。...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/276
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2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
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志位和夫
しいかずお
日本共産党
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277
○志位委員 聞いたことに答えないで、長々とやられても困るんですよ。利水という目的がなくなった時点で、中止も含めた再検討を建設省はしっかりやったのかと聞いているんです。やったのか、やっていないのか。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/277
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114705261X00520000214
2,000
2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
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中山正暉
なかやままさあき
自由民主党
建設大臣・国土庁長官
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278
○中山国務大臣 あらゆる問題で検討をいたしております。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/278
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2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
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志位和夫
しいかずお
日本共産党
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279
○志位委員 これがやっていないんですよ。そのときの第十堰の建設事業審議委員会第七回に、さっきの、もう利水は要らなくなったという報告書が報告されて、そのまま認められちゃっているんです。だから、何があったって、利水という目的がなくなれば、これは再検討すべきなんです。これは、利水という目的がなくなれば、可動堰がいいのか、あるいは堤防という方法でもやれるじゃないか、いろいろな選択肢はその段階で広がったはずなのにやらないわけですよ。  あなた方、対話集会を何度もやったと言う。しかし、対話集会をやるごとに住民の人は参加しなくなっていったんです。なぜ参加しなくなったかというと、あなた方が、もう可動堰先にありきという結論を変えないからです。  ...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/279
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147
衆議院
予算委員会
第5号
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中山正暉
なかやままさあき
自由民主党
建設大臣・国土庁長官
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280
○中山国務大臣 河川法の十六条二の四というもので、住民の意見を十分に聞くと。当然のことながら、これからまだあと二十年ばかりかかる計画でございますので、今何かすぐにでもやるようなお話でございますが、そうではございませんで、環境保全その他の問題、住民のお気持ち、それからまた四十七市町村にかかわることでございますし、四国全体の問題もございますので、そういう意味で、私どもが慎重に、また大きな幅を持つ計画の検討も加えてこれから対応してまいりたい、かように思っております。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/280
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147
衆議院
予算委員会
第5号
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志位和夫
しいかずお
日本共産党
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281
○志位委員 これも端的にお答え願いたいんですよ。九七年五月に河川法を改正しました。その後、その河川法の改正の精神を踏まえてこの検討をやったのかということなんです。再検討したのか、この事業について。この精神に照らすならば、このまま進み続けていいのか、それともストップして引き返した方がいいのか、この真剣な検討をやったかどうか聞いているのです。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/281
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147
衆議院
予算委員会
第5号
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中山正暉
なかやままさあき
自由民主党
建設大臣・国土庁長官
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282
○中山国務大臣 お答えを申し上げます。  私が就任いたしましたのは昨年の十月の三日でございますので、その時点で伺いました話では、十分に検討しておるということでございます。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/282
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2000-02-14
147
衆議院
予算委員会
第5号
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志位和夫
しいかずお
日本共産党
None
None
283
○志位委員 これも私、第十堰建設事業審議委員会の議事録を全部読みました。その議事録を読んで、第九回の審議委員会、ここで、これは九八年一月二十二日に開かれているのですけれども、改正河川法の精神を踏まえてちっとも議論していない、これは問題だ、やはりこの審議委員会でも議論が必要じゃないかということをおっしゃった方がいます。  それを受けてどういう議論がされたのかと思って、次の第十回の審議委員会の記録を見てみましたけれども、ほとんど議論らしい議論ないのですよ。可動堰はもう決まったことだからやる、こういうことでずっと進んでいるのですね。これが問題なんです。  私、第三にもう一つ違った角度から聞きたい。  治水という問題が最後に残るわけで...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/283
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147
衆議院
予算委員会
第5号
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中山正暉
なかやままさあき
自由民主党
建設大臣・国土庁長官
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284
○中山国務大臣 三十六年間、日本にいらっしゃいましたヨハネス・デ・レーケが明治十七年に吉野川に行きまして、そして、この固定堰は将来禍根を残すという話が、ずっともう百年以上あるわけでございます。明治十七年ごろにも改修の話がありましたが、そのときに反対をなすった後、大洪水が起こっておりますので、今先生がおっしゃったように、これからの問題は、地域の住民の方々に参加していただいて、この間、ゼロから出発を、やり直しましょうという話を私はいたしておきました。住民投票をして運動をされた方々と、これからひとつお互いにゼロから出発し直しましょうという話をしておきましたので、その点よろしくお願いします。
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衆議院
予算委員会
第5号
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志位和夫
しいかずお
日本共産党
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285
○志位委員 また私の質問に答えてくれません。私が質問したのは、住民が出している、現十堰を撤去しないで、それを残して補修したらいいじゃないか、そして堤防の補強をすれば済むことじゃないか、その方が安上がりだし、そして長く親しんできたこれを残すことになるじゃないかというこの案を代替案として検討したんですかと聞いているんです。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/285
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147
衆議院
予算委員会
第5号
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中山正暉
なかやままさあき
自由民主党
建設大臣・国土庁長官
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286
○中山国務大臣 お答えを申し上げます。  建設省の専門家の連中に話を聞きますと、堤防をかさ上げしただけで水の圧力が変わるそうでございます。それがかえって危険を招くというような専門的な立場もあるようでございまして、今、鮎喰川の両堤防とそれから吉野川の堤防、八メートルございますが、徳島はこの三本の堤防で守られております。  そこで、今先生の御指摘ありましたように、いろいろこれから住民の方々の御意見も聴取して最善の方法を生み出したい、かように申し上げてお答えにいたします。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/286
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147
衆議院
予算委員会
第5号
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志位和夫
しいかずお
日本共産党
None
None
287
○志位委員 幾らあなたに聞いても答えないので、建設省の文書を持ってきました。「第十堰改築事業代替案について」という代替案の検討をした文書です。これを全部読みました。代替案を五つ検討しています、確かに。しかし、この五つとも全部、現にある第十堰は撤去するということが大前提になっていますよ。なぜ撤去するのかと私たちが聞くと、危険だからだとあなたはおっしゃる。しかし、二百五十年にわたってこれは洪水から守ってきたわけですね。  今老朽化が進んでいる、こうおっしゃる。しかし、老朽化が進んでいるのは、コンクリートを張り直せばこれは間に合うではないか。海底にでっかいトンネルを掘ったり大きな橋をかけたりする日本の建築技術をもってして、二百五十年前に...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/287
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147
衆議院
予算委員会
第5号
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中山正暉
なかやままさあき
自由民主党
建設大臣・国土庁長官
None
288
○中山国務大臣 一八六六年に水害が起こって以来、七十年周期説とかそれから百五十年周期説がありまして、今の可動堰はちょっと川の流れとははすになっております。あれは、昔吉野川が非常に蛇行しておりましたものを真っすぐにした、そのいがんだままの固定堰が今あるわけでございまして、これは、それこそ先生のおっしゃったように、今の技術で一番最良の道を選びたい、先ほどから何度も申し上げておりますが。  白紙というわけにはいきませんで、この暴れ川、日本で三番目の暴れ川、四国三郎と言われておりますこの暴れ川を私どもはしっかりとこれからの将来の皆さんの安全のために、今、我々同じ世代で事故が起こるかどうかわかりません、だけれども、自然災害というものが必ずこ...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/288
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147
衆議院
予算委員会
第5号
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志位和夫
しいかずお
日本共産党
None
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289
○志位委員 洪水が起こったときの堤防の問題をさっき言われて、私一言言い忘れたのでつけ加えておきますが、建設省がやられた洪水の水位のシミュレーションも、大変これは過大なものだという点で、これは専門家の間でも意見が分かれている問題ですね。専門家の間で強い批判があるということは、これは申し上げておきたいと思います。  私、きょう聞いていても、結局、要するに、可動堰はどうしてもつくる、そして何が何でも可動堰だ、利水がなくなっても可動堰だ、新しい河川法ができても可動堰だ、それから治水という問題についても、住民が合理的な代替案を出しても白紙撤回しないという、この何が何でもという姿勢が住民の皆さんから審判を受けた、この反省が必要だと思うんですよ...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/289
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147
衆議院
予算委員会
第5号
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中山正暉
なかやままさあき
自由民主党
建設大臣・国土庁長官
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290
○中山国務大臣 お答えを申し上げます。  先ほど再三申し上げましたように、ゼロの起点に返って話し合いましょうというのが先生のおっしゃる意味でございます。ですから、白紙撤回というのはできません。けれども、いわゆる多摩川の固定堰が、我々テレビで見ました、どんどん堤防が削られていって、真新しい家がどんどん川の中へ倒れていくのを何年か前にテレビで見たことがございます。  ですから、それと同じ効果を持つものがあの固定堰でございますので、岩津から先へ行きますと、私はこの間ヘリコプターで祖谷から全部見てまいりましたが、あの固定堰の上の岩津は百五十メートルしか幅がありません。その先にはもう堤防もありません。ですから、そういう川をどうするかという...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/290
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147
衆議院
予算委員会
第5号
None
志位和夫
しいかずお
日本共産党
None
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291
○志位委員 だから、話し合う際に、あらかじめ結論を持たないで、いろいろな選択肢を持ちなさいと言っているんです。工事を中止するという選択肢も選択肢の一つとして持って話し合いなさい、最低そのぐらいの姿勢がなければ、住民の皆さんからも本当に信頼をもっと失うことになる、こう言っているんです。この選択肢を持つかどうか、これを聞いているんです。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/291
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147
衆議院
予算委員会
第5号
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中山正暉
なかやままさあき
自由民主党
建設大臣・国土庁長官
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292
○中山国務大臣 県のお立場も、それから三十二万の早く改修をしてほしいという促進の署名も私はお預かりしております。この間は、反対をされた方が十万二千六百五十九票ありました。賛成の方も九千三百六十七ございましたから、賛成の方々の御意見も、それから地域、流域の皆さんの御意見もちゃんと聞いて、私どもはそれに対応してまいりたい。(志位委員「選択肢は」と呼ぶ)選択肢は種々あります。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/292
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衆議院
予算委員会
第5号
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志位和夫
しいかずお
日本共産党
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293
○志位委員 種々の中に中止が入りますか。
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衆議院
予算委員会
第5号
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中山正暉
なかやままさあき
自由民主党
建設大臣・国土庁長官
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294
○中山国務大臣 中止というのは、私はこの河川行政を預かる者として、これは責任の放棄だと思いますので、それはできません。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/294
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衆議院
予算委員会
第5号
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志位和夫
しいかずお
日本共産党
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295
○志位委員 私は、治水計画を中止しろと言っているのじゃないんです。可動堰計画を中止してほかのものに変えるという代替案を選択肢の一つとして持つかどうか、もう一回答えてください。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/295
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衆議院
予算委員会
第5号
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中山正暉
なかやままさあき
自由民主党
建設大臣・国土庁長官
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296
○中山国務大臣 すべてが選択肢でございます。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/296
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衆議院
予算委員会
第5号
None
志位和夫
しいかずお
日本共産党
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297
○志位委員 では、中止も選択肢として考えていいですね。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/297
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衆議院
予算委員会
第5号
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中山正暉
なかやままさあき
自由民主党
建設大臣・国土庁長官
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298
○中山国務大臣 白紙撤回はいたしませんと申し上げてきました。赤旗にも……(志位委員「中止を選択肢の一つとして話し合いますか」と呼ぶ)いや、中止というのは、これは河川全体に対する我々の責任の放棄でございますから、それはするわけにはまいりません。私どもは何らかの最善の手を打つということでございます。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/298
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147
衆議院
予算委員会
第5号
None
志位和夫
しいかずお
日本共産党
None
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299
○志位委員 これは、どうしてもその姿勢を変えようとしないわけですよ。中止を選択肢として住民と話し合わなければ、私は住民の理解は得られないと思いますよ。  そういう開発至上主義というのが今問題になっているわけです。愛知万博でもそうじゃありませんか。国際的な万博事務局から、結局、この万博というのは隠れみので、大規模開発が目的であったということだと厳しい批判がやられて、もう見直しを余儀なくされている。開発が至上にあって、そのために治水という問題を持ち出すとか、そういうやり方、この開発至上主義はもう世界に通用しない、そういう時代になっているということをしっかり御認識願いたいと思います。  次に、沖縄サミットの問題について伺います。  ...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/299
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147
衆議院
予算委員会
第5号
None
小渕恵三
おぶちけいぞう
自由民主党
内閣総理大臣
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300
○小渕内閣総理大臣 沖縄県が我が国の基地の七〇プロをその県内に存在をせしめておるわけでございまして、そういう意味で、我々は、常にこの基地の整理、統合、縮小を目指して、SACOの最終報告を実現するために全力を挙げて努力をいたしたい、これが基本的立場であります。  サミットにつきましては、今回、九州、沖縄で開催することとなり、首脳会談が沖縄・名護市で行われることになりましたが、先進八カ国におきましては、広く全世界の問題について話し合い、二十一世紀における世界の平和と安定を目指して、特に経済の面からこの問題を取り上げていくことが趣旨でございます。そういった意味で、沖縄県の抱えている問題を、問題の提起として行うことではありません。  し...
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2,000
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147
衆議院
予算委員会
第5号
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志位和夫
しいかずお
日本共産党
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301
○志位委員 私、今の総理の答弁を聞いて、本当に驚きました。政府は、少なくとも米軍基地の整理縮小という方針を持っている、しかし、サミットでそれを、沖縄県の問題を言うつもりはないということをおっしゃられました。私は、これは本当に総理の言葉として情けない思いで聞きましたよ。これだけの基地の重圧で苦しめられている島でサミットを開きながら、その問題にふたをしよう、これは本当に情けない政府だ、こう思いました。  私、沖縄では名護市での新しい基地建設の問題が問題になっているわけですが、この問題も含めて、次にもう一つ聞きたい。  この名護市の新しい基地の建設というのは、普天間の基地の単なる移設にとどまりません。最新鋭の新しい基地をつくるというの...
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147
衆議院
予算委員会
第5号
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小渕恵三
おぶちけいぞう
自由民主党
内閣総理大臣
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302
○小渕内閣総理大臣 本会議でも御答弁申し上げましたが、代替施設の使用期限につきましては、政府としては、閣議決定にありますとおり、国際情勢もあり厳しい問題であるとの認識を有しておりますが、沖縄県知事及び名護市長からの要請がなされたことを重く受けとめ、先般、これを瓦防衛庁長官及び河野外務大臣から米側に対しそれぞれ取り上げたところでございます。  政府といたしましては、閣議決定にあるとおり、国際情勢の変化に対応して、本代替施設を含め、在沖縄米軍の兵力構成等の軍事体制につき、米国政府と協議していきたいと考えております。  政府といたしましては、あわせて、国際情勢が肯定的に変化していくよう外交努力も積み重ねてまいる、こう答弁申し上げました...
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147
衆議院
予算委員会
第5号
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志位和夫
しいかずお
日本共産党
None
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303
○志位委員 取り上げる意思がないということをおっしゃられたので、私はさっき言ったんですね。ただ、世界の首脳がこれを理解するいい機会になるように願っているということを今おっしゃられたので、そういう行動を私は求めたいと思います。  私、今の回答の中で、国際情勢の変化するまでは協議するのは先送りにするというのが御答弁だったと思うのですが、ここで、委員長、資料配付をお願いしたいと思います。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/303
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147
衆議院
予算委員会
第5号
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島村宜伸
しまむらよしのぶ
自由民主党
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304
○島村委員長 どうぞ。
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衆議院
予算委員会
第5号
None
志位和夫
しいかずお
日本共産党
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305
○志位委員 それでは見ていただきたいのですが、これは、一九九六年十一月二十日に提出された「海上施設に係る技術検討・評価報告書」と題する文書です。  これは、日米両国の代表から成る普天間飛行場代替ヘリポート検討のための特別作業班、これはSACOのすぐもとにある機構ですが、SWGFといいますが、このSWGF、特別作業班のもとにある技術支援グループ、TSGが作成した文書です。TSGは、SWGFの指示を受け、海上基地に関する検討を行い、この報告書を作成し、SWGFの日本側共同議長に提出しています。  この五ページ目をごらんになってください。五ページ目を見ますと、「海上施設の技術的検討のための前提条件」という項目がございます。「海上施設の...
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147
衆議院
予算委員会
第5号
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瓦力
かわらつとむ
自由民主党
防衛庁長官
None
306
○瓦国務大臣 ただいま志位委員から御指摘がありましたこのTSG並びにSWGFについてお答えをいたしますが、普天間飛行場の代替へリポート案として、海上施設につきましては、平成八年十月に、関係省庁の技術者等で構成される技術支援グループTSG及び部外有識者によって構成される技術アドバイザリーグループTAGを設置いたしまして、その技術的可能性の検討を行ったものでございます。  これらのグループの会議の場における審議に使用されました資料の中には、米軍の運用所要等の非公開にすべきものも含まれております。かかる資料を公表することは、日米の信頼関係を損ね、円滑な日米安保体制の運営に支障を来すことになりますので、公表は差し控えさせていただいたところ...
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衆議院
予算委員会
第5号
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志位和夫
しいかずお
日本共産党
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307
○志位委員 一点だけ伺います。  このときに四十年以上の耐用年数ということを確認したということ、この事実はお認めになりますか、耐用年数四十年以上。
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衆議院
予算委員会
第5号
None
瓦力
かわらつとむ
自由民主党
防衛庁長官
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308
○瓦国務大臣 それらも含めまして、私はコメントを差し控えさせていただきます。
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衆議院
予算委員会
第5号
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志位和夫
しいかずお
日本共産党
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309
○志位委員 私は、こういうものを隠すことが日米間の信頼を損ねる。私は、この問題について、委員会に資料提出を正式に求めたい。これは、米軍の運用上とか言いましたけれども、米軍の作戦に関係ないですよ、耐用年数の問題なんか。こういう問題について、四十年という確約を結んでおきながらこれとは違う二重外交をやるという恥ずかしい姿勢はない、こう思います。こういう政権には本当に早期の解散で審判を仰ぐことを重ねて私たちは要求して、質問を終わります。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/309
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衆議院
予算委員会
第5号
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島村宜伸
しまむらよしのぶ
自由民主党
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310
○島村委員長 これにて志位君の質疑は終了いたしました。  次に、濱田健一君。
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衆議院
予算委員会
第5号
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濱田健一
はまだけんいち
社会民主党・市民連合
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311
○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合を代表いたしまして、総理に質問をさせていただきたいと思います。  総理がよく使われる言葉、ミレニアム、千年紀のスタートという、二〇〇〇年のスタートの年になりました、来年は二十一世紀、当然のことでございますけれども。私は、この新しい時代のスタートに当たっての通常国会の総括質疑、基本的な質疑の冒頭で、日本国憲法と教育基本法のことについて総理の基本的なお考えをお聞きしたいというふうに思っているところでございます。  今度の国会から憲法調査会が両院に設置をされて、今、どのような形で論議を進めていくのかということの前段の理事会等々での取り組みがなされているやにお聞きをしているところでございます。また、...
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衆議院
予算委員会
第5号
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小渕恵三
おぶちけいぞう
自由民主党
内閣総理大臣
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312
○小渕内閣総理大臣 憲法の基本的理念であります民主主義、平和主義及び基本的人権の尊重は、憲法が制定されてから今日までの間、一貫して国民から広く支持されてきたものでありまして、これを堅持すべきものであることは言うまでもありません。  他方、私は、憲法は法理的に永久不変なものと考えておらず、かねてから憲法は不磨の大典ではないと申し上げておるところであります。憲法をめぐる議論が行われること自体は何ら制約されるべきものでないということは言うまでもないことで、憲法改正規定が憲法に書かれておることをもってしても、そのことは明らかであります。  欧米の先進諸国におきまして、この半世紀の間多くの改正が行われており、時代の変遷とともに憲法も国民の...
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衆議院
予算委員会
第5号
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濱田健一
はまだけんいち
社会民主党・市民連合
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313
○濱田(健)委員 総理の方から細かい、例えば要らなくなった点、今日的に、将来的に必要な点は控えるということでございました。  昭和二十一年の十一月三日に公布記念式典、天皇が「全力をあげ、相携へて、この憲法を正しく運用し、節度と責任とを重んじ、自由と平和とを愛する文化国家を建設するやうに努めたいと思ふ。」と勅語を述べられておられます。私は、まさにそのとおりだと思います。  前文の一番最後に、「この崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」というふうに書かれております。理想と目的を達成するために努力をしていった五十数年間だったと思うんですが、総理は、この憲法の百三条にわたる条文が達成されたとお思いでしょうか。
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衆議院
予算委員会
第5号
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小渕恵三
おぶちけいぞう
自由民主党
内閣総理大臣
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314
○小渕内閣総理大臣 達成と言われましても、国民生活の最低限度の保障をされるとか、いろいろとその認識には差があるかと思いますが、基本的には、今日の日本を考えてみまするときに、やはり先ほど申し上げた憲法の精神にのっとって、それを基本にしながら民主国家として発展をし、その成果を上げてきたものと理解をいたしております。
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衆議院
予算委員会
第5号
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濱田健一
はまだけんいち
社会民主党・市民連合
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315
○濱田(健)委員 憲法第十四条、「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」と書かれております。  かつて被差別部落と言われた、そこに生まれ育った人たちが、今は本当に政府の御努力によって、教育そして経済的な立場の改善に努力して、それが向上されていくことは私も認めております。ただ、部落地名総鑑なる出身地を明らかにするものが企業の出版物として出回って、就職差別や結婚差別に、まだまだこの日本の中にいっぱい残っている。憲法第十四条が達成されていないという一つの例としてのこの事実。  また、第二十八条「勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行...
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衆議院
予算委員会
第5号
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小渕恵三
おぶちけいぞう
自由民主党
内閣総理大臣
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316
○小渕内閣総理大臣 最高裁判所が憲法判断を行う審査が時に行われることをかんがみましても、この憲法にのっとってどのような行政が行われておるかということについての種々の判断がなお行われていることは、すべてこの判断がトータルとして問題解決になっておらないという証左でもあるかと思います。  今、二つの問題を御指摘されましたが、こうした問題についても、長らく行政の問題として、差別解消とかいう点については懸命の努力をいたしてまいりましたが、時にいろいろな御指摘をいただいておること、あるいは現下なお法律も存在をしておるということを考えますと、全くそうしたものがなくなるような世の中というものを達成するような努力をしていかなければならぬことは、当然...
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衆議院
予算委員会
第5号
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濱田健一
はまだけんいち
社会民主党・市民連合
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317
○濱田(健)委員 私たちはやはり、今日的に、また将来的に、五十四年前にできた日本国憲法、そして教育基本法、まだまだその理想が現実になっていない。  私は、たった二つだけ事実をといいますか、私の知っている事実を総理に御披露いたしましたけれども、その中で、今、例えば環境の問題が描かれていない、自然の問題が描かれていない、だから検討するんだという論法も成り立たないとは言いませんけれども、私は、まだまだその理想を現実にするために、今だからこそ、先ほど総理がおっしゃった、いろいろなものは、行政的な、憲法の下にある法律事項、そして役所が出すいろいろな省令、政令等々で現実的に対応できる、そういうことをやるべきであって、社会民主党としては、憲法調...
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衆議院
予算委員会
第5号
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小渕恵三
おぶちけいぞう
自由民主党
内閣総理大臣
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318
○小渕内閣総理大臣 最大の争点は、今次、ここで御審議をいただいております十二年度予算でなかろうかと思っておりまして、そのために、こうして熱心な御審議をちょうだいいたしておるんだろうと思っております。  政府みずから争点を隠そうなどということはございませんので、どうぞ野党の方の皆さんから争点をお見つけいただきまして、御指摘をいただき、我々に、それに対する考え方を申し述べる機会が得られれば、ちょうちょうはっしといいますか、与野党とも現下の国内、国外の諸問題についての議論が成り、これがいわば争点と申すべきものではなかろうか、こう考えます。
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衆議院
予算委員会
第5号
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濱田健一
はまだけんいち
社会民主党・市民連合
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319
○濱田(健)委員 争点を出せということでございました。  歳出総額が八十四兆九千八百億円、過去最大の予算案ということでございます。確かにそうです。しかし、その規模にもかかわらず、国民は、その内容が本当に自分たちの生活が回復していくのか、将来の展望が持てるのかということについて不安を抱き続けていると私は申し上げなければなりません。  消費や民間設備投資を活性化しながら、経済を自律的な回復軌道に向けるということがとても大事だと私は思っているわけでございますけれども、相変わらず公共事業。先ほども吉野川の可動堰の問題が触れられました。  私の鹿児島の町でも、人工島という、島をつくるということが去年の暮れにスタートいたしました。フロンテ...
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衆議院
予算委員会
第5号
None
小渕恵三
おぶちけいぞう
自由民主党
内閣総理大臣
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320
○小渕内閣総理大臣 これもしばしば申し上げておりますように、やはり日本経済を何としても安定的に成長せしめる路線を確実なものにしていかなきゃならぬということでございまして、そのために、財政改革ということを、これを実行していこうということでありますれば、しばしば申し上げておりますように、いずれも達成できないという危惧を持たざるを得ないということでありまして、国会におきましての財革法を凍結する段階、あるいはむしろこれを法律として制定する段階からも、特に当時の野党の皆さんからも強い御指摘もございました。  たまたまアジアにおける金融危機を初めとして世界経済が大きく落ち込む中で、日本として経済を再生しなければならない、そういうことでこの内閣...
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衆議院
予算委員会
第5号
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濱田健一
はまだけんいち
社会民主党・市民連合
None
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321
○濱田(健)委員 選挙が、予算が成立した後にあるのか、四月ごろにあるのか、サミットが終わった後にやるのか、選択肢は二つに一つだと思うのですが、私はそう思うのですが、それは総理のお考え次第でございますから。私はそう思うのですが、その選挙が終わった後に、すぐこういうふうにして財政、財源足りない、これは増税だということはないのですね、総理。お答えください。
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衆議院
予算委員会
第5号
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宮澤喜一
みやざわきいち
自由民主党
大蔵大臣
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322
○宮澤国務大臣 今の状況で考えまして、私どもが希望しているように、秋になって民需が十分に動き出して、そして経済が回り始めると仮にいたしましても、その次の年にはこれほどの刺激的予算は要りませんものの、それならすぐに今度は税金を取る方に回れるかというと、とても私はそういうことにならぬと思うのです。  ですから、せいぜい中立的な予算が組めるだろうか、そうだったら私はまあいい方だ。それも、その次は取れるか、やはり取れない。中立的な予算みたいな感じがもう二度ほどございませんと、日本の経済というのは本当に民需を中心に回っていくような軌道に乗れないんじゃないかと思いますもので、これはただ財政だけからのことを申しているので、総理はもっと違うお考え...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/322
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衆議院
予算委員会
第5号
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濱田健一
はまだけんいち
社会民主党・市民連合
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323
○濱田(健)委員 財政担当の宮澤大蔵大臣はそうお考えだと言われました。では、大蔵大臣は言われましたので、違うお考えとかございましたら、総理、どうぞ。
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衆議院
予算委員会
第5号
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小渕恵三
おぶちけいぞう
自由民主党
内閣総理大臣
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324
○小渕内閣総理大臣 宮澤大蔵大臣がお見通しを申されましたが、そういう中で、そう軽々といいますか、早々に財政改革法を再び提出するということはなかなか困難な見通しだろうと思いますが、できる限り早く、財政全体の改革ができる抜本的な法律が提出できる機会が一日も早く来ることのできるように、最善の努力をしていくということだろうと思います。
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衆議院
予算委員会
第5号
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濱田健一
はまだけんいち
社会民主党・市民連合
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325
○濱田(健)委員 社会保障制度の問題についてあと一点触れて終わりたいと思うのですが、先日、総理が主宰される社会保障構造のあり方について考える有識者会議というのがございました。その趣旨で、社会保障制度が将来にわたり安定し効率的なものになるよう、年金、医療、介護など総合的に、かつ給付と負担を一体的にとらえて検討するというふうに言われているわけでございます。  私たちはかねがね、年金、医療、福祉の分野の改革をばらばらじゃなくて、サービスを受ける側に立った公平、公正な立場でのバランスのとれたものにしていくべし、抽象的でございますけれども、そのように申し上げてまいりました。今の年金の審議、医療の問題、介護、これは一体となっておりますか。ばら...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/325
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衆議院
予算委員会
第5号
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丹羽雄哉
にわゆうや
自由民主党
厚生大臣
None
326
○丹羽国務大臣 委員御指摘のように、今、豊かさの中の不安の時代、こう言われております。そういう中で、国民の皆さん方が老後を真に安心して過ごせるような社会保障制度を将来的にも、要するに、安定的なものを築いていくことが何よりの課題だ、こう考えているような次第でございます。  これまで、反省を含めて申しますならば、医療は医療、それから年金は年金、介護は介護、こういうような嫌いがなきにしもあらずであったわけでございます。そういう中で、総理の呼びかけによりまして、二十一世紀の社会保障につきまして、年金、医療、介護を制度的、横断的、かつ総合的に検討するために、総理のもとに社会保障構造のあり方について考える有識者会議というものをつくったわけでご...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114705261X00520000214/326
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114705261X00520000214
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147
衆議院
予算委員会
第5号
None
濱田健一
はまだけんいち
社会民主党・市民連合
None
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327
○濱田(健)委員 丹羽厚生大臣は、自民党の亀井静香政調会長と必死に戦っておられる、この御様子を拝見しながら、私は頼もしく思っているところでございます。  今言われたとおりに、介護の問題も医療も年金も、やはり非常に厳しいけれども、こういう面は国としてきちんと安心と安全のネットワークを広げるための努力をしているんだということを政府・与党が発信される。  例えば、年金にしても、前から言っていますけれども、厚生年金や国民年金の積立剰余金、平成九年度で百三十四兆円、十一年度ベースの決算でいえば数字がひっくり返って百四十三兆円ぐらいになる。決してそれがあるから私は大丈夫だとは言わない。将来の年金の保険料が上がっていくことを抑えるためにも、こ...
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衆議院
予算委員会
第5号
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牧野隆守
まきのたかもり
自由民主党
労働大臣
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328
○牧野国務大臣 御承知のとおり、産業構造の変化に対応いたしまして、会社がいろいろな形で合併したり、あるいは営業譲渡したり分社化という傾向が非常に大きく見えてきております。当然のことながら、労働者の権利はきちっと守らなきゃなりませんし、雇用も保護されなければなりません。  こういう状況に対応いたしまして、今先生がおっしゃるとおり、共通の労働者保護法というものをつくるかどうか、あるいは個々に対処できないか。私どももこういうことを考えまして、いろいろな検討を進めてまいりました。  その一つが企業組織変更に係る労働関係法制等研究会、こういうことで、学者、有識者にお願いをいたしました。これらの報告も参考にしながら、一応現段階では、分社、分...
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衆議院
予算委員会
第5号
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濱田健一
はまだけんいち
社会民主党・市民連合
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329
○濱田(健)委員 あと、保坂議員にかわります。
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衆議院
予算委員会
第5号
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島村宜伸
しまむらよしのぶ
自由民主党
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330
○島村委員長 この際、保坂展人君から関連質疑の申し出があります。濱田君の持ち時間の範囲内でこれを許します。保坂展人君。
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衆議院
予算委員会
第5号
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保坂展人
ほさかのぶと
社会民主党・市民連合
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331
○保坂委員 私は、NTTドコモ株の問題について、限られた時間ですがお聞きをいたします。  一九八八年、大変激動の年でございました。当時、竹下内閣の官房長官、小渕総理は、官庁綱紀の粛正の閣議決定を受けて、全官庁に通達を出された。その通達の中で、未公開株の譲渡については特に留意をされたいと。政府の綱紀粛正策に株が登場したというのは、それ以後たくさんありますけれども、この年が初めてと聞いております。  そこでお聞きいたしますけれども、先ほど来の質疑で、一九八八年、まさにこの年の六月に古川秘書官が譲渡をされた株について、官房長官時代の小渕総理に報告があったのか、あるいは、その官房長官当時の総理が秘書官に報告を求めたのか、この点について伺...
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衆議院
予算委員会
第5号
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小渕恵三
おぶちけいぞう
自由民主党
内閣総理大臣
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332
○小渕内閣総理大臣 報告は特にありませんし、求めたこともありません。
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衆議院
予算委員会
第5号
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保坂展人
ほさかのぶと
社会民主党・市民連合
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333
○保坂委員 問題の株、上毛通信サービスの株を古川秘書官が取得した八八年の六月、事実上この手続が完了した時点というのは、いわゆるリクルート事件の幕あけというか、もう連日のように報道があったころなんですね。この八八年は、ちょっと思い出すだけで空前の範囲で、未公開株の譲渡をめぐって、株の問題、特に政治家と秘書の問題、これが問題になっていた、こういう時期だろうと思います。ですから、国家公務員に対しても株取引はきちっとこれは留意しろという通達を出している側の小渕現総理が、どうしてそういう身近な身辺の問題について確認をされなかったのでしょうか。
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衆議院
予算委員会
第5号
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小渕恵三
おぶちけいぞう
自由民主党
内閣総理大臣
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334
○小渕内閣総理大臣 確かに、思い起こしますと、リクルート未公開株の問題をめぐって、当時揺れ動いたことは承知をいたしております。しかし、古川秘書が受けましたのは未公開株でありませんで既発株でございまして、おのずと、リクルート株は未公開株を手にした者がそれを売却することによって売却益を出したかどうかということでございまして、この古川秘書が受けましたのは、いまだこれは売却もしておりませんで、そういう意味でおのずと性格を異にするものだろうと思いますが、その時点において、そのことについて、私が本人にそのようなことをお聞きしたことはないし、また報告も受けておらないことは冒頭申し上げたとおりであります。
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衆議院
予算委員会
第5号
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保坂展人
ほさかのぶと
社会民主党・市民連合
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335
○保坂委員 これは一九八九年五月二十五日の内閣委員会で、現総理が、「リクルート問題をめぐっての政治不信につきましては、事竹下内閣のみならず政治家一人一人大いに反省、考えさせられる問題であることは言うまでもない」と、このリクルート問題についてはたびたび発言されていますよね。もちろん、未公開株ではなかったという今の趣旨はわかりますけれども、しかし、ひときわ世間、そして政治不信の源となったその大事件が進展している渦中で、こういった取引が完了したということなんですが、古川秘書官のその株取引の代金は、どこで何を財源にして支払われたのでしょうか。簡潔にお願いします。
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衆議院
予算委員会
第5号
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小渕恵三
おぶちけいぞう
自由民主党
内閣総理大臣
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○小渕内閣総理大臣 当時秘書をしておりましたから、みずから所有しておる所得の中から支払われたものと推測をいたしております。
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衆議院
予算委員会
第5号
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保坂展人
ほさかのぶと
社会民主党・市民連合
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○保坂委員 二百二十五万円が二十五億円、ぬれ手にアワという言葉は似合わないと思う、ぬれ手に金塊というふうに言ってもいいかと思いますが、この二百二十五万円というのは、私、現在でも大金ですよ。  ところが、この告訴状によると、持ちかけてこられた鈴木さんは地元の選挙でいろいろ世話になっている間柄で、上毛通信自体が地元の会社であるため、この程度の協力はやむを得ないということで、しかも、名刺の裏にさささっと書いていただいて買ったと。おつき合い。  この二百二十五万円がおつき合いという感覚は、小渕事務所の感覚というふうに考えてよろしいですか。
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衆議院
予算委員会
第5号
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小渕恵三
おぶちけいぞう
自由民主党
内閣総理大臣
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○小渕内閣総理大臣 個人にはいろいろの所得があろうかと思います。秘書としての仕事で得られた報酬もあろうかと思いますが、本人は早く親を亡くされましたが、その遺産もかなりあることは私も承知をいたしておりまして、いずれのところからどのように調達したかは定かではありませんけれども、適正にその対価を支払ったということについては間違いないものと考えております。
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衆議院
予算委員会
第5号
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保坂展人
ほさかのぶと
社会民主党・市民連合
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339
○保坂委員 私、告訴状をつぶさに検討しました。その上で石井夫人ともお会いをして、じっくりと話を伺う機会がございました。  告訴状の特徴的なところは、告訴をしている部分、これは虚偽の創作、でっち上げというふうに、古川秘書官の方がいわば被害を受けたということで告訴をしているところは、石井夫人の発言なんですね。石井夫人が証言した、あるいはインタビューに答えたという部分まで全部でっち上げだと。  先ほどの質疑で小渕総理は、故人である石井康元さんについて、高崎市内で事務所を提供していただいた恩人である、あるいは数少ない支援者であり、今なおそういう感情を抱いている、こういう御答弁でした。その石井夫人の発言、これは全部虚偽だという告訴の内容な...
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