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4.96k
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JCRRAG_001801
地理
日本では1980年にラムサール条約に加入して以降,2015年5月末現在で50か所の湿地がラムサール条約に登録(以下,ラムサール登録)されている(1)。日本のラムサール登録は,加入当初はあまり数が増えなかったが,2000年代に入ってから数を大きく増やしてきた。こうした傾向はラムサール条約に限らず,世界自然遺産,世界ジオパーク,ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)などとも同様といえ,世界的にも,国内的にも増加傾向にある。 ラムサール条約を含め,類似した性格を持ちながらも異なる制度が導入されることについて,それぞれ何が違うのかを論じたり,相互比較から共通する課題を検討する場が設けられるようになっている(2)。そこでは,地域の自然遺産の「利用」とはなにか,どのように利用すれば遺産の保全と両立するのかが議論されることがある。国際的な保護区の登録が増える背景に,それらを受け入れる地域が,世界的な「お墨付き」を観光振興や地域活性化に生かしたいとの思惑があり,利用が保護区受け人れの動機になっている。また,利用が保全意識の向上に資することもあれば,逆に,利用が保全上の問題を引き起こすこともある.利用について考えることは自然保護区を論じる上で重要な課題なのである。 ただし,ラムサール条約は,類似の制度と比べて自然保護的な性格が強い(ものとして日本では運用されてきた)ので,登録を観光振興に積極的に生かそうとする例はこれまで多くなかった。しかし,遺産の保護を目的とする世界遺産と違って,ラムサール条約には湿地を「賢く利用する」というワイズユース(3)の考え方が当初から目的に組み込まれてきた(4)。ワイズユースとしては,湿地の一次産業の場としての持続的利用,環境教育の場としての利用,エコツーリズム的利用などが想定されている(Asano,2014)。特に観光利用への関心が世界的に強まっており,ラムサール条約事務局主導で各国のエコツーリズム先進事例調査も行われている(Ramsar convention secretariat and UNWTO,2012)。 ところで,筆者らは,日韓等のラムサール条約湿地の比較研究(5)を行う中で,日本の登録地は湿地保護の意識が高く,地域活性化にむけて実働的な体制がとられにくいことを示した(淺野ほか,2012)。また,日本と韓国のラムサール条約への対応が,比較的似た自然・社会環境下にあるにもかかわらず,かなり異なる形で行われていることも示した(淺野,2013;淺野ほか,2012,2013bなど)。 両国の対応にみる大きな違いの1つに,ラムサール条約の鍵概念の1つであるワイズユースの扱い方がある。韓国では保護湿地に指定することは原則的に利用を禁止することを意味していて,住民の利用権よりも生態学的な管理を日本よりも優先する。そもそもラムサール条約に関連する施策として,ワイズユースが課題とされていない(6)。しかしその一方で,いくつかのラムサール条約湿地,特にスンチョン湾(淺野,2013)やウポ沼(淺野ほか,2013b)では,日本のラムサール条約湿地を大きく上回る観光者が訪れている(7)。両湿地はともに一大観光地であることは紛れもなく,新たにラムサール条約登録をめざす地域からは,ラムサール登録が地域振興に結び付いた成功例とみられている。韓国の湿地保護制度の枠組みではワイズユースは意識されていないにも関わらずである。しかも実際には,スンチョン湾でもウポ沼でも,日本では受け入れられないような強引な保護策(8)が実施されている。
日本がラムサール条約に加入したのは何年ですか。
日本がラムサール条約に加入したのは1980年です。
JCRRAG_001802
地理
日本では1980年にラムサール条約に加入して以降,2015年5月末現在で50か所の湿地がラムサール条約に登録(以下,ラムサール登録)されている(1)。日本のラムサール登録は,加入当初はあまり数が増えなかったが,2000年代に入ってから数を大きく増やしてきた。こうした傾向はラムサール条約に限らず,世界自然遺産,世界ジオパーク,ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)などとも同様といえ,世界的にも,国内的にも増加傾向にある。 ラムサール条約を含め,類似した性格を持ちながらも異なる制度が導入されることについて,それぞれ何が違うのかを論じたり,相互比較から共通する課題を検討する場が設けられるようになっている(2)。そこでは,地域の自然遺産の「利用」とはなにか,どのように利用すれば遺産の保全と両立するのかが議論されることがある。国際的な保護区の登録が増える背景に,それらを受け入れる地域が,世界的な「お墨付き」を観光振興や地域活性化に生かしたいとの思惑があり,利用が保護区受け人れの動機になっている。また,利用が保全意識の向上に資することもあれば,逆に,利用が保全上の問題を引き起こすこともある.利用について考えることは自然保護区を論じる上で重要な課題なのである。 ただし,ラムサール条約は,類似の制度と比べて自然保護的な性格が強い(ものとして日本では運用されてきた)ので,登録を観光振興に積極的に生かそうとする例はこれまで多くなかった。しかし,遺産の保護を目的とする世界遺産と違って,ラムサール条約には湿地を「賢く利用する」というワイズユース(3)の考え方が当初から目的に組み込まれてきた(4)。ワイズユースとしては,湿地の一次産業の場としての持続的利用,環境教育の場としての利用,エコツーリズム的利用などが想定されている(Asano,2014)。特に観光利用への関心が世界的に強まっており,ラムサール条約事務局主導で各国のエコツーリズム先進事例調査も行われている(Ramsar convention secretariat and UNWTO,2012)。 ところで,筆者らは,日韓等のラムサール条約湿地の比較研究(5)を行う中で,日本の登録地は湿地保護の意識が高く,地域活性化にむけて実働的な体制がとられにくいことを示した(淺野ほか,2012)。また,日本と韓国のラムサール条約への対応が,比較的似た自然・社会環境下にあるにもかかわらず,かなり異なる形で行われていることも示した(淺野,2013;淺野ほか,2012,2013bなど)。 両国の対応にみる大きな違いの1つに,ラムサール条約の鍵概念の1つであるワイズユースの扱い方がある。韓国では保護湿地に指定することは原則的に利用を禁止することを意味していて,住民の利用権よりも生態学的な管理を日本よりも優先する。そもそもラムサール条約に関連する施策として,ワイズユースが課題とされていない(6)。しかしその一方で,いくつかのラムサール条約湿地,特にスンチョン湾(淺野,2013)やウポ沼(淺野ほか,2013b)では,日本のラムサール条約湿地を大きく上回る観光者が訪れている(7)。両湿地はともに一大観光地であることは紛れもなく,新たにラムサール条約登録をめざす地域からは,ラムサール登録が地域振興に結び付いた成功例とみられている。韓国の湿地保護制度の枠組みではワイズユースは意識されていないにも関わらずである。しかも実際には,スンチョン湾でもウポ沼でも,日本では受け入れられないような強引な保護策(8)が実施されている。
湿地のワイズユースとして、一次産業の場としての持続的利用、環境教育の場としての利用の他に何が想定されていますか。
湿地のワイズユースとして、一次産業の場としての持続的利用、環境教育の場としての利用の他に、エコツーリズム的利用などが想定されています。
JCRRAG_001803
地理
日本では1980年にラムサール条約に加入して以降,2015年5月末現在で50か所の湿地がラムサール条約に登録(以下,ラムサール登録)されている(1)。日本のラムサール登録は,加入当初はあまり数が増えなかったが,2000年代に入ってから数を大きく増やしてきた。こうした傾向はラムサール条約に限らず,世界自然遺産,世界ジオパーク,ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)などとも同様といえ,世界的にも,国内的にも増加傾向にある。 ラムサール条約を含め,類似した性格を持ちながらも異なる制度が導入されることについて,それぞれ何が違うのかを論じたり,相互比較から共通する課題を検討する場が設けられるようになっている(2)。そこでは,地域の自然遺産の「利用」とはなにか,どのように利用すれば遺産の保全と両立するのかが議論されることがある。国際的な保護区の登録が増える背景に,それらを受け入れる地域が,世界的な「お墨付き」を観光振興や地域活性化に生かしたいとの思惑があり,利用が保護区受け人れの動機になっている。また,利用が保全意識の向上に資することもあれば,逆に,利用が保全上の問題を引き起こすこともある.利用について考えることは自然保護区を論じる上で重要な課題なのである。 ただし,ラムサール条約は,類似の制度と比べて自然保護的な性格が強い(ものとして日本では運用されてきた)ので,登録を観光振興に積極的に生かそうとする例はこれまで多くなかった。しかし,遺産の保護を目的とする世界遺産と違って,ラムサール条約には湿地を「賢く利用する」というワイズユース(3)の考え方が当初から目的に組み込まれてきた(4)。ワイズユースとしては,湿地の一次産業の場としての持続的利用,環境教育の場としての利用,エコツーリズム的利用などが想定されている(Asano,2014)。特に観光利用への関心が世界的に強まっており,ラムサール条約事務局主導で各国のエコツーリズム先進事例調査も行われている(Ramsar convention secretariat and UNWTO,2012)。 ところで,筆者らは,日韓等のラムサール条約湿地の比較研究(5)を行う中で,日本の登録地は湿地保護の意識が高く,地域活性化にむけて実働的な体制がとられにくいことを示した(淺野ほか,2012)。また,日本と韓国のラムサール条約への対応が,比較的似た自然・社会環境下にあるにもかかわらず,かなり異なる形で行われていることも示した(淺野,2013;淺野ほか,2012,2013bなど)。 両国の対応にみる大きな違いの1つに,ラムサール条約の鍵概念の1つであるワイズユースの扱い方がある。韓国では保護湿地に指定することは原則的に利用を禁止することを意味していて,住民の利用権よりも生態学的な管理を日本よりも優先する。そもそもラムサール条約に関連する施策として,ワイズユースが課題とされていない(6)。しかしその一方で,いくつかのラムサール条約湿地,特にスンチョン湾(淺野,2013)やウポ沼(淺野ほか,2013b)では,日本のラムサール条約湿地を大きく上回る観光者が訪れている(7)。両湿地はともに一大観光地であることは紛れもなく,新たにラムサール条約登録をめざす地域からは,ラムサール登録が地域振興に結び付いた成功例とみられている。韓国の湿地保護制度の枠組みではワイズユースは意識されていないにも関わらずである。しかも実際には,スンチョン湾でもウポ沼でも,日本では受け入れられないような強引な保護策(8)が実施されている。
2015年5月末現在、日本の湿地は何か所ラムサール条約に登録されていますか。
2015年5月末現在、日本の湿地は50か所ラムサール条約に登録されています。
JCRRAG_001804
地理
日本では1980年にラムサール条約に加入して以降,2015年5月末現在で50か所の湿地がラムサール条約に登録(以下,ラムサール登録)されている(1)。日本のラムサール登録は,加入当初はあまり数が増えなかったが,2000年代に入ってから数を大きく増やしてきた。こうした傾向はラムサール条約に限らず,世界自然遺産,世界ジオパーク,ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)などとも同様といえ,世界的にも,国内的にも増加傾向にある。 ラムサール条約を含め,類似した性格を持ちながらも異なる制度が導入されることについて,それぞれ何が違うのかを論じたり,相互比較から共通する課題を検討する場が設けられるようになっている(2)。そこでは,地域の自然遺産の「利用」とはなにか,どのように利用すれば遺産の保全と両立するのかが議論されることがある。国際的な保護区の登録が増える背景に,それらを受け入れる地域が,世界的な「お墨付き」を観光振興や地域活性化に生かしたいとの思惑があり,利用が保護区受け人れの動機になっている。また,利用が保全意識の向上に資することもあれば,逆に,利用が保全上の問題を引き起こすこともある.利用について考えることは自然保護区を論じる上で重要な課題なのである。 ただし,ラムサール条約は,類似の制度と比べて自然保護的な性格が強い(ものとして日本では運用されてきた)ので,登録を観光振興に積極的に生かそうとする例はこれまで多くなかった。しかし,遺産の保護を目的とする世界遺産と違って,ラムサール条約には湿地を「賢く利用する」というワイズユース(3)の考え方が当初から目的に組み込まれてきた(4)。ワイズユースとしては,湿地の一次産業の場としての持続的利用,環境教育の場としての利用,エコツーリズム的利用などが想定されている(Asano,2014)。特に観光利用への関心が世界的に強まっており,ラムサール条約事務局主導で各国のエコツーリズム先進事例調査も行われている(Ramsar convention secretariat and UNWTO,2012)。 ところで,筆者らは,日韓等のラムサール条約湿地の比較研究(5)を行う中で,日本の登録地は湿地保護の意識が高く,地域活性化にむけて実働的な体制がとられにくいことを示した(淺野ほか,2012)。また,日本と韓国のラムサール条約への対応が,比較的似た自然・社会環境下にあるにもかかわらず,かなり異なる形で行われていることも示した(淺野,2013;淺野ほか,2012,2013bなど)。 両国の対応にみる大きな違いの1つに,ラムサール条約の鍵概念の1つであるワイズユースの扱い方がある。韓国では保護湿地に指定することは原則的に利用を禁止することを意味していて,住民の利用権よりも生態学的な管理を日本よりも優先する。そもそもラムサール条約に関連する施策として,ワイズユースが課題とされていない(6)。しかしその一方で,いくつかのラムサール条約湿地,特にスンチョン湾(淺野,2013)やウポ沼(淺野ほか,2013b)では,日本のラムサール条約湿地を大きく上回る観光者が訪れている(7)。両湿地はともに一大観光地であることは紛れもなく,新たにラムサール条約登録をめざす地域からは,ラムサール登録が地域振興に結び付いた成功例とみられている。韓国の湿地保護制度の枠組みではワイズユースは意識されていないにも関わらずである。しかも実際には,スンチョン湾でもウポ沼でも,日本では受け入れられないような強引な保護策(8)が実施されている。
日本のラムサール登録は何年代から数を大きく増やしてきましたか。
日本のラムサール登録は2000年代から数を大きく増やしてきました。
JCRRAG_001805
地理
本書は古今書院の地域づくり叢書の第2巻で,日本と世界のまちづくり20事例を集めたものである。「地域資源」「保全」「再生」「創造」「交流」「学習」の6つをキーワードに各研究者がそれぞれの視点からまちづくりの事例を執筆し,その内容を編者の1人である片柳勉(立正大学地球環境科学部地理学科教授)氏が活用の仕方から,「自然を活かす」,「農と食を活かす」,「都市を活かす」,「歴史とアイディアを活かす」.「人を活かす」の5つに整理し,編集して出版化したものである。その多くは月刊『地理』に約2年に渡って「まちづくり・地域づくり」シリーズとして連載されたものである。 まず,各事例の概要を順に紹介する。 1の「自然を活かす」は,5事例で構成している。 事例1は「風を活かしたまちづくりを目指す:長野県長野市(浜田崇:長野県環境保全研究所研究員)」で,地域の気候資源である「風の道」を活かして長野市のヒートアイランド現象を抑えることができないか,と筆者が取組み,模索中の報告である。ワークショップを行って市民を巻き込み,現在は市民参加のまちづくりのスタートラインに立った状態で,これからのさらなる展開の報告を楽しみにしたい。 事例2は「克雪から利雪へ一雪を活かしたまちづくり:新潟県長岡市(西川昌宏:新潟県立三条高校教諭・武者賢一:新潟県立新潟南高校教諭)」で,雪を肯定的に資源として考え,長岡市で雪をどのように活かしてまちづくりを進めているか,「消雪パイプ」や「雁木」などに注目して紹介した。消雪パイプの発祥地は長岡市で,夏の打ち水効果が期待されることや,雁木の町並みを保全して観光に活かす取組みなどを説明した。 事例3は「名水を活かしたまちづくり:盛岡市鉈屋町・大慈寺町(原美登里:立正大学地球環境科学部地理学科准教授)」で,「水の郷百選」の1つである盛岡市内にある.「平成の名水百選」に選定された「大慈清水・青龍水」を活かしたまちづくりを学生と調査したレポートである。名水・青龍水が重要な水資源として活用されている突態や,多くの事業計画が展開されている鉈屋町・大慈寺町の町家の再生・維持と一体化された,名水を活かしたまちづくりを紹介した。 事例4は「世界遺産・屋久島から考える持続可能な地域づくり:鹿児島県屋久島町(深見聡:長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科准教授)」で,世界遣産の島・屋久島のエコツーリズムの実態とその問題点を指摘した。ラムサール条約に登録されている永円浜のウミガメ保護の取組みや,町議会で否決された「観光資源と利用及び保全に関する議案」を例に,環境保全と観光地化の両立を図る地域づくりの難しさを論じた。 事例5は「オープンスペースのあるスローライフ:アメリカ合衆国ボルダー市(小松陽介:立正大学地球環境科学部地理学科准教授)」で,「住みたい街」でロハスの聖地として知られるコロラド州ボルダー市のオープンスペースを活かしたまちづくりを紹介した。オープンスペースの性格とその政策の歴史や,消費税を導入して財源を賄いてオープンスペースを確保して人口の調整をも図っていることなどを説明した。また,課題として生態系の維持と人口抑制の見直しを取り上げた。 2の「農と食を活かす」は,4事例で構成している。 事例1は「企業による農業と地域づくり:徳島県勝浦郡上勝町(松尾忠直:立正大学地球環境科学部地理学科助教)」で,企業による施設型の農業の事例として,第三セクターの「上勝バイオ」が行っている菌床と生シイタケの栽培の生産の実態を紹介した。1981年の大寒波でミカン栽培が打撃を受け,新たな農業ビジネスとして開始され.社員数約70名だが,人口1892人(2012年)の町にとって産業の創出と雇用の確保において大きな影響を与えている状況を述べた。 事例2は「集落営農と6次産業化の地域づくり:東広島市河内町小田地区(河内良彰:京都大学大学院経済学部研究科博士後期課程)」で,集落営農を展開し成功している小田地区を紹介した。自治組織「共和の郷・おだ」を基盤に,住民が主体となって農業に集落一体で取り組む農事組合組織「ファーム・おだ」が生み出され,農業機械の共同利用よる効率化や経費の節約を行い,農産物の高付加価値化も実現し,中山間地域の活性化モデルの成功例の1つと考えられる事例を紹介した。地域の改革の中心となる人物の重要性も指摘している。 事例3は「二次的自然の保全からの地域づくり:島根県大田市三瓶山・徳島県阿南市(鈴木重雄:立正大学地球環境科学部地理学科特任講師)」で,二次的自然の保全活動を通して地域づくりを展開している2事例を紹介した。島根県一三瓶山の草原の保全を展開しているNPO法人の活動と.徳島県阿南市の竹林の放棄に対応するために産民学官で結成された「環づくり会議」の活動を報告し,人のつながりと研究者の働きの重要性を説明した。 事例4は「食と農のまちづくり:東京都世田谷区(高田明典:日本地図センター地図研究所上級研究員)」で,世円谷区の農業を概観し,様々な形態の都市農業の実態を報告した。「地産地消」と「食育」,体験型農園や農地の転用の動向,新しく創造された成城学園前駅の人工地盤Eの「農地」にできた貸し農園を紹介し,農業の維持・発展のために生産者,役所,農業団体,消費者が連帯することの重要性を説いた。 3の「都市を活かす」は,4事例で構成している。 事例1は「国際港湾都市を目指す「みなとまちづくり』:岩手県大船渡市(111田淳一:立正大学地球環境科学部非常勤講師)」で,東日本大震災前の「同際港湾都市」大船渡市のまちづくりの歩みを報告した。大船渡港の歴史と特性,岩手県で初の国際コンテナ港(2007年)となり,大企業誘致に成功したことや,クルーズ船の入港を市民で積極的に歓迎して観光振興にも港湾を活用したことなどを説明し,最後に基幹産業としての水産業の特色を紹介した。チリ地震津波被害から復興した経験を活かして,今回の地震においても再生を果たして欲しい。このレポートの調査中に震災が発生し,震災直前の大船渡を調べた貴重な記録となっている。 事例2は「都市再生をまちづくりに取り入れる:福島県福島市(伊藤徹也:立正大学地球環境科学部地理学科准教授)」で.「都市再生」概念や日本での施政導入の背景や過程を概観し,福島市における都市再生を紹介した。福島市の都市再生整備計画に基づく事業の多くが道路整備のインフラ整備で,店住人ロの増加のような地域社会への影響は限定的であったことを報告し,形態・社会・経済を含めた総合的な「都市再生」を意識したまちづくりの必要性を説いた。 事例3は「『こわれない』を目指す下町のまちづくり1東京都墨田区京島地区(原啓介:立正大学非常勤講師)」で.墨田区京島地区のまちづくり事業を中心に,下町の「まちづくり」の現状や課題を検討した。
消雪パイプの発祥地は長岡市ですか。
はい、消雪パイプの発祥地は長岡市です。
JCRRAG_001806
地理
地球の表面は陸地と海洋で構成されており、その面積比は3対7です。 陸地で最も高度があるのはエベレスト山です。エベレスト山は国や地域によって呼び名が異なり、ネパールではサガルマータ、中国やチベットではチョモランマと呼ばれています。この山の高度については測量法によって若干の差異があり、現在は8848mとするのが一般的ですが、1999年に人工衛星が測量した際は8850mとされました。 地球には、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、南アメリカ大陸、北アメリカ大陸、 南極大陸、オーストラリア大陸の6大陸が存在します。各大陸の高度別面積割合と最高標高については以下の通りです。 1. 南極大陸  高度2000~3000mの割合が大きい。5000m以上がない。  高度が2000~3000mになる氷河で覆われている。 2. ヨーロッパ大陸  高度200m未満の割合が大きい。5000m以上がない。  最高標高は、モンブラン(アルプス山脈)の4808m。 3. オーストラリア大陸  高度200~500mの割合が大きい。5000m以上がない。  最高標高は、マウナケア(ハワイ諸島)の4205m。 4. 南アメリカ大陸  高度4000~5000mの割合がアジアの次に大きい。5000m以上がある。  最高標高は、アコンカグア(アンデス山脈)の6960m。 5. 北アメリカ大陸  高度2000~3000mの割合が南極を除く他の大陸よりも大きい。 5000m以上がある。  最高標高は、マッキンリー(アラスカ山脈)の6194m。 6. アジア大陸  高度4000m以上の割合が他の大陸よりも大きい。5000m以上がある。  最高標高は、エヴェレスト(ヒマラヤ山脈)の8848m。 7. アフリカ大陸  高度200m未満の割合が小さく、500~1000mの割合が他の大陸よりも大きい。5000m以上がある。  最高標高は、キリマンジャロ(タンザニア)の5895m。
陸地と海洋の面積比は何対何ですか。
陸地と海洋の面積比は3対7です。
JCRRAG_001807
地理
【瀬戸内】 ・農業 古くから開け、人口が多く山がちなため、土地の利用や農作物のつくり方に努力がはらわれてきた。また、雨量が少なく、日照りの害をうけやすいので、昔からため池や野井戸を作って灌漑につとめている。島々には段々畑も多い。米の裏作としてはだか麦やい草をつくる。また除虫菊・はっかなど工芸作物のほか果樹栽培もさかんであり、愛媛のみかん、岡山のもも・なし・ぶどう、小豆島のオリーブなどがある。 ・製塩 日本では、塩の大部分は瀬戸内の塩田で生産され、坂出・赤穂などではとくに多い。瀬戸内は雨が少なく、海岸が遠浅で潮の干満が適当で、白砂の海岸なため、入浜式塩田による製塩が行われてきた しかし、いまでは能率のよい流下式が取り入れられ働く人の数は減ったが生産高が増えている。 ・漁業 小船で各種の魚をとっている漁家が多く、たいていはわずかな田畑も耕している。たい・さわら・えび・さばの漁獲が多く、広島湾ではかきを養殖している。 ・瀬戸内工業地帯 西部は北九州工業地帯の延長で重化学工業都市が多い。東部は阪神工業地帯の延長で、繊維工業が多い。
瀬戸内はどんな害を受けやすいですか。
瀬戸内は日照りの害を受けやすいです。
JCRRAG_001808
地理
2. 大地形 大地形とは、地球的な地殻運動によって形成された大きな地形の総称で、以下のような種類があります。 (イ)安定陸塊(安定大陸) 安定陸塊(安定大陸)は最も古い先カンブリア時代に形成されたもので、広大な平原や高原になっており、鉄鉱石が分布しています。 安定陸塊にはさらに以下のような下位分類があります。 1. 楯状地 楯状地は、侵食作用によって先カンブリア時代の岩石が地表に露出している場所です。 2. 卓状地 卓状地は、楯状地の準平原の上に古生代・中生代・新生代の地層が横たわったもので、楯状地の沈降・隆起運動によって形成されます。 (ロ)古期造山帯 古期造山帯は、古生代の造山運動によりできた山脈です。約2億年の侵食を受けて低くなだらかになっており、石炭が分布しています。 アパラチア山脈、スカンディナビア山脈、ウラル山脈、ドラケンスバーグ山脈、アルタイ山脈、テンシャン山脈、グレートディバイディング(大分水嶺)山脈、ペニン山脈は古期造山帯の例です。 (ハ)新期造山帯 中生代の後半に造山運動が起こり、現在も造山運動が続いている急峻な山脈を新期造山帯といいます。新期造山帯の周辺には石油、銀鉱が分布しています。 新期造山帯には以下のようなものがあります。 1. アルプス・ヒマラヤ造山帯 アルプス・ヒマラヤ造山帯は、小スンダ列島(ティモール島、バリ島)、大スンダ列島(ジャワ島、スマトラ島)、ヒマラヤ山脈、チベット高原、パミール高原、カフカス山脈、ザグロス山脈、アナトリア高原、アルプス山脈、アペニン山脈、アトラス山脈、ピレネー山脈はアルプス・ヒマラヤ造山帯に属します。 2. 環太平洋造山帯 アンデス山脈、メキシコ高原、ロッキー山脈、アリューシャン列島、日本列島、フィリピン諸島、ニューギニア島、ニュージーランドは環太平洋造山帯に属します。
安定陸塊(安定大陸)には何が分布していますか。
安定陸塊(安定大陸)には鉄鉱石が分布しています。
JCRRAG_001809
地理
4. 海岸の地形 海岸の地形には以下のようなものがあります。 (1)海岸平野 海岸平野とは、隆起または海面低下(沈降)によって、遠浅の海底の堆積面が上昇し、海岸線と平行に形成された平野のことです。 代表的なのは、新潟県にある新潟平野(越後平野ともいう)、千葉県にある九十九里浜、宮崎県にある宮崎平野、そしてアメリカ西海岸です。 (2)リアス海岸 リアス海岸とは、壮年期の山地が沈降または海面上昇してできた岬と入り江が鋸状に配列した海岸のことです。 代表的なのは、岩手県にある三陸海岸、福井県にある若狭湾、スペインにあるリアスです。 (3)フィヨルド(峡湾) フィヨルドは氷河で形成された氷食谷のU字谷に海水が進入してできた入江で、別名は峡湾です。 フィヨルドはノルウェー北西岸、グリーンランド、アラスカ、チリ南部、ニュージーランド南島などに存在し、なかでもノルウェーのソグネフィヨルドは世界最大のフィヨルドとして知られています。 (4)三角江(エスチュアリー) 三角江とは、河川の河口が沈水したことによって生じるラッパ型の入江のことです。エスチュアリーと呼ばれることもあります。 代表的なのは、ロンドンにあるテムズ川、ハンブルクにあるエルベ川、ブエノスアイレスにあるラプラタ川、フランスにあるジロンド川とセーヌ川、カナダにあるセントローレンス川です。 なお、リアス海岸、フィヨルド(峡湾)、三角江(エスチュアリー)の3つは沈水海岸(沈降海岸)に分類されます。
リアス式海岸は、何と入り江が配列したものですか。
リアス式海岸は、壮年期の山地が沈降または海面上昇してできた岬と入り江が配列したものです。
JCRRAG_001810
地理
里地里山(さとやま)は、集落や農地からなる里地と、伝統的に植物資源の採取が行われてきた里山を含む複合生態系を指す(鷲谷2011)。さとやまは現在、日本の生物多様性保全の重要な場の1つとして認識されており(The Ministry of the Environment 2010)、保全再生の活動が活発に展開されている。その中には北上川水系の小河川久保川の流域(岩手県一関市)を対象として実施されている「久保川イーハトーブ自然再生事業」など、自然再生推進法に基づく自然再生事業も含まれている(鷲谷2011)。久保川イーハトーブ自然再生事業は「樹木葬」という、放棄された人工林などを管理しつつ地域の在来種を墓標として用いる新しい埋葬法によるさとやま再生の活動に取り組む仏教寺院「知勝院」が中心となり、2009年に自然再生推進法に則って自然再生協議会「久保川イーハトーブ自然再生協議会」を組織して実施されている。民間主導の本事業では、管理放棄された山林や棚田などの植生管理や、溜池の侵略的外来種排除など、さとやまの生物多様性の保全・再生のための多様な活動が進められている(久保川イーハトーブ自然再生協議会2009)。これらの実践においては、生物多様性の保全・再生のみならず、多様な生態系サービスの維持および向上が目標として掲げられている。 日本の多くのさとやま地域において、多様な生態系サービスを担う生物種の1つと考えられるのが、トウヨウミツバチ Apis ceranaの亜種であるニホンミツバチ Apis cerana japonicaである。ニホンミツバチは多年生ハナバチであり、数千~3万頭からなるコロニーを、年間を通じて維持する(菅原2005)。コロニー維持に必要な餌資源はすべて、花資源、すなわち主に成虫の活動のエネルギー源としての花蜜(炭水化物)と蜂児の成長に必要な花粉(タンパク質)に依存する(Haydak1970;Keller et al.2005a,b)。 一般にミツバチは、花資源の利用に伴い、基盤サービス(Kremen et al.2007)あるいは調節サービス(Millennium Ecosystem Assessment Board 2005)に分類される野生植物の送粉および、調節サービスに分類される栽培植物の授粉に寄与するとされている(Ghazoul2005;Klein et al.2007;Millennium Ecosystem Assessment Board 2005)。また、採集した花蜜の貯蜜を通じて、蜂蜜の供給サービスにも寄与する。なお、Millennium Ecosystem Assessment Board(2005)では野生植物の送粉を調節サービスに分類しているが、本研究では、雄性・雌性機能の両面から野生植物の次世代生産を支える送粉と、栽培植物生産のための授粉とを区別することが望ましいと考え、前者を生態系の維持に資するものとして、基盤サービスに分類する。同様の分類はWhelan et al.(2008)が用いている。 本研究は、ニホンミツバチが提供する生態系サービスを包括的に評価するため、ニホンミツバチが利用するランドスケープ要素と植物種についての基礎的情報の収集を目的として実施した。複合生態系としてのさとやまにおいては、開花植物の種構成や開花量が空間的季節的に大きく変動するため(Putra and Nakamura2009)、ニホンミツバチが依存する植物種も時空間的に大きく変化する。しかし、さとやまにおけるニホンミツバチの花資源利用の空間的季節的なパターンや蜂群のフェノロジーについては、これまでほとんど報告されていない。そこで本研究では、1)定期的なルートセンサスによる訪花調査により、ニホンミツバチが花資源として利用し、同時に送粉・授粉に寄与する可能性のある植物種およびランドスケープ要素を把握した。さらに、2)コロニーの貯蜜量、蜂児量の測定により、当該さとやま地域のニホンミツバチが提供しうる蜂蜜供給サービスの評価のための、調査に適した季節を検討した。なお、開花植物種数が最も多く、ニホンミツバチが花粉源として利用する植物種数が最も多いとされている春季(Lopez et al.2013)には、3)巣に持ち帰る花粉の分析も行った。
久保川イーハトーブ自然再生事業は、民間主導の事業ですか。
はい、久保川イーハトーブ自然再生事業は、民間主導の事業です。
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地理
4. 海岸の地形 海岸の地形には以下のようなものがあります。 (1)海岸平野 海岸平野とは、隆起または海面低下(沈降)によって、遠浅の海底の堆積面が上昇し、海岸線と平行に形成された平野のことです。 代表的なのは、新潟県にある新潟平野(越後平野ともいう)、千葉県にある九十九里浜、宮崎県にある宮崎平野、そしてアメリカ西海岸です。 (2)リアス海岸 リアス海岸とは、壮年期の山地が沈降または海面上昇してできた岬と入り江が鋸状に配列した海岸のことです。 代表的なのは、岩手県にある三陸海岸、福井県にある若狭湾、スペインにあるリアスです。 (3)フィヨルド(峡湾) フィヨルドは氷河で形成された氷食谷のU字谷に海水が進入してできた入江で、別名は峡湾です。 フィヨルドはノルウェー北西岸、グリーンランド、アラスカ、チリ南部、ニュージーランド南島などに存在し、なかでもノルウェーのソグネフィヨルドは世界最大のフィヨルドとして知られています。 (4)三角江(エスチュアリー) 三角江とは、河川の河口が沈水したことによって生じるラッパ型の入江のことです。エスチュアリーと呼ばれることもあります。 代表的なのは、ロンドンにあるテムズ川、ハンブルクにあるエルベ川、ブエノスアイレスにあるラプラタ川、フランスにあるジロンド川とセーヌ川、カナダにあるセントローレンス川です。 なお、リアス海岸、フィヨルド(峡湾)、三角江(エスチュアリー)の3つは沈水海岸(沈降海岸)に分類されます。
リアス海岸とフィヨルドと三角江は何に分類されますか。
リアス海岸とフィヨルドと三角江は沈水海岸(沈降海岸)に分類されます。
JCRRAG_001812
地理
2. 大地形 大地形とは、地球的な地殻運動によって形成された大きな地形の総称で、以下のような種類があります。 (イ)安定陸塊(安定大陸) 安定陸塊(安定大陸)は最も古い先カンブリア時代に形成されたもので、広大な平原や高原になっており、鉄鉱石が分布しています。 安定陸塊にはさらに以下のような下位分類があります。 1. 楯状地 楯状地は、侵食作用によって先カンブリア時代の岩石が地表に露出している場所です。 2. 卓状地 卓状地は、楯状地の準平原の上に古生代・中生代・新生代の地層が横たわったもので、楯状地の沈降・隆起運動によって形成されます。 (ロ)古期造山帯 古期造山帯は、古生代の造山運動によりできた山脈です。約2億年の侵食を受けて低くなだらかになっており、石炭が分布しています。 アパラチア山脈、スカンディナビア山脈、ウラル山脈、ドラケンスバーグ山脈、アルタイ山脈、テンシャン山脈、グレートディバイディング(大分水嶺)山脈、ペニン山脈は古期造山帯の例です。 (ハ)新期造山帯 中生代の後半に造山運動が起こり、現在も造山運動が続いている急峻な山脈を新期造山帯といいます。新期造山帯の周辺には石油、銀鉱が分布しています。 新期造山帯には以下のようなものがあります。 1. アルプス・ヒマラヤ造山帯 アルプス・ヒマラヤ造山帯は、小スンダ列島(ティモール島、バリ島)、大スンダ列島(ジャワ島、スマトラ島)、ヒマラヤ山脈、チベット高原、パミール高原、カフカス山脈、ザグロス山脈、アナトリア高原、アルプス山脈、アペニン山脈、アトラス山脈、ピレネー山脈はアルプス・ヒマラヤ造山帯に属します。 2. 環太平洋造山帯 アンデス山脈、メキシコ高原、ロッキー山脈、アリューシャン列島、日本列島、フィリピン諸島、ニューギニア島、ニュージーランドは環太平洋造山帯に属します。
安定陸塊(安定大陸)はいつ形成されましたか。
安定陸塊(安定大陸)は先カンブリア時代に形成されました。
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地理
農牧業の成立条件 農牧業は、地域によって栽培される農作物や飼育される家畜などに違いがあります。この違いは、各地の自然条件と社会的条件によって生まれます。 (イ)自然条件 (1)気候 気温や年降水量は農牧業と密接に関わっており、気温や年降水量が農牧業を営める下限値を下回る地域と上回る地域の境界を地図上に表したものを栽培限界といいます。 農作物には栽培に適した気温があります。原則として、寒ければ寒いほど栽培できる作物の種類は減り、最暖月平均気温が10℃を下回る地域では栽培ができません。これを気温限界といい、気温限界に該当する地域は寒帯(E)と重なります。言い換えると、寒帯(E)では農作物を栽培できないことになります。 年降水量については、250mmを下回るか否かが重要になります。年降水量が250mmを下回る地域と上回る地域の境目を乾燥限界といい、250mm未満の地域は農牧業に適さないことから、非農牧業地域と呼ばれます。 (2)高度 気温は高度によっても変わります。高度が高ければ高いほど気温は下がり、農牧業は困難になっていきます。地球を垂直方向で見た際の栽培限界を高距限界といいます。 (3)地形 急傾斜地は平坦な土地を確保しにくいため、農業を営むのが困難とされています。 (4)土壌 土壌の肥沃さは作物の収穫量や種類を左右します。チェルノーゼム、プレーリー土、パンパ土、 レグール土、テラローシャ、森林褐色土は農牧業に適した肥沃な土壌とされています。一方、ラトソル、ポドゾルは生産性が低く、農牧業を営むのは困難とされています。 (ロ)社会的条件 農牧業を円滑に行うためには、その地域のインフラや文化といった社会的条件も重要になります。具体的には、(1)交通と輸送、(2)資本や技術、(3)文化や生活様式の3つが揃わなければ農牧業は困難だとされています。
農作物を栽培できないのは、最暖月平均気温が何度を下回る地域ですか。
農作物を栽培できないのは、最暖月平均気温が10℃を下回る地域です。
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地理
農牧業の成立条件 農牧業は、地域によって栽培される農作物や飼育される家畜などに違いがあります。この違いは、各地の自然条件と社会的条件によって生まれます。 (イ)自然条件 (1)気候 気温や年降水量は農牧業と密接に関わっており、気温や年降水量が農牧業を営める下限値を下回る地域と上回る地域の境界を地図上に表したものを栽培限界といいます。 農作物には栽培に適した気温があります。原則として、寒ければ寒いほど栽培できる作物の種類は減り、最暖月平均気温が10℃を下回る地域では栽培ができません。これを気温限界といい、気温限界に該当する地域は寒帯(E)と重なります。言い換えると、寒帯(E)では農作物を栽培できないことになります。 年降水量については、250mmを下回るか否かが重要になります。年降水量が250mmを下回る地域と上回る地域の境目を乾燥限界といい、250mm未満の地域は農牧業に適さないことから、非農牧業地域と呼ばれます。 (2)高度 気温は高度によっても変わります。高度が高ければ高いほど気温は下がり、農牧業は困難になっていきます。地球を垂直方向で見た際の栽培限界を高距限界といいます。 (3)地形 急傾斜地は平坦な土地を確保しにくいため、農業を営むのが困難とされています。 (4)土壌 土壌の肥沃さは作物の収穫量や種類を左右します。チェルノーゼム、プレーリー土、パンパ土、 レグール土、テラローシャ、森林褐色土は農牧業に適した肥沃な土壌とされています。一方、ラトソル、ポドゾルは生産性が低く、農牧業を営むのは困難とされています。 (ロ)社会的条件 農牧業を円滑に行うためには、その地域のインフラや文化といった社会的条件も重要になります。具体的には、(1)交通と輸送、(2)資本や技術、(3)文化や生活様式の3つが揃わなければ農牧業は困難だとされています。
年降水量が250mm未満の地域は何地域と呼ばれますか。
年降水量が250mm未満の地域は非農牧業地域と呼ばれます。
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地理
里地里山(さとやま)は、集落や農地からなる里地と、伝統的に植物資源の採取が行われてきた里山を含む複合生態系を指す(鷲谷2011)。さとやまは現在、日本の生物多様性保全の重要な場の1つとして認識されており(The Ministry of the Environment 2010)、保全再生の活動が活発に展開されている。その中には北上川水系の小河川久保川の流域(岩手県一関市)を対象として実施されている「久保川イーハトーブ自然再生事業」など、自然再生推進法に基づく自然再生事業も含まれている(鷲谷2011)。久保川イーハトーブ自然再生事業は「樹木葬」という、放棄された人工林などを管理しつつ地域の在来種を墓標として用いる新しい埋葬法によるさとやま再生の活動に取り組む仏教寺院「知勝院」が中心となり、2009年に自然再生推進法に則って自然再生協議会「久保川イーハトーブ自然再生協議会」を組織して実施されている。民間主導の本事業では、管理放棄された山林や棚田などの植生管理や、溜池の侵略的外来種排除など、さとやまの生物多様性の保全・再生のための多様な活動が進められている(久保川イーハトーブ自然再生協議会2009)。これらの実践においては、生物多様性の保全・再生のみならず、多様な生態系サービスの維持および向上が目標として掲げられている。 日本の多くのさとやま地域において、多様な生態系サービスを担う生物種の1つと考えられるのが、トウヨウミツバチ Apis ceranaの亜種であるニホンミツバチ Apis cerana japonicaである。ニホンミツバチは多年生ハナバチであり、数千~3万頭からなるコロニーを、年間を通じて維持する(菅原2005)。コロニー維持に必要な餌資源はすべて、花資源、すなわち主に成虫の活動のエネルギー源としての花蜜(炭水化物)と蜂児の成長に必要な花粉(タンパク質)に依存する(Haydak1970;Keller et al.2005a,b)。 一般にミツバチは、花資源の利用に伴い、基盤サービス(Kremen et al.2007)あるいは調節サービス(Millennium Ecosystem Assessment Board 2005)に分類される野生植物の送粉および、調節サービスに分類される栽培植物の授粉に寄与するとされている(Ghazoul2005;Klein et al.2007;Millennium Ecosystem Assessment Board 2005)。また、採集した花蜜の貯蜜を通じて、蜂蜜の供給サービスにも寄与する。なお、Millennium Ecosystem Assessment Board(2005)では野生植物の送粉を調節サービスに分類しているが、本研究では、雄性・雌性機能の両面から野生植物の次世代生産を支える送粉と、栽培植物生産のための授粉とを区別することが望ましいと考え、前者を生態系の維持に資するものとして、基盤サービスに分類する。同様の分類はWhelan et al.(2008)が用いている。 本研究は、ニホンミツバチが提供する生態系サービスを包括的に評価するため、ニホンミツバチが利用するランドスケープ要素と植物種についての基礎的情報の収集を目的として実施した。複合生態系としてのさとやまにおいては、開花植物の種構成や開花量が空間的季節的に大きく変動するため(Putra and Nakamura2009)、ニホンミツバチが依存する植物種も時空間的に大きく変化する。しかし、さとやまにおけるニホンミツバチの花資源利用の空間的季節的なパターンや蜂群のフェノロジーについては、これまでほとんど報告されていない。そこで本研究では、1)定期的なルートセンサスによる訪花調査により、ニホンミツバチが花資源として利用し、同時に送粉・授粉に寄与する可能性のある植物種およびランドスケープ要素を把握した。さらに、2)コロニーの貯蜜量、蜂児量の測定により、当該さとやま地域のニホンミツバチが提供しうる蜂蜜供給サービスの評価のための、調査に適した季節を検討した。なお、開花植物種数が最も多く、ニホンミツバチが花粉源として利用する植物種数が最も多いとされている春季(Lopez et al.2013)には、3)巣に持ち帰る花粉の分析も行った。
日本の多くのさとやま地域において、多様な生態系サービスを担う生物種の1つと考えられるものはなんですか。
日本の多くのさとやま地域において、多様な生態系サービスを担う生物種の1つと考えられるものは、ニホンミツバチです。
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地理
2. 大地形 大地形とは、地球的な地殻運動によって形成された大きな地形の総称で、以下のような種類があります。 (イ)安定陸塊(安定大陸) 安定陸塊(安定大陸)は最も古い先カンブリア時代に形成されたもので、広大な平原や高原になっており、鉄鉱石が分布しています。 安定陸塊にはさらに以下のような下位分類があります。 1. 楯状地 楯状地は、侵食作用によって先カンブリア時代の岩石が地表に露出している場所です。 2. 卓状地 卓状地は、楯状地の準平原の上に古生代・中生代・新生代の地層が横たわったもので、楯状地の沈降・隆起運動によって形成されます。 (ロ)古期造山帯 古期造山帯は、古生代の造山運動によりできた山脈です。約2億年の侵食を受けて低くなだらかになっており、石炭が分布しています。 アパラチア山脈、スカンディナビア山脈、ウラル山脈、ドラケンスバーグ山脈、アルタイ山脈、テンシャン山脈、グレートディバイディング(大分水嶺)山脈、ペニン山脈は古期造山帯の例です。 (ハ)新期造山帯 中生代の後半に造山運動が起こり、現在も造山運動が続いている急峻な山脈を新期造山帯といいます。新期造山帯の周辺には石油、銀鉱が分布しています。 新期造山帯には以下のようなものがあります。 1. アルプス・ヒマラヤ造山帯 アルプス・ヒマラヤ造山帯は、小スンダ列島(ティモール島、バリ島)、大スンダ列島(ジャワ島、スマトラ島)、ヒマラヤ山脈、チベット高原、パミール高原、カフカス山脈、ザグロス山脈、アナトリア高原、アルプス山脈、アペニン山脈、アトラス山脈、ピレネー山脈はアルプス・ヒマラヤ造山帯に属します。 2. 環太平洋造山帯 アンデス山脈、メキシコ高原、ロッキー山脈、アリューシャン列島、日本列島、フィリピン諸島、ニューギニア島、ニュージーランドは環太平洋造山帯に属します。
大地形は何の総称ですか。
大地形は、地球的な地殻運動によって形成された大きな地形の総称です。
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地理
その他の地形 2. 乾燥地形 (イ)砂漠 砂漠は年降水量が少なく、乾燥し植物がほとんど育たない土地です。 (ロ)ワジ(涸川) ワジ(涸川)は砂漠地域でみられるものです。水流が確認されるのは雨のときだけで、普段はまったく水のない涸川の谷になっています。 (ハ)外来河川 外来河川は、降水量の多い水源地域を上流にもち、乾燥地域を貫流する河川です。 これに該当するのは、ナイル川、ニジェール川、ティグリス川、ユーフラテス川、インダス川です。 (ニ)内陸河川 内陸河川は海洋に出口を持たない河川です。 アムダリヤ川、シルダリヤ川、シャリ川は、出口が縮小されたことで内陸河川になったものです。それぞれのかつての出口は、アムダリヤ川とシルダリヤ川はアラル海、シャリ川はチャド湖です。 (ホ)塩湖 塩湖は、降水量より蒸発量のほうが多いために、湖沼水1リットル中に溶存する総塩分量が500mg以上ある湖です。 カスピ海、アラル海、バルハシ湖、死海、グレートソルト湖が該当します。
塩湖の湖沼水1リットル中に溶存する総塩分量は何mg以上ですか。
塩湖の湖沼水1リットル中に溶存する総塩分量は500mg以上です。
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地理
本書は古今書院の地域づくり叢書の第2巻で,日本と世界のまちづくり20事例を集めたものである。「地域資源」「保全」「再生」「創造」「交流」「学習」の6つをキーワードに各研究者がそれぞれの視点からまちづくりの事例を執筆し,その内容を編者の1人である片柳勉(立正大学地球環境科学部地理学科教授)氏が活用の仕方から,「自然を活かす」,「農と食を活かす」,「都市を活かす」,「歴史とアイディアを活かす」.「人を活かす」の5つに整理し,編集して出版化したものである。その多くは月刊『地理』に約2年に渡って「まちづくり・地域づくり」シリーズとして連載されたものである。 まず,各事例の概要を順に紹介する。 1の「自然を活かす」は,5事例で構成している。 事例1は「風を活かしたまちづくりを目指す:長野県長野市(浜田崇:長野県環境保全研究所研究員)」で,地域の気候資源である「風の道」を活かして長野市のヒートアイランド現象を抑えることができないか,と筆者が取組み,模索中の報告である。ワークショップを行って市民を巻き込み,現在は市民参加のまちづくりのスタートラインに立った状態で,これからのさらなる展開の報告を楽しみにしたい。 事例2は「克雪から利雪へ一雪を活かしたまちづくり:新潟県長岡市(西川昌宏:新潟県立三条高校教諭・武者賢一:新潟県立新潟南高校教諭)」で,雪を肯定的に資源として考え,長岡市で雪をどのように活かしてまちづくりを進めているか,「消雪パイプ」や「雁木」などに注目して紹介した。消雪パイプの発祥地は長岡市で,夏の打ち水効果が期待されることや,雁木の町並みを保全して観光に活かす取組みなどを説明した。 事例3は「名水を活かしたまちづくり:盛岡市鉈屋町・大慈寺町(原美登里:立正大学地球環境科学部地理学科准教授)」で,「水の郷百選」の1つである盛岡市内にある.「平成の名水百選」に選定された「大慈清水・青龍水」を活かしたまちづくりを学生と調査したレポートである。名水・青龍水が重要な水資源として活用されている突態や,多くの事業計画が展開されている鉈屋町・大慈寺町の町家の再生・維持と一体化された,名水を活かしたまちづくりを紹介した。 事例4は「世界遺産・屋久島から考える持続可能な地域づくり:鹿児島県屋久島町(深見聡:長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科准教授)」で,世界遣産の島・屋久島のエコツーリズムの実態とその問題点を指摘した。ラムサール条約に登録されている永円浜のウミガメ保護の取組みや,町議会で否決された「観光資源と利用及び保全に関する議案」を例に,環境保全と観光地化の両立を図る地域づくりの難しさを論じた。 事例5は「オープンスペースのあるスローライフ:アメリカ合衆国ボルダー市(小松陽介:立正大学地球環境科学部地理学科准教授)」で,「住みたい街」でロハスの聖地として知られるコロラド州ボルダー市のオープンスペースを活かしたまちづくりを紹介した。オープンスペースの性格とその政策の歴史や,消費税を導入して財源を賄いてオープンスペースを確保して人口の調整をも図っていることなどを説明した。また,課題として生態系の維持と人口抑制の見直しを取り上げた。 2の「農と食を活かす」は,4事例で構成している。 事例1は「企業による農業と地域づくり:徳島県勝浦郡上勝町(松尾忠直:立正大学地球環境科学部地理学科助教)」で,企業による施設型の農業の事例として,第三セクターの「上勝バイオ」が行っている菌床と生シイタケの栽培の生産の実態を紹介した。1981年の大寒波でミカン栽培が打撃を受け,新たな農業ビジネスとして開始され.社員数約70名だが,人口1892人(2012年)の町にとって産業の創出と雇用の確保において大きな影響を与えている状況を述べた。 事例2は「集落営農と6次産業化の地域づくり:東広島市河内町小田地区(河内良彰:京都大学大学院経済学部研究科博士後期課程)」で,集落営農を展開し成功している小田地区を紹介した。自治組織「共和の郷・おだ」を基盤に,住民が主体となって農業に集落一体で取り組む農事組合組織「ファーム・おだ」が生み出され,農業機械の共同利用よる効率化や経費の節約を行い,農産物の高付加価値化も実現し,中山間地域の活性化モデルの成功例の1つと考えられる事例を紹介した。地域の改革の中心となる人物の重要性も指摘している。 事例3は「二次的自然の保全からの地域づくり:島根県大田市三瓶山・徳島県阿南市(鈴木重雄:立正大学地球環境科学部地理学科特任講師)」で,二次的自然の保全活動を通して地域づくりを展開している2事例を紹介した。島根県一三瓶山の草原の保全を展開しているNPO法人の活動と.徳島県阿南市の竹林の放棄に対応するために産民学官で結成された「環づくり会議」の活動を報告し,人のつながりと研究者の働きの重要性を説明した。 事例4は「食と農のまちづくり:東京都世田谷区(高田明典:日本地図センター地図研究所上級研究員)」で,世円谷区の農業を概観し,様々な形態の都市農業の実態を報告した。「地産地消」と「食育」,体験型農園や農地の転用の動向,新しく創造された成城学園前駅の人工地盤Eの「農地」にできた貸し農園を紹介し,農業の維持・発展のために生産者,役所,農業団体,消費者が連帯することの重要性を説いた。 3の「都市を活かす」は,4事例で構成している。 事例1は「国際港湾都市を目指す「みなとまちづくり』:岩手県大船渡市(111田淳一:立正大学地球環境科学部非常勤講師)」で,東日本大震災前の「同際港湾都市」大船渡市のまちづくりの歩みを報告した。大船渡港の歴史と特性,岩手県で初の国際コンテナ港(2007年)となり,大企業誘致に成功したことや,クルーズ船の入港を市民で積極的に歓迎して観光振興にも港湾を活用したことなどを説明し,最後に基幹産業としての水産業の特色を紹介した。チリ地震津波被害から復興した経験を活かして,今回の地震においても再生を果たして欲しい。このレポートの調査中に震災が発生し,震災直前の大船渡を調べた貴重な記録となっている。 事例2は「都市再生をまちづくりに取り入れる:福島県福島市(伊藤徹也:立正大学地球環境科学部地理学科准教授)」で.「都市再生」概念や日本での施政導入の背景や過程を概観し,福島市における都市再生を紹介した。福島市の都市再生整備計画に基づく事業の多くが道路整備のインフラ整備で,店住人ロの増加のような地域社会への影響は限定的であったことを報告し,形態・社会・経済を含めた総合的な「都市再生」を意識したまちづくりの必要性を説いた。 事例3は「『こわれない』を目指す下町のまちづくり1東京都墨田区京島地区(原啓介:立正大学非常勤講師)」で.墨田区京島地区のまちづくり事業を中心に,下町の「まちづくり」の現状や課題を検討した。
盛岡市内にある、「平成の名水百選」に選定されたものは何ですか。
盛岡市内にある、「平成の名水百選」に選定されたものは「大慈清水・青龍水」です。
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地理
地球の表面は陸地と海洋で構成されており、その面積比は3対7です。 陸地で最も高度があるのはエベレスト山です。エベレスト山は国や地域によって呼び名が異なり、ネパールではサガルマータ、中国やチベットではチョモランマと呼ばれています。この山の高度については測量法によって若干の差異があり、現在は8848mとするのが一般的ですが、1999年に人工衛星が測量した際は8850mとされました。 地球には、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、南アメリカ大陸、北アメリカ大陸、 南極大陸、オーストラリア大陸の6大陸が存在します。各大陸の高度別面積割合と最高標高については以下の通りです。 1. 南極大陸  高度2000~3000mの割合が大きい。5000m以上がない。  高度が2000~3000mになる氷河で覆われている。 2. ヨーロッパ大陸  高度200m未満の割合が大きい。5000m以上がない。  最高標高は、モンブラン(アルプス山脈)の4808m。 3. オーストラリア大陸  高度200~500mの割合が大きい。5000m以上がない。  最高標高は、マウナケア(ハワイ諸島)の4205m。 4. 南アメリカ大陸  高度4000~5000mの割合がアジアの次に大きい。5000m以上がある。  最高標高は、アコンカグア(アンデス山脈)の6960m。 5. 北アメリカ大陸  高度2000~3000mの割合が南極を除く他の大陸よりも大きい。 5000m以上がある。  最高標高は、マッキンリー(アラスカ山脈)の6194m。 6. アジア大陸  高度4000m以上の割合が他の大陸よりも大きい。5000m以上がある。  最高標高は、エヴェレスト(ヒマラヤ山脈)の8848m。 7. アフリカ大陸  高度200m未満の割合が小さく、500~1000mの割合が他の大陸よりも大きい。5000m以上がある。  最高標高は、キリマンジャロ(タンザニア)の5895m。
陸地で最も高度があるのは何山ですか。
陸地で最も高度があるのはエベレスト山です。
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地理
その他の地形 2. 乾燥地形 (イ)砂漠 砂漠は年降水量が少なく、乾燥し植物がほとんど育たない土地です。 (ロ)ワジ(涸川) ワジ(涸川)は砂漠地域でみられるものです。水流が確認されるのは雨のときだけで、普段はまったく水のない涸川の谷になっています。 (ハ)外来河川 外来河川は、降水量の多い水源地域を上流にもち、乾燥地域を貫流する河川です。 これに該当するのは、ナイル川、ニジェール川、ティグリス川、ユーフラテス川、インダス川です。 (ニ)内陸河川 内陸河川は海洋に出口を持たない河川です。 アムダリヤ川、シルダリヤ川、シャリ川は、出口が縮小されたことで内陸河川になったものです。それぞれのかつての出口は、アムダリヤ川とシルダリヤ川はアラル海、シャリ川はチャド湖です。 (ホ)塩湖 塩湖は、降水量より蒸発量のほうが多いために、湖沼水1リットル中に溶存する総塩分量が500mg以上ある湖です。 カスピ海、アラル海、バルハシ湖、死海、グレートソルト湖が該当します。
アムダリヤ川とシルダリヤ川のかつての出口はどこですか。
アムダリヤ川とシルダリヤ川のかつての出口はアラル海です。
JCRRAG_001821
地理
4. 海岸の地形 海岸の地形には以下のようなものがあります。 (1)海岸平野 海岸平野とは、隆起または海面低下(沈降)によって、遠浅の海底の堆積面が上昇し、海岸線と平行に形成された平野のことです。 代表的なのは、新潟県にある新潟平野(越後平野ともいう)、千葉県にある九十九里浜、宮崎県にある宮崎平野、そしてアメリカ西海岸です。 (2)リアス海岸 リアス海岸とは、壮年期の山地が沈降または海面上昇してできた岬と入り江が鋸状に配列した海岸のことです。 代表的なのは、岩手県にある三陸海岸、福井県にある若狭湾、スペインにあるリアスです。 (3)フィヨルド(峡湾) フィヨルドは氷河で形成された氷食谷のU字谷に海水が進入してできた入江で、別名は峡湾です。 フィヨルドはノルウェー北西岸、グリーンランド、アラスカ、チリ南部、ニュージーランド南島などに存在し、なかでもノルウェーのソグネフィヨルドは世界最大のフィヨルドとして知られています。 (4)三角江(エスチュアリー) 三角江とは、河川の河口が沈水したことによって生じるラッパ型の入江のことです。エスチュアリーと呼ばれることもあります。 代表的なのは、ロンドンにあるテムズ川、ハンブルクにあるエルベ川、ブエノスアイレスにあるラプラタ川、フランスにあるジロンド川とセーヌ川、カナダにあるセントローレンス川です。 なお、リアス海岸、フィヨルド(峡湾)、三角江(エスチュアリー)の3つは沈水海岸(沈降海岸)に分類されます。
フィヨルドの別名は何ですか。
フィヨルドの別名は峡湾です。
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地理
本書は古今書院の地域づくり叢書の第2巻で,日本と世界のまちづくり20事例を集めたものである。「地域資源」「保全」「再生」「創造」「交流」「学習」の6つをキーワードに各研究者がそれぞれの視点からまちづくりの事例を執筆し,その内容を編者の1人である片柳勉(立正大学地球環境科学部地理学科教授)氏が活用の仕方から,「自然を活かす」,「農と食を活かす」,「都市を活かす」,「歴史とアイディアを活かす」.「人を活かす」の5つに整理し,編集して出版化したものである。その多くは月刊『地理』に約2年に渡って「まちづくり・地域づくり」シリーズとして連載されたものである。 まず,各事例の概要を順に紹介する。 1の「自然を活かす」は,5事例で構成している。 事例1は「風を活かしたまちづくりを目指す:長野県長野市(浜田崇:長野県環境保全研究所研究員)」で,地域の気候資源である「風の道」を活かして長野市のヒートアイランド現象を抑えることができないか,と筆者が取組み,模索中の報告である。ワークショップを行って市民を巻き込み,現在は市民参加のまちづくりのスタートラインに立った状態で,これからのさらなる展開の報告を楽しみにしたい。 事例2は「克雪から利雪へ一雪を活かしたまちづくり:新潟県長岡市(西川昌宏:新潟県立三条高校教諭・武者賢一:新潟県立新潟南高校教諭)」で,雪を肯定的に資源として考え,長岡市で雪をどのように活かしてまちづくりを進めているか,「消雪パイプ」や「雁木」などに注目して紹介した。消雪パイプの発祥地は長岡市で,夏の打ち水効果が期待されることや,雁木の町並みを保全して観光に活かす取組みなどを説明した。 事例3は「名水を活かしたまちづくり:盛岡市鉈屋町・大慈寺町(原美登里:立正大学地球環境科学部地理学科准教授)」で,「水の郷百選」の1つである盛岡市内にある.「平成の名水百選」に選定された「大慈清水・青龍水」を活かしたまちづくりを学生と調査したレポートである。名水・青龍水が重要な水資源として活用されている突態や,多くの事業計画が展開されている鉈屋町・大慈寺町の町家の再生・維持と一体化された,名水を活かしたまちづくりを紹介した。 事例4は「世界遺産・屋久島から考える持続可能な地域づくり:鹿児島県屋久島町(深見聡:長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科准教授)」で,世界遣産の島・屋久島のエコツーリズムの実態とその問題点を指摘した。ラムサール条約に登録されている永円浜のウミガメ保護の取組みや,町議会で否決された「観光資源と利用及び保全に関する議案」を例に,環境保全と観光地化の両立を図る地域づくりの難しさを論じた。 事例5は「オープンスペースのあるスローライフ:アメリカ合衆国ボルダー市(小松陽介:立正大学地球環境科学部地理学科准教授)」で,「住みたい街」でロハスの聖地として知られるコロラド州ボルダー市のオープンスペースを活かしたまちづくりを紹介した。オープンスペースの性格とその政策の歴史や,消費税を導入して財源を賄いてオープンスペースを確保して人口の調整をも図っていることなどを説明した。また,課題として生態系の維持と人口抑制の見直しを取り上げた。 2の「農と食を活かす」は,4事例で構成している。 事例1は「企業による農業と地域づくり:徳島県勝浦郡上勝町(松尾忠直:立正大学地球環境科学部地理学科助教)」で,企業による施設型の農業の事例として,第三セクターの「上勝バイオ」が行っている菌床と生シイタケの栽培の生産の実態を紹介した。1981年の大寒波でミカン栽培が打撃を受け,新たな農業ビジネスとして開始され.社員数約70名だが,人口1892人(2012年)の町にとって産業の創出と雇用の確保において大きな影響を与えている状況を述べた。 事例2は「集落営農と6次産業化の地域づくり:東広島市河内町小田地区(河内良彰:京都大学大学院経済学部研究科博士後期課程)」で,集落営農を展開し成功している小田地区を紹介した。自治組織「共和の郷・おだ」を基盤に,住民が主体となって農業に集落一体で取り組む農事組合組織「ファーム・おだ」が生み出され,農業機械の共同利用よる効率化や経費の節約を行い,農産物の高付加価値化も実現し,中山間地域の活性化モデルの成功例の1つと考えられる事例を紹介した。地域の改革の中心となる人物の重要性も指摘している。 事例3は「二次的自然の保全からの地域づくり:島根県大田市三瓶山・徳島県阿南市(鈴木重雄:立正大学地球環境科学部地理学科特任講師)」で,二次的自然の保全活動を通して地域づくりを展開している2事例を紹介した。島根県一三瓶山の草原の保全を展開しているNPO法人の活動と.徳島県阿南市の竹林の放棄に対応するために産民学官で結成された「環づくり会議」の活動を報告し,人のつながりと研究者の働きの重要性を説明した。 事例4は「食と農のまちづくり:東京都世田谷区(高田明典:日本地図センター地図研究所上級研究員)」で,世円谷区の農業を概観し,様々な形態の都市農業の実態を報告した。「地産地消」と「食育」,体験型農園や農地の転用の動向,新しく創造された成城学園前駅の人工地盤Eの「農地」にできた貸し農園を紹介し,農業の維持・発展のために生産者,役所,農業団体,消費者が連帯することの重要性を説いた。 3の「都市を活かす」は,4事例で構成している。 事例1は「国際港湾都市を目指す「みなとまちづくり』:岩手県大船渡市(111田淳一:立正大学地球環境科学部非常勤講師)」で,東日本大震災前の「同際港湾都市」大船渡市のまちづくりの歩みを報告した。大船渡港の歴史と特性,岩手県で初の国際コンテナ港(2007年)となり,大企業誘致に成功したことや,クルーズ船の入港を市民で積極的に歓迎して観光振興にも港湾を活用したことなどを説明し,最後に基幹産業としての水産業の特色を紹介した。チリ地震津波被害から復興した経験を活かして,今回の地震においても再生を果たして欲しい。このレポートの調査中に震災が発生し,震災直前の大船渡を調べた貴重な記録となっている。 事例2は「都市再生をまちづくりに取り入れる:福島県福島市(伊藤徹也:立正大学地球環境科学部地理学科准教授)」で.「都市再生」概念や日本での施政導入の背景や過程を概観し,福島市における都市再生を紹介した。福島市の都市再生整備計画に基づく事業の多くが道路整備のインフラ整備で,店住人ロの増加のような地域社会への影響は限定的であったことを報告し,形態・社会・経済を含めた総合的な「都市再生」を意識したまちづくりの必要性を説いた。 事例3は「『こわれない』を目指す下町のまちづくり1東京都墨田区京島地区(原啓介:立正大学非常勤講師)」で.墨田区京島地区のまちづくり事業を中心に,下町の「まちづくり」の現状や課題を検討した。
「住みたい街」でロハスの聖地として知られているのはコロラド州の何市ですか。
「住みたい街」でロハスの聖地として知られているのはコロラド州のボルダー市です。
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地理
里地里山(さとやま)は、集落や農地からなる里地と、伝統的に植物資源の採取が行われてきた里山を含む複合生態系を指す(鷲谷2011)。さとやまは現在、日本の生物多様性保全の重要な場の1つとして認識されており(The Ministry of the Environment 2010)、保全再生の活動が活発に展開されている。その中には北上川水系の小河川久保川の流域(岩手県一関市)を対象として実施されている「久保川イーハトーブ自然再生事業」など、自然再生推進法に基づく自然再生事業も含まれている(鷲谷2011)。久保川イーハトーブ自然再生事業は「樹木葬」という、放棄された人工林などを管理しつつ地域の在来種を墓標として用いる新しい埋葬法によるさとやま再生の活動に取り組む仏教寺院「知勝院」が中心となり、2009年に自然再生推進法に則って自然再生協議会「久保川イーハトーブ自然再生協議会」を組織して実施されている。民間主導の本事業では、管理放棄された山林や棚田などの植生管理や、溜池の侵略的外来種排除など、さとやまの生物多様性の保全・再生のための多様な活動が進められている(久保川イーハトーブ自然再生協議会2009)。これらの実践においては、生物多様性の保全・再生のみならず、多様な生態系サービスの維持および向上が目標として掲げられている。 日本の多くのさとやま地域において、多様な生態系サービスを担う生物種の1つと考えられるのが、トウヨウミツバチ Apis ceranaの亜種であるニホンミツバチ Apis cerana japonicaである。ニホンミツバチは多年生ハナバチであり、数千~3万頭からなるコロニーを、年間を通じて維持する(菅原2005)。コロニー維持に必要な餌資源はすべて、花資源、すなわち主に成虫の活動のエネルギー源としての花蜜(炭水化物)と蜂児の成長に必要な花粉(タンパク質)に依存する(Haydak1970;Keller et al.2005a,b)。 一般にミツバチは、花資源の利用に伴い、基盤サービス(Kremen et al.2007)あるいは調節サービス(Millennium Ecosystem Assessment Board 2005)に分類される野生植物の送粉および、調節サービスに分類される栽培植物の授粉に寄与するとされている(Ghazoul2005;Klein et al.2007;Millennium Ecosystem Assessment Board 2005)。また、採集した花蜜の貯蜜を通じて、蜂蜜の供給サービスにも寄与する。なお、Millennium Ecosystem Assessment Board(2005)では野生植物の送粉を調節サービスに分類しているが、本研究では、雄性・雌性機能の両面から野生植物の次世代生産を支える送粉と、栽培植物生産のための授粉とを区別することが望ましいと考え、前者を生態系の維持に資するものとして、基盤サービスに分類する。同様の分類はWhelan et al.(2008)が用いている。 本研究は、ニホンミツバチが提供する生態系サービスを包括的に評価するため、ニホンミツバチが利用するランドスケープ要素と植物種についての基礎的情報の収集を目的として実施した。複合生態系としてのさとやまにおいては、開花植物の種構成や開花量が空間的季節的に大きく変動するため(Putra and Nakamura2009)、ニホンミツバチが依存する植物種も時空間的に大きく変化する。しかし、さとやまにおけるニホンミツバチの花資源利用の空間的季節的なパターンや蜂群のフェノロジーについては、これまでほとんど報告されていない。そこで本研究では、1)定期的なルートセンサスによる訪花調査により、ニホンミツバチが花資源として利用し、同時に送粉・授粉に寄与する可能性のある植物種およびランドスケープ要素を把握した。さらに、2)コロニーの貯蜜量、蜂児量の測定により、当該さとやま地域のニホンミツバチが提供しうる蜂蜜供給サービスの評価のための、調査に適した季節を検討した。なお、開花植物種数が最も多く、ニホンミツバチが花粉源として利用する植物種数が最も多いとされている春季(Lopez et al.2013)には、3)巣に持ち帰る花粉の分析も行った。
ニホンミツバチが花粉源として利用する植物種数が最も多いとされているのはいつですか。
ニホンミツバチが花粉源として利用する植物種数が最も多いとされているのは春季です。
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地理
本書は古今書院の地域づくり叢書の第2巻で,日本と世界のまちづくり20事例を集めたものである。「地域資源」「保全」「再生」「創造」「交流」「学習」の6つをキーワードに各研究者がそれぞれの視点からまちづくりの事例を執筆し,その内容を編者の1人である片柳勉(立正大学地球環境科学部地理学科教授)氏が活用の仕方から,「自然を活かす」,「農と食を活かす」,「都市を活かす」,「歴史とアイディアを活かす」.「人を活かす」の5つに整理し,編集して出版化したものである。その多くは月刊『地理』に約2年に渡って「まちづくり・地域づくり」シリーズとして連載されたものである。 まず,各事例の概要を順に紹介する。 1の「自然を活かす」は,5事例で構成している。 事例1は「風を活かしたまちづくりを目指す:長野県長野市(浜田崇:長野県環境保全研究所研究員)」で,地域の気候資源である「風の道」を活かして長野市のヒートアイランド現象を抑えることができないか,と筆者が取組み,模索中の報告である。ワークショップを行って市民を巻き込み,現在は市民参加のまちづくりのスタートラインに立った状態で,これからのさらなる展開の報告を楽しみにしたい。 事例2は「克雪から利雪へ一雪を活かしたまちづくり:新潟県長岡市(西川昌宏:新潟県立三条高校教諭・武者賢一:新潟県立新潟南高校教諭)」で,雪を肯定的に資源として考え,長岡市で雪をどのように活かしてまちづくりを進めているか,「消雪パイプ」や「雁木」などに注目して紹介した。消雪パイプの発祥地は長岡市で,夏の打ち水効果が期待されることや,雁木の町並みを保全して観光に活かす取組みなどを説明した。 事例3は「名水を活かしたまちづくり:盛岡市鉈屋町・大慈寺町(原美登里:立正大学地球環境科学部地理学科准教授)」で,「水の郷百選」の1つである盛岡市内にある.「平成の名水百選」に選定された「大慈清水・青龍水」を活かしたまちづくりを学生と調査したレポートである。名水・青龍水が重要な水資源として活用されている突態や,多くの事業計画が展開されている鉈屋町・大慈寺町の町家の再生・維持と一体化された,名水を活かしたまちづくりを紹介した。 事例4は「世界遺産・屋久島から考える持続可能な地域づくり:鹿児島県屋久島町(深見聡:長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科准教授)」で,世界遣産の島・屋久島のエコツーリズムの実態とその問題点を指摘した。ラムサール条約に登録されている永円浜のウミガメ保護の取組みや,町議会で否決された「観光資源と利用及び保全に関する議案」を例に,環境保全と観光地化の両立を図る地域づくりの難しさを論じた。 事例5は「オープンスペースのあるスローライフ:アメリカ合衆国ボルダー市(小松陽介:立正大学地球環境科学部地理学科准教授)」で,「住みたい街」でロハスの聖地として知られるコロラド州ボルダー市のオープンスペースを活かしたまちづくりを紹介した。オープンスペースの性格とその政策の歴史や,消費税を導入して財源を賄いてオープンスペースを確保して人口の調整をも図っていることなどを説明した。また,課題として生態系の維持と人口抑制の見直しを取り上げた。 2の「農と食を活かす」は,4事例で構成している。 事例1は「企業による農業と地域づくり:徳島県勝浦郡上勝町(松尾忠直:立正大学地球環境科学部地理学科助教)」で,企業による施設型の農業の事例として,第三セクターの「上勝バイオ」が行っている菌床と生シイタケの栽培の生産の実態を紹介した。1981年の大寒波でミカン栽培が打撃を受け,新たな農業ビジネスとして開始され.社員数約70名だが,人口1892人(2012年)の町にとって産業の創出と雇用の確保において大きな影響を与えている状況を述べた。 事例2は「集落営農と6次産業化の地域づくり:東広島市河内町小田地区(河内良彰:京都大学大学院経済学部研究科博士後期課程)」で,集落営農を展開し成功している小田地区を紹介した。自治組織「共和の郷・おだ」を基盤に,住民が主体となって農業に集落一体で取り組む農事組合組織「ファーム・おだ」が生み出され,農業機械の共同利用よる効率化や経費の節約を行い,農産物の高付加価値化も実現し,中山間地域の活性化モデルの成功例の1つと考えられる事例を紹介した。地域の改革の中心となる人物の重要性も指摘している。 事例3は「二次的自然の保全からの地域づくり:島根県大田市三瓶山・徳島県阿南市(鈴木重雄:立正大学地球環境科学部地理学科特任講師)」で,二次的自然の保全活動を通して地域づくりを展開している2事例を紹介した。島根県一三瓶山の草原の保全を展開しているNPO法人の活動と.徳島県阿南市の竹林の放棄に対応するために産民学官で結成された「環づくり会議」の活動を報告し,人のつながりと研究者の働きの重要性を説明した。 事例4は「食と農のまちづくり:東京都世田谷区(高田明典:日本地図センター地図研究所上級研究員)」で,世円谷区の農業を概観し,様々な形態の都市農業の実態を報告した。「地産地消」と「食育」,体験型農園や農地の転用の動向,新しく創造された成城学園前駅の人工地盤Eの「農地」にできた貸し農園を紹介し,農業の維持・発展のために生産者,役所,農業団体,消費者が連帯することの重要性を説いた。 3の「都市を活かす」は,4事例で構成している。 事例1は「国際港湾都市を目指す「みなとまちづくり』:岩手県大船渡市(111田淳一:立正大学地球環境科学部非常勤講師)」で,東日本大震災前の「同際港湾都市」大船渡市のまちづくりの歩みを報告した。大船渡港の歴史と特性,岩手県で初の国際コンテナ港(2007年)となり,大企業誘致に成功したことや,クルーズ船の入港を市民で積極的に歓迎して観光振興にも港湾を活用したことなどを説明し,最後に基幹産業としての水産業の特色を紹介した。チリ地震津波被害から復興した経験を活かして,今回の地震においても再生を果たして欲しい。このレポートの調査中に震災が発生し,震災直前の大船渡を調べた貴重な記録となっている。 事例2は「都市再生をまちづくりに取り入れる:福島県福島市(伊藤徹也:立正大学地球環境科学部地理学科准教授)」で.「都市再生」概念や日本での施政導入の背景や過程を概観し,福島市における都市再生を紹介した。福島市の都市再生整備計画に基づく事業の多くが道路整備のインフラ整備で,店住人ロの増加のような地域社会への影響は限定的であったことを報告し,形態・社会・経済を含めた総合的な「都市再生」を意識したまちづくりの必要性を説いた。 事例3は「『こわれない』を目指す下町のまちづくり1東京都墨田区京島地区(原啓介:立正大学非常勤講師)」で.墨田区京島地区のまちづくり事業を中心に,下町の「まちづくり」の現状や課題を検討した。
永円浜ではどんな取組みがされていますか。
永円浜ではウミガメ保護の取組みがされています。
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地理
その他の地形 2. 乾燥地形 (イ)砂漠 砂漠は年降水量が少なく、乾燥し植物がほとんど育たない土地です。 (ロ)ワジ(涸川) ワジ(涸川)は砂漠地域でみられるものです。水流が確認されるのは雨のときだけで、普段はまったく水のない涸川の谷になっています。 (ハ)外来河川 外来河川は、降水量の多い水源地域を上流にもち、乾燥地域を貫流する河川です。 これに該当するのは、ナイル川、ニジェール川、ティグリス川、ユーフラテス川、インダス川です。 (ニ)内陸河川 内陸河川は海洋に出口を持たない河川です。 アムダリヤ川、シルダリヤ川、シャリ川は、出口が縮小されたことで内陸河川になったものです。それぞれのかつての出口は、アムダリヤ川とシルダリヤ川はアラル海、シャリ川はチャド湖です。 (ホ)塩湖 塩湖は、降水量より蒸発量のほうが多いために、湖沼水1リットル中に溶存する総塩分量が500mg以上ある湖です。 カスピ海、アラル海、バルハシ湖、死海、グレートソルト湖が該当します。
ナイル川は何河川に該当しますか。
ナイル川は外来河川に該当します。
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地理
本書は古今書院の地域づくり叢書の第2巻で,日本と世界のまちづくり20事例を集めたものである。「地域資源」「保全」「再生」「創造」「交流」「学習」の6つをキーワードに各研究者がそれぞれの視点からまちづくりの事例を執筆し,その内容を編者の1人である片柳勉(立正大学地球環境科学部地理学科教授)氏が活用の仕方から,「自然を活かす」,「農と食を活かす」,「都市を活かす」,「歴史とアイディアを活かす」.「人を活かす」の5つに整理し,編集して出版化したものである。その多くは月刊『地理』に約2年に渡って「まちづくり・地域づくり」シリーズとして連載されたものである。 まず,各事例の概要を順に紹介する。 1の「自然を活かす」は,5事例で構成している。 事例1は「風を活かしたまちづくりを目指す:長野県長野市(浜田崇:長野県環境保全研究所研究員)」で,地域の気候資源である「風の道」を活かして長野市のヒートアイランド現象を抑えることができないか,と筆者が取組み,模索中の報告である。ワークショップを行って市民を巻き込み,現在は市民参加のまちづくりのスタートラインに立った状態で,これからのさらなる展開の報告を楽しみにしたい。 事例2は「克雪から利雪へ一雪を活かしたまちづくり:新潟県長岡市(西川昌宏:新潟県立三条高校教諭・武者賢一:新潟県立新潟南高校教諭)」で,雪を肯定的に資源として考え,長岡市で雪をどのように活かしてまちづくりを進めているか,「消雪パイプ」や「雁木」などに注目して紹介した。消雪パイプの発祥地は長岡市で,夏の打ち水効果が期待されることや,雁木の町並みを保全して観光に活かす取組みなどを説明した。 事例3は「名水を活かしたまちづくり:盛岡市鉈屋町・大慈寺町(原美登里:立正大学地球環境科学部地理学科准教授)」で,「水の郷百選」の1つである盛岡市内にある.「平成の名水百選」に選定された「大慈清水・青龍水」を活かしたまちづくりを学生と調査したレポートである。名水・青龍水が重要な水資源として活用されている突態や,多くの事業計画が展開されている鉈屋町・大慈寺町の町家の再生・維持と一体化された,名水を活かしたまちづくりを紹介した。 事例4は「世界遺産・屋久島から考える持続可能な地域づくり:鹿児島県屋久島町(深見聡:長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科准教授)」で,世界遣産の島・屋久島のエコツーリズムの実態とその問題点を指摘した。ラムサール条約に登録されている永円浜のウミガメ保護の取組みや,町議会で否決された「観光資源と利用及び保全に関する議案」を例に,環境保全と観光地化の両立を図る地域づくりの難しさを論じた。 事例5は「オープンスペースのあるスローライフ:アメリカ合衆国ボルダー市(小松陽介:立正大学地球環境科学部地理学科准教授)」で,「住みたい街」でロハスの聖地として知られるコロラド州ボルダー市のオープンスペースを活かしたまちづくりを紹介した。オープンスペースの性格とその政策の歴史や,消費税を導入して財源を賄いてオープンスペースを確保して人口の調整をも図っていることなどを説明した。また,課題として生態系の維持と人口抑制の見直しを取り上げた。 2の「農と食を活かす」は,4事例で構成している。 事例1は「企業による農業と地域づくり:徳島県勝浦郡上勝町(松尾忠直:立正大学地球環境科学部地理学科助教)」で,企業による施設型の農業の事例として,第三セクターの「上勝バイオ」が行っている菌床と生シイタケの栽培の生産の実態を紹介した。1981年の大寒波でミカン栽培が打撃を受け,新たな農業ビジネスとして開始され.社員数約70名だが,人口1892人(2012年)の町にとって産業の創出と雇用の確保において大きな影響を与えている状況を述べた。 事例2は「集落営農と6次産業化の地域づくり:東広島市河内町小田地区(河内良彰:京都大学大学院経済学部研究科博士後期課程)」で,集落営農を展開し成功している小田地区を紹介した。自治組織「共和の郷・おだ」を基盤に,住民が主体となって農業に集落一体で取り組む農事組合組織「ファーム・おだ」が生み出され,農業機械の共同利用よる効率化や経費の節約を行い,農産物の高付加価値化も実現し,中山間地域の活性化モデルの成功例の1つと考えられる事例を紹介した。地域の改革の中心となる人物の重要性も指摘している。 事例3は「二次的自然の保全からの地域づくり:島根県大田市三瓶山・徳島県阿南市(鈴木重雄:立正大学地球環境科学部地理学科特任講師)」で,二次的自然の保全活動を通して地域づくりを展開している2事例を紹介した。島根県一三瓶山の草原の保全を展開しているNPO法人の活動と.徳島県阿南市の竹林の放棄に対応するために産民学官で結成された「環づくり会議」の活動を報告し,人のつながりと研究者の働きの重要性を説明した。 事例4は「食と農のまちづくり:東京都世田谷区(高田明典:日本地図センター地図研究所上級研究員)」で,世円谷区の農業を概観し,様々な形態の都市農業の実態を報告した。「地産地消」と「食育」,体験型農園や農地の転用の動向,新しく創造された成城学園前駅の人工地盤Eの「農地」にできた貸し農園を紹介し,農業の維持・発展のために生産者,役所,農業団体,消費者が連帯することの重要性を説いた。 3の「都市を活かす」は,4事例で構成している。 事例1は「国際港湾都市を目指す「みなとまちづくり』:岩手県大船渡市(111田淳一:立正大学地球環境科学部非常勤講師)」で,東日本大震災前の「同際港湾都市」大船渡市のまちづくりの歩みを報告した。大船渡港の歴史と特性,岩手県で初の国際コンテナ港(2007年)となり,大企業誘致に成功したことや,クルーズ船の入港を市民で積極的に歓迎して観光振興にも港湾を活用したことなどを説明し,最後に基幹産業としての水産業の特色を紹介した。チリ地震津波被害から復興した経験を活かして,今回の地震においても再生を果たして欲しい。このレポートの調査中に震災が発生し,震災直前の大船渡を調べた貴重な記録となっている。 事例2は「都市再生をまちづくりに取り入れる:福島県福島市(伊藤徹也:立正大学地球環境科学部地理学科准教授)」で.「都市再生」概念や日本での施政導入の背景や過程を概観し,福島市における都市再生を紹介した。福島市の都市再生整備計画に基づく事業の多くが道路整備のインフラ整備で,店住人ロの増加のような地域社会への影響は限定的であったことを報告し,形態・社会・経済を含めた総合的な「都市再生」を意識したまちづくりの必要性を説いた。 事例3は「『こわれない』を目指す下町のまちづくり1東京都墨田区京島地区(原啓介:立正大学非常勤講師)」で.墨田区京島地区のまちづくり事業を中心に,下町の「まちづくり」の現状や課題を検討した。
筆者は何市のヒートアイランド現象を抑えようと取組んでいますか。
筆者は長野市のヒートアイランド現象を抑えようと取組んでいます。
JCRRAG_001827
地理
その他の地形 2. 乾燥地形 (イ)砂漠 砂漠は年降水量が少なく、乾燥し植物がほとんど育たない土地です。 (ロ)ワジ(涸川) ワジ(涸川)は砂漠地域でみられるものです。水流が確認されるのは雨のときだけで、普段はまったく水のない涸川の谷になっています。 (ハ)外来河川 外来河川は、降水量の多い水源地域を上流にもち、乾燥地域を貫流する河川です。 これに該当するのは、ナイル川、ニジェール川、ティグリス川、ユーフラテス川、インダス川です。 (ニ)内陸河川 内陸河川は海洋に出口を持たない河川です。 アムダリヤ川、シルダリヤ川、シャリ川は、出口が縮小されたことで内陸河川になったものです。それぞれのかつての出口は、アムダリヤ川とシルダリヤ川はアラル海、シャリ川はチャド湖です。 (ホ)塩湖 塩湖は、降水量より蒸発量のほうが多いために、湖沼水1リットル中に溶存する総塩分量が500mg以上ある湖です。 カスピ海、アラル海、バルハシ湖、死海、グレートソルト湖が該当します。
砂漠は何がほとんど育たない土地ですか。
砂漠は植物がほとんど育たない土地です。
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地理
その他の地形 2. 乾燥地形 (イ)砂漠 砂漠は年降水量が少なく、乾燥し植物がほとんど育たない土地です。 (ロ)ワジ(涸川) ワジ(涸川)は砂漠地域でみられるものです。水流が確認されるのは雨のときだけで、普段はまったく水のない涸川の谷になっています。 (ハ)外来河川 外来河川は、降水量の多い水源地域を上流にもち、乾燥地域を貫流する河川です。 これに該当するのは、ナイル川、ニジェール川、ティグリス川、ユーフラテス川、インダス川です。 (ニ)内陸河川 内陸河川は海洋に出口を持たない河川です。 アムダリヤ川、シルダリヤ川、シャリ川は、出口が縮小されたことで内陸河川になったものです。それぞれのかつての出口は、アムダリヤ川とシルダリヤ川はアラル海、シャリ川はチャド湖です。 (ホ)塩湖 塩湖は、降水量より蒸発量のほうが多いために、湖沼水1リットル中に溶存する総塩分量が500mg以上ある湖です。 カスピ海、アラル海、バルハシ湖、死海、グレートソルト湖が該当します。
ワジ(涸川)の水流が確認されるのはどんなときですか。
ワジ(涸川)の水流が確認されるのは雨のときです。
JCRRAG_001829
地理
地球の表面は陸地と海洋で構成されており、その面積比は3対7です。 陸地で最も高度があるのはエベレスト山です。エベレスト山は国や地域によって呼び名が異なり、ネパールではサガルマータ、中国やチベットではチョモランマと呼ばれています。この山の高度については測量法によって若干の差異があり、現在は8848mとするのが一般的ですが、1999年に人工衛星が測量した際は8850mとされました。 地球には、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、南アメリカ大陸、北アメリカ大陸、 南極大陸、オーストラリア大陸の6大陸が存在します。各大陸の高度別面積割合と最高標高については以下の通りです。 1. 南極大陸  高度2000~3000mの割合が大きい。5000m以上がない。  高度が2000~3000mになる氷河で覆われている。 2. ヨーロッパ大陸  高度200m未満の割合が大きい。5000m以上がない。  最高標高は、モンブラン(アルプス山脈)の4808m。 3. オーストラリア大陸  高度200~500mの割合が大きい。5000m以上がない。  最高標高は、マウナケア(ハワイ諸島)の4205m。 4. 南アメリカ大陸  高度4000~5000mの割合がアジアの次に大きい。5000m以上がある。  最高標高は、アコンカグア(アンデス山脈)の6960m。 5. 北アメリカ大陸  高度2000~3000mの割合が南極を除く他の大陸よりも大きい。 5000m以上がある。  最高標高は、マッキンリー(アラスカ山脈)の6194m。 6. アジア大陸  高度4000m以上の割合が他の大陸よりも大きい。5000m以上がある。  最高標高は、エヴェレスト(ヒマラヤ山脈)の8848m。 7. アフリカ大陸  高度200m未満の割合が小さく、500~1000mの割合が他の大陸よりも大きい。5000m以上がある。  最高標高は、キリマンジャロ(タンザニア)の5895m。
エベレスト山はネパールでは何と呼ばれていますか。
エベレスト山はネパールではサガルマータと呼ばれています。
JCRRAG_001830
地理
日本では1980年にラムサール条約に加入して以降,2015年5月末現在で50か所の湿地がラムサール条約に登録(以下,ラムサール登録)されている(1)。日本のラムサール登録は,加入当初はあまり数が増えなかったが,2000年代に入ってから数を大きく増やしてきた。こうした傾向はラムサール条約に限らず,世界自然遺産,世界ジオパーク,ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)などとも同様といえ,世界的にも,国内的にも増加傾向にある。 ラムサール条約を含め,類似した性格を持ちながらも異なる制度が導入されることについて,それぞれ何が違うのかを論じたり,相互比較から共通する課題を検討する場が設けられるようになっている(2)。そこでは,地域の自然遺産の「利用」とはなにか,どのように利用すれば遺産の保全と両立するのかが議論されることがある。国際的な保護区の登録が増える背景に,それらを受け入れる地域が,世界的な「お墨付き」を観光振興や地域活性化に生かしたいとの思惑があり,利用が保護区受け人れの動機になっている。また,利用が保全意識の向上に資することもあれば,逆に,利用が保全上の問題を引き起こすこともある.利用について考えることは自然保護区を論じる上で重要な課題なのである。 ただし,ラムサール条約は,類似の制度と比べて自然保護的な性格が強い(ものとして日本では運用されてきた)ので,登録を観光振興に積極的に生かそうとする例はこれまで多くなかった。しかし,遺産の保護を目的とする世界遺産と違って,ラムサール条約には湿地を「賢く利用する」というワイズユース(3)の考え方が当初から目的に組み込まれてきた(4)。ワイズユースとしては,湿地の一次産業の場としての持続的利用,環境教育の場としての利用,エコツーリズム的利用などが想定されている(Asano,2014)。特に観光利用への関心が世界的に強まっており,ラムサール条約事務局主導で各国のエコツーリズム先進事例調査も行われている(Ramsar convention secretariat and UNWTO,2012)。 ところで,筆者らは,日韓等のラムサール条約湿地の比較研究(5)を行う中で,日本の登録地は湿地保護の意識が高く,地域活性化にむけて実働的な体制がとられにくいことを示した(淺野ほか,2012)。また,日本と韓国のラムサール条約への対応が,比較的似た自然・社会環境下にあるにもかかわらず,かなり異なる形で行われていることも示した(淺野,2013;淺野ほか,2012,2013bなど)。 両国の対応にみる大きな違いの1つに,ラムサール条約の鍵概念の1つであるワイズユースの扱い方がある。韓国では保護湿地に指定することは原則的に利用を禁止することを意味していて,住民の利用権よりも生態学的な管理を日本よりも優先する。そもそもラムサール条約に関連する施策として,ワイズユースが課題とされていない(6)。しかしその一方で,いくつかのラムサール条約湿地,特にスンチョン湾(淺野,2013)やウポ沼(淺野ほか,2013b)では,日本のラムサール条約湿地を大きく上回る観光者が訪れている(7)。両湿地はともに一大観光地であることは紛れもなく,新たにラムサール条約登録をめざす地域からは,ラムサール登録が地域振興に結び付いた成功例とみられている。韓国の湿地保護制度の枠組みではワイズユースは意識されていないにも関わらずである。しかも実際には,スンチョン湾でもウポ沼でも,日本では受け入れられないような強引な保護策(8)が実施されている。
ラムサール条約事務局は各国のエコツーリズム先進事例調査を主導していますか。
はい、ラムサール条約事務局は各国のエコツーリズム先進事例調査を主導しています。
JCRRAG_001831
地理
地球の表面は陸地と海洋で構成されており、その面積比は3対7です。 陸地で最も高度があるのはエベレスト山です。エベレスト山は国や地域によって呼び名が異なり、ネパールではサガルマータ、中国やチベットではチョモランマと呼ばれています。この山の高度については測量法によって若干の差異があり、現在は8848mとするのが一般的ですが、1999年に人工衛星が測量した際は8850mとされました。 地球には、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、南アメリカ大陸、北アメリカ大陸、 南極大陸、オーストラリア大陸の6大陸が存在します。各大陸の高度別面積割合と最高標高については以下の通りです。 1. 南極大陸  高度2000~3000mの割合が大きい。5000m以上がない。  高度が2000~3000mになる氷河で覆われている。 2. ヨーロッパ大陸  高度200m未満の割合が大きい。5000m以上がない。  最高標高は、モンブラン(アルプス山脈)の4808m。 3. オーストラリア大陸  高度200~500mの割合が大きい。5000m以上がない。  最高標高は、マウナケア(ハワイ諸島)の4205m。 4. 南アメリカ大陸  高度4000~5000mの割合がアジアの次に大きい。5000m以上がある。  最高標高は、アコンカグア(アンデス山脈)の6960m。 5. 北アメリカ大陸  高度2000~3000mの割合が南極を除く他の大陸よりも大きい。 5000m以上がある。  最高標高は、マッキンリー(アラスカ山脈)の6194m。 6. アジア大陸  高度4000m以上の割合が他の大陸よりも大きい。5000m以上がある。  最高標高は、エヴェレスト(ヒマラヤ山脈)の8848m。 7. アフリカ大陸  高度200m未満の割合が小さく、500~1000mの割合が他の大陸よりも大きい。5000m以上がある。  最高標高は、キリマンジャロ(タンザニア)の5895m。
ヨーロッパ大陸の最高標高は何mですか。
ヨーロッパ大陸の最高標高は4808mです。
JCRRAG_001832
地理
4. 海岸の地形 (5)波に浸食された地形 (イ)海食崖  海食崖は、おもに海水などのはたらきによって陸地が侵食されて形成された海岸の急崖で、千葉県の屏風ヶ浦がその代表例です。 (ロ)海食棚(海食台)  海食棚は、波浪や潮流などによる海食作用で、浅い海底の岩礁面が削られて台状になった地形で、海食台とも呼ばれます。石川県の禄剛崎などが該当します。 (6)沿岸流による地形 (イ)沿岸州  遠浅の海底の沖合いに、波の作用で海岸線とほぼ平行に砂礫が堆積してできる微地形(海岸線にほぼ平行してできる砂州)を沿岸州といいます。兵庫県にある淡路島の成ケ島などが該当します。 (ロ)潟湖(ラグーン)  沿岸州、砂洲などの発達によって、湾の入り口がふさがれてできる湖を潟湖またはラグーンといいます。潟湖には、北海道のサロマ湖と能取湖、鳥取県・島根県の中海などがあります。 (ハ)砂州  波食により生じた砂礫や河川によって運ばれた砂礫が、岬や海岸の突出部から海側に細長く突出した地形で、砂嘴が伸びて対岸にほとんど結びつくようになったものを砂州といいます。天橋立と弓ヶ浜はその代表例です。 (ニ)砂嘴  砂嘴は、湾に面した海岸や岬の先端などから細長く突き出るように伸びている砂礫質の州で、付近の海食崖付近で生産された砂礫や流入河川が運搬した砂礫が、沿岸流と波の作用によって運ばれて作られます。熊本県の富岡砂嘴、北海道の野付崎、静岡県の三保松原などが該当します。 (ホ)砂丘  砂丘とは、風によって運搬された砂が堆積して形成する丘や堤状の地形のことです。鳥取砂丘は代表的な砂丘として知られています。 (ヘ)トンボロ(陸繋砂州)  離れ島を本土に繋いだ州をトンボロまたは陸繋砂州といいます。 (ト)陸繋島  陸繋島は、トンボロによって繋がれた島のことです。北海道の函館山、和歌山県の潮岬、秋田県の男鹿半島、福岡県の志賀島のほか、イギリス領イベリア半島のジブラルタルも陸繋島です。
砂嘴は何質の州ですか。
砂嘴は砂礫質の州です。
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地理
4. 海岸の地形 (5)波に浸食された地形 (イ)海食崖  海食崖は、おもに海水などのはたらきによって陸地が侵食されて形成された海岸の急崖で、千葉県の屏風ヶ浦がその代表例です。 (ロ)海食棚(海食台)  海食棚は、波浪や潮流などによる海食作用で、浅い海底の岩礁面が削られて台状になった地形で、海食台とも呼ばれます。石川県の禄剛崎などが該当します。 (6)沿岸流による地形 (イ)沿岸州  遠浅の海底の沖合いに、波の作用で海岸線とほぼ平行に砂礫が堆積してできる微地形(海岸線にほぼ平行してできる砂州)を沿岸州といいます。兵庫県にある淡路島の成ケ島などが該当します。 (ロ)潟湖(ラグーン)  沿岸州、砂洲などの発達によって、湾の入り口がふさがれてできる湖を潟湖またはラグーンといいます。潟湖には、北海道のサロマ湖と能取湖、鳥取県・島根県の中海などがあります。 (ハ)砂州  波食により生じた砂礫や河川によって運ばれた砂礫が、岬や海岸の突出部から海側に細長く突出した地形で、砂嘴が伸びて対岸にほとんど結びつくようになったものを砂州といいます。天橋立と弓ヶ浜はその代表例です。 (ニ)砂嘴  砂嘴は、湾に面した海岸や岬の先端などから細長く突き出るように伸びている砂礫質の州で、付近の海食崖付近で生産された砂礫や流入河川が運搬した砂礫が、沿岸流と波の作用によって運ばれて作られます。熊本県の富岡砂嘴、北海道の野付崎、静岡県の三保松原などが該当します。 (ホ)砂丘  砂丘とは、風によって運搬された砂が堆積して形成する丘や堤状の地形のことです。鳥取砂丘は代表的な砂丘として知られています。 (ヘ)トンボロ(陸繋砂州)  離れ島を本土に繋いだ州をトンボロまたは陸繋砂州といいます。 (ト)陸繋島  陸繋島は、トンボロによって繋がれた島のことです。北海道の函館山、和歌山県の潮岬、秋田県の男鹿半島、福岡県の志賀島のほか、イギリス領イベリア半島のジブラルタルも陸繋島です。
海食崖の代表例は何ですか。
海食崖の代表例は千葉県の屏風ヶ浦です。
JCRRAG_001834
地理
その他の地形 3. カルスト地形 カルスト地形は、石灰質の岩石が雨水や地下水によって溶食されてできた、以下の地形の総称です。 (イ)ドリーネ ドリーネは、石灰岩の溶食によってできたすり鉢状の凹地です。 (ロ)ウバーレ ウバーレは、隣り合った複数のドリーネが溶食の進行によって、より大きく窪んだ穴になった地形。 (ハ)ポリエ ドリーネ、ウバーレがさらに溶食が進み、盆地状になった地形をポリエといいます。 (ニ)鍾乳洞 鍾乳洞は、地中の石灰岩の塊が地下水によって溶食された空洞です。 (ホ)タワーカルスト(塔状カルスト) 降水量の多い地域で、溶食から取り残された部分が山になった地形をタワーカルスト、または塔状カルストといいます。 4.断層地形 断層とは、一つの面(断層面)を堺にして、岩盤がずれ動いた不連続面のことです。断層が急に動くと地震が発生します。 断層は以下のように分類されます。 (a)正断層 正断層は、一方の岩盤が他方に対して相対的にずれ落ちたものです。 (b)逆断層 逆断層は、一方の岩盤が他方に対して相対的にせり上がったものです。 (c)横ずれ断層 横ずれ断層は、岩盤同士が水平方向にずれたものです。 なお、今後も活動すると考えられる断層は、活断層と呼ばれます。
正断層は、一方の岩盤が他方に対して相対的にせり上がったものですか。
いいえ、正断層は、一方の岩盤が他方に対して相対的にずれ落ちたものです。
JCRRAG_001835
地理
4. 海岸の地形 (5)波に浸食された地形 (イ)海食崖  海食崖は、おもに海水などのはたらきによって陸地が侵食されて形成された海岸の急崖で、千葉県の屏風ヶ浦がその代表例です。 (ロ)海食棚(海食台)  海食棚は、波浪や潮流などによる海食作用で、浅い海底の岩礁面が削られて台状になった地形で、海食台とも呼ばれます。石川県の禄剛崎などが該当します。 (6)沿岸流による地形 (イ)沿岸州  遠浅の海底の沖合いに、波の作用で海岸線とほぼ平行に砂礫が堆積してできる微地形(海岸線にほぼ平行してできる砂州)を沿岸州といいます。兵庫県にある淡路島の成ケ島などが該当します。 (ロ)潟湖(ラグーン)  沿岸州、砂洲などの発達によって、湾の入り口がふさがれてできる湖を潟湖またはラグーンといいます。潟湖には、北海道のサロマ湖と能取湖、鳥取県・島根県の中海などがあります。 (ハ)砂州  波食により生じた砂礫や河川によって運ばれた砂礫が、岬や海岸の突出部から海側に細長く突出した地形で、砂嘴が伸びて対岸にほとんど結びつくようになったものを砂州といいます。天橋立と弓ヶ浜はその代表例です。 (ニ)砂嘴  砂嘴は、湾に面した海岸や岬の先端などから細長く突き出るように伸びている砂礫質の州で、付近の海食崖付近で生産された砂礫や流入河川が運搬した砂礫が、沿岸流と波の作用によって運ばれて作られます。熊本県の富岡砂嘴、北海道の野付崎、静岡県の三保松原などが該当します。 (ホ)砂丘  砂丘とは、風によって運搬された砂が堆積して形成する丘や堤状の地形のことです。鳥取砂丘は代表的な砂丘として知られています。 (ヘ)トンボロ(陸繋砂州)  離れ島を本土に繋いだ州をトンボロまたは陸繋砂州といいます。 (ト)陸繋島  陸繋島は、トンボロによって繋がれた島のことです。北海道の函館山、和歌山県の潮岬、秋田県の男鹿半島、福岡県の志賀島のほか、イギリス領イベリア半島のジブラルタルも陸繋島です。
淡路島は何県にありますか。
淡路島は兵庫県にあります。
JCRRAG_001836
地理
4. 海岸の地形 (5)波に浸食された地形 (イ)海食崖  海食崖は、おもに海水などのはたらきによって陸地が侵食されて形成された海岸の急崖で、千葉県の屏風ヶ浦がその代表例です。 (ロ)海食棚(海食台)  海食棚は、波浪や潮流などによる海食作用で、浅い海底の岩礁面が削られて台状になった地形で、海食台とも呼ばれます。石川県の禄剛崎などが該当します。 (6)沿岸流による地形 (イ)沿岸州  遠浅の海底の沖合いに、波の作用で海岸線とほぼ平行に砂礫が堆積してできる微地形(海岸線にほぼ平行してできる砂州)を沿岸州といいます。兵庫県にある淡路島の成ケ島などが該当します。 (ロ)潟湖(ラグーン)  沿岸州、砂洲などの発達によって、湾の入り口がふさがれてできる湖を潟湖またはラグーンといいます。潟湖には、北海道のサロマ湖と能取湖、鳥取県・島根県の中海などがあります。 (ハ)砂州  波食により生じた砂礫や河川によって運ばれた砂礫が、岬や海岸の突出部から海側に細長く突出した地形で、砂嘴が伸びて対岸にほとんど結びつくようになったものを砂州といいます。天橋立と弓ヶ浜はその代表例です。 (ニ)砂嘴  砂嘴は、湾に面した海岸や岬の先端などから細長く突き出るように伸びている砂礫質の州で、付近の海食崖付近で生産された砂礫や流入河川が運搬した砂礫が、沿岸流と波の作用によって運ばれて作られます。熊本県の富岡砂嘴、北海道の野付崎、静岡県の三保松原などが該当します。 (ホ)砂丘  砂丘とは、風によって運搬された砂が堆積して形成する丘や堤状の地形のことです。鳥取砂丘は代表的な砂丘として知られています。 (ヘ)トンボロ(陸繋砂州)  離れ島を本土に繋いだ州をトンボロまたは陸繋砂州といいます。 (ト)陸繋島  陸繋島は、トンボロによって繋がれた島のことです。北海道の函館山、和歌山県の潮岬、秋田県の男鹿半島、福岡県の志賀島のほか、イギリス領イベリア半島のジブラルタルも陸繋島です。
陸繋島は何によって繋がれた島ですか。
陸繋島はトンボロによって繋がれた島です。
JCRRAG_001837
地理
4. 海岸の地形 (5)波に浸食された地形 (イ)海食崖  海食崖は、おもに海水などのはたらきによって陸地が侵食されて形成された海岸の急崖で、千葉県の屏風ヶ浦がその代表例です。 (ロ)海食棚(海食台)  海食棚は、波浪や潮流などによる海食作用で、浅い海底の岩礁面が削られて台状になった地形で、海食台とも呼ばれます。石川県の禄剛崎などが該当します。 (6)沿岸流による地形 (イ)沿岸州  遠浅の海底の沖合いに、波の作用で海岸線とほぼ平行に砂礫が堆積してできる微地形(海岸線にほぼ平行してできる砂州)を沿岸州といいます。兵庫県にある淡路島の成ケ島などが該当します。 (ロ)潟湖(ラグーン)  沿岸州、砂洲などの発達によって、湾の入り口がふさがれてできる湖を潟湖またはラグーンといいます。潟湖には、北海道のサロマ湖と能取湖、鳥取県・島根県の中海などがあります。 (ハ)砂州  波食により生じた砂礫や河川によって運ばれた砂礫が、岬や海岸の突出部から海側に細長く突出した地形で、砂嘴が伸びて対岸にほとんど結びつくようになったものを砂州といいます。天橋立と弓ヶ浜はその代表例です。 (ニ)砂嘴  砂嘴は、湾に面した海岸や岬の先端などから細長く突き出るように伸びている砂礫質の州で、付近の海食崖付近で生産された砂礫や流入河川が運搬した砂礫が、沿岸流と波の作用によって運ばれて作られます。熊本県の富岡砂嘴、北海道の野付崎、静岡県の三保松原などが該当します。 (ホ)砂丘  砂丘とは、風によって運搬された砂が堆積して形成する丘や堤状の地形のことです。鳥取砂丘は代表的な砂丘として知られています。 (ヘ)トンボロ(陸繋砂州)  離れ島を本土に繋いだ州をトンボロまたは陸繋砂州といいます。 (ト)陸繋島  陸繋島は、トンボロによって繋がれた島のことです。北海道の函館山、和歌山県の潮岬、秋田県の男鹿半島、福岡県の志賀島のほか、イギリス領イベリア半島のジブラルタルも陸繋島です。
海食崖は、何のはたらきによって陸地が侵食されて形成されたものですか。
海食崖は、海水などのはたらきによって陸地が侵食されて形成されたものです。
JCRRAG_001838
地理
里地里山(さとやま)は、集落や農地からなる里地と、伝統的に植物資源の採取が行われてきた里山を含む複合生態系を指す(鷲谷2011)。さとやまは現在、日本の生物多様性保全の重要な場の1つとして認識されており(The Ministry of the Environment 2010)、保全再生の活動が活発に展開されている。その中には北上川水系の小河川久保川の流域(岩手県一関市)を対象として実施されている「久保川イーハトーブ自然再生事業」など、自然再生推進法に基づく自然再生事業も含まれている(鷲谷2011)。久保川イーハトーブ自然再生事業は「樹木葬」という、放棄された人工林などを管理しつつ地域の在来種を墓標として用いる新しい埋葬法によるさとやま再生の活動に取り組む仏教寺院「知勝院」が中心となり、2009年に自然再生推進法に則って自然再生協議会「久保川イーハトーブ自然再生協議会」を組織して実施されている。民間主導の本事業では、管理放棄された山林や棚田などの植生管理や、溜池の侵略的外来種排除など、さとやまの生物多様性の保全・再生のための多様な活動が進められている(久保川イーハトーブ自然再生協議会2009)。これらの実践においては、生物多様性の保全・再生のみならず、多様な生態系サービスの維持および向上が目標として掲げられている。 日本の多くのさとやま地域において、多様な生態系サービスを担う生物種の1つと考えられるのが、トウヨウミツバチ Apis ceranaの亜種であるニホンミツバチ Apis cerana japonicaである。ニホンミツバチは多年生ハナバチであり、数千~3万頭からなるコロニーを、年間を通じて維持する(菅原2005)。コロニー維持に必要な餌資源はすべて、花資源、すなわち主に成虫の活動のエネルギー源としての花蜜(炭水化物)と蜂児の成長に必要な花粉(タンパク質)に依存する(Haydak1970;Keller et al.2005a,b)。 一般にミツバチは、花資源の利用に伴い、基盤サービス(Kremen et al.2007)あるいは調節サービス(Millennium Ecosystem Assessment Board 2005)に分類される野生植物の送粉および、調節サービスに分類される栽培植物の授粉に寄与するとされている(Ghazoul2005;Klein et al.2007;Millennium Ecosystem Assessment Board 2005)。また、採集した花蜜の貯蜜を通じて、蜂蜜の供給サービスにも寄与する。なお、Millennium Ecosystem Assessment Board(2005)では野生植物の送粉を調節サービスに分類しているが、本研究では、雄性・雌性機能の両面から野生植物の次世代生産を支える送粉と、栽培植物生産のための授粉とを区別することが望ましいと考え、前者を生態系の維持に資するものとして、基盤サービスに分類する。同様の分類はWhelan et al.(2008)が用いている。 本研究は、ニホンミツバチが提供する生態系サービスを包括的に評価するため、ニホンミツバチが利用するランドスケープ要素と植物種についての基礎的情報の収集を目的として実施した。複合生態系としてのさとやまにおいては、開花植物の種構成や開花量が空間的季節的に大きく変動するため(Putra and Nakamura2009)、ニホンミツバチが依存する植物種も時空間的に大きく変化する。しかし、さとやまにおけるニホンミツバチの花資源利用の空間的季節的なパターンや蜂群のフェノロジーについては、これまでほとんど報告されていない。そこで本研究では、1)定期的なルートセンサスによる訪花調査により、ニホンミツバチが花資源として利用し、同時に送粉・授粉に寄与する可能性のある植物種およびランドスケープ要素を把握した。さらに、2)コロニーの貯蜜量、蜂児量の測定により、当該さとやま地域のニホンミツバチが提供しうる蜂蜜供給サービスの評価のための、調査に適した季節を検討した。なお、開花植物種数が最も多く、ニホンミツバチが花粉源として利用する植物種数が最も多いとされている春季(Lopez et al.2013)には、3)巣に持ち帰る花粉の分析も行った。
里地里山とは、集落や農地からなる里地と、伝統的に植物資源の採取が行われてきた里山を含む複合生態系を指すものですか。
はい、里地里山とは、集落や農地からなる里地と、伝統的に植物資源の採取が行われてきた里山を含む複合生態系を指します。
JCRRAG_001839
地理
その他の地形 3. カルスト地形 カルスト地形は、石灰質の岩石が雨水や地下水によって溶食されてできた、以下の地形の総称です。 (イ)ドリーネ ドリーネは、石灰岩の溶食によってできたすり鉢状の凹地です。 (ロ)ウバーレ ウバーレは、隣り合った複数のドリーネが溶食の進行によって、より大きく窪んだ穴になった地形。 (ハ)ポリエ ドリーネ、ウバーレがさらに溶食が進み、盆地状になった地形をポリエといいます。 (ニ)鍾乳洞 鍾乳洞は、地中の石灰岩の塊が地下水によって溶食された空洞です。 (ホ)タワーカルスト(塔状カルスト) 降水量の多い地域で、溶食から取り残された部分が山になった地形をタワーカルスト、または塔状カルストといいます。 4.断層地形 断層とは、一つの面(断層面)を堺にして、岩盤がずれ動いた不連続面のことです。断層が急に動くと地震が発生します。 断層は以下のように分類されます。 (a)正断層 正断層は、一方の岩盤が他方に対して相対的にずれ落ちたものです。 (b)逆断層 逆断層は、一方の岩盤が他方に対して相対的にせり上がったものです。 (c)横ずれ断層 横ずれ断層は、岩盤同士が水平方向にずれたものです。 なお、今後も活動すると考えられる断層は、活断層と呼ばれます。
カルスト地形は、何が溶食されてできたものですか。
カルスト地形は、石灰質の岩石が溶食されてできたものです。
JCRRAG_001840
地理
その他の地形 3. カルスト地形 カルスト地形は、石灰質の岩石が雨水や地下水によって溶食されてできた、以下の地形の総称です。 (イ)ドリーネ ドリーネは、石灰岩の溶食によってできたすり鉢状の凹地です。 (ロ)ウバーレ ウバーレは、隣り合った複数のドリーネが溶食の進行によって、より大きく窪んだ穴になった地形。 (ハ)ポリエ ドリーネ、ウバーレがさらに溶食が進み、盆地状になった地形をポリエといいます。 (ニ)鍾乳洞 鍾乳洞は、地中の石灰岩の塊が地下水によって溶食された空洞です。 (ホ)タワーカルスト(塔状カルスト) 降水量の多い地域で、溶食から取り残された部分が山になった地形をタワーカルスト、または塔状カルストといいます。 4.断層地形 断層とは、一つの面(断層面)を堺にして、岩盤がずれ動いた不連続面のことです。断層が急に動くと地震が発生します。 断層は以下のように分類されます。 (a)正断層 正断層は、一方の岩盤が他方に対して相対的にずれ落ちたものです。 (b)逆断層 逆断層は、一方の岩盤が他方に対して相対的にせり上がったものです。 (c)横ずれ断層 横ずれ断層は、岩盤同士が水平方向にずれたものです。 なお、今後も活動すると考えられる断層は、活断層と呼ばれます。
断層が急に動くと何が発生しますか。
断層が急に動くと地震が発生します。
JCRRAG_001841
地理
その他の地形 3. カルスト地形 カルスト地形は、石灰質の岩石が雨水や地下水によって溶食されてできた、以下の地形の総称です。 (イ)ドリーネ ドリーネは、石灰岩の溶食によってできたすり鉢状の凹地です。 (ロ)ウバーレ ウバーレは、隣り合った複数のドリーネが溶食の進行によって、より大きく窪んだ穴になった地形。 (ハ)ポリエ ドリーネ、ウバーレがさらに溶食が進み、盆地状になった地形をポリエといいます。 (ニ)鍾乳洞 鍾乳洞は、地中の石灰岩の塊が地下水によって溶食された空洞です。 (ホ)タワーカルスト(塔状カルスト) 降水量の多い地域で、溶食から取り残された部分が山になった地形をタワーカルスト、または塔状カルストといいます。 4.断層地形 断層とは、一つの面(断層面)を堺にして、岩盤がずれ動いた不連続面のことです。断層が急に動くと地震が発生します。 断層は以下のように分類されます。 (a)正断層 正断層は、一方の岩盤が他方に対して相対的にずれ落ちたものです。 (b)逆断層 逆断層は、一方の岩盤が他方に対して相対的にせり上がったものです。 (c)横ずれ断層 横ずれ断層は、岩盤同士が水平方向にずれたものです。 なお、今後も活動すると考えられる断層は、活断層と呼ばれます。
活断層とはどのような断層ですか。
活断層とは、今後も活動すると考えられる断層のことです。
JCRRAG_001842
地理
その他の地形 3. カルスト地形 カルスト地形は、石灰質の岩石が雨水や地下水によって溶食されてできた、以下の地形の総称です。 (イ)ドリーネ ドリーネは、石灰岩の溶食によってできたすり鉢状の凹地です。 (ロ)ウバーレ ウバーレは、隣り合った複数のドリーネが溶食の進行によって、より大きく窪んだ穴になった地形。 (ハ)ポリエ ドリーネ、ウバーレがさらに溶食が進み、盆地状になった地形をポリエといいます。 (ニ)鍾乳洞 鍾乳洞は、地中の石灰岩の塊が地下水によって溶食された空洞です。 (ホ)タワーカルスト(塔状カルスト) 降水量の多い地域で、溶食から取り残された部分が山になった地形をタワーカルスト、または塔状カルストといいます。 4.断層地形 断層とは、一つの面(断層面)を堺にして、岩盤がずれ動いた不連続面のことです。断層が急に動くと地震が発生します。 断層は以下のように分類されます。 (a)正断層 正断層は、一方の岩盤が他方に対して相対的にずれ落ちたものです。 (b)逆断層 逆断層は、一方の岩盤が他方に対して相対的にせり上がったものです。 (c)横ずれ断層 横ずれ断層は、岩盤同士が水平方向にずれたものです。 なお、今後も活動すると考えられる断層は、活断層と呼ばれます。
ドリーネは何状の凹地ですか。
ドリーネはすり鉢状の凹地です。
JCRRAG_001843
地理
お茶は日本の近代化を支えた主要な輸出品ゆえに地図記号に採用された。茶畑(茶園.葉園)の地図記号は,明治6年の『行軍測絵』,明治11年の「測絵図譜』,明治16年の迅速図式を経て,明治17年の仮製二万分一以降(∴)である。茶畑の∴印は,国土地理院によれば茶の実の横断面形に由来するという。しかし国土地理院には,地図記号の由来を記した公文書はなく,閲係者の口伝によっている。茶の実は三つ種が基本であるが,一つ種,二つ種のものもあり一定でない。ところで将軍家御用老舗の宇治茶師,上林三入氏は.商標が三ッ星で,これが茶畑の地図記号になったとしている。茶畑と同種の地図記号に史跡・名勝・天然記念物がある。これは昭和40年に採用された。この記号は,明治11年の『測絵図譜』に「名勝古跡」としてすでに存在している。この記号はフランスをはじめヨーロッパで使用されてきたもので,∴記号の由来には考えてみるべき背景がいろいろとありそうである。
国土地理院には,茶畑の地図記号の由来を記した公文書はありますか。
いいえ、国土地理院には,茶畑の地図記号の由来を記した公文書はありません。
JCRRAG_001844
地理
2005年に外来生物法が施行され、国内における外来生物対策が本格化して10年以上が経過した(曽宮 2016)。外来生物法において何らかの指定を受けた外来生物に関する研究論文の数、新聞等への取り上げ回数、駆除活動の数はそれぞれ大きく増加し(Ohsawa and Osawa 2014)、外来生物に対する一般社会における認識は著しく向上したと言えるだろう。外来生物法に基づいた防除の確認・認定も全国で1,000件を超え(環境省 https://www.env.go.jp/nature/intro/3control/kakunin.html 2018年10月10日確認)、特定外来生物の防除活動は環境保全活動における一つの主流になったと言っても過言ではない。外来生物の管理を効果的に行う上で、実際の対応を行う前に、面的な分布状況を把握し、空間的な管理計画を立案すること、すなわち地図を作成することは極めて重要である(Foxcroft et al. 2009;Jimenez-Valverde et al. 2011;三橋 2010;大澤・赤坂 2013;宮崎ほか 2015)。管理計画を地図化することで、管理の優先度や進捗状況を視覚化し、関係者で共有することも容易となる。しかし、管理計画を地図化する際、空間的なスケールの扱い方には注意する必要がある。なぜなら、対象とする空間的な広がりと、扱う空間の解像度は、地図が持つ意味を大きく変えるからである(Foxcroft et al. 2009;大澤・赤坂 2013)。例えば流域全体の分布傾向を掴もうと考えた場合には、全国レベルの統計等で用いられる10kmや5kmの方形区(メッシュ)を単位とした低解像度で十分な場合があるし、逆に実際に現場で駆除管理活動を行う単位としては、10kmや5kmメッシュは粗い場合が多いだろう。計画地図を実務における有意義な指針にするためには、スケールごとに目的を明確にする必要がある(Foxcroft et al. 2009)。そして実際の管理計画を立案する際には、それぞれの強みを生かすため、複数の空間スケールを組み合わせることが有効である(Barnett et al. 2007;Foxcroft et al. 2009;黒川 2016;大澤・赤坂 2013; Shea et al. 2002)。オオハンゴンソウ(Rudbeckia laciniata L.)は外来生物法において特定外来生物に指定されている多年生草本で、自然公園等、比較的自然度が高い場所に繁茂することから、多くの地域において駆除が進められている(大澤・赤坂 2007, 2009, 2012;近藤ほか 2014;永井ほか 2010)。外来生物法に基づく計画防除についても認定、確認件数が2018年10月現在で50件を超えており(https://www.env.go.jp/nature/intro/3control/kakunin.html 2018年10月10日確認)、現在国内において最も問題視され、積極的に駆除が進められている外来生物の一つである。大分県玖珠郡九重町は、町域の多くが阿蘇くじゅう国立公園に指定され、恵まれた自然環境を利用した観光業が重要な産業となっている。しかし、2006年頃から町内各地でオオハンゴンソウが目立つようになったことを受け、地域の重要な資源である自然環境を保全することを目的に、地域住民、学生、行政ら関係者が一体となって本種の駆除活動に取り組むようになった(九重の自然を守る会 2015)。現在では環境省より外来生物法に基づく計画防除としての確認を受け、関係者が一丸となって本種の駆除を実施している(九重の自然を守る会2015, 2017)。九重では多くの立場が異なる方々が駆除活動に関わるようになったことから、関係者間での情報共有と、統一した駆除方針をわかりやすく提示し、対策についての共通認識を持つことが求められている。そこで、九重町におけるオオハンゴンソウの駆除を効率的、効果的に進めるため、町全体という広域から駆除を優先する地域を選定し、その地域内では駆除地点の優先付けを行うというマルチスケールの管理計画を立案した。本稿は、他地域における計画立案の参考になることを期待し、九重町におけるマルチスケールの管理計画の内容、それぞれのスケールにおける作成方法、それに至る考え方を論じる。
外来生物の管理を効果的に行う上で、実際の対応を行う前に何を作成することが極めて重要ですか。
外来生物の管理を効果的に行う上で、実際の対応を行う前に地図を作成することが極めて重要です。
JCRRAG_001845
地理
日本の都市の特性や将来に向けての方向性を探求するには,都市を類型化して考察するのが適当であるが,都市分類に関する考察はあまり行われていない。筆者は森川(2022a)において,国勢調査(2015年)の都市人口を中心として,人口3万以上の市町村をⅠ 東京特別区,Ⅱ 大都市,Ⅲ 中核都市(人口20万以上100万未満),Ⅳ 中都市(人口10万以上20万未満),Ⅴ 小都市(人口5万以上10万未満),Ⅵ 零細都市(人口3万以上5万未満)の6階層に区分し,さらに地理的位置を考慮した都市分類を提示した。人口の一極集中によって全国に絶大なる影響力をもつ東京特別区を第Ⅰ階層とし,東京特別区を除く旧5大都市と広域中心都市からなる8市を第Ⅱ階層とし,第Ⅲ階層の中核都市以下についてはそれぞれ3区分するのが適当と考えた。すなわち,第Ⅲ階層については,a)都道府県庁所在都市(以下,県庁都市とする),b)準県庁都市,それらと同規模の人口をもつ c)大都市圏内都市に区分し,第Ⅳ~Ⅵ階層においては中都市,小都市,零細都市とし,それぞれをa)近接地方都市,b)遠隔地方都市およびc)大都市圏内衛星都市に区分した。その際,人口規模による区分に加えて地理的位置による影響も大きく,この分類には改良の余地があることを指摘した。大都市圏内の都市は零細都市においても財政力指数が高く,活力があり,人口増減率(2010~2015年)も高く,地方都市との間に大きな差異が現れた。さらに,中核都市以上の上位都市から直線距離で30km以上離れた遠隔地方都市では,小都市や零細都市に限らず中都市においてさえ活力が乏しく,人口減少が著しいことが判明した。一方,第Ⅲ階層の中核都市は主に県庁都市からなる。ただし,広い面積と歴史的経緯をもった県では,県庁都市のほかにそれと同等の都市圏(通勤通学圏)をもつ準県庁都市が立地する。さらに,1大都市圏内の同規模の人口をもつ都市は,都市圏をもたないが,中核都市に含めることにした。大都市圏内都市の住民は大都市とほぼ同様の生活を営み,強い活力をもち,人口増加率が高い点でも,地方の県庁都市や準県庁都市とは異なるものである。このような差異は中小都市や零細都市における大都市圏内衛星都市と地方都市との差異ほど大きくないが,同様の性格をもつ現象とみることができる。したがって,2015年の資料にみられた都市分類におけるこれらの問題点は,2020年の新たな資料においても確認されるのか,確認されるとすれば都市分類をどのように修正すべきかを検討し,新たな都市分類を提示するのが本稿の目的である。以下の分析では,国勢調査(2020年)や総務省の財政力指数(2020年度)を用いて,その実態について検討する。それは日本の都市を類型化するにとどまらず,日本の都市システムの特徴や今後の方向性について考察することになり,政府の地域政策にも役立つものと考える。なお,森川(2022a)において欠けていた小規模市町村(人口3万未満の市町村)についても,Ⅶ 町村部として考察することとした。
日本の都市の特性や将来に向けての方向性を探求するには、都市をどのようにして考察するのが適当ですか?
日本の都市の特性や将来に向けての方向性を探求するには、都市を類型化して考察するのが適当です。
JCRRAG_001846
地理
日本の都市の特性や将来に向けての方向性を探求するには,都市を類型化して考察するのが適当であるが,都市分類に関する考察はあまり行われていない。筆者は森川(2022a)において,国勢調査(2015年)の都市人口を中心として,人口3万以上の市町村をⅠ 東京特別区,Ⅱ 大都市,Ⅲ 中核都市(人口20万以上100万未満),Ⅳ 中都市(人口10万以上20万未満),Ⅴ 小都市(人口5万以上10万未満),Ⅵ 零細都市(人口3万以上5万未満)の6階層に区分し,さらに地理的位置を考慮した都市分類を提示した。人口の一極集中によって全国に絶大なる影響力をもつ東京特別区を第Ⅰ階層とし,東京特別区を除く旧5大都市と広域中心都市からなる8市を第Ⅱ階層とし,第Ⅲ階層の中核都市以下についてはそれぞれ3区分するのが適当と考えた。すなわち,第Ⅲ階層については,a)都道府県庁所在都市(以下,県庁都市とする),b)準県庁都市,それらと同規模の人口をもつ c)大都市圏内都市に区分し,第Ⅳ~Ⅵ階層においては中都市,小都市,零細都市とし,それぞれをa)近接地方都市,b)遠隔地方都市およびc)大都市圏内衛星都市に区分した。その際,人口規模による区分に加えて地理的位置による影響も大きく,この分類には改良の余地があることを指摘した。大都市圏内の都市は零細都市においても財政力指数が高く,活力があり,人口増減率(2010~2015年)も高く,地方都市との間に大きな差異が現れた。さらに,中核都市以上の上位都市から直線距離で30km以上離れた遠隔地方都市では,小都市や零細都市に限らず中都市においてさえ活力が乏しく,人口減少が著しいことが判明した。一方,第Ⅲ階層の中核都市は主に県庁都市からなる。ただし,広い面積と歴史的経緯をもった県では,県庁都市のほかにそれと同等の都市圏(通勤通学圏)をもつ準県庁都市が立地する。さらに,1大都市圏内の同規模の人口をもつ都市は,都市圏をもたないが,中核都市に含めることにした。大都市圏内都市の住民は大都市とほぼ同様の生活を営み,強い活力をもち,人口増加率が高い点でも,地方の県庁都市や準県庁都市とは異なるものである。このような差異は中小都市や零細都市における大都市圏内衛星都市と地方都市との差異ほど大きくないが,同様の性格をもつ現象とみることができる。したがって,2015年の資料にみられた都市分類におけるこれらの問題点は,2020年の新たな資料においても確認されるのか,確認されるとすれば都市分類をどのように修正すべきかを検討し,新たな都市分類を提示するのが本稿の目的である。以下の分析では,国勢調査(2020年)や総務省の財政力指数(2020年度)を用いて,その実態について検討する。それは日本の都市を類型化するにとどまらず,日本の都市システムの特徴や今後の方向性について考察することになり,政府の地域政策にも役立つものと考える。なお,森川(2022a)において欠けていた小規模市町村(人口3万未満の市町村)についても,Ⅶ 町村部として考察することとした。
都市分類に関する考察はたくさん行われていますか?
いいえ、都市分類に関する考察はあまり行われていません。
JCRRAG_001847
地理
以下は,研川英征氏による論文「国土地理院が提供する地理院地図と防災地理情報」のアブストラクトである。 国土地理院は,標高に関する情報や,地形分類情報や自然災害伝承碑の情報といった防災地理情報について整備すると共に,地理空間情報プラットフォームである地理院地図を通してこれらを提供している。地理院地図はGIS機能を実装しており,標高データに基づいた陰影起伏図や,任意で色を割り当てられる色別標高図のほか,防災地理情報を組み合わせて表示できる。さらには断面図の作成機能なども組み合わせることで,土地の成り立ちや地域の理解にも繋がる。また,「地理総合」の学習指導要領解説(令和3年8月一部改訂)において求められている地理的技能の習熟するに当たり,地理院地図の活用例も示されている。本論では,地理院地図に格納している防災地理情報をはじめとする多様な情報やGIS機能,実際の災害における地形分類情報との比較事例,ウェブサイトによる利活用事例の提供について紹介した。
陰影起伏図は何に基づいていますか。
陰影起伏図は標高データに基づいています。
JCRRAG_001848
地理
以下は,研川英征氏による論文「国土地理院が提供する地理院地図と防災地理情報」のアブストラクトである。 国土地理院は,標高に関する情報や,地形分類情報や自然災害伝承碑の情報といった防災地理情報について整備すると共に,地理空間情報プラットフォームである地理院地図を通してこれらを提供している。地理院地図はGIS機能を実装しており,標高データに基づいた陰影起伏図や,任意で色を割り当てられる色別標高図のほか,防災地理情報を組み合わせて表示できる。さらには断面図の作成機能なども組み合わせることで,土地の成り立ちや地域の理解にも繋がる。また,「地理総合」の学習指導要領解説(令和3年8月一部改訂)において求められている地理的技能の習熟するに当たり,地理院地図の活用例も示されている。本論では,地理院地図に格納している防災地理情報をはじめとする多様な情報やGIS機能,実際の災害における地形分類情報との比較事例,ウェブサイトによる利活用事例の提供について紹介した。
色別標高図は、任意で色を割り当てられますか?
はい、色別標高図は、任意で色を割り当てられます。
JCRRAG_001849
地理
地理教育に携わる人々の目下の関心は,2022年度から始まる「地理総合」であろう。「地理総合」ではGIS(地理情報システム)や防災教育,ESD(持続可能な開発のための教育)といった地理と深くかかわる学習テーマが設定されるとともに,学習内容重視から資質・能力重視(何を知っているかから何ができるようになるか)への学習の転換など,高校地理教育は新たな局面を迎えている。高校の必修科目「地理総合」の登場は,中学校の地理学習にも影響を与えている。高校で地理が必修化されたことで,中学校と高校の地理学習をどのように接続するべきか,中学校・高校を通して地理的見方・考え方をどのように育成し,活用させるべきか,そのための授業はどうあるべきか,といった議論が盛んになされている。また中学校の地理学習ならではの問題や課題が数多く指摘されている。例えば,生徒たちにとって地理学習は人気がないことである(p.i)。また人気のなさは生徒だけにとどまらず,𠮷水(2019,p.3)によれば,現職教師の多くも中学校社会科地理的分野の指導を苦手とする。地理学習の課題には,授業づくりの主体である教師への働きかけが重要であることがわかる。授業づくりの参考となる本は,これまでも数多く出版されてきた。しかしながら,現状ではハウツー本やネタ本の類が多く,今こそ「なぜ地理を教えるのかといった地理教育の根本を考える本」(p.ii)が必要だと著者は主張する。つまり“あなたはなぜ地理を教えるのか,よい地理授業とは何か”,これが本書の著者である荒井氏が読者に訴えたいことであろうと評者は解釈している。著者である荒井正剛氏は,東京学芸大学附属竹早中学校などで37年間,中学校社会科教師を務めたのち,現在は東京学芸大学で社会科教師の養成に従事されている。地理を子どもに教えてきた立場,地理を教える教師を育てる立場を経験したからこそできる主張・提案を,本書では随所に見ることができる。
「地理総合」は何年度から始まりますか?
「地理総合」は2022年度から始まります。
JCRRAG_001850
地理
以下は,研川英征氏による論文「国土地理院が提供する地理院地図と防災地理情報」のアブストラクトである。 国土地理院は,標高に関する情報や,地形分類情報や自然災害伝承碑の情報といった防災地理情報について整備すると共に,地理空間情報プラットフォームである地理院地図を通してこれらを提供している。地理院地図はGIS機能を実装しており,標高データに基づいた陰影起伏図や,任意で色を割り当てられる色別標高図のほか,防災地理情報を組み合わせて表示できる。さらには断面図の作成機能なども組み合わせることで,土地の成り立ちや地域の理解にも繋がる。また,「地理総合」の学習指導要領解説(令和3年8月一部改訂)において求められている地理的技能の習熟するに当たり,地理院地図の活用例も示されている。本論では,地理院地図に格納している防災地理情報をはじめとする多様な情報やGIS機能,実際の災害における地形分類情報との比較事例,ウェブサイトによる利活用事例の提供について紹介した。
地理院地図の活用例として、どういうものが考えられますか?
地理院地図は「地理総合」の学習指導要領解説(令和3年8月一部改訂)において求められている地理的技能の習熟に活用できます。
JCRRAG_001851
地理
地理教育に携わる人々の目下の関心は,2022年度から始まる「地理総合」であろう。「地理総合」ではGIS(地理情報システム)や防災教育,ESD(持続可能な開発のための教育)といった地理と深くかかわる学習テーマが設定されるとともに,学習内容重視から資質・能力重視(何を知っているかから何ができるようになるか)への学習の転換など,高校地理教育は新たな局面を迎えている。高校の必修科目「地理総合」の登場は,中学校の地理学習にも影響を与えている。高校で地理が必修化されたことで,中学校と高校の地理学習をどのように接続するべきか,中学校・高校を通して地理的見方・考え方をどのように育成し,活用させるべきか,そのための授業はどうあるべきか,といった議論が盛んになされている。また中学校の地理学習ならではの問題や課題が数多く指摘されている。例えば,生徒たちにとって地理学習は人気がないことである(p.i)。また人気のなさは生徒だけにとどまらず,𠮷水(2019,p.3)によれば,現職教師の多くも中学校社会科地理的分野の指導を苦手とする。地理学習の課題には,授業づくりの主体である教師への働きかけが重要であることがわかる。授業づくりの参考となる本は,これまでも数多く出版されてきた。しかしながら,現状ではハウツー本やネタ本の類が多く,今こそ「なぜ地理を教えるのかといった地理教育の根本を考える本」(p.ii)が必要だと著者は主張する。つまり“あなたはなぜ地理を教えるのか,よい地理授業とは何か”,これが本書の著者である荒井氏が読者に訴えたいことであろうと評者は解釈している。著者である荒井正剛氏は,東京学芸大学附属竹早中学校などで37年間,中学校社会科教師を務めたのち,現在は東京学芸大学で社会科教師の養成に従事されている。地理を子どもに教えてきた立場,地理を教える教師を育てる立場を経験したからこそできる主張・提案を,本書では随所に見ることができる。
ESDとは何の略ですか?
ESDとは、持続可能な開発のための教育の略です。
JCRRAG_001852
地理
地理教育に携わる人々の目下の関心は,2022年度から始まる「地理総合」であろう。「地理総合」ではGIS(地理情報システム)や防災教育,ESD(持続可能な開発のための教育)といった地理と深くかかわる学習テーマが設定されるとともに,学習内容重視から資質・能力重視(何を知っているかから何ができるようになるか)への学習の転換など,高校地理教育は新たな局面を迎えている。高校の必修科目「地理総合」の登場は,中学校の地理学習にも影響を与えている。高校で地理が必修化されたことで,中学校と高校の地理学習をどのように接続するべきか,中学校・高校を通して地理的見方・考え方をどのように育成し,活用させるべきか,そのための授業はどうあるべきか,といった議論が盛んになされている。また中学校の地理学習ならではの問題や課題が数多く指摘されている。例えば,生徒たちにとって地理学習は人気がないことである(p.i)。また人気のなさは生徒だけにとどまらず,𠮷水(2019,p.3)によれば,現職教師の多くも中学校社会科地理的分野の指導を苦手とする。地理学習の課題には,授業づくりの主体である教師への働きかけが重要であることがわかる。授業づくりの参考となる本は,これまでも数多く出版されてきた。しかしながら,現状ではハウツー本やネタ本の類が多く,今こそ「なぜ地理を教えるのかといった地理教育の根本を考える本」(p.ii)が必要だと著者は主張する。つまり“あなたはなぜ地理を教えるのか,よい地理授業とは何か”,これが本書の著者である荒井氏が読者に訴えたいことであろうと評者は解釈している。著者である荒井正剛氏は,東京学芸大学附属竹早中学校などで37年間,中学校社会科教師を務めたのち,現在は東京学芸大学で社会科教師の養成に従事されている。地理を子どもに教えてきた立場,地理を教える教師を育てる立場を経験したからこそできる主張・提案を,本書では随所に見ることができる。
高校の必修科目「地理総合」の登場は、中学校の何にも影響を与えていますか?
高校の必修科目「地理総合」の登場は、中学校の地理学習にも影響を与えています。
JCRRAG_001853
地理
地理教育に携わる人々の目下の関心は,2022年度から始まる「地理総合」であろう。「地理総合」ではGIS(地理情報システム)や防災教育,ESD(持続可能な開発のための教育)といった地理と深くかかわる学習テーマが設定されるとともに,学習内容重視から資質・能力重視(何を知っているかから何ができるようになるか)への学習の転換など,高校地理教育は新たな局面を迎えている。高校の必修科目「地理総合」の登場は,中学校の地理学習にも影響を与えている。高校で地理が必修化されたことで,中学校と高校の地理学習をどのように接続するべきか,中学校・高校を通して地理的見方・考え方をどのように育成し,活用させるべきか,そのための授業はどうあるべきか,といった議論が盛んになされている。また中学校の地理学習ならではの問題や課題が数多く指摘されている。例えば,生徒たちにとって地理学習は人気がないことである(p.i)。また人気のなさは生徒だけにとどまらず,𠮷水(2019,p.3)によれば,現職教師の多くも中学校社会科地理的分野の指導を苦手とする。地理学習の課題には,授業づくりの主体である教師への働きかけが重要であることがわかる。授業づくりの参考となる本は,これまでも数多く出版されてきた。しかしながら,現状ではハウツー本やネタ本の類が多く,今こそ「なぜ地理を教えるのかといった地理教育の根本を考える本」(p.ii)が必要だと著者は主張する。つまり“あなたはなぜ地理を教えるのか,よい地理授業とは何か”,これが本書の著者である荒井氏が読者に訴えたいことであろうと評者は解釈している。著者である荒井正剛氏は,東京学芸大学附属竹早中学校などで37年間,中学校社会科教師を務めたのち,現在は東京学芸大学で社会科教師の養成に従事されている。地理を子どもに教えてきた立場,地理を教える教師を育てる立場を経験したからこそできる主張・提案を,本書では随所に見ることができる。
現職教師の多くは、中学校の社会科地理的分野の指導が苦手ですか?
はい、現職教師の多くは、中学校の社会科地理的分野の指導が苦手です。
JCRRAG_001854
地理
地理教育に携わる人々の目下の関心は,2022年度から始まる「地理総合」であろう。「地理総合」ではGIS(地理情報システム)や防災教育,ESD(持続可能な開発のための教育)といった地理と深くかかわる学習テーマが設定されるとともに,学習内容重視から資質・能力重視(何を知っているかから何ができるようになるか)への学習の転換など,高校地理教育は新たな局面を迎えている。高校の必修科目「地理総合」の登場は,中学校の地理学習にも影響を与えている。高校で地理が必修化されたことで,中学校と高校の地理学習をどのように接続するべきか,中学校・高校を通して地理的見方・考え方をどのように育成し,活用させるべきか,そのための授業はどうあるべきか,といった議論が盛んになされている。また中学校の地理学習ならではの問題や課題が数多く指摘されている。例えば,生徒たちにとって地理学習は人気がないことである(p.i)。また人気のなさは生徒だけにとどまらず,𠮷水(2019,p.3)によれば,現職教師の多くも中学校社会科地理的分野の指導を苦手とする。地理学習の課題には,授業づくりの主体である教師への働きかけが重要であることがわかる。授業づくりの参考となる本は,これまでも数多く出版されてきた。しかしながら,現状ではハウツー本やネタ本の類が多く,今こそ「なぜ地理を教えるのかといった地理教育の根本を考える本」(p.ii)が必要だと著者は主張する。つまり“あなたはなぜ地理を教えるのか,よい地理授業とは何か”,これが本書の著者である荒井氏が読者に訴えたいことであろうと評者は解釈している。著者である荒井正剛氏は,東京学芸大学附属竹早中学校などで37年間,中学校社会科教師を務めたのち,現在は東京学芸大学で社会科教師の養成に従事されている。地理を子どもに教えてきた立場,地理を教える教師を育てる立場を経験したからこそできる主張・提案を,本書では随所に見ることができる。
荒井正剛氏が東京学芸大学附属竹早中学校などで中学校社会科教師を務めた年数は何年間ですか?
荒井正剛氏が東京学芸大学附属竹早中学校などで中学校社会科教師を務めた年数は37年間です。
JCRRAG_001855
地理
地理教育システムアプローチ研究会 山本隆太・阪上弘彬・泉貴久・梅村松秀・河合豊明・中村洋介・宮﨑沙織編:『システム思考で地理を学ぶ―持続可能な社会づくりのための授業プラン―』 本書は,研究者と教員から構成された「地理教育システムアプローチ研究会」のメンバーによって,システムアプローチの考え方や地理教育にシステム思考を取り入れることの意義や,システム思考を核とした授業実践の概要とその成果と課題を報告したものである。『地理』(古今書院:2018年2月号~2019年3月号)の連載「システムアプローチで考える地理教育」の原稿や,『地理科学』74巻3号で特集された「システム思考をはぐくむ地理学習―ESDで問われているもの―」の論文などを再構成したものや,本書の出版に対応して書き下ろした原稿から構成されている。持続可能な開発のための教育(ESD)やそれを具体的な行動の形で示した持続可能な開発目標(SDGs)と関連づけた地理授業は,これまで様々な視点から提案されてきた。「地理教育システムアプローチ研究会」では,複雑で見通しの立たない状況を把握するためにはシステム思考が必要不可欠であるという立場から,ESDとしての地理教育が日本で十分に根付いてこなかった一因として,システムアプローチが意識されていなかったことを挙げている。このため,ESDの推進やSDGsの実現に対して,地理教育はどのような役割を果たせるのか,これまでのESDやSDGsを標榜した地理授業には何が足りなかったのかの問いを掲げ,「相互関係から成り立っている構造を把握すること,その構造が生み出す全体的な挙動をとらえる方法」と定義した「システムアプローチ」を地理授業に取り入れ,システム思考で地理を学ぶというESDとしての地理授業のあり方を示そうとしている。具体的は,現代世界の諸課題に着目し,地理授業において思考ツールを活用することで,持続可能性を拒んでいる要因を焦点化させたり,持続可能な社会づくりに向けた提案をさせようとしている。この意図は本書のタイトルに明確に表れている。
「地理教育システムアプローチ研究会」のメンバーは研究者と誰から構成されましたか?
「地理教育システムアプローチ研究会」のメンバーは研究者と教員から構成されました。
JCRRAG_001856
地理
地理教育システムアプローチ研究会 山本隆太・阪上弘彬・泉貴久・梅村松秀・河合豊明・中村洋介・宮﨑沙織編:『システム思考で地理を学ぶ―持続可能な社会づくりのための授業プラン―』 本書は,研究者と教員から構成された「地理教育システムアプローチ研究会」のメンバーによって,システムアプローチの考え方や地理教育にシステム思考を取り入れることの意義や,システム思考を核とした授業実践の概要とその成果と課題を報告したものである。『地理』(古今書院:2018年2月号~2019年3月号)の連載「システムアプローチで考える地理教育」の原稿や,『地理科学』74巻3号で特集された「システム思考をはぐくむ地理学習―ESDで問われているもの―」の論文などを再構成したものや,本書の出版に対応して書き下ろした原稿から構成されている。持続可能な開発のための教育(ESD)やそれを具体的な行動の形で示した持続可能な開発目標(SDGs)と関連づけた地理授業は,これまで様々な視点から提案されてきた。「地理教育システムアプローチ研究会」では,複雑で見通しの立たない状況を把握するためにはシステム思考が必要不可欠であるという立場から,ESDとしての地理教育が日本で十分に根付いてこなかった一因として,システムアプローチが意識されていなかったことを挙げている。このため,ESDの推進やSDGsの実現に対して,地理教育はどのような役割を果たせるのか,これまでのESDやSDGsを標榜した地理授業には何が足りなかったのかの問いを掲げ,「相互関係から成り立っている構造を把握すること,その構造が生み出す全体的な挙動をとらえる方法」と定義した「システムアプローチ」を地理授業に取り入れ,システム思考で地理を学ぶというESDとしての地理授業のあり方を示そうとしている。具体的は,現代世界の諸課題に着目し,地理授業において思考ツールを活用することで,持続可能性を拒んでいる要因を焦点化させたり,持続可能な社会づくりに向けた提案をさせようとしている。この意図は本書のタイトルに明確に表れている。
「システムアプローチで考える地理教育」が連載された雑誌名は何ですか?
「システムアプローチで考える地理教育」が連載された雑誌名は『地理』です。
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地理
地理教育システムアプローチ研究会 山本隆太・阪上弘彬・泉貴久・梅村松秀・河合豊明・中村洋介・宮﨑沙織編:『システム思考で地理を学ぶ―持続可能な社会づくりのための授業プラン―』 本書は,研究者と教員から構成された「地理教育システムアプローチ研究会」のメンバーによって,システムアプローチの考え方や地理教育にシステム思考を取り入れることの意義や,システム思考を核とした授業実践の概要とその成果と課題を報告したものである。『地理』(古今書院:2018年2月号~2019年3月号)の連載「システムアプローチで考える地理教育」の原稿や,『地理科学』74巻3号で特集された「システム思考をはぐくむ地理学習―ESDで問われているもの―」の論文などを再構成したものや,本書の出版に対応して書き下ろした原稿から構成されている。持続可能な開発のための教育(ESD)やそれを具体的な行動の形で示した持続可能な開発目標(SDGs)と関連づけた地理授業は,これまで様々な視点から提案されてきた。「地理教育システムアプローチ研究会」では,複雑で見通しの立たない状況を把握するためにはシステム思考が必要不可欠であるという立場から,ESDとしての地理教育が日本で十分に根付いてこなかった一因として,システムアプローチが意識されていなかったことを挙げている。このため,ESDの推進やSDGsの実現に対して,地理教育はどのような役割を果たせるのか,これまでのESDやSDGsを標榜した地理授業には何が足りなかったのかの問いを掲げ,「相互関係から成り立っている構造を把握すること,その構造が生み出す全体的な挙動をとらえる方法」と定義した「システムアプローチ」を地理授業に取り入れ,システム思考で地理を学ぶというESDとしての地理授業のあり方を示そうとしている。具体的は,現代世界の諸課題に着目し,地理授業において思考ツールを活用することで,持続可能性を拒んでいる要因を焦点化させたり,持続可能な社会づくりに向けた提案をさせようとしている。この意図は本書のタイトルに明確に表れている。
「システム思考をはぐくむ地理学習―ESDで問われているもの―」が特集されたのは、『地理科学』の何巻の3号ですか?
「システム思考をはぐくむ地理学習―ESDで問われているもの―」が特集されたのは、『地理科学』の74巻の3号です。
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地理
地理教育システムアプローチ研究会 山本隆太・阪上弘彬・泉貴久・梅村松秀・河合豊明・中村洋介・宮﨑沙織編:『システム思考で地理を学ぶ―持続可能な社会づくりのための授業プラン―』 本書は,研究者と教員から構成された「地理教育システムアプローチ研究会」のメンバーによって,システムアプローチの考え方や地理教育にシステム思考を取り入れることの意義や,システム思考を核とした授業実践の概要とその成果と課題を報告したものである。『地理』(古今書院:2018年2月号~2019年3月号)の連載「システムアプローチで考える地理教育」の原稿や,『地理科学』74巻3号で特集された「システム思考をはぐくむ地理学習―ESDで問われているもの―」の論文などを再構成したものや,本書の出版に対応して書き下ろした原稿から構成されている。持続可能な開発のための教育(ESD)やそれを具体的な行動の形で示した持続可能な開発目標(SDGs)と関連づけた地理授業は,これまで様々な視点から提案されてきた。「地理教育システムアプローチ研究会」では,複雑で見通しの立たない状況を把握するためにはシステム思考が必要不可欠であるという立場から,ESDとしての地理教育が日本で十分に根付いてこなかった一因として,システムアプローチが意識されていなかったことを挙げている。このため,ESDの推進やSDGsの実現に対して,地理教育はどのような役割を果たせるのか,これまでのESDやSDGsを標榜した地理授業には何が足りなかったのかの問いを掲げ,「相互関係から成り立っている構造を把握すること,その構造が生み出す全体的な挙動をとらえる方法」と定義した「システムアプローチ」を地理授業に取り入れ,システム思考で地理を学ぶというESDとしての地理授業のあり方を示そうとしている。具体的は,現代世界の諸課題に着目し,地理授業において思考ツールを活用することで,持続可能性を拒んでいる要因を焦点化させたり,持続可能な社会づくりに向けた提案をさせようとしている。この意図は本書のタイトルに明確に表れている。
「地理教育システムアプローチ研究会」は、複雑で見通しの立たない状況を把握するためには、何が必要不可欠であるという立場ですか?
「地理教育システムアプローチ研究会」は、複雑で見通しの立たない状況を把握するためには、システム思考が必要不可欠であるという立場です。
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地理
地理教育システムアプローチ研究会 山本隆太・阪上弘彬・泉貴久・梅村松秀・河合豊明・中村洋介・宮﨑沙織編:『システム思考で地理を学ぶ―持続可能な社会づくりのための授業プラン―』 本書は,研究者と教員から構成された「地理教育システムアプローチ研究会」のメンバーによって,システムアプローチの考え方や地理教育にシステム思考を取り入れることの意義や,システム思考を核とした授業実践の概要とその成果と課題を報告したものである。『地理』(古今書院:2018年2月号~2019年3月号)の連載「システムアプローチで考える地理教育」の原稿や,『地理科学』74巻3号で特集された「システム思考をはぐくむ地理学習―ESDで問われているもの―」の論文などを再構成したものや,本書の出版に対応して書き下ろした原稿から構成されている。持続可能な開発のための教育(ESD)やそれを具体的な行動の形で示した持続可能な開発目標(SDGs)と関連づけた地理授業は,これまで様々な視点から提案されてきた。「地理教育システムアプローチ研究会」では,複雑で見通しの立たない状況を把握するためにはシステム思考が必要不可欠であるという立場から,ESDとしての地理教育が日本で十分に根付いてこなかった一因として,システムアプローチが意識されていなかったことを挙げている。このため,ESDの推進やSDGsの実現に対して,地理教育はどのような役割を果たせるのか,これまでのESDやSDGsを標榜した地理授業には何が足りなかったのかの問いを掲げ,「相互関係から成り立っている構造を把握すること,その構造が生み出す全体的な挙動をとらえる方法」と定義した「システムアプローチ」を地理授業に取り入れ,システム思考で地理を学ぶというESDとしての地理授業のあり方を示そうとしている。具体的は,現代世界の諸課題に着目し,地理授業において思考ツールを活用することで,持続可能性を拒んでいる要因を焦点化させたり,持続可能な社会づくりに向けた提案をさせようとしている。この意図は本書のタイトルに明確に表れている。
地理授業の「システムアプローチ」はどのように定義されますか?
地理授業の「システムアプローチ」は「相互関係から成り立っている構造を把握すること、その構造が生み出す全体的な挙動をとらえる方法」と定義されます。
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地理
日本の都市の特性や将来に向けての方向性を探求するには,都市を類型化して考察するのが適当であるが,都市分類に関する考察はあまり行われていない。筆者は森川(2022a)において,国勢調査(2015年)の都市人口を中心として,人口3万以上の市町村をⅠ 東京特別区,Ⅱ 大都市,Ⅲ 中核都市(人口20万以上100万未満),Ⅳ 中都市(人口10万以上20万未満),Ⅴ 小都市(人口5万以上10万未満),Ⅵ 零細都市(人口3万以上5万未満)の6階層に区分し,さらに地理的位置を考慮した都市分類を提示した。人口の一極集中によって全国に絶大なる影響力をもつ東京特別区を第Ⅰ階層とし,東京特別区を除く旧5大都市と広域中心都市からなる8市を第Ⅱ階層とし,第Ⅲ階層の中核都市以下についてはそれぞれ3区分するのが適当と考えた。すなわち,第Ⅲ階層については,a)都道府県庁所在都市(以下,県庁都市とする),b)準県庁都市,それらと同規模の人口をもつ c)大都市圏内都市に区分し,第Ⅳ~Ⅵ階層においては中都市,小都市,零細都市とし,それぞれをa)近接地方都市,b)遠隔地方都市およびc)大都市圏内衛星都市に区分した。その際,人口規模による区分に加えて地理的位置による影響も大きく,この分類には改良の余地があることを指摘した。大都市圏内の都市は零細都市においても財政力指数が高く,活力があり,人口増減率(2010~2015年)も高く,地方都市との間に大きな差異が現れた。さらに,中核都市以上の上位都市から直線距離で30km以上離れた遠隔地方都市では,小都市や零細都市に限らず中都市においてさえ活力が乏しく,人口減少が著しいことが判明した。一方,第Ⅲ階層の中核都市は主に県庁都市からなる。ただし,広い面積と歴史的経緯をもった県では,県庁都市のほかにそれと同等の都市圏(通勤通学圏)をもつ準県庁都市が立地する。さらに,1大都市圏内の同規模の人口をもつ都市は,都市圏をもたないが,中核都市に含めることにした。大都市圏内都市の住民は大都市とほぼ同様の生活を営み,強い活力をもち,人口増加率が高い点でも,地方の県庁都市や準県庁都市とは異なるものである。このような差異は中小都市や零細都市における大都市圏内衛星都市と地方都市との差異ほど大きくないが,同様の性格をもつ現象とみることができる。したがって,2015年の資料にみられた都市分類におけるこれらの問題点は,2020年の新たな資料においても確認されるのか,確認されるとすれば都市分類をどのように修正すべきかを検討し,新たな都市分類を提示するのが本稿の目的である。以下の分析では,国勢調査(2020年)や総務省の財政力指数(2020年度)を用いて,その実態について検討する。それは日本の都市を類型化するにとどまらず,日本の都市システムの特徴や今後の方向性について考察することになり,政府の地域政策にも役立つものと考える。なお,森川(2022a)において欠けていた小規模市町村(人口3万未満の市町村)についても,Ⅶ 町村部として考察することとした。
大都市圏内の都市は零細都市でも財政力指数が高くないですか?
いいえ、大都市圏内の都市は零細都市でも財政力指数が高いです。
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地理
発表概要 チベット・ヒマラヤ地域の人々は、様々な文化圏の影響を受けながら、冷涼かつ乾燥した高地という環境を活かした伝統的な生業を発達させてきた。周辺地域との影響関係については平田がユーラシア各地の乳製品の加工プロセスを広く調査し、説得力のある説を提示している。本研究では、乳加工プロセスの比較研究の手法をその他の資源にも応用し、周辺地域との影響関係や地域ごとの独自発展の様相を、より多層的に考察することを目的とし、チベット・ヒマラヤ牧畜農耕資源データベースを共同で構築中である。様々な言語の文献から当該地域における各種牧畜農耕資源の加工プロセスに関して収集したデータを共有し、地理情報や年代情報、コメントとともに入力し、地域間比較研究のために活用している。本発表では、このデータベースを活用した、乳加工・乳製品の地域間比較研究の事例紹介と、今後のフィールド調査に向けた調査票の準備状況について報告する。
チベット・ヒマラヤ地域の人々はどのような環境で伝統的な生業を発達させてきましたか?
チベット・ヒマラヤ地域の人々は、冷涼かつ乾燥した高地という環境を活かして伝統的な生業を発達させてきました。
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地理
発表概要 チベット・ヒマラヤ地域の人々は、様々な文化圏の影響を受けながら、冷涼かつ乾燥した高地という環境を活かした伝統的な生業を発達させてきた。周辺地域との影響関係については平田がユーラシア各地の乳製品の加工プロセスを広く調査し、説得力のある説を提示している。本研究では、乳加工プロセスの比較研究の手法をその他の資源にも応用し、周辺地域との影響関係や地域ごとの独自発展の様相を、より多層的に考察することを目的とし、チベット・ヒマラヤ牧畜農耕資源データベースを共同で構築中である。様々な言語の文献から当該地域における各種牧畜農耕資源の加工プロセスに関して収集したデータを共有し、地理情報や年代情報、コメントとともに入力し、地域間比較研究のために活用している。本発表では、このデータベースを活用した、乳加工・乳製品の地域間比較研究の事例紹介と、今後のフィールド調査に向けた調査票の準備状況について報告する。
共同で構築中のデータベースの名前は何ですか?
共同で構築中のデータベースの名前はチベット・ヒマラヤ牧畜農耕資源データベースです。
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地理
【発表概要】 発表者の所属する山形大学では、2022年度より、再開発など変化がめまぐるしい山形市の中心市街地にまつわる資料を、同大学附属博物館を拠点としてアーカイブするというプロジェクトをスタートした。本プロジェクトの最大の特徴は、いわゆる歴史資料だけではなく、のちに歴史資料になるであろう、現代の街並みや土地利用状況、そこで活動を行っている人々の声などを積極的に先回りして収集・記録し、デジタルアーカイブとして保存・活用することを目指している点、さらに、大学の授業の一環として、学生たちがアーカイブの収集・活用を立案・実践する点である。本報告では、学生を主体とした「まちの記憶を残し隊」によるまちの「記憶」のデジタルアーカイブ化の実践事例を紹介するとともに、公文書管理で実施されているような組織アーカイブにおけるレコード・マネジメントを、地域アーカイブにおいても実現することが可能であることを試論的に示したい。
発表者が所属する大学はどこですか?
発表者が所属する大学は山形大学です。
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地理
発表概要 チベット・ヒマラヤ地域の人々は、様々な文化圏の影響を受けながら、冷涼かつ乾燥した高地という環境を活かした伝統的な生業を発達させてきた。周辺地域との影響関係については平田がユーラシア各地の乳製品の加工プロセスを広く調査し、説得力のある説を提示している。本研究では、乳加工プロセスの比較研究の手法をその他の資源にも応用し、周辺地域との影響関係や地域ごとの独自発展の様相を、より多層的に考察することを目的とし、チベット・ヒマラヤ牧畜農耕資源データベースを共同で構築中である。様々な言語の文献から当該地域における各種牧畜農耕資源の加工プロセスに関して収集したデータを共有し、地理情報や年代情報、コメントとともに入力し、地域間比較研究のために活用している。本発表では、このデータベースを活用した、乳加工・乳製品の地域間比較研究の事例紹介と、今後のフィールド調査に向けた調査票の準備状況について報告する。
本発表では、今後のフィールド調査に向けた何の準備状況について報告しますか?
本発表では、今後のフィールド調査に向けた調査票の準備状況について報告します。
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地理
【発表概要】 発表者の所属する山形大学では、2022年度より、再開発など変化がめまぐるしい山形市の中心市街地にまつわる資料を、同大学附属博物館を拠点としてアーカイブするというプロジェクトをスタートした。本プロジェクトの最大の特徴は、いわゆる歴史資料だけではなく、のちに歴史資料になるであろう、現代の街並みや土地利用状況、そこで活動を行っている人々の声などを積極的に先回りして収集・記録し、デジタルアーカイブとして保存・活用することを目指している点、さらに、大学の授業の一環として、学生たちがアーカイブの収集・活用を立案・実践する点である。本報告では、学生を主体とした「まちの記憶を残し隊」によるまちの「記憶」のデジタルアーカイブ化の実践事例を紹介するとともに、公文書管理で実施されているような組織アーカイブにおけるレコード・マネジメントを、地域アーカイブにおいても実現することが可能であることを試論的に示したい。
再開発など変化がめまぐるしい山形市の中心市街地にまつわる資料を山形大学が同大学附属博物館を拠点としてアーカイブするプロジェクトをスタートしたのは、いつですか?
再開発など変化がめまぐるしい山形市の中心市街地にまつわる資料を山形大学が同大学附属博物館を拠点としてアーカイブするプロジェクトをスタートしたのは、2022年度です。
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地理
【発表概要】 発表者の所属する山形大学では、2022年度より、再開発など変化がめまぐるしい山形市の中心市街地にまつわる資料を、同大学附属博物館を拠点としてアーカイブするというプロジェクトをスタートした。本プロジェクトの最大の特徴は、いわゆる歴史資料だけではなく、のちに歴史資料になるであろう、現代の街並みや土地利用状況、そこで活動を行っている人々の声などを積極的に先回りして収集・記録し、デジタルアーカイブとして保存・活用することを目指している点、さらに、大学の授業の一環として、学生たちがアーカイブの収集・活用を立案・実践する点である。本報告では、学生を主体とした「まちの記憶を残し隊」によるまちの「記憶」のデジタルアーカイブ化の実践事例を紹介するとともに、公文書管理で実施されているような組織アーカイブにおけるレコード・マネジメントを、地域アーカイブにおいても実現することが可能であることを試論的に示したい。
大学の授業の一環として、学生たちは何の収集・活用を立案・実践していますか?
大学の授業の一環として、学生たちはアーカイブの収集・活用を立案・実践しています。
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地理
【発表概要】 発表者の所属する山形大学では、2022年度より、再開発など変化がめまぐるしい山形市の中心市街地にまつわる資料を、同大学附属博物館を拠点としてアーカイブするというプロジェクトをスタートした。本プロジェクトの最大の特徴は、いわゆる歴史資料だけではなく、のちに歴史資料になるであろう、現代の街並みや土地利用状況、そこで活動を行っている人々の声などを積極的に先回りして収集・記録し、デジタルアーカイブとして保存・活用することを目指している点、さらに、大学の授業の一環として、学生たちがアーカイブの収集・活用を立案・実践する点である。本報告では、学生を主体とした「まちの記憶を残し隊」によるまちの「記憶」のデジタルアーカイブ化の実践事例を紹介するとともに、公文書管理で実施されているような組織アーカイブにおけるレコード・マネジメントを、地域アーカイブにおいても実現することが可能であることを試論的に示したい。
「まちの記憶を残し隊」は誰を主体としていますか?
「まちの記憶を残し隊」は学生を主体としています。
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地理
1.はじめに 2024年1月1日、令和6年能登半島地震が発生、甚大な被害が発生した。筆者らはSNSでプロフェッショナルと連携しつつ、オープンデータとノーコードツールを活用した3Dマップを作成した。また、筆者の学術指導を受けていた新聞記者たちも、ボトムアップで迅速な活動を通して、報道写真を活用した3Dマップを発災当日に公開した。これらのコンテンツには多数のアクセスがあり、SNSにおける安否状況の確認やマスメディア報道に活用されるなど、被災状況のすみやかな伝達と分析に貢献した。これらの手法は、今後の災害対応に活かせると考える。 2.オープンデータとフォトグラメトリを活用した3Dマップ 筆者は、発災直後の1月3日、被災地の状況を立体的に把握可能な3Dマップ「能登半島地震フォトグラメトリ・マップ[1]」を公開した。マップ作成に際して、STUDIO DUCKBILLが国土地理院の航空写真をもとに作成した3Dフォトグラメトリ・データを活用した。3Dデータをノーコードツール「Cesium Stories[2]」を用いてジオリファレンスし、簡単に操作できるストーリーマップとして公開した。この3Dマップ作成手法は、ウクライナ戦争、トルコ・シリア地震などのデジタルアーカイブ作成を通して培ってきたものである。しかしこれらの場合とは異なり、今回の震災においては、アクセルスペースが公開した[3]2.5m解像度の衛星画像を除き、民間企業による高解像度な衛星画像は、即時には公開されなかった。それらに代わり、国土地理院が高解像度の航空写真をオープンデータで公開した[4]。そしてこの航空写真には、災害の緊急対応を目的としていたため、通常はカットされるはずの「視差」が含まれていた。視差があれば、フォトグラメトリ技術を用いて、立体形状を再構築することができる。この手法を用いてSTUDIO DUCKBILLが3Dデータを公開したのは、国土地理院のデータ公開(1月3日09:31)からわずか3時間後のことであった。
筆者らは何でプロフェッショナルと連携しましたか?
筆者らはSNSでプロフェッショナルと連携しました。
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地理
1.はじめに 2024年1月1日、令和6年能登半島地震が発生、甚大な被害が発生した。筆者らはSNSでプロフェッショナルと連携しつつ、オープンデータとノーコードツールを活用した3Dマップを作成した。また、筆者の学術指導を受けていた新聞記者たちも、ボトムアップで迅速な活動を通して、報道写真を活用した3Dマップを発災当日に公開した。これらのコンテンツには多数のアクセスがあり、SNSにおける安否状況の確認やマスメディア報道に活用されるなど、被災状況のすみやかな伝達と分析に貢献した。これらの手法は、今後の災害対応に活かせると考える。 2.オープンデータとフォトグラメトリを活用した3Dマップ 筆者は、発災直後の1月3日、被災地の状況を立体的に把握可能な3Dマップ「能登半島地震フォトグラメトリ・マップ[1]」を公開した。マップ作成に際して、STUDIO DUCKBILLが国土地理院の航空写真をもとに作成した3Dフォトグラメトリ・データを活用した。3Dデータをノーコードツール「Cesium Stories[2]」を用いてジオリファレンスし、簡単に操作できるストーリーマップとして公開した。この3Dマップ作成手法は、ウクライナ戦争、トルコ・シリア地震などのデジタルアーカイブ作成を通して培ってきたものである。しかしこれらの場合とは異なり、今回の震災においては、アクセルスペースが公開した[3]2.5m解像度の衛星画像を除き、民間企業による高解像度な衛星画像は、即時には公開されなかった。それらに代わり、国土地理院が高解像度の航空写真をオープンデータで公開した[4]。そしてこの航空写真には、災害の緊急対応を目的としていたため、通常はカットされるはずの「視差」が含まれていた。視差があれば、フォトグラメトリ技術を用いて、立体形状を再構築することができる。この手法を用いてSTUDIO DUCKBILLが3Dデータを公開したのは、国土地理院のデータ公開(1月3日09:31)からわずか3時間後のことであった。
筆者らは3Dマップを作成する際、オープンデータと何を活用しましたか?
筆者らは3Dマップを作成する際、オープンデータとノーコードツールを活用しました。
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【発表概要】 発表者の所属する山形大学では、2022年度より、再開発など変化がめまぐるしい山形市の中心市街地にまつわる資料を、同大学附属博物館を拠点としてアーカイブするというプロジェクトをスタートした。本プロジェクトの最大の特徴は、いわゆる歴史資料だけではなく、のちに歴史資料になるであろう、現代の街並みや土地利用状況、そこで活動を行っている人々の声などを積極的に先回りして収集・記録し、デジタルアーカイブとして保存・活用することを目指している点、さらに、大学の授業の一環として、学生たちがアーカイブの収集・活用を立案・実践する点である。本報告では、学生を主体とした「まちの記憶を残し隊」によるまちの「記憶」のデジタルアーカイブ化の実践事例を紹介するとともに、公文書管理で実施されているような組織アーカイブにおけるレコード・マネジメントを、地域アーカイブにおいても実現することが可能であることを試論的に示したい。
本報告は何を地域アーカイブでも実現できることを試論的に示しますか?
本報告は、公文書管理で実施されているような組織アーカイブにおけるレコード・マネジメントを地域アーカイブでも実現できることを試論的に示します。
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地理
1.はじめに 2024年1月1日、令和6年能登半島地震が発生、甚大な被害が発生した。筆者らはSNSでプロフェッショナルと連携しつつ、オープンデータとノーコードツールを活用した3Dマップを作成した。また、筆者の学術指導を受けていた新聞記者たちも、ボトムアップで迅速な活動を通して、報道写真を活用した3Dマップを発災当日に公開した。これらのコンテンツには多数のアクセスがあり、SNSにおける安否状況の確認やマスメディア報道に活用されるなど、被災状況のすみやかな伝達と分析に貢献した。これらの手法は、今後の災害対応に活かせると考える。 2.オープンデータとフォトグラメトリを活用した3Dマップ 筆者は、発災直後の1月3日、被災地の状況を立体的に把握可能な3Dマップ「能登半島地震フォトグラメトリ・マップ[1]」を公開した。マップ作成に際して、STUDIO DUCKBILLが国土地理院の航空写真をもとに作成した3Dフォトグラメトリ・データを活用した。3Dデータをノーコードツール「Cesium Stories[2]」を用いてジオリファレンスし、簡単に操作できるストーリーマップとして公開した。この3Dマップ作成手法は、ウクライナ戦争、トルコ・シリア地震などのデジタルアーカイブ作成を通して培ってきたものである。しかしこれらの場合とは異なり、今回の震災においては、アクセルスペースが公開した[3]2.5m解像度の衛星画像を除き、民間企業による高解像度な衛星画像は、即時には公開されなかった。それらに代わり、国土地理院が高解像度の航空写真をオープンデータで公開した[4]。そしてこの航空写真には、災害の緊急対応を目的としていたため、通常はカットされるはずの「視差」が含まれていた。視差があれば、フォトグラメトリ技術を用いて、立体形状を再構築することができる。この手法を用いてSTUDIO DUCKBILLが3Dデータを公開したのは、国土地理院のデータ公開(1月3日09:31)からわずか3時間後のことであった。
筆者の学術指導を受けていた新聞記者たちがボトムアップで迅速な活動を通して発災当日に公開したのは何ですか?
筆者の学術指導を受けていた新聞記者たちがボトムアップで迅速な活動を通して発災当日に公開したのは、報道写真を活用した3Dマップです。
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地理
1.はじめに 2024年1月1日、令和6年能登半島地震が発生、甚大な被害が発生した。筆者らはSNSでプロフェッショナルと連携しつつ、オープンデータとノーコードツールを活用した3Dマップを作成した。また、筆者の学術指導を受けていた新聞記者たちも、ボトムアップで迅速な活動を通して、報道写真を活用した3Dマップを発災当日に公開した。これらのコンテンツには多数のアクセスがあり、SNSにおける安否状況の確認やマスメディア報道に活用されるなど、被災状況のすみやかな伝達と分析に貢献した。これらの手法は、今後の災害対応に活かせると考える。 2.オープンデータとフォトグラメトリを活用した3Dマップ 筆者は、発災直後の1月3日、被災地の状況を立体的に把握可能な3Dマップ「能登半島地震フォトグラメトリ・マップ[1]」を公開した。マップ作成に際して、STUDIO DUCKBILLが国土地理院の航空写真をもとに作成した3Dフォトグラメトリ・データを活用した。3Dデータをノーコードツール「Cesium Stories[2]」を用いてジオリファレンスし、簡単に操作できるストーリーマップとして公開した。この3Dマップ作成手法は、ウクライナ戦争、トルコ・シリア地震などのデジタルアーカイブ作成を通して培ってきたものである。しかしこれらの場合とは異なり、今回の震災においては、アクセルスペースが公開した[3]2.5m解像度の衛星画像を除き、民間企業による高解像度な衛星画像は、即時には公開されなかった。それらに代わり、国土地理院が高解像度の航空写真をオープンデータで公開した[4]。そしてこの航空写真には、災害の緊急対応を目的としていたため、通常はカットされるはずの「視差」が含まれていた。視差があれば、フォトグラメトリ技術を用いて、立体形状を再構築することができる。この手法を用いてSTUDIO DUCKBILLが3Dデータを公開したのは、国土地理院のデータ公開(1月3日09:31)からわずか3時間後のことであった。
STUDIO DUCKBILLは何をもとに3Dフォトグラメトリ・データ作成しましたか?
STUDIO DUCKBILLは、国土地理院の航空写真をもとに3Dフォトグラメトリ・データ作成しました。
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地理
高等学校において,2022(令和4)年度入学生から,必履修科目として「地理総合」が新設される。この「地理総合」の導入は期待をもって迎えられているが,一方では,その円滑な実施に対して,不安や懸念が指摘されている。その一つは,授業を実施する教員の地図やGISの活用方法,技能習得であり,今一つは,地理を専門とする,あるいは地理の素養のある教員の不足である。後者の指摘の背景には,1982年の「現代社会」新設以降,選択科目化された「地理」の履修者が減少した結果,地理の学びが生徒はもちろん,教員にとっても必ずしも広く認知されていないことがある(須原,2018)。地理を担当する教員に対するアンケート調査を行った武者(2000)は,地理を専門としない教員は,教科書だけによる地域の全体像や事象の系統的な把握に困難を感じ,地域調査については教員自身にその体験がなく,方法論がわからないため教えにくい,といった意見があることを紹介している。地理を専門としない教員も「地理総合」の授業を担うであろうことを踏まえると,身近な地域や世界で生起する様々な事象を,地理学の見方や方法論で捉え,生徒が興味や関心をもてる話題や教材を提供できる教員の育成が急務となる。地理必修化の成否は,地理学の魅力を伝えられるかどうかにある(関,2021)とする現職高校教員の声に応えるためにも,地理学の魅力や有用性を伝えられる方法論や考察の視点が求められる。本稿は,上記のような懸念が示される「地理総合」の新設・必履修化に際して,「海」というキーワードを提示し,「海からの視点」と「海への視点」という両視点から,自然や人文社会事象を捉え,考察することの意義や有効性を検討する。「海」に注目する理由は二つある。その一つは,2016年に中央教育審議会が資質・能力の育成や学習過程の在り方について示した答申の中で,見直されるべき教育の内容の観点として,防災・安全への対応などとともに,「周囲が海に囲まれた海洋国家としての日本」が示されていることである(文部科学省,2017)。今一つは,事象を観察したり,考察したりする際の視点として,陸上のみにとらわれず,海に目を向けたり,海から陸をみる視点をもつことが,教員の視野を広げ,事象の特質を理解することに資するのではないかと考えるからである。本稿では,まず小学校から高等学校までの社会系科目の学習指導要領において重視される「社会的な見方・考え方」と地理学の思考や方法論との対応関係について考察する。これを踏まえて,「地理総合」の『学習指導要領解説』において,「海」がどのような文脈で触れられているかを検討する。その後,地理学の研究成果を中心にして,「海からの視点」と「海への視点」として捉えることができる事象を考察する。また,探求的な学習が主眼となる「地理探求」も念頭に,地域変化を両視点から捉える事例として,大分県大分市と別府市を取り上げ,両市の地域変容における「海」のもつ意味を考察する。
高等学校で令和4年度入学生から必履修科目として新設されるのは何ですか?
高等学校で令和4年度入学生から必履修科目として新設されるのは「地理総合」です。
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地理
1.はじめに 2024年1月1日、令和6年能登半島地震が発生、甚大な被害が発生した。筆者らはSNSでプロフェッショナルと連携しつつ、オープンデータとノーコードツールを活用した3Dマップを作成した。また、筆者の学術指導を受けていた新聞記者たちも、ボトムアップで迅速な活動を通して、報道写真を活用した3Dマップを発災当日に公開した。これらのコンテンツには多数のアクセスがあり、SNSにおける安否状況の確認やマスメディア報道に活用されるなど、被災状況のすみやかな伝達と分析に貢献した。これらの手法は、今後の災害対応に活かせると考える。 2.オープンデータとフォトグラメトリを活用した3Dマップ 筆者は、発災直後の1月3日、被災地の状況を立体的に把握可能な3Dマップ「能登半島地震フォトグラメトリ・マップ[1]」を公開した。マップ作成に際して、STUDIO DUCKBILLが国土地理院の航空写真をもとに作成した3Dフォトグラメトリ・データを活用した。3Dデータをノーコードツール「Cesium Stories[2]」を用いてジオリファレンスし、簡単に操作できるストーリーマップとして公開した。この3Dマップ作成手法は、ウクライナ戦争、トルコ・シリア地震などのデジタルアーカイブ作成を通して培ってきたものである。しかしこれらの場合とは異なり、今回の震災においては、アクセルスペースが公開した[3]2.5m解像度の衛星画像を除き、民間企業による高解像度な衛星画像は、即時には公開されなかった。それらに代わり、国土地理院が高解像度の航空写真をオープンデータで公開した[4]。そしてこの航空写真には、災害の緊急対応を目的としていたため、通常はカットされるはずの「視差」が含まれていた。視差があれば、フォトグラメトリ技術を用いて、立体形状を再構築することができる。この手法を用いてSTUDIO DUCKBILLが3Dデータを公開したのは、国土地理院のデータ公開(1月3日09:31)からわずか3時間後のことであった。
国土地理院がオープンデータで公開したのは何ですか?
国土地理院がオープンデータで公開したのは、高解像度の航空写真です。
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地理
高等学校において,2022(令和4)年度入学生から,必履修科目として「地理総合」が新設される。この「地理総合」の導入は期待をもって迎えられているが,一方では,その円滑な実施に対して,不安や懸念が指摘されている。その一つは,授業を実施する教員の地図やGISの活用方法,技能習得であり,今一つは,地理を専門とする,あるいは地理の素養のある教員の不足である。後者の指摘の背景には,1982年の「現代社会」新設以降,選択科目化された「地理」の履修者が減少した結果,地理の学びが生徒はもちろん,教員にとっても必ずしも広く認知されていないことがある(須原,2018)。地理を担当する教員に対するアンケート調査を行った武者(2000)は,地理を専門としない教員は,教科書だけによる地域の全体像や事象の系統的な把握に困難を感じ,地域調査については教員自身にその体験がなく,方法論がわからないため教えにくい,といった意見があることを紹介している。地理を専門としない教員も「地理総合」の授業を担うであろうことを踏まえると,身近な地域や世界で生起する様々な事象を,地理学の見方や方法論で捉え,生徒が興味や関心をもてる話題や教材を提供できる教員の育成が急務となる。地理必修化の成否は,地理学の魅力を伝えられるかどうかにある(関,2021)とする現職高校教員の声に応えるためにも,地理学の魅力や有用性を伝えられる方法論や考察の視点が求められる。本稿は,上記のような懸念が示される「地理総合」の新設・必履修化に際して,「海」というキーワードを提示し,「海からの視点」と「海への視点」という両視点から,自然や人文社会事象を捉え,考察することの意義や有効性を検討する。「海」に注目する理由は二つある。その一つは,2016年に中央教育審議会が資質・能力の育成や学習過程の在り方について示した答申の中で,見直されるべき教育の内容の観点として,防災・安全への対応などとともに,「周囲が海に囲まれた海洋国家としての日本」が示されていることである(文部科学省,2017)。今一つは,事象を観察したり,考察したりする際の視点として,陸上のみにとらわれず,海に目を向けたり,海から陸をみる視点をもつことが,教員の視野を広げ,事象の特質を理解することに資するのではないかと考えるからである。本稿では,まず小学校から高等学校までの社会系科目の学習指導要領において重視される「社会的な見方・考え方」と地理学の思考や方法論との対応関係について考察する。これを踏まえて,「地理総合」の『学習指導要領解説』において,「海」がどのような文脈で触れられているかを検討する。その後,地理学の研究成果を中心にして,「海からの視点」と「海への視点」として捉えることができる事象を考察する。また,探求的な学習が主眼となる「地理探求」も念頭に,地域変化を両視点から捉える事例として,大分県大分市と別府市を取り上げ,両市の地域変容における「海」のもつ意味を考察する。
教科書だけによる地域の全体像や事象の系統的な把握に困難を感じるのは誰ですか?
教科書だけによる地域の全体像や事象の系統的な把握に困難を感じるのは、地理を専門としない教員です。
JCRRAG_001876
地理
高等学校において,2022(令和4)年度入学生から,必履修科目として「地理総合」が新設される。この「地理総合」の導入は期待をもって迎えられているが,一方では,その円滑な実施に対して,不安や懸念が指摘されている。その一つは,授業を実施する教員の地図やGISの活用方法,技能習得であり,今一つは,地理を専門とする,あるいは地理の素養のある教員の不足である。後者の指摘の背景には,1982年の「現代社会」新設以降,選択科目化された「地理」の履修者が減少した結果,地理の学びが生徒はもちろん,教員にとっても必ずしも広く認知されていないことがある(須原,2018)。地理を担当する教員に対するアンケート調査を行った武者(2000)は,地理を専門としない教員は,教科書だけによる地域の全体像や事象の系統的な把握に困難を感じ,地域調査については教員自身にその体験がなく,方法論がわからないため教えにくい,といった意見があることを紹介している。地理を専門としない教員も「地理総合」の授業を担うであろうことを踏まえると,身近な地域や世界で生起する様々な事象を,地理学の見方や方法論で捉え,生徒が興味や関心をもてる話題や教材を提供できる教員の育成が急務となる。地理必修化の成否は,地理学の魅力を伝えられるかどうかにある(関,2021)とする現職高校教員の声に応えるためにも,地理学の魅力や有用性を伝えられる方法論や考察の視点が求められる。本稿は,上記のような懸念が示される「地理総合」の新設・必履修化に際して,「海」というキーワードを提示し,「海からの視点」と「海への視点」という両視点から,自然や人文社会事象を捉え,考察することの意義や有効性を検討する。「海」に注目する理由は二つある。その一つは,2016年に中央教育審議会が資質・能力の育成や学習過程の在り方について示した答申の中で,見直されるべき教育の内容の観点として,防災・安全への対応などとともに,「周囲が海に囲まれた海洋国家としての日本」が示されていることである(文部科学省,2017)。今一つは,事象を観察したり,考察したりする際の視点として,陸上のみにとらわれず,海に目を向けたり,海から陸をみる視点をもつことが,教員の視野を広げ,事象の特質を理解することに資するのではないかと考えるからである。本稿では,まず小学校から高等学校までの社会系科目の学習指導要領において重視される「社会的な見方・考え方」と地理学の思考や方法論との対応関係について考察する。これを踏まえて,「地理総合」の『学習指導要領解説』において,「海」がどのような文脈で触れられているかを検討する。その後,地理学の研究成果を中心にして,「海からの視点」と「海への視点」として捉えることができる事象を考察する。また,探求的な学習が主眼となる「地理探求」も念頭に,地域変化を両視点から捉える事例として,大分県大分市と別府市を取り上げ,両市の地域変容における「海」のもつ意味を考察する。
「地理総合」は、何に対して不安や懸念が指摘されていますか?
「地理総合」は、その円滑な実施に対して不安や懸念が指摘されています。
JCRRAG_001877
地理
高等学校において,2022(令和4)年度入学生から,必履修科目として「地理総合」が新設される。この「地理総合」の導入は期待をもって迎えられているが,一方では,その円滑な実施に対して,不安や懸念が指摘されている。その一つは,授業を実施する教員の地図やGISの活用方法,技能習得であり,今一つは,地理を専門とする,あるいは地理の素養のある教員の不足である。後者の指摘の背景には,1982年の「現代社会」新設以降,選択科目化された「地理」の履修者が減少した結果,地理の学びが生徒はもちろん,教員にとっても必ずしも広く認知されていないことがある(須原,2018)。地理を担当する教員に対するアンケート調査を行った武者(2000)は,地理を専門としない教員は,教科書だけによる地域の全体像や事象の系統的な把握に困難を感じ,地域調査については教員自身にその体験がなく,方法論がわからないため教えにくい,といった意見があることを紹介している。地理を専門としない教員も「地理総合」の授業を担うであろうことを踏まえると,身近な地域や世界で生起する様々な事象を,地理学の見方や方法論で捉え,生徒が興味や関心をもてる話題や教材を提供できる教員の育成が急務となる。地理必修化の成否は,地理学の魅力を伝えられるかどうかにある(関,2021)とする現職高校教員の声に応えるためにも,地理学の魅力や有用性を伝えられる方法論や考察の視点が求められる。本稿は,上記のような懸念が示される「地理総合」の新設・必履修化に際して,「海」というキーワードを提示し,「海からの視点」と「海への視点」という両視点から,自然や人文社会事象を捉え,考察することの意義や有効性を検討する。「海」に注目する理由は二つある。その一つは,2016年に中央教育審議会が資質・能力の育成や学習過程の在り方について示した答申の中で,見直されるべき教育の内容の観点として,防災・安全への対応などとともに,「周囲が海に囲まれた海洋国家としての日本」が示されていることである(文部科学省,2017)。今一つは,事象を観察したり,考察したりする際の視点として,陸上のみにとらわれず,海に目を向けたり,海から陸をみる視点をもつことが,教員の視野を広げ,事象の特質を理解することに資するのではないかと考えるからである。本稿では,まず小学校から高等学校までの社会系科目の学習指導要領において重視される「社会的な見方・考え方」と地理学の思考や方法論との対応関係について考察する。これを踏まえて,「地理総合」の『学習指導要領解説』において,「海」がどのような文脈で触れられているかを検討する。その後,地理学の研究成果を中心にして,「海からの視点」と「海への視点」として捉えることができる事象を考察する。また,探求的な学習が主眼となる「地理探求」も念頭に,地域変化を両視点から捉える事例として,大分県大分市と別府市を取り上げ,両市の地域変容における「海」のもつ意味を考察する。
「地理探求」はどのような学習が主眼となりますか?
「地理探求」は探求的な学習が主眼となります。
JCRRAG_001878
地理
高等学校において,2022(令和4)年度入学生から,必履修科目として「地理総合」が新設される。この「地理総合」の導入は期待をもって迎えられているが,一方では,その円滑な実施に対して,不安や懸念が指摘されている。その一つは,授業を実施する教員の地図やGISの活用方法,技能習得であり,今一つは,地理を専門とする,あるいは地理の素養のある教員の不足である。後者の指摘の背景には,1982年の「現代社会」新設以降,選択科目化された「地理」の履修者が減少した結果,地理の学びが生徒はもちろん,教員にとっても必ずしも広く認知されていないことがある(須原,2018)。地理を担当する教員に対するアンケート調査を行った武者(2000)は,地理を専門としない教員は,教科書だけによる地域の全体像や事象の系統的な把握に困難を感じ,地域調査については教員自身にその体験がなく,方法論がわからないため教えにくい,といった意見があることを紹介している。地理を専門としない教員も「地理総合」の授業を担うであろうことを踏まえると,身近な地域や世界で生起する様々な事象を,地理学の見方や方法論で捉え,生徒が興味や関心をもてる話題や教材を提供できる教員の育成が急務となる。地理必修化の成否は,地理学の魅力を伝えられるかどうかにある(関,2021)とする現職高校教員の声に応えるためにも,地理学の魅力や有用性を伝えられる方法論や考察の視点が求められる。本稿は,上記のような懸念が示される「地理総合」の新設・必履修化に際して,「海」というキーワードを提示し,「海からの視点」と「海への視点」という両視点から,自然や人文社会事象を捉え,考察することの意義や有効性を検討する。「海」に注目する理由は二つある。その一つは,2016年に中央教育審議会が資質・能力の育成や学習過程の在り方について示した答申の中で,見直されるべき教育の内容の観点として,防災・安全への対応などとともに,「周囲が海に囲まれた海洋国家としての日本」が示されていることである(文部科学省,2017)。今一つは,事象を観察したり,考察したりする際の視点として,陸上のみにとらわれず,海に目を向けたり,海から陸をみる視点をもつことが,教員の視野を広げ,事象の特質を理解することに資するのではないかと考えるからである。本稿では,まず小学校から高等学校までの社会系科目の学習指導要領において重視される「社会的な見方・考え方」と地理学の思考や方法論との対応関係について考察する。これを踏まえて,「地理総合」の『学習指導要領解説』において,「海」がどのような文脈で触れられているかを検討する。その後,地理学の研究成果を中心にして,「海からの視点」と「海への視点」として捉えることができる事象を考察する。また,探求的な学習が主眼となる「地理探求」も念頭に,地域変化を両視点から捉える事例として,大分県大分市と別府市を取り上げ,両市の地域変容における「海」のもつ意味を考察する。
「現代社会」が新設されたのは何年ですか?
「現代社会」が新設されたのは1982年です。
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地理
番匠谷省吾・岩佐佳哉・熊原康博「過去の土石流災害の復元に関する高校地理の授業実践――枕崎台風と西日本豪雨で被災した江田島市切串地区を事例に――」(2020)摘要 本稿では,1945年枕崎台風と2018年西日本豪雨の土石流被害を受けた広島県江田島市切串地区を対象として,2022年度より始まる「地理総合」で実施可能な防災や現地調査に関する授業を実践した。この授業は,事前調査と現地調査,事後調査の3つに分けられ,事前調査では空中写真を用いた土石流のマッピング,被災写真の撮影位置の特定などを行った。現地調査では,被災写真と同じ画角の写真を撮影し,住民への聞き取り調査や被災した地物の観察に基づき,土石流の被害を把握した。事後作業では,現地調査の整理,ポスター発表を行った。授業で行った活動は,「地理総合」で生徒に身につけさせるべき知識・能力のすべてをカバーできている。また,生徒らの授業後の感想からは,過去の甚大な被害を知ることで避難の重要性や事前の対策を行う必要性に気づく意見などがあり,本稿で行った授業は「地理総合」で行う内容としてふさわしいと判断される。
本稿の対象地域はどこですか?
本稿の対象地域は、1945年枕崎台風と2018年西日本豪雨の土石流被害を受けた広島県江田島市切串地区です。
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地理
番匠谷省吾・岩佐佳哉・熊原康博「過去の土石流災害の復元に関する高校地理の授業実践――枕崎台風と西日本豪雨で被災した江田島市切串地区を事例に――」(2020)摘要 本稿では,1945年枕崎台風と2018年西日本豪雨の土石流被害を受けた広島県江田島市切串地区を対象として,2022年度より始まる「地理総合」で実施可能な防災や現地調査に関する授業を実践した。この授業は,事前調査と現地調査,事後調査の3つに分けられ,事前調査では空中写真を用いた土石流のマッピング,被災写真の撮影位置の特定などを行った。現地調査では,被災写真と同じ画角の写真を撮影し,住民への聞き取り調査や被災した地物の観察に基づき,土石流の被害を把握した。事後作業では,現地調査の整理,ポスター発表を行った。授業で行った活動は,「地理総合」で生徒に身につけさせるべき知識・能力のすべてをカバーできている。また,生徒らの授業後の感想からは,過去の甚大な被害を知ることで避難の重要性や事前の対策を行う必要性に気づく意見などがあり,本稿で行った授業は「地理総合」で行う内容としてふさわしいと判断される。
授業はいくつに分けられますか?
授業は事前調査、現地調査、事後調査の3つに分けられます。
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地理
番匠谷省吾・岩佐佳哉・熊原康博「過去の土石流災害の復元に関する高校地理の授業実践――枕崎台風と西日本豪雨で被災した江田島市切串地区を事例に――」(2020)摘要 本稿では,1945年枕崎台風と2018年西日本豪雨の土石流被害を受けた広島県江田島市切串地区を対象として,2022年度より始まる「地理総合」で実施可能な防災や現地調査に関する授業を実践した。この授業は,事前調査と現地調査,事後調査の3つに分けられ,事前調査では空中写真を用いた土石流のマッピング,被災写真の撮影位置の特定などを行った。現地調査では,被災写真と同じ画角の写真を撮影し,住民への聞き取り調査や被災した地物の観察に基づき,土石流の被害を把握した。事後作業では,現地調査の整理,ポスター発表を行った。授業で行った活動は,「地理総合」で生徒に身につけさせるべき知識・能力のすべてをカバーできている。また,生徒らの授業後の感想からは,過去の甚大な被害を知ることで避難の重要性や事前の対策を行う必要性に気づく意見などがあり,本稿で行った授業は「地理総合」で行う内容としてふさわしいと判断される。
事後作業で行ったのは、現地調査の整理と何ですか?
事後作業で行ったのは、現地調査の整理とポスター発表です。
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地理
番匠谷省吾・岩佐佳哉・熊原康博「過去の土石流災害の復元に関する高校地理の授業実践――枕崎台風と西日本豪雨で被災した江田島市切串地区を事例に――」(2020)摘要 本稿では,1945年枕崎台風と2018年西日本豪雨の土石流被害を受けた広島県江田島市切串地区を対象として,2022年度より始まる「地理総合」で実施可能な防災や現地調査に関する授業を実践した。この授業は,事前調査と現地調査,事後調査の3つに分けられ,事前調査では空中写真を用いた土石流のマッピング,被災写真の撮影位置の特定などを行った。現地調査では,被災写真と同じ画角の写真を撮影し,住民への聞き取り調査や被災した地物の観察に基づき,土石流の被害を把握した。事後作業では,現地調査の整理,ポスター発表を行った。授業で行った活動は,「地理総合」で生徒に身につけさせるべき知識・能力のすべてをカバーできている。また,生徒らの授業後の感想からは,過去の甚大な被害を知ることで避難の重要性や事前の対策を行う必要性に気づく意見などがあり,本稿で行った授業は「地理総合」で行う内容としてふさわしいと判断される。
本稿で行った授業は「地理総合」で行う内容としてふさわしいと判断されますか?
はい、本稿で行った授業は「地理総合」で行う内容としてふさわしいと判断されます。
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地理
2.沖縄と移民 2.1沖縄移民の歴史 沖縄県は全国でも有数の移民県、つまり移民を多く排出した県である。沖縄から海外への移民は、明治32年(1899年)ハワイへ渡航した27人からはじまり、昭和13年までの移住者数は72,134人にのぼる。これを昭和15年当時の沖縄県の人口で割ると沖縄県民の約12%が移住した計算になり、人口当たりの移民者数は全国で最も高い割合となる。矮小な土地と苛烈な自然環境に加え、沖縄戦による土地の荒廃、米軍による土地の強制接収、琉球政府による移住政策の推進等により、戦後も17,726人が政府の関与する移民として海を渡った[1]。現在、最初の移民から120年以上が経過し、世代交代が進んでいる。沖縄から海外へ移民した沖縄県出身者(以後「移民一世」という。)の子孫、すなわち沖縄県系人(以後、「県系人」という。)は、現地の社会に溶け込み活躍する一方、移民一世などが組織した沖縄県人会を継承し、琉球・沖縄に関する文化活動や相互扶助、会員同士の交流、母県との連絡調整等を行っている。
沖縄から海外への移民が始まったのは、いつですか?
沖縄から海外への移民が始まったのは、明治32年(1899年)です。
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地理
2.沖縄と移民 2.1沖縄移民の歴史 沖縄県は全国でも有数の移民県、つまり移民を多く排出した県である。沖縄から海外への移民は、明治32年(1899年)ハワイへ渡航した27人からはじまり、昭和13年までの移住者数は72,134人にのぼる。これを昭和15年当時の沖縄県の人口で割ると沖縄県民の約12%が移住した計算になり、人口当たりの移民者数は全国で最も高い割合となる。矮小な土地と苛烈な自然環境に加え、沖縄戦による土地の荒廃、米軍による土地の強制接収、琉球政府による移住政策の推進等により、戦後も17,726人が政府の関与する移民として海を渡った[1]。現在、最初の移民から120年以上が経過し、世代交代が進んでいる。沖縄から海外へ移民した沖縄県出身者(以後「移民一世」という。)の子孫、すなわち沖縄県系人(以後、「県系人」という。)は、現地の社会に溶け込み活躍する一方、移民一世などが組織した沖縄県人会を継承し、琉球・沖縄に関する文化活動や相互扶助、会員同士の交流、母県との連絡調整等を行っている。
戦後に政府の関与する移民として海を渡ったのは何人ですか?
戦後に政府の関与する移民として海を渡ったのは17726人です。
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地理
2.沖縄と移民 2.1沖縄移民の歴史 沖縄県は全国でも有数の移民県、つまり移民を多く排出した県である。沖縄から海外への移民は、明治32年(1899年)ハワイへ渡航した27人からはじまり、昭和13年までの移住者数は72,134人にのぼる。これを昭和15年当時の沖縄県の人口で割ると沖縄県民の約12%が移住した計算になり、人口当たりの移民者数は全国で最も高い割合となる。矮小な土地と苛烈な自然環境に加え、沖縄戦による土地の荒廃、米軍による土地の強制接収、琉球政府による移住政策の推進等により、戦後も17,726人が政府の関与する移民として海を渡った[1]。現在、最初の移民から120年以上が経過し、世代交代が進んでいる。沖縄から海外へ移民した沖縄県出身者(以後「移民一世」という。)の子孫、すなわち沖縄県系人(以後、「県系人」という。)は、現地の社会に溶け込み活躍する一方、移民一世などが組織した沖縄県人会を継承し、琉球・沖縄に関する文化活動や相互扶助、会員同士の交流、母県との連絡調整等を行っている。
昭和13年までの沖縄からの移住者数は何人ですか?
昭和13年までの沖縄からの移住者数は72134人です。
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地理
2.沖縄と移民 2.1沖縄移民の歴史 沖縄県は全国でも有数の移民県、つまり移民を多く排出した県である。沖縄から海外への移民は、明治32年(1899年)ハワイへ渡航した27人からはじまり、昭和13年までの移住者数は72,134人にのぼる。これを昭和15年当時の沖縄県の人口で割ると沖縄県民の約12%が移住した計算になり、人口当たりの移民者数は全国で最も高い割合となる。矮小な土地と苛烈な自然環境に加え、沖縄戦による土地の荒廃、米軍による土地の強制接収、琉球政府による移住政策の推進等により、戦後も17,726人が政府の関与する移民として海を渡った[1]。現在、最初の移民から120年以上が経過し、世代交代が進んでいる。沖縄から海外へ移民した沖縄県出身者(以後「移民一世」という。)の子孫、すなわち沖縄県系人(以後、「県系人」という。)は、現地の社会に溶け込み活躍する一方、移民一世などが組織した沖縄県人会を継承し、琉球・沖縄に関する文化活動や相互扶助、会員同士の交流、母県との連絡調整等を行っている。
沖縄県系人とは、どのような人ですか?
沖縄県系人とは、沖縄から海外へ移民した沖縄県出身者の子孫です。
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地理
2.沖縄と移民 2.1沖縄移民の歴史 沖縄県は全国でも有数の移民県、つまり移民を多く排出した県である。沖縄から海外への移民は、明治32年(1899年)ハワイへ渡航した27人からはじまり、昭和13年までの移住者数は72,134人にのぼる。これを昭和15年当時の沖縄県の人口で割ると沖縄県民の約12%が移住した計算になり、人口当たりの移民者数は全国で最も高い割合となる。矮小な土地と苛烈な自然環境に加え、沖縄戦による土地の荒廃、米軍による土地の強制接収、琉球政府による移住政策の推進等により、戦後も17,726人が政府の関与する移民として海を渡った[1]。現在、最初の移民から120年以上が経過し、世代交代が進んでいる。沖縄から海外へ移民した沖縄県出身者(以後「移民一世」という。)の子孫、すなわち沖縄県系人(以後、「県系人」という。)は、現地の社会に溶け込み活躍する一方、移民一世などが組織した沖縄県人会を継承し、琉球・沖縄に関する文化活動や相互扶助、会員同士の交流、母県との連絡調整等を行っている。
沖縄県系人は母県との連絡調整等を行っていますか?
はい、沖縄県系人は母県との連絡調整等を行っています。
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地理
日本は地震や土砂災害などの自然災害が多発する国であり,ハードとソフトの両面からの対策が進められている。ソフトの対策の1つとして防災教育があげられる。現在,中等教育における防災教育の実践報告はあるが,2022年度からはじまる必修科目「地理総合」における防災教育の実践報告はみられない。本研究では,平成30年7月豪雨の被災地域である広島市安芸区矢野を事例として「地理総合」を視野に入れた防災教育の実践報告を行う。本実践の目的は,次期学習指導要領における3つの要素と対応させた。すなわち,(1)防災に活用できる知識・技能を習得させること,(2)安全な避難経路を立案し,根拠に基づいて説明できること,(3)防災を主体的に学ぶ態度を育成することである。本実践では地形図の読み取り,避難経路を考えるDIG(Disaster Imagination Game)や理想の避難場所の構想といった活動を取り入れた。DIG作業の過程では,ハザードマップや豪雨時の浸水域の提示により,避難経路を修正させた。また,理想の避難場所とはどんな場所かを,避難後の生活などを踏まえて構想し,現実的であるかどうかを考察させることを狙いとしている。本実践は「地理総合」で求められる,(1)知識及び技能の習得,(2)思考力・判断力・表現力等の育成,(3)学びに向かう力,人間性等の育成・涵養の3点を満たし,「地理総合」における防災教育のモデルの一例となりうると考える。
日本は自然災害が多発する国ですか?
はい、日本は地震や土砂災害などの自然災害が多発する国です。
JCRRAG_001889
地理
日本は地震や土砂災害などの自然災害が多発する国であり,ハードとソフトの両面からの対策が進められている。ソフトの対策の1つとして防災教育があげられる。現在,中等教育における防災教育の実践報告はあるが,2022年度からはじまる必修科目「地理総合」における防災教育の実践報告はみられない。本研究では,平成30年7月豪雨の被災地域である広島市安芸区矢野を事例として「地理総合」を視野に入れた防災教育の実践報告を行う。本実践の目的は,次期学習指導要領における3つの要素と対応させた。すなわち,(1)防災に活用できる知識・技能を習得させること,(2)安全な避難経路を立案し,根拠に基づいて説明できること,(3)防災を主体的に学ぶ態度を育成することである。本実践では地形図の読み取り,避難経路を考えるDIG(Disaster Imagination Game)や理想の避難場所の構想といった活動を取り入れた。DIG作業の過程では,ハザードマップや豪雨時の浸水域の提示により,避難経路を修正させた。また,理想の避難場所とはどんな場所かを,避難後の生活などを踏まえて構想し,現実的であるかどうかを考察させることを狙いとしている。本実践は「地理総合」で求められる,(1)知識及び技能の習得,(2)思考力・判断力・表現力等の育成,(3)学びに向かう力,人間性等の育成・涵養の3点を満たし,「地理総合」における防災教育のモデルの一例となりうると考える。
ソフトの対策の1つとして何があげられますか?
ソフトの対策の1つとして防災教育があげられます。
JCRRAG_001890
地理
日本は地震や土砂災害などの自然災害が多発する国であり,ハードとソフトの両面からの対策が進められている。ソフトの対策の1つとして防災教育があげられる。現在,中等教育における防災教育の実践報告はあるが,2022年度からはじまる必修科目「地理総合」における防災教育の実践報告はみられない。本研究では,平成30年7月豪雨の被災地域である広島市安芸区矢野を事例として「地理総合」を視野に入れた防災教育の実践報告を行う。本実践の目的は,次期学習指導要領における3つの要素と対応させた。すなわち,(1)防災に活用できる知識・技能を習得させること,(2)安全な避難経路を立案し,根拠に基づいて説明できること,(3)防災を主体的に学ぶ態度を育成することである。本実践では地形図の読み取り,避難経路を考えるDIG(Disaster Imagination Game)や理想の避難場所の構想といった活動を取り入れた。DIG作業の過程では,ハザードマップや豪雨時の浸水域の提示により,避難経路を修正させた。また,理想の避難場所とはどんな場所かを,避難後の生活などを踏まえて構想し,現実的であるかどうかを考察させることを狙いとしている。本実践は「地理総合」で求められる,(1)知識及び技能の習得,(2)思考力・判断力・表現力等の育成,(3)学びに向かう力,人間性等の育成・涵養の3点を満たし,「地理総合」における防災教育のモデルの一例となりうると考える。
本研究で事例とされる地域はどこですか?
本研究で事例とされる地域は、平成30年7月豪雨の被災地域である広島市安芸区矢野です。
JCRRAG_001891
地理
日本は地震や土砂災害などの自然災害が多発する国であり,ハードとソフトの両面からの対策が進められている。ソフトの対策の1つとして防災教育があげられる。現在,中等教育における防災教育の実践報告はあるが,2022年度からはじまる必修科目「地理総合」における防災教育の実践報告はみられない。本研究では,平成30年7月豪雨の被災地域である広島市安芸区矢野を事例として「地理総合」を視野に入れた防災教育の実践報告を行う。本実践の目的は,次期学習指導要領における3つの要素と対応させた。すなわち,(1)防災に活用できる知識・技能を習得させること,(2)安全な避難経路を立案し,根拠に基づいて説明できること,(3)防災を主体的に学ぶ態度を育成することである。本実践では地形図の読み取り,避難経路を考えるDIG(Disaster Imagination Game)や理想の避難場所の構想といった活動を取り入れた。DIG作業の過程では,ハザードマップや豪雨時の浸水域の提示により,避難経路を修正させた。また,理想の避難場所とはどんな場所かを,避難後の生活などを踏まえて構想し,現実的であるかどうかを考察させることを狙いとしている。本実践は「地理総合」で求められる,(1)知識及び技能の習得,(2)思考力・判断力・表現力等の育成,(3)学びに向かう力,人間性等の育成・涵養の3点を満たし,「地理総合」における防災教育のモデルの一例となりうると考える。
本実践では地形図の読み取りが取り入れられましたか?
はい、本実践では地形図の読み取りが取り入れられました。
JCRRAG_001892
地理
日本は地震や土砂災害などの自然災害が多発する国であり,ハードとソフトの両面からの対策が進められている。ソフトの対策の1つとして防災教育があげられる。現在,中等教育における防災教育の実践報告はあるが,2022年度からはじまる必修科目「地理総合」における防災教育の実践報告はみられない。本研究では,平成30年7月豪雨の被災地域である広島市安芸区矢野を事例として「地理総合」を視野に入れた防災教育の実践報告を行う。本実践の目的は,次期学習指導要領における3つの要素と対応させた。すなわち,(1)防災に活用できる知識・技能を習得させること,(2)安全な避難経路を立案し,根拠に基づいて説明できること,(3)防災を主体的に学ぶ態度を育成することである。本実践では地形図の読み取り,避難経路を考えるDIG(Disaster Imagination Game)や理想の避難場所の構想といった活動を取り入れた。DIG作業の過程では,ハザードマップや豪雨時の浸水域の提示により,避難経路を修正させた。また,理想の避難場所とはどんな場所かを,避難後の生活などを踏まえて構想し,現実的であるかどうかを考察させることを狙いとしている。本実践は「地理総合」で求められる,(1)知識及び技能の習得,(2)思考力・判断力・表現力等の育成,(3)学びに向かう力,人間性等の育成・涵養の3点を満たし,「地理総合」における防災教育のモデルの一例となりうると考える。
DIG作業の過程では、ハザードマップや豪雨時の浸水域を提示して、何を修正させましたか?
DIG作業の過程では、ハザードマップや豪雨時の浸水域を提示して、避難経路を修正させました。
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地理
まず,「田園回帰」という語を聞いたことはあるが,その意味はよく知らないとする読者のために,簡単な説明をしておきたい。田園回帰とは都市から農山村へ移住する動きのことで,『2014年度食料・農業・農村白書』において言及されたことを端緒としている。本書の編者である筒井一伸氏は,「田園回帰」の実態とそのとらえかたを逸早く世間に知らしめた研究者の一人である。田園回帰の代表的論者である小田切徳美氏(明治大学教授)とともに,それに関わる書籍や論考を世に問い続けている。本書の分担執筆者も筒井氏の研究グループで活動している人々であり,地理学や工学を専門とする研究者で構成され,まさに現場から理論までを扱う幅広い陣容となっている。この田園回帰という事象は,これまで農業・農村政策や農業経済の分野で議論されることが多く,地理学では正面から扱われてこなかったといえる。評者は,筒井氏がオーガナイザーを務めた日本地理学会の2017年秋季学術大会で「田園回帰と地理学理論」と題するシンポジウムに発表者として登壇し,自分のフィールドで生起する田園回帰の実態と移住者がもたらす地域社会の変容という観点から報告し,討論に参加したことがある。評者以外にも本書の分担執筆者の面々も登壇され,学会参加者の関心を呼んでいた。このシンポジウムは管見の限り,地理学界において田園回帰が本格的に議論された初の試みではなかったか。ただ振り返ってみれば,地理学では田園回帰が現代のように膾炙される以前から,離島などの地域でIターン移動が早くからとらえられており,田園回帰的事象は必ずしも新しい対象として受け止められにくいのではないか。むしろ注目すべきは,都市からの人口移動ではなく多様な能力を持った「人材」の移動がもたらす「新しい都市農山村関係」であり,そこから生じる農山村の地域変容がいかなるものであるかを迫る点に田園回帰論の意義があるといえる。また,コロナ禍に直面する現代社会においても,田園回帰的事象はにわかに注目される事象となっていることに気づく読者も多いことだろう。本書に登場するNPO法人「ふるさと回帰支援センター」が実施した調査によれば,評者の居住する静岡県が2020年における移住希望地の1位に選ばれ,地元ではそれが大きく報道されるなど話題となった。感染症の拡大による大都市居住の危うさを懸念し,「密」を回避できる地方圏への移住を考えている大都市圏住民が増加しているのである。彼らが移住に踏み切ってくれれば,人口減少に悩む地方は人口増加が期待できると考えられており,一筋の光明として映っている。
田園回帰とは何ですか?
田園回帰とは、都市から農山村へ移住する動きのことです。
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地理
まず,「田園回帰」という語を聞いたことはあるが,その意味はよく知らないとする読者のために,簡単な説明をしておきたい。田園回帰とは都市から農山村へ移住する動きのことで,『2014年度食料・農業・農村白書』において言及されたことを端緒としている。本書の編者である筒井一伸氏は,「田園回帰」の実態とそのとらえかたを逸早く世間に知らしめた研究者の一人である。田園回帰の代表的論者である小田切徳美氏(明治大学教授)とともに,それに関わる書籍や論考を世に問い続けている。本書の分担執筆者も筒井氏の研究グループで活動している人々であり,地理学や工学を専門とする研究者で構成され,まさに現場から理論までを扱う幅広い陣容となっている。この田園回帰という事象は,これまで農業・農村政策や農業経済の分野で議論されることが多く,地理学では正面から扱われてこなかったといえる。評者は,筒井氏がオーガナイザーを務めた日本地理学会の2017年秋季学術大会で「田園回帰と地理学理論」と題するシンポジウムに発表者として登壇し,自分のフィールドで生起する田園回帰の実態と移住者がもたらす地域社会の変容という観点から報告し,討論に参加したことがある。評者以外にも本書の分担執筆者の面々も登壇され,学会参加者の関心を呼んでいた。このシンポジウムは管見の限り,地理学界において田園回帰が本格的に議論された初の試みではなかったか。ただ振り返ってみれば,地理学では田園回帰が現代のように膾炙される以前から,離島などの地域でIターン移動が早くからとらえられており,田園回帰的事象は必ずしも新しい対象として受け止められにくいのではないか。むしろ注目すべきは,都市からの人口移動ではなく多様な能力を持った「人材」の移動がもたらす「新しい都市農山村関係」であり,そこから生じる農山村の地域変容がいかなるものであるかを迫る点に田園回帰論の意義があるといえる。また,コロナ禍に直面する現代社会においても,田園回帰的事象はにわかに注目される事象となっていることに気づく読者も多いことだろう。本書に登場するNPO法人「ふるさと回帰支援センター」が実施した調査によれば,評者の居住する静岡県が2020年における移住希望地の1位に選ばれ,地元ではそれが大きく報道されるなど話題となった。感染症の拡大による大都市居住の危うさを懸念し,「密」を回避できる地方圏への移住を考えている大都市圏住民が増加しているのである。彼らが移住に踏み切ってくれれば,人口減少に悩む地方は人口増加が期待できると考えられており,一筋の光明として映っている。
田園回帰の代表的論者は誰ですか?
田園回帰の代表的論者は小田切徳美です。
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地理
まず,「田園回帰」という語を聞いたことはあるが,その意味はよく知らないとする読者のために,簡単な説明をしておきたい。田園回帰とは都市から農山村へ移住する動きのことで,『2014年度食料・農業・農村白書』において言及されたことを端緒としている。本書の編者である筒井一伸氏は,「田園回帰」の実態とそのとらえかたを逸早く世間に知らしめた研究者の一人である。田園回帰の代表的論者である小田切徳美氏(明治大学教授)とともに,それに関わる書籍や論考を世に問い続けている。本書の分担執筆者も筒井氏の研究グループで活動している人々であり,地理学や工学を専門とする研究者で構成され,まさに現場から理論までを扱う幅広い陣容となっている。この田園回帰という事象は,これまで農業・農村政策や農業経済の分野で議論されることが多く,地理学では正面から扱われてこなかったといえる。評者は,筒井氏がオーガナイザーを務めた日本地理学会の2017年秋季学術大会で「田園回帰と地理学理論」と題するシンポジウムに発表者として登壇し,自分のフィールドで生起する田園回帰の実態と移住者がもたらす地域社会の変容という観点から報告し,討論に参加したことがある。評者以外にも本書の分担執筆者の面々も登壇され,学会参加者の関心を呼んでいた。このシンポジウムは管見の限り,地理学界において田園回帰が本格的に議論された初の試みではなかったか。ただ振り返ってみれば,地理学では田園回帰が現代のように膾炙される以前から,離島などの地域でIターン移動が早くからとらえられており,田園回帰的事象は必ずしも新しい対象として受け止められにくいのではないか。むしろ注目すべきは,都市からの人口移動ではなく多様な能力を持った「人材」の移動がもたらす「新しい都市農山村関係」であり,そこから生じる農山村の地域変容がいかなるものであるかを迫る点に田園回帰論の意義があるといえる。また,コロナ禍に直面する現代社会においても,田園回帰的事象はにわかに注目される事象となっていることに気づく読者も多いことだろう。本書に登場するNPO法人「ふるさと回帰支援センター」が実施した調査によれば,評者の居住する静岡県が2020年における移住希望地の1位に選ばれ,地元ではそれが大きく報道されるなど話題となった。感染症の拡大による大都市居住の危うさを懸念し,「密」を回避できる地方圏への移住を考えている大都市圏住民が増加しているのである。彼らが移住に踏み切ってくれれば,人口減少に悩む地方は人口増加が期待できると考えられており,一筋の光明として映っている。
田園回帰という事象が正面から扱われてこなかった学問分野は何ですか?
田園回帰という事象が正面から扱われてこなかった学問分野は地理学です。
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地理
まず,「田園回帰」という語を聞いたことはあるが,その意味はよく知らないとする読者のために,簡単な説明をしておきたい。田園回帰とは都市から農山村へ移住する動きのことで,『2014年度食料・農業・農村白書』において言及されたことを端緒としている。本書の編者である筒井一伸氏は,「田園回帰」の実態とそのとらえかたを逸早く世間に知らしめた研究者の一人である。田園回帰の代表的論者である小田切徳美氏(明治大学教授)とともに,それに関わる書籍や論考を世に問い続けている。本書の分担執筆者も筒井氏の研究グループで活動している人々であり,地理学や工学を専門とする研究者で構成され,まさに現場から理論までを扱う幅広い陣容となっている。この田園回帰という事象は,これまで農業・農村政策や農業経済の分野で議論されることが多く,地理学では正面から扱われてこなかったといえる。評者は,筒井氏がオーガナイザーを務めた日本地理学会の2017年秋季学術大会で「田園回帰と地理学理論」と題するシンポジウムに発表者として登壇し,自分のフィールドで生起する田園回帰の実態と移住者がもたらす地域社会の変容という観点から報告し,討論に参加したことがある。評者以外にも本書の分担執筆者の面々も登壇され,学会参加者の関心を呼んでいた。このシンポジウムは管見の限り,地理学界において田園回帰が本格的に議論された初の試みではなかったか。ただ振り返ってみれば,地理学では田園回帰が現代のように膾炙される以前から,離島などの地域でIターン移動が早くからとらえられており,田園回帰的事象は必ずしも新しい対象として受け止められにくいのではないか。むしろ注目すべきは,都市からの人口移動ではなく多様な能力を持った「人材」の移動がもたらす「新しい都市農山村関係」であり,そこから生じる農山村の地域変容がいかなるものであるかを迫る点に田園回帰論の意義があるといえる。また,コロナ禍に直面する現代社会においても,田園回帰的事象はにわかに注目される事象となっていることに気づく読者も多いことだろう。本書に登場するNPO法人「ふるさと回帰支援センター」が実施した調査によれば,評者の居住する静岡県が2020年における移住希望地の1位に選ばれ,地元ではそれが大きく報道されるなど話題となった。感染症の拡大による大都市居住の危うさを懸念し,「密」を回避できる地方圏への移住を考えている大都市圏住民が増加しているのである。彼らが移住に踏み切ってくれれば,人口減少に悩む地方は人口増加が期待できると考えられており,一筋の光明として映っている。
「ふるさと回帰支援センター」はNPO法人ですか?
はい、「ふるさと回帰支援センター」はNPO法人です。
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地理
本報告は,Google Earth Project(以下,GEPと略す)「空から見る日本の地形」1)の概要とその特徴を紹介することを目的とする。このGEPは,2022年4月からはじまる必履修科目「地理総合」で活用できる教材および,新型コロナウイルス感染症(以下,COVID-19と略す)感染拡大における地理学習のオンライン教材の一つになりうると考えている。「地理総合」では,大項目C「持続可能な地域づくりと私たち」の中に,「自然環境と防災」という中項目がある(文部科学省,2019)。各社の教科書とも,この項目にあわせて,日本で起こりうる地震(津波)・火山・風水害(気象災害)を取り上げている。また,高等学校学習指導要領では「自然環境と防災」で身に付ける事項として,「我が国の変化に富んだ地形や気候が,美しい景観や豊かな水資源,生活・生産の基盤となる土地を形成したといった人間の生活に有益な側面がある一方で,そのような特色は自然災害の発生と密接な関係にあることなどを取り上げること(p.61)」としている(文部科学省,2019)。そのため,単に災害に関する地形を取り上げるだけでなく,従来の科目「地理B」で扱ってきた扇状地,氾濫原,三角州などの河川地形,段丘地形の特徴や典型的な土地利用なども,各社の教科書で扱っている。したがって,本教材は災害を引き起こす地形だけでなく,これらの地形についても網羅している。この教材の開発経緯について以下に述べる。2020年3月頃からのCOVID-19の感染拡大にともない,2020年度当初から対面授業を行うことが困難となった。そのため,高校や大学においてオンライン授業を行う必要がでてきた。2020年4月に,都立国分寺高校教員柴田祥彦氏よりGEPを使うことを筆頭著者の熊原に勧められた。そこで,オンラインで学べる地形学習の教材を作成することとし,共同発表者と共に作成を開始した。当初は「地理B」で扱う典型的な地形(海外も含む)を取り上げ,2021年4月以降「地理総合」で扱う自然災害を追加した。
「地理総合」で扱う自然災害が追加されたのは、いつ以降ですか?
「地理総合」で扱う自然災害が追加されたのは、2021年4月以降です。
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地理
本報告は,Google Earth Project(以下,GEPと略す)「空から見る日本の地形」1)の概要とその特徴を紹介することを目的とする。このGEPは,2022年4月からはじまる必履修科目「地理総合」で活用できる教材および,新型コロナウイルス感染症(以下,COVID-19と略す)感染拡大における地理学習のオンライン教材の一つになりうると考えている。「地理総合」では,大項目C「持続可能な地域づくりと私たち」の中に,「自然環境と防災」という中項目がある(文部科学省,2019)。各社の教科書とも,この項目にあわせて,日本で起こりうる地震(津波)・火山・風水害(気象災害)を取り上げている。また,高等学校学習指導要領では「自然環境と防災」で身に付ける事項として,「我が国の変化に富んだ地形や気候が,美しい景観や豊かな水資源,生活・生産の基盤となる土地を形成したといった人間の生活に有益な側面がある一方で,そのような特色は自然災害の発生と密接な関係にあることなどを取り上げること(p.61)」としている(文部科学省,2019)。そのため,単に災害に関する地形を取り上げるだけでなく,従来の科目「地理B」で扱ってきた扇状地,氾濫原,三角州などの河川地形,段丘地形の特徴や典型的な土地利用なども,各社の教科書で扱っている。したがって,本教材は災害を引き起こす地形だけでなく,これらの地形についても網羅している。この教材の開発経緯について以下に述べる。2020年3月頃からのCOVID-19の感染拡大にともない,2020年度当初から対面授業を行うことが困難となった。そのため,高校や大学においてオンライン授業を行う必要がでてきた。2020年4月に,都立国分寺高校教員柴田祥彦氏よりGEPを使うことを筆頭著者の熊原に勧められた。そこで,オンラインで学べる地形学習の教材を作成することとし,共同発表者と共に作成を開始した。当初は「地理B」で扱う典型的な地形(海外も含む)を取り上げ,2021年4月以降「地理総合」で扱う自然災害を追加した。
「地理総合」の大項目Cは何ですか?
「地理総合」の大項目Cは「持続可能な地域づくりと私たち」です。
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地理
本報告は,Google Earth Project(以下,GEPと略す)「空から見る日本の地形」1)の概要とその特徴を紹介することを目的とする。このGEPは,2022年4月からはじまる必履修科目「地理総合」で活用できる教材および,新型コロナウイルス感染症(以下,COVID-19と略す)感染拡大における地理学習のオンライン教材の一つになりうると考えている。「地理総合」では,大項目C「持続可能な地域づくりと私たち」の中に,「自然環境と防災」という中項目がある(文部科学省,2019)。各社の教科書とも,この項目にあわせて,日本で起こりうる地震(津波)・火山・風水害(気象災害)を取り上げている。また,高等学校学習指導要領では「自然環境と防災」で身に付ける事項として,「我が国の変化に富んだ地形や気候が,美しい景観や豊かな水資源,生活・生産の基盤となる土地を形成したといった人間の生活に有益な側面がある一方で,そのような特色は自然災害の発生と密接な関係にあることなどを取り上げること(p.61)」としている(文部科学省,2019)。そのため,単に災害に関する地形を取り上げるだけでなく,従来の科目「地理B」で扱ってきた扇状地,氾濫原,三角州などの河川地形,段丘地形の特徴や典型的な土地利用なども,各社の教科書で扱っている。したがって,本教材は災害を引き起こす地形だけでなく,これらの地形についても網羅している。この教材の開発経緯について以下に述べる。2020年3月頃からのCOVID-19の感染拡大にともない,2020年度当初から対面授業を行うことが困難となった。そのため,高校や大学においてオンライン授業を行う必要がでてきた。2020年4月に,都立国分寺高校教員柴田祥彦氏よりGEPを使うことを筆頭著者の熊原に勧められた。そこで,オンラインで学べる地形学習の教材を作成することとし,共同発表者と共に作成を開始した。当初は「地理B」で扱う典型的な地形(海外も含む)を取り上げ,2021年4月以降「地理総合」で扱う自然災害を追加した。
従来の科目「地理B」で氾濫原は扱われてきましたか?
はい、従来の科目「地理B」で氾濫原は扱われてきました。
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地理
本報告は,Google Earth Project(以下,GEPと略す)「空から見る日本の地形」1)の概要とその特徴を紹介することを目的とする。このGEPは,2022年4月からはじまる必履修科目「地理総合」で活用できる教材および,新型コロナウイルス感染症(以下,COVID-19と略す)感染拡大における地理学習のオンライン教材の一つになりうると考えている。「地理総合」では,大項目C「持続可能な地域づくりと私たち」の中に,「自然環境と防災」という中項目がある(文部科学省,2019)。各社の教科書とも,この項目にあわせて,日本で起こりうる地震(津波)・火山・風水害(気象災害)を取り上げている。また,高等学校学習指導要領では「自然環境と防災」で身に付ける事項として,「我が国の変化に富んだ地形や気候が,美しい景観や豊かな水資源,生活・生産の基盤となる土地を形成したといった人間の生活に有益な側面がある一方で,そのような特色は自然災害の発生と密接な関係にあることなどを取り上げること(p.61)」としている(文部科学省,2019)。そのため,単に災害に関する地形を取り上げるだけでなく,従来の科目「地理B」で扱ってきた扇状地,氾濫原,三角州などの河川地形,段丘地形の特徴や典型的な土地利用なども,各社の教科書で扱っている。したがって,本教材は災害を引き起こす地形だけでなく,これらの地形についても網羅している。この教材の開発経緯について以下に述べる。2020年3月頃からのCOVID-19の感染拡大にともない,2020年度当初から対面授業を行うことが困難となった。そのため,高校や大学においてオンライン授業を行う必要がでてきた。2020年4月に,都立国分寺高校教員柴田祥彦氏よりGEPを使うことを筆頭著者の熊原に勧められた。そこで,オンラインで学べる地形学習の教材を作成することとし,共同発表者と共に作成を開始した。当初は「地理B」で扱う典型的な地形(海外も含む)を取り上げ,2021年4月以降「地理総合」で扱う自然災害を追加した。
GEPとは何の略ですか?
GEPとはGoogle Earth Projectの略です。