ID
stringlengths 13
13
| Category
stringclasses 12
values | Context
stringlengths 1
4.96k
| Question
stringlengths 7
248
| GroundtruthAnswer
stringlengths 2
663
|
|---|---|---|---|---|
JCRRAG_003501
|
社内規定
|
【第56条 健康診断】
1 事業者は、一般健康診断を1年に1回(深夜労働その他労働安全衛生規則(昭和47年労働省令第32号)第13条第1項第2号で定める業務に従事する者は6か月ごとに1回)定期的に実施しなければなりません(安衛法第66条第1項)。また、事業者には、一般健康診断の結果は、各労働者に通知することが義務付けられています(安衛法第66条の6)。なお、健康診断の費用については、法で事業者に健康診断の実施を課している以上、当然、事業者が負担しなければなりません。
2 粉じんや有機溶剤を取り扱う等有害な業務に従事する労働者には、一般健康診断のほかに特殊健康診断の実施が必要です(安衛法第66条第2項)。なお、特殊健康診断を行わなければならない有害業務については、有機溶剤中毒予防規則(昭和47年労働省令第36号)等労働安全衛生関係規則で定められています。
3 労働者が採用前3か月以内に健康診断を実施し、その結果を証明する書類を提出した場合には、受診した項目について、採用時の健康診断を省略することができます。
4 定期健康診断は、常勤でフルタイムの労働者だけでなく、勤務時間の短いパートタイム労働者等であっても1年以上継続勤務しており1週間の所定労働時間が通常の労働者の所定労働時間数の4分の3以上の者にも実施しなければなりません。
5 事業者は、休憩時間を除き1週間当たり40時間を超えて労働させた場合におけるその超えた時間が、1か月当たり100時間を超え、かつ、疲労の蓄積が認められる労働者について、その者の申出により医師による面接指導を行わなければなりません(安衛法第66条の8第1項)。また、時間外労働が一定時間を超えなくても、長時間の労働により、疲労の蓄積が認められ、又は健康上の不安を有している労働者に対しても同様に、その者の申出により面接指導又は面接指導に準ずる措置を講じるよう努めなければなりません(安衛法第66条の9)。なお、この面接指導の結果は、記録を作成し、5年間保存しなければならないとされています。
6 健康診断並びに面接指導の結果により作業の転換、労働時間の短縮、深夜業の回数の減少等の措置を講じなければなりません(安衛法第66条の5等)。
|
安衛法第66条第1項で1年に1回定期的な実施が規定されている診断の費用は、誰が負担しなければなりませんか?
|
安衛法第66条第1項で1年に1回定期的な実施が規定されている診断の費用は、事業者が負担しなければなりません。
|
JCRRAG_003502
|
社内規定
|
【第56条 健康診断】
1 事業者は、一般健康診断を1年に1回(深夜労働その他労働安全衛生規則(昭和47年労働省令第32号)第13条第1項第2号で定める業務に従事する者は6か月ごとに1回)定期的に実施しなければなりません(安衛法第66条第1項)。また、事業者には、一般健康診断の結果は、各労働者に通知することが義務付けられています(安衛法第66条の6)。なお、健康診断の費用については、法で事業者に健康診断の実施を課している以上、当然、事業者が負担しなければなりません。
2 粉じんや有機溶剤を取り扱う等有害な業務に従事する労働者には、一般健康診断のほかに特殊健康診断の実施が必要です(安衛法第66条第2項)。なお、特殊健康診断を行わなければならない有害業務については、有機溶剤中毒予防規則(昭和47年労働省令第36号)等労働安全衛生関係規則で定められています。
3 労働者が採用前3か月以内に健康診断を実施し、その結果を証明する書類を提出した場合には、受診した項目について、採用時の健康診断を省略することができます。
4 定期健康診断は、常勤でフルタイムの労働者だけでなく、勤務時間の短いパートタイム労働者等であっても1年以上継続勤務しており1週間の所定労働時間が通常の労働者の所定労働時間数の4分の3以上の者にも実施しなければなりません。
5 事業者は、休憩時間を除き1週間当たり40時間を超えて労働させた場合におけるその超えた時間が、1か月当たり100時間を超え、かつ、疲労の蓄積が認められる労働者について、その者の申出により医師による面接指導を行わなければなりません(安衛法第66条の8第1項)。また、時間外労働が一定時間を超えなくても、長時間の労働により、疲労の蓄積が認められ、又は健康上の不安を有している労働者に対しても同様に、その者の申出により面接指導又は面接指導に準ずる措置を講じるよう努めなければなりません(安衛法第66条の9)。なお、この面接指導の結果は、記録を作成し、5年間保存しなければならないとされています。
6 健康診断並びに面接指導の結果により作業の転換、労働時間の短縮、深夜業の回数の減少等の措置を講じなければなりません(安衛法第66条の5等)。
|
安衛法第66条第1項で1年に1回定期的な実施が規定されている診断以外に、粉じんや有機溶剤を取り扱う等有害な業務に従事する労働者に実施しなければならないものは何ですか?
|
安衛法第66条第1項で1年に1回定期的な実施が規定されている診断以外に、粉じんや有機溶剤を取り扱う等有害な業務に従事する労働者に実施しなければならないものは、特殊健康診断です。
|
JCRRAG_003503
|
社内規定
|
副業とは、正社員や非正社員が、本業以外の仕事に携わることを意味します。そもそも日本では、これまで副業というと、本業の仕事の他に収入を得るために、会社にバレないようにアルバイトなどをするといったイメージがありました。企業においても、多くは副業禁止の規定を設けるなど、副業を推奨する企業は珍しいものでした。
しかし、最近ではさまざまな仕事を経験、身につけることで、本業に役立てるといったキャリア形成を意味する場合もあり、副業を解禁する動きも増えています。
働き改革を推進する国の動きも、2018年に厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」をまとめたほか、「モデル就業規則」からも副業禁止規定が削除されました。
そこで、気になる「副業・兼業の促進に関するガイドライン」と照らしながら、“副業・兼業”について、みていきましょう。
まず「副業・兼業の促進に関するガイドライン」は、“副業・兼業”とされています。この副業と兼業に違いはあるのでしょうか。最近では、“副業・兼業”のほかに、「複業」「パラレルワーク」「ダブルワーク」「サイドビジネス」など、さまざまな言葉を見聞きすることも多くなりました。
しかし、実は“副業・兼業”については、それぞれに具体的な定義などはありません。ざっくり言うと、収入を得るために携わる本業以外の仕事を指すといわれています。とはいえ、それぞれ微妙なニュアンスや意味合いが異なる部分もありますので、確認してみましょう。
|
2018年に厚生労働省が促進に関するガイドラインをまとめたもののざっくりとした定義は何ですか?
|
2018年に厚生労働省が促進に関するガイドラインをまとめたもののざっくりとした定義は、収入を得るために携わる本業以外の仕事です。
|
JCRRAG_003504
|
社内規定
|
副業とは、正社員や非正社員が、本業以外の仕事に携わることを意味します。そもそも日本では、これまで副業というと、本業の仕事の他に収入を得るために、会社にバレないようにアルバイトなどをするといったイメージがありました。企業においても、多くは副業禁止の規定を設けるなど、副業を推奨する企業は珍しいものでした。
しかし、最近ではさまざまな仕事を経験、身につけることで、本業に役立てるといったキャリア形成を意味する場合もあり、副業を解禁する動きも増えています。
働き改革を推進する国の動きも、2018年に厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」をまとめたほか、「モデル就業規則」からも副業禁止規定が削除されました。
そこで、気になる「副業・兼業の促進に関するガイドライン」と照らしながら、“副業・兼業”について、みていきましょう。
まず「副業・兼業の促進に関するガイドライン」は、“副業・兼業”とされています。この副業と兼業に違いはあるのでしょうか。最近では、“副業・兼業”のほかに、「複業」「パラレルワーク」「ダブルワーク」「サイドビジネス」など、さまざまな言葉を見聞きすることも多くなりました。
しかし、実は“副業・兼業”については、それぞれに具体的な定義などはありません。ざっくり言うと、収入を得るために携わる本業以外の仕事を指すといわれています。とはいえ、それぞれ微妙なニュアンスや意味合いが異なる部分もありますので、確認してみましょう。
|
正社員や非正社員が本業以外の仕事に携わることに関して、多くの企業はどのような規定を設けていましたか?
|
正社員や非正社員が本業以外の仕事に携わることに関して、多くの企業は禁止の規定を設けていました。
|
JCRRAG_003505
|
社内規定
|
副業とは、正社員や非正社員が、本業以外の仕事に携わることを意味します。そもそも日本では、これまで副業というと、本業の仕事の他に収入を得るために、会社にバレないようにアルバイトなどをするといったイメージがありました。企業においても、多くは副業禁止の規定を設けるなど、副業を推奨する企業は珍しいものでした。
しかし、最近ではさまざまな仕事を経験、身につけることで、本業に役立てるといったキャリア形成を意味する場合もあり、副業を解禁する動きも増えています。
働き改革を推進する国の動きも、2018年に厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」をまとめたほか、「モデル就業規則」からも副業禁止規定が削除されました。
そこで、気になる「副業・兼業の促進に関するガイドライン」と照らしながら、“副業・兼業”について、みていきましょう。
まず「副業・兼業の促進に関するガイドライン」は、“副業・兼業”とされています。この副業と兼業に違いはあるのでしょうか。最近では、“副業・兼業”のほかに、「複業」「パラレルワーク」「ダブルワーク」「サイドビジネス」など、さまざまな言葉を見聞きすることも多くなりました。
しかし、実は“副業・兼業”については、それぞれに具体的な定義などはありません。ざっくり言うと、収入を得るために携わる本業以外の仕事を指すといわれています。とはいえ、それぞれ微妙なニュアンスや意味合いが異なる部分もありますので、確認してみましょう。
|
正社員や非正社員が本業以外の仕事に携わることを解禁する動きが増えた要因は何ですか?
|
正社員や非正社員が本業以外の仕事に携わることを解禁する動きが増えた要因は、さまざまな仕事を経験、身につけることで、本業に役立てるといったキャリア形成を意味する場合もあるためです。
|
JCRRAG_003506
|
社内規定
|
副業とは、正社員や非正社員が、本業以外の仕事に携わることを意味します。そもそも日本では、これまで副業というと、本業の仕事の他に収入を得るために、会社にバレないようにアルバイトなどをするといったイメージがありました。企業においても、多くは副業禁止の規定を設けるなど、副業を推奨する企業は珍しいものでした。
しかし、最近ではさまざまな仕事を経験、身につけることで、本業に役立てるといったキャリア形成を意味する場合もあり、副業を解禁する動きも増えています。
働き改革を推進する国の動きも、2018年に厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」をまとめたほか、「モデル就業規則」からも副業禁止規定が削除されました。
そこで、気になる「副業・兼業の促進に関するガイドライン」と照らしながら、“副業・兼業”について、みていきましょう。
まず「副業・兼業の促進に関するガイドライン」は、“副業・兼業”とされています。この副業と兼業に違いはあるのでしょうか。最近では、“副業・兼業”のほかに、「複業」「パラレルワーク」「ダブルワーク」「サイドビジネス」など、さまざまな言葉を見聞きすることも多くなりました。
しかし、実は“副業・兼業”については、それぞれに具体的な定義などはありません。ざっくり言うと、収入を得るために携わる本業以外の仕事を指すといわれています。とはいえ、それぞれ微妙なニュアンスや意味合いが異なる部分もありますので、確認してみましょう。
|
正社員や非正社員が本業以外の仕事に携わることについて、何から禁止規定が削除されましたか?
|
正社員や非正社員が本業以外の仕事に携わることについて、「モデル就業規則」から禁止規定が削除されました。
|
JCRRAG_003507
|
社内規定
|
副業とは、正社員や非正社員が、本業以外の仕事に携わることを意味します。そもそも日本では、これまで副業というと、本業の仕事の他に収入を得るために、会社にバレないようにアルバイトなどをするといったイメージがありました。企業においても、多くは副業禁止の規定を設けるなど、副業を推奨する企業は珍しいものでした。
しかし、最近ではさまざまな仕事を経験、身につけることで、本業に役立てるといったキャリア形成を意味する場合もあり、副業を解禁する動きも増えています。
働き改革を推進する国の動きも、2018年に厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」をまとめたほか、「モデル就業規則」からも副業禁止規定が削除されました。
そこで、気になる「副業・兼業の促進に関するガイドライン」と照らしながら、“副業・兼業”について、みていきましょう。
まず「副業・兼業の促進に関するガイドライン」は、“副業・兼業”とされています。この副業と兼業に違いはあるのでしょうか。最近では、“副業・兼業”のほかに、「複業」「パラレルワーク」「ダブルワーク」「サイドビジネス」など、さまざまな言葉を見聞きすることも多くなりました。
しかし、実は“副業・兼業”については、それぞれに具体的な定義などはありません。ざっくり言うと、収入を得るために携わる本業以外の仕事を指すといわれています。とはいえ、それぞれ微妙なニュアンスや意味合いが異なる部分もありますので、確認してみましょう。
|
2018年に厚生労働省が促進に関するガイドラインをまとめたものの他に見聞きされる言葉は何ですか?
|
2018年に厚生労働省が促進に関するガイドラインをまとめたものの他に見聞きされる言葉は「複業」「パラレルワーク」「ダブルワーク」「サイドビジネス」など、さまざまな言葉です。
|
JCRRAG_003508
|
社内規定
|
【第21条 時間外及び休日労働等】
(1)法定労働時間(1週40時間(特例措置対象事業場おいては1週44時間)、1日8時間)を超え、又は法定休日(週1回又は4週4日の休日)に労働させる場合、労基法第36条に基づく労使協定(いわゆる三六協定)の締結及び届出が義務付けられています。使用者は、労働者代表と労使協定を締結し、当該協定を所轄労働基準監督署長に届け出た場合に、当該協定の範囲内で労働者に時間外労働又は休日労働をさせることができます。
(2)「労働者代表」とは、事業場の労働者の過半数で組織する労働組合がある場合にはその労働組合、そのような労働組合がない場合にはその事業場の労働者の過半数を代表する者をいいます。労働者代表は、次の1、2のいずれにも該当する者でなければなりません(労基則第6条の2)。
1. 労基法第41条第2号に規定する監督又は管理の地位にある者でないこと
2. 労使協定の締結等を行う者を選出することを明らかにして実施される投票、挙手等の方法により選出された者であること
(3)労働者代表に対する不利益な取扱いは禁止されています。労働者代表であること若しくは労働者代表になろうとしたこと、又は労働者代表として正当な行為をしたことを理由として、解雇や賃金の減額、降格等労働条件について不利益な取扱いをしてはなりません。
(4)就業規則と同様、三六協定についても労働者に周知する必要があります(労基法第106条第1項)。
(5)三六協定において定める労働時間の延長の限度等に関しては、「労働基準法第36条第1項の協定で定める労働時間の延長の限度等に関する基準(平成10年労働省告示第154号。以下「時間外労働の限度基準」といいます。)」で定められています。使用者及び労働組合又は労働者の過半数を代表する者は、三六協定の締結に当たって、その内容が時間外労働の限度基準に適合したものとなるようにしなければなりません(労基法第36条第3項)。
(6)三六協定で協定すべき内容は
1. 時間外又は休日の労働をさせる必要のある具体的事由
2. 業務の種類
3. 労働者の数
4.1日及び1日を超える一定の期間についての延長することができる時間
5. 労働させることができる休日
と定められています(労基則第16条)。
|
労基法第106条第1項において、就業規則と同様に労働者への周知が必要とされているものの締結及び届出が義務付けられるのは、どのような場合ですか?
|
労基法第106条第1項において、就業規則と同様に労働者への周知が必要とされているものの締結及び届出が義務付けられるのは、法定労働時間(1週40時間(特例措置対象事業場おいては1週44時間)、1日8時間)を超え、又は法定休日(週1回又は4週4日の休日)に労働させる場合です。
|
JCRRAG_003509
|
社内規定
|
【第21条 時間外及び休日労働等】
(1)法定労働時間(1週40時間(特例措置対象事業場おいては1週44時間)、1日8時間)を超え、又は法定休日(週1回又は4週4日の休日)に労働させる場合、労基法第36条に基づく労使協定(いわゆる三六協定)の締結及び届出が義務付けられています。使用者は、労働者代表と労使協定を締結し、当該協定を所轄労働基準監督署長に届け出た場合に、当該協定の範囲内で労働者に時間外労働又は休日労働をさせることができます。
(2)「労働者代表」とは、事業場の労働者の過半数で組織する労働組合がある場合にはその労働組合、そのような労働組合がない場合にはその事業場の労働者の過半数を代表する者をいいます。労働者代表は、次の1、2のいずれにも該当する者でなければなりません(労基則第6条の2)。
1. 労基法第41条第2号に規定する監督又は管理の地位にある者でないこと
2. 労使協定の締結等を行う者を選出することを明らかにして実施される投票、挙手等の方法により選出された者であること
(3)労働者代表に対する不利益な取扱いは禁止されています。労働者代表であること若しくは労働者代表になろうとしたこと、又は労働者代表として正当な行為をしたことを理由として、解雇や賃金の減額、降格等労働条件について不利益な取扱いをしてはなりません。
(4)就業規則と同様、三六協定についても労働者に周知する必要があります(労基法第106条第1項)。
(5)三六協定において定める労働時間の延長の限度等に関しては、「労働基準法第36条第1項の協定で定める労働時間の延長の限度等に関する基準(平成10年労働省告示第154号。以下「時間外労働の限度基準」といいます。)」で定められています。使用者及び労働組合又は労働者の過半数を代表する者は、三六協定の締結に当たって、その内容が時間外労働の限度基準に適合したものとなるようにしなければなりません(労基法第36条第3項)。
(6)三六協定で協定すべき内容は
1. 時間外又は休日の労働をさせる必要のある具体的事由
2. 業務の種類
3. 労働者の数
4.1日及び1日を超える一定の期間についての延長することができる時間
5. 労働させることができる休日
と定められています(労基則第16条)。
|
労基法第36条に基づく労使協定は、何と同様に労働者に周知する必要がありますか?
|
労基法第36条に基づく労使協定は、就業規則と同様に労働者に周知する必要があります。
|
JCRRAG_003510
|
社内規定
|
3 就業規則の作成及び変更の手続
労働基準法は、労働者を1人でも使用する事業場に適用されますが、就業規則については、常時10人以上の労働者を使用する事業場においては、これを作成しまたは変更する場合に、所轄労働基準監督署長に届け出なければならないとされています(労基法第89条)。また、就業規則は、企業単位ではなく事業場単位で作成し、届け出なければなりません。例えば、1企業で2以上の営業所、店舗等を有している場合、企業全体の労働者の数を合計するのではなく、それぞれの営業所、店舗等を1つの事業場としてとらえ、常時使用する労働者が10人以上の事業場について就業規則を作成する義務が生じます。なお、複数の営業所、店舗等の事業場を有する企業については、営業所、店舗等の就業規則が変更前、変更後ともに本社の就業規則と同一の内容のものである場合に限り、本社所在地を管轄する労働基準監督署長を経由して一括して届け出ることも可能です。就業規則を作成し、又は変更する場合の所轄労働基準監督署長への届出については、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合はその労働組合、過半数で組織する労働組合がない場合は労働者の過半数を代表する者の意見を記し、その者の署名又は記名押印のある書面(意見書)を添付しなければなりません(労基法第90条)。この場合の労働者の過半数を代表する者は、1.労基法第41条第2号に規定する監督又は管理の地位にある者でないこと、2.就業規則の作成及び変更の際に、使用者から意見を聴取される者を選出することを明らかにして実施する投票、挙手等の方法によって選出された者であることのいずれにも該当する者でなければなりません(労働基準法施行規則(昭和22年厚生省令第23号。以下、「労基則」といいます。)第6条の2)。就業規則の作成又は変更に当たっては、その内容をよく吟味するとともに上記の手続等を遵守しなければなりません。特に、就業規則を労働者にとって不利益に変更する場合には、労働者の代表の意見を十分に聴くとともに、変更の理由及び内容が合理的なものとなるよう慎重に検討することが必要です。就業規則の届出については電子申請でも行うことが可能です。
|
A、B、Cの3店舗に分かれている会社のB店舗に労働者が常時13人いる場合、B店舗は就業規則を作成する義務がありますか?
|
はい、A、B、Cの3店舗に分かれている会社のB店舗に労働者が常時13人いる場合、B店舗は就業規則を作成する義務があります。
|
JCRRAG_003511
|
社内規定
|
【アトランティック航空日本地区各部門対象:ボーナス支給規定】
本規定では、当社日本地区の運航部門および営業部門に所属する者に支給するボーナスについて定める。
(a)運航部門に所属する者は、下記の規定に基づきボーナスが支給される。
・所属する運航部門が月間定時運航率の目標を達成した場合、当該社員の月給の8パーセントがボーナスとして翌月の月給に加算される。
・所属する運航部門が四半期定時運航率の目標を達成した場合、当該社員の月給の48パーセントがボーナスとして翌四半期の初月の月給に加算される。
・所属する運航部門が半期定時運航率の目標を達成した場合、当該社員の月給の140パーセントがボーナスとして翌半期の初月の月給に加算される。
・所属する運航部門が年間定時運航率の目標を達成した場合、当該社員の月給の290パーセントがボーナスとして翌年の初月の月給に加算される。
(b)営業部門に所属する者は、下記の規定に基づきボーナスが支給される。
・所属する営業部門が月次営業目標を達成した場合、当該社員の月給の10パーセントがボーナスとして翌月の月給に加算される。
・所属する営業部門が四半期営業目標を達成した場合、当該社員の月給の50パーセントがボーナスとして翌四半期の初月の月給に加算される。
・所属する営業部門が半期営業目標を達成した場合、当該社員の月給の150パーセントがボーナスとして翌半期の初月の月給に加算される。
・所属する営業部門が年間営業目標を達成した場合、当該社員の月給の300パーセントがボーナスとして翌年の初月の月給に加算される。
|
アトランティック航空日本地区各部門対象のボーナス支給規定によると、所属する運航部門が月間定時運航率の目標を達成してAさんに支払われたボーナスは、Aさんの月給の8パーセントですか?
|
はい、アトランティック航空日本地区各部門対象のボーナス支給規定によると、所属する運航部門が月間定時運航率の目標を達成してAさんに支払われたボーナスは、Aさんの月給の8パーセントです。
|
JCRRAG_003512
|
社内規定
|
【アトランティック航空日本地区各部門対象:ボーナス支給規定】
本規定では、当社日本地区の運航部門および営業部門に所属する者に支給するボーナスについて定める。
(a)運航部門に所属する者は、下記の規定に基づきボーナスが支給される。
・所属する運航部門が月間定時運航率の目標を達成した場合、当該社員の月給の8パーセントがボーナスとして翌月の月給に加算される。
・所属する運航部門が四半期定時運航率の目標を達成した場合、当該社員の月給の48パーセントがボーナスとして翌四半期の初月の月給に加算される。
・所属する運航部門が半期定時運航率の目標を達成した場合、当該社員の月給の140パーセントがボーナスとして翌半期の初月の月給に加算される。
・所属する運航部門が年間定時運航率の目標を達成した場合、当該社員の月給の290パーセントがボーナスとして翌年の初月の月給に加算される。
(b)営業部門に所属する者は、下記の規定に基づきボーナスが支給される。
・所属する営業部門が月次営業目標を達成した場合、当該社員の月給の10パーセントがボーナスとして翌月の月給に加算される。
・所属する営業部門が四半期営業目標を達成した場合、当該社員の月給の50パーセントがボーナスとして翌四半期の初月の月給に加算される。
・所属する営業部門が半期営業目標を達成した場合、当該社員の月給の150パーセントがボーナスとして翌半期の初月の月給に加算される。
・所属する営業部門が年間営業目標を達成した場合、当該社員の月給の300パーセントがボーナスとして翌年の初月の月給に加算される。
|
所属する営業部門が年間営業目標を達成してDさんに支払われたボーナスは、Dさんの月給の何パーセントですか?
|
所属する営業部門が年間営業目標を達成してDさんに支払われたボーナスは、Dさんの月給の300パーセントです。
|
JCRRAG_003513
|
社内規定
|
【アトランティック航空日本地区各部門対象:ボーナス支給規定】
本規定では、当社日本地区の運航部門および営業部門に所属する者に支給するボーナスについて定める。
(a)運航部門に所属する者は、下記の規定に基づきボーナスが支給される。
・所属する運航部門が月間定時運航率の目標を達成した場合、当該社員の月給の8パーセントがボーナスとして翌月の月給に加算される。
・所属する運航部門が四半期定時運航率の目標を達成した場合、当該社員の月給の48パーセントがボーナスとして翌四半期の初月の月給に加算される。
・所属する運航部門が半期定時運航率の目標を達成した場合、当該社員の月給の140パーセントがボーナスとして翌半期の初月の月給に加算される。
・所属する運航部門が年間定時運航率の目標を達成した場合、当該社員の月給の290パーセントがボーナスとして翌年の初月の月給に加算される。
(b)営業部門に所属する者は、下記の規定に基づきボーナスが支給される。
・所属する営業部門が月次営業目標を達成した場合、当該社員の月給の10パーセントがボーナスとして翌月の月給に加算される。
・所属する営業部門が四半期営業目標を達成した場合、当該社員の月給の50パーセントがボーナスとして翌四半期の初月の月給に加算される。
・所属する営業部門が半期営業目標を達成した場合、当該社員の月給の150パーセントがボーナスとして翌半期の初月の月給に加算される。
・所属する営業部門が年間営業目標を達成した場合、当該社員の月給の300パーセントがボーナスとして翌年の初月の月給に加算される。
|
所属する運航部門が半期定時運航率の目標を達成してCさんに支払われたボーナスは、Cさんの月給の140パーセントですか?
|
はい、所属する運航部門が半期定時運航率の目標を達成してCさんに支払われたボーナスは、Cさんの月給の140パーセントです。
|
JCRRAG_003514
|
社内規定
|
【アトランティック航空日本地区各部門対象:ボーナス支給規定】
本規定では、当社日本地区の運航部門および営業部門に所属する者に支給するボーナスについて定める。
(a)運航部門に所属する者は、下記の規定に基づきボーナスが支給される。
・所属する運航部門が月間定時運航率の目標を達成した場合、当該社員の月給の8パーセントがボーナスとして翌月の月給に加算される。
・所属する運航部門が四半期定時運航率の目標を達成した場合、当該社員の月給の48パーセントがボーナスとして翌四半期の初月の月給に加算される。
・所属する運航部門が半期定時運航率の目標を達成した場合、当該社員の月給の140パーセントがボーナスとして翌半期の初月の月給に加算される。
・所属する運航部門が年間定時運航率の目標を達成した場合、当該社員の月給の290パーセントがボーナスとして翌年の初月の月給に加算される。
(b)営業部門に所属する者は、下記の規定に基づきボーナスが支給される。
・所属する営業部門が月次営業目標を達成した場合、当該社員の月給の10パーセントがボーナスとして翌月の月給に加算される。
・所属する営業部門が四半期営業目標を達成した場合、当該社員の月給の50パーセントがボーナスとして翌四半期の初月の月給に加算される。
・所属する営業部門が半期営業目標を達成した場合、当該社員の月給の150パーセントがボーナスとして翌半期の初月の月給に加算される。
・所属する営業部門が年間営業目標を達成した場合、当該社員の月給の300パーセントがボーナスとして翌年の初月の月給に加算される。
|
所属する営業部門が四半期営業目標を達成してBさんに支払われたボーナスは、Bさんの月給の90パーセントですか?
|
いいえ、所属する営業部門が四半期営業目標を達成してBさんに支払われたボーナスは、Bさんの月給の90パーセントではなく、50パーセントです。
|
JCRRAG_003515
|
社内規定
|
【富士レストラン:災害時の営業態勢に関する規定】
店舗が所在する地域において、大雨・地震・火災・大雪等の災害が発生した場合、各店舗は以下に定める非常時営業態勢で営業を行うものとする。
・大雨
店舗が所在する地域内で過去1時間に50ミリを超える大雨が降った場合、1時間以内に閉店するか、店舗内の従業員数を店長ないし社員の1名態勢とする。
・地震
店舗が所在する地域内で震度6弱以上の地震が発生した場合、30分以内に閉店するか、店舗内の従業員数を店長および社員の2名態勢とする。
・火災
店舗の近隣で大規模な火災が発生した場合、3時間以内に閉店するか、店舗内の従業員数を店長および社員、パート・アルバイトの3名態勢とする。
・大雪
店舗が所在する地域内で過去24時間に20センチ以上の降雪があった場合、2時間以内に閉店するか、店舗内の従業員数を店長および社員の3名態勢とする。
・その他の災害
上記4種類に該当しない災害が店舗所在地域内で発生し、営業に支障が生じる可能性が高い場合、各店舗の店長は本社事業本部に連絡し、指示を受けなければならない。
|
所在地域内で震度6弱以上の地震が発生した店舗が店舗内の従業員数を店長および社員の2名態勢としない場合に採る対応は、30分以内に閉店することですか?
|
はい、所在地域内で震度6弱以上の地震が発生した店舗が店舗内の従業員数を店長および社員の2名態勢としない場合に採る対応は、30分以内に閉店することです。
|
JCRRAG_003516
|
社内規定
|
【富士レストラン:災害時の営業態勢に関する規定】
店舗が所在する地域において、大雨・地震・火災・大雪等の災害が発生した場合、各店舗は以下に定める非常時営業態勢で営業を行うものとする。
・大雨
店舗が所在する地域内で過去1時間に50ミリを超える大雨が降った場合、1時間以内に閉店するか、店舗内の従業員数を店長ないし社員の1名態勢とする。
・地震
店舗が所在する地域内で震度6弱以上の地震が発生した場合、30分以内に閉店するか、店舗内の従業員数を店長および社員の2名態勢とする。
・火災
店舗の近隣で大規模な火災が発生した場合、3時間以内に閉店するか、店舗内の従業員数を店長および社員、パート・アルバイトの3名態勢とする。
・大雪
店舗が所在する地域内で過去24時間に20センチ以上の降雪があった場合、2時間以内に閉店するか、店舗内の従業員数を店長および社員の3名態勢とする。
・その他の災害
上記4種類に該当しない災害が店舗所在地域内で発生し、営業に支障が生じる可能性が高い場合、各店舗の店長は本社事業本部に連絡し、指示を受けなければならない。
|
近隣で大規模な火災が発生した店舗が3時間以内に閉店しない場合に採る対応は、どのようなものですか?
|
近隣で大規模な火災が発生した店舗が3時間以内に閉店しない場合に採る対応は、店舗内の従業員数を店長および社員、パート・アルバイトの3名態勢とすることです。
|
JCRRAG_003517
|
社内規定
|
【富士レストラン:災害時の営業態勢に関する規定】
店舗が所在する地域において、大雨・地震・火災・大雪等の災害が発生した場合、各店舗は以下に定める非常時営業態勢で営業を行うものとする。
・大雨
店舗が所在する地域内で過去1時間に50ミリを超える大雨が降った場合、1時間以内に閉店するか、店舗内の従業員数を店長ないし社員の1名態勢とする。
・地震
店舗が所在する地域内で震度6弱以上の地震が発生した場合、30分以内に閉店するか、店舗内の従業員数を店長および社員の2名態勢とする。
・火災
店舗の近隣で大規模な火災が発生した場合、3時間以内に閉店するか、店舗内の従業員数を店長および社員、パート・アルバイトの3名態勢とする。
・大雪
店舗が所在する地域内で過去24時間に20センチ以上の降雪があった場合、2時間以内に閉店するか、店舗内の従業員数を店長および社員の3名態勢とする。
・その他の災害
上記4種類に該当しない災害が店舗所在地域内で発生し、営業に支障が生じる可能性が高い場合、各店舗の店長は本社事業本部に連絡し、指示を受けなければならない。
|
所在地域内で過去1時間に50ミリを超える大雨が降った店舗が1時間以内に閉店しない場合に採る対応は、どのようなものですか?
|
所在地域内で過去1時間に50ミリを超える大雨が降った店舗が1時間以内に閉店しない場合に採る対応は、店舗内の従業員数を店長ないし社員の1名態勢とすることです。
|
JCRRAG_003518
|
社内規定
|
【富士レストラン:災害時の営業態勢に関する規定】
店舗が所在する地域において、大雨・地震・火災・大雪等の災害が発生した場合、各店舗は以下に定める非常時営業態勢で営業を行うものとする。
・大雨
店舗が所在する地域内で過去1時間に50ミリを超える大雨が降った場合、1時間以内に閉店するか、店舗内の従業員数を店長ないし社員の1名態勢とする。
・地震
店舗が所在する地域内で震度6弱以上の地震が発生した場合、30分以内に閉店するか、店舗内の従業員数を店長および社員の2名態勢とする。
・火災
店舗の近隣で大規模な火災が発生した場合、3時間以内に閉店するか、店舗内の従業員数を店長および社員、パート・アルバイトの3名態勢とする。
・大雪
店舗が所在する地域内で過去24時間に20センチ以上の降雪があった場合、2時間以内に閉店するか、店舗内の従業員数を店長および社員の3名態勢とする。
・その他の災害
上記4種類に該当しない災害が店舗所在地域内で発生し、営業に支障が生じる可能性が高い場合、各店舗の店長は本社事業本部に連絡し、指示を受けなければならない。
|
所在地域内で過去24時間で20センチ以上の降雪があった店舗が2時間以内に閉店しない場合に採る対応は、店舗内の従業員数を店長および社員の4名態勢とすることですか?
|
いいえ、所在地域内で過去24時間で20センチ以上の降雪があった店舗が2時間以内に閉店しない場合に採る対応は、店舗内の従業員数を店長および社員の4名ではなく3名態勢とすることです。
|
JCRRAG_003519
|
社内規定
|
【XYZ社:社内食堂利用時の食費補助に関する規定】
当社に所属する社員は、社内食堂を利用する際に会社から食費の補助を受けることができる。
ただし、食費補助の対象は、以下に定める場合に限定する。
(1)東京本社内11階食堂を利用する際の食費補助規定
・昼食を提供する時間帯(12時から14時まで)に利用する場合、1回につき300円を補助する。
・提供する全メニューを補助対象とする。
・食費の補助を希望する者は、食券を購入せずに、食堂内に備え付けの台帳に氏名・所属部署・購入商品を記入すること。
(2)大阪支社6階カフェテリアを利用する際の食費補助規定
・朝食および昼食を提供する時間帯(8時から9時までおよび11時から14時まで)に利用する場合、1回につき300円を補助する。
・提供する全メニューを補助対象とする。
・食費の補助を希望する者は、食券を購入せずに、食堂内の机に設置する台帳に氏名・所属部署・購入商品を記入すること。
(3)福岡支社10階食堂を利用する際の食費補助規定
・昼食を提供する時間帯(11時30分から14時まで)に利用する場合、1回につき300円を補助する。
・補助対象は、和食コーナーのメニューのみとする。
・食費の補助を希望する者は、食券を購入せずに、食堂内の机に設置する台帳に氏名・所属部署・購入商品を記入すること。
|
福岡支社10階食堂を利用する際に食費補助の対象となるのは、日本風の食事のコーナーのメニューのみですか?
|
はい、福岡支社10階食堂を利用する際に食費補助の対象となるのは、日本風の食事のコーナーのメニューのみです。
|
JCRRAG_003520
|
社内規定
|
【XYZ社:社内食堂利用時の食費補助に関する規定】
当社に所属する社員は、社内食堂を利用する際に会社から食費の補助を受けることができる。
ただし、食費補助の対象は、以下に定める場合に限定する。
(1)東京本社内11階食堂を利用する際の食費補助規定
・昼食を提供する時間帯(12時から14時まで)に利用する場合、1回につき300円を補助する。
・提供する全メニューを補助対象とする。
・食費の補助を希望する者は、食券を購入せずに、食堂内に備え付けの台帳に氏名・所属部署・購入商品を記入すること。
(2)大阪支社6階カフェテリアを利用する際の食費補助規定
・朝食および昼食を提供する時間帯(8時から9時までおよび11時から14時まで)に利用する場合、1回につき300円を補助する。
・提供する全メニューを補助対象とする。
・食費の補助を希望する者は、食券を購入せずに、食堂内の机に設置する台帳に氏名・所属部署・購入商品を記入すること。
(3)福岡支社10階食堂を利用する際の食費補助規定
・昼食を提供する時間帯(11時30分から14時まで)に利用する場合、1回につき300円を補助する。
・補助対象は、和食コーナーのメニューのみとする。
・食費の補助を希望する者は、食券を購入せずに、食堂内の机に設置する台帳に氏名・所属部署・購入商品を記入すること。
|
東京本社内11階食堂を利用する際に食費の補助を希望する者は、食事の引き換え券を購入しますか?
|
いいえ、東京本社内11階食堂を利用する際に食費の補助を希望する者は、食事の引き換え券を購入せず、食堂内に備え付けの台帳に氏名・所属部署・購入商品を記入します。
|
JCRRAG_003521
|
社内規定
|
【ABC製薬株式会社:福利厚生施設の利用に関する規定】
当社社員は、会社が全国各地に保有している保養所を利用することができる。また、一部の保養所は、社員に同伴する2親等以内の親族も利用可能とする。
各保養所を利用できる期間、人、および利用代金は、以下のとおり定める。
なお、利用予約は、本社総務部の福利厚生施設管理担当者が受け付ける。
・西伊豆保養所
所在地 ... 静岡県賀茂郡西伊豆町
利用可能期間 ... 年中利用可
利用できる人 ... 社員のみ
利用代金(1名)... 1泊5000円(夕食無し・朝食付き)
・信濃大町保養所
所在地 ... 長野県大町市
利用可能期間 ... 冬季スキーシーズン(1月、2月、3月、12月)のみ利用可
利用できる人 ... 社員および同伴する2親等以内の親族
利用代金(1名)... 社員は1泊6000円(夕食・朝食付き)。同伴親族は1泊8000円(夕食・朝食付き)。
・白浜保養所
所在地 ... 和歌山県西牟婁郡白浜町
利用可能期間 ... 夏季海水浴シーズン(7月、8月、9月)のみ利用可
利用できる人 ... 社員および同伴する2親等以内の親族
利用代金(1名)... 社員・同伴親族ともに1泊8000円(夕食無し・朝食付き)。
|
ABC製薬株式会社の白浜保養所の利用代金、1名1泊8000円には、夜ご飯が付いていますか?
|
いいえ、ABC製薬株式会社の白浜保養所の利用代金、1名1泊8000円には、夜ご飯が付いていません。
|
JCRRAG_003522
|
社内規定
|
【ABC製薬株式会社:福利厚生施設の利用に関する規定】
当社社員は、会社が全国各地に保有している保養所を利用することができる。また、一部の保養所は、社員に同伴する2親等以内の親族も利用可能とする。
各保養所を利用できる期間、人、および利用代金は、以下のとおり定める。
なお、利用予約は、本社総務部の福利厚生施設管理担当者が受け付ける。
・西伊豆保養所
所在地 ... 静岡県賀茂郡西伊豆町
利用可能期間 ... 年中利用可
利用できる人 ... 社員のみ
利用代金(1名)... 1泊5000円(夕食無し・朝食付き)
・信濃大町保養所
所在地 ... 長野県大町市
利用可能期間 ... 冬季スキーシーズン(1月、2月、3月、12月)のみ利用可
利用できる人 ... 社員および同伴する2親等以内の親族
利用代金(1名)... 社員は1泊6000円(夕食・朝食付き)。同伴親族は1泊8000円(夕食・朝食付き)。
・白浜保養所
所在地 ... 和歌山県西牟婁郡白浜町
利用可能期間 ... 夏季海水浴シーズン(7月、8月、9月)のみ利用可
利用できる人 ... 社員および同伴する2親等以内の親族
利用代金(1名)... 社員・同伴親族ともに1泊8000円(夕食無し・朝食付き)。
|
ABC製薬株式会社の西伊豆保養所は、同社に雇用されている人しか利用できませんか?
|
はい、ABC製薬株式会社の西伊豆保養所は、同社に雇用されている人しか利用できません。
|
JCRRAG_003523
|
社内規定
|
【ミーティングルームの利用規則】
本社内にあるミーティングルームを利用する際は、利用代表者が該当する職位に応じて、下記の規則を遵守しなければならない。
(1)職位カテゴリー
・職位Sは、社長、常務、専務が該当する。
・職位Aは、部長、次長、課長が該当する。
・職位Bは、係長、主任、一般社員が該当する。
・職位Cは、アルバイト、パートが該当する。
(2)利用申請
・職位SおよびAの者が利用代表者の場合、事前の利用申請は不要とする。
・職位Bの者が利用代表者の場合、利用する24時間前までに本社総務部の施設管理担当者に利用申請を行わなければならない。
・職位Cの者が利用代表者の場合、利用する48時間前までに、所属部門の上長をとおして本社総務部の施設管理担当者に利用申請を行わなければならない。
(3)利用時間
・職位Sの者が利用代表者の場合、24時間のいつでも利用可能とする。
・職位AおよびBの者が利用代表者の場合、利用時間は8時から22時までとする。
・職位Cの者が利用代表者の場合、利用時間は14時から18時までとする。
|
社長が利用代表者の場合、事前の利用申請は必要ですか?
|
いいえ、社長が利用代表者の場合、事前の利用申請は不要です。
|
JCRRAG_003524
|
社内規定
|
【ミーティングルームの利用規則】
本社内にあるミーティングルームを利用する際は、利用代表者が該当する職位に応じて、下記の規則を遵守しなければならない。
(1)職位カテゴリー
・職位Sは、社長、常務、専務が該当する。
・職位Aは、部長、次長、課長が該当する。
・職位Bは、係長、主任、一般社員が該当する。
・職位Cは、アルバイト、パートが該当する。
(2)利用申請
・職位SおよびAの者が利用代表者の場合、事前の利用申請は不要とする。
・職位Bの者が利用代表者の場合、利用する24時間前までに本社総務部の施設管理担当者に利用申請を行わなければならない。
・職位Cの者が利用代表者の場合、利用する48時間前までに、所属部門の上長をとおして本社総務部の施設管理担当者に利用申請を行わなければならない。
(3)利用時間
・職位Sの者が利用代表者の場合、24時間のいつでも利用可能とする。
・職位AおよびBの者が利用代表者の場合、利用時間は8時から22時までとする。
・職位Cの者が利用代表者の場合、利用時間は14時から18時までとする。
|
アルバイトが利用代表者の場合、利用時間は何時から何時までですか?
|
アルバイトが利用代表者の場合、利用時間は14時から18時までです。
|
JCRRAG_003525
|
社内規定
|
【ミーティングルームの利用規則】
本社内にあるミーティングルームを利用する際は、利用代表者が該当する職位に応じて、下記の規則を遵守しなければならない。
(1)職位カテゴリー
・職位Sは、社長、常務、専務が該当する。
・職位Aは、部長、次長、課長が該当する。
・職位Bは、係長、主任、一般社員が該当する。
・職位Cは、アルバイト、パートが該当する。
(2)利用申請
・職位SおよびAの者が利用代表者の場合、事前の利用申請は不要とする。
・職位Bの者が利用代表者の場合、利用する24時間前までに本社総務部の施設管理担当者に利用申請を行わなければならない。
・職位Cの者が利用代表者の場合、利用する48時間前までに、所属部門の上長をとおして本社総務部の施設管理担当者に利用申請を行わなければならない。
(3)利用時間
・職位Sの者が利用代表者の場合、24時間のいつでも利用可能とする。
・職位AおよびBの者が利用代表者の場合、利用時間は8時から22時までとする。
・職位Cの者が利用代表者の場合、利用時間は14時から18時までとする。
|
係長が利用代表者の場合、利用申請はいつまでに、誰に行われなければならないですか?
|
係長が利用代表者の場合、利用申請は利用する24時間前までに、本社総務部の施設管理担当者に行われなければならないです。
|
JCRRAG_003526
|
生物学
|
動物には、背骨のある動物と背骨のない動物がいます。背骨のある動物は脊椎動物と呼ばれ、脊椎動物は大きく分けて、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類の5種類に分類できます。脊椎動物を分類するにはそれぞれどのような特徴があるかに注目することが大切です。
まず注目すべきポイントは、活動場所です。陸上で生活する動物であるか、水中で生活する動物であるかに注目します。陸上で生活するのは、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類の成体です。一方、水中で生活するのは、両生類の幼体と魚類です。
2つ目のポイントは、呼吸の仕方です。肺呼吸であるか、えら呼吸であるかに注目します。肺呼吸をするのが、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類の成体です。一方、えら呼吸をするのは両生類の幼体と魚類です。
3つ目のポイントは、受精の仕方です。体外受精であるか、体内受精であるかに注目します。体外受精をするのは、両生類と魚類です。一方、体内受精をするのは、哺乳類、鳥類、爬虫類です。
4つ目のポイントは、生まれ方です。卵生であるか、胎生であるかに注目します。卵生であるのは、鳥類、爬虫類、両生類、魚類です。一方、胎生であるのは、哺乳類です。また、動物の卵には、殻があるものとないものがあります。殻のある卵から生まれてくるのが、鳥類と爬虫類で、殻のない卵から生まれてくるのが、両生類と魚類です。
5つ目のポイントは、子育てをするか、しないかです。子育てをするのは、哺乳類と鳥類です。一方、子育てをしないのは、爬虫類、両生類、魚類です。
6つ目のポイントは、体温です。変温動物であるか、恒温動物であるかに注目します。変温動物であるのは、爬虫類、両生類、魚類です。一方、恒温動物であるのは、哺乳類と鳥類です。
|
猫は脊椎動物ですか?
|
はい、猫は脊椎動物です。
|
JCRRAG_003527
|
生物学
|
◇過去10年間の研究動向と現在の研究状況等
生物学に関する研究は1990年代以降、大きな発展を遂げた。そこには、知的好奇心をもとに始められた基礎研究とさらにそこから発展した大型プロジェクト研究の相互補完的な融合と様々な分野との連携があった。以下にその主要な動向を述べる。
1)これまで同様、個人レベルの知的好奇心から始められた研究が重要な発見につながった。このような例として近年のノーベル医学生理学賞では、2001年の細胞周期、2004年のタンパク質分解、2006年のRNA干渉が挙げられる。
2)一方で、世界的な協力の下でなされた、様々な生き物のゲノム配列決定が生物学に革命をもたらした。これにより、微生物から高等生物に至るまで、生き物に共通の原理や逆に生き物の違いが、分子レベルで研究できるようになった。ゲノム研究は、また、システム生物学などの新しい学問領域をつくりだし、寄生・共生、系統進化等これまで困難であった領域の研究の進展をもたらした。
3)NMRや巨大放射光装置スプリング8によるタンパク質構造解析などの“ビッグサイエンス”が、生物系科学に導入された。これらのサイエンスは、遺伝子、タンパク質、代謝産物などの網羅的な解析に道を拓いた。
4)医工連携、化学の側面での生物探求、生物情報学の誕生、生物学と人文・社会科学との連携、生物の測定装置の飛躍など、生物系科学と他分野との連携が盛んとなった。
|
DNAの全遺伝情報の配列は、どのような過程を経て決定されましたか。
|
DNAの全遺伝情報の配列は、世界的な協力の下で決定されました。
|
JCRRAG_003528
|
生物学
|
光合成とは、植物などが光のエネルギーを使い、デンプンなどの養分(有機物)を作ることです。植物などが行う「酸素発生型光合成」は、水を分解して酸素を発生し、二酸化炭素を有機物に固定します。一方、光合成細菌などが行う「非酸素発生型光合成」では、水でなく硫化水素(H2S)などを分解し、酸素ではなく硫黄(S)を作るものもあります。
光合成(以下断りがない場合は酸素発生型の光合成をさします)の化学反応過程は、光のエネルギーを化学エネルギーに変換する「光化学系」と、光化学系で作られた化学エネルギーにより二酸化炭素を固定する「カルビン回路」(Calvin cycle)とにわけられます。光化学系やカルビン回路を構成するタンパク質(酵素)は、近年になって立体構造が解明され、その化学反応過程がより詳しく明らかになりつつあります。
光合成は、原核生物であるシアノバクテリアによって最初にはじめられたと考えられます。シアノバクテリアが非光合成の真核生物に細胞内共生をすることで、植物やさまざまな藻類が「葉緑体」を獲得し、光合成の能力を持つようになりました。
また、藻類や植物が大気中に酸素を放出したため、地球上の酸素濃度が上昇し、今度はその酸素を利用する動物などの生物も登場することとなりました。
近年では、二酸化炭素削減に大きな役割を果たすと期待される「人工光合成」についての研究も進んでいます。
2. 光合成の化学反応過程
光化学系では光のエネルギーを利用して、水を分解して酸素を放出します。その際に作り出される「ATP」(アデノシン三リン酸)と「NADPH」(還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸)がカルビン回路へ受け渡され、二酸化炭素が固定され、養分(有機物)がカルビン回路で合成されます。
歴史的には光化学系は「明反応」、カルビン回路は「暗反応」と呼ばれてきました。光化学系は光を必要とする反応、カルビン回路は光を必要としない反応と考えられていたからです。
2-1. 光化学系
光化学系の化学反応は、葉緑体の内部(シアノバクテリアの場合は細胞内部)にある膜構造「チラコイド膜」で行われます。チラコイド膜の外側が「ストロマ」、内側が「ルーメン」です。
|
光合成を最初にはじめた原核生物が非光合成の真核生物に細胞内共生をすることで、植物やさまざまな藻類はどうなりましたか?
|
光合成を最初にはじめた原核生物が非光合成の真核生物に細胞内共生をすることで、植物やさまざまな藻類は「葉緑体」を獲得し、光合成の能力を持つようになりました。
|
JCRRAG_003529
|
生物学
|
◇過去10年間の研究動向と現在の研究状況等
生物学に関する研究は1990年代以降、大きな発展を遂げた。そこには、知的好奇心をもとに始められた基礎研究とさらにそこから発展した大型プロジェクト研究の相互補完的な融合と様々な分野との連携があった。以下にその主要な動向を述べる。
1)これまで同様、個人レベルの知的好奇心から始められた研究が重要な発見につながった。このような例として近年のノーベル医学生理学賞では、2001年の細胞周期、2004年のタンパク質分解、2006年のRNA干渉が挙げられる。
2)一方で、世界的な協力の下でなされた、様々な生き物のゲノム配列決定が生物学に革命をもたらした。これにより、微生物から高等生物に至るまで、生き物に共通の原理や逆に生き物の違いが、分子レベルで研究できるようになった。ゲノム研究は、また、システム生物学などの新しい学問領域をつくりだし、寄生・共生、系統進化等これまで困難であった領域の研究の進展をもたらした。
3)NMRや巨大放射光装置スプリング8によるタンパク質構造解析などの“ビッグサイエンス”が、生物系科学に導入された。これらのサイエンスは、遺伝子、タンパク質、代謝産物などの網羅的な解析に道を拓いた。
4)医工連携、化学の側面での生物探求、生物情報学の誕生、生物学と人文・社会科学との連携、生物の測定装置の飛躍など、生物系科学と他分野との連携が盛んとなった。
|
2018年に本庶佑が受賞した世界的に有名な賞がRNA干渉に関する研究に授与されたのは何年ですか。
|
2018年に本庶佑が受賞した世界的に有名な賞がRNA干渉に関する研究に授与されたのは2006年です。
|
JCRRAG_003530
|
生物学
|
◇過去10年間の研究動向と現在の研究状況等
生物学に関する研究は1990年代以降、大きな発展を遂げた。そこには、知的好奇心をもとに始められた基礎研究とさらにそこから発展した大型プロジェクト研究の相互補完的な融合と様々な分野との連携があった。以下にその主要な動向を述べる。
1)これまで同様、個人レベルの知的好奇心から始められた研究が重要な発見につながった。このような例として近年のノーベル医学生理学賞では、2001年の細胞周期、2004年のタンパク質分解、2006年のRNA干渉が挙げられる。
2)一方で、世界的な協力の下でなされた、様々な生き物のゲノム配列決定が生物学に革命をもたらした。これにより、微生物から高等生物に至るまで、生き物に共通の原理や逆に生き物の違いが、分子レベルで研究できるようになった。ゲノム研究は、また、システム生物学などの新しい学問領域をつくりだし、寄生・共生、系統進化等これまで困難であった領域の研究の進展をもたらした。
3)NMRや巨大放射光装置スプリング8によるタンパク質構造解析などの“ビッグサイエンス”が、生物系科学に導入された。これらのサイエンスは、遺伝子、タンパク質、代謝産物などの網羅的な解析に道を拓いた。
4)医工連携、化学の側面での生物探求、生物情報学の誕生、生物学と人文・社会科学との連携、生物の測定装置の飛躍など、生物系科学と他分野との連携が盛んとなった。
|
グレゴール・ヨハン・メンデルが専門とした学問分野の研究が大きな発展を遂げたのは、いつ以降ですか。
|
グレゴール・ヨハン・メンデルが専門とした学問分野の研究が大きな発展を遂げたのは、1990年代以降です。
|
JCRRAG_003531
|
生物学
|
【生物系分野の特性・特色および課題等】
マクロ生物学は、日本でも高レベルの研究が行われており、国際雑誌への投稿数も多い。日本で発行しているマクロ生物学の国際誌には、日本と欧米のみならず、インド、インドネシア、中国からも投稿がある。マクロ生物学では今後、地球環境の悪化と共に、生態学、生態人類学、行動人類学、保全生態学、資源物理学などの領域の研究者がもっと必要になるだろう。
分子生物学は、総体的な国際競争力がかなり高く、欧米先進国と肩を並べているといえる。ただし、分子生物学において、マウスやショウジョウバエなど実験動物などを管理維持してその利用法について研究している領域は、米国や英国に比べて日本が立ち遅れていると感じる。
分子進化学は、生命情報学やバイオインフォマティックスという領域での長期的立案(戦略性)が急がれる。分子進化学では、ハイテク等の国際的優位性を生命科学に活かす機会がこのままではなくなってしまい、欧米諸国からの遅れの取り戻しや中国・インド・ロシア等との競争力低下を大いに危惧している。
構造生物化学は、機能生物学、水の中の反応化学、分子進化生物学の分野の間に位置し、物質の機能という面から、酵素反応と生体物質間の相互作用の分子化学的側面を統一的に明らかにする。構造生物化学は、国際的に分担して協力して研究することが本来あるべき姿である。
|
【生物系分野の特性・特色および課題等】の説明によると、国際誌にインドや中国などからも投稿がある学問分野について、日本の研究レベルはどうですか。
|
【生物系分野の特性・特色および課題等】の説明によると、国際誌にインドや中国などからも投稿がある学問分野について、日本の研究レベルは高いです。
|
JCRRAG_003532
|
生物学
|
江戸時代末期の開国以降,日本に侵入し野生化した植物は帰化植物と呼ばれる(長田 1976).特に第二次世界大戦以降は,アメリカ合衆国およびヨーロッパ諸国と日本との問の経済交流が増えたため,それらの地域から日本への侵入の機会が増え,多くの帰化植物が認められるようになった(沼田 1975;飯泉 1975;長田 1975;淺井 1993;鷲谷・森本 1993).特に近年,大きな河川の河川敷では,大型一年生帰化植物オオブタクサAmbrosia trifida L.の繁茂が目立つようになった(建設省河川局治水課 1995;建設省河川局治水課 1996).
このオオブタクサは,原産地の北米において,撹乱地,河川敷農地などに生育する植物である(Abul-Fatih & Bazzaz 1979b;Bazzaz & Carlson 1979),原産地では.オオブタクサはその強い競争力により,一年生草本群落において圧倒的に優占し,群落内の共存種の生育を抑圧し,種多様度を著しく減少させ(Abul-Fatih & Bazzaz 1979a),遷移段階が進んでも群落を優占し続けることがあるとされている(Hartnett et al. 1987).
近年,埼玉県浦和市の荒川河川敷にある特別天然記念物田島ヶ原サクラソウ自生地においてもオオブタクサの侵入が目立つようになった.田島ヶ原サクラソウ自生地には,約4haの保護区が設けられ,その中にはサクラソウPrimula sieboldii E,Morrenをはじめ,200種以上の種子植物が自生している.現在,低地湿性立地の自然植生が残されている場所はごく稀であり(奥田 1990),田島ヶ原の植生は保全上重要な意味を持っている.本保護区周辺には23種の帰化植物の侵入が確認されている(西山 1990).1989年の調査では,これら帰化植物の大部分は観察路など保護区周辺で生育しているのに対して,オオブタクサ,セイタカアワダチソウSolidago altissima L.アレチウリSicyos angulatus L.の3種は保護区の内部にまで侵入していた(西山 1990),特に,オオブタクサは1984年に侵入が確認されて以来急速に分布域を拡大しつつあり,保護区内の種多様性を脅かしている可能性が指摘されている.
|
昭和59年に侵入が確認された植物は何ですか?
|
昭和59年に侵入が確認された植物はオオブタクサです。
|
JCRRAG_003533
|
生物学
|
【生物系分野の特性・特色および課題等】
マクロ生物学は、日本でも高レベルの研究が行われており、国際雑誌への投稿数も多い。日本で発行しているマクロ生物学の国際誌には、日本と欧米のみならず、インド、インドネシア、中国からも投稿がある。マクロ生物学では今後、地球環境の悪化と共に、生態学、生態人類学、行動人類学、保全生態学、資源物理学などの領域の研究者がもっと必要になるだろう。
分子生物学は、総体的な国際競争力がかなり高く、欧米先進国と肩を並べているといえる。ただし、分子生物学において、マウスやショウジョウバエなど実験動物などを管理維持してその利用法について研究している領域は、米国や英国に比べて日本が立ち遅れていると感じる。
分子進化学は、生命情報学やバイオインフォマティックスという領域での長期的立案(戦略性)が急がれる。分子進化学では、ハイテク等の国際的優位性を生命科学に活かす機会がこのままではなくなってしまい、欧米諸国からの遅れの取り戻しや中国・インド・ロシア等との競争力低下を大いに危惧している。
構造生物化学は、機能生物学、水の中の反応化学、分子進化生物学の分野の間に位置し、物質の機能という面から、酵素反応と生体物質間の相互作用の分子化学的側面を統一的に明らかにする。構造生物化学は、国際的に分担して協力して研究することが本来あるべき姿である。
|
【生物系分野の特性・特色および課題等】の説明によると、国際雑誌への投稿数が多い学問分野で今後、研究者がもっと必要になる領域は何ですか。
|
【生物系分野の特性・特色および課題等】の説明によると、国際雑誌への投稿数が多い学問分野で今後、研究者がもっと必要になる領域は生態学、生態人類学、行動人類学、保全生態学、資源物理学などです。
|
JCRRAG_003534
|
生物学
|
江戸時代末期の開国以降,日本に侵入し野生化した植物は帰化植物と呼ばれる(長田 1976).特に第二次世界大戦以降は,アメリカ合衆国およびヨーロッパ諸国と日本との問の経済交流が増えたため,それらの地域から日本への侵入の機会が増え,多くの帰化植物が認められるようになった(沼田 1975;飯泉 1975;長田 1975;淺井 1993;鷲谷・森本 1993).特に近年,大きな河川の河川敷では,大型一年生帰化植物オオブタクサAmbrosiatrifida L.の繁茂が目立つようになった(建設省河川局治水課 1995;建設省河川局治水課 1996).
このオオブタクサは,原産地の北米において,撹乱地,河川敷農地などに生育する植物である(Abul-Fatih & Bazzaz 1979b;Bazzaz & Carlson 1979),原産地では.オオブタクサはその強い競争力により,一年生草本群落において圧倒的に優占し,群落内の共存種の生育を抑圧し,種多様度を著しく減少させ(Abul-Fatih & Bazzaz 1979a),遷移段階が進んでも群落を優占し続けることがあるとされている(Hartnett et al. 1987).
近年,埼玉県浦和市の荒川河川敷にある特別天然記念物田島ヶ原サクラソウ自生地においてもオオブタクサの侵入が目立つようになった.田島ヶ原サクラソウ自生地には,約4haの保護区が設けられ,その中にはサクラソウPrimula sieboldii E,Morrenをはじめ,200種以上の種子植物が自生している.現在,低地湿性立地の自然植生が残されている場所はごく稀であり(奥田 1990),田島ヶ原の植生は保全上重要な意味を持っている.本保護区周辺には23種の帰化植物の侵入が確認されている(西山 1990).1989年の調査では,これら帰化植物の大部分は観察路など保護区周辺で生育しているのに対して,オオブタクサ,セイタカアワダチソウSolidago altissima L.アレチウリSicyos angulatus L.の3種は保護区の内部にまで侵入していた(西山 1990),特に,オオブタクサは1984年に侵入が確認されて以来急速に分布域を拡大しつつあり,保護区内の種多様性を脅かしている可能性が指摘されている.
|
さいたま市の前に埼玉県庁が置かれていた市においてオオブタクサの侵入が目立つようになったのは、何の自生地ですか?
|
さいたま市の前に埼玉県庁が置かれていた市においてオオブタクサの侵入が目立つようになったのは、サクラソウの自生地です。
|
JCRRAG_003535
|
生物学
|
江戸時代末期の開国以降,日本に侵入し野生化した植物は帰化植物と呼ばれる(長田 1976).特に第二次世界大戦以降は,アメリカ合衆国およびヨーロッパ諸国と日本との問の経済交流が増えたため,それらの地域から日本への侵入の機会が増え,多くの帰化植物が認められるようになった(沼田 1975;飯泉 1975;長田 1975;淺井 1993;鷲谷・森本 1993).特に近年,大きな河川の河川敷では,大型一年生帰化植物オオブタクサAmbrosiatrifida L.の繁茂が目立つようになった(建設省河川局治水課 1995;建設省河川局治水課 1996).
このオオブタクサは,原産地の北米において,撹乱地,河川敷農地などに生育する植物である(Abul-Fatih & Bazzaz 1979b;Bazzaz & Carlson 1979),原産地では.オオブタクサはその強い競争力により,一年生草本群落において圧倒的に優占し,群落内の共存種の生育を抑圧し,種多様度を著しく減少させ(Abul-Fatih & Bazzaz 1979a),遷移段階が進んでも群落を優占し続けることがあるとされている(Hartnett et al. 1987).
近年,埼玉県浦和市の荒川河川敷にある特別天然記念物田島ヶ原サクラソウ自生地においてもオオブタクサの侵入が目立つようになった.田島ヶ原サクラソウ自生地には,約4haの保護区が設けられ,その中にはサクラソウPrimula sieboldii E,Morrenをはじめ,200種以上の種子植物が自生している.現在,低地湿性立地の自然植生が残されている場所はごく稀であり(奥田 1990),田島ヶ原の植生は保全上重要な意味を持っている.本保護区周辺には23種の帰化植物の侵入が確認されている(西山 1990).1989年の調査では,これら帰化植物の大部分は観察路など保護区周辺で生育しているのに対して,オオブタクサ,セイタカアワダチソウSolidago altissima L.アレチウリSicyos angulatus L.の3種は保護区の内部にまで侵入していた(西山 1990),特に,オオブタクサは1984年に侵入が確認されて以来急速に分布域を拡大しつつあり,保護区内の種多様性を脅かしている可能性が指摘されている.
|
江戸時代末期の開国以降、東京を首都とする国に侵入し野生化した植物は何と呼ばれますか?
|
江戸時代末期の開国以降、東京を首都とする国に侵入し野生化した植物は帰化植物と呼ばれます。
|
JCRRAG_003536
|
生物学
|
江戸時代末期の開国以降,日本に侵入し野生化した植物は帰化植物と呼ばれる(長田 1976).特に第二次世界大戦以降は,アメリカ合衆国およびヨーロッパ諸国と日本との問の経済交流が増えたため,それらの地域から日本への侵入の機会が増え,多くの帰化植物が認められるようになった(沼田 1975;飯泉 1975;長田 1975;淺井 1993;鷲谷・森本 1993).特に近年,大きな河川の河川敷では,大型一年生帰化植物オオブタクサAmbrosiatrifida L.の繁茂が目立つようになった(建設省河川局治水課 1995;建設省河川局治水課 1996).
このオオブタクサは,原産地の北米において,撹乱地,河川敷農地などに生育する植物である(Abul-Fatih & Bazzaz 1979b;Bazzaz & Carlson 1979),原産地では.オオブタクサはその強い競争力により,一年生草本群落において圧倒的に優占し,群落内の共存種の生育を抑圧し,種多様度を著しく減少させ(Abul-Fatih & Bazzaz 1979a),遷移段階が進んでも群落を優占し続けることがあるとされている(Hartnett et al. 1987).
近年,埼玉県浦和市の荒川河川敷にある特別天然記念物田島ヶ原サクラソウ自生地においてもオオブタクサの侵入が目立つようになった.田島ヶ原サクラソウ自生地には,約4haの保護区が設けられ,その中にはサクラソウPrimula sieboldii E,Morrenをはじめ,200種以上の種子植物が自生している.現在,低地湿性立地の自然植生が残されている場所はごく稀であり(奥田 1990),田島ヶ原の植生は保全上重要な意味を持っている.本保護区周辺には23種の帰化植物の侵入が確認されている(西山 1990).1989年の調査では,これら帰化植物の大部分は観察路など保護区周辺で生育しているのに対して,オオブタクサ,セイタカアワダチソウSolidago altissima L.アレチウリSicyos angulatus L.の3種は保護区の内部にまで侵入していた(西山 1990),特に,オオブタクサは1984年に侵入が確認されて以来急速に分布域を拡大しつつあり,保護区内の種多様性を脅かしている可能性が指摘されている.
|
大きな河川側部の、増水時に冠水する場所で近年、繁茂が目立つようになったとされる植物は何ですか?
|
大きな河川側部の、増水時に冠水する場所、すなわち河川敷で、近年、繁茂が目立つようになったとされる植物はオオブタクサです。
|
JCRRAG_003537
|
生物学
|
抗体と抗原およびFc受容体の相互作用の速度論的および構造生物学的解析
本研究は、まず抗原の結合がIgGとFc受容体の相互作用に与える速度論的な影響に着目し、バイオレイヤー干渉法を用いて解析を行った。ここでいう抗原とは、ウイルスや細菌である。解析の結果、抗原が結合すると、IgG1のFc受容体に対するkoffが減少し、さらにその減少の程度は抗原によって異なることが明らかとなった。さらに、HDX-MSとクロスリンク質量分析法(XL-MS)を用いて、抗原の結合がIgGに与える構造的影響な影響とFabのFc受容体に対する結合部位を明らかにしたところ、FabはCLとCH1ドメインにFc受容体に対する結合部位を持ち、抗原が結合するとそれらのFabのFc受容体の結合部位と同じ領域で構造変化が生じることがわかった。以上の結果は、抗原が結合するとFabの構造変化が起こり、その構造変化はIgGとFc受容体の相互作用を安定化するように働くことを示唆している(Yamaguchi, et al., mAbs, 2022)。このように、HDX-MSとXL-MSの組み合わせは、蛋白質の機能を分子構造の観点から理解するために有効であり、速度論的解析手法と合わせることで、より詳細な相互作用の理解につなげることができる。
|
本研究は、ウイルスの結合がIgGとFc受容体の相互作用に与える速度論的な影響に着目しましたか?
|
はい、本研究は、ウイルスの結合がIgGとFc受容体の相互作用に与える速度論的な影響に着目しました。
|
JCRRAG_003538
|
生物学
|
【ウイルスを退治するにはタンパク質がカギです】
食中毒の原因として広く知られ一般にノロウイルスと呼ばれているのはカリシウイルス科ノロウイルス属に属するウイルスです。ただし、正確にはノロウイルスという種は存在せず、正式な呼称はノーウォークウイルスといいます。
ウイルスは細胞を持ちませんが、タンパク質で出来た殻(カプシド)の中に独自の遺伝子を持っており、他の生物の細胞を利用して増殖します。
ウイルスの起源には諸説ありますが、生物が持つトランスポゾンを起源とする説が有力です。生物の細胞内にはゲノム上の遺伝子位置が変わってしまう「動く遺伝子」があり、これをトランスポゾンといいます。最初のトランスポゾンはとうもろこしで発見され、とうもろこしのゲノムの約80%が、ヒトでは約40%がトランスポゾンまたはそれから派生した配列であると考えられています。
【タンパク質が洗濯洗剤を進化させます】
私たちの生活に欠かせない、洗濯用洗剤もタンパク質と深くかかわっています。洗濯用洗剤が日本で初めて発売されたのは1951(昭和26)年のことですが、洗濯用洗剤に配合されている酵素として最も代表的なものがアルカリプロテアーゼです。衣類の汚れには主に油分、タンパク質が含まれています。まずアルカリ溶液中では油分が一種の石鹸に変化するので、油汚れが落ちやすくなります。一方、タンパク質による汚れを落とすために登場したのがアルカリプロテアーゼです。プロテアーゼとはタンパク質を分解する酵素のことで、その中でもアルカリ溶液中であっても高い酵素活性を保持しているもののことを特にアルカリプロテアーゼと呼びます。アルカリ溶液の油分に対する力と、アルカリプロテアーゼのタンパク質に対する力を組み合わることで、洗剤は衣類の汚れを落としています。
【痛み止めの薬でもタンパク質が働いています】
シクロオキシゲナーゼは、細胞膜由来のアラキドン酸から、プロスタグランジンという物質を生成するのに関わるタンパク質です。プロスタグランジンには多くの種類がありますが、その一部は発熱や痛みを増強させる作用を持ちます。プロスタグランジンが発見されたのはスウェーデンのカロリンスカ研究所で、1934年のことでした。解熱鎮痛剤に含まれるイブプロフェンはシクロオキシゲナーゼのアラキドン酸結合部位と同じ位置に結合して占有してしまうことで、アラキドン酸との結合を阻害します。その結果、プロスタグランジンの生成が抑制され、発熱や痛みが治まるというのが痛み止めの仕組みです。
【「生命とは何か」の謎を解き明かすタンパク質】
リボソームは、50種類以上のタンパク質と少なくとも3種類のRNAから成る巨大分子です。あらゆる生物の細胞内に存在し、mRNAの情報に従い、タンパク質を合成しています(これを翻訳過程といいます)。平均的な翻訳速度は細菌で毎秒20アミノ酸(60塩基分)程度ですが、ヒトなどの真核生物では毎秒2~4アミノ酸(6~12塩基分)程度です。
また、細胞本体が持つものとは別に、細胞内小器官であるミトコンドリアは独自のリボソームを持っています。面白いことに、ミトコンドリアのリボソームは真核生物のものよりも細菌のものによく似ています。様々な研究の結果から、私たちの遠い祖先である真核生物が細菌を取り込んで共生したことのなごりが今のミトコンドリアであるという考え方が一般的です。
これまでに説明したルシフェラーゼ、アルカリプロテアーゼ、シクロオキシゲナーゼ2は生体触媒である酵素です。リボソームも反応だけを考えれば酵素なのですが、リボソームの反応の中心部はタンパク質ではなくRNAで出来ています。実は、RNAの中にも触媒活性を持つものがあります。これらはRNA(ribonucleic acid)と英語で酵素を表す「enzyme」を組み合わせてリボザイム(ribozyme)と呼ばれています。
遺伝情報を持つDNAにはタンパク質の設計図が書き込まれていますが、このDNAの複製にはタンパク質が必須です。生命の起源を考えた場合に、タマゴとニワトリの関係のように、どちらが先に誕生したのか、という疑問が生まれますが、実は現在でもその疑問に対する答えは出ておらず、いろいろな仮説が存在します。その中でも最も有力視されているのが「RNAワールド仮説」と呼ばれるものです。触媒活性を持つRNAであるリボザイムの発見が契機となり、生体触媒となりうる分子がタンパク質だけではないことが明らかとなったことで、RNAワールドの存在が生命誕生と深く関わっていると考えられるようになりました。一方、その考えに反論する声も未だ小さくなく、最初の生物は火星から運ばれてきたという説もあります。いずれにしても、決着が着くのにはもう少し時間がかかりそうです。
ただし、これらの議論は、「生命とは何か」、「生物とは何か」、を考える上で非常に有益な情報を与えてくれます。現在のところ、生物の定義は便宜的に、細胞を構成単位とし、代謝・増殖できるもの、ということになっていますが、私たちは地球でこれまで見つかった生物のことしか知りません。 NASAのチーフサイエンティストであるエレン・ストファンは、2015年4月に行われたパネルディスカッションで、「10年以内に地球外生命体の有力な兆候がつかめるだろう。20~30年以内には確実な証拠が得られると思う」と発表しました。近い将来、地球外生命体が見つかったときには、生物の定義が大きく書き換えられてしまうかもしれませんね。
|
シクロオキシゲナーゼというタンパク質によって細胞膜由来のアラキドン酸から生成される物質が発見されたのはどこですか?
|
シクロオキシゲナーゼというタンパク質によって細胞膜由来のアラキドン酸から生成される物質が発見されたのはスウェーデンのカロリンスカ研究所です。
|
JCRRAG_003539
|
生物学
|
動物には、背骨のある動物と背骨のない動物がいます。背骨のある動物は脊椎動物と呼ばれ、脊椎動物は大きく分けて、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類の5種類に分類できます。脊椎動物を分類するにはそれぞれどのような特徴があるかに注目することが大切です。
まず注目すべきポイントは、活動場所です。陸上で生活する動物であるか、水中で生活する動物であるかに注目します。陸上で生活するのは、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類の成体です。一方、水中で生活するのは、両生類の幼体と魚類です。
2つ目のポイントは、呼吸の仕方です。肺呼吸であるか、えら呼吸であるかに注目します。肺呼吸をするのが、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類の成体です。一方、えら呼吸をするのは両生類の幼体と魚類です。
3つ目のポイントは、受精の仕方です。体外受精であるか、体内受精であるかに注目します。体外受精をするのは、両生類と魚類です。一方、体内受精をするのは、哺乳類、鳥類、爬虫類です。
4つ目のポイントは、生まれ方です。卵生であるか、胎生であるかに注目します。卵生であるのは、鳥類、爬虫類、両生類、魚類です。一方、胎生であるのは、哺乳類です。また、動物の卵には、殻があるものとないものがあります。殻のある卵から生まれてくるのが、鳥類と爬虫類で、殻のない卵から生まれてくるのが、両生類と魚類です。
5つ目のポイントは、子育てをするか、しないかです。子育てをするのは、哺乳類と鳥類です。一方、子育てをしないのは、爬虫類、両生類、魚類です。
6つ目のポイントは、体温です。変温動物であるか、恒温動物であるかに注目します。変温動物であるのは、爬虫類、両生類、魚類です。一方、恒温動物であるのは、哺乳類と鳥類です。
|
脊椎動物の5種類の分類のうち、人間は何類ですか?
|
脊椎動物の5種類の分類のうち、人間は哺乳類です。
|
JCRRAG_003540
|
生物学
|
◇過去10年間の研究動向と現在の研究状況等
生物学に関する研究は1990年代以降、大きな発展を遂げた。そこには、知的好奇心をもとに始められた基礎研究とさらにそこから発展した大型プロジェクト研究の相互補完的な融合と様々な分野との連携があった。以下にその主要な動向を述べる。
1)これまで同様、個人レベルの知的好奇心から始められた研究が重要な発見につながった。このような例として近年のノーベル医学生理学賞では、2001年の細胞周期、2004年のタンパク質分解、2006年のRNA干渉が挙げられる。
2)一方で、世界的な協力の下でなされた、様々な生き物のゲノム配列決定が生物学に革命をもたらした。これにより、微生物から高等生物に至るまで、生き物に共通の原理や逆に生き物の違いが、分子レベルで研究できるようになった。ゲノム研究は、また、システム生物学などの新しい学問領域をつくりだし、寄生・共生、系統進化等これまで困難であった領域の研究の進展をもたらした。
3)NMRや巨大放射光装置スプリング8によるタンパク質構造解析などの“ビッグサイエンス”が、生物系科学に導入された。これらのサイエンスは、遺伝子、タンパク質、代謝産物などの網羅的な解析に道を拓いた。
4)医工連携、化学の側面での生物探求、生物情報学の誕生、生物学と人文・社会科学との連携、生物の測定装置の飛躍など、生物系科学と他分野との連携が盛んとなった。
|
アメリカで9月11日に同時多発テロ事件が発生した年にノーベル医学生理学賞を授与された研究は、何に関するものですか。
|
アメリカで9月11日に同時多発テロ事件が発生した年にノーベル医学生理学賞を授与された研究は、細胞周期に関するものです。
|
JCRRAG_003541
|
生物学
|
◇過去10年間の研究動向と現在の研究状況等
生物学に関する研究は1990年代以降、大きな発展を遂げた。そこには、知的好奇心をもとに始められた基礎研究とさらにそこから発展した大型プロジェクト研究の相互補完的な融合と様々な分野との連携があった。以下にその主要な動向を述べる。
1)これまで同様、個人レベルの知的好奇心から始められた研究が重要な発見につながった。このような例として近年のノーベル医学生理学賞では、2001年の細胞周期、2004年のタンパク質分解、2006年のRNA干渉が挙げられる。
2)一方で、世界的な協力の下でなされた、様々な生き物のゲノム配列決定が生物学に革命をもたらした。これにより、微生物から高等生物に至るまで、生き物に共通の原理や逆に生き物の違いが、分子レベルで研究できるようになった。ゲノム研究は、また、システム生物学などの新しい学問領域をつくりだし、寄生・共生、系統進化等これまで困難であった領域の研究の進展をもたらした。
3)NMRや巨大放射光装置スプリング8によるタンパク質構造解析などの“ビッグサイエンス”が、生物系科学に導入された。これらのサイエンスは、遺伝子、タンパク質、代謝産物などの網羅的な解析に道を拓いた。
4)医工連携、化学の側面での生物探求、生物情報学の誕生、生物学と人文・社会科学との連携、生物の測定装置の飛躍など、生物系科学と他分野との連携が盛んとなった。
|
核磁気共鳴のメソッドが導入された科学分野は何ですか。
|
核磁気共鳴のメソッドが導入された科学分野は、生物系化学です。
|
JCRRAG_003542
|
生物学
|
動物には、背骨のある動物と背骨のない動物がいます。背骨のある動物は脊椎動物と呼ばれ、脊椎動物は大きく分けて、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類の5種類に分類できます。脊椎動物を分類するにはそれぞれどのような特徴があるかに注目することが大切です。
まず注目すべきポイントは、活動場所です。陸上で生活する動物であるか、水中で生活する動物であるかに注目します。陸上で生活するのは、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類の成体です。一方、水中で生活するのは、両生類の幼体と魚類です。
2つ目のポイントは、呼吸の仕方です。肺呼吸であるか、えら呼吸であるかに注目します。肺呼吸をするのが、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類の成体です。一方、えら呼吸をするのは両生類の幼体と魚類です。
3つ目のポイントは、受精の仕方です。体外受精であるか、体内受精であるかに注目します。体外受精をするのは、両生類と魚類です。一方、体内受精をするのは、哺乳類、鳥類、爬虫類です。
4つ目のポイントは、生まれ方です。卵生であるか、胎生であるかに注目します。卵生であるのは、鳥類、爬虫類、両生類、魚類です。一方、胎生であるのは、哺乳類です。また、動物の卵には、殻があるものとないものがあります。殻のある卵から生まれてくるのが、鳥類と爬虫類で、殻のない卵から生まれてくるのが、両生類と魚類です。
5つ目のポイントは、子育てをするか、しないかです。子育てをするのは、哺乳類と鳥類です。一方、子育てをしないのは、爬虫類、両生類、魚類です。
6つ目のポイントは、体温です。変温動物であるか、恒温動物であるかに注目します。変温動物であるのは、爬虫類、両生類、魚類です。一方、恒温動物であるのは、哺乳類と鳥類です。
|
魚類は外気温の変化によって、体温が変わりますか。
|
はい、魚類は外気温の変化によって、体温が変わります。
|
JCRRAG_003543
|
生物学
|
【生物系分野の特性・特色および課題等】
マクロ生物学は、日本でも高レベルの研究が行われており、国際雑誌への投稿数も多い。日本で発行しているマクロ生物学の国際誌には、日本と欧米のみならず、インド、インドネシア、中国からも投稿がある。マクロ生物学では今後、地球環境の悪化と共に、生態学、生態人類学、行動人類学、保全生態学、資源物理学などの領域の研究者がもっと必要になるだろう。
分子生物学は、総体的な国際競争力がかなり高く、欧米先進国と肩を並べているといえる。ただし、分子生物学において、マウスやショウジョウバエなど実験動物などを管理維持してその利用法について研究している領域は、米国や英国に比べて日本が立ち遅れていると感じる。
分子進化学は、生命情報学やバイオインフォマティックスという領域での長期的立案(戦略性)が急がれる。分子進化学では、ハイテク等の国際的優位性を生命科学に活かす機会がこのままではなくなってしまい、欧米諸国からの遅れの取り戻しや中国・インド・ロシア等との競争力低下を大いに危惧している。
構造生物化学は、機能生物学、水の中の反応化学、分子進化生物学の分野の間に位置し、物質の機能という面から、酵素反応と生体物質間の相互作用の分子化学的側面を統一的に明らかにする。構造生物化学は、国際的に分担して協力して研究することが本来あるべき姿である。
|
機能生物学、水の中の反応化学、分子進化生物学の分野の間に位置する学問分野は、どのように研究することが本来あるべき姿ですか?
|
機能生物学、水の中の反応化学、分子進化生物学の分野の間に位置する学問分野は、国際的に分担して協力して研究することが本来あるべき姿です。
|
JCRRAG_003544
|
生物学
|
動物には、背骨のある動物と背骨のない動物がいます。背骨のある動物は脊椎動物と呼ばれ、脊椎動物は大きく分けて、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類の5種類に分類できます。脊椎動物を分類するにはそれぞれどのような特徴があるかに注目することが大切です。
まず注目すべきポイントは、活動場所です。陸上で生活する動物であるか、水中で生活する動物であるかに注目します。陸上で生活するのは、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類の成体です。一方、水中で生活するのは、両生類の幼体と魚類です。
2つ目のポイントは、呼吸の仕方です。肺呼吸であるか、えら呼吸であるかに注目します。肺呼吸をするのが、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類の成体です。一方、えら呼吸をするのは両生類の幼体と魚類です。
3つ目のポイントは、受精の仕方です。体外受精であるか、体内受精であるかに注目します。体外受精をするのは、両生類と魚類です。一方、体内受精をするのは、哺乳類、鳥類、爬虫類です。
4つ目のポイントは、生まれ方です。卵生であるか、胎生であるかに注目します。卵生であるのは、鳥類、爬虫類、両生類、魚類です。一方、胎生であるのは、哺乳類です。また、動物の卵には、殻があるものとないものがあります。殻のある卵から生まれてくるのが、鳥類と爬虫類で、殻のない卵から生まれてくるのが、両生類と魚類です。
5つ目のポイントは、子育てをするか、しないかです。子育てをするのは、哺乳類と鳥類です。一方、子育てをしないのは、爬虫類、両生類、魚類です。
6つ目のポイントは、体温です。変温動物であるか、恒温動物であるかに注目します。変温動物であるのは、爬虫類、両生類、魚類です。一方、恒温動物であるのは、哺乳類と鳥類です。
|
活動場所が陸上の動物は、どのような呼吸の仕方をしますか。
|
活動場所が陸上の動物は、肺呼吸をします。
|
JCRRAG_003545
|
生物学
|
【生物系分野の特性・特色および課題等】
マクロ生物学は、日本でも高レベルの研究が行われており、国際雑誌への投稿数も多い。日本で発行しているマクロ生物学の国際誌には、日本と欧米のみならず、インド、インドネシア、中国からも投稿がある。マクロ生物学では今後、地球環境の悪化と共に、生態学、生態人類学、行動人類学、保全生態学、資源物理学などの領域の研究者がもっと必要になるだろう。
分子生物学は、総体的な国際競争力がかなり高く、欧米先進国と肩を並べているといえる。ただし、分子生物学において、マウスやショウジョウバエなど実験動物などを管理維持してその利用法について研究している領域は、米国や英国に比べて日本が立ち遅れていると感じる。
分子進化学は、生命情報学やバイオインフォマティックスという領域での長期的立案(戦略性)が急がれる。分子進化学では、ハイテク等の国際的優位性を生命科学に活かす機会がこのままではなくなってしまい、欧米諸国からの遅れの取り戻しや中国・インド・ロシア等との競争力低下を大いに危惧している。
構造生物化学は、機能生物学、水の中の反応化学、分子進化生物学の分野の間に位置し、物質の機能という面から、酵素反応と生体物質間の相互作用の分子化学的側面を統一的に明らかにする。構造生物化学は、国際的に分担して協力して研究することが本来あるべき姿である。
|
【生物系分野の特性・特色および課題等】の説明によると、インドやロシアなどとの競争力低下が大いに危惧されている学問分野では、何が急がれますか。
|
【生物系分野の特性・特色および課題等】の説明によると、インドやロシアなどとの競争力低下が大いに危惧されている学問分野では、生命情報学やバイオインフォマティックスという領域での長期的立案(戦略性)が急がれます。
|
JCRRAG_003546
|
生物学
|
【生物系分野の特性・特色および課題等】
マクロ生物学は、日本でも高レベルの研究が行われており、国際雑誌への投稿数も多い。日本で発行しているマクロ生物学の国際誌には、日本と欧米のみならず、インド、インドネシア、中国からも投稿がある。マクロ生物学では今後、地球環境の悪化と共に、生態学、生態人類学、行動人類学、保全生態学、資源物理学などの領域の研究者がもっと必要になるだろう。
分子生物学は、総体的な国際競争力がかなり高く、欧米先進国と肩を並べているといえる。ただし、分子生物学において、マウスやショウジョウバエなど実験動物などを管理維持してその利用法について研究している領域は、米国や英国に比べて日本が立ち遅れていると感じる。
分子進化学は、生命情報学やバイオインフォマティックスという領域での長期的立案(戦略性)が急がれる。分子進化学では、ハイテク等の国際的優位性を生命科学に活かす機会がこのままではなくなってしまい、欧米諸国からの遅れの取り戻しや中国・インド・ロシア等との競争力低下を大いに危惧している。
構造生物化学は、機能生物学、水の中の反応化学、分子進化生物学の分野の間に位置し、物質の機能という面から、酵素反応と生体物質間の相互作用の分子化学的側面を統一的に明らかにする。構造生物化学は、国際的に分担して協力して研究することが本来あるべき姿である。
|
【生物系分野の特性・特色および課題等】の説明によると、総体的な国際競争力がかなり高く、欧米先進国と肩を並べている学問分野において、米国や英国に比べて日本が立ち遅れていると感じられる領域は何ですか。
|
【生物系分野の特性・特色および課題等】の説明によると、総体的な国際競争力がかなり高く、欧米先進国と肩を並べている学問分野において、米国や英国に比べて日本が立ち遅れていると感じられるのは、マウスやショウジョウバエなど実験動物などを管理維持してその利用法について研究している領域です。
|
JCRRAG_003547
|
生物学
|
私達の調査池では、オオクチバスの産卵床の確認や卵・仔稚魚の除去も行っているが、水の透明度が低いと全てを除去することは難しい。また、成魚が多いと産卵床も多く形成されると考えられる。その結果、産卵適地以外で産卵床が形成されたり、産卵期が長くなったりする可能性があり、そのために産卵床の見落としが生じやすくなる恐れがある。一方、成魚を減らすことにより産卵床が少なくなると、卵や仔稚魚の駆除率が高まるとともに、ブルーギルや在来魚、貝類等によるオオクチバス卵、仔稚魚の捕食が集中して生じると予想される。以上から、成魚を釣獲によって減らすことには大きな意味がある。
また、オオクチバスはアメリカザリガニを捕食する。アメリカザリガニが増えると水草帯が消失するなど大きな生態系変化が生じることが報告されている(Maezono et al. 2005)。外来魚駆除にともなうこのような生態系の変化については十分に留意し、アメリカザリガニが大きな被害をもたらすようであれば、別の対処法を検討する必要があろう。本調査を行ったA池においてもオオクチバスはアメリカザリガニを捕食していることが確認された。注意深くモニタリングを行っていきたい。
|
オオクチバスの駆除はアメリカザリガニに影響を与えますか?
|
オオクチバスはアメリカザリガニを捕食するため、オオクチバスが減少することはアメリカザリガニに影響します。
|
JCRRAG_003548
|
生物学
|
効果的に収量を増加させる技術として,換気をできる限り抑制してミストやCO2施用を行い,相対湿度やCO2濃度を高く維持して光合成速度を高める閉鎖・半閉鎖型環境管理が最近注目されている(de Zwart, 2007;安場ら,2011;木野本ら,2013)。また,収量に影響を与える気象条件として相対湿度が注目されており,例えばキュウリの生産においては,相対湿度を高くすることにより乾物生産量が増加することが示されている(長岡ら,1984;崎山ら,2002)。これは,相対湿度が高くなると気孔開度が増加し,葉内へのCO2の取り込みが促進され,光合成速度が増加することに起因する。高い相対湿度が作物生長にとってマイナスの効果を生じる場合も報告されている。例えば,Bakker(1990)は温度を一定とし,終日密閉して高い相対湿度を維持した実験区では植物の蒸散が抑制され養分欠乏を引き起こし,その結果として乾物生産が減少したことを報告している。自然環境は蒸散に影響を与える。自然環境とは、例えば相対湿度に加え、風速などがある。矢吹・宮川ら(1970)は相対湿度と風速が光合成速度に及ぼす影響を調べている。それによると,風速が低いとCO2が葉に吸収されて葉の表面のCO2濃度が低下しても,周囲の空気からのCO2の移動による補給が行われにくくなり,光合成速度が低下する。しかし,風速が速すぎると特に相対湿度が低い場合は蒸散が過剰となり葉内の水分が欠乏し,水分ストレスとなって気孔が閉鎖し光合成速度が低下する。キュウリは高い平均相対湿度の維持と適切な風速の制御により,気孔開度と蒸散量を最適に調節することができれば,水分吸収量を適正な範囲に維持したまま,葉内のCO2濃度を高めて光合成速度を向上でき,乾物生産量が増加する。風速条件を3水準(0 m/s, 0.24 m/s, 0.66 m/s)設定したところ,0.24 m/s区および0.66 m/s区のキュウリの乾物重は0 m/s区と比べて有意に増加した。最も乾物生産が増加したのは0.24 m/s区であり,その際の平均相対湿度は92.1%と高かった。したがって、本研究において相対湿度は92.1%程度が良く、かつ風速は0.24 m/sが最適な風速であると考えた。
|
Bakkerによると、風速は蒸散に影響を与えますか?
|
はい、Bakkerによると、風速は蒸散に影響を与えます。
|
JCRRAG_003549
|
生物学
|
合成生物学の分野では、生体分子を制御することで、細胞機能を合目的的に操作する『生体分子デバイス』の開発が進められており、病気の原因物質の検出や体内への治療分子の放出、高効率な有用物質合成経路の設計など、バイオエコノミー社会を支える生体分子デバイスが次々に生み出されている。これまでに開発されてきた生体分子デバイスは、精密にデザインされた遺伝子回路を通して機能性タンパク質を恒常的に発現することで、高いバイオプロセス効率と環境持続性を実現させてきた。しかし近年、生体分子デバイスを搭載させた人工細胞の生産性や収益性、応用可能な医療技術・産業範囲をさらに拡大させていくためには、これまでに培われてきた精密な遺伝子回路に加え、細胞機能の実行役であるタンパク質の機能性を時空間特異的に制御することが重要であると考えられるようになってきた。そこで本講演では、合成生物学研究におけるプロテオームの有用性や課題などを議論したい。
*生体分子には、タンパク質、脂質、糖などがある。
*これまでに開発されてきた生体分子デバイスには、生体分子モーターやマイクロデバイスなどがある。
|
生体分子モーターは、精密にデザインされた遺伝子回路を通して機能性タンパク質を恒常的に発現することで、高いバイオプロセス効率と環境持続性を実現させてきましたか?
|
はい、生体分子モーターは、精密にデザインされた遺伝子回路を通して機能性タンパク質を恒常的に発現することで、高いバイオプロセス効率と環境持続性を実現させてきました。
|
JCRRAG_003550
|
生物学
|
効果的に収量を増加させる技術として,換気をできる限り抑制してミストやCO2施用を行い,相対湿度やCO2濃度を高く維持して光合成速度を高める閉鎖・半閉鎖型環境管理が最近注目されている(de Zwart, 2007;安場ら,2011;木野本ら,2013)。また,収量に影響を与える気象条件として相対湿度が注目されており,例えばキュウリの生産においては,相対湿度を高くすることにより乾物生産量が増加することが示されている(長岡ら,1984;崎山ら,2002)。これは,相対湿度が高くなると気孔開度が増加し,葉内へのCO2の取り込みが促進され,光合成速度が増加することに起因する。高い相対湿度が作物生長にとってマイナスの効果を生じる場合も報告されている。例えば,Bakker(1990)は温度を一定とし,終日密閉して高い相対湿度を維持した実験区では植物の蒸散が抑制され養分欠乏を引き起こし,その結果として乾物生産が減少したことを報告している。自然環境は蒸散に影響を与える。自然環境とは、例えば相対湿度に加え、風速などがある。矢吹・宮川ら(1970)は相対湿度と風速が光合成速度に及ぼす影響を調べている。それによると,風速が低いとCO2が葉に吸収されて葉の表面のCO2濃度が低下しても,周囲の空気からのCO2の移動による補給が行われにくくなり,光合成速度が低下する。しかし,風速が速すぎると特に相対湿度が低い場合は蒸散が過剰となり葉内の水分が欠乏し,水分ストレスとなって気孔が閉鎖し光合成速度が低下する。キュウリは高い平均相対湿度の維持と適切な風速の制御により,気孔開度と蒸散量を最適に調節することができれば,水分吸収量を適正な範囲に維持したまま,葉内のCO2濃度を高めて光合成速度を向上でき,乾物生産量が増加する。風速条件を3水準(0 m/s, 0.24 m/s, 0.66 m/s)設定したところ,0.24 m/s区および0.66 m/s区のキュウリの乾物重は0 m/s区と比べて有意に増加した。最も乾物生産が増加したのは0.24 m/s区であり,その際の平均相対湿度は92.1%と高かった。したがって、本研究において相対湿度は92.1%程度が良く、かつ風速は0.24 m/sが最適な風速であると考えた。
|
平均相対湿度が92.1%と高く、風速を0.24m/sに設定した区分では乾物生産量は増加しますか?
|
はい、平均相対湿度が92.1%と高く、風速を0.24m/sに設定した区分では乾物生産は増加します。
|
JCRRAG_003551
|
生物学
|
【細菌とは?】
細菌は単細胞からなる大きさ1~5ミクロンほどの微生物である。微生物というとカビを思い浮かべる人もいるかもしれないが、細菌はカビなどの菌類とは生物学的に大きく異なる。日本における細菌の研究は昔からさかんに行われてきた。細菌に関する学問の分野で大きな功績を残した人物として「近代日本医学の父」とされる北里柴三郎がおり、彼はノーベル生理学・医学賞の最終候補者にもなった。生物は細胞からできているが、一般的に大きく2種類に分類される。細胞内に「核」がありその中にDNAが格納されている細胞からなる真核生物と、核が無くDNAが細胞内に裸のまま存在する細胞からなる原核生物である。動物や植物のほか、カビや酵母は微生物だが真核生物である。一方、原核生物は地球上に最初に誕生した生命体であり、細菌はこの原核生物の仲間である。原核生物は、低温生物学で研究される南極の雪面のように寒冷な環境でも、海底の熱水噴出孔や、陸上の熱水泉のような高温の環境でも、繁栄することができる。誕生と絶滅を繰返し続けてきた生命の歴史の中で、環境の変化にも負けず40億年もの長い間生き残り続けてきたという意味では、細菌は地球という環境に最も適応した生物と言える。
細菌は土壌、河川、温泉など、あらゆる環境に存在し、ヒトの腸内には1,000種類もの細菌が100兆個も生息している。細菌の多くはヒトや植物にとって無害であるが、有用な細菌も多い。例えば、腸内細菌は人間の健康に重要な役割を果たしている。また、納豆やヨーグルトなどは細菌を利用した発酵食品である。しかし、一部の細菌は植物に病気を引き起こすため、植物病原細菌と呼ばれる。植物は細菌に対抗するために抗菌物質を産生するなどの防御システムを備えているが、植物病原細菌はこれをかいくぐり、植物に寄生する特殊な能力を持つようになった微生物である。植物病原細菌の根頭癌しゅ病菌は、植物の傷から発散されるアセトシリンゴンをシグナルとしてキャッチし、傷口から感染して植物に瘤を作る。
【細菌病の症状と病気がおこる仕組み】
植物病原細菌によって引き起こされる植物病は国内だけで600種類以上あり、植物の種類や症状、発病のしくみなどもさまざまである。例えば、ハクサイなどの野菜類に発生する軟腐病は土壌伝染性の細菌病で、土壌中の病原細菌が植物の傷口などから侵入して感染・発病する。初めは小さな水浸状の病斑ができ、次第に植物全体が軟化、腐敗し、強い悪臭を放つようになる。病原細菌はペクトバクテリウム属(Pectobacterium属)の細菌であり、植物の細胞壁成分であるペクチンを分解する酵素を分泌することによって、植物を軟化・腐敗させる。
キュウリ斑点細菌病の場合は、はじめは葉に水浸状の小斑点が生じ、これが拡大して黄褐色~灰白色の病斑が形成される。病原細菌はシュードモナス属(Pseudomonas属)の細菌であり、おもに葉の気孔から植物内に侵入する。すでに述べたように、植物は細菌が侵入するとそれを感知して抗菌物質などを産生し、細菌の増殖を抑えようとする。これに対して、キュウリ斑点細菌病菌は注射器のような装置(分泌装置)を菌体表面に備えており、植物の防御反応を阻害するタンパク質を植物細胞に送り込み、感染を広げてゆく。
トマト青枯病はラルストニア属(Ralstonia属)の細菌によって引き起こされ、土壌中に生存するこの細菌が根の傷口から侵入し、根や茎の導管で増殖する。細菌は植物に感染すると粘質性の多糖類を分泌して、細菌の菌体と絡まって導管を閉塞させるため、水分や養分の供給が遮断されて植物は青いまましおれる。トマト青枯病の予防策は、新潟県農業総合研究所によって実証されており、新潟県農業総合研究所の研究では深さ60cmの土壌でも、青枯れ病やネコブセンチュウの密度を減らす効果が確認されました。
バラやマーガレットなどに発生する根頭がんしゅ病は、根や地面近くの茎に、ごつごつした腫瘍(こぶ)が生じる病気であり、アグロバクテリウムと呼ばれる細菌によって起こる。この細菌が傷口から侵入すると、シュードモナス属菌とは別のタイプの分泌装置によって植物細胞にDNAを送り込む。このDNAにはこぶを形成する働きがある。
このように植物病原細菌は植物を腐敗させたり、植物にタンパク質やDNAを送り込んだりして、導管を詰まらせたり腫瘍をつくるなど、いろいろな方法で植物に寄生する。単細胞生物なので単純で下等な生物を思い浮かべるかもしれないが、植物病原細菌は長い進化の過程で植物に感染する「わざ」を発達させてきた特殊な生き物なのである。
【細菌病の防除法】
このような巧妙な手口を駆使して植物に感染する病原体を抑え込むのは容易ではない。現在でも細菌病に効果のある農薬は銅剤や抗生物質剤など数は限られている。特に維管束を侵す細菌病には効果的な薬剤がなく、農薬による防除は難しい。そのため、輪作や抵抗性品種を活用するなど、そもそも細菌病が発生しにくい栽培環境を築くことが大切である。例えば、土壌湿度は土壌病害の発生を左右し、野菜類軟腐病やトマト青枯病は多湿環境下で発生が多くなるので、水はけに気をつける必要がある。土壌pHも土壌病害の発生に影響することがあり、ジャガイモそうか病は中性あるいは微アルカリ性土壌で多く発生するが、pH5.5以下の酸性条件では病原細菌の活動が鈍る。防風垣を設置したり食害する害虫を駆除したりするなど、細菌が侵入する傷口を減らす工夫も細菌病に対する有効な予防手段となる。また、ジャガイモそうか病のその他の予防策として、土壌殺菌剤であるフロンサイド粉剤を、種芋の植え付け前に30坪当たり3kg~4kgを全面散布することを推奨する。
また、細菌病と菌類病(カビによる植物病)では防除法や対策も異なるので、細菌病かどうかを正しく診断することも大切である。例えば、カビによる植物病にはベノミルやチオファネートメチルを主成分とする農薬が使われるが、これらの農薬はカビのβ-チューブリンというタンパク質に作用して細胞分裂を阻害する。一方、細菌はβ-チューブリンを持たないので、これらの薬剤が効かない。細菌は光学顕微鏡でぎりぎり見える程度の大きさであり、細菌病かどうかの診断が難しい。細菌病の可能性が疑われるときは、植物医師などの専門家に相談するのが賢明である。
|
ラルストニア属(Ralstonia属)の細菌によって引き起こされ、感染した植物が粘質性の多糖類を分泌して、細菌の菌体と絡まって導管を閉塞させるため、水分や養分の供給が遮断されて青いまましおれる病気の予防策を実証している組織はどこですか?
|
ラルストニア属(Ralstonia属)の細菌によって引き起こされ、感染した植物が粘質性の多糖類を分泌して、細菌の菌体と絡まって導管を閉塞させるため、水分や養分の供給が遮断されて青いまましおれる病気の予防策を実証している組織は新潟県農業総合研究所です。
|
JCRRAG_003552
|
生物学
|
【細菌とは?】
細菌は単細胞からなる大きさ1~5ミクロンほどの微生物である。微生物というとカビを思い浮かべる人もいるかもしれないが、細菌はカビなどの菌類とは生物学的に大きく異なる。日本における細菌の研究は昔からさかんに行われてきた。細菌に関する学問の分野で大きな功績を残した人物として「近代日本医学の父」とされる北里柴三郎がおり、彼はノーベル生理学・医学賞の最終候補者にもなった。生物は細胞からできているが、一般的に大きく2種類に分類される。細胞内に「核」がありその中にDNAが格納されている細胞からなる真核生物と、核が無くDNAが細胞内に裸のまま存在する細胞からなる原核生物である。動物や植物のほか、カビや酵母は微生物だが真核生物である。一方、原核生物は地球上に最初に誕生した生命体であり、細菌はこの原核生物の仲間である。原核生物は、低温生物学で研究される南極の雪面のように寒冷な環境でも、海底の熱水噴出孔や、陸上の熱水泉のような高温の環境でも、繁栄することができる。誕生と絶滅を繰返し続けてきた生命の歴史の中で、環境の変化にも負けず40億年もの長い間生き残り続けてきたという意味では、細菌は地球という環境に最も適応した生物と言える。
細菌は土壌、河川、温泉など、あらゆる環境に存在し、ヒトの腸内には1,000種類もの細菌が100兆個も生息している。細菌の多くはヒトや植物にとって無害であるが、有用な細菌も多い。例えば、腸内細菌は人間の健康に重要な役割を果たしている。また、納豆やヨーグルトなどは細菌を利用した発酵食品である。しかし、一部の細菌は植物に病気を引き起こすため、植物病原細菌と呼ばれる。植物は細菌に対抗するために抗菌物質を産生するなどの防御システムを備えているが、植物病原細菌はこれをかいくぐり、植物に寄生する特殊な能力を持つようになった微生物である。植物病原細菌の根頭癌しゅ病菌は、植物の傷から発散されるアセトシリンゴンをシグナルとしてキャッチし、傷口から感染して植物に瘤を作る。
【細菌病の症状と病気がおこる仕組み】
植物病原細菌によって引き起こされる植物病は国内だけで600種類以上あり、植物の種類や症状、発病のしくみなどもさまざまである。例えば、ハクサイなどの野菜類に発生する軟腐病は土壌伝染性の細菌病で、土壌中の病原細菌が植物の傷口などから侵入して感染・発病する。初めは小さな水浸状の病斑ができ、次第に植物全体が軟化、腐敗し、強い悪臭を放つようになる。病原細菌はペクトバクテリウム属(Pectobacterium属)の細菌であり、植物の細胞壁成分であるペクチンを分解する酵素を分泌することによって、植物を軟化・腐敗させる。
キュウリ斑点細菌病の場合は、はじめは葉に水浸状の小斑点が生じ、これが拡大して黄褐色~灰白色の病斑が形成される。病原細菌はシュードモナス属(Pseudomonas属)の細菌であり、おもに葉の気孔から植物内に侵入する。すでに述べたように、植物は細菌が侵入するとそれを感知して抗菌物質などを産生し、細菌の増殖を抑えようとする。これに対して、キュウリ斑点細菌病菌は注射器のような装置(分泌装置)を菌体表面に備えており、植物の防御反応を阻害するタンパク質を植物細胞に送り込み、感染を広げてゆく。
トマト青枯病はラルストニア属(Ralstonia属)の細菌によって引き起こされ、土壌中に生存するこの細菌が根の傷口から侵入し、根や茎の導管で増殖する。細菌は植物に感染すると粘質性の多糖類を分泌して、細菌の菌体と絡まって導管を閉塞させるため、水分や養分の供給が遮断されて植物は青いまましおれる。トマト青枯病の予防策は、新潟県農業総合研究所によって実証されており、新潟県農業総合研究所の研究では深さ60cmの土壌でも、青枯れ病やネコブセンチュウの密度を減らす効果が確認されました。
バラやマーガレットなどに発生する根頭がんしゅ病は、根や地面近くの茎に、ごつごつした腫瘍(こぶ)が生じる病気であり、アグロバクテリウムと呼ばれる細菌によって起こる。この細菌が傷口から侵入すると、シュードモナス属菌とは別のタイプの分泌装置によって植物細胞にDNAを送り込む。このDNAにはこぶを形成する働きがある。
このように植物病原細菌は植物を腐敗させたり、植物にタンパク質やDNAを送り込んだりして、導管を詰まらせたり腫瘍をつくるなど、いろいろな方法で植物に寄生する。単細胞生物なので単純で下等な生物を思い浮かべるかもしれないが、植物病原細菌は長い進化の過程で植物に感染する「わざ」を発達させてきた特殊な生き物なのである。
【細菌病の防除法】
このような巧妙な手口を駆使して植物に感染する病原体を抑え込むのは容易ではない。現在でも細菌病に効果のある農薬は銅剤や抗生物質剤など数は限られている。特に維管束を侵す細菌病には効果的な薬剤がなく、農薬による防除は難しい。そのため、輪作や抵抗性品種を活用するなど、そもそも細菌病が発生しにくい栽培環境を築くことが大切である。例えば、土壌湿度は土壌病害の発生を左右し、野菜類軟腐病やトマト青枯病は多湿環境下で発生が多くなるので、水はけに気をつける必要がある。土壌pHも土壌病害の発生に影響することがあり、ジャガイモそうか病は中性あるいは微アルカリ性土壌で多く発生するが、pH5.5以下の酸性条件では病原細菌の活動が鈍る。防風垣を設置したり食害する害虫を駆除したりするなど、細菌が侵入する傷口を減らす工夫も細菌病に対する有効な予防手段となる。また、ジャガイモそうか病のその他の予防策として、土壌殺菌剤であるフロンサイド粉剤を、種芋の植え付け前に30坪当たり3kg~4kgを全面散布することを推奨する。
また、細菌病と菌類病(カビによる植物病)では防除法や対策も異なるので、細菌病かどうかを正しく診断することも大切である。例えば、カビによる植物病にはベノミルやチオファネートメチルを主成分とする農薬が使われるが、これらの農薬はカビのβ-チューブリンというタンパク質に作用して細胞分裂を阻害する。一方、細菌はβ-チューブリンを持たないので、これらの薬剤が効かない。細菌は光学顕微鏡でぎりぎり見える程度の大きさであり、細菌病かどうかの診断が難しい。細菌病の可能性が疑われるときは、植物医師などの専門家に相談するのが賢明である。
|
植物が備える防御システムをかいくぐり、植物に寄生する特殊な能力を持つようになった微生物の根頭癌しゅ病菌がシグナルとしてキャッチするものは何ですか?
|
植物が備える防御システムをかいくぐり、植物に寄生する特殊な能力を持つようになった微生物の根頭癌しゅ病菌がシグナルとしてキャッチするものはアセトシリンゴンです。
|
JCRRAG_003553
|
生物学
|
【細菌とは?】
細菌は単細胞からなる大きさ1~5ミクロンほどの微生物である。微生物というとカビを思い浮かべる人もいるかもしれないが、細菌はカビなどの菌類とは生物学的に大きく異なる。日本における細菌の研究は昔からさかんに行われてきた。細菌に関する学問の分野で大きな功績を残した人物として「近代日本医学の父」とされる北里柴三郎がおり、彼はノーベル生理学・医学賞の最終候補者にもなった。生物は細胞からできているが、一般的に大きく2種類に分類される。細胞内に「核」がありその中にDNAが格納されている細胞からなる真核生物と、核が無くDNAが細胞内に裸のまま存在する細胞からなる原核生物である。動物や植物のほか、カビや酵母は微生物だが真核生物である。一方、原核生物は地球上に最初に誕生した生命体であり、細菌はこの原核生物の仲間である。原核生物は、低温生物学で研究される南極の雪面のように寒冷な環境でも、海底の熱水噴出孔や、陸上の熱水泉のような高温の環境でも、繁栄することができる。誕生と絶滅を繰返し続けてきた生命の歴史の中で、環境の変化にも負けず40億年もの長い間生き残り続けてきたという意味では、細菌は地球という環境に最も適応した生物と言える。
細菌は土壌、河川、温泉など、あらゆる環境に存在し、ヒトの腸内には1,000種類もの細菌が100兆個も生息している。細菌の多くはヒトや植物にとって無害であるが、有用な細菌も多い。例えば、腸内細菌は人間の健康に重要な役割を果たしている。また、納豆やヨーグルトなどは細菌を利用した発酵食品である。しかし、一部の細菌は植物に病気を引き起こすため、植物病原細菌と呼ばれる。植物は細菌に対抗するために抗菌物質を産生するなどの防御システムを備えているが、植物病原細菌はこれをかいくぐり、植物に寄生する特殊な能力を持つようになった微生物である。植物病原細菌の根頭癌しゅ病菌は、植物の傷から発散されるアセトシリンゴンをシグナルとしてキャッチし、傷口から感染して植物に瘤を作る。
【細菌病の症状と病気がおこる仕組み】
植物病原細菌によって引き起こされる植物病は国内だけで600種類以上あり、植物の種類や症状、発病のしくみなどもさまざまである。例えば、ハクサイなどの野菜類に発生する軟腐病は土壌伝染性の細菌病で、土壌中の病原細菌が植物の傷口などから侵入して感染・発病する。初めは小さな水浸状の病斑ができ、次第に植物全体が軟化、腐敗し、強い悪臭を放つようになる。病原細菌はペクトバクテリウム属(Pectobacterium属)の細菌であり、植物の細胞壁成分であるペクチンを分解する酵素を分泌することによって、植物を軟化・腐敗させる。
キュウリ斑点細菌病の場合は、はじめは葉に水浸状の小斑点が生じ、これが拡大して黄褐色~灰白色の病斑が形成される。病原細菌はシュードモナス属(Pseudomonas属)の細菌であり、おもに葉の気孔から植物内に侵入する。すでに述べたように、植物は細菌が侵入するとそれを感知して抗菌物質などを産生し、細菌の増殖を抑えようとする。これに対して、キュウリ斑点細菌病菌は注射器のような装置(分泌装置)を菌体表面に備えており、植物の防御反応を阻害するタンパク質を植物細胞に送り込み、感染を広げてゆく。
トマト青枯病はラルストニア属(Ralstonia属)の細菌によって引き起こされ、土壌中に生存するこの細菌が根の傷口から侵入し、根や茎の導管で増殖する。細菌は植物に感染すると粘質性の多糖類を分泌して、細菌の菌体と絡まって導管を閉塞させるため、水分や養分の供給が遮断されて植物は青いまましおれる。トマト青枯病の予防策は、新潟県農業総合研究所によって実証されており、新潟県農業総合研究所の研究では深さ60cmの土壌でも、青枯れ病やネコブセンチュウの密度を減らす効果が確認されました。
バラやマーガレットなどに発生する根頭がんしゅ病は、根や地面近くの茎に、ごつごつした腫瘍(こぶ)が生じる病気であり、アグロバクテリウムと呼ばれる細菌によって起こる。この細菌が傷口から侵入すると、シュードモナス属菌とは別のタイプの分泌装置によって植物細胞にDNAを送り込む。このDNAにはこぶを形成する働きがある。
このように植物病原細菌は植物を腐敗させたり、植物にタンパク質やDNAを送り込んだりして、導管を詰まらせたり腫瘍をつくるなど、いろいろな方法で植物に寄生する。単細胞生物なので単純で下等な生物を思い浮かべるかもしれないが、植物病原細菌は長い進化の過程で植物に感染する「わざ」を発達させてきた特殊な生き物なのである。
【細菌病の防除法】
このような巧妙な手口を駆使して植物に感染する病原体を抑え込むのは容易ではない。現在でも細菌病に効果のある農薬は銅剤や抗生物質剤など数は限られている。特に維管束を侵す細菌病には効果的な薬剤がなく、農薬による防除は難しい。そのため、輪作や抵抗性品種を活用するなど、そもそも細菌病が発生しにくい栽培環境を築くことが大切である。例えば、土壌湿度は土壌病害の発生を左右し、野菜類軟腐病やトマト青枯病は多湿環境下で発生が多くなるので、水はけに気をつける必要がある。土壌pHも土壌病害の発生に影響することがあり、ジャガイモそうか病は中性あるいは微アルカリ性土壌で多く発生するが、pH5.5以下の酸性条件では病原細菌の活動が鈍る。防風垣を設置したり食害する害虫を駆除したりするなど、細菌が侵入する傷口を減らす工夫も細菌病に対する有効な予防手段となる。また、ジャガイモそうか病のその他の予防策として、土壌殺菌剤であるフロンサイド粉剤を、種芋の植え付け前に30坪当たり3kg~4kgを全面散布することを推奨する。
また、細菌病と菌類病(カビによる植物病)では防除法や対策も異なるので、細菌病かどうかを正しく診断することも大切である。例えば、カビによる植物病にはベノミルやチオファネートメチルを主成分とする農薬が使われるが、これらの農薬はカビのβ-チューブリンというタンパク質に作用して細胞分裂を阻害する。一方、細菌はβ-チューブリンを持たないので、これらの薬剤が効かない。細菌は光学顕微鏡でぎりぎり見える程度の大きさであり、細菌病かどうかの診断が難しい。細菌病の可能性が疑われるときは、植物医師などの専門家に相談するのが賢明である。
|
低温生物学で研究される南極の雪面のように寒冷な環境でも、海底の熱水噴出孔や、陸上の熱水泉のような高温の環境でも、繁栄することができる生物は、どのような細胞からなりますか?
|
低温生物学で研究される南極の雪面のように寒冷な環境でも、海底の熱水噴出孔や、陸上の熱水泉のような高温の環境でも、繁栄することができる生物は、核が無くDNAが細胞内に裸のまま存在する細胞からなります。
|
JCRRAG_003554
|
生物学
|
【細菌とは?】
細菌は単細胞からなる大きさ1~5ミクロンほどの微生物である。微生物というとカビを思い浮かべる人もいるかもしれないが、細菌はカビなどの菌類とは生物学的に大きく異なる。日本における細菌の研究は昔からさかんに行われてきた。細菌に関する学問の分野で大きな功績を残した人物として「近代日本医学の父」とされる北里柴三郎がおり、彼はノーベル生理学・医学賞の最終候補者にもなった。生物は細胞からできているが、一般的に大きく2種類に分類される。細胞内に「核」がありその中にDNAが格納されている細胞からなる真核生物と、核が無くDNAが細胞内に裸のまま存在する細胞からなる原核生物である。動物や植物のほか、カビや酵母は微生物だが真核生物である。一方、原核生物は地球上に最初に誕生した生命体であり、細菌はこの原核生物の仲間である。原核生物は、低温生物学で研究される南極の雪面のように寒冷な環境でも、海底の熱水噴出孔や、陸上の熱水泉のような高温の環境でも、繁栄することができる。誕生と絶滅を繰返し続けてきた生命の歴史の中で、環境の変化にも負けず40億年もの長い間生き残り続けてきたという意味では、細菌は地球という環境に最も適応した生物と言える。
細菌は土壌、河川、温泉など、あらゆる環境に存在し、ヒトの腸内には1,000種類もの細菌が100兆個も生息している。細菌の多くはヒトや植物にとって無害であるが、有用な細菌も多い。例えば、腸内細菌は人間の健康に重要な役割を果たしている。また、納豆やヨーグルトなどは細菌を利用した発酵食品である。しかし、一部の細菌は植物に病気を引き起こすため、植物病原細菌と呼ばれる。植物は細菌に対抗するために抗菌物質を産生するなどの防御システムを備えているが、植物病原細菌はこれをかいくぐり、植物に寄生する特殊な能力を持つようになった微生物である。植物病原細菌の根頭癌しゅ病菌は、植物の傷から発散されるアセトシリンゴンをシグナルとしてキャッチし、傷口から感染して植物に瘤を作る。
【細菌病の症状と病気がおこる仕組み】
植物病原細菌によって引き起こされる植物病は国内だけで600種類以上あり、植物の種類や症状、発病のしくみなどもさまざまである。例えば、ハクサイなどの野菜類に発生する軟腐病は土壌伝染性の細菌病で、土壌中の病原細菌が植物の傷口などから侵入して感染・発病する。初めは小さな水浸状の病斑ができ、次第に植物全体が軟化、腐敗し、強い悪臭を放つようになる。病原細菌はペクトバクテリウム属(Pectobacterium属)の細菌であり、植物の細胞壁成分であるペクチンを分解する酵素を分泌することによって、植物を軟化・腐敗させる。
キュウリ斑点細菌病の場合は、はじめは葉に水浸状の小斑点が生じ、これが拡大して黄褐色~灰白色の病斑が形成される。病原細菌はシュードモナス属(Pseudomonas属)の細菌であり、おもに葉の気孔から植物内に侵入する。すでに述べたように、植物は細菌が侵入するとそれを感知して抗菌物質などを産生し、細菌の増殖を抑えようとする。これに対して、キュウリ斑点細菌病菌は注射器のような装置(分泌装置)を菌体表面に備えており、植物の防御反応を阻害するタンパク質を植物細胞に送り込み、感染を広げてゆく。
トマト青枯病はラルストニア属(Ralstonia属)の細菌によって引き起こされ、土壌中に生存するこの細菌が根の傷口から侵入し、根や茎の導管で増殖する。細菌は植物に感染すると粘質性の多糖類を分泌して、細菌の菌体と絡まって導管を閉塞させるため、水分や養分の供給が遮断されて植物は青いまましおれる。トマト青枯病の予防策は、新潟県農業総合研究所によって実証されており、新潟県農業総合研究所の研究では深さ60cmの土壌でも、青枯れ病やネコブセンチュウの密度を減らす効果が確認されました。
バラやマーガレットなどに発生する根頭がんしゅ病は、根や地面近くの茎に、ごつごつした腫瘍(こぶ)が生じる病気であり、アグロバクテリウムと呼ばれる細菌によって起こる。この細菌が傷口から侵入すると、シュードモナス属菌とは別のタイプの分泌装置によって植物細胞にDNAを送り込む。このDNAにはこぶを形成する働きがある。
このように植物病原細菌は植物を腐敗させたり、植物にタンパク質やDNAを送り込んだりして、導管を詰まらせたり腫瘍をつくるなど、いろいろな方法で植物に寄生する。単細胞生物なので単純で下等な生物を思い浮かべるかもしれないが、植物病原細菌は長い進化の過程で植物に感染する「わざ」を発達させてきた特殊な生き物なのである。
【細菌病の防除法】
このような巧妙な手口を駆使して植物に感染する病原体を抑え込むのは容易ではない。現在でも細菌病に効果のある農薬は銅剤や抗生物質剤など数は限られている。特に維管束を侵す細菌病には効果的な薬剤がなく、農薬による防除は難しい。そのため、輪作や抵抗性品種を活用するなど、そもそも細菌病が発生しにくい栽培環境を築くことが大切である。例えば、土壌湿度は土壌病害の発生を左右し、野菜類軟腐病やトマト青枯病は多湿環境下で発生が多くなるので、水はけに気をつける必要がある。土壌pHも土壌病害の発生に影響することがあり、ジャガイモそうか病は中性あるいは微アルカリ性土壌で多く発生するが、pH5.5以下の酸性条件では病原細菌の活動が鈍る。防風垣を設置したり食害する害虫を駆除したりするなど、細菌が侵入する傷口を減らす工夫も細菌病に対する有効な予防手段となる。また、ジャガイモそうか病のその他の予防策として、土壌殺菌剤であるフロンサイド粉剤を、種芋の植え付け前に30坪当たり3kg~4kgを全面散布することを推奨する。
また、細菌病と菌類病(カビによる植物病)では防除法や対策も異なるので、細菌病かどうかを正しく診断することも大切である。例えば、カビによる植物病にはベノミルやチオファネートメチルを主成分とする農薬が使われるが、これらの農薬はカビのβ-チューブリンというタンパク質に作用して細胞分裂を阻害する。一方、細菌はβ-チューブリンを持たないので、これらの薬剤が効かない。細菌は光学顕微鏡でぎりぎり見える程度の大きさであり、細菌病かどうかの診断が難しい。細菌病の可能性が疑われるときは、植物医師などの専門家に相談するのが賢明である。
|
中性あるいは微アルカリ性土壌で多く発生するが、pH5.5以下の酸性条件では病原細菌の活動が鈍る病気の予防策として、植え付け前に30坪当たり3kg~4kg全面散布することを推奨されているものは何ですか?
|
中性あるいは微アルカリ性土壌で多く発生するが、pH5.5以下の酸性条件では病原細菌の活動が鈍る病気の予防策として、植え付け前に30坪当たり3kg~4kg全面散布することを推奨されているものはフロンサイド粉剤という土壌殺菌剤です。
|
JCRRAG_003555
|
生物学
|
【細菌とは?】
細菌は単細胞からなる大きさ1~5ミクロンほどの微生物である。微生物というとカビを思い浮かべる人もいるかもしれないが、細菌はカビなどの菌類とは生物学的に大きく異なる。日本における細菌の研究は昔からさかんに行われてきた。細菌に関する学問の分野で大きな功績を残した人物として「近代日本医学の父」とされる北里柴三郎がおり、彼はノーベル生理学・医学賞の最終候補者にもなった。生物は細胞からできているが、一般的に大きく2種類に分類される。細胞内に「核」がありその中にDNAが格納されている細胞からなる真核生物と、核が無くDNAが細胞内に裸のまま存在する細胞からなる原核生物である。動物や植物のほか、カビや酵母は微生物だが真核生物である。一方、原核生物は地球上に最初に誕生した生命体であり、細菌はこの原核生物の仲間である。原核生物は、低温生物学で研究される南極の雪面のように寒冷な環境でも、海底の熱水噴出孔や、陸上の熱水泉のような高温の環境でも、繁栄することができる。誕生と絶滅を繰返し続けてきた生命の歴史の中で、環境の変化にも負けず40億年もの長い間生き残り続けてきたという意味では、細菌は地球という環境に最も適応した生物と言える。
細菌は土壌、河川、温泉など、あらゆる環境に存在し、ヒトの腸内には1,000種類もの細菌が100兆個も生息している。細菌の多くはヒトや植物にとって無害であるが、有用な細菌も多い。例えば、腸内細菌は人間の健康に重要な役割を果たしている。また、納豆やヨーグルトなどは細菌を利用した発酵食品である。しかし、一部の細菌は植物に病気を引き起こすため、植物病原細菌と呼ばれる。植物は細菌に対抗するために抗菌物質を産生するなどの防御システムを備えているが、植物病原細菌はこれをかいくぐり、植物に寄生する特殊な能力を持つようになった微生物である。植物病原細菌の根頭癌しゅ病菌は、植物の傷から発散されるアセトシリンゴンをシグナルとしてキャッチし、傷口から感染して植物に瘤を作る。
【細菌病の症状と病気がおこる仕組み】
植物病原細菌によって引き起こされる植物病は国内だけで600種類以上あり、植物の種類や症状、発病のしくみなどもさまざまである。例えば、ハクサイなどの野菜類に発生する軟腐病は土壌伝染性の細菌病で、土壌中の病原細菌が植物の傷口などから侵入して感染・発病する。初めは小さな水浸状の病斑ができ、次第に植物全体が軟化、腐敗し、強い悪臭を放つようになる。病原細菌はペクトバクテリウム属(Pectobacterium属)の細菌であり、植物の細胞壁成分であるペクチンを分解する酵素を分泌することによって、植物を軟化・腐敗させる。
キュウリ斑点細菌病の場合は、はじめは葉に水浸状の小斑点が生じ、これが拡大して黄褐色~灰白色の病斑が形成される。病原細菌はシュードモナス属(Pseudomonas属)の細菌であり、おもに葉の気孔から植物内に侵入する。すでに述べたように、植物は細菌が侵入するとそれを感知して抗菌物質などを産生し、細菌の増殖を抑えようとする。これに対して、キュウリ斑点細菌病菌は注射器のような装置(分泌装置)を菌体表面に備えており、植物の防御反応を阻害するタンパク質を植物細胞に送り込み、感染を広げてゆく。
トマト青枯病はラルストニア属(Ralstonia属)の細菌によって引き起こされ、土壌中に生存するこの細菌が根の傷口から侵入し、根や茎の導管で増殖する。細菌は植物に感染すると粘質性の多糖類を分泌して、細菌の菌体と絡まって導管を閉塞させるため、水分や養分の供給が遮断されて植物は青いまましおれる。トマト青枯病の予防策は、新潟県農業総合研究所によって実証されており、新潟県農業総合研究所の研究では深さ60cmの土壌でも、青枯れ病やネコブセンチュウの密度を減らす効果が確認されました。
バラやマーガレットなどに発生する根頭がんしゅ病は、根や地面近くの茎に、ごつごつした腫瘍(こぶ)が生じる病気であり、アグロバクテリウムと呼ばれる細菌によって起こる。この細菌が傷口から侵入すると、シュードモナス属菌とは別のタイプの分泌装置によって植物細胞にDNAを送り込む。このDNAにはこぶを形成する働きがある。
このように植物病原細菌は植物を腐敗させたり、植物にタンパク質やDNAを送り込んだりして、導管を詰まらせたり腫瘍をつくるなど、いろいろな方法で植物に寄生する。単細胞生物なので単純で下等な生物を思い浮かべるかもしれないが、植物病原細菌は長い進化の過程で植物に感染する「わざ」を発達させてきた特殊な生き物なのである。
【細菌病の防除法】
このような巧妙な手口を駆使して植物に感染する病原体を抑え込むのは容易ではない。現在でも細菌病に効果のある農薬は銅剤や抗生物質剤など数は限られている。特に維管束を侵す細菌病には効果的な薬剤がなく、農薬による防除は難しい。そのため、輪作や抵抗性品種を活用するなど、そもそも細菌病が発生しにくい栽培環境を築くことが大切である。例えば、土壌湿度は土壌病害の発生を左右し、野菜類軟腐病やトマト青枯病は多湿環境下で発生が多くなるので、水はけに気をつける必要がある。土壌pHも土壌病害の発生に影響することがあり、ジャガイモそうか病は中性あるいは微アルカリ性土壌で多く発生するが、pH5.5以下の酸性条件では病原細菌の活動が鈍る。防風垣を設置したり食害する害虫を駆除したりするなど、細菌が侵入する傷口を減らす工夫も細菌病に対する有効な予防手段となる。また、ジャガイモそうか病のその他の予防策として、土壌殺菌剤であるフロンサイド粉剤を、種芋の植え付け前に30坪当たり3kg~4kgを全面散布することを推奨する。
また、細菌病と菌類病(カビによる植物病)では防除法や対策も異なるので、細菌病かどうかを正しく診断することも大切である。例えば、カビによる植物病にはベノミルやチオファネートメチルを主成分とする農薬が使われるが、これらの農薬はカビのβ-チューブリンというタンパク質に作用して細胞分裂を阻害する。一方、細菌はβ-チューブリンを持たないので、これらの薬剤が効かない。細菌は光学顕微鏡でぎりぎり見える程度の大きさであり、細菌病かどうかの診断が難しい。細菌病の可能性が疑われるときは、植物医師などの専門家に相談するのが賢明である。
|
単細胞からなる大きさ1~5ミクロンほどの微生物に関する学問の分野で大きな功績を残し、「近代日本医学の父」とされる人物が最終候補者まで選ばれた賞は何ですか?
|
単細胞からなる大きさ1~5ミクロンほどの微生物に関する学問の分野で大きな功績を残し、「近代日本医学の父」とされる人物が最終候補者まで選ばれた賞はノーベル生理学・医学賞です。
|
JCRRAG_003556
|
生物学
|
ヒトを含む全ての脊椎動物や一部の動物の血液中には赤血球という重要な成分があります。
ヘモグロビンは、その赤血球の中にあるタンパク質で、肺から全身へと酸素を運搬する役割を担っています。ヘモグロビンは、赤色素であるヘムという化合物をもっているため赤色を帯びておりヒトの血が赤いのはこのためです。
生物界におけるヘモグロビンの、特に顕著な事例は、体長2.4メートルのチューブワームで観察されます。
ヘムの中心部分には鉄原子があり、それが酸素分子と結合します。ヘムの分解は、脾臓中のマクロファージによって開始されます。
ヘモグロビン分子は、αサブユニットとβサブユニットと呼ばれる2種類のサブユニットが構成単位で、αとβそれぞれが2つずつで合計4個から成る四量体構造(α2β2)をしています。4個のサブユニットのヘム鉄原子に一つずつ酸素分子が結合します。
ヘモグロビンの最大の特徴は、サブユニットに酸素が結合すれば、他のサブユニットにも酸素が結合しやすくなることです(逆に一つのサブユニットから酸素が解離すれば、他のサブユニットの酸素も解離しやすくなる)。これをタンパク質の「協同性」と言います。
この性質によって、多量の酸素が溶け込んでいる肺では酸素と結合しやすく、逆に酸素を必要としている細胞では酸素と解離しやすくなっています。
エビ・カニなどの節足動物、貝やイカ・タコなどの軟体動物の多くはヘモグロビンではなくヘモシアニンを持っています。
ヘモシアニンは鉄の代わりに銅を使って酸素を運搬しており、血の色は青色をしています。ヘモシアニンは、「もとは地球の嫌気性あるいは低酸素の環境において、原始の生物にとって毒として働いた酸素を無毒化する役目を果たしていた」と英スウォンジー大学の比較免疫学者クリストファー・コーツは述べています。
ホタルの発光は、ルシフェラーゼと呼ばれる酵素が関わる、いわゆる生物発光という現象です。ホタルは日本で多く生息していますが、矢島稔によって飼育技術が確立されました。
発光反応の基質であるルシフェリンがATP(アデノシン―三リン酸)と反応し、ルシフェリルAMP中間体を経て、オキシルシフェリンが生成します。生成したオキシルシフェリンはエネルギーの高い状態(励起状態)にあり、これが安定な状態(基底状態)へと移動する際に、余分なエネルギーが放出されます。これが私たちには黄緑色のホタルの発光として見えているのです。
また、ルシフェラーゼを構成するアミノ酸の一部を他のアミノ酸へ置き換えると、発光色が別の色へ変化することがわかっています。
コラーゲンは骨、軟骨、腱、靭帯、真皮(表皮の内側にある組織)などを構成するタンパク質の一つで、様々な組織の弾力性や強度を保つのに役立っています。タンパク質を構成するアミノ酸はおよそ20種ありますが、コラーゲンのアミノ酸組成はグリシンが1/3を占め、次いでプロリンが21%、アラニンが11%とかなり偏っています。
またプロリンの一部が修飾され、ヒドロキシプロリンという特殊なアミノ酸に変換されていることも特徴です。ゼリーの原料などとして用いられているゼラチンはコラーゲンを高温で変性させたものです。
|
肺から全身へと酸素を運搬する役割を担うタンパク質ヘモグロビンの、特に顕著な事例が観察される生物の体長はどれくらいですか?
|
肺から全身へと酸素を運搬する役割を担うタンパク質ヘモグロビンの特に顕著な事例が観察される生物の体長は2.4メートルです。
|
JCRRAG_003557
|
生物学
|
ヒトを含む全ての脊椎動物や一部の動物の血液中には赤血球という重要な成分があります。
ヘモグロビンは、その赤血球の中にあるタンパク質で、肺から全身へと酸素を運搬する役割を担っています。ヘモグロビンは、赤色素であるヘムという化合物をもっているため赤色を帯びておりヒトの血が赤いのはこのためです。
生物界におけるヘモグロビンの、特に顕著な事例は、体長2.4メートルのチューブワームで観察されます。
ヘムの中心部分には鉄原子があり、それが酸素分子と結合します。ヘムの分解は、脾臓中のマクロファージによって開始されます。
ヘモグロビン分子は、αサブユニットとβサブユニットと呼ばれる2種類のサブユニットが構成単位で、αとβそれぞれが2つずつで合計4個から成る四量体構造(α2β2)をしています。4個のサブユニットのヘム鉄原子に一つずつ酸素分子が結合します。
ヘモグロビンの最大の特徴は、サブユニットに酸素が結合すれば、他のサブユニットにも酸素が結合しやすくなることです(逆に一つのサブユニットから酸素が解離すれば、他のサブユニットの酸素も解離しやすくなる)。これをタンパク質の「協同性」と言います。
この性質によって、多量の酸素が溶け込んでいる肺では酸素と結合しやすく、逆に酸素を必要としている細胞では酸素と解離しやすくなっています。
エビ・カニなどの節足動物、貝やイカ・タコなどの軟体動物の多くはヘモグロビンではなくヘモシアニンを持っています。
ヘモシアニンは鉄の代わりに銅を使って酸素を運搬しており、血の色は青色をしています。ヘモシアニンは、「もとは地球の嫌気性あるいは低酸素の環境において、原始の生物にとって毒として働いた酸素を無毒化する役目を果たしていた」と英スウォンジー大学の比較免疫学者クリストファー・コーツは述べています。
ホタルの発光は、ルシフェラーゼと呼ばれる酵素が関わる、いわゆる生物発光という現象です。ホタルは日本で多く生息していますが、矢島稔によって飼育技術が確立されました。
発光反応の基質であるルシフェリンがATP(アデノシン―三リン酸)と反応し、ルシフェリルAMP中間体を経て、オキシルシフェリンが生成します。生成したオキシルシフェリンはエネルギーの高い状態(励起状態)にあり、これが安定な状態(基底状態)へと移動する際に、余分なエネルギーが放出されます。これが私たちには黄緑色のホタルの発光として見えているのです。
また、ルシフェラーゼを構成するアミノ酸の一部を他のアミノ酸へ置き換えると、発光色が別の色へ変化することがわかっています。
コラーゲンは骨、軟骨、腱、靭帯、真皮(表皮の内側にある組織)などを構成するタンパク質の一つで、様々な組織の弾力性や強度を保つのに役立っています。タンパク質を構成するアミノ酸はおよそ20種ありますが、コラーゲンのアミノ酸組成はグリシンが1/3を占め、次いでプロリンが21%、アラニンが11%とかなり偏っています。
またプロリンの一部が修飾され、ヒドロキシプロリンという特殊なアミノ酸に変換されていることも特徴です。ゼリーの原料などとして用いられているゼラチンはコラーゲンを高温で変性させたものです。
|
骨、軟骨、腱、靭帯、真皮(表皮の内側にある組織)などを構成するタンパク質の一つで、様々な組織の弾力性や強度を保つのに役立つもののアミノ酸組成のうち、1/3を占めるものは何ですか?
|
骨、軟骨、腱、靭帯、真皮(表皮の内側にある組織)などを構成するタンパク質の一つで、様々な組織の弾力性や強度を保つのに役立つもののアミノ酸組成のうち、1/3を占めるものはグリシンです。
|
JCRRAG_003558
|
生物学
|
ヒトを含む全ての脊椎動物や一部の動物の血液中には赤血球という重要な成分があります。
ヘモグロビンは、その赤血球の中にあるタンパク質で、肺から全身へと酸素を運搬する役割を担っています。ヘモグロビンは、赤色素であるヘムという化合物をもっているため赤色を帯びておりヒトの血が赤いのはこのためです。
生物界におけるヘモグロビンの、特に顕著な事例は、体長2.4メートルのチューブワームで観察されます。
ヘムの中心部分には鉄原子があり、それが酸素分子と結合します。ヘムの分解は、脾臓中のマクロファージによって開始されます。
ヘモグロビン分子は、αサブユニットとβサブユニットと呼ばれる2種類のサブユニットが構成単位で、αとβそれぞれが2つずつで合計4個から成る四量体構造(α2β2)をしています。4個のサブユニットのヘム鉄原子に一つずつ酸素分子が結合します。
ヘモグロビンの最大の特徴は、サブユニットに酸素が結合すれば、他のサブユニットにも酸素が結合しやすくなることです(逆に一つのサブユニットから酸素が解離すれば、他のサブユニットの酸素も解離しやすくなる)。これをタンパク質の「協同性」と言います。
この性質によって、多量の酸素が溶け込んでいる肺では酸素と結合しやすく、逆に酸素を必要としている細胞では酸素と解離しやすくなっています。
エビ・カニなどの節足動物、貝やイカ・タコなどの軟体動物の多くはヘモグロビンではなくヘモシアニンを持っています。
ヘモシアニンは鉄の代わりに銅を使って酸素を運搬しており、血の色は青色をしています。ヘモシアニンは、「もとは地球の嫌気性あるいは低酸素の環境において、原始の生物にとって毒として働いた酸素を無毒化する役目を果たしていた」と英スウォンジー大学の比較免疫学者クリストファー・コーツは述べています。
ホタルの発光は、ルシフェラーゼと呼ばれる酵素が関わる、いわゆる生物発光という現象です。ホタルは日本で多く生息していますが、矢島稔によって飼育技術が確立されました。
発光反応の基質であるルシフェリンがATP(アデノシン―三リン酸)と反応し、ルシフェリルAMP中間体を経て、オキシルシフェリンが生成します。生成したオキシルシフェリンはエネルギーの高い状態(励起状態)にあり、これが安定な状態(基底状態)へと移動する際に、余分なエネルギーが放出されます。これが私たちには黄緑色のホタルの発光として見えているのです。
また、ルシフェラーゼを構成するアミノ酸の一部を他のアミノ酸へ置き換えると、発光色が別の色へ変化することがわかっています。
コラーゲンは骨、軟骨、腱、靭帯、真皮(表皮の内側にある組織)などを構成するタンパク質の一つで、様々な組織の弾力性や強度を保つのに役立っています。タンパク質を構成するアミノ酸はおよそ20種ありますが、コラーゲンのアミノ酸組成はグリシンが1/3を占め、次いでプロリンが21%、アラニンが11%とかなり偏っています。
またプロリンの一部が修飾され、ヒドロキシプロリンという特殊なアミノ酸に変換されていることも特徴です。ゼリーの原料などとして用いられているゼラチンはコラーゲンを高温で変性させたものです。
|
エビ・カニなどの節足動物、貝やイカ・タコなどの軟体動物の多くがヘモグロビンの代わりに持っているものが、「もとは地球の嫌気性あるいは低酸素の環境において、原始の生物にとって毒として働いた酸素を無毒化する役目を果たしていた」と主張する人は誰ですか?
|
エビ・カニなどの節足動物、貝やイカ・タコなどの軟体動物の多くがヘモグロビンの代わりに持っているものが、「もとは地球の嫌気性あるいは低酸素の環境において、原始の生物にとって毒として働いた酸素を無毒化する役目を果たしていた」と主張する人は英スウォンジー大学の比較免疫学者クリストファー・コーツです。
|
JCRRAG_003559
|
生物学
|
ヒトを含む全ての脊椎動物や一部の動物の血液中には赤血球という重要な成分があります。
ヘモグロビンは、その赤血球の中にあるタンパク質で、肺から全身へと酸素を運搬する役割を担っています。ヘモグロビンは、赤色素であるヘムという化合物をもっているため赤色を帯びておりヒトの血が赤いのはこのためです。
生物界におけるヘモグロビンの、特に顕著な事例は、体長2.4メートルのチューブワームで観察されます。
ヘムの中心部分には鉄原子があり、それが酸素分子と結合します。ヘムの分解は、脾臓中のマクロファージによって開始されます。
ヘモグロビン分子は、αサブユニットとβサブユニットと呼ばれる2種類のサブユニットが構成単位で、αとβそれぞれが2つずつで合計4個から成る四量体構造(α2β2)をしています。4個のサブユニットのヘム鉄原子に一つずつ酸素分子が結合します。
ヘモグロビンの最大の特徴は、サブユニットに酸素が結合すれば、他のサブユニットにも酸素が結合しやすくなることです(逆に一つのサブユニットから酸素が解離すれば、他のサブユニットの酸素も解離しやすくなる)。これをタンパク質の「協同性」と言います。
この性質によって、多量の酸素が溶け込んでいる肺では酸素と結合しやすく、逆に酸素を必要としている細胞では酸素と解離しやすくなっています。
エビ・カニなどの節足動物、貝やイカ・タコなどの軟体動物の多くはヘモグロビンではなくヘモシアニンを持っています。
ヘモシアニンは鉄の代わりに銅を使って酸素を運搬しており、血の色は青色をしています。ヘモシアニンは、「もとは地球の嫌気性あるいは低酸素の環境において、原始の生物にとって毒として働いた酸素を無毒化する役目を果たしていた」と英スウォンジー大学の比較免疫学者クリストファー・コーツは述べています。
ホタルの発光は、ルシフェラーゼと呼ばれる酵素が関わる、いわゆる生物発光という現象です。ホタルは日本で多く生息していますが、矢島稔によって飼育技術が確立されました。
発光反応の基質であるルシフェリンがATP(アデノシン―三リン酸)と反応し、ルシフェリルAMP中間体を経て、オキシルシフェリンが生成します。生成したオキシルシフェリンはエネルギーの高い状態(励起状態)にあり、これが安定な状態(基底状態)へと移動する際に、余分なエネルギーが放出されます。これが私たちには黄緑色のホタルの発光として見えているのです。
また、ルシフェラーゼを構成するアミノ酸の一部を他のアミノ酸へ置き換えると、発光色が別の色へ変化することがわかっています。
コラーゲンは骨、軟骨、腱、靭帯、真皮(表皮の内側にある組織)などを構成するタンパク質の一つで、様々な組織の弾力性や強度を保つのに役立っています。タンパク質を構成するアミノ酸はおよそ20種ありますが、コラーゲンのアミノ酸組成はグリシンが1/3を占め、次いでプロリンが21%、アラニンが11%とかなり偏っています。
またプロリンの一部が修飾され、ヒドロキシプロリンという特殊なアミノ酸に変換されていることも特徴です。ゼリーの原料などとして用いられているゼラチンはコラーゲンを高温で変性させたものです。
|
ルシフェラーゼと呼ばれる酵素が発光にかかわっている虫の飼育技術を確立したのは誰ですか?
|
ルシフェラーゼと呼ばれる酵素が発光にかかわっている虫の飼育技術を確立したのは矢島稔です。
|
JCRRAG_003560
|
生物学
|
ヒトを含む全ての脊椎動物や一部の動物の血液中には赤血球という重要な成分があります。
ヘモグロビンは、その赤血球の中にあるタンパク質で、肺から全身へと酸素を運搬する役割を担っています。ヘモグロビンは、赤色素であるヘムという化合物をもっているため赤色を帯びておりヒトの血が赤いのはこのためです。
生物界におけるヘモグロビンの、特に顕著な事例は、体長2.4メートルのチューブワームで観察されます。
ヘムの中心部分には鉄原子があり、それが酸素分子と結合します。ヘムの分解は、脾臓中のマクロファージによって開始されます。
ヘモグロビン分子は、αサブユニットとβサブユニットと呼ばれる2種類のサブユニットが構成単位で、αとβそれぞれが2つずつで合計4個から成る四量体構造(α2β2)をしています。4個のサブユニットのヘム鉄原子に一つずつ酸素分子が結合します。
ヘモグロビンの最大の特徴は、サブユニットに酸素が結合すれば、他のサブユニットにも酸素が結合しやすくなることです(逆に一つのサブユニットから酸素が解離すれば、他のサブユニットの酸素も解離しやすくなる)。これをタンパク質の「協同性」と言います。
この性質によって、多量の酸素が溶け込んでいる肺では酸素と結合しやすく、逆に酸素を必要としている細胞では酸素と解離しやすくなっています。
エビ・カニなどの節足動物、貝やイカ・タコなどの軟体動物の多くはヘモグロビンではなくヘモシアニンを持っています。
ヘモシアニンは鉄の代わりに銅を使って酸素を運搬しており、血の色は青色をしています。ヘモシアニンは、「もとは地球の嫌気性あるいは低酸素の環境において、原始の生物にとって毒として働いた酸素を無毒化する役目を果たしていた」と英スウォンジー大学の比較免疫学者クリストファー・コーツは述べています。
ホタルの発光は、ルシフェラーゼと呼ばれる酵素が関わる、いわゆる生物発光という現象です。ホタルは日本で多く生息していますが、矢島稔によって飼育技術が確立されました。
発光反応の基質であるルシフェリンがATP(アデノシン―三リン酸)と反応し、ルシフェリルAMP中間体を経て、オキシルシフェリンが生成します。生成したオキシルシフェリンはエネルギーの高い状態(励起状態)にあり、これが安定な状態(基底状態)へと移動する際に、余分なエネルギーが放出されます。これが私たちには黄緑色のホタルの発光として見えているのです。
また、ルシフェラーゼを構成するアミノ酸の一部を他のアミノ酸へ置き換えると、発光色が別の色へ変化することがわかっています。
コラーゲンは骨、軟骨、腱、靭帯、真皮(表皮の内側にある組織)などを構成するタンパク質の一つで、様々な組織の弾力性や強度を保つのに役立っています。タンパク質を構成するアミノ酸はおよそ20種ありますが、コラーゲンのアミノ酸組成はグリシンが1/3を占め、次いでプロリンが21%、アラニンが11%とかなり偏っています。
またプロリンの一部が修飾され、ヒドロキシプロリンという特殊なアミノ酸に変換されていることも特徴です。ゼリーの原料などとして用いられているゼラチンはコラーゲンを高温で変性させたものです。
|
肺から全身へと酸素を運搬する役割を担うタンパク質の赤色素である化合物の分解は、何によって開始されますか?
|
肺から全身へと酸素を運搬する役割を担うタンパク質の赤色素である化合物の分解は、脾臓中のマクロファージによって開始されます。
|
JCRRAG_003561
|
生物学
|
【ウイルスを退治するにはタンパク質がカギです】
食中毒の原因として広く知られ一般にノロウイルスと呼ばれているのはカリシウイルス科ノロウイルス属に属するウイルスです。ただし、正確にはノロウイルスという種は存在せず、正式な呼称はノーウォークウイルスといいます。
ウイルスは細胞を持ちませんが、タンパク質で出来た殻(カプシド)の中に独自の遺伝子を持っており、他の生物の細胞を利用して増殖します。
ウイルスの起源には諸説ありますが、生物が持つトランスポゾンを起源とする説が有力です。生物の細胞内にはゲノム上の遺伝子位置が変わってしまう「動く遺伝子」があり、これをトランスポゾンといいます。最初のトランスポゾンはとうもろこしで発見され、とうもろこしのゲノムの約80%が、ヒトでは約40%がトランスポゾンまたはそれから派生した配列であると考えられています。
【タンパク質が洗濯洗剤を進化させます】
私たちの生活に欠かせない、洗濯用洗剤もタンパク質と深くかかわっています。洗濯用洗剤が日本で初めて発売されたのは1951(昭和26)年のことですが、洗濯用洗剤に配合されている酵素として最も代表的なものがアルカリプロテアーゼです。衣類の汚れには主に油分、タンパク質が含まれています。まずアルカリ溶液中では油分が一種の石鹸に変化するので、油汚れが落ちやすくなります。一方、タンパク質による汚れを落とすために登場したのがアルカリプロテアーゼです。プロテアーゼとはタンパク質を分解する酵素のことで、その中でもアルカリ溶液中であっても高い酵素活性を保持しているもののことを特にアルカリプロテアーゼと呼びます。アルカリ溶液の油分に対する力と、アルカリプロテアーゼのタンパク質に対する力を組み合わることで、洗剤は衣類の汚れを落としています。
【痛み止めの薬でもタンパク質が働いています】
シクロオキシゲナーゼは、細胞膜由来のアラキドン酸から、プロスタグランジンという物質を生成するのに関わるタンパク質です。プロスタグランジンには多くの種類がありますが、その一部は発熱や痛みを増強させる作用を持ちます。プロスタグランジンが発見されたのはスウェーデンのカロリンスカ研究所で、1934年のことでした。解熱鎮痛剤に含まれるイブプロフェンはシクロオキシゲナーゼのアラキドン酸結合部位と同じ位置に結合して占有してしまうことで、アラキドン酸との結合を阻害します。その結果、プロスタグランジンの生成が抑制され、発熱や痛みが治まるというのが痛み止めの仕組みです。
【「生命とは何か」の謎を解き明かすタンパク質】
リボソームは、50種類以上のタンパク質と少なくとも3種類のRNAから成る巨大分子です。あらゆる生物の細胞内に存在し、mRNAの情報に従い、タンパク質を合成しています(これを翻訳過程といいます)。平均的な翻訳速度は細菌で毎秒20アミノ酸(60塩基分)程度ですが、ヒトなどの真核生物では毎秒2~4アミノ酸(6~12塩基分)程度です。
また、細胞本体が持つものとは別に、細胞内小器官であるミトコンドリアは独自のリボソームを持っています。面白いことに、ミトコンドリアのリボソームは真核生物のものよりも細菌のものによく似ています。様々な研究の結果から、私たちの遠い祖先である真核生物が細菌を取り込んで共生したことのなごりが今のミトコンドリアであるという考え方が一般的です。
これまでに説明したルシフェラーゼ、アルカリプロテアーゼ、シクロオキシゲナーゼ2は生体触媒である酵素です。リボソームも反応だけを考えれば酵素なのですが、リボソームの反応の中心部はタンパク質ではなくRNAで出来ています。実は、RNAの中にも触媒活性を持つものがあります。これらはRNA(ribonucleic acid)と英語で酵素を表す「enzyme」を組み合わせてリボザイム(ribozyme)と呼ばれています。
遺伝情報を持つDNAにはタンパク質の設計図が書き込まれていますが、このDNAの複製にはタンパク質が必須です。生命の起源を考えた場合に、タマゴとニワトリの関係のように、どちらが先に誕生したのか、という疑問が生まれますが、実は現在でもその疑問に対する答えは出ておらず、いろいろな仮説が存在します。その中でも最も有力視されているのが「RNAワールド仮説」と呼ばれるものです。触媒活性を持つRNAであるリボザイムの発見が契機となり、生体触媒となりうる分子がタンパク質だけではないことが明らかとなったことで、RNAワールドの存在が生命誕生と深く関わっていると考えられるようになりました。一方、その考えに反論する声も未だ小さくなく、最初の生物は火星から運ばれてきたという説もあります。いずれにしても、決着が着くのにはもう少し時間がかかりそうです。
ただし、これらの議論は、「生命とは何か」、「生物とは何か」、を考える上で非常に有益な情報を与えてくれます。現在のところ、生物の定義は便宜的に、細胞を構成単位とし、代謝・増殖できるもの、ということになっていますが、私たちは地球でこれまで見つかった生物のことしか知りません。 NASAのチーフサイエンティストであるエレン・ストファンは、2015年4月に行われたパネルディスカッションで、「10年以内に地球外生命体の有力な兆候がつかめるだろう。20~30年以内には確実な証拠が得られると思う」と発表しました。近い将来、地球外生命体が見つかったときには、生物の定義が大きく書き換えられてしまうかもしれませんね。
|
その起源には諸説あるが、生物が持つトランスポゾンを起源とする説が有力なものは、どこに独自の遺伝子を持っていますか?
|
その起源には諸説あるが、生物が持つトランスポゾンを起源とする説が有力なものは、タンパク質で出来た殻(カプシド)の中に独自の遺伝子を持っています。
|
JCRRAG_003562
|
生物学
|
【ウイルスを退治するにはタンパク質がカギです】
食中毒の原因として広く知られ一般にノロウイルスと呼ばれているのはカリシウイルス科ノロウイルス属に属するウイルスです。ただし、正確にはノロウイルスという種は存在せず、正式な呼称はノーウォークウイルスといいます。
ウイルスは細胞を持ちませんが、タンパク質で出来た殻(カプシド)の中に独自の遺伝子を持っており、他の生物の細胞を利用して増殖します。
ウイルスの起源には諸説ありますが、生物が持つトランスポゾンを起源とする説が有力です。生物の細胞内にはゲノム上の遺伝子位置が変わってしまう「動く遺伝子」があり、これをトランスポゾンといいます。最初のトランスポゾンはとうもろこしで発見され、とうもろこしのゲノムの約80%が、ヒトでは約40%がトランスポゾンまたはそれから派生した配列であると考えられています。
【タンパク質が洗濯洗剤を進化させます】
私たちの生活に欠かせない、洗濯用洗剤もタンパク質と深くかかわっています。洗濯用洗剤が日本で初めて発売されたのは1951(昭和26)年のことですが、洗濯用洗剤に配合されている酵素として最も代表的なものがアルカリプロテアーゼです。衣類の汚れには主に油分、タンパク質が含まれています。まずアルカリ溶液中では油分が一種の石鹸に変化するので、油汚れが落ちやすくなります。一方、タンパク質による汚れを落とすために登場したのがアルカリプロテアーゼです。プロテアーゼとはタンパク質を分解する酵素のことで、その中でもアルカリ溶液中であっても高い酵素活性を保持しているもののことを特にアルカリプロテアーゼと呼びます。アルカリ溶液の油分に対する力と、アルカリプロテアーゼのタンパク質に対する力を組み合わることで、洗剤は衣類の汚れを落としています。
【痛み止めの薬でもタンパク質が働いています】
シクロオキシゲナーゼは、細胞膜由来のアラキドン酸から、プロスタグランジンという物質を生成するのに関わるタンパク質です。プロスタグランジンには多くの種類がありますが、その一部は発熱や痛みを増強させる作用を持ちます。プロスタグランジンが発見されたのはスウェーデンのカロリンスカ研究所で、1934年のことでした。解熱鎮痛剤に含まれるイブプロフェンはシクロオキシゲナーゼのアラキドン酸結合部位と同じ位置に結合して占有してしまうことで、アラキドン酸との結合を阻害します。その結果、プロスタグランジンの生成が抑制され、発熱や痛みが治まるというのが痛み止めの仕組みです。
【「生命とは何か」の謎を解き明かすタンパク質】
リボソームは、50種類以上のタンパク質と少なくとも3種類のRNAから成る巨大分子です。あらゆる生物の細胞内に存在し、mRNAの情報に従い、タンパク質を合成しています(これを翻訳過程といいます)。平均的な翻訳速度は細菌で毎秒20アミノ酸(60塩基分)程度ですが、ヒトなどの真核生物では毎秒2~4アミノ酸(6~12塩基分)程度です。
また、細胞本体が持つものとは別に、細胞内小器官であるミトコンドリアは独自のリボソームを持っています。面白いことに、ミトコンドリアのリボソームは真核生物のものよりも細菌のものによく似ています。様々な研究の結果から、私たちの遠い祖先である真核生物が細菌を取り込んで共生したことのなごりが今のミトコンドリアであるという考え方が一般的です。
これまでに説明したルシフェラーゼ、アルカリプロテアーゼ、シクロオキシゲナーゼ2は生体触媒である酵素です。リボソームも反応だけを考えれば酵素なのですが、リボソームの反応の中心部はタンパク質ではなくRNAで出来ています。実は、RNAの中にも触媒活性を持つものがあります。これらはRNA(ribonucleic acid)と英語で酵素を表す「enzyme」を組み合わせてリボザイム(ribozyme)と呼ばれています。
遺伝情報を持つDNAにはタンパク質の設計図が書き込まれていますが、このDNAの複製にはタンパク質が必須です。生命の起源を考えた場合に、タマゴとニワトリの関係のように、どちらが先に誕生したのか、という疑問が生まれますが、実は現在でもその疑問に対する答えは出ておらず、いろいろな仮説が存在します。その中でも最も有力視されているのが「RNAワールド仮説」と呼ばれるものです。触媒活性を持つRNAであるリボザイムの発見が契機となり、生体触媒となりうる分子がタンパク質だけではないことが明らかとなったことで、RNAワールドの存在が生命誕生と深く関わっていると考えられるようになりました。一方、その考えに反論する声も未だ小さくなく、最初の生物は火星から運ばれてきたという説もあります。いずれにしても、決着が着くのにはもう少し時間がかかりそうです。
ただし、これらの議論は、「生命とは何か」、「生物とは何か」、を考える上で非常に有益な情報を与えてくれます。現在のところ、生物の定義は便宜的に、細胞を構成単位とし、代謝・増殖できるもの、ということになっていますが、私たちは地球でこれまで見つかった生物のことしか知りません。 NASAのチーフサイエンティストであるエレン・ストファンは、2015年4月に行われたパネルディスカッションで、「10年以内に地球外生命体の有力な兆候がつかめるだろう。20~30年以内には確実な証拠が得られると思う」と発表しました。近い将来、地球外生命体が見つかったときには、生物の定義が大きく書き換えられてしまうかもしれませんね。
|
50種類以上のタンパク質と少なくとも3種類のRNAから成る巨大分子について、ミトコンドリアはどのようなものを持っていますか?
|
50種類以上のタンパク質と少なくとも3種類のRNAから成る巨大分子について、ミトコンドリアは細胞本体が持つものとは別に独自のものを持っています。
|
JCRRAG_003563
|
生物学
|
【ウイルスを退治するにはタンパク質がカギです】
食中毒の原因として広く知られ一般にノロウイルスと呼ばれているのはカリシウイルス科ノロウイルス属に属するウイルスです。ただし、正確にはノロウイルスという種は存在せず、正式な呼称はノーウォークウイルスといいます。
ウイルスは細胞を持ちませんが、タンパク質で出来た殻(カプシド)の中に独自の遺伝子を持っており、他の生物の細胞を利用して増殖します。
ウイルスの起源には諸説ありますが、生物が持つトランスポゾンを起源とする説が有力です。生物の細胞内にはゲノム上の遺伝子位置が変わってしまう「動く遺伝子」があり、これをトランスポゾンといいます。最初のトランスポゾンはとうもろこしで発見され、とうもろこしのゲノムの約80%が、ヒトでは約40%がトランスポゾンまたはそれから派生した配列であると考えられています。
【タンパク質が洗濯洗剤を進化させます】
私たちの生活に欠かせない、洗濯用洗剤もタンパク質と深くかかわっています。洗濯用洗剤が日本で初めて発売されたのは1951(昭和26)年のことですが、洗濯用洗剤に配合されている酵素として最も代表的なものがアルカリプロテアーゼです。衣類の汚れには主に油分、タンパク質が含まれています。まずアルカリ溶液中では油分が一種の石鹸に変化するので、油汚れが落ちやすくなります。一方、タンパク質による汚れを落とすために登場したのがアルカリプロテアーゼです。プロテアーゼとはタンパク質を分解する酵素のことで、その中でもアルカリ溶液中であっても高い酵素活性を保持しているもののことを特にアルカリプロテアーゼと呼びます。アルカリ溶液の油分に対する力と、アルカリプロテアーゼのタンパク質に対する力を組み合わることで、洗剤は衣類の汚れを落としています。
【痛み止めの薬でもタンパク質が働いています】
シクロオキシゲナーゼは、細胞膜由来のアラキドン酸から、プロスタグランジンという物質を生成するのに関わるタンパク質です。プロスタグランジンには多くの種類がありますが、その一部は発熱や痛みを増強させる作用を持ちます。プロスタグランジンが発見されたのはスウェーデンのカロリンスカ研究所で、1934年のことでした。解熱鎮痛剤に含まれるイブプロフェンはシクロオキシゲナーゼのアラキドン酸結合部位と同じ位置に結合して占有してしまうことで、アラキドン酸との結合を阻害します。その結果、プロスタグランジンの生成が抑制され、発熱や痛みが治まるというのが痛み止めの仕組みです。
【「生命とは何か」の謎を解き明かすタンパク質】
リボソームは、50種類以上のタンパク質と少なくとも3種類のRNAから成る巨大分子です。あらゆる生物の細胞内に存在し、mRNAの情報に従い、タンパク質を合成しています(これを翻訳過程といいます)。平均的な翻訳速度は細菌で毎秒20アミノ酸(60塩基分)程度ですが、ヒトなどの真核生物では毎秒2~4アミノ酸(6~12塩基分)程度です。
また、細胞本体が持つものとは別に、細胞内小器官であるミトコンドリアは独自のリボソームを持っています。面白いことに、ミトコンドリアのリボソームは真核生物のものよりも細菌のものによく似ています。様々な研究の結果から、私たちの遠い祖先である真核生物が細菌を取り込んで共生したことのなごりが今のミトコンドリアであるという考え方が一般的です。
これまでに説明したルシフェラーゼ、アルカリプロテアーゼ、シクロオキシゲナーゼ2は生体触媒である酵素です。リボソームも反応だけを考えれば酵素なのですが、リボソームの反応の中心部はタンパク質ではなくRNAで出来ています。実は、RNAの中にも触媒活性を持つものがあります。これらはRNA(ribonucleic acid)と英語で酵素を表す「enzyme」を組み合わせてリボザイム(ribozyme)と呼ばれています。
遺伝情報を持つDNAにはタンパク質の設計図が書き込まれていますが、このDNAの複製にはタンパク質が必須です。生命の起源を考えた場合に、タマゴとニワトリの関係のように、どちらが先に誕生したのか、という疑問が生まれますが、実は現在でもその疑問に対する答えは出ておらず、いろいろな仮説が存在します。その中でも最も有力視されているのが「RNAワールド仮説」と呼ばれるものです。触媒活性を持つRNAであるリボザイムの発見が契機となり、生体触媒となりうる分子がタンパク質だけではないことが明らかとなったことで、RNAワールドの存在が生命誕生と深く関わっていると考えられるようになりました。一方、その考えに反論する声も未だ小さくなく、最初の生物は火星から運ばれてきたという説もあります。いずれにしても、決着が着くのにはもう少し時間がかかりそうです。
ただし、これらの議論は、「生命とは何か」、「生物とは何か」、を考える上で非常に有益な情報を与えてくれます。現在のところ、生物の定義は便宜的に、細胞を構成単位とし、代謝・増殖できるもの、ということになっていますが、私たちは地球でこれまで見つかった生物のことしか知りません。 NASAのチーフサイエンティストであるエレン・ストファンは、2015年4月に行われたパネルディスカッションで、「10年以内に地球外生命体の有力な兆候がつかめるだろう。20~30年以内には確実な証拠が得られると思う」と発表しました。近い将来、地球外生命体が見つかったときには、生物の定義が大きく書き換えられてしまうかもしれませんね。
|
50種類以上のタンパク質と少なくとも3種類のRNAから成る巨大分子の平均的な翻訳速度は細菌でどれくらいですか?
|
50種類以上のタンパク質と少なくとも3種類のRNAから成る巨大分子の平均的な翻訳速度は細菌で毎秒20アミノ酸(60塩基分)程度です。
|
JCRRAG_003564
|
生物学
|
光合成とは、植物などが光のエネルギーを使い、デンプンなどの養分(有機物)を作ることです。植物などが行う「酸素発生型光合成」は、水を分解して酸素を発生し、二酸化炭素を有機物に固定します。一方、光合成細菌などが行う「非酸素発生型光合成」では、水でなく硫化水素(H2S)などを分解し、酸素ではなく硫黄(S)を作るものもあります。
光合成(以下断りがない場合は酸素発生型の光合成をさします)の化学反応過程は、光のエネルギーを化学エネルギーに変換する「光化学系」と、光化学系で作られた化学エネルギーにより二酸化炭素を固定する「カルビン回路」(Calvin cycle)とにわけられます。光化学系やカルビン回路を構成するタンパク質(酵素)は、近年になって立体構造が解明され、その化学反応過程がより詳しく明らかになりつつあります。
光合成は、原核生物であるシアノバクテリアによって最初にはじめられたと考えられます。シアノバクテリアが非光合成の真核生物に細胞内共生をすることで、植物やさまざまな藻類が「葉緑体」を獲得し、光合成の能力を持つようになりました。
また、藻類や植物が大気中に酸素を放出したため、地球上の酸素濃度が上昇し、今度はその酸素を利用する動物などの生物も登場することとなりました。
近年では、二酸化炭素削減に大きな役割を果たすと期待される「人工光合成」についての研究も進んでいます。
2. 光合成の化学反応過程
光化学系では光のエネルギーを利用して、水を分解して酸素を放出します。その際に作り出される「ATP」(アデノシン三リン酸)と「NADPH」(還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸)がカルビン回路へ受け渡され、二酸化炭素が固定され、養分(有機物)がカルビン回路で合成されます。
歴史的には光化学系は「明反応」、カルビン回路は「暗反応」と呼ばれてきました。光化学系は光を必要とする反応、カルビン回路は光を必要としない反応と考えられていたからです。
2-1. 光化学系
光化学系の化学反応は、葉緑体の内部(シアノバクテリアの場合は細胞内部)にある膜構造「チラコイド膜」で行われます。チラコイド膜の外側が「ストロマ」、内側が「ルーメン」です。
|
植物などが光のエネルギーを使い、デンプンなどの養分(有機物)を作ることの化学反応過程のうち、光化学系で作られた化学エネルギーにより二酸化炭素を固定するものを何といいますか?
|
植物などが光のエネルギーを使い、デンプンなどの養分(有機物)を作ることの化学反応過程のうち、光化学系で作られた化学エネルギーにより二酸化炭素を固定するものを「カルビン回路」(Calvin cycle)といいます。
|
JCRRAG_003565
|
生物学
|
光合成とは、植物などが光のエネルギーを使い、デンプンなどの養分(有機物)を作ることです。植物などが行う「酸素発生型光合成」は、水を分解して酸素を発生し、二酸化炭素を有機物に固定します。一方、光合成細菌などが行う「非酸素発生型光合成」では、水でなく硫化水素(H2S)などを分解し、酸素ではなく硫黄(S)を作るものもあります。
光合成(以下断りがない場合は酸素発生型の光合成をさします)の化学反応過程は、光のエネルギーを化学エネルギーに変換する「光化学系」と、光化学系で作られた化学エネルギーにより二酸化炭素を固定する「カルビン回路」(Calvin cycle)とにわけられます。光化学系やカルビン回路を構成するタンパク質(酵素)は、近年になって立体構造が解明され、その化学反応過程がより詳しく明らかになりつつあります。
光合成は、原核生物であるシアノバクテリアによって最初にはじめられたと考えられます。シアノバクテリアが非光合成の真核生物に細胞内共生をすることで、植物やさまざまな藻類が「葉緑体」を獲得し、光合成の能力を持つようになりました。
また、藻類や植物が大気中に酸素を放出したため、地球上の酸素濃度が上昇し、今度はその酸素を利用する動物などの生物も登場することとなりました。
近年では、二酸化炭素削減に大きな役割を果たすと期待される「人工光合成」についての研究も進んでいます。
2. 光合成の化学反応過程
光化学系では光のエネルギーを利用して、水を分解して酸素を放出します。その際に作り出される「ATP」(アデノシン三リン酸)と「NADPH」(還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸)がカルビン回路へ受け渡され、二酸化炭素が固定され、養分(有機物)がカルビン回路で合成されます。
歴史的には光化学系は「明反応」、カルビン回路は「暗反応」と呼ばれてきました。光化学系は光を必要とする反応、カルビン回路は光を必要としない反応と考えられていたからです。
2-1. 光化学系
光化学系の化学反応は、葉緑体の内部(シアノバクテリアの場合は細胞内部)にある膜構造「チラコイド膜」で行われます。チラコイド膜の外側が「ストロマ」、内側が「ルーメン」です。
|
その化学反応過程が「光化学系」と「カルビン回路」とにわけられるものは、何によって最初にはじめられたと考えられますか?
|
その化学反応過程が「光化学系」と「カルビン回路」とにわけられるものは、原核生物であるシアノバクテリアによって最初にはじめられたと考えられます。
|
JCRRAG_003566
|
生物学
|
光合成とは、植物などが光のエネルギーを使い、デンプンなどの養分(有機物)を作ることです。植物などが行う「酸素発生型光合成」は、水を分解して酸素を発生し、二酸化炭素を有機物に固定します。一方、光合成細菌などが行う「非酸素発生型光合成」では、水でなく硫化水素(H2S)などを分解し、酸素ではなく硫黄(S)を作るものもあります。
光合成(以下断りがない場合は酸素発生型の光合成をさします)の化学反応過程は、光のエネルギーを化学エネルギーに変換する「光化学系」と、光化学系で作られた化学エネルギーにより二酸化炭素を固定する「カルビン回路」(Calvin cycle)とにわけられます。光化学系やカルビン回路を構成するタンパク質(酵素)は、近年になって立体構造が解明され、その化学反応過程がより詳しく明らかになりつつあります。
光合成は、原核生物であるシアノバクテリアによって最初にはじめられたと考えられます。シアノバクテリアが非光合成の真核生物に細胞内共生をすることで、植物やさまざまな藻類が「葉緑体」を獲得し、光合成の能力を持つようになりました。
また、藻類や植物が大気中に酸素を放出したため、地球上の酸素濃度が上昇し、今度はその酸素を利用する動物などの生物も登場することとなりました。
近年では、二酸化炭素削減に大きな役割を果たすと期待される「人工光合成」についての研究も進んでいます。
2. 光合成の化学反応過程
光化学系では光のエネルギーを利用して、水を分解して酸素を放出します。その際に作り出される「ATP」(アデノシン三リン酸)と「NADPH」(還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸)がカルビン回路へ受け渡され、二酸化炭素が固定され、養分(有機物)がカルビン回路で合成されます。
歴史的には光化学系は「明反応」、カルビン回路は「暗反応」と呼ばれてきました。光化学系は光を必要とする反応、カルビン回路は光を必要としない反応と考えられていたからです。
2-1. 光化学系
光化学系の化学反応は、葉緑体の内部(シアノバクテリアの場合は細胞内部)にある膜構造「チラコイド膜」で行われます。チラコイド膜の外側が「ストロマ」、内側が「ルーメン」です。
|
光化学系の化学反応が行われる葉緑体の内部(シアノバクテリアの場合は細胞内部)にある膜構造の外側は何ですか?
|
光化学系の化学反応が行われる葉緑体の内部(シアノバクテリアの場合は細胞内部)にある膜構造の外側はストロマです。
|
JCRRAG_003567
|
生物学
|
光合成とは、植物などが光のエネルギーを使い、デンプンなどの養分(有機物)を作ることです。植物などが行う「酸素発生型光合成」は、水を分解して酸素を発生し、二酸化炭素を有機物に固定します。一方、光合成細菌などが行う「非酸素発生型光合成」では、水でなく硫化水素(H2S)などを分解し、酸素ではなく硫黄(S)を作るものもあります。
光合成(以下断りがない場合は酸素発生型の光合成をさします)の化学反応過程は、光のエネルギーを化学エネルギーに変換する「光化学系」と、光化学系で作られた化学エネルギーにより二酸化炭素を固定する「カルビン回路」(Calvin cycle)とにわけられます。光化学系やカルビン回路を構成するタンパク質(酵素)は、近年になって立体構造が解明され、その化学反応過程がより詳しく明らかになりつつあります。
光合成は、原核生物であるシアノバクテリアによって最初にはじめられたと考えられます。シアノバクテリアが非光合成の真核生物に細胞内共生をすることで、植物やさまざまな藻類が「葉緑体」を獲得し、光合成の能力を持つようになりました。
また、藻類や植物が大気中に酸素を放出したため、地球上の酸素濃度が上昇し、今度はその酸素を利用する動物などの生物も登場することとなりました。
近年では、二酸化炭素削減に大きな役割を果たすと期待される「人工光合成」についての研究も進んでいます。
2. 光合成の化学反応過程
光化学系では光のエネルギーを利用して、水を分解して酸素を放出します。その際に作り出される「ATP」(アデノシン三リン酸)と「NADPH」(還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸)がカルビン回路へ受け渡され、二酸化炭素が固定され、養分(有機物)がカルビン回路で合成されます。
歴史的には光化学系は「明反応」、カルビン回路は「暗反応」と呼ばれてきました。光化学系は光を必要とする反応、カルビン回路は光を必要としない反応と考えられていたからです。
2-1. 光化学系
光化学系の化学反応は、葉緑体の内部(シアノバクテリアの場合は細胞内部)にある膜構造「チラコイド膜」で行われます。チラコイド膜の外側が「ストロマ」、内側が「ルーメン」です。
|
原核生物であるシアノバクテリアによって最初にはじめられたものの化学反応過程のうち、光化学系で作られた化学エネルギーにより二酸化炭素を固定するものは歴史的に何と呼ばれてきましたか?
|
原核生物であるシアノバクテリアによって最初にはじめられたものの化学反応過程のうち、光化学系で作られた化学エネルギーにより二酸化炭素を固定するものは歴史的に「暗反応」と呼ばれてきました。
|
JCRRAG_003568
|
生物学
|
1. ゲノム編集とは簡単にいえば何?
ゲノム編集とは簡単にいえば、生物が持つゲノムDNA上の特定の塩基配列を、狙って変化させる技術です。
ゲノムとは、生物の細胞内にあるDNA、およびそこに書き込まれた遺伝情報の全体を意味します。たとえばヒトであれば23対の染色体に分けられて、細胞の核の中に収められています。遺伝情報はアデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(C)の4種類の塩基の配列として構成され、親から子へ子から孫へと連綿と受け継がれます。
ゲノム編集技術は、このゲノムDNA上の特定の場所を狙い、ハサミの役目をするツールを使って切断します。切断されたゲノムは、生物に備えられているゲノム修復機構によって修復されますが、まれに修復ミスにより突然変異が起こります。この突然変異を利用して生物の性質を変化させ、目的に合った性質を持つ生物を作り出します。
ゲノム編集技術は、新たな治療技術の創出、創薬の加速、農作物の品種改良などによる食糧問題の解決、植物の光合成効率化・長寿命化などによる環境問題の解決など、さまざまな分野での応用が期待されています。その一方、狙った場所以外の塩基配列が変異することなどの危険性を指摘する声もあります。
2. ゲノム編集と遺伝子組換えの違いとは?
ゲノム編集と似た意味の言葉として「遺伝子組換え」があります。ここでは、ゲノム編集と遺伝子組換えの違いについて見ていきましょう。
遺伝子組換えとは、ある生物に科が異なる生物由来の遺伝子を導入することにより、細胞に新たな性質を付け加える技術です。遺伝子とはゲノムの一部分を意味し、たとえば顔や皮膚、目の色など生物の形質を決定づける情報です。遺伝子を構成するDNAの配列情報は、タンパク質を構成するアミノ酸の配列情報に変換され、タンパク質の設計図としての役割を果たします。
導入する遺伝子は、たがいに交配できない、異なる生物種のものも利用できます。たとえば植物に対し、微生物や動物の遺伝子の導入も可能です。
それに対してゲノム編集は、前述のとおりゲノムを切断し、突然変異を起こさせることにより、その生物に元からある性質を変化させるものです。したがって、結果として得られる新しい性質が、細胞の外部から導入されたものなのか、それとも細胞内部で変化したものなのかが、遺伝子組換えとゲノム編集の違いといえます。
ただし、植物のゲノム編集においては、ハサミの役目をするツールを発現するための遺伝子を、遺伝子組換え技術によって導入することもあるため、ゲノム編集と遺伝子組換えの違いがわかりにくくなってしまうところがあります。しかし、ゲノム編集生物から「ハサミ遺伝子」を、交配により取り除いてしまえば、導入した遺伝子が機能し続ける一般の遺伝子組換え生物とは異なるものとなります。
(交配によってハサミ遺伝子を取り除けるのは、交配後の次の世代にはメンデルの法則に従って、ハサミ遺伝子が受け継がれない個体が4分の1の確率で出てくるからです)
動物のゲノム編集では、ハサミの役割をする酵素などが細胞内に直接注入される場合もあります。注入された酵素は次世代には残らないため、植物のゲノム編集と比べると遺伝子組換えとの違いがはっきりとしています。
3. ゲノム編集技術 開発の歴史
次に、ゲノム編集技術の開発の歴史を見ていきましょう。
ゲノムの切断による突然変異の誘発自体は、古くから行われてきています。1950年以降には、放射線による突然変異の導入が農作物に対して行われ、「ゴールド二十世紀」をはじめとする多くの品種が作られました。
しかし、放射線などによるゲノムの切断は、ゲノム上のランダムな場所に起こります。それに対して、ゲノム上の狙った場所の切断を可能としたのがゲノム編集技術です。ゲノム編集技術で用いられるDNA切断酵素「人工ヌクレアーゼ」は、以下で見ていくとおりZFN(zinc-finger nuclease:ジンクフィンガーヌクレアーゼ)、TALEN(transcription activator-like effector nuclease:ターレン)、CRISPR-Cas9の3つに大別され、それぞれ利点・欠点を持っています。
3-1. ZFN
最初の人工ヌクレアーゼは、1996年秋に開発されたZFNです。ZFNは「制限酵素」を元にして作られました。制限酵素とは、細菌中で増殖するウィルス「ファージ」などから、細菌が身を守るための防御機構です。侵入してくるファージなどのDNAを制限酵素が切断し、不活性化します。
多くの制限酵素は、ゲノムDNA上の4~6個の塩基の特定の配列を認識し、その場所を切断します。しかし、4~6個の塩基では、同じ配列がゲノムDNA上に多数存在することになり、制限酵素をただ使ったのではゲノムはバラバラになってしまいます。
そこで、より多くの数の塩基配列を認識できるように人工的に作られたのが、ZFNです。 ZNFは、DNAの認識・結合を担うZFと、DNAの切断を行うFok1から構成されます。ZFは3個の塩基配列を認識でき、ZNFではこのZFを複数個連結して使用します。
4つのZFを連結すれば12塩基、それをペアで使用することにより24塩基が認識できます。24塩基の配列は、哺乳類のゲノムであれば理論的に1カ所にしか現れないため、狙いを定めた特定の場所の切断が可能となるのです。
ただし、ZFNは作製が難しく、作製を一部の企業に頼らざるを得ませんでした。
3-2. TALEN
ZFNの次に開発された人工ヌクレアーゼは、2010年に米国のグループにより発表されたTALENです。ZFNと同様に制限酵素を元に作られます。TALENのDNA認識・結合部分「TALEタンパク質」は、一組で30~40の塩基配列の認識が可能です。
TALEタンパク質はそれ以前にすでに作製法が確立されていたため、ZFNと比べると作製が容易です。そのため、発表されるとすぐにゲノム編集技術の主役となりました。しかしそれでも、作製にはかなりの労力が必要です。
3-3. CRISPR-Cas9
2012年に、ZFNやTALENより、さらに簡便に作製できる人工ヌクレアーゼが開発されました。それが、CRISPR-Cas9です。作製が簡便・高効率なことに加え、基礎研究なら誰でも自由に使えるため、急速に広がって現在の主流となっています。
CRISPR-Cas9の作製が簡便なのは、DNA認識・結合部分に酵素ではなく、RNAを用いるからです。
RNAとは、DNAと同じ核酸です。前述のとおりDNAがA、T、G、Cの4種類の塩基から構成されるのに対し、RNAはA、U(ウラシル)、G、Cの4種類の塩基から構成され、DNAのように2本鎖ではなく1本鎖の形をとります。 DNAの塩基A、T、G、CはRNAの塩基U、A、C、Gとそれぞれ水素結合を形成します。そのため、DNAの特定の塩基配列と水素結合できる塩基配列(「相補的」な塩基配列)のRNAは、そのDNA塩基配列の認識・結合に使用できることになります。
CRISPR-Cas9は、標的とするDNA配列と相補的な配列を持つガイドRNA(gRNA)と、DNA切断を行うタンパク質Cas9により構成されます。gRNAは化学合成により作製できるため、作製に煩雑な過程を要する酵素をDNA認識・結合のために使用するZFNやTALENと比べ、作製がはるかに簡便になるというわけです。
|
2010年に米国のグループにより発表されたZFNの次の人口ヌクアレーゼのDNA認識・結合部分は、一組でどれくらいの塩基配列の認識が可能ですか?
|
2010年に米国のグループにより発表されたZFNの次の人口ヌクアレーゼのDNA認識・結合部分は、一組で30~40の塩基配列の認識が可能です。
|
JCRRAG_003569
|
生物学
|
1. ゲノム編集とは簡単にいえば何?
ゲノム編集とは簡単にいえば、生物が持つゲノムDNA上の特定の塩基配列を、狙って変化させる技術です。
ゲノムとは、生物の細胞内にあるDNA、およびそこに書き込まれた遺伝情報の全体を意味します。たとえばヒトであれば23対の染色体に分けられて、細胞の核の中に収められています。遺伝情報はアデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(C)の4種類の塩基の配列として構成され、親から子へ子から孫へと連綿と受け継がれます。
ゲノム編集技術は、このゲノムDNA上の特定の場所を狙い、ハサミの役目をするツールを使って切断します。切断されたゲノムは、生物に備えられているゲノム修復機構によって修復されますが、まれに修復ミスにより突然変異が起こります。この突然変異を利用して生物の性質を変化させ、目的に合った性質を持つ生物を作り出します。
ゲノム編集技術は、新たな治療技術の創出、創薬の加速、農作物の品種改良などによる食糧問題の解決、植物の光合成効率化・長寿命化などによる環境問題の解決など、さまざまな分野での応用が期待されています。その一方、狙った場所以外の塩基配列が変異することなどの危険性を指摘する声もあります。
2. ゲノム編集と遺伝子組換えの違いとは?
ゲノム編集と似た意味の言葉として「遺伝子組換え」があります。ここでは、ゲノム編集と遺伝子組換えの違いについて見ていきましょう。
遺伝子組換えとは、ある生物に科が異なる生物由来の遺伝子を導入することにより、細胞に新たな性質を付け加える技術です。遺伝子とはゲノムの一部分を意味し、たとえば顔や皮膚、目の色など生物の形質を決定づける情報です。遺伝子を構成するDNAの配列情報は、タンパク質を構成するアミノ酸の配列情報に変換され、タンパク質の設計図としての役割を果たします。
導入する遺伝子は、たがいに交配できない、異なる生物種のものも利用できます。たとえば植物に対し、微生物や動物の遺伝子の導入も可能です。
それに対してゲノム編集は、前述のとおりゲノムを切断し、突然変異を起こさせることにより、その生物に元からある性質を変化させるものです。したがって、結果として得られる新しい性質が、細胞の外部から導入されたものなのか、それとも細胞内部で変化したものなのかが、遺伝子組換えとゲノム編集の違いといえます。
ただし、植物のゲノム編集においては、ハサミの役目をするツールを発現するための遺伝子を、遺伝子組換え技術によって導入することもあるため、ゲノム編集と遺伝子組換えの違いがわかりにくくなってしまうところがあります。しかし、ゲノム編集生物から「ハサミ遺伝子」を、交配により取り除いてしまえば、導入した遺伝子が機能し続ける一般の遺伝子組換え生物とは異なるものとなります。
(交配によってハサミ遺伝子を取り除けるのは、交配後の次の世代にはメンデルの法則に従って、ハサミ遺伝子が受け継がれない個体が4分の1の確率で出てくるからです)
動物のゲノム編集では、ハサミの役割をする酵素などが細胞内に直接注入される場合もあります。注入された酵素は次世代には残らないため、植物のゲノム編集と比べると遺伝子組換えとの違いがはっきりとしています。
3. ゲノム編集技術 開発の歴史
次に、ゲノム編集技術の開発の歴史を見ていきましょう。
ゲノムの切断による突然変異の誘発自体は、古くから行われてきています。1950年以降には、放射線による突然変異の導入が農作物に対して行われ、「ゴールド二十世紀」をはじめとする多くの品種が作られました。
しかし、放射線などによるゲノムの切断は、ゲノム上のランダムな場所に起こります。それに対して、ゲノム上の狙った場所の切断を可能としたのがゲノム編集技術です。ゲノム編集技術で用いられるDNA切断酵素「人工ヌクレアーゼ」は、以下で見ていくとおりZFN(zinc-finger nuclease:ジンクフィンガーヌクレアーゼ)、TALEN(transcription activator-like effector nuclease:ターレン)、CRISPR-Cas9の3つに大別され、それぞれ利点・欠点を持っています。
3-1. ZFN
最初の人工ヌクレアーゼは、1996年秋に開発されたZFNです。ZFNは「制限酵素」を元にして作られました。制限酵素とは、細菌中で増殖するウィルス「ファージ」などから、細菌が身を守るための防御機構です。侵入してくるファージなどのDNAを制限酵素が切断し、不活性化します。
多くの制限酵素は、ゲノムDNA上の4~6個の塩基の特定の配列を認識し、その場所を切断します。しかし、4~6個の塩基では、同じ配列がゲノムDNA上に多数存在することになり、制限酵素をただ使ったのではゲノムはバラバラになってしまいます。
そこで、より多くの数の塩基配列を認識できるように人工的に作られたのが、ZFNです。 ZNFは、DNAの認識・結合を担うZFと、DNAの切断を行うFok1から構成されます。ZFは3個の塩基配列を認識でき、ZNFではこのZFを複数個連結して使用します。
4つのZFを連結すれば12塩基、それをペアで使用することにより24塩基が認識できます。24塩基の配列は、哺乳類のゲノムであれば理論的に1カ所にしか現れないため、狙いを定めた特定の場所の切断が可能となるのです。
ただし、ZFNは作製が難しく、作製を一部の企業に頼らざるを得ませんでした。
3-2. TALEN
ZFNの次に開発された人工ヌクレアーゼは、2010年に米国のグループにより発表されたTALENです。ZFNと同様に制限酵素を元に作られます。TALENのDNA認識・結合部分「TALEタンパク質」は、一組で30~40の塩基配列の認識が可能です。
TALEタンパク質はそれ以前にすでに作製法が確立されていたため、ZFNと比べると作製が容易です。そのため、発表されるとすぐにゲノム編集技術の主役となりました。しかしそれでも、作製にはかなりの労力が必要です。
3-3. CRISPR-Cas9
2012年に、ZFNやTALENより、さらに簡便に作製できる人工ヌクレアーゼが開発されました。それが、CRISPR-Cas9です。作製が簡便・高効率なことに加え、基礎研究なら誰でも自由に使えるため、急速に広がって現在の主流となっています。
CRISPR-Cas9の作製が簡便なのは、DNA認識・結合部分に酵素ではなく、RNAを用いるからです。
RNAとは、DNAと同じ核酸です。前述のとおりDNAがA、T、G、Cの4種類の塩基から構成されるのに対し、RNAはA、U(ウラシル)、G、Cの4種類の塩基から構成され、DNAのように2本鎖ではなく1本鎖の形をとります。 DNAの塩基A、T、G、CはRNAの塩基U、A、C、Gとそれぞれ水素結合を形成します。そのため、DNAの特定の塩基配列と水素結合できる塩基配列(「相補的」な塩基配列)のRNAは、そのDNA塩基配列の認識・結合に使用できることになります。
CRISPR-Cas9は、標的とするDNA配列と相補的な配列を持つガイドRNA(gRNA)と、DNA切断を行うタンパク質Cas9により構成されます。gRNAは化学合成により作製できるため、作製に煩雑な過程を要する酵素をDNA認識・結合のために使用するZFNやTALENと比べ、作製がはるかに簡便になるというわけです。
|
2012年に開発された、ZFNやTALENよりさらに簡便に作製できる人工ヌクレアーゼは、何により構成されますか?
|
2012年に開発された、ZFNやTALENよりさらに簡便に作製できる人工ヌクレアーゼは、標的とするDNA配列と相補的な配列を持つガイドRNA(gRNA)と、DNA切断を行うタンパク質Cas9により構成されます。
|
JCRRAG_003570
|
生物学
|
1. ゲノム編集とは簡単にいえば何?
ゲノム編集とは簡単にいえば、生物が持つゲノムDNA上の特定の塩基配列を、狙って変化させる技術です。
ゲノムとは、生物の細胞内にあるDNA、およびそこに書き込まれた遺伝情報の全体を意味します。たとえばヒトであれば23対の染色体に分けられて、細胞の核の中に収められています。遺伝情報はアデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(C)の4種類の塩基の配列として構成され、親から子へ子から孫へと連綿と受け継がれます。
ゲノム編集技術は、このゲノムDNA上の特定の場所を狙い、ハサミの役目をするツールを使って切断します。切断されたゲノムは、生物に備えられているゲノム修復機構によって修復されますが、まれに修復ミスにより突然変異が起こります。この突然変異を利用して生物の性質を変化させ、目的に合った性質を持つ生物を作り出します。
ゲノム編集技術は、新たな治療技術の創出、創薬の加速、農作物の品種改良などによる食糧問題の解決、植物の光合成効率化・長寿命化などによる環境問題の解決など、さまざまな分野での応用が期待されています。その一方、狙った場所以外の塩基配列が変異することなどの危険性を指摘する声もあります。
2. ゲノム編集と遺伝子組換えの違いとは?
ゲノム編集と似た意味の言葉として「遺伝子組換え」があります。ここでは、ゲノム編集と遺伝子組換えの違いについて見ていきましょう。
遺伝子組換えとは、ある生物に科が異なる生物由来の遺伝子を導入することにより、細胞に新たな性質を付け加える技術です。遺伝子とはゲノムの一部分を意味し、たとえば顔や皮膚、目の色など生物の形質を決定づける情報です。遺伝子を構成するDNAの配列情報は、タンパク質を構成するアミノ酸の配列情報に変換され、タンパク質の設計図としての役割を果たします。
導入する遺伝子は、たがいに交配できない、異なる生物種のものも利用できます。たとえば植物に対し、微生物や動物の遺伝子の導入も可能です。
それに対してゲノム編集は、前述のとおりゲノムを切断し、突然変異を起こさせることにより、その生物に元からある性質を変化させるものです。したがって、結果として得られる新しい性質が、細胞の外部から導入されたものなのか、それとも細胞内部で変化したものなのかが、遺伝子組換えとゲノム編集の違いといえます。
ただし、植物のゲノム編集においては、ハサミの役目をするツールを発現するための遺伝子を、遺伝子組換え技術によって導入することもあるため、ゲノム編集と遺伝子組換えの違いがわかりにくくなってしまうところがあります。しかし、ゲノム編集生物から「ハサミ遺伝子」を、交配により取り除いてしまえば、導入した遺伝子が機能し続ける一般の遺伝子組換え生物とは異なるものとなります。
(交配によってハサミ遺伝子を取り除けるのは、交配後の次の世代にはメンデルの法則に従って、ハサミ遺伝子が受け継がれない個体が4分の1の確率で出てくるからです)
動物のゲノム編集では、ハサミの役割をする酵素などが細胞内に直接注入される場合もあります。注入された酵素は次世代には残らないため、植物のゲノム編集と比べると遺伝子組換えとの違いがはっきりとしています。
3. ゲノム編集技術 開発の歴史
次に、ゲノム編集技術の開発の歴史を見ていきましょう。
ゲノムの切断による突然変異の誘発自体は、古くから行われてきています。1950年以降には、放射線による突然変異の導入が農作物に対して行われ、「ゴールド二十世紀」をはじめとする多くの品種が作られました。
しかし、放射線などによるゲノムの切断は、ゲノム上のランダムな場所に起こります。それに対して、ゲノム上の狙った場所の切断を可能としたのがゲノム編集技術です。ゲノム編集技術で用いられるDNA切断酵素「人工ヌクレアーゼ」は、以下で見ていくとおりZFN(zinc-finger nuclease:ジンクフィンガーヌクレアーゼ)、TALEN(transcription activator-like effector nuclease:ターレン)、CRISPR-Cas9の3つに大別され、それぞれ利点・欠点を持っています。
3-1. ZFN
最初の人工ヌクレアーゼは、1996年秋に開発されたZFNです。ZFNは「制限酵素」を元にして作られました。制限酵素とは、細菌中で増殖するウィルス「ファージ」などから、細菌が身を守るための防御機構です。侵入してくるファージなどのDNAを制限酵素が切断し、不活性化します。
多くの制限酵素は、ゲノムDNA上の4~6個の塩基の特定の配列を認識し、その場所を切断します。しかし、4~6個の塩基では、同じ配列がゲノムDNA上に多数存在することになり、制限酵素をただ使ったのではゲノムはバラバラになってしまいます。
そこで、より多くの数の塩基配列を認識できるように人工的に作られたのが、ZFNです。 ZNFは、DNAの認識・結合を担うZFと、DNAの切断を行うFok1から構成されます。ZFは3個の塩基配列を認識でき、ZNFではこのZFを複数個連結して使用します。
4つのZFを連結すれば12塩基、それをペアで使用することにより24塩基が認識できます。24塩基の配列は、哺乳類のゲノムであれば理論的に1カ所にしか現れないため、狙いを定めた特定の場所の切断が可能となるのです。
ただし、ZFNは作製が難しく、作製を一部の企業に頼らざるを得ませんでした。
3-2. TALEN
ZFNの次に開発された人工ヌクレアーゼは、2010年に米国のグループにより発表されたTALENです。ZFNと同様に制限酵素を元に作られます。TALENのDNA認識・結合部分「TALEタンパク質」は、一組で30~40の塩基配列の認識が可能です。
TALEタンパク質はそれ以前にすでに作製法が確立されていたため、ZFNと比べると作製が容易です。そのため、発表されるとすぐにゲノム編集技術の主役となりました。しかしそれでも、作製にはかなりの労力が必要です。
3-3. CRISPR-Cas9
2012年に、ZFNやTALENより、さらに簡便に作製できる人工ヌクレアーゼが開発されました。それが、CRISPR-Cas9です。作製が簡便・高効率なことに加え、基礎研究なら誰でも自由に使えるため、急速に広がって現在の主流となっています。
CRISPR-Cas9の作製が簡便なのは、DNA認識・結合部分に酵素ではなく、RNAを用いるからです。
RNAとは、DNAと同じ核酸です。前述のとおりDNAがA、T、G、Cの4種類の塩基から構成されるのに対し、RNAはA、U(ウラシル)、G、Cの4種類の塩基から構成され、DNAのように2本鎖ではなく1本鎖の形をとります。 DNAの塩基A、T、G、CはRNAの塩基U、A、C、Gとそれぞれ水素結合を形成します。そのため、DNAの特定の塩基配列と水素結合できる塩基配列(「相補的」な塩基配列)のRNAは、そのDNA塩基配列の認識・結合に使用できることになります。
CRISPR-Cas9は、標的とするDNA配列と相補的な配列を持つガイドRNA(gRNA)と、DNA切断を行うタンパク質Cas9により構成されます。gRNAは化学合成により作製できるため、作製に煩雑な過程を要する酵素をDNA認識・結合のために使用するZFNやTALENと比べ、作製がはるかに簡便になるというわけです。
|
生物の細胞内にあるDNA、およびそこに書き込まれた遺伝情報の全体を意味するものは、たとえばどのように細胞の核の中に収められていますか?
|
生物の細胞内にあるDNA、およびそこに書き込まれた遺伝情報の全体を意味するものは、たとえばヒトであれば23対の染色体に分けられて、細胞の核の中に収められています。
|
JCRRAG_003571
|
生物学
|
1. ゲノム編集とは簡単にいえば何?
ゲノム編集とは簡単にいえば、生物が持つゲノムDNA上の特定の塩基配列を、狙って変化させる技術です。
ゲノムとは、生物の細胞内にあるDNA、およびそこに書き込まれた遺伝情報の全体を意味します。たとえばヒトであれば23対の染色体に分けられて、細胞の核の中に収められています。遺伝情報はアデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(C)の4種類の塩基の配列として構成され、親から子へ子から孫へと連綿と受け継がれます。
ゲノム編集技術は、このゲノムDNA上の特定の場所を狙い、ハサミの役目をするツールを使って切断します。切断されたゲノムは、生物に備えられているゲノム修復機構によって修復されますが、まれに修復ミスにより突然変異が起こります。この突然変異を利用して生物の性質を変化させ、目的に合った性質を持つ生物を作り出します。
ゲノム編集技術は、新たな治療技術の創出、創薬の加速、農作物の品種改良などによる食糧問題の解決、植物の光合成効率化・長寿命化などによる環境問題の解決など、さまざまな分野での応用が期待されています。その一方、狙った場所以外の塩基配列が変異することなどの危険性を指摘する声もあります。
2. ゲノム編集と遺伝子組換えの違いとは?
ゲノム編集と似た意味の言葉として「遺伝子組換え」があります。ここでは、ゲノム編集と遺伝子組換えの違いについて見ていきましょう。
遺伝子組換えとは、ある生物に科が異なる生物由来の遺伝子を導入することにより、細胞に新たな性質を付け加える技術です。遺伝子とはゲノムの一部分を意味し、たとえば顔や皮膚、目の色など生物の形質を決定づける情報です。遺伝子を構成するDNAの配列情報は、タンパク質を構成するアミノ酸の配列情報に変換され、タンパク質の設計図としての役割を果たします。
導入する遺伝子は、たがいに交配できない、異なる生物種のものも利用できます。たとえば植物に対し、微生物や動物の遺伝子の導入も可能です。
それに対してゲノム編集は、前述のとおりゲノムを切断し、突然変異を起こさせることにより、その生物に元からある性質を変化させるものです。したがって、結果として得られる新しい性質が、細胞の外部から導入されたものなのか、それとも細胞内部で変化したものなのかが、遺伝子組換えとゲノム編集の違いといえます。
ただし、植物のゲノム編集においては、ハサミの役目をするツールを発現するための遺伝子を、遺伝子組換え技術によって導入することもあるため、ゲノム編集と遺伝子組換えの違いがわかりにくくなってしまうところがあります。しかし、ゲノム編集生物から「ハサミ遺伝子」を、交配により取り除いてしまえば、導入した遺伝子が機能し続ける一般の遺伝子組換え生物とは異なるものとなります。
(交配によってハサミ遺伝子を取り除けるのは、交配後の次の世代にはメンデルの法則に従って、ハサミ遺伝子が受け継がれない個体が4分の1の確率で出てくるからです)
動物のゲノム編集では、ハサミの役割をする酵素などが細胞内に直接注入される場合もあります。注入された酵素は次世代には残らないため、植物のゲノム編集と比べると遺伝子組換えとの違いがはっきりとしています。
3. ゲノム編集技術 開発の歴史
次に、ゲノム編集技術の開発の歴史を見ていきましょう。
ゲノムの切断による突然変異の誘発自体は、古くから行われてきています。1950年以降には、放射線による突然変異の導入が農作物に対して行われ、「ゴールド二十世紀」をはじめとする多くの品種が作られました。
しかし、放射線などによるゲノムの切断は、ゲノム上のランダムな場所に起こります。それに対して、ゲノム上の狙った場所の切断を可能としたのがゲノム編集技術です。ゲノム編集技術で用いられるDNA切断酵素「人工ヌクレアーゼ」は、以下で見ていくとおりZFN(zinc-finger nuclease:ジンクフィンガーヌクレアーゼ)、TALEN(transcription activator-like effector nuclease:ターレン)、CRISPR-Cas9の3つに大別され、それぞれ利点・欠点を持っています。
3-1. ZFN
最初の人工ヌクレアーゼは、1996年秋に開発されたZFNです。ZFNは「制限酵素」を元にして作られました。制限酵素とは、細菌中で増殖するウィルス「ファージ」などから、細菌が身を守るための防御機構です。侵入してくるファージなどのDNAを制限酵素が切断し、不活性化します。
多くの制限酵素は、ゲノムDNA上の4~6個の塩基の特定の配列を認識し、その場所を切断します。しかし、4~6個の塩基では、同じ配列がゲノムDNA上に多数存在することになり、制限酵素をただ使ったのではゲノムはバラバラになってしまいます。
そこで、より多くの数の塩基配列を認識できるように人工的に作られたのが、ZFNです。 ZNFは、DNAの認識・結合を担うZFと、DNAの切断を行うFok1から構成されます。ZFは3個の塩基配列を認識でき、ZNFではこのZFを複数個連結して使用します。
4つのZFを連結すれば12塩基、それをペアで使用することにより24塩基が認識できます。24塩基の配列は、哺乳類のゲノムであれば理論的に1カ所にしか現れないため、狙いを定めた特定の場所の切断が可能となるのです。
ただし、ZFNは作製が難しく、作製を一部の企業に頼らざるを得ませんでした。
3-2. TALEN
ZFNの次に開発された人工ヌクレアーゼは、2010年に米国のグループにより発表されたTALENです。ZFNと同様に制限酵素を元に作られます。TALENのDNA認識・結合部分「TALEタンパク質」は、一組で30~40の塩基配列の認識が可能です。
TALEタンパク質はそれ以前にすでに作製法が確立されていたため、ZFNと比べると作製が容易です。そのため、発表されるとすぐにゲノム編集技術の主役となりました。しかしそれでも、作製にはかなりの労力が必要です。
3-3. CRISPR-Cas9
2012年に、ZFNやTALENより、さらに簡便に作製できる人工ヌクレアーゼが開発されました。それが、CRISPR-Cas9です。作製が簡便・高効率なことに加え、基礎研究なら誰でも自由に使えるため、急速に広がって現在の主流となっています。
CRISPR-Cas9の作製が簡便なのは、DNA認識・結合部分に酵素ではなく、RNAを用いるからです。
RNAとは、DNAと同じ核酸です。前述のとおりDNAがA、T、G、Cの4種類の塩基から構成されるのに対し、RNAはA、U(ウラシル)、G、Cの4種類の塩基から構成され、DNAのように2本鎖ではなく1本鎖の形をとります。 DNAの塩基A、T、G、CはRNAの塩基U、A、C、Gとそれぞれ水素結合を形成します。そのため、DNAの特定の塩基配列と水素結合できる塩基配列(「相補的」な塩基配列)のRNAは、そのDNA塩基配列の認識・結合に使用できることになります。
CRISPR-Cas9は、標的とするDNA配列と相補的な配列を持つガイドRNA(gRNA)と、DNA切断を行うタンパク質Cas9により構成されます。gRNAは化学合成により作製できるため、作製に煩雑な過程を要する酵素をDNA認識・結合のために使用するZFNやTALENと比べ、作製がはるかに簡便になるというわけです。
|
ゲノム編集技術で用いられるDNA切断酵素が最初に開発されたのはいつですか?
|
ゲノム編集技術で用いられるDNA切断酵素が最初に開発されたのは1996年秋です。
|
JCRRAG_003572
|
地理
|
地すべりとは
地すべりとは、斜面の一部あるいは全部が地下水の影響と重力によってゆっくりと斜面下方に移動する現象のことをいいます。 一般的に移動土塊量が大きいため、甚大な被害を及ぼします。また、一旦動き出すとこれを完全に停止させることは非常に困難です。 我が国では、地質的にぜい弱であることに加えて梅雨あるいは台風などの豪雨により、毎年各地で地すべりが発生しています。
地すべり対策
地すべりは様々な要因(地形、地質、地質構造、降雨、人為など)が組み合わさって発生するため、地すべり対策工の種類も多岐にわたっています。 大きく分類すると抑制工と抑止工にわけられ、抑制工は地すべりの要因自体を低減あるいは除去することを目的とし、抑止工は地すべりを構造物で防ぐことにより安定化を図るものです。
亀の瀬すべり
奈良盆地一帯の降水を集める大和川。その大阪平野の出口が亀の瀬の峡谷です。この地は、古くから地すべりが頻発する地域であり、 奈良盆地の水没や溜水の奔流による大阪平野周辺の広範囲な被害が予測されています。
亀の瀬の地すべり対策は、日本最大規模で、深さ100mもの深礎工や多数の鋼管杭工で地すべりの圧力を抑止するとともに、 排土工等を実施。さらに水路工、集水井工、トンネル排水工など様々な技術を駆使して工事を行う一方、監視装置も随所に配置することで、二重、三重に万全な対策を施しています。
|
大和川の大阪平野の出口にあたる亀の瀬の峡谷で古くから頻発するものの要因を、低減あるいは除去する対策工は何ですか?
|
大和川の大阪平野の出口にあたる亀の瀬の峡谷で古くから頻発するものの要因を、低減あるいは除去する対策工は、抑制工です。
|
JCRRAG_003573
|
地理
|
・福岡県
北部に玄界灘、響灘、周防灘が、南西部に有明海が広がっています。筑紫山地、筑肥山地、耳納山地などの山地や筑後川、遠賀川、矢部川などの河川があり、川沿いには平野が広がり自然に恵まれています。
・佐賀県
北東部に天山、背振山塊地帯、西部ないし南西部に丘陵地帯があり、南部には、筑後川や六角川などが有明海に注ぎ、河川の堆積作用で形成される低平な沖積平野である佐賀平野が広がっています。
・長崎県
平坦地に乏しく、いたるところに山岳、丘陵が起伏しています。海岸線は多くの半島や岬、湾、入り江で形成されており、海岸線の長さは4203kmで、全国第2位の長さです。また、70余りの島しょが県土の45%を占めています。主な山岳は、東の佐賀県境に経ヶ岳、島原半島に普賢岳、国見岳があります。河川の水系は短く、一級河川は本明川のみとなっています。
・熊本県
西側の有明海、八代海に沿って平野部が広がり、これに宇土半島、天草半島が突起状に連なります。島々の特徴は低山性の山地で、平地に乏しい地形を形成しています。北東部は比較的緩やかな山地で形成され、東南部は標高1000m級の山々が連なる山岳地帯を形成しています。県土の約7割が森林で占められています。東側の山地部から西側の有明海、八代海にかけて、菊池川、白川、緑川、球磨川が流下し、平野部を横断しています。
・大分県
北部の中津平野、中央部の大分平野、南部の佐伯平野など、比較的規模の大きい平野が広がります。東部の内陸部には、日田、玖珠、湯布院、竹田など盆地が形成されています。東側の海岸はリアス式海岸が特徴的で、海食崖や海食洞が見られます。西側の山地部から内陸部にかけて、山国川、大分川、大野川、番匠川などが流下し、周防灘、別府湾、豊後水道へ注いでおり、筑後川上流部の大山川、玖珠川は日田盆地で合流し三隈川となり、福岡県の筑紫平野を流下し、有明海へ注いでいます。
|
福岡県と長崎県に挟まれた県の南部では、筑後川が有明海に注いでいますか?
|
はい、福岡県と長崎県に挟まれた県の南部では、筑後川が有明海に注いでいます。
|
JCRRAG_003574
|
地理
|
利根川は、群馬県利根郡みなかみ町の大水上山の源流から銚子市に至り、太平洋に注ぐ一級河川である。途中、赤谷、片品、吾妻川等を合わせ、赤城、榛名両山の中間を南流しながら、前橋市付近から流向を南東に変える。その後、碓氷川、鏑川、神流川等を支川にもつ烏川を合わせ、広瀬川、小山川等を合流し、栗橋付近で思川、巴波川等を支川にもつ渡良瀬川を合わせ、野田市関宿付近において江戸川を分派し、さらに東流して守谷市付近で鬼怒川、取手市付近で小貝等を合わせ、神栖市において霞ヶ浦に連なる常陸利根を合流する。幹線流路の総延長は322キロメートル、流域面積は流域面積1万6840平方キロメートルに達する。また、利根川の流域は関東平野一帯の茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都の1都5県にまたがる。流域内の人口は日本の総人口の約1割にあたる約1280万人に達する。流域は約68パーセントを山地等が占め、その他は水田、畑等の農地や宅地等の市街地となっている。利根川は、古くから「坂東太郎」という愛称で親しまれてきた。この愛称には、日本一の大河という意味合いがある。利根川は、社会・経済活動に必要な多くの都市用水や農業用水を供給していることから、首都圏を中心に日本を支える重要な河川である。さらに、流域には関越・東北縦貫・常磐等の各高速道路や東北・上越・北陸新幹線が通っているなど、交通インフラの要衝としても機能している。
|
前橋市を県庁所在地とする県には利根川の何と何がありますか。
|
前橋市を県庁所在地とする県には利根川の源流となる大水上山と流域などがあります。
|
JCRRAG_003575
|
地理
|
・福岡県
北部に玄界灘、響灘、周防灘が、南西部に有明海が広がっています。筑紫山地、筑肥山地、耳納山地などの山地や筑後川、遠賀川、矢部川などの河川があり、川沿いには平野が広がり自然に恵まれています。
・佐賀県
北東部に天山、背振山塊地帯、西部ないし南西部に丘陵地帯があり、南部には、筑後川や六角川などが有明海に注ぎ、河川の堆積作用で形成される低平な沖積平野である佐賀平野が広がっています。
・長崎県
平坦地に乏しく、いたるところに山岳、丘陵が起伏しています。海岸線は多くの半島や岬、湾、入り江で形成されており、海岸線の長さは4203kmで、全国第2位の長さです。また、70余りの島しょが県土の45%を占めています。主な山岳は、東の佐賀県境に経ヶ岳、島原半島に普賢岳、国見岳があります。河川の水系は短く、一級河川は本明川のみとなっています。
・熊本県
西側の有明海、八代海に沿って平野部が広がり、これに宇土半島、天草半島が突起状に連なります。島々の特徴は低山性の山地で、平地に乏しい地形を形成しています。北東部は比較的緩やかな山地で形成され、東南部は標高1000m級の山々が連なる山岳地帯を形成しています。県土の約7割が森林で占められています。東側の山地部から西側の有明海、八代海にかけて、菊池川、白川、緑川、球磨川が流下し、平野部を横断しています。
・大分県
北部の中津平野、中央部の大分平野、南部の佐伯平野など、比較的規模の大きい平野が広がります。東部の内陸部には、日田、玖珠、湯布院、竹田など盆地が形成されています。東側の海岸はリアス式海岸が特徴的で、海食崖や海食洞が見られます。西側の山地部から内陸部にかけて、山国川、大分川、大野川、番匠川などが流下し、周防灘、別府湾、豊後水道へ注いでおり、筑後川上流部の大山川、玖珠川は日田盆地で合流し三隈川となり、福岡県の筑紫平野を流下し、有明海へ注いでいます。
|
九州の中東部に位置する県の東側の海岸は、どのような特徴がありますか?
|
九州の中東部に位置する県の東側の海岸は、リアス式海岸という特徴があります。
|
JCRRAG_003576
|
地理
|
1. カンボジア国土情報
【国旗】世界遺産アンコールワットが中央に描かれ、カンボジアの象徴としてだけでなく白で描くことで仏教を表している。上下の青い帯は王室の権威、中央の赤い帯は国民の忠誠心を表している。
【面積】18万1035km2(日本の面積の半分)
【人口】1,720万人(2022年 国連人口基金)
【首都】プノンペン
【政体】立憲君主制
【宗教】クメール人の大半が仏教徒(上座部仏教)。そのほかイスラム教(ほとんどのチャム族)、カトリックなど。
2. 治安情報
ODA(政府開発援助)の関係で橋や道路などを日本の協力の元に造っていますので基本的には親日家が多く比較的治安は良い国です。基本的にはカンボジアは優しい人が多いのであまり神経質になることはありませんが、最低限の海外渡航の常識は守る必要があります。海外旅行ではどの国でも気をつけるべき点を守って頂ければ安全で快適に過ごして頂けます。
なお、スリ、置引き、ひったくりに気を付けてください。夜一人で出歩かない、金を見せない、金目の物は身につけない、移動の時は極力現金を分散して持ち歩く、ウエストポーチのようなものを使用する時は収納部を腰の後ろではなく前に持ってくる、などの注意を払えば、市場や人ごみでのスリの被害も避けられるでしょう。治安情報は随時変更されますので、外務省のホームページにて渡航前にご確認ください。
3. 通貨
カンボジアの通貨はリエルといいます。米ドルが流通しているので買い物などは全て米ドルで行えます。ただしお釣りがリエルで返ってくる場合が多いので、リエルの計算を頭に入れておくと現地のお買い物が便利です。(4000リエルで1ドルと計算します。)物価が日本よりも安く、100ドル札や50ドル札が多いとお釣りが用意されない場合がありますので、日本で換金していく際に50ドル以下の細かい紙幣に変えてもらうと現地でとても役立ちます。最近の傾向として、小額のUSドル紙幣の流通が少なくなっているため、5USドルのお釣りの場合は20,000R札で戻って来るケースが増えています。なお、現地での日本円から米ドルへの両替も可能です。
4. 言語
公用語はクメール語です。観光地のシェムリアップは、英語や日本語など多国籍な言葉が使えるカンボジア人も多く居ます。レストランや現地の乗り物(トゥクトゥク)を使用する際も簡単な英語で不便なく過ごして頂けると思います。現地の簡単な言葉を覚えていくと、現地の人とのコミュニケーションも取り易く、よりカンボジアを楽しんで頂けるでしょう。
ありがとう=オークン
こんにちは=スオスダイ
元気ですか=ソクサバーイ
すみません=ソムトー
さようなら=チョムリアップ リァ
4. 気象条件
カンボジアは熱帯モンスーン気候に属し、大きく乾季と雨季のふたつの季節に分けられます。同じ時期であればシェムリアップやプノンペンなどの地域による大きな違いはありません。乾季の11~5月は比較的過ごしやすいですが、なかでも11~1月は雨が少なく旅行のベストシーズンです。シェムリアップやプノンペンを訪れるのなら、1年を通じて日本の夏の服装と同じでいいでしょう。冷房の効き過ぎや日焼け対策に、長袖のシャツが1枚あると便利です。
5. 人々
カンボジアは仏教国であり、親日国でもあります。片言の日本語で「こんにちは」と人懐っこく話しかけて来る大人達や手を振ってくる子供達を見ると、とても親しみを感じることができ、人々からあふれだす人懐っこい空気感に心が和みます。
6. カンボジアの水について
近年カンボジアでの水の衛生面は整えられてきました。
水道も綺麗な水が出るようになりました。コンビニや商店にはミネラルウォーターが販売されているので、飲料水を日本から持っていく必要はありません。日本で売られているものと同じメーカーのミネラルウォーターをカンボジア国内でも気軽に購入することができます。レストランで食べる事ができるフルーツシェイクに使われる氷等も衛生的になってきました。
しかしいくら衛生的になったとはいえ、生野菜は控えましょう。
7. カンボジア教育について
カンボジアの教育制度は日本と同じ6・3・3制で、最初の9年が義務教育となっています。年々就学率は高くなってきています。日本や各国の多くの支援により農村部にも学校が建設され子ども達が元気に学校に通う姿が多く見受けられるようになりました。カンボジアの授業形態は、午前と午後の二部制になっています。カンボジアの学校の制服の多くが、白いシャツに紺色のスカートまたはズボンが基本的なスタイルになっています。教育の課題としては、学校がふえているものの先生の数が足りない(理由は給与水準が低い、農村部に通うのが難しい等)という問題が出てきています。体育、音楽、美術など情操教育はカリキュラムに入っていないこともあり、その普及を図るためJICAの活動として多くの協力隊員が派遣されています。
|
この国の面積は、日本の面積の何%ですか?
|
この国の面積は、日本の面積の50%です。
|
JCRRAG_003577
|
地理
|
【中学地理:日本国内で各産業が盛んな地域の学習】
今日の学習テーマは、私たちの国の中で各産業が盛んな地域についてです。
今回は特に自動車産業、鉄鋼業、食品業、IT産業、建設業、造船業、化学工業の7つに注目します。
各産業の主要企業が本社を置く地域を順に見ていきましょう。
・自動車産業をリードするのはA社、B社、C社の3社です。これら主要3社の本社は、東海地方か関東地方のどちらかにあります。
・鉄鋼業をリードするのはD社、E社、F社の3社です。これらの本社は、関東地方、近畿地方、中国地方にそれぞれあります。
・食品業をリードするのはG社、H社、I社の3社です。これら主要3社の本社は、東海地方か近畿地方のどちらかにあります。
・IT産業をリードするのはJ社、K社、そしてL社の新興3社です。これらの本社は、すべて関東地方にあります。
・建設業をリードするのはM社、N社、O社の3社です。これら主要3社の本社は、近畿地方か中国地方のどちらかにあります。
・造船業をリードするのはP社、Q社、R社の3社です。これら主要3社の本社は、中国地方か四国地方のどちらかにあります。
・化学工業をリードするのはS社、T社、U社の3社です。これら主要3社の本社は、東海地方か中国地方のどちらかにあります。
次回は農業や漁業など、他の産業についても学習します。
|
近畿地方に本社が無いG社は、どの地方に本社がありますか?
|
近畿地方に本社が無いG社は、東海地方に本社があります。
|
JCRRAG_003578
|
地理
|
【中学地理:日本国内で各産業が盛んな地域の学習】
今日の学習テーマは、私たちの国の中で各産業が盛んな地域についてです。
今回は特に自動車産業、鉄鋼業、食品業、IT産業、建設業、造船業、化学工業の7つに注目します。
各産業の主要企業が本社を置く地域を順に見ていきましょう。
・自動車産業をリードするのはA社、B社、C社の3社です。これら主要3社の本社は、東海地方か関東地方のどちらかにあります。
・鉄鋼業をリードするのはD社、E社、F社の3社です。これらの本社は、関東地方、近畿地方、中国地方にそれぞれあります。
・食品業をリードするのはG社、H社、I社の3社です。これら主要3社の本社は、東海地方か近畿地方のどちらかにあります。
・IT産業をリードするのはJ社、K社、そしてL社の新興3社です。これらの本社は、すべて関東地方にあります。
・建設業をリードするのはM社、N社、O社の3社です。これら主要3社の本社は、近畿地方か中国地方のどちらかにあります。
・造船業をリードするのはP社、Q社、R社の3社です。これら主要3社の本社は、中国地方か四国地方のどちらかにあります。
・化学工業をリードするのはS社、T社、U社の3社です。これら主要3社の本社は、東海地方か中国地方のどちらかにあります。
次回は農業や漁業など、他の産業についても学習します。
|
中国地方に本社が無いS社は、九州地方に本社がありますか?
|
いいえ、中国地方に本社が無いS社は、九州地方ではなく東海地方に本社があります。
|
JCRRAG_003579
|
地理
|
【中学地理:世界各地の自然地形】
今回の学習のテーマは、世界各地の自然地形の特徴についてです。
まずは、南北アメリカ大陸を見てみましょう。
北米のA国、B国、C国には、3000メートル級の山か、総延長が100キロに及ぶ海岸のいずれかがあり、山岳レジャーやマリンレジャーが広く楽しまれています。
南米のD国、E国、F国は、南大西洋か太平洋のいずれかの大洋に面しています。内陸部には、さほど高い山は無く、広大な高原が広がっている点に特徴があります。
次はヨーロッパです。
西ヨーロッパのG国、H国、I国は、北大西洋か地中海のいずれかの海に面しています。それゆえ、これらの国々では、漁業が盛んに行われており、たくさんの魚が日本へ輸出されています。
南ヨーロッパのJ国とK国は、どちらも北大西洋に面しており、夏になると余暇を過ごす人々でにぎわいます。
アジアはどうでしょうか。
西アジアのL国、M国、N国には、広大な砂漠か、標高の高い高原地帯のいずれかが広がっています。それゆえ、陸上交通のインフラがあまり発達していない点に特徴があります。
私たちが住むO国、そして海を挟んで隣接するP国は、どちらも日本海に面しています。
今回の学習は以上です。アフリカやオセアニアについては、次回に学習しましょう。
|
3000メートル級の山が無いA国には、総延長が100キロに及ぶ海岸がありますか?
|
はい、3000メートル級の山が無いA国には、総延長が100キロに及ぶ海岸があります。
|
JCRRAG_003580
|
地理
|
【富士山のなりたち】
富士山は高さ3,776m、この国の最高峰として知られています。はじめから今の形をしていたのではなく、大昔から何度も繰り返された噴火によって今の形になったもので、小御岳火山の麓に約10万年前に誕生し、古富士火山、新富士火山の2世代にわたる噴火活動によって現在のような円錐型を形づくってきました。富士山の最後の噴火の記録は、今から約300年前の宝永4年(1707)におきた、宝永大噴火です。富士山麓には火山の噴火の跡がたくさんみられます。
【富士山の動植物】
富士山は、植物の垂直分布が観察しやすく、植物の遷移を知るにも最適な山です。富士スバルラインを車で移動すると、標高が増すごとに景観が大きく変わります。料金所から1,600mぐらいまではアカマツやコナラなどの林が続く山地帯、それより上部になるとシラビソやコメツガの林、ナナカマドやハクサンシャクナゲも見られる亜高山帯になります。五合目の上部は砂礫混じりの高山帯で、オンタデやフジイタドリ、背の低いカラマツがところどころに生えています。
【富士登山のベストシーズン】
日本最高峰の富士山には、毎年多くの登山客が訪れます。標高の高い富士山は、冬になると雪が降り気温もかなり低くなる為、気象条件が厳しくなります。その為、安全確保を目的としたガイドラインが定められており、技術や経験がなく万全な準備をしない登山者の登山を禁止しています。そこで誰でも安全に登山できるよう、富士山には開山時期が設けられました。その登山シーズンの中でも、「ベストシーズン」がある事をご存知でしたか?例年7月初旬に山開きが行われて開山シーズンがスタートしますが、梅雨明け以降の7月下旬~8月中旬がベストシーズンといわれています。梅雨明け以降は晴天率も上がり登山者も増えてきますが、これからお伝えするポイントをおさえて最適な登山プランのもと登山を楽しみましょう。
【梅雨明け以降の登山がおすすめ!】
富士山のベストシーズンは梅雨明け以降の7月下旬~8月中旬といわれています。7月前半に山開きを迎える富士山ですが、梅雨の時期は雨も多く足元も危険になる為、梅雨明けからの登山がおすすめです。例年梅雨入りは6月初旬頃で、梅雨明けは7月中旬頃。地域や年によってずれ込みますが、おおむね東海地方は7月21日前後になります。毎年の気象条件により変わってきますので、あくまで目安としてプランを立てましょう。登山シーズン終了近くになる9月上旬からは、空気も澄んで景色も良くなる為、意外と穴場の時期ではありますが、天候によってはかなり冷え込むので、 防寒対策も必要です。
【週末やお盆は登山客が集中!混雑状況を確認してから計画を】
富士山の開山期間は約2カ月と短く、期間内に多くの人が登山に訪れます。例年は梅雨が明けた後の7月下旬頃から混み始め、週末やお盆、祝日は特に混雑します。土曜に登り日曜に下山するスケジュールを立てる登山客が多く、登山道で渋滞が起き、思うように進めないことも。山小屋や他施設も快適に利用でき、自分のペースでゆっくりと安全に歩ける、混雑しない平日の登山がおすすめです。
|
登山シーズン終了近くになる9月上旬の時期は、一般に知られていないが登山をするのに良い時期ですか?
|
はい、登山シーズン終了近くになる9月上旬の時期は、一般に知られていないが登山をするのに良い時期です。
|
JCRRAG_003581
|
地理
|
従来から,高校地理において地球環境問題として,オゾンホールが取り上げられてきた。オゾンホールは南極域で発生すること,オゾンホールができると紫外線量が多くなること,オゾンホールを生み出す原因となる特定フロンが先進国や新興国といった国々で多く排出されていたことを取り上げてきた。一方,どうして原因物質の大部分が北半球の中緯度地域で排出されているにも関わらず,被害を受ける地域が南半球の極地なのかについては,これまで積極的に取り上げられてこなかった。そこで,特定フロンの排出からオゾンホールの出現までをシステム思考の手法で捉えることによって,大地形や大気循環といった諸現象を絡めた課題探究学習を実践することが可能となる。そこで本実践では,「地理総合」における「地球的課題と国際協力」の学習単元と位置づけた。実践の結果,課題探究学習として立てた4つの目標を達成することはできたが,評価方法が論述かキーワードの並べ替えかに限定されるという課題が残った。さらに,文化や宗教といった事象は,システム思考を用いることが適切なのかどうか,今後検討していく必要があることが示された。
|
北半球の中緯度地域で特定フロンが排出されると、何が起きますか?
|
北半球の中緯度地域で特定フロンが排出されると、紫外線量が多くなります。
|
JCRRAG_003582
|
地理
|
利根川は、群馬県利根郡みなかみ町の大水上山の源流から銚子市に至り、太平洋に注ぐ一級河川である。途中、赤谷、片品、吾妻川等を合わせ、赤城、榛名両山の中間を南流しながら、前橋市付近から流向を南東に変える。その後、碓氷川、鏑川、神流川等を支川にもつ烏川を合わせ、広瀬川、小山川等を合流し、栗橋付近で思川、巴波川等を支川にもつ渡良瀬川を合わせ、野田市関宿付近において江戸川を分派し、さらに東流して守谷市付近で鬼怒川、取手市付近で小貝等を合わせ、神栖市において霞ヶ浦に連なる常陸利根を合流する。幹線流路の総延長は322キロメートル、流域面積は流域面積1万6840平方キロメートルに達する。また、利根川の流域は関東平野一帯の茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都の1都5県にまたがる。流域内の人口は日本の総人口の約1割にあたる約1280万人に達する。流域は約68パーセントを山地等が占め、その他は水田、畑等の農地や宅地等の市街地となっている。利根川は、古くから「坂東太郎」という愛称で親しまれてきた。この愛称には、日本一の大河という意味合いがある。利根川は、社会・経済活動に必要な多くの都市用水や農業用水を供給していることから、首都圏を中心に日本を支える重要な河川である。さらに、流域には関越・東北縦貫・常磐等の各高速道路や東北・上越・北陸新幹線が通っているなど、交通インフラの要衝としても機能している。
|
利根川の流域を通る新幹線のうち、群馬県高崎市を通らない新幹線は何ですか。
|
利根川の流域を通る新幹線のうち、群馬県高崎市を通らない新幹線は東北新幹線です。
|
JCRRAG_003583
|
地理
|
火山
日本列島には数多くの火山があります。これらは時々噴火を起こし、災害をもたらします。一方で、温泉や地熱などの資源をもたらしますし、美しい風景や登山コースとして観光地にもなります。
噴火を起こす可能性のある火山を「活火山」と呼び、約1万年以内に噴火したことのある火山と、活発な噴気活動がみられる火山を指しています。現在、日本には110の活火山があります。
現在活動中の火山は限られており、その分布は偏っています。しかし、地質時代を通じてみると、日本には非常に多くの場所で火山活動がありました。その中には既に侵食されて山体がなくなってしまったものも含まれます。その場合、山体の地下にあったマグマだまりが地表に現れています。花こう岩、閃緑岩などの深成岩がそれで、多くの場合、かつてはその上に火山があったはずです。
マグマ
火山は地下のマグマが地表に噴出することによって形成されます。マグマはマントルの一部が溶けて発生すると考えられています。しかし、マグマは地下深くであればどこにでも存在するわけではなく、むしろマグマの存在することの方が例外です。それは、通常のマントルは固体として安定であり、何らかの理由がない限り溶けないからです。
日本列島の場合、マグマの発生には沈み込む海洋プレートが大きな役割を果たしていると考えられています。そのひとつは、海洋プレートが沈み込むことにより発生する高温状態で、またひとつは、プレートによってマントルにもたらされる水です。
海洋プレートは地表(海底)にさらされていたため、冷えています。冷たいプレートが沈み込むのに高温状態になるのは意外に思えますが、次のように説明されています。沈み込む海洋プレート(スラブ)は、その周りのマントルの一部も引きずり込みます。それを補うために、反対側からより高温で流動性のあるマントル(アセノスフェア)が上昇し、全体として対流を発生します。こうして、冷たいプレートが沈み込んだために熱いアセノスフェアが上昇するという現象が起きるのです。なお、地球内部の構造や物性については、地球の構造 のページをご覧ください。
水はマントルの岩石が溶ける温度を低くする効果があります。海洋プレートには液体の水や鉱物の構造の中に含まれる水(結晶水)が存在し、沈み込みによってマントルにもたらされます。そして、地下の高温・高圧で液体の水がしぼり出されたり、鉱物が分解したりして、海洋プレートの水は放出されます。水は岩石よりも軽いため、海洋プレートの上位のマントル(マントルウェッジ)に移動します。こうして海洋プレートが沈み込んでいる日本の地下のマントルは、溶けやすくなります。
|
現在、日本に110あるものは、何を起こす可能性がありますか?
|
現在、日本に110あるものは、噴火を起こす可能性があります。
|
JCRRAG_003584
|
地理
|
1. カンボジア国土情報
【国旗】世界遺産アンコールワットが中央に描かれ、カンボジアの象徴としてだけでなく白で描くことで仏教を表している。上下の青い帯は王室の権威、中央の赤い帯は国民の忠誠心を表している。
【面積】18万1035km2(日本の面積の半分)
【人口】1,720万人(2022年 国連人口基金)
【首都】プノンペン
【政体】立憲君主制
【宗教】クメール人の大半が仏教徒(上座部仏教)。そのほかイスラム教(ほとんどのチャム族)、カトリックなど。
2. 治安情報
ODA(政府開発援助)の関係で橋や道路などを日本の協力の元に造っていますので基本的には親日家が多く比較的治安は良い国です。基本的にはカンボジアは優しい人が多いのであまり神経質になることはありませんが、最低限の海外渡航の常識は守る必要があります。海外旅行ではどの国でも気をつけるべき点を守って頂ければ安全で快適に過ごして頂けます。
なお、スリ、置引き、ひったくりに気を付けてください。夜一人で出歩かない、金を見せない、金目の物は身につけない、移動の時は極力現金を分散して持ち歩く、ウエストポーチのようなものを使用する時は収納部を腰の後ろではなく前に持ってくる、などの注意を払えば、市場や人ごみでのスリの被害も避けられるでしょう。治安情報は随時変更されますので、外務省のホームページにて渡航前にご確認ください。
3. 通貨
カンボジアの通貨はリエルといいます。米ドルが流通しているので買い物などは全て米ドルで行えます。ただしお釣りがリエルで返ってくる場合が多いので、リエルの計算を頭に入れておくと現地のお買い物が便利です。(4000リエルで1ドルと計算します。)物価が日本よりも安く、100ドル札や50ドル札が多いとお釣りが用意されない場合がありますので、日本で換金していく際に50ドル以下の細かい紙幣に変えてもらうと現地でとても役立ちます。最近の傾向として、小額のUSドル紙幣の流通が少なくなっているため、5USドルのお釣りの場合は20,000R札で戻って来るケースが増えています。なお、現地での日本円から米ドルへの両替も可能です。
4. 言語
公用語はクメール語です。観光地のシェムリアップは、英語や日本語など多国籍な言葉が使えるカンボジア人も多く居ます。レストランや現地の乗り物(トゥクトゥク)を使用する際も簡単な英語で不便なく過ごして頂けると思います。現地の簡単な言葉を覚えていくと、現地の人とのコミュニケーションも取り易く、よりカンボジアを楽しんで頂けるでしょう。
ありがとう=オークン
こんにちは=スオスダイ
元気ですか=ソクサバーイ
すみません=ソムトー
さようなら=チョムリアップ リァ
4. 気象条件
カンボジアは熱帯モンスーン気候に属し、大きく乾季と雨季のふたつの季節に分けられます。同じ時期であればシェムリアップやプノンペンなどの地域による大きな違いはありません。乾季の11~5月は比較的過ごしやすいですが、なかでも11~1月は雨が少なく旅行のベストシーズンです。シェムリアップやプノンペンを訪れるのなら、1年を通じて日本の夏の服装と同じでいいでしょう。冷房の効き過ぎや日焼け対策に、長袖のシャツが1枚あると便利です。
5. 人々
カンボジアは仏教国であり、親日国でもあります。片言の日本語で「こんにちは」と人懐っこく話しかけて来る大人達や手を振ってくる子供達を見ると、とても親しみを感じることができ、人々からあふれだす人懐っこい空気感に心が和みます。
6. カンボジアの水について
近年カンボジアでの水の衛生面は整えられてきました。
水道も綺麗な水が出るようになりました。コンビニや商店にはミネラルウォーターが販売されているので、飲料水を日本から持っていく必要はありません。日本で売られているものと同じメーカーのミネラルウォーターをカンボジア国内でも気軽に購入することができます。レストランで食べる事ができるフルーツシェイクに使われる氷等も衛生的になってきました。
しかしいくら衛生的になったとはいえ、生野菜は控えましょう。
7. カンボジア教育について
カンボジアの教育制度は日本と同じ6・3・3制で、最初の9年が義務教育となっています。年々就学率は高くなってきています。日本や各国の多くの支援により農村部にも学校が建設され子ども達が元気に学校に通う姿が多く見受けられるようになりました。カンボジアの授業形態は、午前と午後の二部制になっています。カンボジアの学校の制服の多くが、白いシャツに紺色のスカートまたはズボンが基本的なスタイルになっています。教育の課題としては、学校がふえているものの先生の数が足りない(理由は給与水準が低い、農村部に通うのが難しい等)という問題が出てきています。体育、音楽、美術など情操教育はカリキュラムに入っていないこともあり、その普及を図るためJICAの活動として多くの協力隊員が派遣されています。
|
この国で控えるべき野菜は何をされていない野菜ですか?
|
この国で控えるべき野菜は加熱をされていない野菜です。
|
JCRRAG_003585
|
地理
|
鹿児島県
九州南部に位置し、薩摩半島や大隅半島、さらに複数の離島から構成されている鹿児島県。太平洋と東シナ海に囲まれており、 2643kmの海岸線では、漁業が営まれている。
中央部を「霧島山」「桜島」「開聞岳」などの霧島火山帯が縦断し、11の活火山が分布しているため、ほとんどの地域が火山噴出物のシラス層で厚く覆われている。鹿児島市街地から、鹿児島湾(錦江湾)を挟んだ東の方角へ目を向けると、桜島が雄大にそびえる。もくもくと煙をあげる桜島は、地元民にとって日常の風景になっている。
高知県
高知県は、豊かな森林と青い海の国で、この恵まれた自然環境が調和し、豊かで変化に富んだ風土がつくられている。面積は約7104平方キロメートルで四国四県では一番広く、このうち森林面積が83%を占める。温暖多湿な気候のため、足摺岬や室戸岬ではアコウ、ビロウといった亜熱帯植物が自生し、高知平野では早場米が収穫される。また古くから野菜のハウス栽培が行われ、園芸王国でもある。高知県は、大きく分けて平野部・山間部・沿岸部で構成されている。
島根県
中国地方北部に位置する島根県は、東は鳥取県、西は山口県、南は中国山地をへだてて広島県に接している。県土を構成するのは、本土の出雲地方と石見地方、そして島根半島の北方40km~80kmの海上に浮かぶ隠岐諸島。古くから、日本海を挟んだ朝鮮半島と交流があり、独特の文化圏が形成された。
奈良県
日本列島の中央に位置する奈良県は、周囲を山岳に囲まれた内陸県である。飛鳥・奈良時代には都が置かれ、政治・経済・文化の中心地として栄えた。海外との交流も活発で、遣唐使などによって大陸から文化や技術がもたらされ、日本独自の新しい様式に発展させていった。
|
京都府の南に位置する県は、周囲を山に囲まれた内陸県ですか?
|
はい、京都府の南に位置する県は、周囲を山に囲まれた内陸県です。
|
JCRRAG_003586
|
地理
|
【富士山のなりたち】
富士山は高さ3,776m、この国の最高峰として知られています。はじめから今の形をしていたのではなく、大昔から何度も繰り返された噴火によって今の形になったもので、小御岳火山の麓に約10万年前に誕生し、古富士火山、新富士火山の2世代にわたる噴火活動によって現在のような円錐型を形づくってきました。富士山の最後の噴火の記録は、今から約300年前の宝永4年(1707)におきた、宝永大噴火です。富士山麓には火山の噴火の跡がたくさんみられます。
【富士山の動植物】
富士山は、植物の垂直分布が観察しやすく、植物の遷移を知るにも最適な山です。富士スバルラインを車で移動すると、標高が増すごとに景観が大きく変わります。料金所から1,600mぐらいまではアカマツやコナラなどの林が続く山地帯、それより上部になるとシラビソやコメツガの林、ナナカマドやハクサンシャクナゲも見られる亜高山帯になります。五合目の上部は砂礫混じりの高山帯で、オンタデやフジイタドリ、背の低いカラマツがところどころに生えています。
【富士登山のベストシーズン】
日本最高峰の富士山には、毎年多くの登山客が訪れます。標高の高い富士山は、冬になると雪が降り気温もかなり低くなる為、気象条件が厳しくなります。その為、安全確保を目的としたガイドラインが定められており、技術や経験がなく万全な準備をしない登山者の登山を禁止しています。そこで誰でも安全に登山できるよう、富士山には開山時期が設けられました。その登山シーズンの中でも、「ベストシーズン」がある事をご存知でしたか?例年7月初旬に山開きが行われて開山シーズンがスタートしますが、梅雨明け以降の7月下旬~8月中旬がベストシーズンといわれています。梅雨明け以降は晴天率も上がり登山者も増えてきますが、これからお伝えするポイントをおさえて最適な登山プランのもと登山を楽しみましょう。
【梅雨明け以降の登山がおすすめ!】
富士山のベストシーズンは梅雨明け以降の7月下旬~8月中旬といわれています。7月前半に山開きを迎える富士山ですが、梅雨の時期は雨も多く足元も危険になる為、梅雨明けからの登山がおすすめです。例年梅雨入りは6月初旬頃で、梅雨明けは7月中旬頃。地域や年によってずれ込みますが、おおむね東海地方は7月21日前後になります。毎年の気象条件により変わってきますので、あくまで目安としてプランを立てましょう。登山シーズン終了近くになる9月上旬からは、空気も澄んで景色も良くなる為、意外と穴場の時期ではありますが、天候によってはかなり冷え込むので、 防寒対策も必要です。
【週末やお盆は登山客が集中!混雑状況を確認してから計画を】
富士山の開山期間は約2カ月と短く、期間内に多くの人が登山に訪れます。例年は梅雨が明けた後の7月下旬頃から混み始め、週末やお盆、祝日は特に混雑します。土曜に登り日曜に下山するスケジュールを立てる登山客が多く、登山道で渋滞が起き、思うように進めないことも。山小屋や他施設も快適に利用でき、自分のペースでゆっくりと安全に歩ける、混雑しない平日の登山がおすすめです。
|
雪が降って気温もかなり低くなり、この山の気象条件が厳しくなるのは何月頃ですか?
|
雪が降って気温もかなり低くなり、この山の気象条件が厳しくなるのは12月~2月頃です。
|
JCRRAG_003587
|
地理
|
砂漠の外側から砂漠に流入する外来河川を水源としたオアシスを外来河川オアシスといいます。外来河川の水は川の上流地域での降水や雪解け水に由来しています。
砂漠気候(Bw)のエジプトではオアシス農業が盛んであり、衛星画像を見るとナイル川に沿うように緑色の農地が広がっています。ナイル川は赤道直下のヴィクトリア湖(ビクトリア湖、タンザニア・ウガンダ・ケニア)を水源とする河川であり、熱帯のサバナ気候(As)の地域の降水がエジプトまで流れています。乾燥帯が広がる中央アジアでは、東側に位置する大山脈を源流とした川が流れており、それらの河川の水を利用したオアシスが立地しています。外来河川を利用したオアシス都市としては、サマルカンドがあります。
また、近代以降の科学技術の発展に伴い、従来水を得ることが難しかった場所でも水を安定的に利用できるようになりました。このような場所を人工オアシスといいます。人工オアシスでは、電力やポンプを利用して地下水を大量にくみ上げたり大規模なダムを建設したりして水を確保します。地下水を利用した例としては、グレートプレーンズ(ステップ気候)での灌漑農業があります。グレートプレーンズの地下には大規模な化石水であるオガララ帯水層が広がっています。そこで、電力やポンプを利用してオガララ帯水層から水を大量にくみ上げて企業的農業が行われています。大規模なダムの建設により大都市へ発展した例としては、ラスベガスがあります。ラスベガスは西側のシエラネヴァダ山脈の影響で雨陰砂漠が広がっており(モハーヴェ砂漠)、水の確保が難しい地域でした。1936年にラスベガスの東側の渓谷を流れるコロラド川で大規模なダムであるフーバーダムが建設されました。
このフーバーダムの水と水力発電による電力を利用してラスベガスはカジノを観光の目玉とした保養都市(リゾート都市)として発展しました。
|
ある種類の水利施設で、日本では黒部にあるものが有名なものは、他の地域では人工オアシスに用いられますか?
|
はい、日本では黒部にあるものが有名な水利施設のダムは、他の地域では人工オアシスに用いられます。
|
JCRRAG_003588
|
地理
|
森林が発達するためには、一定以上の気温と十分な降水量が必要です。
このため、気温が低すぎる寒帯(最暖月平均気温が10℃未満)と降水量が不足する乾燥帯(年降水量が乾燥限界以下、おおむね500mm未満)には森林が見られません(無樹木気候)。これらは例えば砂漠気候(Bw)、ツンドラ気候(ET)が当たります。また、森林が見られる場所でも乾季に雨が降らないサバナ気候(Aw)や地中海性気候(Cs)では、樹木がまばらな疎林(そりん)になります。
一方、十分な降水量がある熱帯(熱帯雨林気候(Af)など)、温帯(地中海性気候(Cs)を除く)、亜寒帯(冷帯)では、樹木が密に生える密林が成立します。気温が高く降水量が多い熱帯林(主に熱帯雨林)は、生物多様性の宝庫と呼ばれます。たとえば、熱帯~亜熱帯の海岸沿いの汽水域(淡水と海水が入り交じる場所)の干潟には、耐塩性が高いマングローブ林が広がります。寒冷な地域ではマングローブは生育せず、熱帯~亜熱帯に特徴的な森林です。
|
Awの乾季は蒸し暑いですか?
|
いいえ、Awの乾季は蒸し暑くないです。
|
JCRRAG_003589
|
地理
|
砂漠の外側から砂漠に流入する外来河川を水源としたオアシスを外来河川オアシスといいます。外来河川の水は川の上流地域での降水や雪解け水に由来しています。
砂漠気候(Bw)のエジプトではオアシス農業が盛んであり、衛星画像を見るとナイル川に沿うように緑色の農地が広がっています。ナイル川は赤道直下のヴィクトリア湖(ビクトリア湖、タンザニア・ウガンダ・ケニア)を水源とする河川であり、熱帯のサバナ気候(As)の地域の降水がエジプトまで流れています。乾燥帯が広がる中央アジアでは、東側に位置する大山脈を源流とした川が流れており、それらの河川の水を利用したオアシスが立地しています。外来河川を利用したオアシス都市としては、サマルカンドがあります。
また、近代以降の科学技術の発展に伴い、従来水を得ることが難しかった場所でも水を安定的に利用できるようになりました。このような場所を人工オアシスといいます。人工オアシスでは、電力やポンプを利用して地下水を大量にくみ上げたり大規模なダムを建設したりして水を確保します。地下水を利用した例としては、グレートプレーンズ(ステップ気候)での灌漑農業があります。グレートプレーンズの地下には大規模な化石水であるオガララ帯水層が広がっています。そこで、電力やポンプを利用してオガララ帯水層から水を大量にくみ上げて企業的農業が行われています。大規模なダムの建設により大都市へ発展した例としては、ラスベガスがあります。ラスベガスは西側のシエラネヴァダ山脈の影響で雨陰砂漠が広がっており(モハーヴェ砂漠)、水の確保が難しい地域でした。1936年にラスベガスの東側の渓谷を流れるコロラド川で大規模なダムであるフーバーダムが建設されました。
このフーバーダムの水と水力発電による電力を利用してラスベガスはカジノを観光の目玉とした保養都市(リゾート都市)として発展しました。
|
緯度0度線にかかる湖として、何が例示されていますか?
|
緯度0度線にかかる湖として、ヴィクトリア湖が例示されています。
|
JCRRAG_003590
|
地理
|
地球の内部構造は、大きく分けて地殻、マントル、核の3層に分類されます。それぞれが独自の特性を持ち、地球全体のダイナミクスを支える重要な要素となっています。
地殻の厚さは約5~50km程度です。地殻は主に大陸地殻と海洋地殻に分かれます。大陸地殻は花崗岩(かこうがん)を主体としており、比較的厚く軽い構造を持ちます。一方、海洋地殻は主に玄武岩で構成され、薄く高密度です。地殻の下には、化学組成が異なるマントルが広がっています。
マントルは地殻の下に位置する層で、地球の体積の約84%を占めます。マントルの深さはおよそ2,900kmまでに及び、主にかんらん岩で構成されています。マントルはその流動性により、地表で観測されるプレートテクトニクスの動きにも影響を与えています。この流動性は特にアセノスフェアと呼ばれる領域で高くなり、この領域での対流がプレートの移動を引き起こします。
核(外核と内核) は、主に鉄とニッケルで構成されています。核は外核と内核に分かれ、外核は液体、内核は固体であるという性質を持っています。外核では、液体金属が地球の磁場を生み出す役割を果たしています。
地殻とマントル最上部を含む硬い岩盤の層をリソスフェア(岩石圏)と呼びます。その下には流動性の高いアセノスフェア(岩流圏)があり、プレート(リソスフェア)の動きの基盤となっています。この構造が地震や火山活動、大陸移動の原因となるため、地球の表層変動を考える上で重要です。
|
地球の体積のほとんどを占めるのは何ですか?
|
地球の体積のほとんどを占めるのはマントルです。
|
JCRRAG_003591
|
地理
|
【日本の各地方の特徴】
東北地方にある県は全て、空港があります。すべての空港から関西国際空港へのフライトが就航しています。しかし、羽田空港へのフライトがあるのは、一部のみです。東北地方には青森県、秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県の6県があります。
北陸地方にある県は全て、日本海に面しています。しかし、太平洋には面していません。また、オホーツク海にも面していません。北陸地方には新潟県、富山県、石川県、福井県の4県があります。
中国地方にある県は全て、高速道路が通っています。主な高速道路は中国自動車道と山陽自動車道です。中国地方には岡山県、広島県、山口県、島根県、鳥取県の5県があります。
四国地方にある県は全て、新幹線が通っていません。ですが、すべての県にJRの在来線が通っています。四国地方には愛媛県、香川県、高知県、徳島県の4県があります。
九州地方にある県は全て、県の名前と県庁所在地の名前が同じです。九州地方には福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県の7県があります。例えば福岡県の県庁所在地は福岡市です。主要駅の名前は博多ですが、博多市ではありません。
|
徳島県には新幹線が通っていませんか。
|
はい、徳島県には新幹線が通っていません。
|
JCRRAG_003592
|
地理
|
砂漠の外側から砂漠に流入する外来河川を水源としたオアシスを外来河川オアシスといいます。外来河川の水は川の上流地域での降水や雪解け水に由来しています。
砂漠気候(Bw)のエジプトではオアシス農業が盛んであり、衛星画像を見るとナイル川に沿うように緑色の農地が広がっています。ナイル川は赤道直下のヴィクトリア湖(ビクトリア湖、タンザニア・ウガンダ・ケニア)を水源とする河川であり、熱帯のサバナ気候(As)の地域の降水がエジプトまで流れています。乾燥帯が広がる中央アジアでは、東側に位置する大山脈を源流とした川が流れており、それらの河川の水を利用したオアシスが立地しています。外来河川を利用したオアシス都市としては、サマルカンドがあります。
また、近代以降の科学技術の発展に伴い、従来水を得ることが難しかった場所でも水を安定的に利用できるようになりました。このような場所を人工オアシスといいます。人工オアシスでは、電力やポンプを利用して地下水を大量にくみ上げたり大規模なダムを建設したりして水を確保します。地下水を利用した例としては、グレートプレーンズ(ステップ気候)での灌漑農業があります。グレートプレーンズの地下には大規模な化石水であるオガララ帯水層が広がっています。そこで、電力やポンプを利用してオガララ帯水層から水を大量にくみ上げて企業的農業が行われています。大規模なダムの建設により大都市へ発展した例としては、ラスベガスがあります。ラスベガスは西側のシエラネヴァダ山脈の影響で雨陰砂漠が広がっており(モハーヴェ砂漠)、水の確保が難しい地域でした。1936年にラスベガスの東側の渓谷を流れるコロラド川で大規模なダムであるフーバーダムが建設されました。
このフーバーダムの水と水力発電による電力を利用してラスベガスはカジノを観光の目玉とした保養都市(リゾート都市)として発展しました。
|
世界遺産のピラミッドがある国ではどのような農業が盛んですか?
|
世界遺産のピラミッドがあるエジプトではオアシス農業が盛んです。
|
JCRRAG_003593
|
地理
|
砂漠の外側から砂漠に流入する外来河川を水源としたオアシスを外来河川オアシスといいます。外来河川の水は川の上流地域での降水や雪解け水に由来しています。
砂漠気候(Bw)のエジプトではオアシス農業が盛んであり、衛星画像を見るとナイル川に沿うように緑色の農地が広がっています。ナイル川は赤道直下のヴィクトリア湖(ビクトリア湖、タンザニア・ウガンダ・ケニア)を水源とする河川であり、熱帯のサバナ気候(As)の地域の降水がエジプトまで流れています。乾燥帯が広がる中央アジアでは、東側に位置する大山脈を源流とした川が流れており、それらの河川の水を利用したオアシスが立地しています。外来河川を利用したオアシス都市としては、サマルカンドがあります。
また、近代以降の科学技術の発展に伴い、従来水を得ることが難しかった場所でも水を安定的に利用できるようになりました。このような場所を人工オアシスといいます。人工オアシスでは、電力やポンプを利用して地下水を大量にくみ上げたり大規模なダムを建設したりして水を確保します。地下水を利用した例としては、グレートプレーンズ(ステップ気候)での灌漑農業があります。グレートプレーンズの地下には大規模な化石水であるオガララ帯水層が広がっています。そこで、電力やポンプを利用してオガララ帯水層から水を大量にくみ上げて企業的農業が行われています。大規模なダムの建設により大都市へ発展した例としては、ラスベガスがあります。ラスベガスは西側のシエラネヴァダ山脈の影響で雨陰砂漠が広がっており(モハーヴェ砂漠)、水の確保が難しい地域でした。1936年にラスベガスの東側の渓谷を流れるコロラド川で大規模なダムであるフーバーダムが建設されました。
このフーバーダムの水と水力発電による電力を利用してラスベガスはカジノを観光の目玉とした保養都市(リゾート都市)として発展しました。
|
ナイル川沿いに広がる農地は、宇宙から撮影した画像によって見えますか?
|
はい、ナイル川沿いに広がる農地は、宇宙から撮影した画像によって見えます。
|
JCRRAG_003594
|
地理
|
1. カンボジア国土情報
【国旗】世界遺産アンコールワットが中央に描かれ、カンボジアの象徴としてだけでなく白で描くことで仏教を表している。上下の青い帯は王室の権威、中央の赤い帯は国民の忠誠心を表している。
【面積】18万1035km2(日本の面積の半分)
【人口】1,720万人(2022年 国連人口基金)
【首都】プノンペン
【政体】立憲君主制
【宗教】クメール人の大半が仏教徒(上座部仏教)。そのほかイスラム教(ほとんどのチャム族)、カトリックなど。
2. 治安情報
ODA(政府開発援助)の関係で橋や道路などを日本の協力の元に造っていますので基本的には親日家が多く比較的治安は良い国です。基本的にはカンボジアは優しい人が多いのであまり神経質になることはありませんが、最低限の海外渡航の常識は守る必要があります。海外旅行ではどの国でも気をつけるべき点を守って頂ければ安全で快適に過ごして頂けます。
なお、スリ、置引き、ひったくりに気を付けてください。夜一人で出歩かない、金を見せない、金目の物は身につけない、移動の時は極力現金を分散して持ち歩く、ウエストポーチのようなものを使用する時は収納部を腰の後ろではなく前に持ってくる、などの注意を払えば、市場や人ごみでのスリの被害も避けられるでしょう。治安情報は随時変更されますので、外務省のホームページにて渡航前にご確認ください。
3. 通貨
カンボジアの通貨はリエルといいます。米ドルが流通しているので買い物などは全て米ドルで行えます。ただしお釣りがリエルで返ってくる場合が多いので、リエルの計算を頭に入れておくと現地のお買い物が便利です。(4000リエルで1ドルと計算します。)物価が日本よりも安く、100ドル札や50ドル札が多いとお釣りが用意されない場合がありますので、日本で換金していく際に50ドル以下の細かい紙幣に変えてもらうと現地でとても役立ちます。最近の傾向として、小額のUSドル紙幣の流通が少なくなっているため、5USドルのお釣りの場合は20,000R札で戻って来るケースが増えています。なお、現地での日本円から米ドルへの両替も可能です。
4. 言語
公用語はクメール語です。観光地のシェムリアップは、英語や日本語など多国籍な言葉が使えるカンボジア人も多く居ます。レストランや現地の乗り物(トゥクトゥク)を使用する際も簡単な英語で不便なく過ごして頂けると思います。現地の簡単な言葉を覚えていくと、現地の人とのコミュニケーションも取り易く、よりカンボジアを楽しんで頂けるでしょう。
ありがとう=オークン
こんにちは=スオスダイ
元気ですか=ソクサバーイ
すみません=ソムトー
さようなら=チョムリアップ リァ
4. 気象条件
カンボジアは熱帯モンスーン気候に属し、大きく乾季と雨季のふたつの季節に分けられます。同じ時期であればシェムリアップやプノンペンなどの地域による大きな違いはありません。乾季の11~5月は比較的過ごしやすいですが、なかでも11~1月は雨が少なく旅行のベストシーズンです。シェムリアップやプノンペンを訪れるのなら、1年を通じて日本の夏の服装と同じでいいでしょう。冷房の効き過ぎや日焼け対策に、長袖のシャツが1枚あると便利です。
5. 人々
カンボジアは仏教国であり、親日国でもあります。片言の日本語で「こんにちは」と人懐っこく話しかけて来る大人達や手を振ってくる子供達を見ると、とても親しみを感じることができ、人々からあふれだす人懐っこい空気感に心が和みます。
6. カンボジアの水について
近年カンボジアでの水の衛生面は整えられてきました。
水道も綺麗な水が出るようになりました。コンビニや商店にはミネラルウォーターが販売されているので、飲料水を日本から持っていく必要はありません。日本で売られているものと同じメーカーのミネラルウォーターをカンボジア国内でも気軽に購入することができます。レストランで食べる事ができるフルーツシェイクに使われる氷等も衛生的になってきました。
しかしいくら衛生的になったとはいえ、生野菜は控えましょう。
7. カンボジア教育について
カンボジアの教育制度は日本と同じ6・3・3制で、最初の9年が義務教育となっています。年々就学率は高くなってきています。日本や各国の多くの支援により農村部にも学校が建設され子ども達が元気に学校に通う姿が多く見受けられるようになりました。カンボジアの授業形態は、午前と午後の二部制になっています。カンボジアの学校の制服の多くが、白いシャツに紺色のスカートまたはズボンが基本的なスタイルになっています。教育の課題としては、学校がふえているものの先生の数が足りない(理由は給与水準が低い、農村部に通うのが難しい等)という問題が出てきています。体育、音楽、美術など情操教育はカリキュラムに入っていないこともあり、その普及を図るためJICAの活動として多くの協力隊員が派遣されています。
|
この国の現地の言葉でお礼の気持ちを表す言葉は何ですか?
|
この国の現地の言葉でお礼の気持ちを表す言葉は、オークンです。
|
JCRRAG_003595
|
地理
|
1. カンボジア国土情報
【国旗】世界遺産アンコールワットが中央に描かれ、カンボジアの象徴としてだけでなく白で描くことで仏教を表している。上下の青い帯は王室の権威、中央の赤い帯は国民の忠誠心を表している。
【面積】18万1035km2(日本の面積の半分)
【人口】1,720万人(2022年 国連人口基金)
【首都】プノンペン
【政体】立憲君主制
【宗教】クメール人の大半が仏教徒(上座部仏教)。そのほかイスラム教(ほとんどのチャム族)、カトリックなど。
2. 治安情報
ODA(政府開発援助)の関係で橋や道路などを日本の協力の元に造っていますので基本的には親日家が多く比較的治安は良い国です。基本的にはカンボジアは優しい人が多いのであまり神経質になることはありませんが、最低限の海外渡航の常識は守る必要があります。海外旅行ではどの国でも気をつけるべき点を守って頂ければ安全で快適に過ごして頂けます。
なお、スリ、置引き、ひったくりに気を付けてください。夜一人で出歩かない、金を見せない、金目の物は身につけない、移動の時は極力現金を分散して持ち歩く、ウエストポーチのようなものを使用する時は収納部を腰の後ろではなく前に持ってくる、などの注意を払えば、市場や人ごみでのスリの被害も避けられるでしょう。治安情報は随時変更されますので、外務省のホームページにて渡航前にご確認ください。
3. 通貨
カンボジアの通貨はリエルといいます。米ドルが流通しているので買い物などは全て米ドルで行えます。ただしお釣りがリエルで返ってくる場合が多いので、リエルの計算を頭に入れておくと現地のお買い物が便利です。(4000リエルで1ドルと計算します。)物価が日本よりも安く、100ドル札や50ドル札が多いとお釣りが用意されない場合がありますので、日本で換金していく際に50ドル以下の細かい紙幣に変えてもらうと現地でとても役立ちます。最近の傾向として、小額のUSドル紙幣の流通が少なくなっているため、5USドルのお釣りの場合は20,000R札で戻って来るケースが増えています。なお、現地での日本円から米ドルへの両替も可能です。
4. 言語
公用語はクメール語です。観光地のシェムリアップは、英語や日本語など多国籍な言葉が使えるカンボジア人も多く居ます。レストランや現地の乗り物(トゥクトゥク)を使用する際も簡単な英語で不便なく過ごして頂けると思います。現地の簡単な言葉を覚えていくと、現地の人とのコミュニケーションも取り易く、よりカンボジアを楽しんで頂けるでしょう。
ありがとう=オークン
こんにちは=スオスダイ
元気ですか=ソクサバーイ
すみません=ソムトー
さようなら=チョムリアップ リァ
4. 気象条件
カンボジアは熱帯モンスーン気候に属し、大きく乾季と雨季のふたつの季節に分けられます。同じ時期であればシェムリアップやプノンペンなどの地域による大きな違いはありません。乾季の11~5月は比較的過ごしやすいですが、なかでも11~1月は雨が少なく旅行のベストシーズンです。シェムリアップやプノンペンを訪れるのなら、1年を通じて日本の夏の服装と同じでいいでしょう。冷房の効き過ぎや日焼け対策に、長袖のシャツが1枚あると便利です。
5. 人々
カンボジアは仏教国であり、親日国でもあります。片言の日本語で「こんにちは」と人懐っこく話しかけて来る大人達や手を振ってくる子供達を見ると、とても親しみを感じることができ、人々からあふれだす人懐っこい空気感に心が和みます。
6. カンボジアの水について
近年カンボジアでの水の衛生面は整えられてきました。
水道も綺麗な水が出るようになりました。コンビニや商店にはミネラルウォーターが販売されているので、飲料水を日本から持っていく必要はありません。日本で売られているものと同じメーカーのミネラルウォーターをカンボジア国内でも気軽に購入することができます。レストランで食べる事ができるフルーツシェイクに使われる氷等も衛生的になってきました。
しかしいくら衛生的になったとはいえ、生野菜は控えましょう。
7. カンボジア教育について
カンボジアの教育制度は日本と同じ6・3・3制で、最初の9年が義務教育となっています。年々就学率は高くなってきています。日本や各国の多くの支援により農村部にも学校が建設され子ども達が元気に学校に通う姿が多く見受けられるようになりました。カンボジアの授業形態は、午前と午後の二部制になっています。カンボジアの学校の制服の多くが、白いシャツに紺色のスカートまたはズボンが基本的なスタイルになっています。教育の課題としては、学校がふえているものの先生の数が足りない(理由は給与水準が低い、農村部に通うのが難しい等)という問題が出てきています。体育、音楽、美術など情操教育はカリキュラムに入っていないこともあり、その普及を図るためJICAの活動として多くの協力隊員が派遣されています。
|
この国への旅行に適した月はいつからいつまでですか?
|
この国への旅行に適した月は11月から1月までです。
|
JCRRAG_003596
|
地理
|
鹿児島県
九州南部に位置し、薩摩半島や大隅半島、さらに複数の離島から構成されている鹿児島県。太平洋と東シナ海に囲まれており、 2643kmの海岸線では、漁業が営まれている。
中央部を「霧島山」「桜島」「開聞岳」などの霧島火山帯が縦断し、11の活火山が分布しているため、ほとんどの地域が火山噴出物のシラス層で厚く覆われている。鹿児島市街地から、鹿児島湾(錦江湾)を挟んだ東の方角へ目を向けると、桜島が雄大にそびえる。もくもくと煙をあげる桜島は、地元民にとって日常の風景になっている。
高知県
高知県は、豊かな森林と青い海の国で、この恵まれた自然環境が調和し、豊かで変化に富んだ風土がつくられている。面積は約7104平方キロメートルで四国四県では一番広く、このうち森林面積が83%を占める。温暖多湿な気候のため、足摺岬や室戸岬ではアコウ、ビロウといった亜熱帯植物が自生し、高知平野では早場米が収穫される。また古くから野菜のハウス栽培が行われ、園芸王国でもある。高知県は、大きく分けて平野部・山間部・沿岸部で構成されている。
島根県
中国地方北部に位置する島根県は、東は鳥取県、西は山口県、南は中国山地をへだてて広島県に接している。県土を構成するのは、本土の出雲地方と石見地方、そして島根半島の北方40km~80kmの海上に浮かぶ隠岐諸島。古くから、日本海を挟んだ朝鮮半島と交流があり、独特の文化圏が形成された。
奈良県
日本列島の中央に位置する奈良県は、周囲を山岳に囲まれた内陸県である。飛鳥・奈良時代には都が置かれ、政治・経済・文化の中心地として栄えた。海外との交流も活発で、遣唐使などによって大陸から文化や技術がもたらされ、日本独自の新しい様式に発展させていった。
|
宍道湖があることで有名な県の本土には、何地方と何地方がありますか?
|
宍道湖があることで有名な県の本土には、出雲地方と石見地方があります。
|
JCRRAG_003597
|
地理
|
アルプス山脈
山をなくしてスイスを語るのは不可能である。スイスの国土総面積の大きな部分を占めるアルプス山脈は、レマン湖からオーストリアとの国境にまで広がっている。アルプス山脈は、人口が密集している場所ではない。スイスのアルプス地方には、48峰の4000m級の山や多くの湖がある。また、多くの動植物が生育している。
アルプス山脈は、スイスの国土総面積の2/3を占めている。スイスの地理学地的に分類された3つの地方うち最も大きな地域である。アルプス山脈は、西はレマン湖から、東はオーストリアとの国境まで広がっている。スイスのアルプス山脈は、ドイツ、フランス、イタリア、リヒテンシュタイン、モナコ、オーストリア、スロベニアの7カ国にまたがっている。この7カ国とスイスは、アルプス山脈に関する政策の調整や持続可能な開発を行うアルプス条約を締結した。それ以来、アルプス地方の保護は、連邦憲法に制定されている。
ヨーロッパ最高峰
スイス人は、当然、スイスの山に誇りを持っている。ヨーロッパには、スイスのように多くの4000m級の山がある国は、他にはない。最も高い地点は、標高4634mのモンテ・ローザ連山デュフール主峰である。グラウビュンデン州には、標高2000mから3000mの山が1200ある。2.5km2あたりの山の密集度合いでは、ウーリ州が標高2000m~3000mの山で記録を保持している。
スイスの象徴
山のないスイスなど想像出来ない。アルプス山脈は、スイスのアイデンティティであり、歴史的にも地理学的も重要である。経済活動は、中部平原に集中しているものの、山でも特に観光業などの重要な産業活動が行われている。スイスアルプスを越える数多くの峠道やトンネルも重要な交通路である。
アルプス山脈は、国土総面積の6割を占める。中央アルプスの約23%、南部アルプスの約50%が森林に覆われている。1985年から2009年にかけての森林の増加は、そのほとんどがアルプス地方で成果を上げた。全人口のたった25%が山地で暮らしている。アルプス地方の農地としての利用は、中央アルプスの西部で20%、南部で13%以下、中央アルプス東部で30%と割合的には少ない。
アルプス山脈北部とプレアルプスには、トゥーン湖、ブリエンツ湖、フィアヴァルトシュテッテ湖があり、アルプス山脈南部には、ルガーノ湖、マッジョーレ湖がある。さらに、アルプスの中には、特に数多くの小さな自然湖や貯水湖がある。夏には、ライン川、ローヌ川、ポー川、ドナウ川がアルプスの雪解け水に満たされる。
厳しくも生命力ある地方
山に暮らす者は、多くの挑戦に対峙しなければならない。急な地形、険しい岩壁、乏しい植生、激しい気温差など、一見暮らしやすい場所ではない。しかし、山には多くの動物が暮らしている。アイベックス、タカ、アルプスサラマンダーなどは、典型的なアルプス地方の動物である。エーデルワイスとリンドウは、有名なアルプス地方の花であり、その他にも多くの花が厳しい山の世界に適応している。氷河地帯には、世界最小の花ドワーフウィローが咲いている。
山の名前
登山家や観光者に発見される前の山には、経済的な価値はなかった。そのため、山の名前は、目印としてのみ用いられていた。山の名前は、特に峠道があり、農場や宿泊所が営まれるなど、昔から経済的に重要だった場所にはつけられていた。多くの名前は、山の見た目、特に色が重要な役割を持っていた。いくつかの山には、登山家や科学者、その他の人物名がつけられた。
スイスの山は、多くの記録を保持している。
ヨーロッパで最も標高の高い場所にある鉄道駅は、標高3454mユングフラウヨッホ駅である。
ヨーロッパで最も標高の高い場所にあるビール醸造所は、標高1600mのグラウビュンデン州モンシュタインにある。
ヨーロッパで最も標高の高いところにある路面電車の終点は、標高2222mのヴァリス州ツェルマットにある。
ヨーロッパで最も距離の長いチェアリフトは、走行距離153mのハマッチヴァンドリフト(ニトヴァルデン準州ブルゲンシュトック)である。
ルツェルン州のピラトゥス鉄道は、世界一急勾配(傾斜度最大48%)の登山鉄道である。
ヨーロッパ一急勾配のケーブルカーは、ベルン州グリムゼル地方の傾斜度最大106%のゲルマーバーンである。
ヨーロッパで最も急勾配(28%)を走るポストバスの路線は、ベルナーオーバーランドのキーエンタールにある。
長さ約23kmのヴァリス州アレッチ氷河はアルプス山脈で最長の氷河である。
|
レマン湖からオーストリアとの国境にまで広がっているものは、何のアイデンティティですか?
|
レマン湖からオーストリアとの国境にまで広がっているものは、スイスのアイデンティティです。
|
JCRRAG_003598
|
地理
|
今回は、本州にある幾つかの県に注目し、その地形的な特徴を学習します。
【山梨県】
山梨県は、日本列島中央付近に位置する内陸県で、主に県央部の甲府盆地を形づくる低地とこれを囲む山岳地形から成り立つ。
【愛知県】
愛知県は日本列島の形成に深く関わりのある中央構造線の延長上に位置しており、著しい造山運動を経た地域に属する。
地形的には、侵食の進んだ標高1500mに満たない穏やかな山容と河川流域に発達する平野部の分布を特徴とする。
【石川県】
石川県は本州日本海沿岸部のほぼ中央に位置し、南北に細長い形状をしている。
羽咋市の南に位置する宝達山を目安として、能登半島を中心とする北部域《通称:能登地方》と、両白山地が展開する南部域《通称:加賀地方》とに区分され、それぞれ異なった地形的特徴を示す。
【滋賀県】
滋賀県は、地質構造的には全域が西南日本内帯に属し、「六甲変動」とも呼ばれる活発な地殻変動を経た地域に位置する。地形的には、近江盆地と周囲を囲む山地より成り立つ。
|
県庁所在地が名古屋市である県の地形は、侵食の進んだ標高1500mに満たない穏やかな山容と河川流域に発達する平野部の分布を特徴としますか?
|
はい、県庁所在地が名古屋市である県の地形は、侵食の進んだ標高1500mに満たない穏やかな山容と河川流域に発達する平野部の分布を特徴とします。
|
JCRRAG_003599
|
地理
|
今回は、本州にある幾つかの県に注目し、その地形的な特徴を学習します。
【山梨県】
山梨県は、日本列島中央付近に位置する内陸県で、主に県央部の甲府盆地を形づくる低地とこれを囲む山岳地形から成り立つ。
【愛知県】
愛知県は日本列島の形成に深く関わりのある中央構造線の延長上に位置しており、著しい造山運動を経た地域に属する。
地形的には、侵食の進んだ標高1500mに満たない穏やかな山容と河川流域に発達する平野部の分布を特徴とする。
【石川県】
石川県は本州日本海沿岸部のほぼ中央に位置し、南北に細長い形状をしている。
羽咋市の南に位置する宝達山を目安として、能登半島を中心とする北部域《通称:能登地方》と、両白山地が展開する南部域《通称:加賀地方》とに区分され、それぞれ異なった地形的特徴を示す。
【滋賀県】
滋賀県は、地質構造的には全域が西南日本内帯に属し、「六甲変動」とも呼ばれる活発な地殻変動を経た地域に位置する。地形的には、近江盆地と周囲を囲む山地より成り立つ。
|
金沢市に県庁を置く県は、能登地方と通称何地方とに区分されますか?
|
金沢市に県庁を置く県は、能登地方と通称加賀地方とに区分されます。
|
JCRRAG_003600
|
地理
|
【国土交通省「地域に開かれたダム」プログラムについて】
(1)湯田ダムは岩手県和賀郡西和賀町の北上川に所在し、東北地方整備局が管理しているダムです。岩手県和賀郡西和賀町が当プログラムに湯田ダムを申請し、平成9年7月31日に「地域に開かれたダム」に指定されました。(2)四万川ダムは群馬県吾妻郡中之条町の利根川に所在し、群馬県が管理しているダムです。群馬県吾妻郡中之条町が当プログラムに四万川ダムを申請し、平成6年4月21日に「地域に開かれたダム」に指定されました。(3)三国川ダムは新潟県南魚沼市の信濃川に所在し、北陸地方整備局が管理しているダムです。新潟県南魚沼市が当プログラムに三国川ダムを申請し、平成5年4月12日に「地域に開かれたダム」に指定されました。(4)琴川ダムは山梨県山梨市の富士川に所在し、山梨県が管理しているダムです。山梨県山梨市が当プログラムに琴川ダムを申請し、平成15年2月5日に「地域に開かれたダム」に指定されました。(5)稲葉ダムは大分県竹田市の大野川に所在し、大分県が管理しているダムです。大分県竹田市が当プログラムに稲葉ダムを申請し、平成18年3月31日に「地域に開かれたダム」に指定されました。
|
山梨県山梨市が「地域に開かれたダム」に申請したダムを管理している団体は、どこですか?
|
山梨県山梨市が「地域に開かれたダム」に申請したダムを管理している団体は、山梨県です。
|
Subsets and Splits
No community queries yet
The top public SQL queries from the community will appear here once available.